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じゅんらん
じゅんらん [0] 【巡覧】 (名)スル
各地を見て歩くこと。「名勝地を―する」
じゅんり
じゅんり [1] 【純理】
純粋な理論。純粋な学理。
じゅんり
じゅんり [1] 【純利】
「純益」に同じ。
じゅんり
じゅんり【純理】
pure reason;logic.→英和
じゅんり
じゅんり [1] 【醇醨】
味の濃い酒と薄い酒。転じて,人情・風俗の醇朴なことと,軽薄なこと。
じゅんりつ
じゅんりつ [0] 【準率】
一定の基準を設け,それに従った割合。準拠すべき割合。
じゅんりゅう
じゅんりゅう [0] 【順流】 (名)スル
(1)水が順路に沿って流れること。またその流れ。
(2)水の流れに従うこと。転じて,世の流れに身をまかせること。
じゅんりゅうし
じゅんりゅうし [3] 【準粒子】
⇒素励起(ソレイキ)
じゅんりょう
じゅんりょう【順良な】
good;→英和
honest;→英和
obedient.→英和
じゅんりょう
じゅんりょう [3] 【純量】
総量から風袋などを除いた,正味の目方。正味。
じゅんりょう
じゅんりょう [0] 【淳良】 (名・形動)[文]ナリ
かざりけなく善良なさま。「我国人民の―なるを見れば/明六雑誌 19」
じゅんりょう
じゅんりょう [0] 【順良・循良】 (名・形動)[文]ナリ
すなおで性質のよいさま。「性質は極―で/思出の記(蘆花)」
じゅんりょう
じゅんりょう【純良な】
pure;→英和
genuine.→英和
じゅんりょう
じゅんりょう [0] 【純良】 (名・形動)[文]ナリ
まじりけがなく品質がよい・こと(さま)。「―な乳製品」
じゅんりん
じゅんりん [0] 【楯鱗】
サメ類・エイ類のうろこ。象牙質の中心に髄があり,外側はエナメル質におおわれていて,歯と相同の構造をもつ。皮歯。
じゅんりん
じゅんりん [0] 【純林】
樹冠が唯一種の樹林からなる森林。単純林。
⇔混交林
じゅんる
じゅんる [1] 【順流】
〔仏〕 生死の流れに従い,六道を輪廻(リンネ)して苦の生存を続けること。
⇔逆流(ギヤクル)
じゅんれい
じゅんれい [0] 【巡礼】 (名)スル
その宗教に固有の聖地・霊場を巡拝すること。また,その人。一般にこれを果たすことは宗教上の義務あるいは年来の誓願であり,その功徳によって日頃の祈願が実現するとされる。仏教では釈迦に縁のある地,イスラム教ではメッカ,キリスト教ではエルサレムなどが目的地とされる。日本では西国三十三所や四国八十八所の巡礼などがあり,巡礼者は,笈摺(オイズル)・菅笠・脚絆・甲掛(コウガケ)・草鞋などを身につけ,御詠歌を唱え,行くさきざきの神社仏閣で宝印を受ける。
巡礼[図]
じゅんれい
じゅんれい【巡礼】
a pilgrimage;→英和
a pilgrim (人).→英和
〜する make[go on]a pilgrimage <to> .
じゅんれい
じゅんれい [0] 【準例・准例】
従うべき前例。
じゅんれいうた
じゅんれいうた [3] 【巡礼歌】
「御詠歌(ゴエイカ)」に同じ。
じゅんれいやど
じゅんれいやど [5] 【巡礼宿】
巡礼を泊める宿。
じゅんれき
じゅんれき [0] 【巡歴】 (名)スル
各地をめぐり歩くこと。「芭蕉ゆかりの地を―する」
じゅんれき
じゅんれき【巡歴する】
make a tour <of> ;→英和
travel <through> .→英和
じゅんれつ
じゅんれつ【順列】
《数》(a) permutation;→英和
(linear) arrangement.→英和
じゅんれつ
じゅんれつ [0] 【順列】
相異なる � 個のものから,� 個を取り順序を考えに入れて並べる並べ方。その並べ方の総数を記号 �P� で表す。�P�=�(�−1)…(�−�+1)である。
→組み合わせ
じゅんろ
じゅんろ【順路】
<by> the route.→英和
じゅんろ
じゅんろ [1] 【順路】
(1)順序を定めた道筋。
(2)道理に従っていること。順当。「兄は正直―の武士/浄瑠璃・孕常盤」
じゅんろく
じゅんろく [0] 【馴鹿】
トナカイのこと。
じゅんジャンプ
じゅんジャンプ [3] 【純―】
スキーのジャンプ競技のこと。距離とジャンプを組み合わせた複合競技のジャンプと区別するために呼ぶ通称。
じゅんトンすう
じゅんトンすう [3] 【純―数】
総トン数から船員室・機関室など船舶自体の運航に必要な部分の容積を除いた残りの容積。船の貨物または旅客の積載に利用し得る理論的な容積を示すもの。トン税や手数料計算などの基準になる。一〇〇立方フィート(約2.83立方メートル)を一トンとする。登簿トン数。
じゆう
じゆう [2] 【自由】 (名・形動)[文]ナリ
(1)〔freedom; liberty〕
他からの強制・拘束・支配などを受けないで,自らの意志や本性に従っている・こと(さま)。自らを統御する自律性,内なる必然から行為する自発性などがその内容で,これに関して当の主体の能力・権利・責任などが問題となる。
(ア)哲学的な意味では,自らを自律的に統御し,内なる必然から自発的に行為すること。外的自然からの自由,内的自然(理性や意志以外の要因)からの自由,他人による強制からの自由に分かれる。意志の自由とほぼ同義。
(イ)社会学的な意味では,社会集団が個人の自律的な判断・決定能力を発展させる構造的条件を備えていること。基本的人権のほか価値・規範体系の整備なども含む。「―な社会の実現」
(ウ)政治的・歴史的には,時代によって異なる内容をもつ。古代ギリシャでは奴隷などと区別されたポリス市民固有の属性,すなわちすぐれたものへの洞察力を意味したが,中世ヨーロッパでは身分的特権の別名であった。近代のリベラルな自由概念は一七世紀の宗教戦争以来成立し,市民革命を経て強化・確立され,宗教的自由から思想・信条の自由が,さらにそこから言論・出版の自由が要請された。この過程で,権力と対立しこれを制約する自由という視点も出てくる。マルクス主義的には,社会全体が解放され,人格の自律が真に達成されることが重要視される。
(2)物事が自分の思うままになるさま。「三か国語を―にあやつる」「―がきく」「―になる時間」「船の進退―ならねば/近世紀聞(延房)」
(3)わがまま。気まま。「よろづ―にして,大方,人に従ふといふ事なし/徒然 60」
[派生] ――さ(名)
じゆう
じゆう【事由】
a cause;→英和
a reason.→英和
じゆう
じゆう [0] 【事由】
(1)事柄の起こった理由。出来事のわけ。理由。
(2)〔法〕 直接,理由または原因となる事実。
じゆう
じゆう【自由】
freedom <of speech,faith,the press> ;→英和
liberty.→英和
〜の free;→英和
liberal;→英和
unrestricted.〜に freely;as one pleases;at will;with ease.〜にする[他を]free;set free;[自分を]have one's own way;do as one likes.〜にされる be at a person's will;be led by the nose.→英和
〜化する liberalize.→英和
‖自由意志 one's free will.自由型 free-style swimming.自由業 a liberal profession.自由競争 free competition.自由契約選手《野》a free agent.自由裁量 <give a person> a free hand.自由主義(者) (a) liberalism(-ist).自由選択科目 an optional[ <米> elective]subject.自由投票 a free vote.自由経済(行動,詩,討議,貿易) free economy (action,verse,discussion,trade).自由放任 laissez-faire.自由民主党 the Liberal-Democratic Party;the Liberal-Democrats.自由労働者 a casual laborer.
じゆういし
じゆういし [4] 【自由意志】
他から制約されず自発的な決定に基づく意志。
じゆういしろん
じゆういしろん [5] 【自由意志論】
自由意志の存立を認める考え。行為の生起する原因は外的諸関係でなく,強制によらない個人の自由な選択にあるとする。
⇔決定論
じゆうえいぎょう
じゆうえいぎょう [4] 【自由営業】
官庁などの認可・許可を必要としないで,自由に始められる営業。
じゆうえん
じゆうえん [2] 【自由円】
外貨と自由に交換できる円。為替自由化の一環として,1960年(昭和35)設けられた制度。非居住者(外国人)が,日本で受け取った円を日本の外国為替公認銀行の自由円勘定に預金すると,その残高は自由に外貨と交換できる。
じゆうえんぎ
じゆうえんぎ [4] 【自由演技】
体操競技などで,自分の得意な技を自由に組み合わせて実施する演技。
じゆうか
じゆうか [0] 【自由化】 (名)スル
制約や制限をなくすこと。特に,国家による経済上の統制をなくすことをいう。「貿易の―」
じゆうか
じゆうか [0] 【自由科】
⇒自由学芸
じゆうか
じゆうか [2] 【自由花】
「現代華{(1)}」に同じ。大阪の山根翠堂(1893-1966)が1922年に,生け花を「じゆうばな」と称したことに始まる。じゆうばな。
⇔格花
じゆうかったつ
じゆうかったつ [2] 【自由闊達・自由豁達】 (名・形動)
心がおおらかで,物事にこだわらない・こと(さま)。「―な文章」
じゆうかって
じゆうかって [4] 【自由勝手】 (名・形動)
自分の思うままに振る舞う・こと(さま)。「―な行動は許さない」
じゆうが
じゆうが [0] 【自由画】
自由に題材を選び,自由に表現した絵。特に,大正期の美術教育運動の中で児童の個性と創造性の開発をめざして山本鼎(カナエ)によって提唱されたものをいう。
じゆうがくえん
じゆうがくえん ジイウガクヱン 【自由学園】
私立の総合学園。羽仁もと子・吉一(ヨシカズ)によって,家庭生活の近代化を教育を通じて実践することをめざして,1921年(大正10)に創設。所在地は東京都東久留米市。
じゆうがくげい
じゆうがくげい [4] 【自由学芸】
〔(ラテン) artes liberales〕
ギリシャ・ローマ時代から中世にかけて西欧で行われた基礎的教養科目。文法学・弁証学・修辞学の三科に,算数・幾何・天文・音楽の四科を加えたもの。七自由科。
じゆうがた
じゆうがた [0] 【自由形・自由型】
競泳の種目の一。泳ぎの型に制限がないもの。現在では,クロール泳法をさす。フリー-スタイル。
じゆうききゅう
じゆうききゅう [4] 【自由気球】
繋索(ケイサク)で繋留せず,気流にのって飛行する気球。
じゆうきょういく
じゆうきょういく [4] 【自由教育】
(1)政治・宗教・職業などにとらわれず,人間としての資質・教養を高めるために行われる教育。
(2)大正時代,国家統制的な公的教育に反対する立場で,教育者の創意をもって行われた教育。大正自由教育。
→新教育
じゆうきょうかい
じゆうきょうかい [4] 【自由教会】
〔Free Church〕
国教会などの既成の教会などから独立しているプロテスタント諸教派,長老派・会衆派・メソジスト・バプテスト教会などの総称。
じゆうきょうそう
じゆうきょうそう [4] 【自由競争】
政府などによる干渉や束縛なしに,市場において自由に行われる利潤追求の競争。
じゆうぎょう
じゆうぎょう [2] 【自由業】
時間や雇用契約にしばられない職業。著述業・弁護士など。
じゆうけい
じゆうけい [2] 【自由刑】
受刑者の自由を剥奪(ハクダツ)する刑。現行法では懲役・禁錮・拘留がある。
じゆうけいざい
じゆうけいざい [4] 【自由経済】
自由競争によって営まれる経済。
→計画経済
→市場経済
→統制経済
じゆうけいやく
じゆうけいやく [4] 【自由契約】
当事者が自由にその相手方を選択してできる契約。
じゆうけいやくせんしゅ
じゆうけいやくせんしゅ [8] 【自由契約選手】
プロ野球で,所属していた球団から契約を解消された選手のうち,どの球団とも自由に契約できる選手。フリー-エージェント。FA 。
じゆうけっこん
じゆうけっこん [4] 【自由結婚】
「自由婚姻」に同じ。
じゆうけん
じゆうけん [2] 【自由権】
個人の自由が国家権力の干渉・介入を受けることのない権利。現行憲法における,信教・思想・良心・表現・集会・結社・居住・移転の自由など。自由権的基本権。
じゆうげきじょう
じゆうげきじょう 【自由劇場】
(1)1887年フランスの俳優アントワーヌがパリに創始した劇場。ゾラ・ゴンクール・イプセン・ストリンドベリーらの作品を上演し,近代演劇運動の出発点となる。ドイツの「自由舞台」,イギリスの「独立劇場」,ロシアの「モスクワ芸術座」などの創設に影響。
(2)1909年(明治42),小山内薫・二世市川左団次らが創立した劇団。同年イプセンの「ジョン=ガブリエル=ボルクマン」を上演したのに始まり,吉井勇・秋田雨雀らの作品,ゴーリキー・チェーホフなどの翻訳劇を1919年(大正8)9月まで公演し,のち解散。
じゆうこう
じゆうこう [2] 【自由港】
そこを通過する外国貨物に関税をかけず,外国船が自由に出入りすることができるようにした商港。自由貿易港。
じゆうこうどう
じゆうこうどう [4] 【自由行動】
あらかじめ決められていない行動。
じゆうこうろ
じゆうこうろ [4] 【自由航路】
行政機関の指定などを受けることなく,法令の範囲内で自由に決めて配船できる航路。
じゆうこんいん
じゆうこんいん [4] 【自由婚姻】
当人同士の合意だけで成立する婚姻。民法旧規定では男子三〇歳,女子二五歳までは父母の同意を必要としたが,現行法は未成年者の場合を除き,原則として自由である。自由結婚。
じゆうさいりょう
じゆうさいりょう [4] 【自由裁量】
(1)法の規定が十分でない場合に,判断や行為が行政庁にまかせられること。
→行政行為
(2)「便宜裁量」に同じ。
じゆうざい
じゆうざい [2] 【自由財】
存在量がきわめて多く,原則としてその獲得のために代価を必要とせず自由に入手できる財。空気・水など。
⇔経済財
じゆうざいさん
じゆうざいさん [4] 【自由財産】
破産財団に属さない破産者の財産。
じゆうし
じゆうし [2] 【自由詩】
韻律配列の制約にとらわれず,詩人の内的な感情の動きを自由なリズム(自由律)で表した詩。
⇔定型詩
→散文詩
じゆうししゃ
じゆうししゃ 【自由詩社】
口語による自由詩を提唱した結社。反文語・反定型をうたい,1909年(明治42)結成,翌年解散。同人は人見東明・三富朽葉(ミトミクチハ)・山村暮鳥ら。
じゆうしそうか
じゆうしそうか [0] 【自由思想家】
(1)教会など既成の権威や超越的教理にしばられず,人間の側の理性や良心の立場から神を考えた思想家。一八,九世紀の啓蒙的理神論者や宗教批判家をいう。
(2)一般に,自由な立場から思想を展開する人。
じゆうしゅぎ
じゆうしゅぎ [4] 【自由主義】
〔liberalism〕
個人の価値や人格の尊厳性を重んじ,人間の自由な思想・活動を可能な限り保障しようとする立場。政治的には,市民的自由の擁護・拡大,経済的には自由放任主義の主張としてあらわれる。市民革命期,新興ブルジョアジーのイデオロギーとして登場。リベラリズム。
じゆうしんしょうしゅぎ
じゆうしんしょうしゅぎ [8] 【自由心証主義】
訴訟において,証拠の範囲や信憑(シンピヨウ)性について裁判官の自由な判断を認め,これに法律上の制限を加えない主義。
⇔法定証拠主義
じゆうしんどう
じゆうしんどう [4] 【自由振動】
振動体に外力がなんら作用しないときの振動。
⇔強制振動
じゆうしんぶん
じゆうしんぶん ジイウ― 【自由新聞】
1882年(明治15)に板垣退助を中心に創刊された自由党の機関紙。中江兆民・田口卯吉らが自由民権の論陣を張った。85年廃刊。
じゆうじざい
じゆうじざい [2] 【自由自在】 (名・形動)
自分の思いのままにできるさま。「―にコンピューターを駆使する」
じゆうすい
じゆうすい [2] 【自由水】
(1)
⇒自由地下水(ジユウチカスイ)
(2)結晶・細胞・土壌・水溶液などに含まれている水のうち,他分子と結びつきのない,結合水以外の水の部分。
→結合水
じゆうせかい
じゆうせかい [4] 【自由世界】
第二次大戦後,資本主義諸国が社会主義諸国に対して自らの陣営に属している国々を総称した名。
じゆうせき
じゆうせき [2] 【自由席】
(劇場や列車などで)だれがすわってもよい席。
⇔指定席
じゆうせんぱく
じゆうせんぱく [4] 【自由船舶】
戦時において,交戦国によって捕獲・没収されることのない中立国の船舶。この船舶の貨物は自由貨物という。
じゆうそうぞくしゅぎ
じゆうそうぞくしゅぎ [8] 【自由相続主義】
被相続人が自由に相続人を選定し得るとする立法上の立場・考え方。
⇔法定相続主義
じゆうたいき
じゆうたいき [4] 【自由大気】
地表面の摩擦の影響を無視できる高さにある大気。約500〜1000メートルから上の大気。
じゆうちかすい
じゆうちかすい [5] 【自由地下水】
地表に最も近い不透水層上にある地下水。地下水面をもつ。宙水(チユウミズ)に対して本水(ホンミズ)という。自由水。不圧水。浅層地下水。
じゆうでんか
じゆうでんか [4] 【自由電荷】
電場をつくる電荷。真電荷と分極電荷との和。
→真電荷
じゆうでんし
じゆうでんし [4] 【自由電子】
特定の原子に束縛されずに,真空中または物質中を自由に運動できる電子。金属の電気伝導性・熱伝導性などの性質は,金属結晶中に自由電子が存在すると考えることによって説明される。
→束縛電子
じゆうとう
じゆうとう 【自由党】
(1)1881年(明治14)結成された日本最初の全国的な政党。総理板垣退助。自由民権運動の中心となったが,弾圧と分裂により84年解党。
(2)大井憲太郎らにより再興された{(1)}の後身。1890年(明治23)の第一回総選挙後,愛国公党・自由党・大同倶楽部の旧自由党系三派と九州同志会が中心となって結成した立憲自由党が翌年改組され改称したもの。総理は板垣退助。98年進歩党と合同して憲政党を結成。
(3)1945年(昭和20),日本自由党の名で鳩山一郎を総裁として結成した保守政党。のち,吉田茂が総裁。48年日本民主党を脱党した一派と合体して民主自由党となる。50年自由党と改称。現在の自由民主党の前身。
(4)ホイッグ党の流れをくみ,一九世紀初頭イギリスで自由主義貴族とブルジョアを主体に結成された政党。グラッドストンが有名。保守党と交互に政権を担当したが,第一次大戦後以降衰退。
じゆうとし
じゆうとし [4] 【自由都市】
中世・近世のドイツで宗教領主の支配から脱して,皇帝直属となった都市。兵員提供・歳貢納入の義務から解放されていた。ケルン・ハンブルクなど。帝国都市。
→自治都市
じゆうど
じゆうど [2] 【自由度】
各質点の位置,剛体の位置や向きなどの力学系の状態をきめる座標のうち,自由に変化させることのできるものの数。また,温度・圧力・濃度などの熱力学的な状態を決定する変数のうち,その物質系の成分の状態を変えることなく勝手な値をとることのできる変数の数。この数が多いほどその系は弱い束縛条件下にある。
→相律
じゆうにんよう
じゆうにんよう [4] 【自由任用】
公務員の任用に際して,なんらの任用資格を必要とせず,任命権者が何人をも自由に任ずることができる制度。国家公務員法上,特別職の一部に限り適用される。
じゆうのたちなごりのきれあじ
じゆうのたちなごりのきれあじ ジイウノタチナゴリノキレアヂ 【自由太刀余波鋭鋒】
シェークスピアの「ジュリアス=シーザー」を坪内逍遥が翻訳したもの。1884年(明治17)刊。
じゆうのめがみ
じゆうのめがみ 【自由の女神】
ニューヨーク市,ハドソン川河口のリバティー島にある自由を象徴する女神像。アメリカの独立承認100年を記念してフランスが寄贈。1886年に建てられた。像の高さ約46メートル。
自由の女神[カラー図版]
じゆうのり
じゆうのり ジイウ― 【自由之理】
J = S =ミルの「自由論」を中村正直が翻訳したもの。1872年(明治5)刊。
じゆうはいぎょう
じゆうはいぎょう [4] 【自由廃業】
もと,娼妓(シヨウギ)取締規則・芸妓営業取締規則によって,芸娼妓が本人の自由意志で廃業したこと。
じゆうひょうめん
じゆうひょうめん [4] 【自由表面】
容器の壁,またはほかの固体と接していない液面をいう。液体が静止しているときは重力に垂直な水平面になる。
じゆうびじゅつきょうかい
じゆうびじゅつきょうかい 【自由美術協会】
美術団体。1937年(昭和12)に荒井竜男・村井正誠・山口薫などが新しい美術の創造を目的として自由美術家協会として結成。64年現名に改称。
じゆうへんこう
じゆうへんこう [4] 【自由変項】
〔free variable〕
述語論理の論理式の中で量記号の作用を受けていない変項。
じゆうほうがく
じゆうほうがく [4] 【自由法学】
制定法の形式的解釈を排し,また法源を成文法に限らず社会慣習や文化規範などにも求め,社会の実情に合った裁判を行うべきであるとする法理論。概念法学に対する批判として,一九世紀末から二〇世紀初頭にかけドイツなどで唱えられた。
じゆうほうそうだん
じゆうほうそうだん 【自由法曹団】
勤労大衆の人権擁護・権利伸張を目的に,1921年(大正10)結成された弁護士の団体。神戸における労働争議弾圧に対する調査団活動をきっかけに結成された。
じゆうほうにんしゅぎ
じゆうほうにんしゅぎ [8] 【自由放任主義】
国家による国民経済への統制と干渉を排除して,個人や企業の自由競争にまかせて経済を営むべきであるとする主義。アダム=スミスら古典派経済学者たちの主張。レッセ-フェール。
じゆうほんぽう
じゆうほんぽう [2] 【自由奔放】 (名・形動)
何にもとらわれず,自分の思うがままに振る舞う・こと(さま)。「―に生きる」
じゆうぼうえき
じゆうぼうえき [4] 【自由貿易】
国家が商品の輸出入についてなんらの制限または保護を加えない貿易。輸入税・輸入制限・為替管理・国内生産者への補助金・ダンピング関税などのない状態。
→保護貿易
→管理貿易
じゆうぼうえきこう
じゆうぼうえきこう [7] 【自由貿易港】
⇒自由港(ジユウコウ)
じゆうぼうえきちいき
じゆうぼうえきちいき [8] 【自由貿易地域】
関税免除等によって貿易の拡大をはかり,経済成長,完全雇用,資源の有効利用などを目指すために設定された地域。
じゆうみん
じゆうみん [2] 【自由民】
他者の強制を受けず,自らの権利を自由に行使することのできる人民。特に奴隷制社会における奴隷に対して,それ以外の人々をいう。
じゆうみんけんうんどう
じゆうみんけんうんどう [2][5] 【自由民権運動】
明治初期,藩閥専制政治に反対し国会開設・憲法制定などを要求した政治運動。1874年(明治7),板垣退助らによる民撰議院設立要求に始まり,国会期成同盟を中心に全国的に広まった。運動は81年,10年後の国会開設を約束する詔勅を引き出し,自由党や立憲改進党などの政党結成へと進んだが,政府の弾圧強化と運動内部の対立,福島事件や加波山事件など激化事件が相つぐなかで衰えた。しかし国会開設が近づくと,旧自由党の星亨らは86年民権派の再結集を呼びかけ(大同団結運動),87年,三大事件建白運動が起こり,全国から自由民権家が上京した。それに対し政府は保安条例を出して在京の民権派を東京から追放し,運動は鎮圧された。
じゆうみんけんろん
じゆうみんけんろん [2][3][6] 【自由民権論】
人間は生来自由であり,平等に政治に参加する権利をもつとする自由民権運動の政治理論。イギリスの立憲主義,フランスの民権論などの影響が強い。
じゆうみんしゅとう
じゆうみんしゅとう 【自由民主党】
1955年(昭和30)11月,自由党と日本民主党が合同して結成した保守政党。初代総裁は鳩山一郎。以後,93年(平成5)に細川連立内閣が成立するまで,長期にわたって政権を維持した。自民党。
じゆうらっか
じゆうらっか [4] 【自由落下】
重力だけの力によって落下すること。空気の抵抗や回転の影響がないと考えられる時にいう。
じゆうりつ
じゆうりつ [2] 【自由律】
短歌・俳句の様式の一。従来の三十一音や十七音の形式にとらわれず,自由な音律で詠もうとするもの。短歌では前田夕暮,俳句では河東(カワヒガシ)碧梧桐・荻原井泉水らが提唱。
じゆうれんあい
じゆうれんあい [4] 【自由恋愛】
男女の自由意志に基づいてする恋愛。恋愛に関し,封建的な制約があった時代に用いられた語。
じゆうれんそう
じゆうれんそう [4] 【自由連想】
〔心〕
(1)ある言葉を与えられて,そこから心に浮かぶイメージを自由に連想してゆくこと。
(2)精神分析で,心に浮かぶことを,何でも自由に話させること。症状の原因となっている心理的葛藤の発見や解釈に役立てる。
じゆうろうどうしゃ
じゆうろうどうしゃ [6] 【自由労働者】
雇用期間や職種・職場などが一定しない労働者。日雇い労働者など。自由労務者。
じゆうろん
じゆうろん ジイウ― 【自由論】
〔原題 On Liberty〕
J = S =ミルの著。1859年刊。市民的自由ないし社会的自由を主題とし,個人に対する社会の権力の限界を考察し,多数決原理による少数意見の抑圧の非を説くなど,自由と平等の調和を論ずる。中村正直が「自由之理」として翻訳。
じゆうエネルギー
じゆうエネルギー [5] 【自由―】
系の内部エネルギーのうち,仕事に変わり得るエネルギー。体積一定の場合をヘルムホルツ自由エネルギー,圧力一定の場合をギブス自由エネルギーという。
じゆうフランス
じゆうフランス 【自由―】
ドゴールが,第二次大戦中,ロンドンに脱出し,臨時政府を樹立して,対独抗戦を呼びかけた運動。国外では自由フランス軍を組織し,国内では,レジスタンスと連携して活動した。
じゆのぼさつ
じゆのぼさつ ヂユ― 【地涌の菩薩】
〔法華経(涌出品)〕
釈迦が本門の教えを説いたとき地中から出現した菩薩。過去に釈迦の教化を受け,窮極の真実を実現する菩薩とされ,日蓮宗で重視される。本化(ホンゲ)の菩薩。
じょ
じょ ヂヨ 【女】
■一■ [1] (名)
(1)むすめ。父親の名の下に付けて,その娘であることを表す。「菅原孝標(タカスエ)―」「俊成卿―」
(2)二十八宿の一。北方の星宿。女宿。うるきぼし。
■二■ (接尾)
女性の名や号などに付ける。「千代―」「紫―」
じょ
じょ [1] 【絮】
わた。真綿(マワタ)。また,草木の種子についているわた毛。
じょ
じょ [1] 【�】
数の単位。垓(ガイ)の一万倍,すなわち一〇の二四乗。[塵劫記]
じょ
じょ ヂヨ [1] 【除】
割ること。わり算。
じょ
じょ [0][1] 【序】
(1)あるきまりに従った並べ方。「長幼の―」
(2)書物・詩文などの成立の事情や意図を述べる巻頭の文。序文。前書き。
⇔跋(バツ)
(3)物事の初め。最初の段階。糸口。
(4)「序詞(ジヨコトバ)」に同じ。
(5)日本の芸能の理論用語「序破急(ジヨハキユウ)」の第一区分。
→序破急
じょ
じょ [1] 【恕】
思いやること。思いやり。同情。「己れの欲せざる所を人に施す勿れとは…之を―の道と云ふ/福翁百話(諭吉)」
じょ
じょ【序[はしがき]】
⇒序文.the beginning (初め);order (順序).→英和
序の口 the start.→英和
じょい
じょい【叙位】
conferment of a (court) rank.
じょい
じょい ヂヨ― [0][1] 【女医】
女性の医師。
じょい
じょい【女医】
a woman doctor.
じょい
じょい [1] 【叙位】
(1)位階を授けること。
(2)平安時代以後,正月に宮中で五位以上の位階を授ける儀式。
じょいにゅうない
じょいにゅうない [3] 【叙位入内】
外位から内位に昇進すること。
じょいん
じょいん ヂヨ― [0] 【女陰】
女性の陰部。女性の性器。
じょう
じょう ヂヤウ 【嬢・娘】
■一■ [1] (名)
娘。「お―」「私や―はよろしうござりますが/滑稽本・玉櫛笥」
■二■ (接尾)
(1)未婚の女性の氏名に付けて,敬称として用いる。「田中―」
(2)職業を表す語に付けて,その職にたずさわる女性であることを示す。「交換―」「案内―」
じょう
−じょう【−上】
from the viewpoint <of> .→英和
教育〜 from the educational point of view.
じょう
−じょう【−嬢】
Miss <Tanaka> .
じょう
じょう [1] 【掾】
(1)律令制で,国司の判官(ジヨウ)。
(2)江戸時代以後,浄瑠璃の太夫の芸名に,国名とともに与えられる称号。大掾・掾・少掾の三階級があり最高の栄誉とされた。掾号。「竹本筑後―」
じょう
−じょう【8畳の間】
an eight-mat room.
じょう
じょう ヂヤウ 【諚】
主君や貴人の仰せ。命令。「御―まことに忝なう候/平家 9」
じょう
−じょう【−帖】
<a> quire <of paper> .→英和
じょう
じょう【錠】
[金具]a lock;→英和
a padlock.→英和
〜がかけてある(外してある) be on (off) the lock.〜をあける(おろす) unlock (lock).→英和
じょう
じょう [1] 【尉】
(1)律令官制の四等官の一つである判官(ジヨウ)のうち,衛府・検非違使の官職に当てる用字。
(2)能で,老翁。また,その役の付ける面。
⇔姥(ウバ)
「この―が御道しるべ申さうずるにて候/謡曲・竹生島」
→翁
(3)白い灰になった炭火。「最前からおこいて置いたによつて,さんざん―が立つ/狂言・栗焼(虎寛本)」
じょう
じょう ヂヤウ 【定】
■一■ (名)
(1)決めたこと。約束。「二月ならば末代欠き申すまじき由,―申ししあひだ/申楽談儀」
(2)そうなるに決まっていること。必然のこと。必定。「案の―」「二とせあまりにすつきりとないが―なり/浮世草子・置土産 2」
(3)本当のこと。真実。「いやいや,確か無いと聞いたが,有るが―か/狂言記・佐渡狐」
(4)弓の弦の中央の矢はずをかける所。麻を巻き少し太くしてある。探(サグ)り。「張り候ひて,そとす引をして,―にて弦音一度,―より上にて一度/今川大双紙」
(5)〔仏〕
〔梵 samādhi〕
意識を一定の対象に集中させることで体験される宗教的精神状態。宗教的な瞑想状態の一種。三昧(サンマイ)。
⇔散
(6)(形式名詞)
(ア)ありさま。ようす。状態。「うるはしく装束きて,冠・老懸などあるべき―にしければ/宇治拾遺 15」
(イ)程度。範囲。「大矢と申す―のものの,十五束に劣つて引くは候はず/平家 5」
(7)(接続助詞的に用いて)…といっても。…とはいうものの。「大名一人と申すは,勢の少ない―,五百騎に劣るは候はず/平家 5」
■二■ (副)
確かに。きっと。「やい,―言ふか。も一祷(イノリ)ぞ祷つたり/狂言記・柿山伏」
じょう
じょう デフ 【帖】
■一■ [1] (名)
(1)折り本。折手本(オリデホン)。
(2)屏風(ビヨウブ)。
■二■ (接尾)
助数詞。
(1)紙や海苔(ノリ)を数えるのに用いる。美濃紙五〇枚(大正以前は四八枚),半紙二〇枚,ちり紙一〇〇枚,海苔一〇枚で,それぞれ一帖。
(2)たたみを数えるのに用いる。畳(ジヨウ)。
(3)折り本を数えるのに用いる。「五十四―の長編」
(4)屏風や盾(タテ)を数えるのに用いる。
(5)幕を二張りずつ一まとめにして数えるのに用いる。
(6)雅楽で,楽章の遍数を数えるのに用いる。「蘇合の五―/増鏡(老のなみ)」
じょう
じょう デフ 【畳】 (接尾)
助数詞。たたみの数を数えるのに用いる。「千―敷」「四―半の部屋」
じょう
じょう ヂヤウ [1] 【杖】
(1)律の五刑の一。衆人環視の中で尻を打つ刑。回数は六〇回から一〇〇回まで五段階。刑具の杖は笞(チ)より径が一分太い。杖刑。杖罪。
(2)鎌倉・室町時代の土地面積の単位。一杖は一段の五分の一で,六〇歩または七二歩。つえ。丈。
じょう
じょう ヂヤウ [1] 【丈】
■一■ (名)
(1)尺貫法の長さの単位。一〇尺。1891年(明治24)100メートルを三三丈と定めた。
(2)長さ。たけ。丈尺。
(3)「杖(ジヨウ){(2)}」に同じ。
■二■ (接尾)
(1)芸人の名前に付けて,敬意を表す。「尾上菊五郎―」
(2)近世,男性の名前に付けて,敬意を表す。「武兵衛―/浄瑠璃・潤色江戸紫」
じょう
じょう デウ 【条】
■一■ [1] (名)
(1)ひとつずつ書き分けた文章。箇条。「仁徳七年四月の―に見える事件」
(2)条坊制で,南北を九つに分けた一区画。
(3)古代,条里制の耕地の一区画。
(4)(形式名詞)
こと。かど。段。「無音(ブイン)に乱入の―甚だいはれなし/保元(中)」
(5)(候文で,接続助詞的に用いて)…によって。…故に。「信長別して入魂申され候―,いよいよ向後御隔心なく/秀吉書簡」
■二■ (接尾)
助数詞。
(1)条文・条項などを数えるのに用いる。「十七―の憲法」「憲法第九―」
(2)細長いものを数えるのに用いる。「一―の光」「九―の白旗」
じょう
じょう ジヤウ [0][1] 【状】
(1)手紙。便り。
(2)ありさま。ようす。「その悲惨の―は見るにしのびない」
じょう
じょう ジヤウ 【上】
■一■ [1] (名)
(1)程度・等級・身分・地位などがまさっていること。すぐれていること。
⇔下(ゲ)
「―の位」「成績は―の部だ」「―のうな丼」「従(ジユ)五位の―」
(2)順序が先であること。「―の巻」
(3)進物などの包み紙に書く語。「たてまつる」の意で,相手への敬意を表す。
(4)「上声(ジヨウシヨウ)」に同じ。「平―去入」
■二■ (接尾)
名詞に付いて,…に関して,…の面で,…の上でなどの意を表す。「一身―の都合」「道義―の責任」「行きがかり―しかたがない」
じょう
じょう【情】
feeling;→英和
emotion;→英和
affection;→英和
love;→英和
sympathy;→英和
circumstances (事情).〜にもろい tenderhearted;susceptible.→英和
〜にほだされる be swayed by pity.〜のある affectionate;→英和
kindhearted.→英和
〜のない coldhearted;unkind;→英和
heartless.→英和
〜をこめて tenderly;→英和
passionately.→英和
じょう
じょう [1] 【判官】
律令制の四等官の第三位。その官司の職員をとりしまり,主典(サカン)の作成した文案を審査し,宿直を差配するのが主な役目。官司によって表記を異にする。ぞう。
→四等官
じょう
じょう【条】
an article[item];→英和
a line (線).→英和
じょう
じょう【上】
the first[best].→英和
‖上巻 the first volume.上の上 the very best.
じょう
じょう ジヤウ 【穣】
数の単位。�(ジヨ)(秭(シ))の一万倍,すなわち一〇の二八乗。[塵劫記]
じょう
じょう ヂヤウ 【錠】 ・ ジヤウ 【鏁・鎖】
■一■ (名)
(1) [0]
戸・箱の蓋(フタ)などにつけて,自由に開閉できないようにする金具。「―をさす」「―をおろす」
(2) [1]
錠剤 。《錠》「胃薬の―」
■二■ (接尾)
助数詞。錠剤の数を数えるのに用いる。《錠》「食後に三―ずつおのみ下さい」
じょう
じょう 【乗】
■一■ [1] (名)
(1)乗り物。「古へ屈産(クツサン)の―,項羽が騅(スイ)/太平記 13」
(2)数を掛けること。掛け算。
(3)〔仏〕
〔人々を乗り物で悟りの彼岸に至らしめることから〕
仏の教え。仏教の教義。
(4)記録を記した本。史書。
■二■ (接尾)
助数詞。
(1)同じ数を掛け合わせる回数を数えるのに用いる。「三の二―」
(2)車の数を数えるのに用いる。「万―」
じょう
じょう ジヤウ [0] 【情】
(1)何かを見たり聞いたりして起きる心の動き。「好悪の―」「憐憫(レンビン)の―」「―が激する」
(2)人が本来もっている性質。「―がこまやかな人」
(3)他人を気の毒だと思う気持ち。思いやり。なさけ。「―にうたれる」「―において忍びない」
(4)特定の異性を愛する心。恋情。「―が濃い」「―を交わす」
(5)実際のようす。ありさま。「―を明かす」
(6)我(ガ)。意地。頑固。[日葡]
じょう
じょう ジヤウ [1] 【城】
しろ。とりで。「正成は,金剛山千早といふ所に,いかめしき―をこしらへて/増鏡(久米のさら山)」
じょう
じょう ヂヤウ [1] 【場】
事の行われるところ。「フランス座の廻廊には―を出でたる人押合へり/ふらんす物語(荷風)」
じょう
じょう [1] 【丞】
律令官制の四等官の一である判官(ジヨウ)のうち,省の官に当てる用字。
じょう=が強(コワ)い
――が強(コワ)・い
強情(ゴウジヨウ)である。
じょう=が移(ウツ)る
――が移(ウツ)・る
次第に,愛情や親しみを覚えるようになる。「犬も三日飼えば―・る」
じょう=と姥(ウバ)
――と姥(ウバ)
謡曲「高砂」の前ジテの木守りの翁(オキナ)とシテツレの木守りの姥。この老夫婦が松の落ち葉を掻(カ)く姿は,大変めでたいものとされ,よく画題とされた。
じょう=に入(イ)る
――に入(イ)・る
禅定に入る。入定する。「先づ一七日の間―・り/太平記 12」
じょう=に厚い
――に厚・い
相手を思いやる心が豊かである。
じょう=に絆(ホダ)される
――に絆(ホダ)さ・れる
相手の情に強く引かれる。
じょう=に脆(モロ)い
――に脆(モロ)・い
人情に動かされやすい。
じょう=を張(ハ)る
――を張(ハ)・る
意地をはりとおす。「熱湯好きうぬばつかりが―・り/柳多留 5」
じょう=を立てる
――を立・てる
義理をたて通す。「あんないくぢなし男に―・つて女郎に売られることはないわな/滑稽本・浮世風呂 2」
じょう=を通ずる
――を通・ずる
(1)敵に内通する。
(2)密通する。
じょうあい
じょうあい ジヤウアヒ [0] 【情合(い)】
思いやり。なさけ。情(ジヨウ)。「身寄でも親類でもねえが,其処あ―だ/真景累ヶ淵(円朝)」
じょうあい
じょうあい ジヤウ― [0] 【情愛】
深く愛する気持ち。愛情。なさけ。「親子の―」「―を捨てる」
じょうあい
じょうあい【情愛】
affection;→英和
love.→英和
じょうあつ
じょうあつ ジヤウ― [0] 【常圧】
特別に減圧も加圧もしないときの圧力。通常,大気圧に等しい圧力。ほぼ一気圧。
じょうあん
じょうあん 【承安】
〔「しょうあん」とも〕
年号(1171.4.21-1175.7.28)。嘉応の後,安元の前。高倉天皇の代。
じょうあん
じょうあん ジヤウ― [0] 【浄暗】
神事が行われる夜の,清浄な気に満ちている闇(ヤミ)。
じょうい
じょうい ジヤウヰ [1] 【常居】
家族がいつもいる部屋。居間。
じょうい
じょうい ジヤウヰ [1] 【上位】
高い地位・順位。
⇔下位(カイ)
「―にランクされる」
じょうい
じょうい ジヤウ― [1] 【上意】
主君や支配者の考え。特に,江戸時代,将軍の命令。
⇔下意
じょうい
じょうい ヂヤウ― [1] 【諚意】
主君の命令。おおせの趣旨。「―をかへすは恐れ多く候へ共/浄瑠璃・吉野忠信」
じょうい
じょうい ジヤウ― [1] 【上衣】
上半身に着る衣服。うわぎ。
じょうい
じょうい ジヤウヰ [1] 【譲位】 (名)スル
君主が位を譲ること。
じょうい
じょうい【上位】
a high rank.〜にある be higher in rank <than> .
じょうい
じょうい【譲位】
abdication (of the throne).〜する abdicate (the throne).→英和
じょうい
じょうい ジヤウ― [1] 【常衣】
日常着る衣服。ふだんぎ。
じょうい
じょうい【攘夷】
the expulsion of foreigners.攘夷論 an antialien policy.
じょうい
じょうい ジヤウ― [1] 【上医】
診断や技術のすぐれた医者。
じょうい
じょうい ジヤウ― [1] 【攘夷】
外国人を撃ち払って国内に入れないこと。「尊王―」
じょうい
じょうい ジヤウ― [1] 【情意】
心中のおもい。気持ち。
じょうい
じょうい ジヤウ― [1] 【浄衣】
⇒じょうえ(浄衣)
じょうい=は国(クニ)を医(イヤ)す
――は国(クニ)を医(イヤ)す
一番すぐれた医者は国の乱れを正し,人の病気をなおすのはその次であるということ。
じょういうち
じょういうち ジヤウ― [0] 【上意討ち】
主君の命を受けて罪人を討つこと。
じょういかたつ
じょういかたつ ジヤウ― [1] 【上意下達】
上位の者の意思・命令を下位の人に徹底させること。
じょういがいねん
じょういがいねん ジヤウヰ― [4] 【上位概念】
〔論〕 二つの概念が包括・被包括の関係にある時,包括する方の概念。例えば「男」や「女」に対する「人間」。高級概念。類概念。
⇔下位概念
じょういき
じょういき ジヤウヰキ [0] 【浄域】
(1)社寺の境内など,神聖な場所。「―をけがす」
(2)浄土。極楽浄土。
じょういしぼう
じょういしぼう ジヤウヰ―バウ [4] 【上位子房】
「子房上位」に同じ。
じょういとうごう
じょういとうごう ジヤウ―ガフ [4] 【情意投合】 (名)スル
互いの気持ちが一致すること。意気投合。
じょういろん
じょういろん ジヤウ― [3] 【攘夷論】
幕末,外国との通商に反対し夷狄(外国)の排撃を主張する思想。開港以後は,尊王論と結びつき下級武士の政治運動を支える尊王攘夷論となった。
じょういん
じょういん ヂヤウ― [0] 【定印】
〔仏〕 仏や菩薩がその禅定(ゼンジヨウ)に応じてとる印契(インゲイ)。密教の修法においても,定められた印を結ぶ。
じょういん
じょういん [0] 【乗員】
列車・船・飛行機・自動車などに乗務する者。乗務員。
じょういん
じょういん [0] 【冗員・剰員】
余分な人員。余った人員。
じょういん
じょういん デフヰン [0] 【畳韻】
同じ韻をもつ漢字を二つ重ねること。また,その熟語。経営・混沌・芍薬(シヤクヤク)など。
じょういん
じょういん【上院】
the Upper House; <米> the Senate; <英> the House of Lords.上院議員 a member of the Upper House; <米> a Senator; <英> a member of the House of Lords.
じょういん
じょういん【冗員】
a superfluous official.〜が多い be overstaffed.‖冗員整理 dismissal of supernumeraries.
じょういん
じょういん ジヤウヰン [0] 【上院】
二院制をとる議会において,公選議員よりなる下院に対し他方の議院をいう。イギリスの上院や日本の旧帝国議会の貴族院のように,特権階級の代表者からなるもの,アメリカの上院のように,各州の代表からなるものなどがある。
⇔下院
じょういん
じょういん【乗員】
the crew;→英和
the aircrew.→英和
じょういん
じょういん ジヤウ― [0] 【常飲】 (名)スル
日常いつも飲んでいること。「健康飲料を―する」
じょういん
じょういん ジヤウヰン [0] 【浄院】
てら。寺院。
じょううち
じょううち [0] ジヤウ― 【常打ち】 ・ ヂヤウ― 【定打ち】 (名)スル
決まった演劇・芸能などを,決まった場所で興行すること。
じょううんぶし
じょううんぶし ジヤウウン― 【浄雲節】
古浄瑠璃の一。寛永(1624-1644)頃,江戸浄瑠璃の開祖薩摩浄雲が語り始めたもの。豪快活発な語り口が江戸で大いに人気を得た。薩摩節。
じょうえ
じょうえ ヂヤウヱ [1] 【定慧】
禅定(ゼンジヨウ)と智慧(チエ)。
じょうえ
じょうえ ジヤウ― [1] 【浄衣】
(1)神事・法会など,宗教的な行事にかかわる人の着ける清浄な衣服。普通,白色・無文で狩衣形。
(2)僧衣。「頭からげ―着て/平家 4」
じょうえ
じょうえ ジヤウヱ [1] 【浄穢】
清浄なものときたないもの。また,浄土と穢土。
じょうえい
じょうえい ジヤウ― [0] 【上映】 (名)スル
映画をスクリーンに映して人々に見せること。「西部劇を―する」
じょうえい
じょうえい ヂヤウ― 【貞永】
年号(1232.4.2-1233.4.15)。寛喜の後,天福の前。後堀河・四条天皇の代。ていえい。
じょうえい
じょうえい【上映する】
(put on the) screen;→英和
show.→英和
〜中 be on (show) <at> .
じょうえいしきもく
じょうえいしきもく ヂヤウ― 【貞永式目】
「御成敗(ゴセイバイ)式目」に同じ。
じょうえいじ
じょうえいじ ジヤウエイ― 【常栄寺】
山口市宮野下にある臨済宗東福寺派の寺。山号,香山。開基は毛利元就,開山は笠雲恵心。寺宝に,雪舟禅師像があり,庭園は雪舟の作という。雪舟寺。
じょうえき
じょうえき ヂヤウ― [0] 【定役】
⇒ていえき(定役)
じょうえつ
じょうえつ ジヤウ― [0] 【上謁】
身分の高い人に面会すること。
じょうえつ
じょうえつ ジヤウヱツ 【上越】
(1)上野(コウズケ)国と越後(エチゴ)国。
(2)新潟県南西部,日本海に臨む市。高田・直江津二市が合併して1971年(昭和46)成立。
じょうえつきょういくだいがく
じょうえつきょういくだいがく ジヤウヱツケウイク― 【上越教育大学】
国立大学の一。1978年(昭和53)設立。本部は上越市。
じょうえつしんかんせん
じょうえつしんかんせん ジヤウヱツ― 【上越新幹線】
JR 東日本の新幹線。大宮・新潟間,303.6キロメートル。1982年(昭和57)全線開業。列車は東北新幹線に乗り入れて東京・新潟間に直通する。
じょうえつせん
じょうえつせん ジヤウヱツ― 【上越線】
JR 東日本の鉄道線。高崎・宮内(新潟県長岡市)間,162.6キロメートル。上越国境の山岳地帯を通過して,太平洋側と日本海側を結ぶ。
じょうえふに
じょうえふに ジヤウヱ― [1][1] 【浄穢不二】
〔仏〕 悟りと迷い,浄土と現世,仏と凡夫のように清浄と汚穢に対立していると思われるものも,超越的な真理の立場からみれば,区別のない同一のものであるということ。
じょうえん
じょうえん ジヤウ― [0] 【上演】 (名)スル
演劇・演芸などを舞台で演じ,人々に見せること。「新作のオペラを―する」
じょうえん
じょうえん【上演】
presentation;→英和
performance.→英和
〜する put <a play> on the stage;→英和
stage[present] <a drama> .
じょうえん
じょうえん ジヤウ― [0] 【情炎】
はげしい欲情。「―を燃やす」
じょうえん
じょうえん ジヤウ― [0] 【情縁】
恋愛によって結ばれている関係。男女の契り。「―を断つ」
じょうえんかほうふん
じょうえんかほうふん ジヤウヱンカハウ― [6] 【上円下方墳】
方形の台の上に円形の封土を設けた古墳。天智天皇陵など。
じょうおう
じょうおう ゼウオウ 【紹鴎】
⇒武野(タケノ)紹鴎
じょうおう
じょうおう 【承応】
〔「しょうおう」とも〕
年号(1652.9.18-1655.4.13)。慶安の後,明暦の前。後光明(ゴコウミヨウ)・後西(ゴサイ)天皇の代。
じょうおう
じょうおう ヂヤウオウ 【貞応】
年号(1222.4.13-1224.11.20)。承久の後,元仁の前。後堀河天皇の代。
じょうおう
じょうおう ヂヨウワウ [3] 【女王】
⇒じょおう(女王)
じょうおうだな
じょうおうだな ゼウオウ― [3] 【紹鴎棚】
茶道で用いる棚。武野紹鴎好みの棚で,袋棚と水指(ミズサシ)棚とがある。袋棚は檜(ヒノキ)材の溜め塗りで,下に二枚引の襖(フスマ)のはまった地袋がつき,その上に四本柱が立ち天板がのる。水指棚は,天板・中板・地板の三つの棚板をもつ。
紹鴎棚[図]
じょうおく
じょうおく ヂヤウヲク [0] 【場屋】
(1)芝居小屋。劇場。
(2)〔法〕 旅館・飲食店・劇場・映画館・遊園地・テーマ-パークなどのように,不特定多数の人の利用に適する物的・人的設備を備えた場所。
じょうおん
じょうおん ジヤウ― [0][1] 【上音】
基音より振動数の高い音。一般に発音体の発する音は複数の成分音からなり,これはさらに,音高を規定する基音と多くの上音に分けられる。
→倍音
じょうおん
じょうおん【常温】
a normal temperature.
じょうおん
じょうおん ジヤウヲン [0] 【常温】
(1)常に一定した温度。恒温(コウオン)。
(2)特に冷やしたり,熱したりしない温度。平常の温度。
じょうおん
じょうおん デフ― [0] 【畳音】
同じ音,または同じ音節が重なって一語になったもの。「たたく」「くらくら」などの類。
じょうか
じょうか ジヤウクワ [1] 【浄火】
神聖な火。神仏に捧げる火。
じょうか
じょうか ジヤウクワ [1][0] 【浄化】 (名)スル
(1)汚れを取り除いて,きれいにすること。「川の水を―する」
(2)悪弊・罪・心のけがれなどを取り除き,正しいあり方に戻すこと。「社会を―する」
(3)カタルシスに同じ。
じょうか
じょうか ジヤウ― [1][0] 【城下】
(1)城壁のきわ。城のあたり。
(2)城下町。
じょうか
じょうか デウ― [1] 【条下】
文章の該当部分。「第一の―に於て,詳細(ツバラ)にしるしたれば/当世書生気質(逍遥)」
じょうか
じょうか ジヤウ― [1] 【上下】 (名)スル
(1)上と下。じょうげ。
(2)のぼりおりすること。「山坂を―するもの多く此の処に休憩す/雪中梅(鉄腸)」
じょうか
じょうか【城下(町)】
a castle town.
じょうか
じょうか ジヤウクワ [1] 【情火】
火のように燃え上がる激しい情欲。
じょうか
じょうか ジヤウ― [1] 【情歌】
(1)恋の思いをのべた歌。こいうた。
(2)都々逸(ドドイツ)の異名。
じょうか
じょうか【浄化】
purification;clarification.〜する purify;→英和
clarify;→英和
purge.→英和
‖浄化運動 a cleanup movement.浄化槽 a septic tank (トイレなどの);a water purifier tank (飲み水の).
じょうか
じょうか ヂヤウ― [1] 【醸家】
酒・醤油などを醸造する家。醸造家。
じょうかい
じょうかい ジヤウクワイ [0] 【常会】
(1)(「定会」とも書く)定期的に開かれる会合。定例の会。
(2)特に,通常国会。
じょうかい
じょうかい ジヤウ― [0] 【浄界】
(1)けがれのない世界。浄土。
(2)寺院・神社の境内。
じょうかい
じょうかい ジヤウ― [0] 【浄戒】
〔仏〕 清浄な戒。五戒・十戒などの仏のいましめ。仏戒。
じょうかい
じょうかい ジヤウ― [0] 【上階】
(1)建物の,ある階より上にある階。
(2)上の位階。また,位階があがること。「法性寺殿は―などまではおぼしめしもよらざりけるに/愚管 5」
じょうかい
じょうかい ジヤウクワイ [0] 【情懐】
心の中のおもい。所懐。
じょうかい
じょうかい ジヤウ― [0] 【上界】
(1)〔仏〕 人間の住む世界よりも優れた世界。諸天の世界。また,特に欲界に対する色界と無色界。
⇔下界
(2)〔数〕 実数の集合があるとき,その集合に属するどの数よりも小さくない数。
⇔下界(カカイ)
→上限
じょうかいぼん
じょうかいぼん ジヤウカイ― [3] 【浄海坊】
ジョウカイボン科の甲虫の総称。体長1センチメートル内外で細長い。脚はやや長く,体色は黄・赤・黒など。カミキリムシに似るが,体は小さい。日本には約六〇種が知られる。ジョウカイ。
じょうかく
じょうかく ヂヤウ― [0] 【定格】
格式を守ること。また,かたくるしいこと。
じょうかく
じょうかく ジヤウ― [0] 【城閣】
城の物見。城楼。
じょうかく
じょうかく ヂヤウ― [0] 【嬢核・娘核】
細胞分裂に際し,核分裂で生じた二つの核。分裂前の核(母核)に対していう。
じょうかく
じょうかく [0] 【乗客】
⇒じょうきゃく(乗客)
じょうかく
じょうかく ジヤウ― [0] 【上客】
⇒じょうきゃく(上客)
じょうかく
じょうかく【城郭】
a castle;→英和
a citadel;→英和
a fortress.→英和
じょうかく
じょうかく ジヤウクワク [0] 【城郭・城廓】
(1)城と曲輪(クルワ)。城とそれを囲む外囲い。
(2)敵の侵攻を阻むための設備。
じょうかくとし
じょうかくとし ジヤウクワク― [5] 【城郭都市】
⇒囲郭(イカク)都市
じょうかそう
じょうかそう ジヤウクワサウ [3] 【浄化槽】
(1)不純物を除くために液体を一時蓄えておく水槽。沈殿・薬品処理などによって不純物を除く。
(2)屎尿(シニヨウ)・下水を生物処理によって浄化する装置。
じょうかた
じょうかた ジヤウ― 【城方】
平曲の流派八坂(ヤサカ)流の別名。
じょうかのちかい
じょうかのちかい ジヤウ―チカヒ 【城下の盟】
〔左氏伝(桓公十二年)〕
敵に城壁の下まで攻めこまれて,仕方なく結ぶ講和の約束。じょうかのめい。
じょうかまち
じょうかまち ジヤウ― [3] 【城下町】
封建領主の居城を中心として,その周囲に発達した町。現代の主要都市の多くは近世の城下町から発達。
じょうかん
じょうかん ジヤウ― [0] 【情感】
物事に感じて起きる心の動き。感情。「―の豊かな人」「―を込めて歌う」
じょうかん
じょうかん ジヤウクワン [0] 【城館】
貴族・豪族が住んでいた大邸宅。
じょうかん
じょうかん ジヤウ― [0] 【上燗】
ちょうどよい加減の酒の燗。
じょうかん
じょうかん デウクワン [0] 【条款】
箇条書きした,ひとまとまりの文章。
じょうかん
じょうかん ジヤウクワン [0] 【上官】
上級の官職・役人。また,上役。
じょうかん
じょうかん ジヤウクワン [0] 【常関】
中国,清から民国にかけての内国貿易の税関。
じょうかん
じょうかん【上官】
a superior[higher]officer;a senior officer.
じょうかん
じょうかん ジヤウクワン [0] 【上浣・上澣】
月の初めの一〇日。上旬。
→中浣
→下浣(ゲカン)
じょうかん
じょうかん [0] 【乗艦】 (名)スル
軍艦に乗りこむこと。また,乗りこんでいる軍艦。
じょうかん
じょうかん【乗艦する】
go on board;embark.→英和
じょうかん
じょうかん【情感】
emotion.→英和
〜をこめて with feeling.
じょうかん
じょうかん [0] 【冗官】
むだな官職。余分な官職。
じょうかんぱん
じょうかんぱん ジヤウ― [3] 【上甲板】
〔「じょうこうはん」とも〕
複数の甲板をもつ船舶で,最上層にあって船首から船尾まで全通する甲板。
じょうかんぱん
じょうかんぱん【上甲板】
the upper deck.
じょうが
じょうが ジヤウ― 【嫦娥】
(1)〔淮南子(覧冥訓)・後漢書(天女志)〕
中国,古代伝説上の人物。夫の羿(ゲイ)が西王母からもらいうけた不死の薬を盗み,月に逃げ込み蟇(ガマ)に変わったと伝えられる女。姮娥(コウガ)。
(2)月の異名。
じょうがい
じょうがい ジヤウグワイ [1] 【城外】 (名)スル
(1)城のそと。
(2)都を出て地方へ行くこと。「基俊―しける事ありけり/著聞 5」
じょうがい
じょうがい ヂヤウグワイ [1] 【場外】
ある限られた場所の外。
⇔場内
「―ホームラン」
じょうがい
じょうがい ゼウ― [0] 【擾害】 (名)スル
みだしそこなうこと。「新法を以て紛更するは邦国を―するなり/明六雑誌 16」
じょうがい
じょうがい【場外の】
outside the room[the hall,grounds].→英和
‖場外取引所《株》a curb (market).場外ホーマー an out-of-the-park homer.
じょうがいかぶ
じょうがいかぶ ヂヤウグワイ― [3] 【場外株】
取引所で取引されない株。すなわち非上場株または未上場株のこと。
じょうがいとりひき
じょうがいとりひき ヂヤウグワイ― [5][6] 【場外取引】
店頭取引など取引所・立会場以外での売買取引。
じょうがいばけん
じょうがいばけん ヂヤウグワイ― [5] 【場外馬券】
競馬場以外の特定の場所で売られる馬券。
じょうがく
じょうがく ジヤウ― [0] 【常額】
きまっている金額。
じょうがく
じょうがく ヂヤウ― [0] 【定額】
(1)きまった金額。一定の額。ていがく。
(2)「定額僧」に同じ。「浄蔵―を御祈の師にておはす/大鏡(良相)」
じょうがく
じょうがく ジヤウ― [0] 【上顎】
口腔の上壁部。うわあご。
⇔下顎
じょうがく
じょうがく【上顎(骨)】
《解》the upper jaw (bone);the maxilla.
じょうがくおん
じょうがくおん ジヤウ― [4] 【上顎音】
⇒硬口蓋音(コウコウガイオン)
じょうがくこつ
じょうがくこつ ジヤウ― [4] 【上顎骨】
うわあごを形成する左右一対の骨。左右上側部は側頭骨にはまりこんでいる。下縁には上歯がある。
じょうがくじ
じょうがくじ ヂヤウ― [0][5] 【定額寺】
(1)奈良・平安時代,一定数を限り官寺に準じて特典を与えられ,官稲などを賜わった私寺。律令制衰退とともに有名無実化した。勧修寺・醍醐寺など。
(2)鎌倉時代以降,五山などの禅宗の官寺。
じょうがくそう
じょうがくそう ヂヤウ― [4] 【定額僧】
定額寺・勅願寺などに置かれた一定の員数の僧。定額。
じょうがしま
じょうがしま ジヤウ― 【城ヶ島】
神奈川県三浦半島南西端の台地状の島。城ヶ島大橋で半島と結ばれる。南端の崖はウミウの群生地。
じょうがひげ
じょうがひげ 【尉が鬚】
ジャノヒゲの異名。
じょうがみ
じょうがみ [0] 【尉髪】
能で,老翁役に用いる髪形の一。黄ばんだ粗い毛の髪を,後頭より折り曲げて前に戻して髷(マゲ)を結い,毛先が前額をおおうもの。
じょうがん
じょうがん ヂヤウグワン 【貞観】
(1)年号(859.4.15-877.4.16)。天安の後,元慶の前。清和・陽成天皇の代。
(2)中国,唐の太宗の年号(627-649)。
じょうがん
じょうがん ジヤウグワン 【政官】
〔「しょうかん」とも。「上官」とも書く〕
(1)太政官(ダイジヨウカン)に勤める官人の総称。特に,弁・少納言・外記(ゲキ)・史生(シジヨウ)。
(2)「太政官」の略。
じょうがん
じょうがん ジヤウグワン [0] 【情願】
事情を述べて願い出ること。また,その願い。
じょうがんきゃくしき
じょうがんきゃくしき ヂヤウグワン― 【貞観格式】
清和天皇の勅命によって編纂(ヘンサン)された格式。格は869年(貞観11),式は871年に完成。藤原良相ら編。格一二巻,式二〇巻よりなるが,ともに散逸。
じょうがんじがわ
じょうがんじがわ ジヤウグワンジガハ 【常願寺川】
立山連峰南部を水源とし,富山平野東部を北流して富山湾に注ぐ川。大山を扇頂とする大扇状地を形成。
じょうがんじだい
じょうがんじだい ヂヤウグワン― [5] 【貞観時代】
平安初期,清和天皇の貞観年間(859-877)の時代。日本美術史,特に彫刻史の用語。一木作りの密教彫刻が盛んに行われた時代で,この名称で平安前期を代表させた。
じょうがんせいよう
じょうがんせいよう ヂヤウグワンセイエウ 【貞観政要】
中国,唐の太宗と臣下との間の政治論議を分類・編集した書。一〇巻。唐の呉兢(ゴキヨウ)の撰。治政の範として中国・日本の為政者にひろく読まれた。
じょうがんでん
じょうがんでん ヂヤウグワン― [3] 【貞観殿】
平安京内裏の殿舎の一。中央北端にあり,皇后宮の正庁が置かれる。御匣殿(ミクシゲドノ)。
→内裏
じょうがんのち
じょうがんのち ヂヤウグワン― 【貞観の治】
(1)唐の太宗の治世。房玄齢・杜如晦(トジヨカイ)ら賢相・名臣を用いて律令の撰定,軍制の整備,学芸の奨励,領土の拡大など多くの治績をあげ,大帝国の基礎を確立した。
(2)最初の摂政藤原良房没後,清和天皇が唐の太宗に倣い,親政に意を用いたことをいう。
じょうがんぶんか
じょうがんぶんか ヂヤウグワン―クワ [5] 【貞観文化】
「弘仁(コウニン)貞観文化」に同じ。
じょうき
じょうき ジヤウ― [1] 【浄几・浄机】
ちりなどがなく,きれいに片付けられた机。「明窓(メイソウ)―」
じょうき
じょうき【上気した】
⇒のぼせる.
じょうき
じょうき ジヤウ― [1] 【常軌】
通常のやり方。普通の方法。常道。
じょうき
じょうき デウ― [1] 【条規】
きまり。おきて。
じょうき
じょうき【上記の】
the above-mentioned.
じょうき
じょうき [1] 【縄規】
〔「縄」は墨縄(スミナワ),「規」はぶんまわし〕
のり。きまり。規則。
じょうき
じょうき ジヤウ― [1] 【常規】
普通の考え方・方法。常軌。
じょうき
じょうき【蒸気】
steam;→英和
vapor.→英和
〜を立てる get up[generate]steam.‖蒸気機関(機関車) a steam engine (locomotive).蒸気船 a steamship[steamer].
じょうき
じょうき ジヤウ― [1] 【上機】
〔仏〕 仏教信者としての優れた素質をもっていること。上根。
じょうき
じょうき ジヤウ― [0][1] 【上気】 (名)スル
(1)のぼせること。のぼせて顔が赤くなること。「湯上がりの―した顔」
(2)逆上すること。「花車はくわつと―して/浮世草子・禁短気」
じょうき
じょうき [1] 【蒸気・蒸汽】
(1)液体が蒸発したり,固体が昇華したりして気体となったもの。
(2)水蒸気。ゆげ。
(3)「蒸気船」「蒸気機関」の略。
じょうき
じょうき【常軌】
a normal course <of action> .〜を逸する(しない) be eccentric[abnormal](keep within bounds).
じょうき
じょうき ジヤウ― [1] 【上記】
上または前に書いてあること。また,その文章。前記。
⇔下記(カキ)
じょうき
じょうき ヂヤウ― [1] 【仗旗】
中古,朝廷で,朝賀・即位などの儀式の時に立てる旗。日像幢(ニチゾウトウ)・月像幢・四神(シジン)旗など。
じょうき
じょうき [1] ヂヤウ― 【定器】 ・ ジヤウ― 【常器】
(1)日常使用する,食器などの器具。
(2)飯などを盛って仏前に供える容器。
じょうき
じょうき [1] 【乗機】
その人が乗り込んでいる飛行機。
じょうき
じょうき ゼウキ 【紹喜】
⇒快川(カイセン)紹喜
じょうき=を逸(イツ)する
――を逸(イツ)・する
常識はずれの言動をする。
じょうきあつ
じょうきあつ [3] 【蒸気圧】
液体または固体と共存する気体の圧力。飽和蒸気圧をいうことが多い。通常は空気中の水蒸気の分圧をさす。
じょうきがま
じょうきがま [3] 【蒸気缶】
ボイラー。
じょうききかん
じょうききかん [5][4] 【蒸気機関】
蒸気の圧力を利用して,動力を得る機関。ボイラーからシリンダー内に高圧蒸気を導き,その膨張によってピストンを動かし,往復運動する動力を得るもの。
じょうききかんしゃ
じょうききかんしゃ [5] 【蒸気機関車】
〔steam locomotive〕
蒸気機関を原動力とする機関車。SL 。
じょうきぎり
じょうきぎり [3] 【蒸気霧】
暖かい水面に冷たい大気が接するとき,水面から湯気が立ちのぼるようにできる霧。
じょうきげん
じょうきげん ジヤウ― [3] 【上機嫌】 (名・形動)[文]ナリ
(1)非常に機嫌のよい・こと(さま)。
⇔不機嫌
「―で帰る」
(2)〔医〕「多幸(タコウ)」に同じ。
じょうきげん
じょうきげん【上機嫌で】
in a good humor;in high spirits.〜の good-humored;cheerful.→英和
じょうきせん
じょうきせん [0] 【蒸気船・蒸汽船】
蒸気機関を動力とする船舶。汽船。
じょうきゃく
じょうきゃく [0] 【乗客】
乗り物に乗る客。じょうかく。
じょうきゃく
じょうきゃく【乗客】
a passenger;→英和
a fare (タクシーなどの).→英和
乗客名簿 a passenger list.
じょうきゃく
じょうきゃく【常[定]客】
a (regular) customer;a patron.→英和
じょうきゃく
じょうきゃく【上客】
a guest of honor;a good customer (上得意).
じょうきゃく
じょうきゃく ジヤウ― [0] 【上客】
〔古くは「しょうきゃく」とも〕
(1)上座につく客。主賓。
(2)(商店などで)大切な客。よいお客。お得意。
(3)「正客(シヨウキヤク){(2)}」に同じ。
じょうきゃく
じょうきゃく ジヤウ― [0] 【常客】
いつも来る客。常連。「店の―」
じょうきゃくめいぼ
じょうきゃくめいぼ [5] 【乗客名簿】
客船・航空機などで,乗客の氏名・住所・年齢などを記入する帳簿。
じょうきゃくるい
じょうきゃくるい ゼウキヤク― [4] 【橈脚類】
⇒とうきゃくるい(橈脚類)
じょうきゅう
じょうきゅう ジヨウキウ 【承久】
年号(1219.4.12-1222.4.13)。建保の後,貞応の前。順徳・仲恭・後堀河天皇の代。
じょうきゅう
じょうきゅう【上級】
a high rank;an upper class (学校の).〜の upper;→英和
higher;senior;→英和
superior.→英和
‖上級裁判所 a higher court.上級生 <米> an upperclassman; <英> a senior student.
じょうきゅう
じょうきゅう ジヤウキフ [0] 【上級】
階級・等級が上であること。また,上の等級・階級。
⇔下級
じょうきゅうかんちょう
じょうきゅうかんちょう ジヤウキフクワンチヤウ [5] 【上級官庁】
官庁組織において,同一系統の関係部局を監督・指導する地位にある官庁。
⇔下級官庁
じょうきゅうき
じょうきゅうき ジヨウキウキ 【承久記】
軍記物語。二巻。作者未詳。鎌倉ないし室町初期の成立か。承久の乱の原因・経過・結末を記す。鎌倉幕府に好意的な立場をとりながら京都側の動静も詳細に記され,史料的価値が比較的高い。異本に「承久兵乱記」「承久軍物語」などがある。
じょうきゅうさいばんしょ
じょうきゅうさいばんしょ ジヤウキフ― [0][9] 【上級裁判所】
審級関係において上位にある裁判所。第一審を地方裁判所が行う場合,その控訴審を行う高等裁判所をさす。上級審。
じょうきゅうざい
じょうきゅうざい ジヤウキフ― [3] 【上級財】
⇒正常財(セイジヨウザイ)
じょうきゅうしん
じょうきゅうしん ジヤウキフ― [3] 【上級審】
上級裁判所。また,そこでの審理。上訴審。
じょうきゅうせい
じょうきゅうせい ジヤウキフ― [3] 【上級生】
同一学校内の上級の生徒。上の学年の生徒。
⇔下級生
じょうきゅうのらん
じょうきゅうのらん ジヨウキウ― 【承久の乱】
1221年(承久3)後鳥羽上皇らが鎌倉幕府打倒の兵を挙げ,執権北条義時を中心とする幕府軍に鎮圧された事件。後鳥羽・土御門・順徳の三上皇は配流,上皇方の公家・武士の所領は没収され,新補地頭の設置,六波羅探題の設置など幕府の権力は西国でも強化され,公家勢力の権威は著しく失墜した。承久の変。
じょうきょ
じょうきょ ジヤウ― [1] 【常居】
常にいること。また,常の居所。
じょうきょう
じょうきょう ジヤウキヤウ 【上卿】
⇒しょうけい(上卿)
じょうきょう
じょうきょう ジヤウキヤウ [0] 【状況・情況】
時とともに変化する物事の,その時,その時のありさま,ようす。
じょうきょう
じょうきょう ジヤウキヤウ [0] 【上京】 (名)スル
地方から都へ行くこと。現在は,東京へ行くこと。「兄を頼って―する」
じょうきょう
じょうきょう ヂヤウキヤウ 【貞享】
年号(1684.2.21-1688.9.30)。天和の後,元禄の前。霊元・東山天皇の代。
じょうきょう
じょうきょう ジヤウキヤウ [0] 【常況】
ふだんのありさま。
じょうきょう
じょうきょう【情況】
circumstances;a situation;→英和
the state of things.目下の〜では under the present conditions.‖情況証拠《法》circumstantial evidence.情況判断を誤る misjudge the state of affairs.
じょうきょう
じょうきょう【上京する】
come[go]to Tokyo.〜中である be in town.
じょうきょうしき
じょうきょうしき ヂヤウキヤウ― 【貞享式】
「芭蕉翁廿五箇条(バシヨウオウニジユウゴカジヨウ)」の別称。
じょうきょうしょうこ
じょうきょうしょうこ ジヤウキヤウ― [5] 【情況証拠】
犯罪事実を間接的に推測させる証拠。
じょうきょうはんだん
じょうきょうはんだん ジヤウキヤウ― [5] 【状況判断】
状況を分析すること。また,それによってとるべき態度・方針を決定すること。
じょうきょうれき
じょうきょうれき ヂヤウキヤウ― [3] 【貞享暦】
日本人の手になる最初の暦法。渋川春海が中国の授時暦に範をとり,自らの観測によって作った。1685年(貞享2)から70年間施行された。
じょうきょく
じょうきょく ジヤウ― [0] 【浄曲】
「浄瑠璃」に同じ。
じょうきょく
じょうきょく ジヤウ― [0] 【上局】
明治初年の立法機関。1868年政体書により議政官の中に,下局(カキヨク)とともに設置。政体の創立,法律の制定,条約の締結などを職掌した。議定(ギジヨウ)・参与などで構成。69年の上局会議ののち消滅。
→下局
じょうきよく
じょうきよく [3] 【蒸気浴】
(1)水蒸気による温浴。蒸気を満たした部屋などで行う。温熱療法として,神経痛・関節痛・筋痛・脱脂療法などに利用することもある。むし風呂。
(2)化学実験で,物体の入った容器の外側から水蒸気などの蒸気を触れさせて,物体を加熱する方法。また,そのための装置。引火性の物質の加熱などに用いる。
じょうきん
じょうきん ジヤウ― [0] 【上金】
純度の高い金。品位の高い金。江戸時代の金地金の上質のものをいう。
じょうきん
じょうきん【常勤の】
full-time <lecturer> .
じょうきん
じょうきん ジヤウ― [0] 【常勤】 (名)スル
毎日決まった時間,勤務すること。
⇔非常勤
「―する監査役」「―職員」
じょうきん
じょうきん ゼウキン 【紹瑾】
⇒瑩山(ケイザン)紹瑾
じょうきん
じょうきん [0] 【剰金】
あまった金。剰余金。残金。
じょうきタービン
じょうきタービン [4] 【蒸気―】
蒸気をノズルから噴出・膨張させ,羽根車に当てて回転力を得る原動機。円滑で強力な回転が得られる。衝動タービン・反動タービン・混式タービンなどに分けられる。
じょうきハンマー
じょうきハンマー [4] 【蒸気―】
蒸気圧で槌(ツチ)を上下させる機械。鍛造(タンゾウ)に用いる。蒸気槌(ツイ)。スチーム-ハンマー。
じょうきポンプ
じょうきポンプ [4] 【蒸気―】
(1)蒸気の圧力または蒸気機関を用いて水を揚げる装置。
(2)明治・大正時代,消防自動車のこと。
じょうぎ
じょうぎ ヂヤウ― [1] 【定規・定木】
■一■ (名)
(1)直線や曲線を引くときに用いる器具。三角定規・雲形定規・ T 定規など。
(2)物事を判断するときの基準・尺度。ものさし。「杓子(シヤクシ)―」
■二■ (形動)
一定であるさま。「茶染の木綿ぎりもんはどこでしをつても―なもんぢや/滑稽本・続膝栗毛」
じょうぎ
じょうぎ ジヤウ― [1] 【上議】
議題にのせること。上程。
じょうぎ
じょうぎ ジヤウ― [1] 【情偽】
まことといつわり。
じょうぎ
じょうぎ ジヤウ― [1] 【情義】
人情と義理。「―を欠く」
じょうぎ
じょうぎ ヂヤウ― [1] 【仗議・仗儀】
⇒陣(ジン)の定(サダメ)
じょうぎ
じょうぎ ジヤウ― [1] 【情誼・情宜】
真心のこもった,つきあい。「―に厚い」
じょうぎ
じょうぎ【情義】
friendly feelings;friendship.→英和
〜に厚い cordial;→英和
warmhearted.
じょうぎ
じょうぎ [1] デフ― 【帖木】 ・ ヂヤウ― 【定規】
「定規縁(ジヨウギブチ)」に同じ。
じょうぎ
じょうぎ【定規】
a rule(r);→英和
a square (直角定規).→英和
三角(T)定規 a set (T) square.
じょうぎざ
じょうぎざ ヂヤウ― [0] 【定規座】
〔(ラテン) Norma〕
南の星座で七月中旬の宵に南中する。さそり座の南方,天の川の中にある。日本からは一部分が見えるが目立つ星はない。
じょうぎぶち
じょうぎぶち ヂヤウ― [0] 【定規縁】
両開きの扉や引き分けの障子などで,閉ざしたときに,その合わせ目をかくすため縦に取りつける細長い材。帖木(ジヨウギ)。
じょうぎょう
じょうぎょう ジヤウゲフ [0] 【常業】
普段の業務。
じょうぎょう
じょうぎょう ジヤウギヤウ [0] 【浄行】
〔仏〕 仏の教えに従った行為。戒律を守ること。また,淫事を行わないこと。
じょうぎょう
じょうぎょう ジヤウギヤウ [0] 【常行】
(1)普段のおこない。
(2)〔仏〕 修行などを休みなくおこなうこと。
じょうぎょうざんまい
じょうぎょうざんまい ジヤウギヤウ― [5] 【常行三昧】
〔仏〕 天台宗の摩訶止観(マカシカン)に説く四種三昧の一。般舟三昧経(ハンジユサンマイキヨウ)に基づき,九〇日間,道場内で阿弥陀仏を念じて仏像の周囲を歩き回る。それによって諸仏が堂内に立ち並ぶのを見ることができるという。平安時代,浄土信仰の高まりにつれて重視されるようになった。仏立三昧。般舟三昧。
じょうぎょうじりつ
じょうぎょうじりつ ジヤウギヤウヂ― [5][0] 【浄行持律】
〔仏〕 淫事をつつしみ,常におこないを清らかにして,戒律をかたく守ること。
じょうぎょうどう
じょうぎょうどう ジヤウギヤウダウ [0] 【常行堂】
常行三昧を修する堂。阿弥陀堂。
じょうぎょうぼさつ
じょうぎょうぼさつ ジヤウギヤウ― 【上行菩薩】
釈迦が法華経を説いたとき,地からわき上がり,釈迦から法華経の伝道を付嘱(フシヨク)された四人の菩薩のうち,最上位のもの。日蓮の教化は,この菩薩の生まれかわりという自覚のもとに展開された。
じょうぎん
じょうぎん ジヤウ― [0] 【上銀】
純度の高い銀。江戸時代の銀地金の上質のものをいう。
じょうく
じょうく [1] 【冗句】
むだな言葉。不必要な句。「―を削る」
じょうく
じょうく ヂヤウ― [1] 【定句】
連歌で,型どおりのつまらない句。
じょうく
じょうく ジヤウ― [1] 【上矩】
外惑星が太陽の東側九〇度に来ることで,日没頃に南中する。東矩。東方矩。
⇔下矩(カク)
→矩
じょうく
じょうく [1] 【縄矩】
墨縄と差し金。転じて,規律・標準。
じょうく
じょうく デフ― [1] 【畳句】
同じ語句を重ねて用いること。句をへだてて用いることもある。
じょうくう
じょうくう ジヤウ― [0] 【上空】
空の上の方。また,ある地点の上に広がる空。「―には一点の雲もない」「大島の―」
じょうくう
じょうくう【上空】
the sky;→英和
the upper air.〜を[に] <fly> over <the city> ;→英和
<be> above <the mountain> .→英和
じょうくうた
じょうくうた デフ― [3] 【畳句歌】
一首の中に同じ語を重ねて詠む歌。「月月に月見る月は多けれど月見る月はこの月の月」の類。
じょうぐ
じょうぐ [1] 【乗具】
鞍(クラ)・手綱(タヅナ)など,乗馬の用具。馬具。
じょうぐう
じょうぐう ジヤウ― [0] 【上宮】
一つの神社のうちで最も上方または奥に所在する神社。かみのみや。
→中宮
→下宮(ゲグウ)
じょうぐうえ
じょうぐうえ ジヤウ―ヱ [3] 【上宮会】
聖徳太子の御忌会(ギヨキエ)。四天王寺で二月二二日に行う。太子会。
じょうぐうしょうとくほうおうていせつ
じょうぐうしょうとくほうおうていせつ ジヤウグウシヤウトクホフワウテイセツ 【上宮聖徳法王帝説】
〔「帝説」は「たいせつ」とも〕
聖徳太子の伝記。一巻。著者未詳。現存本は平安時代の成立といわれる。聖徳太子に関する伝記・系譜などの古記録を集成したもので,記紀と異なる所伝や天寿国繍帳銘など貴重な資料を含む。上宮法王帝説。法王帝説。
じょうぐうたいし
じょうぐうたいし ジヤウグウ― 【上宮太子】
聖徳太子の別名。
じょうぐち
じょうぐち ヂヤウ― [0] 【錠口】
(1)錠前を取り付けた部分。
(2)将軍・大名などの邸宅で,表と奥との間に設けられた出入り口。内と外から錠がおろされていた。御錠口。
(3)江戸幕府の職名。大奥の錠口(御錠口)を守衛した女中。錠口番。御錠口番。
じょうぐぼだい
じょうぐぼだい ジヤウグ― 【上求菩提】
〔仏〕 菩薩が完全な仏の境界を求めること。上求。
⇔下化衆生(ゲケシユジヨウ)
じょうぐん
じょうぐん ジヤウ― [0] 【上郡】
律令制で,郡を里数の多少により五等級に分けたときの第二位。一二里以上一五里以下。
じょうけい
じょうけい ジヤウ― [0] 【常経】
永久にかわらない道理。
じょうけい
じょうけい ジヤウ― [0] 【上啓】
(1)目上の人に申し上げること。啓上。
(2)皇太子・皇后・皇太后・太皇太后に申し上げること。また,その文書。
じょうけい
じょうけい ヂヤウ― [0] 【杖刑】
⇒杖(ジヨウ)(1)
じょうけい
じょうけい ジヤウ― [0] 【上掲】
上にかかげること。「―の図」
じょうけい
じょうけい ジヤウ― [0] 【上計】
すぐれた計画。上策。
じょうけい
じょうけい【情景】
⇒光景.
じょうけい
じょうけい ヂヤウケイ 【貞慶】
(1155-1213) 法相宗の僧。解脱(ゲダツ)上人。笠置(カサギ)上人。藤原貞憲の子。興福寺の覚憲に法相・律などを学び,維摩会の講師となったが,のち笠置寺に隠棲。著「唯識同学鈔」「愚迷発心集」など。
じょうけい
じょうけい ジヤウ― [0] 【情形】
物事のありさま・状態。
じょうけい
じょうけい ジヤウ― [0] 【上卿】
⇒しょうけい(上卿)
じょうけい
じょうけい ヂヤウ― [0] 【場景】
その場の光景。その場のようす。「その場の―を克明に述べる」
じょうけい
じょうけい ジヤウ― [0] 【情景・状景】
人の心を動かす風景や場面。「言葉では表せない―」「ほほえましい―」[ヘボン(三版)]
じょうけい
じょうけい ヂヤウケイ 【定慶】
鎌倉時代の仏師。
(1)興福寺の維摩居士・梵天・帝釈天像の作者。大仏師法師定慶。生没年未詳。
(2)(1184-?) 鞍馬寺の聖観音像の作者。康慶(コウケイ)の弟子といわれる。肥後法眼定慶。
(3)法隆寺西円堂の薬師如来像,同寺新堂の日光・月光菩薩像の修理をした仏師。現存作品はない。越前法橋定慶。生没年未詳。
じょうけいき
じょうけいき【上景気】
a brisk market;booming business;a boom.→英和
じょうけつ
じょうけつ ジヤウ― [0] 【浄潔】 (名・形動)[文]ナリ
清くいさぎよい・こと(さま)。「極めて―なる聖念に/各人心宮内の秘宮(透谷)」
じょうけつ
じょうけつ ジヤウ― [0] 【城闕】
(1)中国で,物見台のある城門。
(2)帝王の居所。皇城。宮城。
(3)都城。
じょうける
じょう・ける (動カ下一)
ふざける。「こりや��―・けるな��/滑稽本・浮世風呂(前)」
じょうけん
じょうけん ジヤウ― [0] 【上件】
前に述べた事柄。上述の事柄。
じょうけん
じょうけん ジヤウ― [0] 【常見】
〔仏〕 世界を常住不変であるとし,肉体は滅びても人間の自我は消滅しないとする考え方。断見とともに誤った考え方として否定される。
じょうけん
じょうけん【条件】
a condition;→英和
terms.…の〜で on[under the]condition that….〜付の conditional.→英和
〜付で with conditions attached.‖条件反射《生》a conditioned reflex.条件法(文)《文》the conditional mood (sentence).
じょうけん
じょうけん デウ― [3] 【条件】
(1)物事を決定したり約束したりするときに,前提あるいは制約となる事柄。「―を付ける」「相手の―をのむ」「―のよい仕事を探す」
(2)物事の成立あるいは実現に必要な事柄。ある事態を引き起こす原因。「スターになる―がそろっている」
(3)〔法〕 法律行為の効力の発生を制約する,実現が不確実な将来の事実。
(4)箇条。項目。
じょうけん
じょうけん ジヤウ― 【常建】
(708-765?) 中国盛唐の詩人。一生を失意のうちに過ごし,晩年は鄂渚(ガクシヨ)に隠棲,風景詩五七首を残す。代表作「破山寺後禅院」
じょうけんつき
じょうけんつき デウ― [0] 【条件付き】
ある物事に一定の条件がついていること。「―で承諾する」
じょうけんづけ
じょうけんづけ デウ― [0] 【条件付け】
〔心〕 人や動物を訓練して特定の条件反射もしくは条件反応を起こさせるようにすること。コンディショニング。
じょうけんとうそう
じょうけんとうそう デウ―サウ [5] 【条件闘争】
労働争議で,使用者側の提案に対し組合側が全面的に反対するのでなく,一定の条件を出してそれが受け入れられれば争議を終わらせるものをいう。
じょうけんはんしゃ
じょうけんはんしゃ デウ― [5] 【条件反射】
〔心〕 一定の訓練や経験によって後天的につくられた反射をいい,先天的な反射(無条件反射)に対する語。反射を誘発する刺激(無条件刺激)と同時に,それとは無関係な別の刺激(条件刺激)を繰り返し与えると,その無関係な刺激だけでも反射が誘発されるようになる現象。犬にベルの音と同時に餌(エサ)を繰り返し与えると,ベルの音を聞いただけでも唾液を流すようになるのはこの例。パブロフにより研究,命名された。
じょうけんはんのう
じょうけんはんのう デウ―オウ [5] 【条件反応】
〔心〕 生理的な反射に限らず,条件反射と同様な仕組みで後天的に獲得された個体の反応。
→道具的条件付け
じょうけんほう
じょうけんほう デウ―ハフ [0] 【条件法】
フランス語などで,主として事実に反する仮定的条件を表す前提節に対する帰結節の中に用いられる法。
じょうげ
じょうげ【上下】
top and bottom (位置);[身分の]the upper and lower classes;high and low;fluctuations (物価);the first and second volumes (書物).〜に up and down.〜する rise and fall;fluctuate.→英和
〜の別なく irrespective of rank.〜線とも不通 Both the up and down lines are out of use./Service is suspended in both directions.‖上下動 a vertical shock.
じょうげ
じょうげ ジヤウ― [1] 【上下】 (名)スル
(1)
(ア)位置的に,上と下。高いところと低いところ。「―を入れ替える」「―を一センチずつ切る」「手を―に動かす」
(イ)上がることと下がること。上げることと下げること。「階段を―する足音」「ランプを―して合図する」
(2)身分・階級などの高いものと低いもの。「―の別なく扱う」「恋に―の隔てなし」
(3)
(ア)道路・河川などを上ることと下ること。往来すること。「―線とも不通」「大川を―する船」
(イ)飛脚・人足など街道を上り下りするもの。「この街道では―のものや供のものへは飯を山もりにして出すといふことだ/滑稽本・膝栗毛 5」
(4)
(ア)衣服で,上着とズボンで一組になっているもの。「ツイードの―」
(イ)裃(カミシモ)。肩衣(カタギヌ)と袴(ハカマ)。「―とつて,ささ奥へ/歌舞伎・矢の根」
(5)二部に分かれて一組になっているもの。「―二巻の辞書」
じょうげどう
じょうげどう ジヤウ― [3] 【上下動】
(1)上下に揺れ動くこと。
(2)地震動のうちの,鉛直方向の振動成分。
⇔水平動
じょうげん
じょうげん【上弦】
《天》the first quarter.〜の月 a waxing[young]moon.
じょうげん
じょうげん ジヤウ― [0] 【上弦】
新月から満月に至る中間頃の月。陰暦七日,八日頃,太陽との黄経差が九〇度になる時の月。月の右半分が膨らみ,入りの際半月の弦が上向きとなる。
⇔下弦
じょうげん
じょうげん ヂヤウゲン 【貞元】
年号(976.7.13-978.11.29)。天延の後,天元の前。円融天皇の代。ていげん。
じょうげん
じょうげん 【承元】
年号(1207.10.25-1211.3.9)。建永の後,建暦の前。土御門(ツチミカド)・順徳天皇の代。
じょうげん
じょうげん ヂヤウ― 【鄭玄】
〔「ていげん」とも〕
(127-200) 中国,後漢の訓詁(クンコ)学者。字(アザナ)は康成。馬融に師事。古文学を確立,漢代経学の集大成を行なった。「易経」「尚書」「周礼(シユライ)」などに注を施した。著「六芸論」「駁五経異義」など。
じょうげん
じょうげん ジヤウ― [0] 【上元】
三元の一。陰暦正月一五日の称。
じょうげん
じょうげん ジヤウ― [0] 【上限】
(1)上の方の限界。「必要経費は,一〇〇万円を―として認める」
(2)時代の,古い方の限界。「この種の石器は紀元前一万年を―とする」
(3)〔数〕 実数の集合の上界の最小元。
⇔下限
じょうこ
じょうこ ジヤウ― [1] 【上戸】
律令制で,四等戸(大戸・上戸・中戸・下戸)の第二。一戸内に六,七人の正丁(セイテイ)のいる戸。
じょうこ
じょうこ ジヤウ― [1] 【上古】
〔古くは「しょうこ」〕
(1)遠い昔。昔。「この唐櫃は―より伝はりてその始めを知らず/徒然 99」
(2)日本の歴史上の,特に文学史における時代区分の一。中古・近古に対して歴史時代の最も古い時代をさす。日本では,普通大化の改新頃までをいう。
じょうこ
じょうこ【上古】
ancient times.〜の ancient.→英和
〜より from ancient times.
じょうこ
じょうこ ヂヤウ― [1] 【杖鼓】
打楽器の一。大型の細腰鼓の一種で,左の鉢は大きく,右は小さい。左は左手指で,右は細い桴(バチ)で打つ。もと中国で用いられ,のち朝鮮に伝わり,民謡・劇楽の伴奏などに用いられる。チャンゴ。
じょうこう
じょうこう【情交】
intimacy;→英和
a liaison.→英和
〜を結ぶ have intercourse <with> .
じょうこう
じょうこう [0] 【乗降】 (名)スル
乗り物に乗ることと降りること。乗り降り。「―する客でごったがえす」「―口」
じょうこう
じょうこう ジヤウ― 【襄公】
(?-前637) 中国,春秋時代の宋の王。楚(ソ)と戦った時,楚の陣容が整わないうちに攻撃するように勧められても,仁義に反するといってきかず,大敗した。
→宋襄(ソウジヨウ)の仁(ジン)
じょうこう
じょうこう【乗降客】
passengers getting on and off <a train,at Shinjuku Station> .
じょうこう
じょうこう ジヤウコフ [0] 【成劫】
〔「じょうごう」とも〕
〔仏〕 四劫(シコウ)のうち第一の劫。「かくて万億の世界同時になる。是を―と云ふなり/正統記(序)」
じょうこう
じょうこう ジヤウカウ [0] 【上綱】
〔「じょうごう」とも〕
三綱(サンゴウ)の中の上座の僧。
じょうこう
じょうこう ジヤウカウ [0] 【情好】
仲のよいこと。よしみ。
じょうこう
じょうこう ジヤウカウ [0] 【上好】 (名・形動)[文]ナリ
上等である・こと(さま)。「何程―なる機械でも/明六雑誌 25」
じょうこう
じょうこう ジヤウクワウ [3] 【上皇】
〔古くは「しょうこう」とも〕
天皇が譲位後に受ける尊称。太上(ダイジヨウ)天皇。太上皇。
じょうこう
じょうこう【条項】
articles;clauses;items.
じょうこう
じょうこう ヂヤウカウ 【定考】
⇒こうじょう(定考)
じょうこう
じょうこう デウカウ [0] 【条鋼】
鋼材のうち,長さが断面に比して著しく長いもの。棒鋼・形鋼など。
じょうこう
じょうこう【上皇】
a retired emperor.
じょうこう
じょうこう ジヤウカウ [0] 【情交】 (名)スル
(1)恋愛。また,男女の交際が進んで肉体的交わりを結ぶこと。
(2)親しい交際。親密な交際。「―ハナハダ密ナリ/ヘボン(三版)」
じょうこう
じょうこう ジヤウカウ [0] 【常香】
仏前に絶やさずにたく香。不断香。
じょうこう
じょうこう デウカウ [0] 【条項】
箇条書きにしたものの一つ一つ。箇条。「規約に新しい―を加える」
じょうこうけっちょう
じょうこうけっちょう ジヤウカウケツチヤウ [5] 【上行結腸】
結腸の初めの部分。右下腹部から上行して肝臓の下面に至る部分。
じょうこうせん
じょうこうせん ジヤウクワウセン [3] 【常光線】
結晶の複屈折によって二つに分かれた光線のうち,入射角と屈折角の間に屈折の法則が成り立つ方の光線。
⇔異常光線
じょうこうばん
じょうこうばん ジヤウカウ― [0] 【常香盤】
抹香を渦巻状にして端から火を点じ,長くたけるようにした香炉盤。経過した時間を知る目安ともした。「―の鈴落ちて響き渡る事しばらくなり/浮世草子・五人女 4」
じょうこく
じょうこく【上告】
《法》an appeal <to> .→英和
〜する appeal <to a higher court> ;petition for revision.〜を却下する reject an appeal.‖上告人 an appellant.
じょうこく
じょうこく ジヤウ― [0] 【上告】 (名)スル
〔法〕
(1)民事訴訟法上,控訴審の終局判決に対する上訴。
(2)刑事訴訟法上,高等裁判所の判決に対する上訴。
じょうこく
じょうこく ジヤウ― [0] 【譲国】 (名)スル
天皇が位を譲ること。国譲り。譲位。
じょうこく
じょうこく ジヤウ― [0] 【上刻】
江戸時代,一刻(二時間)を三分した最初の部分。
→中刻
→下刻
じょうこく
じょうこく ジヤウ― [0] 【上国】
(1)都に近い国。「―と関東との取合(トリアイ)と云ひ/文明論之概略(諭吉)」
(2)律令制で,国を面積や人口などで四等に分けたうちの第二等の国。延喜式では山城・摂津など三十余か国。
→大国
→中国
→下国
(3)近世,石高の大きな藩。格の高い藩。「幸に―世臣の家に生まれて/鶉衣」
(4)都へ上ること。「向後(キヨウコウ)は―の砌(ミギリ)はさいさい待ち入るなどと仰せられ/咄本・昨日は今日」
じょうこくきかん
じょうこくきかん ジヤウ― [5][6] 【上告期間】
上告を提起することのできる期間。民事訴訟では判決送達のあった日から二週間,刑事訴訟では判決告知のあった日から一四日間。
じょうこくききゃく
じょうこくききゃく ジヤウ― [5][0] 【上告棄却】
民事訴訟において,上告審が実体判断を行なって上告を退けること。上告不適法として退ける場合は上告却下とよぶ。刑事訴訟においては,共に上告棄却とよばれる。
じょうこくきゃっか
じょうこくきゃっか ジヤウ―キヤク― [5] 【上告却下】
民事訴訟において,不適法であるとして上告を退けること。
じょうこくさいばんしょ
じょうこくさいばんしょ ジヤウ― [0][9] 【上告裁判所】
上告された事件を審理する裁判所。原則として最高裁判所であるが,民事訴訟で第一審が簡易裁判所のときは管轄の高等裁判所。
じょうこくしん
じょうこくしん ジヤウ― [4][3] 【上告審】
上告裁判所。また,そこで行われる審理。
じょうこくじょう
じょうこくじょう ジヤウ―ジヤウ [0] 【上告状】
民事訴訟で,上告を提起する場合に原裁判所に提出する書面。刑事訴訟では上告申立書という。
じょうこくもうしたてしょ
じょうこくもうしたてしょ ジヤウ―マウシタテ― [0] 【上告申立書】
⇒上告状
じょうこくりゆう
じょうこくりゆう ジヤウ―イウ [5] 【上告理由】
上告をなしうる理由。刑事訴訟では原判決の憲法解釈の誤り・憲法違反・判例違反,民事訴訟では原判決の憲法解釈の誤り・憲法違反・法令違背。
じょうこしゃそ
じょうこしゃそ ジヤウコ― [1][1] 【城狐社鼠】
〔「説苑(善説)」「晋書(謝鯤伝)」〕
都城にすむキツネと社にすむネズミ。君側の奸臣(カンシン)。また,それが除きにくいことのたとえ。
じょうこん
じょうこん デウ― [0] 【条痕】
(1)筋になって残ったあと。特に,発射された銃弾についている腔線(コウセン)のあと。
(2)条痕板に鉱物をすりつけたときにできる筋,およびその色。鉱物の粉末によるもので特有な色を示し,鉱物の鑑定に利用する。条痕色。
じょうこん
じょうこん ジヤウ― [0] 【上根】
■一■ (名)
〔仏〕 仏道修行の素質・能力のすぐれたもの。上機根。上機。「これみな難行―のつとめ観念成就のさとりなり/歎異抄」
→中根
→下根
■二■ (名・形動ナリ)
根気のよい・こと(さま)。「さてもこなたは―な事ぢや/咄本・御前男」
じょうこん
じょうこん [0] 【乗根】
⇒累乗根(ルイジヨウコン)
じょうこん
じょうこん ヂヤウ― [0] 【定根】
〔仏〕 五根{(2)}の一。禅定のこと。
じょうこんばん
じょうこんばん デウ― [0] 【条痕板】
条痕{(2)}を調べるために用いる白色素焼きの板。
じょうご
じょうご ジヤウ― [0][1] 【常語】
日常使っている言葉。話し言葉。
じょうご
じょうご ジヤウ― [1] 【上戸】
(1)酒をたくさん飲む人。酒好きの人。
⇔下戸(ゲコ)
(2)(「…上戸」の形で)他の語の下に付き接尾語的に用いて,酒に酔ったときに出る癖の状態をいい表す。「泣き―」「笑い―」
じょうご
じょうご [0] 【冗語・剰語】
むだな言葉。よけいな言葉。むだ口。
じょうご
じょうご【上戸】
a drinker;→英和
a tippler.泣き(笑い)上戸 a maudlin (merry) drinker.
じょうご
じょうご ジヤウ― [1] 【上午】
昼前。午前。
⇔下午(カゴ)
じょうご
じょうご【漏斗】
a funnel.→英和
じょうご
じょうご デフ― [0] 【畳語】
複合語の一。同一の単語あるいは語根を重ねた語。「人々」「泣く泣く」「重ね重ね」「知らず知らず」の類。
じょうご
じょうご【冗語】
a redundant[superfluous]word.
じょうご
じょうご ジヤウ― [1] 【漏斗】
口の小さい容器に液体を入れるときに使う道具。円錐状の上部の底が筒口になったもの。ろうと。
じょうご
じょうご デフ― [1] 【畳五】
⇒でっく(畳五)
じょうごう
じょうごう ヂヤウガウ [0] 【長行】
〔仏〕 経典や論書の散文の部分。
⇔偈頌(ゲジユ)
じょうごう
じょうごう ジヤウゴフ [0] 【成業】
(1)学業や事業をなしとげること。せいぎょう。
(2)律令制下,大学寮の学生(ガクシヨウ)が最終試験に合格すること。得業。
じょうごう
じょうごう [3][0] 【乗号】
掛け算の記号。「×」の記号。
じょうごう
じょうごう ヂヤウゴフ [0][1] 【定業】
〔仏〕
(1)その報いとして起こる結果が定まっている行為。決定業。
⇔不定業
「天魔に魅入られし我身の―と思へば/滝口入道(樗牛)」
(2)「往生要集」に説く四種の念仏の一。座禅入定して仏を心に思い描くこと。
じょうごう
じょうごう ジヤウゴフ [0] 【成劫】
⇒じょうこう(成劫)
じょうごう
じょうごう ジヤウゴフ [0] 【浄業】
〔仏〕
(1)清浄な正業。善業(ゼンゴウ)。
(2)念仏。「―さかりにすすめつつ/高僧和讃」
じょうごう
じょうごう ジヤウ― [0] 【成功】
朝廷の臨時の出費に私財を寄付した者に官位を与えたこと。平安末期には諸国の受領,鎌倉初期には八省の判官までが対象とされた。「―まいらせて信濃の守になりたる者なり/愚管 6」
じょうごう
じょうごう ジヤウガウ [0] 【城濠・城壕】
城のまわりのほり。
じょうごほう
じょうごほう デフ―ハフ [0] 【畳語法】
同じ語句を繰り返して強調やリズムの効果を上げようとする修辞法。
じょうごほう
じょうごほう [0] 【冗語法】
強調など,修辞的効果を上げるために,必ずしも必要ではない語を加える表現法。
じょうごや
じょうごや ヂヤウ― [0] 【定小屋】
(1)芝居・見世物などの常設の小屋。
(2)ある俳優が毎月きまって出演する芝居小屋。
じょうごわ
じょうごわ ジヤウゴハ [0] 【情強】 (名・形動)[文]ナリ
片意地である・こと(さま)。また,その人にもいう。強情。「―に理屈を巻き出して中々受付けも仕無い/天うつ浪(露伴)」
じょうごわし
じょうごわ・し ジヤウゴハシ 【情強し】 (形ク)
意地が強く,考えを容易には変えない。強情である。「―・きどち女郎ぶを殺してしまはんとは思へども/浄瑠璃・苅萱桑門」
じょうごん
じょうごん ジヤウゴン 【浄厳】
(1639-1702) 江戸時代の真言宗の僧。新安祥寺流の祖。密教を究め,梵語に通暁。徳川綱吉などの尊崇を受けた。著「悉曇三密鈔」など。
じょうごんいん
じょうごんいん ジヤウゴンヰン 【浄厳院】
滋賀県安土町にある浄土宗の寺。山号,金勝山。聖徳太子の草創と伝えられる慈恩寺を織田信長が再興建立したもの。開山は明感。安土宗論が行われた寺。
じょうさい
じょうさい ヂヤウサイ [0] 【定斎】
煎(セン)じ薬の一。桃山時代,大坂の薬種問屋村田定斎が明人の薬法を伝えて製したという。夏の諸病に効果があるという。じょさい。是斎(ゼサイ)。
じょうさい
じょうさい ジヤウ― [0] 【城西】
(1)城の西側の方面。
(2)東京都の西部地区。中野区・杉並区・世田谷区など。
じょうさい
じょうさい ジヤウ― [0] 【攘災】
わざわいをはらい除くこと。
じょうさい
じょうさい ジヤウ― [0] 【上裁】
(1)上奏に対し天皇の下す決裁。
(2)将軍・主君など身分の高い人の裁決。「―なれば力及ばず/太平記 36」
じょうさい
じょうさい [0] 【乗載】 (名)スル
乗り物に人や物をのせること。「荷物をトラックに―する」
じょうさい
じょうさい ジヤウ― [0] 【城塞・城砦】
城ととりで。城。
じょうさいこくさいだいがく
じょうさいこくさいだいがく ジヤウ― 【城西国際大学】
私立大学の一。1991年(平成3)設立。本部は東金市。
じょうさいだいがく
じょうさいだいがく ジヤウ― 【城西大学】
私立大学の一。1965年(昭和40)設立。本部は坂戸市。
じょうさいぼう
じょうさいぼう ヂヤウサイバウ [3] 【嬢細胞・娘細胞】
一回の細胞分裂の結果生じた二個の細胞。分裂前の母細胞に対していう。
じょうさいもん
じょうさいもん ジヤウサイ― [3] 【上西門】
平安京大内裏(ダイダイリ)の外郭門の一。西面し,殷富(インプ)門の北にある。築地を切り開いただけで,屋根はない。西の土御門(ツチミカド)。
→大内裏
じょうさいや
じょうさいや ヂヤウサイ― [0] 【定斎屋】
定斎の行商人。夏,薬箱を天秤(テンビン)でかつぎ,引き出しの環(ワ)を鳴らして売り歩いた。定斎売り。じょさいや。[季]夏。
定斎屋[図]
じょうさく
じょうさく ジヤウ― [0] 【上策】
すぐれたはかりごと。
⇔下策
「中止するのが―だ」
じょうさく
じょうさく [0] 【縄索】
縄。つな。
じょうさく
じょうさく ジヤウ― [0] 【上作】
(1)すぐれた出来ばえ。また,よくできた作品。
⇔下作
「彼のものとしては―の部類だ」
(2)農作物がよくできること。豊作。「今年の麦は―だ」
じょうさく
じょうさく ジヤウ― [0] 【城柵】
(1)城にめぐらした柵。また,とりで。
(2)古代,東北地方に設けられた行政施設。軍事的拠点としての性格を併せもつ場合が多い。各地の公民や浮浪人を移配し,柵戸(サクコ)として開墾にあたらせた。
じょうさし
じょうさし【状差し】
a letter file[rack].
じょうさし
じょうさし ジヤウ― [3][4] 【状差(し)】
柱などにかけておき,受け取った書状を入れておくもの。
じょうさま
じょうさま ジヤウ― [1] 【上様】
⇒うえさま(上様)
じょうさん
じょうさん ヂヤウ― [0] 【定散】
〔仏〕 宗教的な精神統一状態である定と,統一状態にない日常的な心の在り方である散。
じょうさん
じょうさん [0] 【蒸散】 (名)スル
植物体内の水分が水蒸気として体外に排出される現象。気孔蒸散と表皮蒸散(クチクラ蒸散)があり,主に気孔の開閉によって調節される。
じょうざ
じょうざ ヂヤウ― 【仗座】
⇒陣(ジン)の座(ザ)
じょうざ
じょうざ ジヤウ― [0] 【常座】
能舞台の,シテ柱右前方の場所。シテが演技の初めと終わりに立つ位置。また,登場人物が舞台に出て,立ち止まり,名乗りをあげる定位置。名乗り座。シテ座。
→能舞台
じょうざ
じょうざ ヂヤウ― [0] 【定座・定坐】
(1)〔仏〕 禅定に入るためにすわること。座禅。
(2)連句で,四季の景物を代表する月・花の句を出すべき定まった位置。例えば歌仙(三六句)の場合,月の定座は初表五句目・同裏八(のち七)句目・名残表一一句目,花の定座は初裏一一句目・名残裏五句目。
じょうざ
じょうざ ジヤウ― [0] 【上座】 (名)スル
□一□〔古くは「しょうざ」〕
上位の座席。また,その座に着くこと。上席。かみざ。
⇔下座(ゲザ)
「己れ背(ハイ)に立ち―す/花柳春話(純一郎)」
□二□〔仏〕
(1)10年以上修行を積んだ僧。教団の長老。
(2)三綱の一。年長・有徳の者で,寺内の僧侶を監督し,寺務を統括する僧。
(3)禅宗で,修行僧の上位にある者に対する敬称。また,相手の僧に対する敬称。
(4)曹洞宗の僧階の一。出家得度し,入衆(ニツシユ)したが,まだ安居(アンゴ)の首座となっていない者。
(5)「聖僧(シヨウソウ){(2)}」に同じ。
じょうざい
じょうざい【錠剤】
a tablet;→英和
a tabloid.→英和
じょうざい
じょうざい ヂヤウ― [0] 【錠剤】
医薬品をそのまま,または乳糖などの適当な添加剤を加えて,一定の形状に圧縮して飲みやすくしたもの。タブレット。
じょうざい
じょうざい ヂヤウ― [0] 【杖罪】
⇒杖(ジヨウ)(1)
じょうざい
じょうざい ジヤウ― [0] 【浄財】
宗教団体・慈善・社会事業などに寄付する金。「―を募る」
じょうざい
じょうざい ジヤウ― [0] 【常在】 (名)スル
いつもそこにあること。いつもそこに居ること。「―不滅の仏」「支局の―員」
じょうざい
じょうざい ジヤウ― [0] 【浄罪】
罪をきよめること。
じょうざい
じょうざい【浄財】
honest money.〜を集める collect donations[alms].〜を喜捨する make a votive offering of money.
じょうざいせんじょう
じょうざいせんじょう ジヤウ―ヂヤウ [0] 【常在戦場】
〔「常に戦場に在り」の意〕
いつも戦場にいる気持ちで事に当たれ,という(武士の)心得の言葉。
じょうざいりょうじゅせん
じょうざいりょうじゅせん ジヤウ―リヤウジユ― [7] 【常在霊鷲山】
〔法華経(寿量品)〕
釈迦は永遠不滅に説法の地である霊鷲山に存在して,宗教的力を発揮し続けていること。
じょうざせき
じょうざせき ジヤウ― [3] 【上座石】
築山(ツキヤマ)の上にすえる平たく厚い石。
じょうざぶ
じょうざぶ ジヤウ― [3] 【上座部】
〔仏〕 紀元前三世紀頃,大衆(ダイシユ)部に対立して生まれた,長老上座を中心とする一派。戒律を厳守し,事物の実在を重視する傾向をもつ。のちに説一切有(セツイツサイウ)部,本上座部に分裂,その後も分派を生み,一一派となった。
→部派仏教
じょうざらい
じょうざらい ヂヤウザラヒ [3] 【定浚い】
定期的に行う川浚い。また,その請負人。じょうざらえ。
じょうざん
じょうざん ジヤウ― [1] 【常山】
ユキノシタ科の落葉低木。インド・中国南部などに生育する。根を常山といい,マラリアの治療薬や解熱剤とする。ジョウザンアジサイ。
じょうざん
じょうざん ヂヤウザン 【丈山】
⇒石川(イシカワ)丈山
じょうざん
じょうざん [0][1] 【乗算】
掛け算。乗法。
⇔除算
じょうざん
じょうざん ジヤウ― 【常山】
中国の五岳の一,恒山の異名。
じょうざんきだん
じょうざんきだん ジヤウザン― 【常山紀談】
随筆。二五巻。湯浅常山著。1739年成立。戦国時代後半から江戸初期までの勇将・豪傑たちの言行に関する約四七〇条の雑話を収める。拾遺四巻,付巻「雨夜のともし火」一巻がある。
じょうざんけい
じょうざんけい ヂヤウザンケイ 【定山渓】
札幌市の南西,豊平(トヨヒラ)川上流にある渓谷。温泉があり,札幌の奥座敷といわれる。
じょうざんのだせい
じょうざんのだせい ジヤウ― 【常山の蛇勢】
〔「孫子(九地)」より。常山に住む蛇は,首を撃てば尾が助け,尾を撃てば首が助け,胴を撃てば首と尾が助けるという故事から〕
(1)〔晋書(桓温伝)〕
先陣と後陣,左翼と右翼などが互いに相応じて攻撃・防御し,敵が乗じることのできないようにする陣法。
(2)文章などが前後相呼応していることにもいう。
じょうざんやき
じょうざんやき ジヤウザン― [0] 【常山焼】
新潟県佐渡相川で焼かれた陶器。三浦常山が楽焼に改良を加え,1876年(明治9)に完成させた。中国宜興窯の朱泥・紫泥に似る。1966年(昭和41)閉窯。
じょうし
じょうし デフ― [1] 【帖試】
(1)中国,唐代の科挙の試験方法。経書の文章の辞句を隠して答えさせるもの。試帖。
(2)律令制下,大学・国学の試験の一。古典の文章中の字句を隠し,その字句を答えさせるもの。
じょうし
じょうし ジヤウ― [1] 【上梓】 (名)スル
〔梓(アズサ)を版木に用いたことから〕
文字を版木に刻むこと。また,書物を出版すること。「処女作を―する」
じょうし
じょうし デウシ 【条支】
中国の漢・魏(ギ)代の史書に見える西域の国名。位置についてはシリア説など諸説がある。
じょうし
じょうし デフ― [1] 【帖子】
折り本。
じょうし
じょうし ジヤウ― [1] 【上士】
(1)徳が高くすぐれた人物。
(2)家格の高い武士。
⇔下士
(3)〔仏〕 菩薩の異名の一。
じょうし
じょうし ジヤウ― [1] 【上司】
(1)会社・官庁などで,自分より地位が上の人。上役(ウワヤク)。
(2)その官庁より上級の官庁。
(3)荘園運営の下級荘官である下司(ゲシ)を指揮する上級荘官。
じょうし
じょうし ジヤウ― [1] 【情思】
(1)心の思い。
(2)恋い慕う心。恋心。
じょうし
じょうし ジヤウ― [1] 【城市】
(1)城壁をめぐらした町。転じて都会。
(2)城のある町。
じょうし
じょうし ジヤウ― [1] 【上使】
幕府・藩などから上意を伝えるために派遣された使い。
じょうし
じょうし【上司】
one's superior (official).
じょうし
じょうし ジヤウ― [1] 【情詩】
恋心を詠じた詩歌。
じょうし
じょうし デウ― [1] 【条枝】
木の枝。
じょうし
じょうし ジヤウ― [1] 【状師】
他人の訴訟の代理を業とするもの。代言人や弁護士。
じょうし
じょうし ジヤウ― [0] 【情死】 (名)スル
相愛の男女が一緒に死ぬこと。心中(シンジユウ)。「―した作家」
じょうし
じょうし【城址】
the site[ruins]of a castle.→英和
じょうし
じょうし【上梓する】
publish.→英和
じょうし
じょうし ジヤウ― [1] 【城址・城趾】
しろあと。
じょうし
じょうし ジヤウ― [1] 【上肢】
人間の手と腕,あるいは動物の前足。
⇔下肢(カシ)
じょうし
じょうし ジヤウ― [1] 【上厠】 (名)スル
便所にはいること。
じょうし
じょうし【上肢】
《解》an upper limb;an arm.→英和
じょうし
じょうし ジヤウ― [1] 【状紙】
書状を書くのに用いる紙。杉原紙を横に半分に切ったもの。半切り紙。半切れ。
じょうし
じょうし [1] 【剰指】
手足の指が五本以上あること。
じょうし
じょうし ジヤウ― [1] 【上巳】
五節句の一。陰暦三月最初の巳の日,のち三月三日に該当された。古代中国の祓(ハラエ)の風俗行事が日本に伝わったもの。宮中では曲水の宴を催した。民間では女児の祝日として草餅・白酒などを食したが,のち人形を飾って雛(ヒナ)祭りをするようになった。桃の節句。雛の節句。三月の節句。女の節句。重三(チヨウサン)。元巳(ゲンシ)。じょうみ。[季]春。
じょうし
じょうし ヂヤウ― [1] 【娘子・嬢子】
(1)女の子。少女。処女。
(2)婦人。女。また,他人の妻。
じょうしかん
じょうしかん ヂヤウシクワン 【娘子関】
中国,山西省と河北省の境,石家荘の西方にある関門。太行山脈を越える要地。
じょうしき
じょうしき ジヤウ― [0] 【情識】
(1)〔仏〕 凡夫のもつ迷いの心。心。
(2)強情であること。頑固。
じょうしき
じょうしき【常識】
<lack> common sense;practical wisdom.〜的な commonsense;practical;→英和
sensible.→英和
〜はずれの eccentric;→英和
senseless.→英和
‖常識のある人 a man of (good) sense.
じょうしき
じょうしき ヂヤウ― [0] 【定式】
定まった儀式・やりかた。定例。ていしき。
じょうしき
じょうしき ジヤウ― [0] 【常式】
(1)つねの方式。きまった方式。常法。
(2)通常の儀式。
(3)いつも。ふだん。平時。常時。
じょうしき
じょうしき ジヤウ― [0] 【常識】
〔common sense〕
(1)ある社会で,人々の間に広く承認され,当然もっているはずの知識や判断力。「―では考えられない奇行」「―に欠ける」
(2)「共通感覚」に同じ。
じょうしきか
じょうしきか ジヤウ― [0] 【常識家】
十分に常識をわきまえて,過激な言動をしない人。
じょうしきてき
じょうしきてき ジヤウ― [0] 【常識的】 (形動)
(1)ありふれているさま。平凡であるさま。「―な解釈」
(2)社会的通念に合っているさま。「―な人選」
じょうしきてつがく
じょうしきてつがく ジヤウ― [6][5] 【常識哲学】
〔philosophy of common sense〕
人間に広く共通する自明な意識としての常識(共通感覚)を根本の原理として,存在・認識・倫理などを考える哲学説。バークリーの主観的観念論やヒュームの懐疑論を厳しく批判したリードおよびその学派(常識学派)に始まる。
じょうしきまく
じょうしきまく ヂヤウ― [4] 【定式幕】
歌舞伎舞台の開閉のみに使う正式の引き幕。三色の縦縞(タテジマ)で,左から黒・柿・萌黄(モエギ)を用いるが,江戸時代は座によって色の種類・配置が異なった。明治中頃までは大劇場だけ使用が許され,小劇場は緞帳(ドンチヨウ)を用いた。狂言幕。
じょうしきん
じょうしきん ジヤウ― [3][0] 【上肢筋】
上肢の運動をつかさどる筋の総称。
じょうしぐん
じょうしぐん ヂヤウ― [3] 【娘子軍】
〔誤って「ろうしぐん」とも〕
(1)女性の率いる軍隊。また,女性だけで組織した軍隊。もと,中国,唐の平陽公主の率いた軍の名。
(2)女性の団体。
じょうしこ
じょうしこ ジヤウ― [0] 【上仕子・上鉋】
仕上げに使うかんな。しあげかんな。
→荒仕子(アラシコ)
→中仕子(チユウシコ)
じょうしこつ
じょうしこつ ジヤウ― [3] 【上肢骨】
上肢の骨格を構成する骨の総称。
じょうしつ
じょうしつ ジヤウ― [0] 【上質】 (名・形動)
品質がすぐれていること。質がよいこと。また,そのさま。「この背広の生地は―だ」
[派生] ――さ(名)
じょうしつ
じょうしつ【上質(の)】
(of) fine[superior]quality.
じょうしつ
じょうしつ ヂヤウ― [0] 【丈室】
一丈(約3.03メートル)四方の室。また,住持の居室。方丈(ホウジヨウ)。
じょうしつし
じょうしつし ジヤウ― [4] 【上質紙】
化学パルプだけを用いた代表的な印刷用紙。書籍などに使用される。
じょうしゃ
じょうしゃ ジヤウ― [1] 【盛者】
〔「しょうじゃ」「しょうしゃ」とも〕
権勢の盛んな人。栄えている人。
じょうしゃ
じょうしゃ ジヤウ― [1] 【常赦】
奈良時代以降の恩赦の一。八虐・故殺・謀殺・私鋳銭・強盗・窃盗以外の罪人を赦すこと。
じょうしゃ
じょうしゃ ジヤウ― [0] 【浄写】 (名)スル
下書きなどを,きれいに書き写すこと。また,そのもの。浄書。「草稿を―する」
じょうしゃ
じょうしゃ [0] 【乗車】 (名)スル
(1)電車・自動車などに乗ること。
⇔下車
⇔降車
「東京駅で―する」
(2)ある人が乗る車。「天皇の御―」
じょうしゃ
じょうしゃ【乗車する】
take[board]a train;→英和
get in a car.→英和
‖乗車口 the entrance;the way in.乗車券 a ticket.乗車券売場 a ticket office; <英> a booking office.乗車賃 a fare.
じょうしゃきょひ
じょうしゃきょひ【乗車拒否する】
refuse a passenger.→英和
じょうしゃく
じょうしゃく ヂヤウ― [0] 【丈尺】
〔「じょうじゃく」とも〕
(1)たけ。長さ。寸法。
(2)長さ一丈(約3.03メートル)の物差し。
じょうしゃく
じょうしゃく [0] 【縄尺】
〔「縄」はすみなわ,「尺」はものさし〕
物事の規準。規則。縄矩(ジヨウク)。
じょうしゃぐち
じょうしゃぐち [3][0] 【乗車口】
(1)鉄道駅の,乗る人専用の入り口。
(2)電車・バスなどの乗り口。
⇔降車口
じょうしゃけん
じょうしゃけん [3] 【乗車券】
鉄道やバスに乗るための切符。運賃の支払い者に対して発行される。乗車切符。
じょうしゃひっすい
じょうしゃひっすい ジヤウ― [1] 【盛者必衰】
〔仏〕 世の中は無常であり,勢いの盛んな者もついには必ず衰えほろびるということ。「沙羅双樹の花の色,―の理(コトワリ)をあらはす/平家 1」
じょうしゅ
じょうしゅ ジヤウ― [1] 【常主】
定まった主人。
じょうしゅ
じょうしゅ【情趣】
a mood;→英和
a sentiment;→英和
an artistic effect.〜に富む tasteful.→英和
じょうしゅ
じょうしゅ ジヤウ― [1] 【上首】
一座の最上位の者。首座。
じょうしゅ
じょうしゅ ジヤウ― [0][1] 【上酒】
上等の酒。よい酒。
じょうしゅ
じょうしゅ ヂヤウ― [0][1] 【醸酒】 (名)スル
酒を醸造すること。また,その酒。
じょうしゅ
じょうしゅ ジヤウ― [1] 【情趣】
そのものに接して感じられる,しみじみとした味わい。「―に富む景色」
じょうしゅ
じょうしゅ ジヤウ― [1] 【城主】
(1)城の主。
(2)江戸時代,大名の格式の一。城をもった大名で国持・准国持に次ぐ。
じょうしゅ
じょうしゅ【城主】
the lord (of a castle).→英和
じょうしゅ
じょうしゅ ジヤウ― [1] 【城守】 (名)スル
城にこもって守ること。また,その人。
じょうしゅう
じょうしゅう ジヤウシフ [0] 【常襲】 (名)スル
いつも襲うこと。いつも襲われること。「台風の―地帯」
じょうしゅう
じょうしゅう ジヤウシウ 【城州】
山城(ヤマシロ)国の別名。
じょうしゅう
じょうしゅう ジヤウシフ [0] 【常習】 (名)スル
何度も繰り返して,習慣のようになっていること。主に悪いことにいう。「麻薬を―する」
じょうしゅう
じょうしゅう ジヤウシウ 【常州】
常陸(ヒタチ)国の別名。
じょうしゅう
じょうしゅう ジヤウシウ 【上州】
上野(コウズケ)国の別名。
じょうしゅうはん
じょうしゅうはん ジヤウシフ― [3] 【常習犯】
ある犯罪を反復して行う習癖のある者が,その犯罪をなすことによって成立する犯罪。また,その罪を犯した人。常習賭博・常習強窃盗・常習暴行傷害などについては刑が加重される。慣行犯。
じょうしゅうはん
じょうしゅうはん【常習犯】
a habitual offender;a confirmed criminal.
じょうしゅうもん
じょうしゅうもん ジヨウシウ― 【承秋門】
平安京大内裏の豊楽(ブラク)院十九門の一。
じょうしゅかく
じょうしゅかく ジヤウ― [3] 【城主格】
江戸時代,無城で城主に準ずる待遇を受けた大名。
じょうしゅく
じょうしゅく ジヤウ― [0] 【上宿】
中古,宮中に宿直すること。
じょうしゅつ
じょうしゅつ ヂヤウ― [0] 【醸出】 (名)スル
気運・雰囲気などをかもし出すこと。醸成。「何ぞ必ずしも禍乱を―するに至らん/三酔人経綸問答(兆民)」
じょうしゅてき
じょうしゅてき ジヤウ― [0] 【情趣的】 (形動)
情趣に富んでいるさま。
じょうしゅび
じょうしゅび ジヤウ― [3] 【上首尾】 (名・形動)[文]ナリ
物事がうまく運ぶ・こと(さま)。
⇔不首尾
「万事―だ」
じょうしゅび
じょうしゅび【上首尾】
a (great) success;a happy result.〜の successful;satisfactory.→英和
じょうしゅん
じょうしゅん ジヤウシユン 【成俊】
南北朝時代の天台宗(園城寺)の学僧。万葉集を書き写し,その識語で定家仮名遣いに対する疑問を提出した。生没年未詳。
じょうしゅんとう
じょうしゅんとう ジヤウシユン― [0] 【常春藤】
キヅタの異名。
じょうしょ
じょうしょ デウ― [0] 【条書】
箇条書きにした文書。一つ書き。
じょうしょ
じょうしょ ジヤウ― [0] 【上書】 (名)スル
意見書を目上の人または官庁などにさし出すこと。また,その書面。「行政改革について―する」
じょうしょ
じょうしょ ジヤウ― [1] 【情緒】
〔慣用読みで「じょうちょ」とも〕
(1)人にある感慨をもよおさせる,その物独特の味わい。また,物事に触れて起こるさまざまな感慨。「―のある風景」「江戸―」「―豊かに描写する」
(2)〔心理〕「情動(ジヨウドウ)」に同じ。「―不安定」
じょうしょ
じょうしょ ジヤウ― [1][0] 【上所】 (名)スル
手紙のあて名の上に謹謹上・謹上・進上などと記すこと。
じょうしょ
じょうしょ ジヤウ― [0] 【浄書】 (名)スル
草稿などをきれいに書き直すこと。また,そのもの。清書。浄写。「論文を―する」
じょうしょ
じょうしょ【浄書】
a fair copy.〜する make a fair copy <of> .
じょうしょ
じょうしょ [1] 【蒸暑】
むし暑いこと。「―甚しく机に向ひがたし/日乗(荷風)」
じょうしょう
じょうしょう ジヤウシヤウ [0] 【城将】
城を守る大将。
じょうしょう
じょうしょう【上昇】
a rise <in prices> ;→英和
an ascent.→英和
〜する rise;ascend.→英和
‖上昇気流 an ascending current.上昇限度《空》the ceiling.
じょうしょう
じょうしょう ジヤウシヤウ [0] 【上将】
上位の将軍。上級の将。
じょうしょう
じょうしょう デウシヤウ [0] 【条章】
(1)箇条書きの文章の,大区分と小区分。条と章。
(2)箇条書きにした文章。
じょうしょう
じょうしょう ジヤウ― [0] 【上昇】 (名)スル
上にのぼること。高く上がること。
⇔下降(カコウ)
⇔低下
「飛行機が―する」
じょうしょう
じょうしょう [0] 【丞相】
〔古くは「しょうじょう」〕
(1)中国で,天子を補佐して政務を処理した最高の官。戦国時代からみえ,明初に廃された。
(2)大臣に相当する唐名。
じょうしょう
じょうしょう ジヤウシヤウ [0] 【上姓】
高貴な家柄であること。また,その人。
⇔下姓(ゲシヨウ)
じょうしょう
じょうしょう ジヤウシヤウ [0] 【上生】
〔仏〕 極楽往生の等級の名。上品(ジヨウボン)・中品・下品に分けて,さらにそれぞれを上中下の三生に分けたものの最上位。
→九品(クホン)
じょうしょう
じょうしょう [0] 【縄床】
尻を乗せるところや背もたれの部分を,縄を張って作った椅子。禅僧などが用いた。
縄床[図]
じょうしょう
じょうしょう ジヤウシヤウ [1][0] 【上声】
(1)漢字の四声(シセイ)の一。仄声(ソクセイ)に属する。現代中国の北京音では,低くゆっくりした音調で始め,最後に高く発音する。第三声。じょうせい。
(2)日本漢字音や国語アクセントの声調の一。高く平らに発音するもの。
じょうしょう
じょうしょう ジヤウ― [0] 【常勝】
戦うたびに常に勝つこと。「―を誇る」
じょうしょうきりゅう
じょうしょうきりゅう ジヤウ―リウ [5] 【上昇気流】
上方に向かう気流。雲をつくり,雨を降らす原因となる。雷雲中ではきわめて強い上昇流が現れる。
⇔下降気流
じょうしょうぐん
じょうしょうぐん【常勝軍】
an invincible army.
じょうしょうぐん
じょうしょうぐん ジヤウシヤウグン 【上将軍】
最上位の将軍。一軍の総大将。「中務卿尊良親王を―として/正統記(後醍醐)」
じょうしょうぐん
じょうしょうぐん ジヤウ― [3] 【常勝軍】
(1)戦えばいつも勝つ強い軍隊。
(2)太平天国を平定するため,1860年アメリカの船員ウォードが上海で組織した外国人と中国人からなる軍隊。上海周辺の防備に活躍し,この名を得る。63年英軍人ゴードンが指揮をとり,江蘇各地で勝利を収めた。
じょうしょうじ
じょうしょうじ ジヤウセウ― 【誠照寺】
福井県鯖江(サバエ)市にある浄土真宗誠照寺派の本山。山号,上野山。寺伝では親鸞が越後へ流罪の途中,一時とどまった地を五男道性が継いだのに始まるとする。鯖江御堂。
じょうしょうじは
じょうしょうじは ジヤウセウ― [0] 【誠照寺派】
浄土真宗一〇派の一。誠照寺を本山とする。
じょうしょうじん
じょうしょうじん ジヤウシヤウジン [3] 【常精進】
〔仏〕 期間を限って行う精進に対して,常日頃死ぬまで仏道修行に励むこと。
じょうしょうせん
じょうしょうせん ジヤウ― [0] 【上昇線】
上に向かう線。特にグラフで,増加・高騰などを表す線。「―をたどる」
じょうしょく
じょうしょく ジヤウ― [0] 【上職】
(1)高級な職。また,その職にある人。「―の品々…いかにもいかにも細かに似すべし/風姿花伝」
(2)自分より上位の役職にある人。上役。
(3)遊郭で,大夫職(タユウシヨク)の称。
じょうしょく
じょうしょく ジヤウ― [0] 【常食】 (名)スル
主食・副食として,日常普通に食べること。また,その食物。「米を―する」
じょうしょく
じょうしょく【常食】
staple[daily]food.〜とする live on <rice> .
じょうしょく
じょうしょく ジヤウ― [0] 【常職】
一定の職業・職務。定職(テイシヨク)。
じょうしょさち
じょうしょさち ジヤウシヨサ― [4] 【成所作智】
唯識(ユイシキ)宗の四智,密教の五智の一。仏の智の一つ。さまざまに変化して衆生(シユジヨウ)を仏道に導く仏のはたらき。作事智。
じょうしょてんめん
じょうしょてんめん ジヤウ― [1] 【情緒纏綿】
情緒がこまやかなこと。愛情が深く離れがたいこと。
じょうしん
じょうしん ジヤウ― 【誠信】
⇒せいしん(誠信)
じょうしん
じょうしん ジヤウ― [0] 【上伸】 (名)スル
相場が上がっていくこと。「小幅ながら―する」
じょうしん
じょうしん【上申(書)】
a (written) report.→英和
〜する report[state] <to a superior> .
じょうしん
じょうしん ジヤウ― [0] 【上進】 (名)スル
地位・程度などが上がること。向上。「次第に学術の―するに随ひ/明六雑誌 12」
じょうしん
じょうしん ジヤウ― [0] 【上唇】
(1)上のくちびる。
(2)節足動物の口器の一部。頭部が突出した板状の小片で,大顎を前方からおおう。バッタなどの噛(カ)み型口器をもつ昆虫によく発達している。
(3)唇形花冠または唇形の萼(ガク)の上側の部分。
→唇形花冠
⇔下唇(カシン)
じょうしん
じょうしん ヂヤウ― [0] 【仗身】
古代,五位以上の者に与えられた護衛の官。
じょうしん
じょうしん ヂヤウ― [0] 【定心】
(1)〔仏〕 禅定の心。宗教的な精神統一の状態。
⇔散心
(2)平生の心。「よく��心にかけて,―に持つべし/花鏡」
じょうしん
じょうしん ジヤウ― [0] 【上申】 (名)スル
上役や上部機関へ意見を述べること。また,その意見。「部長に―する」「―書」
じょうしんえつ
じょうしんえつ ジヤウ―ヱツ [3] 【上信越】
上野(コウズケ)・信濃(シナノ)・越後の三か国の総称。群馬・長野・新潟三県にまたがる地域。
じょうしんえつこうげんこくりつこうえん
じょうしんえつこうげんこくりつこうえん ジヤウ―ヱツカウゲンコクリツコウヱン 【上信越高原国立公園】
群馬・長野・新潟三県にまたがる国立公園。谷川岳・白根山・浅間山・菅平・志賀高原などの山と高原を中心とし,温泉も多い。
じょうしんこ
じょうしんこ ジヤウ― [3][0] 【上新粉・上糝粉】
精白米をひいた,細かい粉。料理・和菓子に用いる。
じょうじ
じょうじ ジヤウ― [1] 【常侍】
常に近くにいて奉仕すること。
じょうじ
じょうじ ジヤウ― [1] 【常事】
(1)きまった事柄。変わらないこと。
(2)日常の事。いつもの事。
じょうじ
じょうじ [1] 【承仕】
〔「しょうじ」とも〕
(1)堂内の仏具の管理などの用に従事する僧。承仕法師。
(2)剃髪(テイハツ)して,院の御所・摂関家などに仕え,雑役に従事する者。
(3)室町幕府で,儀式の際,座敷の設備を担当した役。
じょうじ
じょうじ【常時】
⇒いつも.
じょうじ
じょうじ ジヤウ― [1] 【常時】
(1)特別な事のない時。普段。「健康の―とは心意の趣を異にする/思ひ出す事など(漱石)」
(2)(副詞的にも用いる)常にそうであること。いつも。「―観察を怠らない」
じょうじ
じょうじ ヂヤウヂ 【貞治】
北朝の年号(1362.9.23-1368.2.18)。康安の後,応安の前。後光厳(ゴコウゴン)天皇の代。ていじ。
じょうじ
じょうじ デフ― 【聶耳】
(1912-1935) 中国の作曲家。本名守信。民族の危機と労働者の抵抗を主題にした歌を作曲。日本亡命中に神奈川県鵠沼(クゲヌマ)海岸で溺死。代表作「義勇軍行進曲」は中華人民共和国の国歌になった。ニエ=アル。
じょうじ
じょうじ ヂヤウ― [1] 【定時】
ある定まった時。ていじ。
じょうじ
じょうじ ジヤウ― [1] 【情事】
(1)恋愛に関する事柄。いろごと。
(2)事情。ありさま。「凡そ能(ヨク)すべからざる―に逢へば/西国立志編(正直)」
じょうじ
じょうじ デフ― [0] 【畳字】
(1)同じ字の繰り返しを示す符号。「�」「々」「ゝ」「��」の類。踊り字。
(2)漢字の熟語。また,古辞書の分類項目の一。
じょうじ
じょうじ [1][0] 【冗字】
むだな文字。
じょうじ
じょうじ【情事】
a love affair;a romance.→英和
じょうじじしんかつどう
じょうじじしんかつどう ジヤウ―ヂシンクワツドウ [7] 【常時地震活動】
大地震の前震や余震,または群発地震が発生している期間を除いた,平常時の地震活動。
じょうじせい
じょうじせい ジヤウジ― [0] 【常磁性】
物質の磁性の一。磁場の中に置くと磁場と同じ方向に磁化される性質。
⇔反磁性
じょうじせいたい
じょうじせいたい ジヤウジ― [4] 【常磁性体】
常磁性を示す物質。固体では鉄族や希土類の原子を含む物質に多い。気体では酸素など。
じょうじつ
じょうじつ ジヤウ― [0] 【情実】
(1)個人的な感情などがからまって,公正を欠いた事情や関係。「―を排する」
(2)物事の本当のありさま。実情。「今いつた―ゆゑ/当世書生気質(逍遥)」
(3)いつわりのない心。まごころ。
じょうじつ
じょうじつ ジヤウ― [0] 【常日】
ふだんの日。平生(ヘイゼイ)。日頃。
じょうじつ
じょうじつ ジヤウ― [0] 【成実】
〔仏〕「成実宗(シユウ)」の略。
じょうじつ
じょうじつ ジヤウ― [0] 【上日】
月の第一日。ついたち。
じょうじつ
じょうじつ【情実】
private circumstances;personal considerations;favoritism (ひいき).〜にとらわれる take personal circumstances into consideration.〜を排する disregard personal gain.
じょうじつしゅう
じょうじつしゅう ジヤウ― [4] 【成実宗】
南都六宗・中国一三宗の一。「成実論」に依拠し,これを研究する学派。五世紀初めの僧叡(ソウエイ)・僧導らに始まる。唐代に衰微。日本では一つの宗派を形成するまでに至らず,三論宗に付随して学ばれたが,平安以降さらに無視されるようになった。
じょうじつろん
じょうじつろん ジヤウジツ― 【成実論】
仏書。一六巻または二〇巻。訶梨跋摩(カリバツマ)著。鳩摩羅什(クマラジユウ)訳。この世界全体は仮の現象にすぎず,すべては空であることを強調する。中国で,六,七世紀から空の強調にかたより,小乗仏教に属するとされた。
じょうじほうし
じょうじほうし [4] 【承仕法師】
「承仕{(1)}」に同じ。
じょうじゃ
じょうじゃ ヂヤウ― [1] 【定者】
〔仏〕 大法会の行道(ギヨウドウ)の時,香炉を持って先頭を行く僧。じょうざ。ぞうざ。
じょうじゃっこうど
じょうじゃっこうど ジヤウジヤククワウド [5] 【常寂光土】
天台宗でいう四土のうち,最高のもの。仏の悟りである真理そのものが具現している世界。寂光土。寂光浄土。
じょうじゅ
じょうじゅ【成就】
accomplishment;→英和
achievement.〜する accomplish;→英和
achieve <an end> ;→英和
realize <one's wishes> ;→英和
succeed <in doing> .→英和
じょうじゅ
じょうじゅ ジヤウ― [1] 【成就】 (名)スル
〔古くは「じょうじゅう」とも〕
願いなどのかなうこと。物事が望んだとおりに完成すること。「悲願が―する」「大願―」
じょうじゅ
じょうじゅ ジヤウ― [1] 【上寿】
寿命の長いこと。長寿を三段階に分けた最上位。一〇〇歳(一説に八〇歳)以上。「不老不死の―を保てり/太平記 13」
→中寿
→下寿(カジユ)
じょうじゅう
じょうじゅう ジヤウヂユウ [0][1] 【常住】
■一■ (名)スル
(1)一定の所に住んでいること。定住。「山の庵に―する」
(2)〔仏〕 生滅変化せず,永遠に存在すること。
⇔無常
(3)〔「常住物(モツ)」の略〕
寺院の所有物。
■二■ (副)
いつも。たえず。つねづね。「父が―歎いたを子供の頃より聞知つて居りました/にごりえ(一葉)」
じょうじゅう
じょうじゅう ヂヤウヂユウ [0] 【定住】 (名)スル
⇒ていじゅう(定住)
じょうじゅうざが
じょうじゅうざが ジヤウヂユウ―グワ [5] 【常住坐臥】
すわっている時も寝ている時も。いつも。行住坐臥。
〔「常住」と「行住坐臥」との混同からできた言い方〕
じょうじゅうじんこう
じょうじゅうじんこう ジヤウヂユウ― [5] 【常住人口】
国勢調査で,そこに三か月以上にわたって住んでいるか,あるいは住むことになっている人口。
じょうじゅうふだん
じょうじゅうふだん ジヤウヂユウ― [0] 【常住不断】
常に切れ目なく続いていること。絶え間のないこと。
じょうじゅうふめつ
じょうじゅうふめつ ジヤウヂユウ― [0] 【常住不滅】
常に変わらず,滅びないこと。
じょうじゅえん
じょうじゅえん ジヤウジユヱン 【成趣園】
⇒水前寺公園(スイゼンジコウエン)
じょうじゅつ
じょうじゅつ ジヤウ― [0] 【上術】
よいてだて。よい策略。上策。
じょうじゅつ
じょうじゅつ【上述の】
above-mentioned;foregoing.→英和
〜の如く as stated above.
じょうじゅつ
じょうじゅつ ヂヤウ― [0] 【杖術】
杖を用いて敵を制する武術。江戸初期に始まる。杖道。
じょうじゅつ
じょうじゅつ ジヤウ― [0] 【上述】 (名)スル
文章などで,それより上または前に述べたこと。前述。「結果は―したとおり」
じょうじゅん
じょうじゅん ジヤウ― [0] 【上旬】
月の最初の一〇日間。一日から一〇日まで。初旬。
→中旬
→下旬
じょうじゅん
じょうじゅん【上旬】
the first ten days of a month;→英和
early in <May> .
じょうじょ
じょうじょ [1] 【乗除】 (名)スル
数を掛けることと割ること。掛け算と割り算。「加減―」「宜しく―し以て之れが平均を得せしむべきなり/民約論(徳)」
じょうじょう
じょうじょう ジヤウジヤウ [0] 【穣穣】 (ト|タル)[文]形動タリ
穀物が豊かに実るさま。「麦穂―として登熟し/八十日間世界一周(忠之助)」
じょうじょう
じょうじょう ジヤウジヤウ [0] 【常状】
平常の状態。常態。
じょうじょう
じょうじょう [0] 【蒸上】 (名)スル
水蒸気が立ち昇ること。「大谷川の水烟―する事山霧の如し/日光山の奥(花袋)」
じょうじょう
じょうじょう ジヤウジヤウ [0] 【情状】
(1)実際の事情・状態。実際のありさま。「処々人民の―を察し/西国立志編(正直)」
(2)刑事手続において,訴追を行うかどうかの判断や刑の量定に影響を及ぼすべき一切の事情。犯人の動機や目的,犯人の年齢・経歴や犯行後の態度など。
じょうじょう
じょうじょう【上々の】
the very best;superb.→英和
じょうじょう
じょうじょう【情状】
<take> the circumstances <into consideration> .〜を酌量して in consideration of mitigating circumstances.
じょうじょう
じょうじょう [0] 【茸茸】 (ト|タル)[文]形動タリ
草が盛んに茂っているさま。「春草―/日乗(荷風)」
じょうじょう
じょうじょう ゼウゼウ [0] 【擾擾】 (ト|タル)[文]形動タリ
ごたごたと乱れているさま。騒がしいさま。「衆論喧嗷(ケンゴウ)邦内―たり/佳人之奇遇(散士)」
じょうじょう
じょうじょう デフデフ [0] 【畳畳】 (ト|タル)[文]形動タリ
幾重にも重なり合うさま。「大小の峰巒,―として相ひ重り/浮城物語(竜渓)」
じょうじょう
じょうじょう [0] 【冗冗】 (ト|タル)[文]形動タリ
(1)長々と,くどくどと話すさま。「―と長口舌をふるう」
(2)入り乱れているさま。「紛々―」
じょうじょう
じょうじょう ジヤウジヤウ [0] 【常情】
普通の人間のもっている感情。また,常識。「慎む心になるが―であらう/二人女房(紅葉)」
じょうじょう
じょうじょう ジヤウジヤウ [0] 【常常】
ふだん。つねづね。日常。
じょうじょう
じょうじょう デウデウ [1][0] 【条条】
(1)一つ一つの箇条。「右の―厳(オゴソカ)に相守れ/近世紀聞(延房)」
(2)草や木が乱れ茂っていること。「琥珀の櫛は―の翠(ミドリ)を解く/虞美人草(漱石)」
じょうじょう
じょうじょう ジヤウヂヤウ [0] 【上場】 (名)スル
(1)物件が証券取引所または商品取引所における売買取引の対象とされること。「東証第一部に―される」
(2)「上演」に同じ。
じょうじょう
じょうじょう ジヤウジヤウ [0][3] 【上上】 (名・形動)[文]ナリ
この上なくよい・こと(さま)。上乗。「―の出来」「気分は―だ」
じょうじょう
じょうじょう デウデウ [0] 【嫋嫋・裊裊】 (ト|タル)[文]形動タリ
(1)なよなよとして風情のあるさま。しなやかなさま。たおやかなさま。「―たる柳」「―たる美女」
(2)音や声が細く長く続くさま。「余韻―として尽きない」「曲は―として次第に興を増した/復活(魯庵)」
(3)風がそよそよと吹くさま。「薫風―として菜花(サイカ)黄波を揚ぐ/花柳春話(純一郎)」
じょうじょう
じょうじょう ジヤウジヤウ [0] 【瀼瀼】 (形動タリ)
露が一面に置くさま。
じょうじょう
じょうじょう ジヤウ― [0] 【上乗】
■一■ (名・形動)[文]ナリ
この上なくすぐれている・こと(さま)。上々。「―の出来」「きょうは―な日和(ヒヨリ)だ」
■二■ (名)
〔仏〕 すぐれた教え。(小乗を下乗というのに対し)大乗のこと。
じょうじょう=綺羅(キラ)の晴れ着なし
――綺羅(キラ)の晴れ着なし
いつもきれいな着物を着ているので,晴れ着が必要な時に晴れ着とすべきものがない。事の区別・限度をわきまえない人のたとえ。
じょうじょうかぶ
じょうじょうかぶ ジヤウヂヤウ― [3] 【上場株】
取引所で売買の対象とされている株。建て株。
じょうじょうかぶ
じょうじょうかぶ【上場株】
《株》listed stocks.
じょうじょうがいしゃ
じょうじょうがいしゃ ジヤウヂヤウグワイ― [5] 【上場会社】
株式が証券取引所で売買されている会社。
じょうじょうきち
じょうじょうきち ジヤウジヤウ― [3][6] 【上上吉】
(1)役者評判記で用いた,役者の位付けの一。元禄期(1688-1704)には最上であったが,のちには上に至・極・功などを冠して,さらにその上位とした。じょうじょうきつ。
(2)この上なくよいこと。特に,縁起などがきわめてよいこと。「―と腹に思へば動かす舌も滑かに/五重塔(露伴)」
じょうじょうしゃくりょう
じょうじょうしゃくりょう ジヤウジヤウ―リヤウ [0] 【情状酌量】 (名)スル
裁判で刑を決定する際,同情すべき事情を考慮して,刑罰を軽くすること。酌量減軽。「―の余地なし」「―して執行猶予となる」
じょうじる
じょうじる【乗じる】
(1)[付け込む]take advantage <of> ;avail oneself <of> .
(2)《数》multiply.→英和
⇒掛ける(9).
闇(やみ)に乗じて under cover of night.人の虚に〜 take a person by surprise.
じょうじる
じょう・じる [0][3] 【乗じる】 (動ザ上一)
〔サ変動詞「乗ずる」の上一段化〕
「乗ずる」に同じ。「相手の弱味に―・じる」
じょうじん
じょうじん ヂヤウ― [0] 【丈人】
(1)老人。年より。また,長老を敬っていう語。
(2)妻の父。しゅうと。岳父。
じょうじん
じょうじん ジヤウ― [0] 【常人】
世間一般の人。特別変わったところのない,平均的な人。「―には理解できない」
じょうじん
じょうじん【常人】
an ordinary[average]man;the common people (総称).〜とは異なる be out of the common.→英和
じょうじん
じょうじん ジヤウジン 【成尋】
(1011-1081) 平安後期の天台宗の僧。藤原佐理の子という。1072年入宋,神宗(シンソウ)から善慧大師の号を受け,訳経場の監事を務めた。経典五百余巻を日本に送る。中国の開宝寺に没す。著書に「法華経註」「参天台五台山記」など。
じょうじん
じょうじん ジヤウ― [0] 【情人】
(1)情交関係にある人。愛人。いろ。じょうにん。
(2)情のある人。
じょうじんあじゃりのははのしゅう
じょうじんあじゃりのははのしゅう ジヤウジン―シフ 【成尋阿闍梨母集】
私家集。自撰。1073年頃成る。成尋の母が入宋したわが子成尋への思いを綴(ツヅ)った日記的歌集。
じょうすい
じょうすい ジヤウ― [0] 【盛衰】
⇒せいすい(盛衰)
じょうすい
じょうすい【浄水地】
a cleaning bed.浄水場 a filtration plant;waterworks.→英和
じょうすい
じょうすい ジヤウ― [0] 【浄水】
(1)きよらかな水。清浄な水。
(2)神社で,参拝の前に手を洗い口を漱(スス)いで浄める水。
(3)飲料水となるよう浄化した水。
じょうすい
じょうすい【上水】
water supply;service water (水).上水道 waterworks.→英和
じょうすい
じょうすい ジヤウ― [0] 【上水】
飲料その他のため,溝や管などを通して供給される水。
⇔下水(ゲスイ)
じょうすいき
じょうすいき ジヤウスイキ 【盛衰記】
⇒源平盛衰記(ゲンペイジヨウスイキ)
じょうすいじょう
じょうすいじょう ジヤウ―ヂヤウ [0] 【浄水場】
水道の水を浄化する施設。多く上水道の場合にいい,沈殿池・濾過(ロカ)池・浄水池などを備える。
じょうすいち
じょうすいち ジヤウ― [3] 【浄水池】
水道設備で,濾過(ロカ)池で濾(コ)した水を貯えておく池。
じょうすいどう
じょうすいどう ジヤウ―ダウ [3] 【上水道】
飲み水,その他に用いられる水を,給水するためにつくられた施設。水道。
⇔下水道
じょうすう
じょうすう【乗数】
《数》a multiplier.
じょうすう
じょうすう【常数】
《数》a constant.→英和
an invariable (number);→英和
[運命]destiny;→英和
the natural course of things.
じょうすう
じょうすう ジヤウ― [3] 【常数】
(1)きまった数。一定の数。
(2)「定数(テイスウ)」に同じ。
じょうすう
じょうすう [3] 【乗数】
(1)掛け算で,掛ける方の数。�×� の �。
(2)経済体系の中である経済変数(例えば投資)が独立的に変化したとき,それにともなって他の変数(例えば国民所得)がどれくらい増加するかを表す比率。投資乗数,雇用乗数,貿易乗数などの種類がある。狭義にはこの内の投資乗数をさす。
→投資乗数
じょうすうこうか
じょうすうこうか [5] 【乗数効果】
経済現象において,ある経済変量の変化が,経済システムの内部で波及効果をもたらし,最終的にそれらの効果の全体が元の効果の何倍にも達すること。通常は,投資額の変化が何倍かになって国民所得を増大させる効果をさす。
じょうすうりろん
じょうすうりろん [5] 【乗数理論】
投資が増大すると,それが様々な産業の生産や所得,消費の増大をひきおこし,最終的に当初投資額の何倍かの国民所得の増大をもたらすなど乗数効果についての理論。
じょうすけごう
じょうすけごう ヂヤウスケガウ 【定助郷】
江戸時代の助郷の一。宿駅の人馬の補給を義務づけられた村。定付(ジヨウツケ)。本助郷。
じょうする
じょう・する ジヤウ― [0][3] 【状する】 (動サ変)[文]サ変 じやう・す
言葉や文字で表現する。言い表す。「あゝ此間の景,我は最早―・する事能はじ/日光山の奥(花袋)」
じょうず
じょう・ず ジヤウ― 【成ず】 (動サ変)
(1)出来上がる。しあがる。完成する。「八は悉地の―・ずる数也/盛衰記 19」
(2)なしとげる。しあげる。「蛇身を転じて仏道を―・ず/曾我 2」
じょうず
じょうず ジヤウヅ [1] 【上図】
うえに掲げた図。
⇔下図
じょうず
じょうず ジヤウ― 【上種・上衆】
身分の高い人。貴人。上臈(ジヨウロウ)。
⇔下種(ゲス)
「―にまじらはむに面立たしく侍るべきもなく/宇津保(国譲上)」
じょうず
じょうず【上手】
(1) skill;→英和
proficiency <in> ;[人]a good hand <at> ;an expert <in,at> .→英和
(2)[お世辞]a flattery;a compliment.→英和
〜な skillful;skilled;→英和
dexterous;→英和
proficient;→英和
clever.→英和
〜に well;→英和
skillfully;→英和
cleverly.→英和
‖話し上手 a good talker.聞き上手 a good listener.
じょうず
じょうず ジヤウ― [3] 【上手】 (名・形動)[文]ナリ
(1)技術がすぐれている。手際がよいこと。また,その人やさま。
⇔下手(ヘタ)
「字の―な人」「もめ事を―にまとめる」「聞き―」
(2)言葉巧みなこと。お世辞。おじょうず。「―を言う」
(3)囲碁・将棋で七段の位をもつ人。江戸時代から昭和初期までの用語。
[派生] ――さ(名)
じょうず=の手から水が漏(モ)れる
――の手から水が漏(モ)れる
上手な人でも,時には失敗することがある。
じょうず=の猫が爪(ツメ)を隠す
――の猫が爪(ツメ)を隠す
才能のある人はむやみにそれを表したりしない。能(ノウ)ある鷹(タカ)は爪を隠(カク)す。
じょうずごかし
じょうずごかし ジヤウ― 【上手ごかし】
巧みに言いくるめて,自分の思いどおりに操ること。「―は措(オ)き給へ/浮世草子・新色五巻書」
じょうずもの
じょうずもの ジヤウ― [0][5] 【上手者】
如才のない者。お世辞のうまい人。
じょうずる
じょう・ずる [0][3] 【乗ずる】 (動サ変)[文]サ変 じよう・ず
(1)乗り物に乗る。「馬ニ―・ズル/ヘボン」
(2)他の物の勢いに任せる。その状況を利用する。「機に―・じて攻め込む」「夜陰に―・ずる」
(3)掛け算をする。
⇔除する
「三に五を―・ずる」
じょうせい
じょうせい【情勢】
⇒情況.
じょうせい
じょうせい ヂヤウ― [0] 【醸成】 (名)スル
(1)「醸造」に同じ。
(2)ある気運・情勢などを次第に作り上げてゆくこと。かもし出すこと。醸造。「社会不安を―する」
じょうせい
じょうせい ジヤウ― [1] 【上世】
おおむかし。上代。上古。
じょうせい
じょうせい【醸成する】
brew;→英和
foment;→英和
[ひき起こす]cause;→英和
bring about.
じょうせい
じょうせい【上製(の)】
(of) superior make[binding].上製本 a deluxe edition.
じょうせい
じょうせい ジヤウ― [0] 【上製】
上等につくられていること。また,その物。
じょうせい
じょうせい ジヤウ― [0] 【情勢・状勢】
変化する物事の,現在の様子。また,近い将来の変化・進展の具合。「―判断」「―は混沌(コントン)としている」
じょうせい
じょうせい ジヤウ― [0] 【上声】
⇒じょうしょう(上声)
じょうせい
じょうせい ジヤウ― [0] 【情性】
感情と生まれつきの性質。また,こころ。性情。「過敏の―を錬り/基督信徒の慰(鑑三)」
じょうせいぼん
じょうせいぼん ジヤウ― [0] 【上製本】
本製本のうち,表紙などに特に高価な材料を用いたもの。
じょうせき
じょうせき ジヤウ― [0] 【城跡・城蹟】
しろのあと。城址(ジヨウシ)。
じょうせき
じょうせき ジヤウ― [0] 【攘斥】 (名)スル
払いのけること。排斥。「覇臭を―す/開化評林(啓五郎)」
じょうせき
じょうせき ヂヤウ― [0] 【定席】
(1)きまった座席。いつもすわる席。
(2)行きつけの家。なじみの家。
(3)常設の寄席(ヨセ)。
じょうせき
じょうせき ジヤウ― [0] 【上席】
(1)年長者・上位の人・正客などのすわる席。かみざ。
⇔末席
(2)上位の等級・席次。「―の判事」
→かみせき(上席)
じょうせき
じょうせき【上席】
[席次の]seniority;→英和
precedence;→英和
[上座]an upper seat;the seat of honor.〜の senior;→英和
superior.→英和
〜にいる rank above <a person> .食卓の〜に座る sit at the top of the table.→英和
じょうせき
じょうせき [0] 【乗積】
数や式を掛けて得た数値や式。積。
じょうせき
じょうせき【定石】
formulas in the game of go;the rudiments (基本).〜通りに <play> by the book.→英和
じょうせき
じょうせき ヂヤウ― [0] 【定石・定跡】
(1)囲碁・将棋で,ある局面において双方にとって最善とされる一定の打ち方・指し方。長年の研究によって確立されたもので,それに双方が従えばある局面の結果は互角になる場合が多い。
〔囲碁では「定石」,将棋では「定跡」と書く〕
(2)物事を行う上で,一般に最善と考えられている方法・手順など。「―どおりバントで走者を進める」
じょうせきもん
じょうせきもん [4] 【縄蓆文】
土器の表面にみられる蓆(ムシロ)の編み目のような文様。縄を巻き付けた板でたたいて素地(キジ)を締め,器形を整える際にできるもの。
→縄文
じょうせつ
じょうせつ【常設の】
standing <committee> ;→英和
permanent.→英和
〜する establish permanently.‖常設館[映画の]a movie house;a cinema house.
じょうせつ
じょうせつ ジヤウ― [0] 【常設】 (名)スル
いつも設けてあること。常置。「市議会に―されている委員会」
じょうせつ
じょうせつ ヂヤウ― [0] 【定説】
(1)「ていせつ(定説)」に同じ。
(2)決まったこと。疑いないこと。「生き死にの―隠れあるまじ/浄瑠璃・万年草(下)」
じょうせつ
じょうせつ ジヤウ― [0] 【浄刹】
(1)〔仏〕 清浄なる領域,すなわち浄土。仏刹。
(2)寺院の境内。寺院。
じょうせつかん
じょうせつかん ジヤウ―クワン [4][3] 【常設館】
映画や演劇・芸能を常に上映・興行している施設。常打(ジヨウウ)ち小屋。
じょうせつこくさいしほうさいばんしょ
じょうせつこくさいしほうさいばんしょ ジヤウ―シハフサイバンシヨ 【常設国際司法裁判所】
国際連盟の機関として,1921年オランダのハーグに設置された国際裁判所。国際連合の成立とともに国際司法裁判所に受け継がれた。
じょうせん
じょうせん [0] 【乗船】 (名)スル
(1)船に乗ること。
⇔下船
「横浜から―する」
(2)(ある人の)乗る船。「国王の御―」
じょうせん
じょうせん ジヤウ― [0] 【情宣】
〔情報宣伝の略〕
労働組合などで,組合員に対しての情報提供や内外に向けてする宣伝。教宣。「―活動」
じょうせん
じょうせん ジヤウ― [0] 【上宣】
上卿(シヨウケイ)の責任で発する宣旨(センジ)。
じょうせん
じょうせん ジヤウ― [0] 【上僊・上仙】 (名)スル
(1)天にのぼって仙人になること。
(2)仙人のうち,一番上位のもの。
(3)帝王・貴人の死を敬っていう語。
じょうせん
じょうせん ジヤウ― [0] 【上船】 (名)スル
(1)「乗船」に同じ。
(2)船から岸へあがること。下船。「身共はここより―いたす。かしこの岸に船よせさふらへ/滑稽本・七偏人」
じょうせん
じょうせん ジヤウ― [0] 【成選】
「せいせん(成選)」に同じ。
じょうせん
じょうせん デウ― [0] 【条線】
(1)結晶面にみられる,晶帯に平行な多数の線模様。
(2)断層や氷河などによって基盤岩の表面や礫(レキ)につけられた直線状の擦り傷。
じょうせん
じょうせん ヂヤウ― [0] 【定先】
囲碁で,一方が常に先手で打つ手合割り。
じょうせん
じょうせん【乗船】
embarkation.〜する embark;→英和
go on board.
じょうせんしょくたい
じょうせんしょくたい ジヤウ― [0] 【常染色体】
染色体のうち,性染色体以外の染色体。
じょうぜ
じょうぜ ジヤウゼ 【常是】
慶長(1596-1615)の頃,銀座で銀貨鋳造・銀改役(アラタメヤク)をつとめた大黒常是およびその子孫の名。初代は堺の御用商人で名は湯浅作兵衛。家康から大黒常是の名を拝領して以来,代々常是を名乗り,銀貨幣の極印打ちと包封を一任された。
じょうぜつ
じょうぜつ ゼウ― [0] 【饒舌】 (名・形動)[文]ナリ
口数が多い・こと(さま)。おしゃべり。多弁。「―な人」「―家」
〔「冗舌」とも書く〕
じょうぜつ
じょうぜつ【饒舌】
loquacity;talkativeness.〜な loquacious;→英和
talkative;→英和
garrulous.→英和
‖饒舌家 a talkative person;a chatterbox.⇒お喋(しやべ)り.
じょうぜつつみ
じょうぜつつみ ジヤウゼ― 【常是包】
江戸時代,銀座で包封した丁銀・豆板銀。
じょうそ
じょうそ【上訴】
an appeal.→英和
〜する appeal <to a higher court> .
じょうそ
じょうそ ジヤウ― [1] 【上疏】 (名)スル
事情をしるして天子に差し出すこと。また,その書状。上書。「内政の改良及び官民調和,其事柄まで国王へ―したるに/自由の凱歌(夢柳)」
じょうそ
じょうそ ジヤウ― [1] 【上訴】 (名)スル
未確定の裁判について,その判決または決定に対する不服を上級裁判所に申し立て,その取り消しを求めること。現行法では,控訴・上告・抗告の三種類がある。
じょうそう
じょうそう【情操】
(a) sentiment.→英和
情操教育 cultivation of sentiments.
じょうそう
じょうそう ジヤウ― [0] 【常総】
常陸(ヒタチ)国と下総(シモウサ)国の併称。
じょうそう
じょうそう ヂヤウサウ 【丈草】
⇒内藤(ナイトウ)丈草
じょうそう
じょうそう ジヤウサウ [0] 【情操】
最も複雑で,高次の感情。感情の中で,最も安定した形をとり,知的作用・価値を伴う。美的・道徳的・知的・宗教的の四つに分けられる。
じょうそう
じょうそう ジヤウ― [0] 【上奏】 (名)スル
天皇に意見・事情などを申し上げること。奏上。「災害の状況を―する」
じょうそう
じょうそう【上層】
the upper layer[stratum];the upper air (空の);the upper stories (建物).‖上層階級 the upper classes.上層気流 the upper air current(s).
じょうそう
じょうそう ジヤウ― [0] 【上層】
(1)層をなして重なっている物の上の方の部分。
⇔下層
(2)高い建物の上の方の階。
じょうそう
じょうそう ヂヤウサウ [0] 【定相】
〔仏〕 永久に変化しない,一定のかたち。常住不変の相。「また,いかにすべしとも―なし/正法眼蔵随聞記」
じょうそう
じょうそう ジヤウサウ [0] 【情想】
感情と思想。「歌として発言せねばならぬ―/一隅より(晶子)」
じょうそういく
じょうそういく デウサウ― [3] 【条桑育】
桑(クワ)を枝のままで蚕(カイコ)に与える飼育方法。
じょうそううん
じょうそううん ジヤウ― [3] 【上層雲】
対流圏上半,温帯地方ではおよそ5〜13キロメートルの高さに現れる雲。ごく細かい氷晶からできている。巻雲・巻層雲・巻積雲など。
じょうそうかいきゅう
じょうそうかいきゅう ジヤウ―キフ [5] 【上層階級】
「上流階級」に同じ。
じょうそうきょういく
じょうそうきょういく ジヤウサウケウ― [5] 【情操教育】
真・善・美・聖などの人間の価値感情を養うための教育。
じょうそうきりゅう
じょうそうきりゅう ジヤウ―リウ [5] 【上層気流】
上空の大気の流れ。
じょうそうご
じょうそうご ジヤウ― [0] 【上層語】
〔superstratum language〕
複数の言語が混合して新たな言語になるとき,あとから用いられるようになった言語でもとから用いられていた言語に吸収されてしまったもの。一般には支配者層の言語で消滅したものをいう。スペイン語形成におけるアラビア語など。
じょうそうふう
じょうそうふう ジヤウ― [3] 【上層風】
地面との摩擦のなくなった,およそ1キロメートル以上の高さのところに吹く風。高層風。
じょうそうぶ
じょうそうぶ ジヤウ― [3] 【上層部】
(1)層をなして重なっている物の上の方の部分。
(2)組織内で上部を占める階級。また,その人たち。
じょうそきかん
じょうそきかん ジヤウ― [5][6] 【上訴期間】
裁判に対する上訴を申し立てることのできる期間。上訴期間を経過すると,裁判は確定する。
じょうそく
じょうそく ジヤウ― [0] 【常則】
普通のやり方。ならわし。
じょうそく
じょうそく ジヤウ― 【上足】
(1)弟子の中で特にすぐれたもの。高足。「賢人の名を得て遂に―の弟子に連る/沙石 3」
(2)良い馬。「此の橋で―をのつてみたい/洒落本・仕懸文庫」
じょうそほう
じょうそほう ヂヤウソハフ [3] 【定租法】
豊凶にかかわらず毎年一定の田租を納めさせる徴税法。江戸時代の定免など。
じょうそん
じょうそん [0] 【仍孫】
自分より七代後の子孫。子・孫・曾孫(ソウソン)・玄孫・来孫・昆孫の次。
じょうぞう
じょうぞう【醸造】
brewing;distillation.〜する brew <beer> ;→英和
distill <whisky> .‖醸造家 a brewer;a distiller.醸造学 zymurgy.醸造所 a brewery;a distillery.
じょうぞう
じょうぞう ヂヤウザウ [0] 【醸造】 (名)スル
(1)発酵・熟成などの作用によって,酒・味噌・醤油などをつくること。醸成。「伝統的手法で日本酒を―する」
(2)「醸成{(2)}」に同じ。「社会の悪を自ら―して/野分(漱石)」
じょうぞうしゅ
じょうぞうしゅ ヂヤウザウ― [3] 【醸造酒】
穀類・果実を発酵させてつくった酒。清酒・ビール・葡萄(ブドウ)酒など。
→蒸留酒
じょうぞく
じょうぞく ジヤウ― [0] 【上蔟】 (名)スル
成熟したカイコが,繭を作ろうとする状態になること。[季]夏。
じょうた
じょうた ゼウ― [1] 【饒多】 (形動ナリ)
豊かに多いさま。「餌食の―なる日本/日本風景論(重昂)」
じょうたい
じょうたい【常態】
the normal state.〜に復する be restored to the normal condition.
じょうたい
じょうたい ジヤウ― [0] 【常態】
平常のありさま。普段の状態。「―に復する」
じょうたい
じょうたい ジヤウ― [0] 【常体】
口語文体の一。敬語を用いず,文末に「だ」「である」を用いる普通の文章様式。
⇔敬体
じょうたい
じょうたい【上体】
the upper part of the body.→英和
じょうたい
じょうたい ジヤウ― [0] 【状態・情態】
変化する物事の,その時その時の様子。「静止した―で測る」「生活―」「健康―」
じょうたい
じょうたい ジヤウ― [0] 【上腿】
「大腿(ダイタイ)」に同じ。
じょうたい
じょうたい【状態】
a state <of affairs> ;→英和
a situation;→英和
a condition.→英和
目下の〜では under the present circumstances.‖危険状態 a critical condition;a crisis.健康状態 one's health.
じょうたい
じょうたい ジヤウ― [0] 【上体】
上半身。「―を起こす」
じょうたいしき
じょうたいしき ジヤウ― [3] 【状態式】
(1)
⇒状態方程式(ジヨウタイホウテイシキ)
(2)物質の状態を種々の状態量で表した熱力学的な関係式。
じょうたいず
じょうたいず ジヤウ―ヅ [3] 【状態図】
物質の状態量(変数)の間の関係を図示したもの。圧力・温度を縦軸・横軸にとって,気体‐固体間・気体‐液体間の相平衡の条件を平面的に表した昇華曲線・蒸気圧曲線などはその例。
じょうたいはん
じょうたいはん ジヤウ― [3] 【状態犯】
一定の法益侵害の結果が生ずれば,その後に法益侵害の状態が続いても,それがもはや別の犯罪事実とは認められない犯罪。窃盗罪・詐欺罪など。
→即時犯
→継続犯
じょうたいふくし
じょうたいふくし ジヤウ― [5] 【情態副詞・状態副詞】
主として動詞にかかり,動作・作用の様子をくわしく表す副詞。「がたり」「ぬるぬる」など,擬声語・擬態語がその中心をしめるが,「しばらく」など時に関するもの,「わざと」など態度に関するものも含まれる。
じょうたいへんか
じょうたいへんか ジヤウ―クワ [5] 【状態変化】
相転移,特に物質が三態のうちのある状態から別の状態に変化すること。三態変化。
じょうたいほうていしき
じょうたいほうていしき ジヤウ―ハウテイ― [7] 【状態方程式】
組成が一定で均質な物質の一定量について,その圧力( � )・体積( � )・温度( � )の三つの状態変数の間に成立する関係式。理想気体の状態方程式 ��=���( � は気体の物質量モル,� は気体定数)はその代表例。状態式。
じょうたいぼさつ
じょうたいぼさつ ジヤウタイ― 【常啼菩薩】
〔仏〕 般若経に出る菩薩の名。大智度論では人々の苦しみを見て泣いていたから,あるいは仏道を求めて泣いていたから,この名があるとする。
じょうたいりょう
じょうたいりょう ジヤウ―リヤウ [3] 【状態量】
物質系の状態によって定まり,直接測定の対象となる量。例えば熱力学的な平衡状態において定まった値をとるエネルギー・体積・圧力・温度・エントロピーなど。熱や仕事は状態の変化に伴う量であって状態量ではない。状態量を変数とみたとき,状態変数という。
じょうたいベクトル
じょうたいベクトル ジヤウ― [5] 【状態―】
量子力学で,粒子の力学的な状態を数学的に表す無限次元の複素ベクトル。位置や運動量などの物理量はこのベクトルに作用する演算子として表される。状態ベクトルはハミルトニアンと呼ばれるエネルギー演算子の作用によって時間的に変化する。波動関数は状態ベクトルの一つの表示である。
→ヒルベルト空間
→波動関数
じょうたつ
じょうたつ【上達】
progress;→英和
improvement.→英和
〜する advance[improve] <in> ;→英和
become proficient <in> .〜が早い(遅い) make rapid (slow) progress <in> .
じょうたつ
じょうたつ ジヤウ― [0] 【上達】 (名)スル
〔古くは「しょうたつ」〕
(1)技芸が上手になること。「書が―する」
(2)一般の人の意見などが上位の人に伝わること。
⇔下達(カタツ)
「下意―」
じょうたつ
じょうたつ デウ― [0] 【条達】 (名)スル
木の枝が分かれるように,四方に伸び通じていること。勢力が広く及ぶこと。「培養に資せざれば遂に―する能はず/明六雑誌 14」
じょうたぼ
じょうたぼ ジヤウ― [0] 【上髱】
〔きれいに結った髱の意〕
美人のこと。美女。
じょうたん
じょうたん【上端】
the upper end;the top.→英和
じょうたん
じょうたん ジヤウ― [0] 【上端】
(1)上部の端。
⇔下端(カタン)
(2)〔数〕「上限(ジヨウゲン)」に同じ。
じょうだ
じょうだ デウ― [1] 【嫋娜・裊娜】 (形動タリ)
しなやかなさま。なよなよしたさま。「―嬋娟たる自然の媚の失せたるを/緑簑談(南翠)」
じょうだい
じょうだい ジヤウ― [1] 【上代】
(1)大昔。昔。以前。「―こそ猶も目出たけれ/平家 11」
(2)日本の歴史上の,特に文学史・国語史における時代区分の一。主として,奈良時代にあたる。
(3)王朝風であること。転じて,おっとりとしていること。「職員生徒悉く―樸直の気風を帯びて居る/坊っちゃん(漱石)」
じょうだい
じょうだい【上代】
ancient times.
じょうだい
じょうだい ジヤウダイ 【上代】
姓氏の一。
じょうだい
じょうだい ジヤウ― [1][0] 【城代】
(1)城主の留守中,城を守る人。
(2)江戸幕府の職名。大坂城代と駿府城代。
(3)「城代家老」に同じ。
じょうだいかよう
じょうだいかよう ジヤウ―エウ [5] 【上代歌謡】
古事記・日本書紀・風土記など,万葉集以外の文献に記された歌謡。必ずしも万葉以前の歌ばかりではないが,民謡的で,音数律も未発達な歌も多い。
じょうだいがな
じょうだいがな ジヤウ― [3] 【上代仮名】
平安時代に用いられた,漢字の草体に似た仮名。
じょうだいがろう
じょうだいがろう ジヤウ―ラウ [5] 【城代家老】
江戸時代,城持(シロモチ)大名の留守中,その居城の守護その他領国内の一切の政務をつかさどった家老。城代。
じょうだいご
じょうだいご ジヤウ― [0] 【上代語】
日本語を書き記した文献が残存する六世紀末から奈良時代までの言語。主として,奈良時代における大和地方の貴族の言葉が反映されているが,万葉集の東歌(アズマウタ)・防人歌(サキモリウタ)を通して東国方言も知り得る。万葉仮名で書き分けられた上代特殊仮名遣いによって,現代より多くの音節が区別されていたことが知られている。基本的な語は概して音節数が少なく,後代には使われなくなった助詞・助動詞なども多い。
じょうだいたの
じょうだいたの ジヤウダイ― 【上代タノ】
(1886-1982) 教育者。島根県生まれ。日本女子大学学長。日本婦人平和協会,世界平和アピール七人委員会などで世界平和運動に尽力。
じょうだいとくしゅかなづかい
じょうだいとくしゅかなづかい ジヤウ―カナヅカヒ [1][6] 【上代特殊仮名遣い】
上代の万葉仮名を用いた文献に見られる仮名の使い分けをいう。平安時代以降同音となったキヒミケヘメコソトノヨロ(古事記ではモも)とその濁音,およびア行・ヤ行のエが,発音の違いを反映して二類に書き分けられているもの。エを除き,二類の書き分けを甲類・乙類と呼ぶ。
じょうだいぶんがく
じょうだいぶんがく ジヤウ― [5] 【上代文学】
日本文学の発生期から奈良時代末頃までの文学。古代前期の文学。記載文学としては古事記・日本書紀・風土記・万葉集などが代表的作品。上古文学。
じょうだいよう
じょうだいよう ジヤウ―ヤウ [0] 【上代様】
平安時代の和様の書の様式。小野道風・藤原佐理・藤原行成などに代表される。
じょうだま
じょうだま ジヤウ― [0] 【上玉】
(1)〔「じょうたま」とも〕
上等の遊女。美人の芸者。
(2)上等な物。上等な商品。
じょうだん
じょうだん【冗談】
a joke;→英和
a jest;→英和
a prank.→英和
〜に jestingly;for fun;in jest.〜半分に half in joke[jest].〜を言う crack[make]a joke.〜言うな You don't say so!/Don't joke.
じょうだん
じょうだん【上段】
the upper row;a dais;→英和
the raised portion of a floor (台座).→英和
〜に構える raise a sword over one's head.
じょうだん
じょうだん ジヤウ― [0] 【常談】
普通の話。平凡な話。「昨日の奇説は今日の―なり/文明論之概略(諭吉)」
じょうだん
じょうだん [3] 【冗談】
(1)ふざけて言う言葉。たわむれに言う話。「―を言う」「―を真(マ)に受ける」
(2)ふざけてすること。たわむれ。いたずら。「―にも程がある」「―な女どもだ。みんな着物をかぶつてくるは/滑稽本・膝栗毛 6」
じょうだん
じょうだん ジヤウ― [0] 【上段】
(1)いくつかの段に分かれているものの,上のほうの段。
⇔下段
(2)床を他の部屋より一段高くした部屋。また,部屋の一部を他より高くした場所。床の間・違い棚・付け書院が設けられ,高貴な人の座所とされた。上段の間。
→書院造り
(3)かみざ。上席。「客を―にすえる」
(4)剣道などで,剣などを頭上にかざす構え方。
⇔下段
「―に構える」
じょうだん=から駒(コマ)が出る
――から駒(コマ)が出る
〔「瓢箪(ヒヨウタン)から駒が出る」のもじり〕
たわむれに言ったことが本当になる。
じょうだん=じゃない
――じゃない
たとえ冗談でも,そんなことを言ってはならない。とんでもないことだ。
じょうだんかんけい
じょうだんかんけい [5] 【冗談関係】
〔joking relationship〕
文化人類学で,母方のおじと甥,祖父母と孫,特定のクラン(氏族)の特定の成員間で,互いに揶揄(ヤユ)や卑語を交わしたり,相手の物を盗んだりすることが許されている関係をいう語。
→忌避関係
じょうだんぐち
じょうだんぐち [3][0] 【冗談口】
ふざけて言う話。また,むだ口。「―をたたく」
じょうだんごと
じょうだんごと [0] 【冗談事】
ふざけてしたこと。たわむれごと。「―ではすまされない」
じょうだんのま
じょうだんのま ジヤウ― [0] 【上段の間】
「上段{(2)}」に同じ。
じょうだんはんぶん
じょうだんはんぶん [5] 【冗談半分】
ことばに,本心と冗談が入り交じっていること。冗談にまぎらわして言いにくい話などをするときの言い方。「―に話す」
じょうち
じょうち ジヤウ― [1] 【常置】 (名)スル
常に設けておくこと。常設。「委員会を―する」
じょうち
じょうち ジヤウ― [1] 【上知・上智】
(1)生まれながらに道理を知っている,すぐれた人。
⇔下愚(カグ)
「―は少く下愚は多ければ/太平記 39」
(2)〔(ラテン) sophia〕
キリスト教で,神の知恵。《上智》
じょうち
じょうち ジヤウ― [1] 【上地・上知】
(1)よい土地。《上地》
(2)「あげち(上地)」に同じ。
じょうち
じょうち ジヤウ― [1] 【浄地】
〔「じょうじ」とも〕
(1)〔仏〕 清浄な土地。比丘(ビク)が居住できる土地。寺院などのある土地。
(2)僧侶の塩・醤油などを置く場所。
じょうち
じょうち ジヤウ― [1] 【城地】
城と領地。また,城のある所。城下。
じょうち
じょうち【常置の】
standing;→英和
permanent.→英和
〜する keep permanently.
じょうち
じょうち ジヤウ― [1] 【情致】
おもむき。風情。情緒。情趣。
じょうち
じょうち ジヤウ― [1] 【情痴】
色情に溺れて理性を失うこと。痴情。「―の限りを尽くす」
じょうち=と下愚(カグ)とは移(ウツ)らず
――と下愚(カグ)とは移(ウツ)らず
〔論語(陽貨)〕
生まれながらの賢人は常に賢く,生まれながらの愚人は常に愚かである。
じょうちじ
じょうちじ ジヤウチ― 【浄智寺】
鎌倉市山ノ内にある臨済宗円覚寺派の寺。山号,金峰山。鎌倉五山の一。1283年北条宗政の三周忌に開山と伝える。勧請開山は宋僧の兀庵普寧(ゴツタンフネイ)。
じょうちだいがく
じょうちだいがく ジヤウチ― 【上智大学】
私立大学の一。1913年(大正2)イエズス会により上智学院として創立。28年(昭和3)大学令による大学となる。48年予科・専門部を併合して新制大学となる。本部は東京都千代田区。ソフィア大学。
じょうちゃく
じょうちゃく [0] 【蒸着】 (名)スル
⇒真空蒸着(シンクウジヨウチヤク)
じょうちゃくテープ
じょうちゃくテープ [5] 【蒸着―】
磁気材料を真空蒸着法によりテープ-ベースに蒸着させた録音・録画用テープ。
じょうちゃん
じょうちゃん ヂヤウ― [1] 【嬢ちゃん】
小さい女の子を呼ぶ語。お嬢ちゃん。
じょうちゅう
じょうちゅう ジヤウ― [0] 【静注】
「静脈注射(ジヨウミヤクチユウシヤ)」の略。
じょうちゅう
じょうちゅう【常駐する】
be stationed.
じょうちゅう
じょうちゅう【条虫】
a tapeworm.→英和
じょうちゅう
じょうちゅう デウ― [0] 【絛虫・条虫】
扁形動物条虫綱の寄生虫の総称。多くは脊椎動物の腸に寄生する。多数の体節が連なってひも状となり,大形の種類では体長30メートルに達する。人間に寄生するものに,無鉤(ムコウ)条虫・有鉤条虫・広節裂頭条虫があり,腹痛・栄養不良など種々の障害が起こる。中間宿生はマス・ブタ・ウシ・イヌなど。真田虫(サナダムシ)。
じょうちゅう
じょうちゅう ゼウ― [0] 【蟯虫】
⇒ぎょうちゅう(蟯虫)
じょうちゅう
じょうちゅう ジヤウ― [0] 【常駐】 (名)スル
いつもそこに駐在していること。「警備員が―している」
じょうちょ
じょうちょ ジヤウ― [1] 【情緒】
「じょうしょ(情緒)」の慣用読み。「異国―」
じょうちょ
じょうちょ【情緒】
[雰囲気]atmosphere;→英和
[感情]emotion;→英和
(a) feeling.→英和
〜不安定な emotionally unstable.
じょうちょう
じょうちょう【冗長】
diffuseness;→英和
redundancy.〜な diffuse;→英和
lengthy;→英和
redundant.→英和
じょうちょう
じょうちょう ヂヤウチヤウ [1] 【場長】
工場・試験場など「場」と名のつくところの最高責任者。
じょうちょう
じょうちょう ヂヤウテウ 【定朝】
(?-1057) 平安中期の仏師。康尚の子。法成寺造仏の功により仏師として初めて法橋の位を得,のちに法眼。定朝様(ヨウ)という流麗な和風の彫刻様式を確立し,寄せ木造りを完成。平等院阿弥陀如来像が残る。
じょうちょう
じょうちょう ジヤウチヤウ [0] 【上聴】
「上聞(ジヨウブン)」に同じ。「―に達す」
じょうちょう
じょうちょう ジヤウテウ [0] 【情調】
(1)その物のかもし出す雰囲気。心にしみる趣。「浪漫的―に浸る」
(2)感覚に伴って起こるさまざまな感情。喜び・悲しみなどの気持ち。
じょうちょう
じょうちょう [0] 【冗長】 (名・形動)[文]ナリ
くだくだしく長いこと。無駄が多くだらだら長いさま。「―な文」
[派生] ――さ(名)
じょうちょう
じょうちょう ジヤウチヤウ [0] 【上長】
年齢・地位などが,自分より上の人。長上。「―の命に従う」
じょうちょうせい
じょうちょうせい [0] 【冗長性】
〔redundancy〕
言語による伝達の際,ある情報が必要最小限よりも数多く表現されること。冗長性があれば雑音などで伝達を妨げられても情報伝達に成功することがある。余剰性。
じょうちょうど
じょうちょうど [3] 【冗長度】
情報理論で,信号や文字列に,情報として余分な部分がどの程度含まれるかを表す量。リダンダンシー。
じょうちょく
じょうちょく ジヤウ― [0] 【常直】 (名)スル
毎日宿直をすること。
じょうちょしょうがい
じょうちょしょうがい ジヤウ―シヤウ― [4] 【情緒障害】
児童の適応障害のうち,情緒不安定,情緒表現の未成熟など,主に情緒面に問題があるもの。行政上の概念で,具体的には登校拒否・緘黙(カンモク)・自閉的傾向などが含まれる。
じょうちりん
じょうちりん ジヤウ― [3] 【上地林】
江戸時代の社寺所領の森林で,1871年(明治4)に国に収められたもの。
じょうっぱり
じょうっぱり ジヤウツ― 【情っ張り】
〔「じょうはり」の転〕
強情(ゴウジヨ)っぱり。「―のかかあ左衛門/滑稽本・浮世床 2」
じょうつう
じょうつう ジヤウ― [0] 【上通】 (名)スル
下の者の意思や事情が上の者に通ずること。上達。
じょうづめ
じょうづめ ヂヤウ― [0] 【定詰(め)】 (名)スル
(1)一定の場所に詰めて勤務すること。また,その人。
(2)江戸時代,大名・旗本・藩士などがある期間江戸にいて勤務すること。
じょうづめ
じょうづめ ジヤウ― [0] 【常詰(め)】 (名)スル
きまった場所にいつも詰めていること。また,その人。
じょうて
じょうて ジヤウ― [3] 【上手】
「上手物(ジヨウテモノ)」に同じ。
じょうてい
じょうてい ジヤウ― [0] 【上底】
台形の平行な二辺の,上の辺。
⇔下底(カテイ)
じょうてい
じょうてい【上程する】
place <a bill> on the order of the House;lay <a bill> before the Diet;bring up <a bill> for discussion.
じょうてい
じょうてい ジヤウ― [0] 【上帝】
〔「しょうてい」とも〕
(1)天上にあって,万物を支配する神。天帝。
(2)中国のキリスト教で,神のこと。一六世紀以来,「天主」と併用されてきたが,典礼問題をめぐる論争に際し,上帝{(1)}と混同されるとして,1704年教皇によりこの呼称が禁じられた。なお,一九世紀のプロテスタント系漢訳聖書の一部は「神」に「上帝」をあてた。
じょうてい
じょうてい [0] 【乗艇】 (名)スル
舟艇やヨット・ボートに乗ること。
じょうてい
じょうてい ジヤウ― [0] 【上程】 (名)スル
議案を会議にかけること。「予算案を―する」
じょうてい
じょうてい ジヤウ― [0] 【上丁】
陰暦二月の最初の丁(ヒノト)の日。また陰暦二月と八月の最初の丁の日。昔,中国で孔子をまつった。釈奠(セキテン)。
じょうていかい
じょうていかい ジヤウ―クワイ 【上帝会】
中国,清末,洪秀全(コウシユウゼン)が創始した上帝{(2)}を唯一神として崇拝する信徒の集団。太平天国の中核となった。拝上帝会。
じょうてもの
じょうてもの ジヤウ― [0] 【上手物】
出来や品質などがよいもの。特に,工芸品などで,一品制作の精密な作をいう。上手。
⇔下手物(ゲテモノ)
じょうてん
じょうてん ジヤウ― [0] 【常典】
変わらないきまり。「犯す者刑に処する事―あるべし/公議所日誌 3」
じょうてん
じょうてん ジヤウ― [0] 【上天】
(1)空。天。
⇔下土(カド)
(2)四天の一。冬の空。
(3)天帝。上帝。造物主。「―の聖旨良心の嘉賞には/思出の記(蘆花)」
(4)天にのぼること。昇天。「―を遂げんまで導き給へ/こんてむつすむん地」
じょうてんき
じょうてんき ジヤウ― [3] 【上天気】
非常に天気のいいこと。
じょうてんき
じょうてんき【上天気】
splendid[glorious]weather;a lovely day.
じょうでき
じょうでき【上出来の】
excellent;→英和
splendid;→英和
well-done;well-made.
じょうでき
じょうでき ジヤウ― [0] 【上出来】 (名・形動)[文]ナリ
できばえのよい・こと(さま)。結果や状態が十分満足できる程度のものである・こと(さま)。
⇔不出来
「きょうの発表は―の方だ」「話を聞いてもらえただけでも―だ」
じょうでん
じょうでん [0] 【乗田・剰田】
律令制で,口分田(クブンデン)・位田・職田・賜田などに班給した残りの田。一般農民に一年間貸与し,収穫量の五分の一の地子を太政(ダイジヨウ)官に収めるものとされた。
じょうでん
じょうでん ジヤウ― 【上田】
田租を定めるため,田を等級分けしたうちの最上のもの。地味の肥えた田。
→中田
→下田
じょうでん
じょうでん ヂヤウ― [0] 【定田】
中世,年貢・課役徴収の対象となった田地。
⇔除田
じょうと
じょうと【譲渡】
(a) transfer;→英和
conveyance;→英和
cession (領土の);→英和
negotiation (手形の).〜する ⇒譲る.‖(被)譲渡人 a transferrer (transferee).
じょうと
じょうと ジヤウト 【上都】
中国,元代の副都。内モンゴル自治区のドロンノール北西にある。フビライが建設し,1260年にここで大汗の位についた。開平。
じょうと
じょうと ジヤウ― [1] 【譲渡】 (名)スル
権利・財産・法律上の地位などを他人に譲り渡すこと。「建物を―する」「―契約」
じょうとう
じょうとう【上等の】
good;→英和
superior;→英和
first-rate.上等品 a superior article;high-class goods.
じょうとう
じょうとう ジヤウタウ [0] 【常套】
古くからの習慣。ありふれたやり方。
じょうとう
じょうとう【常套の】
commonplace;→英和
conventional.→英和
‖常套語 a hackneyed expression;a cliché.常套手段 an old trick;one's usual practice.
じょうとう
じょうとう ジヤウ― [0] 【常灯】
(1)神仏の前に常にともしておくあかり。常灯明。
(2)夜通しともしておく灯火。常夜灯。
じょうとう
じょうとう ジヤウ― [0] 【上等】 (名・形動)[文]ナリ
(1)上の等級であること。また,そのもの。「―は浴衣(ユカタ)をかして,流しをつけて八銭で済む/坊っちゃん(漱石)」
(2)品質・状態などがすぐれている・こと(さま)。「これだけ出来れば―だ」「―な服」
⇔下等
じょうとう
じょうとう ジヤウ― [0] 【上騰】 (名)スル
(1)あがること。たちのぼること。「如何(イカニ)温度を装飾して―せしめませうとも/緑簑談(南翠)」
(2)物価などがあがること。
じょうとう
じょうとう ジヤウ― [0] 【城東】
(1)城の東側の地区。
(2)東京都の東部地区。江東区・墨田区・江戸川区など。
じょうとう
じょうとう ジヤウ― [0] 【上棟】
家などを建てるとき,柱・梁(ハリ)などの組み立てを済ませて棟木を上げること。むねあげ。
じょうとう
じょうとう ジヤウ― [0] 【城頭】
城壁上。また,城壁のあたり。
じょうとうく
じょうとうく ジヤウタウ― [3] 【常套句】
同じような場面で決まって用いられる文句。決まり文句。常套語。
じょうとうしき
じょうとうしき【上棟式】
the ceremony of putting up the ridgepole.→英和
じょうとうしき
じょうとうしき ジヤウ― [3] 【上棟式】
建築儀礼の一。上棟のとき,工匠などが神をまつって行う儀式。上棟祭。棟上(ムネア)げ式。
じょうとうしゅだん
じょうとうしゅだん ジヤウタウ― [5] 【常套手段】
決まりきったいつものやり方。常用手段。
じょうとうしょうがく
じょうとうしょうがく ジヤウトウシヤウガク [5] 【成等正覚】
菩薩が仏の最高の境界にはいること。仏になること。修行者が悟りを開くこと。
じょうとうしょうがく
じょうとうしょうがく ジヤウ―セウ― [5] 【上等小学】
1872年(明治5)の学制により設置された小学校。下等小学の上に続き,修業年限は四年。
→下等小学
じょうとうせん
じょうとうせん ジヤウ― [0] 【上棟銭】
上棟式の日,祝いとして棟の上から集まった人にまくお金。神社・仏閣などでは,特に鋳造した絵銭を用いることがある。棟上(ムネア)げ銭。
じょうとうへい
じょうとうへい ジヤウ― [3] 【上等兵】
旧日本陸軍の階級の一。一等兵の上,兵長の下。
じょうとうみょう
じょうとうみょう ジヤウトウミヤウ [3] 【常灯明】
神前や仏前にいつもともしておく灯火。みあかし。常灯。
じょうとうもん
じょうとうもん ジヤウトウ― [3] 【上東門】
平安京大内裏の外郭門の一。東面し,北端にある。築地を切り開いただけで屋根はない。東の土御門(ツチミカド)。
→大内裏
じょうとうもんいん
じょうとうもんいん ジヤウトウモンヰン 【上東門院】
藤原彰子の院号。
じょうとうらがき
じょうとうらがき ジヤウ― [4] 【譲渡裏書】
指図証券上の権利を譲渡するための裏書。通常裏書。
じょうとかのうていきよきんしょうしょ
じょうとかのうていきよきんしょうしょ ジヤウ― [1][7] 【譲渡可能定期預金証書】
〔(negotiable)certificate of deposit〕
第三者に預金の譲渡が可能な自由金利預金。アメリカで導入され,日本では1979年(昭和54)に創設された。譲渡性預金。NCD 。CD 。
じょうとき
じょうとき [0] ヂヤウ― 【定斎】 ・ ジヤウ― 【常斎】
在家で,定まった日に僧侶のために設ける食事。「今日は―を下さるる方がござある/狂言・東西離」
じょうとく
じょうとく 【承徳】
年号(1097.11.21-1099.8.28)。永長の後,康和の前。堀河天皇の代。
じょうとく
じょうとく ジヤウトク 【常徳】
中国,湖南省北部の都市。洞庭湖の西,沅江(ゲンコウ)の北岸にあり,交通の要地。チャントー。
じょうとくい
じょうとくい【常得意】
a (regular) customer;a patron.→英和
じょうとくい
じょうとくい ジヤウ― [3][4] 【常得意】
いつもその店を利用してくれる客。
じょうとくい
じょうとくい ジヤウ― [3][4] 【上得意】
その店の大変よい客。
じょうとしょとく
じょうとしょとく ジヤウ― [4] 【譲渡所得】
資産を有償譲渡することにより得る所得。所得税の課税対象となる。
じょうとせいよきん
じょうとせいよきん ジヤウ― [6] 【譲渡性預金】
⇒譲渡可能定期預金証書(ジヨウトカノウテイキヨキンシヨウシヨ)
じょうとたんぽ
じょうとたんぽ ジヤウ― [4] 【譲渡担保】
担保となる物の所有権を形式的に債権者に譲渡するという方法により行われる担保。民法に規定はないが,判例では有効とされる。
じょうど
じょうど ジヤウ― [1] 【壌土】
(1)つち。土地。土壌。
(2)粘土が30パーセントほど混じった土壌。水分や養分の吸収・通気性にすぐれており,作物栽培に適する。
じょうど
じょうど ジヤウ― [1] 【浄土】
〔仏〕
(1)仏が住む欲望や苦しみのない世界。釈迦の西方無勝世界,弥勒仏(ミロクブツ)の兜率天(トソツテン)などがあるが,平安後期以降,浄土教が広まるにつれて主として阿弥陀の西方極楽浄土をさすようになった。
⇔穢土(エド)
(2)「浄土宗(シユウ)」の略。
じょうど
じょうど【浄土】
Paradise.浄土宗 the Jodo sect.
じょうどう
じょうどう ジヤウ― [0] 【情動】
〔心〕
〔emotion〕
感情のうち,急速にひき起こされ,その過程が一時的で急激なもの。怒り・恐れ・喜び・悲しみといった意識状態と同時に,顔色が変わる,呼吸や脈搏(ミヤクハク)が変化する,などの生理的な変化が伴う。情緒。
じょうどう
じょうどう ジヤウダウ [0] 【上堂】
(1)禅宗で,住持が法堂(ハツトウ)で,説教したり僧と問答すること。初めは随時行なったが,のちには日時を定めて行うようになった。
(2)僧が食事をとるために僧堂に上ること。
(3)僧堂内の上の間。
じょうどう
じょうどう ヂヤウダウ [0] 【杖道】
⇒杖術(ジヨウジユツ)
じょうどう
じょうどう【常道】
the normal course;a beaten track.
じょうどう
じょうどう ジヤウダウ [0] 【成道】 (名)スル
〔仏〕 悟りを開き,仏道を完成すること。悟道。大悟。
じょうどう
じょうどう ジヤウダウ [0] 【常道】
(1)常に変わらない真理。人が守るべき道。
(2)原則にかなった方法。普通のやり方。
じょうどうえ
じょうどうえ ジヤウダウヱ [3] 【成道会】
釈迦が悟りを開いた日として,毎年12月8日に行われる法会(ホウエ)。臘八会(ロウハチエ)。[季]冬。
じょうどうきょく
じょうどうきょく ジヤウドウ― [3] 【常動曲】
速い動きの同一音型が始めから終わりまで間断なく続く楽曲。無窮動。ペルペトゥウム-モビレ。
じょうどうしょう
じょうどうしょう ジヤウドウシヤウ [0] 【常同症】
同じ姿勢・動作・言葉などを無目的・無意味に長時間持続・反復する症状。
じょうどうじ
じょうどうじ ジヤウ― [3] 【上童子】
寺で召し使う少年のうち,出自(シユツジ)などの理由で最上級とされたもの。仏事の手伝いなどをする。
じょうどおうじょう
じょうどおうじょう ジヤウ―ワウジヤウ [4] 【浄土往生】
死後に仏の浄土に生まれかわること。
じょうどがはま
じょうどがはま ジヤウド― 【浄土ヶ浜】
岩手県宮古市東部の景勝地。白色の流紋岩からなり,陸中海岸の代表的観光地。
じょうどきょう
じょうどきょう ジヤウ―ケウ [0] 【浄土教】
衆生(シユジヨウ)を済度(サイド)するという阿弥陀の本願を信じ,ひたすら念仏を唱えれば,死後極楽浄土に往生できると説く教え。無量寿経・観無量寿経・阿弥陀経などに基づいており,中国で発達した。日本には奈良時代に伝わり,平安時代に円仁・源信・空也などが現れ,末法思想の流行とともに広まった。法然の浄土宗,親鸞(シンラン)の浄土真宗,一遍の時宗などはこれに属する。浄土思想。
じょうどごそ
じょうどごそ ジヤウ― [4] 【浄土五祖】
〔仏〕 中国浄土教の五人の高僧。曇鸞(ドンラン)・道綽(ドウシヤク)・善導・懐感・少康。
じょうどさんぶきょう
じょうどさんぶきょう ジヤウ―キヤウ [6] 【浄土三部経】
浄土門で尊重する三部の経典。すなわち,無量寿経・観無量寿経・阿弥陀経の三つ。
じょうどしゅう
じょうどしゅう ジヤウ― [3] 【浄土宗】
平安末期,法然が浄土三部教や浄土論に基づいて創始した浄土教の一派。阿弥陀仏の本願に頼り,もっぱら念仏を唱えて極楽に往生することを教義とする。浄土専念宗。
→浄土の五流
じょうどしんしゅう
じょうどしんしゅう ジヤウ― [4] 【浄土真宗】
鎌倉初期,法然の弟子の親鸞が創始した浄土教の一派。阿弥陀仏の力で救われる絶対他力を主張し,信心だけで往生できるとする。本願寺派・大谷派・高田派・仏光寺派・木辺派・興正派・出雲路派・山元派・誠照寺派・三門徒派の一〇派に分かれる。真宗。一向宗。門徒宗。
じょうどじ
じょうどじ ジヤウド― 【浄土寺】
(1)兵庫県小野市浄谷町にある真言宗の寺。山号は極楽山。聖武天皇の勅願で行基が開創した広度寺を,鎌倉初期に重源が中興。大仏様式の特徴を伝える浄土堂と阿弥陀三尊像は国宝。
(2)広島県尾道市尾崎町にある真言宗の寺。山号は転法輪山。聖徳太子の創建と伝える。鎌倉後期に定証が再興したが,1325年に全焼。現存の本堂と多宝塔は鎌倉末期の再建で国宝。
じょうどすごろく
じょうどすごろく ジヤウ― [4] 【浄土双六】
絵双六の最も古いもの。江戸初期ごろから流行。「南・無・分・身・諸・仏」と刻んだ賽(サイ)を用い,南閻浮州(ナンエンブシユウ)を振り出しとし,浄土を上がりとする。
浄土双六[図]
じょうどていえん
じょうどていえん ジヤウ―ヱン [4] 【浄土庭園】
日本庭園の様式の一。平安後期に成立。大池泉を中心にハスなどを植えて西方極楽浄土を表現しようとしたもの。宇治の平等院庭園,平泉の毛越寺庭園が代表的。
じょうどのあるじ
じょうどのあるじ ジヤウ― 【浄土の主】
浄土門の教主,すなわち阿弥陀仏。
じょうどのごりゅう
じょうどのごりゅう ジヤウ―ゴリウ 【浄土の五流】
法然の門下が立てた五流儀。聖光房弁長の鎮西流,善慧房証空の西山流,皆空房隆寛の長楽寺流,覚明房長西の九品寺流,成覚房幸西の一念義。
じょうどはっそ
じょうどはっそ ジヤウ― [4] 【浄土八祖】
浄土宗の鎮西流で浄土教の思想を正しく受け伝えた人として選んだインド・中国・日本の八人の高僧。インドの馬鳴(メミヨウ)・竜樹・世親,中国の菩提流支(ボダイルシ)・曇鸞(ドンラン)・道綽(ドウシヤク)・善導,日本の源空(法然)をいう。
じょうどへんそう
じょうどへんそう ジヤウ―サウ [4] 【浄土変相】
浄土やそこにいる仏・菩薩などの様子を経典類に従って描いた図絵。浄土変。
じょうどまんだら
じょうどまんだら ジヤウ― [4] 【浄土曼荼羅】
浄土変相のうち,曼荼羅に近い形態をもつもの,また,浄土変相の別称。当麻(タイマ)・智光・清海(セイガイ)の浄土曼荼羅が有名。
じょうどもん
じょうどもん ジヤウ― [3] 【浄土門】
自力の修行によって仏となるのではなく,阿弥陀如来の慈悲によって極楽浄土に往生し,成仏することができると信じ念仏する教門。
⇔聖道門(シヨウドウモン)
じょうない
じょうない ヂヤウ― [1] 【場内】
ある場所の中。ある会場の中。
⇔場外
「―騒然となる」
じょうない
じょうない ジヤウ― [1] 【城内】
(1)城の内部。城中。
(2)城壁で囲まれた区域。
じょうない
じょうない【場内で】
in the grounds;on the premises;in the hall.→英和
じょうなし
じょうなし ジヤウ― [0] 【情無し】 (名・形動)[文]ナリ
人情のないこと。思いやりのないさま。また,その人。「―な男」
じょうなま
じょうなま ジヤウ― [0] 【上生】
〔上生菓子の略〕
和菓子で,上等の生菓子。
じょうなん
じょうなん ジヤウナン 【城南】
熊本県中部,下益城(シモマシキ)郡の町。緑川下流南岸を占め,阿高貝塚・塚原古墳群がある。
じょうなん
じょうなん ジヤウ― [0] 【城南】
(1)城の南側の方面。
(2)東京都の南部地区。大田区・品川区・目黒区など。
じょうなんじ
じょうなんじ ジヤウナン― 【城南寺】
平安京の南,今の京都市伏見区下鳥羽あたりにあった寺。のち鳥羽殿が営まれた。
じょうなんじまつり
じょうなんじまつり ジヤウナン― [6] 【城南寺祭】
平安時代,城南寺で行われた祭り。のち,真幡寸(マハタキ)神社の城南神祭に受け継がれ,現在では,城南宮神幸祭(ジンコウサイ)と呼ばれる。城南祭。
じょうなんまつり
じょうなんまつり ジヤウナン― [5] 【城南祭】
「城南寺祭」に同じ。
じょうにく
じょうにく ジヤウ― [0] 【上肉】
(肉屋などで)上等の肉。
じょうにち
じょうにち ヂヤウ― 【定日】
前もってさだめた日。じょうじつ。「―は同道の人のはからひにて候べし/平治(下・古活字本)」
じょうにち
じょうにち ジヤウ― 【上日】
〔「じょうじつ」とも〕
(1)古代,官人の当番の日。出勤する日。また,その日数。
⇔下日(カジツ)
(2)出勤すること。「京より―の輩下りて/十訓 3」
じょうにん
じょうにん ジヤウ― 【上人】
立派な人。身分の高い人。すぐれた人。「おいらが様な―の目にはさっぱり無疵/滑稽本・浮世風呂 4」
→しょうにん(上人)
じょうにん
じょうにん ジヤウ― [0] 【常人】
「じょうじん(常人)」に同じ。
じょうにん
じょうにん【常任の】
standing;→英和
regular.→英和
常任委員 <a member of> the standing committee.常任指揮者 a regular conductor.
じょうにん
じょうにん ジヤウ― [0] 【情人】
「じょうじん(情人)」に同じ。
じょうにん
じょうにん ジヤウ― [0] 【常任】 (名)スル
常にその任務についていること。
じょうにん
じょうにん ジヤウ― [0] 【浄人】
僧職の一。俗人のまま寺に住み,僧たちに仕え世話をする人。
じょうにんいいん
じょうにんいいん ジヤウ―ヰヰン [5] 【常任委員】
(1)一定の任務を常時担当する委員。
(2)国会の常任委員会の委員。各党派の議席数に比例して選任される。
じょうにんいいんかい
じょうにんいいんかい ジヤウ―ヰヰンクワイ [6] 【常任委員会】
常設の委員会。特に,国会の各院に置かれる常設の委員会。内閣委員会・地方行政委員会・法務委員会・予算委員会など。
→特別委員会
→常任委員会[表]
じょうにんりじこく
じょうにんりじこく ジヤウ― [6] 【常任理事国】
国際機構において,理事国の地位を恒久的に有する国。特に,国際連合の安全保障理事会の常任理事国をいう。
→安全保障理事会
じょうねいでん
じょうねいでん ジヤウネイ― 【常寧殿】
平安朝内裏の殿舎の一。後宮の中心となる建物。承香殿の北,貞観殿の南にあり,皇后・中宮・女御らの居所。五節(ゴセチ)の舞が行われた。五節殿。后町(キサキマチ)。
→内裏
じょうねつ
じょうねつ [0] 【蒸熱】
むしあついこと。蒸暑。「―我が盛夏の如し/佳人之奇遇(散士)」
じょうねつ
じょうねつ【情熱】
⇒熱情.〜的な passionate.→英和
じょうねつ
じょうねつ ジヤウ― [0] 【情熱】
激しく高まった気持ち。熱情。「―を燃やす」「―を傾ける」「―家」
〔passion を北村透谷が訳した語といわれる〕
じょうねつてき
じょうねつてき ジヤウ― [0] 【情熱的】 (形動)
感情を燃え上がらせているさま。「―な目の輝き」
じょうねつぶつ
じょうねつぶつ ヂヤウネツ― [4] 【醸熱物】
温床に用いる米ぬか・藁(ワラ)・堆肥などの発酵材料。
じょうねん
じょうねん【情念】
passion.→英和
じょうねん
じょうねん ジヤウ― [1] 【情念】
深く心に刻みこまれ,理性では抑えることのできない悲・喜・愛・憎・欲などの強い感情。
じょうねんだけ
じょうねんだけ ジヤウネン― 【常念岳】
長野県西部,飛騨山脈穂高岳の東部に連なる常念山脈の主峰。海抜2857メートル。
じょうねんぶつ
じょうねんぶつ ジヤウ― [3] 【常念仏】
(1)〔仏〕 絶え間なく念仏を唱え続けること。
(2)歌舞伎の下座唄(ゲザウタ)の一。心中・道行(ミチユキ)などの場に用いる。
じょうのう
じょうのう ヂヤウ― [0] 【定能】
能楽で,いつも演ずる能。
じょうのう
じょうのう ジヤウナフ [0] 【上納】 (名)スル
(1)政府・官庁に金品を納めること。
(2)年貢米。年貢。「約束通り昨年小作料の残り半分も―せよと厳達せられた時/良人の自白(尚江)」
(3)俗に,上部団体などに金を納めること。「―金」
じょうのざ
じょうのざ ヂヤウ― 【仗の座】
「陣の座」に同じ。
じょうのゆみ
じょうのゆみ ヂヤウ― [1] 【定の弓】
〔仏〕 密教で,禅定の力を悪魔を払う弓にたとえた語。
じょうは
じょうは ゼウハ 【紹巴】
⇒里村(サトムラ)紹巴
じょうは
じょうは デウ― [1] 【条播】
種まきの方式の一。間隔をおいた平行のまき溝を作って種をまくこと。すじまき。
じょうはい
じょうはい ジヤウ― [0] 【上輩】
〔「しょうはい」とも〕
(1)身分・地位が高い人。
(2)目上(メウエ)の人。
(3)〔仏〕 三輩の一。出家して,大いに善を積み無量寿仏を念ずる人。
→中輩
→下輩(ゲハイ)
じょうはく
じょうはく ジヤウ― [0] 【上膊】
⇒上腕(ジヨウワン)
じょうはく
じょうはく【上膊】
《解》the upper arm;the brachium.
じょうはく
じょうはく ジヤウ― [0] 【上白】
(1)上等の白米。「朱椀の定器に―の飯(ママ)/浄瑠璃・天神記」
→中白
→下白(ゲハク)
(2)上等の白米で作った酒。諸白(モロハク)。
(3)「上白糖」に同じ。
じょうはくこつ
じょうはくこつ ジヤウ― [4][3] 【上膊骨】
⇒上腕骨(ジヨウワンコツ)
じょうはくとう
じょうはくとう ジヤウハクタウ [0] 【上白糖】
車糖(クルマトウ)の一。結晶の細かい上質の白砂糖。精製度が高い。甘みが強く,しっとりとした感じのもの。上白。
じょうはっさん
じょうはっさん [3] 【蒸発散】
地表面から大気中への水の移動。裸地(土壌面)からの水の蒸発と,そこに生育する植物による水の蒸散とを合わせた呼称。
じょうはつ
じょうはつ【蒸発】
evaporation.〜する evaporate;→英和
vanish <from> ;→英和
steam (水が);→英和
disappear (人が).→英和
〜性の vaporable.‖蒸発皿 an evaporating dish.
じょうはつ
じょうはつ [0] 【蒸発】 (名)スル
(1)液体の表面から気化が起こる現象。広義には沸騰を含む。
(2)人がどこかへ行方をくらますこと。「父親が―した」
じょうはつき
じょうはつき [4][3] 【蒸発器】
(1)ガス循環式の冷却装置で,液化された冷却剤を気化・膨張させて吸熱するための容器。
(2)水溶液を加熱して水を蒸発させ,溶質を取り出す装置。工業的には金属壁を介して水蒸気の凝縮熱を与えて溶液を熱する蒸発缶が広く用いられる。
じょうはつぎり
じょうはつぎり [4] 【蒸発霧】
水面上の安定した冷たい空気塊が,急激な蒸発によって水蒸気の供給を受けてできる霧。
じょうはつけい
じょうはつけい [0] 【蒸発計】
水面に浮かべた容器や地中に埋めた容器に一定量の水を入れて放置し,単位時間(普通一日)後の水の減量から水面・地面からの蒸発量を測る装置。
じょうはつざら
じょうはつざら [4] 【蒸発皿】
化学実験の際,溶液を加熱濃縮,または蒸発乾固して溶質を析出させる操作に用いる深皿。磁製のものが多いが,ガラス製・白金製もある。
じょうはつねつ
じょうはつねつ [4] 【蒸発熱】
⇒気化熱(キカネツ)
じょうはな
じょうはな ジヤウハナ 【城端】
富山県南西部,東礪波(トナミ)郡の町。砺波平野南端に位置し,五箇山への入り口にあたる。善徳寺の門前町として発達し,仏具・城端塗・絹織物を特産。
じょうはなうるし
じょうはなうるし ジヤウ― [5] 【上花漆】
上等の花塗り漆。生漆(キウルシ)に鉄汁・黒漆油などをまぜて精製する。
じょうはなせん
じょうはなせん ジヤウハナ― 【城端線】
JR 西日本の鉄道線。富山県高岡・砺波・城端間,29.9キロメートル。砺波平野を南北に走る。
じょうはり
じょうはり ジヤウ― [0] 【浄玻璃】
(1)曇りのない水晶やガラス。
(2)「浄玻璃の鏡」に同じ。
じょうはり
じょうはり ジヤウ― 【情張り】
〔「じょうばり」とも〕
意地を張ること。また,その人。いじっぱり。じょうっぱり。じょうごわ。「―の勝つ月弓の寸の論/譏草」
じょうはり=は棒(ボウ)の下(シタ)
――は棒(ボウ)の下(シタ)
意地を張る者は人にいれられず,棒で打たれるような目にあうということ。
じょうはりのかがみ
じょうはりのかがみ ジヤウ― 【浄玻璃の鏡】
〔仏〕 地獄の閻魔(エンマ)王庁にあって,亡者の生前のすべてのおこないを残りなく映し出すという鏡。玻璃の鏡。
じょうはん
じょうはん ジヤウ― [0] 【上半】
一つのものを上下に二分したときの上半分。
⇔下半
じょうはん
じょうはん ジヤウ― [0] 【上阪】 (名)スル
地方から大阪に行くこと。大阪に出ること。「火急の用件で―する」
じょうはんかく
じょうはんかく ジヤウハン― [3] 【上反角】
飛行機の翼端が水平面より上がっている構造の場合,翼の中心線が水平面との間になす角。翼が上反角をもつと傾きを自動的に修正する性能が生まれる。
じょうはんしん
じょうはんしん【上半身】
the upper half of the body.→英和
〜裸で stripped to the waist.→英和
〜を乗り出す lean forward.〜の写真 a picture from the waist up.
じょうはんしん
じょうはんしん ジヤウ― [3] 【上半身】
人体の腰から上の部分。かみはんしん。
⇔下半身
じょうば
じょうば [0] 【乗馬】 (名)スル
(1)馬に乗ること。
(2)人が乗る馬。また,乗っている馬。「将軍の―」
じょうば
じょうば ジヤウ― [1] 【上馬】
よい馬。上等の馬。良馬。じょうめ。
じょうば
じょうば【乗馬】
(horse) riding;→英和
a riding horse (馬).→英和
〜する ride[mount]a horse.‖乗馬ズボン riding breeches.乗馬服 a riding suit.
じょうばこ
じょうばこ ジヤウ― [0] 【状箱】
(1)手紙を入れておく箱。
(2)手紙を入れて,使いに持たせる箱。
じょうばさみ
じょうばさみ ジヤウ― [3] 【状挟み】
書類・手紙などを挟んでおく金具。
じょうばはじめ
じょうばはじめ [4] 【乗馬初め】
(1)鎌倉・室町時代,武家の男子が初めて馬に乗る儀式。七〜一〇歳ぐらいまでに行う。
(2)室町幕府の年中行事の一。正月二日,松の庭で将軍がその年初めて馬に乗る儀式。のりぞめ。
じょうばふく
じょうばふく [3] 【乗馬服】
乗馬用の服。一般に,上着の背の裾(スソ)にあきを入れ,ズボンの腰回りはゆったりさせ,膝から下を細くする。
じょうばん
じょうばん ジヤウ― 【常磐】
(1)常陸(ヒタチ)国と磐城(イワキ)国。
(2)福島県いわき市南部の地名。もと常磐市。
じょうばん
じょうばん ヂヤウ― [0] 【定盤】
(1)金属加工の台。たたき定盤。
(2)平面度の検査や測定・組み立ての基準となる平坦面をもつ工具。普通,長方形で鋳鉄または石で造り,表面が水平になるまで正確に仕上げを行い,裏面には歪みができないように力骨が鋳出してある。
(3)塗師(ヌシ)・蒔絵(マキエ)師などが工作に用いる箱形の台。表面は漆で平らに塗り上げ,漆の調合に用いる。
じょうばん
じょうばん ジヤウ― [0] 【上番】 (名)スル
(1)軍隊などで,勤務につくこと。
⇔下番(カバン)
(2)奈良時代,地方から京にのぼって衛士(エジ)の任務につくこと。
じょうばん
じょうばん ジヤウ― [0][1] 【城番】
城の警固にあたる人。
じょうばん
じょうばん ヂヤウ― [0] 【定番】
(1)常時,番をしていること。また,その者。「―ヲ欠クコトナカレ/日葡」
(2)武家の職名。一定期間,城の警備などの任にあたるもの。江戸幕府では,二条城・大坂城・駿府城に置かれた。
→加番
じょうばんじどうしゃどう
じょうばんじどうしゃどう ジヤウ―ダウ 【常磐自動車道】
埼玉県三郷市と福島県いわき市を結ぶ高速道路。延長175.5キロメートル。1988年(昭和63)全線開通。三郷で東京外環自動車道と接続。
じょうばんせん
じょうばんせん ジヤウ― 【常磐線】
JR 東日本の鉄道線。東京都日暮里と宮城県岩沼間,343.1キロメートル。茨城県と福島県の海岸部を縦貫する。
じょうばんたんこうぶし
じょうばんたんこうぶし ジヤウ―タンカウ― 【常磐炭坑節】
福島県の民謡で,酒盛り唄。この地方の草刈り唄が昭和の初めに常磐炭坑に伝えられたもの。
じょうばんたんでん
じょうばんたんでん ジヤウ― 【常磐炭田】
福島・茨城両県にまたがる炭田。江戸末期から採炭。石狩炭田・筑豊炭田に次ぐ日本有数の炭田として知られたが,現在は閉山。
じょうひ
じょうひ【冗費(を節約する)】
(cut down) useless[unnecessary]expenses.
じょうひ
じょうひ [1][0] 【冗費】 (名)
むだな費用。「―を節約する」
じょうひ
じょうひ ジヤウ― [1] 【上皮】
外面をおおう皮。うわかわ。
じょうひさいぼうせいちょういんし
じょうひさいぼうせいちょういんし ジヤウ―サイバウセイチヤウ― [4][5] 【上皮細胞成長因子】
〔epidermal growth factor〕
上皮細胞の増殖を促進する物質で,アミノ酸五三個からなるペプチド。ウロガストロンと同一の物質。上皮成長因子。上皮細胞増殖因子。EGF 。
じょうひしょうたい
じょうひしょうたい ジヤウ―セウ― [4] 【上皮小体】
⇒副甲状腺(フクコウジヨウセン)
じょうひそしき
じょうひそしき ジヤウ― [4] 【上皮組織】
体表や体腔の内面をおおう組織。上皮細胞が密集して層を作っており,機能により,被蓋上皮・感覚上皮・分泌上皮・吸収上皮などに分ける。
じょうひつ
じょうひつ [0] 【冗筆】
いたずらに書いたもの。つまらない書画やむだの多い文章。
じょうひょう
じょうひょう ジヤウヒヤウ [0] 【上平】
(1)中国の韻書の分類の一。「広韻」などで,平声の収録漢字が多いことから,それを便宜的に上下に二分した前半。上平声。
(2)中国語の声調で,第一声の別名。北京音では高く平らに発音する。陰平声。
⇔下平(カヒヨウ)
じょうひょう
じょうひょう ジヤウヘウ 【上表】 (名)スル
〔古くは「しょうひょう」〕
(1)君主に意見書を奉ること。また,その文書。「―文」「中納言…―して諫を立つ/霊異記(上)」
(2)辞表を提出すること。「内大臣をば―せらる/平家 6」
じょうひん
じょうひん【上品】
elegance;grace.→英和
〜な elegant;→英和
refined;decent;→英和
well-bred.〜に gracefully;tastefully;→英和
decently.→英和
じょうひん
じょうひん ジヤウ― [3] 【上品】 (名・形動)[文]ナリ
(1)言動や顔つきなどに高い品格が感じられて好ましい・こと(さま)。高尚で洗練されているさま。「―な物腰」
(2)上等な品。
⇔下品
[派生] ――さ(名)
じょうひん
じょうひん ジヤウ― [0] 【上賓】
大切な客。立派な客。上客。
じょうび
じょうび【常備の】
standing.→英和
‖常備軍 a standing[regular]army.常備薬 a household medicine.
じょうび
じょうび ジヤウ― [1] 【常備】 (名)スル
常に備えておくこと。絶やさないようにすること。「タイヤのスペアを―する」
じょうびきゃく
じょうびきゃく ヂヤウ― [3] 【定飛脚】
日を決めて定期的に定まった二地間を往復した飛脚。
じょうびぐん
じょうびぐん ジヤウ― [3] 【常備軍】
平時にも国家が常置している軍隊。
じょうびけし
じょうびけし ヂヤウ― [3] 【定火消し】
江戸幕府の職名。若年寄の配下。与力・同心・臥烟を置き,江戸市中の防火および非常警備にあたった。火消し役。
→町火消し
→大名火消し
じょうびたき
じょうびたき [3] 【尉鶲】
スズメ目ツグミ科の小鳥。全長約14センチメートルで,翼に白斑がある。雄は頭が灰色,顔からのどが黒,胸以下が赤褐色。アジア東部で繁殖し,日本では冬鳥として全国で見られる。モンツキ。
じょうびとう
じょうびとう ジヤウ― [0] 【上尾筒】
鳥類の尾羽のつけねを上からおおっている羽毛。クジャクの尾と呼んでいるのはこれの発達したもの。
じょうびへいえき
じょうびへいえき ジヤウ― [4] 【常備兵役】
現役および予備役の兵士。
じょうびやく
じょうびやく ジヤウ― [3] 【常備薬】
常に備えておく薬品。「家庭―」
じょうびる
じょう・びる ジヤウ― 【上びる】 (動バ上一)
〔名詞「上(ジヨウ)」の動詞化。近世語〕
上品である。品がよい。「兵作は,すこし―・びたる所有て/評判記・満散利久佐」
じょうふ
じょうふ ヂヤウ― [1] 【定府】
江戸時代,老中・若年寄などの役職にある大名などが,参勤交代をせずに,江戸に定住すること。また,藩士が江戸の藩邸に常に詰めていること。
じょうふ
じょうふ【情夫】
a lover;→英和
a sweetheart.→英和
じょうふ
じょうふ ジヤウ― [1] 【城府】
〔中国で,都市の周囲に城壁をめぐらしたことから〕
(1)都市。都府。
(2)へだて。しきり。
じょうふ
じょうふ【情婦】
a mistress.→英和
じょうふ
じょうふ ジヤウ― [1] 【上布】
上質の麻糸で織った軽く薄い織物。夏の着尺地とする。越後上布・薩摩上布など。[季]夏。
じょうふ
じょうふ ジヤウ― [1] 【情婦】
妻以外の愛人である女。いろおんな。かくしおんな。また,内縁関係にある女。
じょうふ
じょうふ ヂヤウ― [1] 【丈夫】
〔「じょうぶ」とも〕
一人前の男子。立派な男子。ますらお。
じょうふ
じょうふ ジヤウ― [1] 【情夫】
夫以外の愛人である男。いろおとこ。かくしおとこ。また,内縁関係にある男。
じょうふ
じょうふ ゼウ― [1] 【饒富】
富んでいること。財産が多いこと。富饒。
じょうふ=を設(モウ)けず
――を設(モウ)けず
〔宋史(傅尭兪伝)〕
他に対して,打ちとけてへだて心がないこと。
じょうふきょう
じょうふきょう ジヤウフキヤウ [3] 【常不軽】
(1)「法華経(常不軽菩薩品)」の主人公。町で出会うすべての人に仏になると断言して心から礼拝し,それによって成仏した。常不軽菩薩。不軽。
(2)「法華経(常不軽菩薩品)」の中の二四字の偈(ゲ)を唱えて,人々を礼拝しながら巡り歩く修行。
じょうふく
じょうふく ジヤウ― [0] 【常服】
(1)ふだんに着る衣服。ふだんぎ。
(2)江戸時代,武士が出仕のときに着た麻上下(アサガミシモ)。
じょうふく
じょうふく デウ― [0] 【条幅】
半切(ハンセツ)を軸物(ジクモノ)としたもの。
じょうふく
じょうふく ジヤウ― [0] 【浄福】
清らかな幸福。宗教の世界で,信仰によって得られると信じられている幸福。
じょうふくぶ
じょうふくぶ ジヤウフク― [4] 【上腹部】
腹のへそより上の部分。
⇔下腹部
→腹部
じょうふだん
じょうふだん ジヤウ― [3] 【常不断】
常に絶えないこと。いつも。ふだん。「課長さんの所(トコ)へも―御機嫌伺ひにお出でなさるといふ事(コツ)たから/浮雲(四迷)」
じょうふんべつ
じょうふんべつ ジヤウ― [3] 【上分別】
最もよい分別。よい判断。
じょうぶ
じょうぶ【上部】
the upper part;the surface.→英和
上部構造 the superstructure.→英和
じょうぶ
じょうぶ ヂヤウ― [0] 【丈夫】 (形動)[文]ナリ
(1)病気になりにくく,元気なさま。壮健。「―な体」「―になる」
(2)外力が加わってもなかなかこわれないさま。いたみにくいさま。「―な生地」「―な紙袋」
(3)たしかなさま。確実なさま。「金子五六百両,―なる所へ貸付け申したく/耳嚢」
〔「がんじょう」が固い強さをいうのに対して,「じょうぶ」は弾力性のある強さをいう〕
→じょうふ(丈夫)
[派生] ――さ(名)
じょうぶ
じょうぶ【丈夫な】
healthy;→英和
strong;→英和
well;→英和
[堅牢な]durable;→英和
solid;→英和
strong.〜になる become healthy;→英和
be well (again).〜にする make strong;→英和
build up[improve]one's health.
じょうぶ
じょうぶ ジヤウ― [1] 【上部】
上の部分。
⇔下部
じょうぶく
じょうぶく デウ― [0] 【調伏】 (名)スル
⇒ちょうぶく(調伏)
じょうぶくろ
じょうぶくろ ジヤウ― [3] 【状袋】
書状を入れる袋。封筒。
じょうぶこうぞう
じょうぶこうぞう ジヤウ―ザウ [4] 【上部構造】
〔(ドイツ) Überbau〕
マルクス主義の史的唯物論の基本的概念。政治的・法律的諸制度と,それに照応する社会の政治的・法律的・宗教的・道徳的・哲学的・芸術的意識形態(イデオロギー)をさす語。それらは,ある発展段階の社会の経済的構造(土台=下部構造)に規定され,また,一定範囲内でそれに反作用を及ぼすとされる。
→下部構造
じょうぶだいがく
じょうぶだいがく ジヤウブ― 【上武大学】
私立大学の一。1968年(昭和43)設立。本部は伊勢崎市。
じょうぶつ
じょうぶつ【成仏する】
enter Nirvana;die in peace.
じょうぶつ
じょうぶつ ジヤウ― [1] 【成仏】 (名)スル
(1)〔仏〕 煩悩(ボンノウ)を解脱(ゲダツ)し,悟りを開いて仏となること。得仏。
(2)死んで,この世に執着を残さず仏となること。
(3)死ぬこと。
じょうぶつとくだつ
じょうぶつとくだつ ジヤウ― [1][0] 【成仏得脱】
仏となって苦や迷いのある境地から脱すること。
じょうぶみ
じょうぶみ ジヤウ― 【状文】
手紙。書状。
じょうぶん
じょうぶん ジヤウ― [0] 【上聞】
天皇・君主の耳に入ること。また,天皇・君主に伝えること。「―に達する」
じょうぶん
じょうぶん ジヤウ― [0] 【上文】
前に記した文。前文。
じょうぶん
じょうぶん ジヤウ― 【上分】
(1)上の部分。[日葡]
(2)神仏などに献上あるいは奉納する金品。「諸国の正税の―を奉りて祈り鎮めたてまつり給ひき/水鏡(平城)」
(3)中世,年貢・所当のこと。
(4)古代・中世,年貢・所当のほかに上納した貢納物。上分物(ジヨウブンモツ)。
じょうぶん
じょうぶん デウ― [0] 【条文】
法律・条約などの,箇条書きの文。
じょうぶん
じょうぶん [0] 【冗文】
むだの多い,長々しい文章。
じょうぶん
じょうぶん【条文】
the text <of regulations> ;→英和
provisions (箇条).
じょうぶんまい
じょうぶんまい ジヤウ― 【上分米】
(1)中世,上納される年貢米。
(2)領地を通過する年貢米に対してその量に応じて課して徴発した米。運上米。
じょうへい
じょうへい ジヤウ― [0] 【城兵】
城を守る兵士。
じょうへい
じょうへい 【承平】
年号(931.4.26-938.5.22)。延長の後,天慶の前。朱雀(スザク)天皇の代。
じょうへいじょ
じょうへいじょ ジヤウヘイ― 【常平所】
⇒常平倉(ジヨウヘイソウ)
じょうへいそう
じょうへいそう ジヤウヘイサウ 【常平倉】
759年,公廨稲(クガイトウ)の一部を割いて別置して諸国に設けられた倉庫。左右平準署が管轄。米を廉価時に買い入れ,高価時に売り出し,その利を調庸運脚夫の救済にあて,同時に京中の米価調節を図ろうとしたもの。771年廃止。同種のものが,平安時代に常平所として設置され,また江戸時代にも,水戸・会津・鹿児島の諸藩に置かれた。
→義倉
→社倉
じょうへいてんぎょうのらん
じょうへいてんぎょうのらん 【承平天慶の乱】
一〇世紀前半,承平・天慶年間,関東で平将門(マサカド)が,瀬戸内海で藤原純友(スミトモ)が,ほとんど同時に起こした反乱。
じょうへき
じょうへき ジヤウ― [0] 【城壁】
城の周囲を取り囲む壁や石垣。
じょうへき
じょうへき【城壁】
a castle wall;a rampart.→英和
じょうへん
じょうへん ジヤウ― [0] 【上編・上篇】
二編または三編からなる書物などの最初の編。
じょうべい
じょうべい [0] 【蒸餅】
饅頭(マンジユウ)や蒸した餅(モチ)。また,パン。
じょうべき
じょうべき [0] 【乗冪】
⇒累乗(ルイジヨウ)
じょうべき
じょうべき【乗冪】
《数》a power.→英和
aのn乗冪 the nth power of a <an> .
じょうべん
じょうべん ジヤウベン 【浄弁】
南北朝時代の歌僧。青蓮院法印と呼ばれる。京都の人。吉田兼好らとともに二条為世門の和歌四天王と称される。享年九〇余歳。著「古今和歌集註」など。生没年未詳。
じょうほ
じょうほ ジヤウ― [1] 【譲歩】 (名)スル
〔人に道をゆずる意から〕
自分の主張の一部または全部をまげて,相手の意見と折り合いをつけること。「互いに―する」「―を強いる」
じょうほ
じょうほ ジヤウ― [1] 【常歩】
一番ゆるやかな馬の歩き方。並み足。
じょうほ
じょうほ ジヤウ― 【城堡】
⇒じょうほう(城堡)
じょうほ
じょうほ【譲歩】
(a) compromise;→英和
(a) concession.→英和
〜する concede;→英和
give way;meet halfway.〜的 conciliatory.
じょうほう
じょうほう ジヤウ― [0] 【情報】
(1)事物・出来事などの内容・様子。また,その知らせ。「横綱が引退するという―が入った」「戦争は既に所々に起つて,飛脚が日ごとに―をもたらした/渋江抽斎(鴎外)」
(2)〔information〕
ある特定の目的について,適切な判断を下したり,行動の意志決定をするために役立つ資料や知識。
(3)機械系や生体系に与えられる指令や信号。例えば,遺伝情報など。
(4)物質・エネルギーとともに,現代社会を構成する要素の一。
じょうほう
じょうほう ジヤウハフ [0] 【常法】
(1)定まっていて変わらない法。一定の規則。「国用乏闕無きの―を立つべし/公議所日誌 15」
(2)通常の方法。
じょうほう
じょうほう 【承保】
年号(1074.8.23-1077.11.17)。延久の後,承暦の前。白河天皇の代。しょうほう。しょうほ。
じょうほう
じょうほう【乗法】
《数》multiplication.→英和
じょうほう
じょうほう ジヤウハウ [0] 【上方】
(1)上の方。
⇔下方
(2)山上の仏寺。また,寺院。
(3)寺院の住職。方丈。
じょうほう
じょうほう【情報】
information;→英和
intelligence;→英和
a report;→英和
news.→英和
〜を得る(与える) obtain (give) information.‖情報化社会 the informationalized[information-oriented]society.情報公開法 freedom of information law[act].情報処理 information processing.情報部 an information bureau.情報屋 <米俗> a dopester.
じょうほう
じょうほう ヂヤウハフ [0] 【定法】
(1)きまっている規則。きまった法式。「―どおりの式次第」
(2)いつものやりかた。しきたり。「長屋のものが娵(ヨメ)をとると,長屋中の者が来て,其の娵の尻をさすつて見るが―/滑稽本・膝栗毛(発端)」
じょうほう
じょうほう ジヤウ― [0] 【城堡】
城と砦(トリデ)。城。じょうほ。
じょうほう
じょうほう [0][1] 【乗法】
掛け算。
⇔除法
じょうほう
じょうほう【上方】
the upper part.〜の upper.→英和
〜に above;→英和
upward(s).→英和
じょうほうかがく
じょうほうかがく ジヤウ―クワ― [5] 【情報科学】
機械系や生体系のみならず社会における諸現象や諸活動を,情報の授受・保存・処理という側面からみて,そのような情報の生成・伝達・変換・蓄積・利用などについての一般原理を考究する諸科学の総称。コンピューターおよび通信ネットワークに代表される情報処理・伝達技術の著しい発達を背景にもつ。
じょうほうかしゃかい
じょうほうかしゃかい ジヤウ―クワシヤクワイ [6] 【情報化社会】
社会的に大量の情報が生み出され,それを加工・処理・操作するための機構が巨大化し,人々の意思決定や行動に大きな影響を与えるに至った社会。情報社会。
じょうほうかでん
じょうほうかでん ジヤウ― [5] 【情報家電】
個人レベルの情報を手軽に扱うため,通信機能をもたせたコンピューターをベースとした家庭電気製品。
じょうほうかんきょう
じょうほうかんきょう ジヤウ―クワンキヤウ [5] 【情報環境】
情報の創造・処理加工・伝達・蓄積を行う過程で,それを実現するための情報メディア・ソフトウエア・データベースなどの利用可能な環境をいう。また,特にマルチ-メディアの利用を前提にした,コンピューターをめぐる諸条件の整備の程度をいう。
じょうほうかんり
じょうほうかんり ジヤウ―クワン― [5] 【情報管理】
(1)情報化社会において,人や金と同様に資源としての価値をもつ情報を有効に利用するため,効率的・統合的に運用すること。
(2)限られた目的以外に,情報が故意にまた事故などによって漏洩(ロウエイ)しないように管理すること。
じょうほうきかん
じょうほうきかん ジヤウ―クワン [6][5] 【情報機関】
各種情報の収集・調査や宣伝活動を行う政府機関。日本の戦前の情報局やアメリカの CIA など。
じょうほうきき
じょうほうきき ジヤウ― [5] 【情報機器】
情報を処理したり,伝達・加工するための機器。コンピューターとその周辺機器,またファクシミリ・複写機などをいう。
じょうほうきそ
じょうほうきそ ジヤウ― [5] 【情報基礎】
中学校の技術家庭科の一単元として1993年(平成5)から導入された,コンピューター教育。
じょうほうきょく
じょうほうきょく ジヤウ― [3] 【情報局】
⇒内閣情報局(ナイカクジヨウホウキヨク)
じょうほうけんさく
じょうほうけんさく ジヤウ― [5] 【情報検索】
〔information retrieval〕
ある目的のために収集・蓄積した膨大な情報を体系的に整理し,必要に応じて希望する情報を迅速にとり出すこと,あるいはその方法。IR 。
じょうほうげん
じょうほうげん ジヤウ― [3] 【情報源】
必要な情報を提供してくれる人・機関・データベースなど。その筋。ニュース-ソース。
じょうほうこうかいせいど
じょうほうこうかいせいど ジヤウ― [9] 【情報公開制度】
行政機関のもっている情報を,国民が自由に知ることができるように公開する制度。
じょうほうさんぎょう
じょうほうさんぎょう ジヤウ―ゲフ [5] 【情報産業】
情報の生成・収集・加工・提供およびコンピューター情報システムの開発などを行う産業の総称。広くは新聞・出版・放送・広告などのサービス産業をも含める。
じょうほうし
じょうほうし ジヤウ― [3] 【情報誌】
各種の情報を列記した雑誌。映画・演劇・音楽・展覧会・競技会などの各種イベント情報や職業・住宅情報など,多くは分野別に編集・発行される。
じょうほうしほんしゅぎ
じょうほうしほんしゅぎ ジヤウ― [8] 【情報資本主義】
(1)産業(工業)資本主義が終わり,情報や知識の蓄積・伝達・処理が中心となった資本主義社会を特徴づける用語。
→脱工業化社会
(2)情報の所有者と非所有者の間に生まれる支配の関係を資本による階級支配に比していう語。
じょうほうしょり
じょうほうしょり ジヤウ― [5] 【情報処理】
収集した多量の情報に,コンピューターなどを使って分類・整理・選択・演算などの処理を施して,目的に応じた情報を得られるように加工すること。
じょうほうしょりぎじゅつしゃ
じょうほうしょりぎじゅつしゃ ジヤウ― [9] 【情報処理技術者】
コンピューターを用いた情報の整理・加工・検索などの処理を行う専門家として,通産省が認定する資格。
じょうほうそうさ
じょうほうそうさ ジヤウ―サウ― [5] 【情報操作】
情報をありのままに提供するのでなく,内容や公表の方法などに介入して影響を及ぼし,世論形成をある方面に有利になるよう操作すること。
じょうほうちかん
じょうほうちかん ジヤウハウ―クワン [5] 【上方置換】
空気より比重が小さく,また水に溶けやすい気体を捕集するための操作。下向きにしたフラスコなどに気体を導き,中の空気を押し出しながら,上方へためる。アンモニアなどの捕集に利用される。
じょうほうつう
じょうほうつう ジヤウ― [0] 【情報通】
その道の情報に詳しい人。消息通。
じょうほうつうしん
じょうほうつうしん ジヤウ― [5] 【情報通信】
コンピューターと通信技術を統合した情報技術およびその利用形態。
じょうほうもう
じょうほうもう ジヤウ―マウ [3] 【情報網】
情報をやりとりするために設けた組織。情報ネットワーク。
じょうほうりろん
じょうほうりろん ジヤウ― [5] 【情報理論】
情報科学の基礎分野をなす諸理論のすべてをさし,信号理論・パターン認識理論・言語理論・人工知能論などを含む。狭義には,シャノンが通信理論として確立した,情報の伝達および処理についての数学的理論。通信路の伝送容量,雑音を排除するための符号化,情報発生速度などについて論じる。
じょうほうシステム
じょうほうシステム ジヤウ― [5] 【情報―】
利用者の目的にそったコンピューター・周辺機器・情報ネットワークおよびそれを運用するためのソフトウエアの体系をいう。
じょうほうスーパーハイウエー
じょうほうスーパーハイウエー ジヤウ― [12] 【情報―】
アメリカ全土に広帯域の光ファイバーを敷設し,マルチ-メディアに対応した社会基盤としての高度情報通信ネットワークを張りめぐらす構想。高速自動車道路網に対していう。
じょうほうリテラシー
じょうほうリテラシー ジヤウ― [5] 【情報―】
情報化社会でコンピューターなど情報関連技術を習得し,積極的に情報を活用することのできる能力。
じょうほく
じょうほく ジヤウ― [0] 【城北】
(1)城の北側の方面。
(2)東京都の北部地区。荒川区・北区・豊島区・板橋区など。
じょうほくめん
じょうほくめん ジヤウ― 【上北面】
〔「しょうほくめん」とも〕
四位・五位の諸大夫(シヨタイフ)で,北面の侍(サムライ)となって,院への昇殿を許された者。
⇔下(ゲ)北面
じょうぼ
じょうぼ ヂヤウ― [1] 【丈母】
妻の母。しゅうとめ。岳母。
じょうぼう
じょうぼう ジヤウバウ 【浄房】
便所。かわや。
じょうぼう
じょうぼう ジヤウバウ [0] 【状貌】
すがたかたち。容貌。
じょうぼうせい
じょうぼうせい デウバウ― [0] 【条坊制】
古代の都城の市街区画。日本では唐の長安にならい,朱雀大路をはさむ左右両京を南北に走る大路によって四坊に分け,東西に走る大路によって九条に分ける。平城京・平安京などに見られる。
じょうぼく
じょうぼく [0] 【縄墨】
(1)すみなわ。
(2)規則。軌範。標準。
じょうぼく
じょうぼく ジヤウ― [0] 【上木】 (名)スル
(1)図書刊行のため,版木に彫ること。また,書物を出版すること。上梓(ジヨウシ)。「遂に―したるものは解体新書なり/福翁百余話(諭吉)」
(2)森林で上層の林冠をつくる高い樹木。
⇔下木(カボク)
じょうぼん
じょうぼん ジヤウ― [0] 【上品】
(1)〔仏〕 極楽往生を九段階に分けた九品(クホン)の上位の三段階。上品上生・上品中生・上品下生の三つ。
(2)上等。最上級。
じょうぼん
じょうぼん ジヤウ― [0] 【常凡】 (形動)
ありふれていて,これといった特徴のないさま。「―な作品」
じょうぼんじょうしょう
じょうぼんじょうしょう ジヤウ―ジヤウシヤウ [5] 【上品上生】
〔仏〕 九品のうちの最上の段階。上上品。
じょうぼんのう
じょうぼんのう ジヤウボンワウ 【浄飯王】
〔梵 Śuddhodana〕
釈迦の父。中インド迦毘羅衛(カビラエ)国の王。白浄王。
じょうぼんれんだい
じょうぼんれんだい ジヤウ― [5] 【上品蓮台】
〔仏〕 極楽浄土にある最上級の蓮(ハス)の台(ウテナ)。
じょうぼんれんだいじ
じょうぼんれんだいじ ジヤウボンレンダイ― 【上品蓮台寺】
京都市北区紫野にある真言宗智山派の寺。山号,蓮華金宝山。聖徳太子の開創という。一六世紀末に再興されたとき,一二の支院が建立された。寺宝に「過去現在因果経絵巻」(国宝)など。十二坊。
じょうまい
じょうまい ジヤウ― [0] 【城米】
江戸時代,幕府・諸藩が兵粮(ヒヨウロウ)や飢饉(キキン)などに備えて城内に蓄えた米。御用米。
じょうまい
じょうまい ジヤウ― [0] 【上米】
上等の米。「新潟産の―」
じょうまえ
じょうまえ【錠前】
a lock.→英和
錠前屋 a locksmith.→英和
じょうまえ
じょうまえ ヂヤウマヘ [0] 【錠前】
戸などにつけて,自由に開閉できないようにする金具。錠。
じょうまちまわり
じょうまちまわり ヂヤウマチマハリ [5] 【定町廻り】
⇒定廻(ジヨウマワ)り
じょうまわり
じょうまわり ヂヤウマハリ [3] 【定廻り】
江戸時代,江戸町奉行・大坂町奉行・京都町奉行などの配下の与力・同心の職種。また,その役にあたる与力・同心。市中を巡回し,犯罪の捜査,法令違反の取り締まりなどを行う。定町廻り。
じょうまん
じょうまん ジヤウ― 【上慢】
〔仏〕「増上慢(ゾウジヨウマン)」の略。「五千の―は莚(ムシロ)を巻きて立ち侍るとなり/ささめごと」
じょうまん
じょうまん [0] 【冗漫】 (名・形動)[文]ナリ
無駄が多く,しまりのない・こと(さま)。「―な文章」
[派生] ――さ(名)
じょうまん
じょうまん【冗漫】
diffuseness;→英和
tediousness.〜な diffuse <style> ;→英和
verbose;→英和
tedious.→英和
じょうみ
じょうみ【情味】
(a) sentiment;→英和
(the milk of) human kindness.〜の豊かな charming;affectionate;→英和
loving.→英和
じょうみ
じょうみ ジヤウ― [1] 【上巳】
「じょうし(上巳)」に同じ。[季]春。
じょうみ
じょうみ ジヤウ― [1][0] 【情味】
思いやり,やさしさなど,人の心のあたたかみ。また,情景などから感じられる心のあたたまるような味わい。「―に欠ける」
じょうみせ
じょうみせ ヂヤウ― [0] 【定店】
一定の場所で一定の商品を売る店。「御蔵前に―の,名も高籏の牛肉鍋/安愚楽鍋(魯文)」
じょうみとり
じょうみとり ヂヤウ― 【定見取】
江戸時代,多額の費用を要して開墾した新田に,地質の向上,豊凶などにかかわりなく,永久に低い年貢を課したこと。
じょうみゃく
じょうみゃく ジヤウ― [0] 【静脈】
肺および身体の末梢毛細管から,血液を心臓に還流させる血管。血管壁が動脈に比べて薄く,内壁のところどころに血液の逆流を防ぐ弁膜がある。
→動脈
じょうみゃく
じょうみゃく【静脈】
《解》a vein.→英和
〜の venous.→英和
‖静脈注射 an intravenous injection.静脈瘤(りゆう) a varix.
じょうみゃくえいようほう
じょうみゃくえいようほう ジヤウ―エイヤウハフ [0] 【静脈栄養法】
⇒点滴(テンテキ)
じょうみゃくけつ
じょうみゃくけつ ジヤウ― [4][3] 【静脈血】
体循環で各組織中に生じた二酸化炭素および老廃物を受けて心臓に戻り,ガス交換のため肺に入る血液。酸素に乏しく暗赤色を呈する。肺静脈を除く静脈および肺動脈に流れる。
⇔動脈血
じょうみゃくちゅうしゃ
じょうみゃくちゅうしゃ ジヤウ― [5] 【静脈注射】
薬液を直接静脈内に注入する注射法。薬液が皮下注射や筋肉注射に不適当な場合や,量が多い場合に行う。速やかな効果が期待できる。
じょうみゃくべん
じょうみゃくべん ジヤウ― [4][0] 【静脈弁】
静脈の内壁に一定の間隔をもって存在する半月状の弁膜。血液の逆流を防ぐ機能をもつ。
じょうみゃくりゅう
じょうみゃくりゅう ジヤウ―リウ [4] 【静脈瘤】
血行障害などのために静脈が一部拡張したもの。食道・直腸・下腿などに好発する。
じょうみょう
じょうみょう ジヤウミヤウ 【浄名】
「維摩(ユイマ)」の別訳。浄名居士(コジ)。
じょうみょう
じょうみょう ジヤウメウ [0] 【浄妙】
〔仏〕 この上なく清浄なこと。
じょうみょう
じょうみょう ヂヤウミヤウ [0][1] 【定命】
〔仏〕 劫(コウ)によって定まっている人間の寿命の限度。
じょうみょう
じょうみょう ジヤウミヤウ [0] 【常命】
人間としての普通の寿命。
じょうみょうじ
じょうみょうじ ジヤウメウ― 【浄妙寺】
鎌倉市にある臨済宗建長寺派の寺。山号は稲荷山。1188年足利義兼の創建した極楽寺と称する真言宗寺院で,開基は退耕行勇。のち禅宗の法楽寺になり,1321年,足利尊氏によって浄妙寺と改められたという。86年鎌倉五山に列せられた。
じょうみん
じょうみん ジヤウ― [0] 【常民】
(1)ごく普通の人。一般の民衆。庶民。
(2)柳田国男の用語。生産に直接携わり,民間伝承を担っている人々。文化的観点から位置づけられた人間類型の一。文化の創造的側面にかかわることが比較的少なく,保守的な生活行動様式をとる人々をさす。
じょうみん
じょうみん [0] 【蒸民・烝民】
多くの人民。諸人。万民。「害―に流(ツタ)はり禍八極に溢る/太平記 20」
じょうむ
じょうむ ジヤウ― [1] 【常務】
(1)日常の業務。いつもの仕事。
(2)「常務取締役(トリシマリヤク)」の略。
じょうむ
じょうむ [1] 【乗務】 (名)スル
交通機関に乗り込んで,運転などの業務を行うこと。「寝台特急に―する」
じょうむ
じょうむ【常務】
regular business;routine work.常務取締役 a managing director.
じょうむいん
じょうむいん【乗務員】
a trainman;→英和
a carman;→英和
<米> the crew (総称).→英和
‖(飛行機の)客室乗務員 a flight attendant.
じょうむいん
じょうむいん [3] 【乗務員】
乗務に従事する者。「―室」「客室―」
じょうむとりしまりやく
じょうむとりしまりやく ジヤウ― [1][5] 【常務取締役】
株式会社の取締役のうち,社長を補佐して会社の日常の業務を担当する役職。
じょうめい
じょうめい ジヤウ― [0] 【上命】
上位者の命令。天子や国家の命令。
じょうめん
じょうめん [1][0] 【尉面】
能面のうち老翁をあらわす仮面の総称。白式(ハクシキ)尉・黒式(コクシキ)尉・三光(サンコウ)尉・朝倉(アサクラ)尉・笑(ワライ)尉・小牛(コウシ)尉・石王(イシオウ)尉・悪(アク)尉などの種類がある。
じょうめん
じょうめん ヂヤウ― [0] 【定免】
江戸時代の徴税法の一。年貢高を固定し,ある一定期間,豊凶にかかわらず納めさせる方法。年貢高は,五年.10年.20年などある期間の平均をとって定められた。享保(キヨウホウ)の改革で実施され,以後全国に普及した。定免法。定免取り。
⇔検見(ケミ)
→破免(ハメン)
じょうめん
じょうめん ジヤウ― [0][3] 【上面】
物の,上を向いた面。また,表面。うわべ。
⇔下面
じょうもう
じょうもう ジヤウモウ 【上毛】
〔「上毛野(カミツケノ)」の二字を音読した語〕
上野(コウズケ)国(今の群馬県)の別名。
じょうもうさんざん
じょうもうさんざん ジヤウモウ― 【上毛三山】
群馬県にある赤城山・榛名(ハルナ)山・妙義山。
じょうもく
じょうもく デウ― [0] 【条目】
箇条書きになっている法律・規則など。また,その各項目。
じょうもの
じょうもの [0] 【尉物】
能楽で,主役が老翁の姿で出てくるものの総称。
じょうもの
じょうもの ジヤウ― [0] 【上物】
上等の品物。「―を仕入れる」
じょうもん
じょうもん ヂヤウ― [0] 【定紋】
その家できまっている紋章。家紋。
じょうもん
じょうもん [0] 【縄文】
土器の表面に縄を押しつけたり回転させたりして施した文様。
じょうもん
じょうもん【城門】
a castle gate.
じょうもん
じょうもん【定紋】
a family crest.
じょうもん
じょうもん【縄文時代】
the Jōmon Period.
じょうもん
じょうもん ジヤウ― [0] 【城門】
城の門。城の出入り口。
じょうもんかいしん
じょうもんかいしん [5] 【縄文海進】
更新世末から始まる汎世界的な間氷期の海面上昇により,縄文早期末から前期前半(約6400〜5500年前)に引き起こされた海進。関東地方では,この海進による深い入江に沿って貝塚が分布。有楽町海進。
じょうもんじだい
じょうもんじだい [5] 【縄文時代】
日本の考古学上の時代区分。縄文土器を製作・使用した時代。旧石器時代の後,弥生時代の始まる紀元前三世紀頃まで続く。土器の型式の発達に基づき,草創・早・前・中・後・晩の六期に区分する。
じょうもんすぎ
じょうもんすぎ [3] 【縄文杉】
特別天然記念物屋久スギ原始林にあり,樹齢二千年以上(推定),根回り43メートルの老巨樹の名称。
→屋久杉
じょうもんどき
じょうもんどき [5] 【縄文土器】
縄文時代に製作・使用された土器。表面に縄文のあるものが多い。焼成温度が低いため黒褐色や赤褐色を呈するが,時期・地域による型式の差は大きい。縄文式土器。
縄文土器[図]
じょうもんのうこう
じょうもんのうこう [5] 【縄文農耕】
縄文時代に原始的な農耕があったとする説。大山柏・藤森栄一の中期農耕論,賀川光夫の晩期農耕説,佐々木高明の雑穀根栽型焼畑農耕論がある。栽培植物は縄文前期から発見され,西日本の後期に稲作は開始されていることから,弥生稲作以前の農耕は確実となった。
じょうもんは
じょうもんは ジヤウモン― 【城聞派】
⇒妙聞派(ミヨウモンハ)
じょうもんぶんか
じょうもんぶんか [5] 【縄文文化】
縄文時代の文化。狩猟・漁労・採集を行う採集経済の段階にあり,社会階級は未分化。主に竪穴(タテアナ)住居に住み,土器のほか,石器・骨角器などを用いた。
じょうや
じょうや ジヤウ― [1] 【常夜】
(1)一晩じゅう変わらないこと。夜じゅう続くこと。
(2)夜がいつまでも続くこと。「―の闇と目もくれて,側に立つさへ見えざれば/浄瑠璃・賀古教信」
じょうやく
じょうやく【条約】
a treaty;→英和
a pact;→英和
a convention;→英和
an agreement.〜を結ぶ conclude a treaty.〜を破る(廃案する) break (denounce) a pact.‖条約国(港) a treaty power (port).
じょうやく
じょうやく ヂヤウ― [0] 【定役】
中世,臨時の課役に対して,恒例の公事・夫役。
じょうやく
じょうやく デウ― [0] 【条約】
国家間,または国家と国際機関との間で結ばれる,国際上の権利・義務に関する,文書による法的な合意。広義には,協約・憲章・取り決め・議定書・宣言・規程・規約などの名称のものも含む。
じょうやく
じょうやく ヂヤウ― [0] 【定約】
定められた約束。とりきめ。約定。
じょうやくかいせい
じょうやくかいせい デウ― [0] 【条約改正】
江戸末期の1858年に欧米諸国と結んだ通商条約(不平等条約)の改正。治外法権の撤廃,関税自主権の回復などが中心。歴代の外相が努力し,1894年(明治27)外相陸奥宗光が日英通商航海条約において治外法権撤廃に成功(1899年実施),1911年(明治44)外相小村寿太郎によって関税自主権が回復された。
じょうやとい
じょうやとい【常雇い】
regular employment;a regular employee (人).
じょうやとい
じょうやとい ジヤウヤトヒ [3] 【常雇い】
臨時ではなく,長期にわたって雇うこと。また,その人。
じょうやとう
じょうやとう ジヤウ― [0] 【常夜灯】
一晩じゅう,ともしておく灯。
じょうやとう
じょうやとう【常夜灯】
an all-night light.
じょうやど
じょうやど [0] ヂヤウ― 【定宿】 ・ ジヤウ― 【常宿】
(1)いつもきまってとまる宿屋。
(2)いつもきまって遊ぶ茶屋。
(3)近世,高級な遊女が揚屋(アゲヤ)にもっていた専用の部屋。
じょうやど
じょうやど ジヤウ― [0] 【上宿】
上等の宿。
じょうやなべ
じょうやなべ ジヤウ― [4] 【常夜鍋】
豚肉・ほうれんそうなどをさっとだしで煮て,酢じょうゆで食べる鍋物。毎晩食べても飽きないことから付けられた名。
じょうゆ
じょうゆ ジヤウ― [1] 【上諭】
君主が臣下に告げてさとす文書。旧憲法下で,法律・条約などを公布する際,天皇の裁可があったことを示すために冒頭に付した語。
じょうゆいしきろん
じょうゆいしきろん ジヤウユイシキ― 【成唯識論】
世親の「唯識三十頌」に対する,インドの仏僧護法ら十大論師の注釈。一〇〇巻。659年唐の玄奘(ゲンジヨウ)の漢訳の際,一〇巻にまとめられた。万有は識によって顕現したことを説く。法相宗の根本聖典。
じょうゆう
じょうゆう ジヤウイフ [0] 【城邑】
城壁に囲まれた町。みやこ。都会。まち。
じょうよ
じょうよ【剰余】
(a) surplus;→英和
a balance.→英和
‖剰余価値(説) (the theory of) surplus value.剰余金 a surplus (fund).
じょうよ
じょうよ ジヤウ― [1] 【譲与】 (名)スル
金品・権利などを他に無償で譲り与えること。「財産を社会に―して/民約論(兆民)」
じょうよ
じょうよ [1] 【乗輿】
(1)天子の乗り物。
(2)天子の敬称。
じょうよ
じょうよ [1] 【剰余】
(1)余り。余分。残り。余剰。
(2)割り算で,割り切れずに残った部分。余り。
じょうよ
じょうよ【譲与】
transfer;→英和
cession;→英和
concession.→英和
〜する transfer;→英和
cede;→英和
concede.→英和
じょうよ
じょうよ ヂヤウ― [1] 【丈余】
一丈(約3メートル)あまりあること。
じょうよう
じょうよう [0] 【乗用】 (名)スル
乗るのに使うこと。乗るためのものであること。「―馬」
じょうよう
じょうよう ジヤウ― [0] 【常用】 (名)スル
(1)いつも使っていること。「―している辞典」
(2)継続して使うこと。「睡眠薬を―する」
じょうよう
じょうよう ジヤウ― [0] 【常傭・常用】 (名)スル
「常雇(ジヨウヤト)い」に同じ。
じょうよう
じょうよう デフ― [0] 【畳用】 (名)スル
(同じ語句などを)繰り返し用いること。「光彩陸離たる形容の文辞を―して/海潮音(敏)」
じょうよう
じょうよう ジヤウヤウ 【城陽】
京都府南部の市。米・果樹・茶の産地だが,近年は住宅地化が著しい。金糸・銀糸を特産。
じょうよう
じょうよう【常用の】
in common[everyday]use.〜する use habitually;make regular use <of> .‖常用語 everyday words.常用者 a habitual user.
じょうようかんじ
じょうようかんじ ジヤウ― [5] 【常用漢字】
(1)1923年(大正12)文部省の臨時国語調査会が,漢字制限を目的として,「常用漢字表」で指定した一九六二字の漢字。以後,何度かの改定が行われ,1946年(昭和21)の「当用漢字」へと引き継がれた。
(2)1981年(昭和56)内閣が国語審議会の答申を受けて告示した「常用漢字表」に記載される一九四五字の漢字。一般の社会生活で用いる,効率的で共通性の高い字種を,漢字使用の目安として掲げる。
〔本辞典の表記欄では,地名・人名・作品名などの固有名詞を除き,常用漢字以外の漢字には「▼」,常用漢字ではあっても常用漢字表記載以外の音訓で使用されているものには「▽」を付けて表記の目安としてある〕
→当用漢字
じょうようこう
じょうようこう ジヤウ― [3] 【常用工】
「ほんこう(本工)」に同じ。
じょうようしゃ
じょうようしゃ【乗用車】
a[one's]car.→英和
じょうようしゃ
じょうようしゃ [3] 【乗用車】
人が乗るために作られた自動車。
じょうようしゅだん
じょうようしゅだん ジヤウ― [5] 【常用手段】
ある事に対処するときに,いつもきまって使う方法。常套(ジヨウトウ)手段。
じょうようじ
じょうようじ ジヤウ― [3] 【常用時】
午前零時を一日の起点とする時法。現在,日常生活で用いているもの。
じょうようじん
じょうようじん ジヤウヤウ― [3] 【上陽人】
唐の玄宗の時,楊貴妃に寵愛(チヨウアイ)を独占されて上陽宮に移され空しく老いた宮女たち。不遇な宮女。上陽宮の人。上陽の白髪人。
じょうようたいすう
じょうようたいすう ジヤウ― [5] 【常用対数】
〔数〕 一〇を底とした対数。計算機の普及以前は数値計算によく利用された。
→対数
じょうようだいし
じょうようだいし ジヤウヤウ― 【承陽大師】
1879年(明治12)に贈られた道元(ドウゲン)の諡号(シゴウ)。
じょうようろうどうしゃ
じょうようろうどうしゃ ジヤウ―ラウドウ― [7] 【常用労働者】
期間を決めず,または一か月を超える期間を決めて雇われている者など,常時使用されている労働者。
じょうよかち
じょうよかち [4] 【剰余価値】
資本家が商品としての労働力を購入するために投じた貨幣(賃金)以上に,労働者が労働(剰余労働)することによって生む価値。利潤の源泉であり,資本家的生産の動機となる。マルクス経済学の基本概念の一。
じょうよきん
じょうよきん [0] 【剰余金】
収入から支出を引いて残っている金額。使い残りの金。
じょうよく
じょうよく ジヤウ― [1][0] 【情欲・情慾】
(1)男女間の肉体的欲望。色情。「―のとりことなる」
(2)世俗的な欲望。
(3)〔仏〕 物に執着し,むさぼる心。
じょうよく
じょうよく【情欲】
a passion;→英和
sexual desire(s);(a) lust.→英和
じょうよぜい
じょうよぜい ジヤウ― [3] 【譲与税】
国が徴収して地方公共団体に譲与する租税。地方譲与税。
じょうよていり
じょうよていり [4] 【剰余定理】
〔数〕 � の多項式 �(�)を一次式 �−� で割った剰余は � に � を代入した値 �(�)に等しいという定理。
じょうよまんじゅう
じょうよまんじゅう [4] 【薯蕷饅頭】
〔「しょよまんじゅう」とも〕
ヤマノイモ・上新粉・砂糖で作った皮で餡(アン)を包んで蒸した菓子。
じょうよろうどう
じょうよろうどう [4] 【剰余労働】
剰余価値を生む労働。
じょうらい
じょうらい ジヤウ― [1] 【上来】
今まで述べたこと。以上。「―論じ来つた様に/善の研究(幾多郎)」
じょうらく
じょうらく ジヤウ― [0] 【常楽】
〔仏〕 永遠の楽しみ。悟りの境地をいう。
じょうらく
じょうらく ジヤウ― [0] 【上洛】 (名)スル
〔古くは「しょうらく」〕
都へ上ること。地方から京都へ行くこと。
⇔下洛
「手勢を率いて―する」
じょうらくえ
じょうらくえ ジヤウ―ヱ [4] 【常楽会】
涅槃会(ネハンエ)。特に,奈良興福寺・大阪四天王寺で修する涅槃会。[季]春。
じょうらくがじょう
じょうらくがじょう ジヤウ―ジヤウ [5] 【常楽我浄】
〔仏〕
(1)涅槃(ネハン)の世界の四つの徳。常は恒常的であること,楽は静かな楽しみ,我は自在無碍,浄は浄(キヨ)らか。涅槃の四徳。
(2)四つのまちがった考え。四顛倒(シテンドウ)。無常・苦・無我・不浄であるこの世界を,誤まって常・楽・我・浄と思うこと。
じょうらん
じょうらん ジヤウ― [0] 【上覧】 (名)スル
天皇や貴人がご覧になること。
じょうらん
じょうらん ジヤウ― [0] 【諍乱】
あらそいみだれること。
じょうらん
じょうらん【擾乱】
a disturbance;a riot.→英和
じょうらん
じょうらん ジヤウ― [0] 【上欄】
印刷物の紙面などの上の方の欄。
じょうらん
じょうらん ゼウ― [0] 【擾乱】 (名)スル
(1)乱れさわぐこと。乱すこと。騒乱。「国内―して,干戈(カンカ)止む時なからんには/慨世士伝(逍遥)」
(2)〔物〕 定常状態からの乱れ。
じょうらんずもう
じょうらんずもう ジヤウ―ズマフ [5] 【上覧相撲】
将軍の前で催された相撲。源頼朝の前で行われたのが最初という。
じょうり
じょうり【情理を尽して説く】
reason <with a person> ;→英和
expostulate <with a person> .→英和
じょうり
じょうり【条理】
logic;→英和
reason.→英和
〜のたつ(たたぬ) (un)reasonable;→英和
(il)logical.→英和
じょうり
じょうり デウ― [1] 【条里】
市街の区画。「程狭くて―を割るに足らず/方丈記」
じょうり
じょうり デウ― [1] 【条理】
(1)社会における物事の筋道。道理。「―にかなった解決」「―に反する生き方」
(2)〔法〕 法の欠缺(ケンケツ)を補う解釈上および裁判上の基準。社会通念・公序良俗などとも表現される。
じょうり
じょうり ジヤウ― 【草履】
ぞうり。[日葡]
じょうり
じょうり ジヤウ― [1] 【常理】
永久に変わらない原理。きまり。
じょうり
じょうり ジヤウ― [1] 【情理】
(1)人情と道理。「―を兼ねる」
(2)物事の筋道。道理。
じょうり
じょうり ヂヤウ― [1] 【場裡・場裏】
あることが行われている場所の範囲。「国際―」
じょうり
じょうり ヂヤウ― [1] 【杖履】
つえとはきもの。外出に必要な道具。「―逍遥…葵山子を訪ふ/日乗(荷風)」
じょうり
じょうり ヂヤウ― [1] 【定離】
必ず別れることにさだまっていること。「会者(エシヤ)―」
じょうり=を尽くす
――を尽く・す
相手の気持ちも考えかつ筋道を立てる。
じょうりき
じょうりき ヂヤウ― [0] 【定力】
〔仏〕 禅定によって,一切の煩悩(ボンノウ)・妄念を打破し心を寂静にし真理を見抜く力。禅定力。
じょうりく
じょうりく【上陸】
landing;→英和
disembarkation.〜する land;→英和
disembark;→英和
go ashore;[台風が]hit;→英和
strike.→英和
〜している be ashore.‖上陸休暇(中の[で]) (on) shore leave.上陸作戦 landing operations.上陸地点(部隊) a landing place (force).
じょうりく
じょうりく ジヤウ― [0] 【上陸】 (名)スル
船や海から陸に上がること。「無人島に―する」「台風が―する」
じょうりくようしゅうてい
じょうりくようしゅうてい ジヤウ―シウテイ [0] 【上陸用舟艇】
上陸作戦用の艦艇の総称。LST など。揚陸艦艇。
じょうりしゅうらく
じょうりしゅうらく デウ―シフ― [4] 【条里集落】
日本古代の計画的につくられた集落。道は碁盤目状に区画され,家屋は塊状に集まって耕地の中に散在する。近畿地方を中心に西日本に多く分布。
→条里制
じょうりせい
じょうりせい デウ― [0] 【条里制】
古代の土地区画制度。六町(約654メートル)四方の区画を里と呼び,里を東西に連ねたものを条と呼ぶ。里をさらに一町四方に区画したものを坪と呼ぶ。
じょうりつ
じょうりつ [0] 【縄律】
規則。きまり。
じょうりつ
じょうりつ [0] 【乗率】
掛ける率。
じょうりゃく
じょうりゃく 【承暦】
年号(1077.11.17-1081.2.10)。承保の後,永保の前。白河天皇の代。
じょうりゃく
じょうりゃく ジヤウ― [0][1] 【上略】 (名)スル
引用するときなどに,始めの部分をはぶくこと。
→中略
→下略
じょうりゅう
じょうりゅう【蒸溜】
distillation.〜する distill.‖蒸溜酒 liquor.蒸溜水 distilled water.
じょうりゅう
じょうりゅう ジヤウリウ [0] 【上流】
(1)川の流れの水源に近い部分。川上。みなかみ。
(2)社会における地位・生活程度・教養などの高い階層。「―の家庭」
じょうりゅう
じょうりゅう【上流】
(1)[川]the upper stream[reaches].(2)[社会]the higher[upper]classes;(high) society.→英和
〜の[に]up stream;upriver.‖上流人士 upper-class[society]people.上流婦人 a society lady.
じょうりゅう
じょうりゅう [0] 【蒸留・蒸溜・蒸餾】 (名)スル
(1)液体を熱して気化させ,その気体を冷却して,再び液体とすること。不純物が除かれ,純粋な液体が得られる。「海水を―する」
→乾留
(2)多成分の混合溶液を熱し,沸点の違いを利用して各成分を分離すること。精留。分留。
じょうりゅうかいきゅう
じょうりゅうかいきゅう ジヤウリウ―キフ [5] 【上流階級】
経済力や地位などから,社会的上層部にあるとみなされる階級。上層階級。
じょうりゅうしゃかい
じょうりゅうしゃかい ジヤウリウ―クワイ [5] 【上流社会】
上流の階層の人々で構成された社会。ハイ-ソサエティー。
じょうりゅうしゅ
じょうりゅうしゅ [3] 【蒸留酒】
醸造酒を蒸留して得たアルコール度の高い酒。焼酎・ウォッカ・ブランデー・ウイスキーなど。
→醸造酒
じょうりゅうすい
じょうりゅうすい [3] 【蒸留水】
蒸留により得た純度の高い水。物理的・化学的な実験その他に広く利用される。二酸化炭素の溶解のため微酸性を示す。
じょうりゅうとう
じょうりゅうとう [0] 【蒸留塔】
石油などの成分分離を行う塔状の装置。分留塔。精留塔。
じょうりょう
じょうりょう ヂヤウリヤウ [0] 【丈量】
田畑などの土地の広さを測量すること。また,その広さ。「―測定」
じょうりょく
じょうりょく ジヤウ― [0] 【常緑】
植物が一年中緑色の葉をつけていること。
じょうりょく
じょうりょく【常緑の】
evergreen.→英和
常緑樹 an evergreen.→英和
じょうりょくこうようじゅ
じょうりょくこうようじゅ ジヤウ―クワウエフ― [7] 【常緑広葉樹】
常緑の広葉樹。クスノキ・ツバキ・シイなど。
じょうりょくじゅ
じょうりょくじゅ ジヤウ― [4][3] 【常緑樹】
一年以上枯れない葉をもつ樹木。マツ・ツバキなど。ときわぎ。
⇔落葉樹
じょうりん
じょうりん ジヤウ― [0] 【上林】
(1)「上林苑(エン)」に同じ。
(2)〔上林苑の果実の意から〕
果物(クダモノ)のこと。
(3)(酒を下若(カジヤク)というのに対して)酒の肴(サカナ)のこと。
じょうりんえん
じょうりんえん ジヤウ―ヱン 【上林苑】
中国,長安の西にあった御園。秦の始皇帝が創設,前漢の武帝が拡張した。上林。
じょうるい
じょうるい ジヤウ― [0] 【城塁】
城。とりで。
じょうるり
じょうるり【浄瑠璃】
a joruri;a ballad drama.
じょうるり
じょうるり ジヤウ― [0] 【浄瑠璃】
語り物の一。一六世紀に,三河地方で盲法師の語り物として発生し,琵琶や扇拍子を伴奏として語られていたが,やがて矢作(ヤハギ)の長者の娘浄瑠璃御前と牛若丸との恋物語を語る「浄瑠璃姫物語」(「十二段草子」)が広く迎えられ,同じ節回しで他の物語も語るようになり,これを浄瑠璃と呼ぶようになった。一七世紀初めから三味線を伴奏として人形芝居と結びつき,人形浄瑠璃が起こり,初め京都で,のち三都に流行した。初期には江戸の金平(キンピラ)節・土佐節・外記節,京都の伊勢島節・角太夫節・加賀節,大坂の播磨節・文弥節などの古浄瑠璃が盛行した。1684年竹本義太夫が大坂の竹本座で義太夫節を語り始め,ここに浄瑠璃は義太夫節の異名ともなった。のち豊後節やその系統の常磐津節・清元節などの歌舞伎浄瑠璃,また一中節・河東(カトウ)節・新内節など座敷で聞かせる唄浄瑠璃など諸浄瑠璃が派生した。
→人形浄瑠璃
じょうるりかたり
じょうるりかたり ジヤウ― [5] 【浄瑠璃語り】
「浄瑠璃太夫(タユウ)」に同じ。
じょうるりかんばん
じょうるりかんばん ジヤウ― [5] 【浄瑠璃看板】
歌舞伎劇場などに掲げた,浄瑠璃の名題・俳優・太夫・三味線・囃子(ハヤシ)・振り付けなどをしるした芝居看板。
じょうるりきょうげん
じょうるりきょうげん ジヤウ―キヤウ― [5] 【浄瑠璃狂言】
⇒義太夫狂言(ギダユウキヨウゲン)
じょうるりざ
じょうるりざ ジヤウ― [0] 【浄瑠璃座】
人形浄瑠璃芝居を興行する劇場。また,それを興行する一座。
じょうるりしばい
じょうるりしばい ジヤウ―ヰ [5] 【浄瑠璃芝居】
浄瑠璃に合わせて演じる人形芝居。人形浄瑠璃芝居。
じょうるりじ
じょうるりじ ジヤウルリ― 【浄瑠璃寺】
京都府加茂町にある真言律宗の寺。山号,小田原山。聖武天皇の勅願により天平年間(729-749)行基の開創という。1047年義明(ギミヨウ)が中興。阿弥陀如来像九体と本堂(九体阿弥陀堂),三重塔・吉祥天女像などで知られる。九体(クタイ)寺。九品(クホン)寺。
じょうるりせかい
じょうるりせかい ジヤウ― [5] 【浄瑠璃世界】
〔仏〕 薬師如来の浄土。地は瑠璃から成り,建物・用具などがすべて七宝造りで,無数の菩薩が住んでいるという。薬師浄土。
じょうるりたゆう
じょうるりたゆう ジヤウ―タイフ [5] 【浄瑠璃太夫】
浄瑠璃を語ることを職とする人。浄瑠璃語り。
じょうるりばんづけ
じょうるりばんづけ ジヤウ― [5] 【浄瑠璃番付】
人形浄瑠璃の興行で,宣伝や案内のために印刷された一枚刷りのもの。上演月日・上演曲目・舞台面の絵・配役・出演者名・座名などをしるす。
じょうるりひめ
じょうるりひめ ジヤウルリ― 【浄瑠璃姫】
義経伝説中の人物。三河国矢矧(ヤハギ)宿の長者の娘。薬師瑠璃光如来の申し子で,牛若丸の奥州下りの折,見染められて契りを結んだという。古浄瑠璃「十二段草子」に脚色された。
じょうるりひめものがたり
じょうるりひめものがたり ジヤウルリ― 【浄瑠璃姫物語】
「十二段草子」の別名。
じょうるりぶし
じょうるりぶし ジヤウ― [0] 【浄瑠璃節】
「浄瑠璃」に同じ。特に,音楽面についていう。
じょうるりぼん
じょうるりぼん ジヤウ― [0] 【浄瑠璃本】
浄瑠璃の詞章をしるした本。
じょうれい
じょうれい ヂヤウ― [0] 【定例】
⇒ていれい(定例)
じょうれい
じょうれい【条例】
regulations;rules;laws;an ordinance.→英和
じょうれい
じょうれい ジヤウ― [0] 【常例】
いつものならわし。きまり。慣例。
じょうれい
じょうれい デウ― [0] 【条例】
(1)地方公共団体が,議会の議決などにより自主的に制定する法規。地方条例。「東京都公安―」
(2)(「条令」とも書く)法令・規則の俗称。「―違反」
じょうれい
じょうれい ジヤウ― [0] 【上例】
上にあげた例。先にあげた例。
じょうれん
じょうれん [0] ジヤウ― 【常連】 ・ ヂヤウ― 【定連】
(1)ある飲食店・興行場などにいつも来る人。
(2)いつも連れ立っている仲間。
じょうれん
じょうれん【定連】
regular visitors[customers];[一人]a patron;→英和
a frequenter.→英和
じょうろ
じょうろ ヂヨウ― [3] 【女郎】
「じょろう(女郎)」に同じ。「―の寝巻姿よろしく/当世書生気質(逍遥)」
じょうろ
じょうろ【如雨露】
a watering can[pot].
じょうろ
じょうろ [1] 【如雨露・如露】
〔(ポルトガル) jorro からか〕
植木などに水をかけるのに使う道具。水入れの容器に付けた管の先に多くの小さい穴をあけたもの。じょろ。
じょうろう
じょうろう ジヤウ― [0] 【城楼】
城に作られた物見やぐら。
じょうろう
じょうろう ジヤウラフ [0][3] 【上臈・上臘】
〔「臈」「臘」ともに安居(アンゴ)の功を積んだ年数を数える語〕
(1)臈を積んだ高僧。また,位の高い僧。
⇔下臈
(2)年功を積んだ,地位・身分の高い人。
⇔下臈
「今はなかなか―になりにて侍り/源氏(蜻蛉)」
(3)「上臈女房」に同じ。「夜べ里よりまゐれる―・若人どものなかに/源氏(玉鬘)」
(4)上流の婦人。貴婦人。「かしこには―の今夜ばかりとて借らせ給ひつれば/宇治拾遺 2」
(5)江戸幕府の大奥の職名。奥女中の最高位。公家出身が多い。
(6)遊女。女郎。「―袖にとりつく/咄本・昨日は今日」
じょうろうにょうぼう
じょうろうにょうぼう ジヤウラフ―バウ [5] 【上臈女房】
身分の高い女官。御匣殿(ミクシゲドノ)・尚侍(ナイシノカミ),二位・三位の典侍(ナイシノスケ),禁色をゆるされた大臣の娘・孫など。
じょうろきょう
じょうろきょう ジヤウロケウ [0] 【上路橋】
通路部分が橋桁(ハシゲタ)の上部にある橋。
⇔下路橋(カロキヨウ)
じょうろく
じょうろく ヂヤウ― 【定六】
「三度飛脚(サンドビキヤク)」に同じ。江戸・京都・大坂を六日で往来した。
じょうろく
じょうろく ヂヤウ― [0] 【丈六】
(1)一丈六尺(約4.8メートル)。また,立像の丈(タケ)一丈六尺の仏像。釈迦の身長は常人の倍で一丈六尺あったとの信仰に基づき,多くの仏像は丈六を標準としてその倍数をとる。
(2)〔仏像が多く趺坐(フザ)していることから〕
あぐらをかくこと。「膝を―に組みて/金色夜叉(紅葉)」
じょうろく
じょうろく デフ― 【畳六】 ・ デウ― 【調六】
双六(スゴロク)で,二つの賽(サイ)の目が両方とも六と出ること。ちょうろく。じゅうろく。「―出で来,とて,打たせ給へりけるに/大鏡(師輔)」
じょうろくどう
じょうろくどう ヂヤウ―ダウ [0] 【丈六堂】
丈六の仏像を安置する堂。多く,阿弥陀堂。
じょうろくのほとけ
じょうろくのほとけ ヂヤウ― 【丈六の仏】
丈(タケ)が一丈六尺の仏像。座像の場合は八尺のものをいう。
じょうろん
じょうろん ジヤウ― [0] 【諍論】 (名)スル
論争すること。論争。
じょうわ
じょうわ [1] 【冗話】
むだばなし。冗談。
じょうわ
じょうわ ヂヤウワ 【貞和】
北朝の年号(1345.10.21-1350.2.27)。康永の後,観応の前。光明(コウミヨウ)・崇光(スコウ)天皇の代。
じょうわ
じょうわ 【承和】
年号(834.1.3-848.6.13)。天長の後,嘉祥の前。仁明(ニンミヨウ)天皇の代。しょうわ。
じょうわ
じょうわ ジヤウ― [0] 【情話】
(1)人情を中心とした話。特に,男女の恋愛に関する話。「佐渡―」
(2)情愛のこもった話。また,男女の睦言(ムツゴト)。
じょうわのへん
じょうわのへん 【承和の変】
842年(承和9)伴健岑(トモノコワミネ)・橘逸勢(タチバナノハヤナリ)らが皇太子恒貞親王を奉じて謀反を企てたとして流罪に処せられ,親王が廃された事件。藤原良房の陰謀といわれ,その妹の子道康親王が皇太子となった。
じょうわらく
じょうわらく 【承和楽】
舞楽の一。左方唐楽。壱越(イチコツ)調。襲(カサネ)装束。四人による舞。承和年間に仁明天皇の命により大戸清上(オオトノキヨガミ)が作曲。冬明楽。黄菊承和楽。
じょうわん
じょうわん ジヤウ― [0] 【上腕】
肩の関節と肘(ヒジ)の関節との間の部分。上膊(ジヨウハク)。
じょうわんこつ
じょうわんこつ ジヤウ― [3] 【上腕骨】
上腕を形成する骨。上下端は半球状にふくらみ,上は肩甲骨に,下は尺骨・橈骨(トウコツ)に連なる。上膊骨(ジヨウハクコツ)。
じょうわんにとうきん
じょうわんにとうきん ジヤウ― [0] 【上腕二頭筋】
上腕の前面にある筋。長・短の二頭がある。収縮時には,いわゆる力こぶとなる。二頭膊筋(ニトウハツキン)。
じょえん
じょえん【助演する】
support;→英和
act <with> .→英和
助演者 a supporting player;a byplayer.
じょえん
じょえん [0] 【助演】 (名)スル
脇役として出演すること。
⇔主演
「多くの名作に―した」
じょおう
じょおう ヂヨワウ [2] 【女王】
〔「じょうおう」とも〕
(1)女性の君主。にょおう。「エリザベス―」
(2)王の后(キサキ)。にょおう。
(3)内親王の宣下がない皇族の女子。明治の皇室典範では,五世以下の皇族女子をいい,現制度では,三世以下の嫡男系嫡出の皇族女子をいう。
(4)その分野で最もすぐれている女性。「テニス界の―」
じょおう
じょおう【女王】
a queen.→英和
女王蜂(蟻) a queen bee (ant).
じょおうあり
じょおうあり ヂヨワウ― [2] 【女王蟻】
社会生活をするアリの集団で,産卵能力をもつ雌アリ。
じょおうばち
じょおうばち ヂヨワウ― [2] 【女王蜂】
社会生活をするハチの集団で,群れの中心となり,産卵能力をもつ雌のハチ。ミツバチ・スズメバチ・マルハナバチなどの巣に一匹だけいる。
じょおん
じょおん [0] 【助音】
声明(シヨウミヨウ)・雅楽などで,主唱者・主奏者のあとについて助け歌い,また楽器を奏すること。また,その人。じょいん。
じょか
じょか ヂヨクワ 【女媧】
中国の古伝説上の女帝。三皇の一。女希氏・媧皇(カコウ)・女皇とも。伏羲(フツキ)の妹,または妻というが,漢代以前の古書では二人は関連がない。人首蛇身。こわれた天を補修し,天を支える柱を立て,蘆の灰を積んで洪水を止めたという。
じょか
じょか [1] 【序歌】
(1)「序詞(ジヨコトバ)」に同じ。
(2)序文の代わりの歌。
じょかい
じょかい [0] 【叙階】
カトリック教会で,聖職位に就けられること。また,就くこと。按手(アンシユ)を受けて司教・司祭・助祭になること。叙品(ジヨヒン)。
→叙任
じょかく
じょかく ヂヨ― [0] 【除角】
牛などの角をとってしまうこと。
じょかん
じょかん ヂヨクワン [0] 【除官】
もとの官位をやめて,新しい官位に就けること。
じょかん
じょかん [0] 【叙官】
官に任命すること。任官。
じょかん
じょかん ヂヨ― [0] 【女監】
女囚を収容する監房。
じょかん
じょかん ヂヨクワン [0] 【女官】
宮中に仕える女性の官人。にょかん。にょうかん。
じょかん
じょかん [0] 【舒巻】
(1)のばし広げることとまき固めること。転じて,時勢に応じて身を処すこと。
(2)書物を開くこと。
じょかん
じょかん【女官】
a court lady.
じょかん
じょかん [0] 【舒緩】
ゆるやかでゆったりしていること。
じょかんさ
じょかんさ ヂヨ― [2] 【除感作】
「脱感作(ダツカンサ)」に同じ。
じょかんとく
じょかんとく【助監督】
an assistant director.
じょかんとく
じょかんとく [2] 【助監督】
主に映画で,監督の助手。
じょがい
じょがい ヂヨグワイ [0] 【除外】 (名)スル
ある枠の中に入れないこと。区別してのぞくこと。「特殊なケースとして―する」
じょがい
じょがい【除外】
exception;→英和
exclusion.→英和
〜する except;→英和
exclude <from> ;→英和
exempt <a person from a duty> (免除).→英和
‖除外例 an exception.
じょがいれい
じょがいれい ヂヨグワイ― [2] 【除外例】
原則にあてはまらない例。特例。
じょがく
じょがく ヂヨ― [1][0] 【女学】
女子のおさめるべき学問。また,女子の学ぶ学校。「追々と―も御取建(オトリタ)ての時勢に向つて/夜明け前(藤村)」
じょがく
じょがく ヂヨ― [1] 【女楽】
(1)宴席で,舞踊・音曲などで興をそえる女。「賢者をまねき,―をさけ/保元(下・古活字本)」
(2)奈良・平安時代,宮中で行われた内教坊の舞姫の楽。
じょがくざっし
じょがくざっし ヂヨガク― 【女学雑誌】
文芸雑誌。1885年(明治18)創刊。1904年廃刊。編集人は近藤賢三・巌本善治・青柳猛と順次変わった。若松賤子・北村透谷らが執筆し,のちの「文学界」の母胎となった。
じょがくせい
じょがくせい【女学生】
a schoolgirl;→英和
a girl student.
じょがくせい
じょがくせい ヂヨ― [2] 【女学生】
旧制女学校の生徒。現在では,主に高校・中学の女生徒をいう。
じょがくのはい
じょがくのはい ヂヨ― 【女楽の拝】
平安時代,豊明節会(トヨノアカリノセチエ)の際,群臣が女楽を拝観したお礼を言上する儀式。
じょがっこう
じょがっこう ヂヨガクカウ [2] 【女学校】
(1)女子の学校。
(2)旧制の「高等女学校」の略。女子に中等程度の教育を授けた。
じょがっこう
じょがっこう【女学校】
a girls' school.
じょき
じょき 【徐煕】
中国,五代十国時代の南唐の画家。花鳥画を得意とした。水墨に淡彩を交えた簡素な手法は徐氏体と称され,黄筌(コウセン)の黄氏体とともに花鳥画の二大様式とされた。代表作「花卉図巻」など。生没年未詳。
じょき
じょき ヂヨ― [1] 【除棄】 (名)スル
取り除いてすてること。
じょきじょき
じょきじょき [1] (副)
はさみを大きく動かして切るさま。また,その音を表す語。「髪を―(と)切る」
じょきゃく
じょきゃく ヂヨ― [0] 【除却】 (名)スル
とりのぞくこと。「其―したる脚色(シクミ)に代ふべき清絶高雅の脚色/小説神髄(逍遥)」
じょきゅう
じょきゅう【女給】
a waitress;→英和
a barmaid.→英和
じょきゅう
じょきゅう ヂヨキフ [0] 【女給】
カフェやバーなどの飲食店で,客の接待や給仕をする女性をいった語。ホステス。
じょきゅう
じょきゅう [0] 【叙級】 (名)スル
官吏をある級に叙すること。また,叙せられた等級。
じょきょ
じょきょ ヂヨ― [1] 【除去】 (名)スル
とりのぞくこと。「障害を―する」
じょきょ
じょきょ【除去】
(a) removal;→英和
elimination.〜する get rid <of> ;remove;→英和
eliminate.→英和
じょきょう
じょきょう [0] 【助教】
(1)教授・教諭を補佐する職。また,その職。旧制の代用教員など。
(2)律令制で,大学寮の職員。明経科に置かれ,博士を助けて教授や課試にあたった。定員二名。助(スケ)博士。
じょきょうじゅ
じょきょうじゅ【助教授】
<米> an assistant professor; <英> a reader.→英和
じょきょうじゅ
じょきょうじゅ [2] 【助教授】
大学・高等専門学校・研究所などの教員のうち,教授に次ぐ職階。
じょきょうゆ
じょきょうゆ [2] 【助教諭】
小・中・高校で,免許資格上,教諭の資格をみたさない教員。
じょきょく
じょきょく【序曲】
an overture;→英和
a prelude.→英和
じょきょく
じょきょく [1] 【序曲】
(1)オペラなどの開幕に先立って演奏される管弦楽曲の一種。オペラ以外の声楽曲や組曲などの器楽曲でも,冒頭に付される。独立した演奏会用序曲もある。オーバチュア。シンフォニア。
(2)(比喩的に)物事のはじまったばかりの最初の部分。
→序曲/歌劇「タンホイザー」序曲(ワグナー)[音声]
じょきん
じょきん ヂヨ― [0] 【除菌】 (名)スル
有害な菌を取り除くこと。
じょくあく
じょくあく ヂヨク― [0] 【濁悪】
〔仏〕 末世に起こる現象である五濁と,人間の悪行である十悪と。人心が汚れ,罪悪が満ちていること。
じょくいん
じょくいん [0] 【褥茵】
しとね。しきもの。
じょくげつ
じょくげつ [2] 【蓐月】
うみづき。臨月。
じょくこう
じょくこう [0] 【耨耕】
主に鍬(クワ)を手にして行う耕作。じょっこう。
→犂耕(リコウ)
じょくしょ
じょくしょ [1] 【溽暑】
湿気が多くてむし暑いこと。「西南の風烈しく―夏日の如し/日乗(荷風)」
じょくせ
じょくせ ヂヨク― [1][0] 【濁世】
〔仏〕 にごりけがれた世。五濁悪世(ゴジヨクアクセ)。末世。だくせ。
じょくそう
じょくそう [0] 【褥瘡・蓐瘡】
とこずれ。
じょくそう
じょくそう [0] 【褥草・蓐草】
家畜小屋に敷く枯れ草やわらなど。
じょくち
じょくち [1][0] 【辱知】
〔自分を知っていてくださるの意〕
知り合いであることを謙遜していう語。
じょくちゅう
じょくちゅう [0] 【褥中・蓐中】
ふとんの中。寝床の中。
じょくふ
じょくふ [1] 【褥婦】
産褥にいる婦人。産婦。
じょくゆう
じょくゆう [0] 【辱友】
その人の友人であることを謙遜していう語。
じょくらん
じょくらん ヂヨク― [0] 【濁乱】
〔仏〕 悪しき現象が起こって,人心をけがし,世の中を乱すこと。
→五濁(ゴジヨク)
じょくれい
じょくれい [0] 【縟礼】
細かなことにまで及んだわずらわしい礼儀作法。「繁文―」
じょくん
じょくん ヂヨ― [0] 【女訓】
女子に対するいましめ・教訓。
じょくん
じょくん [0] 【叙勲】
勲等を与え,勲章を授けること。「―を受ける」
じょくん
じょくん【叙勲】
(conferment of a) decoration.→英和
〜する confer a decoration <on a person> .
じょけい
じょけい【女系】
the female line.
じょけい
じょけい [0] 【叙景】
景色を目に映ったとおりに述べ記すこと。
じょけい
じょけい【叙景】
(a) description of scenery.
じょけい
じょけい 【如慶】
(1599-1670) 江戸前期の大和絵の画家。土佐派を学び,1662年勅命により住吉を名乗る。幕府の御用絵師をつとめた。住吉派の祖。
じょけい
じょけい ヂヨ― [0] 【女系】
女子によって受け継がれる系統。また,母方の血統。
⇔男系
じょけいしん
じょけいしん ヂヨ― [2] 【女系親】
母方の親族。
じょけいにち
じょけいにち ヂヨケイ― 【除刑日】
江戸時代,祝祭日・将軍の忌日など,死刑を執行しないことに定めた日。除日。
じょけいぶん
じょけいぶん [0] 【叙景文】
叙景の文章。
じょけつ
じょけつ ヂヨ― [0] 【女傑】
気性・言動などが思い切りがよく,大胆で,すぐれた働きをする女性。女丈夫(ジヨジヨウフ)。
じょけつ
じょけつ【女傑】
a heroine;→英和
a brave woman;an amazon.
じょけん
じょけん ヂヨ― [0] 【女権】
女性の権利。特に,社会・政治・法律上の女性の権利。「―の拡張」
じょけん
じょけん【女権】
women's rights.女権拡張論者 a suffragist;a feminist.→英和
じょけんはんけつ
じょけんはんけつ ヂヨケン― [4] 【除権判決】
〔法〕 有価証券を喪失した者を救済するために,申立人の利益になるように権利関係を消滅または変更する判決。例えば,紛失した株券の無効を宣言する判決など。
→公示催告
じょげつ
じょげつ [1] 【如月】
陰暦二月の異名。きさらぎ。
じょげん
じょげん [0] 【序言】
前書き。序文。緒言。はしがき。
じょげん
じょげん【助言】
(a piece of) advice;→英和
counsel;→英和
a suggestion.→英和
〜する advise;→英和
counsel;→英和
give <a person> advice;suggest.→英和
‖助言者 an adviser;a counselor.
じょげん
じょげん [0] 【助言】 (名)スル
役に立ちそうな言葉をかけること。また,その言葉。アドバイス。「後輩に―する」
じょこう
じょこう [0] 【徐行】 (名)スル
ゆっくり進むこと。車などが直ちに停止できる速度で走ること。「橋を―して通る」
じょこう
じょこう【女工】
a factory girl.
じょこう
じょこう ヂヨ― [0] 【女工】
(1)第二次大戦前,雇われて作業場や工場で働いた女性に対する呼称。女子工員。
⇔男工
(2)古代,官司に属して染織や裁縫に従事した女性。
じょこう
じょこう ヂヨ― [0] 【女功・女紅】
女子の仕事。裁縫・機織りなど。
じょこう
じょこう【徐行する】
go slow(ly);slow down.徐行 <掲示> Go[Drive]Slow.
じょこうあいし
じょこうあいし ヂヨコウ― 【女工哀史】
記録文学。細井和喜蔵著。1925年(大正14)刊。紡績工場の女子労働者の悲惨な姿を,多くの資料と著者自身や妻などの体験を交じえ,人道主義の立場から詳細に描く。
じょこうえき
じょこうえき ヂヨクワウ― [2] 【除光液】
マニキュア・ペディキュアを取り除く溶剤。除去液。エナメル-リムーバー。
じょこうけい
じょこうけい 【徐光啓】
(1562-1633) 明末の学者・官僚。字(アザナ)は子先,諡(オクリナ)は文定。マテオ=リッチに学び,「幾何学原本」を漢訳。編著に「農政全書」。天主教徒で,墓所のある上海の徐家匯(ジヨカワイ)は中国天主教の中心となる。
じょこうそ
じょこうそ [2] 【助酵素】
⇒補酵素(ホコウソ)
じょこうば
じょこうば ヂヨ― [0] 【女功場】
(1)女子の仕事場。
(2)明治初期,女子に読み書きや裁縫などの手仕事を教えるために設けた教育機関。
じょこつ
じょこつ [0][1] 【鋤骨】
頭蓋骨の一。鼻中隔の下部を形成する骨。
じょことば
じょことば [2] 【序詞】
和歌やある種の韻文で,ある語句を導き出すためにその前に置かれる修辞的語句。枕詞と同様の修飾機能をもつが,枕詞が原則として五音で被修飾語との関係が固定しているのに対し,序詞は長さも制限されず自由に創造されるという違いがある。実際に歌われる場での嘱目の景や物から歌の実質部へ転換する古代歌謡の発想形式に由来する。「春柳葛城山に立つ雲の立ちても居ても妹をしそ思ふ/万葉 2453」のはじめの三句の類。じょし。
じょご
じょご [1][0] 【助語】
(1)助言(ジヨゲン)。
(2)助詞・助動詞などの総称。助辞。
(3)「助字」に同じ。
じょごう
じょごう [0] 【助業】
〔仏〕 正行(シヨウギヨウ){(2)}のうち,称名念仏を除いた読誦(ドクジユ)・観察・礼拝・賛嘆供養をいう。
⇔正業
じょごう
じょごう ヂヨガウ [0] 【除号】
割り算の記号。「÷」の符号。
じょごん
じょごん [0] 【助言】 (名)スル
「じょげん(助言)」に同じ。「主婦(カミサン)の―を聴いて/魔風恋風(天外)」
じょさい
じょさい [0] 【助祭】
ローマ-カトリック教会における聖職位の一。ミサの際などに司祭を補助する者。
→執事
じょさい
じょさい [0] 【如在・如才】
■一■ (名・形動)[文]ナリ
気を使わずに,いい加減にすること。十分な配慮をせず,手抜かりがあること。また,そのさま。疎略。下に否定の語を伴って用いることが多い。「我も人も,今日と明日との日なれば,何がさて―は御座らぬ/浮世草子・胸算用 4」「ぢよせいなことはござりましねえ/洒落本・呼子鳥」
→如才が無い
→如才無い
■二■ (名)
〔論語(八佾)「祭如�在,祭�神如�神在�」による。「如在」と書く〕
神の前にあるがごとく,つつしみかしこまること。「先代には関白の後は―の礼にてありしに/正統記(白河)」
〔もと「如在」と書き■二■の意であったが,形ばかり敬意を表す意から,■一■の意に転じ,「如才」と書くようになったという〕
じょさい
じょさい【如才ない】
tactful;→英和
shrewd;→英和
smart;→英和
sociable.→英和
〜なく tactfully;cleverly.→英和
じょさい=が無い
――が無・い
「如才無い」に同じ。「年少ながら―・い」
じょさいどう
じょさいどう ヂヨ― [2] 【除細動】
心臓に強い電流を瞬間的に流して,心房細動や心室細動を抑え,規則正しいリズムに戻すこと。不整脈の治療などに用いる。「―装置」
じょさいない
じょさいな・い [4] 【如才無い】 (形)[文]ク じよさいな・し
〔近世以降の語〕
気がきいて人をそらさない。行き届いていて愛想がよい。如才が無い。「―・く話しかける」「―・くその場をとりつくろう」
[派生] ――さ(名)
じょさん
じょさん [0] 【助産】
(1)分娩を助け,産婦や新生児の世話をすること。
(2)産業を助成すること。「―事業」
じょさんぷ
じょさんぷ【助産婦】
a midwife;→英和
a maternity nurse.
じょさんぷ
じょさんぷ [2] 【助産婦】
厚生大臣の免許を受けて,分娩(ブンベン)を助け,また妊婦・褥婦(ジヨクフ)・新生児に対する世話や保健指導を行うことを業務とする職業。また,その職業についている人。産婆。
じょざい
じょざい [0] 【助剤】
主な作用をする薬剤以外の薬剤。
じょざん
じょざん ヂヨ― [0] 【除算】
割り算。除法。
⇔乗算
じょし
じょし [1] 【叙賜】 (名)スル
位階・勲等を授けられ,勲章・年金を賜ること。
じょし
じょし [0] 【序詩】
物語などの序としてつけられた詩。
じょし
じょし [0] 【助士】
(運転業務の)補助をする役。また,その人。「機関―」
じょし
じょし [0] 【助詞】
国語の品詞の一。付属語で活用のないもの。自立語に付いて,その語と他の語との関係を示したり,その語に一定の意味を添えたりする。文中でのはたらき,接続の仕方,添える意味などによって一般に格助詞・接続助詞・副助詞・係助詞・終助詞・間投助詞などに分類される。なお,これらのほかにも,並立助詞・準体助詞などが加えられることがある。てにをは。助辞。
じょし
じょし ヂヨ― [1] 【女子】
(1)おんなの子。むすめ。
(2)おんな。女性。婦人。「―校」
⇔男子
じょし
じょし【助詞】
《文》a particle.→英和
じょし
じょし【女子】
a woman;→英和
a girl <student> .→英和
‖女子教育 education of women.女子大学 a women's college[university].
じょし
じょし [0] 【序詞】
(1)「じょことば(序詞)」に同じ。
(2)はしがき。序文。
(3)オペラ・劇などで,開幕に先立って述べる,内容を暗示する詩や献呈の辞。プロローグ。
じょし
じょし ヂヨ― [1] 【女史】
(1)見識や教養が豊かで,社会的に活動している女性。また,そういう女性に対する敬称として名前の下につける語。
(2)律令制の女官の一。後宮で,文書の事をつかさどった。
(3)古代中国で,王后の礼事,後宮の記録などをつかさどった女官。
じょし
−じょし【−女史】
Madame[Mrs.,Miss] <Oka> ;Ms[Ms.] <Oka> .
じょし=と小人(シヨウジン)とは養(ヤシナ)い難(ガタ)し
――と小人(シヨウジン)とは養(ヤシナ)い難(ガタ)し
〔論語(陽貨)〕
女子と器量の小さい者とは節度をわきまえず,近づければなれなれしく,遠ざければ怨みを抱くので扱いにくい。
じょしえいようだいがく
じょしえいようだいがく ヂヨ―エイヤウ― 【女子栄養大学】
私立大学の一。1933年(昭和8)創立の家庭食糧研究会を源とし,61年設立。本部は坂戸市。
じょしがくしゅういん
じょしがくしゅういん ヂヨ―ガクシフヰン 【女子学習院】
皇族・華族の女子の教育機関。1885年(明治18)宮内省所管の華族女学校として発足。1918年(大正7)女子学習院となり,47年(昭和22)学習院と合併。
じょしき
じょしき ヂヨ― 【女色】
⇒じょしょく(女色)
じょしこうとうしはんがっこう
じょしこうとうしはんがっこう ヂヨ―カウトウシハンガクカウ [10][1][8] 【女子高等師範学校】
師範学校・尋常中学校・高等女学校の女子教員を養成した旧制の国立学校。1890年(明治23)東京に,1908年奈良に設立された。現在のお茶の水女子大学と奈良女子大学がその後身。女高師。
じょしさべつてっぱいじょうやく
じょしさべつてっぱいじょうやく ヂヨ―デウヤク 【女子差別撤廃条約】
⇒女性(ジヨセイ)差別撤廃条約
じょししはんがっこう
じょししはんがっこう ヂヨ―ガクカウ [6][1][4] 【女子師範学校】
小学校・国民学校の女子教員を養成した旧制の国立学校。各都道府県に設置されていた。戦後,新制大学に編入。
じょししんず
じょししんず ヂヨシシンヅ 【女史箴図】
画巻。中国,東晋の画家顧愷之(コガイシ)の筆と伝える。宮廷女官の心得を絵と文で描き表したもの。初唐期の模本を大英博物館が所蔵する。
じょしせんもんがっこう
じょしせんもんがっこう ヂヨ―ガクカウ [7][1][5] 【女子専門学校】
旧制の専門学校の一。高等女学校を終えた者を入学させ,修業年限は三年以上。女専(ジヨセン)。
じょしたい
じょしたい [0] 【徐氏体】
中国,五代の画家徐煕(ジヨキ)によって始められた花鳥画の画体。輪郭線を強調せず,墨を主として淡彩をほどこすのが特徴。黄氏(コウシ)体とともに中国花鳥画の二大様式の一。
じょしだいがく
じょしだいがく ヂヨ― [3] 【女子大学】
女子を対象として教育を行う大学。女子大。
じょしだいせい
じょしだいせい ヂヨ― [3] 【女子大生】
(1)女子大学の学生。
(2)女子の大学生。
じょしつ
じょしつ ヂヨ― [0] 【除湿】 (名)スル
室内の湿気を取り除くこと。「―機」「書庫の中を―する」
じょしつ
じょしつ【除湿する】
dehumidify.→英和
‖除湿器 a dehumidifier.
じょしていしんたい
じょしていしんたい ヂヨ― [1][0] 【女子挺身隊】
太平洋戦争下の女子勤労動員組織。満二五歳未満の女子を居住地・職域で組織。1943年(昭和18)の閣議決定で実施,翌年の女子挺身勤労令により一年間の勤労奉仕を義務づけた。
じょしびじゅつだいがく
じょしびじゅつだいがく ヂヨ― 【女子美術大学】
私立大学の一。1900年(明治33)創立の女子美術学校を源とし,女子美術専門学校を経て,49年(昭和24)設立。本部は相模原市。
じょしま
じょしま 【徐志摩】
(1897-1931) 中国の詩人。浙江省出身。本名は章垿(シヨウジヨ)。米英に留学後,新詩運動をおこす。胡適(コテキ)らと新月社を組織し,革命文学派と対立した。シュイ=チーモー。
じょしゃく
じょしゃく [0] 【叙爵】
(1)爵位を授けられること。
(2)律令制で,初めて従五位下を授けられること。「元服の後,―して民部少輔忠直とめさる/折たく柴の記」
じょしゃく
じょしゃく ヂヨ― 【除籍】
⇒じょせき(除籍)
じょしゅ
じょしゅ【助手】
a help(er);→英和
an assistant.→英和
助手席 a passenger seat.
じょしゅ
じょしゅ [0] 【助手】
(1)仕事の手助けをする人。アシスタント。
(2)大学の教職員の職名の一。助教授または専任講師の下。
じょしゅう
じょしゅう ヂヨシウ [0] 【除臭】
「消臭(シヨウシユウ)」に同じ。「―剤」
じょしゅう
じょしゅう ヂヨシウ [0] 【女囚】
女性の囚人。
じょしゅう
じょしゅう 【徐州】
(1)中国,江蘇省北西部の都市。シュイチョウ。
(2)古代中国,九州の一。現在の山東省南部から江蘇・安徽両省北部一帯にあたる。
じょしゅう
じょしゅう【女囚】
a female prisoner[convict].
じょしゅうさくせん
じょしゅうさくせん 【徐州作戦】
1938年(昭和13)4月,日中戦争の目途をつけるため,中国軍主力の撃破を企図して行われた日本軍の作戦。五月徐州を占領したが,主力の捕捉に失敗。戦争は泥沼化した。
じょしゅせき
じょしゅせき [0] 【助手席】
自動車などの,運転する人が座る席の隣の席。
じょしょう
じょしょう [0] 【序章】
論文・小説などの最初の章。
じょしょう
じょしょう ヂヨシヤウ [0] 【女将】
(1)料理屋・待合・旅館などの女主人。おかみ。にょしょう。
(2)一軍を率いる女の大将。
じょしょう
じょしょう [0] 【叙唱】
⇒レチタティーボ
じょしょく
じょしょく ヂヨ― [0] 【女色】
〔「にょしょく」とも〕
(1)女性の容貌。また,女性の(性的な)魅力。にょしき。「―に迷う」
(2)女との情事。女道楽。
じょしょくだん
じょしょくだん [3] 【助色団】
染料の色原体に結合して,染色性や色調を強めるはたらきをする原子団。水酸基やアミノ基など。
→発色団
じょしょくばい
じょしょくばい [2] 【助触媒】
ある触媒が単独で示す触媒作用を強化する働きをもつ補助成分。アンモニア合成の鉄触媒に添加するアルミナと酸化カリウムはその例。
じょしん
じょしん ヂヨシン [1][0] 【女真】
一〇世紀以降,中国東北地方東部に住んだ,狩猟・牧畜を主とするツングース系の民族。粛慎(シユクシン)・靺鞨(マツカツ)と同系統。一二世紀初め完顔(ワンヤン)部の阿骨打(アクダ)が,遼から自立して金(キン)を建国,その系譜を引くヌルハチは一七世紀初め後金(コウキン)(のちに清朝に発展)を建てた。女直(ジヨチヨク)。
じょしん
じょしん ヂヨ― [0] 【女神】
女の神。めがみ。
じょしんもじ
じょしんもじ ヂヨシン― [4] 【女真文字】
女真族が一二世紀に作った文字。漢字と契丹(キツタン)文字の影響を受けているが,系統はアルタイ諸語に属するツングース系。大字と小字の別は明らかだが,完全には解読されていない。
じょじ
じょじ【女児】
a (baby) girl;a daughter.→英和
じょじ
じょじ【叙事】
narration;→英和
description.→英和
‖叙事詩 an epic.叙事文 a description.
じょじ
じょじ ヂヨ― [1] 【女児】
おんなの子。女子。
⇔男児
じょじ
じょじ [0] 【助字】
漢文で,文の組み立てを助ける付属語。文末の「也・焉・哉・乎」,文中で助詞的機能を果たす「於・于・者・之・而」,動詞の態を示す「被・使・令」などの類。助語。助辞。
→実字
じょじ
じょじ [0] 【助辞】
(1)「助詞」に同じ。
(2)助詞・助動詞の総称。
(3)「助字」に同じ。
じょじ
じょじ [0][1] 【叙事】
事件や事実をありのままに述べ記すこと。
→抒情
じょじ
じょじ [1] 【序次】
物事の順序。次第。「新参故参の―/渋江抽斎(鴎外)」
じょじし
じょじし [2] 【叙事詩】
〔epic〕
神話・伝説・英雄の功業などを物語る長大な韻文。「イリアス」「オデュッセイア」「失楽園」など。
→抒情詩
じょじてきえんげき
じょじてきえんげき [5][0] 【叙事的演劇】
〔(ドイツ) Episches Theater〕
ドイツの劇作家ブレヒトが唱え,実践した演劇理論。従来の,観客の感性に訴えようとする演劇に対して,理性によって批判的に判断させようとする演劇の方法。
じょじぶん
じょじぶん [2][0] 【叙事文】
歴史・記録など,事実をありのままに記した文章。
じょじほう
じょじほう [2][0] 【序次法】
近い物から遠い物,既知の物から未知の物へというように,順序を追って順序正しく述べる文章の書き方。
じょじほんぎいちらん
じょじほんぎいちらん 【助辞本義一覧】
語学書。橘守部著。二巻。1838年刊。音義説によって助辞の語源・意味を説く。
じょじゅつ
じょじゅつ [0] 【叙述】 (名)スル
物事を順を追って述べること。また,述べたもの。「年次を追って―する」
じょじゅつ
じょじゅつ【叙述】
description.→英和
〜する describe;→英和
narrate.→英和
じょじょ
じょじょ [1] 【徐徐】 (ト|タル)[文]形動タリ
(1)ゆっくり進行したり変化したりするさま。「汽車は―と進行し始めた/良人の自白(尚江)」
(2)動作が落ち着いているさま。「無官なれば―として,左右の手を土につきて/盛衰記 1」
じょじょ
じょじょ【徐々に】
gradually;slowly;by degrees.
じょじょう
じょじょう [0] 【如上】
前に述べたこと。上述。前述。
じょじょう
じょじょう [0] 【叙上】
前に述べたこと。上述。前述。「―の条件で許可する」
じょじょう
じょじょう【叙情】
expression of feelings;lyricism.→英和
〜的 lyric(al).→英和
‖叙情詩 lyric poetry;a lyric.
じょじょう
じょじょう [0] 【抒情・叙情】
感情を述べ表すこと。
→叙事
じょじょうし
じょじょうし [2] 【抒情詩】
〔lyric〕
作者の思いや感情を表す詩。元来は楽器に合わせて歌う詩。
→叙事詩
じょじょうしょうきょくしゅう
じょじょうしょうきょくしゅう ジヨジヤウセウキヨクシフ 【抒情小曲集】
詩集。室生犀星作。1918年(大正7)刊。「小景異情」「合掌」など,少年の多感な哀傷,自然・故郷への想いなどを直截にうたい,新しい抒情詩をうちたてた。
じょじょうふ
じょじょうふ ヂヨヂヤウフ [2] 【女丈夫】
〔「丈夫」はしっかりした男子の意〕
心(シン)が強く,気持ちのしっかりした女性。女傑。
じょじょうぶん
じょじょうぶん [2] 【抒情文・叙情文】
自分の感情を表現した文章。
じょじょうみんようしゅう
じょじょうみんようしゅう ジヨジヤウミンエウシフ 【抒情民謡集】
〔原題 Lyrical Ballads〕
ワーズワース・コールリッジ共著の詩集。1798年刊,1800年改訂再版。イギリス-ロマン主義を画する作品。ワーズワースの再版序文が有名。
じょじょに
じょじょに [1] 【徐徐に】 (副)
ゆっくり進むさま。少しずつ変化するさま。「景気が―回復する」
じょじん
じょじん ヂヨ― [1][0] 【女人】
おんな。女性。にょにん。
じょす
じょ・す [1] 【叙す】
■一■ (動サ五)
〔サ変動詞「叙する」の五段化〕
「叙する」に同じ。「勲一等には―・されなかった」
■二■ (動サ変)
⇒じょする(叙)
じょす
じょ・す 【恕す】 (動サ変)
⇒じょする(恕)
じょすう
じょすう [2] 【序数】
「順序(ジユンジヨ)数」に同じ。
じょすう
じょすう【序数】
an ordinal(number).→英和
じょすう
じょすう ヂヨ― [2] 【除数】
割り算で,割る方の数。�÷� の �。
じょすう
じょすう【除数】
《数》a divisor.→英和
じょすうし
じょすうし [2] 【助数詞】
接尾語の一。数を表す語に添えて,どのような事物の数量であるかを示す語。「個」「匹」「羽(ワ)」「枚」「冊」「組」「杯」などの類。
じょすうし
じょすうし [2] 【序数詞】
順序を表す数詞。「一番」「三度目」「第四」などの類。順序数詞。
→基数詞
じょする
じょする【叙する】
(1) depict;→英和
describe.→英和
(2)[爵位を授ける]confer;→英和
create;→英和
invest.→英和
じょする
じょ・する [2] 【叙する】 (動サ変)[文]サ変 じよ・す
(1)文章や詩歌に書き表す。述べる。「こまごまと別れを―・した時に/病牀苦語(子規)」
(2)順序に従って位階・勲等などをさずける。「正一位に―・する」
じょする
じょ・する [2] 【恕する】 (動サ変)[文]サ変 じよ・す
同情してとがめないでおく。ゆるす。「人の我を―・するは我を軽んずる所以なるを思ふ/即興詩人(鴎外)」
じょする
じょ・する [2] 【序する】 (動サ変)[文]サ変 じよ・す
序文・はしがきを書く。「此書の巻端に―・する/浮雲(四迷)」
じょする
じょ・する ヂヨ― [2] 【除する】 (動サ変)[文]サ変 ぢよ・す
(1)割り算をする。
⇔乗ずる
(2)とりのぞく。「障害を―・する」
(3)もとの官職を解いて,新しい官職に任ずる。「新たに―・する者には特に引見して/日本開化小史(卯吉)」
じょせい
じょせい【女性】
womanhood;→英和
the gentle[fair]sex;women;→英和
(a) woman;→英和
《文》the feminine gender.〜の female.→英和
〜的 feminine <beauty> ;→英和
womanly;→英和
womanish.→英和
‖女性解放運動(家) (a) women's liberation (libber).
じょせい
じょせい ヂヨ― [0] 【女生】
女の生徒。女生徒。「学校へは―と伴うて通ひにき/妾の半生涯(英子)」
じょせい
じょせい【助成する】
further;→英和
encourage;→英和
assist.→英和
助成金 a subsidy.→英和
じょせい
じょせい ヂヨ― [0] 【女性】
(1)おんな。婦人。
⇔男性
「―の地位が向上する」
(2)文法上の性の一。男性・中性に対する。
→性(4)
じょせい
じょせい [0] 【助勢】 (名)スル
手助けすること。加勢。「子も早く我々を―せよ/浮城物語(竜渓)」
じょせい
じょせい [0] 【助成】 (名)スル
主に経済面で援助して,事業・研究などを完成させること。「―金」「研究を―する」
じょせい
じょせい ヂヨ― [0] 【女声】
女の声。特に,声楽で女性の歌う声部。アルト・ソプラノなど。
⇔男声
「―合唱」
じょせい
じょせい【女声合唱】
a female chorus.
じょせい
じょせい ヂヨ― [0] 【女婿・女壻】
娘のむこ。娘の夫。
じょせい
じょせい【女婿】
a son-in-law;one's daughter's husband.
じょせいかいほううんどう
じょせいかいほううんどう ヂヨ―カイハウ― [8] 【女性解放運動】
(1)性別による社会的差別や男性への従属から女性を解放し,女性の自由と自立をめざす運動。
(2)特に,性差による既成の役割分担や制度的差別と,それを支えている社会通念や人々の意識を変革し,伝統的な「女性」概念による束縛から女性を解放しようとする運動。1960年代後半にアメリカで始まり,70年代にかけて先進国に広まり,日本にも女性の職場進出や社会参加をもたらした。ウーマン-リブ。
じょせいがく
じょせいがく ヂヨ― [2] 【女性学】
性差別意識や男性中心の視点にとらわれた既存の学問のあり方を批判し,女性の視点から問い直す研究。女性解放運動と深い結びつきをもち,学際的性格をもつ。
じょせいご
じょせいご ヂヨ― [0] 【女性語】
女性特有の言葉,あるいは表現。終助詞の「の」「よ」「わ」「かしら」,感動詞の「あら」「まあ」,接頭語の「お」,敬語の「ませ」「まし」などの類。古くは,宮中・斎宮・尼門跡・遊里などに特有の女性語があった。婦人語。
じょせいさべつてっぱいじょうやく
じょせいさべつてっぱいじょうやく ヂヨ―デウヤク 【女性差別撤廃条約】
1979年(昭和54)国連総会において採択された「女子に対するあらゆる形態の差別の撤廃に関する条約」のこと。日本は,80年調印,85年批准書を寄託,同年発効。女子差別撤廃条約。
じょせいしょう
じょせいしょう 【徐世昌】
(1855-1939) 中国,清末・民国初期の政治家。天津(テンシン)の人。1918年安徽(アンキ)派・奉天派の支持で大総統に選ばれ,革命派との妥協を図ったが失敗。22年辞任。シュイ=シーチャン。
じょせいてき
じょせいてき ヂヨ― [0] 【女性的】 (形動)
やさしさ・しとやかさなど女性がもつとされる特性をそなえているさま。また,男性の性格・行動などがめめしく優柔不断であるさまにもいう。
⇔男性的
「―な思いやり」「―な男」
じょせいと
じょせいと【女生徒】
a schoolgirl;→英和
a girl student.
じょせいのけんりのようご
じょせいのけんりのようご 【女性の権利の擁護】
〔原題 A Vindication of the Rights of Woman〕
女性解放の理論書。ウルストンクラフト著。1792年刊。近代フェミニズムの最初の優れた著作として評価されている。
じょせいび
じょせいび ヂヨ― [2] 【女性美】
女性特有の美しさ。
じょせいろうどう
じょせいろうどう ヂヨ―ラウ― [4] 【女性労働】
賃金を受け取って行われる女性の労働。女子労働。婦人労働。
じょせいホルモン
じょせいホルモン ヂヨ― [4] 【女性―】
⇒雌性(シセイ)ホルモン
じょせき
じょせき ヂヨ― [0] 【除斥】 (名)スル
〔法〕
(1)裁判の公正を期するため,事件の当事者またはその事件と特殊な関係にある裁判官・裁判所書記官などをその事件の担当から除くこと。
→忌避
(2)法人などの清算の場合に,期間内に届け出・申し出をしない債権者を弁済・配当から除外すること。
じょせき
じょせき ヂヨ― [0] 【除籍】 (名)スル
(1)名簿や戸籍からその人の名を除くこと。「死亡により―する」「―謄本」
(2)平安時代,殿上の間から日給の簡(フダ)を除いて,殿上人の身分をとり上げたこと。じょしゃく。
じょせき
じょせき ヂヨ― [0][1] 【除夕】
おおみそかの夜。除夜(ジヨヤ)。
じょせき
じょせき【除籍する】
remove <a person's name> from the register;→英和
expel <from school> .→英和
じょせききかん
じょせききかん ヂヨ― [5][4] 【除斥期間】
特定の権利について法律が認める存続期間。その期間の経過により権利は消滅する。
じょせきぼ
じょせきぼ ヂヨ― [3] 【除籍簿】
戸籍から全員が除かれたのち,その戸籍を戸籍簿から除いて別につづった帳簿。
じょせつ
じょせつ [0] 【序説】
本論の理解を助けるため,その前に置く論説。序論。書名などの一部にも用いられる。「経済―」
じょせつ
じょせつ [0] 【絮説】 (名)スル
くどくどと説くこと。縷説(ルセツ)。
じょせつ
じょせつ [0] 【叙説】 (名)スル
自分の考えを説くこと。
じょせつ
じょせつ 【如拙】
室町時代の画家。相国寺の禅僧というが,伝・生没年未詳。宋の画風を取り入れ,室町時代の水墨画の先駆をなす。妙心寺退蔵院蔵「瓢鮎(ヒヨウネン)図」など。
じょせつ
じょせつ【序説】
⇒序論.
じょせつ
じょせつ【除雪する】
remove[clear away]the snow.→英和
‖除雪機関車 a snowplow.除雪作業 snow-removing work.
じょせつ
じょせつ ヂヨ― [0] 【除雪】 (名)スル
降り積もった雪を取り除くこと。「道路を―する」
じょせつしゃ
じょせつしゃ ヂヨ― [3][2] 【除雪車】
鉄道線路や道路上の雪を取り除く装置をもった車両。ラッセル式・ロータリー式・掻き寄せ式などがある。雪掻き車。[季]冬。
じょせん
じょせん [0] 【除染】 (名)スル
放射性物質で汚染された衣服・機器・施設から,汚染を除去すること。
じょせん
じょせん ヂヨ― [0] 【女専】
「女子専門学校」の略。
じょそう
じょそう【女装】
a female dress[attire].〜する wear a female dress;disguise oneself as a woman.→英和
じょそう
じょそう【除草】
weeding.〜する weed.→英和
‖除草剤 a herbicide.
じょそう
じょそう ヂヨサウ [0] 【除草】 (名)スル
雑草を抜き取ること。「一週間ごとに―する」
じょそう
じょそう [0] 【序奏】
楽曲で,主要部分に入る前に,導入的に演奏される部分。イントロダクション。導入部。
じょそう
じょそう [0] 【助奏】 (名)スル
オブリガート。
じょそう
じょそう ヂヨサウ [0] 【女装】 (名)スル
男が女の衣服を身に着け,化粧をして,女のように見せること。
⇔男装
じょそう
じょそう [0] 【助走】 (名)スル
陸上競技・飛び込み・体操などで,勢いをつけるために踏み切りのところまで走ること。
じょそう
じょそう ヂヨサウ [0] 【除霜】 (名)スル
(1)電気冷蔵庫の霜取り。
(2)農作物の霜害(ソウガイ)を防ぐこと。
じょそう
じょそう ヂヨサウ [0] 【除喪】
服喪を終わること。除服。じょも。
じょそうざい
じょそうざい ヂヨサウ― [2] 【除草剤】
農薬の用途による分類の一。雑草を駆除するもの。法律上,非農耕地用の除草剤の場合は,農薬と区別される。
じょそうろ
じょそうろ【助走路】
the runway (競技の);→英和
the approach (スキーの).→英和
じょそんだんぴ
じょそんだんぴ ヂヨソン― [4] 【女尊男卑】
女を男より尊いものとみなすこと。
⇔男尊女卑
じょぞく
じょぞく ヂヨ― [1][0] 【除族】
華族・士族の身分をとり上げ,平民とすること。
じょぞく
じょぞく ヂヨ― [1] 【女賊】
女の盗賊。
じょたい
じょたい ヂヨ― [0] 【除隊】 (名)スル
兵役を解かれること。
⇔入隊
「満期で―する」
じょたい
じょたい ヂヨ― [0] 【女体】
女性の体。にょたい。
じょたい
じょたい【除隊になる】
be discharged from military service.〜兵 a discharged soldier.
じょたん
じょたん [0] 【助炭】
炉や火鉢にかぶせて火持ちをよくする道具。枠に和紙を張る。[季]冬。
じょだい
じょだい [0] 【序題・序代】
(漢詩・和歌などの)序文。
じょち
じょち ヂヨ― [1] 【除地】
(1)江戸時代,年貢諸役を免除された土地。社寺の境内や無年貢証文のある田畑・屋敷など。よけち。のぞきち。
(2)国有林の旧土地区分の一。林地以外の土地で,苗畑・林道などの付帯地や,貸地,雑地をさした。1991年(平成3)の経営規程改正で整理された。
じょちゅう
じょちゅう【女中】
a maid(servant);→英和
a housemaid.→英和
じょちゅう
じょちゅう ヂヨ― [0] 【除虫】 (名)スル
害虫を駆除すること。駆虫。
じょちゅう
じょちゅう ヂヨ― [0] 【女中】
(1)家庭や旅館・料理屋などに雇われて,炊事・掃除その他の用をする女性。
〔近年「お手伝いさん」と呼ぶ〕
(2)宮中や将軍家・大名家などに仕えている女性。「御殿―」
(3)女性に対する敬称。「これ備前岡山の―さま/浮世草子・織留 4」
じょちゅうかご
じょちゅうかご ヂヨ― [2] 【女中駕籠】
女性の乗る駕籠。
じょちゅうぎく
じょちゅうぎく【除虫菊】
a pyrethrum.→英和
じょちゅうぎく
じょちゅうぎく ヂヨ― [2] 【除虫菊】
キク科の多年草。バルカン半島原産。日本には明治初年に渡来し,全国で栽培された。高さ約50センチメートル。葉は卵形で羽状に深裂する。初夏,径約3センチメートルの白色の頭花をつける。全草,特に頭花に殺虫成分のピレトリンを含み,蚊取り線香や殺虫剤の原料とする。蚤(ノミ)取り菊。シロムシヨケギク。[季]夏。
じょちゅうことば
じょちゅうことば ヂヨ― [4] 【女中詞】
室町時代以降,宮中や将軍家などに仕えていた女性たちの間で用いられた特殊な言葉。女房ことば。
じょちゅうぼうこう
じょちゅうぼうこう ヂヨ― [4] 【女中奉公】
女中として他家に奉公すること。
じょちょう
じょちょう [0] 【助長】 (名)スル
(1)力を添えて,成長・発展を助けること。ある傾向をさらに著しくすること。「発言力を―する」「不良性向を―する」
(2)〔苗の生長を助けようとして無理に引き伸ばし,根を抜いてしまったという「孟子(公孫丑上)」の故事から〕
不要な助力をして,かえってそこなうこと。
じょちょう
じょちょう ヂヨチヤウ [0] 【女丁】
女子の仕丁(ジチヨウ)。仕女。
じょちょう
じょちょう【助長する】
encourage;→英和
foster;→英和
further;→英和
promote.→英和
じょちょう
じょちょう [0] 【舒暢】
心をのびのびとさせること。「肆(ホシイマ)まに自ら―すること/三酔人経綸問答(兆民)」
じょちょく
じょちょく ヂヨチヨク [0] 【女直】
⇒女真(ジヨシン)
じょっこう
じょっこう ジヨクカウ [0] 【耨耕】
⇒じょくこう(耨耕)
じょっぱり
じょっぱり [0]
意地を張ること。意地っ張り。ごうじょっぱり。津軽(青森県)地方の人の気性を表した方言。
じょてい
じょてい ヂヨ― [0] 【女帝】
女性の帝王。女王。
じょてい
じょてい【女帝】
an empress.→英和
じょてんいん
じょてんいん【女店員】
<米> a saleswoman;→英和
<英> a shopgirl.
じょでん
じょでん ヂヨ― [0] 【除田】
平安末期から中世,年貢・諸役の対象とならない田地。荒田・神田・寺田など。
⇔定田
じょとく
じょとく ヂヨ― [0] 【女徳】
女性が本来もっている徳性。また,女性が身につけるべき徳。婦徳。
じょどう
じょどう ヂヨ― 【女童】
女の子供。めのわらわ。童女。
じょどうし
じょどうし【助動詞】
《文》an auxiliary verb.
じょどうし
じょどうし [2] 【助動詞】
(1)国語の品詞の一。付属語で活用のあるもの。用言や他の助動詞に付いて,これにいろいろな意味を加えて叙述を助けたり,名詞その他の語について,これに叙述のはたらきを与えたりする。その表す意味によって,受け身・自発・可能・尊敬・使役・打ち消し・過去・完了・推量・意志・希望・伝聞・様態・断定・比況・丁寧などに分類する。動辞。はたらくてにをは。
(2)ヨーロッパ諸語で,もと独立の動詞であった語が,他の動詞を補助してムードやテンスなどを表すはたらきをなすようになった語。たとえば,英語の shall, will などの類。
じょなめく
じょなめ・く (動カ四)
なまめかしい様子をする。「やまと詞で―・く御姫様方/滑稽本・当世阿多福仮面」
じょなん
じょなん ヂヨ― [0] 【女難】
女性関係によって男にふりかかる災難。「―の相」
じょなん
じょなん【女難】
troubles[misfortunes]through women.
じょにだん
じょにだん [2] 【序二段】
相撲の番付で,序の口より一段上の地位。また,その力士。
じょにん
じょにん [0] 【叙任】 (名)スル
(1)位を授けて,官に任ずること。
(2)キリスト教会で,聖職者に任じること。特に聖公会で,按手(アンシユ)を授け司祭とすること,また按手を受けること。
→叙階
じょにん
じょにん【叙任】
appointment;→英和
installation.〜する appoint.→英和
じょにんけんとうそう
じょにんけんとうそう [6] 【叙任権闘争】
中世ヨーロッパで行われた,聖職者の叙任権をめぐる教皇と世俗君主の争い。一一世紀後半,教皇グレゴリウス七世と神聖ローマ皇帝ハインリヒ四世の対立で最高潮に達した。
→カノッサの屈辱
じょのくち
じょのくち【序の口】
the beginning.
じょのくち
じょのくち [0] 【序の口】
(1)物事がはじまったばかりであること。「こんな寒さはまだ―だ」
(2)相撲で,番付に記される一番下の位。また,その地位の力士。
じょのまい
じょのまい [0][1][2] 【序の舞】
(1)能楽の舞の一。ゆったりとして品位のある典雅な舞で,主として麗人(レイジン)・老木の精などが舞う。笛の主旋律を大鼓・小鼓ではやす大小序の舞と,大鼓・小鼓および太鼓ではやす太鼓序の舞とがある。
(2)下座音楽の一。御殿など貴人の邸第の場面で,人物の出入りや台詞(セリフ)の間に用いる,合方と大鼓・小鼓・太鼓の静かな囃子(ハヤシ)。
じょはきゅう
じょはきゅう [2] 【序破急】
(1)日本の音楽・舞踊・演劇などで,楽曲構成・演出・速度などに関して三部分または三段階を想定する理論用語。{
(ア)}を原義とし,各種の芸能に採用され,多様な意味・用法がある。
(ア)雅楽の管絃・舞楽の曲で典型的構成とされる,序と破と急の三つの楽章。曲名に付して「五常楽の急」「太平楽の急」などと呼ぶ。序(冒頭楽章)は緩徐かつ非拍節的。破(中間楽章)は緩徐ながら拍節的。急(終楽章)は急速で拍節的。
(イ)演奏速度の三段階。序・破・急の順に速度を増し,拍節的性格が強まる。「序の舞」「急の位」など,主に能で用いられる。
(ウ)楽曲構成・番組編成・演出などの理念上の三区分。上演の時間経過に伴う趣向変化の典型を想定したもので,序・破・急は導入・展開・終結とみなせる。能・浄瑠璃の脚本構成,能の五番立の番組などがこの理念による例である。
(エ)楽曲中の速度の緩急,技巧の繁簡,表情の静動などの変化を包括的にさしていう語。三味線楽・箏曲などの近世邦楽や講談などの話芸で用いられ,三区分不明確な一語として「序破急」ということもある。
(2)物事の構成。はじめと中間とおわり。
じょばつ
じょばつ ヂヨ― [0] 【除伐】
幼齢林の手入れの一。育成しようとする樹木以外の木を切りのぞくこと。
じょばん
じょばん [0] 【序盤】
(1)囲碁・将棋で,対局の初期の段階。布石・駒組みの段階。
(2)物事のはじめの段階。はじめのうち。
→中盤
→終盤
じょばん
じょばん【序盤】
the early stage <of a game> .
じょばんせん
じょばんせん [0] 【序盤戦】
囲碁・将棋の序盤の戦い。また比喩的に,勝負事などのはじめの頃。
じょひつ
じょひつ [0] 【助筆】
他の人の書いた文に筆を加えて直すこと。加筆。「―を乞う」
じょひのり
じょひのり ヂヨヒ― 【除比の理】
�:�=�:� ならば(�−�):�=(�−�):� であるということ。
じょひん
じょひん [0] 【叙品】
「叙階(ジヨカイ)」に同じ。
じょびらき
じょびらき [2] 【序開き】 (名)スル
(1)物事の始まり。発端。「情痴(ノロケ)半分―して,まず三叉(ミツマタ)の古事を談ず/当世書生気質(逍遥)」
(2)江戸時代,歌舞伎の一日の興行のはじめに,三番叟(サンバソウ)・脇(ワキ)狂言に続いて,下級俳優によって演じられた狂言。本狂言とは無関係に,神社の前に神霊などが現れる滑稽な一幕。
じょふく
じょふく 【徐福】
中国秦代の方術士。始皇帝の命をうけ,東海上の三神山(蓬莱山・方丈・瀛州(エイシユウ))へ不老不死の仙薬を求めにでたという。日本では熊野などに伝説が残る。徐市(ジヨフツ)。生没年未詳。
じょぶく
じょぶく ヂヨ― [0] 【除服】
〔「じょふく」とも〕
服喪の期間が終わり,喪服をぬぐこと。また,喪が明けること。
じょぶん
じょぶん [0] 【序分】
〔仏〕 経論の最初にあり,その経の説かれた由来などを述べている部分。
→科文(カモン)
じょぶん
じょぶん [0] 【序文・叙文】
書物のはじめに著述の趣旨などを書き記した文章。序。はしがき。まえがき。
⇔跋文(バツブン)
じょぶん
じょぶん【序文】
a preface;→英和
a foreword.→英和
じょへんすう
じょへんすう [2] 【助変数】
⇒媒介変数(バイカイヘンスウ)
じょほ
じょほ [1] 【徐歩】 (名)スル
(1)しずしずとゆっくり歩むこと。緩歩。徐行。「力を極て頻に鞭つと雖も,象は尚ほ平気にて―す/浮城物語(竜渓)」
(2)節会(セチエ)などの儀式の際,足を普通に踏み出して重々しく静かに歩くこと。
→練歩
じょほう
じょほう [0] 【叙法】
(1)文章などの叙述の方法。表現の仕方。
(2)位階を授ける基準や方法。
じょほう
じょほう【除法】
《数》division.→英和
じょほう
じょほう ヂヨハフ [0][1] 【除法】
割り算。
⇔乗法
じょほう
じょほう [0] 【助法】
手続法のこと。実体法を助ける法であるところからいう。
じょほうやく
じょほうやく ジヨハウ― [2] 【徐放薬】
薬効を長時間にわたって持続させるために,内容成分を徐々に放出させる薬剤。持効性製剤。
じょぼく
じょぼく 【如木】
糊(ノリ)を強くきかせて,堅くこわばらせた装束。のちこれを着て公卿などの供をした雑色をさした。
じょぼん
じょぼん [0] 【序品】
(1)経の序の部分。
(2)特に,法華経二十八品中の第一品。
じょまく
じょまく【序幕】
the opening[first]scene[act];the beginning (初め).
じょまく
じょまく [0] 【序幕】
(1)芝居での第一幕。
⇔終幕
(2)物事のはじめの部分。「会議は―からひと荒れした」
じょまく
じょまく【除幕】
unveiling.〜する unveil <a statue> .→英和
‖除幕式 an unveiling ceremony.
じょまく
じょまく ヂヨ― [0] 【除幕】 (名)スル
銅像・記念碑などの完成を祝い,おおってある布を取り払って関係者に披露すること。「―式」
じょみゃく
じょみゃく [0] 【徐脈】
脈拍数が一分間六〇以下に減少した状態。病気や薬物によるもののほかに,スポーツマンに見られるものがある。
じょめい
じょめい【除名】
(an) expulsion.→英和
〜する dismiss <a person> from membership;expel <from> .→英和
〜される be dismissed[expelled] <from> .
じょめい
じょめい【助命する】
spare one's life;give quarter <to> (捕虜を).〜を乞う appeal for mercy.
じょめい
じょめい ヂヨ― [0] 【除名】 (名)スル
組織体において,特定の構成員についてその構成員たる資格を奪うこと。「党則違反で党から―する」
じょめい
じょめい [0] 【助命】
命をたすけること。「―を願う」
じょめいてんのう
じょめいてんのう 【舒明天皇】
(593-641) 日本書紀で第三四代天皇(在位 629-641)の漢風諡号(シゴウ)。名は田村皇子。和風諡号は息長足日広額(オキナガタラシヒヒロヌカ)。押坂彦人大兄皇子の子。蘇我氏によって擁立,在位中同氏の勢力が増大した。
じょめつ
じょめつ ヂヨ― [0] 【除滅】 (名)スル
除きほろぼすこと。根だやしにすること。「其病根の存する所を知るを得ば我は之を―するを得ん/求安録(鑑三)」
じょめん
じょめん [0] 【恕免】
ゆるして罪を問わないこと。
じょめん
じょめん ヂヨ― [0] 【除免】
(1)「免除」に同じ。
(2)古代,有位の人に限って科した免官・除名の総称。
じょも
じょも ヂヨ― [1] 【除喪】
⇒じょそう(除喪)
じょもう
じょもう ヂヨ― [0] 【除毛】 (名)スル
毛をとりのぞくこと。脱毛。
じょもうざい
じょもうざい ヂヨ― [2] 【除毛剤】
⇒脱毛剤(ダツモウザイ)
じょや
じょや ヂヨ― [1] 【除夜】
一年の最終日の夜。大晦日(オオミソカ)の夜。[季]冬。
じょや
じょや【除夜】
New Year's Eve.除夜の鐘 the watch-night bell.
じょやく
じょやく [0] 【助役】
(1)市・町・村,区などで長を補佐し,また長に事故があるときはその代理をするもの。長が議会の同意を得て選任する。特別職の地方公務員。普通一名で任期は四年。
(2)鉄道で,駅長を補佐し,またその代理をする駅員。
じょやく
じょやく【助役】
an assistant (official);→英和
a deputy mayor (市の);an assistant stationmaster (駅の).
じょやのかね
じょやのかね ヂヨ― 【除夜の鐘】
大晦日の午後一二時頃から元旦にかけて,仏教寺院で打ち鳴らす鐘。百八煩悩(ボンノウ)を除く意味をこめて一〇八回つき鳴らす。百八の鐘。[季]冬。
じょゆう
じょゆう【女優】
an actress.→英和
じょゆう
じょゆう ヂヨイウ [0] 【女優】
女性の俳優。
⇔男優
じょゆう
じょゆう ヂヨ― [0] 【除雄】
自家受粉を防ぐために花のおしべを取り除くこと。品種改良を目的として行われる。
じょゆうまげ
じょゆうまげ ヂヨイウ― [2] 【女優髷】
ふくらませた庇(ヒサシ)髪を七三に分け,襟のあたりで結ぶ束髪。新劇女優に始まり大正初期に流行した。
じょよう
じょよう [0] 【汝窯】
中国,宋代,河南省臨汝県一帯にあった青磁窯群の総称。また,その製品。臨汝窯。
じょら
じょら ヂヨラ
〔丈六の意から〕
あぐら。「ときにどなたも―かいてゐなさらんか/滑稽本・膝栗毛 6」
じょら
じょら ヂヨ― [1] 【女蘿】
サルオガセの漢名。
じょらいし
じょらいし 【如儡子】
⇒にょらいし(如儡子)
じょりじょり
じょりじょり [1] (副)
髪やひげなどを剃(ソ)る音を表す語。
じょりゅう
じょりゅう ヂヨリウ [0] 【女流】
女性。婦人。「―棋士」「―文学」
じょりゅう
じょりゅう【女流(の)】
a woman <aviator> ;→英和
a female <writer> ;→英和
a lady <reporter> .→英和
じょりゅう
じょりゅう 【叙留】
律令制下,位階だけ昇進し,官職はもとのままにとどまること。
じょりゅうさっか
じょりゅうさっか ヂヨリウサク― [4] 【女流作家】
女性の小説家。閨秀(ケイシユウ)作家。
じょりょく
じょりょく【助力】
help;→英和
aid;→英和
assistance.〜する help;→英和
aid;→英和
assist.→英和
…の〜で by the help[with the assistance]of…. 〜を仰ぐ ask <a person> for help;→英和
turn <to a person> for assistance.
じょりょく
じょりょく [0][1] 【助力】 (名)スル
力を貸して助けること。てだすけ。「及ばずながら―する」
じょりんもく
じょりんもく [2] 【如鱗杢・如輪杢】
魚の鱗(ウロコ)のような模様を示す木目。
→杢
じょれい
じょれい ヂヨ― [0] 【女礼】
女性の心得るべき礼式。女礼式。
じょれつ
じょれつ [0] 【序列】 (名)スル
(1)あるきまりによって並べられたもの。順序。「年功―」「成績の―をつける」
(2)順序に従って並ぶこと。また,並べること。「古の仁聖賢人をば―して/史記抄 10」
じょれつ
じょれつ【序列】
rank;→英和
grade;→英和
order.→英和
じょれん
じょれん [0] 【如簾】
葦(アシ)の茎を編んだ小さいすだれ。食器のおおいに用いる。
じょれん
じょれん [0] 【鋤簾】
土砂をかき寄せる用具。長い柄の先に,竹で箕(ミ)のように編んだもの,または浅い歯をきざんだ鉄板をつけたもの。
鋤簾[図]
じょろ
じょろ [1] 【如露】
⇒じょうろ(如雨露)
じょろ
じょろ ヂヨ― [2] 【女郎】
「じょろう(女郎)」の転。「もしお淋しかあ―さんがたでもおよびなさりませ/滑稽本・膝栗毛 4」
じょろう
じょろう【女郎(屋)】
a prostitute (brothel).→英和
じょろう
じょろう ヂヨラウ 【女郎】 ・ ヂヨラフ 【女臈】
■一■ [2][0] (名)
(1)客に色を売る女。あそびめ。うかれめ。傾城(ケイセイ)。遊女。じょろ。「―を買う」
(2)若い女。また一般に,女性のこと。じょろ。「被(カズキ)きたる御所染すがたの京―/浮世草子・織留 2」
(3)大名などの奥向きにつかえる女性。「去大名の北の御方に召しつかはれて,日のめもついに見給はぬ―達やおはしたや/浮世草子・一代男 4」
■二■ (接尾)
女性の名前に付けて,軽い尊敬の意を表す。「おそのどのの,実の娘のお由―/人情本・梅児誉美 4」
じょろう
じょろう [0] 【助老】
〔仏〕 老僧が座禅をするときなどに用いる肘(ヒジ)かけの類。
じょろう=に誠(マコト)あれば晦日(ミソカ)に月が出る
――に誠(マコト)あれば晦日(ミソカ)に月が出る
〔陰暦の三〇日には月が出ないことから〕
女郎の言葉にはうそが多いということのたとえ。
じょろう=の千枚起請(ギシヨウ)
――の千枚起請(ギシヨウ)
〔遊女は何人もの客に真実を誓って起請を書くことから〕
信用できないもののたとえ。
じょろうあがり
じょろうあがり ヂヨラウ― [4] 【女郎上(が)り】
もと遊女であった女。
じょろうかい
じょろうかい ヂヨラウカヒ [2] 【女郎買い】
遊女をあげて遊興すること。また,その人。じょろかい。
じょろうぐも
じょろうぐも ヂヨラウ― [4] 【女郎蜘蛛】
クモの一種。雌雄で色彩・斑紋・大きさなどが全く異なる。雌は体長25ミリメートル内外で,腹部は緑青色と黄色の粗い横縞があり,足には黄と黒の縞模様がある。雄は体長7ミリメートル内外で淡黄褐色。雌は林間などに複雑な三重網をはる。本州以南から東南アジアにかけて分布。
じょろうぐるい
じょろうぐるい ヂヨラウグルヒ [4] 【女郎狂い】
女郎買いに夢中になること。また,その人。
じょろうしゅう
じょろうしゅう ヂヨラウ― [2] 【女郎衆】
(1)婦人たち。女たち。じょろしゅ。「なんと―,今ここではやるは誰ぢや,と問へば/浮世草子・一代男 5」
(2)遊女たち。じょろしゅ。「―はまだか/浮世草子・一代男 5」
じょろうや
じょろうや ヂヨラウ― [0] 【女郎屋】
女郎を抱えておいて,客に遊興させることを職業とする家。妓楼。遊女屋。
じょろかい
じょろかい ヂヨ―カヒ [2] 【女郎買い】
「じょろうかい(女郎買)」に同じ。
じょろしゅ
じょろしゅ ヂヨ― [2] 【女郎衆】
「じょろうしゅう(女郎衆)」に同じ。「―の嘘は惚れました/滑稽本・浮世風呂 3」
じょろん
じょろん [0] 【序論】
論文などで,前置きとして本論の前に述べる概括的な論。緒論。
じょろん
じょろん【序論】
an introduction;→英和
introductory remarks.
じょんがらぶし
じょんがらぶし [0] 【じょんがら節】
⇒津軽(ツガル)じょんがら節(ブシ)
じょんがら節
じょんがらぶし [0] 【じょんがら節】
⇒津軽(ツガル)じょんがら節(ブシ)
じよ
じよ【自余】
the others;the rest;→英和
the remainder.→英和
〜の the other;→英和
the remaining.
じよ
じよ [1] 【自余・爾余】
それ以外。そのほか。「―は想像にまかせる」「松前―の藩兵も/近世紀聞(延房)」
じよ
じよ [1] 【時余】
一時間あまり。「―に及ぶ会議」
じよう
じよう [0] 【滋養】
身体の栄養となること。また,そのもの。
じよう
じよう [0] 【自用】 (名)スル
(1)自分のために用いること。「―の品」「他人の物を―する」
(2)自分自身の用事。私用。「―ガゴザル/日葡」
じよう
じよう [1][0] 【次葉】
書類の次の紙。書物の次のページ。
じよう
じよう [0] 【慈養】
いつくしみ大切に育てること。
じよう
じよう [0][1] 【時様】
その時の流行の風俗。「―に凝つて銭を費す者あり/福翁百話(諭吉)」
じよう
じよう【滋養】
nourishment.→英和
⇒栄養.
じようかんちょう
じようかんちょう [4] 【滋養浣腸】
栄養素を含む液体を,腸壁から吸収させるために肛門より注入すること。点滴による栄養補給が一般的となり,特殊な場合を除き,ほとんど行われていない。
じようぶん
じようぶん [2] 【滋養分】
滋養となる成分。栄養素。
じよく
じよく [1][0] 【耳翼】
⇒耳殻(ジカク)
じよこ
じよこ ヂ― [0] 【地緯】
⇒じぬき(地緯)
じらい
じらい【地雷(を敷設する)】
(lay) a mine.→英和
‖地雷原 a minefield.
じらい
じらい ヂ― [0] 【地雷】
地中に埋め,踏むと爆発して人や車両などを殺傷・破壊する兵器。地雷火。
→ちらい(地雷)
じらい
じらい [1] 【爾来】 (副)
それ以来。その後。「愈(イヨイ)よ本雇ひに為し―段々引立て軍曹とまで登らせ/鉄仮面(涙香)」
じらいげん
じらいげん ヂ― [2] 【地雷原】
地雷を敷設してある危険地帯。
じらいや
じらいや 【自来也・児雷也】
江戸時代の読本・草双紙・歌舞伎などに現れる怪盗。中国明代の小説に,門扉に「自来也」と書き残す我来也という盗賊があり,これの翻案による人物。蟇(ガマ)の妖術を使う。
じらす
じらす【焦らす】
irritate;→英和
fret;→英和
tantalize;→英和
tease (からかって).→英和
じらす
じら・す [2] 【焦らす】 (動サ五[四])
相手がいらいらするようにさせる。いらだたせる。「わざと遅れて―・す」
じり
じり 【尻】
⇒しり(尻)■一■(5)
じり
じり [1] 【事理】
(1)物事の道理。すじみち。「―をわきまえる」
(2)〔仏〕 事と理,すなわち現象界の事物・事象と,その背後にある絶対の真理。
じり
じり ヂ― [1] 【地利】
⇒ちり(地利)
じり
じり [1] 【自利】
(1)自分の利益。私利。
(2)〔仏〕 仏道修行によって自分によい果報をもたらすこと。自分の成仏を目的とすること。
⇔利他
じり
じり [1] 【海霧】
北海道地方に夏季発生する濃い海霧。[季]夏。《人動きやまずよ―の甲板に/虚子》
じり
じり【事理】
reason.→英和
〜を弁(わきま)えている be sensible;have good sense.
じりおし
じりおし [0] 【じり押し】
じりじりと少しずつ押すこと。
じりき
じりき [0] 【自力】
(1)自分自身の力。「―ではいあがる」
(2)〔仏〕 自分に備わっている悟りを開く能力。また,自分の修行によって悟りを開こうとすること。
⇔他力
じりき
じりき【自力で】
by one's own exertions;for oneself.
じりき
じりき ヂ― [0] 【地力】
その人が本来もっている実力。底力。「―を発揮する」「―のある男」
じりき
じりき 【事力】
律令制で,国衙(コクガ)と大宰府の官人に給された雑役人。じりょく。
じりきえこう
じりきえこう [4] 【自力回向】
〔仏〕 浄土真宗で,他力回向に対し,自分の力でなした善によって自己や他者を救おうとすること。
じりききょう
じりききょう [0] 【自力教】
自己の力で修行し,善根を修めて,悟りを得ることを旨とする教法。自力門。聖道門。
⇔他力教
じりきこうせい
じりきこうせい [4] 【自力更生】
他人の援助に頼らず,自分の力で生活を改めること。
じりきさぜん
じりきさぜん [4] 【自力作善】
自分の力で宗教上の善を行おうとすること。浄土真宗で誤った態度とされる。
じりきしゅう
じりきしゅう [3][2] 【自力宗】
自力で悟りを得ようとする宗派。浄土宗以外の諸宗。自力門。
⇔他力宗
じりきねんぶつ
じりきねんぶつ [4] 【自力念仏】
自ら念仏して,その功徳により極楽浄土に往生しようとすること。
⇔他力念仏
じりきもん
じりきもん [3] 【自力門】
「自力宗」に同じ。
じりじり
じりじり
(1)[次第に]little by little;step by step;by inches;gradually;steadily.(2)[いらいら]〜する grow impatient.〜する程暑い be scorching hot.
じりじり
じりじり [1] (副)スル
(1)ある一定の方向に,ゆっくりとではあるが確実に動いていくさま。じわじわ。「劣勢を―(と)盛り返す」「―(と)値上がりする」
(2)待ち切れなくて,しだいにいらだつさま。また,そうすること。「―しながら待つ」
(3)太陽が強く照りつけるさま。「―(と)照りつける真夏の太陽」
(4)油や汗などが少しずつにじみ出してくるようす。「―(と)にじみ出る脂汗」
(5)ベルなどが続いて鳴る音を表す語。
(6)焼けにくいものが少しずつ焼ける音や,油でいためる音を表す語。
じりだか
じりだか [0] 【じり高】
相場が次第に高くなること。
⇔じり安
じりだか
じりだか【じり高】
《株》a rising tendency.
じりつ
じりつ [0] 【侍立】 (名)スル
貴人に付き添って立つこと。
じりつ
じりつ ヂ― [0] 【持律】
〔仏〕 戒律を厳重に守ること。持戒。
じりつ
じりつ [0] 【自立】 (名)スル
(1)他の助けや支配なしに自分一人の力で物事を行うこと。ひとりだち。独立。「親もとを離れて―する」
(2)自ら帝王の位に立つこと。「其後―して呉王となる/中華若木詩抄」
じりつ
じりつ【自立】
independence;→英和
self-support (自活);self-reliance.〜する become independent;establish oneself;support oneself.‖自立経済 self-supporting economy.自立成長 self-sustained growth.
じりつ
じりつ [1] 【而立】
〔論語(為政)「三十而立」から〕
三〇歳の異名。
じりつ
じりつ [0] 【自律】
(1)他からの支配や助力を受けず,自分の行動を自分の立てた規律に従って正しく規制すること。「学問の―性」
(2)〔哲〕
〔(ドイツ) Autonomie〕
カント倫理学の中心概念。自己の欲望や他者の命令に依存せず,自らの意志で客観的な道徳法則を立ててこれに従うこと。
⇔他律
じりつ
じりつ【自律】
autonomy.→英和
〜の autonomous.→英和
‖自律神経 an autonomic nerve.自律神経失調症 autonomic imbalance.
じりつくんれんほう
じりつくんれんほう [0] 【自律訓練法】
精神療法の一。段階的に自己暗示の練習を行うことで,緊張をとりのぞき心身を好ましい状態にする。心身症・神経症などの治療やストレス解消・健康増進などに用いられる。1932年シュルツ(J.H.Schultz)が提唱。
じりつご
じりつご [0] 【自立語】
国文法での単語の二大別の一。ある観念を表し,文中で単独でも文節を構成することのできる語をいう。名詞・代名詞・動詞・形容詞・形容動詞・連体詞・副詞・接続詞・感動詞の類。詞。
⇔付属語
じりつしん
じりつしん [3] 【自立心】
人に頼らず,独り立ちして自力でやっていこうとする心構え。
じりつしんけい
じりつしんけい [4] 【自律神経】
脊椎動物の末梢神経系の一。生体の意志と無関係に,内臓・血管・腺などの機能を自動的に調節する神経系。交感神経と副交感神経から成り,多くは一つの器官に対し互いに拮抗(キツコウ)的に作用している。植物性神経系。不随意神経系。
→自立神経[表]
じりつしんけいしっちょうしょう
じりつしんけいしっちょうしょう [4][0] 【自律神経失調症】
自律神経系の調節異常により現れると考えられる症候群。頭痛・肩凝り・立ちくらみ,便秘や下痢,動悸・冷え・発汗・のぼせなど。
じりひん
じりひん【じり貧】
sagging.〜になる sag (株式);→英和
decline gradually.
じりひん
じりひん [0] 【じり貧】
(1)しだいに貧乏になっていくこと。
⇔どか貧
(2)相場がだんだん安くなること。じりやす。
(3)だんだんと悪い状態になっていくこと。
じりゃく
じりゃく ヂリヤク 【治暦】
年号(1065.8.2-1069.4.13)。康平の後,延久の前。後冷泉(ゴレイゼイ)・後三条天皇の代。ちりゃく。
じりやす
じりやす [0] 【じり安】
相場が次第に安くなること。じりひん。
⇔じり高
じりゅう
じりゅう [0] 【時流】
その時代の傾向・風潮。「―に乗る」
じりゅう
じりゅう ヂ― [0] 【地竜】
ミミズの腹を裂き体内の内容物を除いて乾燥した生薬。解熱・利尿薬として用いられる。
じりゅう
じりゅう【時流】
the current of the times;the trend of the world;→英和
the fashion (of the day) (流行);→英和
contemporaries (人々).〜を追う follow the fashion.〜に従う(逆らう) go with (against) the stream.→英和
〜を超越する stand aloof from the crowd.→英和
じりゅう
じりゅう [0] 【自流】
(1)自分勝手な流儀。自己流。我流。
(2)自分の属する流派。
じりゅうち
じりゅうち ジリウ― [2] 【自留地】
社会主義諸国で,個人消費や副業用に割り当てられる耕地。そこから得た生産物のうち,自家消費外の余剰分は自由市場で販売される。
じりゅうてっこう
じりゅうてっこう ジリウテツクワウ [4] 【磁硫鉄鉱】
鉄と硫黄の化合物。赤色を帯び,金属光沢がある。磁性を示す。塩基性岩や接触交代鉱床に産し,鉄の鉱石の一。
じりょう
じりょう ヂレウ [0] 【治療】 (名)スル
「ちりょう(治療)」に同じ。「医師(イシヤ)の言(コトバ)を守つて―するで無ければ/魔風恋風(天外)」
じりょう
じりょう [0][1] 【寺領】
(1)寺院の領地。
(2)中世,寺へ逃げ込み謹慎すること。
(3)近世,罪人に対する刑罰としての寺預け。謹慎。
じりょく
じりょく 【事力】
⇒じりき(事力)
じりょく
じりょく [1] 【磁力】
磁石どうし,電流どうし,また磁石と電流とが,引き合ったり反発したりして,互いに及ぼし合う力。磁気の力。磁気力。
じりょく
じりょく【磁力】
《理》magnetism;→英和
magnetic force.磁力計 a magnetometer.→英和
じりょく
じりょく [0] 【自力】
⇒じりき(自力)
じりょくきゅうさい
じりょくきゅうさい [4] 【自力救済】
〔法〕 権利が侵害される場合に,司法手続によらず直接自らの力で権利を確保すること。自救行為。じりききゅうさい。
じりょくけい
じりょくけい [0][3] 【磁力計】
磁場の強さおよび方向を測定する器械。地磁気や磁性体の磁化の強さを求めるのに用いる。
じりょくせん
じりょくせん [0] 【磁力線】
磁場の中で,その上の各点における接線の方向が磁場の方向に一致するような曲線。磁石の上に置いた紙の上に砂鉄をまくと,砂鉄は磁力線状の文様を描く。
じりょくせんべつ
じりょくせんべつ [4] 【磁力選別】
磁気的性質の差を利用して,物質を選別・分離すること。強磁性体鉄物の選鉱,窯業原料の脱鉄などに利用する。磁選。
じりりた
じりりた [1][1] 【自利利他】
自利と利他。自らの仏道修行により得た功徳を自分が受け取るとともに,他のための仏法の利益をはかること。自行化他。自他。
じりん
じりん [0] 【辞林】
(1)言葉を多く集めて解釈した書物。辞書。
(2)国語辞典。金沢庄三郎編。1907年(明治40)刊。新しい工夫を盛り込んだ実用国語辞典として評価を得,11年(明治44)の大改訂を経て,25年(大正14)広辞林に引き継がれる。
じりん
じりん [0] 【字林】
漢字を集め配列し,それぞれの文字の音・訓・意味などを記した書。
じりん
じりん ヂ― [0] 【地輪】
(1)〔仏〕 大地を支えている三輪の一。金輪(コンリン)。
(2)五輪塔の最下層。
じり安
じりやす [0] 【じり安】
相場が次第に安くなること。じりひん。
⇔じり高
じり押し
じりおし [0] 【じり押し】
じりじりと少しずつ押すこと。
じり貧
じりひん【じり貧】
sagging.〜になる sag (株式);→英和
decline gradually.
じり貧
じりひん [0] 【じり貧】
(1)しだいに貧乏になっていくこと。
⇔どか貧
(2)相場がだんだん安くなること。じりやす。
(3)だんだんと悪い状態になっていくこと。
じり高
じりだか [0] 【じり高】
相場が次第に高くなること。
⇔じり安
じり高
じりだか【じり高】
《株》a rising tendency.
じるい
じるい [0] 【字類】
漢字の分類。主として,音や意味・構成などの観点で分けたもの。
じるい
じるい ヂ― [0] 【地類】
(1)一つの土地を分けあったという伝承をもち,共同で神仏をまつる家々。地親類。合地(アイジ)。地分かれ。地名(ジミヨウ)。
(2)地上の万物。また,その霊。「天衆―の集り給ふを聞きて/今昔 19」
じるいしょう
じるいしょう 【字類抄】
⇒色葉字類抄(イロハジルイシヨウ)
じるし
じるし 【印】 (接尾)
人名や事物名の下略形に付いて,その人や事物を遠まわしに言い表すのに用いる。「それはさうと,丹―はどうしたのだ/人情本・辰巳園(初)」
じれ
じれ [2] 【焦れ】
〔動詞「焦(ジ)れる」の連用形から〕
じれったく思うこと。じれること。「―がくる」
じれい
じれい [0] 【事例】
ある事に関する実際に起こった個々の出来事。ケース。「似たような―があった」
じれい
じれい【事例】
an instance;→英和
an example;→英和
a case;→英和
a precedent (先例).→英和
じれい
じれい [0] 【時令】
(1)一年中の政治上の行事。年中行事。
(2)時節。時候。
じれい
じれい [0] 【辞令】
(1)役職の任免に際して,その旨を書いて本人に渡す書類。「―を受ける」
(2)応対などに用いる,凝ってはいるが形式的な言葉遣い。「外交―」「社交―」
じれい
じれい【辞令】
[言葉づかい]diction;→英和
wording;→英和
[書付]a written appointment[order].〜に巧みな fair-spoken.‖外交辞令 diplomatic language.
じれいけんきゅうほう
じれいけんきゅうほう [0] 【事例研究法】
ケース-スタディー。
じれき
じれき [0] 【事歴】
物事の来歴。
じれきせい
じれきせい ヂ― [2] 【地瀝青】
アスファルト。
じれこむ
じれこ・む [3][0] 【焦れ込む】 (動マ五[四])
じりじりする。いらだつ。「きた八―・みてありたけ手をのばし/滑稽本・続膝栗家 11」
じれじれ
じれじれ [1] (副)スル
いらだつさまを表す語。じりじり。「電車汽車の鈍(ノロ)いのに―しながら/爛(秋声)」
じれったい
じれった・い [4] 【焦れったい】 (形)[文]ク じれつた・し
〔近世以降の語〕
早くそうなればいいと思っているのに,なかなか進まないので,じっとしていられない。はがゆい。もどかしい。「また三振とは―・い試合だ」「ああ,―・い」
[派生] ――が・る(動ラ五[四])――げ(形動)――さ(名)
じれったい
じれったい【焦れったい】
irritating;provoking;impatient;→英和
teasing;tantalizing.→英和
じれったむすび
じれったむすび [5] 【じれった結び】
近世末期から行われた,女性の髪の結い方の一。洗い髪などを無造作に櫛巻きにするもの。一般庶民の女性の間で行われた。
じれった結び
じれったむすび [5] 【じれった結び】
近世末期から行われた,女性の髪の結い方の一。洗い髪などを無造作に櫛巻きにするもの。一般庶民の女性の間で行われた。
じれつかぜきり
じれつかぜきり [4] 【次列風切】
鳥の翼で,初列風切(シヨレツカゼキリ)の内側にある羽。揚力を起こさせる。じれつかざきり。
じれる
じれる【焦れる】
fret (and fume) <about> ;→英和
become impatient;be irritated.
じれる
じ・れる [2] 【焦れる】 (動ラ下一)
思うとおりにならなくて気持ちがいらいらする。いらだつ。「なかなか魚が釣れないので―・れてくる」
じれんが
じれんが ヂ― [2] 【地連歌】
連歌で,特に趣向をこらしたりせず,目立たないように作った句。和歌における地歌に相当する。地文(ジモン)の連歌。無文(ムモン)の句。有文の連歌に対する。
じろ
じろ ヂ― [1] 【地炉】
⇒ちろ(地炉)
じろう
じろう [1] 【次郎】
(1)二番目に生まれた男子。次男。
(2)同類の中で二番目のものを擬人化していう。「筑紫―」
じろう
じろう【痔瘻】
an anal fistula.
じろう
じろう ヂ― [0] 【痔瘻】
肛門の付近に穴を生じて膿(ウミ)の出る疾患。あなじ。蓮痔(ハスジ)。
じろう
じろう 【侍郎】
(1)中国の官名。秦・漢代,謁見の取り次ぎをつかさどった職。唐代では門下省・中書省などの次官をいう。
(2)少輔(シヨウ)の唐名。
じろう
じろう ヂラウ [0] 【地牢】
地下に設けた牢獄。地下牢。
じろう
じろう ヂラフ [0][1] 【地蝋】
⇒ちろう(地蝋)
じろう
じろう [0] 【耳聾】
耳が聞こえないこと。
じろう
じろう [0] 【耳漏】
外耳道から排出される異常な分泌物の総称。中耳炎,外耳炎などでみられる。みみだれ。
じろうがき
じろうがき [2] 【次郎柿】
柿の栽培品種の一。晩生の甘柿。果実は平球形で,浅い溝が縦に四本ある。
じろうしゅ
じろうしゅ ヂロウ― [2] 【治聾酒】
春の社日(シヤニチ)に飲む酒。この日に酒を飲むと耳の遠いのが治るという俗信がある。治聾酒という名の酒があるわけではない。[季]春。《―の酔ふほどもなくさめにけり/村上鬼城》
じろうのついたち
じろうのついたち 【次郎の朔日】
二月一日の異名。主に東日本でいう。太郎の朔日。
じろうものがたり
じろうものがたり ジラウ― 【次郎物語】
長編小説。下村湖人作。1941年(昭和16)〜54年刊。主人公の幼児期から青年期にかけての成長を,理想主義的筆致で描く自伝的教養小説。
じろく
じろく [0] 【寺禄】
寺院に給付された禄。
じろざえもん
じろざえもん ジロザヱモン [3] 【次郎左衛門】
「じろざえもんびな(次郎左衛門雛)」の略。「―娘の御所に居候/柳多留 79」
じろざえもんびな
じろざえもんびな ジロザヱモン― [7] 【次郎左衛門雛】
江戸時代,享保(1716-1736)頃,京都の人形師雛屋次郎左衛門の作り出した雛人形。優雅なおもむきのもの。
じろじろ
じろじろ [1] (副)
目を離さず無遠慮に見つめるさま。「上から下まで―(と)見る」
じろじろ
じろじろ
〜見る stare[gaze,look hard] <at> ;→英和
scrutinize.→英和
じろっと
じろっと [2] (副)
「じろりと」に同じ。
じろぼうえんごさく
じろぼうえんごさく ジロバウ― [7] 【次郎坊延胡索】
ケシ科の多年草。原野に自生。五月頃,塊茎から高さ約10センチメートルの花茎を出し,上部に長い距(キヨ)のある紅紫色の花を総状につける。塊茎を延胡索といい,鎮痛剤などとする。
じろり
じろり
〜と見る (cast a) glance <at> .→英和
じろり
じろり [2][3] (副)
目玉を動かし,鋭い目つきで無遠慮に見るさま。じろっ。「人相の悪い男に―と見られた」
じろん
じろん【持論】
one's cherished view[opinion].〜を固守する stick to one's opinion.
じろん
じろん ヂ― [0] 【持論】
あることに関して前から主張し続けている,その人独自の意見。持説。「私の―」
じろん
じろん [0] 【時論】
(1)現在の政治や社会のできごとに関する議論。時事の論。
(2)その時の社会に広まっている見解。当時の世論。その当時の輿論(ヨロン)。「近来の―の向ふ所を見れば/明六雑誌 33」
じわ
じわ [2]
劇場で,クライマックスや入神絶妙の演技の直後に,観客が詰めていた息を一斉に吐くために起こる低いどよめき。じわじわ。「―がくる」
じわい
じわい [0] 【磁歪】
強磁性体を磁化するとき,わずかに変形する現象。または,その変形。磁気ひずみ。
じわじわ
じわじわ [1]
■一■ (副)
(「と」を伴っても用いる)
(1)物事が確実に少しずつ進んでゆくさま。じりじり。「敵を―(と)追いつめる」
(2)水などが少しずつゆっくりとしみ込んでゆくさま。また,まわりへ広がってゆくさま。「水質汚染が―(と)広がる」
■二■ (名)
「じわ」に同じ。
じわじわ
じわじわ
gradually;slowly but steadily.
じわっと
じわっと [2] (副)
物事がゆっくりと確実にすすむさま。「喜びが心の底から―わいてくる」「汗が―にじみ出る」
じわり
じわり [2][3] (副)
物事がゆっくりと確実にすすむさま。じんわり。
じわり
じわり【地割り】
allotment of land.〜をする allot land.
じわり
じわり ヂ― [0] 【地割(り)】 (名)スル
地面を区画して割り振ること。土地の割り当て。また,場所の割り振り。「耕地の―」「露店の―」
じわりじわり
じわりじわり [2] (副)
物事が一定の方向に引き続いて少しずつ進むさま。じわじわ。「―と物価が上がる」
じわりせいど
じわりせいど ヂ― [4] 【地割(り)制度】
江戸時代の農村に固有の土地分配の慣行。村内の土地を共有とし,一定年限これを村民に割り当て,年限がくると割り当てなおす制度。割り地。
じわれ
じわれ【地割れ】
a crack (in the ground).→英和
じわれ
じわれ ヂ― [0] 【地割れ】 (名)スル
地震や日照りなどのために,地面にひびや割れ目が入ること。また,その割れ目。
じん
じん 【仞】
中国古代,高さ・深さの単位。八尺・七尺・四尺・五尺六寸など諸説ある。「千―の谷」
じん
じん [1] 【仁】
(1)己に克ち,他に対するいたわりのある心。儒教における五常の一。
(2)愛情を他におよぼすこと。いつくしみ。おもいやり。「―の心が厚い」
(3)〔仁の道を行う人の意から〕
ひと。かた。「どこの―かは存ぜぬ」「見上げた御―だ」
(4)
(ア)
⇒核小体
(イ)種子から種皮を取り去った内部。胚と胚乳から成る。にん。
じん
じん【陣】
a formation (陣立);→英和
a camp (陣営);→英和
a position (陣地).→英和
〜をしく take up (a) position.
じん
じん [1] 【刃】
やいば。はもの。
じん
じん [1] 【壬】
十干の第九。みずのえ。
じん
じん ヂン [1] 【塵】
(1)〔仏〕
(ア)感覚や心の働きの対象。
(イ)心を汚すもの。
(ウ)煩悩(ボンノウ)。
(2)数の単位。沙(シヤ)の一〇分の一。すなわち一の一〇億分の一。[塵劫記]
じん
じん ヂン [1] 【沈】
「沈香(ジンコウ)」「沈水(ジンスイ)香」の略。
じん
じん [1] 【尋】
〔「尋」は両手を広げた長さ〕
長さの単位。古く中国では六尺五寸,日本では六尺または五尺をあらわした。
〔日本では「尋」の字を「ひろ」に当てて用いた〕
じん
じん ヂン [1] 【陣】
(1)兵士を配列すること。軍勢を配置すること。また,その隊列。陣形。陣立て。「鶴翼の―」「背水の―」
(2)戦場で軍勢が集結している所。陣屋。陣営。陣地。
(3)たたかい。いくさ。「大坂冬の―」
(4)名詞の下に付いて,その集団・むらがりの意を表す。「教授―」「報道―」
(5)禁中で,衛士の詰め所。また,衛士が列座している所。また,そこに詰めている人。「春宮のたちはきの―にて/古今(春下・詞)」
(6)宮中で公事が行われる時に,公卿が並んで座した席。陣の座。「―に夜の設けせよ/徒然 23」
(7)僧の出入り口。「―の外まで僧都見えず/徒然 238」
じん
じん [1] 【人】
天・地・人と三段階に分けたときの三番目のもの。ひと。
じん
じん【仁】
benevolence;humanity.→英和
じん=に伏す
――に伏・す
〔刃物の上に体をかぶせる意で〕
刃物で自害する。
じん=を取る
――を取・る
(1)陣を構える。軍勢を配置する。「山の上に―・る」
(2)場所を占める。「涼しい木陰に―・る」
じん=を迎えて解く
――を迎えて解く
〔晋書(杜預伝)〕
竹を割るとき,はじめ少し割れるとあとは刃物の進む前に自然に割れていくように,味方の勢力が強くて力を加えないでも敵がやすやすと敗れていくさまのたとえ。破竹の勢い。
じんあい
じんあい ヂン― [0] 【塵埃】
(1)ちりやほこり。「―にまみれる」
(2)けがれた世の中。俗世間。「世俗の―を逃れる」
じんあい
じんあい【塵埃】
dust.→英和
⇒塵芥(じんかい).
じんあい
じんあい [0] 【仁愛】 (名・形動)[文]ナリ
めぐみいつくしむ・こと(さま)。慈愛。「我々の忠孝―なる同胞(キヨウダイ)/社会百面相(魯庵)」
じんい
じんい [1] 【人意】
人の心。人心。「―の外」
じんい
じんい [1] 【人位】
(1)(天地に対して)人の地位。
(2)(神位に対して)人臣の位階。
じんい
じんい【人為】
human work;artificiality (人工).〜的(に) artificial(ly).→英和
‖人為淘汰[選択]《生》artificial selection.
じんい
じんい [1] 【人為】
人間の力ですること。人間のしわざ。
⇔天為
「―の及ばない神秘の世界」
じんいさいがい
じんいさいがい [4] 【人為災害】
人間が自然に手を加えたことが原因となって発生する災害。
⇔自然災害
じんいしゃかい
じんいしゃかい [4] 【人為社会】
個人の意志や目的によって成立している社会。利益団体など。
⇔自然社会
じんいせんたく
じんいせんたく [4] 【人為選択】
「人為淘汰(トウタ)」に同じ。
じんいてき
じんいてき [0] 【人為的】 (形動)
自然の成り行きではなく,人の手が加わっているさま。「―に地震を起こす」
じんいてきこっきょう
じんいてきこっきょう [6][0] 【人為的国境】
経線・緯線や人工的築造物などを利用した国境。前者に東経一四一度線(インドネシアとパプアニューギニア)・北緯四九度線(カナダとアメリカ合衆国),後者に古代中国における万里の長城やかつてのベルリンの壁などがある。
→自然的国境
じんいとうた
じんいとうた [4] 【人為淘汰】
多数の個体の中から有用な形質をもつ個体を継続的に選択・分離すること。農牧畜・園芸などで,品種改良に用いる。人為選択。
じんいとつぜんへんい
じんいとつぜんへんい [8] 【人為突然変異】
放射線・化学物質などによって人為的に,自然突然変異頻度より高い頻度で動植物に突然変異を起こさせること。人工突然変異。
じんいぶんるい
じんいぶんるい [4] 【人為分類】
整理に便利なように,特定の形質や人間との関係を基準とした,生物の分類体系。リンネの分類など。
⇔自然分類
じんいん
じんいん [0] 【人員】
ある部署・団体などに属している人数。ひとかず。
じんいん
じんいん【人員】
the number of men;the staff[personnel](職員).→英和
‖人員整理 a personnel cut.人員点呼 a roll call.
じんいんせいり
じんいんせいり [5] 【人員整理】 (名)スル
会社などが業績不振などのため人員を減らすこと。首切り。
じんう
じんう [1] 【甚雨】
ひどく降る雨。大雨。豪雨。
じんう
じんう [1] 【腎盂】
腎臓の一部。腎臓で作られた尿を集め尿管へ送る嚢(ノウ)状の部分。腎盤。
じんうえん
じんうえん [3] 【腎盂炎】
腎盂の化膿性炎症。大腸菌などに感染して起こり,発熱・腰痛・膿尿などがみられる。炎症が腎臓実質に及んだものを腎盂腎炎というが実際には炎症はすぐ腎臓実質に及ぶので,腎盂炎と腎盂腎炎はあまり区別せず使われている。
じんうえん
じんうえん【腎盂炎】
《医》pyelitis.→英和
じんえ
じんえ ヂンヱ [1] 【塵穢】
ちりにまみれること。
じんえい
じんえい【陣営】
a camp;→英和
an encampment;→英和
the <conservative> camp (比喩的).
じんえい
じんえい ヂン― [0] 【陣営】
(1)戦場で軍勢が集結して待機している所。陣所。陣屋。
(2)ある勢力を有する人々の集団。勢力団体の内部をさす語。「自由主義―」「野党―」
じんえい
じんえい [0] 【人影】
ひとかげ。人の姿。
じんえき
じんえき [0] 【尋繹】 (名)スル
たずねしらべること。調査・研究すること。「其条理を推して―すれば/明六雑誌 22」
じんえん
じんえん [1] 【腎炎】
腎臓実質の炎症。急性と慢性がある。多くは扁桃炎や咽頭炎などの感染症に続発し,主に糸球体が侵されて起きる。浮腫(フシユ)・タンパク尿・血尿・高血圧などの症状が現れる。腎臓炎。糸球体腎炎。
じんえん
じんえん【腎炎】
《医》nephritis.→英和
じんえん
じんえん ヂン― [0] 【塵煙】
ちりと煙。ちりとほこり。
じんえん
じんえん [0] 【人煙】
人家のかまどから立ち上る煙。炊事の煙。「―稀(マレ)なる山谷の間を過ぎた/渋江抽斎(鴎外)」
じんおく
じんおく [0] 【人屋】
人の住む家。人家。
じんおん
じんおん [0] 【仁恩】
仁愛をたれ,恩を施すこと。めぐみ。
じんか
じんか [1] 【人家】
人の住む家。「―が密集した地域」
じんか
じんか【人家】
a house;→英和
a human habitation.〜の少ない(密集した) sparsely[thinly](densely) populated.
じんか
じんか [1] 【人火】
人の過失による火事。
じんかい
じんかい [0] 【人界】
人間の住んでいる世界。人間界。
じんかい
じんかい ヂン― [0] 【塵芥】
(1)ちりあくた。ごみ。「―焼却炉」
(2)つまらないもの,軽いもののたとえ。
じんかい
じんかい ヂン― [0] 【塵界】
ちりのような汚れた世界。俗世間。
じんかい
じんかい【人海戦術】
human-wave tactics.
じんかい
じんかい【塵芥】
dust;→英和
dirt;→英和
rubbish;→英和
litter;→英和
garbage (台所の).→英和
塵芥焼却場 a garbage incineration plant.
じんかい
じんかい ヂンクワイ [0] 【塵灰】
(1)ちりと灰(ハイ)。
(2)物が火に焼けてできる灰。
じんかい
じんかい [0] 【燼灰】
(1)もえさしと灰(ハイ)。
(2)燃えてなくなること。灰燼。「―に帰す」
じんかいしゅう
じんかいしゅう ヂンカイシフ 【塵芥集】
1536年,奥州の戦国大名伊達稙宗(タネムネ)が制定した分国法。詳細な規定が多く,一七一条から成る。
じんかいせんじゅつ
じんかいせんじゅつ [5] 【人海戦術】
(1)損害は覚悟のうえで,大兵力を動員して,数の力で敵を圧倒する戦法。人海作戦。
(2)機械力などを使わず,多数の人員を投入して事を行うこと。
じんかく
じんかく [0] 【人格】
〔personality〕
(1)人柄。品性。「―の修養に努める」「立派な―の持ち主」
(2)〔心〕
(ア)個人のもつ一貫した行動傾向・心理的特性。「性格」と同義に用いることもあるが,知能をも含めたより広義の概念。パーソナリティー。「―特性」
(イ)自我として自己の心理的作用を統合するはたらき。「二重―」
(3)〔倫〕 道徳的行為において,自由意志のもとに権利・義務・責任を担う主体。「―主義」
(4)〔法〕 権利・義務を有する主体。また,その主体となり得る能力。自然人と法人に認められている。権利能力。「―のない社団」
じんかく
じんかく【人格】
character;→英和
personality;→英和
《法》a person.→英和
〜化する personify.→英和
〜を無視(尊重)する ignore (respect) one's personality.‖人格者 a man of character.二重人格 double personality.
じんかくか
じんかくか [0] 【人格化】 (名)スル
人間でないものを,仮に人間と同じものとして考えること。擬人化。
じんかくけん
じんかくけん [4][3] 【人格権】
〔法〕 人の存在や人格と不可分な利益に関する権利の総称。生命・身体・自由・名誉・肖像・プライバシーなどに関する権利。
じんかくしゃ
じんかくしゃ [3][4] 【人格者】
すぐれた人格の備わった人。
じんかくしゅぎ
じんかくしゅぎ [5] 【人格主義】
〔personalism〕
人格を実在や価値の最高原理とする考え。宗教では唯一絶対の人格神を信仰するキリスト教,哲学では自律的人格に絶対的尊厳を認めるカント倫理学などが顕著な例。
じんかくしょうがい
じんかくしょうがい [5] 【人格障害】
人格の偏りや異常によって自分自身や周囲に困難を生じるような障害。精神分裂病や脳疾患などによる人格の変化は含めない。パーソナリティー-ディスオーダー。
じんかくしん
じんかくしん [4][3] 【人格神】
人間的な容姿・意志・感情をもって,人間と交わりを結ぶと信じられている神。未開宗教におけるマナ的な力の観念や近世の合理主義的宗教における神性の観念に対比して,特に人格性の明瞭な崇拝対象をいう。
じんかくしんりがく
じんかくしんりがく [7] 【人格心理学】
人格の構造・機能・特性・評価などに関する研究を行う心理学の一分野。
じんかくしんろん
じんかくしんろん [5] 【人格神論】
⇒有神論(ユウシンロン)(2)
じんかん
じんかん [0] 【腎管】
無脊椎動物に見られる排出器官。普通は卵や精子を運ぶ生殖輸管の機能ももつ。
じんかん
じんかん [0] 【人寰】
人の住んでいる所。世の中。世間。
じんかん
じんかん ヂンクワン [0] 【塵寰】
ちりの世。俗世間。塵界。
じんかん
じんかん [0] 【人間】
〔「ジン」「カン」ともに漢音〕
人の住む世界。世間。にんげん。「―に流行する欺詐(ギサ)術策の容体なり/学問ノススメ(諭吉)」
じんかん
じんかん [0] 【人勧】
「人事院勧告」の略。
じんかん=到る処(トコロ)青山(セイザン)あり
――到る処(トコロ)青山(セイザン)あり
〔幕末の僧,月性(ゲツシヨウ)の「清狂遺稿」による〕
人はどこで死んでも青山(=墳墓の地)とする所はある。故郷を出て大いに活躍すべきである,との意。
〔「人間」は「にんげん」とも読む〕
じんが
じんが [1] 【人我】
⇒にんが(人我)
じんがい
じんがい ヂンガヒ [1] 【陣貝】
戦陣で進退の合図に鳴らす法螺貝(ホラガイ)。
陣貝[図]
じんがい
じんがい [1] 【人外】
(1)人の住む世界の外部。
(2)人の道にはずれること。
(3)人並みの扱いを受けられないもの。
じんがい
じんがい ヂングワイ [0] 【塵外】
俗世間のわずらわしさのない所。塵界の外。
じんがいきょう
じんがいきょう [0] 【人外境】
人の住まないところ。
じんがさ
じんがさ ヂン― [0][3] 【陣笠】
(1)昔,陣中で足軽・雑兵などの下級の武士が兜(カブト)の代わりにかぶった笠。
(2)政党の幹部に追従し,自分の主義・主張をもたない議員。「―連」
陣笠(1)[図]
じんがさ
じんがさ【陣笠】
a soldier's helmet.陣笠連[政党の]the rank and file;backbenchers.
じんがしら
じんがしら ヂン― [3] 【陣頭】
一軍の統率者。
じんがたな
じんがたな ヂン― [3] 【陣刀】
戦陣で用いる刀。軍刀。じんとう。
じんがね
じんがね ヂン― [1] 【陣鉦・陣鐘】
軍隊を進退させるときや,種々の合図をするときに打つ鉦(カネ)や半鐘。
じんがまえ
じんがまえ ヂンガマヘ [3] 【陣構え】
戦陣の形。陣容。
じんき
じんき 【神亀】
年号(724.2.4-729.8.5)。養老の後,天平の前。聖武天皇の代。しんき。
じんき
じんき [0] 【人気】
(1)世上の人の気受け。にんき。「当時の―に向くものは出来ねえ/社会百面相(魯庵)」
(2)その地方一帯の人々の気風。「―のよい土地」
(3)人の気配。「見物衆も群集したる当座にて,―・人音なんどのみにて/拾玉得花」
じんきゅう
じんきゅう [0] 【迅急】 (名・形動)[文]ナリ
勢いがはやくはげしい・こと(さま)。迅速。
じんきょ
じんきょ [1] 【腎虚】 (名)スル
房事過度などのために衰弱すること。また,その病名。水損(スイソン)。「娼婦(オヤマ)買ひして―した人はなけれど/いさなとり(露伴)」
じんきょう
じんきょう [0] 【任侠・仁侠】
⇒にんきょう(任侠)
じんきょう
じんきょう [0] 【人境】
人間の住んでいる所。
じんきょう
じんきょう ヂンキヤウ [0] 【塵境】
ちりでよごれた所。煩わしい俗世間。世の中。
じんぎ
じんぎ [1] 【神器】
(1)神からうけ伝えた宝器。
(2)「三種の神器」の略。
じんぎ
じんぎ ヂン― [1] 【陣議】
⇒陣(ジン)の定(サダメ)
じんぎ
じんぎ [1] 【神祇】
天の神と地の神。天神と地祇。天つ神と国つ神。
じんぎ
じんぎ [1] 【仁義】
(1)儒教で,実践道徳として最も尊ぶ仁と義。
(2)人間が守るべき道徳。
(3)他人に対して礼儀上なすべきつとめ。義理。
(4)〔「辞儀」の転か〕
博徒・香具師(ヤシ)などの間で行われる初対面の挨拶(アイサツ)。
(5)博徒仲間などの社会に特有の道徳。「渡世の―」
じんぎ
じんぎ【仁義】
(justice and) humanity;→英和
moral code (義理).〜を切る make a formal greeting.
じんぎ=を切る
――を切・る
仁義{(4)}を行う。
じんぎいん
じんぎいん [3] 【神祇院】
もと,内務省の外局。1940年(昭和15)神社局より昇格,全国の神社を統括し神社制度の整備拡充をはかった。46年廃止。
じんぎか
じんぎか [3] 【神祇歌】
勅撰和歌集の部立ての一。神に関することを詠んだもの。後拾遺和歌集で初めて使われた。
じんぎかん
じんぎかん [3] 【神祇官】
(1)律令制で,天神地祇の祭祀(サイシ)を執行し,諸国の官社を総管する官庁。太政官(ダイジヨウカン)と並んで二官をなす。かみづかさ。かんづかさ。
(2)1868年(明治1)に置かれた官庁。神祇・祭祀・祝部・神部に関することをつかさどった。71年神祇省と改称され,72年廃止。
じんぎぐみ
じんぎぐみ 【神祇組】
〔神祇に誓い結成したことから〕
江戸初期,水野十郎左衛門を首領に旗本奴の組織した集団。
じんぎしょう
じんぎしょう [3] 【神祇省】
1871年(明治4)神祇官を改称し,太政官の下に設置された官庁。神祇・祭祀(サイシ)のことをつかさどった。翌年,廃止。
じんぎだて
じんぎだて [0] 【仁義立て】
仁義を守ること。
じんぎのししょう
じんぎのししょう 【神祇の四姓】
平安時代,世襲的に神事にあずかった四つの家。王氏(白川家)・中臣氏・斎部氏・卜部氏のこと。
じんぎはく
じんぎはく [3] 【神祇伯】
律令制で,神祇官の長官。従四位下相当。白川家が世襲。かむづかさのかみ。
じんく
じんく [1] 【甚句】
民謡の一群。参加者が順番に唄い踊る形式の酒盛り唄や盆踊り唄。七・七・七・五の詞型で節はさまざま。沢内甚句・秋田甚句など。
じんく
じんく [1] 【神供】
〔「じんぐ」「じんぐう」とも〕
(1)神への供え物。お供物(クモツ)。
(2)密教で,護摩(ゴマ)をたくとき,壇を設けて十二天ならびに鬼神などに供物をささげること。
じんくん
じんくん [0] 【仁君】
臣下をいたわり大切にする君主。仁愛の深い君主。「―の誉れ高い将軍」
じんくん
じんくん [0] 【人君】
人の君たるもの。主君。君主。「―に礼楽を起せといふやうなものだねえ/ヰタ・セクスアリス(鴎外)」
じんぐう
じんぐう [0] 【神供】
⇒じんく(神供)
じんぐう
じんぐう【神宮】
a Shinto shrine.明治神宮 the Meiji Shrine.
じんぐう
じんぐう [3] 【神宮】
□一□
(1)神宮の称号をもつ格式の高い神社。明治神宮・香取神宮・鹿島神宮・橿原(カシハラ)神宮など。
(2)神をまつる建物。神殿。やしろ。
□二□伊勢神宮。
じんぐうかいこう
じんぐうかいこう [5] 【神宮開闔】
⇒神宮奉行(ジングウブギヨウ)
じんぐうかんべしょ
じんぐうかんべしょ 【神宮神部署】
伊勢神宮大宮司の管理に属し,大麻(タイマ)および暦の製造頒布・奉斎事務など,神宮の付属事業を管掌した役所。1900年(明治33)設置,46年(昭和21)廃止。
じんぐうきねんさい
じんぐうきねんさい [6] 【神宮祈年祭】
伊勢神宮で行われる祈年祭。五穀の豊作,国家の平安,天皇の安泰を祈る。古くは二月一二日に行われたが,明治以後は二月一七日に行われる。としごいのまつり。
じんぐうきょう
じんぐうきょう 【神宮教】
教派神道の一。伊勢神宮の教化機関である神宮教院に始まり,1882年(明治15)に神宮教として独立。99年に神宮奉斎会に改められ,神宮大麻の頒布を業務としたが,1946年(昭和21)解散。
じんぐうこうがくかん
じんぐうこうがくかん 【神宮皇学館】
1882年(明治15)久邇宮朝彦親王の令旨により創立された神官養成のための学校。1903年官立学校となり,40年(昭和15)大学となった。第二次大戦後廃校となったが,62年(昭和37)皇学館大学(私立)として復活。本部は三重県伊勢市。
じんぐうこうごう
じんぐうこうごう 【神功皇后】
記紀所伝の仲哀天皇の皇后。気長足姫(息長帯比売)(オキナガタラシヒメ)の漢風諡号(シゴウ)。天皇の死後,新羅(シラギ)に出陣,凱旋(ガイセン)ののち筑紫の地で応神天皇を出産,69年間摂政をつとめたという。「播磨風土記」などでは大帯姫(オオタラシヒメ)とも。
じんぐうしちょう
じんぐうしちょう [5] 【神宮司庁】
三重県伊勢市にある,伊勢神宮に関する事務を行う機関。1871年(明治4)設置,のち,内務省の所管となる。1951年(昭和26)以降,一宗教法人として神宮規則に従って運営される。
じんぐうじ
じんぐうじ [0][5] 【神宮寺】
神社に付属して建てられた寺院。神仏習合思想の現れで,社僧(別当)が神社の祭祀(サイシ)を仏式で挙行した。1868年(明治1)の神仏分離令により廃絶または分離。宮寺。別当寺。神護寺。神宮院。神願寺。
じんぐうたいま
じんぐうたいま [5] 【神宮大麻】
伊勢神宮の神符。
じんぐうとうにん
じんぐうとうにん [5] 【神宮頭人】
⇒神宮奉行(ジングウブギヨウ)
じんぐうぶぎょう
じんぐうぶぎょう [5] 【神宮奉行】
室町幕府の職名。伊勢神宮に関することをつかさどった。神宮開闔(カイコウ)。神宮頭人。
じんぐうぶんこ
じんぐうぶんこ 【神宮文庫】
伊勢神宮司庁所管の図書館。内宮・外宮所蔵の古記録および図書に林崎文庫その他を合わせ,蔵書数二四万余。国史・国文の貴重資料も多い。
じんぐうほうさいかい
じんぐうほうさいかい 【神宮奉斎会】
⇒神宮教(ジングウキヨウ)
じんけい
じんけい [1][0] 【仁兄】 (代)
二人称。手紙などで同輩の男性を敬愛の気持ちをこめていう語。貴兄。
じんけい
じんけい ヂン― [0] 【陣形】
戦闘の隊形。陣構え。碁・将棋の構えについてもいう。「―を整える」
じんけい
じんけい [0] 【仁恵】
人の心情を思ってかける恵み。いつくしみ。なさけ。
じんけいしんかん
じんけいしんかん [5] 【人型神観】
⇒神人同形説(シンジンドウケイセツ)
じんけっせき
じんけっせき [3] 【腎結石】
尿中に含まれる塩類が腎臓内で結石を生じた状態。腎臓結石。腎石症。
じんけつ
じんけつ [0] 【人傑】
知力・才能などがすぐれている人物。
じんけつ
じんけつ [0] 【人血】
人間の血液。
じんけん
じんけん [0] 【人権】
人間が人間らしく生きるために生来持っている権利。
→基本的人権
〔明治初期の right of man の訳語〕
じんけん
じんけん【人絹】
artificial silk;rayon.→英和
じんけん
じんけん【人権】
human[personal]rights.〜を蹂躙する(守る) trample upon (defend) people's rights.‖人権蹂躙 an infringement upon people's rights.世界人権宣言 the Universal Declaration of Human Rights.
じんけん
じんけん [0] 【人絹】
〔「人造絹糸」の略〕
「レーヨン」に同じ。
じんけん
じんけん [0] 【仁賢】
(1)仁の心をもち,しかもかしこさをそなえていること。
(2)仁者と賢者。
じんけんいいんかい
じんけんいいんかい 【人権委員会】
(1)国連経済社会理事会の補助機関として設置された機能委員会の一。国際的な人権伸張について経済社会理事会を補助する。
(2)国際人権規約の履行を確保するため設置された審議機関。規約人権委員会,人権専門委員会ともいう。
じんけんがいこう
じんけんがいこう [5] 【人権外交】
他国における人権侵害や人権擁護の改善を求めて行われる外交。
じんけんしんがい
じんけんしんがい [0] 【人権侵害】
「人権蹂躙(ジユウリン)」に同じ。
じんけんじゅうりん
じんけんじゅうりん [0] 【人権蹂躙】
人権をふみにじること。特に公権力,または権力を有する者が,人間の基本的人権を侵すこと。人権侵害。
じんけんせんげん
じんけんせんげん 【人権宣言】
(1)フランス革命当初の1789年8月,フランスの国民議会が議決した「人と市民の権利の宣言(Déclaration des droits de l'homme et du citoyen)」のこと。前文と一七条から成り,第一条で「人は生まれながらにして自由かつ平等の権利を有する」とうたい,主権在民,法の前の平等,所有権の不可侵などを宣言する。
(2)世界人権宣言のこと。
じんけんひ
じんけんひ [3] 【人件費】
経費のうち,給料・諸手当など人の労働に対して支払われる経費。
じんけんひ
じんけんひ【人件費】
personnel expenses.
じんけんようごいいん
じんけんようごいいん [8] 【人権擁護委員】
基本的人権の侵犯に対する監視・救済を行い,人権思想の普及に努めることを使命とする者。法務大臣の委嘱により市町村ごとに置かれる。
じんげん
じんげん [0] 【尽言】
〔易経(繋辞上)〕
思っていることをすべて言い尽くすこと。また,その言葉。
じんげん
じんげん [0] 【人言】
(1)世人のうわさ。世人の言葉。「是れ全く妾の軽卒に―を信ぜしより起れば/花柳春話(純一郎)」
(2)人間の言葉。
じんこ
じんこ 【神戸】
⇒かんべ(神戸)
じんこ
じんこ ヂン― [1] 【塵壺】
ごみなどを捨てる壺(ツボ)。ちりつぼ。
じんこ
じんこ [1] 【神庫】
神社の宝物を入れた建物。宝物殿。
じんこ
じんこ [1] 【人戸】
人家。民家。また,人民。
じんこう
じんこう【人工】
human work;art;→英和
artificiality.〜的(に) artificial(ly).→英和
〜の美 the beauty of art.‖人工雨 artificial rain.人工衛星 an artificial[a man-made]satellite.人工栄養 artificial nourishment.人工甘味料 a sweetener.人工呼吸 artificial respiration.人工受精 artificial[medical]insemination.人工受精児 a test-tube baby.人工頭脳 artificial brains;an electronic computer.人工頭脳学 cybernetics.人工知能 artificial intelligence <AI> .人工孵(ふ)化 artificial hatching.
じんこう
じんこう【人口】
(1) population;→英和
(the number of) inhabitants.(2)[世間の噂]common talk.〜が稠(ちゆう)密(希薄)である be densely (sparsely) populated.〜に膾炙(かいしや)する be well known.‖人口過剰 overpopulation.人口調査(をする) (take) a census of the population.人口密度 the population density.人口問題 a population problem.
じんこう
じんこう [0] 【人口】
(1)人の数。一定の地域に住んでいる人の総計。
(2)人のうわさ。人の口の端。
じんこう
じんこう ヂン― [0] 【塵垢】
(1)ちりとあか。よごれ。
(2)世俗のわずらわしい事柄。
じんこう
じんこう [0] 【人工】
人の手を加えること。人の力で作ること。人造。人為。
⇔天然
「―の美」
じんこう
じんこう ヂンコフ [0] 【塵劫】
〔「じんごう」とも〕
(1)〔仏〕「塵点劫(ジンデンゴウ)」の略。きわめて長い時間。永劫。
(2)きわめて小さい数(塵)と,きわめて大きい数(劫)。
じんこう
じんこう ヂンカウ [1] 【沈香】
ジンチョウゲ科の常緑高木の幹に自然あるいは人為的につけたきずから真菌が侵入し,生体防御反応によって分泌された油・樹脂の部分を採取したもの。香木の代表とされるもので,水に沈むところから沈水香とも呼ばれる。インド・ベトナム・東南アジア産。優品を伽羅(キヤラ)と呼ぶ。
じんこう
じんこう [0] 【人皇】
(1)神武天皇を初代とする代々の天皇(テンノウ)のこと。それ以前の神代(ジンダイ)に対していう。にんのう。
(2)中国の伝説上の帝王。三皇の一。
じんこう
じんこう [0] 【仁孝】
(1)仁慈と孝行。
(2)いつくしみの心があって孝行なこと。
じんこう
じんこう [0] 【仁厚】
慈悲の心の厚いこと。
じんこう=に膾炙(カイシヤ)する
――に膾炙(カイシヤ)・する
〔林嵩「周朴詩集序」。膾(ナマス)や炙(あぶった魚)が多くの人に賞味されることから〕
詩文などが,広く人々の口にのぼって,もてはやされる。
じんこう=も焚(タ)かず屁(ヘ)もひらず
――も焚(タ)かず屁(ヘ)もひらず
よいこともしなければ悪いこともせず,またよい所もなければ悪い所もなく,平々凡々であることにいう。
じんこういいんかい
じんこういいんかい 【人口委員会】
国連経済社会理事会の補助機関として設置された機能委員会の一。世界人口行動計画の実施状況の監視などをその任務とする。
じんこういどう
じんこういどう [5] 【人口移動】
居所変更を伴う人口の地域間移動。一般に,所得・生活水準の格差や就業機会の多寡などを要因とする。
じんこうえいせい
じんこうえいせい [5] 【人工衛星】
ロケットによって打ち上げられ,地球の周りを公転する人工物体。気象観測・科学観測・通信中継などに使用される。1957年にソ連が打ち上げたスプートニク一号が最初。
じんこうえいよう
じんこうえいよう [5] 【人工栄養】
(1)母乳以外で乳児をやしない育てること。また,その栄養分。牛乳・粉乳など。
⇔自然栄養
(2)普通の食物以外の,注射・点滴などによって補う栄養分。
じんこうかいすい
じんこうかいすい [5] 【人工海水】
無機塩類組成や浸透圧などが天然海水と同じになるように調製した水溶液。
じんこうかしょう
じんこうかしょう [1][5] 【腎硬化症】
慢性の腎疾患によって腎臓が硬く小さくなった状態。
じんこうかんせつ
じんこうかんせつ [5] 【人工関節】
障害のある関節を外科的に置換するため,セラミックスなどで作製された関節。
じんこうかんそう
じんこうかんそう [5] 【人工乾燥】
木材を乾燥装置に入れ人為的に加熱し,短期間で材の含水率を目標値まで下げること。蒸気式・除湿式・減圧式・高周波式などがある。人乾。
⇔天然乾燥
じんこうかんみりょう
じんこうかんみりょう [7] 【人工甘味料】
甘味があり,砂糖の代用にされる合成食品添加物。サッカリン・アスパルテーム,グリシルリジン酸のナトリウム塩など。
じんこうき
じんこうき ヂンコフキ 【塵劫記】
江戸時代の数学書。吉田光由著。1627年刊。入門的・実用的な書。算盤(ソロバン)・乗法・除法その他をわかりやすく説明,和算を発展させるとともに庶民に数学を普及する上で大きな役割を果たした。
じんこうききょうじゅつ
じんこうききょうじゅつ [6] 【人工気胸術】
⇒気胸療法(キキヨウリヨウホウ)
じんこうぎょしょう
じんこうぎょしょう [5] 【人工魚礁】
⇒築(ツ)き磯(イソ)
じんこうけっかん
じんこうけっかん [5] 【人工血管】
病変または外傷によって血行障害を来した血管と置換するため,テフロン・ポリエステルなどで作られた血管。
じんこうげんご
じんこうげんご [5] 【人工言語】
(1)国際共通語を目ざして人為的に作られた言語。エスペラントなど。
(2)言語規則が人為的に明確に規定されている言語。コンピューターのプログラム言語や記号論理学の言語など。
⇔自然言語
じんこうげんそ
じんこうげんそ [5] 【人工元素】
原子核反応などによって人工的につくりだされた元素。原子番号四三番のテクネチウム,六一番のプロメチウムと,九三番のネプツニウム以降の,原子番号の大きいものなどで,すべて放射性。
じんこうこうう
じんこうこうう [5] 【人工降雨】
過冷却の雲の中に凝結の核となるヨウ化銀やドライ-アイスを散布するなどして,人工的に雨を降らせること。
じんこうこうぞう
じんこうこうぞう [5] 【人口構造】
男女・年齢・配偶関係などの属性別の人口の構成。年齢別人口構造が最も基本的な構造であり,出生や死亡のレベル,社会の生産力などの基底的要因となる。
じんこうこうとう
じんこうこうとう [5] 【人工喉頭】
喉頭摘出によって音声を失した患者に対して用いる発声装置。ゴム膜を振動させるものと電気的振動を利用するものがある。
じんこうこうはい
じんこうこうはい [5] 【人工交配】
主に品種改良を目的として,人為的に受精または受粉させること。
じんこうこうぶつ
じんこうこうぶつ [5] 【人工公物】
〔法〕 行政主体が人工を加えて,公の用に供する公物。道路・運河・橋など。
⇔自然公物
じんこうこうもん
じんこうこうもん [5] 【人工肛門】
直腸切除や閉塞症状に対する処置として,腸管を体外に引き出して,内容物を排出できるように造設された人為的な肛門。
じんこうこきゅう
じんこうこきゅう [5] 【人工呼吸】
仮死状態に陥った者を生き返らせるために,空気を肺臓内に送り込む方法。口移しで口または鼻から空気を吹き込む方法や,仮死者の胸部を手で押して呼吸を回復させる方法,人工呼吸器を用いる方法などがある。
じんこうこきゅうき
じんこうこきゅうき [6] 【人工呼吸器】
救急時・麻酔使用時,また病室で,患者の肺に空気または酸素を送って呼吸を助けるための装置。レスピレーター。
じんこうしこん
じんこうしこん [5] 【人工歯根】
欠損した歯の根元に埋め込むためにセラミックス・金属などで作られた歯根。
じんこうしば
じんこうしば [3] 【人工芝】
天然の芝の代わりに用いる合成繊維製のマット。野球場・テニス-コートなどで用いる。
じんこうしんぱい
じんこうしんぱい [5] 【人工心肺】
心臓外科手術の際用いられる装置。心臓と肺の機能を代行するもの。静脈血を体外に導き,酸素を吹き込んでポンプにより動脈に送る。
じんこうじしん
じんこうじしん [5] 【人工地震】
地下構造や地下資源探査の目的で,火薬を爆発させるなどして,人工的に起こす地震。
じんこうじばん
じんこうじばん [5] 【人工地盤】
人工的に作られた建設用の地盤。都市部など土地利用の有効化を図るために,既存構造物で容積率に余裕がある空間に建設し,その上部に建築物を建てる場合が多い。
じんこうじゅせい
じんこうじゅせい [5] 【人工授精】
人為的に雌雄の生殖細胞を接触させ,その間で受精を行わせること。人為授精。人工媒精。
じんこうじゅふん
じんこうじゅふん [5] 【人工授粉】
花粉を人の手によってめしべの柱頭につけること。人為授粉。
じんこうせいたい
じんこうせいたい [5] 【人口静態】
ある一定時点でとらえた人口の大きさや構造を,静止して考察した人口状態。昼間人口・夜間人口・年齢別人口などはこれにあたる。静態人口。
⇔人口動態
じんこうせいめい
じんこうせいめい [5] 【人工生命】
〔artificial life〕
自然界の生命体のもつ特徴的なふるまいを,コンピューターなどの人工的なシステムによって実現したもの。仮想環境のなかで自律的な挙動を行い,環境の変化に合わせて学習したり進化したりする。AL 。
じんこうぞうき
じんこうぞうき [5] 【人工臓器】
生体の臓器の代用となるように作られた人工装置。人工心肺・人工腎臓など。
じんこうたんいせいしょく
じんこうたんいせいしょく [8] 【人工単為生殖】
有性生殖をする生物の卵に物理的・化学的な刺激を与えて,精子なしに個体発生を誘導すること。カイコ・ウニ・魚類などで行われている。人為単為生殖。
じんこうちのう
じんこうちのう [5] 【人工知能】
〔artificial intelligence〕
学習・推論・判断といった人間の知能のもつ機能を備えたコンピューター-システム。応用として,自然言語の理解,機械翻訳,エキスパート-システムなどがある。AI 。
じんこうてき
じんこうてき [0] 【人工的】 (形動)
自然のままでないさま。人の手を加えたさま。「―な風景」「―に川の流れを変える」
じんこうてんたい
じんこうてんたい [5] 【人工天体】
人工的に打ち上げられ,地球以外の惑星を周回したり,惑星間を飛行したりする衛星のこと。人工惑星。
じんこうとう
じんこうとう [0] 【人工島】
海洋・湾・湖などの一部を埋め立てたり,軽量コンクリートなどの浮体物によって建設された島。
じんこうとうけい
じんこうとうけい [5] 【人口統計】
人口の構造・分布・変動などの現象についての統計。国勢調査などの一時点の人口の状態をとらえる人口静態統計と二つの時点間の出生数・死亡数・移動数などをとらえる人口動態統計とに分けられる。
じんこうとうせき
じんこうとうせき [5] 【人工透析】
腎不全の治療法の一。腎臓の機能を代行する装置を用い,血液を体外に導いて老廃物を除き必要な電解質などを補給して体内に戻す。薬物中毒や高度の浮腫などにも適用される。血液透析。
じんこうとうはん
じんこうとうはん [5] 【人工登攀】
足場や手がかりの少ない岩壁などを,ハーケン・あぶみ・埋め込みボルトなどの人工的な手段を使って登攀する方法。
じんこうどうたい
じんこうどうたい [5] 【人口動態】
二つの時点間の人口の変化。人口の規模を変化させる出生・死亡・流出・流入と,人口の状態を変化させる結婚・離婚の数で把握する。動態人口。
⇔人口静態
じんこうにく
じんこうにく [3] 【人工肉】
大豆などの植物性タンパク質を繊維状に加工した肉状の食品。食肉加工品の増量材などとして用いる。
じんこうにんしんちゅうぜつ
じんこうにんしんちゅうぜつ [9] 【人工妊娠中絶】
妊娠中に,人為的に流産や早産をさせること。堕胎。妊娠中絶。中絶。優生保護法により規制を受けている。
じんこうふか
じんこうふか [5] 【人工孵化】
環境を人工的に管理して孵化を効率的に行うこと。ニワトリ・カイコ・水産動物などで行われる。
じんこうほうしゃせいかくしゅ
じんこうほうしゃせいかくしゅ [10] 【人工放射性核種】
α線・β線・中性子線などを原子核に当てて人工的に得る放射性核種。1934年にジョリオ=キュリー夫妻がポロニウムから出るα線を種々の原子核に当てることによってつくって以来,現在ではサイクロトロン・原子炉などで極めて多数の放射性核種が得られている。リン 32 ・コバルト 60 など。
じんこうほうしゃせいげんそ
じんこうほうしゃせいげんそ [10] 【人工放射性元素】
天然には存在せず,核反応を利用してサイクロトロンや原子炉で人工的につくり出された放射性元素。人工放射性核種のうちで,同一の原子番号を共有するもの。
じんこうほうそく
じんこうほうそく [5] 【人口法則】
人口の増加は,食糧(土地の生産力)の増加に限界があることによって制限されるというもの。マルサスが「人口論」の中で唱えた。
じんこうみつど
じんこうみつど [5] 【人口密度】
一定地域における単位面積当たりの人口数。普通,1平方キロメートル当たりの人口数で表す。
じんこうもんだい
じんこうもんだい [5] 【人口問題】
人口の増減や分布・構成の変化によって引き起こされる社会問題。
じんこうもんだいけんきゅうじょ
じんこうもんだいけんきゅうじょ 【人口問題研究所】
厚生省の付属研究機関。人口問題の研究・実地調査などを行う。1939年(昭和14)創設。
じんこうりろん
じんこうりろん [5] 【人口理論】
人口の大きさ・構成や,人口集団の変動などについて,その原因と結果を明らかにする理論。
じんこうりん
じんこうりん [3] 【人工林】
種をまいたり,植樹したりして人工的に育成した森林。
⇔天然林
じんこうろん
じんこうろん 【人口論】
経済学書。イギリスの経済学者マルサス著。1798年刊。人口の自然増加は幾何級数的であるのに対し,生活に必要な物資は算術級数的にしか増加しないから,過剰人口による貧困の増大は避けられないという人口法則を立て,ゴドウィンらの社会主義思想を批判した。
じんこうろん
じんこうろん [3] 【人工論】
世の中のものはすべて人間が作ったものだと考える,幼児に特徴的な思考様式。
じんこうろん
じんこうろん 【人口論】
書名(別項参照)。
じんこうピラミッド
じんこうピラミッド [7] 【人口―】
国などの地域のある時点における年齢階層別人口を上下に,男女を左右に分けて並べた図。その形態によって人口構成を知ることができる。一般に発展途上国などの多産多死型社会ではピラミッド型になるが,先進国などの少産少死型社会では壺(ツボ)型になる。
じんこくき
じんこくき 【人国記】
(1)地誌。二巻。著者未詳。室町末期の成立か。1701年の刊本は関祖衡による改編。伴信友校閲のものなどもある。各地の風俗やその土地に住む武士から庶民までの性向について国別に論じたもの。
(2)都道府県別(国名別)に,その地方から出た著名人物を評論した記事または書物。
じんこじき
じんこじき [3] 【神今食】
⇒じんこんじき(神今食)
じんこつ
じんこつ [0] 【人骨】
(1)人間の骨。
(2)人品。器量。[日葡]
じんこんじき
じんこんじき [3] 【神今食】
陰暦六月と一二月の一一日,月次祭(ツキナミノマツリ)の夜に行われた宮中の神事。神嘉殿に天皇が天照大神(アマテラスオオミカミ)をまつり,火を改めて新たに炊いた飯を供え,天皇みずからも食する。新嘗(ニイナメ)祭が新穀を用いるのに対し,旧穀を用いた。かむいまけ。じんこじき。
じんご
じんご 【尽期】
すっかり尽きて,なくなってしまう時。最後。終わり。「私に活計を至さん,―有るべからず/正法眼蔵随聞記」
じんご
じんご【人後に落ちない】
be second to none <in> ;be as good as anyone else.
じんご
じんご [1] 【人後】
他の人のあと。他人の下位。
じんご
じんご [1] 【人語】
(1)人間の言葉。「―を解する犬」
(2)人の話し声。
じんご
じんご [1] 【壬午】
干支(エト)の一。みずのえうま。
じんご
じんご ヂン― [1] 【陣伍】
軍隊の列。隊伍。陣列。
じんご=に落ち∘ない
――に落ち∘ない
他人より劣らない。他人にひけをとらない。「遊ぶことにかけては―∘ない」
じんごう
じんごう ヂンガウ [0] 【塵囂】
俗世間のうるさい事柄。
じんごぐんらん
じんごぐんらん 【壬午軍乱】
1882年壬午の年に,朝鮮の首都漢城(ソウル)で起きた事変。親日的な閔妃(ビンピ)政権の軍制改革に反対して大院君が軍隊を動かしたもので,日本人軍事教官殺害,日本公使館焼き打ちに発展したが失敗した。この結果済物浦(サイモツボ)条約が結ばれたが,その後清国が朝鮮支配を強化した。壬午事変。
じんごけいうん
じんごけいうん 【神護景雲】
年号(767.8.16-770.10.1)。天平神護の後,宝亀の前。称徳天皇の代。
じんごじ
じんごじ 【神護寺】
(1)京都市右京区梅ヶ畑高雄町にある真言宗の別格本山。奈良末期に和気清麻呂が創建した河内国の神願寺を,824年和気真綱が高雄に移し,高雄山寺と合併し,神護国祚真言寺と号した。初代住持は空海。大火などで一時荒廃したが,鎌倉初期,文覚が再興。寺宝に薬師如来立像・五大虚空蔵菩薩坐像・源頼朝画像などがある。
(2)神宮寺(ジングウジ)の別称。
じんごのきみ
じんごのきみ 【尽期の君】
尽き果てるときまでともに変わるまい,と誓い合った恋人。「―は来ぬもよい会者は定離の世の習ひ/宗安小歌集」
じんさい
じんさい [0] 【人才】
才知に富む人物。人材。「国の第一の宝たる―を/非戦論の原理(鑑三)」
じんさい
じんさい【人災】
a man-made calamity.
じんさい
じんさい [0] 【人災】
〔「天災」に対して作られた語〕
人間の不注意・怠慢などが主な原因で起こる災害。
⇔天災
じんさいてん
じんさいてん 【仁斎点】
江戸時代,伊藤仁斎が中国の古注によって漢文に施した訓点。
じんざい
じんざい【人材】
(a man of) talent;→英和
a talented man.〜を求める look out for talent.
じんざい
じんざい [0] 【人材】
才能のある人。役に立つ人物。人才。「―を発掘する」「―登用」
じんざいぎんこう
じんざいぎんこう [5] 【人材銀行】
定年退職者や中高年求職者に,その経験を生かした専門的職業を紹介する機関。公共職業安定所の組織の一部をいうが,民営のものをよぶこともある。
じんざいはけんぎょう
じんざいはけんぎょう [6] 【人材派遣業】
自己の雇用する労働者を他企業の要請に応じて派遣する事業。労働者派遣法(1986年制定)により一定の制限を受ける。
じんざもみ
じんざもみ 【甚三紅】
承応年間(1652-1655),京都の桔梗屋甚三郎が茜(アカネ)を使って染め出した紅梅色の無地の絹布。
じんし
じんし ヂン― [1] 【塵滓】
ちりとおり。また,けがれ。「優しく愛らしく,些(チト)の―を留めざる美しさは/即興詩人(鴎外)」
じんし
じんし [1] 【尋思】 (名)スル
深く考えること。「原書に就きて回想―すれば僅に其緒を得るのみ/経国美談(竜渓)」
じんし
じんし [1] 【人視】 (名)スル
人とみなすこと。「自(オノズ)から之を―せざるを得ず/文明論之概略(諭吉)」
じんし
じんし [1] 【人士】
地位・教養のある人。「法律専攻の―」
じんしつ
じんしつ [0] 【迅疾】
はやいこと。迅速。
じんしゃ
じんしゃ [1] 【人車】
(1)人力車。
(2)鉱山で,鉱員を乗せて坑道を走る車。
じんしゃ
じんしゃ [1] 【仁者】
(1)情け深い心の人。仁人。
(2)仁徳を身につけた人。
じんしゃ=は山を楽しむ
――は山を楽しむ
〔論語(雍也)〕
仁者は天命に安んじ,欲に動かされず心静かな心境にあるので,不動の山を愛する。
じんしゃ=は憂(ウレ)えず
――は憂(ウレ)えず
〔論語(子罕)〕
仁者は道理に従い天命に安んずるから,心をわずらわせ心配することがない。
じんしゃ=は敵なし
――は敵なし
〔孟子(梁恵王上)〕
仁者はひろく人を愛するから,敵対するものがない。
じんしゃく
じんしゃく [0] 【人爵】
位階・官禄など,人の定めた栄誉。
⇔天爵
じんしゅ
じんしゅ [0] 【人種】
(1)地球上の人類を,骨格・皮膚の色・毛髪の形など身体形質の特徴によって区別した種類。普通,白色人種・黒色人種・黄色人種に三大別するが,分類不能な集団も多い。
(2)人を環境・職業などの違いによる生活習慣や気質を共通の特徴として分類した言い方。族。「深夜―」「政治家という―」
じんしゅ
じんしゅ【人種】
a (human) race.〜的 racial.→英和
‖人種学 ethnology.人種学者 an ethnologist.人種的偏見(差別) a racial prejudice (discrimination).人種問題 a racial problem.
じんしゅ
じんしゅ [1] 【人主】
君主。きみ。人君。
じんしゅかくりせいさく
じんしゅかくりせいさく [7] 【人種隔離政策】
⇒アパルトヘイト
じんしゅがく
じんしゅがく [3] 【人種学】
⇒自然人類学(シゼンジンルイガク)
じんしゅさべつ
じんしゅさべつ [4] 【人種差別】
人種的・民族的偏見による社会的・経済的・法的な差別。
じんしゅさべつてっぱいじょうやく
じんしゅさべつてっぱいじょうやく 【人種差別撤廃条約】
正称,あらゆる形態の人種差別の撤廃に関する国際条約。あらゆる種類の人種差別を非難し,その撤廃と人種間の理解促進を目的とする。実施確保のために人種差別撤廃委員会を設置。1965年採択,69年発効。
じんしゅしゅぎ
じんしゅしゅぎ [4] 【人種主義】
〔racism〕
人種に本質的な優劣を認め,構成する人種により社会や文化の優劣を判断する考え方。アーリア民族優越論・有色人種劣等論・黄禍論・アパルトヘイト政策など。人種差別主義。
じんしゅてきへんけん
じんしゅてきへんけん [0] 【人種的偏見】
ある人種に属する個人や集団が他の人種に属する個人や集団に対してもつ,かたよった見方。
じんしょ
じんしょ [1] 【甚暑】
はなはだ暑いこと。はなはだしい暑さ。大暑。酷暑。
じんしょ
じんしょ ヂン― [3] 【陣所】
陣屋。陣営。
じんしょう
じんしょう [0] 【人証】
「人的証拠」の略。
じんしょうたい
じんしょうたい [3] 【腎小体】
腎臓の皮質を構成する直径0.1〜0.2ミリメートルの球体。糸球体とこれを包むボーマン嚢(ノウ)とから成る。マルピーギ小体。
→腎単位
じんしん
じんしん [0] 【壬申】
干支(エト)の一。みずのえさる。
じんしん
じんしん [0] 【人身】
(1)人間のからだ。人体。
(2)個人の身の上。
じんしん
じんしん [0] 【深信】
〔仏〕 心の底から深く信ずること。
じんしん
じんしん ヂン― [0] 【塵心】
俗世間の汚れた心。俗界の名利をむさぼる心。
じんしん
じんしん【人心】
men's minds[hearts];(the) public feeling.〜を収める win the hearts of the people.→英和
じんしん
じんしん [0] 【仁心】
なさけ深い心。仁愛の心。
じんしん
じんしん【人身攻撃(をする)】
(make) a personal attack <on> .人身事故 a fatal accident.人身売買 human traffic;slave trade.
じんしん
じんしん [0] 【深心】
〔仏〕
(1)浄土に生まれる者が備える三心の一。念仏すれば往生できると,深く信じること。
(2)菩薩の三心の一。妙理・善道を求める心。
じんしん
じんしん [0] 【人心】
人間の心。世の中の人々の気持ちや考え。「―を安定させる」「―が離反する」
じんしん
じんしん [0] 【人臣】
けらい。臣下。「位―を極める」
じんしん
じんしん [0] 【甚深】
〔古くは「じんじん」とも〕
はなはだ意味深遠であること。神秘であること。「てめへなんぞに仏法の―不可思議なことを説(イ)つてきかせても/西洋道中膝栗毛(魯文)」
じんしん=の同じからざるはその面(オモテ)の如(ゴト)し
――の同じからざるはその面(オモテ)の如(ゴト)し
〔左氏伝(襄公三一年)〕
人の心が,それぞれに違っているのは,その顔が一人一人異なっているのと同様である。
じんしんきゅうり
じんしんきゅうり 【人身窮理】 ・ ―キウ― 【人身究理】
江戸時代の蘭学で,生理学のこと。
じんしんくぎ
じんしんくぎ [5] 【人身供犠】
人身御供(ヒトミゴクウ)のこと。人柱(ヒトバシラ)。
じんしんこうげき
じんしんこうげき [5] 【人身攻撃】
個人的な事情や私的な行動にまで立ち入ってその人を非難すること。
じんしんこせき
じんしんこせき 【壬申戸籍】
1872年(明治5)壬申の年,明治政府が作った最初の全国的戸籍。「四民平等」の推進を前提としていたが,士族・平民・新平民などの身分差別呼称を残した。
じんしんじこ
じんしんじこ [5] 【人身事故】
人がけがをしたり死んだりする事故。特に,交通事故。
じんしんのじゆう
じんしんのじゆう 【人身の自由】
⇒身体(シンタイ)の自由
じんしんのらん
じんしんのらん 【壬申の乱】
672年,壬申の年,天智天皇の子大友皇子と同天皇の実弟大海人皇子(オオアマノオウジ)との間で起こった皇位継承をめぐる争い。一か月余の戦いの結果,大友皇子は自害し,大海人皇子が翌年正月即位して天武天皇となり,以後大化の改新が一層強力に推進された。
じんしんばいばい
じんしんばいばい [5] 【人身売買】
人格を認めず,品物のように人間を売り買いすること。
じんしんほごほう
じんしんほごほう [6] 【人身保護法】
(1)人身の自由が不当に奪われている場合に,司法裁判により迅速容易にその自由を回復させることを目的とする法律。1948年(昭和23)制定。
(2)1679年イギリス議会が不法な逮捕や裁判を禁じて,人権保障の確立のために設けた法律。
じんしんわらん
じんしんわらん 【壬辰倭乱】
豊臣秀吉による文禄の役の朝鮮側からの呼称。慶長の役は丁酉(テイユウ)倭乱という。
じんじ
じんじ【人事】
human[personal]affairs;personnel affairs (職員関係).〜を尽す do one's best.‖人事院 the National Personnel Authority.人事課 the personnel section.人事行政(管理,異動) personnel administration (management,changes).人事興信所 a private inquiry agency.
じんじ
じんじ ヂン― [1] 【塵事】
世間の俗事。
じんじ
じんじ [1] 【仁慈】 (名・形動)[文]ナリ
いつくしみめぐむ・こと(さま)。「蓋(ケダ)し皇天の―なる,猶ほ且つ万人の所望を満たすこと能はず/佳人之奇遇(散士)」
じんじ
じんじ [1] 【人事】
(1)(自然の事柄に対して)人間に関する事柄。
(2)人としてなしうる事柄。人としてすべき事柄。
→人事を尽くして天命を待つ
(3)(会社や組織内での)個人の地位・職務・能力などに関する事柄。「―考課」
(4)「人事異動」の略。「新しい―が発表になる」
(5)人間社会における出来事。俳句の分類では,天文・地理・動植物以外の題材のこと。
(6)人としての知覚や感覚。意識。「麻睡剤を飲まされ,二日間全く―を弁ぜざりしが/花間鶯(鉄腸)」
じんじ=は棺を蓋(オオ)うて定まる
――は棺を蓋(オオ)うて定まる
その人の真の姿や価値は,死んで初めて正しく判断される。
→棺を蓋いて事定まる
じんじ=を尽くして天命を待つ
――を尽くして天命を待つ
〔胡寅「読史管見」〕
人としてできるかぎりのことを実行し,その結果は天の意思にまかせる。
じんじいいんかい
じんじいいんかい [5] 【人事委員会】
地方公務員法に基づき,都道府県や指定都市に設置される,地方公務員の人事行政を扱う機関。
→公平委員会
じんじいどう
じんじいどう [4] 【人事異動】
地位・職務・勤務地などが変わること。
じんじいん
じんじいん [3] 【人事院】
国家公務員の勤務条件の改善の勧告や職階制・任免・懲戒・苦情処理などに関する事務を取り扱う中央人事行政機関。内閣の所轄の下にあるが,人事行政の公正・統一をはかるために,独立して権限を行使する。1948年(昭和23)設置。
じんじいんかんこく
じんじいんかんこく [6] 【人事院勧告】
公務員の給与・勤務条件などが,社会一般の情勢に適応するように,国会および内閣に対して人事院が行う報告と勧告。
じんじいんきそく
じんじいんきそく 【人事院規則】
人事院がその所掌事務について定めた規則。職員(国家公務員)の任免・身分保障・懲戒,営利企業への就職や政治的行為などについて詳細に定める。
じんじかん
じんじかん [3] 【人事官】
人事院を組織する者。三名で,うち一名は総裁。
じんじかんり
じんじかんり [4] 【人事管理】
組織体が従業員の効率的活用を図るために行う諸施策を包括していう語。採用・教育訓練・配置・昇進その他に及ぶ。労務管理と同義に用いられることもある。
じんじけん
じんじけん [3] 【人事権】
使用者が労働者の採用・配置・解雇などを決定する権利。労働法・労働協約などによって制限される。
じんじこうか
じんじこうか [4] 【人事考課】
従業員の業務遂行能力・性格・適性・将来性などの人的評価を行うこと。勤務評定。業績評価。
じんじそう
じんじそう [0] 【人字草】
ユキノシタ科の多年草。山中の湿地に自生。葉は掌状に深裂。晩秋,花茎が出て多数の白色五弁の小花を円錐状につける。花弁のうち二個が長く垂れ下がり「人」の字形となる。モミジバダイモンジソウ。
じんじそしょう
じんじそしょう [4] 【人事訴訟】
人の基本的身分関係の確定や形成を目的とする民事訴訟。人事訴訟手続法に基づく,婚姻・養子縁組・親子関係などに関する訴訟。
じんじつ
じんじつ [0] 【尽日】
(1)一日じゅう。終日。「―降雨」
(2)各月または一年の最後の日。みそか。おおみそか。
じんじつ
じんじつ [0] 【人日】
五節句の一。陰暦正月七日のこと。七種粥(ナナクサガユ)を祝う風習がある。人の日。[季]新年。
じんじふせい
じんじふせい【人事不省の】
unconscious.→英和
〜に陥る faint;→英和
lose consciousness.
じんじふせい
じんじふせい [1] 【人事不省】
意識不明・昏睡状態になること。「―に陥る」
じんじゃ
じんじゃ【神社】
a Shinto shrine.
じんじゃ
じんじゃ [1] 【神社】
産土神(ウブスナガミ),天神地祇(チギ),皇室や氏族の祖神,国家に功労のあった者,偉人・義士などの霊を神として祀(マツ)った所。やしろ。おみや。じんしゃ。
じんじゃけんちく
じんじゃけんちく [4] 【神社建築】
神社の神殿および付属建築。普通,境内には本殿・拝殿・手水舎(チヨウズヤ)などを設け,周囲に玉垣をめぐらし,正面入り口に鳥居を建てる。本殿の様式によって大社造り・住吉造り・神明造り・春日造り・権現造りなどがある。
じんじゃごうし
じんじゃごうし [4] 【神社合祀】
明治初頭と末頃に,国家管理のために政府が推進した神社の整理合併策。
じんじゃしんとう
じんじゃしんとう [4] 【神社神道】
神社を中心として,祭儀その他を行う信仰組織。明治以後に成立した教派神道と区別するために用いられた呼称。戦前までは,国家の管理下に置かれ,宗教にあらずとされた。
じんじゃだいしょう
じんじゃだいしょう 【深沙大将】
仏教の守護神の一。玄奘(ゲンジヨウ)がインドへ旅した際に砂漠で彼を守護したと伝えられる鬼神。大般若経の守護神で,多聞天あるいは観音の化身とされる。像は忿怒(フンヌ)の相をし,左手に蛇を握り,胸に髑髏(ドクロ)の瓔珞(ヨウラク)をつけ,腹部に子供の顔を現す。
じんじゃほんちょう
じんじゃほんちょう [4] 【神社本庁】
1945年(昭和20)の神道指令により国家から分離された神社を組織するため,翌年設立された宗教法人。伊勢神宮を本宗とし,全国大半の神社を包括する。地方組織として各都道府県に神社庁がある。
じんじゅ
じんじゅ [1] 【仁寿】
〔論語(雍也)〕
仁徳があって長命なこと。
じんじゅ
じんじゅ [1] 【人寿】
人間の寿命。
じんじゅじ
じんじゅじ 【神呪寺】
兵庫県西宮市甲山町にある真言宗御室派の寺。山号,摩尼山。淳和天皇の妃,如意尼が創建したのに始まるという。のち源頼朝が再興。本尊は如意輪観音。甲山(カブトヤマ)大師。かんのうじ。
じんじゅつ
じんじゅつ [0] 【仁恤】
仁徳をもって人を助けること。
じんじゅつ
じんじゅつ [1] 【仁術】
儒教の最高の徳である仁を行う方法。「医は―なり」
じんじゅつ
じんじゅつ【仁術】
<Medicine is> a benevolent art.
じんじゅでん
じんじゅでん 【仁寿殿】
⇒じじゅうでん(仁寿殿)
じんじょ
じんじょ 【尋所】 (名)スル
「尋承(ジンジヨウ)」に同じ。「是(=私)も八嶋へ参るが,いまだ案内を知らぬに,―せよ/平家 11」
じんじょ
じんじょ [1] 【仁恕】
(1)あわれみ深くおもいやりがあること。
(2)あわれんで罪過をゆるすこと。
じんじょう
じんじょう 【尋承】 (名)スル
〔「じんしょう」とも〕
案内すること。また,その人。尋所。「親家を西国の案内者にたのむ,屋島の―せよ/盛衰記 42」
じんじょう
じんじょう 【刃傷】
⇒にんじょう(刃傷)
じんじょう
じんじょう [0] 【晨朝】
〔「しんちょう」「じんちょう」とも〕
(1)六時{(1)}の一。昼を三分した最初の時間。ほぼ現在の午前六時から一〇時頃。また,その間に行う勤行。
(2)「晨朝の鐘」の略。「はや引き渡す山かつら寺の―告げ渡れば/浄瑠璃・二つ腹帯」
じんじょう
じんじょう [0] 【尋常】
■一■ (名・形動)[文]ナリ
〔「尋」は八尺,「常」はその二倍の意で,わずかな長さ・広さを表す〕
(1)特に変わった点のない・こと(さま)。あたりまえ。並み。普通。「―の手段ではうまくいくまい」
(2)特に悪い点がなく,普通な・こと(さま)。「―な顔立ち」
(3)振る舞いなどが見事なこと。見苦しくないこと。また,そのさま。殊勝。「いざ―に勝負しろ」「―に白状しろ」
(4)人柄が素直で品のよい・こと(さま)。「まことに―なる女房,装束もやさしき体なる/沙石 7」
(5)かなり立派なこと。かなりな程度のこと。また,そのさま。「よき馬に―の鞍置きて/今昔 29」
■二■ (名)
「尋常小学校」の略。「―三年」
じんじょう
じんじょう【尋常の】
ordinary;→英和
common;→英和
simple.→英和
〜に commonly;→英和
ordinarily;→英和
<play> fair (正々堂々と).→英和
〜でない uncommon.→英和
じんじょういちよう
じんじょういちよう [0] 【尋常一様】
普通で,他と異なるところがないこと。並みひととおり。ふつう。「―の方法では解決しない」
じんじょうか
じんじょうか [0] 【尋常科】
旧制度で,尋常小学校の通称。
じんじょうこうとうしょうがっこう
じんじょうこうとうしょうがっこう [11] 【尋常高等小学校】
旧制の小学校で,尋常小学校と高等小学校の課程を併置した学校。
じんじょうさはん
じんじょうさはん [5] 【尋常茶飯】
〔日頃飲食している茶や飯の意〕
少しも珍しくないこと。日常茶飯。
じんじょうしょうがっこう
じんじょうしょうがっこう [7] 【尋常小学校】
1886年(明治19)小学校令により設置され,満六歳以上の児童に初等普通教育を施した義務制の小学校。期間は最初四年,1907年から六年。41年(昭和16)国民学校令により国民学校初等科と改称された。
じんじょうのかね
じんじょうのかね 【晨朝の鐘】
晨朝の勤行のときに鳴らす鐘。
じんじょうよう
じんじょうよう [3] 【尋常葉】
⇒普通葉(フツウヨウ)
じんじん
じんじん [0] 【仁人】
仁徳を備えた人。仁者。
じんじん
じんじん ヂンヂン [0] 【陣陣】
■一■ (名)
おのおのの陣。
■二■ (ト|タル)[文]形動タリ
(1)風の吹きしきるさま。「湘海(シヨウカイ)は―の風に吹き立てられて/自然と人生(蘆花)」
(2)切れ切れに続くさま。
じんじんばしょり
じんじんばしょり ヂンヂン― [5]
〔「ぢぢばしょり(爺端折)」の転〕
着物の後ろの裾(スソ)をつまみあげ,帯の結び目のところで折り込むこと。じんじばしょり。「袖頭巾をひら��とかむり,尻を―にして/洒落本・辰巳之園」
じんす
じん・す ヂン― 【陣す】 (動サ変)
⇒じんする(陣)
じんすい
じんすい [0] 【尽瘁】 (名)スル
全力をつくし,自分のことはかまわずに苦労すること。「育英学舎の為めに十分―する覚悟である/思出の記(蘆花)」
じんすい
じんすい ヂン― [0] 【沈水】
〔「ちんすい」とも〕
「沈水香」の略。
じんすい
じんすい 【腎水】
精液。「うなゐこ(=幼児)よりこのかた,―をかえほして/浮世草子・一代男 1」
じんすいこう
じんすいこう ヂン―カウ [3] 【沈水香】
「沈香(ジンコウ)」に同じ。
じんすけ
じんすけ [1][0] 【甚助・甚介】
〔「じんばり」を人名化した語〕
淫乱な,または嫉妬深い性質。また,そういう性質の男。「素人らしく―でも有るめえが/人情本・梅児誉美(後)」
じんすけ=を起こす
――を起こ・す
嫉妬する。やきもちをやく。
じんする
じん・する ヂン― [3] 【陣する】 (動サ変)[文]サ変 ぢん・す
陣を構える。陣どる。「両軍,川をはさんで―・する」
じんずい
じんずい [1][0] 【神水】
〔「しんすい」「じんすい」とも〕
(1)神前に供える水。神に誓うときに飲んだ。「牛血を啜つて―と成し,是を起請の始とす/歌舞伎・韓人漢文」
(2)神域に湧き出ている水。神聖な水。
じんずう
じんずう [0] 【神通】
〔仏〕 超人的能力。通力。通。「―もなき人々の命を捨て/栂尾明恵上人遺訓」
→六神通(ロクジンズウ)
じんずうがわ
じんずうがわ ジンヅウガハ 【神通川】
富山県の中央部を北流し,富山平野を貫通して富山湾に注ぐ川。上流は飛騨山地に発する宮川と高原川。長さ120キロメートル。上・中流には発電所が多い。じんづうがわ。
じんずうりき
じんずうりき [3] 【神通力】
〔「じんつうりき」とも〕
人間の思慮でははかれない,不思議な霊妙自在の力。
じんせい
じんせい [0] 【人性】
人の生まれつき。人が本来そなえている自然の性質。
じんせい
じんせい [1] 【人生】
(1)人間がこの世に生きている期間。人の一生。
(2)人間がこの世に生きていくこと。「―の荒海に船出する」
じんせい
じんせい [0] 【人声】
人の声。人語。ひとごえ。
じんせい
じんせい [0] 【蔘精】
⇒人参(ニンジン)エキス
じんせい
じんせい [0] 【仁政】
為政者が人々をいたわりいつくしむよい政治。「―を施す」
じんせい
じんせい ヂン― [0] 【塵世】
けがれている世。この世。俗世。
じんせい
じんせい【人生】
(human) life[existence].→英和
〜を楽(悲)観する look on the bright (dark) side of life.‖人生観 one's view of life;one's philosophy.人生航路 the path of one's life.人生相談欄 an advice column.人生哲学 the philosophy of life.
じんせい
じんせい [1] 【人世】
世の中。浮き世。世間。
じんせい
じんせい [0] 【靭性】
材料の粘り強さ。材料の中で亀裂が発生しにくく,かつ伝播しにくい性質。延性・展性が一般に平滑な材料についての特性であるのに対して,亀裂や切り欠きのある材料の特性。
→脆性(ゼイセイ)
じんせい=のための芸術
――のための芸術
〔(フランス) l'art pour la vie〕
芸術は人生のために存在して初めて意義があるとする立場。ギュイヨーやトルストイなどが主張した。
じんせい=七十古来(コライ)稀(マレ)なり
――七十古来(コライ)稀(マレ)なり
〔杜甫「曲江」〕
人の一生は短いもので,七〇歳まで生きる者は昔から少ない。
→古希(コキ)
じんせい=僅(ワズ)か五十年
――僅(ワズ)か五十年
人の一生のきわめて短いことをいう。
じんせい=意気(イキ)に感ず
――意気(イキ)に感ず
〔魏徴「述懐」〕
人間は金銭や名誉のためにではなく,自分を理解してくれる人のいさぎよい気持ちに感じて仕事をするものだ。
じんせい=朝露(チヨウロ)の如(ゴト)し
――朝露(チヨウロ)の如(ゴト)し
〔漢書(蘇武伝)〕
人の命は,日が出るとたちまち消える朝露のようにはかないものである。
じんせい=行路(コウロ)難(カタ)し
――行路(コウロ)難(カタ)し
人間の一生にはさまざまな苦労があって,容易ではない。
じんせいかん
じんせいかん [3] 【人生観】
人間の生き方や生きることの意味に関する考え。人生の価値・目的・態度などについての考え。「―が変わる」
じんせいくん
じんせいくん [3] 【人生訓】
人間の生き方についての教え。
じんせいげきじょう
じんせいげきじょう 【人生劇場】
小説。尾崎士郎作。1933年(昭和8),「青春篇」発表。以下59年までに「愛慾篇」をはじめ七編を発表。侠気(キヨウキ)ある青年青成瓢吉(アオナリヒヨウキチ)と,その周囲の人々の姿を通して,人生のあるべき姿を求めて彷徨(ホウコウ)する青春を描く。
じんせいこうろ
じんせいこうろ [5] 【人生行路】
多くの起伏がある人生を旅にたとえた語。世渡り。
じんせいてつがく
じんせいてつがく [6][5] 【人生哲学】
人生をいかにみるかの哲学。人生の目的・価値・結果・手段などについて研究し,正しい生き方を説く哲学。
じんせいは
じんせいは [0] 【人生派】
(1)芸術を人生のためのものと考え主張する一派。芸術の目的や価値・効用を直接的な生への貢献にあるとする。トルストイなど。
(2)芸術は,その純粋な芸術的価値の追求よりも,人生・実生活を重んじ,それを題材として描くべきだと主張する一派。菊池寛・広津和郎など。
→生活派
→芸術派
じんせいもよう
じんせいもよう [5] 【人生模様】
さまざまな人生のありさまを織物などの模様に見立てていった語。
じんせいろん
じんせいろん [3] 【人生論】
人生について論じること。また,人生の意義・目的・価値などについての考え方。
じんせいろんてきしょうめい
じんせいろんてきしょうめい [0] 【人性論的証明】
⇒人間学的証明(ニンゲンガクテキシヨウメイ)
じんせき
じんせき [0] 【衽席】
しきもの。ふとん。ねどこ。ねま。
じんせき
じんせき【人跡稀な】
unfrequented;→英和
out-of-the-way.→英和
〜未踏の unexplored;→英和
untrodden.
じんせき
じんせき [0][1] 【人跡】
人の足跡。人の往来。
じんせきみとう
じんせきみとう [0][1] 【人跡未踏】
今まで人が足を踏み入れたことがないこと。「―の秘境」
じんせん
じんせん【人選】
the selection[choice]of men.〜する select a suitable person.
じんせん
じんせん 【仁川】
韓国の北西部,黄海に面する港湾都市。ソウルの外港。潮汐の干満の差が大きい。製鉄・製粉などの工業が盛ん。インチョン。
じんせん
じんせん [0] 【人選】 (名)スル
適当な人を選ぶこと。「―に苦しむ」「実績中心に―する」
じんせん
じんせん ヂン― [0] 【陣扇】
軍陣で,大将が軍を指揮するのに用いた軍配団扇(ウチワ)。
じんせんおきのかいせん
じんせんおきのかいせん 【仁川沖の海戦】
1904年(明治37)2月,瓜生(ウリユウ)少将の率いる第四艦隊がロシアの軍艦二隻を仁川沖で撃破した戦い。第一次旅順港攻撃とともに日露戦争の緒戦となった。
じんぜい
じんぜい [0] 【人税】
財産や所得が帰属する人を対象に課せられる直接税。所得税・法人税など。
→物税
→行為税
じんぜん
じんぜん [0] 【荏苒】 (ト|タル)[文]形動タリ
(副詞的にも用いる)
(1)歳月が移り行くままに,何もしないでいるさま。荏染(ジンゼン)。にんぜん。「―として今日に至る」「―日を送る」
(2)物事がはかどらず,のびのびになるさま。「執筆意に任せず,―遂に以て今日に至れり/此一戦(広徳)」
じんそう
じんそう [0] 【刃創】
かたなきず。刀創(トウソウ)。
じんそう
じんそう ヂン― [0] 【陣僧】
室町時代,従軍して戦死者の回向(エコウ)や将軍の文書係的役割などを果たした僧。
じんそく
じんそく [0] 【迅速】 (名・形動)[文]ナリ
すばやい・こと(さま)。「―な対処」「―に行動する」
[派生] ――さ(名)
じんそく
じんそく【迅速】
rapidity;swiftness;promptitude.→英和
⇒早い.
じんそん
じんそん 【尋尊】
(1430-1508) 室町時代,法相宗の僧。興福寺大乗院門跡。一条兼良の五男。古記録や当時の世相などを「大乗院寺社雑事記(ゾウジキ)」に収録。
じんぞう
じんぞう【人造の】
artificial;→英和
imitation (模造);→英和
synthetic (合成).→英和
‖人造絹糸 rayon.人造ゴム synthetic rubber.人造繊維 a synthetic textile.人造人間 a robot.
じんぞう
じんぞう [0] 【腎臓】
脊椎動物の泌尿器系臓器の一。左右一対あり,ヒトではソラマメ形。腎単位と呼ばれる機能上の単位が約二百万個ある。体内に生じた不要物質を尿として体外に排出し,体液の組成や量を一定に保つ。
じんぞう
じんぞう [0] 【人造】
人間がつくること。人工で製造されること。「―宝石」「―香料」
じんぞう
じんぞう【腎臓】
the kidney(s).→英和
‖腎臓炎 nephritis.腎臓結石 a renal calculus.腎臓病 a renal disease;kidney trouble.
じんぞうあい
じんぞうあい [5] 【人造藍】
人工的に合成されたインジゴ。
⇔天然藍
じんぞうえん
じんぞうえん [3][0] 【腎臓炎】
「腎炎」に同じ。
じんぞうけっせき
じんぞうけっせき [5] 【腎臓結石】
「腎結石」に同じ。
じんぞうけんし
じんぞうけんし [5] 【人造絹糸】
人絹(ジンケン)。
じんぞうこ
じんぞうこ [3] 【人造湖】
発電・灌漑・工業・上水などに利用するため,ダムを築いて人工的に造った湖。
じんぞうせき
じんぞうせき [3] 【人造石】
(1)自然石に似せて人工的につくった模造石。土木・建築材料に用いる。
(2)宝石に似せて人工的につくった模造石。装飾品などに用いる。
じんぞうせきゆ
じんぞうせきゆ [5] 【人造石油】
石油原油以外の原料からつくられた石油の類似物。石炭の低温乾留,石炭と水素の高温・高圧反応などの製法がある。石油資源不足の際に製造された。合成石油。
じんぞうせんい
じんぞうせんい [5] 【人造繊維】
「合成繊維」に同じ。
じんぞうせんりょう
じんぞうせんりょう [5] 【人造染料】
「合成染料」に同じ。
じんぞうだいりせき
じんぞうだいりせき [7] 【人造大理石】
⇒テラゾー
じんぞうにんげん
じんぞうにんげん [5] 【人造人間】
ロボット。
じんぞうひりょう
じんぞうひりょう [5] 【人造肥料】
⇒化学肥料(カガクヒリヨウ)
じんぞうびょう
じんぞうびょう [0] 【腎臓病】
腎臓の疾患の総称。
じんぞうまい
じんぞうまい [0] 【人造米】
小麦粉など米以外の穀物の粉やデンプンを原料として,米粒の形につくったもの。味噌麹(コウジ)などに用いられる。
じんぞうゴム
じんぞうゴム [5] 【人造―】
⇒合成(ゴウセイ)ゴム
じんぞうバター
じんぞうバター [5] 【人造―】
マーガリン。
じんぞく
じんぞく ヂン― [0] 【塵俗】
けがれた世の中。塵界。俗界。
じんぞなえ
じんぞなえ ヂンゾナヘ [3] 【陣備え】
陣地のしき方。軍隊の配置の仕方。陣立て。
じんた
じんた [1]
〔「ジンタッタ,ジンタッタ」と聞こえるためという〕
街頭宣伝やサーカスの人寄せなどをする吹奏楽隊,またその吹奏楽をさす大正期以後の俗称。太鼓・クラリネット・らっぱなどを用い,小人数で通俗曲を奏する。
じんたい
じんたい [0] 【靭帯】
(1)軟体動物斧足類の二枚の貝殻を連結する帯状の物。貝殻を開く作用をもつ。
(2)関節の骨間および関節の周囲にある,ひもまたは帯状の結合組織。主に弾性繊維から成り,関節の補強と運動の制限とをしている。
じんたい
じんたい【靭帯】
《解》a ligament.→英和
じんたい
じんたい [1] 【人体・仁体】
■一■ (名)
(1)人間のからだ。「―解剖」「―模型」「―実験」
(2)人のようす。人柄。人品。身柄。じんてい。「むかしの厚鬢(アツビン)もうすく―おかしげなれば/浮世草子・永代蔵 2」
(3)人を丁寧にいう語。お人。おかた。「ソノ郷ニ名ヲバイソポトユウテ,異形(イギヨウ)不思議ナ―ガオヂャッタガ/天草本伊曾保」
■二■ (名・形動)
〔近世語〕
体裁の悪い・こと(さま)。「ええ―な事云ずと,人の来ぬ間においでいなあ/歌舞伎・傾城黄金鱐」
じんたい
じんたい【人体】
the human body.〜に危害を加える do (bodily) harm to <a person> .‖人体実験 a clinical experiment[test].人体模型 a manikin;a lay figure.
じんたいらし
じんたいら・し 【人体らし】 (形シク)
人品があるように見える。「―・しき人をつれきて/浮世草子・一代女 6」
じんたんい
じんたんい [3] 【腎単位】
脊椎動物の腎臓の機能上の単位。腎小体とこれに続く細尿管とから成り,前者で血液を濾過(ロカ)し,後者でブドウ糖・アミノ酸などを再吸収して尿を生成する。ネフロン。
じんだ
じんだ [1] 【糂粏・糝汰】
〔「じんた」とも〕
(1)ぬかみそ。じんだみそ。「―瓶(ガメ)」「すべて武士の武士くさきは,―の―臭きが如く/読本・八犬伝 6」
(2)「五斗味噌(ゴトミソ)」に同じ。
(3)枝豆をすりつぶしてつくった餡(アン)。「―餅」
じんだい
じんだい [0] 【人台】
洋裁で,デザインや陳列に用いる人体の模型。ボディー。
じんだい
じんだい [0] 【甚大】 (形動)[文]ナリ
物事の程度が非常に大きいさま。はなはだしいこと。「被害―」「―な損害」
[派生] ――さ(名)
じんだい
じんだい ヂン― [0][1] 【陣代】
(1)陣屋の留守をする役。地方の代官。
(2)室町以後の,武家の職名。主君に代わって戦陣におもむく者。軍代。
(3)主君が幼少のとき,家族または老臣などで軍務・政務のすべてを統括した役職。
じんだい
じんだい【甚大な】
great;→英和
enormous;→英和
tremendous.→英和
被害〜だ suffer heavy damage.⇒甚だしい.
じんだい
じんだい [1][0] 【神代】
日本神話で,神々が支配していたとされる,神武天皇即位までの時代。かみよ。
じんだいか
じんだいか [3] 【神代歌】
記紀などにある,神代に作られたと伝えられる和歌。
じんだいかぐら
じんだいかぐら [5] 【神代神楽】
神楽の一。神代の説話を内容とするところからこの名がある。岩戸神楽(イワトカグラ)。太々神楽(ダイダイカグラ)。
じんだいこ
じんだいこ ヂン― [3] 【陣太鼓】
戦場で,軍兵の進退を合図するために打つ太鼓。「山鹿流の―」
陣太鼓[図]
じんだいしゅ
じんだいしゅ [3] 【神代酒】
にごりざけ。どぶろく。
じんだいしょくぶつこうえん
じんだいしょくぶつこうえん 【神代植物公園】
東京都調布市にある公園。深大寺裏山の自然林を中心に,各種の植物を植栽してある。
じんだいじ
じんだいじ 【深大寺】
東京都調布市にある天台宗の寺。もと,法相宗。山号,浮岳山。733年満功の開創。寺宝の釈迦倚像は白鳳時代の作ともいわれ,金銅仏の傑作。
じんだいすぎ
じんだいすぎ [3] 【神代杉】
長期間,水や土の中に埋もれていた杉材。古代に火山灰のために埋まったものといわれ,青黒く,木目が美しく堅い。工芸品・日本建築の材料に用いられる。
じんだいぼく
じんだいぼく [3] 【神代木】
⇒埋(ウ)もれ木(ギ)(1)
じんだいめいし
じんだいめいし [5] 【人代名詞】
人をさし示す代名詞。話し手(または書き手)自身をさす一人称(自称),聞き手(または読み手)をさす二人称(対称),話し手・聞き手以外の第三者をさす三人称(他称),不特定または未定の人をさす不定称に分けられる。一人称には「わたくし」「ぼく」「おれ」など,二人称には「あなた」「きみ」「おまえ」など,三人称には「このかた」「そのかた」「あのかた」「こいつ」「そいつ」「あいつ」「かれ」「かのじょ」など,不定称には「どなた」「どいつ」「だれ」などがある。人称代名詞。
じんだいもじ
じんだいもじ [5] 【神代文字】
漢字渡来以前,神代から日本にあったといわれる文字。日文(ヒフミ)・天名地鎮(アナイチ)・阿比留(アヒル)文字などの類。鎌倉時代,神道家がその存在を主張し,江戸中期に一部の国学者の間などで存在説が盛んにとなえられたが,現代ではそれらはいずれも後代の偽作として否定されている。神字。
じんだて
じんだて【陣立】
⇒陣.
じんだて
じんだて ヂン― [4][0] 【陣立て】
戦闘に際して,軍勢を配置すること。また,その配置。
じんち
じんち【陣地】
a position.→英和
⇒陣.
じんち
じんち【人知】
intellect;→英和
human knowledge.〜の及ばない beyond human knowledge;inscrutable.→英和
じんち
じんち [1] 【仁知・仁智】
(1)仁愛にして知恵の優れていること。いつくしみ深く賢いこと。
(2)雅楽の箏(ソウ)の異名。
じんち
じんち [1] 【人知・人智】
人間の知識。人間の知恵。「―の及ばぬところ」
じんち
じんち ヂン― [1] 【陣地】
戦闘のために部隊を配置してある所。「―を構築する」「敵の―を攻撃する」
じんちく
じんちく【人畜】
men and[or]beasts.
じんちく
じんちく 【人畜】
(1) [0][1]
人間と家畜。「―無害」
(2) [0]
情に薄い人をあざけっていう言葉。
じんちゅう
じんちゅう [0] 【尽忠】
忠義をつくすこと。
じんちゅう
じんちゅう [1][0] 【人中】
(1)人のなか。ひとなか。
(2)〔「にんちゅう」とも〕
鼻と上唇の間の中央に,縦に通っているくぼみ。
じんちゅう
じんちゅう ヂン― [1] 【陣中】
陣地の中。また,戦場。「―日誌」
じんちゅう
じんちゅう [0] 【腎虫】
線虫綱の袋形動物。イタチ・イヌなどの腎臓や腹腔に寄生する。体長は雄が15〜45センチメートル,雌が20〜100センチメートル。第一中間宿主はヒルミミズ類,第二中間宿主はカジカなど淡水魚。まれに人間に寄生する。
じんちゅう
じんちゅう ヂン― [0][1] 【塵中】
(1)ちりの中。
(2)けがれた俗世間。塵俗。
じんちゅう
じんちゅう【陣中の[で]】
in camp;in the field;→英和
at the front.→英和
じんちゅうのきき
じんちゅうのきき 【人中の騏驥】
〔南史(徐勉伝)「騏驥」は名馬の名〕
特に傑出した人物。人中の獅子(シシ)。人中の竜。
じんちゅうのしし
じんちゅうのしし 【人中の獅子】
〔釈氏要覧(説聡)〕
「人中の騏驥(キキ)」に同じ。
じんちゅうのりゅう
じんちゅうのりゅう 【人中の竜】
〔晋書(宋繊伝)〕
「人中の騏驥(キキ)」に同じ。
じんちゅうほうこく
じんちゅうほうこく [5] 【尽忠報国】
君主に忠義をつくし,国家に報いること。
じんちゅうみまい
じんちゅうみまい ヂン―マヒ [5] 【陣中見舞(い)】
(1)戦場にいる人をたずね,金品を贈って慰問すること。また,贈る金品。
(2)選挙運動中の人や,仕事に忙殺されている人などを出向いて慰問すること。
じんちょう
じんちょう ヂンチヤウ [0] 【沈丁】
「沈丁花(ジンチヨウゲ)」の略。[季]春。
じんちょう
じんちょう [0] 【晨朝】
⇒じんじょう(晨朝)
じんちょうげ
じんちょうげ【沈丁花】
《植》a daphne.
じんちょうげ
じんちょうげ ヂンチヤウ― [3] 【沈丁花】
ジンチョウゲ科の常緑低木。中国原産。高さ1,2メートル。葉は倒披針形で革質。早春,多数の花が開き,芳香を放つ。萼(ガク)は筒形の花冠状で先が四裂し,外面は紅紫色,内面は白色。園芸品種に葉の縁の白いものや花が白色のものなどがある。雌雄異株。丁字(チヨウジ)。瑞香(ズイコウ)。沈丁。ちんちょうげ。[季]春。
じんちょうるい
じんちょうるい ジンテウ― [3] 【人鳥類】
ペンギンのこと。
じんつう
じんつう ヂン― [0] 【陣痛】
(1)分娩時に,子宮の収縮によって腹部に間欠的に起こる痛み。産痛。「―が起こる」
(2)物ができあがるまでの困難や苦しみ。
じんつう
じんつう【陣痛】
labor (pains);→英和
throes.〜中 be in labor.〜を起す go into labor.
じんつうりき
じんつうりき [3] 【神通力】
⇒じんずうりき(神通力)
じんつうりき
じんつうりき【神通力】
a supernatural power.
じんづうがわ
じんづうがわ 【神通川】
⇒じんずうがわ(神通川)
じんてい
じんてい [0] 【人定】
(1)人為的に定めること。
(2)〔法〕 その人であることを確認すること。
(3)人の寝しずまる時刻。にんじょう。「―の後までも僕の帰り来らぬを怪しむべき筈なれども/八十日間世界一周(忠之助)」
じんてい
じんてい [0] 【人体】
■一■ (名)
人のようす。人柄。「馬丁なんぞをなさるやうな御―ぢやないね/義血侠血(鏡花)」
■二■ (名・形動ナリ)
人品のよい・こと(さま)。そのような人にもいう。「跡から麻上下(カミシモ)いためつけて,―なる男が,新しき三方に三味線の撥を積み上げ/浮世草子・歌三味線」
じんていしつもん
じんていしつもん [5][6] 【人定質問】
裁判官が被告人に対し人違いでないことを確かめるため,氏名・住所・年齢などを質問すること。刑事訴訟の公判の最初に行われる。
じんていじんもん
じんていじんもん [5] 【人定尋問】
公判において,証人・鑑定人が人違いでないかどうかを確かめるための質問。氏名・本籍・住所・年齢・職業などを尋ねる。
じんていほう
じんていほう [0] 【人定法】
人の定めた法。人為法。
⇔自然法
じんていらしい
じんていらし・い 【人体らしい】 (形)[文]シク じんていら・し
〔近世語〕
「じんたいらし」に同じ。「なんぼうこなんが―・い事云やつても/歌舞伎・濃紅葉小倉色紙」
じんてき
じんてき [0] 【人的】 (形動)
人に関するさま。「それは―な問題だ」「―資源」
じんてきかいしゃ
じんてきかいしゃ [5] 【人的会社】
会社構成の重点が,資本・財産という物ではなく,社員におかれており,所有と経営とが分離していない会社。合名会社・合資会社。
⇔物的会社
じんてきこうべん
じんてきこうべん [5] 【人的抗弁】
債務者が特定の請求者との間の人的関係に基づいて主張する抗弁。
⇔物的抗弁
じんてきしげん
じんてきしげん【人的資源】
human resources.
じんてきしげん
じんてきしげん [5] 【人的資源】
すぐれた研究員や熟練した労働者がもつ能力の経済的価値を,ほかの物的資源と同じように生産資源の一つとみなしていう語。ヒューマン-リソース。
じんてきしほん
じんてきしほん [5] 【人的資本】
労働者が有する生産に有用な能力を,物的資本と同等に扱っていう語。教育や訓練など,この能力を高めるための支出を投資として扱う。
じんてきしょうこ
じんてきしょうこ [5] 【人的証拠】
人の供述もしくは身体を証拠方法とするもの。人証。
⇔物的証拠
じんてきたんぽ
じんてきたんぽ [5] 【人的担保】
債務者が債務を弁済しない場合に,債務者以外の者に帰属する財産によって債務の弁済を確保すること。保証債務や連帯債務など。対人担保。
⇔物的担保
じんてん
じんてん [0] 【人天】
〔仏〕「にんでん(人天)」に同じ。
じんてんあいのうしょう
じんてんあいのうしょう ヂンテンアイナウセウ 【塵添壒嚢鈔】
室町時代の類書。編者不詳。二〇巻。1532年成立。「壒嚢鈔」に「塵袋(チリブクロ)」から抜粋した二百余項目を加えたもの。
じんてんがんもく
じんてんがんもく 【人天眼目】
⇒にんでんがんもく(人天眼目)
じんでんごう
じんでんごう ヂンデンゴフ [3] 【塵点劫】
〔仏〕 計りきれないほどの非常に長い時間。塵劫。
じんと
じんと [0] (副)スル
(1)強く感動して,胸が締めつけられるような感じがするさま。「胸に―くる光景」
(2)感覚がまひするような冷たさや痛みを感ずるさま。「指先が―しびれるように痛い」
じんとう
じんとう【陣頭に立つ】
be at the head <of an army> ;→英和
lead the van <of> .→英和
じんとう
じんとう ヂン― [0] 【陣頭】
(1)戦闘部隊またはこれに類するものの真っ先。第一線。
(2)禁中の近衛の陣の座。
(3)禁中で,警固の武官の詰め所のあたり。
じんとう
じんとう ヂンタウ [0] 【陣刀】
戦場で使う刀。軍刀。
じんとう
じんとう [0] 【人頭】
(1)人のあたま。「―獣身」
(2)人のかず。人数。にんとう。
じんとうしき
じんとうしき ヂン― [5] 【陣頭指揮】 (名)スル
長たる者が,戦場や職場の先頭に立って部下を指図すること。「―に当たる」
じんとうぜい
じんとうぜい【人頭税】
a poll tax;a capitation.→英和
じんとうぜい
じんとうぜい [3] 【人頭税】
納税能力の差にかかわりなく,原則として各人に一律同額に課する税。
じんとく
じんとく [0] 【人徳】
その人に備わる徳。「―のある人」
じんとく
じんとく [0][1] 【仁徳】
〔「にんとく」とも〕
他をいつくしみ愛する徳。仁愛の徳。「―あふれる政治」
じんとく
じんとく【仁徳】
benevolence;graciousness.→英和
じんとく
じんとく [0][1] 【仁篤】
他をいつくしみ,非常に情け深いこと。「―の士」
じんとり
じんとり ヂン― [3][4] 【陣取り】
子供の遊戯の一。二組に分かれて陣地を定め,互いに相手の陣を奪い合い,また捕虜にしたりするもの。じんどり。「―合戦」
じんど
じんど [1] 【人奴】
人に使われる男。召し使い。奴隷。
じんど
じんど ヂン― [1] 【塵土】
(1)ちりと土。
(2)けがれた俗世間。穢土(エド)。
(3)とるにたりないもの。価値のないもの。
じんどう
じんどう 【人道】
(1) [1]
人間として守るべき道。人の人たる道。にんどう。「―にもとる行為」
(2) [0]
広い道路などで,人間の歩く道として車道と区別された部分。歩道。
じんどう
じんどう [1][0] 【仁道】
人のふみ行うべき道。仁の道。
じんどう
じんどう [0] 【神頭】
〔「実頭(ジツトウ)」の転か〕
鏃(ヤジリ)の一種。形は鏑矢(カブラヤ)の鏑に似るが,中をえぐらず,先端を平らに切ったもの。普通は木製で,挟み物・草鹿(クサジシ)・丸物などを傷つけずに射るための的矢(マトヤ)であるが,鉄製の実戦的なものもある。磁頭。
神頭[図]
じんどう
じんどう [0] 【��】
漁具の一種。細い竹を編み,川の中へ立てて魚を追い入れて捕らえるもの。
じんどう
じんどう【人道】
(1) humanity;→英和
morality.→英和
(2)[歩道] <米> a sidewalk;→英和
<英> a pavement.→英和
〜的 humane;→英和
humanitarian.→英和
‖人道主義 humanism;humanitarianism.人道問題 a question of humanity.
じんどう=に対する罪(ツミ)
――に対する罪(ツミ)
戦前・戦中における,一般人民に対しての殺害・殲滅(センメツ)・奴隷的扱い・強制移動などの非人道的行為と,政治的・人種的・宗教的理由による迫害。第二次大戦後,戦争犯罪とされた。
じんどういか
じんどういか ヂンドウ― [3] 【陣胴烏賊】
イカの一種。胴の長さ10センチメートルほど。ひれは菱形で大きい。吸盤には歯がある。食用。北海道南部以南に分布。
じんどうしゅぎ
じんどうしゅぎ [5] 【人道主義】
〔humanitarianism〕
人間愛の立場から人々の福祉を図ろうとする思想態度。博愛・平等,人権の尊重,平和・無抵抗主義などを特徴とする。ヒューマニズム(人間尊重主義)の一形態。
じんどうてき
じんどうてき [0] 【人道的】 (形動)
人として守るべき道にかなったさま。人道主義の立場に立つこと。「―な見地」
じんどうぶく
じんどうぶく ヂン― [3] 【陣胴服】
武家時代,軍陣で鎧(ヨロイ)の上に着た胴服。陣羽織。
じんどうもんだい
じんどうもんだい [5] 【人道問題】
人道上無視できない重大な問題。
じんどる
じんどる【陣取る】
take up one's position;encamp;→英和
place[install]oneself (位置を占める).
じんどる
じんど・る ヂン― [3] 【陣取る】 (動ラ五[四])
(1)ある場所に陣を構える。「川を前にして―・る」
(2)ある場所を占める。占有する。「花見客が公園の真ん中に―・る」
じんな
じんな ヂンナ 【陣那】
⇒ディグナーガ
じんない
じんない ヂン― [1] 【陣内】
(1)陣地の中。「相手の―へ攻め込む」
(2)陣営の中。陣屋の内。
じんなん
じんなん [0] 【靭軟】
強くてしなやかなこと。
じんにく
じんにく [0] 【人肉】
人間の肉。
じんにく
じんにく【人肉】
human flesh.
じんにゅう
じんにゅう [0] 【人乳】
人間のちち。母乳。
じんにょう
じんにょう [0] 【人尿】
人間の尿。
じんにん
じんにん [0] 【神人】
⇒じにん(神人)
じんのう
じんのう [3] 【人皇】
〔神代と区別した意味で〕
神武天皇以後の天皇。にんのう。
じんのうしょうとうき
じんのうしょうとうき ジンワウシヤウトウキ 【神皇正統記】
歴史書。六巻。北畠親房著。1339年成立。1343年改訂して後村上天皇に献じた。独特の神国論に基づいて,神代から当代に至るまでの天皇の事績,歴史の推移を述べ,南朝の正統性を論じる。
じんのうはじんらく
じんのうはじんらく ジンワウハヂンラク 【秦王破陣楽】
雅楽の一。左方の古楽(一説に新楽)で,乞食(コツジキ)調の中曲。四人舞の武の舞。甲冑(カツチユウ)をつけ,鉾(ホコ)を持つ。現在は廃曲。神功破陣楽。大定太平楽。七徳の舞。秦王。
秦王破陣楽[図]
じんのさだめ
じんのさだめ ヂン― 【陣の定】
平安時代,朝廷における評議の制度。大臣以下の公卿が陣の座につき,政務に関する討議を行なったもの。議題は神事・即位・改元など朝儀関係から官吏の任免・叙位,民政・司法・立法・対外問題など,国政全般にわたった。出席者に意見を述べさせ,天皇・摂関が裁可した。院政時代以降,形骸化。陣定(ジンジヨウ)。陣議。仗議(ジヨウギ)。
じんのざ
じんのざ ヂン― 【陣の座】
宮中で,神事・節会(セチエ)・任官・叙位などの公事に,公卿が列座して事を行なった座席。仗座(ジヨウザ)。陣。「おこなひに―ざまにおはします道に/大鏡(忠平)」
じんのぞう
じんのぞう [1] 【腎の臓】
腎臓のこと。
じんのはこ
じんのはこ ヂン― 【沈の箱】
(1)沈香で作った箱。または沈香の薄片をはった箱。
(2)沈箱(ジンバコ)のこと。
じんはい
じんはい ヂン― [0] 【塵肺】
〔「じんぱい」とも〕
職業病の一。長期間にわたる石綿その他の粉塵の吸入によって肺の組織内に繊維増殖性変化を起こし,心肺機能の低下をきたす疾患。塵肺症。肺塵埃症(ハイジンアイシヨウ)。
じんば
じんば ヂン― [0][3] 【陣場】
陣を構える所。陣所。
じんば
じんば [1] 【人馬】
(1)人と馬。「―一体の妙技」
(2)馬身人頭の架空的動物。
じんばおり
じんばおり ヂン― [3] 【陣羽織】
陣中で,鎧(ヨロイ)・具足の上に着用した上着。具足羽織。押し羽織。
陣羽織[図]
じんばきゅう
じんばきゅう [3] 【人馬宮】
黄道十二宮の第九宮。射手(イテ)座に相当していたが,現在は歳差のため西方にずれている。
じんばこ
じんばこ ヂン― [1][0] 【沈箱】
沈香木をおさめる箱。単なる箱,懸け子に六つの小箱を納めたもの,円形で七つの円形小箱を納めたものなどがある。
じんばらい
じんばらい ヂンバラヒ [3] 【陣払い】
陣所を引き払うこと。退却すること。陣開き。
じんばり
じんばり 【腎張り】
精力旺盛で好色なこと。多淫。じんすけ。すそっぱり。「いたづらなる―の女共/浮世草子・禁短気」
じんびらき
じんびらき ヂン― [3] 【陣開き】
「陣払い」に同じ。
じんぴ
じんぴ [1] 【深秘】
〔「しんぴ」「じんひ」とも〕
〔仏〕
(1)奥深く秘められていること。深奥な意味。
(2)密教の四重秘釈の一つである「深秘釈」の略。秘められた深奥な意味を見いだす解釈。
⇔浅略
じんぴ
じんぴ [1] 【靭皮】
植物体内の茎の形成層の外側にできた師部(シブ)。繊維として重用される。
じんぴ
じんぴ [1] 【人肥】
人の糞尿を肥料にしたもの。下肥(シモゴエ)。
じんぴしょくぶつ
じんぴしょくぶつ [5] 【靭皮植物】
葉・茎の靭皮組織が発達しており,縄・紙・織物などの原料となる植物。アサ・アマ・コウゾ・ミツマタなど。
じんぴせんい
じんぴせんい [4] 【靭皮繊維】
茎の形成層の外方にある繊維。師部繊維・皮層繊維などから成る。靭皮繊維のよく発達しているアサやアマからは糸や布を,コウゾやミツマタからは和紙を作る。
→師部繊維
じんぴぶ
じんぴぶ [3] 【靭皮部】
⇒師部(シブ)
じんぴら
じんぴら [0] 【人平】
たて糸・よこ糸とも撚(ヨ)ってないレーヨン糸で織った,比較的密でない平織物。
じんぴん
じんぴん [0][1] 【人品】
(1)その人にそなわっている品位や人柄。品性。「―骨柄いやしからぬ人物」
(2)その人の風采(フウサイ)や物腰。「―のいい御爺さんの西洋人が/三四郎(漱石)」
じんぴん
じんぴん【人品】
personal character[appearance];mien.→英和
〜の良い(悪い) fine-(bad-)looking.〜卑しからぬ人 a man of respectable appearance.
じんふぜん
じんふぜん【腎不全】
《医》renal insufficiency.
じんふぜん
じんふぜん [3] 【腎不全】
腎循環不全,腎実質障害,尿路の閉塞などのため,腎臓が十分に機能しなくなった状態。
じんぶ
じんぶ [1] 【仁武】
仁愛と武勇。
じんぶつ
じんぶつ【人物】
(1) a person;→英和
a man;→英和
[人格]character;→英和
personality;→英和
[傑物]a man of character;a figure;→英和
a personage.→英和
(2)[小説・劇の]a character.〜がしっかりしている have a strong personality.‖人物画(家) a portrait (portrait painter).人物評 (a) personal criticism.
じんぶつ
じんぶつ [1] 【人物】
(1)人間。ひと。「登場―」「危険な―」
(2)性格。人柄。「―試験」「好―」
(3)人柄・能力などのすぐれた人。「なかなかの―だ」
じんぶつが
じんぶつが [0] 【人物画】
(風景画・静物画などに対して)人間を主題として描いた絵画の総称。
じんぶつくさし
じんぶつくさ・し 【人物臭し】 (形ク)
ひとかどの人物といった感じである。「―・き侍来て/咄本・鹿の子餅」
じんぶつこうさ
じんぶつこうさ [5] 【人物考査】
一般の検査では判定しにくい個人的特性や特殊事情などを,面接などによって調べること。
じんぶつしゅぎ
じんぶつしゅぎ [5] 【人物主義】
家柄や財産,または経歴・地位・年齢などを重んぜず,その人の人柄や才能などを中心として人を見る考え方。
じんぶつひょう
じんぶつひょう [4][0] 【人物評】
人を批評する文章・言葉。
じんぶつらしい
じんぶつらし・い [6] 【人物らしい】 (形)[文]シク じんぶつら・し
ひとかどの人物といった感じである。「左右(トモカク)も―・いとは我等が眼からも判断さるゝが/いさなとり(露伴)」
じんぶれ
じんぶれ ヂン― 【陣触れ】
(1)出陣の命令。
(2)陣中での命令。「二夜の腰兵粮をつけよと―して/常山紀談」
じんぶん
じんぶん [0] 【人文】
(1)人間の創り出した文物・文明。人類の文化。じんもん。「吾輩は―の為に此時機の一日も早く来らん事を切望する/吾輩は猫である(漱石)」
(2)人に関する事柄。人事。
(3)人の書いたもの。文章。
じんぶん
じんぶん【人文】
civilization;→英和
culture.→英和
‖人文科学 the humanities.人文主義 humanism.人文地理 human geography.
じんぶんか
じんぶんか [0] 【人文科】
歴史・言語・文学・哲学などの学科の総称。
じんぶんかがく
じんぶんかがく [5] 【人文科学】
広く人類の創造した文化を対象として研究する学問。哲学・文学・史学・語学などが入る。文化科学。
→自然科学
→社会科学
じんぶんしゅぎ
じんぶんしゅぎ [5] 【人文主義】
ルネサンス期における,ギリシャ・ローマ・ヘブライの古典的教養を通して人間形成をはかる立場。ここから人間肯定の思想,教会を中心とした世界観から解き放たれた新しい普遍的人間像が生じた。イタリアのペトラルカ,フィチーノ,フランスのビュディ,オランダのエラスムス,ドイツのメランヒトン,イギリスのトマス=モアなどが代表者。ヒューマニズム。ユマニスム。フマニスムス。人本主義。
じんぶんちりがく
じんぶんちりがく [6] 【人文地理学】
地理学の一分野。人口・集落・国家・経済・風俗・交通など,人間活動による諸現象を場所による差異という観点から研究する。経済地理学・政治地理学・歴史地理学などを含む。
⇔自然地理学
じんぷう
じんぷう ヂン― [0] 【陣風】
はやて。
じんぷう
じんぷう ヂン― [0] 【塵風】
ちり・ほこりを吹きつける風。
じんぷう
じんぷう [0] 【仁風】
(1)仁徳による教化。
(2)〔晋の袁宏が餞(ハナムケ)として扇を贈られて「当�奉�揚仁風�,慰�彼黎庶�」と答えたという,「晋書(文苑伝)」の故事から〕
扇の異名。
じんぷん
じんぷん【人糞】
human feces;[人肥]human manure;night soil.
じんぷん
じんぷん [0] 【人糞】
人間が排泄したくそ。
じんべい
じんべい [0] 【甚平】
「じんべえ(甚兵衛)」に同じ。[季]夏。
じんべいざめ
じんべいざめ [3] 【甚平鮫】
⇒じんべえざめ(甚兵衛鮫)
じんべえ
じんべえ ジンベヱ [0] 【甚兵衛】
(1)「甚兵衛羽織」の略。
(2)夏の男子室内着。筒袖で,膝上丈の着物形のもの。襟先と脇についた紐を結んで着る。甚平(ジンベイ)。じんべ。[季]夏。
甚兵衛(2)[図]
じんべえざめ
じんべえざめ ジンベヱ― [3] 【甚兵衛鮫】
ネズミザメ目の海魚。魚類のなかで最大で,全長18メートル を超すものがある。背面から体側にかけて数本の隆起線が尾の方へ走る。体の割に目も歯も小さく,性質はおとなしい。卵生。暖海の外洋に分布。標準和名はジンベイザメ。
じんべえばおり
じんべえばおり ジンベヱ― [5] 【甚兵衛羽織】
下級武士や民間で着た,木綿綿入れの袖なし羽織。陣羽織をまねたもので,甚兵衛{(2)}の原形とされる。
じんほけん
じんほけん [3] 【人保険】
人に対する事故を保険給付の発生原因とする保険。生命保険・傷害保険・疾病保険など。
⇔物保険
じんぼう
じんぼう【人望】
popularity.→英和
〜のある(ない) (un)popular <with> .→英和
〜を得る(失う) win (lose) popularity.→英和
‖人望家 a popular person.
じんぼう
じんぼう [0] 【人望】
他人から寄せられる信頼・崇拝・期待の念。「―を集める」「―のあつい人」
じんぼう
じんぼう [0] 【尋訪】 (名)スル
訪問すること。たずねること。「兵乱の後,生残(イキノコリ)し英雄を―し/西国立志編(正直)」
じんぼう
じんぼう 【神保】
姓氏の一。
じんぼうかく
じんぼうかく 【神保格】
(1883-1965) 言語学者・音声学者。東京生まれ。東大卒。言語理論および音声学の分野における先駆者の一人。著「言語理論」「国語音声学」など。
じんぼつ
じんぼつ ヂン― [0] 【陣没・陣歿】 (名)スル
陣中や戦地で死ぬこと。戦死や戦病死。「―したる幾多の戦友/肉弾(忠温)」
じんぽう
じんぽう ヂンパフ [0] 【陣法】
戦いのとき,陣を布く方法。魚鱗(ギヨリン)・鶴翼(カクヨク)・長蛇・偃月(エンゲツ)などの類。
じんぽんしゅぎ
じんぽんしゅぎ [5] 【人本主義】
⇒人文主義(ジンブンシユギ)
じんま
じんま [1] 【蕁麻】
イラクサの漢名。
じんまく
じんまく ヂン― [1] 【陣幕】
陣屋に張る幕。
じんましん
じんましん【蕁麻疹】
hives;→英和
nettle rash.
じんましん
じんましん [3] 【蕁麻疹】
突然皮膚がかゆくなって紅色の少しふくれた発疹を生じる疾患。発疹は数分から数時間で消え,跡を残さない。漆(ウルシ)や化学薬品,魚肉・牛乳・卵などの食物,物理的刺激などによるものが多い。
→アレルギー
じんまわり
じんまわり ヂンマハリ [3] 【陣回り】
陣屋を見回ること。
じんみゃく
じんみゃく [0] 【人脈】
〔「山脈・鉱脈」をもじった語〕
姻戚関係・出身地・学閥などを仲立ちとした,人々の社会的なつながり。
じんみゃく
じんみゃく【人脈】
a line of personal contacts.
じんみょうちょう
じんみょうちょう ジンミヤウチヤウ [0] 【神名帳】
全国神社の登録台帳。特に「延喜式」第九・一〇巻の「延喜式」神名帳をさす。しんめいちょう。
じんみらい
じんみらい [3] 【尽未来】
「尽未来際」の略。「桐姫殿と―迄の盃致さふ/歌舞伎・韓人漢文」
じんみらいさい
じんみらいさい [4] 【尽未来際】
〔仏〕 永遠の未来。誓いを立てるときなどに,「永久に」の意で副詞的に用いる。じんみらいざい。「―に至るまで天照太神の苗裔たらん人/太平記 16」
じんみん
じんみん [3] 【人民】
〔古くは「にんみん」とも〕
(1)国家を構成する人間。国民。
〔君主制における「臣民」に対して,共和制においていわれることが多い〕
(2)国家における被支配者である国民。たみ。
(3)国家・国民を超えた,積極的な政治的主体としての民衆。
じんみん
じんみん【人民】
the people;→英和
the public;→英和
the subjects (臣民).‖人民公社 a people's commune.人民裁判 a people's court.人民戦線 the people's front.人民投票 a plebiscite.
じんみんいいん
じんみんいいん [5] 【人民委員】
旧ソ連およびその加盟共和国における行政執行機関の職名。1946年に閣僚と改称。
じんみんかいほうぐん
じんみんかいほうぐん [7] 【人民解放軍】
植民地や従属国で,封建的・帝国主義的支配から立ち上がった人民の革命的武装勢力の名称。「中国―」
じんみんけんしょう
じんみんけんしょう 【人民憲章】
イギリスの労働者・民衆が,チャーチスト運動の中で形成した六か条の綱領。成年男子普通選挙権・無記名投票・議員の財産資格の廃止・議員の有給制・毎年選挙・平等選挙区制の六か条で,議会の民主化をめざしたもの。1837年議会に請願され,翌年全国に配布された。
→チャーチスト運動
じんみんこうしゃ
じんみんこうしゃ [5] 【人民公社】
中華人民共和国で,1958年の「大躍進」の中でつくられ始めた,生産組織と行政組織が合体した地区組織の基礎単位。政治・経済・文化・軍事を包含した機能をもっていたが,82年の新憲法で行政機能は郷人民政府に移され,解体された。
じんみんさいばん
じんみんさいばん [5] 【人民裁判】
(1)社会主義国家などで,人民の中から選ばれた代表が行う裁判。
(2)多数者が少数者を私的に断罪すること。つるしあげ。
じんみんしゅぎ
じんみんしゅぎ [5] 【人民主義】
〔Populism〕
大衆にさまざまな保護を与えることにより国民の支持を得ようとする,政権ないし政党の路線をさす。カリスマ的リーダーをもち,一九世紀にはアメリカやロシアなどにみられたが,第二次大戦後は中南米などに多くみられる。
じんみんしゅけん
じんみんしゅけん [5] 【人民主権】
国家の主権が人民に属すること。
じんみんせんせん
じんみんせんせん [5] 【人民戦線】
反ファシズムの政党・団体による広範な共同戦線。1930年代半ばファシスト独裁の危機を前に,フランス・スペインで結実した。
じんみんせんせんじけん
じんみんせんせんじけん 【人民戦線事件】
人民戦線実現をめざす日本無産党などに対して,第一次近衛内閣が行なった左翼弾圧事件。1937年(昭和12)加藤勘十・鈴木茂三郎・山川均・荒畑寒村・猪俣津南雄など四百余名が検挙され(第一次),日本無産党は解散。翌年,大内兵衛・有沢広巳・美濃部亮吉ら労農派教授グループなども検挙された(第二次)。
じんみんとうひょう
じんみんとうひょう [5] 【人民投票】
国民投票・住民投票の俗称。
→レファレンダム
じんみんにっぽう
じんみんにっぽう 【人民日報】
中国共産党中央機関紙。1948年6月,華北解放区党機関紙として創刊,その後中央機関紙になる。
じんみんひろば
じんみんひろば [5] 【人民広場】
第二次大戦後の一時期,皇居前広場をさしていった称。
じんみんふく
じんみんふく [3] 【人民服】
中国で広く着用される服。軍服に似るが,色は濃紺のものが多い。
じんみんみんしゅしゅぎ
じんみんみんしゅしゅぎ [8] 【人民民主主義】
第二次大戦後,東欧諸国や中国などに誕生した新しい政治形態。労働者階級の指導の下に,農民・民族ブルジョアジーなど広範な人民を結集した民主連合政権を成立させ,漸進的に社会主義へ移行しようとするもの。
じんむ
じんむ ヂン― [1] 【塵務】
俗世間のわずらわしい仕事。俗務。
じんむ
じんむ [1] 【神武】
〔神武天皇が日本第一代の天皇とされたところから〕
日本の開国。大昔。「―以来」「―景気」
→じんぶ(神武)
じんむきげん
じんむきげん [4] 【神武紀元】
神武天皇即位といわれる年(西暦紀元前660年)を元年とする日本の紀元。皇紀。
じんむけいき
じんむけいき [4] 【神武景気】
1955年(昭和30)から翌年にかけての景気の好況。有史以来の好景気の意で用いられた俗称。
じんむこのかた
じんむこのかた [1] 【神武以来】
ずっと昔から続いてきたこと,あるいは逆に,これまでずっとなくて初めて起こったこと,を強調する表現。我が国が始まってからずっと。
じんむてんのう
じんむてんのう 【神武天皇】
記紀所伝の第一代天皇,神日本磐余彦天皇(カンヤマトイワレ)(ビコノスメラミコト)の漢風諡号(シゴウ)。彦波瀲武鸕鷀草葺不合尊(ヒコナギサタケウガヤフキアエズノミコト)の第四皇子。九州日向(ヒムカ)から東進して大和地方を平定,紀元前660年(皇紀元年),大和の橿原宮で即位したという。
じんむてんのうさい
じんむてんのうさい [6] 【神武天皇祭】
もと皇室の大祭の一。神武天皇崩御の日と伝えられる四月三日に行われた。
じんめい
じんめい【人命】
(human) life.→英和
〜を救助する save a life.〜にかかわる affect a person's life;endanger a life.
じんめい
じんめい [0] 【人命】
人の命。「―尊重」「―救助」
じんめい
じんめい [0] 【人名】
人の名前。「―辞典」「―録」
じんめい
じんめい【人名】
the name of a person.→英和
‖人名辞典 a biographical dictionary.人名簿 a list of names.人名録 a Who's Who (現代の);a directory (電話帳のような).
じんめいかんじょう
じんめいかんじょう [5] 【人名勘定】
取引先の人名あるいは企業名を勘定科目とし,取引によって生ずる債権・債務の増減を記入する勘定。
じんめいぼ
じんめいぼ [3] 【人名簿】
氏名・住所などを記入した帳簿。人名帳。人名録。名簿。
じんめいようかんじ
じんめいようかんじ [7] 【人名用漢字】
人の名前に使うことのできる漢字。戸籍法および同施行規則により,常用漢字一九四五字と人名用漢字別表に掲げられた二八四字。
じんめつ
じんめつ [0] 【燼滅】 (名)スル
焼きつくすこと。また,すっかり焼けてなくなること。滅びてなくなること。「或る勢力を傾覆し若(モシ)くは―するは/社会百面相(魯庵)」
じんめん
じんめん [0] 【人面】
人の顔。にんめん。
じんめんじゅうしん
じんめんじゅうしん [0] 【人面獣心】
〔顔は人だが,心は獣のようである,の意から〕
人間らしい心をもたない人。人でなし。にんめんじゅうしん。
じんめんそう
じんめんそう [3] 【人面瘡】
人の顔の形をした悪性のできもの。
じんめんちく
じんめんちく [3] 【人面竹】
〔根もとの節のへこんだ所を人面に見立てて〕
ホテイチクの異名。
じんもう
じんもう [0] 【人毛】
人間の髪の毛。
じんもく
じんもく [0] 【人目】
人の見る目。ひとめ。「―をまどわす」
じんもん
じんもん [0] 【刃文】
⇒はもん(刃文)
じんもん
じんもん [0] 【人文】
⇒じんぶん(人文)
じんもん
じんもん【尋問】
an examination;→英和
an interrogation.→英和
〜する question;→英和
examine;→英和
interrogate.→英和
じんもん
じんもん [0] 【尋問・訊問】 (名)スル
(1)質問を発して,強制的に返答させること。「捕虜を―する」
(2)〔法〕 裁判所・当事者が,証人・鑑定人などに対して問いただすこと。
じんもん
じんもん【人文科学】
cultural science.⇒人文(じんぶん).
じんもん
じんもん ヂン― [0] 【陣門】
陣営の門。軍門。轅門(エンモン)。
じんもん=に降(クダ)る
――に降(クダ)・る
敵に降参する。
じんや
じんや ヂン― [3] 【陣屋】
(1)軍隊の陣営。陣所。
(2)江戸時代,城をもっていない下級の大名が領地内にもっていた館(ヤカタ)。
(3)代官などの役人の詰め所。
(4)宮中の警固に当たる衛士(エジ)の詰め所。
じんやく
じんやく [0][1] 【腎薬】
漢方で,精力を増強させる薬。
じんゆ
じんゆ [1] 【荏油】
⇒えのあぶら(荏油)
じんよ
じんよ [1] 【燼余】
燃え残り。燃えさし。余燼。
じんよう
じんよう ヂン― [0] 【陣容】
(1)陣の構え。陣の形。「―を立て直す」
(2)ある集団を構成する顔ぶれ。「派遣チームの―」
じんよう
じんよう【陣容】
battle array;→英和
a lineup (野球など).→英和
〜を整える array <formation> .
じんよう
じんよう ジンヤウ 【潯陽】
中国,江西省北部の九江市付近の古名。白居易の「琵琶行」に歌われた潯陽江は,九江付近の北を流れる長江の別称。
じんよく
じんよく [0] 【人欲】
人間としての欲望。にんよく。
じんらい
じんらい [0] 【迅瀬】
流れのはやい瀬。はやせ。急湍(キユウタン)。
じんらい
じんらい【迅雷】
a sudden peal of thunder;a thunderclap.→英和
じんらい
じんらい [0] 【迅雷】
激しく鳴る雷。「疾風―」
じんらい
じんらい [0] 【人籟】
人が吹き鳴らす笛などの音。「この夜闌け―絶ゆるの時に当り/不二の高根(麗水)」
じんらい=耳を掩(オオ)うに暇(イトマ)あらず
――耳を掩(オオ)うに暇(イトマ)あらず
〔「晋書(石勒載記上)」〕
事があまりに急で,対処する余裕がないことのたとえ。疾雷耳を掩うに及ばず。
じんりき
じんりき [1][0] 【神力】
〔「しんりき」とも〕
神の威力。神の通力。神通力。「―既に差し副へたり/盛衰記 42」
じんりき
じんりき 【人力】
(1) [0][1]
動力としての,人間の力。「―で動かす」
(2) [0]
「人力車」の略。
じんりきしゃ
じんりきしゃ【人力車(夫)】
a jinrikisha;a rickshaw (man).→英和
〜に乗る take[ride in]a rickshaw.
じんりきしゃ
じんりきしゃ [4][3] 【人力車】
客を乗せて,車夫が引く二輪車。1869年(明治2)高山幸助・和泉要助・鈴木徳次郎らが創案。じんりき。
じんりきや
じんりきや [0] 【人力屋】
人力車夫。また,それを職業とする家。
じんりょ
じんりょ ヂン― [1] 【塵慮】
俗世間の名利を願う心。俗念。
じんりょく
じんりょく [0][1] 【人力】
自然や神の力に対する,人間の力。人間の能力。じんりき。「―の及ぶ所にあらず」
じんりょく
じんりょく [1][0] 【尽力】 (名)スル
ある事をなすために,力をつくすこと。努力すること。ほねおり。「再建に―する」
じんりょく
じんりょく【人力】
<be beyond> human strength[power];《機》manpower.
じんりょく
じんりょく【尽力】
an endeavor;→英和
(an) effort;→英和
help (助力);→英和
good offices (世話).〜する endeavor;strive;→英和
make efforts;render services (世話する).…の〜で through the efforts[kind offices]of….
じんりん
じんりん【人倫】
humanity;→英和
morality.→英和
〜に背く go contrary to morality.→英和
じんりん
じんりん [0] 【人倫】
(1)〔孟子(滕文公上)〕
人と人との間の道徳的秩序。親子・君臣・夫婦・長幼・朋友の間で道徳的にとるべき道。
(2)〔哲〕
〔(ドイツ) Sittlichkeit〕
ヘーゲルの用語。理性的意志が客観化された形態で,家族・市民社会・国家として現れる。偶有的諸個人の実体性・普遍的本質であり,主観的な道徳性に対立する。
(3)人。人々。人間。「慈悲の心なからんは,―にあらず/徒然 128」
じんるい
じんるい【人類】
the human race;human beings;mankind;→英和
man.→英和
〜の human.→英和
‖(文化)人類学 (cultural) anthropology.人類学者 an anthropologist.
じんるい
じんるい [1] 【人類】
人間を他の生物と区別していう用語。生物学的には,脊椎動物門哺乳綱霊長目ヒト科。
→人(ヒト)
じんるいあい
じんるいあい [3] 【人類愛】
人種・国家などの違いを超えて,人類全体を広く愛すること。人間愛。
じんるいがく
じんるいがく [3] 【人類学】
人類およびその文化の特質を研究する学問。生物としての人類の面から研究する自然(形質)人類学,人類が形成する文化・社会の面から研究する文化人類学に大別する。
じんれつ
じんれつ ヂン― [0] 【陣列】
軍勢の配列。陣立て。
じんろう
じんろう ヂンラウ [0] 【塵労】
(1)俗世間での苦労。
(2)〔仏〕 煩悩。
じんろく
じんろく【甚六】
a simpleton;→英和
a dunce.→英和
総領の〜 The eldest son is proverbially a dunce.→英和
じんろく
じんろく [0][4] 【甚六】
(1)長男。跡取り息子。おっとりして気がよいところがあることからからかう気持ちをこめていう。「惣領の―」
(2)お人好し。のろまな愚か者。
じんわ
じんわ [1][0] 【人和】
人の和。多くの人の心が和すること。
じんわり
じんわり [3] (副)
(多く「と」を伴って)
(1)物事がゆっくり確実に進むさま。「胸に―(と)伝わってくる」
(2)水分などが徐々にしみ出るさま。「汗が―(と)にじむ」「目頭が―(と)してくる」
じビール
じビール ヂ― [2] 【地―】
中小の醸造会社によりその土地で少量生産されるビール。1994年(平成6)の酒税法改正により,年間最低製造数量が2000キロリットルから60キロリットルに引き下げられたことにより生産が始まった。
す
す (助動)(せ・せ・す・する・すれ・せよ)
〔現代語の助動詞「せる」の古語形。四段・ラ行変格活用・ナ行変格活用の動詞の未然形に付く〕
□一□使役の意を表す。
(1)動作を他にさせる意味を表す。…せる。「今宵かかることと,声高(コワダカ)にものも言は〈せ〉ず/土左」「そこなる人にみな滝の歌よま〈す〉/伊勢 87」
(2)動作・作用が行われることを許可する,あるいはそのまま放任する意を表す。そのままにする。…せておく。「かの花は失せにけるは。いかで,かうは盗ま〈せ〉しぞ/枕草子 278」「あわてて船に乗て内裏を焼か〈せ〉つる事こそ安からね/平家 11」
(3)鎌倉時代の武士言葉で,受け身の意であるところを自身の意志による行為であるかのごとくいう。…させておく。「兄弟二人あるものが,兄を討た〈せ〉ておととが一人残りとどまたらば,幾程の栄華をか保つべき/平家 9」
□二□敬意を表す。
(1)(尊敬の意を表す語を下に伴って)尊敬の意を表す。「うへおはしますに,御覧じていみじう驚か〈せ〉給ふ/枕草子 9」「夜ふけぬさきに帰ら〈せ〉おはしませと申せば/源氏(夕顔)」
(2)(謙譲の意を表す語に付いて)謙譲の意をさらに強める。「みにくき顔うち笑みて,申さ〈せ〉侍らむとて立つを/源氏(橋姫)」「藤三位の局に,蓑虫のやうなる童の大きなる,白き木に立文をつけて,これ奉ら〈せ〉むと言ひければ/枕草子 138」
〔(1)「す」は「さす」と接続の上で相補う関係にあり,上下二段・上下一段・カ行変格・サ行変格の動詞には「さす」が接続する。(2)「す・さす」は,上代に多く用いられた「しむ」に代わって,中古以降に広く用いられた。ただし,漢文訓読系の文章には用いられず,もっぱら和文に用いられた。(3)使役の意の場合,中世末から近世にかけて,四段化した例も用いられた。「いや��お前は打た〈さ〉れぬ/浄瑠璃・菅原」「出すものだかひつこま〈す〉物だか,おいらにもわからねえのだ/滑稽本・七偏人」〕
す
す 【主】 (接尾)
人の名または人を表す名詞に付いて,軽い敬意や親愛の気持ちを表すのに用いる。「ああ,これ��太夫―,待つて貰はう/歌舞伎・韓人漢文」
す
す (助動)(さ・し・す・す・せ・せ)
〔上代語。四段・サ行変格活用の動詞の未然形に付く〕
軽い尊敬の意を表す。また,親愛の情をこめて言い表す場合にも用いられる。「この岡に菜摘ま〈す〉児家告(ノ)らせ名告ら〈さ〉ね/万葉 1」「草枕旅宿りせ〈す〉古思ひて/万葉 45」
〔(1)「思ふ」「聞く」「知る」などの語に付く場合には「思ほす」「聞こす」「知ろす」などとなる。(2)四段・サ変以外の動詞にも付くが,その場合,「着る(上一)→けす」「見る(上一)→めす」「寝(ヌ)(下二)→なす」などの形となる。(3)中古以降は,「あそばす」「おぼす」「きこしめす」など,一語の動詞の中にその跡をとどめている〕
す
す [1] 【酢・醋】
酢酸を含む,すっぱい液体調味料。古来,酢酸菌による酒の発酵によって作った。米・果実など原料によって風味が異なり,合成酢もある。殺菌力・防腐力が強い。食酢。「―漬け」「三杯―」
→酢酸(サクサン)
す
す 【為】 (動サ変)
⇒する
す
す [1][0] 【巣・栖・窼】
(1)鳥・獣・虫が卵を産み,あるいは子を育てる所。また,こもりすむ所。「ツバメが―をかける」「―につく」
(2)人の住む所。すみか。「愛の―」
(3)よからぬ者がたむろする所。
(4)クモが張った網。
す
す (間投助)
〔近世江戸語〕
文末(まれに文中)にあって,軽い確認の気持ちを表す。「かういい心持ちに酔つたところを湯へ入つて醒すは惜しいもんだ―/滑稽本・浮世風呂 4」「はて湯のふりで稽古に行つて―,銅壺の湯で手拭をしめして帰(ケエ)る人のやうにやあいくめえ―/滑稽本・素人狂言紋切形」
す
す【酢】
vinegar.→英和
す
す [1][0] 【馬尾】
(1)馬の尾の毛。細工に用いるときの称。ばす。
(2)馬の毛などを縦横に編んだもの。
(3)〔(1)を用いたところから〕
釣り糸。
す
す 【素】
■一■ [1][0] (名)
他のものが付け加わらず,そのものだけの状態。「―のままの顔」「姫はいつも―なる底深き目なざしもて/浴泉記(喜美子)」
■二■ (接頭)
(1)名詞に付く。
(ア)他のものがまじらずそのものだけ,ありのままであることを表す。「―顔」「―肌」「―うどん」「―泊まり」
(イ)みすぼらしい人,平凡であるなど軽蔑の意を添える。「―町人」「―浪人」
(2)形容詞などに付いて,普通の程度を超えている意を添える。「―早い」「―ばしこい」
す
す [0][1] 【鬆】
(1)時期を過ぎた大根・牛蒡(ゴボウ)などや,煮すぎた豆腐などの内部にできるすき間や穴。「―の入った大根」「―が立つ」
(2)鋳物の内部にできた空洞部分。鋳型に流し込んだ金属が冷却・凝固する際,空気が内部に閉じ込められて生ずる。
す
す [0][1] 【簀】
割り竹や葦(アシ)を糸で粗く編んだもの。
す
す
(1)五十音図サ行第三段の仮名。歯茎摩擦音の無声子音と後舌の狭母音から成る音節。
(2)平仮名「す」は「寸」の草体。片仮名「ス」は「須」の末三画の行書体。
す
す 【簾】
すだれ。みす。「はしの―まきあげて/蜻蛉(中)」
す
す [0][1] 【州・洲】
土砂が堆積して陸地のようになり,水面から出ている所。砂州(サス)。
す
す【巣】
<build> a nest;→英和
a beehive (蜂の);→英和
<weave> a cobweb (くもの);→英和
a den (巣窟).→英和
〜につく brood;→英和
sit.→英和
す
す【州】
a sandbank;→英和
a bar;→英和
a shoal;→英和
a shallow.→英和
す
す (助動)
〔「候(ソウロウ)」の下略「そう」の転〕
動詞や形容動詞の連用形,助詞「て」などに付いて,軽い丁寧の意を表す。ます。あります。「末広がり買ひ〈す〉,末広がり買ひたい/狂言・末広がり」「今朝の嵐は,嵐ではなげに〈す〉よの/閑吟集」「鞍馬辺よりも聟ののぞみで参つて〈す〉/狂言・夷毘沙門」
す=が過ぎる
――が過・ぎる
物事の程度が超える。「すいの口から―・ぎた/洒落本・玉菊灯籠弁」
す=でさいて飲む
――でさいて飲・む
いちいち欠点をあげたてることのたとえ。「めをとの衆が此の今を―・むやうに,言ひたいがいに言ひこめて/浄瑠璃・卯月の潤色(中)」
す=でも蒟蒻(コンニヤク)でも
――でも蒟蒻(コンニヤク)でも
どうにも手に負えないことにいう。どうにもこうにも。「新造の癖に―いけた奴ぢやない/歌舞伎・飛馬始」
す=につけ粉(コ)につけ
――につけ粉(コ)につけ
何かにつけて。酢に当て粉に当て。酢につけ味噌につけ。「これおやじ,そなたはお花が継父(ママテテ),―憎いのもことはり/浄瑠璃・長町女腹切(中)」
す=にも味噌(ミソ)にも
――にも味噌(ミソ)にも
「酢につけ粉につけ」に同じ。「―慰みにも,是を年中にもりつけて/浮世草子・一代女 5」
す=に当て粉(コ)に当て
――に当て粉(コ)に当て
「酢につけ粉につけ」に同じ。「―一日此事いひやまず/浮世草子・五人女 2」
す=の蒟蒻(コンニヤク)の
――の蒟蒻(コンニヤク)の
〔「四の五の」をもじった語か〕
何のかの。あれやこれや。「とかく―といつて受けとりませぬ/黄表紙・孔子縞于時藍染」
す=をくう
――をく・う
(1)巣をつくる。巣くう。「鶯の―・ひそむる梅の花/高光集」
(2)ある考えが心の中に根づく。巣くう。
す=を買う
――を買・う
いらぬ口出しをして怒らせる。また,扇動する。酢を乞う。[日葡]
すあい
すあい スアヒ 【牙儈】
〔「牙婆」「数間」「仲」とも書く〕
物品売買の仲介を業とする者。また,その仲介料。才取(サイトリ)。すわい。「商人(アキンド)の―をとるとは武士の風上にもおかぬやつ/浮世草子・諸道聴耳世間猿」
すあいおんな
すあいおんな スアヒヲンナ 【牙儈女】
近世,上方で,呉服類の取次販売をしながら売春もした女。すあい。
すあえ
すあえ [0][2] 【酢和え・酢韲え】
魚・野菜などを酢であえること。また,そのあえ物。「貝の―」
すあき
すあき [0] 【素秋】
連句で,秋の句が三句から五句続く中に,月の句が詠まれないこと。作法上嫌われた。
→素春
すあげ
すあげ [0] 【素揚(げ)】
ころもも粉もつけないで油で揚げること。また,そのもの。てんぷら・フライ・唐揚げなどでなく,材料それだけを揚げたものをいう。
すあし
すあし【素足】
a bare[naked]foot.〜で歩く walk barefoot(ed).
すあし
すあし [1] 【素足】
(1)靴・下駄などの履物をはかない足。はだし。[季]夏。
(2)足袋・靴下などをはいていないむきだしの足。[季]夏。
すあま
すあま [0] 【素甘】
蒸した粳(ウルチ)に白砂糖を入れて作った餅菓子(モチガシ)。
すあま
すあま [0] 【州浜・洲浜】
「すはま(州浜)」の転。
すあらい
すあらい [2] 【酢洗い】 (名)スル
材料を酢に通すこと。主に魚介類に用いる下ごしらえ方法の一つ。
すあわせ
すあわせ [2] 【素袷】
素肌に襦袢(ジバン)なしで袷を着ること。[季]夏。「―や素足は意気なものださうだが/吾輩は猫である(漱石)」
すい
すい [1] 【水】
(1)五行(ゴギヨウ)の第五。季節では冬,方位では北,色では黒,十干では壬(ミズノエ)・癸(ミズノト),五星では水星に当てる。
(2)七曜の一。「水曜」の略。
(3)漢方で,体内の水分のこと。気・血(ケツ)とならび,人体のはたらきを保つ三つの要素とされる。
→気
→血
(4)糖蜜(トウミツ)だけを加えたかき氷。こおりみず。
すい
すい [1] 【粋】 (名・形動)[文]ナリ
(1)世の中や人情の機微に通じていること。特に,男女のことや遊里・芸人社会などに通じ,とりなしがさばけていて,言動などがあかぬけていること。また,そうしたさま。いき。
⇔無粋(ブスイ)
⇔野暮(ヤボ)
「―なさばき」「真心(マゴコロ)もあつき朋友(トモダチ)の―な意見に/当世書生気質(逍遥)」
(2)すぐれていること。また,そうしたもの。「技術の―を集める」
(3)まじりけのないこと。また,そうしたもの。純粋。
すい
すい【粋】
(1)[精華]the essence;→英和
the pith;→英和
the cream.→英和
(2)[思いやり]consideration;→英和
delicacy.→英和
(3)[いき]elegance.⇒粋(いき).
〜を利かす be considerate <to> .
すい
す・い [1] 【酸い】 (形)[文]ク す・し
酢のような味がする。酸味がある。すっぱい。「―・い梅ぼし」
すい
すい 【錘】
■一■ [1] (名)
はかりに用いる分銅。おもり。
■二■ (接尾)
助数詞。紡錘の数を数えるのに用いる。つむ。「一万―」
すい
すい [1] 【騅】
(1)葦毛(アシゲ)の馬。
(2)楚(ソ)王項羽(コウウ)の愛馬の名。
すい
すい 【推】
おしはかること。推察。推量。「道頓堀でござんしよの,よい―��/浄瑠璃・氷の朔日(中)」
すい
すい【酸い】
sour;→英和
acid.→英和
〜も甘いもかみわけた人 a man of the world.→英和
すい
すい [1] 【膵】
膵臓(スイゾウ)。
〔「膵」は宇田川榛斎(シンサイ)の作った国字〕
すい
すい [1] 【燧】
火打ち道具。ひうち。
すい=が川へ陥(ハマ)る
――が川へ陥(ハマ)・る
巧者がかえって失敗することのたとえ。「―・るといふ目前損者の教への如く/浮世草子・禁短気」
すい=が身(ミ)を食う
――が身(ミ)を食・う
花柳界などで,粋人ともてはやされると,ついおぼれて身をほろぼすことになる。
すい=を利(キ)かす
――を利(キ)か・す
男女のことなどに通じ,物わかりよくさばく。「一体ならば妾の―・して遣つたを真底ありがたがりて/いさなとり(露伴)」
すい=を通す
――を通・す
「粋を遣(ツカ)う」に同じ。
すい=を鑽(キ)る
――を鑽(キ)・る
火打ち道具を打ち合わせて火を発する。
すい=逝(ユ)かず
――逝(ユ)かず
〔史記(項羽本紀)「時不�利兮騅不�逝,騅不�逝兮可�奈何�」〕
物事が志と違って苦境に陥ること。思いどおりうまく運ばないこと。
すいあげる
すいあ・げる スヒ― [4] 【吸(い)上げる】 (動ガ下一)[文]ガ下二 すひあ・ぐ
(1)水などを吸い込んで高い方へ上げる。「ポンプで水を―・げる」
(2)他人の利益を取り上げて自分のものとする。「子会社のもうけを―・げる」
すいあげる
すいあげる【吸い上げる】
suck[pump]up.吸上げポンプ a suction (pump).→英和
すいあげポンプ
すいあげポンプ スヒアゲ― [5] 【吸(い)上げ―】
ピストンを引くときに水を吸い上げる構造のポンプ。井戸など,比較的浅いところにある水などを吸い上げる。
⇔押し上げポンプ
すいあじ
すいあじ スヒアヂ [1][0] 【吸(い)味】
吸い物程度の味加減のこと。
すいあつ
すいあつ【水圧】
hydraulic[water]pressure.水圧機(計) a hydraulic press (gauge).
すいあつ
すいあつ [0] 【水圧】
水によって生ずる圧力。開放水面をもつ水中では水面からの深さに比例する。水深10メートルごとに1平方センチメートル当たり1キログラムの水圧が増す。
すいあつき
すいあつき [4][3] 【水圧機】
水を媒介とし,小さな力から大きな力を得てプレス・切断・圧搾などを行う機器の総称。実際には油を用いることが多い。
すいあつしけん
すいあつしけん [6][5] 【水圧試験】
水圧を加えて漏水・変形の有無や耐圧力を検査すること。ボイラーやタンクなどの安全性を確かめるために行われる。
すいあつだめ
すいあつだめ [0] 【水圧溜め】
ポンプから送られた高圧水を蓄えておき,必要に応じて水圧器に供給する装置。これにより小容量のポンプで大型水圧器を動かすことができる。水力溜め。アキュムレーター。
すいあて
すいあて 【推当て】
当て推量。「物しりがほの―猶つかはんと/浄瑠璃・大職冠」
すいい
すいい【推移】
(a) change;→英和
(a) transition.→英和
〜する (undergo a) change;shift.→英和
すいい
すいい【水位】
the water level.水位標 a watermark.→英和
すいい
すいい [1] 【水衣】
(1)青い苔(コケ)。
(2)水仕事などをする時に着る衣。みずごろも。
すいい
すいい [1] 【垂衣】
〔易経〕
天下を治めること。また,天子。
すいい
すいい [1] 【推移】 (名)スル
(1)物事の状態が時の経過につれて移り変わってゆくこと。「事件の―を見守る」
(2)時が経つこと。「季節の変化を反覆(クリカエ)しつつ月日は容赦なく―した/土(節)」
すいい
すいい [1] 【水位】
ある面を基準として示した水面の高さ。「―が上がる」
すいいき
すいいき [0] 【水域】
一定の基準によって区画された水面の範囲。「漁業専管―」「経済―」
すいいけい
すいいけい [0] 【水位計】
水位を測る計器。
すいいりつ
すいいりつ [3] 【推移律】
〔数〕 �=� かつ �=� ならば �=� という性質。� が � とある関係にあり,� が � とその関係にあるならば,� は � とその関係にあるということ。移動律。
すいう
すいう [1] 【翠雨】
青葉に降りそそぐ雨。緑雨。
すいうん
すいうん [0] 【水雲】
「雲水(ウンスイ)」に同じ。
すいうん
すいうん【水運】
water transportation.〜の便がある have facilities for water transportation.
すいうん
すいうん【衰運】
declining fortune.〜に向かう begin to decline;be on the wane.→英和
〜を挽(ばん)回する recover one's former prosperity.
すいうん
すいうん [0] 【水運】
水路を用いて船で人や物を運ぶこと。
→陸運
→海運
すいうん
すいうん [0] 【衰運】
おとろえ亡びてゆく運命。
⇔盛運
すいえい
すいえい [0] 【水泳】 (名)スル
人が,スポーツや楽しみで,水中を泳ぐこと。水練。遊泳。みずおよぎ。およぎ。[季]夏。「―大会」
すいえい
すいえい【水泳】
swimming.→英和
〜する (have a) swim;→英和
bathe.→英和
〜がうまい be a good swimmer.〜に行く go swimming;go for a swim.‖水泳着(帽) a swimming suit (cap).水泳競技 a swimming contest.水泳場 a swimming place[pool].水泳パンツ swimming trunks.
すいえい
すいえい [0] 【翠影】
青葉の茂った木のかげ。
すいえい
すいえい [0] 【垂纓】
冠の纓をそのまま後方に垂らしたもの。文官の冠につける。たれえい。
→纓
すいえいきょうぎ
すいえいきょうぎ [5] 【水泳競技】
競泳・飛び込み・水球・シンクロナイズド-スイミングの四種目の総称。狭義には,競泳と飛び込みをいう。水上競技。
すいえき
すいえき [0] 【水駅】
船着き場。川岸の宿駅。みずうまや。
すいえき
すいえき [1] 【膵液】
膵臓から分泌され十二指腸に排出される消化液。弱アルカリ性で,タンパク質・脂質・炭水化物などを加水分解する酵素を含む。
すいえし
すいえし [3] 【膵壊死】
⇒膵臓壊死(スイゾウエシ)
すいえん
すいえん [0] 【水鉛】
モリブデンの旧称。
すいえん
すいえん [0] 【水煙・水烟】
(1)水の飛沫(ヒマツ)が煙のように見えるもの。水上のもや。みずしぶき。みずけむり。
(2)〔火と呼ぶのを忌むとも,また火を調伏する意ともいう〕
仏塔の最上部に取り付ける相輪の一部で,九輪の上にある火炎をかたどった板状の透かし彫り金具。
→相輪
すいえん
すいえん [0] 【錘鉛】
測深器に用いる鉛製のおもり。
すいえん
すいえん [1] 【膵炎】
膵臓の炎症の総称。急性と慢性がある。胆石症やアルコール過飲などが誘因と考えられている。膵臓炎。
→膵臓壊死
すいえん
すいえん スイヱン 【綏遠】
もと中国北部の旧省名。オルドス地方から黄河の湾曲部にまたがる地域を占める。省都フフホト。1954年,内モンゴル自治区に併合。
すいえん
すいえん [0] 【炊煙・炊烟】
飯をたくかまどの煙。
すいえん
すいえん [0] 【翠煙・翠烟】
(1)みどり色の煙。
(2)みどりのもや。遠く緑樹などにかかるかすみ。
すいえん
すいえん [0] 【垂涎】 (名)スル
「すいぜん(垂涎)」の慣用読み。
すいえんじけん
すいえんじけん スイヱン― 【綏遠事件】
1936年(昭和11),日本の関東軍の援助により綏遠省に侵入した内蒙古軍が,傅作儀(フサクギ)の率いる中国軍に撃退された事件。中国の抗日世論を高める結果となった。
すいえんせいどうき
すいえんせいどうき スイヱン― [7] 【綏遠青銅器】
⇒オルドス青銅器(セイドウキ)
すいおん
すいおん [0] 【水温】
水の温度。「―計」
すいおん
すいおん【水温】
water temperature.
すいか
すいか [1] 【水火】
(1)水と火。
(2)洪水と火災。また,そのように勢いの激しいもの。「―の難」
(3)水におぼれ,火に焼かれるようなひどい苦しみ。「良人(オツト)の為めには―も厭はざる身の/不如帰(蘆花)」
(4)(水と火のように)互いに相いれないもの。きわめて仲の悪いこと。「―の仲」
すいか
すいか [1][0] 【垂下】 (名)スル
たれ下がること。たれ下げること。下垂。「幹竹割(カラタケワリ)に割放(サキハナ)したる断面は,半空(ナカゾラ)より一文字に―して/金色夜叉(紅葉)」
すいか
すいか [0] 【水化】
⇒すいわ(水和)
すいか
すいか [1] 【酔歌】
酒によって歌う歌。また,作った歌。
すいか
すいか [1] 【水禍】
水による災難。洪水にあうことやおぼれ死ぬこと。水難。「―にあう」
すいか
すいか [1] 【翠花・翠華】
〔中国で,天子の旗を翡翠(カワセミ)の羽で飾ったことから〕
天子の旗。
すいか
すいか [1] 【翠霞】
みどり色のかすみ。
すいか
すいか 【垂加】
山崎闇斎の霊社号。しでます。
すいか
すいか [1] 【誰何】 (名)スル
声をかけて,だれかと名を問いただすこと。呼びとがめること。「―せる門衛に,我は小坪の某なり/金時計(鏡花)」
すいか
すいか【誰何する】
challenge[question] <a person> .→英和
すいか
すいか【西瓜】
a watermelon.→英和
すいか
すいか【水火も辞せず】
go through thick and thin <for a person's sake> .
すいか
すいか [0] 【水和】
⇒すいわ(水和)
すいか
すいか [0] 【西瓜】
〔「すい」は「西」の唐音。「水瓜」とも書く〕
ウリ科のつる性一年草。熱帯アフリカ原産。暖地の砂地畑で栽培。葉は羽状に深裂。雌雄同株。夏,淡黄色の花をつけ,大きな球形または長球形の液果がなる。果皮は平滑で時に縦の縞(シマ)があり,果肉は多汁で甘く,赤ないし淡黄色。品種が多い。日本へは一六世紀渡来。ウオーターメロン。[季]秋。
〔「西瓜の花」は [季]夏〕
すいか=の責め
――の責め
火責めと水責めによる拷問。
すいか=も辞せず
――も辞せず
いかなる苦痛や困難もいとわない。
すいか=を踏む
――を踏・む
〔列子(黄帝)〕
大変苦しい状況にある。非常に危険な目にあう。危険を冒す。
すいか=器物(ウツワモノ)を一つにせず
――器物(ウツワモノ)を一つにせず
性質を異にするものは調和しないことのたとえ。[日葡]
すいかい
すいかい [0] 【水界】
(1)「水圏(スイケン)」に同じ。「―生態系」
(2)水陸の境。「―線」
すいかい
すいかい [0] 【水塊】
水温・塩分などがほぼ同じ性質をもち,周囲の海水と区分できる海水のかたまり。「冷―」
すいかく
すいかく [0] 【推覈】 (名)スル
〔「覈」はつまびらかにする意〕
罪を取り調べること。「―して其状を得しに/折たく柴の記」
すいかく
すいかく [0] 【酔客】
「すいきゃく(酔客)」に同じ。
すいかく
すいかく [0] 【水閣】
水辺に建てた楼閣。水楼。
すいかく
すいかく [0] 【水郭】
川や湖のほとりにある村。水郷。水村。「山村―の民,河より海より小舟泛べて/源おぢ(独歩)」
すいかけ
すいかけ【吸い掛けの】
half-finished <cigarette> .
すいかしんとう
すいかしんとう [4] 【垂加神道】
江戸初期,山崎闇斎が儒家神道を集大成して唱えた神道説。儒教を中心に陰陽五行説,理気説などを取り入れた説で,神人合一観を特徴とする。熱烈な天皇崇拝の立場は多くの神道家に影響を与えた。すいがしんとう。しでますしんとう。山崎神道。
すいかずら
すいかずら スヒカヅラ [3] 【忍冬】
スイカズラ科のつる性半常緑木本。山野に自生。枝は長く伸び,卵状長楕円形の葉を対生。初夏,葉腋に甘い香りのする白い花を二個ずつつける。花はのちに黄色になる。葉・茎・蕾(ツボミ)は解毒・利尿作用があり薬用とする。金銀花。ニンドウ。
〔「忍冬の花」は [季]夏〕
忍冬[図]
すいかずら
すいかずら【忍冬】
《植》a honeysuckle.→英和
すいかとう
すいかとう [0] 【西瓜糖】
スイカの果汁を煮つめたもの。糖分およびリンゴ酸を含み,利尿作用がある。
すいかようしょく
すいかようしょく [4] 【垂下養殖】
貝類・藻類などを籠(カゴ)に入れたり縄に付着させて,海中につり下げて養殖する方法。カキ・ホタテガイ・コンブ・ワカメなどの養殖に利用される。垂下式養殖。
すいかわり
すいかわり [0][3] 【西瓜割り】
目隠しをして,前方に置いたスイカを棒などで打ち割る遊び。
すいかん
すいかん [0] 【水干】
(1)糊(ノリ)を用いず水張りにして干した布。
(2)狩衣(カリギヌ)の一。頸上(クビカミ)に長い二本の結紐(ユイヒモ)があり,これを結んで着用するもの。襟を内側に折り込んで垂領(タリクビ)にも着ることができ,裾(スソ)を袴(ハカマ)に着込めることもある。また,胸と袖付けに二つずつの菊綴(ト)じがつく。下級官吏・地方武士・庶民の平服であったが,のち武家の礼服となり,公家や元服前の少年も着用するようになった。本来は{(1)}で作ったが,のちに絹・綾(アヤ)も用いられた。水干の狩衣。
水干(2)[図]
すいかん
すいかん [0] 【吹管】
吹管分析を行うための,黄銅製で L 字形の器具。一端(先口)を炎の中に入れ他端(口当て)から空気を吹き込む。
すいかん
すいかん [0] 【水旱】
洪水と日照り。それによる災害。
すいかん
すいかん [0] 【酔漢】
酒によった男。よっぱらい。
すいかん
すいかん【吹管】
a blowpipe.→英和
すいかん
すいかん [0] 【水管】
(1)水を通す管。
(2)軟体動物で,鰓(エラ)へ水を送り,また流出させる管。食物の摂取や体の移動にも役立つ。
すいかんけい
すいかんけい [0] 【水管系】
ウニ・ヒトデなどの棘皮(キヨクヒ)動物に特有な細管からなる構造。中は海水・体腔液で満たされ,呼吸・排出器官と運動器官とを兼ねる。歩管系。管足系。
すいかんばかま
すいかんばかま [5] 【水干袴】
水干とともに着用する袴。幅はやや狭く,指貫(サシヌキ)型。
すいかんぶんせき
すいかんぶんせき [5] 【吹管分析】
鉱物の化学成分の簡易分析法。試料粉末と無水炭酸ナトリウムとの混合物を木炭表面に埋め込み,吹管を用いて炎を吹きつけ出来た金属球や酸化物の皮膜の形や色により試料の化学成分を分析する。現在ではほとんど用いられない。
すいかんボイラー
すいかんボイラー [5] 【水管―】
ボイラーの一。多数の細い管の中に水を通し,この管を外部から加熱して蒸気を発生させるもの。高温・高圧の蒸気が効率的に得られる。水管がま。
→煙管ボイラー
すいが
すいが [1] 【睡臥】 (名)スル
横になって眠ること。
すいが
すいが [1] 【酔臥】 (名)スル
酒に酔って横になること。
すいがい
すいがい【水害】
damage by a flood;→英和
a flood disaster.〜を被る suffer from a flood.‖水害救助法 the Flood Relief Law.水害地 a flooded district.
すいがい
すいがい [0] 【水害】
洪水や高潮などの,水による災害。
すいがい
すいがい 【透垣】
〔「すきがき」の転〕
板または竹で,間を透かして作った垣根。すいがき。「檜皮・瓦,所々の立蔀(タテジトミ)・―などやうのもの/源氏(野分)」
すいがい
すいがい [0] 【水涯】
水辺(ミズベ)。水ぎわ。
すいがい
すいがい [0] 【翠蓋】
〔「すいかい」とも〕
みどり色のかさ。葉の茂った木の枝をたとえていう。「松は墓標の上に―を翳(カザ)して/不如帰(蘆花)」
すいがいよぼうくみあい
すいがいよぼうくみあい [8] 【水害予防組合】
公共組合の一。水害が予想される一定区域に土地・家屋を有する者を組合員とし,堤防・水門の保護など水害防御に関する事業を行う。
→水利組合
すいがき
すいがき 【透垣】
「すいがい(透垣)」に同じ。
すいがら
すいがら スヒ― [0] 【吸(い)殻】
タバコの,吸ったあとの燃えさし。「―入れ」
すいがら
すいがら【吸殻】
a cigar[cigarette]end.
すいがる
すいが・る 【粋がる】 (動ラ四)
粋であるように振る舞う。粋人であるように見せる。「形容を―・らず,仮にも利屈臭きを論ぜず/滑稽本・浮世風呂 4」
すいがん
すいがん【酔眼朦朧(もうろう)として】
with drunken eyes;dazed by liquor.
すいがん
すいがん [0] 【水癌】
口腔粘膜の顕著な壊死(エシ)を主徴とする口内炎。腐敗菌などの感染により起こる。ノーマ。壊疽(エソ)性口内炎。
すいがん
すいがん [0] 【酔眼】
酒によってとろんとした眼。酒によって焦点が定まらない目つき。酔眸(スイボウ)。
すいがん
すいがん [0] 【酔顔】
酒によった顔つき。
すいがん
すいがん [0] 【衰顔】
生気の失われた顔。やつれた顔。
すいがんもうろう
すいがんもうろう [0] 【酔眼朦朧】 (ト|タル)[文]形動タリ
酔っぱらって,とろんとした目つきになり,ものの姿もはっきり見えないさま。
すいき
すいき [1] 【水鬼】
(1)水をつかさどる鬼。
(2)航海中に現れる怪物。船幽霊(フナユウレイ)。
すいき
すいき [1] 【酔気】
酒のにおい。酒によったようす。酒気。
すいき
すいき [1] 【水気】
(1)みずけ。
(2)水蒸気。水煙。
(3) [0]
「浮腫(フシユ)」に同じ。
すいきく
すいきく [0] 【推鞫・推鞠】 (名)スル
罪人を取り調べること。推問。「法官政威を逞しうして之を―す/明六雑誌 7」
すいきゃく
すいきゃく [0] 【酔客】
酒によった人。よっぱらい。よいどれ。すいかく。
すいきゅう
すいきゅう [0] 【衰朽】
おとろえてくさること。
すいきゅう
すいきゅう [0] 【水球】
七名ずつの二チームが,プールに作られた競技場で泳ぎながらボールを敵のゴールに投げ入れて得点を争う競技。ウオーター-ポロ。
すいきゅう
すいきゅう [0] 【推及】 (名)スル
他へおしおよぼすこと。
すいきゅう
すいきゅう [0] 【推究】 (名)スル
論理をおし進めて,深く考えきわめること。「道理に拠て―せば自由と幸福とは応(マ)さに合体すべき筈/天賦人権論(辰猪)」
すいきゅう
すいきゅう【水球】
water polo.
すいきゅう
すいきゅう [0] 【衰窮】
おとろえ困窮すること。
すいきょ
すいきょ [1] 【推挙・吹挙】 (名)スル
ある官職・地位・仕事などにふさわしい人として,(上の人に)すすめること。推薦。吹嘘。「横綱に―する」
すいきょ
すいきょ 【出挙】
⇒すいこ(出挙)
すいきょ
すいきょ【推挙】
recommendation.→英和
⇒推薦.
すいきょ
すいきょ [1] 【吹嘘】
〔「嘘」は息を吐き出す意〕
(1)息を吹き出すこと。
(2)「推挙(スイキヨ)」に同じ。
すいきょう
すいきょう [0] 【酔郷】
(1)酒飲みの理想郷。酒飲みの天国。
(2)酒に酔った心地よい状態を別天地にたとえていう語。「―をさまよう」
すいきょう
すいきょう [1] 【酔狂・粋狂】 (名・形動)[文]ナリ
(1)(「酔興」とも書く)物好きなさま。好奇心から風変わりなことをするさま。「だてや―でやっているわけじゃない」「―にもほどがある」
(2)酒に酔って常軌を逸すること。「みめの悪きとは,ただ―のあまりなり/狂言・法師が母」
〔「えいぐるい(酔狂)」の漢字表記を音読みした語〕
すいきょう
すいきょう [1] 【酔興】
⇒すいきょう(酔狂)(1)
すいきょう
すいきょう [1] 【垂教】 (名)スル
教え示すこと。また,教え。「原意を損ずるを発見せば請ふ―せよ/罪と罰(魯庵)」
すいきょう
すいきょう [0] 【垂拱】
〔書経(武成)「垂拱而天下治」。衣の袖を垂れ,手をこまぬく意〕
何もせず,なすがままに任せること。多く,天下がよく治まっていることにいう。垂裳(スイシヨウ)。
すいきょう
すいきょう [0] 【水鏡】
(1)水面に物の影がうつって見えること。みずかがみ。
(2)〔世説新語(賞誉)〕
(水がありのままに物の姿をうつすように)おこないを正しくし,人の模範となること。また,その人。
すいきょう
すいきょう [0] 【水郷】
(1)水辺の村里。特に,川や湖などが多くある景勝地。
(2)「すいごう(水郷){(1)}」に同じ。
すいきょう
すいきょう【粋狂な】
capricious;whimsical.〜に[で]out of curiosity;for fun.
すいきん
すいきん [0] 【水金】
「みずきん(水金){(1)}」に同じ。
すいきん
すいきん [0] 【水禽】
水辺で生活する鳥の総称。普通,ガンカモ類をさす。水鳥。
すいきんくつ
すいきんくつ [3] 【水琴窟】
日本庭園の技法の一。洞窟内に水滴を落としたとき発生する反響音を庭園内で楽しむもの。一般に手水(チヨウズ)鉢の下の地中に甕(カメ)などを埋め込み,手水後の排水に音を生ませる形をとる。洞水門(ドウスイモン)。
すいぎゅう
すいぎゅう [0] 【水牛】
ウシ科の哺乳類アジアスイギュウを指す。頭胴長2.8メートル,肩高1.8メートルほど。体は暗灰色。角は大きく,三日月状。水辺にすみ,暑い日中は水に入っていることが多い。草食性。アジア原産だが家畜化されて世界中に広まっている。
すいぎゅう
すいぎゅう【水牛】
a (water) buffalo.
すいぎょ
すいぎょ [1] 【水魚】
水と魚。
すいぎょ=の交(マジ)わり
――の交(マジ)わり
〔蜀書(諸葛亮伝)〕
離れがたい非常に親密な交際のたとえ。水魚の親。水魚の思い。
すいぎょ=の親(シン)
――の親(シン)
「水魚の交わり」に同じ。
すいぎょう
すいぎょう [0] 【水行】
祈願や心身の鍛練のため,水を浴びて身を清めること。みずぎょう。
すいぎょく
すいぎょく [0] 【翠玉】
エメラルドのこと。
すいぎょく
すいぎょく [0][1] 【水玉】
「水晶(スイシヨウ)」に同じ。
すいぎん
すいぎん [0] 【水銀】
〔mercury; (ラテン) Hydrargyrum〕
亜鉛族元素の一。元素記号 Hg 原子番号八〇。原子量二〇〇・六。主鉱物は辰砂(シンシヤ)。常温で液体である唯一の金属。有毒。金・銀・スズなど多くの金属とアマルガムをつくる。鉄はアマルガムをつくらないため水銀の貯蔵容器に用いる。比重一三・五四六(摂氏二〇度)。融点は摂氏マイナス三八・八四二度。朱・アマルガムの製造,温度計・圧力計・水銀灯・理化学実験用などに用いられる。みずがね。
すいぎん
すいぎん [0] 【酔吟】 (名)スル
酔って詩や歌を口ずさむこと。
すいぎん
すいぎん【水銀】
mercury;→英和
quicksilver.→英和
‖水銀柱(寒暖計) a mercurial column (thermometer).水銀中毒 mercury poisoning.水銀灯 a mercury-vapor lamp.
すいぎんおんどけい
すいぎんおんどけい [0] 【水銀温度計】
下部をふくらませたガラスの細管に水銀を入れ,その膨張・収縮を利用する液体温度計。摂氏マイナス三八〜三六〇度の範囲で測定ができる。最も一般的な温度計の一つ。
すいぎんきあつけい
すいぎんきあつけい [0] 【水銀気圧計】
気圧計の一。水銀だめに立てた細いガラスの管内を上下する水銀柱の高さで気圧を計るもの。一気圧のとき水銀柱は約76センチメートルの高さを示し,大気圧の変化によって上下する。水銀晴雨計。
すいぎんざい
すいぎんざい [3][0] 【水銀剤】
水銀の殺菌作用を利用した薬剤の総称。薬害,環境汚染のため使用が制限されている。
すいぎんせいりゅうき
すいぎんせいりゅうき [7] 【水銀整流器】
低圧の水銀蒸気中で発生するアーク放電を利用して整流作用を行う機器。気密容器の中に水銀陰極と黒鉛または水銀陽極を封入したもの。
すいぎんちゅう
すいぎんちゅう [0] 【水銀柱】
(1)水銀温度計・水銀気圧計のガラス管を水銀が満たしている部位。また,その水銀。
(2)温度計。「―がうなぎのぼりになる(=急激ニ暑クナル)」
すいぎんちゅうどく
すいぎんちゅうどく [5] 【水銀中毒】
無機または有機水銀化合物による中毒。急性中毒は昇汞(シヨウコウ)・シアン汞など水に溶ける水銀塩を飲んで起きることが多く,慢性中毒は職業で水銀を取り扱う者などに見られ,口内炎・手足の震え・言語障害などが起こる。
→水俣病(ミナマタビヨウ)
すいぎんでんち
すいぎんでんち [5] 【水銀電池】
陽極に炭素と水銀の酸化物,陰極にアマルガム亜鉛,電解質として水酸化カリウムなどを用いた電池。起電力は約1.35ボルト。小型で性能の高い乾電池として,カメラ・電卓・補聴器用などに広く用いる。
すいぎんとう
すいぎんとう [0] 【水銀灯】
水銀蒸気中のアーク放電による発光を利用したランプ。照明用・医療用などとする。
すいぎんなんこう
すいぎんなんこう [5] 【水銀軟膏】
水銀を配合した軟膏。皮膚に塗布し,梅毒の治療やケジラミの駆除に用いられた。
すいぎんほう
すいぎんほう [0] 【水銀法】
食塩水を電気分解して苛性ソーダと水素・塩素を得るとき,陰極に水銀を用いる方法。廃棄物に含まれる水銀の環境汚染が問題となり現在使われていない。
すいくち
すいくち【吸口】
a mouthpiece (パイプの);→英和
a cigarette holder (タバコの).吸口付タバコ a filter tip;a tipped cigarette.
すいくち
すいくち スヒ― [0] 【吸(い)口】
(1)口で吸うようになっている器具の,口にくわえる部分。「キセルの―」
(2)巻きタバコの,口にくわえるために厚紙を巻いた部分。
(3)吸い物に浮かべたり,煮物に添えて,香気と風味を加えるもの。ユズの皮,葉山椒など。香頭(コウトウ)。
すいくん
すいくん [0] 【垂訓】
示された教え。与えられたいましめ。また,教えをたれること。「山上の―」
すいぐ
すいぐ [1] 【炊具】
炊事をするための道具。
すいぐん
すいぐん [0] 【水軍】
(1)水上で戦争を行う軍隊。海軍。
(2)海上戦力を保有する集団。特に,南北朝・室町時代,北九州・瀬戸内・紀伊などで遣明船の警固や貿易に従事した地方豪族武士団。海賊衆。警固衆。
すいぐんせん
すいぐんせん 【水郡線】
JR 東日本の鉄道線。茨城県水戸と福島県安積永盛(アサカナガモリ)間137.5キロメートル,および上菅谷と常陸太田間9.5キロメートル。ほぼ久慈川に沿って走る。
すいけい
すいけい [0] 【推計】 (名)スル
一部の事実や資料をもとにして,おおよその数量を算出すること。「一〇年後の人口を―する」
すいけい
すいけい 【水経】
中国の河川について簡略に記した地理書。前漢の桑欽とも,晋(シン)の郭璞とも伝えるが撰者未詳。三国時代頃の成立か。
すいけい
すいけい [0] 【水系】
水源から共通の流出口に至る一連の流路の集合。本流とその支流,それらに接続する湖・沼なども含む。排水系。河系。
すいけい
すいけい [0] 【水鶏】
水鳥クイナの異名。
すいけいがく
すいけいがく [3] 【推計学】
全体を調査する代わりにその中から標本を選び出して全体の性質を推測しようとするとき,標本の選び方・標本の必要個数・結果の信頼度などを数学的に研究する学問。推測統計学。
→統計学
すいけいちゅう
すいけいちゅう 【水経注】
中国の地理書。四〇巻。北魏(ホクギ)の酈道元(レキドウゲン)の撰。「水経」に,実地体験と多くの文献によって注釈を加えたもので,中国各地の河川とその流域の歴史について詳細に記す。
すいけいでんせん
すいけいでんせん [5] 【水系伝染】
水を介して起こる病気の伝染。
すいけつしょう
すいけつしょう [0] 【水血症】
血液中の水分の割合が異常に増量した状態。腎機能の低下,癌(ガン)の悪液質,貧血症などで起こる。
すいけん
すいけん [0] 【水圏】
地球の表面上で水によって占められている部分。大部分は海であるが,湖沼や河川などの陸水も含める。地球全表面積の約七割を占める。水界。
すいげきさよう
すいげきさよう [5] 【水撃作用】
管の中をいっぱいに流れる水を急激に止めたり動かしたりしたときに弾性波を生じる現象。水槌(ミズツチ)。ウオーター-ハンマー。
すいげつ
すいげつ [1] 【水月】
(1)水と月。
(2)水に映った月。
すいげつかんのん
すいげつかんのん 【水月観音】
三十三観音の一。形像は一定しないが,水辺の岩に座して水中の月を見る姿に作られる。
すいげん
すいげん [0] 【酔言】
酔った上でのたわごと。酔語。
すいげん
すいげん【水源(地)】
the head[source]of a river;→英和
a riverhead;→英和
a source of watersupply (水道の).
すいげん
すいげん [0][3] 【水源】
川などの流れ出るもと。みなもと。
すいげんかんようりん
すいげんかんようりん [7] 【水源涵養林】
水源の確保,洪水の防止,河川の保護などのための保安林。
すいげんしょう
すいげんしょう 【水原抄】
源氏物語の注釈書。五四巻。源光行の草案を親行が完成。鎌倉中期に成立。「河海抄」その他に逸文があるが原本は伝わらない。河内流の注釈書の最初。
すいげんしょう
すいげんしょう 【水言抄】
〔「江」「談」それぞれの偏による呼称〕
「江談抄(ゴウダンシヨウ)」の別称。
すいげんぜにたなご
すいげんぜにたなご [7] 【水原銭鱮】
〔水原は韓国の地名〕
コイ目の小形のタナゴ。全長は約5センチメートル。体色は透明感があり,光沢が少ない。ひげはない。朝鮮半島西岸から南岸,および日本では兵庫県千種川から広島県芦田川にかけて分布。河川工事などの影響を受け,個体数が激減している。
すいげんち
すいげんち [3] 【水源地】
水源となる地域。
すいげんりん
すいげんりん [3] 【水源林】
「水源涵養(カンヨウ)林」に同じ。
すいこ
すいこ [1] 【推古】
昔のことをおしはかって考えること。
すいこ
すいこ [1] 【水虎】
河童(カツパ)の異称。
すいこ
すいこ [1] 【出挙】
古代の,利息を付けて稲や財物を貸し付ける制度。春に農民に官稲を貸し付け,秋に三割から五割の利稲とともに回収する。国が行う公出挙(クスイコ)と私人が行う私出挙(シスイコ)とがある。公出挙は初め勧農・救貧を目的としたが,奈良中期以降強制的に行われ,一種の税となった。私出挙は稲のほかに銭や物を貸し付け五割から一〇割の高利を認められ,中世まで広く行われた。
すいこう
すいこう [0] 【衰耗】 (名)スル
おとろえ弱ること。すいもう。「健安の心思,…―することなり/西国立志編(正直)」
すいこう
すいこう [0] 【水閘】
(1)水門。樋(ヒ)の口。
(2)河川・運河などに,流れを遮断して構築した水門。閘門。
すいこう
すいこう [0] 【推敲】 (名)スル
〔唐代の詩人賈島(カトウ)が,「僧は推す月下の門」の「推(おす)」を「敲(たたく)」にしようかと迷って,韓愈の助言で「敲」にきめたという故事から〕
詩文を作るとき,最適の字句や表現を求めて考え練り上げること。「―を重ねる」「原稿を―する」
すいこう
すいこう【水耕農場】
a hydroponic farm.水耕法 hydroponics.→英和
すいこう
すいこう【推敲する】
polish;→英和
improve.→英和
〜を重ねる work hard to polish <an essay> out.
すいこう
すいこう【遂行】
performance;→英和
execution.→英和
〜する execute;→英和
carry out;accomplish.→英和
すいこう
すいこう [0] 【推考】 (名)スル
おしはかって考えること。「時勢の変遷と制度の改革とを―し/新聞雑誌 16」
すいこう
すいこう [0] 【水孔】
(1)植物体内の水を排出する小孔。開閉しない二個の孔辺細胞のすき間で,葉先・縁など,葉脈の末端付近にある。
(2)棘皮(キヨクヒ)動物の体壁にある小孔。体腔内に海水を入れる。
(3)バッタ・コオロギなどの卵にある,発生の途中で水分を吸収するための特別な構造。
すいこう
すいこう [0] 【水耕】
土を使わず,砂や礫(レキ)を培地とし,必要な養分を溶かした水で植物を栽培すること。水栽培。「―栽培」「―法」
すいこう
すいこう [0] 【水行】
(1)水上をゆくこと。
(2)水の流れ。
すいこう
すいこう [0] 【水光】
水面のひかり。光っている水。
すいこう
すいこう [0] 【遂行】 (名)スル
物事をなしとげること。やりとおすこと。「任務を―する」
すいこうしゃ
すいこうしゃ スイカウシヤ 【水交社】
旧海軍将校および同相当官の親睦団体。1876年(明治9)設立。第二次大戦後解散。
→偕行社(カイコウシヤ)
すいこうせい
すいこうせい スイカウ― [0] 【水硬性】
セメント類が水と反応し固体として硬化してゆく性質。
すいこうほう
すいこうほう [0] 【水攻法】
原油の採取法の一。油層内に水を圧入し,原油を押し出して採油する方法。
すいこく
すいこく [0] 【推轂】 (名)スル
〔車の轂(コシキ)を押す意〕
官職などに就くようにとりもつこと。推挙。推薦。「一の有名なる東洋の学士に―し,これと交はらしむ/西国立志編(正直)」
すいこく
すいこく [0] 【水国】
湖沼・河川などの多い国・土地。
すいこちょう
すいこちょう 【出挙帳】
官から出挙した稲の出納を記録した帳簿。
すいこてんのう
すいこてんのう 【推古天皇】
(554-628) 記紀で第三三代天皇(在位 592-628)の漢風諡号(シゴウ)。名は額田部(ヌカタベ)。豊御食炊屋姫(トヨミケカシキヤヒメ)とも。欽明天皇第三皇女。敏達天皇の皇后。崇峻天皇が蘇我馬子に殺されると,推されて即位。聖徳太子を皇太子・摂政として政治を行い,飛鳥文化を現出。
すいこでん
すいこでん 【水滸伝】
中国,明代の口語体の長編小説。四大奇書の一。一〇〇回・一二〇回・七〇回(清の金聖嘆が物語の後半を削除して改作したもの)の諸本がある。施耐庵(シタイアン)作(羅貫中(ラカンチユウ)が合作,または改訂したとする説もある)。成立年代未詳。宋江(ソウコウ)を首領とする一〇八人の豪傑が山東省の梁山泊(リヨウザンパク)を根城にして官軍に抵抗し,やがて滅びていく物語。「宋史」にも載っている宋江の反乱が,説話や芝居・小説などに脚色されて民間に流布していたのを集大成したもの。
すいことう
すいことう 【出挙稲】
出挙のために貸し付けた稲(イネ)。
すいこぶつ
すいこぶつ [3] 【推古仏】
推古天皇の時代に作られた仏像の総称。飛鳥(アスカ)仏。
すいこみ
すいこみ スヒ― [0] 【吸(い)込み】
(1)吸い込むこと。
(2)排水などを吸い込ませる穴。
(3)「吸い込み釣り」の略。
すいこみづり
すいこみづり スヒ― [0] 【吸(い)込み釣り】
練り餌(エ)に包み込んだ数本の針を吸い込ませるようにしてフナ・コイなどを釣る方法。
すいこみべん
すいこみべん スヒ― [4] 【吸(い)込み弁】
内燃機関やポンプなどで,シリンダー内に気体や液体を吸入するときに開き,吐き出すときには閉まる弁。吸入弁。吸気管。
すいこむ
すいこむ【吸い込む】
[気体を]inhale;→英和
breathe[draw]in;[液体を]absorb;→英和
suck in.
すいこむ
すいこ・む スヒ― [3] 【吸(い)込む】 (動マ五[四])
(1)気体・液体などを,吸って中に入れる。「新鮮な空気を胸いっぱい―・む」
(2)比喩的に,暗やみ・奥深い所などの中にずっと引き入れる。「その人影は暗やみに―・まれた」「深い谷底に―・まれそうになる」
[可能] すいこめる
すいこん
すいこん [0] 【水根】
植物の根で,水中に発生するもの。根毛・根冠を欠く。水中根。
すいご
すいご [1] 【垂語】
禅家で,師が学僧のために教えさとす言葉。垂示。
すいご
すいご [1] 【酔語】
酔っていうことば。酔言。
すいごう
すいごう スイガウ 【水郷】
(1)利根川下流域の低湿なデルタ地帯の称。本流とその北岸の横利根川・北利根川・北浦などの沿岸地域を含み,千葉県佐原市と茨城県潮来(イタコ)町を中心とする。近年まで水路網が発達していた。
(2)「すいきょう(水郷){(1)}」に同じ。「―柳川(ヤナガワ)」
すいごう
すいごう【水郷】
a riverside[lakeside]district.
すいごうつくばこくていこうえん
すいごうつくばこくていこうえん スイガウ―コクテイコウヱン 【水郷筑波国定公園】
千葉県と茨城県にまたがる国定公園。水郷・犬吠埼・霞ヶ浦・筑波山を含む。
すいごうやく
すいごうやく スヒガウヤク [3] 【吸い膏薬】
「吸い出し膏薬」に同じ。
すいごかし
すいごかし 【粋倒し】
おだてて粋人扱いして,うまく事を運ぶこと。「案山子(カガシ)を―にあはせける/浮世草子・胸算用 2」
すいさい
すいさい [0] 【水災】
(1)洪水による災害。水害。水難。
(2)〔仏〕 大三災の一。第二禅天までが水浸しになるという大水害。
→三災(2)
すいさい
すいさい [0] 【水彩】
「水彩画」の略。
すいさい
すいさい [0] 【水際】
水のほとり。水辺。みずぎわ。
すいさい
すいさい【水彩画】
a watercolor.〜画をかく paint with watercolors.‖水彩画家 a watercolor painter.
すいさいえのぐ
すいさいえのぐ [5] 【水彩絵の具】
水で溶いて塗る絵の具。みず絵の具。
すいさいが
すいさいが [0] 【水彩画】
絵画技法の一。水彩絵の具で絵を描くこと。また,それによって描かれた絵。みずえ。水彩。
すいさき
すいさき 【水左記】
左大臣源俊房の日記。巻数未詳。1062年から1086年までの記録で,中間の四年分を欠く。土左記。堀河左府記。土記。
すいさし
すいさし【吸いさし】
a half-finished cigarette;a cigar(ette) end.
すいさし
すいさし スヒ― [0] 【吸いさし】
タバコを途中まで吸ってやめること。また,そのタバコ。吸いかけ。
すいさつ
すいさつ【推察】
a guess;→英和
(a) conjecture;→英和
(an) inference.→英和
〜する conjecture;surmise;→英和
guess;gather.→英和
〜が当たる(外れる) guess right (wrong).
すいさつ
すいさつ [0] 【推察】 (名)スル
物事の事情や他人の心中をあれこれ考え思いやること。「遺族の心中を―する」
すいさん
すいさん【水産物】
marine products.‖水産業 the fishing[marine products]industry.水産試験所 a fisheries experiment station.水産大学 <Tokyo> University of Fisheries.水産庁 the Fisheries Agency.
すいさん
すいさん [0] 【水産】
海・川・湖などから物がとれること。また,魚介類・藻類の総称。
→陸産
→海産
すいさん
すいさん [0] 【推讃】 (名)スル
ほめてすすめること。推賞。
すいさん
すいさん [0] 【炊爨】 (名)スル
飯をたくこと。炊事。「キャンプで飯盒(ハンゴウ)―する」
すいさん
すいさん [0] 【推算】 (名)スル
おおよその見当で計算すること。推計。「今此飢饉の損亡を―するに/新聞雑誌 20」
すいさん
すいさん 【出生】
〔「さん」は唐音。衆生(シユジヨウ)の食を出す意〕
〔仏〕「生飯(サバ)」の異名。
すいさん
すいさん [0] 【推参】
〔「おしまいる」の漢字表記「推参」を音読みした語〕
■一■ (名)スル
自分の方から相手のところに押しかけて行くこと。また,人を訪問することを謙遜していう語。「面会を得ざれば,是非なく此方(コナタ)へ―したる次第/不如帰(蘆花)」
■二■ (名・形動)[文]ナリ
さしでがましいさま。おこないの無礼なこと。「己れ下郎,―な/色懺悔(紅葉)」「―至極」
すいさんか
すいさんか [0] 【水酸化】
水酸基を結合して水酸化物となること。また,その性質をもつこと。
すいさんか
すいさんか【水酸化】
《化》hydration.水酸化物 a hydroxide.→英和
すいさんかこうぎょう
すいさんかこうぎょう [6] 【水産加工業】
水産物を原料として,食品・肥料などを生産する産業。
すいさんかてつ
すいさんかてつ [5] 【水酸化鉄】
(1)水酸化鉄(II)。化学式 Fe(OH)� 空気を遮断した状態で鉄(II)塩の水溶液をアルカリ性にすると生じる白色の結晶。還元性が強く,空気に触れると水酸化鉄(III)に変化する。
(2)水酸化鉄(III)。化学式 Fe(OH)� 鉄(III)塩の水溶液にアンモニアと塩化アンモニウムとの混合水溶液を加えると生じる褐色のゲル状沈殿物。実際には酸化水酸化鉄 FeO(OH)と考えられる。水中でさびた鉄釘(クギ)などの,さびの主成分。
すいさんかどう
すいさんかどう [5] 【水酸化銅】
(1)水酸化銅(I)。化学式 CuOH 塩化銅(I)の冷塩酸溶液をアルカリ性にすると生じる黄色の沈殿物とされているが,組成は一定していない。
(2)水酸化銅(II)。化学式 Cu(OH)� 銅(II)塩の水溶液をアルカリ性にすると生じる青白色のゲル状沈殿物。酸・シアン化カリウム溶液・アンモニア水に溶けるが,水やアルカリには溶けない。
すいさんかぶつ
すいさんかぶつ [5] 【水酸化物】
水酸基をもつ化合物の総称。
すいさんかぶつイオン
すいさんかぶつイオン [8] 【水酸化物―】
水酸基の陰イオン。OH� と表す。水酸イオン。
すいさんかアルミニウム
すいさんかアルミニウム [9] 【水酸化―】
アルミニウムの水酸化物。白色半透明の固体。アルミニウム塩の水溶液にアンモニア水を加え,ゲル状物質として得る。化学式 Al(OH)� 媒染剤・吸着剤に用いる。水礬土(スイバンド)。
すいさんかアンモニウム
すいさんかアンモニウム [9] 【水酸化―】
アンモニア水の中で,アンモニアと水との反応によって生じていると考えられる仮想的な物質。単独に分離することはできない。化学式 NH�OH
すいさんかカリウム
すいさんかカリウム [7] 【水酸化―】
硬くてもろい白色の結晶。塩化カリウムの水溶液を電解して得る。化学式 KOH 潮解性があり,水によく溶け強アルカリ性を示す。強い腐食性があり劇薬。カリガラス原料・医薬品などに用いる。苛性カリ。
すいさんかカルシウム
すいさんかカルシウム [8] 【水酸化―】
酸化カルシウム(生石灰)に水を加えると生じる白色の塩基性粉末。化学式 Ca(OH)� 水に少し溶けて石灰水を生じる。消毒剤・酸性土壌の中和剤,さらし粉の原料,漆喰(シツクイ)・モルタルの材料として用いる。消石灰。石灰(イシバイ)。
すいさんかナトリウム
すいさんかナトリウム [8] 【水酸化―】
白色の固体。普通,食塩水を電解して大量に得る。化学式 NaOH 潮解性が強く,水によく溶けて強いアルカリ性を示す。腐食性があり,皮膚をおかす。合成繊維や石鹸(セツケン)の製造,石油精製などに広く使用。苛性ソーダ。
すいさんかバリウム
すいさんかバリウム [7] 【水酸化―】
酸化バリウムを水に入れると高熱を発して生成する白色の粉末。化学式 Ba(OH)� 水溶液(重土水)は強いアルカリ性で,二酸化炭素の定量や中和滴定のアルカリ標準溶液に用いる。
すいさんがく
すいさんがく [3] 【水産学】
水産資源の漁業・増養殖・加工・製造などに関する学問。水産技術・水産生物・水産化学などの諸分野も含む。
すいさんき
すいさんき [3] 【水酸基】
‐OH で表される基。無機化合物中ではイオン結合性で,水溶液としたときは電離して水酸化物イオンとなりアルカリ性を呈する。有機化合物中では共有結合性の官能基となり,水溶液はアルカリ性を示さず,中性あるいは水酸基中の水素を電離して微酸性を呈する。ヒドロキシル基。
すいさんぎょう
すいさんぎょう [3] 【水産業】
水産動植物の捕獲・採取・養殖・加工などを行う事業。
すいさんぎょうきょうどうくみあい
すいさんぎょうきょうどうくみあい [11] 【水産業協同組合】
漁民・水産加工業者の協同組合。水産業協同組合法に基づき設立され,漁業協同組合・漁業生産組合・漁業協同組合連合会・水産加工業協同組合・水産加工業協同組合連合会・共済水産業協同組合連合会の六種がある。
すいさんこうしゅうじょ
すいさんこうしゅうじょ 【水産講習所】
水産に関する教育および研究を行う機関。1888年(明治21)設立の水産伝習所を継承して,97年発足。東京水産大学の前身。
すいさんしけんじょう
すいさんしけんじょう [0] 【水産試験場】
水産に関しての調査・分析・開発・普及・指導を目的とする研究機関。戦前は農林省所管の中央水産試験場と都道府県水産試験場があったが,前者は1949年(昭和24)水産研究所と改称。
すいさんしげん
すいさんしげん [5] 【水産資源】
海や河川・湖などから得られる有用な生物資源。
すいさんだいがっこう
すいさんだいがっこう 【水産大学校】
水産に関する学理と技術を教授する農林水産省所管の学校。修業年限は四年。1946年(昭和21)水産講習所下関分校として設立。63年現名に改称。所在地は山口県下関市。
すいさんちょう
すいさんちょう [3] 【水産庁】
農林水産省の外局の一。水産資源の保護や開発,漁業調整,水産物の生産・流通など水産業に関する行政事務を取り扱う。付属機関に水産研究所・水産大学校などがある。
すいさんぶつ
すいさんぶつ [3] 【水産物】
魚貝類や海藻類など。
→陸産物
→海産物
すいさんもの
すいさんもの 【推参者】
さしでがましい人。無礼者。「さがらぬか―め/浄瑠璃・布引滝」
すいさんイオン
すいさんイオン [5] 【水酸―】
⇒水酸化物(スイサンカブツ)イオン
すいざい
すいざい [0] 【水剤】
「水薬(スイヤク)」に同じ。
すいざん
すいざん [0] 【衰残】
おとろえ弱りはてること。「―の身」
すいし
すいし [1] 【水師】
水上で戦う軍隊。海軍。水軍。
すいし
すいし [0] 【衰死】 (名)スル
おとろえ弱って死ぬこと。
すいし
すいし [0] 【水死】 (名)スル
水におぼれて死ぬこと。溺死(デキシ)。「高波にさらわれて―する」
すいし
すいし [1] 【水司】
律令制で,後宮十二司の一。御料の水・粥(カユ)・氷などのことをつかさどったが詳細は不明。膳司とともに采女(ウネメ)が配属されたらしい。もいとりのつかさ。
すいし
すいし【水死】
⇒溺(でき)死.
すいし
すいし [0] 【垂死】
今にも死にそうな状態。瀕死(ヒンシ)。「―の病床にある」
すいし
すいし [1] 【出師】
軍隊を繰り出すこと。出兵。
すいし
すいし [1] 【錘子】
おもり。分銅。
すいしえい
すいしえい 【水師営】
中国,大連市旅順地区の北西の地名。清代に水師の兵営があった所。1905年(明治38),日露戦争当時,乃木・ステッセル両将軍が会見した場所。
すいしつ
すいしつ【水質汚濁】
water pollution.水質検査する analyze[examine]water.
すいしつ
すいしつ [0] 【水質】
流水や地下水などに含まれている物質の性質や量的性質。「―検査」
すいしつおだくぼうしほう
すいしつおだくぼうしほう 【水質汚濁防止法】
工場などから公共用水域に排出される水の排出規制や生活排水対策の推進により,公共用水域・地下水の水質の汚濁の防止を図り,事業者の損害賠償責任などを定める法律。1970年(昭和45)制定。
すいしていとく
すいしていとく [4] 【水師提督】
清朝時代,水軍を統轄した長官。
すいしのひょう
すいしのひょう 【出師の表】
中国,蜀(シヨク)の丞相諸葛亮(シヨカツリヨウ)(孔明)が227年出陣に際し,後主劉禅(リユウゼン)に奉じた上表文。先主劉備の遺徳を高めるように説いたもので,誠忠の情あふれた名文として有名。ほかに「後出師の表」(228年)がある。
すいしゃ
すいしゃ [1][0] 【水車】
(1)水の流れる力で羽根車を回転させ,水のエネルギーを機械エネルギーに変える装置。
(ア)水の汲み上げ,製粉・精米などに利用するもの。みずぐるま。「―小屋」
(イ)水力発電で,水を受けて発電機を回す装置。フランシス水車・プロペラ水車・ペルトン水車などがある。
(2)水路に設け,人が足で踏み回すなどして灌漑(カンガイ)用の水を田畑に入れる装置。
すいしゃ
すいしゃ【水車(小屋)】
a water mill.
すいしゃ
すいしゃ [0] 【水瀉】
水を流すような激しい下痢。
すいしゃ
すいしゃ [1] 【粋者】
花柳界の事情に通じた人。粋人。通人。
すいしゃく
すいしゃく [0] 【水尺】
「水盛(ミズモリ)」に同じ。
すいしゅ
すいしゅ【水腫】
《医》dropsy.→英和
すいしゅ
すいしゅ [0] 【水腫】
⇒浮腫(フシユ)
すいしゅ
すいしゅ [1] 【水手・水主】
(船頭以外の)船の乗組員。ふなのり。かこ。「―・梶取(カンドリ)ども射殺され/平家 11」
すいしゅく
すいしゅく [0] 【水菽】
〔水と豆粥(マメガユ)の意〕
粗末な食事。また,貧乏。
すいしょ
すいしょ [1] 【水書】 (名)スル
泳ぎながら,扇や板などに文字や絵をかくこと。
すいしょ
すいしょ [1] 【粋書】
遊里など,粋(イキ)な世界を描いた書物。
すいしょう
すいしょう [0] 【推頌】 (名)スル
人を尊んで,その徳をほめること。
すいしょう
すいしょう [0] 【推奨】 (名)スル
ある事物または人をほめて,他人にすすめること。「口をきわめて―する」
すいしょう
すいしょう [1] 【水晶・水精】
肉眼で見えるような石英の大きな結晶。普通,六角柱状で無色透明であるが不純物の混じった草入り・煙入りや,紫・黄色などのものもある。光学機材・水晶振動子・印材・装飾などに用いる。水玉。
すいしょう
すいしょう [0] 【垂裳】
〔易経(繋辞下)「黄帝尭舜,垂�衣裳�而天下治」〕
何もしないでいること。天下が平和に治まっていることにいう。垂拱(スイキヨウ)。
すいしょう
すいしょう【推奨する】
commend;→英和
admire;→英和
praise.→英和
〜すべき laudable;→英和
admirable;→英和
commendable.→英和
すいしょう
すいしょう【水晶】
(a) (rock) crystal.→英和
〜の様な crystal(line).‖水晶体 the crystalline lens (目の).水晶時計 a quartz watch[clock].紫水晶 amethyst.
すいしょう
すいしょう [0] 【翠松】
みどりの松。青々とした松。「磯より数十軒の間近に其―の枝を翳(カザ)し/帰去来(独歩)」
すいしょう
すいしょう [0] 【水松】
(1)スギ科の落葉高木。中国南部原産。日本には明治末期に渡来,観賞用に栽植されている。高さ15〜20メートル。葉は成木では針状ないし鱗片状で,秋には赤褐色に紅葉し美しい。
(2)海草ミルの漢名。
すいしょう
すいしょう [0] ―シヤウ 【推賞】 ・ ―シヨウ 【推称】 (名)スル
ある事物または人をすぐれているとしてすすめること。「識者の―する本」「―に値する」
すいしょう=は塵(チリ)を受けず
――は塵(チリ)を受けず
清廉潔白な人は不義や不正を受け入れないことのたとえ。
すいしょうがい
すいしょうがい [3] 【水晶貝】
海産の巻貝。殻長約65ミリメートル,殻径約40ミリメートル。殻は厚く,淡黄褐色の地に褐色斑がある。殻口は長方形,沖縄では食用にする。本州中部以南の暖・熱帯の浅海に分布。
すいしょうきゅう
すいしょうきゅう [3] 【水晶宮】
(1)〔杜甫「水晶宮殿転霏微」〕
水晶で飾られた宮殿。
(2)1851年のロンドン万国博覧会の展示場として建てられた鉄骨ガラス張りの建物。材料・工法において近代建築の先駆。クリスタル-パレス。
すいしょうこんしき
すいしょうこんしき [5] 【水晶婚式】
結婚一五周年を祝って行う式。
すいしょうしんどうし
すいしょうしんどうし [7] 【水晶振動子】
水晶の結晶から一定の方向に切り出した板または棒。水晶の圧電効果を利用するもので,電気回路に結合して一定振動数の発振を行わせるのに用いる。
すいしょうたい
すいしょうたい [0] 【水晶体】
動物の発達した眼球で,光を屈折して網膜上に像を結ばせるレンズ状の透明な構造体。ヒトでは,虹彩の後方にあって毛様体の収縮・弛緩によって厚さが調節され焦点を合わせる。レンズ。
すいしょうどけい
すいしょうどけい [5] 【水晶時計】
水晶発振器によって運行を制御する精密な時計。クオーツ時計。電子時計。
すいしょうのよる
すいしょうのよる 【水晶の夜】
1938年11月9日夜,ナチスによるドイツのユダヤ人迫害事件。破壊された商店のガラス片が街路をおおって輝いたことからいう。
すいしょうはっしんき
すいしょうはっしんき [7] 【水晶発振器】
水晶振動子を利用した発振器。発振周波数が正確で,温度・電圧などの変化に対して安定度が高い。通信機・水晶時計などに用いられる。
すいしょうガラス
すいしょうガラス [5] 【水晶―】
⇒石英(セキエイ)ガラス
すいしょく
すいしょく [0][1] 【水色】
(1)水の色。海や湖沼の水面を上方から垂直に見たときの色を一一の段階に分け,透明度を知る手がかりとする。
(2)川・湖・海などの景色。水辺の景色。
(3)みずいろ。
すいしょく
すいしょく [0] 【水食・水蝕】 (名)スル
流水・波浪・雨水などが地表を削って,破壊・浸食すること。
すいしょく
すいしょく [0] 【衰色】
おとろえたようす。「―あらわ」
すいしょく
すいしょく [0] 【翠色】
みどりいろ。みどり。
すいしょくこく
すいしょくこく [4][3] 【水食谷・水蝕谷】
⇒浸食谷(シンシヨクコク)
すいしん
すいしん [0] 【水深】
水面から水底,または水中の目標物までの深さ。海図では,最低低潮面から海底までの深さ。
すいしん
すいしん [0] 【垂心】
〔数〕 三角形の各頂点から対辺に下ろした三垂線が交わる一点。
すいしん
すいしん【垂心】
《数》an orthocenter.
すいしん
すいしん【水深(を測る)】
(sound) the depth of water.
すいしん
すいしん【推進する】
drive forward;propel;→英和
promote <a plan> .→英和
‖推進機 a propeller.(ロケットなどの)推進用燃料 propellant.推進力 a driving force;propulsive energy (ロケットなどの).
すいしん
すいしん [0] 【水心】
水面の中心。川・湖などの中央。
すいしん
すいしん [0] 【推進】 (名)スル
(1)物を前へ進めること。「ジェット―」
(2)物事を目的に向かって,はかどらせること。「緑化を―する」
すいしんき
すいしんき [3] 【推進器】
船・飛行機などで推力を得る装置。スクリュー・プロペラなど。
すいしんざい
すいしんざい [3] 【推進剤】
ロケットを推進するための燃料と酸化剤。固体のものと液体のものがある。
すいしんりょく
すいしんりょく [3] 【推進力】
(1)押し進める力。推力。
(2)物事をおしすすめ,実行させる力。「企画を実現する―となる」
すいじ
すいじ [1][0] 【垂示】 (名)スル
〔「すいし」とも〕
(1)教えしめすこと。「汽車に乗り後るる等の憂なきや否やを―し玉へ/八十日間世界一周(忠之助)」
(2)〔仏〕 禅宗で,師が弟子たちに教えを説くこと。また,その教え。示衆(ジシユ)。垂語。
すいじ
すいじ【炊事】
cooking;kitchen work.〜する cook;→英和
do cooking;do one's own cooking (自炊する).‖炊事道具 cooking utensils.炊事当番にあたる be one's turn to do the cooking.炊事場 a kitchen.炊事係[婦]a cook.
すいじ
すいじ [0] 【炊事】 (名)スル
食べ物を煮たきすること。「台所で―する」
すいじ
すいじ [1] 【推辞】 (名)スル
他人に譲って,自分は辞退すること。「音楽会への招待を―する」
すいじがい
すいじがい [3] 【水字貝】
海産の巻貝。殻高25センチメートルに及ぶ。殻口縁に長い六本の突起があり,「水」の字の形に似る。灰白色の地に暗褐色の斑点が散在し,殻口内は紅色。肉は食用。殻は観賞用,また「水」にあやかり火難よけの護符とされた。本州南部以南の浅海の砂底にすむ。
すいじつ
すいじつ [0] 【衰日】
⇒すいにち(衰日)
すいじゃく
すいじゃく【衰弱】
weakening;breakdown.→英和
〜する grow weak;be worn out;be weakened[emaciated].
すいじゃく
すいじゃく [0] 【垂迹】
〔古くは「すいしゃく」〕
〔仏〕 仏・菩薩が衆生(シユジヨウ)を救うために仮の姿をとってこの世に現れること。また,その仮の姿。特に,日本では在来の神を仏・菩薩の垂迹であるとする。
→本地(ホンジ)
すいじゃく
すいじゃく [0] 【衰弱】 (名)スル
(肉体などが)衰えて弱くなること。「神経がひどく―している」
すいじゃくが
すいじゃくが [0] 【垂迹画】
本地垂迹説によって描かれた宗教画。曼荼羅(マンダラ)にならったものが多い。
すいじゅう
すいじゅう [0] 【錘重】
「下(サ)げ振(フ)り{(2)}」に同じ。
すいじゅん
すいじゅん [0] 【垂準】
⇒下(サ)げ墨(スミ)(1)
すいじゅん
すいじゅん [0] 【水準】
(1)一定の標準。物事の価値や性能を調べるときの基準となるもの。また,世間で認められている基準。レベル。「給与―が低い」「学力が―に達しない」
(2)水面の位置。陸地の高度を測る基準とする。
すいじゅん
すいじゅん【水準】
the water level;→英和
(a) level[standard](標準).〜に達する(を高める) reach (raise) the level.‖水準器 a (water) level.最高水準 <establish> a high-water mark.生活水準 the standard of living.文化水準が高い have a high level of culture.
すいじゅんき
すいじゅんき [3] 【水準器】
面の水平を定めたり,傾きを調べたりする器具。湾曲したガラス管に気泡を残してアルコールなどを封じ込め,面が水平のとき気泡が中央にくるようにしたもの。水平器。
水準器[図]
すいじゅんきめん
すいじゅんきめん [5] 【水準基面】
⇒基準面(キジユンメン)
すいじゅんぎ
すいじゅんぎ [3] 【水準儀】
水準測量用の機器。精密な水準器の付属している望遠鏡。
すいじゅんげんてん
すいじゅんげんてん [5] 【水準原点】
測量において高さの基準となる原点。日本では,東京都千代田区永田町一丁目一番地内にある。東京湾中等潮位からの高さ24.4140メートル。
すいじゅんそくりょう
すいじゅんそくりょう [5] 【水準測量】
地表上の各地点の相対的高低差を定める測量。高低測量。
すいじゅんてん
すいじゅんてん [3] 【水準点】
地形や構造物などの高さを測定する基準として設けた標識。水準原点からの高さを記したもの。主要国道に2キロメートルおきに埋められている。
すいじゅんひょうしゃく
すいじゅんひょうしゃく [5] 【水準標尺】
水準測量に用いる標尺。水準儀でこれを見て,高さを測るのに用いる。木製の入れ子構造になっており,必要に応じて高く伸ばしていく。最大長は5メートル。箱尺(ハコジヤク)。水準照尺。
水準標尺[図]
すいじゅんめん
すいじゅんめん [3] 【水準面】
⇒基準面(キジユンメン)
すいじょう
すいじょう【水上の】
aquatic;→英和
on the water.→英和
‖水上競技 water sports.水上スキー water-skiing;water skis (道具).水上警察 the water police.水上生活 life on the water.水上飛行機 a seaplane.
すいじょう
すいじょう [0] 【水定】
〔仏〕 修行者が自ら入水死することによって入定(ニユウジヨウ)すること。
→火定(カジヨウ)
→土定(ドジヨウ)
すいじょう
すいじょう [0] 【水上】
(1)水の表面。水の上。水面。
(2)水のほとり。水辺。「―公園」
すいじょう
すいじょう [0] 【水調】
雅楽の調子の一。黄鐘(オウシキ)調の枝調子(エダチヨウシ)。呂旋(リヨセン)に属する。現行では曲は黄鐘調に併合させ,箏(ソウ)と琵琶の調弦に残るのみ。すいちょう。
すいじょう
すいじょう [0] 【推譲】 (名)スル
人を推薦し,自らは退くこと。「総裁の座を―する」
すいじょう
すいじょう [0] 【穂状】
植物の穂のような形。
すいじょうかざん
すいじょうかざん スイジヤウクワザン [5] 【錐状火山】
⇒成層火山(セイソウカザン)
すいじょうかじょ
すいじょうかじょ [5] 【穂状花序】
無限花序の一。長い主軸に花柄のない花を多数つけ,下から順次開花していくもの。オオムギ・グラジオラス・オオバコなど。
→花序
すいじょうき
すいじょうき [3] 【水上機】
「水上飛行機」の略。
すいじょうき
すいじょうき【水蒸気】
steam;→英和
vapor.→英和
すいじょうき
すいじょうき [3] 【水蒸気】
気体の状態になっている水。また,これが空気中で凝結して細かい水滴となったものの俗称。
→湯気
→蒸気
すいじょうきあつ
すいじょうきあつ [5] 【水蒸気圧】
大気圧全体の中で,水蒸気によって占められる圧力(分圧)。
すいじょうきじょうりゅう
すいじょうきじょうりゅう [6] 【水蒸気蒸留】
水に溶けない物質に水を加えたり水蒸気を吹きこんだりして,水蒸気とともに物質中の揮発成分を蒸留すること。それぞれの物質の沸点より低い温度で蒸留できる。植物の精油などの分離・精製に用いる。
すいじょうきばくはつ
すいじょうきばくはつ [6] 【水蒸気爆発】
高温・高圧の水蒸気が噴出する爆発的な噴火活動。古い山体や火道壁を破壊し,溶岩の噴出を伴わない。
すいじょうきぼかん
すいじょうきぼかん [6] 【水上機母艦】
旧海軍の艦種の一。フロート付きの水上偵察機を搭載した艦で,特殊潜航艇母艦を兼ねた。
すいじょうきょうぎ
すいじょうきょうぎ [5] 【水上競技】
⇒水泳競技
すいじょうけいさつ
すいじょうけいさつ [5] 【水上警察】
港湾・河川・運河などにおける防犯・救助・船舶の交通整理などにあたる警察。
すいじょうこうつう
すいじょうこうつう [5] 【水上交通】
海洋・河川・運河・湖などを通路とする交通。鉄道・自動車・航空機に比し,速度が遅く,積み換えなどに時間がかかるなどの欠点があるが,重量や容積の大きい物を大量・安価に長距離を輸送するのに適している。水運。
すいじょうせいかつしゃ
すいじょうせいかつしゃ [8] 【水上生活者】
河川などで,船を住居として暮らしている人。
すいじょうたい
すいじょうたい スイジヤウ― [0] 【錐状体】
脊椎動物の網膜にある視細胞の一。長円錐状の細胞体で明るい場所での視力と,波長の違い,すなわち色の区別をつかさどる。錐体。円錐体。円錐細胞。
→桿状体(カンジヨウタイ)
すいじょうちかん
すいじょうちかん 【水上置換】
酸素・水素・窒素など水に溶けにくい気体を実験室で捕集する方法。水を満たし,倒立させた容器に適当な導管を下方から入れて気体を導き,水と置換して採取する。
すいじょうひこうき
すいじょうひこうき [6] 【水上飛行機】
フロートで水上を滑走して離着水できる飛行機。また,飛行艇をもいう。水上機。
すいじょうスキー
すいじょうスキー [6] 【水上―】
モーターボートにつないだロープに引っ張られながらスキーで水面を滑走するスポーツ。
すいじりょうほう
すいじりょうほう スイヂレウハフ [4] 【水治療法】
⇒すいちりょうほう(水治療法)
すいじん
すいじん 【燧人】
中国の古伝説上の帝王。一説では三皇の一。木をすり合わせて火を起こし,調理することを人に教えたと伝える。燧人氏。
すいじん
すいじん【水神】
the god of water;a water nymph (女神).
すいじん
すいじん【粋人】
a person of (refined) taste (風流人);a man of the world (さばけた人).→英和
すいじん
すいじん [0] 【酔人】
酒によった人。酔客。酔漢。
すいじん
すいじん [0] 【粋人】
(1)風流な趣味をもつ人。風流人。
(2)世間の裏表や人情の機微に通じた,物わかりのよい人。
(3)花柳界の事情に通じ,その方面に顔の広い人。通人。粋者。
すいじん
すいじん [0] 【水神】
飲料水や水稲耕作に必要な水をつかさどる神。川・井戸・泉などのほとりにまつられる一方,蛇・河童・竜などの姿で表される。水伯。
すいじんしょう
すいじんしょう [0] 【水腎症】
尿の流路に結石・狭窄(キヨウサク)などの障害があるため,腎臓に尿がたまって腫れた状態。
すいじんろく
すいじんろく スイヂン― 【吹塵録】
江戸時代の財政資料集。三五冊。勝海舟編。国郡・人口・軍役・貨幣などの部に分けて,江戸時代の古文書・記録を編纂(ヘンサン)して収録したもの。
すいすい
すいすい [1] (副)
(1)水中・空中を軽快に進むさま。「―(と)泳ぐ」「羊の毛を梳いたやうな雲が,―と空を飛ぶ/日本北アルプス縦断記(烏水)」
(2)滞りなく進むさま。「仕事を―(と)片づける」
すいすい
すいすい(と)
lightly;→英和
easily.→英和
すいする
すい・する [3] 【推する】 (動サ変)[文]サ変 すい・す
おしはかる。推察する。推量する。「自分の心で,わが母の心を―・してゐる/虞美人草(漱石)」「これを―・するに/愚管 4」
すいせい
すいせい [0] 【水生・水棲】 (名)スル
水の中に生えること。また,水の中にすむこと。
→陸生
すいせい
すいせい [0] 【水制】
海岸や河川の水勢を緩和し,また流れの方向を整えるために水中に設ける工作物。蛇籠(ジヤカゴ)・テトラポットなど。みずはね。
すいせい
すいせい【水性塗料】
water paint.
すいせい
すいせい【水勢】
the force of water.
すいせい
すいせい【水星】
《天》Mercury.
すいせい
すいせい [0] 【水勢】
水の流れるいきおい。
すいせい
すいせい [0] 【水星】
〔Mercury〕
太陽系のうち,最も太陽に近い惑星。公転周期八八日。自転周期五九日。半径2440キロメートル。質量は地球の〇・〇五五倍。明るさは最大でマイナス二・四等。日没直後と日の出前の交互に短時間だけ見られる。
すいせい
すいせい [0] 【水性】
(1)水に溶けやすい性質。水溶性。
⇔油性
「―ペイント」
(2)水の性質。
(3)(「水性を知る」などの形で用いて)泳法。「我も少しく―を知る者なれば暫しが程は泳ぎたれども/経国美談(竜渓)」
すいせい
すいせい [0] 【水声】
水の流れる音。「渓谷の―」
すいせい
すいせい【水棲の】
aquatic <animals> .→英和
すいせい
すいせい [0] 【衰勢】
おとろえた勢力。勢力のおとろえ。
すいせい
すいせい [0] 【水成】
水の作用で生成する意。
すいせい
すいせい [0] 【彗星】
斑点状・星雲状に見え,時に太陽の反対側に向いた尾を伴う太陽系内の天体。太陽熱の影響で,ガスや微塵を噴出する性質があり,多く楕円軌道を描いて運行する。古来,その出現は凶事の前兆とされた。箒星(ホウキボシ)。コメット。
すいせい
すいせい【彗星(の尾)】
(the tail of) a comet.→英和
すいせい
すいせい [0] 【吹青】
素地に青色の釉(ウワグスリ)を吹きつけた磁器。中国で,清朝康煕年間(1662-1722),江西省景徳鎮で作られた。
すいせい=の如(ゴト)く
――の如(ゴト)く
前ぶれもなくはなやかに現れるさま。「―現れたランナー」
すいせいがん
すいせいがん【水成岩】
an aqueous rock.
すいせいがん
すいせいがん [3] 【水成岩】
⇒堆積岩(タイセキガン)
すいせいこうしょう
すいせいこうしょう [5] 【水成鉱床】
⇒堆積鉱床(タイセキコウシヨウ)
すいせいこんちゅう
すいせいこんちゅう [5] 【水生昆虫】
水中で生活する昆虫の総称。カゲロウ・トンボ・カなど幼虫・蛹(サナギ)の時期だけ水中で過ごすものと,ゲンゴロウ・ミズスマシのように一生を水中・水面で生活するものとがある。
すいせいしだ
すいせいしだ [5] 【水生羊歯】
水面に浮遊したり水中に生育するシダ植物の総称。サンショウモ・アカウキクサ・デンジソウなど。
すいせいしょくぶつ
すいせいしょくぶつ [6] 【水生植物】
水中に生育する植物の総称。ウキクサ・ヒシ・セキショウモなど。抽水植物・沈水植物・浮遊植物などに分ける。
すいせいとりょう
すいせいとりょう [5] 【水性塗料】
水で溶いて,または薄めて用いる塗料。顔料に膠(ニカワ)・ゼラチン・カゼイン,あるいは界面活性剤を加えて乳化するようにしたもの。扱いやすく洗浄容易で乾燥も早いが,耐水性・光沢に乏しい。主として建築物内部の塗装に用いる。水性ペイント。
すいせいどうぶつ
すいせいどうぶつ [5] 【水生動物】
水中で生活する動物の総称。淡水動物・海洋動物に大別。後者は汽水域にすむ動物も含む。
すいせいむし
すいせいむし [5] 【酔生夢死】
〔程子語録〕
有意義なことを一つもせず,むだに一生を終えること。
すいせいろん
すいせいろん [3] 【水成論】
すべての岩石は水中で堆積してできた水成岩であるという説。一八世紀,ウェルナー(A. G. Werner 1749-1817)が唱えた。
⇔火成論
すいせいインク
すいせいインク [5] 【水性―】
展色剤に親水性物質であるグリセリン・アルコールなどを使用したインク。
すいせいガス
すいせいガス [5] 【水性―】
摂氏一〇〇〇度以上に加熱した炭素(主としてコークス)に水蒸気を吹きつけて得る,一酸化炭素と水素の混合気体。燃料のほか,化学工業で水素源とする。水ガス。
すいせき
すいせき [1][0] 【水石】
(1)水と石。転じて,自然。
(2)盆などにのせて観賞する,形の美しい自然石。形態・色彩・文様などから山水の景趣を味わう。盆石。
(3)泉水と庭石。
すいせき
すいせき [1] 【燧石】
「火打ち石」に同じ。
すいせん
すいせん【水洗】
washing.→英和
水洗便所 a flush toilet.
すいせん
すいせん【水仙】
a narcissus;→英和
a daffodil (ラッパ水仙).→英和
すいせん
すいせん [0] 【水戦】
水上の戦争。海戦。ふないくさ。
すいせん
すいせん【推薦】
recommendation.→英和
〜する recommend <a person for a post> ;→英和
commend.→英和
…の〜で on the recommendation of….‖推薦候補 a recommended candidate.推薦状 a letter of recommendation.
すいせん
すいせん【垂線】
a perpendicular (line).→英和
すいせん
すいせん [0] 【推選】 (名)スル
選んですすめること。「貴嬢(アナタ)を―して東京党員の代理とせられたのは/蜃中楼(柳浪)」
すいせん
すいせん [0] 【水栓】
水道の水を出したり止めたりする,栓と弁の総称。
すいせん
すいせん [0] 【水泉】
泉(イズミ)。
すいせん
すいせん [0] 【推薦】 (名)スル
人や物を,すぐれていると認めて他人にすすめること。適当なものとして紹介すること。推挙。「議長に―する」「参考書を―する」「―状」
すいせん
すいせん [0] 【水線】
船舶の喫水線。「―下に魚雷命中」
すいせん
すいせん [0] 【推遷】
「推移」に同じ。「時代の―」
すいせん
すいせん [0] 【水洗】 (名)スル
水で洗うこと。水で洗い流すこと。「現像したフィルムを―する」「―便所」
すいせん
すいせん [1] 【垂線】
ある直線・平面と垂直に交わる直線。その交点を垂線の足という。垂直線。
すいせん
すいせん [0] 【水繊・水煎・水蟾】
菓子の名。くず粉を煮,冷やし固めて短冊形に切ったもの。たれ味噌または煎(イ)り酒をつけて食べる。水繊羹(カン)。
すいせん
すいせん [0] 【水仙】
(1)ヒガンバナ科スイセン属の植物の総称。地中海沿岸原産。北半球の暖帯に分布。約三〇種あり,園芸品種が多い。多年草で鱗茎からリボン状の葉を根生。一二〜二月,花茎に一〜数個の花を横向きにつける。花被片は六個で白か黄,中央に黄・オレンジなどの副花冠がある。ギリシャ神話では,ナルキッソスの化身。平安末期に日本に渡来。[季]冬。
(2){(1)}のうち,関東以西に自生し,また切り花用に栽培される,香りの強い房咲きのもの。
すいせん=動く
――動・く
凍っていた泉がわずかにとけはじめる。
すいせんのう
すいせんのう [3] 【酔仙翁】
ナデシコ科の多年草。南ヨーロッパ原産。全体に白い綿毛を密生。高さは約80センチメートルで長楕円形の葉を対生。夏,花柄の先に白・紅・淡紅などの五弁花を開く。観賞用。水仙翁。フランネルソウ。
すいぜいてんのう
すいぜいてんのう 【綏靖天皇】
記紀所伝の第二代天皇,神渟名川耳尊(カムヌナカワミミノミコト)の漢風諡号(シゴウ)。神武天皇の第三皇子。庶兄,手研耳命(タギシミミノミコト)と皇位を争った。都は大和国葛城(カズラキ)高丘宮。
すいぜん
すいぜん [0] 【粋然】 (ト|タル)[文]形動タリ
まじりけのないさま。純粋。「―たる霊秀の気の萃る処/真善美日本人(雪嶺)」
すいぜん
すいぜん [0] 【垂涎】 (名)スル
〔「すいせん」「すいえん」とも〕
(1)よだれをたらすこと。
(2)ある物をしきりに欲しがること。「一同は巨額の賞金に―して/八十日間世界一周(忠之助)」
すいぜんじ
すいぜんじ 【水前寺】
(1)熊本県熊本市の地名。水前寺公園がある。
(2)「水前寺海苔(ノリ)」の略。
すいぜんじこうえん
すいぜんじこうえん 【水前寺公園】
熊本市にある公園。水前寺のあった地に細川忠利が築庭。池泉回遊式庭園があり,東海道五十三次の縮景は有名。成趣(ジヨウジユ)園。
すいぜんじな
すいぜんじな [5] 【水前寺菜】
キク科の多年草。モルッカ諸島原産。高さ約50センチメートル。葉は狭長楕円形で,裏面は濃紫色を帯び,多肉質で軟らかい。夏,枝頂に黄赤色の頭花を十数個つける。葉を食用,花を観賞用にするため熊本県など暖地で栽培する。ハルタマ。
すいぜんじのり
すいぜんじのり [5] 【水前寺海苔】
藍藻類クロオコックス目の淡水藻。熊本市水前寺原産。藻体は桿菌状の細胞の集合体で寒天質に包まれ大小種々の塊となる。現在は主に養殖で,加工品を酢の物・吸い物種などにする。
すいぜんのまと
すいぜんのまと 【垂涎の的】 (連語)
何としてでも手に入れたいと思うほどの貴重なもの。
すいそ
すいそ [1] 【水素】
〔英 hydrogen; (ドイツ) Wasserstoff〕
最も軽い元素。元素記号 H 原子番号一,原子量一・〇〇八。最も簡単な原子構造をもち,全宇宙での存在度が最大。地殻・海では酸素・ケイ素に次ぐ。質量数二の核種を重水素,三の核種を三重水素ともいう。単体は二原子分子から成り,常温で無色無臭の気体。沸点は摂氏マイナス二五二・八七度。水の電気分解や石油から得られる炭化水素と水との反応,炭化水素の部分酸化などで製造される。酸素と化合して水となる。有機化合物の基本構成元素の一。
すいそ
すいそ【水素】
hydrogen.→英和
〜の hydric.‖水素ガス hydrogen gas.水素爆弾 a hydrogen[an H-]bomb.
すいそう
すいそう [0] 【水草】
(1)(海草に対して)淡水中または湿地に生える草。みずくさ。
(2)水と草。
すいそう
すいそう [0] 【吹奏】 (名)スル
笛・らっぱなどの管楽器を吹いて曲を演奏すること。「国歌を―する」
すいそう
すいそう [0] 【水葬】 (名)スル
水中に遺体を投じて葬ること。水葬礼。
すいそう
すいそう【水槽】
a (water) tank;a cistern;→英和
an aquarium (熱帯魚の).→英和
すいそう
すいそう【水草】
⇒みずくさ.
すいそう
すいそう【吹奏する】
blow;→英和
play <(on) a flute> .→英和
‖吹奏楽 music for wind instruments.吹奏楽団 a brass band.
すいそう
すいそう [0] 【水艙】
飲料・ボイラー用などの水を船中で貯蔵しておく所。
すいそう
すいそう [0] 【水槽】
(1)水を蓄えておく入れ物。「防火用―」
(2)魚を飼うための水を入れる容器。
すいそう
すいそう【水葬する】
bury at sea.
すいそうかん
すいそうかん スイサウクワン [3] 【水想観】
〔仏〕 観無量寿経に説かれる,十六観の第二。清らかな水とすき通った氷を観じて,極楽の大地を思うもの。
すいそうがく
すいそうがく [3] 【吹奏楽】
管楽器に打楽器を加え,大規模な編成によって合奏される音楽。軍楽隊などの実用音楽として発達した。
すいそうがくだん
すいそうがくだん [5][6] 【吹奏楽団】
管楽器・打楽器から成る楽団。多く行進曲などを奏する。ブラス-バンド。
すいそうがっき
すいそうがっき [5] 【吹奏楽器】
木管楽器・金管楽器などの管楽器。
すいそうりゅう
すいそうりゅう [3] 【吹送流】
長期間一定方向に吹く風の力によって生ずる海流。風成海流。
すいそうれい
すいそうれい [3] 【水葬礼】
「水葬」に同じ。
すいそく
すいそく【推測】
(a) conjecture;→英和
(a) surmise;→英和
(an) inference.→英和
〜する guess;→英和
conjecture;surmise;suppose;→英和
infer.→英和
すいそく
すいそく [0] 【推測】 (名)スル
ある事柄に基づいて,おしはかって考えること。推量。「原因を―する」「―が当たる」
すいそく
すいそく [1] 【垂足】
〔数〕 垂線の足。
→垂線
すいそくこうほう
すいそくこうほう [5] 【推測航法】
天測や地上の目標を視認するのではなく,コンパス・測程器を用いて経度・緯度のわかっている起点から現在位置を求める航法。
→慣性航法
すいそくさんかくけい
すいそくさんかくけい [7] 【垂足三角形】
三角形の各頂点から対辺に下ろした垂線の足を頂点とする三角形。
すいそくとうけいがく
すいそくとうけいがく [7] 【推測統計学】
⇒推計学(スイケイガク)
すいそけつごう
すいそけつごう [4] 【水素結合】
電気陰性度の高い二個の原子が水素原子を介して結びつく化学結合。氷や水の中の水分子どうしの結合,ポリペプチド間の結合,DNA の塩基対(エンキツイ)の形成などはその例。
すいそさいきん
すいそさいきん [4] 【水素細菌】
水素と酸素との反応によって生ずる化学エネルギーを利用して炭酸を固定し,生育する一群の細菌。
すいそちょぞうごうきん
すいそちょぞうごうきん [7][1][4] 【水素貯蔵合金】
冷却や加圧すると水素を吸収し,加熱や減圧により水素を放出する合金。鉄・チタン系の合金などがある。水素をガスボンベに高圧貯蔵するのにくらべ,安全性が高く,簡単に貯蔵できる利点がある。
すいそてんか
すいそてんか [4] 【水素添加】
還元の一。不飽和結合をもつ化合物,特に不飽和炭素結合をもつ有機化合物と水素を反応させ,その不飽和結合に水素を付加させること。油脂への水素添加を硬化といい,食用油・石鹸(セツケン)原料を得る。
すいそでんきょく
すいそでんきょく [4] 【水素電極】
水素イオンを含む水溶液中に白金黒をめっきした白金電極を浸し,水素ガスを通じたもの。水素イオンの活量が一で,水素ガスの分圧が一気圧であるものを標準水素電極といい,電極電位の基準として用いる。
すいそばくだん
すいそばくだん [4] 【水素爆弾】
水素の同位体の核融合反応を利用した爆弾。起爆剤として原子爆弾を中心に置き,そのまわりを重水素と三重水素または重水素化リチウムで囲み,瞬間的に核融合反応を起こさせる。水爆。
すいそばくめいき
すいそばくめいき [6] 【水素爆鳴気】
水素二体積と酸素一体積を混合した気体。点火により爆発的に燃焼し,多量の熱量を生じ強い破壊力を発する。
すいそん
すいそん [0] 【推尊】 (名)スル
すぐれているとしてうやまうこと。「輿論が彼を―して/自由太刀余波鋭鋒(逍遥)」
すいそん
すいそん [0] 【水村】
水のほとりにある村。「―山郭」
すいそん
すいそん [0] 【水損】
(1)水害による損失。
(2)腎虚(ジンキヨ)。
すいそイオン
すいそイオン [4] 【水素―】
水素原子が電子一個を失った一価の正イオン。H� と表し,これは陽子に等しい。溶液中で酸性を示す原因となる。水溶液中では水分子と結合し H³O�(オキソニウム-イオン)として存在する。
すいそイオンしすう
すいそイオンしすう [7][8] 【水素―指数】
溶液中の水素イオン濃度の表し方の一。pH で表す。水素イオンのモル濃度の逆数の常用対数として定義される。酸性で pH<7,中性で pH=7,アルカリ性で pH>7 となる。水素イオン濃度指数。
すいそイオンのうど
すいそイオンのうど [7] 【水素―濃度】
溶液中の水素イオンあるいはオキソニウム-イオンの濃度。普通,水素イオン指数を用いる。
すいそエネルギー
すいそエネルギー [5][6] 【水素―】
水素を酸化するときに発生するエネルギー。原料となる水素は,火力・原子力等の一次エネルギーを利用して,水や石油からつくられる。酸化されて水のみを生ずることから,クリーンなエネルギーとされる。
すいぞう
すいぞう【膵臓】
《解》the pancreas.→英和
‖膵臓炎 pancreatitis.
すいぞう
すいぞう [0] 【膵臓】
上腹部の左寄り,胃の後方に横たわる灰黄色の臓器。膵液を分泌して十二指腸に排出し,またランゲルハンス島からインシュリン・グルカゴンなどのホルモンを分泌する。膵。
すいぞうえし
すいぞうえし [5] 【膵臓壊死】
重症の急性膵炎で膵液の自己消化のため膵組織に生じた壊死。膵臓壊死が主体となった膵炎を壊死性膵炎という。膵壊死。
すいぞうえん
すいぞうえん [3] 【膵臓炎】
⇒膵炎(スイエン)
すいぞうホルモン
すいぞうホルモン [5] 【膵臓―】
膵臓のランゲルハンス島から分泌されるホルモン。インシュリンとグルカゴン,ほか二種が知られる。
すいぞく
すいぞく [1] 【水族】
水中にすむ動物。水生動物。
すいぞくかん
すいぞくかん【水族館】
an aquarium.→英和
すいぞくかん
すいぞくかん [4][3] 【水族館】
博物館の一。さまざまな水中動物を飼育し,その生態を研究し,また人々に展示して,娯楽・教育に供する施設。
すいた
すいた 【吹田】
大阪府中北部の市。市の北部の丘陵地に千里ニュータウンがあり住宅地化が進む。金属・製紙・化学工業などが盛ん。万国博記念公園がある。
すいたい
すいたい [0] 【推戴】 (名)スル
おしいただくこと。組織の長として人を迎えること。「名誉総裁に―する」
すいたい
すいたい [0] 【錐体】
(1)平面上の多角形または円のような閉曲線のすべての点と,平面外の一点を結んでできた立体。
(2)「錐状体(スイジヨウタイ)」に同じ。
(3)延髄の前面の運動神経の束。
すいたい
すいたい [0] 【水滞】
漢方で,水(スイ)の流れが停滞したために起こる病的状態をいう。下痢・浮腫・口渇・乏尿など。水毒。
すいたい
すいたい [0] 【衰退・衰頽】 (名)スル
おとろえて,勢いを失うこと。凋落。衰微。「国運が―する」「―の一途をたどる」
すいたい
すいたい【推戴する】
have <a prince> as the president <of> .→英和
すいたい
すいたい [0] 【翠苔】
みどり色のこけ。緑苔。
すいたい
すいたい [0] 【酔態】
酒にひどくよった姿。「―をさらす」
すいたい
すいたい【衰退】
a decline;→英和
a fall;→英和
decay.→英和
⇒衰える.
すいたい
すいたい [0] 【翠黛】
(1)みどりの眉墨(マユズミ)。また,それを施した美しい眉。「―紅顔の色やうやうおとろへ/平家 8」
(2)緑にかすむ山のたとえ。「緑蘿の牆(カキ),―の山/平家(灌頂)」
すいたい
すいたい【酔態】
drunkenness;→英和
intoxication.
すいたいがいろ
すいたいがいろ [5] 【錐体外路】
運動ニューロンの遠心性経路のうち,錐体路以外の神経路の総称。主に不随意運動とそれに伴う協調運動に関係する。錐体外路が侵されるとパーキンソン病や舞踏病などが起こる。
→錐体路
すいたいろ
すいたいろ [3] 【錐体路】
大脳皮質の運動野に始まり延髄錐体を交差して下行する神経路。随意運動を支配する。脳内の錐体路の一側が侵されると反対側の半身に運動麻痺(マヒ)が起こる。
→錐体外路
すいたく
すいたく [0] 【水沢】
水のある沢(サワ)。
すいたく
すいたく [0] 【推度】 (名)スル
推測すること。推し量ること。
すいたくしょくぶつ
すいたくしょくぶつ [6] 【水沢植物】
⇒抽水植物(チユウスイシヨクブツ)
すいたぐわい
すいたぐわい [4] 【吹田慈姑】
オモダカの栽培品種。クワイに似た小形の塊茎をつけ,食用。大阪府吹田市付近の名産。
すいたらしい
すいたらし・い [5] 【好いたらしい】 (形)
〔動詞「好く」の連用形に助動詞「た」「らしい」の付いた語か〕
好ましい。感じがよい。「―・い正直な初心(ウブ)の方よ/社会百面相(魯庵)」
すいだい
すいだい [0] 【水大】
〔仏〕 万物を構成するとされる四大の一。湿りけがあり,物質を放散しないはたらきをもつ。
すいだし
すいだし スヒ― [0] 【吸(い)出し】
(1)吸って外に出すこと。「―口(グチ)」
(2)「吸い出し膏薬(ゴウヤク)」の略。
すいだしごうやく
すいだしごうやく スヒ―ガウ― [5] 【吸(い)出し膏薬】
腫(ハ)れ物の膿(ウミ)を吸い出すために貼る膏薬。吸い膏薬。吸い出し。
すいだす
すいだす【吸い出す】
suck[draw]out.
すいだす
すいだ・す スヒ― [3] 【吸(い)出す】 (動サ五[四])
(1)吸って外へ出す。「傷口の毒を口で―・す」
(2)塗り薬の作用により膿(ウミ)を出す。「膏薬(コウヤク)で膿を―・す」
[可能] すいだせる
すいだま
すいだま スヒ― [0] 【吸(い)玉】
「吸い瓢(フクベ)」に同じ。
すいだん
すいだん [0] 【吹弾】 (名)スル
笛などを吹き,琴などを弾くこと。音楽を演奏すること。「―歌舞」「登楼して―する」
すいだん
すいだん [0] 【推断】 (名)スル
事態をおしはかり,判断を下すこと。「自然の意義を―する/善の研究(幾多郎)」
すいち
すいち [1] 【推知】 (名)スル
ある事実をもとにおしはかって知ること。「砲声を聞き異変を―して馳せ来り/八十日間世界一周(忠之助)」
すいちぶ
すいちぶ [3] 【素一歩・素一分】
たった一歩の金。転じて,貧乏な人。「己(オレ)のやうな―と腐合(クサレア)はうと云ふ料簡方だから/婦系図(鏡花)」
すいちゃ
すいちゃ スヒ― [0] 【吸茶】
一碗の茶を数人で飲み回しにすること。多く濃茶(コイチヤ)にいう。
すいちゅう
すいちゅう【水柱】
a water column.
すいちゅう
すいちゅう [0] 【水柱】
⇒みずばしら(水柱)
すいちゅう
すいちゅう [0] 【水注】
「水滴(スイテキ){(2)}」に同じ。
すいちゅう
すいちゅう [0] 【水中】
水のなか。
すいちゅう
すいちゅう【水中の】
underwater.→英和
〜に in the[under]water.→英和
‖水中眼鏡 swimming goggles.水中作業員 an aquanaut.水中撮影 underwater photography.水中翼船 a hydrofoil.
すいちゅうか
すいちゅうか [3] 【水中花】
水に入れると水を吸って開き,草花の形になる造花。タラノキの芯(シン)や細い木の枝に彩色して作りコップの中に入れて観賞する。[季]夏。《泡ひとつ抱いてはなさぬ―/富安風生》
すいちゅうきのうくんれん
すいちゅうきのうくんれん [8] 【水中機能訓練】
⇒水治療法(スイチリヨウホウ)
すいちゅうこうこがく
すいちゅうこうこがく [7] 【水中考古学】
地盤沈下や水位上昇によって水底となった遺跡や,沈没船や水底の供献・投棄物など水中の考古資料に対して,潜水機器や探査機を用いて調査する考古学。
すいちゅうしょくぶつ
すいちゅうしょくぶつ [6] 【水中植物】
水生植物。特に沈水植物をさす。
すいちゅうちょうおんき
すいちゅうちょうおんき [7] 【水中聴音機】
水中音を聴き取るための装置。艦船の機関音・推進器音や魚群の音を聴取し,その所在や方向を探知するもの。
→ソナー
すいちゅうはい
すいちゅうはい [3] 【水中肺】
⇒スキューバ
すいちゅうめがね
すいちゅうめがね [5] 【水中眼鏡】
水中に潜ったり水中を観察したりするときに用いる眼鏡。みずめがね。
すいちゅうよう
すいちゅうよう [3] 【水中葉】
サンショウモ・コウホネなどの水生植物の葉のうち,水中にある葉。沈水葉。水葉。
すいちゅうよくせん
すいちゅうよくせん [5] 【水中翼船】
船体下部に翼を取り付けた船。航走中,翼に揚力が生じて船体を水上に押し上げ,水の抵抗が少なく高速を出すことができる。
すいちゅうカメラ
すいちゅうカメラ [5] 【水中―】
水中で使えるよう防水処理をしたカメラ。
すいちょう
すいちょう [0] 【垂釣】
釣り糸を垂れて釣りをすること。
すいちょう
すいちょう [0] 【推重】 (名)スル
尊び重んずること。「俳諧師として―されるのも嬉しい/俳諧師(虚子)」
すいちょう
すいちょう [0] 【水鳥】
(1)みずとり。水禽(スイキン)。
(2)〔字が「水(氵)」と「酉(トリ)」とからできているので〕
酒の異名。
すいちょう
すいちょう [0] 【翠帳】
みどり色のとばり。
すいちょうこうけい
すいちょうこうけい [0] 【翠帳紅閨】
緑のとばりとくれないの寝室。貴婦人の寝室。「―に枕を並べし妹背も/謡曲・江口」
すいちょく
すいちょく [0] 【垂直】 (名・形動)[文]ナリ
〔まっすぐたれる意〕
(1)ある平面,または直線に対して直角であること。そのさま。また,その方向。「基準線に―な直線を引く」
(2)「鉛直(エンチヨク){(1)}」に同じ。「柱を―に立てる」
すいちょく
すいちょく【垂直の】
perpendicular;→英和
vertical.→英和
‖垂直線(降下) a vertical line (descent).垂直離着陸機《空》a VTOL.
すいちょくあんていばん
すいちょくあんていばん [0] 【垂直安定板】
飛行機の垂直尾翼のうち方向舵を除いた部分。進行方向の安定を保つためのもの。
すいちょくかんせん
すいちょくかんせん [5] 【垂直感染】
胎児期あるいは周産期における,母から子への感染。風疹(フウシン)・梅毒・ヘルペス・ B 型肝炎・エイズなどがある。母子感染。
→水平感染
すいちょくけん
すいちょくけん [4][3] 【垂直圏】
天頂・天底を通り,地平線に垂直な天球上の大円。天の両極を通るものを天の子午線という。鉛直圏。
すいちょくしこう
すいちょくしこう [5] 【垂直思考】
常識にとらわれ一定の枠から抜け出すことのできない硬直した思考方法。
→水平思考
すいちょくじかきろく
すいちょくじかきろく [7] 【垂直磁化記録】
磁気記録で,ディスクやテープの面に垂直な方向に磁化して記録する方式。面に水平な方向に磁化する従来の方式に比べて高密度の記録が可能。
すいちょくせん
すいちょくせん [4][3] 【垂直線】
ある直線,あるいはある平面に垂直な直線。垂線。また,鉛直線。
すいちょくてきとうごう
すいちょくてきとうごう [0] 【垂直的統合】
ある製品についての原材料生産,部品生産,製品生産,製品販売といった流れにおいて,その前後の段階にある企業を統合すること。合併だけでなく提携や系列化を含むと考えられる。
⇔水平的統合
すいちょくてきぶんぎょう
すいちょくてきぶんぎょう [0] 【垂直的分業】
主に発展段階の異なる国の間で行われる国際分業。先進国が工業製品を,発展途上国がその原材料を供給しあうような場合をいう。
⇔水平的分業
すいちょくとび
すいちょくとび [0] 【垂直跳び】
体力診断テストの一つ。助走をしないで,その場で跳び上がり,その高さを測定する。瞬発力を診断する。
すいちょくにとうぶんせん
すいちょくにとうぶんせん [8] 【垂直二等分線】
線分の中点を通り,この線分に垂直な直線。
すいちょくびよく
すいちょくびよく [5] 【垂直尾翼】
飛行機の尾部に垂直に取り付けられた翼。通常,垂直安定板と方向舵から成る。
すいちょくぶんぷ
すいちょくぶんぷ [5] 【垂直分布】
土地の高度や水深との関係から見た生物の分布。温度が分布の限定要因となる。
⇔水平分布
すいちょくぼうえき
すいちょくぼうえき [5] 【垂直貿易】
垂直的分業関係にある国の間の貿易。
→垂直的分業
すいちょくめん
すいちょくめん [4] 【垂直面】
ある平面に垂直な平面。すなわち,ある平面に垂直な直線を含んだ平面。
すいちょくりちゃくりくき
すいちょくりちゃくりくき [8] 【垂直離着陸機】
〔vertical takeoff and landing〕
滑走しないで,垂直に離着陸できる飛行機。ブイトール。VTOL。
すいちりょうほう
すいちりょうほう [4] 【水治療法】
水を利用する物理療法。プールでの水中訓練,高温浴,気泡浴など。関節痛・神経痛・神経麻痺・外傷・骨折などの治療に使われる。すいじりょうほう。水中機能訓練。
すいっちょ
すいっちょ [2]
〔鳴き声から〕
ウマオイムシの異名。[季]秋。
すいつき
すいつき スヒ― [0] 【吸(い)付き】
(1)吸いつくこと。
(2)「吸い付き桟(ザン)」の略。
すいつきざん
すいつきざん スヒ― [0] 【吸(い)付き桟】
接ぎ合わせた板の分離やそりを防ぐために取り付ける桟。桟の側面を鳩尾(キユウビ)状に作り,板にほった蟻(アリ)形の溝にこれを差し込むもの。吸い付き蟻。蟻桟。吸い付き。
すいつく
すいつ・く スヒ― [3] 【吸(い)付く】
■一■ (動カ五[四])
(1)口で吸ってぴったりくっつく。「赤ん坊が母親の乳房に―・く」「ヒルが足に―・く」
(2)見えない力でぴったりくっつく。密着する。「釘が磁石に―・く」
[可能] すいつける
■二■ (動カ下二)
⇒すいつける
すいつく
すいつく【吸い付く】
adhere[stick] <fast to> ;→英和
be attracted <to> .
すいつける
すいつける【吸い付ける】
attract (引き寄せる).→英和
すいつける
すいつ・ける スヒ― [4] 【吸(い)付ける】 (動カ下一)[文]カ下二 すひつ・く
(1)見えない力によって物を引きつける。「磁石は砂鉄を―・ける」「思わず目が―・けられる」
(2)タバコを口にくわえて,吸いながら火をつける。「烟草を―・けながら,優しい声で云つた/雁(鴎外)」
(3)いつも吸って,慣れている。「外国タバコを―・けている」
すいつけタバコ
すいつけタバコ スヒツケ― [5] 【吸(い)付け―】
火をつけて,すぐ吸えるようにして相手に渡すタバコ。
すいづつ
すいづつ スヒ― [0] 【吸(い)筒】
酒または水を入れて携帯した筒形の容器。水筒。
すいてい
すいてい [0] 【水底】
海や河川・湖沼の底。水の底。みなそこ。「―に没する」
すいてい
すいてい [0] 【推定】 (名)スル
(1)はっきりとはわからないことをいろいろな根拠をもとに,あれこれ考えて決めること。「費用は五億円と―される」「―年齢三〇歳」
(2)〔法〕 明瞭でない法律関係・事実関係について一応の判断を下すこと。
(3)〔数〕 統計で,ある母集団から取り出された標本をもとにその母集団の平均・分散などを算出すること。
(4)文法で,何らかの根拠をもとにあれこれ考えて断定する意を表す言い方。口語では助動詞「らしい」,文語では助動詞「らし」を付けて言い表す。
すいてい
すいてい [0] 【水亭】
水辺または水上に建てたあずまや。
すいてい
すいてい【水底】
<at> the bottom of the water.→英和
すいてい
すいてい [0] 【水程】
水路の行程。海路。ふなじ。
すいてい
すいてい【推定】
(a) presumption;→英和
(an) inference;→英和
(an) estimation.→英和
〜する presume;→英和
infer;→英和
estimate.→英和
すいていぜんそん
すいていぜんそん [5] 【推定全損】
海上保険で,保険の目的物について全損の公算が大きい場合に,すべてが損なわれたと見なすこと。解釈的全損。
すいていそうぞくにん
すいていそうぞくにん [0] 【推定相続人】
〔法〕 現状のままで相続が開始されれば直ちに相続人となるはずの者。
すいてき
すいてき [0] 【水滴】
(1)水のしずく。水のしたたり。
(2)硯(スズリ)にさす水を入れておく容器。水差し。水注。
すいてき
すいてき [0] 【吹笛】
笛を吹くこと。
すいてき
すいてき【水滴】
a drop of water.
すいてつ
すいてつ [0] 【膵蛭】
扁形動物吸虫綱の寄生虫。牛・豚・羊などの膵管(スイカン)・胆管に寄生し,まれに人体にも入る。
すいてつ
すいてつ [0] 【水蛭】
血吸蛭(チスイビル)の漢名。
すいてん
すいてん [0][1] 【水天】
(1)水と空。海と空。
(2)〔梵 Varuṇa〕
もとインド神話の天空神,下って律法神。仏教に入って水神。十二天・護世八方天の一。西方を守護する。水難除け・雨ごいの本尊として信仰される。左手に竜索,右手に剣をとり,亀の背に乗る像が多い。
すいてんいっぺき
すいてんいっぺき [0] 【水天一碧】
海上がよく晴れ渡り,水の青と空の青とが一つになって,さかいめがわからないこと。水天一色。
すいてんぐう
すいてんぐう 【水天宮】
(1)福岡県久留米市にある神社。天御中主之神(アメノミナカヌシノカミ)・安徳天皇・建礼門院・二位尼平時子を祀(マツ)る。航海の安全をつかさどる水神として信仰を集める。全国水天宮の総本山。
(2)東京都中央区日本橋にある神社。1818年久留米藩主が久留米から芝三田に分社。72年(明治5)に現在地に移転。水神・安産の神,また水商売の神として信仰を集める。
すいてんぐうめぐみのふかがわ
すいてんぐうめぐみのふかがわ 【水天宮利生深川】
歌舞伎脚本。散切(ザンギリ)物。河竹黙阿弥作。1885年(明治18)東京千歳座初演。通称「筆幸」。三人の子を抱え筆売りで生計をたてていた旧幕臣船津幸兵衛が,貧困のため発狂して深川へ身を投げるが,水天宮の御利益で救われる。
すいてんほうふつ
すいてんほうふつ [0] 【水天髣髴・水天彷彿】
遠い海上の,水と空との境界がはっきりしないこと。
すいでん
すいでん【水田】
a rice[paddy]field.
すいでん
すいでん [0] 【水田】
水を入れて稲などを作る耕地。田。たんぼ。みずた。
⇔陸田
すいと
すいと [1] 【水都】
川・運河・湖などのある景色のよい都市。水のみやこ。「―ベネチア」
すいと
すいと [1][0] (副)
すばやく動いたり変わったりするさま。すっと。「―飛び乗る」
すいと
すいと
〔鳴き声から〕
ウマオイムシの異名。すいっちょ。
すいとう
すいとう [0] 【水稲】
水田で栽培する稲。
⇔陸稲
すいとう
すいとう【水稲】
paddy.→英和
すいとう
すいとう【水痘】
《医》chicken pox.
すいとう
すいとう [0] 【水樋】
水を流す管。すいひ。
すいとう
すいとう【出納】
receipts and disbursements.‖出納係 a cashier;a teller (銀行の).出納簿 an account book.
すいとう
すいとう [0] 【酔倒】
酔って倒れること。酔いつぶれること。「―したる夫を扶助するが如し/明六雑誌 1」
すいとう
すいとう [0] 【水頭】
(1)水のほとり。水辺。[日葡]
(2)高い所にある水,圧力のかかった水,速度をもった水はそれぞれエネルギーをもっており,これらの水1キログラムについてのエネルギーを水の高さで表したもの。それぞれ位置水頭・圧力水頭・速度水頭という。
すいとう
すいとう [0] 【推倒】 (名)スル
おしたおすこと。圧倒すること。「才智一世を―し,意気万人に卓出する/鬼啾々(夢柳)」
すいとう
すいとう [0] 【水痘】
ウイルスによる急性伝染病の一。子供が多くかかり,伝染力が強い。発熱・発疹(ハツシン)し,発疹は水疱となり,やがて黒いかさぶたとなって約二週間で治る。一度かかれば終生免疫となる。水疱瘡(ミズボウソウ)。風痘。
すいとう
すいとう [0] 【水套】
「水(ミズ)ジャケット」に同じ。
すいとう
すいとう【水筒】
a (water) flask;a water bottle;a canteen.→英和
すいとう
すいとう [0] 【錐刀】
(1)きりと小刀。また,先端のとがった小さな刀。
(2)ほんのわずかなもの。微小な物事。
すいとう
すいとう [0] 【水筒】
飲料水などを入れて持ち歩くための容器。
すいとう
すいとう [0] 【出納】 (名)スル
〔「とう」は慣用読み〕
(1)金銭や物品を出し入れすること。「現金を―する」
(2)「しゅつのう(出納){(2)}」に同じ。
すいとう
すいとう [0] 【水灯】
水に浮かべて流す灯籠(トウロウ)。また,その遊び。灯籠流し。
すいとう
すいとう [0] 【膵島】
⇒ランゲルハンス島(トウ)
すいとうしょう
すいとうしょう [0] 【水頭症】
脳室または蜘蛛膜下腔(クモマクカクウ)に髄液が異常にたまり拡大した状態。先天性のものでは頭囲の増大を伴う。脳水腫(ノウスイシユ)。
すいとうせきにんしゃ
すいとうせきにんしゃ [7] 【出納責任者】
公職選挙の立候補者が,その選挙運動に関する収入および支出の責任者として選任して選挙管理委員会に届け出たもの。
→連座制
すいとうちょう
すいとうちょう [0] 【出納長】
都道府県の会計事務の担当責任者。都道府県議会の同意を得て,都道府県知事が任命。任期は四年。
→収入役
すいとうのり
すいとうのり [6] 【錐刀の利】
ほんのわずかな利益。錐刀の末(スエ)。
すいとうぼ
すいとうぼ [3] 【出納簿】
金銭や物品の出し入れを記入する帳簿。「金銭―」
すいとりがみ
すいとりがみ【吸取紙】
blotting paper;a blotter.
すいとりがみ
すいとりがみ スヒトリ― [4] 【吸(い)取り紙】
筆記後,紙面上に残ったインクなどの水気を上から押さえて吸い取り,乾燥を早めるための紙。押し紙。
すいとる
すいとる【吸い取る】
absorb;→英和
suck up;soak up;sponge;→英和
blot (吸取紙で).→英和
すいとる
すいと・る スヒ― [3] 【吸(い)取る】 (動ラ五[四])
(1)液状のものや粉末などを,吸いこんだり他の物に吸い込ませたりして取り去る。「掃除機でごみを―・る」「試液をスポイトで―・る」「滴を布巾で―・る」
(2)他人の得た利益や金銭などを取り上げる。しぼり取る。「いくら稼いでも税金に―・られる」
[可能] すいとれる
すいとん
すいとん [0] 【水団】
〔「とん」は唐音〕
小麦粉を水でこね適当な大きさにちぎり,野菜などとともに味噌汁・すまし汁などに入れて煮た食べ物。
すいとん
すいとん [0] 【水遁】
水を利用して姿を隠すという忍術の一法。「―の術」
すいど
すいど [1] 【水土】
(1)水と土。川と土地。
(2)自然。風土。
すいどう
すいどう [0] 【隧道】
〔「すい」は漢音〕
(1)地中に掘った,墓室に通じる通路。
(2)「ずいどう」に同じ。
すいどう
すいどう [0] 【水道】
(1)飲料など,生活に必要な水を各家庭に供給する施設。上水道。「―を引く」
(2)上水道・下水道・工業用水道などの水を供給する施設の総称。
(3)江戸市中に水を供給するために設けた玉川上水や神田上水をいう。「―の水を産湯に浴びて/洒落本・通言総籬」
(4)二つの陸地にはさまれた狭い水路。海峡。「紀伊―」
(5)船舶の通る航路。水路。ふなじ。
すいどう
すいどう【水道】
water service[supply];waterworks (設備);→英和
a water pipe (管).〜の栓 a hydrant;→英和
<米> a faucet[ <英> tap](蛇口).→英和
〜を止める(出す) turn off (on) the faucet.〜を引く have water supplied.‖水道局 the Waterworks Bureau.水道工事 water supply works.水道料 water rates[charges].紀伊水道 the Kii Channel.
すいどうきょう
すいどうきょう [0] 【水道橋】
⇒水路橋(スイロキヨウ)
すいどうげんすい
すいどうげんすい [5] 【水道原水】
⇒原水
すいどうそだち
すいどうそだち [5] 【水道育ち】
江戸っ子が,玉川上水や神田上水などの水道の水で育ったことを自慢していう語。
すいどうほう
すいどうほう 【水道法】
水道の布設・管理,一般的水質基準・施設基準,供給義務などについて定める。1957年(昭和32)制定。
すいどく
すいどく [1] 【水毒】
⇒水滞(スイタイ)
すいなん
すいなん【水難】
a disaster by water.〜に遭う be drowned;be shipwrecked.
すいなん
すいなん [0] 【水難】
水による災難。洪水・水死や,船の沈没・座礁・衝突など。「―の相」「―事故」
すいなんきゅうごほう
すいなんきゅうごほう 【水難救護法】
陸上から遭難船舶を救護する場合において,市町村長の義務および権限,漂流物の処置等について規定した法律。1899年(明治32)制定。
すいにち
すいにち [0] 【衰日】
陰陽道(オンヨウドウ)で凶日の一。生年の十二支によって決まる生年衰日と,生年の干支と年齢の関係によって決まる行年衰日とがある。すいじつ。
→徳日(トクニチ)
すいにゅう
すいにゅう [0] 【水乳】
水と乳。また,互いが和合していることのたとえ。「尊尚親愛して―の如くしつくりと和合し度い/浮雲(四迷)」
すいにょう
すいにょう [0] 【夊繞】
漢字の繞の一。「夏」などの「夊」の部分。
〔本来,「夂(ふゆがしら)は別部首であるが常用漢字では同形〕
すいにん
すいにん [0] 【推認】 (名)スル
すでにわかっていることをもとに推測し,認定すること。
すいにんてんのう
すいにんてんのう 【垂仁天皇】
記紀所伝の第一一代天皇。活目入彦五十狭茅尊(イクメイリビコイサチノミコト)の漢風諡号(シゴウ)。崇神天皇の第三皇子。都は大和国纏向珠城(マキムクノタマキ)宮。
すいのう
すいのう [0] 【水嚢】
(1)食品の水を切ったり漉(コ)したりするための篩(フルイ)。馬尾で織った布や金網・竹などを張ったもの。みずぶるい。みずこし。
(2)ズック製のバケツ。
すいのみ
すいのみ スヒ― [0] 【吸(い)飲み・吸い呑み】
細長い口のある,きゅうす形の容器。病人が寝たまま水などを飲むのに使う。
すいは
すいは [1] 【水破】
鷲(ワシ)の黒い羽ではいだ矢。
すいは
すいは [1] 【水波】
(1)水面の波。
(2)水と波。
すいはい
すいはい [0] 【衰廃】 (名)スル
おとろえすたれること。
すいはい
すいはい [0] 【衰憊】 (名)スル
おとろえつかれること。衰弊。「―を救ふの道を尋ねけるが/二宮尊徳(露伴)」
すいはい
すいはい [0] 【水肺】
⇒呼吸樹(コキユウジユ)
すいはく
すいはく [1] 【水伯】
〔「伯」は長の意〕
水の神。水神。
すいはつ
すいはつ [0] 【垂髪】
(1)背後に長く垂れた髪。たれがみ。すべらかし。
(2)垂れ髪の子ども。幼児。
すいはのへだて
すいはのへだて 【水波の隔て】
水と波のように,同じものでその現れ方の違うもののたとえ。「神といひ仏といひ,ただこれ―にて/謡曲・養老」
すいはん
すいはん [0] 【水飯】
(1)冷水で洗った飯。また,水づけの飯。夏に食べる。洗い飯。みずめし。[季]夏。《―のごろ��あたる箸の先/星野立子》
(2)乾飯(ホシイイ)を水に浸して柔らかくしたもの。
すいはん
すいはん [0] 【水畔】
水のほとり。水辺。みぎわ。
すいはん
すいはん [0] 【垂範】 (名)スル
上に立つ者が,模範を示すこと。手本になること。「率先―する」
すいはん
すいはん [0] 【炊飯】
飯をたくこと。
すいはんき
すいはんき【炊飯器】
a rice cooker.
すいはんき
すいはんき [3] 【炊飯器】
電気やガスを熱源として飯をたく器具。「電気―」
すいはんきゅう
すいはんきゅう [3] 【水半球】
地球を水陸の分布によって二分したとき,陸より海が多く占める半球。ニュージーランド東方のアンチポデス諸島付近が極となる。水・陸の面積の比は九対一。
⇔陸半球
すいば
すいば [0][1] 【酸葉】
タデ科の多年草。荒れ地や原野などに多い。全体に赤みを帯び,高さは約70センチメートル。根葉は卵状長楕円形。雌雄異株。春,茎頂に淡緑色の小花を多数つける。果実は赤色を帯びた三枚の丸い萼(ガク)に包まれる。茎や葉に酸味があり,若苗は食用。スカンポ。スシ。[季]春。
すいば
すいば [1] 【酔罵】 (名)スル
酒に酔って人をののしること。
すいば
すいば [1] 【水馬】
(1)馬術の一。乗馬のまま,あるいは馬の轡(クツワ)を取って泳いで水を渡るもの。
(2)「あめんぼ」「みずすまし」の漢名。
すいばいか
すいばいか [3] 【水媒花】
花粉が水で運ばれ,受粉する花。多くの水生植物に見られる。
→虫媒花
→風媒花
すいばく
すいばく【水爆】
a hydrogen[an H-]bomb.‖水爆禁止運動 a ‘ban-the-hydrogen bomb' campaign.水爆実験 a thermonuclear[an H-bomb]test.水爆弾頭 a hydrogen[an H-bomb]warhead.
すいばく
すいばく [0] 【水爆】
「水素爆弾」の略。
すいばち
すいばち [0] 【垂撥】
花瓶を掛けるための道具。1メートルほどの板に上下に移動できる掛け釘をつけたもの。琵琶(ビワ)の撥(バチ)に形が似るところからいう。
すいばら
すいばら 【水原】
新潟県中北部,北蒲原(カンバラ)郡の町。新津市北東に接する。瓢湖はハクチョウの飛来地。
すいばら
すいばら [0] 【杉原】
〔「すぎはら」の転〕
⇒杉原紙(スギハラガミ)
すいばん
すいばん [0] 【水盤】
(1)水を入れる,広く浅い陶磁製の鉢。生け花・盆裁などに用いる。
(2)涼味を求めて{(1)}に睡蓮(スイレン)・蘆(アシ)などを生けたり,植えたりするもの。[季]夏。
すいばん
すいばん【水盤】
a basin;→英和
a flower bowl.
すいばん
すいばん [0] 【推輓・推挽】 (名)スル
〔左氏伝(襄公十四年)〕
車を推(オ)したり引いたりすること。転じて,人を推挙すること。「後進を―する」
すいばんど
すいばんど [3] 【水礬土】
水酸化アルミニウムのこと。
すいひ
すいひ [0] 【水簸】
土粒子の大きさによって水中での沈降速度が異なるのを利用して,大きさの違う土粒子群に分ける操作。陶土を細粉と粗粉に分けたり,砂金を採集する場合などに用いる。
すいひ
すいひ [0] 【水肥】
液状の肥料。液肥。みずごえ。
すいひつ
すいひつ [0] 【酔筆】
酒に酔って書画をかくこと。また,その作品。酔墨。
すいひつ
すいひつ [0] 【水筆】
穂に芯(シン)を入れず糊(ノリ)で固めた筆。墨汁を筆全部に含ませることができる。
すいひょう
すいひょう [0] 【水氷】
水が凍結してできた氷。
すいひょう
すいひょう [0] 【水豹】
アザラシの異名。
すいひん
すいひん [0] 【水浜】
水のほとり。水辺。
すいひん
すいひん [0] 【蕤賓】
(1)中国音楽の音名。十二律の七番目の音。日本の十二律の鳧鐘(フシヨウ)に相当。
(2)陰暦五月の異名。
すいび
すいび [1] 【翠微】
(1)山の中腹,八合目あたり。「―に登ること三曲二百歩にして/幻住庵記」
(2)遠くに青く見える山。「かやつりて―つくらん家の内/蕪村句集」
すいび
すいび [1] 【衰微】 (名)スル
盛んだったものが衰えること。衰退。「国力が―する」
すいび
すいび [1] 【粋美】 (名・形動)[文]ナリ
純粋で美しい・こと(さま)。「その気象…益々―純熟に至れり/西国立志編(正直)」
すいび
すいび【衰微する】
decay;→英和
decline;→英和
fall.→英和
すいび
すいび [1] 【翠眉】
(1)みどり色のまゆ。美人のまゆ。
(2)柳の葉が,細長く青々としているようす。
すいびょう
すいびょう [0] 【水瓶】
(1)水を入れる細首のびん。
(2)〔仏〕 水を入れて携行する容器。飲用の浄瓶と手洗い用の触瓶がある。すいびん。
水瓶(2)[図]
すいびん
すいびん [0] 【衰鬢】
薄くなった鬢の毛。
すいびん
すいびん [0] 【水瓶】
⇒すいびょう(水瓶)(2)
すいふ
すいふ [1] 【水府】
水神がおさめるという海底の都。
すいふ
すいふ [1] 【炊夫】
炊事をする男。めしたき男。
すいふ
すいふ 【水府】
水戸(ミト)の異名。
すいふ
すいふ [1] 【炊婦】
炊事をする女。めしたき女。炊事婦。
すいふ
すいふ [1] 【水夫】
ふなのり。かこ。
すいふ
すいふ【水夫】
a sailor;→英和
a seaman.→英和
〜になる go to sea.‖水夫長 a boatswain.
すいふく
すいふく [0] 【推服】 (名)スル
ある人を心から敬い,従うこと。心服。「其の齢(ヨワイ)と深慮と誠実との故を以つて,彼は他の同学の先輩として―する所たり/金色夜叉(紅葉)」
すいふくべ
すいふくべ スヒ― [4][3] 【吸い瓢】
悪血・膿(ウミ)などを吸い出すためのガラス製の医療具。中空のガラス器具の一端にゴム球をつけたもの。吸角(キユウカク)。吸い玉。
すいふりゅう
すいふりゅう 【水府流】
泳法の一派。徳川斉昭が島村流・小松流二派を合併して一派としたもの。
すいふろ
すいふろ [0] 【水風呂】
桶の下部が釜になった,水から沸かす形式の風呂。湯を汲み入れる風呂や蒸し風呂に対していう。「年に一度の―を焼(タカ)れしに/浮世草子・胸算用 1」
すいふろ
すいふろ [0] 【水風炉】
茶道具の一。一方に小さなこんろ,他方に湯を沸かすための鉄釜(テツガマ)のある銅器。
すいぶ
すいぶ [1] 【綏撫】 (名)スル
しずめおさめること。「鎮台兵を整治し以て内国を―し人心を鎮圧し/新聞雑誌 29」
すいぶん
すいぶん [1] 【水分】
物の中に含まれている水や液体。また,その量。みずけ。「―が多い」「―をとる」
すいぶん
すいぶん【水分】
water;→英和
moisture.→英和
〜の多い watery;→英和
humid;→英和
juicy.
すいへい
すいへい [0] 【衰弊】 (名)スル
おとろえ弱ること。衰憊(スイハイ)。
すいへい
すいへい [0] 【水平】 (名・形動)[文]ナリ
(1)静止した水面のように平らである・こと(さま)。
(2)上がり下がりがないこと。傾きのないさま。「腕を―に保つ」
(3)地球の重力の方向と直角をなすこと。また,その方向。
⇔鉛直
(4)水準器の一。みずもり。
すいへい
すいへい [1] 【水兵】
海軍の兵士。
すいへい
すいへい【水兵】
a sailor;→英和
a seaman.→英和
水兵服 a seaman's uniform;a sailor[middy]blouse (女生徒・子供などの).
すいへい
すいへい【水平】
the water level.→英和
〜の level;horizontal.→英和
〜に horizontally;→英和
at a level <with> .〜にする level.‖水平線 a horizontal line;the horizon.水平飛行 a level flight.水平面 a horizontal plane.
すいへいあんていばん
すいへいあんていばん [0] 【水平安定板】
飛行機の水平尾翼の前半部分。昇降舵とともに縦方向の安定を保つ。
すいへいうんどう
すいへいうんどう [5] 【水平運動】
⇒水平社運動(スイヘイシヤウンドウ)
すいへいかいぞうど
すいへいかいぞうど [7] 【水平解像度】
テレビジョンなどの画面で水平方向において,どこまで細くものを表示できるかという性能。
すいへいかんせん
すいへいかんせん [5] 【水平感染】
一般に見られる不特定多数への感染。
→垂直感染
すいへいき
すいへいき [3] 【水平器】
「水準器」に同じ。
すいへいきょくせん
すいへいきょくせん [5] 【水平曲線】
⇒等高線(トウコウセン)
すいへいきょり
すいへいきょり [5] 【水平距離】
同一水平面上に投影された二点間の距離。
すいへいしきうんが
すいへいしきうんが [7] 【水平式運河】
全体が同一水平面からなる運河。スエズ運河はその代表的なもの。
→閘門(コウモン)式運河
すいへいしこう
すいへいしこう [5] 【水平思考】
イギリスの E =デボノが唱えた創造的思考法。問題解決に当たって,あらかじめ設定された既成の枠組みに従って考えること(垂直思考)を離れ,さまざまな角度から自由に思考をめぐらして解決の手がかりをつかむこと。
すいへいしゃ
すいへいしゃ 【水平社】
「全国水平社」の略称。部落差別の撤廃とすべての人間の解放を求めて,被差別部落民が自主的に結成した運動組織。1922年(大正11)京都で創立大会を開き,全国各地に広がった。42年(昭和17)戦時体制のもとで解散を余儀なくされたが,戦後,部落解放全国委員会として再発足し,55年部落解放同盟に改称,現在に至っている。
すいへいしゃうんどう
すいへいしゃうんどう [6] 【水平社運動】
水平社を中心として展開された,被差別部落の解放運動。水平運動。
すいへいじりょく
すいへいじりょく [5] 【水平磁力】
⇒水平分力(スイヘイブンリヨク)
すいへいせん
すいへいせん [0] 【水平線】
(1)海面と空との境目をなす線。
(2)地球の重力の方向と直角に交わる直線。水平方向に引かれた直線。
⇔鉛直線
すいへいてきとうごう
すいへいてきとうごう [0] 【水平的統合】
生産段階が同じ,同一産業内の企業を統合すること。企業集中をもたらし競争制限的効果をもつ。
⇔垂直的統合
すいへいてきぶんぎょう
すいへいてきぶんぎょう [0] 【水平的分業】
同程度の発展段階にある国の間で行われる国際分業。異なる商品を生産しあい,貿易を通じて相互に交換する形の分業。
⇔垂直的分業
すいへいどう
すいへいどう [3] 【水平動】
(1)左右または前後に揺れ動くこと。
(2)地震動のうちの水平方向の振動成分。
⇔上下動
すいへいびよく
すいへいびよく [5] 【水平尾翼】
飛行機の尾部に水平につけられた翼。水平安定板と昇降舵からなり,縦方向の安定を保つ。
すいへいふく
すいへいふく [3] 【水兵服】
水兵の着る制服。背に中衣の大きな四角い襟を出して垂れ,襟の下からネッカチーフを通して前で結ぶ。一九世紀中頃イギリス海軍で用いられて,世界的に広まった。セーラー服。
すいへいぶんぷ
すいへいぶんぷ [5] 【水平分布】
緯度と関連づけた生物の分布。温度と水分,海洋では温度と塩分濃度が主要な限定要因となる。
⇔垂直分布
すいへいぶんりょく
すいへいぶんりょく [5] 【水平分力】
地磁気の磁場を水平方向と鉛直方向に分けたときの水平成分。水平磁力。
すいへいぼう
すいへいぼう [3] 【水兵帽】
水兵のかぶる帽子。ひさしがなく,胴に巻いた長いリボンを後ろに垂らす。
すいへいぼうえき
すいへいぼうえき [5] 【水平貿易】
水平的分業関係にある国の間の貿易
→水平的分業
すいへいめん
すいへいめん [3] 【水平面】
(1)静止した水の面。
(2)重力の方向と直角をなす面。
すいへん
すいへん [0] 【水辺】
水のほとり。みずぎわ。みずべ。「―公園」
すいへんくうかん
すいへんくうかん [5] 【水辺空間】
海・湖・川など,水辺と人間が親しむ空間。水際空間とも。
→ウオーター-フロント
すいへんのとり
すいへんのとり 【水辺の鳥】
〔「酒」の字が,三水偏に酉(トリ)であることから〕
酒の異名。水鳥(スイチヨウ)。
すいほ
すいほ [1] 【推歩】
(1)天体の運行を測ること。暦学。「―の学(=天文・暦学)」
(2)たどるようにして歩くこと。
すいほ
すいほ [1] 【酔歩】 (名)スル
酒に酔って歩くこと。また,その足どり。千鳥足。「阪東君が―蹣跚(マンサン)として這入(ハイ)つて来る/続風流懺法(虚子)」
すいほう
すいほう【水疱】
《医》a blister;→英和
a vesicle.→英和
すいほう
すいほう【水泡】
a bubble.→英和
〜に帰する come to naught;prove a failure.→英和
すいほう
すいほう [0] 【酔飽】 (名)スル
〔「すいぼう」とも〕
酒を飲み,飽きるほど食べること。「二階座敷に―してぐつすり寝込んで/社会百面相(魯庵)」
すいほう
すいほう 【粋方】
(1)世事や遊里のことに通じた人。粋人。すいかた。「こつぴ��,諸事御―ぢや/歌舞伎・幼稚子敵討」
(2)物事によく通じた人。その道の専門家。「其元(ソノモト)様は侍の中でも,―ぢや―ぢやと申しまする/歌舞伎・幼稚子敵討」
(3)男伊達(ダテ)。侠客。「おりや博多の又治というて,隠れのない―/歌舞伎・韓人漢文」
すいほう
すいほう [0] 【水疱】
皮膚や粘膜の上皮にできる,漿液(シヨウエキ)を含む発疹。みずぶくれ。水疱疹。
すいほう
すいほう [0] 【水泡】
(1)水のあわ。みなわ。
(2)〔水の泡が消えやすいことから〕
はかないこと。むなしいこと。
すいほう
すいほう [0] 【燧烽】
のろし。烽火。
すいほう=に帰(キ)する
――に帰(キ)・する
せっかくの努力がむだになる。
すいほうしん
すいほうしん [3] 【水疱疹】
「水疱」に同じ。
すいほうダム
すいほうダム 【水豊―】
朝鮮民主主義人民共和国の北西部,鴨緑江中流に建設されたダム。日本統治下の1944年に完成。大水力発電所がある。スプン-ダム。
すいほつ
すいほつ [0] 【垂髪】
仏像で,肩まで垂れている髪をいう。
すいぼ
すいぼ [1] 【水母】
クラゲの漢名。
すいぼう
すいぼう【水防】
flood control;prevention of flood.‖水防対策 a flood-control measure.
すいぼう
すいぼう [0] 【酔眸】
酒によったときの目つき。酔眼。
すいぼう
すいぼう [0] 【衰耄】 (名)スル
「すいもう(衰耄)」に同じ。
すいぼう
すいぼう [0] 【水防】
水害を防ぐこと。洪水や高潮などによる被害を防ぐこと。「―工事」
すいぼう
すいぼう【衰亡する】
decline;→英和
(go to) ruin;→英和
fall.→英和
すいぼう
すいぼう [0] 【衰亡】 (名)スル
おとろえほろびること。勢力を失って滅亡すること。「国家―の危機」「国が―する」
すいぼうだん
すいぼうだん [3] 【水防団】
水害予防組合や市町村が設置する,水防のための組織。
すいぼく
すいぼく [0] 【水木】
水と木。水とたきぎ。薪水(シンスイ)。[日葡]
すいぼく
すいぼく [0] 【水墨】
「水墨画」の略。
すいぼくが
すいぼくが【水墨画】
⇒墨絵.
すいぼくが
すいぼくが [0] 【水墨画】
墨一色を用い,その濃淡の調子によって描く絵。中国で山水画を中心に唐代に成立。鎌倉中期日本へ禅宗とともに入り,禅の精神を表すものとして盛んに描かれた。水墨。
すいぼくさんすい
すいぼくさんすい [5] 【水墨山水】
墨の濃淡だけで描いた山水画。
→青緑山水
すいぼつ
すいぼつ [0] 【水没】 (名)スル
地上にあった物が水に沈んで隠れてしまうこと。「ダムの底に―した村」
すいぼん
すいぼん [0] 【水盆】
「水盤(スイバン)」に同じ。
すいぼんせき
すいぼんせき [3] 【水盆石】
築山(ツキヤマ)の滝口で,控石(ヒカエイシ)と組み合わせて水中に据えるひらたい石。
すいま
すいま [1] 【睡魔】
こらえきれないねむけを魔物の力にたとえていう語。「―におそわれる」
すいま
すいま【睡魔】
sleepiness;drowsiness.〜に襲われる become sleepy.〜と闘う try not to fall asleep.
すいま
すいま [1] 【水魔】
水害を起こす水の力を魔物にたとえていう語。「―による被害」
すいまい
すいまい [0] 【衰邁】 (名)スル
年老いて,心身の衰えること。老衰。「老眼年々に―して/読本・八犬伝 9」
すいません
すいません (連語)
〔「すみません」の転〕
⇒すみません
すいまつ
すいまつ [0] 【水沫】
(1)みずしぶき。飛沫(ヒマツ)。
(2)水のあわ。
すいみつ
すいみつ【水密の】
watertight.→英和
すいみつ
すいみつ【水蜜(桃)】
《植》a peach.→英和
すいみつ
すいみつ [0] 【水密】
水槽・缶・隔壁などで,水圧に対して水がもれ出ない状態にあること。
すいみつ
すいみつ [0] 【水蜜】
「水蜜桃」の略。
すいみつかくへき
すいみつかくへき [5] 【水密隔壁】
水密区画を仕切る強力な鋼鉄の壁。防水隔壁。
すいみつくかく
すいみつくかく [5][6] 【水密区画】
水密の状態に作られた区画。船体をいくつかに区分し,浸水や火災が生じた場合にその区画だけで食い止められるようにしたもの。
すいみつとう
すいみつとう [0] 【水蜜桃】
モモの栽培品種。果実は大形で甘く,多汁で柔らかい。明治期に中国から輸入,改良したもの。水蜜。[季]夏。
すいみゃく
すいみゃく【水脈】
<strike> a vein of water.
すいみゃく
すいみゃく [0] 【水脈】
(1)地層の中で,地下水が流れている道筋。
(2)河川や海で,船が航行する水路。ふなじ。みお。
すいみん
すいみん【睡眠】
(a) sleep.→英和
〜をとる (have a) <good> sleep;take a nap (仮眠).→英和
〜を妨げる disturb one's sleep.‖睡眠剤 hypnotic;a sleeping pill[tablet].睡眠不足(で疲れる) (be tired from) want of sleep.
すいみん
すいみん [0] 【酔眠】
酒に酔って眠ること。酔臥(スイガ)。
すいみん
すいみん [0] 【睡眠】
(1)ねむること。ねむり。周期的に生じ,感覚や反射機能その他種々の生理機能が低下し,意識は喪失しているが容易に覚醒しうる状態。「―をとる」「―不足」
→レム睡眠
(2)転じて,活動を休止している状態。
すいみんうんどう
すいみんうんどう [5] 【睡眠運動】
⇒就眠(シユウミン)運動
すいみんこうざ
すいみんこうざ [5] 【睡眠口座】
預貯金口座のうち,長期間(一般に10年間)にわたって 預け入れ・引き出しがない口座。
⇔活動口座
すいみんびょう
すいみんびょう [0] 【睡眠病】
アフリカにみられる地方病。トリパノソーマという原虫の感染により発病し,ツェツェ蠅(バエ)がこれを媒介する。末期に嗜眠(シミン)状態になり死亡するのでこの名がある。
すいみんぶっしつ
すいみんぶっしつ [5] 【睡眠物質】
脳内で生成され,自然な睡眠を誘発すると考えられる物質。睡眠促進物質。睡眠誘発物質。
すいみんほっさびょう
すいみんほっさびょう [0] 【睡眠発作病】
⇒ナルコレプシー
すいみんやく
すいみんやく [3] 【睡眠薬】
「催眠薬(サイミンヤク)」に同じ。
すいみんりょうほう
すいみんりょうほう [5] 【睡眠療法】
催眠剤を双極性障害・精神分裂病などの患者に投与して睡眠させ,病状の鎮静や治癒を図る治療法。持続睡眠療法。
すいむ
すいむ [1] 【酔夢】
(1)酒に酔って眠ったときにみる夢。
(2)理想などに酔って満足している状態。
すいむ
すいむ [1] 【睡夢】
眠っているときにみる夢。
すいむ
すいむ [1] 【水霧】
川の上や周辺に立つ霧。かわぎり。
すいめい
すいめい 【酔茗】
⇒河井(カワイ)酔茗
すいめい
すいめい [0] 【吹鳴】 (名)スル
吹きならすこと。「汽笛の―」
すいめい
すいめい [0] 【水明】
水が澄んで美しいこと。川の水が日月に照らされて美しく輝くこと。「山紫―の地」
すいめつ
すいめつ [0] 【衰滅】 (名)スル
勢いがおとろえほろびること。衰亡。「君主の権は次第に―するに至り/民約論(徳)」
すいめん
すいめん [0][3] 【錐面】
平面上にある曲線上のすべての点と,平面外の一点とを結ぶ直線全体によってつくられる曲面。
すいめん
すいめん【水面】
the surface of the water.→英和
〜に浮かぶ break the surface.→英和
すいめん
すいめん [0] 【水面】
水の表面。水のおもて。水上。
すいめんか
すいめんか [3] 【水面下】
(1)水の中。水中。
(2)転じて,隠れて見えない所。「―の駆け引き」
すいめんけい
すいめんけい [0] 【水面計】
ボイラーなどの内部の水面の高さを外から測る計器。
すいもう
すいもう [0] 【衰耗】
「すいこう(衰耗)」に同じ。
すいもう
すいもう [0] 【衰耄】 (名)スル
年老いておとろえること。すいぼう。「愛慾の為に―したやうな甥の姿/家(藤村)」
すいもう
すいもう [0] 【吹毛】
(1)〔毛を吹いて隠れた疵(キズ)を探す意から〕
強いて人の欠点をさがし出すこと。あらさがし。「―の難も多く侍らん/筑波問答」
→毛を吹いて疵を求む(「毛」の句項目)
(2)〔吹きつけた毛も切る意から〕
よく切れる剣。利剣。「―を提持して,虚空を截断す/太平記 10」
すいもじ
すいもじ 【推文字】
⇒ごすいもじ(御推文字)
すいもの
すいもの スヒ― [0] 【吸(い)物】
日本料理の汁物。だし汁に魚肉や野菜を具として椀(ワン)に盛る。普通には,醤油仕立てのすまし汁をいう。
すいもの
すいもの【吸物】
soup.→英和
吸物椀 a soup bowl.
すいものぜん
すいものぜん スヒ― [4] 【吸(い)物膳】
吸い物椀(ワン)をのせて客に出す膳。
すいものわん
すいものわん スヒ― [4] 【吸(い)物椀】
吸い物を入れる椀。普通,塗り物でふたつきのもの。
すいもん
すいもん [0] 【水紋】
(1)水面にできる波紋。
(2)流水・波・渦などの模様。
すいもん
すいもん【水門】
a sluice (gate);→英和
a floodgate.→英和
すいもん
すいもん 【推問】 (名)スル
問いただすこと。特に罪を取り調べること。「蔵人大夫経憲以上五人,三条にて―せられけり/保元(中)」
すいもん
すいもん [0] 【水門】
貯水池・運河・水路などで,水量・水位の調節のために設けた扉を備えた門のような構造物。
すいもんがく
すいもんがく [3] 【水文学】
地球上の水について,その状態・分布,物理的・化学的性質,環境との関係などを,循環の視点から研究する学問。その応用分野は,水資源の開発・保全,水質管理,水利・水法など社会・経済面にまで及ぶ。
→陸水学
すいもんし
すいもんし 【推問使】
事件の調査のために派遣される使者。
すいもんしきうんが
すいもんしきうんが [7] 【水門式運河】
⇒閘門式運河(コウモンシキウンガ)
すいもんじゅんかん
すいもんじゅんかん [5] 【水文循環】
⇒水循環(ミズジユンカン)
すいやく
すいやく [0] 【水厄】
水による災難。水難。
すいやく
すいやく [1] 【水薬】
液体の飲み薬。みずぐすり。水剤(スイザイ)。
すいよ
すいよ [1] 【睡余】
眠りからさめたあと。ねざめ。
すいよ
すいよ [1] 【酔余】
酒に酔ったあげく。「―の一興」
すいよう
すいよう [0] 【衰容】
やつれた容姿。やせおとろえた姿。
すいよう
すいよう [0] 【垂楊】
「垂柳(スイリユウ)」に同じ。
すいよう
すいよう [0] 【水溶】
水にとけること。水にとかすこと。
すいよう
すいよう スイヤウ 【睢陽】
中国,秦代,今の河南省商丘県の南に置かれた県名。唐代,安史の乱のとき,張巡・許遠はここを死守し,反乱軍の江南進出を妨げた。
すいよう
すいよう [3][0] 【水曜】
「水曜日」に同じ。
すいよう
すいよう【水曜日】
Wednesday <Wed.> .→英和
すいよう
すいよう [0] 【水葉】
サンショウモ・コウホネなどの水生植物の葉のうち,水中にある葉。沈水葉。水中葉。
すいよう
すいよう【水溶性の】
water-soluble;washable <ink> .→英和
‖水溶液 a solution.
すいようえき
すいようえき スイヤウ― [3] 【水様液】
水のように見える液。
すいようえき
すいようえき [3] 【水溶液】
水を溶媒とする溶液。
すいようせい
すいようせい [0] 【水溶性】
物質が水にとけて水溶液をつくる性質。その程度を表すのに,易溶・可溶・微溶・難溶・不溶の言葉が使われる。
すいようせいビタミン
すいようせいビタミン [8] 【水溶性―】
水にとける性質をもつビタミン。補酵素として生体内酵素反応に関係し,物質代謝に重要な役割を果たす。ビタミン B 複合体,ビタミン C の類。
→脂溶性ビタミン
すいようび
すいようび [3] 【水曜日】
週の第四日。火曜日の次の日。水曜。
すいよく
すいよく【水浴する】
have a cold bath;bathe in water.
すいよく
すいよく [0] 【水浴】 (名)スル
(1)水を浴びること。「メナム川で―する人々」
(2)水を一定温度に保ち,その温度によって加熱・保温などを行うこと。また,それに用いる金属製の化学実験用器具。ウォーターバス。湯浴。
すいよせる
すいよ・せる スヒ― [4] 【吸(い)寄せる】 (動サ下一)[文]サ下二 すひよ・す
(1)吸ってそばへ引き寄せる。
(2)見えない力で物を引き寄せる。「取水口にゴミが―・せられる」「磁石が釘を―・せる」
(3)注目・関心を集めてひきつける。「観客の視線を―・せる」
すいらい
すいらい【水雷】
<discharge> a torpedo (魚雷);→英和
a mine (機雷).→英和
〜に触れる(を敷設する) hit (lay) a mine.‖水雷艇 a torpedo boat.
すいらい
すいらい [0] 【水雷】
爆薬を詰めて水中で爆発させ,敵艦を破壊するための兵器。魚雷・機雷・爆雷などをいう。
すいらいかんちょう
すいらいかんちょう [5] 【水雷艦長】
遊戯の一。二組に分かれ,それぞれの組で艦長一,水雷・駆逐各若干を割り振り,帽子のかぶり方でそれを表示する。水雷は敵の艦長を,艦長は敵の駆逐を,駆逐は敵の水雷を捕らえることができ,艦長が捕らえられたほうが負けとなるもの。駆逐水雷。
すいらいてい
すいらいてい [0] 【水雷艇】
主として魚雷で敵艦を肉迫攻撃する高速小型の艦艇。
すいらん
すいらん [0] 【水蘭】
キク科の多年草。中部以西の水湿地に生える。茎の高さ80センチメートル内外。葉は線形で長い。秋,分枝した枝端に黄色の頭花を一個ずつつける。
すいらん
すいらん [0] 【翠巒】
みどりの山。みどり色の連山。
すいらん
すいらん [0] 【翠嵐】
山に立ちこめるみどりの気。
すいり
すいり【水利】
water supply (給水);water carriage (水運);irrigation (潅漑(かんがい)).〜の便が良い have good facilities for water transport.〜を良くする facilitate the use of water.‖水利権 water rights.
すいり
すいり【推理】
reasoning;(an) inference.→英和
〜する reason;→英和
infer <from> .→英和
‖推理小説 a detective story; <話> a whodunit.
すいり
すいり [0] 【巣入り】
動物が巣にはいること。特に,ニワトリなどが卵をかえすために巣にはいること。
すいり
すいり [3] 【酢煎り】
アジ・サバ・イワシなど脂肪の多い魚を煮るとき,なまぐささをとるために酢を入れること。
すいり
すいり [1] 【酔裡・酔裏】
酒に酔っている間。酔中。
すいり
すいり [1] 【水利】
(1)船による運送の便利。「―の便」
(2)水を飲用・工業用・灌漑(カンガイ)用などに利用すること。
すいり
すいり [1] 【水理】
(1)水の流れるみち。水脈。
(2)ふなみち。水路。「官軍―に熟せざれば誤つて暗礁に触るる事あらんか/近世紀聞(延房)」
すいり
すいり [1] 【推理】 (名)スル
(1)ある事実をもとにして,他の事をおしはかること。「―を働かせる」「犯人を―する」
(2)〔論〕
〔reasoning; inference〕
あらかじめ与えられた何らかの前提から新しい結論を論理的に導き出す働き。演繹(エンエキ)的推理・帰納的推理・類推などがあり,前提が一つのものを直接推理,二つ以上のものを間接推理と呼ぶ。
すいりがく
すいりがく [3] 【水理学】
流体力学に基礎をおき,土木工学や機械工学などへ応用するために,水の力学的問題を研究対象とする学問。
すいりきがく
すいりきがく [4][3] 【水力学】
水の運動に伴って生ずる圧力・速度・抵抗など水の力学的問題を取り扱い,機械や設計などに応用する学問。
すいりく
すいりく [1] 【水陸】
水と陸。水上と陸上。「―両用」
すいりく
すいりく【水陸】
land and water.〜両棲(せい)の amphibious.‖水陸両用機[車]an amphibian.
すいりくえ
すいりくえ [4] 【水陸会】
〔仏〕 飲食物を水中・陸上にまいて諸霊をあまねく救おうとする法会。施餓鬼(セガキ)会の一種。水陸斎(サイ)。
すいりくみあい
すいりくみあい [4] 【水利組合】
1908年(明治41)水利組合法に基づき,灌漑(カンガイ)・排水のための諸施設の維持管理をする目的でつくられた公共組合。
→水害予防組合
→土地改良区
すいりけん
すいりけん [3] 【水利権】
公水,ことに河川の水を灌漑(カンガイ)・発電・水道などの一定の目的のために継続的・排他的に使用する権利。用水権。
すいりしき
すいりしき [3] 【推理式】
⇒三段論法(サンダンロンポウ)
すいりしょうせつ
すいりしょうせつ [4] 【推理小説】
多く犯罪に題材をとり,犯行の動機や方法,犯人の特定などが筋を追うごとに解かれてゆく興味を主眼とする小説。探偵小説。ミステリー。
〔日本では,第二次大戦以前は「探偵小説」の語が用いられていた〕
すいりちえきぜい
すいりちえきぜい [6] 【水利地益税】
土地・山林の利益となる事業に要する費用にあてる目的で,その事業で特に利益を受ける土地または家屋を課税客体として都道府県または市町村が課す税。
すいりぼうがいざい
すいりぼうがいざい [6] 【水利妨害罪】
堤防の決壊,水門の破壊,その他水利の妨害となる行為をなすことにより成立する罪。
すいりゅう
すいりゅう [0] 【水流】
水の流れ。
すいりゅう
すいりゅう [0] 【垂柳】
シダレヤナギの異名。垂楊。
すいりゅう
すいりゅう [0] 【翠柳】
青々と茂ったやなぎ。
すいりゅう
すいりゅう【水流】
a (water) current;a stream (of water).→英和
すいりゅうち
すいりゅうち [3] 【水流地】
(1)水の流れるところ。河床。
(2)船やいかだが通れないほどの,ごく浅い流れ。
すいりゅうポンプ
すいりゅうポンプ [5] 【水流―】
水をノズルから噴出させ,その周囲が低圧になることを利用して気体をまきこんで運ぶポンプ。アスピレーター。
すいりょう
すいりょう【水量】
the volume of water.水量計 a water gauge.
すいりょう
すいりょう [0][3] 【水量】
水の分量。みずかさ。
すいりょう
すいりょう [0] 【推量】 (名)スル
(1)おしはかること。推測。「相手の心中を―する」
(2)文法で,実現していないことや確かでないことを予想的にいう言い方。口語では助動詞「う・よう」「らしい」や連語「だろう」「でしょう」,文語では助動詞「む(ん)」「むず(んず)」「まし」「けむ(けん)」「らむ(らん)」「らし」「めり」「べし」などを付けて言い表す。このほかに,打ち消しの推量には,助動詞「まい」(口語)「まじ」「じ」(文語)などを付けて言い表す。
すいりょう
すいりょう【推量】
a guess;→英和
(a) conjecture;→英和
a <mere> guesswork.→英和
〜する guess;suppose.→英和
〜が当たる guess right.
すいりょうけい
すいりょうけい [0] 【水量計】
⇒量水器(リヨウスイキ)
すいりょうぶし
すいりょうぶし [0] 【推量節】
明治中期の流行歌。寄席から流行して広まった。「あら推量推量」を囃子詞(ハヤシコトバ)にする。
すいりょく
すいりょく [1] 【水力】
水の流れや落下によって生ずる力。特に,動力として利用する水の力。水の勢い。水のもつエネルギー。
すいりょく
すいりょく [1] 【推力】
物体をその運動方向へ押しやる力。前方から取り入れた水・空気・ガスなどを,プロペラやエンジンで加速して後方に押し出すことにより得られる推進力など。推進力。
すいりょく
すいりょく [1][0] 【翠緑】
みどりいろ。濃いみどり。
すいりょく
すいりょく【水力】
<by> water[hydraulic]power.‖水力学 hydraulics.水力タービン a hydraulic turbine.水力発電 waterpower generation.水力発電所 a waterpower[hydroelectric power]plant.
すいりょくきかい
すいりょくきかい [6][5] 【水力機械】
水のエネルギーにより機械的仕事をしたり,逆に,機械的動力を水に加えて水のエネルギーを増加させたりする機械の総称。水車・ポンプ・水圧機・水力継ぎ手など。
すいりょくきかん
すいりょくきかん [6][5] 【水力機関】
水のエネルギーを機械的エネルギーに換える機械の総称。水車など。
すいりょくぎょく
すいりょくぎょく [4] 【翠緑玉】
エメラルド。
すいりょくさいたん
すいりょくさいたん [5] 【水力採炭】
高圧水を噴水装置から炭壁面に噴射させて炭壁を破砕し,水で流出させて採掘する方法。
すいりょくだめ
すいりょくだめ [0] 【水力溜め】
⇒水圧溜(スイアツダ)め
すいりょくつぎて
すいりょくつぎて [5] 【水力継(ぎ)手】
水を媒介として二軸間に回転運動を伝える継ぎ手。
すいりょくはつでん
すいりょくはつでん [5] 【水力発電】
水力によって羽根車を回し,それに直結した発電機を駆動して電気エネルギーを発生させる発電方式。
すいりん
すいりん [0] 【水輪】
〔仏〕 三輪・四輪(シリン)の一。
→四輪
すいれい
すいれい [0] 【翠嶺】
みどりの山の峰。翠峰。
すいれい
すいれい [0] 【衰零】 (名)スル
衰えおちぶれること。「王室及び足利氏の―して/日本開化小史(卯吉)」
すいれい
すいれい [0] 【水冷】
内燃機関などを水で冷やすこと。
すいれいしき
すいれいしき【水冷式の】
water-cooled.
すいれいしききかん
すいれいしききかん [8][7] 【水冷式機関】
⇒液冷式機関(エキレイシキキカン)
すいれん
すいれん【水練】
⇒水泳.
すいれん
すいれん [0] 【垂簾】
(1)すだれをたらすこと。また,たらしたすだれ。
(2)〔古く中国で,皇太后などが群臣に接する際には,その前にすだれをたらしたことから〕
皇太后や太皇太后が幼帝に代わって政治を行うこと。また,その政治。垂簾の政(マツリゴト)。
すいれん
すいれん [0] 【垂憐】
あわれみをかけること。
すいれん
すいれん [0] 【水簾】
〔水のすだれの意〕
滝。
すいれん
すいれん [1] 【睡蓮】
(1)ヒツジグサの漢名。
(2)スイレン科スイレン属の多年生水草。温帯から熱帯まで広く分布し,観賞用に栽培する。葉は水面に浮かび,円形で基部が切れ込む。花は長い花柄の先につき,花弁が多く,白・黄・桃・紫などで,普通,朝開き夕方閉じる。[季]夏。
すいれん
すいれん【睡蓮】
《植》a water lily.
すいれん
すいれん [1][0] 【水練】
(1)水泳の鍛練。およぎ。[季]夏。「畳の上の―」「―場」
(2)水泳の達人。「なまじひに究竟の―にておはしければ,しづみもやり給はず/平家 11」
すいれん
すいれん [0] 【翠簾】
緑色のすだれ。青竹のすだれ。
すいろ
すいろ [1] 【隧路】
トンネル。隧道(ズイドウ)。
すいろ
すいろ [1] 【水路】
(1)水を送るための人工のみち。送水路。導水路。「農業用―」
(2)海・川・湖・運河などの,船の航行する道。航路。「―測量」
(3)競泳で,各泳者に与えられたプールのコース。「短―」
すいろ
すいろ [1] 【垂露】
書道で,筆法の一。縦の画の終わりを,たれる露のように押さえて止めるもの。
→懸針(ケンシン)
すいろ
すいろ【水路】
a waterway;→英和
a channel;→英和
〔副〕 <go to a place> by sea[boat].‖水路図 a hydrographic map.水路標識 a beacon.
すいろう
すいろう [0] 【衰老】 (名)スル
「老衰」に同じ。「父季闖―して子を思ふ心甚しく/浮世草子・国姓爺明朝太平記」
すいろう
すいろう [0] 【翠楼】
〔昔,中国でその建物をみどり色に塗ることが多かったことから〕
妓楼。遊女屋。
すいろう
すいろう [0] 【水楼】
水ぎわにある高い建物。水閣。
すいろきょう
すいろきょう [0] 【水路橋】
発電用水路や水道が,谷や川を横切る所にかけ渡した橋。水道橋。
すいろく
すいろく [0] 【水鹿】
シカの一種。肩高1.2メートルほど。角は1メートル余り。冬毛は黒褐色,夏毛は赤褐色。小群で森林にすむ。好んで水に入り巧みに泳ぐ。インド・中国南部・フィリピン・インドネシアなどに分布。ミズシカ。サンバー。
すいろしきはつでん
すいろしきはつでん [6] 【水路式発電】
水力発電の方式の一。河川の落差が大きい場所を利用するもので,上流で取水し,水路で発電機に導いて発電したのち,下流に放水するもの。
→ダム式発電
すいろしょし
すいろしょし [4] 【水路書誌】
安全な航海に役立てるため海上保安庁水路部から刊行されるもののうち,海図以外のものの総称。海図には表しきれない情報をまとめた水路誌や,航路誌・灯台表・距離表・潮汐表などの特殊書誌がある。
すいろつうほう
すいろつうほう [4] 【水路通報】
海図などの刊行後の,水路・沿岸・港湾等の状況変化を知らせるために,印刷物・無線・ラジオ・ファックスなどを用いて行う情報伝達。
すいろぶ
すいろぶ [3] 【水路部】
海上保安庁に所属する一部局。水路の測量や海図・水路誌・潮汐表・天測暦・天測略暦・天測計算表・灯台表などの刊行を行い,航海の安全のための資料提供の業務を行う。
すいろん
すいろん【推論】
⇒推理.
すいろん
すいろん [0] 【水論】
田に引く水の分配についての争い。水争い。みずろん。[季]夏。
すいろん
すいろん [0] 【推論】 (名)スル
ある事実をもとにして,他の事をおしはかること。推理や推定を重ねて結論を導くこと。「調査結果から事故原因を―する」
すいろんしき
すいろんしき [3] 【推論式】
⇒三段論法(サンダンロンポウ)
すいわ
すいわ [0] 【水和】
〔「すいか」とも〕
(1)水溶液中で,溶質の分子・イオンまたはコロイド粒子が周囲の水分子と結合して一つの集団を形成すること。また,そのような水分子との結合。特に,その組成が一定である場合をいう。
(2)結晶中で,結晶水が無水物を構成する原子あるいはイオンと結合すること。
(3)有機化合物に水分子が付加すること。
すいわ
すいわ [1][0] 【酔話】
酔ったうえでの話。
すいわぶつ
すいわぶつ [3] 【水和物】
分子またはイオンに水分子が結合したもの。イオン結晶に結晶水が入っているときは,その水分子数によって,一水和物・二水和物…といい,Na�SO�・10H�O(硫酸ナトリウム一〇水和物)などと示す。水化物。
すいマンガンこう
すいマンガンこう [5] 【水―鉱】
マンガンの鉱石鉱物の一。単斜晶系に属し,不透明で鉄灰色をした柱状の結晶。種々のマンガン鉱床に産出する。
すう
すう【吸う】
[気体のものを]breathe in;inhale;→英和
[液体のものを]sip <tea> ;→英和
suck <milk> ;→英和
[タバコを]smoke;→英和
puff <at a pipe> .→英和
すう
すう【数】
(a) number;→英和
a figure (数字).→英和
〜の numerical.〜を数える count (the number).→英和
‖勝敗の数 the issue of the battle.
すう
すう 【鄒】
中国,戦国時代の国名。春秋時代には邾(チユ)といった。今の山東省鄒県のあたり。孟子の生地。
すう
す・う 【据う】 (動ワ下二)
⇒すえる(据)
すう
すう [1] 【数】
(1)物のかず。「利用者の―をかぞえる」「参加者―」
(2)物をかぞえる場合の基礎になる概念。狭義には自然数をさすが,これを拡張した整数・有理数・実数・複素数などをさす場合がある。
(3)インド-ヨーロッパ語などに見られる文法範疇(ハンチユウ)の一。単数・複数のほかに,二つそろって一単位となる双数(両数),三つそろわなければならない三数,四つの四数などがある。特にインド-ヨーロッパ語においては名詞,代名詞などに備わっており,一致などに重要なかかわりをもつ。「性・―・格による語形変化」
(4)数をかぞえること。計数の観念。「―に明るい」
(5)物事の成り行き。動向。「勝敗の―は,戦はずして既に明かである/此一戦(広徳)」
(6)運命。めぐりあわせ。「測り難きの―を畏れて,巫覡卜相の徒の前に首を俯せんよりは/運命(露伴)」
すう
す・う スフ [0] 【吸う】 (動ワ五[ハ四])
(1)気体や液体を口・鼻から体内に引き入れる。
⇔吐く
「息を―・ったり吐いたり」「人の血を―・う蚊」「汁ヲ―・ウ/日葡」
(2)タバコを口にくわえて煙を吸う。のむ。「タバコを―・う」
(3)繊維質の物が周囲の液体・気体を組織の内部に取り込む。「スポンジは水をよく―・う」
(4)キスをする。口づけする。口吸う。
(5)引き付ける。「磁石鉄を―・へども/沙石 9」
[可能] すえる
[慣用] 甘い汁を―・旨(ウマ)い汁を―
すう=が知れる
――が知・れる
(多く打ち消しの語を伴う)程度がわかる。「何所まで押が重(オモタ)いんだか―・れない/浮雲(四迷)」
すう−
すう−【数−】
several;→英和
a few.→英和
〜十(百,千,万)の scores (hundreds,thousands,tens of thousands) of <houses> .〜日(回,冊) several[a few]days (times,volumes).
すうえん
すうえん 【鄒衍】
〔「騶衍」とも書く〕
中国,戦国時代の思想家。斉の人。陰陽五行思想を唱え,漢代の讖緯説(シンイセツ)の基礎をつくった。生没年未詳。
すうえん
すうえん [0] 【陬遠】
〔「陬」は隅(スミ)の意〕
都会から遠く離れたところ。片田舎。僻地。「―の地」
すうおう
すうおう スウヲウ 【菘翁】
⇒貫名海屋(ヌキナカイオク)
すうかい
すうかい [0] 【数回】
二,三回から五,六回程度の回数。「毎年―外国へ行く」
すうかげつ
すうかげつ【数か月】
several months.
すうがく
すうがく【数学】
<applied> mathematics;→英和
<話> math(s).→英和
〜の mathematical.‖数学者 a mathematician.
すうがく
すうがく [0] 【数学】
〔mathematics〕
古くは数に関する学問,すなわち算術の意。現在では数・量および空間に関して研究し,さらに抽象的な概念を扱う学問になっている。
すうがくきそろん
すうがくきそろん [6] 【数学基礎論】
一九世紀末から二〇世紀初頭に表れた集合論の矛盾を解決するため,二〇世紀初頭に成立した数学の一分科。数学の論理的構造を,記号論理を用いて研究する。広く数学的諸研究の理論的基礎となる。
すうがくてききのうほう
すうがくてききのうほう [0] 【数学的帰納法】
自然数 � に関する命題において,(1)この命題が �=1 のとき成立し,(2) �=� のとき成立すると仮定すれば �=�+1 のときにも成立する,という二つの事柄を証明できるとき,この命題はすべての自然数 � について成立する,と結論する証明法。
すうがくてきろんりがく
すうがくてきろんりがく [9] 【数学的論理学】
記号論理学のこと。数学的推論(証明)の構造を形式化したものであることからの名。数理論理学。
→記号論理学
すうき
すうき【数奇な生涯】
a varied[checkered]life.〜な運命にもてあそばれる be the sport of fortune.
すうき
すうき [1] 【枢機】
〔「枢」は開き戸のくるる,「機」は弩(イシユミ)のはじきがね〕
(1)物事の肝心なところ。最も大切なところ。肝要。枢要。「会社の―にあずかる」
(2)大切な政務。「国政の―に参与する」
(3)てづる。縁故。「―を以て此程より毎日普譜に雇はるるは/浄瑠璃・壇浦兜軍記」
すうき
すうき [1] 【数奇】 (名・形動)[文]ナリ
(1)〔「数」は運命,「奇」は食い違うの意〕
ふしあわせ。不運。また,そのさま。さっき。「―な運命をたどる」
(2)運命がさまざまに変化すること。また波乱に満ちているさま。「―な生涯」
すうききょう
すうききょう [3] 【枢機卿】
ローマ-カトリック教会の教皇に次ぐ聖職位。教皇の最高顧問。教会行政や教皇選出などに携わる。カーディナル。枢機官。すうきけい。
すうききょう
すうききょう【枢機卿】
a cardinal.→英和
すうきょう
すうきょう [0] 【足恭】
〔論語(公冶長)〕
度が過ぎてうやうやしいこと。おもねり,へつらうこと。すきょう。しゅきょう。
すうぎ
すうぎ [1] 【雛妓】
まだ一人前にならぬ芸妓。半玉(ハンギヨク)。
すうぎょう
すうぎょう 【芻蕘】
⇒すうじょう(芻蕘)
すうけい
すうけい [0] 【崇敬】 (名)スル
あがめうやまうこと。「―の念を抱く」「聖母マリアを―する」
すうけい
すうけい【崇敬】
reverence.→英和
〜する revere;→英和
honor.→英和
すうこ
すうこ [1] 【数個】
二,三個から五,六個程度の個数。
すうこう
すうこう [0] 【崇高】 (名・形動)[文]ナリ
(1)けだかくて,とうとい・こと(さま)。「―な魂」
(2)〔sublime〕
西洋美学において,古代ギリシャ以来の古典的調和美と対比される,ゴシック式大聖堂やアルプス山系などの壮大な美。また,それによって喚起される高揚感。壮美。
[派生] ――さ(名)
すうこう
すうこう【崇高】
⇒気高い.
すうこう
すうこう [0] 【趨向】 (名)スル
物事がある方向へ向かっていること。また,その方向。なりゆき。「―いまだ定まらず」「朝旨の在る所を知り以て奉戴―する所を知る/明六雑誌 19」
すうこう
すうこう [0] 【数行】
いくつかの,すじ。「―の涙」
すうこく
すうこく [0] 【数刻】
二,三時間から五,六時間程度の時間。数時間。「会談は―にわたって続いた」
すうざいぐはつ
すうざいぐはつ [0] 【数罪倶発】
旧刑法上の概念で,現刑法の併合罪にあたるもの。
すうざん
すうざん 【嵩山】
中国,河南省の洛陽の東にある名山。中国五岳のうちの中岳。峻極峰を中央に,東を太室,西を少室と呼ぶ。中岳廟・少林寺などがある。海抜1440メートル。ソン-シャン。
すうし
すうし【数詞】
《文》a numeral.→英和
すうし
すうし [0] 【数詞】
体言の一。ふつう,名詞の一種とされる。数量や順序を数で表す語で,助数詞を伴うこともある。数量を数で言い表す基数詞(例,一つ・三人・五冊)と,数によって順序を言い表す序数詞(例,一番・二号・第四)がある。
すうしき
すうしき [0] 【数式】
数・量を表す数字・文字などを記号で結びつけ,数学的な意味をもつようにしたもの。式。
すうしゃ
すうしゃ [1] 【趨舎】
進むことと止まること。進退。去就。「世俗と―を同じくしなかつたのは/渋江抽斎(鴎外)」
すうしょう
すうしょう [0] 【枢相】
枢密院議長の通称。
すうしん
すうしん [0] 【崇信】 (名)スル
あがめ信じること。尊び信じること。「人々の―を集める」「旧教を―するものを煽動して文運の進路に抗し/佳人之奇遇(散士)」
すうじ
すうじ【数次】
several times.〜の several;→英和
repeated.→英和
‖数次旅券 a multiple passport.
すうじ
すうじ【数字】
a figure;→英和
a numeral.→英和
〜で表わす express in figures.非常な〜に上る amount to[reach]big figures.〜的に numerically.→英和
‖アラビア数字 Arabic numerals.
すうじ
すうじ [0] 【数字】
(1)数を表す文字。漢数字(一・二・三…)・アラビア数字(1・2・3…)・ローマ数字(I・II・III…)など。
(2)(金銭・予算・統計など)数字で表される事柄。数値。「具体的な―を示す」
(3) [1]
いくつかの文字。「―を書き足す」
すうじ
すうじ [1] 【数次】
数回。数度。「会談は―に及ぶ」
すうじ=に明るい
――に明る・い
数量的な事柄に通じている。数字に強い。
すうじく
すうじく [0] 【枢軸】
〔「枢」は開き戸のくるる,「軸」は車の心棒〕
(1)物事の中心となる重要な部分。枢要。
(2)政治機関・権力の中心。
すうじくこく
すうじくこく【枢軸国】
an Axis power.反枢軸国 an anti-Axis power.
すうじくこく
すうじくこく [4] 【枢軸国】
第二次大戦前から戦中にかけて,日本・ドイツ・イタリアを中心に連合国と対立した諸国家。
〔1936年イタリアのムッソリーニの,ヨーロッパの国際関係はローマとベルリンを結ぶ線を「枢軸」として転回するとした演説に由来する語〕
すうじつ
すうじつ [0] 【数日】
二,三日から五,六日程度の日数。
すうじふ
すうじふ [3] 【数字譜】
音楽の記譜法の一。音高,音階上の度数,勘どころ,管楽器の指孔などに数字をあてはめた簡易譜。種々の方式がある。数字記譜法。
すうじょう
すうじょう [0] 【芻蕘】
草刈りと木こり。いやしい人。「人跡まれに雉兎(チト)(=猟師)―の往きかふ道/奥の細道」
すうじりょけん
すうじりょけん [4] 【数次旅券】
何回でも出入国できる五年または10年間有効の旅券。数次往復用旅券。
すうすう
すうすう [1] (副)スル
(1)風がすき間などを吹きぬけるさま。「すき間風が―する」
(2)低い鼻息などの音を表す語。「―(と)寝息をたてる」
(3)物事が順調に進むさま。すいすい。「広い道を車が―走る」
すうせい
すうせい [0] 【趨性】
⇒走性(ソウセイ)
すうせい
すうせい [0] 【趨勢】
これから先の成り行きを示すものとしての現在の状態。成り行き。趨向。「時代の―」
すうせい
すうせい【趨勢】
a tendency;→英和
a trend;→英和
a drift.→英和
世の〜に従う follow the trend of the times.
すうせいほう
すうせいほう [0] 【趨勢法】
財務分析法の一。ある年度の財務データを一〇〇として,その後の年度の同項目の財務データを百分比で示すこと。
すうそう
すうそう [0] 【雛僧】
幼い僧。小僧。
すうそう
すうそう [0] 【趨走】 (名)スル
走り回ること。「人々…盛大なる朝廷の上に―するに至りても/日本開化小史(卯吉)」
すうた
すうた [0] 【素唄】
浄瑠璃・長唄・小唄などで,三味線や踊りなどを伴わず,唄だけを歌うこと。また,その唄。
すうた
すうた [1] 【数多】
〔古くは「すた」〕
数の多いこと。あまた。多数。「―の人々が集まる」
すうたい
すうたい [2] 【素謡】
囃子(ハヤシ)や舞を伴わずに,ただ謡だけをうたうこと。
すうだん
すうだん 【数段】
■一■ [0][1] (名)
二,三段から五,六段ほどの段数をいう語。
■二■ [0] (副)
程度・段階にかなりの差があるようす。数等。はるかに。「このほうが―上等だ」
すうち
すうち [1] 【数値】
(1)式中の文字の値としてあてはまる具体的な数。
(2)計算して出た数。
(3)ある量をはかって得られる具体的な値。
すうち
すうち【数値】
《数》the numerical value.〜を求める evaluate.→英和
すうちかいせき
すうちかいせき [4] 【数値解析】
科学分野にあらわれる数学的問題を,数値の演算によって解く方法。コンピューターの発達に伴い,複雑なデータ処理やシミュレーションに用いられる。数値計算。実用解析。
すうちせいぎょ
すうちせいぎょ [4] 【数値制御】
〔numerical control〕
⇒エヌ-シー( NC )
すうちょう
すうちょう [0] 【崇重】 (名)スル
尊び重んじること。「学士家これを―せり/明六雑誌 12」
すうちょくせん
すうちょくせん [3] 【数直線】
原点および単位の長さを定めて,直線上に数値を目盛ったもの。普通は直線を左右に書き,原点の右側には正の数が,左側には負の数がくる。
すうちよほう
すうちよほう [4] 【数値予報】
大型コンピューター-システムを用い,気象観測値を基にして大量の数値計算を繰り返し,将来の大気の状態を客観的に推定する技術。大気の運動,気温の変化,水蒸気量の変化などを支配する複雑な連立方程式を解かせて予想天気図を得る。
→天気予報
すうっと
すうっと
胸が〜する feel relieved[refreshed];feel a load off one's mind.
すうっと
すうっと [0] (副)スル
(1)軽快に,滑らかに,静かに物が動くさま。「車が―来て止まった」
(2)一本の筋のように伸びるさま。「―伸びた枝」「涙が一筋―ほおを伝う」
(3)心の中のわだかまりや体の中にとどこおっていたものが次第にとけてさっぱりするさま。「胸が―した」
すうていてい
すうていてい 【崇禎帝】
(1610-1644) 中国,明朝最後の皇帝(在位 1628-1644)。廟号(ビヨウゴウ)は毅宗(キソウ)。宦官(カンガン)魏忠賢らを排して明朝の復興を図ったが,清の南下と農民反乱に苦しみ,李自成の北京攻略の際に自殺。
すうていれきしょ
すうていれきしょ 【崇禎暦書】
中国,明末に徐光啓・李子藻らがイエズス会宣教師の協力をえて,西洋暦法によって編纂した暦法書。一三五巻。清代における新暦編纂の重要な参考書となった。
すうてき
すうてき [0] 【数的】 (形動)
数に関するさま。「―な変化を見る」「―に優位に立つ」
すうでん
すうでん 【崇伝】
(1569-1633) 江戸初期の臨済宗の僧。字(アザナ)は以心。勅号は円照本光国師。一色秀勝の子。南禅寺の玄圃に師事し,のち同寺住持として金地院に住した。徳川家康以下三代の将軍の信任を得て僧録司となり,宗教行政・外交に従事,諸法度の制定にも参画した。著「異国日記」「本光国師日記」など。金地院崇伝。
すうとう
すうとう [0] 【数等】
■一■ (名)
段階分けしたものの数段階。
■二■ (副)
はるかに。ずっと。数段。「こちらの方が―上だ」
すうとう
すうとう【数等】
⇒ずっと.
すうど
すうど [1] 【数度】
二,三度から五,六度程度の数。数回。数次。「―にわたる交渉」
すうどん
すうどん [2] 【素饂飩】
(関西で)かけうどんのこと。具を入れず,うどんと汁だけなのでいう。
すうにん
すうにん [0] 【数人】
二,三人から五,六人程度の人数。
すうねん
すうねん【数年(間)】
(for) several years.〜来 in the last few years.
すうはい
すうはい [0] 【崇拝】 (名)スル
〔古くは「しゅうはい」とも〕
あがめうやまうこと。信仰すること。「偶像―」「余程人から―された人物だつたと見えて/あめりか物語(荷風)」
すうはい
すうはい【崇拝】
worship;→英和
adoration.→英和
〜する worship;→英和
adore;→英和
admire;→英和
idolize;→英和
make an idol <of> .→英和
‖崇拝者 a worshipper;an admirer.
すうばい
すうばい【数倍の】
several times as <many,much,fast,good> as.
すうひょう
すうひょう [0] 【数表】
ものの量や性質などを表した数値を,目的に応じて利用するために,一覧表にしたもの。
すうふ
すうふ [1] 【枢府】
枢密院の異称。
すうふくじ
すうふくじ 【崇福寺】
大津市滋賀里町にあった寺。668年天智天皇の勅願で建立。十大寺の一つとして栄えたが,一〇世紀以降衰微。今,礎石を残す。志賀山寺。志賀寺。
すうぶつ
すうぶつ [0] 【崇仏】
仏を崇拝すること。「敬神―」
すうほう
すうほう [0] 【崇奉】 (名)スル
あがめたてまつること。「其不好の宗教を―せず/明六雑誌 6」
すうみつ
すうみつ [0] 【枢密】
政治上秘密にすべき大事。枢要な機密。
すうみついん
すうみついん [4] 【枢密院】
(1)旧憲法下における天皇の最高諮問機関。1888年(明治21)設置。重要な国事を審議。議長・副議長・顧問官・書記官長らで組織され,成年以上の親王および国務大臣も参加できた。1947年(昭和22)廃止。枢府。
(2)中国で,中唐期から宋・元代まで主として軍政・機密をつかさどった官庁。
すうみついん
すうみついん【枢密院】
the Privy Council.
すうみつこもんかん
すうみつこもんかん [6] 【枢密顧問官】
旧憲法下,枢密院を構成した顧問官。元勲および国務に熟達した者が任ぜられた。
すうむ
すうむ [1] 【枢務】
重要な政務。
すうよう
すうよう [0] 【枢要】 (名・形動)[文]ナリ
物事の最も大切なところ。また,最も大切であるさま。「―の地位を占める」「―な産業」「事務に通達して―の人物となる/社会百面相(魯庵)」
すうよう
すうよう【枢要の】
important;→英和
principal;→英和
strategic (戦略上).
すうら
すうら [0] 【素裏】
連句で,初折(シヨオリ)の裏に詠むべき恋の句が出ないこと。作法上嫌われた。
すうり
すうり [1] 【数理】
(1)数学の理論。「―的な処理を施す」
(2)計算の方法。「―に暗い」
すうり
すうり【数理】
a mathematical principle.
すうりけいかくほう
すうりけいかくほう [0][7] 【数理計画法】
与えられた制限のもとで,ある量を最大(あるいは最小)にするような条件を求める数学的手法。線形計画法はその一例。
すうりけいざいがく
すうりけいざいがく [6] 【数理経済学】
数学的方法を用いた経済理論。経済変量の間に成り立つ関係を厳密に数式によって表現し分析する。
すうりげんごがく
すうりげんごがく [6] 【数理言語学】
数学的見地から言語構造や言語行動を解明しようとする学問。
すうりしゃかいがく
すうりしゃかいがく [5] 【数理社会学】
数学的モデルを用いて社会現象の解明を目指す社会学。同じく数学を駆使する計量社会学とは異なり,むしろ理論社会学の一つとみなされる。
すうりてつがく
すうりてつがく [5][4] 【数理哲学】
数学的対象の存在や数学的認識の本質や基礎・方法などを研究する哲学。二〇世紀初頭,集合論のパラドックスの発見以後,現代数学の基礎論の展開と緊密に連携して飛躍的な発達を遂げた。数学の哲学。
すうりとうけいがく
すうりとうけいがく [6] 【数理統計学】
集団現象に関する数字データを確率論などの数学理論を用いて処理する統計学。
すうりぶつりがく
すうりぶつりがく [6] 【数理物理学】
物理学の理論体系の構造を数学的方法を用いて研究する物理学の一部門。
すうりょう
すうりょう【数量(が増す)】
(increase in) quantity;→英和
volume.→英和
すうりょう
すうりょう [3] 【数量】
数と量。量。「おびただしい―」
すうりょうけいき
すうりょうけいき [5] 【数量景気】
物価が上がらなくても,取引量の増加によって景気がよくなる状態。
→価格景気
すうりょうてき
すうりょうてき [0] 【数量的】 (形動)
数量にかかわるさま。数的。量的。「―には十分だが品質の上ではどうかな」
すうりょうカルテル
すうりょうカルテル [5] 【数量―】
寡占企業が生産拡大による価格低下を防ぐ目的で,各自の生産数量を取り決めるカルテル。生産カルテル。
→価格カルテル
すうりろんりがく
すうりろんりがく [6] 【数理論理学】
⇒記号(キゴウ)論理学
すうれつ
すうれつ【数列】
《数》a sequence (of numbers).→英和
等差(等比)数列 arithmetical (geometrical) progression.
すうれつ
すうれつ [0][1] 【数列】
ある一定の規則に従って並べられた数の列。
すうろのがく
すうろのがく 【鄒魯の学】
〔李白詩「留別�金陵諸公�」孔子は魯の人,孟子は鄒の人であることから〕
孔孟の学。儒学。
すえ
すえ スヱ [0] 【末】
(1)物のはし。先端。
⇔本(モト)
「竹ざおの―」
(2)きょうだいのうち,一番下の子。「―の子」
(3)子孫。後裔(コウエイ)。「藤原氏の―」
(4)時間の最後。「年の―」「月―」
(5)未来。将来。ゆくすえ。「―が案じられる」「―の約束をしたからつて,果して其通りに遂られるか/当世書生気質(逍遥)」
(6)道徳観念のすたれた時代。「世も―だ」
(7)主要でないこと。大した問題ではないこと。「―の問題」
(8)短歌の下の句。
⇔本
(9)神楽歌(カグラウタ)を奏する際,神座に向かって右方の席。
(10)物事の行われたあと。結果。「話し合いの―解決した」「苦労した―,完成にこぎつけた」
(11)草木の上方の先端。こずえや枝先。「奇(メツラ)しき鳥来て杜(カツラ)の―に居り/日本書紀(神代下訓)」
(12)後の世。後世。「かの須磨の日記は,―にも伝へ,知らせむ/源氏(梅枝)」
すえ
すえ スヱ 【陶】
焼き物。陶器(トウキ)。すえもの。「―鉢少し飲器に充つ/東大寺諷誦文稿」
すえ
すえ スヱ 【陶】
姓氏の一。
すえ
すえ【末】
the end[close];→英和
future (将来);→英和
a descendant (子孫).→英和
〜の last;→英和
final;→英和
future;youngest <son> ;insignificant.→英和
〜の〜の trifling;→英和
unimportant.→英和
〜が案じられる feel anxious about a person's future.5月の〜(ごろ)に at (toward,about) the end of May.〜は in future;in the long run;in the end.
すえ
すえ スヱ 【須恵】
福岡県北西部,糟屋(カスヤ)郡の町。かつて炭鉱町として栄えた。福岡藩窯の須恵焼窯跡がある。
すえ
すえ スヱ [0] 【仮髻・仮髪】
奈良・平安時代,婦人が用いた一種のかもじ。[和名抄]
すえ=の露(ツユ)、本(モト)の雫(シズク)
――の露(ツユ)、本(モト)の雫(シズク)
草木の葉末にむすぶ露と,根もとにかかるしずく。遅かれ早かれやがては消えてしまうことから,人の命などのはかなさにたとえていう。
すえ=四十より今の三十
――四十より今の三十
⇒「末始終(スエシジユウ)」の句項目
すえ=通る
――通・る
終わりまでやりとげる。成功する。「赤舌日(シヤクゼツニチ)といふ事,…この日ある事,―・らずといひて,その日言ひたりしこと,したりしこと,かなはず/徒然 91」
すえ=遂(ト)ぐ
――遂(ト)・ぐ
(1)最後まで愛情を持ち続ける。「―・げられぬ恋ならば/人情本・英対暖語」
(2)人生を全うする。
すえいし
すえいし スヱ― [0] 【据(え)石】
庭などに,庭石として置く石。
すえおき
すえおき【据置の】
unredeemable;unredeemed;deferred.〜にする leave unredeemed.3年〜である be unredeemable for three years.‖据置貯金 a fixed deposit;deferred savings.
すえおき
すえおき スヱ― [0] 【据(え)置き】
(1)すえ付けて置くこと。
(2)そのままにしておくこと。「定価を―にする」
(3)貯金・債券などを,一定期間払い戻しや償還をしないでおくこと。「五年間―」
すえおく
すえお・く スヱ― [0][3] 【据(え)置く】 (動カ五[四])
(1)人や物を,一定の場所に置いておく。「巨砲―・くに恰好したる地と見へたり/月世界旅行(勤)」
(2)従来のままにして変更を加えないでおく。「料金を―・く」
(3)貯金・債権などを一定期間払い戻しや償還をしないでおく。
[可能] すえおける
すえおく
すえおく【据え置く】
leave <a thing> untouched;leave <a loan> unredeemed;freeze.→英和
すえおそろしい
すえおそろし・い スヱ― [6] 【末恐ろしい】 (形)[文]シク すゑおそろ・し
これから先どうなるのか,考えると恐ろしく,不安である。行く末が思いやられる。「このまま物価が上昇していくと―・いことだ」「―・い子」
[派生] ――さ(名)
すえかた
すえかた スヱ― [0] 【末方】
(1)神楽歌(カグラウタ)の,楽人が二方に分かれた一方の称で,神殿に向かって右方に座り,あとからうたう方。
⇔本方(モトカタ)
(2)末のほう。末つ方。
すえかなもの
すえかなもの スヱ― [3] 【据金物・居文金物】
かざりにつける金具。甲冑(カツチユウ)などでいう。
すえかわ
すえかわ スヱカハ 【末川】
姓氏の一。
すえかわひろし
すえかわひろし スヱカハ― 【末川博】
(1892-1977) 法学者。山口県生まれ。京大教授。滝川事件で京大を辞職し,のち立命館総長。護憲・平和運動に活躍。著「権利侵害論」など。
すえがま
すえがま スヱ― [0] 【陶窯】
陶器を焼くかま。
すえき
すえき スヱ― [2] 【須恵器・陶器】
古墳時代中期から平安時代にかけて作られた土器。轆轤(ロクロ)成形し,登り窯(ガマ)で高温焼成した比較的硬質な灰黒色の土器。主に朝鮮からの渡来人が製作。祝部(イワイベ)土器。
須恵器[図]
すえきち
すえきち スヱ― [0] 【末吉】
おみくじで,後になって開(ヒラ)ける運のこと。
すえくさい
すえくさ・い [4] 【饐え臭い】 (形)[文]ク すえくさ・し
すえたようなにおいがする。「此ふとんは大ぶ―・くなつた/洒落本・当世穴知鳥」
すえくち
すえくち スヱ― [0] 【末口】
丸太などの細い方の端。また,細い方の切り口およびその直径をもいう。
⇔元口(モトクチ)
すえこ
すえこ スヱ― [0] 【末子】
「すえっこ(末子)」に同じ。
すえごし
すえごし スヱ― 【据ゑ腰】
歩くとき,腰を据えて上体をくずさない姿勢。また,その腰つき。「―蹴出しの道中/浮世草子・一代女 3」
〔もと遊女の歩き方,後に一般の女性もまねた〕
すえごたつ
すえごたつ スヱ― [3] 【据え炬燵】
炉を切って据えつけたこたつ。切りごたつ。掘りごたつ。
すえざ
すえざ スヱ― [0] 【末座】
末の座席。末席。まつざ。
すえざら
すえざら スヱ― [0] 【陶盤】
陶器の皿。
すえしげどう
すえしげどう スヱ― [4] 【末重籐】
重籐の一種。握りより上の部分を密に籐で巻いたもの。
⇔本(モト)重籐
すえしじゅう
すえしじゅう スヱ― [3] 【末始終】
■一■ (名)
最後。結末。「今のまま此所に居らば算盤(ソロバン)につもつても知れた―/いさなとり(露伴)」
■二■ (副)
(1)将来ずっと。行く末長く。「―変わらぬちぎり」「夫婦でも,―和合するとは限らないんだから/明暗(漱石)」
(2)将来は。最後の結末は。「―江戸へつれて来て屁でもひりやはうといふ/滑稽本・浮世風呂 4」
すえしじゅう=より今の三十
――より今の三十
〔「始終」を「四十」に掛ける〕
たとえ少なくても現在確実に得るほうがよい。
すえずえ
すえずえ スヱズヱ [2] 【末末】
(1)のちのち。将来。行く末。副詞的にも用いる。「―どうなるか心配だ」
(2)子孫。後裔(コウエイ)。「歌よむといはれし―/枕草子 99」
(3)身分が低いこと。また,低い人。しもじも。「若く―なるは,宮仕へに立ち居/徒然 137」
(4)兄弟・一族などのうちで年下の者。「弟のきんだちも,又―の若きは/源氏(柏木)」
すえぜん
すえぜん スヱ― [2][0] 【据え膳】
(1)すぐ食べられるように用意された状態で前に出される食膳。
→上げ膳据え膳
(2)人を働かせておいて,自分はなにもしないこと。「水も汲まず,―で居て/滑稽本・浮世床(初)」
(3)女の方から男に言い寄ること。「―はおろか相模は送り膳/柳多留 82」
すえぜん=食わぬは男の恥(ハジ)
――食わぬは男の恥(ハジ)
女の方から誘惑してきたとき,それに応じないようでは男として恥だということ。
すえたのもしい
すえたのもしい【末頼もしい】
promising;hopeful.→英和
すえたのもしい
すえたのもし・い スヱ― [6] 【末頼もしい】 (形)[文]シク すゑたのも・し
将来性がある。期待がもてる。「―・い子供」
[派生] ――げ(形動)――さ(名)
すえっこ
すえっこ【末っ子】
the youngest child.
すえっこ
すえっこ スヱツ― [0] 【末っ子】
兄弟姉妹のうち,一番あとに生まれた子。ばっし。すえこ。
すえつかた
すえつかた スヱ― [3] 【末つ方】
(1)月や季節などの終わりの頃。「去りし四月の―/たけくらべ(一葉)」
(2)終わりの方。末の方。「―より鬼いで来て/宇治拾遺 1」
すえつき
すえつき スヱ― [0] 【陶坏】
陶器の坏。
すえつくり
すえつくり スヱ― [3] 【陶工】
陶器の製造を業とする人。
すえつくりべ
すえつくりべ スヱ― [5] 【陶部】
大化の改新以前,渡来人を中心として須恵器を製造して朝廷に貢上した技術者集団。すえべ。
すえつぐ
すえつぐ スヱツグ 【末次】
姓氏の一。
すえつぐぶね
すえつぐぶね スヱツグ― [5] 【末次船】
朱印船の一。末次平蔵が朱印状を受け,安南・ルソン方面と貿易を行なった船。江戸時代初頭まで続いた。
すえつぐへいぞう
すえつぐへいぞう スヱツグヘイザウ 【末次平蔵】
(?-1630) 江戸初期の貿易家。長崎代官。名は政直。朱印状を得て,ルソン・シャムなどとの貿易に従事。
すえつけ
すえつけ スヱ― [0] 【据(え)付け】
物をすえつけること。また,すえつけてあること。「―工事」「―の戸棚」
すえつけ
すえつけ【据付け】
fitting;→英和
equipment;→英和
installation.〜の fixed;→英和
stationary.→英和
すえつける
すえつ・ける スヱ― [4] 【据(え)付ける】 (動カ下一)[文]カ下二 すゑつ・く
ある場所に物を置いて,動かないようにする。「新しい機械を―・ける」
すえつける
すえつける【据え付ける】
install;place <a thing> in position;set;→英和
fix.→英和
すえつむはな
すえつむはな スヱツム― [6] 【末摘花】
〔茎の末の方から花が咲き始めるのを,摘み取るところから〕
ベニバナの別名。[季]夏。《わが恋は―の莟かな/正岡子規》
すえつむはな
すえつむはな スヱツムハナ 【末摘花】
(1)源氏物語の巻名。第六帖。
(2)源氏物語の作中人物。常陸宮の女(ムスメ)。赤鼻の醜女だが,古風で実直。
(3)「誹風(ハイフウ)末摘花」の略。
すえなが
すえなが スヱナガ 【末永】
姓氏の一。
すえながく
すえながく【末長く】
forever;→英和
for long.
すえながく
すえながく スヱ― [3] 【末長く】 (副)
これから先長く。「―お幸せに」
すえながまさお
すえながまさお スヱナガマサヲ 【末永雅雄】
(1897-1991) 考古学者。大阪生まれ。高松塚古墳ほか多くの遺跡を発掘調査。関西大学教授,橿原考古学研究所所長を歴任。著「古墳の航空大観」
すえなしがわ
すえなしがわ スヱナシガハ [4] 【末無し川】
川の下流が湖や海などに注がず,蒸発したり地下に吸収されたりして途中で消滅しているもの。内陸の乾燥地帯に見られる。尻(シリ)無し川。
すえなり
すえなり スヱ― [0] 【末生り】
⇒うらなり(末生)
すえの
すえの スヱ― [0] 【末野】
野のはずれ。のずえ。
すえのあき
すえのあき スヱ― [4] 【末の秋】
秋の終わり頃。晩秋。
すえのえ
すえのえ スヱ―ヱ [4] 【末のゑ】
〔いろは歌の終わり「ゑひもせず」にあることから〕
平仮名の「ゑ」のこと。
→もとのえ
すえのまつやま
すえのまつやま スヱ― 【末の松山】
陸奥(ムツ)国,今の宮城県多賀城市付近にあったという山。((歌枕))「君をおきてあだし心を我が持たば―浪もこえなむ/古今(東歌)」
すえのよ
すえのよ スヱ― [4][0] 【末の世】
(1)後の世。未来。「―まで名を残す」
(2)道義や仏法のすたれた世の中。末世。
(3)晩年。「―に内を見給ふにつけても/源氏(賢木)」
すえはず
すえはず スヱ― [0] 【末筈・末弭】
弓を射るとき,上の方になる弭。うらはず。
すえはふ
すえはふ スヱ― [3] 【据破風】
⇒千鳥破風(チドリハフ)
すえはるかた
すえはるかた スヱ― 【陶晴賢】
(1521-1555) 室町末期の武将。初名,隆房。主君大内義隆にそむいて自刃に至らしめ,その領国を掌握。厳島の戦いで毛利元就に敗れて自害。
すえば
すえば スヱ― [0] 【末葉】
(1)草木の先端にある葉。
(2)子孫。後裔(コウエイ)。まつよう。「紅の園生の種や―まで/浄瑠璃・二つ腹帯」
すえばこ
すえばこ スヱ― [0] 【居箱・居筥】
僧が使う長方形の木箱。法会(ホウエ)の際に儀式用の衣・法具などを入れて自分の座のそばに置く。内側は錦(ニシキ)や紙を貼り,外側は薄い金属板を貼る。蒔絵(マキエ)を施したものもある。接僧函(セツスカン)。
すえひと
すえひと スヱ― 【陶人】
すえつくり。陶工。「―の作れる瓶(カメ)を/万葉 3886」
すえひろ
すえひろ スヱヒロ 【末弘】
姓氏の一。
すえひろ
すえひろ スヱヒロ 【末広】
姓氏の一。
すえひろ
すえひろ スヱ― [0] 【末広】
(1)末のほうへいくに従って次第に広がっていること。次第に栄えていくこと。めでたい意にも用いる。すえひろがり。
(2)扇・中啓(チユウケイ)の異名。開くと末のほうが広がり,めでたいということから,祝い事などにいう語。すえひろがり。
すえひろいずたろう
すえひろいずたろう スヱヒロイヅタラウ 【末弘厳太郎】
(1888-1951) 民法学者。山口県生まれ。東大教授。中央労働委員会初代会長。労働法や法社会学の分野に大きな足跡を残した。著「物権法」「労働法研究」など。
すえひろがり
すえひろがり スヱ― [4][0] 【末広がり】
(1)「すえひろ(末広){(1)}」に同じ。「煙は竈から…吹き出し,―に横になぐれて/日本北アルプス縦断記(烏水)」
(2)扇の異名。すえひろ。
すえひろがり
すえひろがり【末広がりになる】
fan out;grow prosperous (繁盛する).
すえひろがり
すえひろがり スヱヒロガリ 【末広がり・末広】
狂言の一。大果報者が太郎冠者に命じて都へ末広がりを買いにやらせるが,悪者にだまされて傘を売りつけられて帰宅する。冠者はしかられるが,聞き覚えの囃子物(ハヤシモノ)で主人の機嫌をとる。
すえひろぎり
すえひろぎり スヱ― [0] 【末広切り】
野菜を扇子のような形に切ること。一方の端を残して他方から縦の切り込みを入れ,開く。
すえひろぐし
すえひろぐし スヱ― [4] 【末広串】
扇の骨のように手元から放射状に数本の串を打つ方法。扇串。
すえひろてっちょう
すえひろてっちょう スヱヒロテツチヤウ 【末広鉄腸】
(1849-1896) 政治家・新聞記者・小説家。伊予の人。本名,重恭(シゲヤス)。政治活動のかたわら「二十三年未来記」「雪中梅」「花間鶯」などの政治小説を発表した。
すえひろやすお
すえひろやすお スヱヒロヤスヲ 【末広恭雄】
(1904-1988) 魚類学者。東京生まれ。東大卒。末広鉄腸の孫。魚類の生理と生態を研究。深海魚と地震予知能力の研究にも取り組んだ。山田耕筰に師事,数十曲を残す。著「魚と伝説」「魚の履歴書」
すえびょうし
すえびょうし スヱビヤウシ [3] 【末拍子】
宮廷の神楽(カグラ)で,本方の次に奏する末方の主歌唱者。
すえびょうし
すえびょうし スヱビヤウシ [3] 【据拍子】
能の足拍子の一。謡の切れ目に左,右と二つ踏んで区切りをつけるもの。
すえふろ
すえふろ スヱ― [0] 【据(え)風呂】
「すいふろ(水風呂)」に同じ。
すえへ
すえへ スヱ― 【末辺・末方】
(1)先端の方。「本方は君を思ひ出,―は妹を思ひ出/古事記(中)」
(2)山の頂の方。「本辺はあしび花咲き,―は椿花咲く/万葉 3222」
⇔本辺
すえほそり
すえほそり スヱ― [3] 【末細り】
さき細り。すえぼそり。
すえまつ
すえまつ スヱマツ 【末松】
姓氏の一。
すえまつけんちょう
すえまつけんちょう スヱマツ― 【末松謙澄】
(1855-1920) 政治家。豊前国生まれ。号,青萍。伊藤博文の女婿。内相・枢密顧問官を歴任。また,十数年をかけ「防長回天史」の編纂をすすめ,全一二巻を完成した。
すえむすめ
すえむすめ スヱ― [3] 【末娘】
姉妹のうち,一番あとに生まれた子。末の娘。末女(マツジヨ)。
すえもの
すえもの スヱ― [2][0] 【陶物】
やきもの。陶器。
すえもの
すえもの スヱ― [0] 【据(え)物】
(1)装飾品として飾っておくもの。置き物。
(2)刀の切れ味をためすために,土壇(ドタン)に置いた死体。「ためし物をよく切る人にて,しかも上手なれば,既に―を切て/甲陽軍鑑(品四〇)」
(3)きまった宿で売春をする私娼(シシヨウ)。「―はその内へ客を取込み,外の出合にゆかず/浮世草子・一代女 6」
すえものし
すえものし スヱ― [4] 【陶物師】
陶器の製作を職業とする人。陶工。
すえものづくり
すえものづくり スヱ― [5] 【陶物作り】
陶器を作ること。また,その人。すえつくり。
すえものやど
すえものやど スヱ― 【据(え)物宿】
住み込みの私娼(シシヨウ)を置いた宿。「身の置所なくて―に行きて/浮世草子・一代女 6」
すえよし
すえよし スヱヨシ 【末吉】
鹿児島県東部,曾於(ソオ)郡の町。大淀(オオヨド)川上流域を占める。県畜産の中心地。
すえよし
すえよし スヱヨシ 【末吉】
姓氏の一。
すえよしぶね
すえよしぶね スヱヨシ― [5] 【末吉船】
朱印船の一。江戸初期,幕府から朱印状を得て,安南・ルソンなどに貿易のために渡航した豪商末吉家の朱印船。
すえよしまござえもん
すえよしまござえもん スヱヨシマゴザヱモン 【末吉孫左衛門】
(1570-1617) 江戸初期の貿易家。本名,吉安(吉康とも)。末吉船と呼ばれた朱印船でルソン・シャムなどとの海外貿易に従事。大坂の陣の功により,河内国二郡の代官に任ぜられた。
すえる
すえる【据える】
place;→英和
lay;→英和
set.→英和
腹を〜 make up one's mind.目を〜 stare <at> .→英和
⇒据え付ける.
すえる
す・える スヱル [0] 【据える】 (動ア下一)[文]ワ下二 す・う
(1)
(ア)位置を決めて物を,容易には動かないようにしっかりと置く。「プレス機を工場に―・える」「庭に庭石を―・える」
(イ)物をある場所に一時的にきちんと置く。「テレビカメラを―・えて待つ」「膳を―・える」
(2)人を重要な地位などにつかせる。「会長に―・える」
(3)動かさないでそこにとどめる。「目を―・える」「この土地に腰を―・えるつもりだ」
(4)気持ちを動じないものにする。「性根(シヨウネ)を―・える」「腹を―・えかねて抗議する」
(5)灸(キユウ)をする。「足に灸を―・える」
(6)ある場所に構築物などを設置する。もうける。「御桟敷の前に陣屋―・ゑさせ給へる/枕草子 278」
(7)(人を)ある場所にいさせる。また妻として住まわせる。「かぐや姫―・ゑむには,例のやうには見にくし/竹取」
(8)(鳥を)止まらせる。「とぐら結ひ―・ゑてそ我(ア)が飼ふ真白斑(マシラフ)の鷹/万葉 4154」
(9)(印などを)押す。「足利殿自筆を執て判を―・ゑ給ひ/太平記 9」
〔中世以降ヤ行下二段にも用いられた〕
[慣用] 御輿(ミコシ)を―/腹に据えかねる
すえる
す・える [2] 【饐える】 (動ア下一)[文]ヤ下二 す・ゆ
飲食物が腐ってすっぱくなる。「―・えたにおい」
すえる
すえる【饐える】
turn sour;go bad.
すおう
すおう [2] ―アヲ 【素襖】 ・ ―ハウ 【素袍】
襖(オウ)系の衣服。直垂(ヒタタレ)・大紋(ダイモン)のもとと思われる。支配者層の変化により,庶民の平服であったものが武士の常服となり,江戸時代には下級武士の礼服となった。本来,麻の単(ヒトエ)で,胸紐(ヒモ)・菊綴じに革を用いる。袴は共布で腰紐も共布を使う。通常は半袴を用い,礼装の際は長袴を用いた。
素襖[図]
すおう
すおう スハウ 【周防】
旧国名の一。山口県南部・東部に相当。防州(ボウシユウ)。周芳(スハ)。
すおう
すおう [2] 【蘇芳・蘇方・蘇枋】
(1)マメ科の落葉小高木。熱帯アジア原産。枝に鋭いとげがあり,葉は羽状複葉。春,黄色の小花を円錐状につけ,花後,帯紅色の豆果を結ぶ。心材と莢(サヤ)は,赤色染料とする。蘇芳の木。
(2)ハナズオウの通称。
(3)染め色の名。{(1)}の幹の心材の煎汁で染めた紅色。赤みのかかった紫。
(4)襲(カサネ)の色目の名。表は薄く,裏は濃い蘇芳の赤。四季通用。蘇芳襲。
すおういろ
すおういろ [0] 【蘇芳色】
「蘇芳{(3)}」に同じ。
すおうえぼし
すおうえぼし [4] 【素襖烏帽子】
江戸時代,素襖を着たときにかぶった烏帽子。
すおうおとし
すおうおとし スアヲオトシ 【素襖落】
(1)狂言の一。主人の伯父の家へ使いに行った太郎冠者は,酒をふるまわれて素襖をもらう。酔って帰る道で帰りの遅い自分を捜しに来た主人と出会い,素襖を隠すが,落として主人に拾われてしまう。
(2)新歌舞伎十八番の一。長唄・義太夫。本名題「襖落那須語(スオウオトシナスモノガタリ)」。一幕。福地桜痴(オウチ)作。1892年(明治25)東京歌舞伎座初演。狂言の同名曲を舞踊化したもの。
すおうがさね
すおうがさね 【蘇芳襲】
「蘇芳{(4)}」に同じ。「下襲は,冬は躑躅(ツツジ)。桜。掻練襲。―/枕草子 284」
すおうなだ
すおうなだ スハウ― 【周防灘】
瀬戸内海最西部の海域。伊予灘の北西,山口県と九州北東岸に限られ,関門海峡で響(ヒビキ)灘に通じる。
すおうぬぎ
すおうぬぎ [0] 【素襖脱ぎ】
猿楽能のとき,観客が纏頭(ハナ)(=祝儀)として,役者に素襖を脱いで与えたこと。役者は翌日それをその人の家に持って行って返せば,金を与えられた。
すおうのないし
すおうのないし スハウ― 【周防内侍】
平安後期の女流歌人。名は,仲子。周防守平棟仲の女。後冷泉天皇から堀河天皇まで,四代約40年間宮中に仕えた。後拾遺集以下の勅撰集に入集。家集「周防内侍集」。生没年未詳。
すおうのにおい
すおうのにおい 【蘇芳の匂】
襲(カサネ)の色目の名。上を白にして,紫を淡い色から次第に濃くなるように重ねたもの。
すおうばかま
すおうばかま [4] 【素襖袴】
素襖を着たとき,下にはく袴。
すおうばな
すおうばな [2] 【蘇芳花】
ハナズオウの異名。
すおうびき
すおうびき [0] 【素襖引き】
室町時代,武家などの酒宴の席で,杯をさした人に素襖を脱いで引き出物として与えること。
すおどり
すおどり [2] 【素踊り】
衣装・鬘(カツラ)をつけず,黒の紋付で(男子は袴(ハカマ)を着けて)踊ること。また,その踊り。
すおろし
すおろし 【巣下ろし】
鷹(タカ)などのひなを巣からとりおろして育てること。また,鷹などが巣から出ること。[日葡]
すか
すか [2]
(1)あてのはずれること。また,でたらめ。「―を食う」「また―かしらんとたびたび文をやつたら/洒落本・色深狭睡夢」
(2)くじなどの,はずれ。「―を引く」
すか∘ない
すか∘ない 【好かない】 (連語)
〔動詞「すく」に打ち消しの助動詞「ない」のついたもの〕
嫌いである。気にくわない。すかぬ。すかん。「賭事(カケゴト)は―∘ない」
すかがわ
すかがわ スカガハ 【須賀川】
福島県中部の市。もと奥州街道の宿駅。米・野菜などの集散地。市内を阿武隈川が流れる。
すかさず
すかさず [0] 【透かさず】 (副)
機会を逃さず。間をおかず。すぐに。「相手がひるめば,―突っこむ」
すかさず
すかさず【隙かさず】
without a moment's delay;promptly;→英和
at once.〜…する lose no time in doing.
すかし
すかし【透かし】
a watermark;→英和
openwork (透かし彫り).→英和
〜のはいった watermarked;openworked.
すかし
すかし [0] 【透かし】
〔動詞「すかす」の連用形から〕
(1)紙を光に当てると見える模様や絵。「千円札の―」
(2)彫ったり開けたりして作った,すき間。
すかしあみ
すかしあみ [0] 【透かし編み】
透かし模様やすき間のある編み方の総称。レース編み。
すかしえ
すかしえ【透かし絵】
a transparency.→英和
すかしえ
すかしえ [3][0] 【透かし絵】
明かりに透かして見ると現れる絵や模様。
すかしおうぎ
すかしおうぎ [4] 【透かし扇】
「すきおうぎ(透扇)」に同じ。
すかしおり
すかしおり [0] 【透かし織り】
絽(ロ)・紗(シヤ)のように目をあけ,透かして織った織物。すきおり。
すかしがい
すかしがい [3] 【透かし貝】
海産の巻貝。殻は前後に丸みのある笠形の長方形で,殻高8ミリメートルほど。殻は灰黒色から暗紅色で,中央から前方にかけて穴があり,水管を出す。軟体はナメクジ状。本州中部以南の潮間帯の岩礁に分布。
すかしがた
すかしがた [0] 【透かし形】
透かしのある模様。透かし模様。
すかしぎり
すかしぎり [0] 【透かし伐り】
「間伐(カンバツ)」に同じ。
すかしたごぼう
すかしたごぼう [5] 【透田牛蒡】
アブラナ科の一年草または越年草。水田や湿地に自生。茎は高さ40センチメートル内外で羽状に切れ込んだ葉を互生。春から秋にかけ,枝頂に黄色の小四弁花を総状につける。
すかしだわら
すかしだわら [4] 【透かし俵】
クスサンの繭の俗称。網目状に編んだ俵のような形で,中の蛹(サナギ)が透けて見える。
すかしばが
すかしばが [4] 【透翅蛾】
スカシバガ科のガの総称。はねは細く,鱗粉(リンプン)が少ないため半透明となる。成虫は昼間飛ぶ。外形や習性がハチに似たものが多い。幼虫は木の枝・幹・根を食害する。ブドウスカシバ・セスジスカシバなど。スカシバ。
すかしべ
すかしべ [0] 【透かし屁】
音のしないように放つ屁。すかしっぺ。
すかしぼり
すかしぼり [0] 【透かし彫(り)】
彫刻で,金属・木・石などの薄板を打ち抜いて模様をあらわす技法。また,その彫刻したもの。欄間の彫刻,刀剣の鍔(ツバ)などに見られる。
すかしみる
すかし・みる [4] 【透かし見る】 (動マ上一)[文]マ上一
(1)闇や霧などにおおわれ,見えにくいものを,目を凝らして確かめるように見る。「夜目遠目だが何者なるかと―・みたらね/安愚楽鍋(魯文)」
(2)物のすき間から見る。「格子のうちより―・みる」
(3)ガラスなどを通して見る。「病室の窓から―・みれば/宝の山(眉山)」
すかしもよう
すかしもよう [4] 【透かし模様】
(1)透かしてある模様。
(2)絽(ロ)の薄物などを重ねて着たとき,下の模様が透けて一つの模様のように見えるもの。
すかしもん
すかしもん [0][3] 【透かし門】
外から内部が透けて見えるような扉をつけた門。城などで,扉の上を格子に,下半分を板張りにした門。透き門。
すかしゆり
すかしゆり [3] 【透百合】
ユリ科の多年草。海岸や山地の崖(ガケ)に生える。高さ約40センチメートル。葉は披針形。夏,茎頂に橙色の花を一,二個上向きにつける。花被片の基部が幅狭く各片の間にすき間ができるのでこの名がある。黄色や濃赤色の花の園芸品種もある。
すかしらんま
すかしらんま [4] 【透かし欄間】
透かし彫りをした板をはめこんだ欄間。
すかす
すかす【賺す】
coax[cajole] <a person into doing> ;→英和
persuade;→英和
humor (機嫌をとる).→英和
すかす
すかす【透かす】
(1) look through;hold <a thing> to the light.→英和
(2)[間をあける]leave a space;→英和
thin out <branches> .
すかす
すか・す [0] 【空かす】 (動サ五[四])
〔「透かす」と同源〕
腹をへらす。空腹にする。「腹を―・す」
すかす
すか・す [0] 【透かす】 (動サ五[四])
(1)すき間をこしらえる。「欄間の一部を―・して作る」「些と―・さないか,籠るやうだ/婦系図(鏡花)」
(2)たてこんでいるものの一部を取り去り,まばらにする。「植木の枝を―・す」
(3)光を通して中の物や向う側を見る。「明りに―・して見る」
(4)すき間を通して物が見えるようにする。「那様(ドンナ)人間だらうと格子から…―・して見る/婦系図(鏡花)」
(5)油断をする。「万事にひとつも―・さぬ人/浮世草子・織留 5」
(6)音の出ないように屁(ヘ)をする。「―・しても音のするのは河童の屁/柳多留 61」
〔「すく」に対する他動詞〕
[可能] すかせる
すかす
すか・す [0] 【賺す】 (動サ五[四])
(1)言葉で機嫌をとったりなだめたりする。「泣く子をなだめ―・す」「おどしたり―・したりして承知させる」「我は小児の如く―・されて/即興詩人(鴎外)」
(2)言いくるめてだます。「旨(ウマ)く―・して土手下へ連出して/怪談牡丹灯籠(円朝)」
(3)気持ちをそそる。おだてる。「『猶の給へ』など―・せば,…いよいよ口すげみがちにて/増鏡(序)」
すかす
すか・す [0] (動サ五)
きどる。すます。めかしこむ。「―・したやつだ」「ずいぶん―・してきたね」
すかすか
すかすか [0]
■一■ (形動)
すき間の多いさま。「箱ばかり大きくて中身は―だ」
■二■ (副)
(1)切れ味のよいさまを表す語。「―と切る」
(2)物事がすらすらと運ぶさま。「草臥(クタビ)れて―と寝たればな/歌舞伎・幼稚子敵討」
すかたん
すかたん [0][3]
(1)当てがはずれること。だまされること。「―くわされた」
(2)見当違いなことやへまなことをした人をののしっていう語。とんちんかん。まぬけ。すこたん。「儒者の方が―が多い/胆大小心録」
すかっと
すかっと [2] (副)スル
(1)すっぱりと物がきれるさま。「―した切れ味」
(2)さっぱりして快いさま。「―した気性」「気持ちが―する」
すかなし
すかな・し (形ク)
楽しくない。嘆かわしい。おぼつかなく思う。「―・くのみや恋ひ渡りなむ/万葉 4015」
すかまた
すかまた
見当違い。まちがい。すかたん。すこたん。「五(ウメ)だの七(チエサイ)だのといふは,大―さ/滑稽本・浮世風呂 3」
すかや
すかや 【好かや】 (連語)
〔遊里語〕
いやだねえ。好かないねえ。「下作な顔わいなう,しみじみ,おお―/歌舞伎・助六」
すかゆおんせん
すかゆおんせん 【酸ヶ湯温泉】
青森県青森市,八甲田山の主峰大岳(オオダケ)中腹にある温泉。強酸性硫黄泉。
すかり
すかり [2][3] (副)
軽く,たやすく事がおこなわれるさま。「―と切る」
すかり
すかり [0] 【脈窠】
鉱脈内にできた空洞。この中に鉱物の結晶を産することが多い。
すかりまた
すかりまた [0] 【素雁股】
鏑(カブラ)をつけない雁股の矢。
すかんたらしい
すかんたらし・い [6] 【好かんたらしい】 (形)
いやらしい。気に入らない。嫌いだ。「さなきだに―・い眼光(メツキ)の渋谷に秋波(イロメ)を注がれて/二人女房(紅葉)」
すかんぴん
すかんぴん [4] 【素寒貧】 (名・形動)[文]ナリ
非常に貧乏なこと。金の全くないこと。また,そのさまや人。「―になる」
すかんぴん
すかんぴん【素寒貧】
abject poverty;a pauper (人).→英和
〜の penniless.→英和
すかんぽ
すかんぽ【酸模】
《植》a sorrel.→英和
すかんぽ
すかんぽ [0][2] 【酸模】
イタドリ,またはスイバの異名。すかんぽう。[季]春。
すが
すが 【菅】
「菅(スゲ)」に同じ。多く「すがごも」「すがだたみ」など名詞と複合して用いられる。「時鳥―の荒野を名のりてぞなく/藤籔冊子」
すが
すが 【絇】 (接尾)
助数詞。縒(ヨ)ってある糸を数えるのに用いる。
すが
すが 【菅】
姓氏の一。
すが
すが [1] 【巣蛾】
鱗翅目スガ科のガの総称。開張10〜30ミリメートルの小形のガ。前ばねが白色か灰色で小黒点が散る。幼虫は枝葉に糸を張って巣をつくり,多くの種は群生する。果樹・農作物の害虫もいる。リンゴスガ・サクラスガ・マサキスガなど。
すがい
すがい スガヰ 【菅井】
姓氏の一。
すがい
すがい [1] 【酢貝】
海産の巻貝。貝殻は球形に近く,殻高25ミリメートル内外。灰黄褐色あるいは緑褐色。蓋(フタ)は石灰質で,酢につけると溶けながらくるくるまわる。肉は食用。潮間帯の岩礁にすむ。本州以南に分布。唐雲貝(カラクモガイ)。
すがいすがい
すがいすがい スガヒスガヒ 【次ひ次ひ】 (副)
〔動詞「すがう(次)」の連用形を重ねた語〕
つぎつぎに。あとからあとから。「萩の古枝(フルエ)に風かけて―に牡鹿なくなり/山家(秋)」
すがいと
すがいと [0] 【絓糸】
縒(ヨ)りをかけない一本の生糸。日本刺繍などに用いる。
すがいばいかん
すがいばいかん スガヰバイクワン 【菅井梅関】
(1784-1844) 江戸後期の文人画家。仙台の人。名は智義・岳輔,号は東斎・梅関。長崎で清の画家江稼圃に画を,弟の江芸閣に詩を学び,後に大坂で頼山陽・篠崎小竹と交友,晩年は仙台で活躍した。著「梅関詩集」
すがう
すが・う スガフ 【次ふ】 (動ハ四)
(1)次ぐ。すぐあとに続く。また,匹敵する。「少しうち―・ひなどして出でさせ給へば/栄花(布引の滝)」
→うちすがう
→おいすがう
(2)行き違う。食い違う。「―・ひて逢はず/散木奇歌集」
すがえ
すがえ 【菅江】
姓氏の一。
すがえますみ
すがえますみ 【菅江真澄】
(1754-1829) 江戸後期の国学者・旅行家。本名,白井秀雄。三河の人。信濃(シナノ)・越後(エチゴ)・奥羽・松前を巡歴して著した紀行文は「真澄遊覧記」と総称され,民俗学・考古学などの好資料。
すがお
すがお [1] 【素顔】
(1)化粧をしていない顔。地のままの顔。「―の美しさ」
(2)ありのままの姿。「町の―」
すがお
すがお【素顔】
a face without makeup.
すががき
すががき [2] 【清掻・菅掻】
〔動詞「すががく」の名詞化〕
(1)和琴(ワゴン)の奏法の型の一。曲中で多用される基本的音型。
(2)江戸初期の箏(ソウ)または三味線で,歌のない器楽曲の類。
(3)(普通「菅垣」と書く)尺八の古典本曲の曲名で,「三谷(サンヤ)菅垣」のように接尾語的に用いられる語。弦楽器の曲を原曲とする意か。
(4)江戸吉原で張り見世を開くとき,店先の格子の中で遊女たちが弾いた,歌を伴わない三味線曲。見世菅掻。
(5)下座(ゲザ)音楽の一。吉原の場面などに用いる。
すががく
すがが・く 【清掻く・菅掻く】 (動カ四)
和琴(ワゴン)・箏(ソウ)などの弦楽器で,歌や他楽器を伴わずに,一つの楽器のみを掻き鳴らす。「あづま(=和琴)を―・きて/源氏(若紫)」
すががさ
すががさ 【菅笠】
「すげがさ(菅笠)」に同じ。「おしてる難波―置き古し/万葉 2819」
すがき
すがき 【簀掻き】
竹や葦(アシ)の簀で床を張ること。また,その床。「山里の―の宿の下さえて/久安六年百首」
すがき
すがき [1] 【簀垣】
竹で作った垣根。竹垣。
すがき
すがき [1][0] 【酢牡蠣】
むきみのカキを酢に浸した料理。
すがき
すがき [0] 【素書き・素描き】
主に日本画で,絵などを彩色を施さずにかくこと。また,その絵。
すがく
すが・く 【巣がく】 (動カ四)
〔古くは「すかく」〕
クモが巣をかける。「簷に―・く蜘の巣を払ふ/鶉衣」
すがごも
すがごも 【菅薦】
スゲで編んだむしろ。陸奥(ミチノク)産のものは「とふ(十編)の菅薦」として和歌に詠まれる。「たまさかにとふの―かりにのみくれば/和泉式部集」
すがしい
すがし・い [3] 【清しい】 (形)[文]シク すが・し
すがすがしい。さわやかで気持ちがよい。「―・い朝の空気」
すがしめ
すがしめ 【清し女】
美しい女。清らかな女。「あたら菅原,言(コト)をこそ,菅原(スゲハラ)と言はめ,あたら―/古事記(下)」
すがすが
すがすが [3][1] 【清清】 (副)スル
(1)気分がすっきりするさま。「素肌の儘でゐる方がよつ程―します/一隅より(晶子)」
(2)とどこおりないさま。すらすら。「ぬまじりといふ所も―と過ぎて/更級」
(3)思い切りよく。あっさり。「―ともえ参らせ奉り給はぬなりけり/源氏(桐壺)」
すがすがしい
すがすがし・い [5] 【清清しい】 (形)[文]シク すがすが・し
(1)心地よくさわやかだ。さっぱりしていて気持ちがよい。「―・い高原の朝」「―・い気分」「―・い情景」
(2)物事がすらすらと運ぶ。とどこおりがない。「殿上なども思う給へかけながら,―・しう,えまじらひ侍らざめる/源氏(帚木)」
(3)一本気である。気が早い。「(雲井雁ハ)―・しき御心にて/源氏(夕霧)」
[派生] ――げ(形動)――さ(名)
すがすがしい
すがすがしい【清々しい】
fresh;→英和
refreshing.→英和
すがせんすけ
すがせんすけ 【菅専助】
江戸後期の浄瑠璃作者。京都の医家の生まれ。はじめ豊竹(または竹本)光太夫と称し太夫をつとめ,のち専門の作者となる。衰退期の操り芝居に新しい息を吹き込んだ。生没年未詳。代表作「摂州合邦辻(セツシユウガツポウガツジ)」「桂川連理柵(カツラガワレンリノシガラミ)」など。
すがた
すがた [1] 【姿】
(1)人のからだつき。外観からとらえた体の格好。「―のいい人」
(2)形あるものとしての人の存在。身。「―をくらます」「―が見えない」
(3)みなり。態度。「上品な―」
(4)物のかたち。ありさま。「―の美しい山」
(5)内実を反映するものとしての,物事の外に現れた様相。「流行歌に移りゆく世の―を見る」
(6)歌の形。歌体。「終(ツイ)に心ふかからずは,―をいたはるべし/新撰髄脳」
すがた
すがた【姿】
a figure;→英和
a shape;→英和
a form;→英和
a pose.→英和
〜が良い have a good figure.〜を現わす appear;→英和
come in sight.〜を変えて in disguise.(やっと人が)〜を見せる <話> show up.〜を消す disappear;→英和
vanish (out of sight).→英和
変わり果てた〜になる become dead and cold.
すがた=を消す
――を消・す
(1)その場からいなくなる。
(2)見なくなる。「蚊帳(カヤ)は最近すっかり―・した」
すがた=を現す
――を現・す
(人・物などが)見えるようになる。現れる。
すがたえ
すがたえ [3] 【姿絵】
人の顔かたちを写した絵。肖像画。特に,美人画。
すがたかたち
すがたかたち [1] 【姿形】
容姿。みめかたち。なり。
すがたさんしろう
すがたさんしろう 【姿三四郎】
柔道を題材とした青春小説。富田常雄作。1942年(昭和17),44年(昭和19)発表。また,その主人公の名。翌年,映画化され,「三四郎」は,柔道修業中の柔道家の代名詞ともなる。
すがたず
すがたず [3] 【姿図】
建物の立面図。建ち絵図。
すがたずし
すがたずし [3] 【姿鮨】
鮎(アユ)などの魚の,骨と内臓を除いてもとの姿のままにつくったすし。
すがたたみ
すがたたみ [3] 【菅畳】
スゲで編んだ畳。「―いやさや敷きて/古事記(中)」
すがたつき
すがたつき [3][0] 【姿付き】
体つき。体のかっこう。
すがたづくり
すがたづくり [4] 【姿作り・姿造り】
「いけづくり{(1)}」に同じ。
すがたに
すがたに [0] 【姿煮】
魚・海老(エビ)などを原形をくずさないように煮た料理。
すがたにんぎょう
すがたにんぎょう [4] 【姿人形】
美女の姿に似せてつくった人形。「毛縮緬を着せ,―を作らせ/浮世草子・諸艶大鑑 1」
すがたのいけ
すがたのいけ 【姿の池】
奈良県大和郡山市筒井町にあった池。((歌枕))「乙女子が―の蓮葉(ハチスバ)は/堀河百首」
すがたまくら
すがたまくら 【姿枕】
枕絵。春画。「菱川が書きし,こきみのよき―を見ては/浮世草子・一代女 1」
すがたみ
すがたみ [3][0] 【姿見】
全身を写して見ることができる大形の鏡。
すがたみ
すがたみ【姿見】
a full-length mirror.
すがたやき
すがたやき [0] 【姿焼(き)】
魚をその姿のまま焼いた料理。
すがたり
すがたり [2] 【素語り】
(1)三味線の伴奏なしに浄瑠璃を語ること。
(2)人形を遣わずに,浄瑠璃を語ること。
すがだいら
すがだいら スガダヒラ 【菅平】
長野県北東部,四阿山(アズマヤサン)と根子岳(ネコダケ)西麓の高原。海抜約1300〜1500メートル。高原野菜のほか,避暑地やラグビー合宿・スキー場として著名。
すがだこ
すがだこ [0] 【絓凧】
鳥の形などの多くの紙だこをすが糸でつなぎ,一本のたこ糸であげるもの。
すがどり
すがどり 【菅鳥】
鳥の名。オシドリとも,一説に「管鳥(ツツドリ)」の誤りかともいう。「白真弓斐太の細江の―の/万葉 3092」
すがぬい
すがぬい [0][2] 【絓繍】
日本刺繍(シシユウ)の技法の一。布地の緯(ヨコ)糸にそって渡した糸を細い糸でとめて模様を表す。
すがぬき
すがぬき [2] 【菅貫】
「茅(チ)の輪(ワ)」に同じ。[季]夏。
すがぬく
すがぬ・く 【菅貫く】 (動カ四)
菅貫をかける。菅貫をくぐって祓(ハラエ)をする。「なにに―・く祓(ミソギ)なるらむ/久安六年百首」
すがぬま
すがぬま 【菅沼】
姓氏の一。
すがぬまていふう
すがぬまていふう 【菅沼貞風】
(1865-1889) 明治前期の歴史家。長崎県生まれ。南進論を唱え南洋諸島調査を企画,マニラで客死。著「平戸貿易志」
すがの
すがの 【菅野】
姓氏の一。
すがのあらの
すがのあらの 【須賀の荒野】
信濃(シナノ)国にあった原野。所在地については諸説あるが未詳。((歌枕))「信濃(シナヌ)なる―にほととぎす鳴く声聞けば時過ぎにけり/万葉 3352」
すがのねの
すがのねの 【菅の根の】 (枕詞)
(1)菅の根の形状から比喩的に,「乱る」「長し」「ねもころ」などにかかる。「―思ひ乱れて恋ひつつもあらむ/万葉 679」「―長き春日を恋ひ渡るかも/万葉 1921」
(2)音の類似から,「すがなし」にかかる。「―すがな,すがなきこえを我は聞く/催馬楽」
すがののまみち
すがののまみち 【菅野真道】
(741-814) 奈良末期・平安初期の学者。東宮学士・参議・常陸守。「続日本紀」の編纂に尽力。
すがみこ
すがみこ [2] 【素紙子】
〔「すかみこ」とも〕
柿渋を引かない白地の紙子。安価で,貧しい人が用いた。白紙子。
すがみの
すがみの [0] 【菅蓑】
スゲの葉で編んだみの。すげみの。
すがむ
すが・む 【眇む】
■一■ (動マ四)
すがめになる。「忠盛目の―・まれたりければ/平家 1」
■二■ (動マ下二)
⇒すがめる
すがむしろ
すがむしろ [3] 【菅筵】
スゲで編んだむしろ。
すがめ
すがめ [1] 【酢甕】
酢を入れるかめ。
すがめ
すがめ [0] 【素瓶】
素焼きのかめ。
すがめ
すがめ [0][1] 【眇】
(1)片方の目が細いこと。また,つぶれていること。
(2)斜視。やぶにらみ。
(3)瞳(ヒトミ)を片方に寄せ,横目で見ること。「卒都婆の方を―に見やりつつ/今昔 19」
すがめ
すがめ【眇】
a squint.→英和
〜の squint-eyed.
すがめる
すが・める [3] 【眇める】 (動マ下一)[文]マ下二 すが・む
片方の目を細める。片目を細めて物を見る。「目ヲ―・メテミル/日葡」
すがも
すがも 【巣鴨】
東京都豊島区,山手線巣鴨駅周辺の地名。住宅・商業地。とげぬき地蔵をまつる高岩寺がある。
すがも
すがも [0] 【菅藻】
(1)ヒルムシロ科の沈水性の多年草。北日本の浅海の岩に叢生(ソウセイ)する。葉は太い根茎から出,リボン状で細長い。根茎に淡黄褐色の丈夫な繊維がある。
(2)淡水産の藻の一種。「宇治川に生ふる―を/万葉 1136」
すがもり
すがもり [2] 【眇漏り】
屋根裏から部屋に雨水が滲(シ)み出して落ちてくること。雨漏り。すがもれ。
すがやか
すがやか 【清やか】 (形動ナリ)
(1)物事がとどこおりなく行われるさま。速やかなさま。「―に后妃の位に定まり給ふこと,限りなき御世おぼえと/増鏡(さしぐし)」
(2)思いきりのよいさま。あっさり。「おどろおどろしき御悩みにもあらで,―に(出家ヲ)おぼし立ちける程よ/源氏(柏木)」
すがら
すがら (接尾)
(名詞などに付く)
(1)初めから終わりまで,…の間ずっとの意を表す。「夜も―」
(2)何かをするその途中で,…のついでにの意を表す。「道―」
(3)それだけである意を表す。そのまま。「身―」
すがらに
すがらに (副)
ずっと通して。始めから終わりまで。「ぬばたまの夜は―音のみし泣かゆ/万葉 3732」
すがり
すがり 【尽・末枯】
〔動詞「すがる(尽)」の連用形から〕
(1)盛りをすぎて衰えかかったもの。すがれ。「五十(イソジ)の花の―をば/浄瑠璃・道成寺現在蛇鱗」
(2)たかれた香木・薫物(タキモノ)の香りが盛りを過ぎて衰えたもの。また,たいた名残。たきがら。すがれ。「これは―もよろし/五月雨日記」
→火末(ヒズエ)
すがり
すがり [0]
〔「すかり」とも〕
(1)数珠の,網のように編んだふさ。
(2)磯釣りなどで使う,網の魚籠(ビク)。
(3)大型のかんじき。
すがりつく
すがりつ・く [4] 【縋り付く】 (動カ五[四])
体を支える物として,また頼れる人として物や人に懸命に取り付く。「杖(ツエ)に―・いて歩く」「子どもが母親に―・いて泣く」
[可能] すがりつける
すがりつく
すがりつく【縋り付く】
⇒縋る.人の袖に〜 cling to a person's sleeve.
すがる
すが・る 【尽る・末枯る】
■一■ (動ラ四)
(1)盛りが過ぎて衰える。「身用心の傾城買も,―・らぬうちに分別すべし/浮世草子・好色盛衰記 4」
(2)香りが盛りを過ぎ衰える。「―・らぬ内にとく聞かせ給へ/五月雨日記」
■二■ (動ラ下二)
⇒すがれる
すがる
すが・る [0][2] 【縋る】 (動ラ五[四])
(1)頼みとしてしっかりとつかまる。しがみつく。「母の腕に―・る」「手すりに―・って階段をのぼる」「松に―・りて危うき厓下を行く事少時/ふところ日記(眉山)」
(2)たのみとする。たよる。「仏様のお慈悲に―・る」
[可能] すがれる
すがる
すがる [0][1] 【蜾蠃】
(1)ジガバチの古名。また,ハチの異名。「飛び翔る―のごとき腰細に取り飾らひ/万葉 3791」
(2)鹿(シカ)の異名。「―伏す木ぐれが下の葛まきを/山家(雑)」
すがる
すが・る 【酸がる】 (動ラ四)
酸っぱがる。酸っぱく感ずる。「歯もなき女の梅くひて―・りたる/枕草子 45」
すがる
すがる【縋る】
cling[hold on] <to a rope> ;→英和
hang <on> ;→英和
[哀願]entreat;→英和
implore.→英和
人の情に〜 appeal to <a person> for mercy.杖に縋る lean on a stick.→英和
すがる
すが・る [0] 【箝る】 (動ラ五[四])
うまくはめこまれる。すげられる。「鼠小倉の緒の―・りし朴木歯の下駄/たけくらべ(一葉)」
すがるおとめ
すがるおとめ 【蜾蠃少女】
ジガバチのように腰の細い,しなやかな少女。「胸別(ムナワケ)の広き我妹,腰細の―のその姿(カオ)のきらきらしきに/万葉 1738」
すがるはふ
すがるはふ [4] 【縋破風】
本屋根からさらに片流れの屋根を葺(フ)き下ろしたとき,その部分に現れる破風。社寺建築で前面に向拝(縋向拝)を取り付けたとき,切妻屋根の妻側に庇(ヒサシ)を設けたときなどに見られる。
すがれ
すがれ [0] 【尽・末枯れ】
「すがり(尽)」に同じ。
すがれる
すが・れる [0] 【尽れる・末枯れる】 (動ラ下一)[文]ラ下二 すが・る
(1)草木などが,冬が近づいて枯れはじめる。「人は晩秋(オソアキ)の―・れて行くのに,気が付いても/うづまき(敏)」
(2)盛りがすぎて衰えはじめる。「―・れて見ゆれど,色ある花は匂ひ失せず/塩原多助一代記(円朝)」「瓜ガ―・ル/日葡」
すがわら
すがわら [0] 【菅原】
スゲの生えている原。すげはら。
すがわら
すがわら スガハラ 【菅原】
姓氏の一。菅家ともいう。もと土師(ハジ)氏を称したが居地にちなんで改姓。平安時代以降,大江氏と並んで,代々学問の家として有名。中世には高辻・五条・東坊城・唐橋などの家に分かれた。
すがわらでんじゅてならいかがみ
すがわらでんじゅてならいかがみ スガハラデンジユテナラヒカガミ 【菅原伝授手習鑑】
人形浄瑠璃。時代物。竹田出雲・並木千柳・三好松洛・竹田小出雲合作。1746年初演。菅原道真の配流を大筋に,武部源蔵の忠義,白太夫の三つ子の兄弟梅王・松王・桜丸の悲劇を配する。「車引(クルマビキ)」の段,「寺子屋」の段が有名。
すがわらのきよとも
すがわらのきよとも スガハラ― 【菅原清公】
(770-842) 平安前期の学者。名は「きよぎみ」「きよただ」とも。「凌雲集」「文華秀麗集」の撰者の一人。804年空海・最澄らと入唐,翌年帰国。朝儀や風俗の唐風化につとめた。
すがわらのこれよし
すがわらのこれよし スガハラ― 【菅原是善】
(812-880) 平安前期の学者。清公(キヨトモ)の子。道真(ミチザネ)の父。菅相公と称された。参議。「文徳実録」の編纂(ヘンサン)に参画。著に「東宮切韻」「集韻律詩」など,詩集に「菅相公集」があったというがいずれも伝存しない。
すがわらのたかすえのむすめ
すがわらのたかすえのむすめ スガハラ―タカスヱ― 【菅原孝標女】
(1008?-?) 平安中期の歌人。母は,藤原道綱母の異母妹。一〇歳の時,父と共に任地上総国に下向,のち上京し,三〇歳頃祐子内親王に出仕。橘俊通と結婚。死別後「更級日記」を著す。「夜半の寝覚」「浜松中納言物語」の作者ともいわれる。
すがわらのためなが
すがわらのためなが スガハラ― 【菅原為長】
(1158-1246) 平安末期・鎌倉初期の学者。大学頭菅原長守の子。正二位参議・大蔵卿・文章博士。有職故実・和歌・書などに長じる。編著「文鳳鈔」「国史綱要」「帝王系図」など。
すがわらのふみとき
すがわらのふみとき スガハラ― 【菅原文時】
(899-981) 平安中期の学者。道真(ミチザネ)の孫。菅三品と称される。文章博士・従三位。大江朝綱と並ぶ当代の高才で,その詩文は「和漢朗詠集」「本朝文粋」などに見える。954年村上天皇に「意見封事三箇条」を提出。
すがわらのみちざね
すがわらのみちざね スガハラ― 【菅原道真】
(845-903) 平安前期の学者・政治家。是善の子。菅公(カンコウ)・菅丞相(シヨウジヨウ)と称される。宇多・醍醐両天皇に重用され,文章博士・蔵人頭などを歴任,右大臣に至る。この間894年遣唐大使に任命されたが建議して廃止。901年藤原時平の讒訴(ザンソ)で大宰権帥に左遷,翌々年配所で没した。性謹厳にして至誠,漢詩・和歌・書をよくし,没後学問の神天満天神としてまつられた。「類聚国史」を編し,「三代実録」の編纂(ヘンサン)参与。詩文集「菅家文草」「菅家後集」
すき
すき【好き】
(a) liking;→英和
(a) fondness;→英和
(a) love;→英和
(a) taste.→英和
〜な favorite;→英和
pet.→英和
〜な道 one's hobby.〜である like;→英和
be fond <of> ;love.〜になる become fond <of> ;take a fancy <to> .→英和
〜なようにする do as one likes;have one's own way.〜で…する do <a thing> by choice.〜好んで of one's own accord.
すき
すき [0] 【漉き・抄き】
紙をすくこと。「手―」「機械―」
すき
すき [0] 【隙・透き】
〔動詞「透く」の連用形から〕
(1)物と物との間。間隙。「戸の―から明かりがもれる」
(2)あいている部分。余地。「家が少しの―もなくたてこんでいる」
(3)気持ちのゆるみ。油断。乗ずべき機会。「相手の―につけこむ」「―を見せる」
(4)時間の合間。ひま。「ちょっとした―に片付ける」
すき
すき【数奇を凝らした】
elaborate;→英和
elegant;→英和
luxurious.→英和
すき
すき [2] 【数寄・数奇】
〔「好き」と同源。「数寄」「数奇」は当て字〕
風流・風雅の道。和歌・茶の湯・生け花など,風流の道を好むこと。「―三昧(ザンマイ)」
すき
すき [0] 【鋤・犂】
(1)幅の広い刃に柄をつけた櫂(カイ)状の農具。手と足で土を掘り起こすのに用いる。《鋤》
(2)牛馬に引かせて土を掘り起こす農具。からすき。《犂》
鋤(1)[図]
すき
すき 【主基・次】
〔「つぎ(次)」の意〕
大嘗祭(ダイジヨウサイ)のとき,神事に用いる新穀を捧げる国郡。悠紀(ユキ)とともに卜定(ボクジヨウ)によって選ばれる。主基の国。
→悠紀
すき
すき [2] 【好き】 (名・形動)[文]ナリ
〔動詞「好く」の連用形から〕
(1)心がひきつけられること。気持ちにぴったり合うさま。
⇔嫌い
「―な音楽」「明るい色が―だ」「―になる」
(2)片寄った好み。また,物好きなさま。「―も度が過ぎる」「―だなあ,この寒空に釣りとは」
(3)色好みであること。「―者」
(4)思いのままであること。気ままなこと。また,そのさま。「―なことを言う」
(5)「すき(数寄)」に同じ。「歌枕ども見んとて,―に事寄せてあづまの方へ行きけり/無名抄」
→ずき
すき
すき【犂[鋤]】
a spade;→英和
a plow.→英和
〜で耕す plow <the field> .
すき
すき【隙】
(1)[空間]an opening;→英和
a gap;→英和
a crevice.→英和
(2)[余地]space;→英和
room.→英和
(3)[暇]time;→英和
leisure.→英和
(4)[弱点]an unguarded point.(5)[機会]a chance.→英和
〜がない be thoroughly guarded;have no chance <to escape> .
〜に乗じて seizing an opportunity.→英和
〜のない prudent;→英和
shrewd;→英和
unassailable.→英和
〜を狙う watch for a chance.〜を見せる be off one's guard.
すき
すき [0] 【梳き】
(1)髪をくしけずること。
(2)「すきぐし」の略。「鬢さん,―はよしか/滑稽本・浮世床 2」
(3)「すきあぶら」の略。「板を一本と,ゑりつけと,くこと,―と/洒落本・青楼昼之世界錦之裏」
すき=こそ物の上手(ジヨウズ)なれ
――こそ物の上手(ジヨウズ)なれ
何事によらず,好きであれば自然それに熱中するので,上達する。
すき=に∘する
――に∘する
気に入るようにする。思い通りにする。勝手にする。「いやなら,―∘しなさい」
すき=を凝(コ)らす
――を凝(コ)ら・す
風流な工夫をいろいろとほどこす。
すきあう
すきあ・う [3] 【好(き)合う】 (動ワ五[ハ四])
互いに好く。「―・った仲」
すきあぶら
すきあぶら [3] 【梳き油】
日本髪を梳くときに用いる練り油。生蝋に香料を入れ,胡麻(ゴマ)油や菜種油で練ったもの。固めのものを鬢(ビン)付けという。
すきあや
すきあや [0] 【透綾】
⇒すきや(透綾)
すきありく
すきあり・く 【好き歩く】 (動カ四)
(1)風流を好んで歩く。「花のもと月の前―・きけり/十訓 1」
(2)色事を求めてあちこち歩きまわる。「なほ同じごと―・きければ/源氏(夕顔)」
すきいれ
すきいれ [0] 【漉き入れ・抄き入れ】
紙を透かして見たときに現れる文字や模様。また,このような紙を漉くこと。「―紙」
すきいろ
すきいろ [0] 【透(き)色】
物をすかしたときに見える色。
すきうつし
すきうつし [0] 【透(き)写し】 (名)スル
書画・図面などの上に薄い紙を置き,なぞって写し取ること。しきうつし。
すきうるし
すきうるし [3] 【透(き)漆】
漆の一。上質の生漆をゆっくり熱して水分を取り去り透明度を高くした精製漆。透明漆。木地蝋(キジロ)漆。
すきおうぎ
すきおうぎ 【透き扇】
薄い杉板に透かし彫りをほどこし,白い生絹(スズシ)を張った扇をいう。すかしおうぎ。
すきおこす
すきおこ・す [4] 【鋤き起(こ)す】 (動サ五[四])
すき・くわなどで田畑の土を掘り起こす。[日葡]
すきおり
すきおり [0] 【透(き)織り】
⇒すかしおり(透織)
すきかえし
すきかえし [0] 【漉き返し・抄き返し】
一度使った紙をすき返すこと。また,その紙。宿紙(シユクシ)。
すきかえす
すきかえ・す [3] 【鋤き返す】 (動サ五[四])
鋤(スキ)・鍬(クワ)などで土を掘り返す。「畑を―・す」
[可能] すきかえせる
すきかえす
すきかえ・す [3] 【漉き返す・抄き返す】 (動サ五[四])
一度使った紙を水にひたして突き砕き,煮溶かしてから再びすいて紙をつくる。
[可能] すきかえせる
すきかげ
すきかげ 【透き影】
(1)物の間や薄い物を通して見える姿・形。「鈍色の几帳の,衣がへしたる―,すずしげに見えて/源氏(柏木)」
(2)物のすき間などを通して漏れる光。「火ともしたる―/源氏(帚木)」
すきかって
すきかって [3] 【好き勝手】 (名・形動)[文]ナリ
他をかえりみず,自分の思うままに振る舞う・こと(さま)。「―な振る舞い」
すきがき
すきがき [2][0] 【透垣】
⇒すいがい(透垣)
すきがまえ
すきがまえ [3] 【透(き)構え】
古い築城法の一。外から城内が見えるようにしたもの。
⇔黒構え
すきがまし
すきがま・し 【好きがまし】 (形シク)
好色そうである。浮気っぽい。「―・しきあだ人なり/源氏(帚木)」
すきがみ
すきがみ [0] 【梳き髪】
女の髪の結い方。前髪だけを分けて取り,残りを鬢(ビン)・髱(タボ)などを出さないで結うもの。
すききらい
すききらい [2][3] 【好き嫌い】
好きであることと嫌いであること。特に,食べ物のえりごのみ。「―が激しい」
すききらい
すききらい【好き嫌い】
likes (and dislikes);taste(s).→英和
〜がある be particular <about one's food> .
すきぎ
すきぎ [0] 【透(き)木】
茶道具の一。五徳を用いずに釜(カマ)を風炉(フロ)または炉にかけるとき,その縁に置いて,風炉と釜の間を透かせる木。桐や朴(ホオ)を用いる。敷き木。
すきくわ
すきくわ [0][2] 【鋤鍬】
すきとくわ。農具。また,農作業。
すきぐし
すきぐし [0] 【梳き櫛】
髪をすいて汚れを取る,歯の目の細かい櫛。唐櫛。
すきげ
すきげ [0] 【梳き毛】
髪形を整えるために毛髪の中に入れたり,梳き櫛にはさんで汚れを取るのに用いる毛の束。
すきこ
すきこ [0] 【梳き子】
髪を結う前に客の髪を梳いておく者。髪結いの助手。梳き手。下梳き。
すきこのみ
すきこのみ [0] 【好き好み】
このみ。趣味。嗜好(シコウ)。
すきこのむ
すきこの・む [4] 【好き好む】 (動マ五[四])
特に好む。多く「好きこのんで」の形で,後に,打ち消しの語を伴って用いる。「―・んで(=ワザワザ)苦労する者はいない」
すきこむ
すきこ・む [3] 【漉き込む・抄き込む】 (動マ五[四])
紙に異質の繊維を入れてすく。また,木の葉などを入れてすく。「木の葉を―・んだ和紙」
[可能] すきこめる
すきごころ
すきごころ [3] 【数寄心・数奇心】
風流な心。風流心。
すきごころ
すきごころ [3] 【好き心】
(1)色好みの心。好き心地。「おのれも隈(クマ)なき―にて/源氏(夕顔)」
(2)物好きな心。好奇心。
すきごと
すきごと 【好き事】
(1)物好きなこと。「かかる―をしたまふこと,とそしりあへり/竹取」
(2)色好みのこと。色恋沙汰(ザタ)。「かの宮に―言ひける女/伊勢 71」
すきしゃ
すきしゃ [2] 【好き者・数寄者・数奇者】
(1)風流な人。物好きな人。すきもの。
(2)(多く「数寄者」と書く)茶道をたしなむ人。茶人。
すきじ
すきじ [0] 【透(き)字】
文字が紙などに透いて見えるようにすること。また,その文字。
すきすおう
すきすおう [3] 【透き素襖】
越後布など,薄地で仕立てた夏用の素襖。すかし素襖。
すきずき
すきずき [2] 【好き好き】
人それぞれの好みは異なっていること。「蓼(タデ)食う虫も―」
すきずき
すきずき【好き好き】
<It is> a matter of taste.
すきずきし
すきずき・し 【好き好きし】 (形シク)
(1)風流だ。物好きだ。「念じ暮し給ひける。―・しう,あはれなることなり/枕草子 23」
(2)好色である。色好みだ。「―・しくて,ひとり住みする人の,夜はいづくにかありつらむ/枕草子 191」
すきたわむ
すきたわ・む 【好き撓む】 (動マ四)
好色で容易に人になびく。「―・めらむ女に心置かせ給へ/源氏(帚木)」
すきだしぼり
すきだしぼり [0] 【鋤き出し彫(り)】
金属彫刻で,地の部分を削って,絵模様を高く浮きあがらせる彫り方。
すきっと
すきっと [2] (副)スル
すっきりしたさま。さっぱりしたさま。「頭が―する」「―した気分になる」
すきっぱら
すきっぱら [0] 【空きっ腹】
「すきはら」の転。「―を抱える」
すきて
すきて [0] 【梳き手】
「梳き子」に同じ。
すきでん
すきでん [2] 【主基殿】
大嘗祭(ダイジヨウサイ)のとき,悠紀殿(ユキデン)と並んでその西に設けられる殿舎。
すきでん
すきでん [2] 【主基田】
大嘗祭(ダイジヨウサイ)のとき,主基殿の神饌(シンセン)とするための穀物を作る田。
→悠紀田(ユキデン)
すきと
すきと (副)
(1)すっかり。残らず。「―合点致しまして御座る/狂言・布施無経(虎寛本)」
(2)(打ち消しの語を伴って)まるで。全然。「毎年の事でも此方(コチ)は―覚えぬ/浄瑠璃・大経師(下)」
すきとおす
すきとお・す [3] 【透(き)通す】 (動サ五[四])
中の物や向う側が,透いて見えるようにする。透明にする。「強い日は大きな空を―・す程焼いて/それから(漱石)」
すきとおる
すきとお・る [3] 【透(き)通る・透き徹る】 (動ラ五[四])
(1)物を通して,その物の中や向こうにある物が見える。透明である。「―・ったガラス」「この湖は―・って底まで見える」
(2)声が澄んでよく聞こえる。「―・ったきれいな声」
(3)澄んで透明に見える。「御塔の有様を見れば…飾り磨き―・り耀けるほど/栄花(駒競べの行幸)」
すきとおる
すきとおる【透き通る】
be transparent;→英和
be seen through.透き通った transparent;clear;→英和
limpid.→英和
すきとる
すきと・る [3] 【剥き取る】 (動ラ五[四])
薄く切り取る。「皮を―・る」
[可能] すきとれる
すきとる
すきと・る [3] 【梳き取る】 (動ラ五[四])
櫛(クシ)ですいて,髪の毛に付いた汚れを除き取る。
すきなべ
すきなべ [0] 【鋤鍋】
すき焼き用の鍋。すき焼き鍋。
すきにかわ
すきにかわ [3] 【透き膠】
中国産の透明な膠。
すきはら
すきはら [0] 【空き腹】
〔「すきばら」とも〕
腹のすいていること。空腹。すきっぱら。「―にまずいものなし」
すきば
すきば [0] 【透(き)歯】
歯と歯の間にすきまのある歯。
すきばこ
すきばこ [0] 【透(き)箱】
透かし彫りのある箱。すいばこ。
すきばら
すきばら【空き腹】
⇒空腹(くうふく).
すきびき
すきびき [0] 【梳き引き】
魚のうろこの取り方の一。包丁を寝かせ,うろこを皮の間に入れ,尾の付け根から頭に向かってすき取る。薄く細かいうろこの魚に用いる。
すきびたい
すきびたい 【透(き)額】
冠の額の部分に半月形の穴をあけ,羅(ウスギヌ)を張って透かしにしたもの。元服後,一六歳前後の者が着用。
透き額[図]
すきびと
すきびと 【好き人・数寄人】
(1)風雅を解する人。また,物好きな人。「亭主も客も心一つの―にあらずしては楽しみも欠くる也/浮世草子・諸国はなし 5」
(2)色好みの人。好き者。「雨のたえまの花の木陰に立ち濡れて御渡り候ひけるを,ある―ほのかに見奉りて/御伽草子・秋の夜長」
すきぶすき
すきぶすき [3] 【好き不好き】
好きと嫌い。すききらい。「おもひ��の―で人情何処でも格別の変りはねへが/西洋道中膝栗毛(魯文)」
すきへん
すきへん [0] 【耒偏】
漢字の偏(ヘン)の一。「耕」「耗」などの「耒」の部分。農具・耕作などに関する文字を作る。らいすき。
すきほうだい
すきほうだい【好き放題に】
just as one likes.
すきほうだい
すきほうだい [3] 【好き放題】 (名・形動)[文]ナリ
自分の思いどおりに勝手にする・こと(さま)。「―なことをする」「―にさせておく」
すきぼり
すきぼり [0] 【鋤き彫(り)】
彫金技法の一。文様を浮き出すように地を鋤き取るもの。主に鐔(ツバ)にいう。
すきま
すきま【隙間】
[空隙(げき)]an opening;→英和
space;→英和
a gap;→英和
[割れ目]a crevice;→英和
a chink.→英和
〜がある be slightly open.〜なく compactly;→英和
closely.‖隙間風 <米> a draft; <英> a draught.
すきま
すきま [0] 【隙間・透(き)間】
(1)物と物との間のあいている所。「戸の―」
(2)あいている時間。ひま。すき。「嘴(クチバ)しを容れたいにも,更に其―が見附からない/浮雲(四迷)」
(3)油断。すき。「―もあらば生虜んと志て/太平記 1」
すきまかぜ
すきまかぜ [3] 【隙間風】
(1)戸・障子・壁などのすき間から吹き込んでくる寒い風。[季]冬。《時々にふりかえるなり―/虚子》
(2)(比喩的に)親密だった二人の間が冷たくなる原因となるもの。「夫婦の間に―が吹き始めた」
すきまかぞえ
すきまかぞえ 【隙間数へ】
すきをねらうこと。油断などに乗ずること。「宿下り―がいりびたり/柳多留 21」
すきまばめ
すきまばめ [0] 【隙間嵌め】
軸と穴との間に常にすき間を置く嵌め合い。遊動嵌合(ユウドウカンゴウ)。
すきまゲージ
すきまゲージ [4] 【隙間―】
工作物などのすき間を測定するゲージ。厚さの異なる鋼板を束ねたもので,一片を引き出し,測定しようとするすき間に挿入してはかる。
すきみ
すきみ [0] 【剥き身】
魚肉などの薄く切ったもの。
すきみ
すきみ [0] 【透(き)見】 (名)スル
物のすき間からのぞいて見ること。のぞき見。「障子の其処此処(ソコココ)より男を―せんと為たりけれど/金色夜叉(紅葉)」
すきめ
すきめ [0] 【隙目・透(き)目】
「すきま(隙間)」に同じ。
すきもの
すきもの [0] 【好き者】
(1)色好みの人。好色者。
(2)物好きな人。すきしゃ。好事家(コウズカ)。「むかし,―ども集まりて,物の名をよみけるに/伊勢 140」
すきもん
すきもん [0] 【透(き)門】
「透かし門」に同じ。
すきや
すきや [0] 【数寄屋・数奇屋】
(1)庭園の中に独立して建てた茶室。茶寮。かこい。
(2)草庵風に作られた建物。また,茶室の称。
(3)障子に貼る美濃紙(ミノガミ)。
すきや
すきや [0] 【透綾】
〔「すきあや」の転〕
非常に薄い絹縮。新潟県十日町で創製され,経(タテ)糸に生糸,緯(ヨコ)糸に苧麻(チヨマ)糸を用いた。明治以降,種々の織り方がある。さらりと肌ざわりがよく,夏の婦人着尺とする。
すきやき
すきやき【すき焼】
sukiyaki.
すきやき
すきやき [0] 【鋤焼(き)】
〔鋤の金属部分の上で肉を焼いて食べたところからという〕
牛肉をネギ・白滝・豆腐などとともに,醤油・砂糖などで調合したたれで煮焼きしながら食べる鍋料理。もと,関東で「牛鍋(ギユウナベ)」ともいった。
すきやげた
すきやげた [3] 【数寄屋下駄】
数寄屋で用いる下駄。
すきやたび
すきやたび [4] 【数寄屋足袋】
〔茶室で用いるところから〕
木綿の白足袋。
すきやづくり
すきやづくり [4] 【数寄屋造り】
茶室風の様式を取り入れた建築。安土桃山時代から江戸初期にかけての茶の湯流行に伴い,邸宅に用いられた。装飾を排した簡潔さを特徴とする。
すきやばし
すきやばし 【数寄屋橋】
東京都中央区銀座と千代田区有楽町の境の外堀に架かっていた橋。橋際に江戸城城門の一つがあった。今は堀は埋め立てられ,数寄屋橋公園として名をとどめている。
→有楽町
すきやぶしん
すきやぶしん [4] 【数寄屋普請】
茶室風の簡素で味わいのある建築。数寄屋造り。
すきやぼうず
すきやぼうず [4] 【数寄屋坊主】
江戸幕府の職名。若年寄に属し,幕府の茶礼・茶器のことをつかさどった。
すきろう
すきろう [0] 【透廊】
⇒透渡殿(スキワタドノ)
すきわたどの
すきわたどの [3] 【透渡殿】
寝殿造りで,建物と建物を結ぶ,吹き放しの廊下。簾(スダレ)をかける場合もある。透廊(スキロウ)((スイロウ))。すいわたどの。
→壁渡殿(カベワタドノ)
すき焼
すきやき【すき焼】
sukiyaki.
すぎ
すぎ [2] 【過ぎ】
(1)時間・年齢などを表す語の下に付いて,その時間や年齢をすでにすぎていることを表す。「七時―に帰る」「四〇―の女」
(2)動詞の連用形の下に付いて,その程度が度を超していることを表す。「食べ―」「太り―」
すぎ
−すぎ【−過ぎ】
past;→英和
after;→英和
over.→英和
3時〜 past three o'clock.1時5分〜 It is five past[ <米> after]one.5日〜まで till after the fifth.→英和
すぎ
すぎ【杉】
a Japan cedar;a cryptomeria.→英和
‖杉垣 a cedar hedge.杉並木 an avenue of cedar trees.
すぎ
すぎ [0] 【杉・椙】
(1)スギ科の常緑高木。日本の特産種で,各地に植林される。幹は直立し,枝には針状の葉を螺旋(ラセン)状に密につける。雌雄同株で,早春開花し,卵球形の球果を結ぶ。寿命が長く,高さ50メートル以上,径5メートル以上の巨木となるものもある。材は芳香があって木目がよく通り,軽くて軟らかいので,建築・家具・器具材などとする。また,花粉はアレルギーの原因になることが多い。古名マキ。
〔「杉の花」は [季]春,「杉の実」は [季]秋〕
(2)家紋の一。杉の木を図案化したもの。一本杉・三本杉・杉巴など,種類が多い。
すぎ=の標(シルシ)
――の標(シルシ)
「標(シルシ)の杉{(1)}」に同じ。「年比は―もなきやうにて,尋ね聞えさすべき方なく/落窪 3」
すぎ∘ない
すぎ∘ない 【過ぎない】 (連語)
(「…に過ぎない」の形で)…以上のものではない。ただ…だけだ。「単なる言い逃れに―∘ない」
→すぎる
すぎあや
すぎあや [0] 【杉綾】
右綾と左綾が交互に並んで,縦縞になる織り方。また,その縞。ウーステッド・ホームスパンなどに多い。杉織り。ヘリンボーン。
すぎいた
すぎいた [0] 【杉板】
杉の木の板。
すぎいたぶき
すぎいたぶき [0] 【杉板葺き】
屋根を杉の板で葺くこと。また,その屋根。
すぎう
すぎう 【杉生】
杉が生い茂っている所。「我が山の―の窓に残る白雪/新後拾遺(雑秋)」
すぎうら
すぎうら 【杉浦】
姓氏の一。
すぎうらしげたけ
すぎうらしげたけ 【杉浦重剛】
(1855-1924) 国粋主義思想家・教育家。近江国生まれ。雑誌「日本人」,新聞「日本」の創刊に尽力。漢学・化学・物理学などの知識をもとにした理学主義による教育論を展開,日本の独自性を強調する日本主義を唱道した。東亜同文書院長・東宮御学問所御用掛などを務めた。
すぎうらじょうい
すぎうらじょうい 【杉浦乗意】
(1701-1781) 江戸中期,江戸の金工。信濃国松本生まれ。本名,仙右衛門永春。一蚕堂と号す。出府後奈良寿永に学び,肉合(シシアイ)彫りを創始した。精緻・軽妙な作風で,四分一地の作品が多い。
すぎうらひすい
すぎうらひすい 【杉浦非水】
(1876-1965) 図案家。松山市生まれ。東京美術学校卒。図案研究団体七人社を結成,商業美術の振興に尽力した。多摩帝国美術学校校長。
すぎおり
すぎおり [0] 【杉折(り)】
杉の薄いへぎ板で作った箱。料理・菓子などを入れるのに用いる。
すぎかみきり
すぎかみきり [3] 【杉天牛】
カミキリ科の甲虫。体長20ミリメートル内外。体は扁平,黒色で,上ばねに四個の黄褐色の斑紋がある。幼虫は杉の材部に深く入りこんで食害する。本州以南に分布。
すぎかわ
すぎかわ [0] 【杉皮】
杉の木の幹からはぎとった皮。和風の屋根や下見(シタミ)などに用いる。「―葺(ブ)き」
すぎがき
すぎがき [0][2] 【杉垣】
杉を植え並べて垣根としたもの。
すぎき
すぎき 【杉木】
姓氏の一。
すぎきもいち
すぎきもいち 【杉木望一】
(1586-1643) 江戸前期の俳人。伊勢神宮神楽職の家に生まれ,盲人で勾当(コウトウ)の官を得た。初期伊勢俳壇の有力な指導者で,貞徳・重頼らと交流。
すぎこし
すぎこし【過越の祝い】
the Passover.→英和
すぎこしかた
すぎこしかた 【過ぎ来し方】 (連語)
過ぎ去った昔。こしかた。「―を語りながら/鉄仮面(涙香)」
すぎこしのまつり
すぎこしのまつり [0] 【過(ぎ)越しの祭】
〔Passover〕
ユダヤ教の三大祝祭の一。ユダヤ人の出エジプトを記念して春に行われる。贖罪(シヨクザイ)のために小羊の犠牲(イケニエ)をささげ,種(酵母菌)なしパンを食べて祖先の艱難(カンナン)をしのぶ。ヤハウェによってエジプト人の長子は皆殺されたが,戸口に小羊の血を塗ってあったユダヤ人の家は通り過ぎて,難をのがれたことからの名といわれる。
すぎごけ
すぎごけ [0] 【杉苔】
スギゴケ亜綱のコケ植物の総称。亜寒帯から寒帯に分布。日本では苔庭に利用する。茎は分枝せず,線形ないし披針形の葉を密につけ,スギの小枝に似る。雌雄異株で胞子体は茎頂につく。スギゴケ・コスギゴケ・オオスギゴケ・ウマスギゴケなど。
杉苔[図]
すぎさいぼう
すぎさいぼう [3] 【杉材棒】
杉の堅木の棒の先にとげをつけた武器。
すぎさる
すぎさ・る [0][3] 【過(ぎ)去る】 (動ラ五[四])
(1)その場所を通り過ぎて行ってしまう。「台風が―・った」
(2)時が経過して,過去のこととなる。「―・った昔」
すぎさる
すぎさる【過ぎ去る】
pass away[by,on].⇒過ぎる.
すぎし
すぎし 【過ぎし】 (連語)
〔動詞「過ぐ」の連用形に助動詞「き」の連体形が付いたもの〕
過ぎ去った。「―日の面影」
すぎしょうじ
すぎしょうじ [3] 【杉障子】
杉板で作った戸。杉戸。
すぎじゅう
すぎじゅう [2] 【杉重】
杉の薄い板で作った重箱。
すぎすぎ
すぎすぎ 【次次】 (副)
つぎつぎ。「まだ幼きなど,―に五,六人ありければ/源氏(東屋)」
すぎた
すぎた 【杉田】
姓氏の一。
すぎたげんぱく
すぎたげんぱく 【杉田玄白】
(1733-1817) 江戸中期の蘭方医。蘭学の祖。若狭小浜藩医の子。江戸の人。名は翼(タスク),字(アザナ)は子鳳,号は鷧斎(イサイ)・九幸翁など。前野良沢らとの翻訳「解体新書」は日本医学史上に絶大な貢献をした。著「蘭学事始」「野叟独語」など。
すぎたせいけい
すぎたせいけい 【杉田成卿】
(1817-1859) 江戸後期の蘭学者。江戸の人。杉田玄白の孫。幕府天文台訳員,小浜藩侍医,のち蕃書調所教授。1853年ペリー来航の際,応接にあたる。著訳書「海上砲術全書」「医戒」,蘭文「玉川紀行」
すぎだち
すぎだち [0] 【杉立ち】
(1)両手を下に広げて,まっすぐに立つこと。棒立ち。「葉山の膳(ゼン)を見下(ミオロ)して―に立つてゐる/多情多恨(紅葉)」
(2)逆立ち。また,両手と頭を地につけた逆立ち。「僕共の―したる足のうら天井へとどき/咄本・私可多咄」
(3)越後獅子(エチゴジシ)などがする軽業(カルワザ)。長い竿に登り,足を竿にひっかけてさかさにぶら下がり,身をひるがえして下りるもの。
すぎだんご
すぎだんご [3] 【杉団子】
「土産(ミヤゲ)団子{(1)}」に同じ。
すぎでっぽう
すぎでっぽう [3] 【杉鉄砲】
篠竹(シノダケ)の筒先に杉の実を詰め,他端からさらに杉の実を詰めて棒で突き出し,それを飛ばし出すおもちゃ。
すぎと
すぎと 【杉戸】
埼玉県北葛飾郡の町。江戸川と利根川にはさまれ,古くからの交通の要地。近世,日光街道の宿駅。
すぎど
すぎど [0][2] 【杉戸】
(1)杉の一枚板で作った戸。杉の板戸。書院造りの広縁に多く用いられ,しばしば花鳥画などが描かれる。
(2)近世,江戸品川の遊女屋の張見世の杉の戸。また,そのそばに座る下等な遊女。
すぎな
すぎな [0] 【杉菜】
トクサ目の夏緑性シダ植物。荒れ地・原野などに生える。地下に長く根茎を引き,早春,俗に「つくし」と呼ばれる胞子茎が出,のち栄養茎が出る。栄養茎は緑色で枝を輪生する。胞子茎は食用となり,栄養茎は利尿薬にする。漢名,問荊。[季]春。「つくし誰の子―の子」
杉菜[図]
すぎな
すぎな【杉菜】
《植》a horsetail.→英和
すぎない
−すぎない【…に過ぎない】
be nothing but…;no more than…;[ただ…だけ]only <a child> ;→英和
mere <coincidence> .→英和
すぎなみ
すぎなみ 【杉並】
東京都二三区の一。区部の西端,武蔵野台地上に位置する住宅地区。
すぎなり
すぎなり [0] 【杉形】
(1)杉の木がそびえ立ったような形。米俵などをピラミッド形に積み上げた形。すぎばえ。
(2)陣立ての名。鉾矢(ホコヤ)形をしたもの。
すぎの
すぎの 【杉野】
姓氏の一。
すぎのじょしだいがく
すぎのじょしだいがく 【杉野女子大学】
1926年(大正15)創立のドレスメーカー学院を源とし,64年(昭和39)杉野学園女子大学として設立。65年現名に改称。
すぎのと
すぎのと 【杉の戸】 (連語)
杉の板戸。「いつしか年も―を,あけてぞ今朝は別れ行く」
〔「杉」を「過ぎ」にかけて用いた〕
すぎのはだに
すぎのはだに [4] 【杉の葉蜱】
ハダニの一種。体長0.4ミリメートルほどで赤褐色。杉の葉に寄生する森林害虫。
すぎのよしこ
すぎのよしこ 【杉野芳子】
(1892-1978) デザイナー・学校経営者。千葉県生まれ。型紙と仮縫いで体型に合わせた洋服を作る「ドレメ式」洋裁を考案し,全国組織の洋裁学校で普及させた。
すぎのり
すぎのり [0] 【杉海苔】
紅藻類スギノリ目の海藻。温海・暖海の潮間帯の岩上に生育。体は紅紫色で高さ5〜15センチメートル。不規則に数回羽裂し,枝先は尖る。寒天の増量材。
すぎはら
すぎはら [2][0] 【杉原】
杉の木の生えている野原。
すぎはら
すぎはら [2][0] 【杉原】
「杉原紙」の略。すぎわら。
すぎはらがみ
すぎはらがみ [4] 【杉原紙】
鎌倉時代以降,播磨国杉原谷村(兵庫県加美町)で産した紙。奉書紙風でやや薄く,武家の公用に用いられ,また贈答品ともされた。江戸時代には各地で漉(ス)かれ,一般に広く使われた。すぎはら。すいばら。
すぎばえ
すぎばえ 【杉生え】
「杉形(スギナリ){(1)}」に同じ。「―の俵物,山もさながら動きて/浮世草子・永代蔵 1」
すぎばし
すぎばし [0] 【杉箸】
杉の木を削って作った箸。おもに割り箸にする。
すぎばやし
すぎばやし [3] 【杉林】
(1)杉の林。
(2)「酒林(サカバヤシ){(1)}」に同じ。
すぎふ
すぎふ 【杉生】
⇒すぎう(杉生)
すぎぶね
すぎぶね [0][3] 【杉船】
杉材で造った船。
すぎぼとけ
すぎぼとけ [3] 【杉仏】
最後の年忌に立てる,杉の葉のついた卒塔婆。葉付き塔婆。梢付き塔婆。
すぎむら
すぎむら [0] 【杉叢】
杉が群がって生えている所。
すぎむら
すぎむら 【杉村】
姓氏の一。
すぎむらそじんかん
すぎむらそじんかん 【杉村楚人冠】
(1872-1945) 新聞記者。本名,広太郎。和歌山市生まれ。東京朝日新聞で活躍,名文家として知られた。著「最新新聞学」ほか,軽妙な随筆・紀行文を多く残す。
すぎもく
すぎもく [0] 【杉藻屑】
褐藻類ヒバマタ目の海藻。日本特産。宗谷海峡から九州北岸,韓国に及ぶ日本海沿岸の低潮線付近の岩に着生。根はこぶ状,茎は円筒形で数条に分かれ,50センチメートルに及ぶ。葉の密生した枝は杉の葉に似る。
すぎもと
すぎもと 【杉本】
姓氏の一。
すぎもとえいいち
すぎもとえいいち 【杉本栄一】
(1901-1952) 経済学者。東京生まれ。東京商大教授。マルクス経済学から出発して一般均衡論批判を展開。計量経済学導入の先駆者。著「近代経済学の解明」など。
すぎもとでら
すぎもとでら 【杉本寺】
神奈川県鎌倉市にある天台宗の寺院。山号は大蔵山。寺伝では行基の創建,円仁の中興という。鎌倉最古の寺。坂東三十三所の第一番札所。杉本観音。
すぎもとりょうきち
すぎもとりょうきち 【杉本良吉】
(1907-1939) 演出家。東京生まれ。1938年(昭和13)岡田嘉子とともにソ連領に越境。スパイ容疑で銃殺されていたことが,89年に判明。
すぎもの
すぎもの [0] 【過(ぎ)者・過(ぎ)物】
その者にとって分不相応にすぐれたもの。「あの女房はあの男には―だ」
すぎやき
すぎやき [0] 【杉焼(き)】
杉の箱に魚介類・野菜などを詰め,火にかけてその箱のまま客に出すもの。杉の移り香を楽しむもの。折(ヘ)ぎ焼き。
すぎやま
すぎやま 【杉山】
姓氏の一。
すぎやまさんぷう
すぎやまさんぷう 【杉山杉風】
(1647-1732) 江戸中期の俳人。通称,鯉屋市兵衛,また藤左衛門。家業は幕府に魚を納める御納屋(オナヤ)。芭蕉に師事,物心両面から芭蕉を援助した。著「常盤屋句合」など。
すぎやまじょがくえんだいがく
すぎやまじょがくえんだいがく 【椙山女学園大学】
私立大学の一。1929年(昭和4)設立の椙山女子専門学校を母体とし,49年設立。本部は名古屋市千種区。
すぎやまたんごのじょう
すぎやまたんごのじょう 【杉山丹後掾】
江戸前期の浄瑠璃太夫。江戸浄瑠璃の開祖。京都の人。通称,七郎左衛門。のち受領して天下一杉山丹後掾藤原清澄。滝野検校(ケンギヨウ)に浄瑠璃を学び,1616年頃一流を立てて江戸に下る。曲風は優婉で,硬派の薩摩浄雲とは対照的。生没年未詳。
すぎやまもとじろう
すぎやまもとじろう 【杉山元治郎】
(1885-1964) 農民運動家。大阪府生まれ。東北学院神学部卒。1922年(大正11)賀川豊彦とともに日本農民組合を設立。32年以降衆議院議員。キリスト教人道主義に立ち,終生農村問題に取り組んだ。
すぎやまやすし
すぎやまやすし 【杉山寧】
(1909-1993) 日本画家。東京生まれ。東京美術学校卒。エジプト・トルコなどの旅をもとに重厚な作品を発表。
すぎやまりゅう
すぎやまりゅう 【杉山流】
鍼術(シンジユツ)の一派。元禄(1688-1704)頃,杉山和一が始めたもの。管鍼(クダバリ)を用いるのが特徴。
すぎやまわいち
すぎやまわいち 【杉山和一】
(1613頃-1694) 江戸時代の鍼医(ハリイ)。伊勢の人。名は信一。管鍼(クダバリ)を考案,鍼の名医として聞こえる。将軍綱吉の病いを治し,総検校となる。
すぎやりど
すぎやりど [3] 【杉遣り戸】
杉の材木で作った遣り戸。
すぎゆく
すぎゆ・く [3][0] 【過(ぎ)行く】 (動カ五[四])
(1)時がたってゆく。「―・く日々」「神なびの山を―・く秋なれば/古今(秋下)」
(2)通りすぎる。通ってゆく。「せわしげに往来を―・く人々」
(3)死ぬ。「終に其身は―・きぬ/浮世草子・色三味線」
すぎゆく
すぎゆく【過ぎ行く】
pass[go]by;pass away.
すぎょう
すぎょう 【修行】
〔「す」は「しゅ」の直音表記〕
「しゅぎょう(修行){(2)}」に同じ。「いぬる七月より,―にまかりありくに/宇津保(忠こそ)」
すぎょうざ
すぎょうざ 【修行者】
「しゅぎょうじゃ(修行者)」に同じ。
すぎる
す・ぎる [2] 【過ぎる】 (動ガ上一)[文]ガ上二 す・ぐ
(1)その場所を通ってさらに先へ行く。通過する。「京都は―・ぎた。もうじき大阪だ」
(2)時間が経過する。時がたつ。「就職してはや一年が―・ぎた」
(3)その時刻・期間・時期が終わる。「もう六時を―・ぎた」「冬が―・ぎて春となる」
(4)物事の盛りが終わる。「花は盛りを―・ぎてしまった」
(5)物事が済む。終わる。「祭―・ぎぬれば,後の葵不用なりとて/徒然 138」
(6)物事がある水準を越える。
(ア)(良くないことについて)許される程度を越す。「悪ふざけが―・ぎる」「言葉が―・ぎる」「冗談が―・ぎる」「口が―・ぎる」「度が―・ぎる」
(イ)(良いことについて)その人にふさわしい程度以上である。「花子は私には―・ぎた女房です」
(ウ)他のものに比べて優れている。「身帛体魁偉,腕力人に―・ぎ/日本風景論(重昂)」
(エ)(「これに過ぎる…はない」の形で)これ以上の…はない。この上なく…である。「これに―・ぎる光栄はございません」
(7)日をくらす。生計をたてる。「商(アキナイ)をして―・ぎよ/御伽草子・物臭太郎」
(8)(動詞の連用形,形容詞・形容動詞の語幹に付けて)程度や限度を超える。「少し言い―・ぎた」「高―・ぎて手が届かない」
(9)(「…に過ぎない」「…に過ぎぬ」の形で)ただそれだけのことである。「大臣の答弁は言い逃れに―・ぎない」「解脱は便法に―・ぎぬ/野分(漱石)」
(10)「死ぬ」を婉曲に言う語。「黄葉(モミチバ)の―・ぎにし君が形見とそ来(コ)し/万葉 47」
すぎる
すぎる【過ぎる】
(1)[通る]pass (by);→英和
go past.(2)[時が]pass;elapse.→英和
(3)[程度を]go too far;go to excess.(4)[超過]be over[more than];exceed.→英和
(5)[期限が]be out;expire.→英和
3年過ぎて after three years.働き〜 overwork oneself.(事を)やり〜 overdo (things);→英和
carry too far;do once too often (回数).
すぎわい
すぎわい [0][3] 【生業】
生計をたてるための職業。なりわい。「一家の―漸く困(クル)しくなり/谷間の姫百合(謙澄)」
すぎわい=は草の種(タネ)
――は草の種(タネ)
生計を立てる手段は草の種のようにいくらでもある。
すぎわら
すぎわら [0][2] 【杉原】
⇒すぎはら(杉原)
すく
すく【透く】
become thin[sparse].間が〜 become separated.⇒透き通る.
すく
す・く 【食く】 (動カ四)
くう。口に入れる。「我,道にして―・かむが為に,糒(ホシイイ)すこしあり/今昔 20」
すく
す・く [0] 【梳く】 (動カ五[四])
〔「鋤く」と同源〕
もつれた毛や糸を櫛(クシ)を通してそろえる。くしけずる。「髪を―・く」
[可能] すける
すく
す・く 【剥く】 (動カ五[四])
そぐ。「鱈(タラ)を―・いたもの」
すく
す・く [0] 【漉く・抄く】 (動カ五[四])
〔「鋤く」と同源〕
水にとかしたどろどろの原料をすくい上げて薄くひろげ,乾かして紙や海苔(ノリ)を作る。「紙を―・く」「海苔(ノリ)を―・く」
[可能] すける
すく
すく【鋤く】
plow <the field> .→英和
すく
す・く [0] 【空く】 (動カ五[四])
〔「透(ス)く」と同源〕
(1)多数の人の集まる場所に,人の数が少なくなる。
⇔こむ
「雨の日のデパートは―・いている」「この電車は京都で―・くだろう」
(2)空腹になる。「腹が―・く」「おなかが―・いた」
(3)(心理的に)つかえていたものがなくなる。「胸が―・く」
(4)(「手がすく」の形で)する仕事がなくなる。ひまになる。「誰か手が―・いたら,こっちを手伝ってくれ」
すく
すく【結く】
[網を] make <a net> ;→英和
net.→英和
すく
す・く [1][2] 【好く】 (動カ五[四])
(1)ある人に好感をもつ。「誰からも―・かれる人」「私はああいうタイプの人は―・かない」
(2)特定の異性に愛情をいだく。「―・いて―・かれた仲」
(3)ある物・事を気に入る。このむ。「犬より猫を―・く」「にぎやかなのを―・く」
(4)風流の道に心を寄せる。情趣を解する。「すぐれて心―・き給へる人にて/平家 1」
(5)色好みである。多情である。「昔の若人は,さる―・ける物思ひをなむしける/伊勢 40」
(6)ある対象に深く執着する。熱中する。「大なる屋の―・きたるうちに/著聞 3」「なんぢら,いやしきものの身として,連歌に―・く事きどくな事ぢや/狂言・連歌十徳」
〔現代語では格助詞「を」をとり,「…を好く」の形が用いられるが,室町時代までは「…に好く」の形が一般的であった〕
すく
す・く 【助く】 (動カ下二)
⇒すける(助)
すく
すく【漉く】
make[manufacture] <paper> .→英和
すく
すく【梳く】
comb <one's hair> ;→英和
card <wool> .→英和
すく
す・く [0] 【結く】 (動カ五[四])
糸で網を編む。「網を―・く」「あまのたわれを―・く網の/新撰六帖 3」
すく
すく【空く】
become empty[vacant];become less crowded (電車など);be free (手が);feel hungry (腹が).
すく
す・く [0] 【鋤く】 (動カ五[四])
(1)鋤(スキ)・鍬(クワ)などで畑の土を掘り起こす。たがやす。「田を―・く」
(2)取り除く。「進んで国家の奸を―・き/自由太刀余波鋭鋒(逍遥)」
すく
す・く [0] 【透く】 (動カ五[四])
(1)物と物との間にすき間ができる。「歯の間が―・いている」
(2)物を通して向こうにあるものが見える。「肌が―・いて見える服」
(3)物のすき間を通る。「葉蔭を―・きて人顔の見ゆるを/金色夜叉(紅葉)」「かきふせて風の―・く所に臥せたり/宇治拾遺 1」
すく
すく【好く】
like;→英和
be fond <of> ;love;→英和
have a fancy <for> .→英和
好かれる be liked[loved];be popular <with> .
すくい
すくい スクヒ [0] 【掬い・抄い】
すくうこと。すくいとること。「金魚―」
すくい
すくい スクヒ [0] 【救い】
(1)救うこと。助けること。「―を求める」
(2)「救済(キユウサイ)」に同じ。
(3)人の気持ちをなぐさめ,明るくするもの。「―のない状況」「せめてもの―」
すくい
すくい【救い】
help;→英和
aid;→英和
relief;→英和
rescue;→英和
salvation (宗教上の).→英和
〜を求める ask for help.‖救い手 a rescuer;a savior.
すくいあげる
すくいあげる【救い上げる】
bring a person to land (水から).⇒救う.
すくいあげる
すくいあ・げる スクヒ― [5] 【救い上げる】 (動ガ下一)[文]ガ下二 すくひあ・ぐ
窮地にあるものを,その状況から助け出す。「おぼれた子を―・げる」「困窮状態から―・げる」
すくいあげる
すくいあげる【掬い上げる】
dip[take]up <fish> ;scoop up[out].
すくいあげる
すくいあ・げる スクヒ― [5] 【掬い上げる】 (動ガ下一)[文]ガ下二 すくひあ・ぐ
(水中の物を)すくって上にあげる。「魚を網で―・げる」
すくいあみ
すくいあみ スクヒ― [0][3] 【掬い網・抄い網】
魚をすくいとるための網。木・竹・針金の枠に袋状の網を取り付け,柄を付けたもの。さであみ・たもあみ・四つ手網の類。
すくいあみ
すくいあみ【掬い網】
a scoop net.
すくいがたい
すくいがた・い スクヒ― [5] 【救い難い】 (形)[文]ク すくひがた・し
〔救うのがむずかしい意〕
(1)どうしようもない。どこを見てもいい所がない。「―・い駄作」
(2)道理を聞かせてもわからせようがない。度し難い。「―・い連中」
すくいきん
すくいきん スクヒ― 【救い金】
江戸時代,災害・飢饉(キキン)などにあった人に施した金銭。
すくいごや
すくいごや スクヒ― 【救い小屋】
江戸時代,大きな災害にあった人々を救助するために建てられた小屋。
すくいだす
すくいだす【掬い出す】
bail <water> out of <a boat> .
すくいだす
すくいだす【救い出す】
help <a person> out of <(a) difficulty> ;rescue <a boy> from <a shipwreck> .
すくいだす
すくいだ・す スクヒ― [4] 【救い出す】 (動サ五[四])
窮地にあるものを,その状況から助け出す。救出する。「人質を―・す」
[可能] すくいだせる
すくいて
すくいて【救い手】
⇒救い(手).
すくいどめ
すくいどめ スクヒ― [0] 【掬い留め】
和裁の縫い終わりで,一針小さくすくってその針に糸を巻き,玉どめをつくるとめ方。
すくいなげ
すくいなげ スクヒ― [0] 【掬い投げ】
相撲の決まり手の一。相手の脇(ワキ)の下に手を差し込み,まわしを引かずに相手を下からすくいあげるようにして投げるか,土俵外に出す技。
すくいなげ
すくいなげ【掬い投げ】
《相撲》tripping up.
すくいぬし
すくいぬし【救い主】
the Saviour.
すくいぬし
すくいぬし スクヒ― [3] 【救い主】
(1)救ってくれた人。
(2)救世主。特にキリスト教で,イエス-キリストのこと。メシア。
すくいのかみ
すくいのかみ スクヒ― 【救いの神】
非常に困窮して援助を渇望しているときに,現れて助けてくれるもの。
すくいのて
すくいのて スクヒ― 【救いの手】
〔救うために伸ばした手の意から〕
困窮者を救うこと。援助。救助。救い。援助の手。「―を差し伸べる」
すくいばち
すくいばち スクヒ― [0][3] 【掬い撥】
琵琶(ビワ)や三味線の弾き方で,撥で弦を下から上にすくうようにして弾くもの。すくい。
すくいぶね
すくいぶね スクヒ― [4] 【救い船】
「助け船(タスケブネ)」に同じ。
すくいまい
すくいまい スクヒ― 【救い米】
江戸時代,大きな災害にあった人々を救うために施した米。
すくう
すく・う スクフ [0] 【掬う・抄う】 (動ワ五[ハ四])
(1)液体や粉末の中に手・さじなどを入れて,一部分を取り出す。「汁を―・う」「泉の水を両手で―・って飲む」
(2)液体の中や表面にいるものを網などで取り出す。「金魚を―・う」「浮いた灰汁(アク)をお玉で―・う」
(3)下から上へ曲線をえがくようにして横にはらう。また,下から上へ急にもちあげる。「足を―・う」「後ろよりかき―・ひて飛ぶやうにして出でぬ/宇治拾遺 12」
[可能] すくえる
すくう
すく・う スクフ [0] 【救う・済う】 (動ワ五[ハ四])
〔「掬う」と同源〕
(1)力を貸して悪い環境・困難・危険・苦痛な状態から逃れさせる。助ける。「おぼれかけた子供を―・う」「危ないところを―・われた」
(2)乱れているものを秩序正しくする。悪いもの,悪くなりそうなものを正しく良い方に向ける。「堕落から―・う」
(3)精神的な安定や悟りの境地に導いてやる。「神に―・われる」「法師三途の受苦の衆生を―・はむが為に/今昔 6」
[可能] すくえる
→救われない
→救われる
すくう
すく・う [2] 【巣くう】 (動ワ五[ハ四])
(1)鳥が巣をつくってすむ。「軒先にツバメが―・う」
(2)害になるものが集まってそこを根城にする。「暴力団が町に―・う」「結核菌が肺に―・う」
すくう
すくう【掬う】
scoop;→英和
ladle (ひしゃくで);→英和
spoon.→英和
足を〜 trip <a person> up.
すくう
すくう【巣くう】
(build a) nest;→英和
hang out <in,at> (ならず者が).
すくう
すくう【救う】
help <a person out of> ;→英和
save[rescue] <a person from> ;→英和
relieve <a person from> (救済);→英和
redeem (宗教上).→英和
〜ことのできない hopeless;→英和
helpless;→英和
irreparable.→英和
すくごう
すくごう 【宿業】
⇒しゅくごう(宿業)
すくし
すくし [2] 【宿紙】
⇒しゅくし(宿紙)
すくじん
すくじん 【守宮神】
(1)宮殿または役所などを守護する神。「中納言は―・賢所の御前にて伏しまろび給て/栄花(花山)」
(2)諸道の技芸を守護する神。「昔は諸道にかく―たち添ひければ/続古事談 5」
すくすく
すくすく [2][1] (副)
元気よく成長するさま。樹木などが勢いよく伸びるさま。また,高くまっすぐ伸びているさま。「子供が―(と)育つ」「竹が―(と)大きくなる」「繋船(カカリブネ)の帆柱が―と/歌行灯(鏡花)」
すくすく
すくすく
〜(と)成長する grow up quickly.
すくすくし
すくすく・し (形シク)
飾り気なく率直である。ぶっきらぼうである。「(意見ヲ)いと,―・しう申し給へば/源氏(竹河)」
すくせ
すくせ [2][0] 【宿世】
〔「しゅくせ」「すぐせ」とも〕
(1)(仏教の三世観を基礎とした考え方で)前の世。ぜんせ。
(2)前世からの因縁。宿縁。宿命。「我が―のがれざりけるを/宇津保(俊蔭)」
すくせ=拙(ツタナ)し
――拙(ツタナ)・し
宿縁がよくない。「―・くかなしきこと,この男にほだされて/伊勢 65」
すくせむすび
すくせむすび [4] 【宿世結び】
「縁結び{(2)}」に同じ。
すくせやき
すくせやき [0] 【宿世焼(き)】
餅を焼いて,そのふくれ具合で縁結びを占う遊び。
すくだつ
すくだ・つ 【健立つ】 (動タ四)
(赤子が)すこやかに育っていく。「介抱にて漸と―・たせ/浄瑠璃・壇浦兜軍記」
すくな
すくな 【少な】
〔形容詞「少ない」の語幹。「ずくな」とも〕
名詞の下に付いて,そのものが少ない意の複合語(多くは形容動詞)をつくる。「人―」「言葉―に語る」
すくない
すくない【少ない】
few (数);→英和
little (量);→英和
limited <space> ;→英和
rare;→英和
scanty.→英和
少なからず not a little[few].少なくとも at least.少なくする lessen;→英和
reduce.→英和
少なくなる decrease;→英和
dwindle.→英和
すくない
すくな・い [3] 【少ない・尠い・寡い】 (形)[文]ク すくな・し
数や量が小さい。すこしである。わずかである。とぼしい。
⇔多い
「思ったより報酬が―・い」「ありがたみが―・い」「この案の方が抵抗が―・い」「音の―・き道に逢はぬかも/万葉 3875」
→少なくも
[派生] ――げ(形動)――さ(名)
すくなからず
すくなからず [4][5] 【少なからず】 (副)
(1)少なくない程度に。かなりの程度に。大いに。「―立腹の様子だ」
(2)しばしば。「うわさを―耳にした」
すくなく∘ない
すくなく∘ない 【少なくない】 (連語)
少なくはない。どちらかというと多い。かなりある。「反対する人が―∘ない」
すくなくとも
すくなくとも [3] 【少なくとも】 (副)
(1)どんなに少ない場合でも。うちわにみても。少なくも。「費用は―一億円かかる」「―千人はいる」
(2)せめて。どんな場合でも。「―規則だけは守れ」「―これだけは確かだ」
すくなくも
すくなくも [3] 【少なくも】 (副)
(1)「すくなくとも{(1)}」に同じ。「―100メートルはある」
(2)(下に打ち消しや反語を伴って)いくら少なく見ても…ではない。「旅といへば言にそ易き―妹に恋ひつつすべなけなくに/万葉 3743」
すくなし
すくな・し 【少なし】 (形ク)
⇒すくない
すくなびこなのかみ
すくなびこなのかみ 【少彦名神】
日本神話の神。日本書紀では高皇産霊神(タカミムスヒノカミ)の子。古事記では神産巣日神(カミムスヒノカミ)の子。体が小さく,穀霊的性格が強い。大国主神と国土経営に当たり,のちに常世国(トコヨノクニ)に去った。大国主神とともに医業・温泉・酒造の神として信仰される。少名毘古那神。
すくなびこのくすね
すくなびこのくすね [3] 【少彦薬根・少名彦薬根】
〔「すくなひこのくすね」とも〕
セッコクの古名。
すくなめ
すくなめ [0] 【少なめ】 (名・形動)
すこし少ないくらいの分量である・こと(さま)。
⇔多め
「―に見積もる」
すくね
すくね [0] 【宿禰】
(1)古代,貴人を親しみ尊んで呼ぶ語。武内宿禰の類。
(2)八色(ヤクサ)の姓(カバネ)の第三。大伴・佐伯など主に連(ムラジ)姓の有力豪族に与えられた。
すくねびな
すくねびな [4] 【宿禰雛】
絵の具で彩色した土製の雛。享保年間(1716-1736)に流行した。
すくばる
すくば・る 【竦る】 (動ラ四)
「すくまる」に同じ。「起きればつかへる寝れば―・る/浄瑠璃・夏祭」
すくまる
すくま・る [0][3] 【竦る】 (動ラ五[四])
体がこわばって動かなくなる。すくむ。「恐れたる風情にて牀几(シヨウギ)の端に―・りつ/金色夜叉(紅葉)」「立ち帰り―・りてこそ/宇津保(国譲上)」
すくみ
すくみ [0] 【竦み】
体がすくむこと。「三(サン)―」「どろどろにて成平―になる/歌舞伎・名歌徳」
すくみあがる
すくみあが・る [5] 【竦み上(が)る】 (動ラ五[四])
恐ろしさで体が動かなくなる。おじけづいてちぢみあがる。「頭の先まで―・り,起(タチ)も成らず/鉄仮面(涙香)」
すくむ
すくむ【竦む】
cower;→英和
be cramped (足が).
すくむ
すく・む [0][2] 【竦む】
■一■ (動マ五[四])
(1)恐ろしさや緊張のあまり,体がこわばって動かなくなる。「足が―・む」
(2)体をちぢめて,小さくなる。「恥ずかしさに身が―・む思い」
(3)物がちぢんで固くなる。「―・みたる衣どもおしやり,厚ごえたる着かさねて/紫式部日記」
(4)窮屈にする。かたくなである。「おとどの御おきて,あまり―・みて/源氏(藤裏葉)」
■二■ (動マ下二)
⇒すくめる
すくめる
すくめる【竦める】
duck <one's head> ;→英和
shrug <one's shoulders> .→英和
すくめる
すく・める [0][3] 【竦める】 (動マ下一)[文]マ下二 すく・む
(1)体をちぢまらせる。「首を―・める」「肩を―・める」
(2)萎縮させる。「さるまじきどちの女文に,なかば過ぎて書き―・めたる/源氏(帚木)」
すくも
すくも 【宿毛】
高知県南西部,宿毛湾に臨む市。魚介類の養殖,林業が盛ん。縄文後期の宿毛貝塚がある。
すくも
すくも [0] 【蒅】
藍(アイ)の葉に水を加えて発酵させたもの。黒褐色の塊。
→藍染め
すくも
すくも [0]
(1)葦(アシ)・茅(カヤ)などの枯れたもの。また,藻屑(モクズ)のことともいう。「難波女の―焚く火の下こがれ/千載(恋一)」
(2)泥炭。[ヘボン]
すくもび
すくもび 【すくも火】
すくも{(1)}を焚(タ)く火。「いつまでと海人の―あぢきなく/続後拾遺(恋一)」
すくもむし
すくもむし 【蠐螬】
地虫(ジムシ)。[和名抄]
すくもわん
すくもわん 【宿毛湾】
豊後水道南東部,高知・愛媛県境,宿毛市前面にあるリアス式湾入。真珠・カキ・ハマチなどを養殖。
すくも火
すくもび 【すくも火】
すくも{(1)}を焚(タ)く火。「いつまでと海人の―あぢきなく/続後拾遺(恋一)」
すくやか
すくやか 【健やか】 (形動ナリ)
「すくよか」に同じ。「もとより―なる者なれば,強くとりて放たず/著聞 17」
すくやかもの
すくやかもの 【健やか者】
すこやかな者。強健な人。「―を先に立てて,悪所に向ひて追ひかけられて/義経記 5」
すくよう
すくよう [0] 【宿曜】
〔「しゅくよう」とも。「宿」は二十八宿,「曜」は七曜のこと〕
「宿曜経」に基づき,星の運行で人の運勢や吉凶を占う天文暦学。平安時代日本に入り,流行した。
すくようきょう
すくようきょう 【宿曜経】
経典。二巻。中国唐代の不空がインドの経典を訳したものといわれる。天文・暦法から運命を占い,日のよしあしを判断する方法を説く。密教の特定の修法の日は,本経によって決められる。しゅくようきょう。
すくようし
すくようし [3] 【宿曜師】
宿曜の術を行う人。
すくようどう
すくようどう [3] 【宿曜道】
宿曜に関する術。
すくよか
すくよか [2] 【健よか】 (形動)[文]ナリ
(1)すくすくと成長するさま。丈夫なさま。すこやか。「―に育つ」「―に暮らす」
(2)体ががっしりしているさま。「いと大きにて,頸(クビ)も―なり/宇津保(蔵開上)」
(3)心がしっかりしているさま。「ただの人は,其大臣にあひて,さやうに―にはいひてんや/宇治拾遺 12」
(4)きまじめで,あいきょうのとぼしいさま。「―に心づきなし/源氏(帚木)」
(5)けわしいさま。「―ならぬ山のけしき/源氏(帚木)」
(6)紙などが,固くごわごわしているさま。「いとこはく―なる紙に書き給ふ/堤中納言(虫めづる)」
すくわ∘れる
すくわ∘れる スクハ― 【救われる】 (連語)
悪条件の中にも良い条件がある。悪条件が一部解消される。「都心まで時間がかかるが環境のよいことで―∘れる」
すくわれ∘ない
すくわれ∘ない スクハレ― 【救われない】 (連語)
希望がない。せっかくの努力がむくわれない。「あれだけ苦労した計画が中止となったのでは彼も―∘ない」
すぐ
す・ぐ 【過ぐ】 (動ガ上二)
⇒すぎる
すぐ
す・ぐ 【挿ぐ】 (動ガ下二)
⇒すげる
すぐ
すぐ [1] 【直ぐ】
■一■ (副)
(1)時間的に間を置かないさま。ただちに。「電話があったら―行きます」「もう―春が来る」
→すぐに
→すぐと
(2)距離が非常に近いさま。「―隣の家」「―そこ」
■二■ (形動)[文]ナリ
(1)まっすぐで曲がっていないさま。
(ア)心が素直なさま。「妬ましき迄に―に美しく生ひ立ちたる娘たち/即興詩人(鴎外)」
(イ)道などが直線的なさま。まっすぐなさま。「―なる道を行くごとく/謡曲・玉井」
(2)ありのまま。「―にしらせ奉てはあしかりなん/平家 2」
すぐ
すぐ【直ぐ(に)】
(1)[直ちに]at once;instantly;→英和
immediately;→英和
in a moment;→英和
in no time; <米> right away.(2)[容易に]easily;→英和
readily.(3)[ほんの]just;→英和
right.→英和
〜そこ just over there.…すると〜 as soon as[directly] <I see him> .
もう〜40だ be close upon forty.
すぐいせき
すぐいせき 【須玖遺跡】
福岡県春日市にある弥生中期の墓地遺跡。巨石の下の甕棺(カメカン)墓から前漢鏡・銅剣など豊富な遺物が発見された。須玖出土の土器は弥生中期の標式とされる。
すぐき
すぐき [1] 【酸茎】
スグキナを塩漬けにして発酵させた漬物。酸味と独特の香気がある。京都の名産。[季]冬。
すぐきな
すぐきな [3] 【酸茎菜】
カブの一品種。京都付近で多く栽培される。根は短い倒円錐形で,長さ約20センチメートル,径約8センチメートル。漬物・煮物とする。スイグキナ。スグキ。
すぐさま
すぐさま [1] 【直様】 (副)
時を移さず。ただちに。即刻。「―応援にかけつける」
すぐじ
すぐじ [0] 【直路】
まっすぐな道。また,まっすぐに行くこと。すぐみち。「横山町を―に/安愚楽鍋(魯文)」
すぐす
すぐ・す 【過ぐす】 (動サ四)
(1)「過ごす{(1)}」に同じ。「秋の野に露負へる萩を手折らずてあたら盛りを―・してむとか/万葉 4318」
(2)通過させる。やりすごす。「木隠れにゐかしこまりて―・し奉る/源氏(関屋)」
(3)限度をこす。すごす。「(心身ヲ)使ふとても,度(タビ)たび―・さず/方丈記」
(4)「過ごす{(5)}」に同じ。「初夜いまだ勤め侍らず。―・して候はむ/源氏(若紫)」
(5)「過ごす{(6)}」に同じ。「女君は少し―・し給へるほどに,(男君ハ)いと若うおはすれば/源氏(桐壺)」
すぐせ
すぐせ 【過ぐ世】
「すくせ(宿世)」を過去の世と考えてできた語。「夫の刃にかかる事―にふかく結びけん,縁(エニ)しこそ喜しけれ/読本・弓張月(続)」
すぐだち
すぐだち [0] 【直立ち】
まっすぐに立っていること。ちょくりつ。
すぐち
すぐち 【巣口】
(火縄銃の)銃口。[ヘボン(三版)]
すぐち
すぐち 【素口・虚口】
何も食べていないこと。空腹。「―にては福楽無し/盛衰記 18」
すぐち
すぐち 【兎口】
兎唇(トシン)。「人手代・鉦たたき・ちんば・―にかぎらず/浮世草子・一代女 1」
すぐと
すぐと [1] 【直と】 (副)
ただちに。すぐに。「日清の間が切迫して来るや,彼は―新聞売になり/非凡なる凡人(独歩)」
すぐどおり
すぐどおり 【直通り】
立ち寄らずに通り過ぎること。すどおり。「門出八幡も―となして/滑稽本・膝栗毛 7」
すぐなもじ
すぐなもじ 【直ぐな文字】
平仮名の「し」の字。「ふたつ文字牛の角文字―歪み文字とぞ君は覚ゆる/徒然 62」
すぐに
すぐに [1] 【直に】 (副)
(1)ただちに。「―帰る」
(2)まっすぐに。すなおに。「性質も―,行(オコナイ)も正(タダシ)かりければ/金色夜叉(紅葉)」
すぐは
すぐは [0] 【直刃】
日本刀の刃文(ハモン)の一。直線的な刃文。直焼(スグヤ)き刃。
⇔乱れ刃
すぐばけ
すぐばけ 【直化け】
江戸時代,遊女が客の心をつかむため,つくろわないでありのままをはっきり打ち明けること。「唯だ何事も―が善しと云へば/浮世草子・諸艶大鑑 2」
すぐやき
すぐやき [0] 【直焼(き)】
刃文(ハモン)を直接的に表し出す刀剣の焼き入れ方。
すぐやきば
すぐやきば [3] 【直焼(き)刃】
⇒直刃(スグハ)
すぐら
すぐら [0] 【素鞍】
鞍を掛けただけで乗り手のいない馬。
すぐり
すぐり [1] 【酸塊】
(1)ユキノシタ科の落葉低木。本州中部地方の山地に生える。枝はよく分枝し,葉は円形で三〜五裂する。果実は長球形で赤褐色に熟し,食べられる。
(2)グーズベリーやカラントの通称。
酸塊(1)[図]
すぐり
すぐり [0] 【村主】
〔「すくり」とも。古代朝鮮語「スキ(=村)」「ニリム(=主)」に関係があるか〕
古代の姓(カバネ)の一。韓・漢からの渡来人の統率者に与えられた。
すぐり
すぐり【酸塊】
《植》a gooseberry.→英和
すぐりぬく
すぐりぬ・く [4][0] 【選り抜く】 (動カ五)
多くのものの中から選び出す。えりぬく。えりすぐる。
すぐる
すぐ・る [2] 【選る】 (動ラ五[四])
多くのものの中から選び出す。えりぬく。「精鋭を―・る」「えらび―・りたる上手/宇津保(吹上・下)」
すぐる
すぐ・る 【過ぐる】 (動ラ四)
〔上二段活用動詞「過ぐ」の四段化〕
通り過ぎる。「橘のほつ枝を―・り/万葉 3309」
すぐる
すぐ・る 【優る・勝る】 (動ラ下二)
⇒すぐれる
すぐる
すぐる 【過ぐる】 (連体)
〔上二段動詞「過ぐ」の連用形から〕
過ぎ去った。去る。「―五月」
すぐれて
すぐれて [2] 【優れて・勝れて】 (副)
きわだって。特別に。とりわけ。「―政治的な問題」「―幅のある鍔の兜帽(ヘルメツト)を戴き/社会百面相(魯庵)」
すぐれびと
すぐれびと [3] 【優れ人・勝れ人】
多くの中で特にすぐれた人。傑出した人。
すぐれもの
すぐれもの [0] 【優れ物・勝れ物】
(1)「優れ人(ビト)」に同じ。
(2)すぐれたもの。最良の物。
すぐれる
すぐれる【優れる】
be better <than> ;be superior <to> ;→英和
surpass;→英和
excel <in> .→英和
すぐれた superior;prominent;→英和
excellent;→英和
fine.→英和
すぐれて exceedingly;→英和
surpassingly;conspicuously;→英和
exceptionally.→英和
気分がすぐれない do not feel well.
すぐれる
すぐ・れる [3] 【優れる・勝れる】 (動ラ下一)[文]ラ下二 すぐ・る
(1)他のものよりも内容・程度・技量などが上である。まさる。「―・れた脚力」「人に―・れた色彩感覚」「理解力に―・れる」「―・れて時めかし給ふことならびなかりける程に/源氏(須磨)」
(2)(多く打ち消しの語を伴う)よい状態である。「健康が―・れない」「顔色が―・れない」「天気が―・れない」
すぐろ
すぐろ 【末黒】
春,草木を焼いたあとが一面に黒くなっていること。また,その草木。「粟津野の―のすすきつのぐめば/後拾遺(春上)」
すぐろく
すぐろく 【双六】
「すごろく」の古形。「碁・―の盤,調度,弾棊(タンギ)の具など/源氏(須磨)」
すぐろの
すぐろの [0] 【末黒野】
春,枯れ草を焼いて一面に黒くなっている野原。[季]春。
すけ
すけ 【次官】
律令制で,四等官の第二位の官職の総称。長官を補佐し,時に代理ともなる。官司によって表記が異なる。
→四等官
すけ
すけ [0] 【助柱】
「すけばしら(助柱)」に同じ。
すけ
すけ (接助)
〔「さかい」の転〕
から。ので。「けふ天気アゑす―名月踊出そとて/洒落本・筬の千言」
〔現在でも新潟・山形地方で用いられる〕
すけ
すけ 【助】
■一■ [0][2] (名)
(1)手伝うこと。たすけること。また,その人。すけ手。「小僧二人位を―にして半日でやりました/一隅より(晶子)」
(2)芝居・落語・講談などで,応援出演すること。また,代演すること。「―に出て話をする」
(3)支柱。「―ヲコウ/日葡」
(4)人の杯の酒を手伝って飲むこと。また,その人。「お―を仕れと仰付られ/浮世草子・禁短気」
(5)〔不良仲間の隠語。「なごすけ」の略〕
女。
■二■ (接尾)
〔「…助」と人名に多く使われることから〕
名詞などに付けて人名化した語をつくる。
(1)ある特徴をとらえてその人の呼称とする。「飲み―」「ちび―」
(2)物事を擬人化していう。「甚―(=「腎(ジン)張り」カラ)」「合点承知の―(=「承知した」ノ意)」
すけ
すけ [2] 【典侍】
(1)「内侍典侍(ナイシノスケ)」の略。
(2)上級の女官。
すけえもん
すけえもん スケヱモン 【助右衛門】
近世上方の浄瑠璃社会で,「良い」「上等」「美しい」などの意で用いた語。「女子の器量のよいを見てはおかのしろが―といひ。わるいは助四郎といひ/浮世草子・芝居気質」
→助四郎(スケシロウ)
すけがな
すけがな [0] 【助仮名】
「捨(ス)て仮名{(2)}」に同じ。
すけこまし
すけこまし [0]
娘をたらしこむこと。女を売りとばすこと。また,その人。てきや仲間の隠語。
すけごう
すけごう [0] 【助郷】
江戸時代,宿場常備の人馬が不足する場合,幕府・諸藩によって人馬の提供を命じられた付近の郷村。また,その夫役。初め臨時的なものであったが次第に恒常化し,農村疲弊の大きな原因となった。
すけごうちょう
すけごうちょう [0] 【助郷帳】
江戸時代,宿駅に備えて所属の助郷に課する人馬の数を記し,徴発の際に用いた帳簿。
すけさだ
すけさだ 【祐定】
(1466-?) 室町後期備前長船の刀工。本名,中川与三左衛門尉。彦兵衛尉祐定の子。永正祐定と呼ばれ,さらに銘振りにより四ツ与と略称される。室町末期に祐定を銘ずる刀工は多いが,その総師として多くの名刀を残した。切れ味においても有名。
すけざね
すけざね 【助真】
鎌倉時代の刀工。備前の人。福岡一文字派助房の子。惟康親王の命により鎌倉へ下向。鎌倉一文字派を興す。吉房・則房と並ぶ華麗な作風。生没年未詳。
すけしろう
すけしろう スケシラウ 【助四郎】
近世上方の浄瑠璃社会で,「悪い」「下手」「醜い」などの意で用いた語。
→助右衛門(スケエモン)
すけすけ
すけすけ [0] 【透け透け】 (形動)
衣服の布地が薄手のために,肌などが透き通って見えること。「―のブラウス」
すけそうだら
すけそうだら【助宗鱈】
《魚》an Alaska pollack.
すけそうだら
すけそうだら [5][3] 【助宗鱈・助惣鱈】
スケトウダラの別名。
すけだち
すけだち【助太刀】
assistance (助力);a second (人).→英和
〜する assist <a person in a fight> ;→英和
back up;support.→英和
すけだち
すけだち [0] 【助太刀】 (名)スル
(1)敵討ち・果たし合いなどの加勢をすること。また,その人。「義によって―する」
(2)人に加勢をすること。また,その人。手伝い。
すけっと
すけっと [0] 【助っ人】
けんかなどの加勢をする人。
すけて
すけて [0] 【助手】
(1)手助けする人。加勢。手伝い。
(2)「最手脇(ホテワキ)」に同じ。
すけとうだら
すけとうだら [5][3] スケタウ― 【介党鱈】 ・ スケトウ― 【鯳】
タラ目の海魚。体形はタラよりも細長く側扁する。全長約60センチメートル。体色は背面が褐色で,体側に二条の縦帯が断続して走る。腹面は白色。食用。卵巣の塩漬けは「たらこ」と呼ばれる。北太平洋の深海に分布するが,日本海にも多い。スケソウダラ。メンタイ。
介党鱈[図]
すけない
すけな・い 【少ない】 (形)
〔近世江戸語〕
「すくない」の転。「不埒者の―・いにはこまる/黄表紙・心学早染草」
すけのみやつこ
すけのみやつこ 【少領】
⇒しょうりょう(少領)
すけのものもうすつかさ
すけのものもうすつかさ 【中納言】
⇒ちゅうなごん(中納言)
すけはかせ
すけはかせ 【助博士】
律令制の大学寮に属し,経学を教授し,学生(ガクシヨウ)の課試を取り扱い,明経(ミヨウギヨウ)博士を助けることを任とした者。
すけばしら
すけばしら [3] 【助柱・榰柱】
控え柱の別名。すけ。
すけばん
すけばん [0][2] 【助番】
(1)当番が欠勤したとき,その代わりをつとめること。また,その人。[節用集(易林本)]
(2)〔不良仲間の隠語〕
女の番長。
すけひとしんのう
すけひとしんのう 【典仁親王】
(1733-1794) 江戸中期の皇族。閑院宮第二代。直仁親王の王子。光格天皇の父。1884年(明治17)慶光天皇と追号された。
→尊号事件
すけひら
すけひら 【助平】
平安末期の刀工。古備前派の名工。高平・包平と共に備前三平と称される。現存作品は二振りのみ。生没年未詳。
すけひろ
すけひろ 【助広】
(1637-1682) 江戸前期大坂の刀工。摂津の生まれ。津田氏。通称,甚之丞。越前守。初代ソボロ助広の養子となり,二代を継ぐ。後世類似工の多い濤乱刃という焼刃を創始した大坂新刀の第一人者。
すけべい
すけべい [2] 【助平】 (名・形動)
「助兵衛(スケベエ)」に同じ。
すけべい
すけべい【助平】
a lewd[lecherous]person.〜な lewd;→英和
bawdy.→英和
すけべえ
すけべえ [2] 【助兵衛】 (名・形動)
〔「すき(好)」の転じた「すけ」を擬人化した語。「すけべ」「すけべい」とも〕
好色な・こと(さま)。そのような人にもいう。助平(スケベイ)。「―な本」
すけべえこんじょう
すけべえこんじょう [5] 【助兵衛根性】
(1)男の好色な気持ち。
(2)いろいろなことに手を出したがる気持ち。気の多いこと。「―を出す」「―を起こす」
すけべえったらしい
すけべえったらし・い スケベヱツ― [8] 【助兵衛ったらしい】 (形)
いかにも助兵衛らしい。好色そうである。助平たらしい。助兵衛たらしい。「―・い目付きをしている」
すけみつ
すけみつ 【助光】
鎌倉末期,備前吉岡の刀工。一文字助吉の子。紀姓。福岡一文字派の跡を継ぐ吉岡一文字派の代表的鍛冶。太刀銘「一備州吉岡住左近将監紀助光」他。
すけやく
すけやく [0] 【助役】
補佐する役。じょやく。
すける
す・ける [0][2] 【助ける】 (動カ下一)[文]カ下二 す・く
たすける。手伝う。「何(ド)うか私しを―・けて気をつけてお呉れ/谷間の姫百合(謙澄)」「飯台ノ低イ方ニ板ヲ―・ケイ/日葡」
すける
す・ける [0] 【透ける】 (動カ下一)
薄い物やすき間を通して,中の物や向こう側の物が見える。「肌の―・けるブラウス」「木の間から湖が―・けて見える」
すけろく
すけろく 【助六】
歌舞伎十八番の一。「助六所縁江戸桜(スケロクユカリノエドザクラ)」の通称。世話物。一幕。津打治兵衛作。1713年江戸山村座初演。助六,実は曾我五郎は銘刀友切丸の詮議のため吉原へ出入りするが,恋人三浦屋の揚巻の客,髭(ヒゲ)の意休の所持する刀が友切丸と知り,取り戻すという筋。
すけろくしんじゅう
すけろくしんじゅう 【助六心中】
宝永年間(1704-1711)初めにあったという,侠客万屋助六と島原の遊女総角(アゲマキ)との心中事件。歌舞伎「助六心中紙子姿」,浄瑠璃「紙子仕立両面鑑」などに脚色。
すけん
すけん 【素見】
〔「素見物(スケンブツ)」の略〕
遊女や物をただ見るだけで買わないこと。また,その人。ひやかし。そけん。「―はさして銭もいらぬ事なれば/黄表紙・心学早染草」
すけんぶつ
すけんぶつ 【素見物】
「素見(スケン)」に同じ。「―買はばあいつとゆびをさし/柳多留 3」
すげ
すげ【菅】
《植》a sedge.→英和
すげ
すげ [0] 【菅】
カヤツリグサ科スゲ属の草本の総称。熱帯から寒帯に分布し,日本には二百余種がある。水辺や湿地に多く,茎は三角柱状で中実。葉は線形で多くは根生。葉で笠・蓑・縄などを作る。カサスゲ・アゼスゲ・カンスゲ・シオクグなど。スガ。
すげかえ
すげかえ [0] 【挿げ替え】
すげかえること。「大臣の―だけで責任は免れない」
すげかえる
すげか・える [0][4][3] 【挿げ替える】 (動ア下一)[文]ハ下二 すげか・ふ
(1)新しいものに取り替えて,すげる。つけかえる。「鼻緒を―・える」
(2)指導者や役員などをかえる。「監督の首を―・える」
すげがさ
すげがさ [3] 【菅蓋】
⇒かんがい(菅蓋)
すげがさ
すげがさ【菅笠】
a sedge hat.
すげがさ
すげがさ [3] 【菅笠】
スゲの葉で編んだ笠。すががさ。
菅笠[図]
すげがさぶし
すげがさぶし [0] 【菅笠節】
江戸初期に流行した小唄。
すげない
すげない
cold;→英和
blunt;→英和
flat;→英和
curt <answer> .→英和
すげない
すげな・い [3] 【素気無い】 (形)[文]ク すげな・し
同情や思いやりがない。愛想がない。冷淡である。つれない。「―・い返事」「折角お頼みになつたものを―・くして恩を仇で返すやうな事は/社会百面相(魯庵)」
[派生] ――げ(形動)――さ(名)
すげぬま
すげぬま 【菅沼】
群馬県北東部,日光白根火山の北麓にある堰止(セキト)め湖。湖面の海抜1735メートル。湖水は西隣の丸沼にはいる。すがぬま。
すげはら
すげはら [0] 【菅原】
スゲの生えている原。すがわら。
すげみの
すげみの [0] 【菅蓑】
スゲの葉で編んだ蓑。すがみの。
すげむ
すげ・む (動マ四)
老人の歯が抜け落ちて,頬(ホオ)が落ちくぼんだようになる。「いたう―・みにたる口つき/源氏(朝顔)」
すげる
すげる
tie;→英和
insert.→英和
下駄の鼻緒を〜 tie a new thong to a clog.→英和
すげる
す・げる [0] 【挿げる・箝げる】 (動ガ下一)[文]ガ下二 す・ぐ
糸・緒などを穴に通す。また,枘(ホゾ)などにはめ込む。「下駄の鼻緒を―・げる」「人形の首を―・げる」「心もとなきもの…なま暗うて針に糸―・ぐる/枕草子 160」
すげんじゃ
すげんじゃ 【修験者】
「しゅげんじゃ(修験者)」に同じ。
すこ
すこ (副)
〔「すこし」の略〕
ちょっと。すこし。「主は俳諧も―やらかしたな/洒落本・辰巳之園」
すこい
すこ・い (形)
〔「こすい」の「こ」と「す」を入れかえた語。近世上方語〕
悪がしこい。ずるい。「京の人はせちがしこう,―・い者ぢや/浮世草子・医者気質」
すこうてんのう
すこうてんのう スクワウテンワウ 【崇光天皇】
(1334-1398) 北朝第三代天皇(在位 1348-1351)。名は興仁(オキヒト)。光厳天皇第一皇子。在位四年。1352年以後六年間,南朝方のため賀名生(アノウ)に幽居。
すこうべ
すこうべ 【素頭】
頭をののしっていう語。「義朝の髑髏(ドクロ)より,おのれが―はりくだかんと/浄瑠璃・平家女護島」
すこし
すこし [2] 【少し】 (副)
程度がはなはだしくなく,また数量などが多くないさま。わずか。いくらか。ちょっと。「水はまだ―ある」「昨日より―寒い」「もう―右だ」「―はできる」「―のしんぼう」
〔「すこ」は「すくない」の「すく」と同源。「し」は「しばし」「ただし」の「し」と同じ〕
→すこしき
→すこしく
すこし
すこし【少し】
(1)[数]a few;→英和
a small number <of> .
(2)[量]a little;→英和
a small quantity <of> .
(3)[程度]slightly;a little;somewhat.→英和
(4)[時間]a moment;→英和
a little while.(5)[距離]a little way.〜の a few[little];some.→英和
もう〜 a few[little]more.〜ずつ little by little;by degrees;gradually.〜前に a little while ago.〜たつと in a short time;in a little while.〜離れて a little way off.もう〜で nearly;→英和
almost.→英和
すこしき
すこしき 【少しき】
〔「すこし」と同源〕
■一■ (名)
数量・程度が小であること。ちょっと。わずか。副詞的にも用いる。わずかに。「大きなる利を得んがために―の利を受けず/徒然 85」「顕密の法を習ふに,―愚かなる事なし/今昔 11」
■二■ (形動ナリ)
(1)わずかなさま。少ないさま。「奉加―なり,誰か助成せざらん/平家 5」
(2)小さいさま。「心大きなれば即ち大きなり,心―なれば即ち―なり/今昔 6」
すこしく
すこしく [2][3] 【少しく】 (副)
わずかに。すこし。いささか。「―所信を述べる」「―身分高き人は自宅に湯殿を設くる/福翁百話(諭吉)」
〔「すこし」「すこしき」を形容詞のように考え,その連用形として,後世,類推的に作られた語〕
すこししか
すこししか 【少ししか】 (連語)
(下に打ち消しの語を伴って)数量が少ない,また程度がはなはだしくないさま。わずかしか。ちょっとしか。「残りは―ありません」
すこしも
すこしも【少しも】
<not> …in the least;→英和
<not> …at all.〜構わない do not care a fig[bit].→英和
〜知らない know nothing <about it> .〜役に立たぬ be of no use at all.
すこしも
すこしも [2][0] 【少しも】 (副)
(1)(打ち消しの語を伴って)ちっとも。全然。「あんなに努力したのに―成果が上がらない」
(2)わずかでも。すこしでも。「―かたちよしと聞きては,見まほしうする人どもなりければ/竹取」
すこたん
すこたん
(1)「すかたん」に同じ。「おれが―を聞いてくりやれ/洒落本・蚊不喰呪咀曾我」
(2)頭を卑しめていう語。どたま。すこうべ。「―張り砕くのぢや/歌舞伎・韓人漢文」
すこびる
すこ・びる (動バ上一)[文]バ上二 すこ・ぶ
〔「す」は接頭語〕
妙に気取る。こましゃくれる。「ええ―・びた餓鬼め/浄瑠璃・大職冠」
すこぶる
すこぶる【頗る】
very;→英和
highly;→英和
extremely;awfully.→英和
すこぶる
すこぶる [3] 【頗る】 (副)
〔漢文訓読に用いられた語〕
(1)非常に。たいへん。たいそう。「―元気だ」
(2)少し。わずか。ちょっと。「みなこそ忘れ侍りにけれ。―おぼえ侍るなり/大鏡(時平)」
すこぶるつき
すこぶるつき [0] 【頗る付き】
「すこぶる」という言葉がつくほど,程度が非常にはなはだしいこと。「―の美人」
すこやか
すこやか [2] 【健やか】 (形動)[文]ナリ
丈夫なさま。健康であるさま。しっかりしているさま。「―な心身」「―に育つ」
[派生] ――さ(名)
すこやかな
すこやかな【健やかな】
healthy.→英和
すご
すご 【素子】
〔万葉集巻一の冒頭の歌の「菜採須児(ナツマスコ)」を「なつむすご」と誤読して生じた語〕
卑しい者。身分の低い者。「山田守る―が鳴子に風触れて/六百番歌合」
すごい
すご・い [2] 【凄い】 (形)[文]ク すご・し
(1)ぞっとするほど恐ろしく思う。たいそう気味が悪い。「―・い目つきでにらまれる」「―・い絶壁」
(2)常識では考えられないほどの能力・力をもっている。並はずれている。「―・い怪力」「―・い根性」
(3)恐ろしいほどすぐれている。ぞっとするほどすばらしい。「―・い性能の車」「―・い腕前」「―・い美人」
(4)程度がはなはだしい。「デパートは―・いこみようだ」
→すごく(凄く)
(5)ひどくものさびしい。ぞっとするほど荒涼としている。「かれがれなる虫の音に松風―・く吹きあはせて/源氏(賢木)」「古畑の岨(ソバ)の立つ木にゐる鳩の友呼ぶ声の―・き夕暮/新古今(雑中)」
(6)ぞっと身にしみて寒気を感じるようだ。鬼気迫るようなおそろしさだ。「あたりさえ―・きに,板屋のかたはらに堂建てて行へる尼の住まひ/源氏(夕顔)」
〔心に強い衝撃を受けて,ぞっと身にしみるさまの意が原義。平安時代から見える語で,良い意味でも悪い意味でも用いられた。近代以降,心理的圧迫感を伴わない用法が生じた〕
[派生] ――さ(名)――み(名)
すごい
すごい【凄い】
(1)[恐ろしい]terrible;→英和
horrible;→英和
awful;→英和
[気味の悪い]ghastly;→英和
weird.→英和
(2)[すばらしい]wonderful;→英和
great;→英和
amazing;[非常な]awful;→英和
terrible.〜美人 a fascinating beauty.
すごうで
すごうで [0] 【凄腕】 (名・形動)
人並みはずれた腕前。また,そのようなさまや人。辣腕(ラツワン)。「―の部長」
すごかい
すごかい [2] 【巣沙蚕】
多毛綱の環形動物。体長40センチメートルほどで,三〇〇内外の体節からなる。貝殻・海藻などをつけた管の中にすむ。釣り餌(エ)にする。水深20メートル以下の暖海に分布。
すごく
すごく [2] 【凄く】 (副)
〔形容詞「すごい」の連用形から〕
程度がはなはだしいさま。大変に。大層。非常に。主に会話で用いられる。「―速い」「朝晩―冷える」「―酔っぱらう」
すごし
すご・し 【凄し】 (形ク)
⇒すごい
すごす
すご・す [2] 【過(ご)す】 (動サ五[四])
〔「すぐす」の転〕
(1)時間がたつのにまかせる。月日・時をおくる。くらす。「遊んで―・す」「楽しいひとときを―・す」「一冬―・す」
(2)限度をこす。特に,酒をたくさん飲む。また,単に酒を飲む。「つい酒を―・す」「和尚さんもあまり行けぬ口に一杯―・された/風流懺法(虚子)」
(3)(動詞の連用形に付いて)
(ア)そのままにしておく。ほうっておく。「見―・す」「やり―・す」
(イ)度をこす。限度をこす。「寝―・す」「飲み―・す」
(4)生活の面倒をみる。養っていく。「私が母親を―・さにやならんのだ/義血侠血(鏡花)」
(5)物事をすませる。終わらせる。「産屋(ウブヤ)のこともあるを,これ―・すべしと思ひて/蜻蛉(中)」
(6)盛りをすぎさせる。また,人が年をとる。「久我の少将通宣,いたく―・したる程にて/増鏡(秋のみ山)」
〔上代は「すぐす」。中古以降は「すごす」も併用され,近世からは「すごす」が一般的となった〕
[可能] すごせる
すごす
すごす【過ごす】
pass[spend] <time> ;→英和
get through;tide over <difficulties> .時を無駄に(愉快に)〜 waste (have a good) time.程度を〜 go[carry a thing]too far;do too much.
すごすご
すごすご
〜と dejectedly;in dejection.
すごすご
すごすご [1][3] 【悄悄】 (副)
気落ちして元気なく,しょんぼりしているさまを表す語。また,元気なくその場を立ち去るさま。しおしお。「ことわられて,―(と)帰る」「返す言葉も無く―と立上り/鉄仮面(涙香)」
すごみ
すごみ [3][0] 【凄み】
(1)すごい様子。すごい感じ。「―のある顔」
(2)相手をおどすような態度や文句。「―をきかせる」
すごみ
すごみ【凄味】
grimness;→英和
weirdness.→英和
〜のある ghastly;→英和
weird;→英和
uncanny.→英和
〜をきかせる threaten;→英和
intimidate.→英和
すごむ
すご・む [2] 【凄む】 (動マ五[四])
相手をおそれさせるような態度をとる。おどす。「座敷に上がり込んで―・む」
すごむ
すごむ【凄む】
⇒凄味(をきかせる).
すごも
すごも [0] 【簀薦】
竹を簀に編んで裏に白生絹(シロスズシ)をつけた敷物。昔,大饗(ダイキヨウ)の際などに神膳や机の下に敷いた。
すごもり
すごもり【巣篭り】
nesting.巣篭もる nest;→英和
brood.→英和
すごもり
すごもり [2][0] 【巣籠り】
鳥などが巣にこもっていること。[季]春。「鶴の―」
すごもる
すごも・る [3] 【巣籠る】 (動ラ五[四])
鳥や虫が巣に入ったままでいる。「―・る鶴」
すごもんく
すごもんく [3] 【凄文句】
相手を恐れさせるような文句。
すごろく
すごろく【双六】
sugoroku;a picture ludo.〜をする play (at) sugoroku.
すごろく
すごろく [0] 【双六】
〔「双六」の古い字音に基づく「すぐろく」の転〕
(1)盤双六。エジプトまたはインドに起こり,中国から奈良時代以前に伝わった室内遊戯。盤上に白黒一五個ずつの駒(コマ)を置き,筒から振り出した二つの采(サイ)の目の数によって駒を進め,早く敵陣にはいった方を勝ちとする。中古以来,賭博(トバク)として行われることが多かった。江戸末期には衰退。
(2)絵双六。紙面に多くの区画を作って絵をかき,数人が采を順に振って出た目の数によって「ふりだし」から駒を進め,早く「あがり」に着いた者を勝ちとする。江戸時代に起こり,道中双六など様々な種類がある。[季]新年。
双六(1)[図]
すごろくうち
すごろくうち [0] 【双六打ち】
双六をすること。双六を使って博打(バクチ)をすること。また,その人。
すごろくばん
すごろくばん [0] 【双六盤】
双六{(1)}の遊戯に使用した盤。中間に横に一条の空地があり,その両側にそれぞれ一二のます目を設けたもの。
すさ
すさ [0][2] 【苆・寸莎】
壁の補強,亀裂防止などのために,壁土に混ぜ込む藁屑(ワラクズ)・糸屑など。壁すさ。すさ藁。つた。
すさい
すさい 【秀才】
〔「す」は「しゅう」の直音表記〕
「しゅうさい(秀才){(3)}」に同じ。「―四人まゐれり/宇津保(沖つ白波)」
すさき
すさき [0] 【洲崎】
(1)州がみさきのように海中または河中に突き出た所。
(2){(1)}の形をした模様。「正月布子と見えてもえぎ色に染かのこの―/浮世草子・胸算用 5」
すさき
すさき 【洲崎】
東京都江東区木場東隣一帯の通称。元禄年間(1688-1704),埋め立てでできた新地。洲崎神社がある。
すさき
すさき 【須崎】
高知県中部,須崎湾に臨む市。鰹漁港として栄え,現在は水産加工・養殖,石灰・セメント工業が盛ん。
すさのおのみこと
すさのおのみこと スサノヲ― 【素戔嗚尊・須佐之男命】
記紀神話で出雲系神統の祖とされる神。伊弉諾(イザナキ)・伊弉冉(イザナミ)二尊の子。天照大神(アマテラスオオミカミ)の弟。粗野な性格から天の石屋戸の事件を起こしたため根の国に追放されたが,途中,出雲国で八岐大蛇(ヤマタノオロチ)を退治して奇稲田姫(クシナダヒメ)を救い,大蛇の尾から天叢雲剣(アマノムラクモノツルギ)を得て天照大神に献じた。新羅に渡って金・銀・木材を持ち帰り,また植林を伝えたともいわれる。「出雲国風土記」では温和な農耕神とされる。
すさび
すさび [0] 【荒び・遊び】
〔動詞「すさぶ」の連用形から〕
(1)物事の進んでいく勢いにまかせること。事の成り行きにまかせること。「ある時はありの―に語らはで恋しきものと別れてぞ知る/古今六帖 5」
(2)心のおもむくままに物事をすること。慰み。遊び。すさみ。「筆の―」「老の―」「はかなき―をも人まねに心をいるる事もあるに/源氏(帚木)」
すさびごと
すさびごと 【遊び事】
慰みごと。「などて,あやなき―につけても,さ思はれたてまつりけむ/源氏(明石)」
すさびわざ
すさびわざ 【遊び事】
慰みごと。「えうなき―なりや/源氏(末摘花)」
すさぶ
すさ・ぶ [0] 【荒ぶ】
■一■ (動バ五[四])
(1)気持ちや生活が荒れる。すさむ。
(2)芸や技が荒れる。「芸が―・ぶ」
(3)(ある方向に)いよいよすすむ。はなはだしくなる。「窓近き竹の葉―・ぶ風の音にいとど短きうたたねの夢/新古今(夏)」
(4)勢いなどが衰える。「吹きだに―・べ庭の松風/新古今(恋四)」
(5)心がおもむくままに物事をする。気晴らしをする。もてあそぶ。「萩の下こそ気色(ケシキ)異(コト)なれ,など書き添へつつ―・び給ふ/源氏(若菜上)」
■二■ (動バ上二)
動詞の連用形に付いて用いられる。
(1)気の向くままにする。気晴らしにする。「のたまひ―・ぶるを,げに,かたはらいたしと/源氏(朝顔)」
(2)動作・程度がはげしくなる。…乱れる。「朝露に咲き―・びたる月草の日くたつなへに消(ケ)ぬべく思ほゆ/万葉 2281」
〔古くは上二段活用であったが,のち四段に活用するようになり,さらに「すさむ」に移行〕
→すさむ
すさまじい
すさまじい【凄まじい】
terrific <speed> ;→英和
fearful <face> ;→英和
dreadful <scene> ;→英和
threatening <look> .→英和
すさまじい
すさまじ・い [4] 【凄まじい・冷まじい】 (形)[文]シク すさま・じ
□一□
(1)恐怖を感ずるほどすごい。逃げ出したくなるほど恐ろしい。「―・い形相」「―・い爆音」「―・い虐殺シーン」
(2)勢いや程度が異常に激しい。「―・い人気」「―・い食欲」
(3)あきれるほどひどい。非常識きわまりない。「このサービスの悪さで一流ホテルとは―・い話だ」
□二□
(1)物足りずさびしい。荒涼としている。情趣がない。「白馬(アオウマ)やなどいへども,心地―・じうて七日も過ぎぬ/蜻蛉(下)」「―・じきもの,昼ほゆる犬。春の網代/枕草子 25」
(2)さむざむしい。ひえびえする。[季]秋。「十一月十九日の朝なれば,河原の風さこそ―・じかりけめ/平家 8」
〔動詞「すさむ」の形容詞形。本来,興ざめがするさまを表す□二□(1)が原義。自然に対して用いた場合□二□(2)の意となった。中世には□一□(1)の意が生じた。古くは「すさまし」であるが鎌倉時代頃には「すさまじ」となり室町時代末期では清濁両形が用いられていた〕
[派生] ――が・る(動ラ五[四])――げ(形動)――さ(名)
すさみ
すさみ [0] 【荒み・遊み】
〔動詞「すさむ」の連用形から〕
慰みごと。すさび。「手―」「うなゐこが―にならす麦笛の/夫木 35」
すさむ
すさ・む [0] 【荒む】
〔「すさぶ」の転〕
■一■ (動マ五[四])
□一□(自動詞)
(1)気持ちや生活態度が荒れる。捨て鉢な気持ちになる。「―・んだ生活」「心が―・む」
(2)気持ちが荒れたり,また努力を怠ったりした結果,芸の技量などが低下する。「芸が―・む」「筆が―・む」「学問の―・み衰ふることなく/舞姫(鴎外)」
(3)激しくなる。勢いをます。すさぶ。現代語では多く,他の動詞の連用形に付いて用いられる。「風が吹き―・む」「雨が降り―・む」「外山の秋は風―・むらむ/新古今(秋下)」
(4)一つの事に熱中して,他を顧みない。ふける。「楽シミニ―・ム/ヘボン」
(5)気の向くままに物事をする。「ひと日も波になど,―・み臥したるを/狭衣 1」
(6)勢いが尽きて雨や風がやむ。「山里の雨降り―・む夕暮の空/新古今(雑中)」
(7)(人が)衰える。「物などまゐり給へど,あさましうはかなく―・みつつ/狭衣 2」
(8)うち捨てる。放棄する。「篝火次第に数消えて,所々に焼―・めり/太平記 8」
□二□(他動詞)
(1)心のままにもてあそぶ。慰み興ずる。「はかなく―・み給ふ吹きもの弾もの/苔の衣」
(2)嫌って遠ざける。「人ヲ―・ム/日葡」
(3)(自分の肉体を)苦しめる。責める。「身ヲ―・ム/日葡」
■二■ (動マ下二)
(1)心を寄せる。「山高み人も―・めぬ桜花/古今(春上)」「頭中将の―・めぬ四の君などこそよしと聞きしか/源氏(花宴)」
(2)(雨や風の勢いを)衰えさせる。「ひまもなく降りも―・めぬ五月雨につくまの沼のみ草波寄る/堀河百首」
(3)嫌って遠ざける。うとんじる。「むべ我をば―・めたり/源氏(紅梅)」
すさむ
すさむ【荒む】
grow wild;run to waste.荒んだ生活 <live> a fast life.
すさやき
すさやき [0] 【須佐焼】
山口県須佐町から産した青釉(セイユウ)を主とした陶器。萩焼に先行して焼成が始まった。1965年(昭和40)廃窯。
すさる
すさ・る [2][0] 【退る】 (動ラ五[四])
〔「すざる」とも〕
うしろへさがる。しりぞく。しさる。「たじ��と―・つて/婦系図(鏡花)」「『え申すまい』『―・れ』/狂言・秀句傘」
すさわら
すさわら [0] 【苆藁】
「すさ(苆)」に同じ。
すざい
すざい [0] 【巣材】
鳥が巣を作るときに使う材料。
すざか
すざか 【須坂】
長野県北東部の市。製糸業により栄え,第二次大戦後は電子工業が発達。リンゴ・ブドウを特産。
すざかな
すざかな [2] 【酢肴】
酢にひたしたさかな。酢の物。
すざく
すざく [1][0] 【朱雀】
(1)四方をつかさどる天の四神(シジン)の一。鳥の姿で表され,南方に配する。朱鳥。しゅじゃく。
(2)二十八宿のうち,南方七宿の総称。
(3)「朱雀大路」「朱雀門」の略。
朱雀(1)[図]
すざくいん
すざくいん 【朱雀院】
平安時代の後院の一。嵯峨天皇以後,代々の天皇が譲位後に住んだ御所。朱雀大路の西,三条の南に八町を占めていた。
すざくおおじ
すざくおおじ 【朱雀大路】
平城京・平安京の中央を南北に走る大路。大内裏の南面の朱雀門から南端の羅城門に至る。この大路の東を左京,西を右京という。今の京都市では千本通りがほぼこれにあたる。しゅじゃくおおじ。
すざくてんのう
すざくてんのう 【朱雀天皇】
(923-952) 第六一代天皇(在位930-946)。名は寛明(ユタアキラ)。醍醐天皇第一一皇子。
すざくもん
すざくもん 【朱雀門】
平安京大内裏の外郭十二門の一。南面中央にある。南門。しゅじゃくもん。
→大内裏
すし
すし【鮨】
sushi;vinegared fish and rice.〜詰めにされる be jammed;be packed like sardines.‖鮨屋 a sushi shop[restaurant].
すし
すし [1] 【酸模】
〔酸味のあるシ(植物ギシギシの古名)の意味から〕
スイバの異名。
すし
すし (名・形動ナリ)
(1)なれなれしすぎていやみな・こと(さま)。「すこし―に見えて,幅のなき男はおそれて逢ふ事まれなり/浮世草子・一代男 6」
(2)粋(スイ)なこと。いきなこと。また,そのさま。「おのが妻恋,やさしや―や,あちへ飛びつれ,こちへ飛びつれ/浄瑠璃・曾根崎心中」
すし
す・し 【酸し】 (形ク)
⇒すい
すし
すし [2][1] 【鮨・鮓】
〔形容詞「酸(ス)し」から。「寿司」は当て字〕
(1)酢で味付けをした飯に刺身や卵焼き・海苔(ノリ)などをあしらった食べ物。握り鮨・巻き鮨・押し鮨・散らし鮨など。[季]夏。
(2)古くは,魚介類に塩を加えて漬け込み自然発酵させた食品。のちには発酵を早めるため,飯とともに漬けるようになった。なれずし。[季]夏。
すしあゆ
すしあゆ 【鮨鮎】
鮨{(2)}にした鮎。「また中の甕(モタイ)に―の大きに広らかなるを,…三十ばかり盛りたり/今昔 28」
すしあわび
すしあわび 【鮨鮑】
鮨{(2)}にした鮑。「老海鼠(ホヤ)のつまの貽貝鮨(イズシ),―をぞ/土左」
すしだね
すしだね [0] 【鮨種】
鮨に使う,魚・貝などの材料。たね。
すしづめ
すしづめ [0] 【鮨詰め】
多くの人や物が,すきまなくいっぱいに詰まっていること。「―の電車」「―教室」
すしめし
すしめし [2][0] 【鮨飯】
鮨用に合わせ酢で調味した飯。
すしゃ
すしゃ 【素紗】
染めてない,白い紗。[節用集(文明本)]
すしや
すしや [2] 【鮨屋】
(1)鮨を作って売る店。また,その人。
(2)浄瑠璃「義経千本桜」の三段目「鮨屋の段」の略称。平維盛が弥助と名をかえて鮨屋にかくまわれる場面。
すしゅんてんのう
すしゅんてんのう 【崇峻天皇】
(?-592) 記紀で第三二代天皇の漢風諡号(シゴウ)。名は泊瀬部(ハツセベ)。欽明天皇の皇子。穴穂部皇子と対抗,蘇我氏に擁立された。のち蘇我馬子によって暗殺された。
すしょう
すしょう 【修正】
「修正会(シユシヨウエ)」のこと。「ひととせの正月に,―行ふとて/讃岐典侍日記」
すじ
すじ スヂ 【筋】
■一■ [1] (名)
□一□
(1)細長く連なったもの。
(ア)物の表面に細長くつけられたあと。線。「白い―をつける」
(イ)細長い縦縞。「羽に青い―の入った蝶」
(2)生物体に含まれる繊維状のもの。
(ア)植物の繊維。「ふきの―をとる」
(イ)筋肉。筋肉の繊維。「―のある肉」「―を違える」
(ウ)腱(ケン)。筋肉を骨に付着させているもの。「―を痛める」
(3)血管。「青―を立てる」
(4)血統。家柄。血筋。「由緒ある家の―を引く」
(5)素質。「―がいい」
(6)考え方などの全体を貫いている一本の線。
(ア)小説・芝居などで,話の展開されていく大体のありさま。梗概(コウガイ)。「話の―を聞かせる」
(イ)物事の道理。条理。すじみち。「文句を言う―ではないが」
(ウ)囲碁・将棋で,理屈にかなった手。また,当然打つべき急所となる点。「無理―」「―違い」
(7)その方面。対象をはっきりと指示せず,ぼかしていう語。「その―には話をつける」「消息―」「中国―」
(8)取引で,内情をよく知って売買する事情通。
(9)道や川に沿った所。道筋。川筋。「街道―」
(10)兜(カブト)の鉢の,はぎ合わせ処理をした筋目状の部分。
(11)「すじかまぼこ」の略。
□二□
(1)おもむき。さま。「この世に名を得たる舞の男どもも,…子々しうなまめいたる―をえなむ見せぬ/源氏(紅葉賀)」
(2)地位。身分。「かしこき―にもなるべき人の,怪しき世界にて生れたらむはいとほしう/源氏(澪標)」
■二■ (接尾)
助数詞。
(1)細長いものの本数を数えるのに用いる。「帯一―」「さお三―」
(2)〔銭(ゼニ)さし一すじの意から〕
江戸時代,銭百文を数えるのに用いる。
すじ
すじ【筋】
(1) a line;→英和
a stripe (しま).→英和
(2)[筋肉]a muscle;→英和
a sinew;→英和
a vein (血管);→英和
a tendon (腱(けん)).→英和
(3)[繊維]a fiber.→英和
(4)[条理]reason;→英和
logic.→英和
(5)[血筋]blood.→英和
(6)[話の]a plot.→英和
(7)[方面]a source[quarter].→英和
〜がつる get cramped.〜の通った reasonable;→英和
logical.→英和
〜を違える have a strain <in the leg> .→英和
すじ=が悪い
――が悪・い
(1)(芸事などの)素質がない。
(2)性質が悪い。たちが悪い。「彼(ア)の女は何か―・い女だそうだから/怪談牡丹灯籠(円朝)」
すじ=が立つ
――が立・つ
「筋が通る{(1)}」に同じ。
すじ=が通る
――が通・る
(1)道理にかなっている。首尾一貫している。筋が立つ。「全く―・らない話だ」
(2)細長くまっすぐになっている。「円城寺家の血統に特徴とでも云ふべき―・つた鼻と/はやり唄(天外)」
すじ=が違う
――が違・う
見当が違う。手続きの向きが違う。筋違いである。「その話を持って来られても―・うよ」
すじ=を通す
――を通・す
道理にかなうようにする。物事の首尾を一貫させる。「彼は何があっても―・す人だ」
すじあい
すじあい【筋合い】
(a) reason;→英和
(a) right.→英和
…する〜はない have no right to do.
すじあい
すじあい スヂアヒ [0][3] 【筋合(い)】
物事の道理。納得できる理由や根拠。「文句を言われる―はない」「私が行く―はない」
すじいるか
すじいるか スヂ― [3] 【条海豚】
イルカの一種。全長2.5メートルほど。背面は濃青黒色,腹面は白色。背腹の境界に,目から肛門部まではっきりした黒いすじがある。日本近海では最も普通に見られるイルカ。
すじえび
すじえび スヂ― [2] 【条海老】
淡水産のエビ。体長約5センチメートル。体は淡褐色で,腹部に七本の黒褐色の横すじがある。食用,また釣りの餌(エ)とする。日本各地の淡水域に多産。
すじかい
すじかい スヂカヒ [0] 【筋交い・筋違い】
(1)斜めに交差していること。物の位置関係が斜めであること。はすかい。すじちがい。「―の家」
(2)地震や風などで倒れたりしないように,柱と柱との間に斜めに入れる材。
すじかいもん
すじかいもん スヂカヒ― 【筋違門】
江戸城外郭門の一。昌平橋と和泉橋との間にあった見付門。筋違橋門。
すじかう
すじか・う スヂカフ 【筋交ふ・筋違ふ】 (動ハ四)
(1)物が斜めに交差する。物の位置などが斜めになる。「行(クダリ)のほど,端ざまに―・ひて倒れぬべく見ゆるを/源氏(常夏)」
(2)斜めに向かい合う。「女君は,ただこの障子口―・ひたる程にぞ臥したるべき/源氏(帚木)」
(3)考え方などが他人と合わない。「あまり世に―・ひて,すずろなる山ごもりがちに/浜松中納言 4」
すじかえ
すじかえ スヂカヘ [0] 【筋違え】
「すじかい(筋交・筋違)」に同じ。
すじかぶと
すじかぶと スヂ― [3] 【筋兜】
筋鉢に錣(シコロ)・眉庇(マビサシ)などをつけて作った兜。
筋兜[図]
すじかまぼこ
すじかまぼこ スヂ― [3] 【筋蒲鉾】
魚の筋などを肉にまぜてつくったかまぼこ。おでんの種などとする。すじ。
すじがき
すじがき【筋書】
a synopsis;→英和
an outline;→英和
a plan (計画).→英和
〜通りに as planned[arranged].
すじがき
すじがき スヂ― [0] 【筋書き】
(1)芝居・映画・小説などのあらましを書いたもの。あらすじ。
(2)前もって決めておいたことの進め方。「―通りに事を運ぶ」
すじがね
すじがね スヂ― [0] 【筋金】
(1)物を堅固にするために,内部にはめこんだ金属製の線や棒。
(2)芝居の小道具。筋金を打った籠手(コテ)・脛(スネ)当てを表したもの。古くは筒袖の襦袢(ジバン)に金糸の縫いとりをするなどして表した。
すじがね
すじがね【筋金入りの】
staunch;→英和
<a Communist> to the core.→英和
すじがねいり
すじがねいり スヂ― [0] 【筋金入り】
(1)鍛えぬかれて思想または身体が堅固なこと。また,その人。「―の闘士」
(2)筋金がはいってしっかりしていること。また,そのもの。
すじぐま
すじぐま スヂ― [0] 【筋隈】
歌舞伎の隈取(クマド)りの一。紅色のぼかしで,顔面筋肉の動きを誇張的に描く。正義の荒武者役に用いる。
→隈取り
すじぐろしろちょう
すじぐろしろちょう スヂグロシロテフ [6] 【条黒白蝶】
シロチョウ科のチョウ。開張約6センチメートル。モンシロチョウに似てよく混同されるがやや大形で,翅脈に沿って明瞭な黒条がある。日本全土,朝鮮・中国に分布。スジグロチョウ。
すじけ
すじけ スヂ― 【筋気】
筋肉がつる病気。こむら返り。
すじこ
すじこ スヂ― [3][0] 【筋子】
サケ・マスの卵を卵巣から取り出し,一腹ずつ塩漬けにした食品。すずこ。
→イクラ
すじこ
すじこ【筋子】
salmon roe.
すじじょうぐも
すじじょうぐも スヂジヤウ― [3] 【筋状雲】
強い風が吹くとき風向に沿ってできる筋状の雲。冬季,北西季節風が強く発達すると日本海上に出現し,多く日本海沿岸に大雪をもたらす。
すじたて
すじたて スヂ― [0] 【筋立て】
「毛筋立て」に同じ。
すじだつ
すじだ・つ スヂ― [3] 【筋立つ】
■一■ (動タ五[四])
筋が浮き上がって見える。「顔は能く―・ちて索遜(サクソン)人種に見まがふ方なく/谷間の姫百合(謙澄)」
■二■ (動タ下二)
⇒すじだてる
すじだて
すじだて スヂ― [0] 【筋立て】
話の筋や論理の展開の仕方。作品内容の配列。プロット。「―を考える」
すじだてる
すじだ・てる スヂ― [4] 【筋立てる】 (動タ下一)[文]タ下二 すぢだ・つ
(1)話の筋を整理する。筋道を立てる。「―・てて話す」
(2)毛筋をととのえる。「上村のおみよ様が―・ててくれなさつた大事の鬢(タブ)を/浄瑠璃・神霊矢口渡」
すじちがい
すじちがい【筋違いの】
illogical;→英和
unreasonable;→英和
wrong;→英和
misplaced.→英和
すじちがい
すじちがい スヂチガヒ [3] 【筋違い】 (名・形動)
(1)道理にはずれていること。手続きが違っていること。また,そのさま。「―な話」
(2)見当ちがい。「僕に文句をいうのは―だよ」
(3)関節などの筋肉を,急に動かしたり不自然な動作をしたりして痛めること。
(4)ななめ。はすかい。すじかい。
すじつ
すじつ 【数日】
「すうじつ(数日)」に同じ。[日葡]
すじない
すじな・い スヂ― 【筋無い】 (形)[文]ク すぢな・し
〔中世・近世語〕
(1)筋道が立たない。わけのわからない。「老子の徒が祖師を高く云ひなさうとて,―・い事を云ふぞ/史記抄 10」
(2)ちゃんとした血筋でない。「―・き分限/浮世草子・永代蔵 3」
すじにく
すじにく スヂ― 【筋肉】
牛肉や豚肉などで,筋が集まっているところの肉。
すじばち
すじばち スヂ― 【筋鉢】
鉄板を半球状に並べ,鉄鋲(テツビヨウ)で矧(ハ)ぎ留めて作った兜(カブト)の鉢。矧ぎ留めの鋲頭をつぶし,鉢の表面を平らにして矧ぎ合わせの筋を見せたもの。
→星鉢
すじばる
すじば・る スヂ― [3] 【筋張る】 (動ラ五[四])
(1)体の各部に筋がたくさん浮き出ている。「―・った手足」
(2)堅苦しくする。かどばる。「―・った話」
すじばる
すじばる【筋張る】
become stringy[stiff].
すじべい
すじべい スヂ― [2] 【筋塀】
定規縁(ジヨウギブチ)といわれる白い横線を入れた築地(ツイジ)。もと御所または門跡などの寺院で用いられ,筋の数は格式により異なり,五本を最上とした。
すじほしむし
すじほしむし スヂ― [4] 【筋星虫】
星口動物の一種。体は赤みをおびた乳白色の円筒形で,体長10〜20センチメートル。体壁は縦筋と環筋が規則正しく交差して碁盤目状を呈する。釣り餌(エ)にする。本州以南の浅海の砂泥底にすむ。
すじぼね
すじぼね スヂ― [0] 【筋骨】
(1)筋と骨。体つき。体格。
(2)軟骨。
すじぼね=を抜かれたよう
――を抜かれたよう
病気・疲労などで,気力なく,ぐったりしたさま。
すじぼね=を抜く
――を抜・く
徹底的に痛めつけて,ぐったりさせる。「―・くほどの目に合はせてやれ/人情本・梅児誉美 4」
すじぼり
すじぼり スヂ― [0] 【筋彫(り)】
細い線で表した彫刻。
すじまき
すじまき スヂ― [0] 【条播き・筋播き】
⇒じょうは(条播)
すじみち
すじみち スヂ― [2] 【筋道】
(1)物事の道理。すじ。「―の立った話」
(2)物事を行うにあたっての順序。手順。「―を踏む」
すじみち
すじみち【筋道】
reason;→英和
the thread (話の).→英和
〜の立った(立たない) (un)reasonable;→英和
(il)logical;→英和
(in)coherent.
すじむかい
すじむかい スヂムカヒ [3] 【筋向(か)い】
斜めに向かいあっていること。すじむこう。「―の家」
→まむかい
すじむかい
すじむかい【筋向いの】
<a house> (diagonally) opposite;→英和
across the street.→英和
すじむこう
すじむこう スヂムカフ [3] 【筋向こう】
「筋向(スジム)かい」に同じ。
すじめ
すじめ [0] 【酢締め】
三枚におろした魚の身に塩を振り,水洗いした後に酢に浸すこと。酢殺し。
すじめ
すじめ スヂ― [0] 【筋布】
褐藻類コンブ目の海藻。北海の低潮線付近の岩礁に着生する。体は平らで扇状,長さ1〜2メートルに及ぶ。また,10センチメートル幅の長い形になるものもある。葉状部に五条の脈がある。食用。
すじめ
すじめ【筋目】
a fold[crease](折り目);→英和
[血統] <of good> lineage;→英和
(a) pedigree.→英和
すじめ
すじめ スヂ― [3][0] 【筋目】
(1)物を折ったときなどにできる筋状の線。「ズボンに―がつく」
(2)血筋。血統。由緒。「―の正しい家柄」
(3)物事の道理。すじみち。「―を立てて話す」
すじめただしい
すじめただし・い スヂメ― [6] 【筋目正しい】 (形)[文]シク すぢめただ・し
血筋が立派である。「―・い家柄」
すじもみ
すじもみ スヂ― [0][3] 【筋揉み】
筋肉をもみほぐすこと。
すじゃく
すじゃく [1][0] 【朱雀】
⇒すざく(朱雀)
すじゅうろく
すじゅうろく [2] 【素十六】
花札で,素札(スフダ)ばかりを一六枚集める出来役。
すじょ
すじょ 【数女】
下等の遊女。「分里の―/浮世草子・一代女 2」
すじょう
すじょう 【衆生】
「しゅじょう(衆生)」に同じ。「もろもろの―/宇津保(俊蔭)」
すじょう
すじょう [0] 【素性・素姓・種姓】
(1)人の生まれた家柄や血筋。生まれや育ち。「―が知れない」「氏(ウジ)―」
(2)人の生まれ育った境遇や歩んできた道すじ。「―を明かす」
(3)物の由緒や由来。「―のはっきりしない刀」
〔本来は「種姓」で,スは「種」の呉音〕
すじょう
すじょう【素性】
(1)[生まれ]birth;→英和
origin.→英和
(2)[経歴]one's past career[history].〜の良い of a good family;of good birth.〜の卑しい lowborn;→英和
of humble birth[origin].〜を明かす(隠す) confess (conceal) one's identity.
すじょうるり
すじょうるり [2] 【素浄瑠璃】
人形や役者に合わせないで,浄瑠璃だけを語って聞かせること。
すじりもじり
すじりもじり スヂリモヂリ 【捩り捩り】 (副)
身をくねらせるさま。あちらこちらへ曲がりくねるさま。「酒の酔や―の千鳥足/貝おほひ」
すじりもじる
すじりもじ・る スヂリモヂル 【捩り捩る】 (動ラ四)
(1)身をさまざまにくねらせる。「翁のびあがりかがまりて,…,―・り,ゑい声を出して/宇治拾遺 1」
(2)あちこちへ曲がりくねる。「裏路畦路を―・りて藤井寺/浄瑠璃・冥途の飛脚(下)」
すじる
すじ・る スヂル 【捩る】 (動ラ四)
身を曲げくねらせる。よじる。「肩ぬぎて,目もあてられず―・りたるを/徒然 175」
すじろん
すじろん スヂ― [2] 【筋論】
物事の筋道を通すことを優先する立場の理論。
すじんてんのう
すじんてんのう 【崇神天皇】
記紀所伝の第一〇代天皇。御間城入彦五十瓊殖尊(ミマキイリビコイニエノミコト)の漢風諡号(シゴウ)。開化天皇第二皇子。北陸・東海・西道・丹波などを平定。また,税制の基盤を築き,国家体制の基礎をととのえ,御肇国天皇(ハツクニシラススメラミコト)といわれる。都は大和磯城瑞籬(シキミツカキ)宮。
すす
すす [1][2] 【煤】
(1)煙にまざって飛ぶ黒色の炭素の粉。油煙。「―で顔が汚れる」
(2)煙がほこりと一緒に固まって壁・天井などについた汚れ。「―払い」
すす
すす 【為為】 (連語)
〔動詞「す(為)」の終止形を重ねたもの〕
し続けて。「わが門(カズ)の五本柳(イツモトヤナギ)いつもいつも母(オモ)が恋ひ―業(ナ)りましつしも/万葉 4386」
すす
すす【煤(だらけの)】
soot(y).→英和
すすいろ
すすいろ [0] 【煤色】
煤のような色。薄黒い色。薄墨色。「暗い室の天井も四隅も―の油煙で渦巻いて/倫敦塔(漱石)」
すすおとこ
すすおとこ [3] 【煤男】
暮れの煤掃きに用いる,長い竹竿(タケザオ)の先にわら束を結びつけた道具。地方により,煤梵天(ボンテン)・煤掃き男・掃き男などとも呼ぶ。
すすき
すすき【薄】
Japanese pampas grass.
すすき
すすき [0] 【薄・芒】
イネ科の大形多年草。山野の荒地に群生する。葉は叢生(ソウセイ)し,長い線形で縁がざらつく。秋,約1.5メートルの花茎を出し,尾花(オバナ)といわれる花穂をつける。花穂には多数の細長い枝があって,白色または帯紫色の長毛のある小穂がつく。古くは葉で屋根をふいた。十五夜の月見に飾る。秋の七草の一。カヤ。[季]秋。
すすき=の穂(ホ)にも怯(オ)じる
――の穂(ホ)にも怯(オ)・じる
わずかなことにもびくびくと恐れるさまをいう語。「落ち武者は―・じる」
すすきだ
すすきだ 【薄田】
姓氏の一。
すすきだきゅうきん
すすきだきゅうきん 【薄田泣菫】
(1877-1945) 詩人・随筆家。岡山県生まれ。本名,淳介。独学で英詩に親しむ。古語を駆使した古典的浪漫的な文語定型詩を「白羊宮」で完成,蒲原有明とともに明治末期詩壇に一時代を画した。詩集「暮笛集」「ゆく春」「二十五絃」,随筆集「茶話」「艸木虫魚」など。
すすきだけんじ
すすきだけんじ 【薄田研二】
(1898-1972) 新劇俳優。本名,高山徳右衛門。築地小劇場出身。新築地劇団・新協劇団・東京芸術座などで活躍。
すすきだはやと
すすきだはやと 【薄田隼人】
⇒岩見重太郎(イワミジユウタロウ)
すすきの
すすきの 【薄野】
札幌市中央部にある繁華街。
すすきのまる
すすきのまる [0] 【薄丸】
家紋の一。薄の葉と穂を輪形に描いたもの。
すすぎ
すすぎ [0] 【濯ぎ】
(1)すすぐこと。洗濯のあと,洗濯物を水洗いすること。
(2)足を洗うための湯や水。
すすぎせんたく
すすぎせんたく [4] 【濯ぎ洗濯】
洗濯をすること。
すすぎもの
すすぎもの [0] 【濯ぎ物】
洗濯をすること。また,洗濯する衣服。「―がたまる」
すすく
すす・く 【煤く】 (動カ下二)
⇒すすける
すすぐ
すす・ぐ [0] 【漱ぐ】 (動ガ五[四])
〔「濯(スス)ぐ」と同源〕
水を含んで口の中を洗う。うがいをする。「口を―・ぐ」
[可能] すすげる
すすぐ
すす・ぐ [0] 【濯ぐ・雪ぐ】 (動ガ五[四])
〔古くは「すすく」と清音〕
(1)水で洗って汚れを落とす。洗剤などで洗った後,水で洗う。《濯》「水をかえて―・ぐ」「足を―・きて導かむと欲ふ/霊異記(下訓注)」
(2)汚名・恥などのつぐないをする。恨みをはらす。《雪》「汚名を―・ぐ」「爾(ナンジ)が為に恨(ウラミ)を―・がん/こがね丸(小波)」
(3)けがれを清める。「この世の濁りを―・ぎ給はざらむ/源氏(朝顔)」
[可能] すすげる
すすぐ
すすぐ【濯ぐ】
rinse;→英和
wash.→英和
口を〜 rinse one's mouth.
すすけ
すすけ [3] 【煤け】
すすけて黒くなること。「―が目立つ」
すすける
すす・ける [0][3] 【煤ける】 (動カ下一)[文]カ下二 すす・く
(1)すすがついて黒くよごれる。「釜(カマ)が―・ける」
(2)古くなってよごれた感じになる。「―・けた障子」「衣―・けためり,白くて着よとて/枕草子 87」
すすける
すすける【煤ける】
become sooty;→英和
be stained with soot.煤けた sooty;smutty.→英和
すすごもり
すすごもり [3] 【煤籠り】
年末の煤払いの日に,老人や子供が邪魔にならないように別室にこもっていること。[季]冬。《鼻を掃く孔雀の玉や―/其角》
すすだけ
すすだけ [2] 【煤竹】
〔「すすたけ」とも〕
(1)すすけて赤黒くなった竹。また,その色。
(2)煤払いに用いる,先端に葉のついたままの竹。[季]冬。
すすだけいろ
すすだけいろ [0] 【煤竹色】
煤竹{(1)}のような赤黒い色。
すすとり
すすとり [0][4] 【煤取り】
「煤払い」に同じ。
すすとりせっく
すすとりせっく [5] 【煤取り節供】
一二月一三日,正月の準備に煤払いをする行事。煤掃き節供。
すすどい
すすど・い 【鋭い】 (形)[文]ク すすど・し
(1)挙動・性質などが機敏である。するどい。「九郎は―・きをのこにてさぶらふなれば/平家 11」
(2)かしこくて,行動に移すのがす早い。「若年の時より―・く無用の欲心なり/浮世草子・胸算用 5」
(3)抜け目がない。わるがしこい。「諸鳥までも,斯く奥筋は―・し/浮世草子・諸国はなし 4」
すすはき
すすはき [3][0] 【煤掃き】
「煤払い」に同じ。[季]冬。《―の音はたとやむ昼餉かな/正岡子規》
すすはらい
すすはらい [3] 【煤払い】
(1)屋内にたまったすすやほこりを払って掃除をすること。
(2)年末,正月の準備に家の内外を大掃除すること。江戸時代には,一二月一三日が恒例であった。すすはき。すすとり。[季]冬。
すすはらい
すすはらい【煤払い】
house cleaning.〜をする clean a house.→英和
すすばむ
すすば・む [3] 【煤ばむ】 (動マ五[四])
すすで汚れて黒くなる。すすける。「ストーブで―・んだ天井」
すすびょう
すすびょう [0] 【煤病】
煤病菌の寄生による,柑橘(カンキツ)類・タケササ類・ツバキなどの病害。葉・果実などの面が煤を塗ったようにかびにおおわれ,樹勢が衰える。
すすぶ
すす・ぶ 【煤ぶ】 (動バ上二)
すすける。「御衣は柿色のいたう―・びたるに/読本・雨月(白峯)」
すすぶる
すすぶ・る [3] 【煤ぶる】 (動ラ五[四])
すすける。すすぼる。「障子も―・り/評判記・色道大鏡」
すすぼける
すすぼ・ける [0] 【煤ぼける】 (動カ下一)
すすで汚れる。黒ずんで古くさくなる。「―・けた押入の中から/爛(秋声)」
すすぼこり
すすぼこり [3] 【煤埃】
〔「すすほこり」とも〕
すすとほこり。すすのまじったほこり。
すすぼる
すすぼ・る [3] 【煤ぼる】 (動ラ五[四])
「煤(スス)ぶる」に同じ。「古家(フルイエ)なれば,…其処ら―・りて/化銀杏(鏡花)」
すすまし
すすま・し 【進まし】 (形シク)
〔動詞「進む」の形容詞化〕
気乗りがする。積極的である。「心には面白く―・しく覚ゆとも/無名抄」
すすみ
すすみ [0] 【進み】
〔動詞「進む」の連用形から〕
(1)前へ出ること。「―も退きもできない」
(2)仕事などのはかどること。はか。「工事の―が早い」
(3)進歩。上達。「文化の―」
すすみ
すすみ【進みが速い(遅い)】
make rapid (slow) progress.
すすみでる
すすみ・でる [4] 【進み出る】 (動ダ下一)[文]ダ下二 すすみい・づ
進んで前へ出る。「一言意見しようと―・出た」
すすみでる
すすみでる【進み出る】
come[(make a) step]forward.
すすむ
すす・む 【勧む・奨む・薦む】 (動マ下二)
⇒すすめる
すすむ
すすむ【進む】
(1)[前へ]advance;→英和
proceed;→英和
go forward.(2)[進歩](make) progress;→英和
improve.→英和
(3)[気が]feel inclined <to do> .
(4)[位が]be promoted[moved up] <to> .
(5)[食欲が]have a good appetite.(6)[時計が]gain <5 minutes a day> ;→英和
be <5 minutes> too fast (進んでいる).
自ら進んで of one's own accord;willingly;→英和
voluntarily.→英和
すすむ
すす・む [0] 【進む】
■一■ (動マ五[四])
(1)前の方に移動する。前進する。
⇔退く
「風車をめがけて―・む」「前に―・む」
(2)目標・進路などを定めてそれを始める。「医科に―・む」「芸の道に―・む」
(3)仕事や計画がはかどる。
⇔おくれる
「工事が―・む」「開発が―・む」「筆が―・む」
(4)他のものに比べて,先にある。特に時計の表示が正しい時刻よりも先になる。
⇔おくれる
「―・んだ考えの持ち主」「この時計は五分―・んでいる」
(5)地位や学年などがより上級に移る。「位(クライ)が―・む」「専門課程に―・む」
(6)能力や技術の程度が上がる。上達する。進歩する。「剣の腕が―・む」「文明が―・む」
(7)程度がひどくなる。悪くなる。「腐敗が―・む」「病勢が―・む」「近眼の度が―・む」
(8)ある事をしようという気力・意欲が出てくる。積極的になる。「気が―・まない」「―・んで事に当たる」
(9)「食がすすむ」などの形で,食欲が出るの意を表す。「熱っぽくて食が―・まない」
(10)心がはやる。気がせく。「家思ふと心―・むな風まもりよくしていませ荒しその道/万葉 381」
(11)涙が自然に出る。「これに向ふにいかんが涙(ナンダ)―・まざらん/平家 6」
〔「進める」に対する自動詞〕
[可能] すすめる
■二■ (動マ下二)
⇒すすめる
すすむしん
すすむしん [0] 【晋】
〔「すすむ」は「晋」の訓〕
古代中国の「晋」を同音の「秦」と区別する呼び方。
→はたしん
すすめ
すすめ【勧め】
<on the> advice <of> ;→英和
counsel;→英和
recommendation (推薦);→英和
encouragement (奨励).→英和
すすめ
すすめ [0] 【勧め】
〔動詞「勧める」の連用形から〕
(1)すすめること。「彼の―に従った」「学問の―」
(2)勧進。また,そのための寄付。「後の世の御―ともなるべき事/源氏(宿木)」
すすめざかな
すすめざかな [4] 【進め肴】
「しいざかな(強肴)」に同じ。
すすめる
すすめる【進める】
(1)[前へ]advance;→英和
put forward;push on.(2)[昇進]promote;→英和
raise.→英和
(3)[促進]hasten;→英和
speed up.(4)[助長]promote;help on;further.→英和
時計を5分〜 put a watch forward[on]by 5 minutes.
すすめる
すす・める [0] 【進める】 (動マ下一)[文]マ下二 すす・む
(1)前の方へ移動させる。前進させる。「船を―・める」「将棋の駒を―・める」「歩(ホ)を―・める」
(2)仕事や計画をはかどらせる。進行させる。「議事を―・める」「縁談を―・める」
(3)時計の表示を正しい時刻よりも先の時刻を示すようにする。「五分―・めておく」
(4)物事の度合をさらに高度にする。
(ア)位を高くする。「段を―・める」「位を―・める」
(イ)進展させる。「合理化を―・める」
(ウ)欲望などを増進させる。「コレ食ヲ―・ムルモノヂャ/日葡」
〔「進む」に対する他動詞〕
すすめる
すす・める [0] 【勧める・奨める・薦める】 (動マ下一)[文]マ下二 すす・む
〔「進める」と同源〕
(1)相手にあることをするように働きかける。《勧・奨》「参加を―・める」「読めと―・める」「なほおぼし立てなど,絶えず―・め給ふ/源氏(行幸)」
(2)相手に物を差し出して,その飲食や利用を促す。《勧・奨》「食事を―・める」「座ぶとんを―・める」
(3)人・物などのよい点をのべて,採用を相手に促す。推薦する。《薦》「候補者として―・める」
(4)励まして気をふるいたたせる。「われを―・むる自害にこそとて,やがてうつたちけり/平家 9」
すすめる
すすめる【勧める】
(1)[勧告]advise[counsel] <a person to do> ;→英和
persuade (説得);→英和
urge (強請).→英和
(2) recommend (推薦);→英和
encourage (奨励).→英和
席を〜 offer <a person> a seat.→英和
すすゆ
すすゆ 【煤湯】
煤払いを終えたあとで入る湯。[季]冬。「今日―を浴びて五塵の垢を落とし/滑稽本・浮世風呂(前)」
すすりあげる
すすりあ・げる [5] 【啜り上げる】 (動ガ下一)[文]ガ下二 すすりあ・ぐ
鼻汁を吸い込む。また,そのような動作を繰り返しながら泣く。「忍音に―・げてゐる/其面影(四迷)」
すすりこむ
すすりこ・む [4] 【啜り込む】 (動マ五[四])
音をたてて吸い入れる。「うどんを―・む」「はな水を―・む」
すすりなき
すすりなき【啜り泣き】
sobbing;a sob.→英和
啜り泣く sob;whimper.→英和
すすりなき
すすりなき [0] 【啜り泣き】
すすり泣くこと。また,その声。
すすりなく
すすりな・く [4][0] 【啜り泣く】 (動カ五[四])
息を小刻みに鼻から吸い込むようにして,声に出さないで泣く。「―・くやうな仮声(コワイロ)が更に聞えた/土(節)」
すする
すする【啜る】
sip <tea> ;→英和
sup;→英和
sniff (洟(はな)を).→英和
すする
すす・る [0] 【啜る】 (動ラ五[四])
(1)めん類・茶などを,吸いこむように口に入れる。「かゆを―・る」
(2)出かかった鼻汁を息と共に吸いこむ。「はなを―・る」
[可能] すすれる
すすろう
すすろ・う ススロフ 【啜ふ】 (動ハ四)
〔動詞「啜る」に継続の助動詞「ふ」の付いた「すすらふ」の転〕
何度かすする。続けてすする。「糟湯酒うち―・ひて/万葉 892」
すすんで
すすんで [0] 【進んで】 (副)
積極的に物事を行うさま。「―仕事を手伝う」「―意見を述べる」
すず
すず [0] 【鈴】
(1)多く金属製の中空の球で,下方に細長い穴をあけ,中に小さい玉をいれ,打ち振って鳴らすもの。呪力(ジユリヨク)があるとされ,古来神事や装身具として用いられ,のち楽器としても用いられる。「―を鳴らす」「―を振る」
(2)「駅鈴(エキレイ)」に同じ。「左夫流児が斎きし殿に―掛けぬ駅馬(ハユマ)下れり里もとどろに/万葉 420」
(3)(「鐸」と書く)釣り鐘形で中に舌(ゼツ)をつるした鳴り物。たく。れい。
すず
すず [1] 【錫】
〔tin; (ラテン) stannum〕
炭素族元素の一。元素記号 Sn 原子番号五〇。原子量一一八・七。スズ石として産する。銀白色の固体金属であるが,低温では非金属の状態に転移することがある。有史以前から知られている材料。延性・展性に富みスズ箔(ハク)として包装用に,鉄板にめっきしてブリキ板に,また青銅・ハンダなどの合金に用いる。
〔自然科学ではスズと書く〕
すず
すず【鈴】
a bell <rings,tinkles,jingles> .→英和
〜をならす ring[tinkle]a bell.〜の音 tinkle[tinkling]of a bell.
すず
すず 【篶・篠】
(1)「すずたけ(篠竹)」の異名。「今夜誰―吹く風を身にしめて/新古今(秋上)」
(2){(1)}のたけのこ。すずのこ。「此の―は鞍馬の福にてさぶらふぞ/著聞 18」
すず
すず【錫】
tin.→英和
錫製の (made of) tin.→英和
‖錫箔(はく) tin foil.
すず
すず 【珠洲】
石川県北部,能登半島先端の市。景勝や温泉に恵まれた観光地。瓦などの製造でも知られる。
すず=を張ったよう
――を張ったよう
女性の目の,ぱっちりとつぶらで愛くるしいさま。
すず=を転がすよう
――を転がすよう
女性の声の,澄んで美しく響くさま。
すずいし
すずいし [2] 【錫石】
スズの鉱石。正方晶系。赤褐ないし灰黒色を呈し,金属光沢がある。ペグマタイト鉱床・高温熱水鉱床,それらに由来する砂鉱床に産する。
すずか
すずか 【鈴鹿】
三重県北部の市。古く伊勢国府・国分寺が置かれた。近年,自動車・機械・電機などの工場が立地。日本最初の国際自動車レース場の鈴鹿サーキットがある。
すずかいりょうかがくぎじゅつだいがく
すずかいりょうかがくぎじゅつだいがく 【鈴鹿医療科学技術大学】
私立大学の一。1990年(平成2)設立。本部は鈴鹿市。
すずかがわ
すずかがわ 【鈴鹿川】
鈴鹿山脈南部付近を水源とし,三重県北部をほぼ東流して四日市市南端で伊勢湾に注ぐ川。歌枕として多くの古歌に詠まれている。
すずかけ
すずかけ【鈴懸け】
《植》a plane (tree);→英和
a platan; <米> a sycamore.→英和
すずかけ
すずかけ [0] 【篠懸・鈴懸】
(1)スズカケノキに同じ。
(2)「篠懸衣(ゴロモ)」の略。
すずかけごろも
すずかけごろも [5] 【篠懸衣】
修験者(シユゲンジヤ)が衣服の上に着る麻の衣。すずかけ。
篠懸衣[図]
すずかけそう
すずかけそう [0] 【篠懸草】
ゴマノハグサ科の多年草。江戸時代に園芸植物として知られ,現在は岐阜県の一部に自生状態のものが見られる。全体に軟毛があり,茎は細く,長卵形の葉を互生。秋,葉腋(ヨウエキ)に球形で濃紫青色の短い花穂をつける。
すずかけのき
すずかけのき [6] 【篠懸の木】
スズカケノキ科の落葉高木。小アジア原産。街路樹や庭園樹にする。高さ10〜30メートル。樹皮は大きく剥(ハ)がれ幹に斑ができる。葉は大形の広卵状円形で掌状に五〜七裂。春,葉腋に淡黄緑色の頭状花を三,四個ずつつけ,秋,球状に密集した痩果を下垂する。材は器具用。属名のプラタナスで呼ばれることが多い。
篠懸の木[図]
すずかこくさいだいがく
すずかこくさいだいがく 【鈴鹿国際大学】
私立大学の一。1993年(平成5)設立。本部は鈴鹿市。
すずかこくていこうえん
すずかこくていこうえん 【鈴鹿国定公園】
鈴鹿山脈一帯の,山岳・渓谷・温泉・史跡などを含む国定公園。
すずかさんみゃく
すずかさんみゃく 【鈴鹿山脈】
三重県と滋賀県の境を南北に走る山脈。最高峰は御在所山(海抜1212メートル)。カモシカが生息する。
すずかぜ
すずかぜ【涼風】
a cool[refreshing]breeze.
すずかぜ
すずかぜ [2] 【涼風】
涼しい風。りょうふう。
すずかとうげ
すずかとうげ 【鈴鹿峠】
鈴鹿山脈の南端にある峠。古来,箱根とともに東海道の要所であった。現在国道一号線が通っている。
すずかのせき
すずかのせき 【鈴鹿関】
不破関・愛発(アラチ)関と並ぶ古代三関の一。伊勢国と近江(オウミ)国との境にあった。789年廃止。
すずかまごうた
すずかまごうた 【鈴鹿馬子唄】
三重県鈴鹿峠の民謡で,馬子唄。旧南部領の博労(バクロウ)たちが馬市などの往来に唄っていた「夜曳(ヨビ)き唄」が伝えられたもの。
すずかやま
すずかやま 【鈴鹿山】
鈴鹿峠(トウゲ)付近の山々の称。((歌枕))「世にふれば又も越えけり―/拾遺(雑上)」
すずがえる
すずがえる [3] 【鈴蛙】
無尾目の両生類。原始的なカエルで,体長5センチメートルほど。背面は緑色または褐色,腹面は赤色で,全身に不規則な黒斑が散在する。沿海州から朝鮮半島にかけて分布。
すずがねの
すずがねの 【鈴が音の】 (枕詞)
官使の早馬(ハユマ)は駅で駅鈴を振り鳴らしたところから,「早馬駅(ハユマウマヤ)」にかかる。「―駅家(ハユマウマヤ)の堤井の水をたまへな妹が直手(タタテ)よ/万葉 3439」
すずがも
すずがも [0] 【鈴鴨】
カモ目カモ科の水鳥。全長45センチメートルほど。雄は胸から上と尾が黒,背は灰色,脇(ワキ)は白色。黄色の目と青灰色のくちばしが目立つ。雌は全体が暗褐色。浅海の貝などを食べる。日本には冬鳥として渡来。
すずがもり
すずがもり 【鈴ヶ森】
(1)東京都品川区南大井二丁目付近の旧称。小塚原(コヅカツバラ)とともに,江戸時代の刑場として有名。
(2)歌舞伎狂言の一。幡随院長兵衛と白井権八との鈴ヶ森での出会いを描いたもの。浄瑠璃「驪山(メグロ)比翼塚」の歌舞伎移入に始まり,歌舞伎では初世桜田治助作の「幡随長兵衛精進俎板(シヨウジンマナイタ)」や,四世鶴屋南北作の「霊験曾我籬(カミガキ)」「浮世柄比翼稲妻(ウキヨヅカヒヨクノイナズマ)」などが有名。
すずき
すずき【鱸】
《魚》a perch;→英和
a (sea) bass.
すずき
すずき 【鈴木】
姓氏の一。
すずき
すずき [0] 【鱸】
スズキ目の海魚。全長90センチメートルに及ぶ。体形はやや長く,側扁する。背面は青黒色で,腹面は銀白色。近海魚で,夏季に若魚は海水の混合する河川にも上る。釣りの対象魚で,初秋に美味。幼魚をコッパといい,成長するにしたがって,セイゴ・フッコ・スズキと呼び名が変わる出世魚。日本から朝鮮・中国の沿岸に分布。[季]秋。
鱸[図]
すずきあきら
すずきあきら 【鈴木朖】
(1764-1837) 国学者・儒者。名古屋の生まれ。号は離屋(ハナレヤ)。本居宣長に学び,特に,言語の体系的分類,活用研究にすぐれた著作を残した。著「言語(ゲンギヨ)四種論」「活語断続譜」「雅語音声考」「論語参解」など。
すずきいせき
すずきいせき 【鈴木遺跡】
東京都小平市にある旧石器時代遺跡。ナイフ形石器など石器群の層位編年とブロック・礫群の構造が把握された,大規模集落跡。
すずきうめたろう
すずきうめたろう 【鈴木梅太郎】
(1874-1943) 農芸化学者。静岡県生まれ。東大教授。理化学研究所員。1910年(明治43)オリザニン(ビタミン B�)を発見,その他,合成酒の製造など応用化学に業績をあげた。
すずきえいたろう
すずきえいたろう 【鈴木栄太郎】
(1894-1966) 社会学者。長崎県生まれ。北大教授。長年にわたり農村の実態調査を行い,社会学に実証的方法を導入。著「日本農村社会学原理」など。
すずきかんたろう
すずきかんたろう 【鈴木貫太郎】
(1867-1948) 海軍軍人・政治家。和泉国生まれ。連合艦隊司令長官・軍令部長などを歴任。二・二六事件で負傷。1945年(昭和20)4月組閣して,戦争終結の衝に当たった。
すずききさぶろう
すずききさぶろう 【鈴木喜三郎】
(1867-1940) 政治家。神奈川県生まれ。法相・内相を歴任。犬養首相死後,政友会総裁となり,治安体制の強化を推進した。
すずきしげたね
すずきしげたね 【鈴木重胤】
(1812-1863) 江戸末期の国学者。号は橿廼家(カシノヤ)。淡路の人。平田篤胤に私淑し,篤胤学の継承・大成につくす。後年,日本書紀の注釈に傾注した。何者かに暗殺された。著「日本書紀伝」「延喜式祝詞講義」「世継草」「詞の捷径」など。
すずきしゅんざん
すずきしゅんざん 【鈴木春山】
(1801-1846) 江戸末期の蘭医・兵学者。三河田原藩医。長崎で西洋医学を修め,渡辺崋山・高野長英らと交わる。兵学書を多く著し,国防の急務を説いた。著「三兵活法」「海上攻守略説」など。
すずきしょうさん
すずきしょうさん 【鈴木正三】
(1579-1655) 江戸前期の禅僧。号,石平道人など。三河松平家の家臣として武勲があったが,仏道にはいり勇猛で武士的な仁王禅を説いた。仏教布教を目的とした著作が多く,一部は仮名草子として評価される。著「驢鞍橋(ロアンキヨウ)」「盲安杖」「二人比丘尼」「破吉利支丹」など。
すずきしょうてん
すずきしょうてん 【鈴木商店】
鈴木岩次郎が創立した商事会社。第一次大戦中大いに発展して一大コンツェルンを形成したが,1927年(昭和2)の金融恐慌の中で台湾銀行からの不良融資が政治問題化し倒産。
すずきせんざぶろう
すずきせんざぶろう 【鈴木泉三郎】
(1893-1924) 劇作家。東京生まれ。雑誌「新演芸」編集のかたわら劇作を行なった。作品「生きてゐる小平次」など。
すずきだいせつ
すずきだいせつ 【鈴木大拙】
(1870-1966) 仏教哲学者。本名,貞太郎。金沢の人。学習院大学・大谷大学教授。円覚寺で参禅。数次にわたって欧米に渡り,英文で仏教,特に禅を紹介し,東西の思想・文化の交流に大きく貢献した。
すずきちょうきち
すずきちょうきち 【鈴木長吉】
(1848-1919) 鋳金家。武蔵国の人。名は嘉幸。蝋型鋳造を得意とした。
すずきていいち
すずきていいち 【鈴木貞一】
(1888-1989) 陸軍軍人。中将。第二次・三次近衛内閣の国務相兼企画院総裁。東条内閣にも留任。敗戦後,A 級戦犯,終身刑。1956年釈放。
すずきとらお
すずきとらお 【鈴木虎雄】
(1878-1963)中国文学者・歌人。新潟県生まれ。号,葯房。京大教授。中国の韻文学の研究で業績を残し,多数の漢詩を作った。また,正岡子規と交わり,根岸短歌会に参加。著「支那詩論史」「支那文学研究」など。
すずきはるのぶ
すずきはるのぶ 【鈴木春信】
(1725?-1770) 江戸中期の浮世絵師。江戸の人。本姓は穂積。長栄軒・思古人などと号す。1765年摺(ス)り師や彫り師らと協力して錦絵(ニシキエ)を創始し,夢幻的な美人画を描いて浮世絵の黄金時代を導いた。
すずきぶんじ
すずきぶんじ 【鈴木文治】
(1885-1946) 労働運動家。宮城県生まれ。東大卒。統一基督教弘道会幹事。1912年(大正1)友愛会を創立。社会大衆党・社会民衆党代議士。
すずきぼうちょう
すずきぼうちょう スズキバウチヤウ 【鱸庖丁】
狂言の一。伯父に鯉(コイ)を届けるよう頼まれた甥(オイ)は,川獺(カワウソ)に食べられたと口先でごまかそうとする。伯父は嘘(ウソ)を見抜き,鱸を料理してもてなしているかのように話し,何も出さずに甥を追い返す。
すずきぼくし
すずきぼくし 【鈴木牧之】
(1770-1842) 江戸中期の文人。越後の人。本名,儀三治。牧之は俳号。著「北越雪譜」「秋山記行」
すずきまさゆき
すずきまさゆき 【鈴木雅之】
(1837-1871) 幕末・明治の草莽の国学者。通称は清兵衛,号は霞堂など。下総の人。著「撞賢木(ツキサカキ)」「民政要論」など。
すずきみえきち
すずきみえきち 【鈴木三重吉】
(1882-1936) 小説家・児童文学者。広島県生まれ。東大卒。夏目漱石に師事。「千鳥」「桑の実」など繊細で浪漫的な作風で文壇に認められた。のち児童雑誌「赤い鳥」を創刊,児童文学の普及と向上に努めた。
すずきみちひこ
すずきみちひこ 【鈴木道彦】
(1757-1819) 江戸中・後期の俳人。名は由之。別号,金令。仙台の医者。白雄門下。江戸に出て,白雄没後の中心となり,成美・士朗と寛政三大家と呼ばれた。著「蔦本集」
すずきもさぶろう
すずきもさぶろう 【鈴木茂三郎】
(1893-1970) 政治家。愛知県生まれ。早大卒。新聞記者から社会主義運動に身を投じ,労農派に属した。第二次大戦後,日本社会党結成に参加,衆議院議員当選後,同党委員長。
すずきもんど
すずきもんど 【鈴木主水】
歌舞伎「隅田川対高賀紋(スミダガワツイノカガモン)」の通称。世話物。三世桜田治助作。1852年江戸市村座初演。鈴木主水と宿場女郎白糸との情話を脚色したもの。
すずきよねわか
すずきよねわか 【寿々木米若】
(1899-1979) 浪曲師。新潟県生まれ。本名,藤田松平。「佐渡情話」で一世を風靡した。
すずくしろ
すずくしろ [3] 【鈴釧】
周囲に数個の鈴を取り付けた青銅製の腕輪。古墳時代後期の遺物。
→釧(クシロ)
すずぐち
すずぐち [0] 【鈴口】
(1)大名屋敷などの,表と奥との境。赤い組緒のついた鈴がかけてあって,これを引き鳴らして用事を通ずる所。お鈴口。
(2)男性器の亀頭(キトウ)。
すずこ
すずこ [3][0]
「すじこ(筋子)」に同じ。
すずこんしき
すずこんしき [3] 【錫婚式】
結婚一〇周年を祝う式。
すずさいこ
すずさいこ [3] 【鈴柴胡】
ガガイモ科の多年草。山中の草原に自生。高さ約50センチメートル。葉は狭披針形。夏,茎の上方に淡黄緑色の小花を多数つける。蕾(ツボミ)は円く鈴に似る。
すずし
すずし 【生絹】
「きぎぬ(生絹)」に同じ。「白き―に紅のとほすにこそはあらめ/枕草子 36」
すずし
すずし [2] 【錫師】
錫で徳利・茶壺(チヤツボ)などを作る職人。
すずしい
すずしい【涼しい】
cool;→英和
refreshing.→英和
涼しくなる become cool.〜目許 bright[clean]eyes.〜顔をしている look unconcerned.
すずしい
すずし・い [3] 【涼しい】 (形)[文]シク すず・し
(1)肌にいささかの冷たさを感じてここちよい。さっぱりしてさわやかな気分がする。「朝夕は―・くなりました」「湯あがりの頬(ホオ)に―・く風が当たる」[季]夏。《涼しさや鐘をはなるゝかねの声/蕪村》
(2)見た目にすっきりしていて清らかな感じだ。
(ア)物のさまがすがすがしい感じがする。「色白く,鼻筋通り,…見るだに―・しき美人なり/義血侠血(鏡花)」「秋の夜の月影―・しき程/源氏(常夏)」
(イ)目にけがれがない。目もとが美しい。「―・い目」
(3)心中わだかまるところなく,さわやかである。「わがのちの世のうたがひなく,―・しくおぼしやられ給ひつつ/浜松中納言 3」
(4)いさぎよい。潔白である。「あら―・しの最期や/仮名草子・恨の介」
(5)いかめしい。「成風天の望に―・しく/海道記」
(6)つめたい。寒い。「泉の水の清く―・しき事を聞き給ひて/今昔 1」
[派生] ――げ(形動)――さ(名)
すずしさまねくたま
すずしさまねくたま 【涼しさ招く玉】
〔昔,中国で燕の昭王の持っていた玉が,涼味を招来したという故事から〕
そばに置けば涼しさを招くという玉。「月宿る岩井の水を結ぶ手に―ぞこぼれる/夫木 9」
すずしむ
すずし・む 【涼しむ・清しむ】 (動マ下二)
(1)涼しくする。「夏の極めて暑き折には,枕や座を扇いで―・めて/御伽草子・二十四孝」
(2)清める。神や人の心を慰め静める。「夜の鼓の拍子を揃へて,―・め給へ/謡曲・高砂」「心ヲ―・ムル/日葡」
すずしめ
すずしめ 【清しめ】
神慮を鎮(シズ)めること。また,そのための神楽(カグラ)など。「灯火もなく,―の声も聞こえず/謡曲・蟻通」
すずしろ
すずしろ [0] 【蘿蔔・清白】
ダイコンの異名。春の七草の一。
すずしろ
すずしろ 【鬌】
髪を頭頂部だけに残した子供の髪形。[和名抄]
すずしろそう
すずしろそう [0] 【蘿蔔草】
アブラナ科の多年草。暖地の山地に自生。茎は高さ約15センチメートル。根葉は叢生(ソウセイ)し,長楕円形。四,五月,頂にダイコンの花に似た白色四弁花を総状につける。
すずたけ
すずたけ [2] 【篠竹】
山地に群生するササの一種。稈(カン)は高さ2メートル内外となり,各節から一個ずつ枝が出る。葉は披針形で,枝端に数個つく。まれに円錐花序が出て紫色の小穂をつづる。スズダケ。スズ。ミスズ。
すずだいこ
すずだいこ [3] 【鈴太鼓】
日本舞踊の小道具。中が空洞で鈴を入れてある小型の太鼓。振り鼓(ツヅミ)。
すずつけ
すずつけ 【鈴付け】
鷹(タカ)の尾羽の中で鈴をつける羽の称。「尾は鳴尾(ナラオ)・鳴らし羽・上尾(ウワオ)・―・大石打に小石打…,これ鷹の名どころなり/狂言・政頼」
すずな
すずな [0] 【菘・鈴菜】
カブの異名。春の七草の一。
すずなり
すずなり [0] 【鈴生り】
(1)果実などが,神楽(カグラ)鈴のようにいっぱいに群がってなっていること。
(2)人が一か所に大勢群がっていること。「―の見物人」
すずなり
すずなり【鈴生りになる】
grow in clusters;be packed <with people> (電車が).
すずのこ
すずのこ [3] 【篠の子】
篠竹(スズタケ)の筍(タケノコ)。細長く,食用にする。すず。笹(ササ)の子。[季]夏。
すずのそう
すずのそう 【鈴の奏】
平安時代,行幸の前駆に鳴らす鈴の下賜を朝廷に願い出ること。また,還御(カンギヨ)ののち,返上を願い出ること。少納言がその任に当たった。
すずのつな
すずのつな 【鈴の綱】
奈良・平安時代,宮中で殿上の間から校書殿(キヨウシヨデン)に渡してある鈴つきの綱。蔵人(クロウド)が小舎人(コドネリ)を呼ぶときに,引いて鳴らした。
すずのや
すずのや 【鈴の屋】
本居宣長の書斎の名。鈴の音を愛し,壁に鈴がかけてあったところからの名。三重県松阪市に保存されている。
すずのやしゅう
すずのやしゅう 【鈴屋集】
歌文集。七巻。本居宣長自撰。1798〜1800年刊。長短歌・詞文に古風・近体を試みる。古風は賀茂真淵の教えを実践したもの。近体は平凡であるが,王朝的雅(ミヤビ)への憧憬がうかがわれる。補遺八・九巻(本居大平編,1803年刊)がある。
すずはく
すずはく [0] 【錫箔】
スズを紙状に薄くのばしたもの。
すずはも
すずはも [0] 【鈴鱧】
ウナギ目の海魚。全長2メートルに達する。体形は細長く,近縁種のハモに酷似する。体色は暗褐色。食用。瀬戸内海や太平洋西部に広く分布。
すずばち
すずばち [2] 【鈴蜂】
スズメバチ科のハチ。体長は25ミリメートル内外。体は黒色で橙黄色の斑紋がある。腹部の第一節は細く,第二節はほぼ球形。泥で球形の室(ヘヤ)を作り,チョウやガの幼虫を蓄えて自分の幼虫の餌(エサ)にする。
すずまなこ
すずまなこ [3] 【鈴眼】
丸くて大きな目。「小鼻の怒つて頬骨の横広な厚唇の―/いさなとり(露伴)」
すずみ
すずみ [3] 【涼み】
〔動詞「涼む」の連用形から〕
(1)暑さを忘れるために涼しい空気に当たること。納涼。[季]夏。「川―」「夕―」
(2)近世,六月七日から一八日まで毎夜,京の四条河原の川中に床を設け,足をひたして涼をとったこと。茶店が出て音曲・曲芸などの遊宴が行われた。川原涼み。四条涼み。
(3)当道の祖神である雨夜尊(アマヨノミコト)の母后の逮夜とされる陰暦六月一九日に,検校・勾当・座頭などが京都清聚庵に会し,母后の追善のために行なった法会。涼みの塔。
すずみ
すずみ【涼み】
enjoying the cool air.〜に出る go out to cool oneself.
すずみきゃく
すずみきゃく【涼み客】
people who are out to enjoy the cool air.
すずみきゃく
すずみきゃく [3] 【涼み客】
夏,涼を求めて涼しい場所へ繰り出す人。
すずみだい
すずみだい【涼み台】
a bench.→英和
すずみだい
すずみだい [0][3] 【涼み台】
縁先や川辺に据えて涼みに用いる腰掛け台。涼み床。納涼台。[季]夏。
すずみぶね
すずみぶね【涼み舟】
a summer pleasure-boat.
すずみぶね
すずみぶね [4] 【涼み船】
納涼に用いる船。また,納涼の舟遊び。[季]夏。
すずむ
すずむ【涼む】
cool oneself;enjoy the cool air.
すずむ
すず・む [2] 【涼む】 (動マ五[四])
すずしい風の吹く場所や,すずしい場所に行って,暑さをさます。[季]夏。「縁側に出て―・む」
[可能] すずめる
すずむし
すずむし [2] 【鈴虫】
(1)コオロギ科の昆虫。体長17ミリメートル内外。黒褐色で扁平。触角の基半部,肢の基部は白色をおびる。触角は細長い。草むらにすみ,雄は前ばねを立てリーンリーンと鳴く。秋に鳴く虫として古くから飼われる。本州以南の日本と朝鮮半島・中国・台湾に分布。[季]秋。
(2)マツムシの古名。「げに声々の聞こえたるなかに,―のふり出でたる程,花やかにをかし/源氏(鈴虫)」
(3)源氏物語の巻名。第三八帖。
鈴虫(1)[図]
すずむし
すずむし【鈴虫】
a bell-ring cricket.
すずむしそう
すずむしそう [0] 【鈴虫草】
(1)ラン科の多年草。林内に生え,また観賞用に栽培する。葉は二個で根生し,広楕円形。初夏,高さ約20センチメートルの花茎を立てて暗紫色の花を十数個,総状につける。鈴虫蘭。
(2)キツネノマゴ科の多年草。林内に自生。茎は高さ50センチメートル内外で,広卵形の葉を対生。秋,上部の葉腋(ヨウエキ)に淡紫色で筒状の花をつける。
すずむしむすび
すずむしむすび [5] 【鈴虫結び】
ひもの結び方の一。輪を三つ重ねて上を結び,鈴虫の形に似せたもの。
すずめ
すずめ [0] 【雀】
(1)スズメ目ハタオリドリ科の小鳥。全長約15センチメートル。背面は地味な黄褐色で頭は茶色,ほおとのどに黒い模様があり,腹面は灰白色。人家の近くで群れをなして生活し,虫や穀物を食べ,イネに害を与えることがある。ユーラシアに広く分布。
(2)事情通である人。また,内幕や情報をしゃべってまわる人。「楽屋―」
すずめ
すずめ【雀】
a sparrow <chirps> .→英和
〜の涙ほど a mere particle <of> .
すずめ=の千声(センコエ)鶴(ツル)の一声(ヒトコエ)
――の千声(センコエ)鶴(ツル)の一声(ヒトコエ)
つまらない者の千言より,すぐれた人の一言がまさっていることのたとえ。
すずめ=の巣も構(ク)うに溜(タ)まる
――の巣も構(ク)うに溜(タ)まる
(雀がわずかなものを運び続けて巣を作り上げるように)少しのものでも積もり積もれば多くなることのたとえ。
すずめ=の涙
――の涙
非常に少ないことのたとえ。「―ほどの礼金」
すずめ=百まで踊(オド)り忘れず
――百まで踊(オド)り忘れず
幼い時に身についた習慣は,年をとっても身から離れない。
すずめいろ
すずめいろ [0] 【雀色】
雀の羽のような,黒っぽい茶色。夕暮れ時の形容にもいう。
すずめいろどき
すずめいろどき 【雀色時】
夕方。たそがれどき。「―ならねども見るには暗き孫廂/読本・八犬伝 1」
すずめうり
すずめうり [3] 【雀瓜】
ウリ科のつる性の一年草。草地や水辺に生える。葉は卵円形で薄い。雌雄同株。夏,白色の小花を腋生する。液果は緑色球形で,熟すと灰白色になる。
すずめおどり
すずめおどり [4] 【雀踊り】
郷土舞踊の一種。編み笠(ガサ)をかぶり,竹に雀の模様の着物を着,奴(ヤツコ)の姿で踊るもの。
すずめが
すずめが [3] 【雀蛾・天蛾】
スズメガ科のガの総称。大形のガ類で,体は太く,はねは細長くて飛ぶ力が強い。大部分は夜行性。幼虫はほとんど毛のない芋虫で,尾端近くに角状突起をもつ。全世界に分布し,日本にはモモスズメ・コスズメなど約七〇種いる。
すずめがい
すずめがい [3] 【雀貝】
海産の巻貝。殻径2センチメートル,殻高1センチメートル内外の笠(カサ)形で,殻表は殻皮毛におおわれる。石灰質を分泌してできた足盤で岩に固着する。潮間帯の岩礁にすむ。
すずめがくれ
すずめがくれ 【雀隠れ】
春,雀のからだが隠れるほどに草木の芽や葉が伸びること。「木の芽―になりて/蜻蛉(下)」
すずめがた
すずめがた [0] 【雀形】
(1)雀が翼を広げた形を図案化した模様。
(2)〔裏面に「雀形{(1)}」のあるものが多かったのでいう〕
屏風(ビヨウブ)のこと。
すずめがっせん
すずめがっせん [4] 【雀合戦】
多くの雀が木に集まって争い騒ぐこと。
すずめぐち
すずめぐち [3] 【雀口】
軒先瓦(ガワラ)の下にできるすき間。雀がよく巣をつくることからいう。
すずめこゆみ
すずめこゆみ [4] 【雀小弓】
婦女子の遊戯に用いられた小さい弓。楊弓の類。すずめ弓。
すずめずし
すずめずし [3] 【雀鮨】
鮒(フナ)・小鯛(コダイ)の腹を開き,中に酢飯を詰めて雀のような形にふくらませた鮨。
すずめだい
すずめだい [3] 【雀鯛】
スズキ目の海魚。全長18センチメートルほど。体は卵形で,著しく側扁する。全体に黒褐色で,背の後方に白色の斑紋が一つある。本州中部以南の磯にすむ。スズメダイ類は南日本近海に約九〇種がいて,体形・体色の美しいものが多く,飼育しやすいので観賞魚とされる。
すずめのえんどう
すずめのえんどう [5] 【雀野豌豆】
マメ科の越年草。日当たりのよい草地や畑に自生。茎は細く地に伏し,長さ約40センチメートル。葉は羽状複葉で,中軸の先端は巻きひげとなる。春,葉腋(ヨウエキ)から長い花柄を出して淡青紫色の蝶形花を数個開き,豆果をつける。カラスノエンドウよりやや小形。
雀野豌豆[図]
すずめのおごけ
すずめのおごけ [5] 【雀の苧小笥】
イヨカズラの別名。
すずめのおどりあし
すずめのおどりあし [7] 【雀の躍り足】
字のまずいたとえ。
すずめのかたびら
すずめのかたびら [0] 【雀の帷子】
イネ科の一,二年草。家の周囲などに多い。葉は線形,基部は鞘となる。高さ約20センチメートル。ほぼ年間を通じて頂に円錐花序をつけ,卵形で緑色またはわずかに紫色を帯びた小穂をつける。ニラミグサ。
すずめのけやり
すずめのけやり [0] 【雀の毛槍】
サギスゲの別名。
すずめのこ
すずめのこ [0] 【雀の子】
雀の子ども。雀のひな。こすずめ。[季]春。《―そこのけそこのけ御馬が通る/一茶》
すずめのす
すずめのす [0][5] 【雀の巣】
雀が,屋根瓦の下のすきまなどにつくる巣。[季]春。
すずめのたご
すずめのたご [5] 【雀の田子】
イラガの繭の俗称。卵形で固く,木の枝などに付着する。雀の小便田子。雀の壺(ツボ)。たまむし。
すずめのちゃひき
すずめのちゃひき [7] 【雀の茶挽】
イネ科の一年草。荒れ地や土手などに生える。高さ約50センチメートル。葉は線形で白毛がある。初夏,円錐花序を出して淡黄緑色の小穂をつづる。チャヒキグサ(カラスムギ)に似るが小形なのでこの名がある。
すずめのてっぽう
すずめのてっぽう [0] 【雀の鉄砲】
イネ科の一,二年草。田畑に多い。高さ20〜30センチメートル。葉は短い線形。春,茎頂に細い円柱形の花穂を立て,淡緑色の小穂を密生する。雀の槍(ヤリ)。雀の枕(マクラ)。槍草。
すずめのはかま
すずめのはかま [7] 【雀の袴】
カタバミの異名。
すずめのひえ
すずめのひえ [5] 【雀の稗】
(1)イネ科の多年草。草原に自生。全体に毛がある。葉は線形で根生。八〜一〇月,高さ約50センチメートルの花茎の先に数個の枝を互生する花穂をつけ,淡緑色の小穂を二列に密につける。
(2)スズメノヤリの別名。
すずめのまくら
すずめのまくら [5] 【雀の枕】
スズメノテッポウの別名。
すずめのやり
すずめのやり [0] 【雀の槍】
(1)イグサ科の多年草。草地に生える。全体に白色の長毛をまばらにつける。葉は根生し,広線形。春,高さ20センチメートル内外の花茎を立て,頂に暗褐緑色の小花を球状に密集してつける。雀の稗(ヒエ)。
(2)スズメノテッポウの別名。
雀の槍(1)[図]
すずめばち
すずめばち [3] 【雀蜂・胡蜂】
(1)スズメバチ科のハチの総称。日本産は七種類ある。
(2){(1)}の一種。日本産のハチ類中最大で,働き蜂の体長は約27ミリメートル。黒色で腹部に黄帯があり,頭部も黄色。土中,樹木の空洞などに大形の巣を作る。ミツバチなどの昆虫を襲うほか,樹液や果実も好む。時に人畜を攻撃することもある。クマンバチともいうが,クマバチとは別種。オオスズメバチ。
雀蜂(2)[図]
すずめふぐ
すずめふぐ [3] 【雀河豚】
ハリセンボンの異名。
すずめやき
すずめやき [0] 【雀焼(き)】
(1)スズメの内臓を除き,照り焼きにしたもの。
(2)小鮒(コブナ)や小魚を頭を取らずに背開きにし,串に刺して照り焼きにしたもの。
すずめゆみ
すずめゆみ [3] 【雀弓】
「雀小弓(スズメコユミ)」に同じ。
すずやか
すずやか [2] 【涼やか】 (形動)[文]ナリ
さわやかで,すがすがしく感じられるさま。「―な目もと」
[派生] ――さ(名)
すずらん
すずらん【鈴蘭】
a lily of the valley.→英和
すずらん
すずらん [2] 【鈴蘭】
(1)ユリ科の多年草。高原の草地に生える。葉は長楕円形。高さ約30センチメートルの花茎を出し,五,六月ごろ鐘形で芳香のある白花を十数個下垂してつける。果実は球形で赤く熟す。根・根茎を強心・利尿剤とする。谷間の姫百合。君影草(キミカゲソウ)。[季]夏。
(2)カキランの異名。
鈴蘭(1)[図]
すずらんとう
すずらんとう [0] 【鈴蘭灯】
鈴蘭の花をかたどった装飾電灯。
すずり
すずり【硯(箱)】
an inkstone (case).
すずり
すずり [3] 【硯】
〔「墨磨(スミスリ)」の転〕
墨を水ですりおろすために使う道具。石で作ることが多い。
すずりあらい
すずりあらい [4] 【硯洗い】
七夕の前夜,子供が硯・筆・机を洗い,手習いや学問の上達を祈ること。[季]秋。
すずりいし
すずりいし [3] 【硯石】
(1)硯。
(2)硯の製造に用いる石材。
すずりがめ
すずりがめ [3] 【硯瓶】
硯に注ぐための水を入れておく器。
すずりきり
すずりきり [3] 【硯切り】
硯用の石材を切って硯を作ること。また,その職人。
すずりのうみ
すずりのうみ 【硯の海】
硯の,墨汁を蓄えるためにくぼんでいる所。墨池(ボクチ)。硯海(ケンカイ)。うみ。
すずりばこ
すずりばこ [3] 【硯箱】
硯や墨・筆などを入れておく箱。あたりばこ。
すずりぶた
すずりぶた [3] 【硯蓋】
(1)硯箱の蓋。昔は,いろいろの物をのせるのにも用いた。
(2)祝いの席などで,口取りの肴(サカナ)をのせる盆状の器。また,それに盛った肴。八寸。
すずろ
すずろ 【漫ろ】 (形動ナリ)
(1)心のおもむくままに物事をするさま。これといったあてもないさま。「をとこ,みちの国に―に行きいたりけり/伊勢 14」
(2)これといった根拠や理由のないさま。「木立などのはるかにものふり,屋のさまも高う,けどほけれど,―にをかしうおぼゆ/枕草子 78」
(3)本意に反しているさま。心外であるさま。「うたてある主のみもとに仕うまつりて―なる死にをすべかめるかな/竹取」
(4)風情がないさま。つまらないさま。「これをただに奉らば―なるべし/伊勢 78」
(5)予想外であるさま。突然。「宝倉の戸―にきと鳴りて開けば/今昔 26」
(6)程度を超えているさま。むやみ。やたら。「―に衣のあまた着たりける主の/今昔 25」
すずろありき
すずろありき 【漫ろ歩き】
どこというあてもなく,歩きまわること。そぞろあるき。
すずろう
すずろ・う スズロフ 【漫ふ】 (動ハ四)
⇒すずろぶ
すずろく
すずろ・く 【漫く】 (動カ四)
もじもじする。そわそわする。「この男,いたく―・きて/源氏(帚木)」
すずろごころ
すずろごころ 【漫ろ心】
そわそわした心。浮ついた心。「よしなかりける―にても,ことのほかにたがひぬる有り様なりかし/更級」
すずろごと
すずろごと 【漫ろ事】
つまらないこと。くだらないこと。「かかる―に心を移しはかられ給ひて/源氏(蛍)」
すずろごと
すずろごと 【漫ろ言】
つまらない言葉。くだらない話。「―をさへ言はせまほしうし給ふを/源氏(柏木)」
すずろぶ
すずろ・ぶ 【漫ぶ】 (動バ上二)
そわそわする。落ち着かない。「あやしく主も女房どもも―・びたる気色見えければ/今昔 28」
〔「すずろふ(動ハ四)」とする説もある〕
すずろものがたり
すずろものがたり 【漫ろ物語】
とりとめもない話をすること。雑談。よもやま話。「侍ども集まりて,―しけるに/著聞 16」
すずろわし
すずろわ・し 【漫はし】 (形シク)
(1)そわそわと落ち着かない。「待ちつけさせ給へる宮の御心地は,さりとも,少し―・しく思し召されけんかし/大鏡(師尹)」
(2)なんとなく気に食わない。「なまもの憂く,―・しけれど/源氏(若菜下)」
すずペスト
すずペスト [3] 【錫―】
通常の銀白色のスズが,低温で,もろい灰色のものになること。寒冷地で,スズ製品の一か所にはれもの状の突起が生じ,それがあたかも伝染病のように周囲へ広がるのでいう。
すせりびめ
すせりびめ 【須勢理毘売】
古事記・風土記神話の神。須佐之男命(スサノオノミコト)の娘。大国主神の妻。須佐之男命が難題をもって大国主神を試したとき,夫を助け,嫡妻として大国主神の国土経営を助けた。
すそ
すそ [0] 【裾】
(1)衣服の下の縁(ヘリ)。また,その部分。「―をからげる」
(2)山の麓(フモト)。「山―」
(3)物の下の方。下端。「カーテンの―」
(4)川しも。「揖斐川の流れの―は/歌行灯(鏡花)」
(5)髪の末端。「髪いとうるはしくてたけばかりに,―いとふさやかなる/枕草子 189」
(6)膝(ヒザ)から下。足もと。「いやいや―が冷える/浄瑠璃・重井筒(中)」
(7)馬の四つ足。また,それを洗うこと。「馬ども鞍下し,―洗ひなどしける/義経記 4」
すそ
すそ【裾】
the skirt;→英和
the train (婦人服の);→英和
the cuffs (ズボンの);the foot (山の).→英和
すそ=を掻(カ)く
――を掻(カ)・く
(1)足もとをなぎ払う。
(2)人を出し抜く。裏切る。
すそうら
すそうら [0] 【裾裏】
「裾回し」に同じ。
すそお
すそお [0] 【裾緒】
「沓引(クツビキ)」に同じ。
すそかずき
すそかずき 【裾被き】
大礼のときの酒宴で,高貴な人の裾を持つこと。また,それをする人。「―の女房三十人ばかり御あたりにさぶらふ/おもひのままの日記」
すそかぜ
すそかぜ [0][2] 【裾風】
起居動作の際に,着衣の裾が動いて起こる風のような空気の動き。
すそからげ
すそからげ [3] 【裾絡げ】
着物の裾をたくし上げて,帯にはさみ込むこと。
すそがなもの
すそがなもの [3] 【裾金物】
鎧(ヨロイ)の袖や,草摺(クサズリ)の菱縫(ヒシヌイ)の板の端に打った金物。
すそがり
すそがり [0] 【裾刈(り)】
襟首のあたりの髪を刈ること。
すそくかん
すそくかん [3] 【数息観】
〔仏〕 呼吸を数えて精神の統一・安定を図る方法。座禅の初心者の修行法に用いる。
すそご
すそご [0] 【裾子】
末っ子。
すそご
すそご [0] 【裾濃】
衣服の染め方で,上方を淡く,下方にゆくにしたがって次第に濃く染めた物。また,鎧(ヨロイ)の縅(オドシ)で下方が濃い色になっているもの。末濃。「紫―」
すそさばき
すそさばき [3] 【裾捌き】
和服を着て動くときの,裾の扱い方。また,立ち居振る舞い。「―が美しい」
すそっぱり
すそっぱり 【裾っ張り】
「すそばり(裾張)」に同じ。
すそつき
すそつき [0] 【裾付き】
(1)衣の裾の具合。
(2)髪の末端の様子。「―のをばなのすゑのやうにて/浜松中納言 2」
すそつき
すそつき [0] 【裾着・襴】
⇒襴(ラン)
すそつぎ
すそつぎ 【裾継】
江戸時代,江戸深川の遊郭の一。「―は,二朱/洒落本・当世気とり草」
すそつぎ
すそつぎ [0][4] 【裾継ぎ】
小袖(コソデ)など,着物の裏の裾をいろいろの布で継ぎ合わせたもの。
すそづけのころも
すそづけのころも 【裾付けの衣】
直衣(ノウシ)の異名。[和名抄]
すそとり
すそとり [0][4] 【裾取り】
(1)「裾回し」に同じ。
(2)相撲の決まり手の一。相手が投げを打ったとき,それを残しながら相手の足首をとってあおむけに倒す技。
すそなが
すそなが [0] 【裾長】 (形動)[文]ナリ
和服などの裾を長く引きずるようにして着るさま。「―に着る」
すその
すその【裾野】
the skirts[foot]of a mountain.→英和
すその
すその [0] 【裾野】
山麓(サンロク)の広くゆるやかな傾斜面。
すその
すその 【裾野】
静岡県東部の市。箱根用水により水田地帯となり,近年は金属・自動車などの工場が進出。遊園地・景勝地などの観光資源にも富む。
すそはらい
すそはらい [3] 【裾払い】
相撲の決まり手の一。相手が横向きになって足を前に出したとき,その足を後ろから前にけって倒す技。
すそばり
すそばり 【裾張り】
(1)着物の裾が横に広がっていること。すそっぱり。
(2)(女性が)多淫であること。また,その人。すそっぱり。「―の女かすがの里にすみ/柳多留拾遺」
すそびんぼう
すそびんぼう 【裾貧乏】
好色なこと。また,その者。「―のはつた行き過ぎ丁稚め/浄瑠璃・新版歌祭文」
すそぶくら
すそぶくら [3] 【裾膨ら】
(1)頬(ホオ)の肉付きがよく,顔の下方がふくらんでいること。「首ふとく,頭すこし,―に/曾我 1」
(2)槍の鞘(サヤ)に用いる,裾がふくらんだ形の袋。
すそぶげん
すそぶげん 【裾分限】
〔近世語〕
(男性が)精力の強いこと。また,その人。
→裾張り(2)
すそぼそ
すそぼそ [0] 【裾細】
「踏籠袴(フンゴミバカマ)」に同じ。
すそまえ
すそまえ [0] 【裾前】
和服の裾の前の部分。
すそまわし
すそまわし [3] 【裾回し】
袷(アワセ)の長着の裏の,胴裏に続く下の部分。八掛(ハツカケ)。裾取り。裾裏。
すそみ
すそみ 【裾廻・裾回】
山のふもとのあたり。山裾。すそわ。「皇神(スメガミ)の―の山の渋谿(シブタニ)の崎の荒磯に/万葉 3985」
すそみじか
すそみじか [0][3] 【裾短】 (形動)[文]ナリ
裾が短いさま。「小倉の袴の,…ひだの形なしになりたるを,―に穿き/当世書生気質(逍遥)」
すそもの
すそもの [0] 【裾物】
(取引で)下等な品物。
すそもよう
すそもよう [3] 【裾模様】
(1)着物の裾につけた模様。また,その模様をつけた衣服。すそがた。
(2)物の裾の部分の模様。
すそやま
すそやま [0] 【裾山】
ふもとにある小山。
すそよけ
すそよけ [0] 【裾除け】
「蹴出(ケダ)し」に同じ。
すそわ
すそわ 【裾廻・裾回】
〔「すそみ(裾廻)」の誤読から〕
「すそみ」に同じ。「或は―の田居にいたりて/方丈記」
すそわけ
すそわけ [0] 【裾分け】
もらった物や利益の一部分を分けて人に与えること。
→おすそわけ
すそわけ
すそわけ【お裾分けをする】
share a gift <with a person> .→英和
すそわた
すそわた [0] 【裾綿】
着物の裾に綿を入れて仕立てること。また,その綿。
すぞろ
すぞろ 【漫】 (形動ナリ)
「すずろ(漫)」に同じ。「聖も是を見奉て―に墨染の袖をぞしぼりける/平家 12」
すぞろわし
すぞろわ・し 【漫はし】 (形シク)
「すずろわし(漫)」に同じ。「我が心のうちも―・し/右京大夫集」
すた
すた 【数多】
多数。すうた。「ある木の下に猿ども―並み居て/仮名草子・伊曾保物語」
すたこら
すたこら
hurriedly.〜逃げる beat a hasty retreat.
すたこら
すたこら [2] (副)
急いで歩くさま。特に,急いでその場を離れるさま。「―(と)歩く」「―さっさと逃げる」
すたすた
すたすた
〜と quickly;→英和
briskly;→英和
in haste.〜歩く walk briskly;→英和
hurry away.
すたすた
すたすた [2][1] (副)
(1)わき目もふらず,どんどん歩くさま。さっさと。「―(と)歩く」
(2)はあはあと息ぜわしいさま。はあはあ。「杖を力に息―/浄瑠璃・伊賀越道中双六」
すたすたぼうず
すたすたぼうず 【すたすた坊主】
江戸時代,京都で,町人の誓文払いに神社に代参し,また垢離(コリ)をとって金品を得た願人(ガンニン)坊主。のちには上方や江戸で,寒中裸で縄の鉢巻きをし腰に注連縄(シメナワ)を巻き,歌い踊りながら門付(カドヅケ)をした。
すたすた坊主[図]
すたすた坊主
すたすたぼうず 【すたすた坊主】
江戸時代,京都で,町人の誓文払いに神社に代参し,また垢離(コリ)をとって金品を得た願人(ガンニン)坊主。のちには上方や江戸で,寒中裸で縄の鉢巻きをし腰に注連縄(シメナワ)を巻き,歌い踊りながら門付(カドヅケ)をした。
すたすた坊主[図]
すたり
すたり [0] 【廃り】
すたること。また,すたったもの。すたれ。
⇔はやり
「はやり―」「桜井が太鼓持ちになつたつて? 成程人間に―はないもんだ/幇間(潤一郎)」
すたりもの
すたりもの 【廃り者】
役に立たない人。すたれもの。「家業をおろそかにして,なまける奴が一ばん―さ/滑稽本・浮世風呂 3」
すたりもの
すたりもの【廃り物】
a useless[an obsolete]thing;a waster;→英和
wastage.→英和
すたりもの
すたりもの [0] 【廃り物】
不用になったもの。時代おくれではやらなくなったもの。すたれもの。「―の服」
すたる
すた・る [0][2] 【廃る】
■一■ (動ラ五[四])
(1)「廃れる{(1)}」に同じ。「人の道も―・ってしまった」「怪談ばなしと申すは近来大きに―・りまして/真景累ヶ淵(円朝)」
(2)無価値のものとなる。「最(モ)う姉様の一生が―・つて了(シマ)ふんだつて/魔風恋風(天外)」
(3)人の名誉や面目が失われる。「男が―・る」
(4)捨てられている。「道ニ―・ッテイルモノヲヒロウ/ヘボン」
〔「捨てる」に対する自動詞〕
■二■ (動ラ下二)
⇒すたれる
すたれ
すたれ [0] 【廃れ】
すたれること。
すたれた
すたれた【廃れた】
disused;out of date[fashion];antiquated;→英和
obsolete.→英和
すたれもの
すたれもの [0] 【廃れ物】
「すたりもの(廃物)」に同じ。
すたれもの
すたれもの [0] 【廃れ者】
「すたりもの(廃者)」に同じ。
すたれる
すたれる【廃れる】
go out of use[fashion];be abolished;be done away with.
すたれる
すた・れる [0][3] 【廃れる】 (動ラ下一)[文]ラ下二 すた・る
(1)広く行われていた物事が,時間の経過とともに行われなくなる。すたる。「農村の行事も―・れた」「流行語はすぐに―・れる」
(2)栄えていたものが,衰える。「炭鉱が閉山して街が―・れた」「都ノ体近年ヨロヅ―・レハテタ/日葡」
すだ
すだ 【須陀・首陀】
シュードラのこと。「迎ふるはせつりも―も嫌はねば/散木奇歌集」
すだ
すだ 【須田】
姓氏の一。
すだい
すだい 【数大】
〔「すうだい(数代)」の転〕
三,四代あるいは四,五代くらいにわたる年代。「当家―の奉公/平家 10」
すだか
すだか [0] 【巣鷹】
巣にいる鷹のひな。また,これを捕らえて飼育すること。
すだかいダム
すだかいダム スダカヒ― 【須田貝―】
群馬県利根郡水上町,利根川上流にある発電用ダム。ダム湖は洞元湖。重力式で,堤高72メートル。上流に矢木沢ダム,下流に藤原ダムがある。1955年(昭和30)完成。
すだかやま
すだかやま [0] 【巣鷹山】
江戸時代,鷹狩り用の鷹を飼育するため,立ち入り禁止した森林。巣山。鷹巣山。御巣鷹(オスタカ)山。
すだく
すだ・く [2] 【集く】 (動カ五[四])
(1)虫などが多く集まって鳴く。「叢に―・く虫を聞く/羽鳥千尋(鴎外)」
(2)集まる。群がる。群がってさわぐ。「葦鴨の―・く旧江に/万葉 4011」
すだく
すだく
sing[chirp](together).→英和
すだく
すだ・く 【呻く】 (動カ四)
〔「すたく」とも〕
あえぐ。「声いきどしく―・きながら/浄瑠璃・関八州繋馬」
すだくにたろう
すだくにたろう 【須田国太郎】
(1891-1961) 洋画家・美術史家。京都生まれ。京大卒。スペインに留学し西欧リアリズム絵画技法を研究,帰国後独立美術協会会員。独特の陰影法による境地を開拓。
すだこ
すだこ [2][0] 【酢蛸】
ゆでたタコを酢に浸した食品。
すだじい
すだじい [2] 【すだ椎】
ブナ科の常緑高木。シイの一種。イタジイ。ナガジイ。
すだち
すだち [0][3] 【巣立ち】
巣立つこと。特に,鳥の雛(ヒナ)が成長して巣から飛び立って去ること。[季]春。
すだち
すだち [0][3] 【酢橘】
ミカン科の常緑小高木。徳島県の特産。ユズの近縁で,果実は小さく平球形,多汁で酸味が強く,独特の芳香があり,料理に用いる。[季]秋。
すだち
すだち【巣立ちする】
leave the nest (鳥が);→英和
start in life (社会へ出る).
すだつ
すだつ【巣立つ】
⇒巣立ち.
すだつ
すだ・つ [2] 【巣立つ】 (動タ五[四])
(1)鳥が巣立ちをする。「雛が―・つ」
(2)子供が成人して親元を離れる。また,学業を終えて社会へ出る。また,卒業する。「学窓を―・って社会人となる」
[可能] すだてる
すだつ
すだつ 【須達】
⇒しゅだつ(須達)
すだて
すだて [0][3] 【簀立て】
定置漁法の一。海中に簀を迷路状に立てめぐらし,満潮時にはいった魚で干潮時に簀の中に取り残されたものを捕る方法。また,その装置。
すだて
すだて [0] 【素建て】
骨組みだけで内装・外装の施されていない家。「―ニシテオク/ヘボン(三版)」
すだはちまんぐう
すだはちまんぐう 【隅田八幡宮】
和歌山県橋本市内にある神社。社宝の隅田八幡宮人物画像鏡の銘文は日本最古の金石文の一つで,銘文の解釈には諸説あるが,古代史研究の重要な資料。
すだま
すだま [0] 【魑魅】
(1)山林・木石の精気から生ずるという怪物。ちみ。[和名抄]
(2)「魍魎(モウリヨウ)」に同じ。
(3)人の霊魂。たましい。
すだら
すだら 【首陀羅】
⇒シュードラ
すだれ
すだれ [0] 【簾】
〔簀(ス)垂れの意〕
細い葦(アシ)や細く割った竹を,糸で編み連ねて垂らすもの。日よけ・目かくしとして使う。[季]夏。《ありなしの―の風を顧みし/虚子》
すだれ
すだれ【簾】
<roll up> a bamboo blind.
すだれがい
すだれがい [3] 【簾貝】
海産の二枚貝。貝殻は長卵形で,殻長8センチメートル内外。殻表は太い輪脈が刻まれ,光沢のある淡茶褐色の地に,暗褐色の四条の放射帯がある。食用。北海道南部以南の沿岸に分布。
すだれごし
すだれごし [0] 【簾越し】
すだれを隔てて物事をすること。「―に月を見る」
すだれしょうじ
すだれしょうじ [4] 【簾障子】
紙の代わりにすだれを張った障子。通風がよく,夏季用。
すだれびょうぶ
すだれびょうぶ [4] 【簾屏風】
すだれを張った,風が通るような作りの屏風。夏季用。
すだれぶ
すだれぶ [3] 【簾麩】
薄くつくった麩を簀(ス)の子の間にはさんで,すだれのような筋目をつけたもの。
すだ椎
すだじい [2] 【すだ椎】
ブナ科の常緑高木。シイの一種。イタジイ。ナガジイ。
すちょうにん
すちょうにん [2] 【素町人】
身分の低い町人。また,町人を罵っていう語。「―めらに恥しめられ/歌舞伎・韓人漢文」
すっ
すっ 【素っ】 (接頭)
〔「す(素)」の促音添加〕
名詞・形容動詞・動詞に付いて,その意味を強める。東京語などで多く用いられる。「―ぱだか」「―とんきょう」「―飛ばす」
すっからかん
すっからかん [5] (形動)
全くからっぽであるさま。中に何も残っていないさま。「財布が―になる」
すっかり
すっかり [3] (副)
(「と」を伴うこともある)
(1)一つのこらず。全部。全く。「―食べてしまった」「―忘れていた」
(2)見栄えのするさま。すっきり。「かの後家といふは,―とした上しろもの/滑稽本・膝栗毛 8」
(3)思い切ってするさま。すっぱり。きっぱり。「―ト切ル/ヘボン」
すっかり
すっかり
all;→英和
utterly;→英和
quite;→英和
entirely;→英和
completely;→英和
perfectly.
すっきり
すっきり [3] (副)スル
(多く「と」を伴って)
(1)よけいなものがなく,あかぬけしているさま。「―(と)したデザイン」「―(と)した文章」
(2)わずらわしいことがなくて,気持ちのよいさま。さっぱり。「腐れ縁を切って―(と)した」「病気が―(と)なおる」「頭が―する」
(3)筋が通っているさま。わかりやすいさま。はっきり。「どうも―しない話だ」
(4)すっかり。全部。「身代を―助六に入りあげる/歌舞伎・助六」
(5)(下に打ち消しを伴って)さっぱり。少しも。「さつき来た芸者とやらは何だか―面白うもない/洒落本・南閨雑話」
すっきり
すっきり
〜する feel refreshed.〜した[身なりなど]shapely;→英和
neat;→英和
well-formed;refreshed (さわやかな).
すっくと
すっくと
〜立ち上がる spring to one's feet.
すっくと
すっくと [1][3] (副)
勢いよく立ち上がるさま。まっすぐ,すっと立つさま。すくっと。「―立ち上がる」
すっくり
すっくり [3] (副)
(多く「と」を伴って)
(1)まっすぐに立っているさま。「孟宗が中途に二本,上の方に三本程―と立つてゐる/門(漱石)」
(2)すっかり。すべて。「何もかもたくみの段々―と言うてのけた/浄瑠璃・今川本領猫魔館」
(3)こわめに飯をたくことをいう語。「食(メシ)は赤まじりのひね臭いを―とたかせ/浄瑠璃・宵庚申(上)」
すっこむ
すっこ・む [3] (動マ五[四])
その場からしりぞく。ひっこむ。「女の出過た―・んでけつかれ/浄瑠璃・夏祭」
すっころぶ
すっころ・ぶ 【素っ転ぶ】 (動バ五)
〔「すっ」は接頭語〕
勢いよく転ぶ。「バナナの皮を踏んで―・んだ」
すっすっ
すっすっ [1] (副)
(多く「と」を伴って)なめらかに行われるさま。「―と歩く」「―と片付ける」
すったもんだ
すったもんだ [4][3] 【擦った揉んだ】 (名)スル
種々の意見が出てもめること。ごたつくこと。副詞的にも用いる。「―のあげく中止となる」「決定までにさんざん―した」
すったもんだ
すったもんだ
〜のあげく after much quarreling[fussing].〜の騒ぎをする kick up a row.→英和
すったり
すったり (副)
すっかり。まるっきり。「頭に毛のない事を―とわすれた/滑稽本・続膝栗毛(七・下)」
すった揉(モ)んだ
すった揉(モ)んだ
⇒独立項目
すっちゃん
すっちゃん
遊里などで散財して大騒ぎすること。すっちゃん騒ぎ。「無理算段で―を度々やつては/歌舞伎・天衣紛」
すってのこと
すってのこと 【既の事】 (副)
「すんでのこと」に同じ。「親父様達が―に切つつ拊(ハ)つつ/浄瑠璃・双蝶蝶」
すってん
すってん [3] (副)
すべってころぶさま。すてん。「―とひっくり返る」
すってんころり
すってんころり [3] (副)
勢いよくころぶさま。
すってんころりん
すってんころりん
〜(と転ぶ) (fall) plump.→英和
すってんてれつく
すってんてれつく [3] (副)
太鼓などの音を表す語。
すってんてん
すってんてん
〜になる become penniless.
すってんてん
すってんてん [5] (形動)
金や財産を全部失った状態。一文なし。「事業に失敗して―になる」
すっと
すっと
abruptly;→英和
quick(ly);→英和
gently (静かに);straightly (まっすぐに).
すっと
すっと [0][1] (副)スル
(1)動作や動きが軽く素早く行われるさま。「手を―差し出す」「―現れて―消える」
(2)わだかまりがなくなり気持ちがよくなるさま。「胸が―する」
すっとこどっこい
すっとこどっこい [7]
(1)馬鹿囃子(バカバヤシ)の囃子詞(コトバ)。
(2)相手をののしっていう語。馬鹿野郎。まぬけ。「この―め」
すっとのかわ
すっとのかわ 【すっとの皮】
「すっぱの皮」に同じ。「天竺の―が思ひ入れにはり込んでも/洒落本・里のをだ巻評」
すっとの皮
すっとのかわ 【すっとの皮】
「すっぱの皮」に同じ。「天竺の―が思ひ入れにはり込んでも/洒落本・里のをだ巻評」
すっとばす
すっとば・す [4] 【素っ飛ばす】 (動サ五)
〔「すっ」は接頭語〕
(1)勢いよく飛ばす。車などを勢いよく走らせる。「車を―・してきた」
(2)途中を抜かす。「ページを―・して読む」
すっとぶ
すっと・ぶ [3] 【素っ飛ぶ】 (動バ五[四])
〔「すっ」は接頭語〕
(1)勢いよく飛ぶ。「スリッパが―・ぶ」
(2)ある場所・人のもとへ大急ぎで行く。「―・んで病院へかけつける」
(3)つながっていたものが急に切れる。「ヒューズが―・ぶ」
すっとぼける
すっとぼ・ける [5] 【素っ恍ける】 (動カ下一)
〔「すっ」は接頭語〕
知っていながら,平然と知らないふりをする。しらばっくれる。「―・けようったって駄目だぞ」
すっとんきょう
すっとんきょう [3] 【素っ頓狂】 (名・形動)
〔「すっ」は接頭語〕
突然,調子のはずれた声を出したり,間の抜けた振る舞いをするさま。また,その人。「―なことを言う」
[派生] ――さ(名)
すっぱ
すっぱ 【素っ破・透っ波】
(1)戦国時代,武家に仕えた間者。スパイ。忍びの者。乱波(ラツパ)。「敵地へ罷り越し候へと,晴信公―共に直に仰せ付けられ/甲陽軍鑑(品二二)」
(2)ぬすびと。こそどろ。すり。詐欺師。ぺてん師。「おのれは最前の―ではないか,おのれこそ―なれ/狂言・真奪(虎寛本)」
(3)うそ。また,うそつき。「おぼこな顔してといふ―は少し/洒落本・秘事真告」
すっぱい
すっぱ・い [3] 【酸っぱい】 (形)
酢のような味がする。酸い。「―・い梅干し」
[派生] ――が・る(動ラ五[四])――さ(名)――み(名)
すっぱい
すっぱい【酸っぱい】
sour;→英和
acid.→英和
酸っぱくなる turn sour.口を酸っぱくして言う tell over and over again.
すっぱだか
すっぱだか [3] 【素っ裸】
〔「すっ」は接頭語〕
(1)衣類を何も身に着けていない,全くのはだか。まるはだか。まっぱだか。あかはだか。「―になる」
(2)財産などをすべて失って身一つになってしまうこと。裸一貫。
すっぱだか
すっぱだか【素っ裸になる】
become[be]penniless.⇒真っ裸.
すっぱと
すっぱと [3] (副)
「すっぱり{(1)}」に同じ。「大根を―切る」
すっぱぬき
すっぱぬき [0] 【素っ破抜き】
(1)他人の秘密や隠しごとを突然あばくこと。
(2)刀などをだしぬけに抜くこと。「御酒のうへで―して怪我人もありましたから/滑稽本・続膝栗毛」
すっぱぬき
すっぱぬき【素っ破抜き】
(an) exposure;→英和
<話> debunking.
すっぱぬく
すっぱぬく【素っ破抜く】
disclose;→英和
expose;→英和
lay bare; <話> debunk.→英和
すっぱぬく
すっぱぬ・く [4] 【素っ破抜く】 (動カ五[四])
(1)人の秘密などをあばいて明るみに出す。「内幕を―・く」
(2)刃物を不意に抜く。「ならぬと申すと―・き/歌舞伎・四谷怪談」
すっぱのかわ
すっぱのかわ 【透っ波の皮】
かたり。すり。盗賊。すっとの皮。「此の道の―に出合い/浮世草子・二十不孝 3」
すっぱみ
すっぱみ [0][4] 【酸っぱみ・酸っぱ味】
酸っぱい程度。酸っぱい味。酸っぱさ。
〔「み」は接尾語。「味」は当て字〕
すっぱり
すっぱり
〜と <give up> without the slightest reluctance; <refuse> flatly.→英和
すっぱり
すっぱり [3] (副)
(「と」を伴っても用いる)
(1)よどみなく一気に断ち切るさま。「竹を―(と)切る」
(2)ことごとく。すっかり。「酒を―(と)やめる」「―打明けてお話しになつたら/社会百面相(魯庵)」
(3)見事に事が運ぶさま。すっきり。「―とわつちが上方でやらかしやしやう/滑稽本・膝栗毛 5」
すっぴん
すっぴん [0] 【素っぴん】
(1)(女性や俳優が)化粧をしていないこと。また,その顔。素顔。
(2)しらふ。
すっぺがす
すっぺが・す (動サ四)
子供の前髪をそり落とす。「まだ―・さねえ時分から/歌舞伎・勧善懲悪孝子誉」
すっぺらぽん
すっぺらぽん (副)
すべてのこらず。すっからかん。「おだてあげて―と遣はせしまふて/歌舞伎・幼稚子敵討」
すっぺり
すっぺり [3] (副)スル
(1)平たくてなめらかなさま。
(2)全く。すっかり。残らず。「父様の病は―癒らう/浄瑠璃・宵庚申(中)」
すっぽかし
すっぽかし [0]
(1)約束などを守らずにほうっておくこと。「―を食う」
(2)無責任な言葉。「さつきの女どもが,とんだ―を教へやあがつた/滑稽本・膝栗毛 6」
すっぽかす
すっぽか・す [4] (動サ五)
〔「すっ」は接頭語。「素っ放かす」とも書く〕
約束・仕事など,義務をはたさないで,ほうっておく。「約束を―・す」「当番を―・す」
[可能] すっぽかせる
すっぽかす
すっぽかす
give <a person> the slip;→英和
leave <work> undone;break one's word.
すっぽぬけ
すっぽぬけ [0] 【すっぽ抜け】
すっぽ抜けること。
すっぽぬける
すっぽぬ・ける [5] 【すっぽ抜ける】 (動カ下一)
(1)ひっかかりなどがないため,すっぽりと抜ける。「ボールが―・けて暴投になる」「靴が―・ける」
(2)記憶から欠落する。すっかり忘れる。「その件は全く―・けていた」
すっぽり
すっぽり [3]
■一■ (副)
(「と」を伴っても用いる)
(1)全体をおおうさま。「ふとんを―(と)かぶる」「高気圧に―(と)おおわれる」
(2)物がたやすくはずれたり,抜けたり,またはまったりするさま。「底が―(と)抜ける」「人形の首が―(と)取れる」
■二■ (名)
〔すっぽり抜けている意から〕
ばか。まぬけ。あほう。「やい宇治太郎の―め/浄瑠璃・天鼓」
すっぽり
すっぽり
〜被る cover one's head completely <with a hood> ;wrap oneself up <in a blanket> .
すっぽん
すっぽん [0] 【鼈】
(1)淡水産のカメ。体長30センチメートルほど。甲はほぼ円形で軟らかい。口先が突き出し,水かきが発達している。底が砂泥質の河川や沼にすむ。肉は美味で食用,血は強精剤とされる。本州・四国・九州・種子島に分布。川亀。泥亀。
(2)歌舞伎舞台の花道の七三の所に設けた切り穴。役者が花道へ出入りするのに用いる。
(3)船底の淦水(アカミズ)を汲み出すための水鉄砲式の排水ポンプ。江戸時代の廻船の必須装備品の一。
すっぽん
すっぽん【鼈】
《動》a snapping turtle;a terrapin.→英和
月と〜ほど違う be as different as light from darkness.
すっぽん=が時をつくる
――が時をつくる
起こりえないことのたとえ。
すっぽん=と月(ツキ)
――と月(ツキ)
「月とすっぽん」に同じ。
→月
すっぽんたけ
すっぽんたけ [3] 【鼈茸】
担子菌類腹菌目のきのこ。夏から秋にかけ地上に発生。幼菌はヘビの卵状。上端を破って中空の茎が出,高さ約10センチメートルになる。傘は鐘状で網目があり,悪臭のある暗緑色の胞子を含む粘液でおおわれる。
鼈茸[図]
すっぽんに
すっぽんに [0] 【鼈煮】
(1)スッポンの肉を煮たもの。
(2)ナマズなどの魚を濃いたれで煮た料理。すっぽんもどき。
すっぽんぽん
すっぽんぽん [5] (形動)
なにも身につけていないさま。すっぱだか。「子供が―で走り回る」
すっぽ抜け
すっぽぬけ [0] 【すっぽ抜け】
すっぽ抜けること。
すっぽ抜ける
すっぽぬ・ける [5] 【すっぽ抜ける】 (動カ下一)
(1)ひっかかりなどがないため,すっぽりと抜ける。「ボールが―・けて暴投になる」「靴が―・ける」
(2)記憶から欠落する。すっかり忘れる。「その件は全く―・けていた」
すつ
す・つ 【捨つ・棄つ】 (動タ下二)
⇒すてる
すつばめ
すつばめ [2] 【巣燕】
春先,南方から渡ってきて軒先や梁(ハリ)などに巣を作る燕。また,巣に出入りする燕。[季]春。
すづけ
すづけ [0][3] 【酢漬(け)】
食品を酢につけること。また,そうした食品。
すづけ
すづけ【酢漬】
pickling.〜にする pickle <fish> .→英和
すていし
すていし [0] 【捨(て)石】
(1)「景石(ケイセキ)」に同じ。
(2)土木工事の際,水底に基礎を作ったり,水勢を弱くしたりするために,水中に投げ入れる石。「―防波堤」
(3)囲碁で,より以上の利益を得るために作戦としてわざと相手に取らせる石。
(4)鉱石で,採鉱などの際に捨てられる石。
(5)現在の効果はないが,将来の利益を予想してする行為。
すていし
すていし【捨石】
a sacrifice.→英和
すていぬ
すていぬ [0] 【捨て犬】
飼い主に捨てられた犬。
すていん
すていん [0] 【捨(て)印】
証書などで,訂正の場合などを考えて欄外に念のために押しておく印。
すてうちわ
すてうちわ [4][3] 【捨て団扇】
秋になって不要になり,忘れられ置き捨てられた団扇。秋団扇。[季]秋。
すてうり
すてうり【捨売りする】
⇒捨値.
すてうり
すてうり [0] 【捨(て)売り】 (名)スル
「投げ売り」に同じ。
すておうぎ
すておうぎ [3] 【捨(て)扇】
秋になって不要になり,忘れられ置き捨てられている扇。秋扇。忘れ扇。[季]秋。
すておく
すておく【捨て置く】
leave <a thing> alone[as it is].
すておく
すてお・く [3][0] 【捨(て)置く・棄て置く】 (動カ五[四])
捨てておく。ほうっておく。取り上げない。「進言を―・く」「むくろをば―・きたりければ/平家 11」
[可能] すておける
すておぶね
すておぶね [3] 【捨(て)小舟】
乗る人もなく捨てられたままの舟。多くは頼る者のない寂しい身の上の比喩(ヒユ)に用いる。すてぶね。「憂きは流れの身は―/松の葉」
すてかがり
すてかがり [3] 【捨て篝】
昔の戦陣で,陣から2,300メートル離れた所に,番人を置かずに燃やしておくかがり火。
すてかまり
すてかまり 【捨て屈り】
昔,軍隊が退却するとき伏せ屈りの兵を残しておき,近づく敵の首領などを遠矢または鉄砲で狙撃(ソゲキ)させたもの。
→伏せ屈り
すてがな
すてがな [0] 【捨(て)仮名】
(1)「送り仮名{(2)}」に同じ。
(2)促音・拗音などを表すために,右または下にに寄せて小書きにされる仮名。「っ」「ゃ」「ゅ」「ィ」の類。助(ス)け仮名。
(3)自分の意図どおりに読まれるように,漢字の下に添える小さな仮名。川柳・俳句などに多く見られる。「黒�(コクでなくクロ)」「心�(ココロでなくシン)」の「ロ」や「ン」。
→迎え仮名
すてがね
すてがね [0] 【捨(て)金】
(1)無駄に使って役に立っていない金。無駄金。死に金。すてきん。
(2)身請けなどをするときの内金。すてきん。「縫箔屋のおさつといへるを―百五十両/浮世草子・一代男 3」
すてがね
すてがね [0] 【捨(て)鐘】
(1)時刻を告げる鐘をつく前に,注意をひくために三度つき鳴らす鐘の音。時の数には数えない。
(2)定まった数の中にはいらないもの。余分のもの。余計者。「身は―とかねて思へど/徳和歌後万載集」
すてき
すてき [0] 【素敵・素的】 (形動)[文]ナリ
(1)心を引き付けられるさま。すばらしいさま。「―なお洋服ね」
(2)程度のはなはだしいさま。並はずれたさま。「顔は―に赤く眼はかがやけり/遠野物語(国男)」「―に可愛がるからいい/滑稽本・浮世風呂(前)」
〔「す」は「すばらしい」の下略,「てき」は「強(ゴウ)てき」「頓てき」などの「てき(的)」と同じく接尾語か。「素敵」は当て字〕
すてき
すてき【素敵な】
great;→英和
fine;→英和
capital;→英和
splendid;→英和
wonderful;→英和
remarkable.→英和
〜に awfully;→英和
exceedingly;→英和
remarkably.→英和
〜な美人 a rare beauty.
すてきと
すてきと 【素敵と】 (副)
程度のはなはだしいさま。非常に。むやみに。「―油を売つたぜ/滑稽本・浮世床(初)」
すてきめっぽう
すてきめっぽう [6] 【素敵滅法】
素敵を強めた言い方。
すてきん
すてきん [0] 【捨(て)金】
「すてがね(捨金)」に同じ。
すてぐさ
すてぐさ 【捨(て)草】
抜き捨てた草。無用のもののたとえ。「海人の―いたづらに/謡曲・松風」
すてことば
すてことば [3] 【捨て詞】
「すてぜりふ(捨台詞){(1)}」に同じ。
すてご
すてご [0] 【捨(て)子・棄て子】
親が赤ん坊や幼児をひそかに捨てること。また,捨てられた子。
すてご
すてご【捨子】
a foundling;→英和
a deserted child.→英和
〜する desert a child.
すてごいし
すてごいし [3] 【捨(て)子石】
⇒漂石(ヒヨウセキ)
すてごばな
すてごばな [3] 【捨(て)子花】
ヒガンバナの異名。
すてごへん
すてごへん [0] 【捨(て)子偏】
「こへん(子偏)」に同じ。
すてごま
すてごま [0] 【捨(て)駒】
将棋で,有利に戦いを進めるため,相手が取るように打つ駒。
すてさかずき
すてさかずき [3] 【捨(て)杯】
乱れた酒席に放置された杯。「―を取あげ,…つげとてさし出しければ/浮世草子・懐硯 5」
すてさる
すてさ・る [3] 【捨(て)去る】 (動ラ五[四])
思い切りよく捨てて顧みない。「過去の栄光を―・る」
[可能] すてされる
すてさんぼう
すてさんぼう [3] 【捨(て)三宝】
物を粗末に扱うこと。投げやり三宝。
すてじょ
すてじょ ステヂヨ 【捨女】
(1633-1698) 江戸前期の女流俳人。田(デン)氏。丹波の人。六歳で「雪の朝二の字二の字の下駄の跡」の句を詠んだという。のち剃髪して貞閑尼と号し,仏道に専心。
すてじろ
すてじろ [0] 【捨(て)城】
守備する兵士のいない城。
すてずきん
すてずきん [3] 【捨(て)頭巾】
春になってかぶらなくなった防寒用の頭巾。[季]春。
すてぜりふ
すてぜりふ [3] 【捨て台詞】
(1)立ち去るときに言い捨てて,返事を求めない言葉。軽蔑・脅迫の言葉をいう。「―を吐く」「―を残して立ち去る」
(2)脚本になく,役者がその場の雰囲気に合わせて言う簡単な言葉。アドリブ。
すてぜりふ
すてぜりふ【捨て台詞(を残す)】
(leave with) a parting shot.
すてそ
すてそ [0] 【捨(て)訴】
江戸時代,訴状を評定所などの役所の門前にひそかに置くこと。また,その訴状。捨て文。捨て訴状。
すてだいこ
すてだいこ [3] 【捨(て)太鼓】
時刻を告げる太鼓を打つ前に,注意をひくため,定数のほかに打ち鳴らす太鼓の音。時の数には加えない。
すてっぺん
すてっぺん 【素天辺】
(1)最初。いの一番。「鍋いかけ―から煙草にし/柳多留(初)」
(2)頭上。てっぺん。「いづれもさまの御ひいきを―にいただいて/歌舞伎・暫」
すててこ
すててこ [0]
(1)ズボン下の一種。さるまたより長く,膝(ヒザ)の下あたりまであるもの。
(2)「すててこ踊り」の略。
すててこ
すててこ
men's drawers (ズボン下).
すててこおどり
すててこおどり [5] 【すててこ踊り】
江戸吉原の幇間(ホウカン)の踊りを,1880年(明治13)頃から三遊亭円遊が寄席に採り入れた,滑稽味のある踊り。鼻をつまんで捨てる真似をするところから名付ける。
すててこ踊り
すててこおどり [5] 【すててこ踊り】
江戸吉原の幇間(ホウカン)の踊りを,1880年(明治13)頃から三遊亭円遊が寄席に採り入れた,滑稽味のある踊り。鼻をつまんで捨てる真似をするところから名付ける。
すてどころ
すてどころ [0] 【捨(て)所】
捨てるのにふさわしい場所。「行水の―なき虫の声/鬼貫句選」
すてなえ
すてなえ [0] 【捨(て)苗】
田植えが終わって余った苗。田の隅に植えておき,根付きの悪い苗に代えて用いる。
すてね
すてね【捨値】
a sacrifice price.〜の dirt-cheap.〜で売る sell at a sacrifice;→英和
sell dirt cheap.
すてね
すてね [0] 【捨(て)値】
損を覚悟でつける安い値段。捨て売りの値段。
すてば
すてば【捨場】
a dump(ing place).→英和
すてばしら
すてばしら [3] 【捨柱】
茶室や数寄屋風建築などで,張り出した庇(ヒサシ)の桁(ケタ)を受け,地面に達している柱。
すてばち
すてばち [0] 【捨(て)鉢】 (名・形動)[文]ナリ
思うようにならないため,やけになる・こと(さま)。やけくそ。「―になる」「―な言動」
すてばち
すてばち【捨鉢になる】
become desperate[reckless];be driven to despair.〜になって in desperation.
すてふだ
すてふだ [0] 【捨(て)札】
江戸時代,罪人を処刑する際,その氏名・年齢・罪状などをしるして街頭に立てた高札。刑の執行後も三〇日間そこに立てて置いた。
すてふで
すてふで [0] 【捨(て)筆】
正しい漢字の字画にはないが,筆法の最後に加える点のようなもの。「中」を「�」としたときの「,」など。
すてぶ
すてぶ [0] 【捨(て)歩】
江戸時代,検地の際,不良の土地の畝歩(セブ)を実際より減らすこと。込み歩(ブ)。
すてぶち
すてぶち [0] 【捨(て)扶持】
(1)役に立たない者に捨てるつもりで与える金品。
(2)江戸時代,老幼・婦女・不具者などを援助するために与えた,わずかな扶持米。
すてぶみ
すてぶみ [0] 【捨(て)文】
(1)江戸時代,密告や訴えの趣旨を書き,評定所などの役所に投げ込んだ無署名の文書。
(2)通り一ぺんの,あいさつだけの手紙。「硯借りて,君方への―して/浮世草子・諸艶大鑑 2」
すてぼうず
すてぼうず 【捨(て)坊主】
生活に困ったりなどして世を捨てて坊主になった人。また,坊主をののしっていう語。「娘のきわに―/浮世草子・五人女 4」
すてぼり
すてぼり [0] 【捨(て)壕】
攻城軍の行動を妨害するために曲輪(クルワ)外に設けた壕。
すてみ
すてみ [0] 【捨(て)身】
(1)身を捨てるような気持ちで,全力を出して事にあたること。「―の覚悟でぶつかる」
(2)身を捨てること。なげやり。やけっぱち。「―になる」
すてみ
すてみ【捨身になる】
resort to one's last trick;get desperate.→英和
〜の desperate.
すてむち
すてむち 【捨て鞭】
馬に乗って逃げるときに,馬の尻を打つ鞭。「―を打て引返す/太平記 8」
すてもの
すてもの [0] 【捨(て)物】
投げ捨てたもの。捨てて顧みないもの。役に立たないもの。
すてやく
すてやく [0] 【捨(て)役】
歌舞伎で,実際には登場しないが,番付面に名だけ記された役。座元が身分だけ役者のときや,花形役者で役が少なく他との釣り合いがとれないときなどに用いられた。
すてられた
すてられた【捨てられた】
abandoned;→英和
deserted;→英和
forsaken.→英和
すてる
す・てる [0] 【捨てる・棄てる】 (動タ下一)[文]タ下二 す・つ
(1)不用なものとして自分の手元から離す。自分から手離す。
⇔拾う
「ごみを―・てる」「武器を―・てる」
(2)愛情をかけていたものとの関係を断ち切る。「恋人を―・てる」「故国を―・てる」
(3)関係・関心・執着などを断ち,顧みることをやめる。「疑いを―・てる」「名を―・てる」「勝負を―・てる」
(4)そのままに放置する。ほうっておく。「突いた手に畳を掴むだ憂慮(キヅカワ)しさに,―・ても置かれぬ気に成つて/婦系図(鏡花)」
(5)(身・命を)投げ出す。犠牲にする。「身を―・てても子をかばう」
(6)葬る。「病を受けて死にぬ。然れば,金の山崎の辺に―・てつ/今昔 17」
(7)〔中国・四国・九州地方などで〕
紛失する。
(8)動詞の連用形,または動詞に助詞「て」を添えた形の下に付いて,補助動詞的に用いる。…てのける。…てしまう。「鎧の袖にて払ひ,蹴散らして―・てなん/保元(上・古活字本)」
〔「すたる」に対する他動詞〕
[慣用] 車を―・筆を―・世を―/小異を捨てて大同につく
すてる
すてる【捨てる】
throw[cast]away;dump (ごみを);→英和
desert;→英和
abandon;→英和
give up;forsake;→英和
sacrifice (犠牲にする).→英和
すてコンクリート
すてコンクリート [6] 【捨て―】
基礎の底面を平らにし,構造体の位置を決めるために敷くコンクリート。捨てコン。
すてミシン
すてミシン [3] 【捨て―】
布端のほつれ止めや補強のために,折らずに一枚のままかけるステッチ。
すで
すで【素手で】
empty-handed;unarmed.〜で防ぐ defend oneself unarmed.〜で商売を始める start a business with no capital.
すで
すで [1][2] 【素手】
(1)手に何も持っていないこと。特に,武器などを持っていないこと。徒手。「―で立ち向かう」
(2)所持するものがないこと。てぶら。「国へ帰へると言つてもまさかに―でも往かれまい/浮雲(四迷)」
すでに
すでに [1] 【既に・已に】 (副)
(1)ある動作が早くも終わっているということを表す。以前に。もう。「会は―終わった」「―見たとおり」
(2)早くもそういう状態になっているということを表す。「―春である」
(3)動作や状態が確定し,確かにそうなっていることを表す。
(ア)すっかり。全く。「天の下―覆ひて降る雪の光を見れば/万葉 3923」
(イ)すんでのことで。あぶなく。今にも。「東国へ―門出でと聞こえしが,入道相国違例の御心地とてとどまり給ひぬ/平家 6」
(ウ)現に。まちがいもなく。「この少将は―かの大納言が嫡子なり/平家 3」
すでに
すでに【既に】
already;→英和
long ago;before.→英和
すでにして
すでにして [1] 【既にして】 (接続)
そうしている間に。そのうちに。「―戦端は開かれた」
すでのこと
すでのこと (副)
もう少しで。すんでのこと。「―川ニハマルトコロデアッタ/ヘボン(二版)」
すとくてんのう
すとくてんのう 【崇徳天皇】
(1119-1164) 第七五代天皇(在位 1123-1141)。名は顕仁(アキヒト)。鳥羽天皇第一皇子。鳥羽上皇の圧力で異腹の近衛天皇に譲位,新院と称した。のち保元の乱を起こし,讃岐(サヌキ)に配流され,同地で没した。墓を白峰(シラミネ)陵という。讃岐院。
すととんぶし
すととんぶし 【すととん節】
大正末期の流行歌。「すととんすととんと通わせて,今さらいやとは胴欲な…」の歌詞で始まり「すととんすととん」の囃子(ハヤシ)詞で終わる。
すととん節
すととんぶし 【すととん節】
大正末期の流行歌。「すととんすととんと通わせて,今さらいやとは胴欲な…」の歌詞で始まり「すととんすととん」の囃子(ハヤシ)詞で終わる。
すとん
すとん
〜(と) (with a) thump.→英和
〜と落ちる fall plump.
すとん
すとん [2] (副)
(多く「と」を伴って)物が落ちたり倒れたりする音を表す語。「―と下に落ちる」
すど
すど [1] 【簾戸・簀戸】
(1)「葭戸(ヨシド)」に同じ。[季]夏。《―はめて柱も細き思ひかな/虚子》
(2)土蔵の網戸。
(3)「簾戸門」の略。
すどう
すどう 【須藤】
姓氏の一。
すどうてんのう
すどうてんのう スダウテンワウ 【崇道天皇】
早良(サワラ)親王の追号。
すどうなんすい
すどうなんすい 【須藤南翠】
(1857-1920) 小説家。伊予の人。本名,光暉(ミツテル)。新聞の続き物から政治小説に転じ,地方自治を説いた「緑簑談(リヨクサダン)」や,男女平等の未来社会を描く「新粧之佳人」などで人気を博した。
すどうふ
すどうふ [2] 【酢豆腐】
〔知ったかぶりをする人が腐った豆腐を食べて,これは酢豆腐という料理だと負け惜しみを言った落語から〕
知ったかぶりをする人。半可通。
すどおし
すどおし【素通しの】
transparent;→英和
plainglass <spectacles> .
すどおし
すどおし [0][2] 【素通し】
(1)さえぎる物がなく,向こう側が見通せること。
(2)透明なガラス。
(3)度のない眼鏡。
すどおり
すどおり [0][2] 【素通り】 (名)スル
立ち寄らずにそのまま通り過ぎること。「家の前を―する」
すどおり
すどおり【素通りする】
pass by;pass through <a place> without stopping.
すどまり
すどまり [2] 【素泊(ま)り】
旅館などに,食事をとらず泊まるだけの宿泊をすること。
⇔本泊まり
すどもん
すどもん [2] 【簾戸門】
竹を編んで作った扉(簾戸)を付けた,外を透かし見ることができる門。簾戸。
すどり
すどり 【州鳥】
(1)州にいる鳥。「射水(イミズ)川湊の―朝なぎに潟にあさりし/万葉 3993」
(2)カワセミの異名。
すどり
すどり [0] 【巣取り】
(1)鳥の巣からひなを取ること。
(2)〔近世語〕
賭博(トバク)の現場を押さえて捕らえること。
すどり
すどり [0] 【巣鳥】
巣にこもっている鳥。巣に出入りする鳥。[季]春。
すどりしょうが
すどりしょうが [4] 【酢取り生姜】
新ショウガや芽ショウガを甘酢に漬けたもの。鮨・焼き魚に添える。
すどる
すど・る [2] 【酢取る】 (動ラ五)
食品を酢に漬ける。
すな
すな【砂】
sand.→英和
‖砂時計 an hourglass.砂浜 a sandy beach.砂埃(ぼこり) <raise> a cloud of dust.
すな
すな [0] 【砂・沙】
細かい岩片や各種鉱物粒で,直径2ミリメートル未満,一六分の1ミリメートル以上のもの。または,それらの集合体。まさご。いさご。すなご。
すな=に∘する
――に∘する
むだにする。無用にする。「徳兵衛めに預つた二貫目をとうとう―∘しおほせたに/浄瑠璃・曾根崎心中」
すな=を噛(カ)ます
――を噛(カ)ま・す
相撲で,相手を土俵の上に投げ倒す。
すな=を噛(カ)むよう
――を噛(カ)むよう
物事に味わいや情趣がなく,無味乾燥に感じることのたとえ。
すなあそび
すなあそび [3] 【砂遊び】
子供が砂をいじって遊ぶこと。
すなあそび
すなあそび【砂遊びをする】
play with sand.
すなあび
すなあび [0][4] 【砂浴び】 (名)スル
「さよく(砂浴){(3)}」に同じ。
すなあらし
すなあらし [3] 【砂嵐】
砂漠などで起こる,砂を含んだ強風が吹き荒れる現象。砂暴風。
すない
すない 【少】 (接頭)
〔「すなき」の転〕
官職名に付いて,同じ官で位の低いほうをいう。
⇔おおい(大)
「―おおともい」「―すけ」
すないすけ
すないすけ 【少輔】
⇒しょう(少輔)
すないものもうし
すないものもうし 【少納言】
⇒しょうなごん(少納言)
すないろ
すないろ [0] 【砂色】
砂のように灰色がかった黄色。
すなえ
すなえ [0] 【砂絵】
手に握った砂を少しずつ落として描き出した絵。江戸時代,大道芸人が白砂や五色の砂を使って行なった。砂書き。
すなお
すなお [1] 【素直】 (形動)[文]ナリ
(1)性格や態度にひねくれたところがなく,あえて人に逆らったりしないさま。「―な子」「―に従う」
(2)技芸などに癖がないさま。「―な字を書く」
(3)物の形がまっすぐであるさま。「―なるその一ふしもならふやと植ゑてや見まし窓の呉竹/新葉(雑中)」
(4)飾り気がなくありのままであるさま。「神世にはうたのもじもさだまらず―にして/古今(仮名序)」
[派生] ――さ(名)
すなお
すなお【素直な】
gentle;→英和
mild;→英和
meek;→英和
docile;→英和
obedient.→英和
〜に obediently;→英和
meekly;→英和
gently.〜に白状する confess frankly.
すなかぶり
すなかぶり [3] 【砂被り】
相撲で,土俵ぎわの見物席。
すなかべ
すなかべ [0] 【砂壁】
和風建築で,色砂を糊(ノリ)で練って上塗りし,仕上げた壁。
すながき
すながき [0] 【砂書き】
「砂絵(スナエ)」に同じ。
すながし
すながし [2] 【州流し】
金銀の砂子を散らして水の流れを表した文様。州流れ。
すながた
すながた [0] 【砂型】
砂を用いて作った鋳型。
すながに
すながに [0] 【砂蟹】
海産のカニ。甲はほぼ正方形で,幅3センチメートル内外。普通は砂色だが,日照などにより赤褐色まで変化する。高潮線付近の砂泥地に穴を掘ってすむ。本州以南,台湾・中国の砂浜に広く分布。
すながわ
すながわ スナガハ 【砂川】
(1)北海道中部,石狩平野北部にある市。石狩川に沿い,舟運と背後の炭田で発展した。木材・化学工業が立地。
(2)東京都北多摩郡の旧町名。1963年(昭和38)立川市に編入。
すながわじけん
すながわじけん スナガハ― 【砂川事件】
1955年(昭和30)から57年にかけて,アメリカ軍立川基地の拡張をめぐって,地元砂川町の住民および支援の労働組合員・学生らと,警官隊との衝突で起きた数回におよぶ流血事件。裁判において日米安全保障条約の合憲性が争われた。
すなぎも
すなぎも [0] 【砂肝】
鳥の砂嚢(サノウ)。
すなぐい
すなぐい [0] 【砂杭】
⇒サンド-パイル
すなけむり
すなけむり【砂煙(を立てる)】
(raise) a cloud of dust.
すなけむり
すなけむり [3] 【砂煙】
砂が舞い上がり,煙のように見えるもの。砂塵(サジン)。
すなこうだい
すなこうだい [3] 【砂高台】
焼き物で,高台の底に砂の痕(アト)が残っているもの。重ね焼きの際,器物どうしが溶着するのを防ぐために砂をまいたために生じる。朝鮮製の茶碗(チヤワン)などに多い。
すなご
すなご [0] 【砂子・沙子】
(1)すな。まさご。
(2)金銀の箔(ハク)を粉末にしたもの。蒔絵(マキエ)・色紙・襖(フスマ)紙などに吹きつけて装飾とする。「―ノ屏風/日葡」
すなごし
すなごし [0] 【砂漉し】
(1)桶(オケ)などに砂を詰め,水を砂の層を通して汚れを除くこと。また,その水。
(2)酒を砂の層を通して濁りを除くこと。また,その酒。
すなさいばい
すなさいばい [3] 【砂栽培】
滅菌した砂を水溶液でうるおして,植物を栽培する方法。砂耕。
すなさばく
すなさばく [3] 【砂砂漠】
岩石砂漠の周辺に分布する砂礫(サレキ)からなる砂漠。砂丘の発達に特色がみられる。例,タクラマカン砂漠。クーム。
→岩石砂漠
すなざら
すなざら [0] 【砂皿】
砂浴(サヨク){(1)}に用いる鉄皿。
すなざわいせき
すなざわいせき スナザハヰセキ 【砂沢遺跡】
青森県弘前市三和にある弥生前期の水田遺跡。水田址と籾痕のついた遠賀川式土器が発見され,北日本への稲作伝播の推定時期がより古くなった。
すなじ
すなじ【砂地】
sandy soil;the sands.
すなじ
すなじ [0] 【砂地】
石や岩のない砂ばかりの土地。すなち。
すなずり
すなずり [0] 【砂摩り・砂摺り】
(1)魚の腹の肉。脂肪に富んだ部分。
(2)細かい粒状または粉状の研磨材を用いてみがくこと。
(3)砂を配合した漆喰(シツクイ)で壁などを塗ること。また,その壁。
すなせっちん
すなせっちん [3] 【砂雪隠】
茶席の内露地に設ける雪隠。石を配し,川砂を盛り,触杖(ソクジヨウ)を添える。現在では実用とはしない。飾り雪隠。
すなち
すなち [0] 【砂地】
⇒すなじ(砂地)
すなでならい
すなでならい [3] 【砂手習い】
昔,砂に指や棒切れで字を書いて習うこと。砂手本。
すなどけい
すなどけい [3] 【砂時計】
時計の一種。中央のくびれた瓢箪(ヒヨウタン)形のガラス器に一定量の砂を封入したもの。砂の入っている方のふくらみを上にして立て,くびれを通って下方へ落ちた砂の量で時間を知る。砂漏(サロウ)。
すなどめ
すなどめ [0] 【砂留(め)】
砂がくずれ落ちないように山の斜面や川の堤などに設ける設備。
すなどり
すなどり [0][4] 【漁り】 (名)スル
(1)すなどること。魚や貝をとること。
(2)漁をする人。漁夫。[ヘボン]
すなどりねこ
すなどりねこ [5] 【漁り猫】
ネコ科の哺乳類。頭胴長約85センチメートルの大形のヤマネコ。体色は灰褐色で,暗褐色の斑点がある。海岸や湖沼の近くの茂みにすみ,巧みに泳ぐ。東南アジアからインドに分布。フィッシング-キャット。
すなどる
すなど・る [3] 【漁る】 (動ラ五[四])
魚や貝を取る。漁をする。「海辺で―・る」「魚―・りて罪を結ぶ/三宝絵詞(下)」
すなねずみ
すなねずみ [3] 【砂鼠】
齧歯目ネズミ科の一種。中国東北部からモンゴルに生息し,砂を与えると喜ぶことからこの名をもつ。日本で実験動物化され,フィラリア症,てんかん,コレステロール代謝などの研究に使われている。
すなのおんな
すなのおんな 【砂の女】
小説。安部公房作。1962年(昭和37)刊。砂丘地帯の蟻(アリ)地獄のような穴に閉じ込められた主人公の姿を通して,閉塞(ヘイソク)状況の中での人間実存の可能性を問う。
すなのみ
すなのみ [0] 【砂蚤】
スナノミ科の昆虫。人間やイヌ・ネコ・ブタその他の獣の皮下に寄生。蛹(サナギ)から羽化したばかりには体長2ミリメートルほど,宿主の皮下に食い入って吸血すると腹部が膨れ上がって,10ミリメートルほどの豆粒のようになる。アフリカ・南アメリカの熱帯地域に分布。
すなのもの
すなのもの [5] 【砂の物】
生け花の形式の一。砂鉢に木の株を立て,砂を入れて固定するもの。安土時代に一株立・二株立に形式がととのい,違い棚の下の重(ジユウ)から床の間に進出した。桃山時代以降は近景を表現するものとされた。すなもの。株立。
すなはま
すなはま [0] 【砂浜】
砂の浜辺。砂地の海岸。
すなはら
すなはら【砂原】
a sandy plain.
すなはら
すなはら [0] 【砂原】
砂の原。広い砂地。
すなば
すなば [0] 【砂場】
校庭や公園などの一部に区画を設けて砂を入れ,子供が遊べるようにした場所。
すなば
すなば【砂場】
<build> a sand pit; <play in> a sandbox.→英和
すなばしり
すなばしり [3] 【砂走り】
チドリ目ツバメチドリ科の鳥。全長23センチメートルほど。全体が黄褐色で,目の後方に黒線がある。地上を速く走るが飛ぶことは少ない。砂漠や荒れ地にすみ,昆虫やトカゲなどを食べる。アフリカ北部から小アジア・インドに分布。
すなばち
すなばち [0] 【砂鉢】
(1)焼き方の粗末な砂色の鉢。
(2)華道で,砂を入れて花を立てる,口が広く背の低い花器。
すなばらい
すなばらい [3] 【砂払い】
〔体内の砂を払うといわれることから〕
こんにゃくの異名。すなはらい。
すなひがさ
すなひがさ [3][4] 【砂日傘】
海水浴場の砂浜に立てる大きな日傘。ビーチ-パラソル。[季]夏。
すなびきそう
すなびきそう [0] 【砂引草】
ムラサキ科の多年草。海岸の砂地に自生。長い根茎が砂中をはう。茎は高さ30センチメートル内外で,狭長楕円形の葉を密に互生。夏,枝先に香りのある五弁の白色花を多数つける。浜紫(ハマムラサキ)。
すなふき
すなふき [0] 【砂吹き】
⇒サンド-ブラスト
すなぶくろ
すなぶくろ [3] 【砂袋】
砂の入っている袋。砂嚢(サノウ)。
すなぶくろ
すなぶくろ【砂袋】
a sandbag;→英和
a gizzard (鳥の).→英和
すなぶね
すなぶね [0] 【砂船】
浚渫(シユンセツ)した土砂を運ぶ船。
すなぶろ
すなぶろ【砂風呂】
a sand bath.
すなぶろ
すなぶろ [0] 【砂風呂】
海浜の温泉熱によって熱くなった砂に埋まって体を温めること。指宿(イブスキ)温泉のものなどが有名。砂湯。砂蒸し。
すなぼこり
すなぼこり [3] 【砂埃】
細かい砂のほこり。「―がたつ」
すなめり
すなめり [0] 【砂滑】
ハクジラの一種。全長1.8メートルほど。体は暗青灰ないし黒色で,背びれがない。インドから東南アジア,日本の沿岸に分布。瀬戸内海のものは天然記念物として保護されている。
すなもぐり
すなもぐり [3] 【砂潜】
魚,カマツカの異名。
すなやつめ
すなやつめ [3] 【砂八目】
ヤツメウナギ目の淡水魚。全長15センチメートル前後。体形は円筒形で,目の後方に七対の鰓孔(エラアナ)をもつ。口は吸盤状で,顎(アゴ)がない。背面は暗青色,腹面は白い。幼魚は釣り餌(エ)とする。南日本の一部を除く日本各地に分布。ヤツメ。スナクグリ。
すなやま
すなやま【砂山】
a sand hill[bank (海岸の)].
すなやま
すなやま [0] 【砂山】
砂が積もってできた山。砂丘。
すなやま
すなやま 【砂山】
(1)日本歌曲。北原白秋の詩に中山晋平が作曲。1922年(大正11)に発表。「海は荒海,向こうは佐渡よ…」
(2)日本歌曲。{(1)}と同じ詩に山田耕筰が1926年(大正15)に作曲。
すなゆ
すなゆ [0] 【砂湯】
「砂風呂(スナブロ)」に同じ。
すなわち
すなわち【即ち】
namely;that is (to say).
すなわち
すなわち スナハチ [2] 【則ち・即ち・乃ち】
■一■ (接続)
(1)言い換えれば。とりもなおさず。「国会は二院,―衆議院と参議院より成る」「子の喜びは,―親の喜びである」
(2)(多く「…ば」を受けて)そのときは。つまり。「戦えば―勝つ」「狂人の真似とて大路を走らば―狂人なり/徒然 85」
■二■ (名)
(1)そのとき。その途端。「綱絶ゆる―に,八島の鼎の上にのけざまに落ち給へり/竹取」
(2)その頃。当時。「爰には―より,御夜中暁の事も知らでやと歎き侍りしかど/落窪 3」
■三■ (副)
(1)即座に。すぐに。「御願も―成就して/平家 3」
(2)とりもなおさず。つまり。「竜神は―千手の廿八部衆の其一なれば/平家 2」
〔本来,名詞で,■二■(1) が原義。「即時」の意の「即」の訓として用いられたものが,他の意の場合の「即」や「乃」「則」などの訓としても用いられるようになり,そこから接続詞や副詞としての用法が成立した〕
すなゴム
すなゴム [0] 【砂―】
タイプで打った字などを消すための,硬質の消しゴム。
すに
すに [2] 【酢煮】
酢を加えて煮ること。
すにん
すにん 【数人】
「すうにん(数人)」に同じ。「―を殺して去りにけり/今昔 24」
すぬ
す・ぬ 【拗ぬ】 (動ナ下二)
⇒すねる
すぬい
すぬい [0] 【素縫い】
(1)「運針」に同じ。
(2)染めによらず,刺繍だけで文様を表す・こと(もの)。総縫い。染め柄の布に部分刺繍をほどこした「あしらい」に対する語。
すね
すね [2] 【臑・脛】
足の膝(ヒザ)からくるぶしまでの部分。特に,その前面をいう。はぎ。
すね
すね【脛】
the leg;→英和
the shin.→英和
親の〜をかじる hang[sponge]on one's parents.〜に傷をもつ <a man> with a guilty conscience.
すね=から火を取る
――から火を取・る
火をつける火打ち石などの道具もないほど貧乏している。「―・る此西鶴同然の御ありさま/浮世草子・元禄太平記」
すね=に傷
――に傷(を)持・つ
隠している悪事がある。やましいことがある。「―・つ身」
すね=を噛(カジ)る
――を噛(カジ)・る
⇒親(オヤ)の臑(スネ)を噛(カジ)る(「親」の句項目)
すねあて
すねあて [0][3] 【臑当て・脛当て】
(1)運動選手などが臑を保護するためにつける用具。
(2)甲冑(カツチユウ)の付属品で臑に当てるもの。鉄・革で作り,古くは臑のみを守ったが,南北朝頃から,膝頭をおおう立挙(タテアゲ)をつけるようになった。
臑当て(2)[図]
すねあて
すねあて【脛当】
leg guards;greaves (鎧の).
すねあらいさぶらい
すねあらいさぶらい スネアラヒサブラヒ 【臑洗ひ侍】
他人の臑を洗うような身分の低い侍。「やい―のばか者/浄瑠璃・井筒業平」
すねい
すね・い 【拗い】 (形)
〔中世語〕
すねている。ひねくれている。「―・イヒト/日葡」
すねおし
すねおし [4][0] 【臑押し】
向き合った二人が,臑と臑とをからみ合わせ,押し合って勝負をきめる遊び。
すねかじり
すねかじり [3] 【臑噛り】
親などから生活費をもらって生活すること。また,その人。「親の―」
すねかじり
すねかじり【脛噛り】
a sponge;→英和
a hanger-on.
すねき
すねき [0] 【拗ね木】
ねじまがった木。
すねきず
すねきず [2] 【臑疵】
「臑に疵を持つ」の略。「―の身」
すねくろしい
すねくろし・い 【拗ねくろしい】 (形)[文]シク すねくろ・し
〔近世語〕
すねたようである。ひねくれている。「さつても当の違うたあの―・しいお顔わい/浄瑠璃・栬狩」
すねすねし
すねすね・し 【拗ね拗ねし】 (形シク)
〔「すねずねし」とも〕
物の形や心がひどくねじまがっている。「かたち醜くふつつかにて,心迄―・しく/浄瑠璃・日本振袖始」
すねはぎ
すねはぎ [2] 【臑脛】
すねとはぎ。足のすね。
すねはぎ=の延びた奴(ヤツ)
――の延びた奴(ヤツ)
背丈ばかり高くて,役に立たない者をののしっていう語。「何事もお気に参らぬ時は,あの―かなと,御意なされて御座る程に/狂言・萩大名(鷺流)」
すねはじかみ
すねはじかみ 【脛薑】
狂言「芥川(アクタガワ)」の別名。
すねはたばる
すねはたば・る 【拗ねはたばる】 (動ラ四)
すねて強情を張る。「情知らぬ親方と,―・つて/浄瑠璃・傾城酒呑童子」
すねもの
すねもの【拗ね者】
a cynic;a peevish fellow.
すねもの
すねもの [0] 【拗ね者】
ひねくれて他人と調和しない人。つむじまがり。「世の―」
すねる
すねる【拗ねる】
be sulky[peevish];be cynic.
すねる
す・ねる [2] 【拗ねる】 (動ナ下一)[文]ナ下二 す・ぬ
(1)自分の思うとおりにならないため,ぐずぐずと逆らう態度をとる。「―・ねて泣く」「世を―・ねる」
(2)ひねくれている。「百姓は意地の―・ねたる物にて/甲陽軍鑑(品一二)」
すねん
すねん [0] 【数年】
(1)長年。多年。「―のこうにておしまはす/安愚楽鍋(魯文)」
(2)「すうねん(数年)」に同じ。「―を経て法慶死ぬ/今昔 6」
すのう
すのう 【収納】
〔「しゅのう」の直音表記〕
年貢その他の税をとりたてること。また,とりたてたもの。「あやしの郡の―などせさせければ/宇治拾遺 7」
すのき
すのき [1] 【酢の木】
ツツジ科の落葉低木。本州中部以西の山中に自生。高さ1メートル内外。葉は楕円形で,酸味がある。春,緑白色の小花を二,三個ずつ前年枝につける。果実は小球形で黒熟し,酸味が強いが食べられる。
すのこ
すのこ [3][0] 【簀の子】
(1)細かく割った竹を横に並べてすだれのように編んだ物。
(2)竹や板を,間をあけて横に並べて打ちつけた台。水切り用に,流しや風呂の洗い場に敷いて用いる。
(3)劇場の舞台で,簀の子状の天井。ぶどう棚。
(4)平安時代,断面が方四寸の角材をいった語。
すのこ
すのこ【簀子】
a hurdle;→英和
a drainboard.
すのこえん
すのこえん [3] 【簀の子縁】
竹や板を,間をあけ横に並べて打ちつけた縁。
すのこまき
すのこまき [0] 【簀の子巻き】
⇒簀巻(スマ)き(2)
すのさき
すのさき 【洲崎】
千葉県館山市,房総半島南端の岬。三浦半島の剣崎(ツルギザキ)と対して,東京湾の湾口をなす。
すのもの
すのもの [2] 【酢の物】
魚肉・貝・野菜・海藻などを加減酢であえた料理。なます。
すのもの
すのもの【酢の物】
a vinegared dish.
すはい
すはい 【数輩】
かなりの人数をいう語。「―の若党を討たせ/太平記 19」
すはじかみ
すはじかみ 【酢薑】
狂言の一。薑売りと酢売りとが,互いに系図を語り合って優劣を争うが決着がつかず,果ては秀句くらべとなる。
すはだ
すはだ【素膚】
(bare) skin.→英和
〜に着る wear next to the skin.
すはだ
すはだ [1] 【素肌・素膚】
(1)なにもつけていない,自然のままのはだ。衣服やおしろいなどをつけていないはだ。
(2)シャツなどの下着をつけていないはだ。「―に服を着る」
(3)甲冑(カツチユウ)などを身につけていないこと。「―なる身に少しも(矢ガ)立たずして/太平記 3」
すはだか
すはだか [2] 【素裸】
まるはだか。すっぱだか。[季]夏。
すはだし
すはだし [2] 【素裸足】
足に何もはいてないこと。はだし。
すはだむしゃ
すはだむしゃ [4] 【素肌武者】
鎧(ヨロイ)や兜(カブト)を着けないで戦場に出る武士。
すはま
すはま [0] 【州浜・洲浜】
(1)州が発達して,水際の輪郭が出入りしている砂浜。
(2)「州浜形」の略。
(3)「州浜台」の略。
(4)「州浜鬼瓦」の略。
(5)棹物(サオモノ)菓子の名。大豆粉と砂糖を水飴をつなぎにして練った,横断面が州浜形の棹菓子。すあま。
(6)家紋の一。州浜台をもとに図案化したもの。
州浜(6)[図]
すはまおにがわら
すはまおにがわら [6] 【州浜鬼瓦】
州浜形の鬼瓦。
すはまがた
すはまがた [0] 【州浜形】
州浜{(1)}をかたどった,輪郭に出入りのある模様。近世では三つ輪形と称した。
すはまそう
すはまそう [0] 【州浜草】
ミスミソウの一品種。葉の裂片の先が丸みを帯びて州浜形のものをいう。本州の山地に生える。早春,花茎の先に白または淡紅紫色の五弁花をつける。ユキワリソウ。[季]春。
すはまだい
すはまだい [3] 【州浜台】
州浜形にかたどった脚つきの台。結婚式や祝いなどの飾り物をのせる島台に用いられる。
すはら
すはら 【素腹】
〔「すばら」とも〕
(1)子をはらまない女。「御いもうとの―の后は/大鏡(師尹)」
(2)すきっぱら。
すはる
すはる [0] 【素春】
連句で,春の句が三句から五句続く中に,花の句が詠まれないこと。作法上嫌われた。
→素秋
すばい
すばい 【素灰】
消し炭などの混じらない灰。「―と消炭を俵にして売るは/滑稽本・浮世風呂 4」
すばえ
すばえ 【楚】
⇒すわえ(楚)
すばく
すばく [0] 【寸白】
(1)条虫などの寄生虫。また,それによって起こる病気。すんばく。「くすしにかたりきかすれば,―におはしますなり,とて/栄花(鳥辺野)」
(2)〔(1)によるものと思われたことから〕
婦人病。白帯下。すんばく。「御隠居さま―の起りなされて/大つごもり(一葉)」
すばける
すば・ける (動カ下一)
間が抜ける。すっとぼける。「―・けた野郎ぢやないか,見つともない/歌舞伎・吾嬬鑑」
すばこ
すばこ [0] 【寸白】
「すばく(寸白)」に同じ。[ヘボン]
すばこ
すばこ【巣箱】
a birdhouse;a (bee)hive (みつばちの).
すばこ
すばこ [1][0] 【巣箱】
(1)野鳥に巣を営ませるために木にかけたりする箱。
(2)蜜蜂(ミツバチ)の巣を入れるための箱。
すばしこい
すばしこい
[動作]quick;→英和
nimble;→英和
agile;→英和
[性質]sharp;→英和
smart.→英和
すばしこい
すばしこ・い [4] (形)[文]ク すばしこ・し
〔「す」は接頭語〕
動作や行動がすばやい。敏捷(ビンシヨウ)だ。すばしっこい。「―・く逃げまわる」「小柄で―・い男」
[派生] ――さ(名)
すばしっこい
すばしっこ・い [5] (形)
「すばしこい」の転。「―・く動き回る」
[派生] ――さ(名)
すばしら
すばしら [2] 【須柱】
築地(ツイヂ)で,一間ごとに表面に露出している柱。
すばしり
すばしり [2] 【須走】
静岡県小山町須走から富士山頂に至る,富士山東側の登山口。下山のとき,急傾斜の砂地を走り下りるのでこの名がある。
すばしり
すばしり [2] 【洲走】
ボラの幼魚の呼称。
すばす
すばす [0] 【酢蓮】
薄切りの蓮を湯がき,甘酢につけたもの。酢蓮根(レンコン)。
すばなし
すばなし [2] 【素話】
(1)鳴り物の入らない落語。
(2)飲食物などをとらず,話だけすること。素物語。
すばなれ
すばなれ [2] 【巣離れ】 (名)スル
(1)雛(ヒナ)が大きくなり,成鳥として巣を出て行くこと。成人すること,一人前になることを比喩(ヒユ)的にもいう。巣立ち。
(2)暖かくなって,ひそんでいたフナなどが活発に泳ぎまわり始めること。
すばやい
すばやい【素早い】
nimble;→英和
quick.→英和
素早く nimbly;→英和
quickly.→英和
すばやい
すばや・い [3] 【素早い】 (形)[文]ク すばや・し
〔「す」は接頭語。近世以降の語〕
(1)動作や行動が早い。敏捷(ビンシヨウ)だ。手早い。「動作が―・い」「ボールを―・く投げ返す」
(2)理解や判断が早い。「彼の真意を―・く見抜く」「経済の動きを―・く読み取る」
[派生] ――さ(名)
すばやし
すばやし [2] 【素囃子】
能楽で,舞事の部分を謡なしで囃子方(ハヤシカタ)だけで演奏すること。
すばらしい
すばらし・い [4] 【素晴らしい】 (形)[文]シク すばら・し
(1)思わず感嘆するようなさまを表す。
(ア)(客観的評価として)この上なくすぐれている。際立って立派だ。「―・い眺望」「―・いアイデア」
(イ)(主観的評価として)きわめて好ましい。心が満たされる。「―・い日曜日」「―・いニュース」
(2)程度がはなはだしいさまをいう。
(ア)現代語では,多く好ましい状態について用いられる。驚くほどだ。「―・く広い庭園」「―・く青い空」
(イ)近世江戸語では,多く望ましくないさまをいうのに用いられる。ひどい。「此女故にやあ―・い苦労して/歌舞伎・与話情」
[派生] ――げ(形動)――さ(名)
すばらしい
すばらしい【素晴らしい】
wonderful;→英和
splendid;→英和
capital;→英和
gorgeous;→英和
<話> fantastic.
すばりわかしゅ
すばりわかしゅ 【窄り若衆】
〔「すばり」は肛門(コウモン)がすぼまっている意〕
男色を売る少年。男色の相手となる少年。陰間(カゲマ)。若衆。すばり。
すばる
すば・る 【窄る】 (動ラ四)
狭くなる。縮まる。また,衰える。「かた身よりおなかの―・る掛人/柳多留 10」「人ノ身代ガ次第ニ―・ッテ行ク/日葡」
すばる
すばる [1] 【昴】
〔動詞「統(ス)ばる」から〕
散開星団プレアデスの和名。冬の宵に見える。距離四〇八光年。星数約一二〇。二十八宿の一。昴宿(ボウシユク)。六連(ムツラ)星。昴星。すまる。
すばる
すばる 【昴・スバル】
文芸雑誌。1909(明治42)〜13年(大正2)刊。「明星」から出た平出修・平野万里・木下杢太郎・石川啄木らが中心。高踏的・耽美(タンビ)的で,詩歌を主とした。森鴎外が指導的座を占め「雁」なども掲載された。
すばる
すばる【昴】
《天》the Pleiades.→英和
すばる
すば・る 【統る】 (動ラ四)
集まって一つになる。すまる。[類聚名義抄]
→すべる(統)
すぱすぱ
すぱすぱ
〜吸う puff away at <one's pipe> .
すぱすぱ
すぱすぱ [2][1] (副)
(「と」を伴っても用いる)
(1)盛んにタバコを吸うさま。「―(と)タバコを吸う」
(2)刃物で切れ味よく次々と切るさま。また,たやすく物事を行うさま。「大根を―(と)切る」「いくつもの案件を―(と)片付ける」
すぱっと
すぱっと [2] (副)
(1)鮮やかに切ったり割ったりするさま。「青竹を―割る」
(2)ためらわず,明快に処理をするさま。「―言い切る」「―あきらめる」
すぱり
すぱり [2][3] (副)
(多く「と」を伴って)
(1)刃物で物を気持ちよく断ち切るさま。すっぱり。すぱっと。「刀で竹を―と切り倒す」
(2)迷わず決断するさま。すっぱり。
すひん
すひん 【師兄】
〔「す」「ひん」とも唐音〕
禅宗で,兄(アニ)弟子の称。
すびき
すびき [3] 【簀引き】
イナ(鯔)を捕らえる方法。竹簀を水面に浮かべてイナを追い,その上に飛び上がるのを捕らえるもの。
すびき
すびき [3] 【素引き】 (名)スル
(1)弓に矢をつがえず,弦だけを引くこと。
(2)縄をしごくこと。「用意の早縄―して/浄瑠璃・布引滝」
すびき
すびき [0][3] 【巣引き】 (名)スル
飼い鳥が繁殖すること。また,繁殖させること。「―する十姉妹(ジユウシマツ)」
すびき=の精兵(セイビヨウ)
――の精兵(セイビヨウ)
口先だけ強弓を誇るが,技が伴わず実戦の役に立たないこと。「―,畠水練の言葉に怖づる人非じ/太平記 29」
すびく
すび・く 【素引く】 (動カ五[四])
(1)弓の弦を引いて,張りの強さをためす。「ユミヲ―・ク/ヘボン(三版)」
(2)気をひく。試みる。「気はありやなしやと―・く隅田川/柳多留 3」
(3)痙攣(ケイレン)を起こす。「腹鳴合て,―・き合へり/今昔 28」
すびつ
すびつ [1] 【炭櫃】
いろり。一説に,角(カク)火鉢。「すさまじきもの…火おこさぬ―,地火炉/枕草子 25」
すふ
すふ 【周布】
姓氏の一。
すふだ
すふだ [1] 【素札】
カルタで点数にならない札。また,花札で,花模様だけの札。一点の札。スベタ。素物(スモノ)。
すふまさのすけ
すふまさのすけ 【周布政之助】
(1823-1864) 幕末期の長州藩士。攘夷派の指導者として藩政改革を推進。禁門の変,四国艦隊下関砲撃事件後,山口で自刃した。
すぶ
す・ぶ 【窄ぶ】 (動バ下二)
すぼめる。ちぢめる。「虎にはかに尾を―・べて逃げ退きければ/御伽草子・二十四孝」
すぶ
す・ぶ 【統ぶ】 (動バ下二)
⇒すべる
すぶた
すぶた【酢豚】
<中国料理> <a dish of> sweet-and-sour pork.
すぶた
すぶた [1] 【酢豚】
中国料理の一。角切りの豚肉に下味をつけて油で揚げたのち,ネギ・タケノコなどといため,甘酢あんをからめたもの。古老肉(クーラオロー)。
すぶた
すぶた [0] 【簀蓋】
簀のふた。食器の覆いなどに用いる。
すぶた
すぶた [0]
トチカガミ科の沈水性の一年草。池や溝に自生。葉は多数根生し,長さ15センチメートル内外の線形。夏から秋にかけ,葉間から長い花柄が出て,水面に白色の三弁花を一個開く。
すぶね
すぶね 【素船】
(1)荷物や乗客を積んでいない船。空船(カラブネ)。
(2)帆・錨(イカリ)・綱などの諸道具を除いた,船体のみをいう称。
すぶり
すぶり [0] 【素振り】
刀・木刀・バットなどを,練習のために空(クウ)で振ること。「木刀の―をする」
すぶり
すぶり【素振り】
shadow batting[stroking].
すべ
すべ 【皇】 (接頭)
「すめ」に同じ。「―神」
すべ
すべ [1][2] 【術】
手段。方法。「なす―を知らない」「もはや施す―がない」
すべ
すべ【術】
a way;→英和
a means.→英和
施す〜を知らない be at a loss <what to do> ;→英和
be at one's wit's end.
すべからく
すべからく【須らく】
by all means;should <do> ;→英和
ought <to do> .→英和
すべからく
すべからく [3] 【須く】 (副)
〔漢文訓読に由来する語。「すべくあらく(すべきであることの意)」の約。下に「べし」が来ることが多い〕
当然。「学生は―勉強すべし」
〔古くは「すべからくは」の形でも用いられた〕
すべがみ
すべがみ 【皇神】
皇室の祖先の神や天皇の尊称。すめがみ。「―の御手に取られて,なづさはましを/神楽歌」
すべくくる
すべくく・る [4][0] 【統べ括る】 (動ラ五[四])
一つにまとめあげる。総括する。「組織を―・る長」
すべしがみ
すべしがみ 【垂し髪】
「すべらかし(垂髪)」に同じ。
すべす
すべ・す 【滑す・辷す】 (動サ四)
すべらす。「御衣(オンゾ)を―・し置きて/源氏(賢木)」
〔「すべる」に対する他動詞〕
すべすべ
すべすべ
〜した smooth;→英和
slippery;→英和
velvety.→英和
すべすべ
すべすべ 【滑滑】
■一■ [0] (形動)
人の肌や物の表面などに手で触れたとき,なめらかでさらっとして心地よいさま。「―な肌」
■二■ [1] (副)スル
{■一■}に同じ。「―(と)した床柱」
すべっこい
すべっこ・い [4] 【滑っこい】 (形)
なめらかですべすべしている。すべこい。「―・い肌」
[派生] ――さ(名)
すべったの転(コロ)んだの
すべったの転(コロ)んだの
なんだかんだと騒がしく言うさま。「―とうるさいやつだ」
すべて
すべて【凡[総]て】
all;→英和
wholly;→英和
entirely;→英和
on the whole.→英和
〜の all;→英和
every;→英和
whole.〜の点で in every respect;in all points.
すべて
すべて [1] 【凡て・総て・全て】
〔動詞「統(ス)ぶ」の連用形に助詞「て」の付いたもの〕
■一■ (名)
全部。みんな。「関係者―が賛成した」「事件の―を詳しく報道する」
■二■ (副)
(1)ことごとく。一つも残さず。全部。「問題は―解決された」
(2)一般的にいって。大体。総じて。「―これはもろもろにまさりていみじう時めき給へば/栄花(花山)」
(3)(下に打ち消しの語を伴って)全然。まったく。一向に。「山にこもり水に入りて―人を近づけず候/著聞 12」
すべて=の道はローマに通ず
――の道はローマに通ず
〔ローマ帝国が全盛のときには,世界各地からの道がローマに通じていたことから〕
手段は異なっても目的は同じであることのたとえ。また,真理は一つであることのたとえ。
すべなし
すべな・し 【術無し】 (形ク)
なすべき手段がない。しかたがない。「かくばかり―・きものか世の中の道/万葉 892」
すべやか
すべやか 【滑やか】 (形動ナリ)
すべすべしたさま。なめらか。すべらか。「五音正しく,句移りの文字ぐさりの,―に聞きよくて/花鏡」
すべよく
すべよく 【術よく】 (副)
手ぎわよく。「―おれに渡さにやあ,腕づくでも取らにやならねえ/歌舞伎・三人吉三」
すべら
すべら 【皇】 (接頭)
「すめら(皇)」に同じ。
すべらか
すべらか [2] 【滑らか】 (形動)[文]ナリ
(1)すべすべしてなめらかなさま。「心臓形に尖つた―な青葉/日本北アルプス縦断記(烏水)」
(2)弁舌によどみのないさま。「客の顔の多くは紅に,其舌の多くは―に/ふところ日記(眉山)」
すべらかし
すべらかし [0] 【垂髪】
婦人の髪形の一。鬢(ビン)を大きく張り,背の方へ長くさげたもの。かもじを入れ,水引などを結ぶ。武家婦人・宮中女官などが結った。すべしがみ。おすべらかし。さげがみ。
垂髪[図]
すべらかす
すべらか・す [4] 【滑らかす・辷らかす】 (動サ五[四])
(1)すべらす。「(取ッタ魚ヲ)―・して逃がして/百座法談」
(2)髪をすべらかしにする。「内裏上臈の,髪も改め―・し/浄瑠璃・妹背山」
すべらがみ
すべらがみ 【皇神】
「すめかみ(皇神)」に同じ。「内侍所に,―となむおはします/更級」
すべらぎ
すべらぎ 【天皇】
〔古くは「すべらき」か〕
「すめろぎ(天皇)」に同じ。「―のあめのしたをしろしめすこと/古今(仮名序)」
すべらす
すべら・す [3] 【滑らす】 (動サ五[四])
すべるようにする。すべらせる。「足を―・す」「うっかり口を―・す」
すべらす
すべらす【足を滑らす】
miss one's footing.口を〜 make a slip of the tongue.→英和
すべらみこと
すべらみこと 【皇尊】
「すめらみこと(皇尊)」に同じ。「既に―の如く坐します/日本書紀(継体訓)」
すべり
すべり【滑り】
a slide;→英和
sliding.→英和
〜が良(悪)い (do not) slide well.
すべり
すべり [3] 【滑り・辷り】
すべること。「ふすまの―を良くする」
すべりいず
すべりい・ず 【滑り出づ】 (動ダ下二)
静かに退出する。そっと出る。「単衣一つを着て―・でにけり/源氏(空蝉)」
すべりおちる
すべりおちる【滑り落ちる】
slip off[down] <a bed,the stairs> .
すべりぎ
すべりぎ [3] 【滑り木】
敷居の溝に取り付けた樫(カシ)などの薄板。戸・障子などのすべりをよくし,敷居の摩耗を防ぐためのもの。うめがし。
すべりくだる
すべりくだる【滑り下る】
slide down.
すべりぐるま
すべりぐるま [4] 【滑り車】
「戸車(トグルマ)」に同じ。
すべりこみ
すべりこみ【滑り込み】
《野》sliding.→英和
〜で間に合う arrive[be]barely in time.
すべりこみ
すべりこみ [0] 【滑り込み】
(1)野球で,走者が塁をめがけてすべりこむこと。スライディング。「―セーフ」
(2)期限の時刻にぎりぎりで間に合うこと。「―で提出する」
すべりこむ
すべりこ・む [4][0] 【滑り込む】 (動マ五[四])
(1)すべって内に入る。また,すべるようになめらかに入り込む。「電車は静かにプラットホームに―・んできた」
(2)野球で,走者が塁の手前ですべって塁に入る。「―・んでセーフ」
(3)やっと間に合う。時間ぎりぎりで到着する。「提出期限に―・む」
[可能] すべりこめる
すべりこむ
すべりこむ【滑り込む】
《野》slide into <third base> .
すべりせつ
すべりせつ [3] 【滑り説】
横紋筋の収縮の仕組みを,筋原繊維を構成する二種類の繊維状のタンパク質の特殊な結合と解離によって説明する学説。筋原繊維の長軸の方向に規則正しく並んだミオシンとアクチンとが互いにすべりあって筋原繊維の長さを変えるというもの。1954年に H = S =ハクスリーらにより提唱された。平滑筋やその他の細胞運動にも適用されると考えられている。滑走説。
すべりだい
すべりだい【滑り台】
a slide.→英和
すべりだい
すべりだい [3] 【滑り台】
傾斜した台をすべり下りて遊ぶ遊具。
すべりだし
すべりだし [0] 【滑り出し】
(1)すべりはじめ。
(2)物事の最初の頃。出だし。「好調な―」
すべりだし
すべりだし【滑り出しが良い】
make a good start;begin well.
すべりだす
すべりだ・す [4][0] 【滑り出す】 (動サ五[四])
(1)滑り始める。自然に滑って出る。「そりが雪道を―・す」
(2)物事が進み始める。進行し始める。「計画は順調に―・した」
すべりどめ
すべりどめ【滑り止め】
a skid (自動車の);→英和
an ace in the hole (受験などの).→英和
〜のしてある skidproof.
すべりどめ
すべりどめ [0] 【滑り止め】
(1)すべりを止めるもの。すべらないようにすること。「―に砂をまく」
(2)入学試験で,目的の学校を落ちたときのために他の学校の試験を受けておくこと。また,その学校。
すべりひゆ
すべりひゆ [4] 【滑莧】
スベリヒユ科の一年草。畑地や道端に生える。全体に多肉質で無毛。茎は地をはって分枝し,赤みを帯びる。葉は互生し,へら形。夏,枝先に黄色の小花をつける。若苗は粘りけがあり,食用。茎・葉は利尿・解毒剤とする。[季]夏。
滑莧[図]
すべりべん
すべりべん [3] 【滑り弁】
蒸気機関のシリンダー内にあって,吸排気孔を滑り板を滑らせて開閉する弁。滑動弁。かつべん。
すべりまさつ
すべりまさつ [4] 【滑り摩擦】
物体が面上をころがらずにすべり動いているとき,その面に平行に物体が受ける抵抗。
→ころがり摩擦
すべりよる
すべりよ・る 【滑り寄る】 (動ラ五[四])
滑るようにして近寄る。にじりよる。
すべる
すべ・る [2] 【滑る・辷る・退る】 (動ラ五[四])
(1)物の表面をなめらかに移動する。「水面を―・るように進む」
(2)とどまっていられなくて,なめらかに動く。「雪道で―・った」「皿が―・って落ちる」
(3)雪・氷の上を滑走する。「スケートで―・る」
(4)うっかり言ったり,書いたりする。「口が―・る」「筆が―・る」「口ガ…―・ッテ申シタ/日葡」
(5)試験に落ちる。「入学試験に―・る」
(6)そっと位置をかえる。そっと退席する。「嫻雅(シトヤ)かに席を―・つた/社会百面相(魯庵)」「女も夜ふくる程に―・りつつ/徒然 191」
(7)退位する。「位を―・らせ給ひて新院とぞ申しける/平家 1」
[可能] すべれる
すべる
す・べる [2] 【統べる・総べる】 (動バ下一)[文]バ下二 す・ぶ
(1)ひとつにまとめて支配する。統率する。「帝王が国を―・べる」
(2)一つにまとめる。たばねる。「池のはちす葉に玉ゆり―・ぶる風の涼しさ/玉葉(夏)」
すべる
すべる【滑る】
slip;→英和
slide;→英和
glide;→英和
skate (スケート靴で);→英和
be slippery (床が).〜ように glidingly.滑って転ぶ slip and fall.試験に〜 fail in an examination.→英和
すべろぎ
すべろぎ 【皇】
⇒すめろぎ(天皇)
すほん
すほん [0] 【素本】
漢文で,訓点や注釈のない本文だけのもの。無点本。
すぼけ
すぼけ [0]
まのぬけていること。また,その人。まぬけ。
すぼける
すぼ・ける 【窄ける】 (動カ下一)
縮む。衰える。なえる。「体が―・けて立たぬわいなう/歌舞伎・台頭霞彩幕」
すぼし
すぼし [0][3] 【素干し・素乾し】
日光や火にあてないで干すこと。かげぼし。
すぼし
すぼ・し 【窄し】 (形ク)
(1)すぼんで細い。「―・き衣裳,青き黛,眉書きて細く長ければ/宴曲集」
(2)みすぼらしい。肩身が狭い。「貧しくして,富める家の隣に居るものは,朝夕―・き姿を恥ぢ/方丈記」
すぼし
すぼし 【角・角宿】
二十八宿,角宿(カクシユク)の和名。乙女座のスピカを含む。
すぼだい
すぼだい 【須菩提】
⇒しゅぼだい(須菩提)
すぼまる
すぼま・る [0][3] 【窄まる】 (動ラ五[四])
だんだん狭くなる。「口の―・った壺」
すぼむ
すぼ・む [0] 【窄む】
■一■ (動マ五[四])
小さく縮む。開いているものが閉じる。また,先の方が狭く,細くなる。つぼむ。「裾の―・んだズボン」「口ノ―・ンダ徳利/ヘボン」「肩ガ―・ウダ人/日葡」
〔「すぼめる」に対する自動詞〕
■二■ (動マ下二)
⇒すぼめる
すぼめる
すぼめる【窄める】
make <a thing> narrower;fold[shut] <an umbrella> ;→英和
shrug <one's shoulders> .→英和
すぼめる
すぼ・める [0][3] 【窄める】 (動マ下一)[文]マ下二 すぼ・む
すぼむようにする。「口を―・める」「傘を―・める」「肩を―・める」
〔「すぼむ」に対する他動詞〕
すぼり
すぼり [0] 【素掘り】
地面を深く掘る作業で,周囲の土の崩れを防止する工事をせずにそのまま掘り下げること。
すぼり
すぼり [0] 【素彫(り)】
(1)ざっと荒く彫ること。荒彫り。
(2)彫ったまま何も塗らずに木地を表したもの。
すぼる
すぼ・る 【窄る】 (動ラ四)
(1)細くなる。狭くなる。「一門の付きあひに肩身も―・りて/浮世草子・織留 5」
(2)衰える。不景気になる。「世の―・りたる物語して/浮世草子・胸算用 4」
すぽっと
すぽっと [2] (副)
(1)ある物にきっちりとはまっている物を一気に引き抜くときの音やそのさまを表す語。「ビンの栓を―抜く」
(2)一気にはめ込んだり落ち込んだりかぶせたりする音やそのさまを表す語。「穴に―落ちる」
すぽん
すぽん [2] (副)
(多く「と」を伴って)「すぽっと」に同じ。「ワインの栓が―と抜ける」
すぽん
すぽん
pop (音).→英和
〜と抜ける come out with a pop.
すぽんぬき
すぽんぬき 【すぽん抜き】
出し抜くこと。不意打ちを食わすこと。「なじみのおれを―にあはせた/浄瑠璃・丹波与作(中)」
すぽん抜き
すぽんぬき 【すぽん抜き】
出し抜くこと。不意打ちを食わすこと。「なじみのおれを―にあはせた/浄瑠璃・丹波与作(中)」
すま
すま 【須磨】
(1)神戸市西部の地名。大阪湾に臨む白砂青松の海岸で,古来明石と並び称された景勝地。須磨の浦。((歌枕))「―の浦に藻塩たれつつわぶと答へよ/古今(雑下)」
(2)神戸市西部の区。住宅地域。
(3)箏曲(ソウキヨク)の一。八橋検校(ケンギヨウ)作曲。六歌より成る組歌。
(4)源氏物語の巻名。第一二帖。光源氏の須磨における退隠生活を描く。
すま
すま [0] 【須万】
スズキ目の海魚。全長1メートルに達する。体はカツオに似て紡錘形。背面は青黒色で多くの暗色斜走帯があり,胸びれの下方に数個の黒斑がある。食用。本州中部以南からインド洋に分布。ヤイト。スマガツオ。
すま
すま 【隅】
「すみ(隅)」に同じ。「播磨路や心の―に関据ゑて/山家(恋)」
すま∘ない
すま∘ない 【済まない】 (連語)
相手に悪いと思っているさまをいう語。謝罪・謝礼・依頼などの場合に用いる。申しわけない。「苦労をかけて―∘ないね」「君には大変―∘ないことをした」「―∘ないけどライターを貸してくれ」
〔「すみません」よりもぞんざいな言い方〕
→すみません
[派生] ――なが・る(動ラ五[四])――なげ(形動)――なさ(名)
すまい
すまい スマヒ [1] 【住(ま)い】
〔動詞「住まう」の連用形から。「住居」とも当てる〕
(1)住む家。すみか。「―を探す」
(2)住むこと。「下宿―」「かくむくつけき―するたぐひは/源氏(蓬生)」
すまい
すまい スマヒ 【相撲】
〔動詞「争(スマ)ふ」の連用形から〕
(1)力や技を争うこと。すもう。[和名抄]
(2)すもうをする人。すまいとり。「小熊権介惟遠と言ふ―,息男惟成を相具して参りたり/十訓 3」
(3)「相撲(スマイ)の節(セチ)」の略。「―の折り,内・春宮のおはしませば/大鏡(兼家)」
すまい
すまい【住い】
[居住]living;→英和
<a country> life;→英和
[家]a dwelling;→英和
a house;→英和
a residence;→英和
one's address (住所).下宿〜する live in lodgings.
すまい
すまい スマヒ [2][1]
様子。ありさま。「人様々の顔の―/浮雲(四迷)」
すまいぐさ
すまいぐさ スマヒ― [2] 【相撲草】
植物オグルマの別名。
すまいとり
すまいとり スマヒ― 【相撲取り】
相撲をとる人。すもうとり。すまいびと。
すまいのかえりあるじ
すまいのかえりあるじ スマヒ―カヘリアルジ 【相撲の還り饗】
相撲の節の後,宮廷で行われる宴会。
すまいのせち
すまいのせち スマヒ― 【相撲の節】
奈良・平安時代,毎年7月に天皇が相撲を観覧し,そのあとで宴を催す年中行事。二六日仁寿殿(ジジユウデン)で下稽古(ゲイコ)の内取りがあり,二八日紫宸殿(シシンデン)で召し合わせが行われ,そこで選抜された者が翌二九日に「抜き出」という決勝戦を行なった。相撲の節会(セチエ)。相撲の会(エ)。
すまいのせちえ
すまいのせちえ スマヒ―セチヱ 【相撲の節会】
「相撲の節(セチ)」に同じ。
すまいのつかい
すまいのつかい スマヒ―ツカヒ 【相撲の使】
七月の相撲の節に備えて,例年二,三月頃,朝廷から派遣されて力士を諸国に召し歩く職。部領使(コトリヅカイ)。
すまいびと
すまいびと スマヒ― 【相撲人】
相撲をとる人。すもうとり。「陸奥国に真髪の成村といふ老の―有けり/今昔 23」
すまう
すま・う スマフ [2] 【住まう】 (動ワ五[ハ四])
〔「住む」に継続の助動詞「ふ」が付いたものから〕
(1)住み続ける。暮らし続ける。「片田舎に―・っている」「年月をあだに契りて我や―・ひし/伊勢 21」
(2)(芝居の舞台で,登場人物が)すわりこむ。座を占める。「玄関より二重へ廻り来て,両人宜しく―・ふ/歌舞伎・勧善懲悪覗機関」
[可能] すまえる
すまう
すま・う スマフ 【争ふ】 (動ハ四)
(1)相手の意志に従うまいとして反抗する。抵抗する。あらそう。「女もいやしければ―・ふ力なし/伊勢 40」
(2)辞退する。断る。「もとより歌のことは知らざりければ,―・ひけれど,しひて詠ませければ/伊勢 101」
(3)つかみあって争う。また,相撲をとる。「振離さんとて―・ひしかど/当世書生気質(逍遥)」
すまき
すまき [0] 【簀巻(き)】
(1)簀で物を巻き包むこと。また,そうしたもの。
(2)近世,私刑の一。体を簀で巻き水中に投げ込むもの。すのこまき。
(3)湖沼や川の浅瀬に簀垣を設けて魚を捕らえる仕掛け。
すまげんじ
すまげんじ [3] 【須磨源氏】
源氏物語が長編であるため,須磨の巻(第一二帖)あたりで読むのをやめてしまうこと。また,そうした人をからかっていう語。
すまこ
すまこ 【須磨子】
⇒松井(マツイ)須磨子
すまごと
すまごと [3] 【須磨琴】
〔在原行平が須磨に流されたとき庇(ヒサシ)の板で作ったという伝説から〕
一弦琴の別名。
すまし
すまし [3] 【澄まし・清し】
〔動詞「澄ます」の連用形から〕
(1)「澄まし汁」に同じ。
(2)酒の席で,杯を洗うための水。また,それを入れておく器。
(3)(多く「おすまし」の形で)きどること。まじめを装うこと。また,その人。
(4)洗い清めること。洗濯や掃除。「御―の事などせさせ奉り給へ/宇津保(国譲中)」
(5)「すまし女(メ)」に同じ。「おほやけ人,―・長女(オサメ)などして/枕草子 87」
すましじる
すましじる [4] 【澄まし汁・清し汁】
(1)出し汁に醤油・塩などで味をつけた透明な吸い物。
(2)味噌汁の上澄み。
すましじる
すましじる【澄まし汁】
clear soup.
すましめ
すましめ 【清し女】
器具の洗い清めや御湯殿のことなどに奉仕する下級の女官。すまし。樋洗(ヒスマシ)。
すましや
すましや [0] 【澄まし屋】
気取ってまじめな顔つきをする人。おすまし。
すましや
すましや【澄まし屋】
a prim person (つんとした);an affected person (気取った).
すましバター
すましバター [4] 【澄まし―】
バターを湯煎などで溶かして得られる上澄み。ブール-クラリフィエ。
すまじき
すまじき (連語)
〔サ変動詞「す(為)」の終止形に助動詞「まじ」の連体形「まじき」の付いたもの。連体詞のように用いる〕
してはならない。すべきではない。
すまじき=ものは宮仕(ミヤヅカ)え
――ものは宮仕(ミヤヅカ)え
会社や官庁に勤めるのは気苦労が多くつらいものだから,できるならしない方がよい。
すまじきものは宮仕(ミヤヅカ)え
すまじきものは宮仕(ミヤヅカ)え
⇒「すまじき」の句項目
すます
すま・す [2] 【済ます】 (動サ五[四])
〔「澄ます」と同源〕
(1)物事をなしおえる。はたす。「宿題を―・す」
(2)借りを返す。返済する。「借金を―・す」「只今算用を―・さねばいなせぬぞ/狂言・八句連歌」
(3)一応の決着をつける。それで良いことにする。「パンとコーヒーだけで朝食を―・す」「御免で―・されてはかなわない」「その場はそれで―・した」
(4)(動詞の連用形の下に付いて)すっかり…する。
→すます(澄)(6)
(イ)
〔「済む」に対する他動詞〕
[可能] すませる
すます
すま・す [2] 【澄ます・清ます】 (動サ五[四])
(1)水などを濁りのない状態にする。「水を―・す」
(2)雑念を払って,心を落ち着かせる。「心を―・して字を書く」「琵琶をしらめて夜もすがら心を―・し/平家 5」
(3)一つのことに注意を向ける。「耳を―・す」「諸人目を―・して見る処に/保元(上・古活字本)」
(4)曇りを取り去って,さえた状態にする。「五六撥をいとおもしろく―・して弾き給ふ/源氏(若菜下)」
(5)(自動詞的に用いて)よそ行きの表情やそぶりをする。そんなことにはかかわりがないという表情やそぶりをする。「おつに―・した顔」「他人に迷惑をかけても―・している」
(6)動詞の連用形の下に付いて,
(ア)一心に…する。精神を集中して…する。「笛を吹き―・す」「おこない―・す」
(イ)すっかり…する。完全に…する。「刀を研ぎ―・す」「医者になり―・す」
(7)洗い清める。「その日御髪―・し,端に居て乾し居給へる中に/宇津保(初秋)」
(8)世の中が平安になるようにする。鎮定する。「一天をしづめ,四海を―・す/平家 12」
(9)道理を明らかにする。是非をはっきりさせる。「理ヲ―・ス/日葡」
〔「澄む」に対する他動詞〕
[可能] すませる
すます
すます【済ます】
(1)[終える]finish;→英和
get through <with> ;conclude;→英和
settle <an account> .→英和
(2)[間に合わす]do without <a thing> (なしで).
すます
すます【澄ます】
[水などを]clear;→英和
clarify.→英和
澄ました prim;→英和
affected.→英和
澄ましている be affected (気取って);look prim (つんとして);look serious[grave](まじめくさって);affect[feign]ignorance (知らぬ顔で).耳を〜 listen closely[with all one's ears].
すませる
すま・せる [3] 【済ませる】 (動サ下一)
〔五段動詞「済ます」の下一段化〕
「すます(済)」に同じ。「夕食を―・せる」
すまた
すまた [0]
(1)拍子がはずれること。「冬編笠もふすぼり,三味線つぼも―の弾き語り/浄瑠璃・新版歌祭文」
(2)あてはずれ。見当違い。「女郎買に往てしまひ,那奴(アイツ)等二人に―を喰わせるとはどうだへ/怪談牡丹灯籠(円朝)」
すまた
すまた [0] 【素股】
(1)何もはかずに,肌があらわれている股。
(2)内もも。転じて,股間で行う交接。
すまた=が切れ上がる
――が切れ上が・る
すらっと背が高いさまをいうたとえ。「すまた切れあがりて大男/浮世草子・二十不孝 1」
すまたきょうおんせん
すまたきょうおんせん スマタケフヲンセン 【寸又峡温泉】
静岡県北部,大井川支流の寸又川の渓谷にある硫黄泉。上流にある大間ダム付近の湧泉を引き湯。朝日岳へのハイキング基地。
すまでら
すまでら 【須磨寺】
神戸市須磨区にある真言宗須磨寺派の本山,福祥寺の通称。
すまない
すまない【済まない】
inexcusable;→英和
regrettable.→英和
〜ことをいたしました I'm very sorry <for> .
すまに
すまに (副)
休むことなく。「戯奴(ワケ)がため我(ア)が手も―春の野に抜ける茅花(ツバナ)そ召して肥えませ/万葉 1460」
すまる
すまる 【昴】
⇒すばる(昴)
すまろぐさ
すまろぐさ
クサスギカズラの古名。[本草和名]
すまん
すまん 【数万】
「すうまん(数万)」に同じ。「―の敵/浄瑠璃・凱陣八島」
すみ
すみ [1][2] 【酸味】
酸い味。酸っぱい味。すっぱみ。さんみ。
すみ
すみ [2] 【墨】
(1)油煙・松煙を膠(ニカワ)で固め,硯(スズリ)ですって書画を書くのに用いるもの。また,それをすって作った黒い液。
(2)絵の具を固めて作り,硯などですって絵などを書くときに用いるもの。朱墨・藍(アイ)墨など。
(3)まっ黒なすす。「鍋(ナベ)の―」
(4)タコ・イカなどの体内にある黒い汁。身に危険が迫った時,噴出して外敵の目をくらます。「タコが―を吐く」
(5){(1)}で書いたり染めたりした色。
(6)「墨染め」の略。「―の衣」
(7)「墨縄」「墨糸」の略。「―を打つ」
(8)印刷用の黒インク。「―一色」
すみ
すみ [1] 【隅・角】
(1)囲まれた区域のかど。また,端の方。すみっこ。「部屋の―に片づける」「重箱の―をほじくる」
(2)ある場所の中心やその周辺でない所。人々の目につかない所。かたすみ。「社会の―でひっそりと暮らす」
(3)「隅の折敷(オシキ)」のこと。
(4)「角前髪(スミマエガミ)」の略。
すみ
すみ [2] 【済み】
物事が済むこと。「その件はもう―だ」「お代は―です」
→ずみ(済)
すみ
すみ [2] 【炭】
(1)木材を蒸し焼きにして作った黒色の燃料。木炭。[季]冬。《学問のさびしさに堪へ―をつぐ/山口誓子》
(2)物が焼けて黒く残ったもの。
すみ
すみ【炭】
charcoal.→英和
〜をおこす make fire with charcoal.→英和
〜を焼く burn charcoal.→英和
‖炭火 charcoal fire.
すみ
すみ【墨】
India(n) ink;China[Chinese]ink;an ink stick (固体).〜で書く write in Indian ink.〜をする rub an ink stick.〜をつける smear with ink.いかの〜 cuttlefish ink.〜色の black.→英和
すみ
すみ【隅】
a corner;→英和
a nook.→英和
〜から〜まで every nook and corner;all over <the country> ; <have> every inch of….〜に置けない男 a smart fellow.
すみ=から隅まで
――から隅まで
一方の隅から他方の隅まで。ある範囲のすべてにわたって。
すみ=と雪
――と雪
性質が全く反対のもののたとえ。
すみ=に染まれば黒くなる
――に染まれば黒くなる
人は環境や交わる友によって良くも悪くもなることのたとえ。朱に交われば赤くなる。
すみ=に置けない
――に置けない
案外,技量があったり世間を知っていたりして,あなどり難い。抜け目がない。
すみ=は餓鬼(ガキ)に磨(ス)らせ、筆は鬼に持たせよ
――は餓鬼(ガキ)に磨(ス)らせ、筆は鬼に持たせよ
墨をするときにはできるだけ力を入れないですり,筆で書くときは勢いよく力強く書くべきだ,というたとえ。
すみ=を入れる
――を入れる
元服二,三年前の男子が前髪の額ぎわ両隅を剃(ソ)り込むこと。角(カド)を入れる。
すみ=を打つ
――を打・つ
墨縄で木材などに黒い線をつける。
すみ=を磨(ス)るは病夫の如(ゴト)くし、筆を把(ト)るは壮士の如くす
――を磨(ス)るは病夫の如(ゴト)くし、筆を把(ト)るは壮士の如くす
「墨は餓鬼(ガキ)に磨らせ,筆は鬼に持たせよ」に同じ。
すみあか
すみあか [0] 【隅赤・角赤】
昔,婚礼に用いた手箱の一種。四辺を雲形の朱塗りにして高くし,他の部分を黒塗りとした手箱。
すみあし
すみあ・し 【住み悪し】 (形シク)
住みにくい。居心地が悪い。「他国(ヒトクニ)は―・しとそいふ/万葉 3748」
すみあらす
すみあら・す [0][4] 【住み荒(ら)す】 (動サ五[四])
(1)家や部屋など,長い間住んで汚したり傷つけたりする。「建ててから十年になると云ふが,―・したと云ふやうな処は少しもない/青年(鴎外)」
(2)よそに行き,住んでいたところを荒れたままにしておく。「―・したる柴の庵ぞ/新古今(雑中)」
すみいか
すみいか [2] 【墨烏賊】
(1)コウイカの別名。
(2)シリヤケイカの別名。
すみいし
すみいし [2] 【隅石】
石造り・煉瓦(レンガ)造りなどの建物の壁の出隅に積まれる石。補強を目的としてやや大きめの石が用いられる。
すみいと
すみいと [0] 【墨糸】
墨壺(スミツボ)に巻き込まれている糸。木材などに線を引くために用いる。すみなわ。
→墨壺
墨糸[図]
すみいれ
すみいれ [4][3] 【炭入れ】
「炭取り」に同じ。
すみいれ
すみいれ [0][4] 【隅入れ】
「隅入れ角」の略。
すみいれ
すみいれ [4][3] 【墨入れ】
(1)「墨壺(スミツボ)」に同じ。
(2)図面などを,墨または製図用インクで仕上げること。
すみいれかく
すみいれかく [4] 【隅入れ角】
(1)方形の四隅に少しくぼみをつけた形。隅入れ。
(2){(1)}をかたどった家紋。
すみいろ
すみいろ [0] 【墨色】
(1)書いたり染めたりした墨の色合い。ぼくしょく。
(2)墨で字を書かせ,その色合いでその人の吉凶を判断する一種の占い。墨色の考え。「占ひ,御判―相性の考へ,見て上ませう/浄瑠璃・新版歌祭文」
すみうし
すみう・し 【住み憂し】 (形ク)
住みづらい。住みにくい。「京や―・かりけむ/伊勢 8」
すみうち
すみうち [4][3] 【墨打ち】
(1)墨縄で線を引くこと。
(2)前もって手を打っておくこと。「淀さまへは取做しの―をしておくほどに/桐一葉(逍遥)」
すみえ
すみえ [0] 【墨絵】
(1)水墨画(スイボクガ)。
(2)墨で線描きした絵。「よき―に髪どもをおほひたるやうに見ゆ/紫式部日記」
すみえ
すみえ【墨絵】
an India(n)-ink drawing.
すみか
すみか [1] 【住み処・栖】
住む所。住まい。住居。現代では好ましくないものの住んでいる所をいうことが多い。「犯人の―を捜す」「鬼の―」
すみか
すみか【住処】
⇒住い.
すみかえ
すみかえ [0] 【住(み)替え】
(1)住居をかえること。
(2)奉公人・芸者などが主家をかえること。鞍(クラ)替え。
すみかえる
すみか・える [0][4][3] 【住(み)替える】 (動ア下一)[文]ハ下二 すみか・ふ
(1)住む家・部屋をかえる。「マンションに―・える」
(2)奉公人や芸者などが,雇い主や抱え主をかえる。「江戸から―・へて来た有名な芸妓(ゲイシヤ)だつた/湯島詣(鏡花)」
すみかき
すみかき [4][3] 【炭掻き】
炭をかきよせる具。鉄製で,先端は鉤(カギ)状。
すみかく
すみかく [2][0] 【隅角】
「隅切り角」に同じ。
すみかけ
すみかけ [4][0] 【墨掛け】 (名)スル
木材から板や柱などの部材を取るために,木口(コグチ)に所要の印や線をつけること。
すみかご
すみかご [0][2] 【炭籠】
炭を小出しにして室内に置いておくかご。すみいれ。すみとり。[季]冬。
すみかわる
すみかわ・る [0][4] 【住(み)替わる】 (動ラ五[四])
家の住人がかわる。「草の戸も―・る代ぞひなの家/奥の細道」
すみがき
すみがき [0][4] 【墨書き・墨描き】
(1)墨でかくこと。また,そのかいたもの。
(2)日本画で,墨だけで物の輪郭を描き構図を定めること。また,彩色後,描線を生かして仕上げる技法。
(3)平安時代の宮廷の絵所の役職の一。「絵所に上手多かれど,―に選ばれて/源氏(帚木)」
すみがさ
すみがさ [3] 【墨傘】
地紙を黒く染めた日傘。
すみがね
すみがね [0][2] 【墨矩・墨曲尺】
〔古くは「すみかね」とも〕
(1)「曲尺(カネジヤク){(1)}」に同じ。
(2)〔建〕 {(1)}を使って,建築用木材に工作用の墨付けをする技術。規矩術(キクジユツ)。
すみがま
すみがま [0] 【炭窯】
木炭を作るかまど。炭焼き窯。[季]冬。
すみがわら
すみがわら [3] 【隅瓦】
入母屋(イリモヤ)造り・寄せ棟造りの軒先の隅に葺(フ)く瓦。
すみき
すみき [2] 【隅木・角木・桷】
入母屋(イリモヤ)造り・寄せ棟造りなどの屋根の四隅で,隅棟の下で垂木(タルキ)を受けている斜めの材。隅垂木。
隅木[図]
すみきらず
すみきらず [3] 【角不切】
四隅の角を切ってない折敷(オシキ)。
すみきり
すみきり [4][3] 【隅切り】
〔「隅切り角」の略〕
隅取り。隅角。
すみきりかく
すみきりかく [4] 【隅切り角】
方形の四隅を切り落とした形。隅切り。
すみきりげた
すみきりげた [4] 【隅切り下駄】
台を隅切り角にした下駄。
すみきる
すみき・る [3][0] 【澄(み)切る】 (動ラ五[四])
一点の濁りもなく澄む。「―・った秋空」「―・った心」
すみぎ
すみぎ [2] 【炭木】
焼いて炭にする木。炭材。
すみくち
すみくち 【済み口】
(1)事の終わる際。結着。また,落着した事件。「往来(ユキキ)の人,…此の―を見るはあやふかりし/浮世草子・男色大鑑 5」
(2)江戸時代の訴訟で,訴えについて内済(ナイサイ)(=和解)が成立したため,訴えの取り下げを役所に願い出ること。
すみくちしょうもん
すみくちしょうもん 【済口証文】
済み口{(2)}の際に提出する文書。和解の内容を記し,双方が連印した。
すみぐま
すみぐま [0] 【墨隈】
絵画手法の一。陰影・濃淡を表すときに淡墨で隈取りすること。
すみけちうた
すみけちうた [4] 【墨滅歌・墨消ち歌】
古今和歌集の歌の中で,古写本に書かれていながら墨で消してあるもの。流布(ルフ)本では巻末にまとめられている。ぼくめつか。
すみこみ
すみこみ【住込みのお手伝い】
a resident maid.〜の店員 a living-in employee.
すみこみ
すみこみ [0] 【住(み)込み】
住み込むこと。また,その人。
⇔通い
「―の店員」
すみこむ
すみこむ【住み込む】
live <in one's master's house> .→英和
すみこむ
すみこ・む [3][0] 【住(み)込む】 (動マ五[四])
使用人・弟子などが主人の家に住む。「師匠の家に―・む」
[可能] すみこめる
すみごこち
すみごこち【住心地が良(悪)い】
be (not) comfortable to live in.
すみごこち
すみごこち [0] 【住み心地】
住みぐあい。「―が好い」
すみごろも
すみごろも [3] 【墨衣】
黒く染めた衣。墨染めの衣。
すみさし
すみさし [0] 【墨差(し)・墨刺(し)】
へら状に削った竹の先端を細かく割った竹筆。大工・石工などが墨をつけて木材や石材に線を引くのに用いる。
すみさす
すみさす [0] 【隅扠首】
回り縁の縁板下の出隅から縁桁(エンゲタ)に四五度の角度で突き出した隅木。縁隅木。
すみざ
すみざ [0] 【炭座】
七座の一。炭を商うもの。炭の座。
すみざけ
すみざけ 【清み酒】
清酒(セイシユ)。[日葡]
すみじ
すみじ [0] 【墨字】
点字に対して,普通に書いたり印刷したりした文字。
すみすまし
すみすまし 【済み済まし】
しめくくり。決済。「―をした上でと思つて見るがくるしいわな/洒落本・見通三世相」
すみすり
すみすり [4][3] 【墨磨り】
(1)硯(スズリ)の古称。
(2)墨をすること。
すみすりがめ
すみすりがめ [4] 【墨磨り瓶】
硯がめ。水入れ。
すみず
すみず スミヅ [2] 【角水】
大工道具の一。水盛(ミズモリ)。水準器。
すみず=を突く
――を突・く
(角水を当ててわずかな誤差も調べるように)些細(ササイ)なことをも,とがめだてる。[日葡]
すみずきん
すみずきん [3][4] 【角頭巾】
後方にしころのようなたれのある頭巾。寛永年間(1624-1644)に流行し,主に医師・老人・剃髪者(テイハツシヤ)が用いた。かぶったとき両耳の上に角ができることからという。つのずきん。すみぼうし。かくずきん。
角頭巾[図]
すみずみ
すみずみ【隅々まで】
<search> every nook and corner;all over <the world> .
すみずみ
すみずみ [2][1] 【隅隅】
方々の隅。あらゆる隅。また,あらゆる方面。「部屋の―」「―にまで注意が及ぶ」
すみずり
すみずり [0] 【墨摺り】
(1)版木を摺るのに墨だけを用いること。また,その摺ったもの。
(2)更紗(サラサ)の模様の骨描(コツガ)きを彫刻版で摺り,彩色を筆で行うもの。
すみせん
すみせん 【須弥山】
⇒しゅみせん(須弥山)
すみそ
すみそ [2] 【酢味噌】
味噌に酢または酢と砂糖を加えてすったもの。魚介・海藻・野菜のあえ物などに用いる。
すみぞめ
すみぞめ [0] 【墨染(め)】
□一□
(1)墨で染めたような黒い色。
(2)「墨染め衣」の略。
(3)僧のこと。「―も兼て好むは色と酒/柳多留 61」
□二□京都市伏見区の地名。墨染寺がある。近世,遊郭のあった所。
すみぞめ
すみぞめ【墨染めの衣】
a (Buddhist's) black robe.
すみぞめごろも
すみぞめごろも [5] 【墨染(め)衣】
(1)黒く染めた衣。黒色の僧衣。
(2)ねずみ色の喪服。
すみぞめざくら
すみぞめざくら [5] 【墨染桜】
(1)桜の一種。花は小さく単弁で白いが,茎・葉とも青く,薄墨色のように見える。
(2)墨染{□二□}のあたりにあったという伝説上の桜。藤原基経の死をいたんで上野峯雄が「深草の野辺の桜し心あらば今年ばかりは墨染に咲け」と詠じたところ,墨染め色に咲いたという。
すみぞめの
すみぞめの 【墨染めの】 (枕詞)
墨染めが黒く,暗いことから「たそがれどき」「夕べ」「鞍馬」などにかかる。「―黄昏時(タソガレドキ)の朧夜(オボロヨ)に/古今六帖 5」「―のゆふべになればひとりゐて/古今(雑体)」「―鞍馬の山にいる人は/後撰(恋四)」
すみぞめのけさ
すみぞめのけさ 【墨染(め)の袈裟】
黒く染めた袈裟。
すみぞめのころも
すみぞめのころも 【墨染(め)の衣】
「墨染め衣(ゴロモ)」に同じ。
すみたてよつめ
すみたてよつめ [5] 【角立四つ目】
目結(メユイ)の一角が上にくるようにおいた四つ目結紋。
→四つ目結
すみだ
すみだ 【墨田】
東京都二三区の一。隅田川と荒川放水路に挟まれた地。商工業地区。旧本所区と向島区が合併。
すみだがわ
すみだがわ 【隅田川】
(1)東京都東部を流れる川。荒川の下流部の呼称。広義には北区岩淵水門から,一般には墨田区鐘ヶ淵付近から河口部までをいう。言問(コトトイ)・吾妻(アズマ)・蔵前(クラマエ)・両国・永代など著名な橋が架かり,吾妻橋より下流を大川ともいう。((歌枕))「―ゐせきにかかる白浪の/堀河百首」
〔古くは「墨田川・角田川」とも書いた〕
(2)能の一。四番目物。観世十郎元雅作。さらわれた愛児梅若丸を求めて,都から隅田川辺まで下ってきた狂女が,すでに亡き我が子の霊と悲しい対面をするというもの。
すみだがわ
すみだがわ 【すみだ川】
小説。永井荷風作。1909年(明治42)発表。隅田川に還(カエ)らぬ江戸の面影を見出し,淡い恋愛をからめて,懐旧の情を叙情豊かにつづる。
すみだな
すみだな [0] 【隅棚・角棚】
(1)部屋の隅にとりつけた棚。
(2)茶道用の棚。方形の一隅を落とした五角形の板と方形の板を三本の支柱で棚にしたもの。
すみだゆうぶし
すみだゆうぶし スミダイフ― 【角太夫節】
寛文(1661-1673)の頃京都で山本角太夫が起こした京浄瑠璃節。この派から文弥(ブンヤ)節が生まれた。
すみだわら
すみだわら [3] 【炭俵】
炭を入れる俵。わら・あし・かやなどを材料として作る。[季]冬。
すみだわら
すみだわら スミダハラ 【炭俵】
俳諧撰集。二巻。志田野坡(シダヤバ)・小泉孤屋(コオク)・池田利牛共編。1694年刊。歌仙・百韻・発句を収める。芭蕉最晩年の「かるみ」の境地をよく表した集。俳諧七部集の一。
すみだん
すみだん [2] 【須弥壇】
⇒しゅみだん(須弥壇)
すみだ川
すみだがわ 【すみだ川】
小説。永井荷風作。1909年(明治42)発表。隅田川に還(カエ)らぬ江戸の面影を見出し,淡い恋愛をからめて,懐旧の情を叙情豊かにつづる。
すみちがい
すみちがい [3] 【隅違い】
方形の隅から隅へ渡した線。対角線。すじかい。すみちがえ。
すみちょう
すみちょう [0] 【済み帳】
支払い帳。「一銭も残らず―付けて/浮世草子・永代蔵 5」
すみっこ
すみっこ [1][2] 【隅っこ】
すみ。はしっこ。
すみつき
すみつき [2][4] 【墨付(き)】
(1)(紙などの)墨の付き具合。
(2)墨で書いた筆の跡。筆跡。
(3)書誌学用語で,写本などの文字や絵などが書かれている部分。
(4)〔末尾に墨で書き判をしたところから〕
中世・近世,将軍や諸大名が臣下に与えた証明書。判物(ハンモツ)。
→御墨付(オスミツキ)
(5)機嫌。顔色。人のあしらい。「少し―がわるいを駕(カゴ)のもの見てとり/洒落本・初葉南志」
(6)口上(コウジヨウ)。挨拶。「互に味な―を子太郎がひつ取つて/浄瑠璃・妹背山」
すみつぎ
すみつぎ [4][0][3] 【墨継(ぎ)】
(1)筆で文字を書いているとき,途中で筆に,新たに墨を含ませて書き継ぐこと。
(2)「墨柄(スミヅカ)」に同じ。
すみつく
すみつく【住み着く】
settle <in> .→英和
すみつく
すみつ・く [0][3] 【住(み)着く】 (動カ五[四])
(1)長い間一か所に住む。居着く。「捨て猫が―・いてしまった」
(2)夫婦関係が定まって落ち着く。「おほきおとどのわたりに,今は―・かれにたりとな/源氏(若菜上)」
[可能] すみつける
すみつけしょうがつ
すみつけしょうがつ [5] 【墨付け正月】
正月一四日あるいは一五日に,鍋墨(ナベズミ)などを他人につけて歩く行事。墨塗りまつり。墨付けまつり。
すみつぼ
すみつぼ [0][2] 【炭壺】
「火消し壺」に同じ。
すみつぼ
すみつぼ [0][2] 【墨壺】
(1)大工・石工などが直線を引くときに用いる道具。巻き込んだ墨糸を墨池を通して引き出し,材に張り渡してはじいて線をつける。
(2)墨汁を入れた壺。墨入れ。墨斗(スミツモ)。
墨壺(1)[図]
すみづか
すみづか [0] 【墨柄】
短くなった墨をするとき,手が汚れないように墨を挟む用具。竹などで作る。墨挟み。墨の柄(ツカ)。墨継ぎ。
すみてまえ
すみてまえ [3] 【炭手前】
茶の湯で,炉または風炉(フロ)に炭を入れるときの式法。
→三炭(サンタン)
すみと
すみと [0] 【隅斗・角斗】
「鬼斗(オニト)」に同じ。
すみとおる
すみとお・る [3][0] 【澄み透る】 (動ラ五[四])
色や音などが澄み切ってすきとおるように見えたり,聞こえたりする。「秋晴れの日の空気は―・っている」
すみとぎ
すみとぎ [0] 【炭磨ぎ】
金属の彫刻などの荒彫りしたものを朴炭(ホオズミ)でみがいて仕上げること。
すみとも
すみとも 【住友】
姓氏の一。
すみともきちざえもん
すみともきちざえもん 【住友吉左衛門】
住友家当主の名。第三代(1647-1706)以後,代々襲名。四代友芳(1670-1719)のとき別子銅山を発見して採掘権を得る。一五世友純(トモイト)(1864-1926)に至って,銅山経営のほか銀行・倉庫業を始め,住友財閥を形成。
すみともざいばつ
すみともざいばつ 【住友財閥】
三井・三菱と並ぶ日本三大財閥の一。江戸時代以来別子銅山を経営していたが,維新後住友銀行を創立,銅山と銀行で発展。その後各種産業を経営して大コンツェルンとなる。第二次大戦後 GHQ の指令により解体。
すみともどうふきしょ
すみともどうふきしょ 【住友銅吹所】
大阪市中央区の住友本家邸宅にあった江戸時代の銅精錬場跡。精錬炉・屋敷跡が発見され,「鼓銅図録」に描かれた銅生産が明確になった。
すみとり
すみとり [4][3] 【炭取(り)・炭斗】
炭俵から小出しにした炭を入れておく器。すみかご。すみいれ。[季]冬。
すみなおし
すみなおし [3] 【墨直し】
石碑などの字にさした墨が風雨であせたのを,新しく墨をさして直すこと。
すみながし
すみながし [3] 【墨流し】
(1)「墨流し染め」の略。
(2)水面に字や絵をかく方法。小豆粉・黄柏(オウハク)・ミョウバンを麻布に包んで水で濡らし,紙に字・絵をかいたのち,その紙を水に浮かべて軽く突くと紙は沈み,字や絵だけが水面に残る。
(3)タテハチョウ科のチョウ。開張約65ミリメートル。はねは薄墨色で複雑な白斑があり,緑青色の光沢がある。口吻は赤色。本州以南,台湾まで分布。
すみながしぞめ
すみながしぞめ [0] 【墨流し染(め)】
墨液または顔料を水面にたらして流水状・波紋状の模様をつくり,それを紙や布に移しとる染め方。墨流し。
すみなす
すみな・す [3][0] 【住(み)成す】 (動サ五[四])
(1)そこを住居とする。すまう。「長年―・した家」
(2)(上に修飾句を伴って)…という様子で住む。「いとのどかに心にくく―・し給へり/源氏(夕顔)」
すみなれる
すみなれる【住み慣れる】
get used to a place.→英和
住み慣れた <one's> dear old <house> .
すみなれる
すみな・れる [4][0] 【住み馴れる】 (動ラ下一)[文]ラ下二 すみな・る
その土地や家に長年住んで,なれる。「―・れた土地」
すみなわ
すみなわ [0][2] 【墨縄】
「墨糸(スミイト)」に同じ。
すみに
すみに [0] 【墨煮】
イタリア・スペイン料理で,イカの身とその墨を煮たもの。
すみぬり
すみぬり 【墨塗】
狂言の一。遠国の大名が帰国に際し,なじみの女のもとへ別れを言いに行く。女が水で目をぬらして涙のようにみせかけているのを見た太郎冠者は,水を墨と取りかえる。女はそれともしらず,墨を塗って真っ黒になる。墨塗女。
すみぬりまつり
すみぬりまつり [5] 【墨塗(り)祭】
「墨付け正月」に同じ。
すみのえ
すみのえ 【墨江・住吉】
「すみよし(住吉){(2)}」に同じ。
すみのえがき
すみのえがき [5] 【住ノ江牡蠣】
海産の二枚貝。殻はほぼ卵円形で,殻長約12センチメートル。淡黄褐色ないし紫褐色で,左殻(下側)の方がくぼみが深い。有明海で食用に養殖。ヒラガキ。サラガキ。
〔「すみのえ」は有明海東岸の地名〕
すみのえのかみ
すみのえのかみ 【住吉神】
底筒男命(ソコツツノオノミコト)・中(ナカ)筒男命・表(ウワ)筒男命の総称。海上の守護神,外交の神,和歌の神とされる。住吉神社の祭神。すみよしのかみ。
すみのおしき
すみのおしき 【隅の折敷】
四隅を切った折敷。隅。
すみのくら
すみのくら 【角倉】
姓氏の一。
すみのくらそあん
すみのくらそあん 【角倉素庵】
(1571-1632) 江戸初期の学者・貿易家。通称,与一。素庵は号。了以の子。朱印船貿易に従事したほか,諸河川改修にも功を立てた。本阿弥光悦に書を学び,角倉流書風の始祖となる。
すみのくらぶね
すみのくらぶね [6] 【角倉船】
(1)御朱印船の一。江戸初期,朱印状を得て安南・東京(トンキン)などと貿易を行なった角倉了以の貿易船。
(2)江戸時代,天竜川に就航した高瀬舟の別名。
すみのくらぼん
すみのくらぼん [0] 【角倉本】
嵯峨本(サガボン)の別名。
すみのくらりゅう
すみのくらりゅう 【角倉流】
角倉素庵の始めた書道の一流派。
すみのくらりょうい
すみのくらりょうい 【角倉了以】
(1554-1614) 安土桃山時代から江戸初期の豪商。京都の生まれ。豊臣秀吉に朱印状を得て安南・東京(トンキン)との貿易に従事。また,国内諸河川の開発も積極的に行なった。
すみのころも
すみのころも 【墨の衣】
墨染めの衣。
すみのたもと
すみのたもと 【墨の袂】
墨染めの衣。
すみのぼる
すみのぼ・る 【澄み昇る】 (動ラ四)
(1)澄んだ月が空高くのぼる。「月は夜深うなるままに昼よりもはしたなう―・りて/源氏(竹河)」
(2)音色が澄んで高く響く。「琴の音は月の影にも通へばや空に調べの―・るらむ/金葉(雑上)」
すみのもち
すみのもち 【隅の餅】
新築の上棟式で,中央部から家の四隅に向かい,あるいは四隅から外部に向かって投げる餅。四隅餅(ヨスミモチ)。角餅(カドモチ)。
すみはだ
すみはだ [0] 【澄肌・墨肌】
刀身に見える,黒く澄んだ斑点。なまず肌。
すみはなる
すみはな・る 【住み離る】 (動ラ下二)
(1)住居を離れる。世間から離れる。「尼になりて同じ家の内なれど,方異(カタコト)に―・れてあり/更級」
(2)愛情が薄れて夫が妻の所へ来なくなる。「さばかり―・れたる所ある御心に/とりかへばや(上)」
すみばさみ
すみばさみ [3] 【墨挟み】
「墨柄(スミヅカ)」に同じ。
すみひき
すみひき [0] 【墨引き】
書状の封じ目。
すみひげ
すみひげ [2] 【墨髭】
墨や炭などで顔に書いた作り髭。奴(ヤツコ)が書いたり,勝負で負けた者の顔に書いたりした。
すみび
すみび [0][2] 【炭火】
炭でおこした火。おこった木炭。[季]冬。
すみびたい
すみびたい 【角額】
角(スミ)前髪にした額。[日葡]
すみふ
すみふ [0] 【墨斑】
植物の葉で,淡緑色の地に濃緑色の斑が入っているもの。
すみぶくろ
すみぶくろ [3] 【墨袋】
イカの体内で墨の入っている内臓。
すみぶと
すみぶと [0] 【墨太】 (名・形動)[文]ナリ
字を書いた筆のあとが太い・こと(さま)。筆太。「―に書き上げる」
すみぼうし
すみぼうし [3] 【角帽子】
(1)能で脇僧がかぶる頭巾(ズキン)。上部は三角にとがらせ,後ろは背中に垂らし,後頭部でひもで結ぶ。すんぼうし。
(2)「角頭巾(スミズキン)」に同じ。
すみまえがみ
すみまえがみ [3] 【角前髪】
江戸時代,額の生えぎわがほぼ一直線になるように両すみを剃(ソ)り込んだ前髪。元服以前の少年の髪形。角(スミ)。
角前髪[図]
すみません
すみません【済みませんが】
Excuse me,but…./I'm sorry to trouble you,but….
すみません
すみません 【済みません】 (連語)
相手に謝るとき,礼を言うとき,依頼をするときなどに言う語。しばしば感動詞的に用いられる。すいません。「ご迷惑をおかけしてどうも―でした」「ご出席いただいてどうも―でした」「―が鉛筆をとって下さい」
〔「すまない」の丁寧な言い方〕
→すまない
→申し訳ない
すみみつ
すみみ・つ 【住み満つ】 (動タ四)
(1)大勢の人がある場所に寄り集まって住む。「勢ひことに―・ち給へれば/源氏(玉鬘)」
(2)満ち足りた気持ちで住む。「内の大い殿の姫君と―・ちておはする/栄花(根合)」
すみむね
すみむね [0][2] 【隅棟】
入母屋(イリモヤ)造り・寄せ棟造りなどの屋根で,屋根面が互いに接した部分にできる,隅に向かって傾斜した棟。隅降(クダ)り棟。
→棟
すみや
すみや [2] 【炭屋】
炭を商う店。また,その人。
すみやか
すみやか【速やかな(に)】
quick(ly);→英和
fast;→英和
rapid(ly);→英和
speedy(-ily).→英和
すみやか
すみやか 【澄みやか】 (形動ナリ)
清らかで美しいさま。明瞭(メイリヨウ)であるさま。「その主の前において物いふ事―ならず/仮名草子・伊曾保物語」
すみやか
すみやか [2] 【速やか】 (形動)[文]ナリ
手間をとらず早くするさま。すぐ。「―な決断」「―に対策を講ずる」「可及的―に…」
[派生] ――さ(名)
すみやき
すみやき【炭焼】
charcoal making[burning];a charcoal burner (人).
すみやき
すみやき [0][4] 【炭焼(き)】
(1)木炭を作ること。また,その人。[季]冬。「―小屋」
(2)料理で,肉などの食品を炭で焼くこと。「―のステーキ」
すみやきがま
すみやきがま [4] 【炭焼き窯】
炭を焼くのに用いる窯。すみがま。
すみやきこごろう
すみやきこごろう 【炭焼小五郎】
昔話の一。貧しい炭焼きが,女房の福分によって長者になるという話。土地によって主人公を,炭焼五郎・炭焼藤太などともする。鋳物師たちによって,各地に語り広められたといわれる。炭焼き長者。
すみやきだい
すみやきだい [4] 【炭焼鯛】
イシナギの異名。
すみやく
すみや・く 【速やく】 (動カ四)
〔形容動詞「速やか」の動詞化〕
気がせく。いらだつ。「いつしかとのみ―・かれつつ/詞花(恋下)」
すみやぐら
すみやぐら [3] 【角櫓・隅櫓】
城郭の角に設けた櫓。
すみよし
すみよし 【住吉】
姓氏の一。
すみよし
すみよし 【住吉】
(1)大阪市南部の区。東部の台地は住宅地,西部は大阪湾の埋立地で,臨海工業地帯。住吉大社がある。
(2)大阪府南部の旧郡名。大阪湾に臨む一帯の地。古くは「すみのえ」と呼ばれ,平安初期以降「すみよし」として定着。難波(ナニワ)三津の一つとして栄えた。((歌枕))「―の松にたちよる白浪のかへる折にや音(ネ)は泣かるらむ/後撰(恋二)」
(3)箏曲の一。山田検校作曲。住吉神社参詣を題材とした中許し物。
すみよしおどり
すみよしおどり [5] 【住吉踊り】
大阪住吉大社に伝わる踊り。音頭取りが長柄の傘を持ってその柄を扇子で打ちながら歌をうたい,菅笠(スゲガサ)をつけた僧形の四人の童子(人数不定の場合もある)が,その周りを団扇(ウチワ)を打ちながら踊りまわる。古くは住吉代参の祈祷(キトウ)のために神宮寺の社僧が各地を巡った。のち江戸に入り願人坊主によって流布されたのが「かっぽれ」である。
住吉踊り[図]
すみよしぐけい
すみよしぐけい 【住吉具慶】
(1631-1705) 江戸前期の大和絵画家。如慶の長男。幕府の奥絵師となり大和絵を江戸に広め,住吉派隆盛の礎を築いた。
すみよしじょけい
すみよしじょけい 【住吉如慶】
(1599-1670) 江戸前期の大和絵画家。土佐光吉の弟子。後水尾天皇の勅により住吉絵所を再興,土佐派から分かれて住吉派を興した。
すみよしじんじゃ
すみよしじんじゃ 【住吉神社】
大阪市住吉区にある神社。底筒男命(ソコツツノオノミコト)・中筒男命・表筒男命・神功皇后をまつる。現在では住吉大社と改称。
すみよしづくり
すみよしづくり [5] 【住吉造り】
神社本殿様式の一。屋根は反りのない切妻造りで,棟に千木と堅魚木(カツオギ)を置く。妻を正面とする前後に細長い建築で,内部は内陣と外陣の二室に分かれている。大阪住吉大社本殿はこの代表例。
住吉造り[図]
すみよしどりい
すみよしどりい [5] 【住吉鳥居】
住吉大社などに用いた鳥居で,中山鳥居の柱が四角となったもの。
すみよしにんぎょう
すみよしにんぎょう [5] 【住吉人形】
住吉でつくった土製の人形。
すみよしのかみ
すみよしのかみ 【住吉の神】
⇒住吉神(スミノエノカミ)
すみよしは
すみよしは 【住吉派】
大和絵の一派。如慶が土佐派から分かれて一派をなしたもの。京の土佐家に対し,江戸での大和絵の中心をなし,狩野家と並んで幕末まで幕府の御用絵師を務めた。
すみよしものがたり
すみよしものがたり 【住吉物語】
物語。二巻。作者・成立年代とも未詳。平安前期の同名の物語を改作したものらしく,異本がきわめて多い。継子いじめ譚(タン)に長谷観音の利生(リシヨウ)説話を交える。
すみるちゃ
すみるちゃ 【素海松茶】
江戸時代の染め色の名。暗緑褐色。みるちゃ。「―の袖口かけし/浮世草子・禁短気」
すみれ
すみれ【菫】
a violet.→英和
‖菫色(の) violet.
すみれ
すみれ [0] 【菫】
〔花が「墨入れ(墨壺)」に似ているのでいう〕
(1)スミレ科スミレ属の植物の総称。山野や道端に自生。葉は柄が長く,披針形・三角状披針形または卵状心臓形。花は五弁花で唇弁に距があり,紫・白・黄など。ツボスミレ・キスミレ・アカネスミレなど,日本には約五〇種ある。相撲取花(スモウトリバナ)。相撲取草。
(2)スミレ科の多年草。葉は三角状披針形で先端は丸い。春,葉間から高さ10センチメートル内外の花柄を出し,濃紫色の花をつける。[季]春。
(3)襲(カサネ)の色目の名。表は紫,裏は薄色。二・三月着用。
すみれいろ
すみれいろ [0] 【菫色】
スミレの花のような青紫色。「―の傘」
すみれぐさ
すみれぐさ [3] 【菫草】
「すみれ(菫){(2)}」に同じ。すみれそう。[季]春。《山路来て何やらゆかし―/芭蕉》
すみろ
すみろ [2][0] 【隅炉】
小間(コマ)の茶室において,道具畳の左隅に切られた炉。隅切り炉。
すみわけ
すみわけ [0] 【棲み分け】
〔生〕 生物界の構成原理として今西錦司が提唱した概念。近縁の二つの生物種が同じ地域に分布せず,境を接して互いに棲む場所を分けあって生存していること。生存競争による自然選択というダーウィンの進化論に対する批判の意味をもつ。
すみわたる
すみわた・る 【住み渡る】 (動ラ四)
(1)一か所に長く住み続ける。「橘の林をうゑむほととぎす常に冬まで―・るがね/万葉 1958」
(2)女のもとに男が通い続ける。「東の方をとしごろおもひて―・りけるを/大和 11」
すみわたる
すみわた・る [4][0] 【澄(み)渡る】 (動ラ五[四])
一面に曇りなく澄む。「―・った大空」「心が―・る」
すみわぶ
すみわ・ぶ 【住み侘ぶ】 (動バ上二)
生きてゆくのがつらいと思う。「世に―・びて山にこそ入れ/源氏(早蕨)」
すむ
すむ【済む】
[終わる](come to an) end;→英和
be over;be finished.済んだことはしかたがない What is done is done[cannot be undone].無事に〜 come to an end without a mishap.→英和
…なしで〜 can do[get along]without….済まないと思う be sorry <for> .
すむ
す・む [1] 【澄む・清む】
■一■ (動マ五[四])
(1)空や液体に曇りや濁りがなくなって,透き通ってみえる。
⇔にごる
「水が―・む」「秋は空気が―・んで感じられる」「月が―・む」
(2)まじりけがなくなる。
⇔にごる
「―・んだ色」
(3)音がよく響きわたる。さえる。「―・んだ笛の音」
(4)清音で発音する。
⇔にごる
「この語は―・んで読む」
(5)雑念がなくなる。「―・んだ心」
(6)静かになる。「人―・みてのち三人ながら車より下りぬれば/今昔 28」
(7)すましこむ。「舟の楫取りたる男ども,…いといみじう―・みたるさまなり/更級」
(8)道理が明らかになる。「理ノ―・マヌコトヂャ/日葡」
(9)沈んでいる。くすんでいる。「中には萱草など―・みたる色を着て/源氏(手習)」
〔「澄ます」に対する自動詞〕
■二■ (動マ下二)
(1)道理を明らかにする。決着をつける。「理ヲ―・ムル/日葡」
(2)濁りを去りきれいにする。「心ヲ―・メテ世ノ塵ニケガサレザル/ロドリゲス」
(3)気持ちを納得させる。「あい��,と―・めぬ顔して猫をさすつて居る/歌舞伎・お染久松色読販」
すむ
す・む [1] 【済む】 (動マ五[四])
〔「澄む」と同源〕
(1)物事が終わる。終了する。「仕事が早く―・む」「宿題がまだ―・まない」「この車はまだローンが―・んでない」
(2)事態が解決・解消する。かたがつく。「はしかも軽くて―・んだ」「大事に至らずに―・んだ」
(3)用が足りる。まにあう。「暖かいのでオーバーなしで―・む」「電話で話が―・むような簡単な用件」
(4)気持ちがおさまる。気持ちがはれる。「それでは私の気が―・みません」
(5)他人に対して義理がたつ。申し訳がたつ。多く打ち消し・反語の形で,相手に謝るときに用いる。「謝って―・むことではない」
〔「済ます」に対する自動詞〕
→すまない
→すみません
すむ
す・む [1] 【住む・棲む・栖む】 (動マ五[四])
(1)所を定めて,そこで生活する。《住》「町に―・む」
(2)鳥やけだものなどが巣を作って生活する。《棲・栖》「森に―・むキツネ」
(3)(上代・中古において)男が女の家に行き,夫婦として暮らす。「いかがありけむ,そのおとこ―・まずなりにけり/伊勢 94」
[可能] すめる
すむ
すむ【住む】
live;→英和
reside;→英和
inhabit <a town> .→英和
叔父の家に〜 live with one's uncle.〜に適した inhabitable.住めば都 There is no place like home.
すむ
すむ【澄む】
become clear;→英和
be clarified.澄んだ clear;lucid;→英和
limpid;→英和
serene.→英和
すむずかり
すむずかり [2] 【酢憤り】
〔「すむつかり」とも〕
おろし大根にいり大豆を加え,酢醤油をかけた食品。また,ニンジン・油揚げなどを加えることもある。初午(ハツウマ)に道祖神や稲荷(イナリ)に供え,また自家の食用とする。関東一円に同様の料理があり,各地で作り方・呼び名が少しずつ異なる。
→しもつかれ
すむやけし
すむやけ・し 【速やけし】 (形ク)
すみやかである。はやい。「―・くはや帰りませ/万葉 3748」
すめ
すめ 【皇】 (接頭)
名詞に付いて,それが神・天皇に関係あることを表し,敬意をこめてほめたたえる気持ちを表す。すべ。「―がみ」「―みま」「―おおみかみ」
すめ
すめ 【素面】
〔「すめん」の略〕
酒気を帯びていないこと。しらふ。「―ぢや互ひの思ふ事/常磐津・角兵衛」
すめかみ
すめかみ 【皇神】
〔「すめがみ」とも〕
(1)神を尊敬していう語。「住吉(スミノエ)の我(ア)が―に幣(ヌサ)奉り/万葉 4408」
(2)皇室の祖先の神を尊敬していう語。皇祖神。「我が大君ものな思ほし―の継ぎて賜へる我がなけなくに/万葉 77」
すめく
すめ・く (動カ四)
(苦しそうに)荒い息づかいをする。「大名小名うめき―・きけれども/盛衰記 16」
すめみおや
すめみおや 【皇御祖】
天皇の親や祖先。特に,母親をさしていう。皇祖。「吉備島―の命(ミコト)/日本書紀(皇極訓)」
すめみこ
すめみこ 【皇子】
天皇の子。「―天国排開広庭(アメクニオシハラキヒロニワ)の天皇/日本書紀(欽明訓)」
すめみま
すめみま 【皇御孫・皇孫】
(1)天照大神の子孫。皇統の子孫。天皇。「―の命の瑞(ミズ)の御舎(ミアラカ)を仕へまつりて/祝詞(祈年祭)」
(2)天照大神の孫の瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)のこと。「―天津彦彦火瓊瓊杵尊/日本書紀(神代下訓)」
すめら
すめら 【皇】 (接頭)
天皇に関する事柄を表す語に付いて,敬意をこめてほめたたえる意を表す。すべら。「―みこと」「―みくさ」
すめらおおもとお
すめらおおもとお 【社稷】
〔「社稷(シヤシヨク)」の訓読み〕
(1)国家の尊崇する神霊。[新撰字鏡]
(2)国家。朝廷。
すめらぎ
すめらぎ 【天皇】
〔古くは「すめらき」とも〕
「すめろぎ(天皇)」に同じ。
すめらみくさ
すめらみくさ 【皇御軍】
〔「すめらみいくさ」の転〕
天皇の軍隊。「霰(アラレ)降り鹿島の神を祈りつつ―に我は来にしを/万葉 4370」
すめらみくに
すめらみくに 【皇御国】
天皇の統治する国。皇国。
すめらみこと
すめらみこと 【天皇・皇尊】
天皇を敬って呼ぶ語。
すめろぎ
すめろぎ 【天皇】
〔古くは「すめろき」〕
天皇(テンノウ)。皇統。「―の御代万代に/万葉 4267」
〔「すめらぎ」と同源であろうが,どちらが古いかは未詳〕
すめん
すめん [1][0] 【素面】
(1)剣道で,面をつけていないこと。「―素籠手(スコテ)」
(2)酒に酔っていないときの顔。しらふ。すめ。
(3)化粧しない本来のままの顔。[日葡]
すめん
すめん【素面で】
with one's face unmasked;[しらふで]when sober;in earnest.
すもう
すもう スマフ [0] 【相撲・角力】
(1)土俵上で,二人の者が組み合い,相手を倒すか,あるいは,土俵外に出すことによって勝負を決める競技。日本の国技とされる。日本書紀によれば,垂仁天皇の時に野見宿禰(ノミノスクネ)と当麻蹴速(タイマノケハヤ)が争ったのが始めとされる。奈良・平安時代には相撲(スマイ)の節会(セチエ)として宮中の行事となり,江戸時代には勧進相撲が盛んとなって,現代の大相撲に引き継がれていった。[季]秋。
(2)「相撲取り」の略。
すもう
すもう【相撲】
<practice> sumo wrestling;a wrestling match (勝負);→英和
a sumo wrestler (力士).〜の手 a wrestling trick.〜の取組 a match.〜に勝つ(負ける) win (lose) a bout.→英和
〜にならない be no match <for> .〜をとる wrestle <with> .→英和
‖大相撲 the <spring> sumo tournament.
すもう=にならない
――にならない
力量が違いすぎて勝負にならない。
すもう=に勝って勝負に負ける
――に勝って勝負に負ける
勝つべき体勢にあって有利に試合を進めながら,結果的には負ける。いい相撲を取りながら負ける。物事が順調に進みながら,結果として失敗することにもいう。
すもう=を取る
――を取・る
相撲の勝負をする。
すもうえ
すもうえ スマフヱ [2] 【相撲絵】
浮世絵版画で,力士の似顔絵や取組など,相撲を描いたもの。
すもうさかもり
すもうさかもり スマフ― [4] 【相撲酒盛(り)】
酒を競って飲み,酒量を争うこと。酒飲み競争。酒戦(シユセン)。すもう酒。
すもうじんく
すもうじんく スマフ― [4] 【相撲甚句】
花相撲のときなど,相撲取りが土俵上でうたう唄。源流は江戸後期に花柳界で流行した「本調子甚句」。
すもうぢゃや
すもうぢゃや スマフ― [2][4] 【相撲茶屋】
相撲場で,入場券・みやげ・飲食物の販売など,見物客の世話をする組織。
すもうとり
すもうとり スマフ― [2] 【相撲取り】
相撲を取ることを職業とする者。力士。
すもうとりぐさ
すもうとりぐさ スマフ― [5] 【相撲取草】
〔「すもとり草」とも〕
(1)スミレの異名。[日葡]
(2)オヒシバの異名。
すもうとりばな
すもうとりばな スマフ― [5] 【相撲取花】
スミレの異名。
すもうのせちえ
すもうのせちえ スマフ―セチヱ 【相撲の節会】
「すまいのせちえ(相撲節会)」に同じ。
すもうば
すもうば スマフ― [0] 【相撲場】
相撲を取る場所。相撲の興行を行う場所。
すもうぶぎょう
すもうぶぎょう スマフ―ギヤウ [4] 【相撲奉行】
武家時代,相撲を行うとき臨時に置かれた職。
すもうべや
すもうべや スマフ― [0] 【相撲部屋】
大相撲の年寄が経営し,力士が所属する部屋。大相撲においては,力士は必ず部屋に所属しなければならない。
すもうわり
すもうわり スマフ― [0] 【相撲割(り)】
相撲の取組表。
すもぐり
すもぐり [2] 【素潜り】
潜水器具などを用いず,水中にもぐること。
すもじ
すもじ [1] 【す文字】
(1)〔「すし」の文字詞。もと女房詞〕
鮨(スシ)。おすもじ。[大上臈御名之事]
(2)〔「推量(スイリヨウ)」の文字詞〕
推量の意の近世女性語。おすいもじ。「御心の内―参らせ候/ひとりね」
すもたら
すもたら [0] 【寸門多羅・寸聞陀羅】
香道で使用する香木の一。香の六国(リツコク)の一つ。名はスマトラに由来するという。
すもと
すもと 【洲本】
兵庫県淡路島南東部,大阪湾に面する市。近世,徳島藩筆頭家老稲田氏の城下町。淡路島の中心地となり,水産物加工業が盛ん。
すもどり
すもどり [2] 【素戻り】
用事を果たさずに戻ってくること。
すもの
すもの [1] 【酢物】
酢の物。
すもの
すもの [0] 【素物】
「素札(スフダ)」に同じ。
すものがたり
すものがたり [4] 【素物語】
「素話{(2)}」に同じ。
すもも
すもも【李】
a plum;→英和
a damson.→英和
すもも
すもも [0] 【李・酸桃】
バラ科の落葉高木。中国原産。古く渡来し,果樹として栽植される。葉は狭長楕円形。春,葉に先立って,葉腋に白色の五弁花を一〜三個つける。果実は球形の核果で,赤紫色または黄色に熟し,甘酸っぱい。生食するほか,ジャム・果実酒・乾果などにする。巴旦杏(ハタンキヨウ)・ソルダム・サンタローザなどの系統がある。ほかに,ヨーロッパから伝わった西洋スモモも栽培される。プラム。[季]夏。
〔「李の花」は [季]春〕
すもり
すもり 【巣守・毈】
(1)孵化しないで巣に残っている卵。すもり児。「わづかにとまる―にもなにかはかひのあるべきと/蜻蛉(中)」
(2)あとに取り残されること。一人残って番をすること。また,その人。「ただ一人島の―となりはてて/盛衰記 10」
(3)夫が家によりつかず,孤閨(コケイ)を守る妻をたとえていう語。「二年といふもの―にして/浄瑠璃・天の網島(中)」
すもりご
すもりご 【巣守り児】
「巣守り{(1)}」に同じ。
すや
すや [1] 【素矢・徒矢】
(1)目標をはずれた矢。
(2)あてがはずれること。すっぽかすこと。
すや
すや [1] 【須屋】
御陵または貴人の墓の上に,仮に覆いとして設けた建物。
すや=を=食う
――を=食・う(=引・く)
あてにしていたことがはずれて徒労に終わる。
すやき
すやき [0] 【素焼(き)】
釉(ウワグスリ)をかける本焼きの前に,その準備として釉をかけずに焼くこと。また,釉をかけず低い熱で焼いた陶器。白焼き。「―の茶碗」「―窯(ガマ)」「―鉢」
すやき
すやき【素焼】
unglazed pottery.〜の unglazed.
すやすや
すやすや
〜と <sleep> peacefully[quietly].→英和
すやすや
すやすや [1] (副)
(1)静かに快く眠っているさま。「―(と)眠る」
(2)(風などが)静かで快いさま。「窓からは,―した夜風が流れ込んで/黴(秋声)」
すやつ
すやつ 【其奴】 (代)
〔「そやつ」の転〕
三人称。相手側の人や話題の人をさす。そいつ。「―はいづち行くとも,よくありなむや/落窪 2」
すやま
すやま 【陶山】
姓氏の一。
すやま
すやま [0] 【巣山】
江戸時代,鷹(タカ)を繁殖させるために,その巣を保護して狩猟・出入りを禁じた山林。巣鷹山。
すやまどんおう
すやまどんおう 【陶山鈍翁】
(1657-1732) 江戸中期の儒者。通称,庄右衛門,別号,訥庵。対馬(ツシマ)藩の儒医の子として生まれ,木下順庵に学ぶ。対馬藩の農業振興に尽力。著「老農類語」「水利問答」など。
すやりがすみ
すやりがすみ [4] 【すやり霞】
大和絵,特に絵巻で,場面の転換や,奥行を表すために描く雲形の霞。やりがすみ。
すやり霞
すやりがすみ [4] 【すやり霞】
大和絵,特に絵巻で,場面の転換や,奥行を表すために描く雲形の霞。やりがすみ。
すゆ
す・ゆ 【据ゆ】 (動ヤ下二)
〔ワ行の下二段動詞「すう」をヤ行に活用させたもの。中世以降の語〕
すえる。「たかく大きに盛りたる物共持てきつつ―・ゆめり/宇治拾遺 9」「笠の緒付けかへて,三里に灸―・ゆるより/奥の細道」
すゆ
すゆ [1] 【須臾】
「しゅゆ(須臾)」に同じ。「其決心を試むる機会は―に来りぬ/不如帰(蘆花)」
すゆ
す・ゆ 【饐ゆ】 (動ヤ下二)
⇒すえる(饐)
すよう
すよう [0] 【須要】 (名・形動)[文]ナリ
ぜひとも必要な・こと(さま)。必須。「彼の書画は…気格を高尚にするが故に―なり/小説神髄(逍遥)」
すよみ
すよみ [0] 【素読み】 (名)スル
(1)意味を考えたり,抑揚をつけたりしないで,声を出して読むこと。そどく。「台本を―する」
(2)原稿と引き合わせないで,校正刷りだけを読みながら校正すること。「―をかける」
すら
すら (副助)
体言およびそれに準ずる語,活用語の連体形,一部の格助詞(古くは接続助詞「て」にも)などに接続する。
(1)極端な事柄を取り上げて強調し,それによって他をも類推させる。さえも。「手紙―満足に書けない」「親に―まだ話していない」「専門家で―なかなか解答の出せない問題だ」
(2)一つの事柄を取り上げて他を類推させる。その受ける語に対して,例外的・逆接的な関係にあることが多い。「夢のみに見て―ここだ恋ふる我(ア)は現(ウツツ)に見てばましていかにあらむ/万葉 2553」「息の緒に我(ア)が息づきし妹―を人妻なりと聞けば悲しも/万葉 3115」
〔(2)が原義。古くは「だに」と似た意味であったが,仮定条件句中には用いられない。中古になると,漢文訓読文や和歌などには用いられたが,仮名文にはあまり用いられていない。中世以降は次第に「だに」に吸収され,さらに「さへ」に代わっていった。現代語にはごく限られた用法だけが残っており,否定表現と呼応して用いられることが多い〕
→さえ
→だに
すら
すら [1] 【修羅】
⇒しゅら(修羅)
すらすら
すらすら
smoothly;→英和
without a hitch;→英和
<speak> fluently;→英和
<answer> readily.〜答える give a ready answer.
すらすら
すらすら [1] (副)
途中でつかえたり,後戻りしたりしないで順調に進むさま。「仕事が思ったより―(と)運ぶ」「英語を―(と)話す」
すらだに
すらだに (連語)
〔副助詞の「すら」と「だに」とが重なったもの〕
…でさえ。「もの言はぬ四方のけだもの―もあはれなるかな親の子を思ふ/金槐(雑)」
すらっと
すらっと [2] (副)スル
「すらり{(2)}」に同じ。「―した美人」
すらに
すらに (連語)
〔副助詞「すら」に助詞「に」の付いたもの〕
…さえも。「暇(イトマ)なみ五月を―我妹子が花橘を見ずか過ぎなむ/万葉 1504」
すらも
すらも (連語)
〔副助詞「すら」に係助詞「も」の付いたもの〕
…さえも。「沖になづさふ鴨―妻とたぐひて/万葉 3625」
すらり
すらり
〜と easily;→英和
smoothly;→英和
without trouble.〜とした slim;→英和
graceful;→英和
slender.→英和
すらり
すらり [2][3] (副)
(多く「と」を伴う)
(1)支障なく順調に事が運ぶさま。一続きの動作が途中でつかえないで,なめらかに行われるさま。「―と太刀を引き抜く」
(2)人の身体や手足が,余分な肉がついたりしないで形よく伸びているさま。「―とした青年」「―と伸びた足」
すらを
すらを (連語)
〔副助詞「すら」に助詞「を」の付いたもの〕
当然推測される事実に反する事態が起こることを表す。…であるのに。「あぶり干す人もあれやも家人の春雨―間使ひにする/万葉 1698」
すり
すり【刷りが良(悪)い】
be well(badly)printed.⇒印刷.
すり
すり 【修理】
〔「しゅり(修理)」の直音表記〕
「しゅうり」に同じ。「なだらかに―して,門いたく固め/枕草子 178」
すり
すり [2] 【刷(り)・摺り】
(1)印刷すること。また,印刷の具合。《刷》「―の悪い本」
(2)(多く「ずり」の形で)書籍などで,同じ版から印刷された刷り数を表したもの。また,その本。さつ。奥付に表示する。《刷》「第二版第五―」
(3)草木の汁で布に文様を染めつけること。《摺》「次次のは朽葉・香重ね,いろいろの―の大海の裳なり/宇津保(楼上・上)」
すり
すり【掏摸】
a pickpocket.→英和
〜にやられる have one's pocket picked.
すり
すり [1] 【掏摸・掏児】
人込みなどで,他人が身につけている金品を巧みに盗み取ること。また,その人。巾着(キンチヤク)切り。ちぼ。
すりあがる
すりあが・る [4] 【刷り上(が)る】 (動ラ五[四])
印刷が完了する。「きれいに―・る」「今―・った新聞」
すりあがる
すりあがる【刷り上がる】
be off the press.→英和
すりあげ
すりあげ [0] 【磨り上げ】
刃をやすりで磨って茎(ナカゴ)に直し,茎の先を切り落として刀剣の寸法を詰めること。また,そうして短くした刀。
すりあげしょうじ
すりあげしょうじ [5] 【摺り上げ障子】
猫間障子の一。障子の下部にはめ込んだ小障子が上下し,外が見えるようにしたもの。普通外側にガラスを入れる。雪見障子。摺り上げ猫間。
すりあげる
すりあげる【刷り上げる】
finish printing;print off.
すりあげる
すりあ・げる [0][4] 【刷(り)上げる】 (動ガ下一)[文]ガ下二 すりあ・ぐ
印刷をし終える。「チラシは今日中に―・げる」
すりあし
すりあし [0][2] 【摺り足】
かかとを上げず,足の裏全体で地面や床をするようにして歩くこと。また,その歩き方。「―で歩く」
すりあわせ
すりあわせ [0] 【摺り合(わ)せ・擦り合(わ)せ】
(1)機械部品の仕上げを行う場合に,部品表面が正しい均一面をもつように精密に仕上げていく作業。「―定盤(ジヨウバン)」
(2)交渉事などで,それぞれの情報などを出しあって調整し,妥協点を見いだしてゆくこと。
すりあわせる
すりあわ・せる [0][5] 【摺り合(わ)せる・擦り合(わ)せる】 (動サ下一)[文]サ下二 すりあは・す
(1)二つのものをこすりあわせる。「前足を―・せる蠅」
(2)二つの物事をつきあわせて調整する。「もう少し両者の見解を―・せる必要がある」
すりいし
すりいし [2] 【磨り石】
球状または円筒状の石器。縄文時代,石皿の上で物をすりつぶすのに用いた。
すりいも
すりいも [2] 【擂り芋】
すりおろした山芋。また,山芋をすりおろして調味したもの。
すりうす
すりうす [3] 【磨り臼】
籾(モミ)磨り用の臼。上下に二つの臼を重ね,下臼を固定し,上臼を中央の心棒を軸として回転させる。土臼。唐臼(トウウス)。するす。
すりうるし
すりうるし [3] 【摺り漆】
木地が透けて見える程度に漆を薄く塗る技法。木目の美しさを引き出す。拭き漆。
すりえ
すりえ [0][2] 【擂り餌】
鳥の餌。ハヤ・フナなどの川魚をあぶってすりつぶし,玄米・大麦などの粉,小松菜などの葉をすりつぶしたものと水を加えてまぜたもの。
すりえ
すりえ [2][0] 【摺り絵】
木あるいは紙の型を用い,草木の汁をすりつけて染めた模様。
すりえ
すりえ【擂餌】
ground food.
すりおとす
すりおとす【磨り落とす】
rub[scrape]off;file off (鑪(やすり)で).
すりおろす
すりおろ・す [0][4] 【磨り下ろす・擂り下ろす】 (動サ五[四])
すって細かくする。「大根を―・す」
すりかえ
すりかえ [0] 【掏り替え】
すりかえること。「論理の―」
すりかえる
すりか・える [0][4][3] 【掏り替える】 (動ア下一)[文]ハ下二 すりか・ふ
わからないように巧みに別の物と取り替える。「箱の中身が―・えられていた」「答案を―・える」
すりかえる
すりかえる【すり替える】
substitute[change] <one thing for another> secretly.
すりかたぎ
すりかたぎ 【摺り形木】
「版木(ハンギ)」に同じ。「禿果てし文字がたもなき―/東北院職人歌合」
すりかりぎぬ
すりかりぎぬ [3] 【摺狩衣】
摺り染めにした狩衣。多く野遊びに用いた。
すりかわる
すりかわ・る [0] 【掏り替(わ)る】 (動ラ五[四])
いつのまにか他のものにかわる。「偽物と―・っていた」
すりがい
すりがい [2] 【摺り貝】
⇒螺鈿(ラデン)
すりがね
すりがね [2][0] 【摺鉦】
下座(ゲザ)音楽・祭礼の囃子(ハヤシ)・念仏踊りなどで用いる,金属製の皿形の打楽器。直径10センチメートルほどで,つかみ鉦と下げ鉦があり,槌(ツチ)形の桴(バチ)で打ち,また,すり鳴らす。当たり鉦。ちゃんちき。
すりきず
すりきず [2] 【擦(り)傷】
物に擦れてできた傷。物に擦れて,皮膚がむけてできた傷。擦過傷。
すりきず
すりきず【擦り傷】
an abrasion <on> ;→英和
a graze;→英和
a scratch.→英和
すりきり
すりきり [0] 【擦(り)切り・摩り切り】
(1)粉状・粒状のものを量るとき,平らな物を容器の縁に当ててすべらせ,縁と同じ高さにならすこと。また,その状態。「砂糖大さじ―一杯」
(2)財産などをすっかり使い果たすこと。一文なし。「手前の―も苦にならず/仮名草子・浮世物語」
すりきる
すりき・る [0][3] 【擦(り)切る・摩り切る】
■一■ (動ラ五[四])
(1)こすって切る。「やすりで―・る」
(2)財産や持ち金を使い果たす。「その向ひ隣にいかにも―・りたる連歌の上手あり/咄本・昨日は今日」
■二■ (動ラ下二)
⇒すりきれる
すりきる
すりきる【擦り切る】
cut <a thing> by rubbing.
すりきれる
すりき・れる [4][0] 【擦(り)切れる・摩り切れる】 (動ラ下一)[文]ラ下二 すりき・る
他の物と何度もすれ合って,切れる。「畳のへりが―・れる」
すりきれる
すりきれる【擦り切れる】
wear out;be worn out <to rags> ;become threadbare (衣服が).→英和
擦り切れた threadbare;worn-out.
すりぎ
すりぎ [2] 【擂り木】
すりこぎ。
すりぎぬ
すりぎぬ 【摺り衣】
「すりごろも(摺衣)」に同じ。「火をともしたるものは―を着たり/著聞 17」
すりくだく
すりくだ・く [0][4] 【擂り砕く】 (動カ五[四])
すって細く砕く。すりつぶす。「錠剤を―・く」
すりくだく
すりくだく【摺り砕く】
grind down;bray;→英和
rub into powder.
すりこ
すりこ [3] 【磨り粉】
米をすり鉢ですり砕いて粉にしたもの。湯でといて母乳の代わりとした。「―に地黄煎入て焼(タキ)かへし/浮世草子・胸算用 3」
すりこぎ
すりこぎ【擂粉木】
a wooden pestle.足を〜にして歩く walk oneself lame.
すりこぎ
すりこぎ [3] 【擂り粉木】
(1)すり鉢で物をすりつぶすのに用いる棒。山椒(サンシヨウ)の木で作ったものがよいとされる。連木(レンギ)。すりぎ。あたりぎ。
(2)僧,特に下級の僧を軽蔑していう語。頭の形からの連想とも,味噌を擂ることからともいう。「編笠で―の来るせはしなさ/柳多留 46」
(3)〔味噌をすり鉢で擂ることから〕
みそ汁。「右の脈が頭勝ちなはもし―などは参らぬか/浄瑠璃・今宮心中(中)」
すりこぎ=で腹を切る
――で腹を切る
「擂り粉木で芋を盛る」に同じ。
すりこぎ=で芋(イモ)を盛(モ)る
――で芋(イモ)を盛(モ)る
不可能なことのたとえ。
すりこぎ=に羽根が生える
――に羽根が生える
ありえないことのたとえ。
すりこぎ=の年は後(アト)へよる
――の年は後(アト)へよる
木は年を経ると伸びて高くなるが,すりこ木は古くなると短くなることをいう。
すりこぎ=を食わぬ者はない
――を食わぬ者はない
〔味噌を擂(ス)ると必ずすりこ木も削られて味噌に混じることから〕
身分の上下を問わず,味噌汁を飲まない者はないことをいう。
すりこぎあたま
すりこぎあたま [5] 【擂り粉木頭】
すりこ木の先のように丸い頭。
すりこぎかくし
すりこぎかくし [5] 【擂り粉木隠し】
陰暦一一月の大師講の日に降る雪。大師講にまつわる伝説の一。弘法大師をもてなすため稲を盗んだ老女の,指のない足の跡を隠すため,大師が雪を降らせるという。でんぼ隠し。跡隠しの雪。
すりこそで
すりこそで [3] 【摺り小袖】
摺り模様の小袖。
すりこばち
すりこばち [3] 【擂り粉鉢】
「すりばち」に同じ。
すりこみ
すりこみ [0] 【摺り込み】
染料をすりこむこと。
すりこみ
すりこみ [0] 【刷(り)込み】
鳥類や哺乳類の生後ごく早い時期に起こる特殊な学習。その時期に身近に目にした動く物体を親として追従する現象で,鳴き声やにおいもこの学習の刺激となる。他の学習と異なり,一生持続する。刻印づけ。インプリンティング。
すりこみぞめ
すりこみぞめ [0] 【摺り込み染(め)】
捺染(ナツセン)の一。布の表面に型を置き,染料を含ませた刷毛(ハケ)で種々の色を摺り込んで模様を染め出すもの。すりぞめ。
すりこむ
すりこ・む [3][0] 【擦(り)込む・摩り込む・摺り込む】 (動マ五[四])
(1)こすってしみこませる。「クリームを―・む」
(2)すりつぶして混ぜ入れる。「山芋を―・む」
(3)人にとり入る。「教授に―・み身分ある人に電信求めて/思出の記(蘆花)」
[可能] すりこめる
すりこむ
すりこ・む [3][0] 【刷(り)込む】 (動マ五[四])
他のものに加えて刷る。「社章を―・んだ便箋」
[可能] すりこめる
すりこむ
すりこむ【刷り込む】
stencil;→英和
insert.→英和
すりこむ
すりこむ【すり込む】
rub in.
すりごま
すりごま [0] 【擂り胡麻】
煎(イ)ったゴマをすり鉢ですりつぶしたもの。あたりごま。
すりごろも
すりごろも 【摺り衣】
白地に山藍(ヤマアイ)・月草などの汁で文様を摺り染めにした衣服。「―着(ケ)りと夢に見つ現(ウツツ)にはいづれの人の言か繁けむ/万葉 2621」
すりし
すりし [2] 【摺り師】
(1)木版を摺る職人。
(2)草木の汁で布に文様を染めつける職人。
すりしき
すりしき 【修理職】
「しゅりしき(修理職)」に同じ。
すりぞめ
すりぞめ [0] 【摺り染(め)】
(1)草木の花や葉を置き,上からたたいてその形を布に染めつけたり,花の汁をすりつけて染める染め方。
(2)「摺り込み染め」に同じ。
すりたて
すりたて【刷立ての】
<papers> wet from the press.→英和
すりだし
すりだし [0] 【磨り出し・摺り出し】
(1)すりだすこと。また,すりだしたもの。
(2)マッチのこと。
(3)刀剣の茎(ナカゴ)の上部のやすりのすりはじめの部分。
すりだしまきえ
すりだしまきえ [5][6] 【磨り出し蒔絵】
「研(ト)ぎ出し蒔絵」に同じ。
すりだす
すりだ・す [0][3] 【磨り出す】 (動サ五[四])
みがいて光沢や模様を現し出す。「蒔絵(マキエ)の模様を―・す」
すりちがう
すりちが・う 【擦り違ふ】 (動ハ四)
すれちがう。「―・うて妹のお藤するすると走り出で/浄瑠璃・堀川波鼓(中)」
すりつく
すりつ・く [0][3] 【擦(り)着く・摩り付く】
■一■ (動カ五[四])
触れ合うようにする。すり寄る。「お島は珍らしさうに―・いて坐る/多情多恨(紅葉)」
■二■ (動カ下二)
⇒すりつける
すりつけぎ
すりつけぎ [4] 【摺り付け木】
〔明治期の語〕
マッチのこと。早付け木。
すりつける
すりつける【すり付ける】
rub against[on].
すりつける
すりつ・ける [4][0] 【擦(り)付ける・摺り付ける】 (動カ下一)[文]カ下二 すりつ・く
(1)こするようにつける。こすりつける。「犬が鼻を―・ける」
(2)(マッチなどを)すって火をつける。「葉莨(シガー)を出して燐寸(マツチ)を―・けた/社会百面相(魯庵)」
すりつづみ
すりつづみ [3] 【摺鼓・揩鼓】
雅楽の古楽器。二枚の革面を革ひもで締めた鼓。革面をすり,または打つ。鎌倉期頃までは舞楽の左方に用いられた。揩鼓(カイコ)。
すりつぶす
すりつぶす【擂り潰す】
grind down (into powder);mash <potatoes> ;→英和
deface (摩滅);→英和
lose one's fortune (身代を).
すりつぶす
すりつぶ・す [4][0] 【磨り潰す・擂り潰す】 (動サ五[四])
すって細かく砕く。すって形をなくす。「ニンニクを―・す」
[可能] すりつぶせる
すりなおす
すりなおす【刷り直す】
print again;reprint.→英和
すりながし
すりながし [0] 【擂り流し】
魚・海老・蟹などのすり身をだし汁でのばして仕立てた汁。すり流し汁。すり立て汁。
すりぬける
すりぬ・ける [4][0] 【擦(り)抜ける】 (動カ下一)
(1)混雑している所や狭い所を,他の人や物に体が触れそうになりながら,うまく通り抜ける。「人波を―・けて家へ急ぐ」「トラックの間をオートバイが―・ける」
(2)他のことでまぎらしたりして窮地を逃れる。「その場はなんとか―・けた」
すりのかみ
すりのかみ 【修理大夫】
⇒しゅりだいぶ(修理大夫)
すりのく
すりの・く 【擦り退く】 (動カ四)
(座ったまま)膝頭(ヒザガシラ)で床をするようにして後ろへ下がる。「匂ひなども移るばかりなれば便あしと思ひて―・きたるに/徒然 238」
すりはく
すりはく [0] 【摺箔】
(1)金箔・銀箔を布に貼りつけること。型の上に糊をおき,その上に箔をのせて軽く押さえ,乾いたあと余分の箔を払って模様を表す。
(2)能装束の一。平絹に摺箔を用いた女役の小袖。
すりはりとうげ
すりはりとうげ 【摺針峠・磨針峠】
滋賀県彦根市北部にある峠。旧中山道の鳥居本(トリイモト)宿の北東にあった難所。154メートル。摺針山。
すりば
すりば [0] 【擦(り)場】
サケ・アユ・ウグイなどが,川底に腹をすりつけるようにして産卵する場所。
すりばかま
すりばかま [3] 【摺袴】
山藍(ヤマアイ)・月草などで摺り染めにした袴。神事の際や祭りの舞人が用いる。
すりばち
すりばち【擂鉢】
an earthenware mortar.〜形の conic(al);cone-shaped.
すりばち
すりばち [2][0] 【擂り鉢】
調理器具の一。内側に目を刻んだ土製の鉢。擂り粉木を用いて食物をすりつぶす。あたりばち。すりこばち。
すりばちむし
すりばちむし [4] 【擂り鉢虫】
アリジゴクの別名。
すりばん
すりばん [0] 【擦(り)半・擂り半】
「擦り半鐘」の略。
すりばんしょう
すりばんしょう [3] 【擦(り)半鐘・擂り半鐘】
半鐘を続けざまに激しく打つこと。近い火事の知らせ。すりばん。
すりひざ
すりひざ [0][2] 【擦り膝】
膝頭(ヒザガシラ)で床をすって動くこと。膝行(シツコウ)。
すりび
すりび [2] 【擦(り)火・摺り火】
火打ち石を火打ち金ですって出す火。切り火。打ち火。
すりびうち
すりびうち [3] 【擦(り)火打ち】
火打ち石を火打ち金ですって火を出すこと。また,その道具。「―を出して火を打ち煙草を呑み/歌舞伎・伊勢平氏」
すりへらす
すりへら・す [4][0] 【磨り減らす】 (動サ五[四])
(1)他の物と何度もこすって,だんだん小さくする。「靴の底を―・して歩き回る」
(2)長い間使って,あるいは,酷使して弱らせる。「神経を―・す仕事」
[可能] すりへらせる
すりへらす
すりへらす【擦り減らす】
wear away;exhaust one's nerves.
すりへる
すりへ・る [3][0] 【磨り減る】 (動ラ五[四])
(1)他の物と何度もこすれて減る。長い間すれて少なくなる。「墨が―・る」
(2)少しずつ減る。「身代が―・る」
(3)激しく使って衰える。消耗する。「神経が―・る」
すりほん
すりほん [0] 【刷(り)本・摺り本】
(1)版木で刷った書物。版本。
(2)印刷が終わって,製本工程に入る前の紙。
すりぼとけ
すりぼとけ [3] 【摺り仏】
仏・菩薩などの像を板に彫り,紙や布にすり写したもの。平安末期から流行。
すりみ
すりみ [3] 【擂り身】
魚・鳥の肉をたたいて,さらにすり鉢ですったもの。つくね・つみれ・ちくわなど練り製品の材料とする。
すりみがく
すりみが・く [0][4] 【摩り磨く】 (動カ五[四])
(1)(金属)こすって光沢を出す。[日葡]
(2)汚れなどをすり落として美しくする。「わつ��となかせて置て―・き/柳多留 8」
すりむく
すりむく【擦り剥く】
abrade;→英和
graze;→英和
chafe;→英和
bark;→英和
skin.→英和
皮を〜 have the skin scraped <from one's leg> .
すりむく
すりむ・く [3] 【擦り剥く】
■一■ (動カ五[四])
他の物とこすれて,皮をむく。「転んでひざを―・く」
■二■ (動カ下二)
⇒すりむける
すりむける
すりむ・ける [4] 【擦り剥ける】 (動カ下一)[文]カ下二 すりむ・く
他の物とこすれて,皮がむける。「かかとが―・けた」
すりも
すりも [2] 【摺裳】
種々の模様をすり置いた裳。女御・女房の正装用。
すりもどろかす
すりもどろか・す 【摺り斑かす】 (動サ四)
まだら模様に摺り染めにする。「―・したる水干/枕草子 119」
すりもの
すりもの【刷物】
printed matter.
すりもの
すりもの [2] 【刷(り)物・摺り物】
版木を用いて刷ったもの。また,一般に,印刷物。
すりものえ
すりものえ [4] 【摺り物絵】
江戸時代,狂歌・発句などに絵をそえて一枚ずりにした版画。
すりゃ
すりゃ (接続)
〔「すれば」の転〕
前に述べたことの順当な結果として次の事が起こることを示す。すると。そうすれば。「『聟入りの書が物の本の上にをりやつた』『はれ,―又仕合せでござりまする』/狂言記・吟聟」
すりよる
すりよる【擦り寄る】
edge[sidle]up <to> (にじり寄る);draw near[close] <to> (近寄る).
すりよる
すりよ・る [3][0] 【擦(り)寄る・摩り寄る】 (動ラ五[四])
(1)体が触れるほどに近寄る。「猫が―・ってくる」
(2)膝頭(ヒザガシラ)でにじりよる。「―・って耳打ちをする」
すりガラス
すりガラス [3] 【磨り―】
不透明にしたガラス。表面に金剛砂を吹き付けたり磨ったり,化学処理で腐食させたりして作る。曇りガラス。つや消しガラス。消しガラス。
すりガラス
すりガラス【磨り硝子】
frost(ed)[ground]glass.
すり付ける
すりつける【すり付ける】
rub against[on].
すり替える
すりかえる【すり替える】
substitute[change] <one thing for another> secretly.
すり込む
すりこむ【すり込む】
rub in.
する
す・る [1] 【剃る】 (動ラ五[四])
「そる(剃)」の転。「顔を―・る」
[可能] すれる
する
する [0] 【為る】 (動サ変)[文]サ変 す
❶(「…(を)する」の形で)
(1)(動作性の名詞を受けて)ある動作・行為を行う。多くの場合,その名詞を語幹とするサ変動詞も存在する。「勉強を〈する〉」「サインを〈する〉」「不審な動きを〈する〉」「電話を〈する〉」「こら,何を〈する〉んだ」「自分だけ楽を〈する〉」
(2)ある一時期,ある職務・ポストにつく。「昔,高校の教師を〈し〉ていたとき」
(3)(「(…に)…をする」の形で)装身具などを身につける。「鉢巻を〈する〉」「いつもネクタイを〈し〉ている」
(4)人や物がある形・色・性質である。また,人がある服装・顔の形・表情である。「こわい顔を〈し〉てにらむ」「青い目を〈し〉た女の子」「立派な体格を〈し〉ている」「いい腕を〈し〉ている職人」
(5)動詞の連用形に付いて,いったん名詞化されたものを再び動詞化する。多くは古語で打ち消し表現に用いられた。「恋〈する〉」「尽き〈せ〉ぬ思い」「絶え〈せ〉ず」
❷(「…を…にする」「…を…とする」の形で)
(1)ある人をある身分にする。あるポストにつける。あるものに育て上げる。「息子を医者に〈する〉」「犬を友と〈し〉て暮らす」「孫を相手に〈し〉て遊ぶ」
(2)ある物をある用途に使う。「腕を枕に〈し〉て寝る」「釣った鮎(アユ)をさかなに〈し〉て酒を飲む」
(3)ある物を…に変化させる。「小切手を現金に〈する〉」「大豆を臼でひいて粉に〈する〉」
(4)…を…と見なす,考える。…扱いする。「あの話はなかったことに〈し〉て下さい」「ひとをばかに〈する〉にもほどがある」
(5)自分で…を…と思う,感じる。「遠足を楽しみに〈し〉ている」「僕は君を頼りに〈し〉ているんだよ」
❸(形容詞・形容動詞の連用形に付いて)その状態にならせる。その状態を出現させる。「髪を長く〈する〉」「これまでの経緯を明らかに〈する〉」「静かに〈し〉なさい」
❹決める。
(1)(「…ことにする」「…こととする」の形で動詞・助動詞を受けて)…することを決意する。…することに決める。「私も一緒に行くことに〈し〉た」「本契約の定めに従うことと〈する〉」
(2)(「…にする」の形で名詞・代名詞を受けて)選び出して…と決める。「朝食はパンに〈する〉か御飯に〈する〉か決めて下さい」「どちらに〈し〉ますか」
(3)(動詞の終止形を「と」で受けて,また,名詞を「と」「に」で受けて,「…とする」「…にする」の形で)それまでの動作を打ち切って新たな動作にとりかかる。「そろそろ寝ると〈する〉か」「お昼だからご飯に〈し〉ましょう」
(4)(「…とする」の形で状態性の名詞を受けて)…であると判定する。決定する。「一審の判決では有罪と〈さ〉れた」「この法案を是(ゼ)と〈する〉者の割合は…」
(5)(「…とする」の形で,文語形容詞の終止形を受けて)自分で…であると思う。「原案を良しと〈する〉者が多数を占めた」「職にとどまることを潔しと〈せ〉ず」「解散のおそれなしと〈し〉ない」
(6)(「…とすれば」「…にしては」の形で)…であると仮定する。…と一応決める。「いま生きていると〈すれ〉ば三〇歳になる」「小学生に〈し〉ては背が高い」
(7)(「…ものとする」の形で動詞・助動詞を受けて)法律・規則の文章で,…と決める。定める。「月謝は月末までに納めるものと〈する〉」「委員の任期は二年と〈する〉」
(8)(「…とすれば」「…にしては」「…としては」「…としても」「…としての」などの形で)その人の立場から考えると。「彼女と〈すれ〉ばそう考えるのも無理はない」「私と〈し〉ても言い分はある」「彼の小説に〈し〉ては短い方だ」「重役と〈し〉ての仕事」
(9)(「…としたことが」の形で)あの有能な…が不覚にも。「おれと〈し〉たことが,こんな失敗をしでかすとは」
(10)(「…うとする」「…ようとする」の形で動詞・助動詞の未然形を受けて)
(ア)ある動作にとりかかる。「出かけようと〈し〉たら雨が降ってきた」
(イ)ある事柄が行われる所である。ある出来事が始まりかかっている。「夕陽がまさに沈もうと〈し〉ていた」「船はまさに岸壁を離れようと〈し〉ていた」
❺(「…がする」の形で名詞を受けて)ある現象・感じが知覚されるとき,受け手の立場からではなく,そのもととなった現象を中心に表現する言い方。「玄関で人の声が〈する〉」「良い香りの〈する〉花」「変な味が〈する〉」「頭痛が〈する〉」「ほめられれば悪い気は〈し〉ない」
❻(事物の状態などを表す副詞を受けてそれを述語化する)そのような状態である。「あっさり(と)〈し〉た味」「疲れてぐったり(と)〈する〉」「ゆっくり〈し〉ていって下さい」「いつも堂々と〈し〉ている」「それを見てぞっと〈し〉た」
❼数量を表す語に付く。
(1)(時間を表す語に付いて)ある時刻を起点にして,その時間が経過する。たつ。「雨は一時間(も)〈すれ〉ばやむだろう」「買って一年(も)〈し〉ないのにもう壊れた」
(2)(価格を表す語に付いて)買い手の立場から,その値段である。あまり安くない場合にいうことが多い。「四〇万円も〈する〉高級カメラ」「これいくら〈し〉たの」
(3)(人数を表す語に「…して」の形で付いて)その人数で一緒にある動作をすることを表す。「二人〈し〉て出かける」「家族みんな〈し〉て働く」
❽「…(と)して」「…(と)すると」「…(と)すれば」「…(と)したら」などの形で,副詞を述語化して用いる。「依然と〈し〉て」「もしか〈する〉と」「もしか〈し〉たら」「ひょっと〈し〉て」「ひょっと〈する〉と」「ひょっと〈し〉たら」「ややも〈する〉と」「とも〈する〉と」「とも〈すれ〉ば」「頑と〈し〉て口を割らない」「鹿児島でも時と〈し〉て雪が降る」
❾(補助動詞)
(1)(動詞の連用形に助詞「は」「も」「でも」「さえ」「こそ」などを伴ったものに付いて)その動詞の意味,またはその動詞の打ち消しの意味を強める。「出かけは〈し〉たが」「見も〈し〉ない」「知りも〈し〉ないことを言うな」「笑いでも〈し〉たら」「乗りさえ〈すれ〉ば」
(2)(動詞の連用形を重ねたもの,あるいは動詞に並列を表す「なり」「たり」「も」「か」「し」「つ」などを添えたものに付いて)叙述を助ける働きをする。「鉛筆の芯(シン)を削り削り〈し〉て細字を書く」「見聞き〈し〉たこと」「ここで寝起き〈し〉ている」「打つなりたたくなり〈し〉てくれ」「書いたり消したり〈する〉」「日によって静かだったりうるさかったり〈する〉」「逃げも隠れも〈し〉ない」「材質が粗悪だか薄いか〈し〉て穴があく」「腹はへるし風は冷たいし〈する〉から…」「抜きつ抜かれつ〈する〉」
(3)(上に「お」を添えた動詞の連用形,あるいは,上に「御」を添えた動作を表す漢語に付いて)謙譲の意を表す。「先生をお呼び〈する〉」「お荷物をお持ち〈し〉ましょう」「のちほど係の者が御案内〈し〉ます」「お客様を御招待〈する〉」
〔(1)「する」の活用は,口語では「し・せ・さ,し,する,する,すれ,しろ」,文語では「せ,し,す,する,すれ,せよ」。(2)各活用形のうち,口語の未然形は,「し」には助動詞「ない」「よう」が,「せ」には助動詞「ず」「ぬ」(打ち消し)が,「さ」には「れる」「せる」がそれぞれ接続する。→させる・される。(3)命令形は,古くから「せよ」が用いられ,現代でも文章語的な言い方としては用いられることがある。一方,中世後期から「せい」が用いられるようになり,近世江戸語以降は「しろ」が用いられるようになった。(4)文語の場合,過去の助動詞「き」の接続は変則的で,終止形「き」には連用形「し」から,連体形「し」および已然形「しか」には未然形「せ」から続く。すなわち,「しき」「せし」「せしか」となる。(5)「する」は,他の語と合して,いろいろの複合動詞をつくる。
(ア)うわさする・びっくりする・おともする。
(イ)勉強する・運動する・練習する・研究する。
(ウ)リードする・スケッチする・ノックする。
(エ)重んずる・軽んずる・先んずる。
(オ)察する・達する・決する。(カ)感ずる・信ずる・論ずる・生ずる・通ずる。(キ)愛する・熟する・服する・訳する・略する。これらのうち,
(エ)と(カ)の諸動詞は,すべて「ずる」となるから,ザ行変格活用ということになる。文語の場合もほぼ同様である。(6)現代語では,(5)にあげたようなサ変の複合動詞のうちには,サ行(ザ行)変格以外の他の活用として用いられるものもある。すなわち,(5)の
(エ)
(オ)(カ)の諸動詞は上一段活用としても用いられる。例えば,「重んじる・先んじる,察しる・達しる,感じる・信じる・論じる・生じる・通じる」など。また,(キ)の諸動詞は五段活用としても用いられる。例えば,「愛す・熟す・服す・訳す・略す」など〕
する
す・る [1] 【掏る】 (動ラ五[四])
人が身につけている金品を素早く盗み取る。「財布(サイフ)を―・られた」
[可能] すれる
する
す・る [1] 【刷る・摺る】 (動ラ五[四])
〔「する(擦・摩)」と同源〕
(1)印刷する。《刷》「新聞を―・る」「輪転機で―・る」
(2)版木などに墨や絵の具などをつけ,紙などに当て,こすって写し取る。「版画を―・る」
(3)植物や染料を布にこすり付けて模様を染め出す。《摺》「月草に衣は―・らむ/古今(秋上)」
[可能] すれる
する
す・る [1] 【擦る・摩る・磨る・擂る】
■一■ (動ラ五[四])
(1)物を他の物に触れさせたまま,力を入れて動かす。こする。《擦・摩》「マッチを―・る」「何かで―・った傷がついている」
(2)物の面に他の物を押しつけて,くり返し動かす。こする。《磨・擦・擂》「やすりで―・る」「墨を―・る」「垢(アカ)を―・る」「足―・り叫び伏し仰ぎ/万葉 904」
〔「手をする」などは,多く「摺る」と書く〕
(3)鉢や臼の中で,つぶして細かくする。《擂》「ごまを―・る」「味噌を―・る」
(4)賭け事などに金・財産を使い果たす。《擦・摩》「競馬で―・った」
(5)貝などを漆で塗り込んで,磨き出す。「丸ぼや―・つたる鞍置いてぞ乗つたりける/平家 11」
[可能] すれる
■二■ (動ラ下二)
⇒すれる
する
する【刷る】
(put in) print.→英和
良く刷れている be well printed.
する
する【掏る】
pick a person's pocket.掏られる have one's pocket picked.
する
する【摺る】
grind;→英和
bray;→英和
mash <potatoes> .→英和
する
する【擦る】
rub;→英和
chafe;→英和
file (鑪(やすり)で);→英和
strike <a match> ;→英和
frost (ガラスを);→英和
lose <money> .→英和
する
する【為る】
do;→英和
try;→英和
play <games> ;→英和
[…にする]make;→英和
change[turn] <A into B> ;→英和
act <the fool> ;→英和
practice (練習);→英和
(be) engage(d) in;cost <800 yen> .→英和
〜事がない have nothing to do.〜事なす事 everything one does.…〜ようになる come[learn,get] <to do> .→英和
(息子を)医者に〜 make (one's son) a doctor.→英和
品物を金に〜 turn goods into money.悪い事を〜 commit a crime.→英和
病気を〜 suffer from (an) illness.
するが
するが 【駿河】
旧国名の一。静岡県中部・東部に相当。駿州(スンシユウ)。
するがこばん
するがこばん [4] 【駿河小判】
1595年,徳川家康が駿河国の金座で鋳造させた小判。駿河墨書小判。駿河墨判小判。
するがざ
するがざ 【駿河座】
江戸初期,幕府が駿府に置いた金座。駿府座。
するがだい
するがだい 【駿河台】
東京都千代田区神田の地名。山の手と下町の境界。家康の死後駿府詰めの武士が移り住んだのでこの名がある。ニコライ堂・明治大学などがある文教地区。駿台(スンダイ)。
するがだいだいがく
するがだいだいがく 【駿河台大学】
私立大学の一。1986年(昭和61)設立。本部は飯能市。
するがだいなごん
するがだいなごん 【駿河大納言】
徳川忠長の通称。
するがに
するがに [0] 【駿河煮】
だし汁とたまりに酢を少々加えてタイ・タコなどを煮る料理法。また,その料理。
するがばん
するがばん [0] 【駿河版】
徳川家康が駿府に設けた駿河文庫の出版した銅活字本の総称。「大蔵一覧集」「群書治要」がある。駿河本。
するがばんし
するがばんし [4] 【駿河半紙】
近世,駿河国から産出した半紙。ミツマタを原料とし,茶褐色で弱い。
するがまい
するがまい 【駿河舞】
東遊(アズマアソ)びの一。駿河国有度浜(ウドハマ)に天女が降り遊んださまを写した歌舞という。
するがらん
するがらん [3] 【駿河蘭】
ラン科の多年草。中国原産。葉は長く質が厚い。夏から秋にかけ,高さ約1メートルの花茎を立て,黄緑色または赤緑色の香気の高い花を数個つける。雄蘭(オラン)。
するがわん
するがわん 【駿河湾】
静岡県中部の湾。石廊崎(イロウザキ)と御前崎(オマエザキ)を結ぶ線を南限とする。漁場に富む。
するがトラフ
するがトラフ 【駿河―】
駿河湾の中央部をほぼ南北に延びる細長い窪地(クボチ)。フォッサ-マグナの南に位置し,またフィリピン海プレートの潜り込み帯にあたるので,このトラフに沿って巨大地震(いわゆる東海地震)の可能性がきわめて高いと考えられている。駿河舟状海盆。
→南海トラフ
するす
するす [2] 【磨臼】
「すりうす」の転。
するすみ
するすみ 【摺墨・磨墨】
(1)〔摺って用いることから〕
墨。墨汁(ボクジユウ)。「―も落つる涙に洗はれて恋しきだにもえこそ書かれね/金葉(恋下)」
(2)源頼朝より賜り,宇治川の先陣争いで,梶原景季の乗った名馬の名。佐々木高綱の生唼(イケズキ)と争った。
→生唼
するすみ
するすみ 【匹如身・単己】 (名・形動ナリ)
〔「するつみ」とも〕
財産も係累もなく身一つである・こと(さま)。また,その人。「世をすてたる人の,万に―なるが/徒然 142」
するする
するする [1] (副)
(1)なめらかに滑るさま。滑るように動くさま。「幕が―(と)上がる」「―(と)近寄って来た」
(2)事が支障なく行われるさま。順調に進むさま。「糸を引くと―(と)ほどける」「―(と)擦り抜ける」
するする
するする
〔女房詞〕
するめ。[大上臈御名之事]
するする
するする
〜と smoothy;→英和
easily.→英和
〜滑る go slipping.〜と木に登る scoot up a tree.→英和
するっと
するっと [2] (副)
なめらかに滑るさま。「手から―滑って落ちた」
すると
すると [0] (接続)
〔動詞「する」に接続助詞「と」が付いてできた語〕
(1)前の事柄に続いて次の事柄が起こることを示す。「ドアの前に立った。―ひとりでに開いた」
(2)前の事柄の当然の結果として次の事柄が導かれることを示す。「―あなたは会議には出なかったのですね」
すると
すると
just then;→英和
whereupon;→英和
[それでは]then;well.→英和
するど
するど 【鋭】 (形動ナリ)
(1)先がとがっているさま。鋭利なさま。「四つの牙剣よりも―にして/太平記 24」
(2)態度がきびしく取りつきにくいさま。「あしきことを人になさず,―にかどかどしからず/翁の文」
(3)勢いがはげしいさま。「逞卒機―なれば/太平記 39」
(4)頭のはたらきが鋭敏なさま。「―ナヒト/日葡」
するどい
するどい【鋭い】
pointed (先の尖った);→英和
cutting (切れる);→英和
sharp (鋭利な);→英和
[激しい]violent;→英和
acute;→英和
[鋭敏な]sharp;keen;→英和
acute;→英和
piercing;[抜け目のない]smart;→英和
shrewd.→英和
鋭く sharply;→英和
violently;→英和
keenly;acutely.→英和
〜批評 cutting remarks[criticism].嗅覚が〜 have a keen sense of smell.
するどい
するど・い [3] 【鋭い】 (形)[文]ク するど・し
〔形容動詞「するど(鋭)」の形容詞化〕
(1)とがっている。刃物などがとがっていてよく切れる。鋭利だ。「―・い刀」「―・い針」「―・い岩角」
(2)人の心や感覚に強く突きささるような勢いがある。はげしい。「―・い語気」「―・い目つき」「―・い金属音」
(3)動作などがすばやい。「動きが―・い」
(4)感覚や頭脳のはたらきなどが非常にすぐれている。鋭敏だ。「―・い感受性」「―・い批評」
(5)非情だ。冷淡だ。とげとげしい。「―・く見ゆる取手ども,…人は互ひ,両方名残り惜しませよ/浄瑠璃・博多小女郎(下)」
⇔にぶい
[派生] ――さ(名)
するどし
するど・し 【鋭し】 (形ク)
⇒するどい
するめ
するめ【鯣】
dried cuttlefish.
するめ
するめ [0] 【鯣】
(1)イカを開いて内臓を除き,乾かした食品。
(2)「するめいか」に同じ。
するめいか
するめいか [3] 【鯣烏賊】
イカの一種。胴長約30センチメートル,腕の長さ15センチメートルほど。胴の先端に広い菱形(ヒシガタ)のひれがある。赤褐色の小さな斑点が収縮して体色を変化させ,死ぬと褐色になり,やがて白くなる。サハリンから台湾までの暖流域を回遊する。刺身・スルメにする。
するり
するり [2][3] (副)
(多く「と」を伴って)
(1)なめらかに,滑るように動くさま。「―と抜ける」「カタナヲ―トヌク/日葡」
(2)物事がすみやかに滞りなく行われるさま。「足軽二三百人…三条河原祇園の辺まで―と遣はして/盛衰記 14」
するりと
するりと
〜抜ける slip through <the fingers> [out of <one's hand> ].
する事なす事
する事なす事
する事のすべて。動作・態度の一つ一つ。「―すべて気に入らない」
すれ
すれ [2] 【擦れ・摩れ】
すれること。こすれてできた傷。
すれあう
すれあう【擦れ合う】
rub against each other;jostle.→英和
すれあう
すれあ・う [3][0] 【擦れ合う・摩れ合う】 (動ワ五[ハ四])
(1)物が互いにすれる。こすれあう。「風で枝が―・う」
(2)気持ちが食い違って反発し合う。互いに争う。「その後は日ごとに―・ひ内義は腹立(フクリユウ)して/浮世草子・織留 5」
すれからし
すれからし [0] 【擦れ枯らし】
⇒すれっからし
すれすれ
すれすれ [0] 【擦れ擦れ】 (名・形動)
(1)二つの物がもう少しで触れ合うほど近いさま。「海面―に飛行機が飛ぶ」「床―まで水につかった」
(2)限度一杯であるさま。「違反―の運転」「定刻―に到着した」
(3)気持ちが合わないさま。仲が悪いさま。「御領分のせり合ひでお二人の親御様は―/浄瑠璃・妹背山」
すれすれ
すれすれ【擦れ擦れに】
close <to> ;→英和
almost touching;just in time <for> (時間的に).
すれちがい
すれちがい [0] 【擦れ違い】
(1)違う方向に向かう人・車などが,すぐ脇(ワキ)を通り抜けること。「―に声をかける」
(2)出会うはずのものが出会わないで終わること。ゆきちがい。「帰宅が遅れて来客と―になる」
(3)議論の論点がずれてしまうこと。「議論は―に終始した」
すれちがう
すれちが・う [4][0] 【擦れ違う】 (動ワ五[ハ四])
(1)反対方向に向かっている人・車などが,互いのすぐ脇(ワキ)を通り抜ける。「列車が―・う」
(2)出会うはずの人が,出会えないでしまう。ゆきちがう。「待ち合わせ時間に遅れて―・う」
(3)議論などの論点がずれてしまう。「話が―・う」
[可能] すれちがえる
すれちがう
すれちがう【擦れ違う】
pass each other.
すれっからし
すれっからし [0] 【擦れっ枯らし】
〔「すれからし」の転〕
何度もひどい目に遭って素直でなくなり,ずるがしこくなること。苦労して人柄が悪くなること。また,その人。
すれっからし
すれっからし【擦れっ枯らし】
a pert fellow;a hussy[wench](女).→英和
〜の pert;→英和
sophisticated;→英和
saucy.→英和
すれづり
すれづり [0] 【すれ釣(り)】
掛け鉤(バリ)を水中で引き回し,魚体に掛けて釣ること。アユのころがし釣りなど。掛け釣り。
すれば
すれば (接続)
〔サ変動詞「す」に接続助詞「ば」が付いたもの〕
それでは。そうすると。「―両眼の事では御ざらぬか/狂言・仏師(虎寛本)」「二階をとめられるはまのあたり,―逢はれぬ上に業恥をかかうより/洒落本・甲駅夜の錦」
すれもの
すれもの [2] 【擦れ者】
(1)世間にもまれて世態・人情に通じた人。
(2)世間ずれした者。すれっからし。「遊女にまさる―のよし/浮世草子・禁短気」
すれる
すれる【擦れる】
(1)[物が]rub;→英和
chafe <against> ;→英和
be rubbed;be worn out.(2)[人が]become sophisticated;lose one's modesty.
すれる
す・れる [2] 【刷れる】 (動ラ下一)
印刷が仕上がる。
すれる
す・れる [2] 【擦れる・摩れる・磨れる・擂れる】 (動ラ下一)[文]ラ下二 す・る
(1)物と物とが触れあって摩擦しながら動く。こすれる。「足が靴で―・れる」
(2)こすれあって減ったり切れたりする。「角が―・れて丸くなる」
(3)世間なれして,純真さがなくなる。ずるがしこくなる。「―・れた感じの女性」
(4)することができる。「十分に―・れた」
すれんこん
すれんこん [2] 【酢蓮根】
酢蓮(スバス)。
すれ釣
すれづり [0] 【すれ釣(り)】
掛け鉤(バリ)を水中で引き回し,魚体に掛けて釣ること。アユのころがし釣りなど。掛け釣り。
すれ釣り
すれづり [0] 【すれ釣(り)】
掛け鉤(バリ)を水中で引き回し,魚体に掛けて釣ること。アユのころがし釣りなど。掛け釣り。
すろ
すろ 【棕櫚】
「しゅろ(棕櫚)」に同じ。「―の木」
すろうにん
すろうにん [2] 【素浪人】
紛れもない浪人。ただの浪人。
すろんがくは
すろんがくは 【数論学派】
⇒サーンキヤ学派(ガクハ)
すわ
すわ スハ [1] (感)
(1)突然の出来事などに驚いて発する語。「―一大事」
(2)他人の注意を喚起する語。「―見給へとて,古狸をなげ出(イダ)したりけり/著聞 17」
すわ
すわ
〜という時 in case of emergency;in the hour of peril.
すわ
すわ スハ 【諏訪】
姓氏の一。古代から信濃国一の宮諏訪神社の大祝家。鎌倉期は御家人・得宗被官として権勢をふるった。戦国時代は小笠原氏・武田氏と争い,一時武田信玄に滅ぼされるが,武田氏滅亡後復活。江戸期に諏訪郡高島に封ぜられた。
すわ
すわ スハ 【諏訪】
長野県中部,諏訪盆地の中心都市。近世,諏訪氏の城下町,甲州街道の宿場町。精密工業が盛ん。また,諏訪湖畔に臨む観光地・温泉地。
すわい
すわい スハイ 【楚】
〔「ずわい」とも〕
「すわえ」の転。[日葡]
すわえ
すわえ スハエ 【楚・楉・杪】
〔後世「ずわえ」とも〕
(1)細く,まっすぐな若枝。すわい。「梅の―に巻数付けて/盛衰記 28」
(2)刑罰に用いる,むち。しもと。「門いづる時ひと―あてたらうに/平家 8」
すわこ
すわこ スハ― 【諏訪湖】
長野県中部にある断層陥没湖。冬期結氷し,氷面にできた割れ目に沿って氷堤の盛り上がる「御神渡(オミワタ)り」が見られる。天竜川の水源。
すわこそ
すわこそ スハ― [1] (感)
「すわ」を強めた語。すわや。
すわじんじゃ
すわじんじゃ スハ― 【諏訪神社】
長野県諏訪にある神社。上下二社よりなる。上社(カミシヤ)本宮は諏訪市中州,上社前宮は茅野市宮川に,下社(シモシヤ)は春宮・秋宮とも諏訪郡下諏訪町にある。祭神は出雲系の神とされる建御名方富命(タテミナカタトミノミコト),八坂刀売命(ヤサカトミノミコト)。風水・農耕・狩猟・軍(イクサ)・鍛冶などの神として尊崇される。北海道から鹿児島まで一万余の分社・分霊がある。御柱(オンバシラ)祭や御神渡(オミワタ)りの神事が行われる。現在は諏訪大社と称する。
すわすわ
すわすわ スハスハ (感)
(1)驚いたとき発する語。あれあれ。
(2)人の注意を喚起するとき発する語。それそれ。「―只今指し殺さんとて/盛衰記 19」
すわたいしゃ
すわたいしゃ スハ― 【諏訪大社】
⇒諏訪神社(スワジンジヤ)
すわのうみ
すわのうみ スハ― 【諏訪の海】
諏訪湖。((歌枕))「―の氷の上のかよひぢは神のわたりてとくるなりけり/堀河百首」
すわはちまん
すわはちまん スハ― 【諏訪八幡】
諏訪大社と八幡宮の祭神。ともに武人の信仰を集めた。
すわはちまん=も照覧(シヨウラン)あれ
――も照覧(シヨウラン)あれ
〔武士が誓いの言葉として言う語〕
絶対に偽らない,という意。諏訪八幡も御知見あれ。
すわぶき
すわぶき スハブキ 【咳】
せき。しわぶき。「馬のあとで―をすればはねおとす/狂言・止動方角」
すわぶく
すわぶ・く スハブク 【咳く】 (動カ四)
せきをする。しわぶく。「―・きて翁や門をひらくらん(几董)/反古衾」
すわぼんち
すわぼんち スハ― 【諏訪盆地】
長野県中部,フォッサマグナに沿う盆地。中央に諏訪湖があり,諏訪・茅野・岡谷市がある。
すわや
すわや スハ― [1] (感)
「すわ」を強めた語。「平衡を保つ為めに,―と前に飛び出した左足(サソク)が/草枕(漱石)」
すわやか
すわやか スハ― (形動ナリ)
細く丈の高いさま。「年三十許りにて長(タケ)―にて,少し赤鬚なる有りけり/今昔 29」
〔「すわえ(楚)」の「すわ」と同源か〕
すわやり
すわやり スハヤリ 【楚割・魚条】
昔,タイ・サケなどの魚肉を細く割って干した保存食。削って食べる。すわり。
すわよりしげ
すわよりしげ スハ― 【諏訪頼重】
(1516?-1542) 戦国時代の大名。信濃諏訪郡上原城主。武田信玄に敗れ自殺。娘は武田勝頼の母。頼重の死により諏訪氏は一時断絶するが,庶流の頼忠が旧領を復し,幕末に至る。
すわり
すわり [0] 【座り・坐り】
(1)すわること。「―場所」
(2)据えたときの落ち着き具合。安定。「―が悪い」
すわり
すわり【座り】
stability.→英和
〜が良い(悪い) be (un)stable.〜心地がよい comfortable to sit in[on].
すわりこみ
すわりこみ [0] 【座り込み】
意思表示・抗議などの手段として,特定の場所に座り込むこと。シット-イン。
すわりこみ
すわりこみ【座り込み戦術(スト)】
<resort to> (a) sit-down[sit-in]tactics (strike).〜抗議をする sit in.
すわりこむ
すわりこ・む [4] 【座り込む・坐り込む】 (動マ五[四])
(1)どっかりと座る。「応接間に客が―・んでいた」
(2)その場に座ったまま動かない。また,抗議・争議の戦術として特定の場所に座り続ける。「疲れて―・む」「国会の前に―・む」
すわりこむ
すわりこむ【座り込む】
sit[plant oneself]down.
すわりごこち
すわりごこち [0] 【座り心地】
すわったときに受ける感じ。「―のいい椅子(イス)」
すわりずもう
すわりずもう [4] 【座り相撲】
向かい合って座り,上体だけを使ってとる相撲。居相撲(イズモウ)。
すわりだい
すわりだい [3] 【坐り鯛】
祝儀の膳(ゼン)に据える鯛。
すわりだこ
すわりだこ [4] 【座り胼胝】
いつも正座しているために,足首のあたりの床の当たる所にできるたこ。
すわりづくえ
すわりづくえ [4] 【座り机】
正座などすわった姿勢で用いる低い机。
すわりもち
すわりもち [3] 【坐り餅】
鏡餅。[俚言集覧]
すわる
すわ・る [0] 【座る・坐る・据わる】 (動ラ五[四])
(1)膝(ヒザ)を折り曲げたり,腰をかけたりして席につく。「畳に―・る」「いすに―・る」
(2)人がある位置・地位などにつく。「部長のポストに―・る」
(3)ぐらぐらしないで,安定する。《据》「腰が―・る」「赤ん坊の首が―・る」
(4)一か所に定まって動かなくなる。《据》「目が―・る」
(5)落ち着いて物に動じなくなる。《据》「肝の―・った人だ」「性根が―・る」
(6)船が座礁する。「フネガ―・ル/日葡」
(7)文字などがしっかりと書かれる。《据》「検閲の印(シルシ)の―・つた手紙/良人の自白(尚江)」「衣の端に金色の文字―・れり/謡曲・三輪」
(8)(膳(ゼン)などが)すえられる。《据》「ゼンヲ―・ル/日葡」
[可能] すわれる
すわる
すわる【座る】
sit down;take a seat;→英和
be seated.ちゃんと(楽に)〜 sit straight (at one's ease).いすに〜 sit on[in]a chair.→英和
度胸が〜 become bold.目が〜 One's eyes are set.
すん
すん [1] 【寸】
(1)尺貫法の長さの単位。一尺の一〇分の一。約3.03センチメートル。
(2)長さ。丈(タケ)。「―が足りない」「―は一尺四寸五分/浄瑠璃・長町女腹切(上)」
(3)ごくわずかな数や量。「―の間」「―の油断も候はず/御伽草子・猫」
すん=が詰(ツ)まる
――が詰(ツ)ま・る
丈が短くなる。また,普通のものより丈が短い。「洗濯したら―・った」「―・った洋服」
すんい
すんい [1] 【寸意】
わずかな気持ち。寸志。
すんいん
すんいん [0] 【寸陰】
わずかな時間。「―を惜んでの刻苦勉強に学業の進みも著るしく/浮雲(四迷)」
すんおん
すんおん [0] 【寸恩】
わずかな恩。ごくわずかな恩恵。
すんか
すんか [1] 【寸暇】
わずかの暇。「―を惜しんで研究する」
すんか
すんか【寸暇】
a moment's leisure.〜もない have no time to spare.
すんかん
すんかん [0] 【寸感】
ちょっとした感想。「演劇―」
すんかん
すんかん [0] 【寸簡】
短い手紙。また,自分の手紙をへりくだっていう語。
すんかん
すんかん [0] 【寸間・寸閑】
わずかの暇。寸暇。「―を得ず」
すんがり
すんがり [0] 【寸借り】
「すんしゃく(寸借)」に同じ。
すんけん
すんけん [0] 【寸見】 (名)スル
ちょっとのぞいて見ること。
すんげき
すんげき [0] 【寸隙】
(1)ごくわずかな暇。寸暇。
(2)わずかなすき間。
すんげき
すんげき【寸劇】
a short (comic) play;a skit.→英和
すんげき
すんげき [0] 【寸劇】
上演時間のごく短い演劇。座興に演じる軽演劇。
すんげん
すんげん [0] 【寸言】
短いが,深い意味のある言葉。
すんこう
すんこう [0] 【寸功】
わずかの功績。また,自分の立てた手柄をへりくだっていう語。
すんこう
すんこう [0] 【寸口】
漢方で,手首の脈所。
すんこう
すんこう [0] 【寸考】 (名)スル
ちょっと考えること。
すんこく
すんこく [0] 【寸刻】
わずかの時刻。寸時。「―を惜しむ」
すんころ
すんころ [3] 【寸頃】
長さの具合。頃合いの長さ。身長・刀身などにいう。「某(ソレガシ)は―もよし/狂言・粟田口(虎寛本)」
すんごう
すんごう [0] 【寸毫】
〔「毫」は細い毛の意〕
ほんのわずか。ごく少し。「決意は―も揺るがない」
すんし
すんし【寸志】
a little token of one's gratitude;a small present.
すんし
すんし [1] 【寸志】
(1)少しの気持ち。わずかの厚意。自分の気持ちをへりくだっていうことが多い。
(2)心ばかりの贈り物。
(3)不服。難点。「随分達引もあるといふのだから―はあるめえ/人情本・梅美婦禰 5」
すんしゃく
すんしゃく [0] 【寸借】 (名)スル
ちょっと借りること。また,わずかの額を借りること。
すんしゃく
すんしゃく [0] 【寸尺】
寸法。長さ。丈。また,わずかな長さ。
すんしゃくさぎ
すんしゃくさぎ [5] 【寸借詐欺】
すぐに返す,と言って金品をだまし取ること。
すんしゅう
すんしゅう 【駿州】
駿河(スルガ)国の別名。
すんしょ
すんしょ [1] 【寸書】
短い手紙。自分の手紙をへりくだっていう語。寸簡。
すんしょうあんしきし
すんしょうあんしきし 【寸松庵色紙】
三色紙の一。伝,紀貫之筆。古今集の四季の歌を書写した粘葉装(デツチヨウソウ)冊子の断簡。佐久間将監(1570-1642)が大徳寺の塔頭(タツチユウ)「寸松庵」で愛蔵したことからの名。
すんしん
すんしん [0] 【寸心】
〔心は胸の方一寸の間にあると考えられたことから〕
心。また,自分の気持ちをへりくだっていう語。方寸。「友と我との間に択ばんは,一にアヌンチヤタが―に存ず/即興詩人(鴎外)」
すんしん
すんしん [0] 【寸進】 (名)スル
ほんの少し進むこと。「天下の歩―して寸退し/新聞雑誌 6」
すんしんしゃくたい
すんしんしゃくたい [0] 【寸進尺退】
少し進んで多く退くこと。得るものが少なく,失うものの多いこと。
→寸退尺進(スンタイシヤクシン)
すんじ
すんじ【寸時】
a moment.→英和
〜も早く as soon as possible;without a moment's delay.
すんじ
すんじ [1] 【寸時】
わずかの時間。「―の猶予もない」
すんすん
すんすん (副)
(1)動作がすみやかに行われるさま。どんどん。「―とのびる」
(2)愛想のないさま。つんつん。「賢女立てして―とすげなき御身が心を表し/浄瑠璃・国性爺合戦」
すんず
すんず 【駿豆】
駿河(スルガ)と伊豆(イズ)。
すんずん
すんずん 【寸寸】 (副)
〔「ずんずん」とも〕
物を細かくいくつにも切るさま。ずたずた。「―ニ切ル/日葡」
すんせつ
すんせつ [0] 【寸節】
わずかなみさお。自分のみさお立てをへりくだっていう語。小節。「―を守る」
すんぜん
すんぜん【寸前】
just[immediately]before <the goal> .
すんぜん
すんぜん [0] 【寸前】
ほんのわずか手前。その事の起こるほんの一瞬前。「発車―に飛び乗った」「ゴール―で抜く」
すんぜんしゃくま
すんぜんしゃくま [5] 【寸善尺魔】
〔一寸の善と一尺の魔の意〕
よいことには邪魔の入りやすいたとえ。また,世の中にはよいことは少なく悪いことの多いたとえ。
すんたい
すんたい [0] 【寸退】 (名)スル
ほんの少し退くこと。「屍(シカバネ)を原野に曝(サラス)も―せざるをもて/竜動鬼談(勤)」
すんたいしゃくしん
すんたいしゃくしん [0] 【寸退尺進】
少しさがって,たくさん進むこと。
→寸進尺退(スンシンシヤクタイ)
すんたらず
すんたらず [3] 【寸足らず】 (名・形動)
普通のものより寸法が短いこと。背丈の低いこと。「―の着物」
すんだい
すんだい 【駿台】
「駿河台(スルガダイ)」の略称。
すんだいざつわ
すんだいざつわ 【駿台雑話】
随筆集。室鳩巣著。1732年成立。仁・義・礼・智・信の五巻から成る。朱子学者の立場から学問・道徳・政治などに関する意見を述べたもの。
すんだいせんせい
すんだいせんせい 【駿台先生】
〔江戸駿河台に住んだことから〕
室鳩巣(ムロキユウソウ)の敬称。
すんだん
すんだん [0] 【寸断】 (名)スル
(1)細かく切ること。ずたずたにすること。「台風で鉄道が―された」
(2)少し切ること。「吾読んで思はず―したり/欺かざるの記(独歩)」
すんだん
すんだん【寸断する】
cut[tear] <a thing> to pieces.
すんち
すんち [1] 【寸地】
わずかの土地。寸土。
すんちゅう
すんちゅう [0] 【寸衷】
少しばかりの真心。少しばかりの誠意。また,自分の誠意をへりくだっていう語。寸心。寸志。
すんちゅう
すんちゅう [0] 【寸忠】
少しばかりの忠義。また,自分の忠義をへりくだっていう語。
すんちょ
すんちょ [1] 【寸楮】
〔「楮」はコウゾで和紙の原料〕
短い手紙。自分の手紙をへりくだっていう語。寸書。寸簡。
すんづまり
すんづまり [0][3] 【寸詰(ま)り】 (名・形動)
普通より丈が短いこと。幅に比べて丈が足りないさま。「―の浴衣」
すんてつ
すんてつ [0][1] 【寸鉄】
小さな刃物。小さな武器。「身に―も帯びず(=何モ武器ヲ持タナイ)」
すんてつ
すんてつ【寸鉄】
[武器]arms;a weapon;→英和
[警句]a pithy saying;an epigram.→英和
身に〜も帯びない be quite unarmed.
すんてつ=人を=殺す
――人を=殺す(=刺す)
〔鶴林玉露〕
小さな刃物で人を殺す。ごく短い言葉で人の急所をつく。「―警句」
すんでに
すんでに [1][3] 【既に】 (副)
〔「すでに」の転〕
もう少しのところで。すんでのところで。
すんでのこと
すんでのこと [6] 【既の事】 (副)
(多く「すんでのことに」「すんでのことで」の形で)もう少しのところで。あやうく。「―で車にぶつかるところだった」
すんでのことに
すんでのことに
almost;→英和
nearly;→英和
<come> near <doing> .→英和
すんでのところで
すんでのところで 【既の所で】 (連語)
「すんでに」に同じ。「―乗り遅れるところだった」
すんと
すんと (副)スル
(1)とりすましたさま。無関心なさま。つんと。「いづれ御縁あらばと―した言葉に/浮世草子・御前義経記」
(2)身のこなしなどがすっきりしているさま。「踊り子の―して又誮(ヤサ)しきは/浄瑠璃・神霊矢口渡」
すんとく
すんとく [0] 【寸牘】
〔「牘」は文字を書きつける木の札〕
「寸簡(スンカン)」に同じ。
すんとりむし
すんとりむし [4] 【寸取り虫】
シャクトリムシの異名。
すんど
すんど [1] 【寸土】
わずかの土地。寸地。
すんどめ
すんどめ [0] 【寸止め】
空手の試合で,攻撃する部位に拳・蹴りなどが当たる寸前に止めること。
すんなら
すんなら
〔「そんなら」の転〕
■一■ (接続)
それでは。それならば。「―夏菊さん,出してあげさしやいまし/滑稽本・膝栗毛 2」
■二■ (感)
別れるときの挨拶(アイサツ)の言葉。さようなら。「おい―,と出て行く/滑稽本・浮世床(初)」
すんなり
すんなり
〜とした slim;→英和
slender.→英和
すんなり
すんなり [3] (副)スル
(1)細くてかっこうよく伸びているさま。「―(と)した手足」
(2)支障なく事が運ぶさま。「役員は―(と)決まった」「要請に―(と)応じる」
すんのび
すんのび [0] 【寸延び】
少しずつ延期すること。「言葉巧みに君を欺き,―の逃げ口上/桐一葉(逍遥)」
すんのま
すんのま 【寸の間】 (連語)
ごくわずかの暇やすき間。「誠に―もござりませぬ/歌舞伎・お染久松色読販」
すんばく
すんばく 【寸白】
「すばく(寸白)」に同じ。[日葡]
すんばとうじん
すんばとうじん [1] 【寸馬豆人】
一寸ほどの馬と豆粒ほどの人。遠景または画中の人馬の形容。
すんぱもの
すんぱもの [0] 【寸端物】
武士の刀より短い刀。近世,町人や侠客(キヨウカク)が用いた。
すんびょう
すんびょう [0] 【寸秒】
ごく短い時間。寸刻。「―を争う」
すんびょう
すんびょう [0] 【寸描】
大ざっぱな印象を手短に書き表すこと。また,その書いたもの。スケッチ。
すんぴょう
すんぴょう【寸評】
a brief review.
すんぴょう
すんぴょう [0] 【寸評】
短い批評。簡単な批評。「選者―」
すんぶくろ
すんぶくろ 【寸袋】
刀や脇差(ワキザシ)の鞘(サヤ)袋。多く革製。
すんぶん
すんぶん【寸分違わない】
exactly the same <as> ;→英和
absolutely identical;not a bit different.
すんぶん
すんぶん [0] 【寸分】
〔「すんぷん」とも〕
一寸と一分の長さ。ごくわずかの長さ・程度。現在では下に打ち消しの語を伴って副詞的に用いることが多い。「―たがわず仕上げる」「帷幄の裏に臥して聊かに―の歌を作る/万葉(三九六五詞)」
すんぷ
すんぷ 【駿府】
静岡市の旧名。古代,駿河国府の所在地。中世,今川氏の城下町として栄えた。江戸初期,徳川家康が隠退後の居所とし,のち天領となる。
すんぷかばん
すんぷかばん [4] 【駿府加番】
江戸幕府の職名。駿府城在番で,駿府城代を補佐する。
すんぷざ
すんぷざ 【駿府座】
「駿河座(スルガザ)」に同じ。
すんぷじょうだい
すんぷじょうだい [4] 【駿府城代】
江戸幕府の職名。駿府城在番で,城の警固・管理に当たるとともに駿府内の政務にも当たる。大名,のちに旗本の大番頭から任ぜられた。老中支配。
すんぷじょうばん
すんぷじょうばん [4] 【駿府定番】
江戸幕府の職名。駿府城在番で,城の諸門の警固に当たる。定員一名。老中支配。駿府城番。
すんぼう
すんぼう [0] 【寸眸】
小さなひとみ。また,目。
すんぽ
すんぽ [1] 【寸歩】
わずかのあゆみ。わずかな距離。「―も動かず」
すんぽう
すんぽう [0] 【寸法】
(1)(基準となる)物の長さ。「―を取る(=ハカル)」「―が合わない」
(2)(内々の)段取り。筋書き。もくろみ。「これで万事が丸くおさまるという―だ」
(3)(基準となるような)やり方。「佐殿の当時の―を以て平家の世をとらんとし給はん事は/盛衰記 20」
すんぽう
すんぽう【寸法】
measure;→英和
dimension;→英和
size;→英和
<have> a plan[scheme].→英和
〜通りに according to measurements;as arranged[planned].〜をとる (take the) measure.‖寸法書 measurements.
すんよ
すんよ [1] 【寸余】
一寸よりやや長いこと。一寸あまり。
すんれつ
すんれつ [0] 【寸裂】 (名)スル
細かく裂けること。また,裂くこと。ちぎれること。
すんわ
すんわ [0] 【寸話】
短い話。ちょっとした話。
す文字
すもじ [1] 【す文字】
(1)〔「すし」の文字詞。もと女房詞〕
鮨(スシ)。おすもじ。[大上臈御名之事]
(2)〔「推量(スイリヨウ)」の文字詞〕
推量の意の近世女性語。おすいもじ。「御心の内―参らせ候/ひとりね」
ず
ず (助動)(○・○・ず・ず・○・○)
〔推量の助動詞「むず(んず)」の撥音無表記。また,その中世以降の形「うず」からの転とも〕
推量または意志の意を表す。だろう。う(よう)。「其殺さるる時は美しい物を著るよりは只藁草の中に居〈ず〉物をと思ふぞ/蒙求抄 1」
ず
ず ヅ (接頭)
種々の語に付いて,並みのことでない,程度が一通りでないの意を表す。「―太い」「―ぬけている」「―はずれ」
〔当て字の「図」「頭」で書くことが多い〕
ず
ず (助動)
□一□現代語の打ち消しの助動詞「ぬ」の連用形。
→ぬ(助動)
□二□古語の打ち消しの助動詞。(ずざら・ずざり・ず・ぬざる・ねざれ・ざれ)
用言およびある種の助動詞の未然形に接続する。打ち消しの意を表す。ない。ぬ。「玉島のこの川上に家はあれど君をやさしみ表はさ〈ず〉ありき/万葉 854」「京には見え〈ぬ〉鳥なればみな人見知ら〈ず〉/伊勢 8」「朝北の出で来〈ぬ〉さきに綱手はや引け/土左」「秋来ぬと目にはさやかに見え〈ね〉ども風の音にぞおどろかれぬる/古今(秋上)」
〔(1)この助動詞の活用には「ぬ」(「(な)・(に)・○・ぬ・ね・○」),「ず」(「ず・ず・ず・○・○・○」),「ず」にラ変動詞「あり」が熟合して生じた「ざり」(「ざら・ざり・(ざり)・ざる・ざれ・ざれ」)の三系列がある。これらのうち,「ぬ」の系列が最も古く,次いで「ず」の系列があり,のちにはさらに「ざり」の系列が補助活用として生じ,中古以降多く用いられた。(2)「ぬ」の系列のうち,未然形「な」,連用形「に」は,上代において,ク語法「なく」の「な」,「飽かに」「知らに」「かてに」の「に」としてわずかに用いられるだけである。(3)中世以降,口語では連体形「ぬ」の終止法が一般化し,現代語の打ち消しの助動詞「ぬ」の活用へと転じていった。また,連用形「ず」には,「ずして」「ずて」「ずと」「ずとも」「ずに」などの連語形が派生してそれぞれ用いられた〕
→ぬ(助動)
→ざり
→ずして
→ずて
→ずと
→ずとも
→ずに
→ずは
→ずば
→ずんば
ず
ず【図】
a picture[drawing](絵図);→英和
<draw> a plan (図面);→英和
a figure (挿絵);→英和
a map (地図);→英和
a diagram (図表).→英和
〜に当たる work well;hit the mark.→英和
〜に乗る be puffed up <with success> .
ず
ず ヅ 【出】 (動ダ下二)
⇒でる
ず
ず
「す」の濁音の仮名。歯茎破擦音(または歯茎摩擦音)の有声子音と後舌の狭母音とから成る音節。
ず
ず ヅ [0] 【図】
(1)絵。絵画。
(2)地図。図面。「地形―」「設計―」
(3)〔数〕 点・線・面からなる形。図形。
(4)ねらいどころ。よい機会。「此―を外さず甲鉄艦を撃沈めよと/近世紀聞(延房)」
(5)たくらみ。計画。企図。「有りやうは九郎兵衛を下へくだした跡での事と思ふたが―へいかぬ/浄瑠璃・夏祭」
(6)様子。光景。「嶋原の門口につゐに見ぬ―なる事あり/浮世草子・一代女 2」
(7)雅楽で,音律の標準となる調子を書き表したもの。「当寺の楽はよく―をしらべあはせて/徒然 220」
ず
ず【頭が高い】
be proud[haughty].
ず
ず ヅ [0] 【頭】
あたま。かしら。こうべ。
ず
ず ヅ [1] 【徒】
律の五刑の一。懲役刑。一年から三年まで半年ごと五段階に分かれる。杖(ジヨウ)より重く,流(ル)より軽い。徒刑。徒罪。
ず=が無い
――が無・い
途方もない。法外だ。「ああ図無うくたびれた/浄瑠璃・平家女護島」
ず=が知れ∘ない
――が知れ∘ない
どこまでか予測できない。はてしない。
ず=が高い
――が高・い
(敬礼をするとき)頭の下げ方がたりない。礼を欠き,態度が横柄である。
ず=に乗る
――に乗・る
調子に乗ってつけあがる。
ず=に当たる
――に当た・る
計画や予想がそのとおりに実現する。
ずあん
ずあん【図案】
a design[sketch].→英和
〜化する make a design <of> .‖図案家 a designer.
ずあん
ずあん ヅ― [0] 【図案】
(1)ある物を製作するための下絵として,それを図にかきあらわすこと。デザイン。「―家」
(2)装飾的に描かれた模様や柄。
ずい
ずい [1] 【瑞】
めでたいしるし。瑞兆。「空玉子色に好天気の―はあらはれた/戸隠山紀行(美妙)」
ずい
ずい 【随】
〔「気随(キズイ)」の略〕
気まま。勝手。「この後は―をいだいてあそばれ候へ/咄本・醒睡笑」
ずい
ずい [1] 【髄】
(1)
(ア)腎臓・副腎・卵巣などの器官の比較的中心部を意味する語。髄質。
(イ)動物の骨の中心にある空洞を満たす柔らかい組織。骨の髄。骨髄。
(2)植物の茎の中心部にある維管束に囲まれた柔組織。木本植物では貯蔵組織,草本植物では髄腔となる場合が多い。
(3)物事の最も重要なところ。奥義。神髄。「事実の―を亡ひ咄々(トツトツ)奇怪の物語を長く口碑に伝へ存じて/小説神髄(逍遥)」
ずい
ずい【髄】
the marrow (動物);→英和
the pith (植物).→英和
骨の〜まで to the core[marrow of one's bones].→英和
ずい
ずい【蘂】
《植》a pistil (雌);→英和
a stamen (雄).→英和
ずい
ずい [1] 【蕊・蘂】
花の生殖器官。雄蕊と雌蕊がある。しべ。
ずい
ずい (接頭)
名詞や動詞に付いて,そのまますぐにの意を添える。明和・安永(1764-1781)頃に流行する。「―あがり」「―逃げ」「膳なしの床廻し,ちよんの間契りの―帰(ケエ)りといふやつさ/洒落本・深川新話」
ずい
ずい 【隋】
中国の王朝(581-619)。北周の権臣楊堅(文帝)が静帝から禅譲されて建国。都は大興(長安)。589年陳を滅ぼし南北に分かれていた中国を統一し,中央集権国家を築いた。二代煬帝(ヨウダイ)は大運河を開き大規模な外征を行なったが,高句麗遠征の失敗から各地に反乱が起こり,混乱の中に滅亡した。
ずいい
ずいい [1][0] 【随意】 (名・形動)[文]ナリ
束縛や制限のないこと。思いのままであるさま。かって。「各自―に参加する」「どうぞご―に」
ずいい
ずいい【随意である】
be at liberty <to do> ; <It is> up to one <to do> .〜の free;→英和
voluntary;→英和
optional.→英和
〜に freely;at will;voluntarily.→英和
‖随意科(目) an optional course (subject).随意筋 a voluntary muscle.
ずいいうんどう
ずいいうんどう [4] 【随意運動】
動物の主体的な意思によって起こると認められる運動。随意筋において見られる。
⇔不随意運動
ずいいきん
ずいいきん [0][3] 【随意筋】
脳脊髄神経の支配を受けて,意思によって動かしうる筋肉。骨格筋・肛門括約筋,舌・咽頭・喉頭の筋など。形態的には横紋筋に属す。
⇔不随意筋
ずいいけいやく
ずいいけいやく [4] 【随意契約】
入札などの競争の方法によらず,適当と思われる相手方と契約を締結する方法。
⇔競争契約
ずいいち
ずいいち【随一の】
the best[greatest].→英和
ずいいち
ずいいち [1] 【随一】
(1)同類中での第一番。「社内―の美食家」
(2)さきがけ。最初のもの。「新恩の地大庄一所没収せらる。是れ又赤松が恨みを含む―也/太平記 39」
ずいいてきしょうひ
ずいいてきしょうひ [6] 【随意的消費】
⇒選択的消費(センタクテキシヨウヒ)
ずいいねんじゅ
ずいいねんじゅ [4] 【随意念誦】
〔仏〕 密教で,本尊以外の他の諸仏の真言を念誦すること。本尊の真言のみを誦する正念誦に対していう。散念誦。
ずいいん
ずいいん [0] 【随員】
地位や身分の高い人につき従う人。特に,外交使節などに随行する人。
ずいいん
ずいいん【随員】
<a suite of> attendants.
ずいう
ずいう [1] 【瑞雨】
穀物の生長を促す喜ばしい雨。慈雨。
ずいうん
ずいうん [0] 【瑞雲】
めでたいことの起こるきざしとして現れる雲。祥雲。
ずいえき
ずいえき [1] 【髄液】
蜘蛛膜(クモマク)下腔,脳室および脊髄(セキズイ)の中心管を満たしている液体。脳室脈絡叢で生成される。主として脳・脊髄を保護。脳脊髄液。脳漿(ノウシヨウ)。
ずいえん
ずいえん [0] 【随縁】
〔仏〕 縁に従うこと。縁に従って物事が生ずること。
ずいえんしんにょ
ずいえんしんにょ [5] 【随縁真如】
〔仏〕 本来不変である真如のあり方に対し,縁によって種々の現象として生じる真如のあり方。
⇔不変真如
ずいえんほうこう
ずいえんほうこう [0] 【随縁放曠】
種々の縁に縛られず自由に振る舞うこと。
ずいおう
ずいおう [0] 【瑞応】
めでたいしるし。吉兆。瑞験。
ずいか
ずいか [1] 【瑞花】
(1)豊年の前兆となるめでたい花。
(2)雪の異名。
ずいかん
ずいかん [0] 【随感】
折にふれての感想。随想。
ずいがんじ
ずいがんじ 【瑞巌寺】
宮城県松島町にある臨済宗妙心寺派の寺。山号青竜山。838年慈覚大師円仁の開基。北条時頼が再興し天台宗を臨済宗に改宗。その後伊達政宗が本堂・庫裏(クリ)・御成門などを造営,寺号を瑞巌円福寺とした。本堂・庫裏は国宝。松島寺。
ずいき
ずいき【芋茎】
《植》a stem of the taro.→英和
ずいき
ずいき【随喜の涙を流す】
weep for joy.
ずいき
ずいき [0] 【瑞気】
めでたい雲気。めでたくこうごうしい雰囲気。「―洋々として満地に瀰(ワタ)り/緑簑談(南翠)」
ずいき
ずいき [0][1] 【随喜】 (名)スル
(1)〔仏〕 他人のよいおこないを見て,心に歓喜を生じること。
(2)心から喜び,ありがたがること。大喜びをすること。「公卿等―して僧都になし給へり/宇治拾遺 2」
ずいき
ずいき [0] 【芋茎】
(1)サトイモの茎。干したものはいもがらといい,食用とする。[季]秋。
(2){(1)}で作った性具。
ずいきのなみだ
ずいきのなみだ 【随喜の涙】
心からありがたく思ってこぼす涙。ありがた涙。
ずいきまつり
ずいきまつり [4] 【芋茎祭・瑞饋祭】
京都の北野神社で,一〇月一日から四日にかけて行われる神事。芋茎で神輿(ミコシ)の屋根を葺(フ)き,柱などを米・麦・豆・野菜・花などで飾ってかつぎ回る。北野瑞饋祭。
ずいきん
ずいきん 【瑞金】
中国,江西省南部にある県。1931年から34年まで中国共産党の本拠地となり,中華ソビエト臨時政府が置かれた。ロイチン。
ずいけいしゅうほう
ずいけいしゅうほう 【瑞渓周鳳】
(1391-1473) 室町時代の臨済宗の僧。和泉国堺の人。別号,臥雲山人。相国寺鹿苑院塔主となり,僧録司。将軍義教・義政に重んぜられ,外交のことに携わった。著「善隣国宝記」,日記「臥雲日件録」
ずいげん
ずいげん [0] 【瑞験】
〔「ずいけん」とも〕
めでたいしるし。瑞応。瑞相。「不思議の―あらたなれば/謡曲・田村」
ずいこう
ずいこう [0] 【随行】 (名)スル
地位の高い人や目上の人につき従って行くこと。また,その人。おとも。随伴。「首相に―する」「―員」
ずいこう
ずいこう [0] 【瑞光】
めでたい光。吉兆を表す光。
ずいこう
ずいこう【随行】
attendance <on a journey> .→英和
〜する attend;→英和
accompany.→英和
‖随行員 a suite;(a suite of) attendants.
ずいこう
ずいこう [0] 【瑞香】
ジンチョウゲの漢名。
ずいしつ
ずいしつ [0] 【髄質】
一つの器官で外層と内層が構造上も機能上も異なる場合の内層をいう語。大脳髄質・副腎髄質など。
⇔皮質
ずいしょ
ずいしょ 【隋書】
中国,二十四史の一。隋の史書。八五巻。唐の太宗の命令により魏徴(ギチヨウ)・長孫無忌(チヨウソンムキ)ら編。636年,帝紀五巻・列伝五〇巻が成立。志三〇巻は別書として656年に成立し,「隋書」に編入されたもので,そのうちの経籍志は書籍についての文献として重要。
ずいしょ
ずいしょ【随所に】
<be found> everywhere;→英和
anywhere;→英和
here and there.
ずいしょ
ずいしょ [1] 【随所・随処】
いたるところ。そこら中。あちこち。「町の―に掲示板を設ける」
ずいしょう
ずいしょう [0] 【髄鞘】
神経繊維の軸索の表面をおおう円筒状あるいは樋(トイ)状の被膜。軸索に対する電気的絶縁装置で,太くて速やかな興奮伝導を行う神経繊維に見られる。ミエリン鞘。
ずいしょう
ずいしょう [0] 【瑞祥・瑞象】
めでたいしるし。吉兆。祥瑞。「―が現れる」
ずいしょう
ずいしょう [3][0] 【随性】
生まれつき定まっている運命。
ずいしんいん
ずいしんいん 【随心院】
京都市山科区小野にある真言宗善通寺派の大本山。山号,牛皮山。平安中期,仁海の開基した曼荼羅寺に始まり,真言宗の小野流の大道場として栄えた。1931年(昭和6)小野派を改称して,善通寺派となった。通称,小野門跡。
ずいじ
ずいじ【随時(に)】
from time to time (折折);on occasion (必要に応じ);(at) any time (いつでも).
ずいじ
ずいじ [1] 【随時】 (副)
(1)好きな時いつでも。「―利用できる施設」
(2)その時々。「欠員が生じれば―補う」
ずいじゅう
ずいじゅう [0] 【随従】 (名)スル
つきしたがうこと。供をすること。また,その人。お供。「多くは退散為たりしが其中窃かに―する者二三十人あり/近世紀聞(延房)」
ずいじゅん
ずいじゅん [0] 【随順】 (名)スル
(1)人のいうことに従い逆らわないこと。
(2)〔仏〕 心から信じて従うこと。「わが説くところに―して尊信する事/読本・弓張月(拾遺)」
ずいじん
ずいじん [0] 【随身】 (名)スル
〔「ずいしん」とも〕
(1)平安以後,勅宣によって貴族の外出時に護衛として随従した近衛府の官人。
(2)主人につき従うこと。また,その人。おとも。「只一人召仕れける右衛門府生秦武文と申す―を/太平記 18」
(3)供を従えること。「ヒトヲ―スル/日葡」
(4)身に着けること。携帯すること。また,そのもの。
(5)寺院に寄食して寺務などを手伝う者。
(6)随身門の左右に安置した随身姿の二神。像は,俗に矢大神・左大神と称する。
随身(1)[図]
ずいじんていきえまき
ずいじんていきえまき 【随身庭騎絵巻】
絵巻。一巻。鎌倉時代の作。随身の騎馬または徒歩の姿を描いたもの。彩色はわずかでほとんど白描(ハクビヨウ)。細線をいくえにも重ねた似絵(ニセエ)の手法が用いられている。その一部は藤原信実の手に成ると思われる。国宝。
ずいじんどころ
ずいじんどころ [5] 【随身所】
院司(インノツカサ)や摂関家にある随身の詰め所。
ずいじんもん
ずいじんもん [3] 【随身門】
神社の外郭の門で,平仗(ヒヨウジヨウ)を帯びた随身の像を左右に安置してあるもの。
ずいずい
ずいずい [0] 【惴惴】 (ト|タル)[文]形動タリ
恐れてびくびくするさま。「その恐ろしさにソヒヤは日常―として物事に手を着くれば/鬼啾々(夢柳)」
ずいずいずっころばし
ずいずいずっころばし [8]
子供の遊戯の名。参加者全員に握りこぶしを出させ,一人が鬼になって「ずいずいずっころばし胡麻味噌(ゴマミソ)ずい,茶壺に追われてとっぴんしゃん…」と歌いながら順にそのこぶしを指していき,歌の終わりに指されたものが新しい鬼になるもの。
ずいせい
ずいせい [0] 【瑞星】
めでたいきざしを示す星。景星。
ずいせつ
ずいせつ [0] 【瑞雪】
めでたいしるしとされる雪。
ずいせんじ
ずいせんじ 【瑞泉寺】
(1)鎌倉市二階堂にある臨済宗円覚寺派の寺。山号,錦屏山。1327年夢窓疎石の開創。鎌倉公方足利基氏の尊崇あつく,その墓所となる。
(2)富山県井波町にある浄土真宗大谷派の寺。井波別院。本願寺五世綽如(シヤクニヨ)の開創と伝える。一五世紀末の一向一揆(イツキ)の中心。
(3)京都市中京区木屋町通にある浄土宗西山派の寺。山号,慈舟山。開山は立空桂叔。1611年豊臣秀次の菩提を弔うため角倉了以が創建。
ずいそう
ずいそう【随想】
occasional[stray]thoughts.
ずいそう
ずいそう [0] 【瑞草】
めでたい草。
ずいそう
ずいそう [0][3] 【瑞相】
(1)めでたいことの起こるきざし。吉兆。瑞験。
(2)前兆。きざし。「世の乱るる―/方丈記」
ずいそう
ずいそう [0] 【随想】
おりおりに思ったこと。折にふれての感想。また,それを記した文章。随感。「―録」
ずいそうろく
ずいそうろく ズイサウロク 【随想録】
〔原題 (フランス) Les Essais〕
モンテーニュ著。三巻。1580〜95年刊。自己を語りつつ,読む者を人間性一般の考察に導く。モラリスト文学の代表的作品。エッセー。
ずいた
ずいた ヅ― [0] 【図板】
(1)大工が現場で用いる,板に書いた図面。
(2)「香盤(コウバン){(3)}」に同じ。
ずいだん
ずいだん [0] 【随談】
随筆ふうに,気楽に話す話。「野球―」
ずいちく
ずいちく [0] 【随逐】 (名)スル
あとを追ってつきしたがうこと。「仏法なくして,皆外道に―して/今昔 1」
ずいちょう
ずいちょう [0] 【瑞鳥】
めでたい鳥。鶴・鳳凰(ホウオウ)など。
ずいちょう
ずいちょう [0] 【瑞兆】
めでたい前兆。吉兆。瑞徴。
ずいと
ずいと [1][0] (副)
遠慮したり,気おくれをしたりせずにそのまま通るさま。つっと。「―奥に通る」
ずいとくじ
ずいとくじ [1][5] 【随徳寺】
〔跡をずいとくらます,という意をしゃれて寺の名のようにいった語〕
あとのことなどかまわずに逃げ出すこと。一目散。「あいつを船におきざりとして,これなりに―はどうだ/滑稽本・続膝栗毛」
ずいどう
ずいどう [0] 【隧道】
〔「ずい」は呉音〕
トンネル。
ずいな
ずいな [0] 【ずい菜】
ユキノシタ科の落葉低木。暖地の山中に自生。高さ1〜2メートルで,毛はなく全体に滑らか。葉は互生し,卵状楕円形。晩春,枝先に白色の小花を多数総状につける。若葉を食用にする。ヨメナノキ。
ずいのう
ずいのう [0] 【髄脳】
(1)脊椎動物の胚における脳胞の一つで,最後方にあるもの。のち延髄に分化し,後方で脊髄に続く。
(2)脳髄。
(3)奥義や秘説。必得。また,それを書いた書物。「和歌の―,いと所せく,病(ヤマイ)(=歌病),さるべき心多かりしかば/源氏(玉鬘)」
ずいはん
ずいはん【随伴】
⇒随行.
ずいはん
ずいはん [0] 【随伴】 (名)スル
(1)供としてつきしたがうこと。また,つきしたがえること。随行。「社長に―して出張する」
(2)ある事につれて,他の事が起こること。「―現象」
ずいはんしょくぶつ
ずいはんしょくぶつ [6] 【随伴植物】
主とする作物といっしょに生育していて生態的にも近縁の植物。水田のイネに混じって生えるヒエなど。主作物と自然交配して遺伝子の拡散を起こす場合もある。コンパニオン-プラント。
ずいひつ
ずいひつ [0] 【随筆】
見聞したことや心に浮かんだことなどを,気ままに自由な形式で書いた文章。また,その作品。漫筆。随録。随想。エッセー。
ずいひつ
ずいひつ【随筆】
an essay;→英和
stray notes.随筆家 an essayist.→英和
ずいひょう
ずいひょう [0] 【随兵】
〔「ずいびょう」とも〕
(1)随行する兵。供の兵。
(2)中世,将軍が外出するとき前後を警護した騎馬の武士。ずいへい。
ずいふう
ずいふう [0] 【瑞風】
能楽で,すぐれた風体のこと。「是はただ,無上の上手の得たる―かと覚えたり/花鏡」
ずいぶつ
ずいぶつ [0] 【瑞物】
めでたいことのしるしとなるもの。瑞鳥・瑞獣・瑞雲など。
ずいぶん
ずいぶん【随分】
[かなり]fairly;pretty;→英和
[非常に]extremely;quite;→英和
very (much).→英和
〜な cruel;→英和
horrid.→英和
ずいぶん
ずいぶん [1] 【随分】
■一■ (副)
□一□
(1)非常に。大いに。はなはだ。「―寒い所だ」「―きれいになった」「そりや君の様に気楽に暮せる身分なら―云つて見せるが/それから(漱石)」
〔「思ったより,案外」という気持ちをこめる場合が多い〕
(2)できるだけ。極力。「―骨を折てやつて見なさいと/色懺悔(紅葉)」
(3)別れの挨拶(アイサツ)にいう言葉。くれぐれも。「お寒さの時分ですから―御機嫌よう/真景累ヶ淵(円朝)」
□二□(「―に」の形でも用いる)
(1)分際に応じて。分相応に。「年ごろ行なふ間,―にその験あり/今昔 14」
(2)たしかに。かならず。「むむ,―物にさへならばと頼み/咄本・無事志有意」
(3)(下に打ち消しの語を伴って)容易には。なかなか。決して。「―無理とは思ひいせんが/洒落本・傾城買二筋道」
■二■ (形動)
〔ずいぶんひどいの意〕
はなはだ非難に値するさま。ひどい。「―な話だ」「夫人(オクサマ)も―だわねえ/魔風恋風(天外)」
■三■ (名)
分相応であること。「出家―の功徳とは今に始めたる事にはあらねども/宇治拾遺 11」
ずいほうしょう
ずいほうしょう【瑞宝章】
the order of the Sacred Treasure.
ずいほうしょう
ずいほうしょう [3] 【瑞宝章】
勲章の一。社会・公共に多年尽くしたと認められる功労者に与えられる。勲一等から勲八等まである。
ずいぼんのう
ずいぼんのう [3] 【随煩悩】
〔仏〕 貪・瞋・癡・慢・疑・見の六つの根本煩悩から派生して起きる種々の煩悩。随惑。
ずいまく
ずいまく [0] 【髄膜】
脳と脊髄をおおう結合組織の膜。硬膜・蜘蛛(クモ)膜・軟膜の三層から成る。脳・脊髄を骨から保護し,頭蓋腔・脊柱管に安定させる。脳脊髄膜。
ずいまくえん
ずいまくえん [4] 【髄膜炎】
軟膜・蜘蛛膜の急性炎症。病原体は化膿菌・結核菌・髄膜炎菌・ウイルスなどで,髄膜炎菌によるものは法定伝染病に指定されている。脳脊髄膜炎。旧称,脳膜炎。
ずいむ
ずいむ [1] 【瑞夢】
縁起のよい夢。
ずいむし
ずいむし [1][2] 【髄虫・螟虫】
(1)昆虫の幼虫で,草木の茎・枝の内部に食いこむものの総称。
(2)ニカメイガの幼虫。イネの葉鞘(ヨウシヨウ)や茎の内部を食う害虫。トウモロコシ・キビなどにもつく。ニカメイチュウ。いねのずいむし。
ずいり
ずいり [1] 【瑞籬】
神社などの玉垣。みずがき。
ずいりゅうざん
ずいりゅうざん 【瑞竜山】
茨城県常陸太田市の北にある丘陵地。水戸徳川家代々の墓所。朱舜水の墓もある。
ずいりゅうじ
ずいりゅうじ 【瑞竜寺】
滋賀県近江八幡市にある日蓮宗の尼寺。豊臣秀次の母妙恵日秀尼が秀次の菩提をとむらうために京都村雲に建立。代々皇族・摂家が入寺した。1963年(昭和38)現在地に移転。村雲(ムラクモ)御所。
ずい菜
ずいな [0] 【ずい菜】
ユキノシタ科の落葉低木。暖地の山中に自生。高さ1〜2メートルで,毛はなく全体に滑らか。葉は互生し,卵状楕円形。晩春,枝先に白色の小花を多数総状につける。若葉を食用にする。ヨメナノキ。
ずうず
ずう・ず 【誦ず】 (動サ変)
〔「ずす」の転〕
「ずする(誦)」に同じ。「こと人に似ず―・じ給ひし/枕草子 161」
ずうずう
ずうずう [1] (副)
(1)鼻水をすする音を表す語。「鼻汁を―(と)すする」
(2)汁などを吸い込む音を表す語。
ずうずうしい
ずうずうしい【図々しい】
impudent;→英和
audacious.→英和
図々しくも…する have the face[cheek,impudence] <to do> .→英和
図々しさ audacity;impudence.→英和
何て〜! What a nerve!
ずうずうしい
ずうずうし・い ヅウヅウシイ [5] 【図図しい】 (形)[文]シク づうづう・し
人に迷惑をかけても平気でいる。あつかましい。ずぶとい。「列に割りこんでくるとは―・い」「―・い男」
[派生] ――げ(形動)――さ(名)
ずうずうべん
ずうずうべん [0] 【ずうずう弁】
東北地方特有の鼻にかかる発音で話される方言。また,その話し方。シ・ス,チ・ツ,ジ・ズが混同し,特にジュウがズウに近い音で発音されることからの俗称。
ずうずう弁
ずうずうべん [0] 【ずうずう弁】
東北地方特有の鼻にかかる発音で話される方言。また,その話し方。シ・ス,チ・ツ,ジ・ズが混同し,特にジュウがズウに近い音で発音されることからの俗称。
ずうたい
ずうたい【図体の大きい】
big;→英和
bulky.→英和
ずうたい
ずうたい ヅウ― [1] 【図体】
〔「どうたい(胴体)」の転という〕
からだつき。からだ。なり。からだの大きさを強調していうことが多い。「―ばかり大きくて,なんの役にも立たない」
ずうち
ずうち ヅ― [0] 【頭打ち】
「あたまうち(頭打){(2)}」に同じ。
ずうっと
ずうっと [0] (副)
(1)「ずっと{(1)}」を強めた語。「あの山のほうが―高い」「―前から知ってた」
(2)「ずっと{(2)}」を強めた語。「今まで―信じていた」「昨夜から―考えている」
ずえ
ずえ ヅヱ [1] 【図会】
図や絵を集めた書。「名所―」
ずえ
ずえ ヅヱ [1] 【図絵】
(1)図画。絵図。
(2)絵にかきあらわすこと。「阿弥陀仏の像を―し,法花経を書写して/今昔 13」
ずえき
ずえき ヅ― [0] 【徒役】
律令制で,徒罪(ズザイ)の服役。
→徒(ズ)
ずおも
ずおも ヅ― [0] 【頭重】
(1)頭がはっきりせず重苦しく感じられること。
(2)簡単に人に頭をさげないこと。
(3)取引で,相場が上がりそうでいて伸び悩んでいる状態。
ずかい
ずかい ヅクワイ [0] 【図会】
⇒ずえ(図会)
ずかい
ずかい ヅ― [0] 【図解】 (名)スル
(1)物事を図をかいて説明すること。また,その説明。「構造を―する」
(2)絵画につけられた説明。図の解説。
ずかい
ずかい【図解】
an illustration;→英和
an explanatory diagram.〜する illustrate.→英和
ずかずか
ずかずか [1] (副)
〔古くは「づかづか」とも書いた〕
無遠慮に,あるいは荒々しく進み出るさま。「土足で―(と)上がりこむ」
ずかずか
ずかずか
straight;→英和
without leave[ceremony (不作法)].
ずから
ずから ヅ― (接尾)
〔助詞「つ」に名詞「から」の付いたものから〕
からだまたはその一部分を表す名詞に付いて,直接それを使って,…自身で,…によって,などの意を表す。「手―植樹された」「口―」「み―」
ずかん
ずかん【図鑑】
an illustrated book.
ずかん
ずかん ヅ― [0] 【図鑑】
図や写真を中心にして事物を系統的に解説した書物。「植物―」
ずかんそくねつ
ずかんそくねつ ヅカン― [1] 【頭寒足熱】
頭は冷やし,足は暖かい状態にしておくこと。よく眠れ,健康によいとされる。
ずが
ずが【図画】
drawing;→英和
[絵] <draw> a picture;→英和
a drawing.
ずが
ずが ヅグワ [1] 【図画】
(1)図と画。また,絵をかくこと。絵。「―工作」
→とが(図画)
(2)旧制小学校の美術の教科名。
ずがい
ずがい ヅ― [1][0] 【頭蓋】
⇒とうがい(頭蓋)
ずがい
ずがい【頭蓋】
《解》the cranium.→英和
頭蓋骨 the skull.→英和
ずがいこつ
ずがいこつ ヅ― [2] 【頭蓋骨】
⇒とうがいこつ(頭蓋骨)
ずがいろう
ずがいろう ヅ―ラウ [2] 【頭蓋癆】
⇒とうがいろう(頭蓋癆)
ずがら
ずがら ヅ― [0] 【図柄】
図案や模様のがら。「―のいい帯地」
ずき
ずき ヅキ [2]
捕吏。刑事。また,逃亡中の罪人に警察が目をつけること。盗賊仲間の隠語。
〔「付き」とも書く〕
ずき
ずき 【好き】
名詞の下に付いて複合語をつくる。
(1)それが好きであること,またその人を表す。「文学―の少女」「酒―の人」
(2)それに好かれる性質をもっていることを表す。「人―のする性質」「女―のする容貌」
ずき
−ずき【−好き】
a lover <of books> ;→英和
an <a literary> enthusiast;→英和
a <baseball> fan.→英和
ずき=が回る
――が回・る
逃げた犯人が当局から手配される。「あの子を略取(カドアカ)した事から―・つた/塩原多助一代記(円朝)」
ずきずき
ずきずき [1] (副)スル
傷などが脈打つように絶えず強く痛むさま。ずきんずきん。「―(と)痛む」「頭が―する」
ずきずき
ずきずき
〜する sting;→英和
throb with pain;have a throbbing pain.
ずきょう
ずきょう [0] 【誦経】
〔「ず」は「じゅ」の直音表記〕
(1)経文を音読すること。回向(エコウ)や病気の祈願のため僧に読経させること。じゅきょう。「―の鐘の音など/枕草子 120」
(2)読経した僧に対する布施物(フセモツ)。じゅきょう。「わが装束などをかく―にするをみるに/大和 168」
ずきん
ずきん【頭巾】
<put on> a hood.→英和
ずきん
ずきん ヅ― [2] 【頭巾】
(1)防寒のために用いる,頭部を覆う布製袋状のかぶりもの。丸頭巾・角(スミ)頭巾・焙烙(ホウロク)頭巾・御高祖(オコソ)頭巾などのほか,防災用のものもある。[季]冬。《赤―人甘んじて老いけらし/正岡子規》
(2)山伏のかぶりもの。
→ときん
(3)家紋の一。{(1)}を図案化したもの。
ずきん=と見せて頬(ホオ)かぶり
――と見せて頬(ホオ)かぶり
表面のみを立派にみせかけて,内容は粗末であることのたとえ。
ずきんぐも
ずきんぐも ヅ― [4] 【頭巾雲】
積雲または積乱雲の上部に接して現れる頭巾のようなうすい雲。
ずきんずきん
ずきんずきん [2] (副)スル
傷・頭などが,脈を打つように続いて痛むさまを表す語。ずきずき。「傷口が―(と)痛む」「頭が―する」
ずきんたけ
ずきんたけ ヅ― [2] 【頭巾茸】
子嚢菌(シノウキン)類ビョウタケ目のきのこ。秋,林下の地上に群生する。分布は世界的。高さ3〜5センチメートル。傘は頭巾形で,色は黄色・緑色など。柄の色は淡黄色・黄金色・橙黄色など。
ずく
ずく ヅク [1] 【木菟】
ミミズクの異名。[季]冬。
ずく
ずく ヅク [1] 【銑】
〔「銑鉄(ズクテツ)」の略〕
銑鉄(センテツ)の俗称。
ずく
ずく ヅク 【尽く】 (接尾)
〔「尽くし」の略から〕
名詞に付く。
(1)ただその手段だけで,それにものをいわせての意を表す。「腕―」「力―」
(2)ただそれだけの目的での意を表す。「欲得―でつきあう」
(3)それをした上で,そうすることによって,の意を表す。「納得―で決めたこと」「相対(アイタイ)―」「相談―」
ずくがない
ずくがな・い ヅク― 【ずくが無い】 (連語)
物をする根気や気力がない。「わしはなあ酔つて―・い/滑稽本・旧観帖」
ずくが無い
ずくがな・い ヅク― 【ずくが無い】 (連語)
物をする根気や気力がない。「わしはなあ酔つて―・い/滑稽本・旧観帖」
ずくし
ずくし ヅクシ 【尽(く)し】
⇒づくし(接尾)
ずくせん
ずくせん ヅク― [0] 【銑銭】
寛永通宝の一種。銑鉄(センテツ)で製した悪質の銭(ゼニ)。鍋銭(ナベセン)。ずくぜに。
ずくてつ
ずくてつ ヅク― [0] 【銑鉄】
銑鉄(センテツ)の俗称。ずく。
ずくなし
ずくなし ヅク― [0] 【ずく無し】
人をののしっていう語。役立たず。甲斐性なし。なまけもの。
→ずくがない
ずくにゅう
ずくにゅう ヅクニフ [0] 【木菟入】
〔「木菟(ミミズク)入道」の意か〕
僧や坊主頭の人をののしっていう語。「あの鑓持は掃除坊主の道善,さあ知れた��―めら/浄瑠璃・下関猫魔達」
ずくのき
ずくのき ヅク― [3] 【豆蔲の木】
ホルトノキの別名。
ずくめ
ずくめ ヅクメ 【尽くめ】 (接尾)
名詞およびそれに準ずる語句に付いて,何から何まで,そればかりであることを表す。すべて…である。「うそ―の言いわけ」「いいこと―」「黒―の服装」「結構―」
ずく無し
ずくなし ヅク― [0] 【ずく無し】
人をののしっていう語。役立たず。甲斐性なし。なまけもの。
→ずくがない
ずぐみ
ずぐみ ヅ― [0] 【図組(み)】
絵画の構図法。絵組み。
ずけ
ずけ [1]
すし屋で,あぶらの少ない赤身のマグロのこと。
ずけい
ずけい ヅ― [0] 【徒刑】
「徒(ズ)」に同じ。
ずけい
ずけい ヅ― [0] 【図形】
(1)形をかき表すこと。またかき表した図。
(2)図式やグラフの総称。
(3)〔数〕 点・線・多角形・円・円錐曲線・球・多面体などのような幾何学で対象とするもの。平面図形と空間図形(立体図形)に分けられる。
ずけい
ずけい【図形】
a figure.→英和
ずけずけ
ずけずけ [1] (副)
〔古くは「づけづけ」とも書いた〕
言いにくいことを何の遠慮もなく言うさま。「思ったことを―(と)言う」
ずけずけ
ずけずけ
frankly;without reserve.〜言う speak out;do not mince one's words.
ずけっしゅ
ずけっしゅ ヅ― [2] 【頭血腫】
⇒とうけっしゅ(頭血腫)
ずこう
ずこう ヅクワウ [0] 【頭光】
光背の一。仏像の頭部の背後にある,光を造型化した円輪形の装飾。
ずこう
ずこう ヅカフ [0] 【頭甲】
(1)頭蓋骨(トウガイコツ)。脳天。
(2)笠(カサ)の裏に,かぶりよいようにつける輪の形をしたもの。
ずこう
ずこう ヅ― [0] 【図工】
図画と工作。小学校の教科の一。
ずこう
ずこう ヅカウ [0] 【塗香】
仏像や行者の身体に香を塗ってけがれを除くこと。また,その香。
ずこう
ずこう ヅカウ [0] 【頭香】
頭の上に香を置いてたくこと。僧や修験者などが行う荒行(アラギヨウ)。
ずこう
ずこう【図工】
drawing and manual arts.
ずさ
ずさ 【従者】
「じゅしゃ」の直音表記。「ありがたきもの…主そしらぬ―/枕草子 75」
ずさん
ずさん ヅ― [0] 【杜撰】 (名・形動)[文]ナリ
〔古くは「ずざん」とも。宋の杜黙(トモク)の詩が多く律に合わなかったという故事による〕
(1)著作物で,典拠が正確でないこと。誤りが多い著作。
(2)手をぬいたところが多く,いいかげんなさま。「―な工事」「―な計画」
[派生] ――さ(名)
ずざい
ずざい ヅ― 【徒罪】
⇒徒(ズ)
ずざん
ずざん【杜撰な】
careless;→英和
slipshod;→英和
faulty;→英和
imperfect.→英和
ずし
ずし ヅ― [1] 【図師】
(1)指図すること。また,その人。
(2)古代・中世,国郡・荘園の図帳や田図を作製する国衙の技術者。
ずし
ずし ヅシ 【逗子】
神奈川県,三浦半島基部の西側にある市。相模湾に臨み,別荘地・海水浴場として発展。
ずし
ずし ヅ― [1] 【図誌】
図面・絵図などを収録した書物。「水路―」
ずし
ずし 【呪師】
「じゅし(呪師)」に同じ。
ずし
ずし ヅ― [1] 【途子・図子】
大路と大路を結ぶ小路,または辻。
ずし
ずし ヅ― [1] 【厨子】
(1)仏像・舎利・経巻などを安置する戸棚形の仏具。扉が両開きで,漆や箔(ハク)を施したものが多い。
(2)古代の貴族住宅における調度の一。両開きの扉をつけた置き戸棚。文具・書物など身の回りの品を収納するためのもの。
厨子(1)[図]
ずし
ずし ヅ― [1] 【図示】 (名)スル
図にかいて示すこと。図で示すこと。「構造を―する」
ずし
ずし【図示する】
illustrate.→英和
ずしおう
ずしおう ヅシワウ 【厨子王】
山椒太夫(サンシヨウダユウ)伝説の登場人物。安寿姫の弟。
→山椒太夫
ずしき
ずしき ヅ― [0] 【図式】
(1)図の形式。また,基本となる見取り図。
(2)物事の関係を説明するための図。「工程を―で示す」「事は―通りには運ばない」
(3)〔哲〕
〔(ドイツ) Schema〕
カント哲学において,純粋悟性概念と感覚的内容との媒介を可能にするもの。すなわち,純粋直観としての時間。
ずしき
ずしき【図式】
a diagram;→英和
a graph;→英和
a scheme.→英和
ずしずし
ずしずし [1] (副)
(多く「と」を伴って)からだの重いものが歩く足音を表す語。「象が―(と)歩く」
ずしだな
ずしだな ヅシ― [0] 【厨子棚】
武家の室内調度の一。三層に分かれた置き棚の中・下層の一部に両開きの扉を設けたもの。
→三棚(サンタナ)
ずして
ずして (連語)
〔打ち消しの助動詞「ず」に接続助詞「して」の付いたもの〕
打ち消しの意の中止法または連用修飾を表す。ないで。ずに。ずて。「川に落ちた子を助け―,何で言い訳が立つものか」「期せ―意見が一致した」「士(オノコ)やも空しくあるべき万代(ヨロズヨ)に語りつぐべき名は立て―/万葉 978」「この歌は都近くなりぬる喜びに堪へ―言へるなるべし/土左」
〔上代からの語であるが,中古以降は漢文訓読系の文章や和歌などに多く用いられた。現代語では文語的表現や慣用句として主に用いられる〕
ずしばりき
ずしばりき ヅシ― [3] 【図示馬力】
⇒指示馬力(シジバリキ)
ずしぼとけ
ずしぼとけ ヅシ― [3] 【厨子仏】
厨子に安置した仏像。また,厨子に据えるほどの小さい仏像。
ずしやか
ずしやか ヅシ― (形動ナリ)
⇒つしやか
ずしゅう
ずしゅう ヅシウ 【豆州】
伊豆(イズ)国の別名。
ずしょ
ずしょ ヅ― 【図書】
⇒としょ(図書)
ずしょ
ずしょ 【調所】
姓氏の一。
ずしょのかみ
ずしょのかみ ヅ― 【図書頭】
図書寮の長官。従五位上相当。
ずしょひろさと
ずしょひろさと 【調所広郷】
(1776-1848) 江戸後期の薩摩藩の家老。通称,笑左衛門。藩債の整理,砂糖の専売などで藩の財政を再建,のちの薩摩藩の維新活動の基礎を築いた。密貿易が幕府に露見して,引責自殺。
ずしょりょう
ずしょりょう ヅ―レウ [2] 【図書寮】
(1)律令制で,中務省に属し,図書の保管・書写,官用の紙筆墨の供給,国史の作成や宮中の仏事などを任務とした役所。ふみのつかさ。ふんのつかさ。
(2)1884年(明治17),宮内省に設けられた部局。皇室の図書・記録の保管,皇統譜・天皇皇族の実録の編纂(ヘンサン)などに当たった。1949年(昭和24),宮内庁書陵部となる。
ずしり
ずしり [2][3] (副)
(多く「と」を伴って)
(1)物が重く手ごたえのあるさま。ずっしり。「―と重い荷物」
(2)重いものが地面に落ちたときなどの鈍い音を表す語。ずしん。
ずしん
ずしん
⇒どしん.
ずしん
ずしん [2] (副)
(多く「と」を伴って)重い物が落ちたときなどに発する鈍い音を表す語。「荷物を―と投げおろす」
ずじょう
ずじょう【頭上の[に]】
upon[over]the head;→英和
overhead.→英和
ずじょう
ずじょう ヅジヤウ [0] 【頭上】
頭の上方。「―注意」
ずじょう
ずじょう ヅジヤウ [0] 【図上】
地図・図面の上でのこと。「―演習」
ずす
ずす 【誦す】 (動サ変)
⇒ずする
ずする
ず・する [2] 【誦する】 (動サ変)[文]サ変 ず・す
〔「誦」の呉音ジュの直音表記〕
(経・詩歌などを)声を出し,節をつけて読む。「経を―・する声」
ずず
ずず [2] 【数珠】
「じゅず(数珠)」に同じ。
ずずかけばと
ずずかけばと [5] 【数珠掛鳩】
⇒じゅずかけばと(数珠掛鳩)
ずずご
ずずご [0] 【数珠子】
「じゅずだま(数珠玉){(2)}」に同じ。
ずずだま
ずずだま [0] 【数珠玉】
⇒じゅずだま(数珠玉)
ずせき
ずせき ヅ― [1][0] 【図籍】
(1)絵図と図書。
(2)書籍。
ずせつ
ずせつ ヅ― [0] 【図説】
図によってする説明。「世界経済―」
ずそ
ずそ 【呪詛】
「じゅそ(呪詛)」に同じ。「いかに―,悪念深く侍りたうぶらむ/宇津保(嵯峨院)」
ずぞう
ずぞう ヅザウ [0] 【図像】
(1)〔仏〕 諸仏を描くときの形式や曼荼羅(マンダラ)の図様の約束事などに従って描かれた仏画。墨一色で白描されたものが多い。
(2)イコンに同じ。
ずぞうがく
ずぞうがく ヅザウ― [2] 【図像学】
⇒イコノグラフィー(2)
ずたずた
ずたずた [0] 【寸寸】
〔「つだつだ」の転。「ずだずだ」とも〕
■一■ (形動)
細かく切れ切れになるさま。「―に切り裂く」「鉄道が―に寸断される」「心が―だ」
■二■ (副)
こまかく。きれぎれに。「忽ち―と引分けられ/婦系図(鏡花)」
ずたずた
ずたずた
〜に to[in]pieces;into shreds.〜に切る(裂く) cut (tear) to pieces.
ずだ
ずだ ヅダ [1] 【頭陀】
〔梵 dhūta〕
(1)衣食住に対する欲望を払いのける修行。一二種ある。抖擻(トソウ)。
(2){(1)}のうち,特に食を乞(コ)いながら野宿などして各地を巡り歩いて修行すること。また,その僧。
(3)「頭陀袋」の略。
ずだい
ずだい
■一■ (副)
(1)生まれつき。元来。生来。「―気の短い旦那殿/滑稽本・根無草後編」
(2)(多く打ち消しの表現を伴って)一向に。全く。全然。「しやうばい向は,家来まかせに―かまはず/洒落本・無頼通説法」
■二■ (形動)
(1)程度がはなはだしいさま。ひどいさま。「―なめに合わせてやれつちやあ/滑稽本・続膝栗毛」
(2)ひどく酒に酔うさま。
ずだい
ずだい ヅ― [0] 【図題】
作図や絵画の題。
ずだいぼう
ずだいぼう 【ずだい坊】
(1)ひどく酔った人。よっぱらい。
(2)性悪者。「あいつが―には誰も難儀するげな/浄瑠璃・奥州安達原」
ずだい坊
ずだいぼう 【ずだい坊】
(1)ひどく酔った人。よっぱらい。
(2)性悪者。「あいつが―には誰も難儀するげな/浄瑠璃・奥州安達原」
ずだぎょう
ずだぎょう ヅダギヤウ [2] 【頭陀行】
〔仏〕 頭陀の修行。
ずだけ
ずだけ ヅ― [0] 【図竹】
調子笛の一。一二管からなり,雅楽の十二律の音律の基準とするもの。
ずだぶくろ
ずだぶくろ【頭陀袋】
a scrip;→英和
a beggar's bag.
ずだぶくろ
ずだぶくろ ヅダ― [3] 【頭陀袋】
(1)頭陀行を行う僧が,僧具・経巻・お布施などを入れて首にかける袋。頭陀。
(2)死人を葬るとき,その首にかける袋。
(3)雑多な品物を入れて運ぶ,簡単なつくりの布製の袋。
ずだやくしゅ
ずだやくしゅ [4][3] 【喘息薬種】
ユキノシタ科の多年草。深山に自生。根葉は心円形。夏,高さ約25センチメートルの花茎の上部に白い五弁花を下向きに総状につける。葉を喘息(ゼンソク)の薬とする地方もある。
ずちなし
ずちな・し 【術無し】 (形ク)
なすすべがなく苦しい。どうにもならない。じゅつなし。ずつなし。「持ちて候物を故なく召され候はば,―・きことに候ひなん/宇治拾遺 1」
ずちょう
ずちょう ヅチヤウ [0] 【頭頂】
頭の一番上の部分。てっぺん。
ずちょう
ずちょう ヅチヤウ [0] 【図帳】
律令制で,班田終了ごとに作成された国郡の土地台帳。田図と田籍とがある。国司の役所にも備えられたが,特に民部省に保管されたものをいう。
ずっかと
ずっかと (副)
無遠慮に行うさま。「―すわる」
ずっけり
ずっけり (副)
言いにくいことを,遠慮しないで言うさま。ずけずけ。ずっかり。ずけり。「提婆が悪の耳こすり,―言うて厭がらし/浄瑠璃・和田合戦女舞鶴」
ずっこける
ずっこ・ける [4][0] (動カ下一)
(1)ずりおちる。「椅子(イス)から―・ける」
(2)普通の状態からはずれる。脱落する。「彼は仲間から―・けた」
(3)はめをはずす。ふざける。「―・けたことを言う」「―・けたやつ」
ずっしり
ずっしり [3] (副)スル
(多く「と」を伴って)
(1)物の重いさま。重量感のあるさま。ずしり。「―(と)した重い袋」
(2)重々しくどっしりしているさま。「―(と)した人物」
(3)重い物が落ちて大地や床にあたって出す音を表す語。ずしり。「―と地響きがして/滑稽本・浮世風呂 2」
(4)重く感ぜられるほど数量の多いさま。どっさり。「板元の金まうけ,また―とぬけました/滑稽本・浮世風呂 3」
ずっと
ずっと
(1)[遙(はる)かに](by) far (程度);→英和
long (since,ago).→英和
(2)[真直に]direct(ly);→英和
straight.→英和
(3)[続いて]all the time;→英和
(all) through;→英和
throughout.→英和
ずっと
ずっと [0] (副)
(1)違いのはなはだしいさま。はるかに。「ここの方が―住みよい」「―昔」「―東の方」
(2)ある状態が長く続くさま。「大阪から―立ち通しだった」「このところ―会っていない」
(3)とどこおることなく事が行われるさま。「さあ,―お通りください」「―見渡したところ」
ずっぱと
ずっぱと [3] (副)
勢いよく切るさま。ずばっと。「右の腕(カイナ)を―切つて切り落す/浄瑠璃・大職冠」
ずっぷり
ずっぷり [3] (副)
(「と」を伴っても用いる)
(1)水や湯に全身ひたるさま。どっぷり。「―(と)湯につかる」
(2)雨で全身ぬれるさま。ずっぽり。「夕立で―(と)ぬれた」
(3)すっかり日の暮れるさま。とっぷり。「咄しに紛れて―と,日の暮れて有るに気が付かなんだ/浄瑠璃・伊賀越道中双六」
ずつ
ずつ ヅツ (副助)
数量・割合・程度を表す名詞や副詞,またはそれらにさらに副助詞の付いたものに接続する。
(1)同じ分量・割合・程度であることを表す。「患者を一人―みる」「二本ぐらい―切り倒す」「すこし―食べる」
(2)(多く「…に…ずつ」の形をとって)同じ分量・割合・程度で分配することを表す。「三人に二つ―分ける」「全員に三本ぐらい―配る」「立ち木の間隔をすこし―ずらす」
〔中古以降の語。接尾語とする説もある〕
ずつう
ずつう【頭痛】
<have> a <splitting> headache.→英和
〜の種 a source of anxiety.‖頭痛薬 a headache tablet.
ずつう
ずつう ヅ― [0] 【頭痛】
(1)頭の痛むこと。頭の痛み。とうつう。「―がする」
(2)心配。苦労。「―の種」
ずつうはちまき
ずつうはちまき ヅ― [5] 【頭痛鉢巻(き)】
〔頭痛がひどいので鉢巻をしてこらえている意〕
非常に心配・苦労しているさま。
ずつうもち
ずつうもち ヅ― [0][2] 【頭痛持(ち)】
時々頭痛が起きては悩まされる人。
ずつき
ずつき ヅ― [0] 【頭突(き)】
相撲やけんかで,頭を下げて突っ込み,頭で相手の胸などを強く突くこと。「―をくらわす」
ずつない
ずつな・い 【術無い】 (形)[文]ク ずつな・し
〔「ずちなし」の転。中世・近世語〕
どうしようもない。くるしい。つらい。じゅつない。「ああ―・い母様々々/浄瑠璃・油地獄(中)」
ずて
ずて (連語)
〔打ち消しの助動詞「ず」に接続助詞「て」の付いたもの〕
打ち消しの意の中止法または連用修飾語として用いられる。…ないで。ずに。ずして。「しのは―我が越え行けば木の葉知りけむ/万葉 291」「鳴く鹿の目には見え―音のさやけさ/古今(秋上)」
〔上代から中古へかけて和歌に多く用いられた〕
ずでんちょう
ずでんちょう ヅデンチヤウ 【図田帳】
⇒大田文(オオタブミ)
ずでんどう
ずでんどう [2] (副)
(「と」を伴っても用いる)人が激しい勢いで倒れるさま。ずでいどう。「―と倒れる」
ずと
ずと (連語)
〔打ち消しの助動詞「ず」に助詞「と」の付いたもの〕
(1)打ち消しの意の中止法または連用修飾語として用いられる。…ないで。ずに。「ざれ事をせ―末広がりを見せい/狂言・末広がり(虎寛本)」「そんなにひやかしてあるか―縁起なほしに一ぷくのんでくんねえな/洒落本・白狐通」
(2)「と」が逆接の意を表す。なくとも。ないでも。「さみせんひか―いいから,さあ一つのみや/洒落本・妓者呼子鳥」「口で言は―いいは/滑稽本・八笑人」
〔中世末期から近世へかけての語。現代語でもやや文章語的表現として用いられることがある。「みんながやるから,君は心配せ―よろしい」〕
ずとじ
ずとじ ヅ―ヂ 【図と地】
〔心〕 ある物は,それ単独のものとしてではなく,必ず一定の背景を伴ってのみ知覚される事実を,地(背景)の中で浮かぶ図にたとえていう語。
→反転図形
ずとも
ずとも (連語)
〔打ち消しの助動詞「ず」に接続助詞「とも」の付いたもの〕
打ち消しの意の逆接の仮定条件を表す。…なくとも。…ないでも。「目が見え―,人の気配はわかるものだ」「白珠は人に知らえず知ら―よし知ら―我し知れらば知ら―よし/万葉 1018」「まのあたりなら―,さるべからむ雑事等は承はらむ/源氏(帚木)」
〔上代からの語。現代語でもやや文章語的表現として用いられることがある〕
ずとも
ずとも (連語)
〔打ち消しの助動詞「ず」に助詞「と」および「も」の付いたもの〕
打ち消しの意の中止法または連用修飾語として用いられる。…ないで。ずに。ずと。「春夢の間は,鳴か―ゐよかし/中華若木詩抄」「知れたこと言は―,早々帰れとせり立つる/浄瑠璃・菅原」
ずどり
ずどり ヅ― [0][3] 【図取り】
物の形を図に表すこと。
ずどん
ずどん [2] (副)
(多く「と」を伴って)
(1)銃砲を発射する音を表す語。「―と一発撃つ」
(2)重い物が倒れたりぶつかったりする音を表す語。「塀に―とぶつかる」
ずどん
ずどん
〜(と) (with) a bang (銃声)[thud (物音)].→英和
〜と鳴る bang.
ずない
ずな・い ヅ― 【図無い】 (形)[文]ク づな・し
〔中世・近世語〕
限度がない。途方もない。「扨扨(サテサテ)―・い大矢御覧なされ景高公/浄瑠璃・会稽山」
ずなし
ずなし ヅ― [0] 【図無し】 (名・形動)[文]ナリ
途方もない・こと(さま)。人や物にもいう。「コノシナモノ―ダ/ヘボン(三版)」
ずなり
ずなり ヅ― [0] 【頭鳴り】 (名)スル
頭の中で何か音がするように感じられること。「―がする」「―に悩む」
ずに
ずに (連語)
〔打ち消しの助動詞「ず」に助詞「に」の付いたもの〕
打ち消しの意の中止法または連用修飾語として用いられる。…ないで。「どこにも行か―家にいた」「苦しみも知ら―過ごす」「我もうらなくうち語りて慰め聞えてむものを,思は―のみ取りない給ふ/源氏(紅葉賀)」「鳥居立ててのなんのとて金のいることいとは―,神仏への約束も,今では違へる身となりはて/浄瑠璃・淀鯉(上)」
〔中古以降の散文に用いられる。古くは打ち消しの意の連用修飾語として用い,特に「思はずに」の言い方が多く用いられた〕
ずにん
ずにん ヅ― 【徒人】
徒罪に処せられた人。「其の二足を切りて―となすべし/今昔 13」
ずぬけて
ずぬけて【図抜けて】
by far <the tallest> ;exceptionally;→英和
out of the common.→英和
〜いる be outstanding;distinguish oneself.
ずぬける
ずぬ・ける ヅ― [0][3] 【図抜ける・頭抜ける】 (動カ下一)[文]カ下二 づぬ・く
多くのものの中で特にきわだっている。なみはずれる。ずばぬける。「―・けて背が高い」
ずねつ
ずねつ ヅ― 【頭熱】
頭に熱があること。[日葡]
ずのう
ずのう ヅナウ [0] 【図嚢】
地図などを入れる革製のかばん。昔,軍人などが用いた。
ずのう
ずのう ヅナウ [1] 【頭脳】
(1)脳。脳髄。
(2)物事を見分ける知力。物事を適確に判断する力。「すぐれた―をもつ」「―明晰(メイセキ)」
(3)団体などの中心になって働く人。首脳。「組織の―」
ずのう
ずのう【頭脳】
brains;a head.→英和
緻(ち)密(散漫)な〜 a close (loose) head.数学的な〜をもつ have a mathematical brain.‖頭脳集団 ⇒シンク・タンク.頭脳労働者 a brainworker.頭脳流出 a brain drain.
ずのうしゅうだん
ずのうしゅうだん ヅナウシフ― [4] 【頭脳集団】
⇒シンク-タンク
ずのうりゅうしゅつ
ずのうりゅうしゅつ ヅナウリウ― [4] 【頭脳流出】
高度の教育を受けた人々が,よりよい研究環境や労働条件を求めて外国に移住すること。
ずのうろうどう
ずのうろうどう ヅナウラウ― [4] 【頭脳労働】
知力や判断力を必要とする仕事。
ずは
ずは (連語)
〔打ち消しの助動詞「ず」の連用形に係助詞「は」の付いたもの。現在ではズワと読む〕
(1)打ち消しの意の中止法または連用修飾を表す。ずに。ないで。「なかなかに人とあら―酒壺になりにてしかも酒に染(シ)みなむ/万葉 343」「言繁き里に住ま―今朝鳴きし雁にたぐひて行かましものを/万葉 1515」
(2)打ち消しの意の順接仮定条件を表す。ないならば。もし…なければ。「けふ来―あすは雪とぞ降りなまし消えずはありとも花と見ましや/古今(春下)」
〔「ずは」の「は」は本来清音であるが,のちにワに転じた。また,「ずば」「ずんば」の形も生じた。さらに近世口語では「ざあ」「ざ」にも転じた〕
ずはずれ
ずはずれ ヅハヅレ [2] 【図外れ】 (名・形動)[文]ナリ
普通とは違っていること。並はずれ。「おれも吉原や品川では―に洒落る男だが/歌舞伎・吾嬬鑑」
ずはん
ずはん【図版】
an illustration;→英和
a plate (1ページ大の).→英和
ずはん
ずはん ヅ― [0] 【図版】
書物に印刷してのせられた図や写真。
ずば
ずば (連語)
〔打ち消しの助動詞「ず」に接続助詞「ば」が付いたもの〕
打ち消しの意の順接仮定条件を表す。もし…ないならば。なければ。「行か―なるまい」「きじも鳴か―うたれまい」「但し出―そこへ踏ん込むと/浄瑠璃・油地獄(上)」
〔「ずは」の順接仮定条件を表す用法から類推して近世以降発生した言い方。現代語でも,文章語的表現や慣用句として用いられることがある〕
ずばずば
ずばずば [1] (副)
(「と」を伴っても用いる)
(1)遠慮せずに自分の思っていることや核心をついたことを続けざまに言うさま。「―(と)言ってのける」
(2)刃物でためらうことなく次々に切りつけるさま。「―(と)切る」
ずばっと
ずばっと [2] (副)
(1)刃物などが勢いよく突き刺さるさま。また,切るさま。ずばと。「矢が―刺さる」「肩口から―斬り下ろす」
(2)ためらわずに物事を行なったり,物を言ったりするさま。「問題の核心を―指摘する」
ずばと
ずばと [2] (副)
「ずばっと{(1)}」に同じ。
ずばぬける
ずばぬ・ける [4][0] 【ずば抜ける】 (動カ下一)
普通よりずっとすぐれている。とびぬける。ずぬける。「―・けた成績」「―・けて背の高い人」
ずばぬける
ずばぬける【ずば抜ける】
be outstanding;distinguish oneself <in> .⇒図抜けて.
ずばり
ずばり [2] (副)
(1)遠回しでなく,急所を突いて鋭く話をするさま。物事の核心をついて,はっきり言うさま。ずばっと。「―(と)痛い所をつく」「そのもの―を言う」
(2)刃物で勢いよく物を切るさま。「―(と)切り落とす」
ずばり
ずばり
〜と decisively;→英和
boldly (思い切って);→英和
frankly (はっきり).〜当てる hit it.
ずば抜ける
ずばぬ・ける [4][0] 【ずば抜ける】 (動カ下一)
普通よりずっとすぐれている。とびぬける。ずぬける。「―・けた成績」「―・けて背の高い人」
ずば抜ける
ずばぬける【ずば抜ける】
be outstanding;distinguish oneself <in> .⇒図抜けて.
ずひき
ずひき ヅ― [0] 【図引き】
図面をかくこと。また,その人。
ずひょう
ずひょう【図表】
a <statistical> chart;→英和
a diagram.→英和
〜をかく chart.
ずひょう
ずひょう ヅヘウ [0] 【図表】
(1)物の数・量などの,他の物との関係を直線・曲線・図形・数字の表などで表したもの。グラフ。「仕事の進み具合を―にして示す」
(2)図と表。
ずふ
ずふ ヅ― [1] 【図譜】
説明的な絵を中心にして説明を添えた本。図を集めた本。「歴史―」「植物―」
ずふう
ずふう ヅ― 【頭風】
「頭痛」に同じ。[和名抄]
ずぶ
ずぶ [1]
〔古くは「づぶ」とも表記〕
■一■ (名)
(1)(「ずぶの」の形で)まったくの。「料理は―の素人です」
(2)「ずぶろく」の略。「―になるつもりで下戸を誘ふなり/柳多留 9」
■二■ (副)
(「ずぶと」「ずぶに」の形でも用いる)
(1)物や体の全体をぬらすさま。「―ト水ニツケル/ヘボン」
(2)まったく。まるっきり。「―ト思イキル/日葡」「わつちやあ―きらひさ/洒落本・品川楊枝」
(3)「ずぶり」に同じ。
■三■ (接頭)
動詞の連用形から転化した名詞に付いて,はなはだしく,すっかりの意を添える。「―ぬれ」「―酔い」
ずぶ
ずぶ
〜の素人(しろうと)だ be quite a beginner.
ずぶしち
ずぶしち [0]
〔「ずぶろく」を超えている意〕
ひどく酔っていること。また,その人。「向ふの客野郎は―・図部八の連中だから/当世書生気質(逍遥)」
ずぶずぶ
ずぶずぶ
〔古くは「づぶづぶ」とも表記〕
■一■ [1] (副)
(1)水や泥に沈んでゆくさま。「もがけばもがくほど―と沈んでゆく」
(2)刃物をやわらかいものに何回も突き刺すさま。「太い針を―刺す」
(3)正体なく酔ったさま。ぐでんぐでん。「―酔うた足元/浄瑠璃・寿の門松」
■二■ [0] (形動)
ひどくぬれているさま。びしょびしょ。「―にぬれる」
ずぶとい
ずぶと・い ヅ― [3] 【図太い】 (形)[文]ク づぶと・し
〔近世以降の語〕
周りの反応など気にせずに,平然としているさま。神経が太い。「―・イ泥棒/ヘボン(三版)」
[派生] ――さ(名)
ずぶとい
ずぶとい【図太い】
audacious;→英和
impudent;→英和
bold.→英和
⇒図々しい.
ずぶぬれ
ずぶぬれ [0] 【ずぶ濡れ】
体・衣類などがひどく濡れること。「夕立にあって―になる」
ずぶぬれ
ずぶぬれ【ずぶ濡れになる】
be[get]wet through;be drenched to the skin.→英和
〜の dripping wet.
ずぶねり
ずぶねり ヅ― [0] 【頭捻り】
相撲の決まり手の一。頭を相手の肩につけ,相手の差し手を抱え込んでひねり倒す技。
ずぶの
ずぶの (連語)
⇒ずぶ■一■(1)
ずぶり
ずぶり [2][3] (副)
〔古くは「づぶり」とも表記〕
(多く「と」を伴って)
(1)水や泥の中に沈み込むさま。「ぬかるみに足が―とめりこむ」
(2)とがったものをやわらかいものに突き刺すさま。ずぶ。「槍で―と刺す」
ずぶり
ずぶり
〜と刺す stab through;thrust <a knife> into;stick <a needle> into.
ずぶろく
ずぶろく [0]
ひどく酒に酔うこと。泥酔。また,その人。ずぶ。「―に酔つて帰ると/真景累ヶ淵(円朝)」
ずぶ濡れ
ずぶぬれ [0] 【ずぶ濡れ】
体・衣類などがひどく濡れること。「夕立にあって―になる」
ずぶ濡れになる
ずぶぬれ【ずぶ濡れになる】
be[get]wet through;be drenched to the skin.→英和
〜の dripping wet.
ずへい
ずへい ヅ― [0] 【図柄】
絵の品位。ずがら。
ずべこう
ずべこう [3] 【ずべ公】
〔「ずべ」は「ずべら」の略〕
素行の悪い少女をののしっていう語。
ずべら
ずべら [0] (名・形動)
なげやりでしまりのないさま。ずぼら。「―な男」
ずべらぼう
ずべらぼう [3] 【ずべら坊】 (名・形動)
(1)ずぼらなさま。また,その人。
(2)のっぺらぼう。ずんべらぼう。
ずべら坊
ずべらぼう [3] 【ずべら坊】 (名・形動)
(1)ずぼらなさま。また,その人。
(2)のっぺらぼう。ずんべらぼう。
ずべ公
ずべこう [3] 【ずべ公】
〔「ずべ」は「ずべら」の略〕
素行の悪い少女をののしっていう語。
ずほう
ずほう 【修法】
「しゅほう(修法)」に同じ。「読経・―などして/蜻蛉(上)」
ずほう
ずほう【図法】
drawing;→英和
projection (投影).→英和
ずほう
ずほう ヅハフ [0] 【図法】
図の作り方。特に,地球を平面図に投影して地図を描く種々の方法。
図法=1[図]
図法=2[図]
図法=3[図]
図法=4[図]
ずほくめんさいうきょうが
ずほくめんさいうきょうが ヅホク―ウケフグワ 【頭北面西右脇臥】
〔仏〕 頭を北に,顔を西に向け,右わきを下にし,横になった姿勢。釈迦の入滅のときの姿。
ずぼう
ずぼう
〔「坊主」の倒置〕
坊主。「三すぢほどある薄鬢のあたま,やがて―に鳴る鐘ならば/滑稽本・膝栗毛 8」
ずぼうし
ずぼうし ヅボフシ 【図法師】
治療法を学ぶ人のために,身体各部を示した図。[日葡]
ずぼし
ずぼし【図星をさす】
hit the mark;→英和
guess right.〜をさされる be rightly guessed.
ずぼし
ずぼし ヅ― [0][1] 【図星】
〔的の中心の黒点の意〕
(1)ねらったところ。思ったところ。急所。「―を突く」
(2)人の思わくなどが想像していたとおりであること。「そうはいかないと思っていたが,やっぱり―だった」
ずぼし=を指される
――を指さ・れる
ぴたりとあてられる。急所を突かれる。「―・れて,動揺する」
ずぼら
ずぼら [0] (名・形動)
なすべきことをしなかったりしてだらしのないこと。きちんとしていないこと。また,そのさま。「―な性格」
[派生] ――さ(名)
ずぼら
ずぼら
〜な slovenly;→英和
negligent;→英和
loose.→英和
ずみ
ずみ [1] 【桷・棠梨】
バラ科の落葉小高木。山中に生え,また庭木や盆栽とする。小枝の先はしばしばとげになる。葉は長楕円形で,時に三裂する。春,新枝の先に白色の五弁花を散形につける。果実は小球形で黄赤色に熟す。古く樹皮を染色に用いた。小林檎(コリンゴ)。小梨(コナシ)。姫海棠(ヒメカイドウ)。三葉海棠。
桷[図]
ずみ
ずみ 【済み】
名詞の下に付いて複合語をつくり,それがもう終わっていること,すでにすんでしまったことを表す。「決裁―」「注文―」「支払い―」
ずめん
ずめん ヅ― [0] 【図面】
土木・建築・機械などの構造・設計などを明らかにするための図。
ずめん
ずめん【図面】
a drawing;→英和
a sketch;→英和
a plan.→英和
⇒図.
ずもの
ずもの ヅ― [0] 【頭物】
商品取引で,上等品。かしらもの。
ずもん
ずもん 【誦文】
まじないの文句を唱えること。じゅもん。「はなひて(=クシャミシテ)―する/枕草子 28」
ずや
ずや (連語)
〔打ち消しの助動詞「ず」に係助詞「や」の付いたもの〕
(1)(文中にあって)
(ア)疑問を表す。…ないで…だろうか。「白たへの手本ゆたけく人の寝る甘睡(ウマイ)は寝―恋ひ渡りなむ/万葉 2963」
(イ)反語を表す。(…だろうか,いや)…する。「心ありて風の匂はす園の梅にまづうぐひすの問は―あるべき/源氏(紅梅)」
(2)(文末にあって)
(ア)疑問を表す。…ないであろうか。「飽か―妹と問ひし君はも/万葉 2706」
(イ)反語を表す。(…ないであろうか,いや)…する。「余りにて我は死ぬべくなりにたら―/万葉 4080」
ずよう
ずよう ヅエフ [0] 【図葉】
一枚一枚になっている図。
ずよう
ずよう ヅヤウ [0] 【図様】
絵図の様式・型。また,図柄。
ずら
ずら (助動)
〔助動詞「うず」に「らん」の付いた「うずらん」から出た「ずらう」の転〕
推量の意を表す。…だろう。「ちり紙に火がつい〈ずら〉/咄本・鹿の巻筆」
〔現在でも中部太平洋岸地方などで用いられる〕
ずらかる
ずらかる
run away;escape;→英和
flee.→英和
ずらかる
ずらか・る [0][3] (動ラ五)
〔もと盗人などの隠語〕
逃げる。姿をくらます。「どこかへ―・ってしまった」
ずらす
ずらす
(1) work down <the pants> ;shift;→英和
move.→英和
(2)[時間]stagger <office hours> .→英和
⇒繰り上げる(下げる).
ずらす
ずら・す [2] (動サ五[四])
(1)物を滑らせるようにして移動させる。「机を―・す」
(2)位置や時期が重ならないようにする。「紙を少し―・して重ねる」「日曜日と重なるので一日―・す」
(3)〔上方語〕
後回しにする。遅らせて,しないで済ます。「これ��小僧,今朝灰吹の掃除を―・したな/人情本・花筐」
(4)ごまかす。「又―・されると知りながら/歌舞伎・桜姫東文章」
〔「ずる」に対する他動詞〕
[可能] ずらせる
ずらっと
ずらっと [2] (副)
「ずらり」に同じ。「―並ぶ」
ずらり
ずらり
〜と in a row[line].→英和
〜と居並ぶ be lined up.
ずらり
ずらり [2][3] (副)
(多く「と」を伴う)多くの人や物が列になって並ぶさま。ずらっと。「お歴々が―(と)居並ぶ」
ずり
ずり [2]
(1)鉱石や石炭とともに掘り出された石。また,選鉱・選炭した後に出る廃石。
(2)トンネル掘削の際に爆砕されてできた岩石や土砂。
ずりあがる
ずりあが・る [4] 【ずり上がる】 (動ラ五[四])
少しずつずるようにして上へ上がる。「シャツが―・る」
ずりおちる
ずりお・ちる [4][0] 【ずり落ちる】 (動タ上一)
ずって落ちる。「眼鏡が―・ちる」
ずりおちる
ずりおちる【ずり落ちる】
work[slip,slide]down.
ずりこむ
ずりこ・む [3][0] 【ずり込む】 (動マ五[四])
(1)すべるようにして入り込む。「川ニ―・ム/ヘボン」
(2)ずるずるともぐり込む。「こちの仲間へ―・んで太太講を喰ひ倒ししようでな/滑稽本・膝栗毛 5」
(3)ひそかに取る。盗む。「役徳は皆―・み/歌舞伎・宇都谷峠」
ずりさがる
ずりさが・る [4] 【ずり下がる】 (動ラ五[四])
滑るようにして,次第に下がる。ずり落ちる。「ズボンが―・る」
ずりだす
ずりだ・す [0][3] 【ずり出す】 (動サ五[四])
ずるようにして出す。「五寸許り布団を―・して/それから(漱石)」
ずりょう
ずりょう [0] 【受領】
〔新任国司が前任者から事務を引き継ぐ意〕
平安中期以降,実際に任地に赴いた国司の最上席のもの。遥任(ヨウニン)の国司に対する語。任国での徴税権を利用して富を築き,成功(ジヨウゴウ)・重任(チヨウニン)を行なって勢力をもった。じゅりょう。ずろう。
ずりょう=は倒(タオ)るる所に土を掴(ツカ)め
――は倒(タオ)るる所に土を掴(ツカ)め
受領はどんな場合でも,もうけになるように立ち回れ。受領の強欲ぶりをたとえた当時のことわざ。転んでもただは起きるな。
ずりょうのきょ
ずりょうのきょ 【受領の挙】
平安時代,県召除目(アガタメシノジモク)の際に受領の候補者を公卿が推挙すること。公卿の挙。
ずりょうめい
ずりょうめい [2] 【受領銘】
刀鍛冶(カジ)などの職人が朝廷から受けた国守名を彫りつけた銘。
ずり上がる
ずりあが・る [4] 【ずり上がる】 (動ラ五[四])
少しずつずるようにして上へ上がる。「シャツが―・る」
ずり下がる
ずりさが・る [4] 【ずり下がる】 (動ラ五[四])
滑るようにして,次第に下がる。ずり落ちる。「ズボンが―・る」
ずり出す
ずりだ・す [0][3] 【ずり出す】 (動サ五[四])
ずるようにして出す。「五寸許り布団を―・して/それから(漱石)」
ずり落ちる
ずりお・ちる [4][0] 【ずり落ちる】 (動タ上一)
ずって落ちる。「眼鏡が―・ちる」
ずり落ちる
ずりおちる【ずり落ちる】
work[slip,slide]down.
ずり込む
ずりこ・む [3][0] 【ずり込む】 (動マ五[四])
(1)すべるようにして入り込む。「川ニ―・ム/ヘボン」
(2)ずるずるともぐり込む。「こちの仲間へ―・んで太太講を喰ひ倒ししようでな/滑稽本・膝栗毛 5」
(3)ひそかに取る。盗む。「役徳は皆―・み/歌舞伎・宇都谷峠」
ずる
ず・る [1]
■一■ (動ラ五[四])
(1)少しずつすべって動く。すべり動く。「積み荷が―・る」「ズボンが―・ってきた」
(2)(位置や時間などが)きまったところから少しはずれる。ずれる。「音が少し―・っている」「かんどころが―・った」
(3)いざり動く。すり動く。「ひざで―・って来た」
(4)引きずる。「足を―・って歩く」
■二■ (動ラ下二)
⇒ずれる
ずる
ずる [1] 【狡】
ずるいこと。またずるいおこない。また,ずるい人。「―をする」「仲間うちでも評判の―だ」
ずる
ずる
slide;→英和
slip down;shift.→英和
ずる
ずる
a trick[foul play](行為);→英和
a dodger (人).〜をする cheat;→英和
play foul.〜ける shirk one's duty.
ずるい
ずるい【狡い】
cunning;→英和
sly;→英和
crafty.→英和
〜奴 a cunning fellow;a shirk.→英和
⇒ずる.
ずるい
ずる・い [2] 【狡い】 (形)[文]ク ずる・し
〔近世以降の語〕
(1)自分の利益のために,ごまかしてうまく立ち回る性質である。狡猾(コウカツ)だ。こすい。「―・い男だから油断はできない」
(2)ふしだらだ。身持ちがわるい。「たまにゃあ―・いのもあるだらう/西洋道中膝栗毛(魯文)」
[派生] ――さ(名)
ずるがしこい
ずるがしこ・い [5] 【狡賢い】 (形)
きわめて巧妙に悪知恵をはたらかせるさま。悪賢い。「―・い奴」
ずるける
ずるける
be idle;shirk one's duty;play truant.
ずるける
ずる・ける [3][0] (動カ下一)
(1)しなければいけないことをしないでいる。なまける。「当番を―・ける」
(2)固く締まっていたものが緩んで,だらしがなくなる。整っていた形が崩れる。「包帯が―・ける」
ずるし
ずる・し 【狡し】 (形ク)
⇒ずるい
ずるずる
ずるずる
〔古くは「づるづる」とも表記〕
■一■ [1] (副)
(1)物が引きずられたり,滑り落ちたりするさま。持ちこたえられなくて崩れるさま。「帯を―(と)引きずる」「―(と)後退して土俵を割る」
(2)汁などを音を立てて吸いこむさま。また,その音を表す語。「洟(ハナ)を―(と)すする」
(3)しまりのないさま。けじめやきまりをつけないで,好ましくない状態が続くさま。「―(と)居続ける」「届けを―(と)延ばす」
■二■ [0] (形動)
しまりのないさま。きまりがつかずそのままの状態が続くさま。「帯がゆるんで―になる」「貴下(アナタ)に未練があつて一緒に―になつてゐるやうに思はれるのが辛い/別れたる妻に送る手紙(秋江)」
ずるずる
ずるずる
〜滑る <be> slippery.→英和
〜引きずる drag along;trail.→英和
ずるずるべったり
ずるずるべったり [5]
■一■ (形動)
けじめをつけないで,その状態が続くさま。「―の関係」「それから―に一緒に住んで夫婦になった」
■二■ (副)
{■一■}に同じ。「―(と)居すわる」
ずるずるべったり
ずるずるべったり
〜になる stay on;remain as it is.
ずるやすみ
ずるやすみ【ずる休みをする】
play truant <from school> ;→英和
cut a lecture.→英和
〜する生徒 a truant.
ずるやすみ
ずるやすみ [3] 【ずる休み】 (名)スル
怠けて休むこと。「風邪と称して―する」
ずるり
ずるり [2][3] (副)
(多く「と」を伴って)
(1)やや重い物がすべるさま。「道がぬかって―と滑った」
(2)動作などがなめらかに行われるさま。「布団から―と抜ける」
ずるり
ずるり
〜と落ちる slip off.
ずる休み
ずるやすみ [3] 【ずる休み】 (名)スル
怠けて休むこと。「風邪と称して―する」
ずる休みをする
ずるやすみ【ずる休みをする】
play truant <from school> ;→英和
cut a lecture.→英和
〜する生徒 a truant.
ずれ
ずれ [2]
〔動詞「ずれる」の連用形から〕
(1)二つの物が重なり合わないで,食い違っていること。また,その食い違い。また,基準となるものや一般的な常識からはずれていること。「時間の―」「印刷の―」「感覚の―」「考え方に―がある」
(2)〔物〕 物体内のある面の上下に平行で逆方向の力がはたらいて生じる変形。体積変化を伴わず,その面に直角な平面が一様な角度だけ傾く。剪断。
ずれ
ずれ
aberration;→英和
discrepancy;→英和
a <time> lag.→英和
世代の〜 a generation gap.
ずれ
−ずれ【世間擦れがしている(いない)】
be worldly-wise (unsophisticated).
ずれおうりょく
ずれおうりょく [3] 【ずれ応力】
応力を面に垂直な成分と平行な成分に分けたときの,平行な成分。剪断(センダン)応力。
ずれこむ
ずれこ・む [0] 【ずれ込む】 (動マ五[四])
物事が予定していた時日までに終わらず,次のくぎりとなる時期まで完了が遅れる。「完成が来月まで―・む」
ずれだんせいりつ
ずれだんせいりつ [5] 【ずれ弾性率】
⇒剛性率(ゴウセイリツ)
ずれる
ずれる
shift (物が);→英和
become out of focus (感覚が).
ずれる
ず・れる [2] (動ラ下一)[文]ラ下二 ず・る
(1)正しい位置から少し離れた位置に移動する。「地震で瓦が―・れた」「積み荷が―・れる」
(2)標準的なものや基準となるものと少し違っている。「センスが―・れている」「タイミングが―・れる」
ずれ弾性率
ずれだんせいりつ [5] 【ずれ弾性率】
⇒剛性率(ゴウセイリツ)
ずれ応力
ずれおうりょく [3] 【ずれ応力】
応力を面に垂直な成分と平行な成分に分けたときの,平行な成分。剪断(センダン)応力。
ずれ込む
ずれこ・む [0] 【ずれ込む】 (動マ五[四])
物事が予定していた時日までに終わらず,次のくぎりとなる時期まで完了が遅れる。「完成が来月まで―・む」
ずろう
ずろう ヅ― [0] 【杜漏】 (名・形動)[文]ナリ
〔杜撰(ズサン)脱漏の意〕
物事がやりっ放しでいいかげんであること。だらしがないこと。また,そのさま。「僕能く知てるぞ,君が―で不取締な游冶郎(ドウラクモノ)なのは/罪と罰(魯庵)」
[派生] ――さ(名)
ずろく
ずろく ヅ― [0] 【図録】
図や写真を主とした記録または本。
ずわいがに
ずわいがに [3][2] 【ずわい蟹】
クモガニ科の海産のカニ。甲は丸みを帯びた三角形で,雄は甲幅15センチメートル,歩脚を広げると80センチメートルに達する。冬,美味。雌は成熟すると成長が止まり,雄の半分ぐらいの大きさで,一年中抱卵する。寒流域に分布。日本海側の重要な水産物。北陸ではエチゼンガニ,山陰ではマツバガニと呼ばれる。雌はセイコガニ・ゼンマル・コウバコガニとも。[季]冬。
ずわい蟹[図]
ずわい蟹
ずわいがに [3][2] 【ずわい蟹】
クモガニ科の海産のカニ。甲は丸みを帯びた三角形で,雄は甲幅15センチメートル,歩脚を広げると80センチメートルに達する。冬,美味。雌は成熟すると成長が止まり,雄の半分ぐらいの大きさで,一年中抱卵する。寒流域に分布。日本海側の重要な水産物。北陸ではエチゼンガニ,山陰ではマツバガニと呼ばれる。雌はセイコガニ・ゼンマル・コウバコガニとも。[季]冬。
ずわい蟹[図]
ずわと
ずわと ズハ― (副)
(1)刀を勢いよく抜くさま。「合点と,脇差―抜き放し/浄瑠璃・天の網島(下)」
(2)矢などが勢いよく突き立つさま。「稲叢(イナムラ)に羽ぶくら込めて―立ち/浄瑠璃・蝉丸」
ずん
ずん 【髄】
〔「ずい(髄)」の転〕
中心。まん中。「骶(カメノオ)の―に是ほどな疣(イボ)がある/浄瑠璃・新版歌祭文」
ずん
ずん 【順】
「じゅん」を直音表記した語。「―の舞」「―の和歌」
→順(ジユン)
ずんぎり
ずんぎり [0] 【寸切り】
〔「寸」は「ずん(髄)」の当て字という〕
(1)筒形の物を横にまっすぐに切ること。また,そのもの。輪切り。筒切り。ずんど切り。「―の丸木の枕/浮世草子・咲分五人媳」
(2)頭部を水平に切った,筒形の花器や茶入れ。
ずんぐり
ずんぐり [3] (副)スル
背が低くて太っているさま。太くて短いさま。「―した胴の長い半身を/あめりか物語(荷風)」「―(と)した壺」
ずんぐり
ずんぐり
〜した thickset;→英和
stocky;→英和
podgy.→英和
〜した娘 a dumpling of a girl.→英和
ずんぐりむっくり
ずんぐりむっくり [5][7] (副)スル
「ずんぐり」を強めていう語。「―(と)した人」
ずんず
ずん・ず 【誦ず】 (動サ変)
「ずする(誦)」に同じ。「いとおもしろう―・じたまひて/浜松中納言 4」
〔「ず」は「誦」の呉音「じゅ」の直音表記で,「ずす」が撥音化した語。「ずうず」とも〕
ずんずん
ずんずん
〜進む go on and on;make rapid progress (仕事などが);proceed smoothly (会議が).
ずんずん
ずんずん [1] (副)
(1)力強く進んでいくさま。「―(と)進む」
(2)物事の変化や進行が目に見えるほど早いさま。どんどん。「豆の木は―(と)大きくなった」
(3)体に鈍く響くような刺激を受けるさま。「ドラムが―(と)響く」
ずんだ
ずんだ [0] 【豆打】
枝豆を茹(ユ)でてすりつぶしたもの。和(ア)え衣(ゴロモ)などに用いる。東北地方での呼び名。
ずんだあえ
ずんだあえ [0] 【豆打和え】
砂糖・醤油などで調味した豆打で野菜などをあえた料理。
ずんだじる
ずんだじる [4] 【豆打汁】
豆打をだし汁でのばし,塩・醤油などで調味した汁物。
ずんでんどう
ずんでんどう [3] (副)
「ずでんどう」に同じ。「―と倒れた」
ずんと
ずんと [1][0] (副)
〔古くは「づんと」とも書いた〕
(1)程度のはなはだしいさま。大きな開きがあるさま。ずっと。「―若く見える」「このはうが手つとりばやくて,―ましでござりますわい/桐一葉(逍遥)」
(2)ためらわずに勢いよく事を行うさま。「逃げんとするをとらへて―削(ソ)いで/咄本・昨日は今日」
(3)(下に打ち消しの語を伴って)決して。少しも。とんと。「僕の頭には―瞭然(ハツキリ)しなかつた/思出の記(蘆花)」
ずんど
ずんど ヅン― (副)
(1)思い切りよく事を行うさま。勢いよく行うさま。「肩を―躍り越えてぞ戦ひける/平家 4」「長刀の柄―切りてぞ落とされける/義経記 2」
(2)程度のはなはだしいさま。非常に。「あの忠治と幸治郎めは―能く気に入つているから/洒落本・南閨雑話」
(3)(下に打ち消しの語を伴って)決して。少しも。「―痛みもござらぬ/滑稽本・浮世風呂(前)」
→ずんと
ずんど
ずんど [0] 【寸胴】 (名・形動)
〔「髄胴」の転か。「寸」は当て字という〕
(1)「ずんどう(寸胴)」に同じ。「―の壺」
(2)「ずんどぎり」の略。
ずんどう
ずんどう【寸胴】
<have> no waist.
ずんどう
ずんどう [0] 【寸胴】 (名・形動)
上から下まで太さが変わらない・こと(さま)。円筒形。ずんど。「―な体型」
ずんどぎり
ずんどぎり [0] 【寸胴切り】
「ずんぎり{(1)}」に同じ。
ずんながる
ずんなが・る 【順流る】 (動ラ下二)
(歌・杯などが)順を追って移る。「大御酒あまたたび―・れて/源氏(松風)」
ずんば
ずんば (連語)
〔打ち消しの助動詞「ず」の連用形に係助詞「は」の付いた「ずは」の転。「ずは」を強めた言い方〕
打ち消しの意の順接仮定条件を表す。もし…ないならば。「権限の徳を仰が―,何ぞかならずしも幽遠の境にましまさん/平家 2」「小悪を嫌ひ捨て―,次第次第に大悪におつべし/こんてむつすむん地」
〔院政時代以降,漢文訓読体で用いられた語。現代語でも文章語的な言い方や慣用句として用いられることがある〕
ずんばい
ずんばい ヅンバイ 【飄石】
石打ち。石投げ。[節用集(易林本)]
ずんべらぼう
ずんべらぼう [4][0] (名・形動)
(1)凹凸や変化がなくて,のっぺりしていること。また,そのものやさま。のっぺらぼう。ずべらぼう。ずんべらぼうず。ずんぼろぼうず。
(2)行動や態度がなげやりでしまりがないこと。
〔歴史的仮名遣いは「ずんべらばう」か「ずんべらぼう」か不明〕
ずんべらぼうず
ずんべらぼうず 【ずんべら坊主】
「ずんべらぼう」に同じ。「抜けは抜けたが―に成り/柳多留 44」
ずんべら坊主
ずんべらぼうず 【ずんべら坊主】
「ずんべらぼう」に同じ。「抜けは抜けたが―に成り/柳多留 44」
せ
せ 【諾】 (感)
承諾の意を表す語。はい。うん。「親のまもりける女をいなとも―ともいひ放て/後撰(恋五)」
せ
せ [0][1] 【瀬】
(1)川の水が浅く人が歩いて渡れる所。あさせ。
⇔淵(フチ)
「―を渡る」
(2)川の流れの速い所。はやせ。「―にのまれる」
(3)海流の流れ。潮流。「潮―」
(4)置かれている立場。「立つ―がない」
(5)機会。機縁。場合。「逢う―を楽しむ」「浮かぶ―がない」
(6)そのところ。その点。「憂きにも嬉しき―はまじり侍りけり/源氏(柏木)」
せ
せ (助動)
〔尊敬の助動詞「しゃる」の命令形「しゃれ」が「しゃい」「せえ」を経て「せ」となったもの。「っせ」の形で用いられる近世江戸語〕
せ
せ (助動)
□一□尊敬の助動詞「す」の已然形・命令形。
→す(助動)
□二□使役・尊敬の助動詞「す」の未然形・連用形。
→す(助動)
□三□過去の助動詞「き」の未然形。常に接続助詞「ば」の付いた「せば」の形で用いられる。
→き(助動)
→せば(連語)
せ
せ【背】
the back;→英和
height (身長);→英和
a ridge (山の).→英和
〜に腹はかえられぬ Necessity is a hard master.〜を伸ばす stretch oneself.〜をみせる turn tail.
せ
せ【瀬】
rapids (早瀬);shallows (浅瀬).
せ
せ 【兄・夫・背】
(1)女性から見て,同腹の男の兄弟をいう語。年上にも年下にもいう。「言問はぬ木すら妹と―とありといふをただ独り子にあるが苦しさ/万葉 1007」
(2)女性が,自分の恋人や夫をいう語。「事しあらば小泊瀬(オハツセ)山の石城(イワキ)にも隠らば共にな思ひ我が―/万葉 3806」
(3)一般に,男性を親しんで呼ぶ称。「岩根踏み山越え野行き都辺に参ゐし我が―を/万葉 4116」
⇔妹(イモ)
せ
せ 【石花・石蜐】
カメノテの異名。せい。[和名抄]
せ
せ 【狭】
〔「せ」は形容詞「さし(狭)」の「さ」と同源〕
せまいこと。「…も狭に」の形で,狭くなるくらいいっぱいにの意で用いる。「山も―に咲けるあしびの/万葉 1428」
せ
せ [1] 【畝】
尺貫法における,土地の面積の単位。一段の一〇分の一。三〇坪。三〇歩(ブ)。約1アール(100平方メートル)。
せ
せ
(1)五十音図サ行第四段の仮名。歯茎摩擦音の無声子音と前舌の半狭母音とから成る音節。
(2)平仮名「せ」は「世」の行書体。片仮名「セ」も「世」の行書体からの変形。もしくは「世」の異体字「�」の末二画か。
せ
せ 【背・脊】
(1) [0][1]
動物の胴体の,背骨のある側で,胸や腹と反対の面。せなか。「壁に―をもたせかける」「馬の―」
(2) [0][1]
うしろ。背面。「山を―にして立つ」「椅子(イス)の―」
(3) [1]
身長。せたけ。せい。「―の高い男」
(4)山の尾根(オネ)。「山の―」
(5)本の部分の名。製本で,本の中身を糸などで綴じた部分。また,その部分をくるんだ表紙の部分。
→製本
せ=が立つ
――が立・つ
(ある深さに対して)身長が上回る。底に足が届く。「深くて―・たない」
せ=に腹はかえられぬ
――に腹はかえられぬ
さし迫った苦痛を逃れるためには,他を犠牲にすることもやむを得ない。
せ=を向ける
――を向・ける
(1)後ろ向きになる。
(2)相手の意志に従わない。また,冷淡な態度をとる。
せ∘しめる
せ∘しめる (連語)
〔サ変動詞「する」の未然形「せ」に使役の助動詞「しめる」のついたもの〕
主として漢語サ変複合動詞語尾の未然形に「しめる」がついた形で用いられる。…させる。「本隊を出発―∘しめる」
〔単独のサ変動詞の使役の言い方としては「させる」が用いられる〕
→させる
せ∘す
せ∘す 【為す】 (連語)
〔動詞「す(為)」の未然形「せ」に,尊敬の助動詞「す」の付いたもの〕
なさる。したまう。「草枕旅宿り―・す古(イニシエ)思ひて/万葉 45」
せ∘られる
せ∘られる (連語)
□一□〔サ変動詞の未然形「せ」に尊敬の助動詞「られる」が付いた形〕
⇒られる(助動)
□二□〔助動詞「せる」の未然形「せ」に尊敬の助動詞「られる」が付いた形〕
⇒せる(助動)
せあぶら
せあぶら [2] 【背脂】
豚のロース肉の上側にある脂身。
せい
せい【聖なる】
holy;→英和
sacred;→英和
saint.→英和
せい
−せい【−製】
of <German> make;made in <Japan> .皮〜の本 a book bound in leather.鉄〜 made of iron.
せい
せい [1] 【背・脊】
身のたけ。身長。せ。「―くらべ」
せい
−せい【−制】
a system.→英和
一日8時間〜 an eight-hour day.四年〜大学 a four-year college.
せい
せい [1] 【井】
(1)いど。い。また,いげた。
(2)二十八宿の一。南方の星宿。井宿。ちちりぼし。
せい
せい [1] 【正】
(1)ただしいこと。まちがいのないこと。
⇔邪
「―は邪を制す」
(2)主となるもの。正式なもの。
⇔副
「契約書は―と副と二通要する」
(3)長。主任。「検事―」
(4)〔数〕 ある数がゼロより大きいこと。プラス。
⇔負
(5)イオン・帯電体などの電荷がプラスであること。プラス。陽。
⇔負
(6)弁証法論理における判断の定立。
→正反合
(7)数の単位。澗(カン)の一万倍,すなわち一〇の四〇乗。[塵劫記]
せい
せい [1] 【生】
■一■ (名)
(1)生きていること。「―の喜び」「―を営む」
(2)生命。いのち。「―を全うする」
(3)〔哲・宗〕
〔(ドイツ) Leben〕
個体が生命をもち活動すること。また,その体験としての生活。肉体から離れた霊魂そのものを生とする宗教的考え方は,今生・他生・永生などの観念のもととなり,生を自然とは異なった非合理なものと捉えることから,生気論や生の哲学が主張される。
⇔死
■二■ (代)
一人称。男子が自らをへりくだっていう語。小生。「―の愚考するところ」
■三■ (接尾)
男子が自分の名に付けて,へりくだる意を添える。多く手紙などで用いられる。「青木―」
せい
せい [1] 【制】
(1)さだめ。のり。制度。禁制。「―をたてる」「―を犯す」
(2)勅命。天子の命令。
せい
せい [1] 【姓】
(1)その家の名。名字(ミヨウジ)。「母方の―を名乗る」
(2)かばね。
せい
せい [1] 【性】
(1)生まれつきもっている性質。生まれつき。さが。「人の―は善である」「習い―となる」
(2)男と女,または,めすとおすの区別。
→セックス
→ジェンダー
(3)男女両性間,あるいは同性間において生じる肉体的結合への欲求や衝動。また,それに基づく諸活動。
(4)〔gender〕
インド-ヨーロッパ語において,名詞・代名詞・形容詞などにみられる,男性・中性・女性などの文法上の区別。
(5)名詞の下に付いて,その性質・傾向をもっていることを表す。「柔軟―」「植物―」「経済―」「アルカリ―」
せい
せい [1] 【星】
二十八宿の一。南方の星宿。星宿。ほとおりぼし。
せい
せい [1] 【勢】
(1)いきおい。力。「声も沈んで―の無い/夢かたり(四迷)」
(2)軍勢。兵力。「その―五万余騎」「堤の影に―を揃へ/鉄仮面(涙香)」
せい
せい【精】
(1)[精力]energy;→英和
vigor.→英和
(2)[精霊]a spirit;→英和
a nymph (水の);→英和
an echo (山の).→英和
〜が尽きる be exhausted.〜を出す work hard.
せい
せい [1] 【聖】
■一■ (名)
(1)
(ア)ひじり。聖人。
(イ)
〔Saint〕
聖人の名に付ける語。「―ヨハネ」
(2)非日常的で冒しがたい宗教独自の価値。神聖。日常的・一般的現象の価値である「俗」と対置される。
(3)清酒。中国で濁酒を「賢」というのに対していう。
■二■ (形動)[文]ナリ
けがれがなく,清らかで尊いさま。「―なる土地」
せい
せい [1] 【精】
■一■ (名)
(1)生物の根元にあるもの。たましい。精霊。多く人間以外の霊魂についていう。スピリット。「木の―」「森の―」
(2)生命の根本にある力。心や体に備わる力。精力。「―を入れる」「―がつく」「―も根もつき果てる」
(3)まじりけのないもの。
(4)精液。[日葡]
■二■ (形動)[文]ナリ
細かくゆきわたっているさま。「文章の愈々―なること/日本開化小史(卯吉)」
せい
せい [1] 【製】
作られたものであること。作。「名匠の―になる刀剣」「鋼鉄―」
せい
せい [1] 【静】
静かなこと。動かないこと。「―と動」
せい
せい [1] 【所為】
ある(悪い)結果を生じた原因・理由。ゆえ。ため。「失敗したのも君の―だ」「年の―か目がかすむ」「失敗を人の―にする」「気の―」
せい
せい 【斉】
(1)周代の侯国。周の武王により呂尚(太公望)が封ぜられた国((?-前379))。今の山東省の地。桓公の時,春秋時代最初の覇者となったが,のち重臣の田氏に滅ぼされた。
(2)戦国七雄の一。田氏が{(1)}を滅ぼし,周王より諸侯に封じられて成立((前386-前221))。秦に滅ぼされた。田斉(デンセイ)。
(3)南朝の一王朝。
→南斉
(4)北朝の一王朝。
→北斉
せい
せい【背】
stature;→英和
height.→英和
〜が伸びる grow taller.〜の高(低)い tall (short).→英和
〜の順に in order of height.→英和
〜を測る measure one's height.→英和
せい
せい 【世】 (接尾)
助数詞。受け継いだ世代・地位・称号などの代数や順序を表す。「日系三―」「チャールズ二―」
せい
せい 【成】
五胡十六国の一。氐(テイ)族の李特が四川に建国(304-347)。東晋に滅ぼされた。成漢。後蜀。
せい
せい【姓】
a family name;a surname.→英和
せい
せい【所為】
consequences (結果);effect (影響).→英和
…の〜で owing[due]to;because[on account]of;under the influence of.…の〜である be caused by;be due to.…の〜にする put the blame on.
せい
せい【正】
(1)[正しい]right;→英和
justice.→英和
(2)《数》positive;→英和
plus.→英和
(3)[副に対し]the original.→英和
せい
せい【性】
(1)[性質]nature.→英和
(2)[男女の]sex.→英和
(3)《文》gender.→英和
〜の sexual <desire> .→英和
〜の区別なく irrespective of sex.
せい
せい【生】
<enjoy> life;→英和
living.→英和
〜あるもの all living things.〜をうける be born;live.→英和
せい=ある者は必ず死あり
――ある者は必ず死あり
〔揚子法言(君子)〕
生命ある者は必ず死ぬ時が来る。生命は永遠のものではない。
せい=が∘出る
――が∘出る
よく励み働く。「よく仕事に―∘出ますね」
せい=に応ず
――に応・ず
天子の詔に応じて詩などを作る。「九十の算を賀して―・ずる歌とて/とはずがたり 3」
せい=の二重(ニジユウ)基準
――の二重(ニジユウ)基準
男女で,性規範が異なっていること。同じ性的行為をしても,男女でその評価基準が異なることをいう。
せい=の商品化
――の商品化
性交その他の性的行為,あるいは性的欲求や性的幻想をかきたてるような表現が,商品として売買されること。
せい=は寄(キ)なり、死は帰(キ)なり
――は寄(キ)なり、死は帰(キ)なり
〔淮南子(精神訓)〕
人は天地の本源から生まれて,しばらく仮の宿りであるこの世に身を寄せているにすぎないのであって,死ぬことは元の本源に帰ることである。
せい=は死の始め
――は死の始め
この世に生まれた時,すでにやがて来るべき死への道が始まっている。
せい=は難(カタ)く死は易(ヤス)し
――は難(カタ)く死は易(ヤス)し
苦しみに耐えて生きていくことは,苦しみを我慢せず死ぬことよりむずかしい。
せい=を享(ウ)ける
――を享(ウ)・ける
生まれる。誕生する。「この世に―・ける」
せい=を偸(ヌス)む
――を偸(ヌス)・む
〔「李陵(答蘇武書)」「楚辞(卜居)」〕
死すべき命をながらえて生きる。恥をしのんで生をむさぼる。
せい=を冒(オカ)す
――を冒(オカ)・す
〔史記(衛青伝)〕
別の姓を称する。他家を継ぐ。
せい=を出す
――を出・す
一生懸命物事をする。「勉強に―・す」
せい=を励ます
――を励ま・す
力を尽くしてつとめ励む。精励する。
せい=を視(ミ)ること死の如(ゴト)し
――を視(ミ)ること死の如(ゴト)し
〔列子(仲尼)〕
生死を超越して天命に従う。
せい=相(アイ)近し、習(ナラ)い相遠し
――相(アイ)近し、習(ナラ)い相遠し
〔論語(陽貨)〕
人の性質は生まれた時にはあまり差はないが,習慣や教育などの違いによって,次第に差が大きくなる。
せいあ
せいあ [1] 【井蛙】
井戸の中にすむカエル。
せいあ=の見(ケン)
――の見(ケン)
見識の狭いことのたとえ。
せいあ=大海を知らず
――大海を知らず
⇒井(イ)の中の蛙(カワズ)大海を知らず(「井」の句項目)
せいあい
せいあい [0] 【性愛】
男女間の性的な愛情。
せいあい
せいあい [0] 【聖愛】
きよらかな愛。「或は―,或は痴情/熱意(透谷)」
せいあく
せいあく [0] 【性悪】
人の本性が悪であること。
せいあくせつ
せいあくせつ [3][4] 【性悪説】
人間の本性を利己的欲望とみて,善の行為は後天的習得によってのみ可能とする説。孟子の性善説に対立して荀子が首唱。
⇔性善説
せいあしょう
せいあしょう 【井蛙抄】
歌学書。六巻。頓阿著。1360年から64年頃成立か。当時の歌壇を知る重要資料。
せいあつ
せいあつ [0] 【静圧】
静止している流体の圧力。運動している流体では,流れに平行な面で測定される圧力。
⇔動圧
せいあつ
せいあつ【制圧する】
(bring under one's) control;→英和
gain mastery <over> .
せいあつ
せいあつ [0] 【制圧】 (名)スル
力ずくで押さえつけて支配下におくこと。「首都を―する」
せいあつ
せいあつ [0] 【征圧】 (名)スル
征服して押さえつけること。
せいあん
せいあん [0] 【成案】
できあがった考えや文案。「―を得る」
せいあん
せいあん 【西安】
中国,陝西(センセイ)省の省都。渭水の南岸に位置し,綿織物・製鉄・機械などの工業が盛ん。周・秦・漢・隋・唐の都として栄えた。旧市街は唐の長安の皇城の地に位置する。シーアン。
→長安
西安(鐘楼)[カラー図版]
西安(陝西歴史博物館)[カラー図版]
西安(兵馬俑)[カラー図版]
せいあん
せいあん【成案】
<have> a definite plan.
せいあんじけん
せいあんじけん 【西安事件】
1936年12月,対共産軍作戦督促のため西安に飛来した蒋介石を,内戦停止・抗日戦などを要求する張学良らが監禁した事件。周恩来の調停により蒋は釈放され,これを契機に第二次国共合作による抗日民族統一戦線が結成されたが,以後張は監禁状態となった。
せいあんぞうけいだいがく
せいあんぞうけいだいがく 【成安造形大学】
私立大学の一。1920年(大正9)創立の成安裁縫学校を源とし,92年(平成4)設立。本部は大津市。
せいあんひりん
せいあんひりん 【西安碑林】
中国,陝西(センセイ)省西安市の陝西省博物館(旧孔子廟)に保存されている一〇九五基の石碑。清の乾隆年間に,陝西巡撫の畢沅(ヒツゲン)が漢代唐代の諸石碑を捜索して陝西府の孔子廟に集めたもの。碑洞。
せいい
せいい [1] 【星位】
(1)恒星の位置。「―表」
(2)貴人の官位。
せいい
せいい [1] 【勢位】
権勢と地位。また,勢力ある地位。
せいい
せいい [1] 【勢威】
権勢と威力。盛んな勢い。「―をふるう」
せいい
せいい [1] 【征夷】
辺境の未開人を征服すること。
せいい
せいい [1] 【征衣】
(1)旅に出る時,着る服装。たびごろも。旅装。
(2)出征する兵士の着る服装。軍服。
せいい
せいい [1] 【声威】
名声と権威。「―をふるう」
せいい
せいい [1] 【西夷】
(1)西方に住むえびす。西方の未開人。
(2)江戸末期に,西洋人をさしていった語。
せいい
せいい [1] 【生意】
(1)生き長らえようと願う心。
(2)生き生きしたようす。生気。「万象口を噤みて,殆ど―を見る能はず/自然と人生(蘆花)」
せいい
せいい [1] 【聖意】
(1)天子の御意。聖慮。
(2)聖人の意思。
せいい
せいい【誠意】
<in good> faith;→英和
sincerity.→英和
〜ある(ない) faithful (faithless);→英和
(in)sincere;→英和
(dis)honest.→英和
〜を示す show one's good faith.
せいい
せいい [1] 【正位】
(1)正式の地位。
(2)「内位」に同じ。
せいい
せいい [1] 【誠意】
うそいつわりのない心。私利・私欲のない心。まごころ。「―を尽くす」「―ある態度」
せいいき
せいいき [0] 【聖域】
(1)神聖な場所・区域。
(2)侵してはならないとされる所,また事柄。「予算削減に―なし」
→サンクチュアリ
せいいき
せいいき [0] 【西域】
〔「さいいき」とも〕
中国の西方地域を中国人が総称した語。狭義にはタリム盆地をいい,漢代ここに分立したオアシス諸国家を西域三十六国と総称した。東西交通上,また北方遊牧民に対する軍略上きわめて重要で,漢では西域都護府,唐では北庭・安西両都護府が置かれた。広義には中央アジア・西アジア・エジプトも含めた。
せいいき
せいいき [0] 【声域】
発声できる高低の範囲。「広い―」
せいいき
せいいき【声域】
《楽》a register.→英和
せいいき
せいいき【聖域】
a sanctuary.→英和
せいいきすいどうき
せいいきすいどうき セイヰキスイダウキ 【西域水道記】
中国の地理書。五巻。清の徐松の撰。1823年刊。天山南北路(新疆)の水系を中心として近辺の地理・歴史を記す。
せいいきとごふ
せいいきとごふ 【西域都護府】
漢代に置かれた西域統治のための機関。長官は都護。前60年,前漢の宣帝の時に烏塁(ウルイ)城に創設。
せいいく
せいいく【成育】
growth.→英和
〜する grow (up);→英和
raise.→英和
せいいく
せいいく [0] 【成育】 (名)スル
(1)成長すること。育つこと。
(2)(動物が)育って成熟すること。「稚魚が―する」
せいいく
せいいく [0] 【生育】 (名)スル
(1)生まれ育つこと。また,生み育てること。「―の恩」
(2)(植物が)伸長して大きくなること。「稲の―が悪い」「作物が―する」
せいいたいしょうぐん
せいいたいしょうぐん [1][3] 【征夷大将軍】
(1)平安初期,蝦夷(エミシ)征討のため臨時に派遣された遠征軍の指揮官。大伴弟麻呂・坂上田村麻呂・文屋綿麻呂などが任ぜられたが,以後中絶。
(2)鎌倉時代以後,幕府政権の長たる者の称。征夷将軍。将軍。
せいいっぱい
せいいっぱい【精一杯】
to the best of one's ability;as hard as possible.〜やる do one's (very) best.
せいいっぱい
せいいっぱい [3][1] 【精一杯】
できるだけ。力のかぎり。副詞的にも用いる。「―頑張ります」「―の力」
せいいつ
せいいつ [0] 【精一】
心がこまやかで純一なこと。純粋で混じりけのないこと。
せいいつ
せいいつ [0] 【斉一】 (名・形動)[文]ナリ
どれもみな一様であること。整いそろっていること。また,そのさま。「―な条件で実験する」「自然の―性」
せいいつ
せいいつ [0] 【静逸】
静かで心身の安らかなこと。
せいいつせつ
せいいつせつ [4] 【斉一説】
過去の地質現象は,地球にはたらいている自然の法則に従って,現在も地球上で起こっている諸現象と同じ過程で形成されたとする原理。J =ハットンが唱え,C =ライエルが確立した。「現在は過去を解く鍵」と表現される。
→天変地異説
せいいぶつ
せいいぶつ [3] 【聖遺物】
カトリック教会で,聖人の遺骨や着衣などの遺物の尊称。崇敬の対象とされる。
せいいん
せいいん【成員】
a member.→英和
せいいん
せいいん [0] 【成員】
団体・組織などに加わり,それを構成している人。メンバー。
せいいん
せいいん [0] 【晴陰】
晴れと曇り。
せいいん
せいいん [0] 【声韻】
(1)こえとひびき。音韻。
(2)歌論で,句の終わりに同字の重なること。「―とて句のはてに同字のをりあひたるをば嫌ふ也/正徹物語」
せいいん
せいいん [0] 【清陰】
涼しいものかげ。涼しい木かげ。
せいいん
せいいん [0] 【正員】
正式の資格のある人員。
⇔客員
せいいん
せいいん [0] 【正院】
1871年(明治4)の官制改革で設けられた太政官の最高官庁。左院・右院とともに三院を構成し,政務一般を取り扱う。77年廃止。しょういん。
せいいん
せいいん [0] 【成因】
物事のできあがる原因。「岩石の―」
せいう
せいう【晴雨に拘らず】
rain or shine.‖晴雨計 a barometer <falls,rises> .
せいう
せいう [1] 【西烏】
〔「烏」は太陽の意〕
夕日。
せいう
せいう [1] 【正羽】
鳥の羽毛のうち,明確な羽軸がある最も普通の羽毛。
せいう
せいう [1] 【星雨】
「流星雨(リユウセイウ)」に同じ。
せいう
せいう [1] 【青雨】
新緑のころ,青葉に降る雨。翠雨(スイウ)。緑雨。
せいう
せいう [1] 【晴雨】
晴れと雨。「―にかかわらず出発する」
せいうけい
せいうけい [0] 【晴雨計】
気象観測用の気圧計の通称。気圧の変化は天気と密接な関係があることからいう。晴雨儀。バロメーター。
せいうん
せいうん [0] 【青雲】
(1)青色の雲。晴れた高い空。
(2)地位・学徳などが高いこと。
(3)世を避けて送る超然とした生活。また,高尚な志操。
せいうん
せいうん [0] 【盛運】
栄えていく運命。栄えていく方向にあること。
⇔衰運
「―におもむく」
せいうん
せいうん [0] 【星雲】
銀河系の中に存在する雲状の天体。ガスや塵からなる。散光星雲・暗黒星雲・惑星状星雲などがある。以前は銀河系内星雲と呼んでいた。
せいうん
せいうん [0] 【聖運】
天子の運。皇運。
せいうん
せいうん【青雲の志】
<entertain> a high ambition.
せいうん
せいうん [0] 【世運】
世の気運。世のなりゆき。せうん。
せいうん
せいうん【盛運(に向かう)】
(follow the course of) prosperity.→英和
せいうん
せいうん【星雲】
a nebula.→英和
〜状の nebular.
せいうんぐん
せいうんぐん [3] 【星雲群】
⇒銀河群
せいうんせつ
せいうんせつ [3] 【星雲説】
太陽系の起源についての説の一。
→カント-ラプラスの星雲説
せいうんせん
せいうんせん [0] 【星雲線】
惑星状星雲の光のスペクトルに現れる特殊な輝線。酸素・窒素・硫黄などの原子の禁制線で,密度の極めて低い高温ガスである星雲では,わずかではあるが放射される。
せいうんだん
せいうんだん [3] 【星雲団】
⇒銀河団
せいうんのこころざし
せいうんのこころざし 【青雲の志】
手柄を立て,立身出世しようと望む心。「―を抱いて故郷を出る」
せいうんのし
せいうんのし 【青雲の士】
(1)高位高官に昇った人。
(2)隠逸の士。
せいうんのまじわり
せいうんのまじわり 【青雲の交わり】
立身を志し同時に任官して同僚となった間柄。
せいえい
せいえい【精鋭】
the pick[best,flower] <of> .→英和
〜な picked <troops> ;→英和
crack <unit> .→英和
せいえい
せいえい [0] 【清栄】
手紙文で,相手の健康・繁栄などを祝う挨拶の言葉。「貴家ますます御―の段」
せいえい
せいえい [0] 【精衛】
〔左思「魏都賦」〕
中国の想像上の鳥。夏をつかさどる炎帝の娘が東海におぼれて化したという鳥で,常に西山の木石をくわえて東海を埋めようとしたが,効がなかったという。
せいえい
せいえい [0] 【精鋭】 (名・形動)[文]ナリ
(1)強くするどい力をもっている・こと(さま)。「―な軍隊」
(2)えりぬきの人や兵士。「―をえりすぐる」
せいえい
せいえい [0] 【盛栄】
栄えること。隆盛。繁栄。
せいえい=海を填(ウズ)む
――海を填(ウズ)む
〔山海経(北山)〕
不可能な事を計画して,いたずらに力を費やし無駄に終わること。
せいえいじゅ
せいえいじゅ [3] 【精英樹】
一つの森林の中でずばぬけて形・質などが優秀な木。林木育種上重要。
せいえき
せいえき【精液】
《生理》semen;→英和
sperm.→英和
せいえき
せいえき [0] 【請益】
(1)さらに増すことを請うこと。しょうやく。
(2)会釈して許しを請うこと。しょうやく。
せいえき
せいえき [1][0] 【精液】
(1)動物の雄性生殖器で作られる精子とそれを浮遊させる液。哺乳類では浮遊させる液は精嚢や前立腺などから分泌され,精子とともに射精によって体外へ出される。
(2)純粋な液。
せいえつ
せいえつ [0] 【請謁】
貴人に面会を請うこと。「其―の形式は/伊沢蘭軒(鴎外)」
せいえん
せいえん [0] 【青煙】
けむり。もや。
せいえん
せいえん [0] 【勢炎・勢焔】
盛んな意気。いきおい。気炎。
せいえん
せいえん [0] 【凄艶】 (名・形動)[文]ナリ
ぞっとするほどあでやかな・こと(さま)。「細君の―な姿は/俳諧師(虚子)」
せいえん
せいえん [0] 【清宴】
世俗を離れた風雅な宴会。
せいえん
せいえん [1][0] 【正円】
完全な円であること。
せいえん
せいえん【声援】
encouragement;→英和
support;→英和
cheering (競技での).→英和
〜する encourage;→英和
support;→英和
[競技で]cheer;→英和
root for.
せいえん
せいえん [0] 【声援】 (名)スル
声をかけて元気づかせること。声による応援。「―を送る」「声を限りに―する」
せいえん
せいえん [0] 【正塩】
酸の分子中の電離しうる水素原子を,すべて他の陽イオンで置換した形の塩。
せいえん
せいえん [0] 【製塩】 (名)スル
食塩を海水・岩塩・天然鹹水(カンスイ)などから採取し,製造すること。日本では,主に海水を天日蒸発させる揚浜式塩田・入浜式塩田による方法が行われた。現在はイオン交換膜を用いる電気透析法による。
せいえん
せいえん【製塩】
salt manufacture.‖製塩業 the salt industry.製塩所 a salt pit;a saltworks.
せいえん
せいえん 【西燕】
五胡十六国時代に鮮卑族が建てた国(384-394)。後燕に滅ぼされた。十六国の中には数えない。
せいえん
せいえん [0] 【盛宴】
盛んな宴会。「―を張る」
せいえん
せいえん [0] 【清艶・清婉】 (名・形動)[文]ナリ
清らかであでやかな・こと(さま)。「―な美女」
せいおう
せいおう [3] 【聖王】
徳が高く,立派な政治をする君主。
せいおう
せいおう [0] 【西欧】
(1)ヨーロッパ西部の地域。イギリス・フランス・オランダなどの資本主義諸国をいう。西ヨーロッパ。
⇔東欧
(2)(明治時代に東洋に対して)西洋。ヨーロッパ。欧州。
せいおう
せいおう【西欧】
West(ern) Europe;the West (西洋).西欧文明 Western civilization.
せいおう
せいおう 【成王】
中国,周の第二代の王。武王の子。初め叔父周公旦が摂政。のち親政し,洛陽に新都の成周を営み,東方の淮夷(ワイイ)を平定した。生没年未詳。
せいおうしゅぎ
せいおうしゅぎ [5] 【西欧主義】
一九世紀中葉のロシアの思想上の一潮流。ロシアの後進性を西欧をモデルに打破しようとする思想。
→スラブ主義
せいおうどうめい
せいおうどうめい 【西欧同盟】
〔Western European Union〕
加盟国の安全保障政策を調整する外相・大使級の諮問機関。1948年結成のブリュッセル条約機構を54年改編し結成(翌年発効)。ヨーロッパ連合( EU )の軍事面での中心組織。
せいおうぼ
せいおうぼ セイワウボ 【西王母】
(1)中国の神話上の女神。玉山または崑崙(コンロン)山に住む,人面・虎歯・豹尾の女神。のち,神仙思想の発展とともに仙女化され,周の穆(ボク)王が西に巡狩した時,瑶池で宴を開き,漢の武帝に降臨して仙桃を与えたという。道教の成立後は東王父と一組の神格とされた。
(2)能の一。脇能物。西王母が穆王の宮殿に天降(アマクダ)って,不老長寿の仙桃を献上し,舞を舞い,聖代の栄えをことほぐ。類曲に「東方朔(トウホウサク)」がある。
(3)〔西王母{(1)}の園にあったとされることから〕
ジュセイトウの異名。
せいおうぼ=が桃(モモ)
――が桃(モモ)
西王母が漢の武帝に与えた桃。三千年に一度花が咲き実が成るという。得がたいものや長寿のたとえにいう。
せいおん
せいおん [1][0] 【正音】
(1)(借音に対して)本来の正しい音。
(2)平安時代,漢音の称。
せいおん
せいおん [0] 【聖恩】
天子の恩恵。天皇の恵み。
せいおん
せいおん [1][0] 【清音】
(1)澄んだ音色。
(2)仮名に濁点「゛」・半濁音符「°」をつけないで表す音節。
(3)濁音に対して,カ・サ・タ・ハ行音とそれらに対応する拗音。原則として,有声無声が音韻論的に対立する場合,無声子音の含まれる音節をいう。
→濁音
→半濁音
せいおん
せいおん【静穏な】
calm;→英和
quiet;→英和
tranquil.→英和
せいおん
せいおん [0] 【声音】
こえ。音声。
せいおん
せいおん [0] 【静穏】 (名・形動)[文]ナリ
しずかでおだやかな・こと(さま)。気象用語では,煙がまっすぐに昇る程度の気流状態。「―な海」「―な老後を送る」
→風力階級
せいおんがく
せいおんがく [3] 【声音学】
音声学の旧称。
せいか
せいか セイクワ 【精華】
京都府南部,相楽(ソウラク)郡の町。木津川西岸に位置し,関西文化学術研究都市の一角。
せいか
せいか【精華】
the essence <of> ;→英和
the flower <of chivalry> .→英和
せいか
せいか【正価】
the (net) price.
せいか
せいか【盛夏】
midsummer;→英和
high summer.
せいか
せいか [1][0] 【請暇】
休暇を願い出ること。
せいか
せいか【成果】
a result;→英和
the fruit(s).→英和
〜を上げる obtain good results.
せいか
せいか [1] 【製靴】
靴を製造すること。「―業」
せいか
せいか [1] 【盛夏】
夏の一番暑い時期。まなつ。[季]夏。
せいか
せいか [1] 【声価】
世間の評価。名声。「―が高まる」
せいか
せいか [1] 【臍下】
へその下。下腹。さいか。
せいか
せいか [1] 【勢家】
勢力のある家。「権門―」
せいか
せいか [1] 【清歌】
(1)清らかな声で歌うこと。また,その歌。
(2)管弦の伴奏なしで歌うこと。
せいか
せいか【正課】
the regular curriculum[course].
せいか
せいか [1] 【成果】
なしとげた結果。できあがったよい結果。「―を収める」
〔「なりはて(成果)」を音読した語〕
せいか
せいか [1] 【聖化】 (名)スル
(1)キリスト教で,聖霊によって人間の罪や汚れがきよめられ,キリストの徳をめざして倫理的・信仰的により高い次元へ上昇すること。また,その過程。カトリックでは成聖という。
(2)帝王の徳化。
せいか
せいか【生家】
one's parents' home.
せいか
せいか [1] 【生家】
(1)その人の生まれた家。「鴎外の―」
(2)実家。さと。
せいか
せいか 【笙歌】
笙(シヨウ)に合わせて歌を歌うこと。また,その歌。しょうか。「―遥かに聞こゆ孤雲の上/平家(灌頂)」
せいか
せいか [1] 【聖火】
(1)神にささげる神聖な火。
(2)オリンピックのとき,ギリシャのオリンピアで採火して競技場へ伝える神聖な火。1936年のベルリン大会で初めて採用。「―リレー」
せいか
せいか [1] 【制可】 (名)スル
天皇が裁可すること。
せいか
せいか【製靴】
shoemaking.製靴工 a shoemaker.→英和
せいか
せいか [1] 【斉家】
家をととのえ治めること。「修身―」
せいか
せいか [1] 【正価】
掛け値なしの値段。「―販売」
せいか
せいか【青果】
vegetables and fruits.青果市場 a vegetable and fruit market.
せいか
せいか [1] 【世家】
(1)昔,中国で,ある特典をもち,世襲した家柄。諸侯の類。
(2)紀伝体歴史の分類の一。諸侯など,世襲の家柄の記録。
→本紀
→列伝
せいか
せいか【製菓(会社)】
(a) confectionery (company).→英和
せいか
せいか [1] 【青花・青華】
白地に呉須(ゴス)で絵付けをした陶磁器。日本の染め付けに対する中国名。
せいか
せいか [1] 【正貨】
金本位国における金貨,または銀本位国における銀貨のように,その表示する価格と同じ値打ちのある貨幣。本位貨幣。
せいか
せいか [1] 【聖菓】
(俳句で) クリスマス-ケーキのこと。[季]冬。
せいか
せいか [1] 【正課】
学校などで,修めるべき正規の課目。
せいか
せいか [1] 【青果】
野菜と果物の総称。「―商」「―物」
せいか
せいか【聖火】
sacred fire;the Olympic Torch.聖火リレー the sacred-fire[Torch]relay.
せいか
せいか【生花】
flower arrangement;a natural flower (造花の対).
せいか
せいか [1] 【砌下】
(1)軒下の雨垂れを受けるために石を敷いた所。
(2)手紙の脇付に用いる語。足下。おてもと。
せいか
せいか [1] 【製菓】
菓子を製造すること。「―業」
せいか
せいか【正貨】
<in> specie.→英和
正貨準備 specie reserve.
せいか
せいか 【西夏】
中国北西部(今のオルドス地方・甘粛省)にチベット系のタングート(党項)族が建てた国(1038-1227)。李元昊(リゲンコウ)は皇帝を称し,国号を大夏とした。のちチンギス-ハンに滅ぼされた。東西交易の利を得て繁栄し,また独特の西夏文字を作った。
せいか
せいか【声価】
reputation;→英和
fame.→英和
〜を高める(失う) enhance (lose) one's popularity.
せいか
せいか [1] 【井花・井華】
「井花水(セイカスイ)」に同じ。「―を汲んで新水を与へ/自然と人生(蘆花)」
せいか
せいか [1] 【聖歌】
(1)神や仏をたたえるための歌。宗教歌。
(2)キリスト教で,典礼に用いられる歌。ローマ-カトリック教会のグレゴリオ聖歌,東方正教会のビザンツ聖歌など。
→賛美歌
せいか
せいか [1] 【精華】
(1)物事の真価となる,最もすぐれているところ。真髄。はな。「天平文化の―」
(2)すぐれてうるわしいもの。
せいか
せいか [1] 【生花】
(1)いけばな。
(2)自然の生きた花。
せいか
せいか【聖歌】
a sacred song;a hymn.→英和
聖歌隊 a choir.→英和
せいか
せいか [1] 【生果】
なまの果実。
せいかい
せいかい [0] 【正解】
正しい解答や解釈。
せいかい
せいかい【正解】
a correct answer[solution].正解者 a person who gives a correct answer.
せいかい
せいかい【盛会】
<be> a successful meeting;[会が主語]be a great success.
せいかい
せいかい [0] 【精解】 (名)スル
くわしく解説・解釈すること。また,その解説・解釈。
せいかい
せいかい【政界】
the political world.〜に入る go into politics.〜に通じる be familiar with political affairs.〜の動き a political trend.
せいかい
せいかい [0] 【制戒】
仏の定めた禁制。戒律。
せいかい
せいかい [0] 【清会】
風雅な会合。
せいかい
せいかい 【青海】
(1)中国,チベット高原の北東部を占める省。黄河・長江の発源地。大部分が山岳地帯。住民はチベット族・モンゴル族など。牛・羊の牧畜が行われる。省都,西寧。別名,青。チンハイ。
(2)青海省東部にある湖。祁連(キレン)山脈の南にあり,海抜3200メートルの高原に位置。中国最大の塩湖。面積約4600平方キロメートル。
せいかい
せいかい [0] 【政界】
政治家の社会。政治の世界。
せいかい
せいかい [0] 【盛会】
出席者が多くにぎやかな会合。また,会合が盛大であること。「―のうちに幕をとじた」
せいかい
せいかい [0] 【清介】
〔「清廉狷介」の略〕
(1)潔白すぎて度量が狭いこと。
(2)清廉すぎて俗世間から孤立すること。
せいかいいん
せいかいいん【正会員】
a full[regular]member.
せいかいけん
せいかいけん【制海権】
<secure,lose> the command of the sea.→英和
せいかいけん
せいかいけん [3] 【制海権】
一定海域を海軍力などの兵力により支配しうる権力。
せいかいしょ
せいかいしょ [3] 【正楷書】
漢字の活字書体の一。楷書を基本にしたもの。名刺などに用いる。正楷。
せいかいせいど
せいかいせいど [5] 【姓階制度】
人間が生まれながらに一定の階級に属する社会制度。インドのカーストなど。
せいかえいせいし
せいかえいせいし [6] 【製菓衛生師】
製菓衛生師法により都道府県知事の免許を受けて,菓子製造の業務に従う人。
せいかがく
せいかがく [3] 【生化学】
〔biochemistry〕
生物体の構成物質および生物体内での化学反応を解明して,生命現象を研究する学問。生体物質の構造決定,その作用機能,代謝の機構などが主な研究の対象。生物化学。
せいかがく
せいかがく【生化学】
biochemistry.→英和
生化学者 a biochemist.
せいかがくけんさ
せいかがくけんさ [6] 【生化学検査】
血液や尿,細胞の組織の一部を採取し化学的な分析を行い,内臓疾患や感染症の有無を調べる検査。
せいかく
せいかく【正確】
correctness;→英和
exactness;→英和
accuracy.→英和
〜な(に) correct(ly);→英和
accurate(ly);→英和
exact(ly);→英和
punctual(ly) (時間が).→英和
〜に言えば to be exact.この時計は(不)〜だ This watch keeps good (bad) time.
せいかく
せいかく【製革(業)】
(the) tanning (industry).→英和
せいかく
せいかく【性格】
<bear a good> character;→英和
personality.→英和
強い(弱い)〜の人 a man of strong (weak) character.〜の合わない incompatible.→英和
〜の不一致 incompatibility of temperament.‖性格俳優 a character actor[actress].性格描写 character description.
せいかく
せいかく [0] 【政客】
政治に携わる人。政治家。
せいかく
せいかく [0] 【醒覚】 (名)スル
「かくせい(覚醒)」に同じ。「自由精神が心内に―してゐたから/復活(魯庵)」
せいかく
せいかく [0] 【正確】 (名・形動)[文]ナリ
正しく,たしかなこと。まちがいのないこと。また,そのさま。
⇔不正確
「―な時刻」「寸法どおり―に作る」「―を期す」
[派生] ――さ(名)
せいかく
せいかく [0] 【正格】
(1)規則の正しいこと。また規則にあてはまっていること。
(2)動詞活用の規則が正しいこと。
(3)漢詩の平仄(ヒヨウソク)式で,五言の絶句・律詩で,初句の第二字が仄字で起こされるもの。七言の絶句・律詩では,初句の第二字が平字で起こされるもの。
⇔偏格
せいかく
せいかく [0] 【性格】
(1)その人が生まれつきもっている感情や意志などの傾向。「彼とは―が合わない」
(2)ある物事に特有の傾向や性質。「事件の―を解明する」
(3)〔心〕
〔character〕
その人特有の行動の仕方,ならびにそれを支える心理的な特性。特に感情的・意志的な側面をいうことが多い。キャラクター。
せいかく
せいかく [0] 【生客】
はじめての客。「われはこの―の前にて,我身の上の大事を語らるるを/即興詩人(鴎外)」
せいかく
せいかく [0] 【製革】
皮をなめして鞣革(ナメシガワ)をつくること。
せいかく
せいかく [0] 【精覈】
〔「覈」は調べ明らかにする意〕
詳しく調べ,明らかにすること。
せいかく
せいかく [0] 【清客】
(1)風雅な客。
(2)梅の異名。
せいかく
せいかく [0] 【精核】
(1)雄性配偶子の核。動物では精子の核,被子植物では花粉内の雄原核が分裂してできる二個の核をさす。雄核。
(2)動物卵の受精に際し,卵細胞内に進入した精子の核。卵核と合一するまでをいう。雄性前核。
せいかく
せいかく 【正客】
⇒しょうきゃく(正客)
せいかく
せいかく [0] 【精確】 (名・形動)[文]ナリ
詳しくてまちがいのないこと。精密で正確なこと。また,そのさま。「―な描写」「―に調査する」
[派生] ――さ(名)
せいかくいじょう
せいかくいじょう [5] 【性格異常】
個人の感情・意志・行動面の特徴に恒常的にみられる異常。知能障害や疾病によるものなどは除く。異常性格。
せいかくかつよう
せいかくかつよう [5] 【正格活用】
日本語の動詞の活用のうち,口語の五段・上一段・下一段活用,文語の四段・上一段・上二段・下一段・下二段活用の総称。
⇔変格活用
せいかくけんさ
せいかくけんさ [5] 【性格検査】
性格を測定する検査。情緒・性向・適応性などを調べるもの。
せいかくげき
せいかくげき [4] 【性格劇】
主人公の特殊な性格を特に強く表現し,その性格によって引き起こされる事件を展開した劇。
せいかくしょうひん
せいかくしょうひん [5] 【性格小品】
一八世紀末から一九世紀に好まれた,特定の気分や情景を喚起する自由な形式の器楽用小曲の総称。ピアノ用が多く,バガテル・バラード・子守歌・無言歌など多様。キャラクター-ピース。
せいかくすい
せいかくすい [4][3] 【正角錐】
底面が正多角形で,側辺の長さがすべて等しい錐体。
せいかくちゅう
せいかくちゅう [4][3] 【正角柱】
底面が正多角形の直角柱。
せいかくはいゆう
せいかくはいゆう [5] 【性格俳優】
(1)劇中人物の性格を巧みに演じる俳優。
(2)自分の個性を特徴とする俳優。
せいかくはたんしゃ
せいかくはたんしゃ [6] 【性格破綻者】
性格に欠陥があり,一個の人間として社会生活を満足に営むことのできない者。
せいかくびょうしゃ
せいかくびょうしゃ [5] 【性格描写】
小説や戯曲で,人物の性格を描き出すこと。
せいかげき
せいかげき [3] 【正歌劇】
⇒オペラ-セリア
せいかげんそうてん
せいかげんそうてん [6] 【正貨現送点】
金本位制の下で為替相場が低落したために,外国為替手形によるよりも直接,正貨を輸送した方が有利になる限界点。正貨輸送点。
せいかしゅう
せいかしゅう セイクワシフ 【井華集】
俳句集。二巻。高井几董(キトウ)作。1789年刊。自撰八百余句を収録。
せいかじ
せいかじ 【棲霞寺】
中国,江蘇省南京の東北,摂山のふもとにある寺。南斉の明僧紹の開基。唐代に高宗が寺を建立。三論宗の学者が相次いで住した。
せいかじゅう
せいかじゅう [3] 【静荷重】
静止物体が構造物に与える荷重。定荷重。
⇔動荷重
せいかじゅんび
せいかじゅんび [4] 【正貨準備】
銀行券または政府紙幣を兌換(ダカン)するために,中央銀行または政府が保有する金・銀貨または金・銀地金。
せいかすい
せいかすい [3] 【井花水】
(1)〔仏〕 後夜(ゴヤ)に汲んだ井の水。最も清冷とされた。せいか。
(2)「若水(ワカミズ)」に同じ。
せいかぞく
せいかぞく [3] 【聖家族】
幼児イエスと,その両親マリア・ヨセフの家族。画題として著名。地上における三位一体を象徴する。神聖家族。
せいかたい
せいかたい [0] 【聖歌隊】
教会の礼拝で聖歌を歌う合唱団。
せいかたんでん
せいかたんでん [1] 【臍下丹田】
へそと恥骨の間の腹中にあり,東洋医学の身体論で,心身の活力の源である気の集まるといわれるところ。丹田。「―に力を入れる」
せいかだいがく
せいかだいがく セイクワ― 【清華大学】
中国北京市にある工科系国立総合大学。清朝末,渡米留学生の準備機関として発足,1911年清華学堂と改称,28年現名となる。
せいかっこう
せいかっこう [3] 【背恰好】
⇒せかっこう(背恰好)
せいかつ
せいかつ【生活】
life;→英和
existence;→英和
[生計]livelihood;→英和
living.→英和
〜する live;→英和
lead a <lonely,dog's> life;→英和
support oneself;make a living.→英和
〜が豊かである(に困っている) be well (badly) off.〜に困る be unable to make a living.→英和
〜の道を立ててやる set <a person> on his legs.〜を安定させる stabilize one's living.→英和
〜を一新する start one's life afresh.〜を保証する secure a person's livelihood.‖生活改善 the improvement of living condition.生活環境 life environment.生活協同組合 a cooperative; <話> a co-op.生活状態 the condition of living.生活水準 the standard of living.生活難 hard living[life].生活費 the cost of living.生活必需品 necessaries of life.生活保護 livelihood protection.生活保護を受ける(受けている) go (be) on welfare.生活保護法 the Livelihood Protection Law.
せいかつ
せいかつ [0] 【正割】
⇒セカント
せいかつ
せいかつ [0] 【生活】 (名)スル
(1)暮らしていること。暮らしていくこと。暮らし。「―を営む」
(2)生きて活動すること。「アリの―を観察する」
(3)暮らしを支えているもの。生計。「―の道を立てる」「―をかける」
せいかつか
せいかつか [0] 【生活科】
1989年(平成1)告示の学習指導要領に取り入れられた小学校低学年の新教科。従来の理科と社会科を統合したもの。
せいかつかん
せいかつかん [4] 【生活環】
前の世代がつくる生殖細胞から出発して次の世代の生殖細胞までを結んだ生活史の表現法。核相交代・受精・変態などに注目して表現されることが多い。ライフ-サイクル。
せいかつかんきょう
せいかつかんきょう [5] 【生活環境】
人間の日々の生活に大きくかかわっている空気・水・日照・樹木・騒音などの環境。
せいかつかんじょう
せいかつかんじょう [5] 【生活感情】
日常生活の中で実感する喜怒哀楽の感情。
せいかつがくしゅう
せいかつがくしゅう [5] 【生活学習】
実生活を通して,または,実生活を学習の場に導入することによってなされる学習。
せいかつきのう
せいかつきのう [5] 【生活機能】
生物がもつ個体の生活活動を維持するはたらき。
せいかつきゅう
せいかつきゅう [4][3] 【生活給】
労働の質や量と無関係に,労働者の最低生活を保障するという基準で支払われる給与。年齢や家族構成などの相違を考慮して決められる。
→固定給
→能率給
せいかつきょういく
せいかつきょういく [5] 【生活教育】
教育の目的を,普通の生活を営む人としての充実した人間の形成におき,生活を通じて学習することを基本とする教育。
せいかつきょうどうくみあい
せいかつきょうどうくみあい [9] 【生活協同組合】
「消費生活協同組合」の略。生協。
せいかつきょうどうたい
せいかつきょうどうたい [0] 【生活共同体】
緊密な生活関連をもった共同体。成員の共通の生活様式をもとにした社会的統一体で,家族・村落・民族などがその例。
せいかつく
せいかつく [4][3] 【生活苦】
少ない収入で生活を維持してゆく上での困難・苦労。
せいかつくうかん
せいかつくうかん [5] 【生活空間】
(1)日常生活の営まれている環境の範囲。
(2)〔心〕 個人の行動をそのときどきに規定する事実の全体で,環境と人との領域からなる力学的体系。レビンの用語。
せいかつけい
せいかつけい [0] 【生活形】
生物の生活様式を反映した形態による分類。普通,環境に適応した形態についていう。植物では,冬芽など不良環境に耐える芽の位置により,地上植物・地表植物・地中植物などに分ける。動物の場合は系統分類とほぼ一致する。
せいかつけん
せいかつけん [4] 【生活権】
社会的・経済的・文化的に一定水準以上の生活を営む権利。
せいかつざっぱいすい
せいかつざっぱいすい [7] 【生活雑排水】
家庭からの排水のうち,屎尿(シニヨウ)と水洗便所からの排水以外のもの。台所や洗濯・風呂などの排水。下水道・合併浄化槽・農業集落排水施設のある地域では屎尿とともに処理されるが,その他の地域(単独浄化槽地域など)ではそのまま流される。
せいかつし
せいかつし [4][3] 【生活史】
(1)生物個体が発生を開始してから死ぬまでの全生活過程。
(2)
⇒ライフ-ヒストリー
せいかつしどう
せいかつしどう [5] 【生活指導】
児童・生徒が,日常生活の基本である習慣や態度を身につけ,生活上の問題を,自分たちで解決できる力をつけさせるよう行う指導。また,職業・修学・進学・余暇・健康などのガイダンスをいう。
せいかつじかん
せいかつじかん [5] 【生活時間】
一日二四時間をその使われ方によって分類したもの。例えば生理的生活時間,労働生活時間,社会的・文化的生活時間など。
せいかつじゅんびせつ
せいかつじゅんびせつ [7] 【生活準備説】
教育の主要な目的は,人間が成人してからの生活に役立つことを教えることにあるとする教育学上の考え方。
せいかつすいじゅん
せいかつすいじゅん [5] 【生活水準】
一国ないし一社会の中で行われている生活内容の程度。
せいかつせかい
せいかつせかい [5] 【生活世界】
〔(ドイツ)Lebenswelt〕
〔哲〕 フッサール現象学の用語。科学的認識の基盤となる,直接的に体験される知覚的経験の世界のこと。フッサールは,ガリレオ以降の近代科学を,この生活世界を数式の衣で覆ったとして批判する。
せいかつせっけい
せいかつせっけい [5] 【生活設計】
住居・教育・老後など,将来にわたる暮らしぶりを見通して立てる計画。
せいかつたい
せいかつたい [0] 【生活体】
有機的に構成された生命現象を示す物質系。人および動植物の総称。有機体。
せいかつたいど
せいかつたいど [5] 【生活態度】
ふだんの生活の仕方。日常生活のやり方。
せいかつつづりかた
せいかつつづりかた [7] 【生活綴り方】
現実生活の中で考えたことや感じたことをありのままに表現した作文。子供たちが体験に裏づけられた言葉で作文することにより,社会生活を正しく認識させようとするもの。また,それを掲げた民間教育運動。
せいかつなん
せいかつなん [4] 【生活難】
物価の上昇や収入の減少などのため,生活が困難になること。また,その苦しみ。
せいかつねんれい
せいかつねんれい [5] 【生活年齢】
⇒暦年齢(レキネンレイ)
せいかつのしつ
せいかつのしつ [7] 【生活の質】
⇒クオリティー-オブ-ライフ
せいかつのたんきゅう
せいかつのたんきゅう セイクワツノタンキウ 【生活の探求】
長編小説。島木健作作。1937年(昭和12),38年刊。観念的知識でなく生産に生きる道を選択した青年が,農村社会に根付いていく姿を描く。
せいかつは
せいかつは [0] 【生活派】
芸術上の一派。現実の人間生活を重視し,日常生活の体験を中心として創作活動を行うもの。小説における自然主義作家や短歌における石川啄木・土岐善麿・前田夕暮などはその例。
→芸術派
→人生派
せいかつはいすい
せいかつはいすい [5] 【生活排水】
炊事・洗濯・入浴など人間の生活に伴って,川・湖や沼・港湾その他の公共用水域およびこれに接続する公共用水路・下水道などに排出される水。
せいかつはんのう
せいかつはんのう [5] 【生活反応】
生体が生存している時にだけ起こる反応。外傷時の皮下出血・炎症・水疱・化膿など。法医学解剖で,受傷時期の鑑定などに役立つ。生体反応。
→死体現象
せいかつひ
せいかつひ [4][3] 【生活費】
生活に要する費用。生計費。
せいかつひょうじゅん
せいかつひょうじゅん [5] 【生活標準】
ある時代,ある国,ある社会において必要とみなされる生活の程度。または生活の様式。望ましい生活水準。
せいかつふじょ
せいかつふじょ [5] 【生活扶助】
生活保護法による保護の一。困窮のため衣食その他日常生活に必需の物資を欠く者に対して行う金銭給付。救護施設・更生施設などへの収容,あるいは現物給付の形をとって行われることもある。
せいかつほごほう
せいかつほごほう 【生活保護法】
憲法二五条の生存権の理念に基づき,国が生活に困窮する国民に対し,必要な保護を行い,最低限度の生活を保障し,その自立を助長することを目的とする法律。1950年(昭和25)制定。
せいかつようしき
せいかつようしき [5] 【生活様式】
ある社会または集団の成員が共有している,生活の仕方についての認識や行動の様式。
せいかつりょく
せいかつりょく [4] 【生活力】
(1)社会生活をする能力。
(2)生物の活動能力。
せいかどうぶんこ
せいかどうぶんこ セイカダウ― 【静嘉堂文庫】
東京都世田谷区にある和漢書の図書館。財団法人。岩崎弥之助・小弥太父子によって建設。陸心源の旧蔵書ほか和漢の稀書・珍籍を含め,漢籍約一二万冊,和書約八万冊を収蔵。
せいかぶつ
せいかぶつ セイクワ― [3] 【青化物】
⇒シアン化物
せいかほう
せいかほう セイクワハフ [0] 【青化法】
(1)金銀鉱に対する湿式製錬法の一。砕いた鉱石に青化物(シアン化カリウムまたはシアン化ナトリウム)溶液を加えて攪拌し金および銀を浸出させ,他のものを分離して採集する。シアン化法。
(2)鉄鋼の表面硬化法の一。青化物を用いて表面に窒素を浸透させ,滲炭(シンタン)よりも薄い硬化層を形成する。
せいかもじ
せいかもじ [4] 【西夏文字】
タングート族西夏で用いられた表意文字。1036年に公布,約400年間使用。総数六千数百字。縦書きで,楷書,行書,草書,篆書(テンシヨ)の書体がある。長らく未解読文字であったが,日本の西田竜雄により,その大半が解読された。
せいかゆそう
せいかゆそう [4] 【正貨輸送】
国際間の貸借決済のため,正貨(本位貨幣)を海外に輸送すること。
せいかゆにゅうてん
せいかゆにゅうてん [5] 【正貨輸入点】
金本位制の下で為替相場が高騰し,外国の正貨が輸入されるようになる限界点。
せいかろう
せいかろう 【栖霞楼】
平安京大内裏豊楽院(ブラクイン)の東にあった楼。西の霽景(セイケイ)楼に対する。
せいかん
せいかん [0] 【世官】
世襲する官職。
せいかん
せいかん [0] 【静閑】 (名・形動)[文]ナリ
もの静かな・こと(さま)。閑静。「甚だ―なる田園なれば/経国美談(竜渓)」
せいかん
せいかん [0] 【静観】 (名)スル
(1)積極的な行動をあえてせずに,物事を見守ること。「事態を―する」
(2)〔哲〕
(ア)移り変わる現象の背後にある不変的な本体を直観すること。諦観。
(イ)美学で,実践的意志の動きを超絶した観照。
せいかん
せいかん [0] 【正官】
正規の官。また,位階に相当する官。
せいかん
せいかん [0] 【性感】
性的な快感。
せいかん
せいかん【生還する】
return alive;《野》reach the home plate.〜させる《野》bring home <the runner> .‖生還者 a survivor.
せいかん
せいかん 【清韓】
(1568-1621) 江戸初期の臨済宗の僧。字(アザナ)は文英,号は不放子。伊勢の人。東福寺に住し,特に書をよくした。豊臣秀頼の命に応じて方広寺の鐘銘を撰した。
せいかん
せいかん 【西漢】
⇒前漢(ゼンカン)
せいかん
せいかん【精悍な】
intrepid;→英和
fierce;→英和
dauntless <face> .→英和
せいかん
せいかん 【成漢】
五胡十六国の一。
→成(セイ)
せいかん
せいかん【静観する】
wait and see;calmly watch.〜的態度をとる take a wait-and-see attitude.
せいかん
せいかん【製缶(業)】
(the) can industry.
せいかん
せいかん [0] 【星漢】
あまのがわ。
せいかん
せいかん [0] 【清鑑・清鑒】
すぐれた鑑識。また,他人の鑑識を敬っていう語。
せいかん
せいかん [0] 【生還】 (名)スル
(1)生きて帰って来ること。「奇跡的に―する」
(2)野球で,走者が本塁にかえって得点すること。ホーム-イン。「二者―」
せいかん
せいかん [0] 【盛観】
盛んなようす。すばらしい見もの。
せいかん
せいかん [0] 【制汗】
発汗を抑えること。「―作用」
せいかん
せいかん [0] 【清閑】 (名・形動ナリ)
清らかでものしずかな・こと(さま)。「慈覚大師の開基にして殊に―の地なり/奥の細道」
せいかん
せいかん [0] 【製缶】
缶・ボイラーなどを作ること。
せいかん
せいかん [0] 【精管】
精子を精巣上体から尿道に送る管。脊椎動物ではウォルフ管から生じる。輸精管。
せいかん
せいかん [0] 【星間】
星と星との間。
せいかん
せいかん [0] 【精悍】 (名・形動)[文]ナリ
動作や顔つきが鋭く,力強い・こと(さま)。「―な顔立ち」
[派生] ―― さ(名)
せいかん
せいかん 【青漢】
大空。「堂舎高くそびえて,三重の構へを―の内に挿み/平家 2」
せいかん
せいかん [0] 【穽陥】
おとしあな。陥穽。
せいかんいんのみや
せいかんいんのみや セイクワンヰン― 【静寛院宮】
和宮(カズノミヤ)の落飾後の名。
せいかんうん
せいかんうん [3] 【星間雲】
雲状に見える星間ガス。
→星間物質
せいかんきゅうしゅう
せいかんきゅうしゅう [5] 【星間吸収】
遠くの天体の光が星間物質によって吸収(あるいは散乱)され,天体が暗く見えること。
せいかんざい
せいかんざい [3] 【制汗剤】
発汗を抑制する薬剤。止汗剤。
せいかんじ
せいかんじ 【清閑寺】
京都市東山区にある真言宗智山派の寺。802年紹継の開創。もと延暦寺の別院だったが江戸初期に智積院に属す。六条・高倉両天皇の陵と小督局(コゴウノツボネ)の墓がある。歌の中山。
せいかんじん
せいかんじん [3] 【星間塵】
星間物質のうち,ガスを除いた氷・鉄・ケイ酸塩など固体成分の微粒子。
せいかんせんしょう
せいかんせんしょう [5] 【性感染症】
⇒性行為感染症
せいかんたい
せいかんたい [0] 【性感帯】
刺激によって性的な快感をひき起こしやすい身体部分。
せいかんぶっしつ
せいかんぶっしつ [5] 【星間物質】
恒星と恒星との間の宇宙空間にある希薄な物質。水素を主成分とする原子・分子からなる星間ガスと固体微粒子(星間塵(ジン))とからなる。凝縮して恒星になるものと考えられている。
せいかんれんらくせん
せいかんれんらくせん 【青函連絡船】
青森・函館間の旧国鉄連絡船。津軽海峡を渡って本州と北海道を結ぶ。1988年(昭和63)青函トンネル開業により廃止。
せいかんろん
せいかんろん [3] 【征韓論】
1873年(明治6),西郷隆盛・板垣退助らが朝鮮の排日的鎖国主義を名目として,これを討つことを主張した論。同年欧米視察から戻った岩倉具視・木戸孝允・大久保利通らは内治優先を唱えてこれを退けた。以後征韓派は下野し,士族反乱や自由民権運動を展開する。
せいかんトンネル
せいかんトンネル 【青函―】
本州と北海道とを結ぶ世界最長の鉄道トンネル。青森県今別町浜名と北海道知内町湯の里間,約54キロメートル(うち海底部分約23キロメートル)。1985年(昭和60)貫通。88年海峡線が開業。
せいが
せいが [1] 【聖駕】
天子の乗り物。乗輿。車駕。
せいが
せいが [1] 【清華】
「清華家」の略。栄華(エイガ)。
せいが
せいが [1] 【清雅】 (名・形動)[文]ナリ
きよらかでみやびやかなこと。清楚で上品なさま。「人心を鍛錬して―ならしむる/文明論之概略(諭吉)」
せいが
せいが [0] 【静臥】 (名)スル
病人などが,静かに横になること。安静。「ベッドの上に―する」
せいが
せいが [1] 【菁莪】
〔「詩経(小雅,菁菁者莪序)」より。「菁」は茂る意,「莪」はアザミ〕
英才の育成を楽しむこと。人材を育成すること。
せいが
せいが [1] 【星河】
あまのがわ。
せいが
せいが [1] 【聖画】
「聖画像」に同じ。
せいが
せいが [1] 【青蛾】
まゆずみで描いた青く美しい眉(マユ)。美人の形容。「―の御女は悼歌を唱ふ/太平記 25」
せいがい
せいがい [0] 【制外】
制度の範囲外。おきての外。
せいがい
せいがい [0] 【世外】
俗世間を離れた所。せがい。
せいがいは
せいがいは [3] 【青海波】
(1)雅楽の一。左方の新楽で盤渉(バンシキ)調。管弦の時は中曲,舞楽として序の「輪台」に続く破として奏される時は準大曲。二人舞の平舞。鳥甲(トリカブト)に常装束を用いる。
(2)青海波の舞曲に用いる服の波形の染め模様。また,それと同じ染め模様。元禄(1688-1704)頃から流行。
(3)清元の一。二世清元梅吉作曲,永井素岳(ソガク)作詞。1897年(明治30)初演。海の情景を歌う。
青海波(1)[図]
青海波(2)[図]
せいがく
せいがく [0] 【静学】
〔statics〕
時間的な要素や原因と結果の間の時間的関係などを考慮しないで経済現象を分析する方法。主に一定の与件のもとで繰り返し起こる経済過程を考察の対象とする。
⇔動学
せいがく
せいがく [0] 【聖学】
聖人の説いた学問。特に儒学をいう。
せいがく
せいがく [0] 【政学】
「政治学」に同じ。
せいがく
せいがく [0] 【正楽】
「雅楽」に同じ。
⇔雑楽
せいがく
せいがく [0] 【成学】
学問を修めること。
せいがく
せいがく [0] 【星学】
天文学の旧称。
せいがく
せいがく [0] 【西学】
西洋の学問。
せいがく
せいがく [0] 【声楽】
人の声による音楽の総称。無伴奏のもの,器楽伴奏付きのものも含む。
⇔器楽
せいがく
せいがく [0] 【聖楽】
キリスト教の宗教音楽。
せいがく
せいがく【声楽】
vocal music.声楽家 a vocalist.→英和
せいがく
せいがく 【西岳】
中国,五岳の一。華山の別名。
せいがくいんだいがく
せいがくいんだいがく セイガクヰン― 【聖学院大学】
私立大学の一。1903年(明治36)創立の聖学院神学校を源とし,87年(昭和62)設立。本部は上尾市。
せいがくか
せいがくか [0] 【声楽家】
声楽を歌うことを職とする人。普通,西洋のクラシックの歌手をいう。
せいがけ
せいがけ [3] 【清華家】
公卿の家格の一。摂関家に次ぎ大臣家の上に位する家柄。大臣・大将を兼ね,太政大臣にのぼることができる。転法輪三条・今出川・大炊御門・花山院・徳大寺・西園寺・久我(コガ)の七家。のちに醍醐・広幡を加え九清華という。英雄家。華族。清華。
せいがぞう
せいがぞう [3] 【聖画像】
聖書の人物,キリスト,マリア,聖人などの像。しばしば崇敬の対象とされた。聖画。聖像。
せいがぞうきんしれい
せいがぞうきんしれい [8] 【聖画像禁止令】
730年にビザンツ帝国皇帝レオ三世が発した,聖画像崇敬を禁じる勅令。神学上の理由と修道院弾圧が目的。教会分裂の一因となった。聖像禁止令。
せいがもんぜき
せいがもんぜき [4] 【清華門跡】
清華の子弟の入室する寺院。また,その人。
せいがん
せいがん【制癌性の】
anticancer <drugs> .→英和
せいがん
せいがん [0] 【正眼】
(1)(「青眼」「星眼」「清眼」「晴眼」とも書く)刀の切っ先を相手の目に向ける構え方。中段の構え。「―に構える」
(2)正視すること。
せいがん
せいがん [0] 【聖顔】
天子の顔。竜顔。
せいがん
せいがん [0] 【西岸】
西側の岸。
⇔東岸
せいがん
せいがん【誓願】
<make> a vow.→英和
せいがん
せいがん [0] 【晴眼】
(1)盲目でない人の目をいう語。見える目。「―者」
(2)「正眼(セイガン){(1)}」に同じ。
せいがん
せいがん [0] 【請願】 (名)スル
(1)自分の希望の達成を願い出ること。
(2)国民が国または地方公共団体の機関に対して,文書により希望を述べること。「法案の廃止を―する」
せいがん
せいがん [0] 【誓願】 (名)スル
(1)神仏に誓いをたて,事の成就を願うこと。
(2)仏・菩薩が一切衆生(シユジヨウ)の救済を願って必ず成し遂げようと定めた誓い。すべての仏・菩薩に共通する四弘誓願(シグゼイガン)のほか,薬師の十二願,釈迦の五百大願,阿弥陀の四十八願などがある。
(3)カトリック教会で修道者となる際,神に清貧・貞潔・従順の三つの誓いを立てること。
せいがん
せいがん【請願】
<grant> a petition.→英和
〜する (make,lodge a) petition <to> .‖請願者 a petitioner.請願書 a (written) petition.
せいがん
せいがん [0] 【青眼】
(1)〔晋書(阮籍伝)「籍大悦,乃見�青眼�」〕
訪れた人を歓迎する気持ちを表す目つき。
⇔白眼(ハクガン)
「―を以て視る/青年(鴎外)」
(2)「正眼(セイガン){(1)}」に同じ。
せいがんかいようせいきこう
せいがんかいようせいきこう [11] 【西岸海洋性気候】
西岸に特有な湿潤温和な気候。偏西風の吹き込みで海洋の影響を受け,夏に涼しく,冬に温暖。年間を通じて適度の降水がある。西ヨーロッパが典型的で,北アメリカ北西岸,チリ南部・ニュージーランドなどにも分布。
せいがんきこう
せいがんきこう [5] 【西岸気候】
大陸の西岸地方に特徴的な気候。東岸に比べて一般に温和。夏は冷涼,冬は温暖。中・高緯度で顕著。
→東岸気候
せいがんけん
せいがんけん [3] 【請願権】
国または地方公共団体に対して請願できる権利。憲法により保障される。
せいがんざい
せいがんざい [3] 【制癌剤】
制癌物質のうち,副作用が少なく,人体に使用可能で,ある程度臨床的に効果があると判断されている薬剤。アルキル化剤・抗生物質・免疫増強剤・ホルモン剤など。抗癌剤。
せいがんじ
せいがんじ セイグワン― 【誓願寺】
京都市中京区新京極にある浄土宗西山深草派の総本山。三論宗の恵隠が奈良に創立したものを,平安遷都で京都深草に移し,のち豊臣秀吉が現地に移建。二一世蔵俊の時,法然に帰依して浄土宗に改宗。
せいがんじゅんさ
せいがんじゅんさ [5] 【請願巡査】
旧警察制度で,町村や私人の請願により配置された巡査。請願者の費用により維持された。1938年(昭和13)に廃止。
せいがんとじ
せいがんとじ 【青岸渡寺】
和歌山県那智勝浦町にある天台宗の寺。山号,那智山。熊野那智大社に隣接。西国三十三札所の第一番。仁徳天皇のときに漂着したインド僧裸形上人の開基という。本尊は如意輪観音(那智観音)。
せいがんぶっしつ
せいがんぶっしつ [5] 【制癌物質】
癌(腫瘍)細胞の発育や増殖を抑制する物質の総称。細胞の DNA 合成や代謝を阻害する物質が主体で,選択的に腫瘍細胞のみを破壊するのが困難なため副作用の強いものが多い。
→制癌剤
せいがんりき
せいがんりき [3] 【誓願力】
〔仏〕 誓願の力。特に浄土教で,衆生を往生させようとする阿弥陀の誓願の力。
せいき
せいき [1] 【凄気】
すさまじい気配。「彼は謂知(イイシ)らぬ―に打れて/金色夜叉(紅葉)」
せいき
せいき [1] 【旌旗】
はた。のぼり。軍旗。
せいき
せいき [1] 【世紀】
(1)100年ずつを一期とする西暦における年代の数え方。例えば二〇世紀は1901年から2000年までの100年間。
〔明治初期の century の訳語〕
(2)(「世紀の…」の形で)一世紀に一度あるかないかの意で用いる。「―の大事件」
(3)(ある事柄によって特徴づけられる)ひとまとまりの時代。「宇宙開発の新しい―を開く」
(4)世々の歴史。「本朝―」
せいき
せいき [1] 【精機】
「精密機械」の略。
せいき
せいき [1] 【西紀】
西洋の紀元。西暦。
せいき
せいき [1] 【正規】
規則などではっきりきまっていること。また,その規定。「―の教育」
せいき
せいき [1] 【成規】
成文になった規則。
せいき
せいき【生気】
<be full of> life;→英和
animation;→英和
vitality.→英和
〜のある animated;→英和
vital;→英和
lively.→英和
〜を与える enliven.→英和
せいき
せいき [1] 【生起】 (名)スル
物事が起こること。「不思議な現象が―する」
せいき
せいき [1] 【制規】
定められた規則。
せいき
せいき【精気】
essence;→英和
spirit.→英和
せいき
せいき【正規の】
regular;→英和
established;formal;→英和
legal.→英和
〜の教育 regular school education.〜のルート a legal channel.
せいき
せいき [1] 【性器】
(1)(ヒトの)生殖器官。生殖器。
(2)外性器。
せいき
せいき [1] 【正気】
(1)万象の根本たる天地に広がる気。至高・至大な天地の元気。
(2)正しい意気。正しい気性。
せいき
せいき [1] 【生気】
(1)いきいきとした力。活気。「―に満ちた絵」「―がない」
(2)生物をして生物たらしめている独特の力。
→生気論
せいき
せいき【世紀】
a century.→英和
幾〜もの間 for centuries past.‖世紀末 the end of a century; <F.> the fin de siècle (19世紀の).世紀末的 decadent.19世紀初(中,後)期に in the early (mid-,late) 19th century.20世紀 the twentieth century.
せいき
せいき [1] 【精騎】
選び抜かれた,すぐれた騎兵。「三千の―に掛け立てられて/経国美談(竜渓)」
せいき
せいき [1] 【清奇】
清新で珍しいこと。「蕎麦(ソバ)店に入りて喫するに其―いふべからず/伊沢蘭軒(鴎外)」
せいき
せいき [1] 【清規】
⇒しんぎ(清規)
せいき
せいき [1] 【清暉・清輝】
清らかな光。清光。
せいき
せいき [1] 【青旗】
青い旗。特に昔,中国で酒屋のしるしに立てたはた。青帘(セイレン)。酒旗。
せいき
せいき [1] 【精気】
(1)生命の源泉である元気。心身の根気。精力。「―がつく」
(2)万物を生成する天地の気。「天地の―煥発して/帰去来(独歩)」
(3)たましい。精神。
せいき
せいき【性器】
genitals;genital organs.
せいき
せいき [1] 【腥気】
なまぐさいにおい。臭気。「胸悪き一種の―ありて/金色夜叉(紅葉)」
せいき
せいき [1] 【清気】
清らかな気。清浄な雰囲気。
せいき
せいき [1] 【盛期】
盛んな時期。「柿の出荷の―」「最―」
せいきき
せいきき [3] 【性器期】
口唇期・肛門期・男根期を経て到達する最も成熟した段階。性衝動のエネルギーが自分以外の対象に向けられる時期。思春期以後に相当する。
せいききょくせん
せいききょくせん [4] 【正規曲線】
正規分布を表したグラフ。平均値を中心に,左右対称で釣り鐘形をしている。ガウス曲線。
せいきく
せいきく [0] 【製麹】
麹菌(コウジキン)を混ぜて麹を作ること。
せいきぐん
せいきぐん [3] 【正規軍】
義勇兵やゲリラ兵でない正式の軍隊。
せいきこうがく
せいきこうがく [4] 【生気候学】
⇒生気象学(セイキシヨウガク)
せいきこうがく
せいきこうがく [4] 【静気候学】
平均値などにより統計的に気候を記述する学問。統計気候学。
→動気候学
せいきしょうがく
せいきしょうがく [4] 【生気象学】
生物体である人間や動植物に地球の大気や地球外環境の物理的・化学的変化が及ぼす影響を研究する学問。生気候学。
せいきすうはい
せいきすうはい [4] 【性器崇拝】
⇒生殖器崇拝(セイシヨクキスウハイ)
せいきのうた
せいきのうた 【正気の歌】
(1)中国,南宋末の詩人文天祥が,元軍と戦って捕らえられ,1280年頃大都の獄中で作った五言古詩。正気が存在する限り正義は不滅であるとし,民族の前途に対する確信を歌った。
(2)藤田東湖が作った五言古詩。「和文天祥正気歌」と題し幕末の尊皇派の士気を大いに高めた。吉田松陰・広瀬武夫にも同名の作がある。
せいきひょうげん
せいきひょうげん [4] 【正規表現】
一定の規則に従って特定の文字列(群)を集合の要素として表す表記法。コンピューターで,テキスト処理に使われる。
せいきぶんぷ
せいきぶんぷ [4] 【正規分布】
統計で,資料をいくつかの階級に分けた時の資料の分布状態の一。自然現象や誤差の度数分布の多くは,正規分布になる。
せいきまつ
せいきまつ [3] 【世紀末】
(1)世紀の末。
(2)一九世紀の末期。特にヨーロッパにおいて,病的・退廃的・厭世(エンセイ)的傾向が人心を支配した時期。「―美術」
せいきまつてき
せいきまつてき [0] 【世紀末的】 (形動)
退廃的なさま。「―な雰囲気を持った作品」
せいきゃく
せいきゃく【政客】
a politician.→英和
せいきゅう
せいきゅう [0] 【青宮】
〔五行説で,「青」は東にあてることから〕
東宮(トウグウ)の異名。せいぐう。
せいきゅう
せいきゅう [0] 【性急】 (名・形動)[文]ナリ
(1)気が短いこと。せっかちなこと。また,そのさま。「―に結論を出す」
(2)物事が急を要するさま。「―なる要事の残りてありつれば/竜動鬼談(勤)」
[派生] ――さ(名)
せいきゅう
せいきゅう [0] 【井臼】
井戸と臼(ウス)。また,水を汲み米をつくこと。「―のつとめ(=家事)」
せいきゅう
せいきゅう【請求】
(a) demand;→英和
(a) claim.→英和
〜する ask <for> ;→英和
claim;demand;request.→英和
〜に応じる meet a person's demand.‖請求額 the amount claimed.請求権 a claim;a right of claim.請求権を放棄する give up one's claim;disclaim.請求次第 on demand.請求書 <submit> a bill.
せいきゅう
せいきゅう [0] 【生休】
「生理休暇」の略。
せいきゅう
せいきゅう [0] 【聖躬】
天子の身体。玉体。
せいきゅう
せいきゅう【性急な】
impatient;→英和
quick-tempered.⇒せっかち.
せいきゅう
せいきゅう [0] 【制球】
野球で,投手のねらいどおりのコースに球を投げる技。
せいきゅう
せいきゅう [0] 【請求】 (名)スル
(1)相手方に対して一定の行為を要求すること。「支払いを―する」
(2)民事訴訟法上,原告が訴えによってその趣旨や理由の当否につき裁判所の審判を求めること。
せいきゅう
せいきゅう [0] 【精究・精求】 (名)スル
くわしく研究すること。「大に勧農の術を―せりとぞ/新聞雑誌 46」
せいきゅうき
せいきゅうき 【西宮記】
〔「さいきゅうき」「さいぐうき」とも〕
有職書。西宮左大臣源高明著。平安中期の公事・儀式作法・装束などを類別編集し,漢文で記す。成立年未詳。
せいきゅうけん
せいきゅうけん [3] 【請求権】
〔法〕 特定の人に対して一定の行為を請求することができる権利。主として債権から生ずる。
→形成権
→支配権
せいきゅうしょ
せいきゅうしょ [5][0] 【請求書】
支払いなどの請求のために出す文書。
せいきゅうりょく
せいきゅうりょく【制球力】
《野》 <have good> control of the ball.→英和
せいきゅうりょく
せいきゅうりょく [3] 【制球力】
野球で,投手がうまく制球できるかどうかの能力。コントロール。
せいきょ
せいきょ【逝去】
death.→英和
〜する die;→英和
pass away.
せいきょ
せいきょ [1] 【制挙】
中国,唐代以降,天子の制勅により推挙された人材に,天子自ら作成の試験を課して官吏を登用した制度。
せいきょ
せいきょ [1] 【逝去】 (名)スル
人を敬ってその死をいう語。「御尊父様ご―された由」
せいきょ
せいきょ [1] 【盛挙】
盛大な事業。雄大な計画。
せいきょ
せいきょ [1] 【静居】 (名)スル
心静かにすまうこと。また,静かなすまい。
せいきょ
せいきょ [1] 【清虚】 (名・形動)[文]ナリ
清らかで,我欲などがないこと。心や行いがさっぱりしているさま。
せいきょう
せいきょう [0] 【制教】
律宗で行う教説を二種に分類したうちの一。心身の悪行を禁ずる戒律。
⇔化教(ケキヨウ)
せいきょう
せいきょう [1][0] 【政教】
(1)政治と宗教。祭政。
(2)政治と教育。
せいきょう
せいきょう [0] 【西教】
西洋の宗教,すなわちキリスト教。
せいきょう
せいきょう [0] 【誠恐】
おそれ慎むこと。心から恐縮すること。
せいきょう
せいきょう [0] 【盛強】 (名・形動)[文]ナリ
さかんで強い・こと(さま)。「威権此の如く―に/明六雑誌 4」
せいきょう
せいきょう [0] 【聖経】
(1)聖人の教えが述べられた書物。せいけい。
(2)(キリスト教で)聖書。「人の死するを聞くや,或は―の章句を引用し/基督信徒の慰(鑑三)」
せいきょう
せいきょう [0] 【精強】 (名・形動)[文]ナリ
すぐれていて強い・こと(さま)。「―な軍隊」「―をそろえる」
せいきょう
せいきょう【盛況】
<gain> prosperity;→英和
<be in> a prosperous condition.
せいきょう
せいきょう【生協】
a co-op.⇒生活(協同組合).
せいきょう
せいきょう【政教分離】
the separation of religion and politics.
せいきょう
せいきょう [0] 【清興】
風雅なたのしみ。上品な興味。
せいきょう
せいきょう [0] 【生協】
「生活協同組合」の略。
せいきょう
せいきょう [0] 【盛況】
会や催しなどの,にぎやかで盛んなようす。「祝賀会は―だった」
せいきょう
せいきょう [0] 【世教】
世に行われている教え。
せいきょう
せいきょう [1] 【正教】
正しい教え。
せいきょう
せいきょう [0] 【聖教】
(1)聖人の教え。特に孔子の教え。儒教。
(2)神聖な教え。特にキリスト教。
→聖教(シヨウギヨウ)
せいきょういく
せいきょういく [3] 【性教育】
性についての科学的知識を与えるとともに,性道徳を身につけさせる教育。
せいきょういく
せいきょういく【性教育】
<give> sex education.
せいきょうかい
せいきょうかい【正教会】
the Greek Orthodox Church.
せいきょうかい
せいきょうかい 【正教会】
「東方(トウホウ)正教会」の略。
せいきょうきんげん
せいきょうきんげん [0] 【誠恐謹言】
心から恐縮し,謹んで申し上げるということ。奏上文・手紙文に用いる。
せいきょうしゃ
せいきょうしゃ 【政教社】
1888年(明治21)三宅雪嶺・志賀重昂・杉浦重剛らによって結成された国粋主義的文化団体。雑誌「日本人」などによってその主張を展開した。
せいきょうせいこう
せいきょうせいこう [0] 【誠恐誠惶】
心から恐縮し,畏敬すること。奏上文・手紙文に用いる。
せいきょうと
せいきょうと【清教徒】
a Puritan.→英和
清教主義 Puritanism.→英和
せいきょうと
せいきょうと [3] 【清教徒】
⇒ピューリタン(1)
せいきょうとかくめい
せいきょうとかくめい [6] 【清教徒革命】
⇒ピューリタン革命(カクメイ)
せいきょうぶんり
せいきょうぶんり [5] 【政教分離】
政治と宗教を分離し,互いに干渉することを禁止すること。日本国憲法は,信教の自由を保障し,国・地方公共団体が,特定の宗教団体に特権を与えたり,宗教的活動を行なったりすることなどを禁止し,政教分離の原則を定める。国教分離。
せいきょうようろく
せいきょうようろく セイケウエウロク 【聖教要録】
山鹿素行著。三巻。1665年成立。当時の中心的儒学であった朱子学を批判し,自らの古学の立場を明らかにしたもの。これにより素行は翌年赤穂に配流された。
せいきょく
せいきょく [0] 【世局】
世上のなりゆき。時局。
せいきょく
せいきょく【政局】
the political situation.〜の危機 a political crisis.〜を安定させる stabilize the political situation.
せいきょく
せいきょく [0] 【政局】
政治の動向。政情。「混沌とした―」
せいきょく
せいきょく [0] 【声曲】
人の声による音楽。特に,日本の伝統音楽で,三味線伴奏の唄や語り物のこと。
せいきょく
せいきょく [0] 【正極】
(1)一対の電極のうち,電位の高い方の電極。プラスの電極。電池について用いることが多く,電気分解や真空管では陽極という。
→アノード
(2)磁石で北を指す極。
⇔負極
せいきょくるいさん
せいきょくるいさん 【声曲類纂】
江戸後期の音楽書。五巻六冊。斎藤月岑(ゲツシン)編。1839年稿成り,47年刊。89年(明治22)増補版刊。浄瑠璃を中心とした近世邦楽の各種目や流派の由来,人名・曲目などを考証記述。
せいきろん
せいきろん [3] 【生気論】
生命現象は物理・化学の現象と全く異なり,生物に特有の原理(生気・生命など)に基づくという学説。生気説。活力説。バイタリズム。
せいきん
せいきん [0] 【精勤】 (名)スル
仕事や学業に精を出してはげむこと。「職務に―する」
せいきん
せいきん [0] 【制禁】
ある行為をさし止めること。禁制。
せいきん
せいきん【精勤】
diligence;→英和
good attendance.〜する be diligent[assiduous].‖精勤家[者]a hard worker;a regular attendant.
せいきん
せいきん [0] 【生禽・生擒】 (名)スル
生きたまま捕らえること。いけどり。「乗馬を―した/肉弾(忠温)」
せいきん
せいきん [0] 【青衿・青襟】
〔中国古代の学生が青色のえりの衣服を着ていたことから〕
学生。
せいきんざい
せいきんざい [3] 【静菌剤】
細菌の発育や増殖を抑制する化学療法剤。テトラサイクリン・エリスロマイシンなど。
せいきんは
せいきんは 【星菫派】
明治30年代,与謝野鉄幹・晶子夫妻を中心に「明星」によった浪漫派詩人の一派。星や菫(スミレ)によせて恋をうたう,という表現傾向から命名。
せいぎ
せいぎ [1] 【声妓】
うたいめ。芸者。芸妓。
せいぎ
せいぎ [1] 【性技】
性愛に関する技巧。
せいぎ
せいぎ [1] 【清議】
俗世を離れた清らかな論議。特に老荘に関する談論。
せいぎ
せいぎ [1] 【正議】
正しい議論。正論。
せいぎ
せいぎ [1] 【盛儀】
盛大な儀式。「戴冠式の―」
せいぎ
せいぎ [1] 【正義】
(1)正しい道義。人が従うべき正しい道理。「―を貫く」
(2)他者や人々の権利を尊重することで,各人に権利義務・報奨・制裁などを正当に割り当てること。アリストテレスによると,名誉や財貨を各人の価値に比例して分配する配分的正義と,相互交渉において損害額と賠償額などを等しくする矯正的(整調的)正義とに分かれる。また,国家の内で実現されるべき正義には自然的正義と人為的正義とがあり,前者が自然法,後者が実定法につながる。国家権力の確立した社会では,実定法的正義は国家により定められるが,これは形式化・固定化されやすい。そこで,各人がその価値に応じた配分を受け,基本的人権を中心とした諸権利を保障されるべしという社会的正義の要求が,社会主義思想などによって掲げられることになる。公正。公平。
(3)正しい意味。正しい解釈。経書の注釈書の名に多用された。「五経―」
せいぎ
せいぎ [1] 【精義】
くわしい意義。また,くわしい講義。
せいぎ
せいぎ 【西魏】
中国,北魏末期,宇文泰が北魏の一族である文帝を擁して,長安に建てた国(535-556)。陝西・甘粛を支配。子の宇文覚が北周を建て,西魏は二十余年で滅んだ。
せいぎ
せいぎ【正義】
righteousness;→英和
justice.→英和
〜の right(eous);→英和
just.→英和
〜の為に in the cause of justice.→英和
せいぎ
せいぎ [1] 【晴儀】
晴れがましい儀式。
せいぎかん
せいぎかん [3] 【正義漢】
正義を尊び行動する男。
せいぎかん
せいぎかん [3] 【正義感】
正義を尊ぶ感情。不正なことを見て義憤を感じる気持ち。「―が強い」
せいぎょ
せいぎょ【生魚】
a live fish;fresh fish (鮮魚).
せいぎょ
せいぎょ [1] 【制御・制禦・制馭】 (名)スル
(1)おさえつけて自分の意のままにすること。「欲望を―する」
(2)機械・装置などを目的とする状態に保つために,適当な操作を加えること。「運転機器を―する」「―装置」
せいぎょ
せいぎょ [1] 【生魚】
(1)生きている魚。
(2)新鮮な魚。
せいぎょ
せいぎょ [1] 【井魚】
井戸の中の魚。識見の狭い人をいう語。井蛙(セイア)。
せいぎょ
せいぎょ【制御】
control;→英和
governing.〜する control;→英和
govern;→英和
check;→英和
manage.→英和
〜し易い(難い) easy (hard) to control.
せいぎょ
せいぎょ [1] 【成魚】
(稚魚・幼魚に対して)成長した魚。
せいぎょう
せいぎょう [0] 【生業】
暮らしを立てるためにする職業。なりわい。すぎわい。「文筆を―とする」
せいぎょう
せいぎょう [0] 【成業】 (名)スル
学業・事業などをなしとげること。「洋学は―したれども/学問ノススメ(諭吉)」
せいぎょう
せいぎょう [0] 【盛業】
(1)事業・商売などが盛んであること。
(2)盛大な事業。
せいぎょう
せいぎょう [0] 【聖業】
(1)天子の事業。
(2)神聖な職業。
せいぎょう
せいぎょう [0] 【世業】
世襲の家業。受け継いだ事業。
せいぎょう
せいぎょう【正業】
<take up> an honest calling.〜を営む make an honest living.
せいぎょう
せいぎょう [0] 【正業】
まじめな職業。かたぎの仕事。「―につく」
せいぎょう
せいぎょう【生業】
⇒職業.
せいぎょき
せいぎょき [3] 【盛漁期】
一年のうちで漁獲量の多い時期。
せいぎょく
せいぎょく [0] 【青玉】
青色の鋼玉。サファイア。
せいぎょばん
せいぎょばん [0] 【制御盤】
機械・装置の遠隔操作などにおいて,制御用の計器類・スイッチ類を一か所に集中設備した盤。
せいぎょふごう
せいぎょふごう [4] 【制御符号】
コンピューターで,印字される文字に対して機器の制御に用いる符号。
せいぎょぼう
せいぎょぼう [3][0] 【制御棒】
原子炉の連鎖反応を加減するために,炉の中に出し入れする棒。核分裂により発生する中性子を吸収しやすいホウ素・カドミウム・ハフニウムなどからなる。
→原子炉
せいぎり
せいぎり 【精切り】 (副)
〔「せいきり」とも〕
精一杯。せいぜい。「粟か稗,いいところで麦が―/歌舞伎・佐野常世誉免状」
せいぎろん
せいぎろん [3] 【正義論】
〔theories of justice〕
正義とは何かを考える,プラトン以来の倫理学的問題。ロールズが公正としての正義の説を唱え,福祉の正しい分配を問うたため,近年再び注目される。
せいぎん
せいぎん [0] 【清吟】
(1)清らかな声で美しく吟ずること。また,その吟詠。
(2)他人の吟詠をほめていう語。
せいく
せいく [0][1] 【成句】
(1)昔から多くの人に知られ,しばしば引用される名句やことわざ。成語。「故事―」
(2)二語以上の語が習慣的に結び付いて,ある決まった意味を表す言い回し。「襟を正す」などの類。慣用句。
せいく
せいく [1] 【西矩】
「下矩(カク)」に同じ。
→矩
せいく
せいく【成句】
an idiomatic phrase;a set phrase.
せいく
せいく [1] 【声区】
人間の声域を音色の相違によって低・中・高に三区分したもの。それぞれ胸声・中声・頭声という。男声では,頭声の上にファルセット(裏声)がある。
せいく
せいく [1] 【聖句】
神聖な文句。特に聖書の中の言葉。
せいくうけん
せいくうけん [3] 【制空権】
主として航空兵力によって,一定範囲の空中を支配する権力。
せいくうけん
せいくうけん【制空権】
the mastery[command]of the air.→英和
せいくらべ
せいくらべ [3] 【背比べ】
身長を比べること。
せいくらべ
せいくらべ【背比べする】
measure oneself with another.
せいくる
せいくる [0]
セイウチの上あごにある二本の長い牙。
せいくん
せいくん [0] 【聖君】
徳のすぐれた君主。聖主。
せいくん
せいくん [0] 【聖訓】
(1)聖人のおしえ。
(2)天子のさとし。
せいくん
せいくん [0] 【正訓】
正しい訓。特に万葉集などの表記で,漢字のもつ意味本来の用い方に従った訓によるもの。「山」を「やま」,「風」を「かぜ」と読むなど。
せいくん
せいくん [0] 【請訓】 (名)スル
外国駐在の大公使・使節などが重要問題の処理にあたって,政府の指示を求めること。
⇔回訓
「本国政府に―する」
せいぐ
せいぐ [1] 【性具】
性行為に用いる器具。補助的に用いるもの,自慰に用いるものなどがある。
せいぐう
せいぐう 【青宮】
⇒せいきゅう(青宮)
せいけ
せいけ 【清家】
明経(ミヨウギヨウ)儒家の清原家。平安中期,一条天皇の時代に始まり,中家(チユウケ)と並立した。
せいけい
せいけい【整形外科】
plastic surgery;orthopedics;→英和
cosmetic surgery (美容の).整形外科医 an orthopedist;a plastic surgeon;a cosmetic surgeon.整形手術 <undergo> plastic[cosmetic (美容の)]operation.
せいけい
せいけい【生計(を立てる)】
(make a) living <by doing> .→英和
〜が豊かである(ない) be well(badly)off.‖生計費 the cost of living.⇒生活.
せいけい
せいけい 【盛京】
中国,清朝初期の首都。今の瀋陽(シンヨウ)。
せいけい
せいけい【西経】
the west longitude.〜50度 long.→英和
50°W[longitude fifty degrees west].→英和
せいけい
せいけい [0] 【正系】
正しい系統。正しい血筋。正統。
せいけい
せいけい [0] 【成蹊】
徳のある人のところには自然と人が集まってくることのたとえ。
→桃李(トウリ)もの言わざれども下(シタ)自(オノズカ)ら蹊(ミチ)を成す
せいけい
せいけい [0] 【整形】 (名)スル
形を整えること。多く人体に関して形を整えることをいう。「鼻を―する」
せいけい
せいけい [0] 【成形・成型】 (名)スル
(1)形を作ること。また,ある形に作ること。
(2)型や轆轤(ロクロ)などを用いて,素材を一定の形に作ること。
(3)耕地に畔(アゼ)や作条などを作って播種などができるようにする作業。
せいけい
せいけい [0] 【正経】
正しいみち。正道。「―ならざる利を得んことを謀るものあり/西国立志編(正直)」
せいけい
せいけい [0] 【西経】
イギリスのグリニッジ天文台の跡地を通る子午線を〇度とし,それより西へ一八〇度までの間の経度。
⇔東経
せいけい
せいけい [0] 【青鶏】
ツル目クイナ科の水鳥。全長45センチメートル内外。全身青紫色でくちばし・額板・足が赤い。湿地にすみ,ヨーロッパ・熱帯アフリカ・マダガスカルやアジア南部からオーストラリアにかけて分布。飼い鳥にする。
せいけい
せいけい [0] 【世系】
(1)祖先から代々続いている血統。血筋。
(2)系図。系譜。
せいけい
せいけい [0] 【成鶏】
十分に成長した鶏。
せいけい
せいけい [0] 【整経】
製織の準備工程。必要な経(タテ)糸の本数を正し,長さ・張力を適度に整えて榺(チキリ)などに巻くこと。
せいけい
せいけい [0] 【聖経】
聖人の述作した書。また,聖人の言行の記録。聖典。
せいけい
せいけい [0] 【生計】
生活をしていくための方法・手段。くらし。生活。「文筆で―を立てる」
せいけい
せいけい [0] 【政経】
政治と経済。「―不可分」
せいけいがくぶ
せいけいがくぶ【政経学部】
the faculty[department]of politics and economics.
せいけいがた
せいけいがた [0] 【成形型】
陶磁器を形作るための型。木型・石膏型・土型などがある。
せいけいけんでん
せいけいけんでん [5] 【聖経賢伝】
聖人述作の書と,これに基づいて賢人が説明・叙述した書。
せいけいげか
せいけいげか [5] 【整形外科】
骨格・関節・筋肉・神経など各運動器官の形態異常を矯正し,その機能障害を予防・診断・治療する外科の一分科。
→形成外科
せいけいこう
せいけいこう 【井陘口】
中国,河北省の井陘山中にある狭路。秦・漢以来,軍事上の要地。紀元前204年,漢の劉邦の臣韓信が趙王歇(ケツ)を捕虜にした古戦場。
せいけいしつ
せいけいしつ [3] 【性形質】
「性徴(セイチヨウ)」に同じ。
せいけいしゅじゅつ
せいけいしゅじゅつ [5] 【整形手術】
奇形や疾患・外傷による運動器の障害や,形態・機能異常を回復させるために行われる外科手術。
せいけいずほう
せいけいずほう [5] 【星形図法】
地図投影法の一。極を中心とした星状の輪郭の中に,世界全図を描く図法。
せいけいだいがく
せいけいだいがく 【成蹊大学】
私立大学の一。1906年(明治39)設立の私塾成蹊園を起源とし,25年(大正14)開設の成蹊高等学校を前身に,49年(昭和24)新制大学となる。本部は東京都武蔵野市。
せいけいひ
せいけいひ [3] 【生計費】
生活を維持するのに必要な費用。生活費。
せいけいひしすう
せいけいひしすう [7][6] 【生計費指数】
物価指数の一種。一定の標準の生活を営むために必要な費用の変動を示す数字で,特に勤労者の生計費に基づいて算出される。
せいけいろう
せいけいろう 【霽景楼】
平安京大内裏豊楽院(ブラクイン)の西方にあった楼。東の栖霞(セイカ)楼に対する。
せいけいパップざい
せいけいパップざい [7] 【成形―剤】
パップ剤をあらかじめ不織布などにのばして使いやすくしたもの。湿布に用いる。
せいけってい
せいけってい [3] 【性決定】
雌雄異体の動植物において個体の性が雌雄のいずれかに決まること。「―遺伝子」
せいけつ
せいけつ [0] 【精血】
(1)精と血。心血。
(2)新鮮な血。いきち。
せいけつ
せいけつ【清潔】
cleanliness.〜な clean;→英和
neat;→英和
pure.→英和
〜にする make clean.
せいけつ
せいけつ [0] 【腥血】
なまぐさい血。いきち。
せいけつ
せいけつ [0] 【清潔】 (名・形動)[文]ナリ
(1)よごれのないこと。きれいなこと。また,そのさま。「―な衣服」
(2)人格や生活態度などが正しくきれいである・こと(さま)。「―な人柄」「―な交際」
⇔不潔
[派生] ――さ(名)
せいけん
せいけん [0] 【聖賢】
(1)聖人と賢人。
(2)清酒と濁酒。
せいけん
せいけん [0] 【生検】
生体の臓器または組織の一部を切りとって検査し,病理組織学的に診断を確定すること。バイオプシー。
せいけん
せいけん [0] 【生絹】
⇒きぎぬ(生絹)
せいけん
せいけん【政権】
political power.〜を握っている be in power.〜を握る(失う) come into (get out of) power.政権獲得 accession to power.
せいけん
せいけん【政見】
<state,set forth> one's political views.政見放送 a broadcast of political opinions.
せいけん
せいけん [0] 【生繭】
まだ中のさなぎが生きている繭。きまゆ。なままゆ。
⇔乾繭(カンケン)
せいけん
せいけん [0] 【成犬】
十分に成長した犬。
せいけん
せいけん [0] 【靖献】
〔書経(微子)「自靖,人自献�于先王�」〕
臣たる者が先王の霊に誠意を捧げること。
せいけん
せいけん [0] 【精検】
「精密検査(セイミツケンサ)」の略。「要―」
せいけん
せいけん 【静軒】
⇒寺門(テラカド)静軒
せいけん
せいけん [0] 【政権】
(1)政府を構成し,国の統治機関を動かして実際に政治を行う権力。「―を担当する」
(2)政府。「革命―」「新―を樹立した」
せいけん
せいけん [0] 【政見】
政治を行う上での見解・考え方。
せいけんいげん
せいけんいげん 【靖献遺言】
浅見絅斎(ケイサイ)著。八巻。1687年成立。中国の屈原・孔明など忠節の士八人の遺文と小伝に,日本の忠臣・義士の行状を付載し大義の精神を説いた書。
せいけんじ
せいけんじ 【清見寺】
静岡県清水市興津にある臨済宗妙心寺派の寺。山号,巨鼇山。白鳳時代に当地に清見関を設けた際に,仏堂を建立し,中国僧教叟を迎えたのが起源と伝える。清見潟・田子浦・三保の松原を眼下に臨む丘上にある。きよみでら。
せいけんほうそう
せいけんほうそう [5] 【政見放送】
公職選挙法にのっとり,衆参両院議員・都道府県知事選挙の立候補者が,自己の政見を発表する放送。
せいけんろく
せいけんろく 【省諐録】
随想録。一巻。佐久間象山著。1854年成立,71年刊。吉田松陰密航事件に連座した象山が獄中で海防問題と外国技術の導入を論じたもの。
せいげき
せいげき [0] 【正劇】
新派劇の川上音二郎が,1903年(明治36)江見水蔭翻案の「オセロ」上演に際してこの芝居に冠した呼称。西欧のドラマの意として,1906年の「祖国」上演までこの名称を用いた。
せいげき
せいげき [0] 【静劇】
メーテルリンクが創始した戯曲の一様式。人間の日常生活の背後で働く運命の力などを簡単な筋や動作,沈黙の状態などで暗示しようとするもの。
せいげつ
せいげつ [1] 【生月】
うまれた月。うまれ月。
せいげつ
せいげつ [1] 【青月】
青白い月。「―の光凄く/滝口入道(樗牛)」
せいげん
せいげん [0] 【正言】
道理にかなったことを言うこと。「真の―は面白からぬ物に候/近世紀聞(延房)」
せいげん
せいげん [0] 【西諺】
西洋のことわざ。
せいげん
せいげん【正弦】
《数》a sine <sin> .→英和
せいげん
せいげん [0] 【世諺】
世に行われていることわざ。
せいげん
せいげん [0] 【聖言】
聖人の言葉。また,天子の言葉。
せいげん
せいげん【制限】
(a) restriction;(a) limitation;→英和
a limit.→英和
〜する restrict;→英和
limit.〜を受ける be subject to restriction.〜なく without limit.〜内で within the limit.‖制限速度 a limited speed;speed limit.電力制限 restriction on power consumption.年齢(時間)制限 an age (a time) limit.
せいげん
せいげん [0] 【省減】 (名)スル
はぶきへらすこと。節減。
せいげん
せいげん [0] 【声言】
言いふらすこと。言い広めること。
せいげん
せいげん [3] 【制限】 (名)スル
物事の限界を定めること。また,その限度。「応募資格を―する」
せいげん
せいげん [0][1] 【正弦】
⇒サイン(sine)
せいげん
せいげん [0] 【誓言】 (名)スル
⇒せいごん(誓言)
せいげんかんすう
せいげんかんすう [5] 【正弦関数】
角度を独立変数 �,それに対する正弦を従属変数 � とした時の関数。�=sin �
→三角関数
せいげんがいはっこう
せいげんがいはっこう [7] 【制限外発行】
銀行券の発行者(日本では日本銀行)が,法定の発行額の制限を超えて銀行券を発行すること。限外発行。
せいげんきょくせん
せいげんきょくせん [5] 【正弦曲線】
正弦関数をグラフに表したもの。単純な波形を示し 2π ごとに同じ状態を繰り返す。
正弦曲線[図]
せいげんくんしゅせい
せいげんくんしゅせい [0] 【制限君主制】
「立憲君主制」に同じ。
せいげんこうそ
せいげんこうそ [5] 【制限酵素】
核酸分解酵素の一。DNA の特定の塩基配列を識別してこれを切断する酵素で,細胞に侵入してくる外来の DNA を切断排除する細菌の自己防御機構。生物界に広く分布しているが,種特異性が強く,種々の細菌類からそれぞれの酵素が純化されている。DNA 塩基配列の決定や遺伝子工学に重要な役割を果たす。
せいげんさいぼう
せいげんさいぼう [5] 【精原細胞】
動物の精巣にある生殖細胞の一。有糸分裂を繰り返して増殖し,精母細胞となる。
せいげんさくらひめ
せいげんさくらひめ 【清玄桜姫】
清水寺の清玄法師が桜姫の容色に迷い,破戒の末に殺される筋の浄瑠璃・歌舞伎。土佐少掾の浄瑠璃「一心二河白道(イツシンニガビヤクドウ)」が最も古く,ほかに近松門左衛門の「一心二河白道」,四世鶴屋南北の「桜姫東文章」などもある。
せいげんじかん
せいげんじかん [5] 【制限時間】
その中である事を終えるように設定された時間のわく。
せいげんせんきょ
せいげんせんきょ [5] 【制限選挙】
選挙権が財産・性別・人種などにより制限されている選挙制度。
⇔普通選挙
せいげんせんそう
せいげんせんそう [5] 【制限戦争】
「限定戦争」に同じ。
せいげんそ
せいげんそ [3] 【生元素】
生物体の生命維持のために必要な元素。炭素・水素・酸素・窒素をはじめとする約二〇種があり,種によりその数・種類は多少異なる。生体元素。
せいげんていり
せいげんていり [5] 【正弦定理】
〔数〕 三角形の頂点を A,B,C,これに対する辺を �,�,� とするとき,�/sinA=�/sinB=�/sinC=2�( � は外接円の半径)が成立する。これを正弦定理という。
せいげんは
せいげんは [3] 【正弦波】
波形が正弦関数で与えられる進行波。波動を解析的に取り扱う場合の基本形。
せいげんぶっけん
せいげんぶっけん [5] 【制限物権】
特定の目的のためにだけ認められる,ある物を支配する権利。用益物権と担保物権に分かれる。
せいげんほうか
せいげんほうか [5] 【制限法貨】
強制通用力に一定の制限がある通貨。補助貨幣は額面の二〇倍以内で強制通用力をもつ。
⇔無制限法貨
せいこ
せいこ [1] 【世故】
「せこ(世故)」に同じ。「―に飽くまで通じてゐた/阿部一族(鴎外)」
せいこ
せいこ 【西湖】
中国,浙江省杭州の西にある湖。付近は岳飛の墓など古跡に富み,西湖十景などの景勝で知られる。シー-フー。
せいこう
せいこう [0] 【晴好】
空が晴れて眺めのよいこと。
せいこう
せいこう [0] 【性交】 (名)スル
男女が性的交わりをすること。交接。交合。房事。セックス。
せいこう
せいこう [0] 【盛行】 (名)スル
広く盛んに行われること。「近世初期に―した髪形」「―をみる」
せいこう
せいこう [0] 【清高】 (名・形動)[文]ナリ
清らかですぐれている・こと(さま)。
せいこう
せいこう [0] 【正孔】
絶縁体や半導体の原子間の結合を担っている電子が,外部からエネルギーを受けとって高い状態に移り,あとに残った結合の抜け孔。この空孔は,あたかも正の電荷をもつ自由粒子のように振る舞う。ホール。
せいこう
せいこう [0] 【清光】
清らかな光。特に,月のさえた光。
せいこう
せいこう [0] 【星行】
(1)朝早く星の出ているうちに家を出て,行くこと。
(2)天体の運行。
せいこう
せいこう [0] 【政綱】
政府や政党の政策の根本。
せいこう
せいこう [0] 【聖皇】
天皇の尊称。聖帝。
せいこう
せいこう [0] 【清香】
清らかなかおり。よいにおい。
せいこう
せいこう [0] 【誠惶】
真心からかしこまること。手紙文の終わりに,敬意を表して添える語。「―頓首(トンシユ)」
せいこう
せいこう [0] 【性行】
性質とおこない。「―不良」
せいこう
せいこう [0] 【精巧】 (名・形動)[文]ナリ
こまかな点にまで行きとどいていて,よくできている・こと(さま)。「―な機械」「―をきわめる」「芸術家の―なる一刀一筆は/善の研究(幾多郎)」
[派生] ―― さ(名)
せいこう
せいこう [0] 【精好】 (名・形動)[文]ナリ
作り方がこまやかでよい・こと(さま)。
→せいごう(精好)
せいこう
せいこう [0] 【精鉱】
選鉱して得た品位の高い鉱粒。金属鉱石の場合は,製錬の原料となる。
⇔尾鉱
せいこう
せいこう [0] 【性向】
(1)性質の傾向。気だて。気質。「黙ってはいられない―」
(2)物事の傾向。「貯蓄―」
せいこう
せいこう [0] 【西郊】
都市の西方の郊外。さいこう。
せいこう
せいこう [0] 【成功】 (名)スル
(1)仕事・計画などがうまくいくこと。目的を達成すること。
⇔失敗
「実験が―する」
(2)相当な地位や財産を得ること。「実業界で―する」「―者」
(3)功を積むこと。年功。
せいこう
せいこう [0] 【正鵠】
「せいこく(正鵠)」の慣用読み。
せいこう
せいこう [0] 【製鋼】 (名)スル
鋼鉄をつくること。「―炉」
せいこう
せいこう [0] 【生光】
日食または月食で,皆既食の状態が終わって,再び太陽または月の一部が見え出すこと。また,その時刻。皆既食の終わり。
→第三接触
せいこう
せいこう [0] 【生硬】 (名・形動)[文]ナリ
(文章などが)未熟で硬い・こと(さま)。「―な文章」
[派生] ――さ(名)
せいこう
せいこう [0] 【井溝】
井戸とみぞ。
せいこう
せいこう [0] 【精鋼】
精錬した鋼鉄。
せいこう
せいこう [0] 【成稿】 (名)スル
原稿を書き上げること。また,でき上がった原稿。
せいこう
せいこう [0] 【精工】 (名・形動)[文]ナリ
細工などがきめこまかく巧みな・こと(さま)。「―なる開墾の法/新聞雑誌 10」
せいこう
せいこう [0] 【正攻】
正面からの攻撃。
せいこう
せいこう [0] 【清康】 (名・形動)[文]ナリ
気持ちがすがすがしく健康な・こと(さま)。「―安楽に過ごせしに/いさなとり(露伴)」
せいこう
せいこう【成功】
<a great> success <in life> ;→英和
achievement.〜する succeed <in> ;→英和
be successful;get on in life;prosper.→英和
〜した(しない) (un)successful.〜の見込み the chance of success.〜を収める(あせる) win (be too eager for) success.
せいこう
せいこう セイカウ 【西康】
中国,チベット高原と四川盆地との間に1928年設立された省。省都は康定。55年廃止。
せいこう
せいこう【性交】
sexual intercourse.
せいこう
せいこう【性行】
character and conduct.
せいこう
せいこう【生硬な】
crude;→英和
stiff;→英和
raw;→英和
unrefined.
せいこう
せいこう【精巧な】
elaborate;→英和
exquisite;→英和
delicate.→英和
せいこう
せいこう【性向】
an inclination;→英和
a disposition.→英和
せいこう
せいこう【政綱】
a political principle;a (party) platform.
せいこう
せいこう [0] 【西行】 (名)スル
西の方へ行くこと。
せいこう
せいこう【正鵠を得た】
appropriate;→英和
proper.→英和
〜を失する miss the mark.→英和
せいこう
せいこう【製鋼業】
the steel industry.
せいこうい
せいこうい【性行為】
sexual intercourse.
せいこうい
せいこうい [3] 【性行為】
性欲を満たすための行為。普通,性交をいう。
せいこういかんせんしょう
せいこういかんせんしょう [8] 【性行為感染症】
〔sexually transmitted disease〕
性行為を通して感染した諸疾患症の総称。従来の性病に加えて,非淋菌性尿道炎・性器ヘルペス・ B 型肝炎・成人 T 細胞白血病( ATL )・後天性免疫不全症候群(エイズ)など。STD 。
せいこううき
せいこううき [5] 【晴好雨奇】
〔蘇軾「飲�湖上�初晴復雨詩」〕
晴天にも雨天にも,山水の景色がそれぞれその趣を異にして,眺めのよいこと。
せいこううどく
せいこううどく【晴耕雨読の生活をする】
work in the field in fine weather and read at home in wet weather.
せいこううどく
せいこううどく セイカウ― [5][0] 【晴耕雨読】 (名)スル
晴れた日には田畑をたがやし,雨の日には家で読書すること。悠々自適の生活にいう。
せいこうかい
せいこうかい【聖公会】
the Anglican Church; <米> the (Protestant) Episcopal Church.
せいこうかい
せいこうかい 【聖公会】
(1)イギリス国教会を母教会とする,世界各地にある教会。
(2)「日本聖公会」の略。
せいこうざん
せいこうざん セイカウ― 【井崗山】
中国,湖南省と江西省の境にある山。要害の地。海抜995メートル。1927年毛沢東が農村解放地区を設定した革命の根拠地。チンカン-シャン。
せいこうせいきょう
せいこうせいきょう [0] 【誠惶誠恐】
誠惶をさらに丁重にいう語。誠恐(セイキヨウ)誠惶。
せいこうちょう
せいこうちょう [0] 【青紅鳥】
スズメ目カエデチョウ科の小鳥。全長12センチメートル内外。羽色は青・緑・黄・紅で彩られて美しい。大群で林のへりや低木の繁みにすみ,穀物・種子や昆虫を食べる。タイ・マレーシアからオーストラリアにかけて分布。飼い鳥にする。
せいこうとうていがた
せいこうとうていがた セイカウトウテイ― [0] 【西高東低型】
日本付近の気圧配置型の一。気圧が,西方の大陸方面で高く,東方の洋上で低くなっている。冬期に顕著で,日本海側の各地に季節風による降雪をもたらす。太平洋側では乾燥した晴天が続く。
⇔東高西低型
せいこうどう
せいこうどう [3] 【性行動】
性的欲求による行動。
せいこうのへん
せいこうのへん セイカウ― 【靖康の変】
北宋の靖康年間(1126-1127),金軍が首都開封を陥落させ,徽宗・欽宗以下三千余人を捕虜とし北帰した事件。この結果,北宋は滅亡。
せいこうはんしゃ
せいこうはんしゃ セイカウ― [5] 【正向反射】
姿勢反射のうち,運動中に頭を正しい位置に保持しようとする働き。立ち直り反射。
せいこうほう
せいこうほう【正攻法】
a frontal attack.
せいこうほう
せいこうほう [3][0] 【正攻法】
奇策などを用いず,堂々と攻撃するやり方。
せいこうほうしゅう
せいこうほうしゅう [5] 【成功報酬】
依頼された物事が成功した場合に支払われる報酬。成功金。
せいこうり
せいこうり [3] 【成功裏・成功裡】
成功といえる状態のうち。「会は―に終わった」
せいこく
せいこく [0] 【正鵠】
〔「礼記(中庸・射義)」。「せいこう」は慣用読み〕
(1)的(マト)の中央の黒点。くろぼし。
(2)ねらいどころ。急所。要点。
せいこく
せいこく [0] 【精穀】
穀物を精白すること。
せいこく
せいこく [0] 【靖国】
国家を安泰にすること。鎮国。
せいこく
せいこく [0] 【聖告】
⇒受胎告知(ジユタイコクチ)
せいこく=を∘射(イ)る
――を∘射(イ)る
物事の急所・要点を正しくおさえる。正鵠を得る。正鵠を失わず。「―∘射た意見」
せいこつ
せいこつ 【性骨】
⇒しょうこつ(性骨)
せいこつ
せいこつ [0] 【整骨】
折れた骨やはずれた関節を治すこと。ほねつぎ。「―院」
せいこん
せいこん [0] 【生痕】
過去の生物の生活のあとをとどめる化石。足痕・穿孔(センコウ)・潜穴・巣・糞石など。
せいこん
せいこん [0] 【成婚】
結婚が成立すること。「皇太子御―」
せいこん
せいこん [0] 【聖痕】
「傷痕(シヨウコン){(2)}」に同じ。
せいこん
せいこん [1][0] 【精根】
物事をする精力と根気。気力。「―尽き果てる」「―を使い果たす」
せいこん
せいこん [1][0] 【精魂】
物事に打ち込む精神力。「―こめた仕事」
せいこん
せいこん【精根[魂]】
energy;→英和
vitality.→英和
〜を打ち込む put one's whole heart and soul <into> .〜を尽す exhaust one's energy.
せいこん=を傾ける
――を傾・ける
一つの物事に打ち込む。「研究に―・ける」
せいこんしんわ
せいこんしんわ [5] 【聖婚神話】
神々の,あるいは神と人間との結婚について語る神話。宇宙の創造や大地の豊穣と結びつくことが多い。
せいご
せいご [1][0] 【生後】
生まれてから後。「―四か月」
せいご
せいご [1] 【正誤】
(1)正しいことと誤っていること。
(2)誤っていることを正すこと。訂正。
せいご
せいご【正誤】
(a) correction.→英和
正誤表 a list of errata.
せいご
せいご [0] 【成語】
(1)成句。「故事―」
(2)「熟語」に同じ。
せいご
せいご [1] 【省悟】 (名)スル
反省して過ちを悟ること。「自ら信ずる所の怪僻なるを―せしむる/天賦人権論(辰猪)」
せいご
せいご 【勢語】
「伊勢物語」の略称。
せいご
せいご【生後】
<three months> after one's birth.〜4か月の乳児 a four-month-old baby.
せいご
せいご [0] 【鮬】
スズキの若魚の呼称。全長は約25センチメートル。
せいご
せいご [1] 【醒悟】 (名)スル
迷いからさめて,悟ること。
せいごう
せいごう [0] 【整合】 (名)スル
(1)〔consistence〕
論理が首尾一貫していること。「―的」
(2)ぴったり合っていること。また,きちんと合わせること。
(3)〔conformity〕
重なり合った二つの地層の堆積した年代がほぼ連続していること。
⇔不整合
(4)〔matching〕
ある系から異なる系にエネルギーを伝達する時,最大の効率で送れるように両者間の条件を調整すること。マッチング。
せいごう
せいごう [3][0] 【正号】
正の数であることを示す符号。プラス。「+」のこと。
⇔負号
せいごう
せいごう [0] 【精好】
「精好織り」の略。「―の緋の袴(ハカマ)ふみしだき/滝口入道(樗牛)」
せいごうおり
せいごうおり [0] 【精好織(り)】
経(タテ)・緯(ヨコ)とも,または緯糸のみを練絹糸で織った絹布。地質が細かくつやがあって美しい。主に袴(ハカマ)地として用いる。精好。
せいごうせい
せいごうせい [3] 【生合成】
生きている細胞内で物質が合成されること。
せいごうせい
せいごうせい [0] 【整合性】
〔consistency〕
「無矛盾性(ムムジユンセイ)」に同じ。
せいごうせつ
せいごうせつ [3] 【整合説】
〔coherence theory〕
ある命題の真偽は,他の命題群と整合的であるか否かで決定されるとする説。
⇔対応説
→真理
せいごうひら
せいごうひら [3][0] 【精好平】
男物の夏の袴地。地糸は経(タテ)糸・緯(ヨコ)糸ともに生糸を用い,縞(シマ)を練り糸で表す。
せいごおくだん
せいごおくだん 【勢語臆断】
注釈書。四巻。契沖著。1692年頃成立。伊勢物語を作り物語と考え,古今集との関係を考察,古注を批判した。
せいごひょう
せいごひょう [0] 【正誤表】
印刷物の誤りとその訂正を列記した表。
せいごん
せいごん [0] 【誓言】 (名)スル
誓いの言葉。せいげん。
せいさ
せいさ [1] 【青瑣】
格狭間(コウザマ)の一種。車の腰,経机(キヨウヅクエ)・門扉などに施される木彫で,猪目(イノメ)形の中に筋を刻んで緑青(ロクシヨウ)を塗ったもの。
せいさ
せいさ [1] 【性差】
男女・雌雄の性別による差。男女差。
せいさ
せいさ [1] 【精査】 (名)スル
細かい点までくわしく調べること。「火災現場を―する」「事物の性質を―熟察し/真善美日本人(雪嶺)」
せいさい
せいさい【精彩】
<lack> vividness;→英和
brilliance;→英和
life.→英和
せいさい
せいさい【正妻】
one's lawful wife.
せいさい
せいさい [0] 【聖裁】
天子の下す決定。聖断。上裁。
せいさい
せいさい [0] 【正妻】
(1)法律で認められた,正式に結婚した妻。本妻。
⇔内妻
(2)一夫多妻制で,第一位の妻。
せいさい
せいさい [0] 【制裁】 (名)スル
社会や集団の規則・慣習などにそむいた者に加えられるこらしめや罰。また,その罰を加えること。「―を加える」
せいさい
せいさい [0] 【星彩】
(1)星の光。
(2)雲母・水晶などの鉱物を光を通して眺めた時に見られる星のような光彩。
せいさい
せいさい [0] 【聖祭】
カトリック教会で,ミサ。
せいさい
せいさい【制裁】
punishment;chastisement;→英和
a <legal> sanction.→英和
〜を加える punish;→英和
take <economic> sanction.
せいさい
せいさい [0] 【精彩・生彩】
(1)あざやかで生き生きとしていること。活気にあふれていること。「―を放つ」「―に欠ける」
(2)輝かしい光。美しいいろどり。「―に富んだ絵」
せいさい
せいさい [0] 【精細】 (名・形動)[文]ナリ
こまかくくわしい・こと(さま)。精密。「―な報告書」「―に描写する」
せいさいぼう
せいさいぼう [3] 【精細胞】
動物の精巣にある生殖細胞の一。精子形成で,一個の精母細胞から減数分裂によって四個が生じそれぞれが構造変化をして精子となる。
せいさいぼう
せいさいぼう [3] 【性細胞】
「生殖細胞」に同じ。
せいさく
せいさく [0] 【正朔】
〔「正」は年の初め,「朔」は月の初め〕
(1)正月朔日。元旦。
(2)暦。暦法。
せいさく
せいさく [0] 【製作】 (名)スル
(1)物品・作品・道具などを作ること。
(2)(「制作」とも書く)映画・演劇・番組などを作ること。プロデュース。「―者」「娯楽番組を―する」
せいさく
せいさく【政策】
<adopt,frame> a policy.→英和
〜を実行(放棄)する carry out (give up) a policy.‖政策協定 an agreement on policies.政策綱領 a platform.外交(経済,社会)政策 a foreign (an economic,a social) policy.
せいさく
せいさく【製作】
manufacture;→英和
production.→英和
〜する make;→英和
produce.→英和
‖製作者 a producer.製作所 a factory;a works.製作費 production costs.
せいさく
せいさく [0] 【制作】 (名)スル
芸術作品などをつくること。「彫刻を―する」「卒業―」
→製作
せいさく
せいさく [0] 【政策】
(1)政府・政党などの,基本的な政治の方針。政治方策の大綱。政綱。
(2)政府・政党・個人や団体・企業などが,その目標達成のための手段としてとる,特定の方法・進路。
せいさく=を奉ず
――を奉ず
〔古代中国で,王の統治に服する者は,その王の制定した暦法を守ったことから〕
統治に服する。臣下・属国となる。
せいさくきんゆう
せいさくきんゆう [5] 【政策金融】
民間金融を補完し特定の政策目的を達成するため,政府金融機関が財政投融資資金を主な原資として行う貸し出し。産業の振興,中小企業の育成,住宅建設の促進などのために行われる。
せいさくず
せいさくず [4] 【製作図】
機械や部品などの製作に用いる図面。組み立て図・工程図など。
せいさぐんとう
せいさぐんとう 【西沙群島】
南シナ海の西部にある珊瑚(サンゴ)礁の島々。グアノを産する。中国・フィリピン・ベトナムが領有権を主張している。別名,パラセル群島。
せいさつ
せいさつ [0] 【生殺】 (名)スル
生かすことと殺すこと。「四時の気候万物の大小に随ひ之を育養―する如くなれば/明六雑誌 20」
せいさつ
せいさつ [0] 【精察】 (名)スル
くわしく観察・視察すること。
せいさつ
せいさつ [0] 【省察】 (名)スル
自らかえりみて考えること。しょうさつ。「煩悶して見たり―して見たり/雁(鴎外)」
せいさつ
せいさつ [0] 【制札】
一般に知らせる禁止事項や伝達事項を書いて,路傍などに立てておく札。たてふだ。「―場」
せいさつよだつ
せいさつよだつ [0] 【生殺与奪】
生かしたり殺したり,与えたり奪いとったりすること。どうしようと思うままであること。「―の権を握る」
せいさつよだつ
せいさつよだつ【生殺与奪の権を握る】
hold the power of life and death.
せいさべつ
せいさべつ【性差別(主義)】
sexism.→英和
せいさべつ
せいさべつ [3] 【性差別】
性別により差別すること。あるいはそのような差別を維持する制度のこと。
せいさん
せいさん [0] 【成算】
物事をやりとげることができるという見込み。成功する見込み。「―がある」「―が立たない」
せいさん
せいさん [0] 【凄惨・悽惨】 (名・形動)[文]ナリ
目もあてられないほどむごたらしい・こと(さま)。「―な事故現場」
[派生] ――さ(名)
せいさん
せいさん [0] 【星散】 (名)スル
星が空に散らばっていること。転じて,物があちこちに分散すること。「妓楼追々所々に―し弊害不�少(スクナカラザル)旨/新聞雑誌 12」
せいさん
せいさん【精算する】
settle an account (決算);→英和
keep an accurate account.精算所 a fare adjustment office (駅の).
せいさん
せいさん [0] 【聖餐】
イエスが最後の晩餐でパンと葡萄(ブドウ)酒をとり「これはわたしの身体わたしの血である」と言い,新しい契約(新約)として弟子たちに分け与えたことに基づく儀式。パンと葡萄酒を会衆に分かつ(二種陪餐)。聖体拝領。聖餐式。ユーカリスト。
せいさん
せいさん【聖餐】
the Holy Communion.聖餐台(杯) a Communion table (cup).
せいさん
せいさん【正餐】
a dinner.→英和
せいさん
せいさん [0] 【製産】 (名)スル
製造し産出すること。製造と産出。「礦石を破砕し且つ金を―する器械/新聞雑誌 27」
せいさん
せいさん【凄惨な】
ghastly;→英和
gruesome;→英和
appalling.
せいさん
せいさん【成算】
confidence[chances]of success.〜がある(ない) be confident (have little hope) of success.
せいさん
せいさん [0] 【清算】 (名)スル
(1)取引関係をもつ者の間で,債権債務の結末をつけること。「借金を―する」
(2)法人が解散した場合,後始末のために財産関係を整理すること。
(3)過去に関係していた事柄にはっきりした結末をつけること。「三角関係を―する」
せいさん
せいさん【清算】
liquidation.〜する liquidate;→英和
clear accounts;wind up.過去を〜する bury the past.→英和
‖清算会社 a company in liquidation.清算人 a liquidator.
せいさん
せいさん [0] 【青酸】
シアン化水素の水溶液。シアン化水素酸。
せいさん
せいさん [0] 【聖算】
(1)天子の年齢。宝算。聖寿。
(2)天子のはかりごと。聖謨(セイボ)。
せいさん
せいさん [0] 【正餐】
正式の献立による料理。西洋料理で,一日のうちの主な食事。ディナー。
せいさん
せいさん [0] 【生産】 (名)スル
(1)生活に必要な品物を作り出すこと。「電気部品を―する」「大量―」
(2)農業・工業・水産業をはじめ,財貨を生み出す各種経済活動の総称。
→国民総生産
(3)生活。家業。なりわい。「其―の難きは農民に異ならず/文明論之概略(諭吉)」
(4)生まれること。生まれ。「此国に―せし民人は/日本風景論(重昂)」
せいさん
せいさん [0] 【精算】 (名)スル
細かに計算すること。最終的に精密に計算し直すこと。「運賃を―する」
せいさん
せいさん【青酸】
hydrocyanic[prussic]acid.青酸カリ potassium cyanide.
せいさん
せいさん【生産】
production;→英和
manufacture.→英和
〜を削る(高める) curtail (increase) production.‖生産過剰 overproduction.生産管理 production control.生産者 a producer.生産者価格 the producer('s) price.生産性 productivity.生産制限 restriction of output.生産高 an output.生産地 a producing district.生産費 production cost.生産物 a product;produce (農産物).生産方式 a production method.生産目標 <attain> a goal of production.
せいさんえん
せいさんえん [3] 【青酸塩】
シアン化水素酸の塩で,シアン化物の別名。
せいさんかかく
せいさんかかく [5] 【生産価格】
生産コストに平均利潤を加えたもの。
せいさんかくけい
せいさんかくけい [5] 【正三角形】
三辺の長さの等しい三角形。その三つの角も等しく,すべて六〇度である。
せいさんかくけい
せいさんかくけい【正三角形】
an equilateral[a regular]triangle.
せいさんかじょう
せいさんかじょう [0] 【生産過剰】
社会の購買力以上に商品が生産されること。
せいさんかんけい
せいさんかんけい [5] 【生産関係】
生産過程において生産手段と労働力の結合される仕組み,すなわち生産手段の所有の形式によって規定される人間関係。この関係は社会的生産諸力との関係において,一定の生産様式を構成する。
せいさんかんじょう
せいさんかんじょう [5] 【清算勘定】
⇒オープン-アカウント
せいさんかんすう
せいさんかんすう [5] 【生産関数】
労働・資本などの生産要素の投入量とそれから得られる産出量との技術的関係を示す関数。
せいさんかんり
せいさんかんり [5] 【生産管理】
(1)企業において,生産活動の合理化・能率化をはかるためになされる生産に関する予測・計画・統制などの管理活動。
(2)労働者の争議行為の一形態。労働者が使用者の指揮・命令を排除し,自主的に生産・業務を管理すること。業務管理。
せいさんがいしゃ
せいさんがいしゃ [5] 【清算会社】
会社の解散後,その清算の目的の範囲内でのみ存続する会社。
せいさんくみあい
せいさんくみあい [5] 【生産組合】
協同組合を機能的に分類した場合の一。小規模生産者が経済的弱点を補うために共同して,生産手段の購入,生産物の加工・販売を行う組合。農業協同組合・漁業協同組合・工業協同組合など。
せいさんこくみんしょとく
せいさんこくみんしょとく [9] 【生産国民所得】
生産の面からとらえた国民所得で,一定期間に生産された国民総産出額から,その生産に要した費用を差し引いたもの。一定期間の付加価値の総計。
せいさんざい
せいさんざい [3] 【生産財】
商品の生産のために使用される財。
⇔消費財
せいさんざい
せいさんざい【制酸剤】
<胃薬> (an) antacid.→英和
せいさんしき
せいさんしき [3] 【聖餐式】
「聖餐」に同じ。
せいさんしじょう
せいさんしじょう [5] 【清算市場】
売買取引の行われる市場の一。実物の受け渡しはしないで差金の授受によって清算をなし得る市場。具体的には商品取引所。
⇔実物市場
せいさんしほん
せいさんしほん [5] 【生産資本】
生産過程で機能する資本。労働力および生産手段の形態をとる。
⇔流通資本
せいさんしゃ
せいさんしゃ [3] 【生産者】
(1)生産に従事する人。
⇔消費者
(2)〔生〕 ある空間の食物連鎖において,無機物から有機物を合成することのできる独立栄養生物の総称。普通は緑色植物がこれにあたる。
せいさんしゃかかく
せいさんしゃかかく [6] 【生産者価格】
生産者が生産物を流通業者に販売する時の価格で,生産費に生産者の利潤を加えたもの。生産者米価のように,政府が農家から買い入れる際の価格をさすこともある。
→消費者価格
せいさんしゃべいか
せいさんしゃべいか [6] 【生産者米価】
政府が生産調整を実施した生産者から買い入れる米の価格。需給事情により変動する自主流通米の価格が反映される。
せいさんしゃよじょう
せいさんしゃよじょう [6] 【生産者余剰】
生産者の総収入から,固定費と変動費を合わせた総費用を差し引いた残り。
→消費者余剰
せいさんしゅだん
せいさんしゅだん [5] 【生産手段】
労働と結びついて,生産物形成のために消費される物的要素。労働対象(原料・補助材料など)と労働手段(道具・機械・建物など)からなる。
せいさんしょとく
せいさんしょとく [5] 【清算所得】
法人の解散・合併の際,残余財産価額から解散・合併当時の資本などの金額を控除した金額。
せいさんしりょう
せいさんしりょう [5] 【生産飼料】
家畜の生命を維持するだけでなく,労役や肉・卵・乳・毛・皮などを生産するのに必要な飼料。
→維持飼料
せいさんじょ
せいさんじょ [0][5] 【清算所】
清算する場所。特に手形交換所など,多数の人が債権・債務を清算する機関。
せいさんせい
せいさんせい [0] 【生産性】
生産のために投入される労働・資本などの生産要素が生産に貢献する程度。生産量を生産要素の投入量で割った値で表す。
せいさんせいきじゅんげんり
せいさんせいきじゅんげんり [10] 【生産性基準原理】
1969年(昭和44)の春闘から日経連が打ち出している賃上げ基準。名目賃金の平均上昇率を生産性上昇率の範囲内に抑えるべきだというもの。
せいさんせいげん
せいさんせいげん [5] 【生産制限】 (名)スル
商品過剰と値下がりを防ぐため,生産者が生産活動を縮小して商品の生産高を抑えること。生産調整。
せいさんせいこうじょううんどう
せいさんせいこうじょううんどう [11] 【生産性向上運動】
生産性を高めることで経済発展を図ろうとする運動。運動の中核機関として1955年(昭和30)に日本生産性本部が設けられたが,労組の参加をめぐって賛否の対立を生んだ。マル生運動。
せいさんだか
せいさんだか [3] 【生産高】
生産した物の量。また,その金額。産出量。生産額。
せいさんてき
せいさんてき [0] 【生産的】 (形動)
(1)生産に関係のあるさま。
(2)新しい物事を生み出したり,発展をもたらしたりするさま。建設的。「―な意見」
せいさんてきしこう
せいさんてきしこう [0] 【生産的思考】
単なる経験の再生ではなく,新しい解決法や認識を生み出すような思考。
せいさんとし
せいさんとし [5] 【生産都市】
水産都市・工業都市などのように,都市の中心的機能が生産を中心にして形成された都市。
せいさんとりひき
せいさんとりひき [5][6] 【清算取引】
商品取引所で行われる先物取引の一種。目的物を受け渡しせず反対売買を行い,代金の差額,すなわち差金の授受で決済することもできる取引。証券取引所では認められていない。
→実物取引
せいさんにん
せいさんにん [0] 【清算人】
法人が解散して清算をする場合に,その清算事務を担当する者。
せいさんねんれい
せいさんねんれい [5] 【生産年齢】
生産活動に従事しうる年齢。通常満一五歳以上六五歳未満をいう。
せいさんねんれいじんこう
せいさんねんれいじんこう [9] 【生産年齢人口】
生産年齢の人口。労働市場にあらわれる可能性をもつ。
せいさんほうじん
せいさんほうじん [5] 【清算法人】
法人の解散後,その清算の目的の範囲内でのみ存続する法人。
せいさんほうじん
せいさんほうじん [5] 【生産法人】
⇒農業生産法人
せいさんやく
せいさんやく [3] 【制酸薬】
胃液中の塩酸を化学的に中和し,胃酸過多や消化性潰瘍などの治療に用いる薬。重曹・酸化マグネシウムなど。制酸剤。
せいさんようしき
せいさんようしき [5] 【生産様式】
社会が物質的な財貨を生産するための様式。マルクス主義経済学では,歴史上,原始共同体・奴隷制・封建制・資本主義・社会主義の五つの基本的な型に分類される。この様式は生産力と生産関係が統一されて成立する。
→生産関係
せいさんようそ
せいさんようそ [5] 【生産要素】
生産を行うのに必要な要素。労働・土地・資本をさす。
せいさんりょく
せいさんりょく [3] 【生産力】
社会が物質的財貨を生み出し得る力。労働力と生産手段が一定の生産関係のもとで結合して成立する。
せいさんりょくち
せいさんりょくち [5] 【生産緑地】
市街化区域内の土地または森林で,生産緑地法(1974年制定)に基づいて指定されたもの。良好な都市環境を守るために設けられ,税制上の優遇措置がある。
せいさんカリ
せいさんカリ [5] 【青酸―】
シアン化カリウムの別名。
せいさんカルテル
せいさんカルテル [5] 【生産―】
⇒数量カルテル
せいさんコスト
せいさんコスト [5] 【生産―】
財貨の生産のために要した費用。生産費。
せいざ
せいざ [0] 【静座・静坐】 (名)スル
気持ちを落ち着けて,静かにすわること。「宿に帰りて―する事久し/ふところ日記(眉山)」
せいざ
せいざ【星座】
《天》a constellation.→英和
せいざ
せいざ【正座する】
sit upright[square].
せいざ
せいざ [0] 【正座・正坐】 (名)スル
足をくずさず,行儀正しくすわること。端座。「―して対する」
せいざ
せいざ [0] 【星座】
天空の恒星をその見かけ上の位置によって結びつけ,動物や人物などに見立てて,天球上の区分としたもの。現在学問上は,古代ギリシャの星座をもととして加除整理し,南天の星座を追加したものが使用されており,八八座ある。星宿。
せいざ
せいざ【静座する】
sit quietly.
せいざい
せいざい [0] 【製剤】 (名)スル
薬剤を製造すること。また,その製品。
せいざい
せいざい [0] 【製材】 (名)スル
原木を鋸(ノコギリ)などによって角材・板材などに加工すること。また,その加工品。「―業」
せいざい
せいざい【製材】
sawing;lumbering <industry> .製材所 a sawmill;→英和
a lumber mill.
せいざず
せいざず [3] 【星座図】
星座を記入した天球図。
せいざはやみ
せいざはやみ [4] 【星座早見】
天球を平板状に表し,ある地点の,任意の月日・時刻における星座の位置を簡便に見られるように工夫した器具。
せいざほう
せいざほう [0][3] 【静座法】
静座によって姿勢や呼吸を整え,心気の流れを統一して,心身の修養をはかる方法。神道・朱子学・武術など諸道で行われる東洋的行法の一つであるが,健康法や精神修養法としても一般に行われる。
せいざん
せいざん [1] 【青山】
(1)木が青々と生い茂った山。青峰。
(2)〔蘇軾の詩「授�獄卒梁成�以遺�子由�」の一節「是処青山可�埋�骨」から〕
骨を埋める地。墳墓の地。「人間(ジンカン)到る所―あり」
(3)唐から伝来したといわれる琵琶の名器の名。「彼の―と申す御琵琶は/平家 7」
せいざんちょう
せいざんちょう 【西山朝】
ベトナムの王朝。1778年阮文岳ら三兄弟が黎朝を倒して建てたが,1802年阮福映に滅ぼされた。
せいざんは
せいざんは 【西山派】
法然の弟子証空による浄土宗の一派。念仏を天台的に解釈する。現在は西山禅林寺派・西山浄土宗・西山深草派・西山曼陀羅寺派などに分立。
せいし
せいし【誓紙】
a written oath.
せいし
せいし【静止】
stillness;→英和
repose.→英和
〜する〔動〕rest;→英和
stand still;〔形〕at rest;standing.→英和
‖静止衛星 a synchronous[stationary]satellite.
せいし
せいし【精子】
《生理》a sperm(atozoon).→英和
せいし
せいし【製糸】
spinning.→英和
製糸業 the silk-reeling industry.
せいし
せいし【生死】
<hover between,a matter of> life and death.〜に拘わる vital.→英和
〜不明の <be> missing.→英和
せいし
せいし【制止】
control;→英和
restraint.→英和
〜する restrain;→英和
check;→英和
keep <a person> from <doing> .〜しきれない be beyond one's control.
せいし
せいし [1] 【旌幟】
はた。のぼり。
せいし
せいし【製紙】
paper manufacture[making].‖製紙業 paper manufacturing.製紙工場 a paper mill.
せいし
せいし [1] 【世子・世嗣】
諸侯のあとつぎ。
せいし
せいし【正視する】
look <a person> in the face;→英和
look squarely <at> .〜するに忍びない cannot bear to look <at> .
せいし
せいし【正史】
authentic history.
せいし
せいし [1] 【正史】
(1)国家によって編纂(ヘンサン)された正式の歴史書。
⇔外史
⇔稗史(ハイシ)
(2)中国の紀伝体で書かれた歴史書。特に「史記」を初めとする歴史書二十四史をさす。これに「新元史」を加えたものを二十五史とよぶ。
→正史(2)[表]
せいし
せいし [1] 【青侍】
〔「あおざむらい」の音読〕
公卿の家に仕えた六位の侍。青色の袍を着ていたところからいう。
せいし
せいし [1] 【省思】 (名)スル
自らの行為をかえりみて考えること。「其事の本末を―して以為らく/花柳春話(純一郎)」
せいし
せいし [1] 【正使】
中心となる使者。主たる使者。
せいし
せいし [0] 【製糸】
繭を煮て糸を繰り,数本集めて一本の糸にする工程。「―業」
せいし
せいし [0][1] 【正視】 (名)スル
まっすぐに見つめること。対象を正面から見つめること。「―するにしのびない」
せいし
せいし [1] 【聖旨】
天子の意見。帝王の考え。
せいし
せいし [1] 【誓詞】
誓いの言葉。誓言。
せいし
せいし [1] 【青紫】
(1)青と紫。
(2)青綬と紫綬。
(3)〔漢書(夏侯勝伝)〕
公卿の衣冠の色。公卿の地位。高位高官。「―堂上に陰映して,天極に星を列ねたり/太平記 11」
せいし
せいし [1] 【生祠】
その人の徳を慕い,存命中から生き神としてまつったやしろ。
せいし
せいし [1] 【生歯】
〔周礼(秋官・司民)〕
(1)ことし生まれた子。当歳の子。
(2)転じて,国民。人民。
せいし
せいし [1] 【成歯】
乳歯が抜けたあとに生える歯。永久歯。
せいし
せいし [1] 【西詩】
西洋の詩。
せいし
せいし [0] 【制止】 (名)スル
相手の言葉や行動をおさえ,とどめること。「発言を―する」
せいし
せいし [0] 【製紙】
紙を製造すること。「―工場」
せいし
せいし [0] 【制詞】
(1)戒めのことば。
(2)「制の詞(コトバ)」に同じ。
せいし
せいし [1] 【誓紙】
誓いの言葉を書いた紙。起請文(キシヨウモン)。
せいし
せいし [1] 【姓氏】
(1)姓(カバネ)と氏(ウジ)。氏姓。
(2)「名字(ミヨウジ)」に同じ。
せいし
せいし [1] 【青史】
〔昔,紙のない時代,青竹を火で炙(アブ)って青みを除いた竹簡に書きつけたことから〕
記録。歴史書。
せいし
せいし [1] 【青糸】
(1)青色の糸。新芽をふいた柳の枝にたとえる。
(2)美しい黒髪をたとえていう語。「―の髪疎(オロソ)かにして/太平記 6」
せいし
せいし [1] 【生紙】
⇒きがみ(生紙)
せいし
せいし [1] 【静思】 (名)スル
静かに思うこと。静かに考えること。「―黙考の学者/うづまき(敏)」
せいし
せいし [1] 【精翅】
鱶(フカ)のひれを煮て,筋をとって製した食品。中国料理に用いる。
せいし
せいし [1] 【精子】
生物の雄の生殖細胞。小形で運動性に富む。大部分の動物の精子は頭部・中片部・尾部からなり,形は種によりさまざま。動物のほか植物の一部(コケ・シダ類・イチョウ・ソテツなど)にもみられる。精虫。
せいし
せいし [0] 【整枝】 (名)スル
樹木の枝を目的に合わせて,切ったりたわめたりして形を整えること。
せいし
せいし 【西施】
中国,春秋時代の越の美女。越王勾践(コウセン)は呉王夫差の色好みを知って西施を献上した。呉王はその色香に迷って政治を怠り,越に滅ぼされた。
せいし
せいし 【勢至】
「勢至菩薩」の略。
せいし
せいし 【誓子】
⇒山口(ヤマグチ)誓子
せいし
せいし【世嗣】
an heir apparent.
せいし
せいし [0] 【静止】 (名)スル
(1)動かず,じっとしていること。
(2)物体がその位置を変えないこと。
⇔運動
せいし
せいし [1] 【生死】
生きることと死ぬこと。いきしに。しょうじ。「―不明」「―にかかわる」「―を共にする」
せいし
せいし [1] 【正矢】
近世の和算における八線表(三角関数表)で,1 からある角の余弦を引いたもの。1−cosθ をいう。
→余矢(ヨシ)
せいし=の顰(ヒソ)みに倣(ナラ)う
――の顰(ヒソ)みに倣(ナラ)う
〔西施が胸を病み,胸をかかえて顔をしかめるのを見た醜女が,自分もそのしぐさを真似れば美しく見えると思って顔をしかめたところ,人が気味悪がったという「荘子(天運)」の寓話から〕
むやみに人の真似をして物笑いとなること。また,人の真似をしたものであることを謙遜していう場合に使う。西施捧心(ホウシン)。単に「顰みに倣う」とも。
せいしえいせい
せいしえいせい [4] 【静止衛星】
地上から見かけ上静止して見える人工衛星。赤道上空高度約3.6万キロメートルの円軌道に打ち上げ,周期を地球の自転と同時間の二四時間となるようにする。通信・気象観測に利用。
せいしか
せいしか [3] 【聖紫花】
ツツジ科の常緑低木。石垣島・西表島,台湾の山地に生える。三,四月,枝先に径6,7センチメートルの淡紅紫色の花をつける。
せいしかく
せいしかく [3] 【静止核】
細胞分裂をしていない細胞の核。球形をしており,DNA 合成などの代謝をさかんに行う。休止核。間期核。代謝核。
せいしかずら
せいしかずら [4] 【青紫葛】
ブドウ科の常緑つる性植物。インドネシア原産。観葉植物として栽培。葉は長心臓形で,緑色地に白・紫紅色などの斑紋があり,裏面は暗赤紫色。葉全体にビロード状の光沢がある。
せいしがほうそう
せいしがほうそう [5] 【静止画放送】
通常のテレビのような動画でなく,一こま一こま静止した画像を音声とともに送る放送。
せいしがん
せいしがん [0] 【正視眼】
正常の屈折状態を有する眼。正視眼では調節作用が起こっていない時に無限遠の距離から来る光が網膜上に結像する。
せいしき
せいしき [0] 【清拭】 (名)スル
病人などの,身体をふいて清潔にすること。
せいしき
せいしき [0] 【制式】
定められた様式。きまり。
せいしき
せいしき [0] 【正式】 (名・形動)
きめられたとおりの,またおおやけに認められたとおりのやり方である・こと(さま)。本式。「―の訪問」「―な文書」「―に認可される」
→略式
せいしき
せいしき [0] 【整式】
〔数〕 式をまとめた時,ある文字について加・減・乗以外の演算を含まない場合,この式はその文字について整式であるという。文字を指定しない時は分母や根号の中に文字が含まれていない式をいう。
せいしき
せいしき 【西使記】
中国,元代の旅行記。一巻。1263年に成立。憲宗の命令で西域に派遣された常徳の紀行を,劉郁が筆録したもの。
せいしき
せいしき【正式】
proper form.〜の formal;→英和
official;→英和
regular;→英和
proper;→英和
《法》plenary.→英和
〜に formally;→英和
officially;→英和
duly.→英和
〜手続 <go through> due formalities.
せいしきうらがき
せいしきうらがき [5] 【正式裏書(き)】
⇒記名式裏書き
せいしきさいばん
せいしきさいばん [5] 【正式裁判】
略式命令または交通事件即決裁判手続法による裁判を受けた者や検察官が不服を申し立てた時,通常の公判手続に基づいて行われる裁判。
せいしげき
せいしげき [3] 【聖史劇】
〔(フランス) mystère〕
中世末期,ヨーロッパに流行した宗教劇。キリストの生誕・受難・復活などを劇に仕組んだもの。初めは教会内で行われたが,やがて街の広場で上演されるようになった。神秘劇。
せいしごえ
せいしごえ [4] 【制し声】
貴人の通行の時などに,路上の人に注意をうながすためのかけ声。警蹕(ケイヒツ)。
せいししつりょう
せいししつりょう [5] 【静止質量】
相対論的力学において,静止している物体のもつ質量。ニュートン力学における通常の質量に等しい。
せいしつ
せいしつ [0] 【正室】
(1)(高貴な人の)正妻。本妻。
⇔側室
(2)おもてざしき。
せいしつ
せいしつ【性質】
[天性]nature;→英和
disposition;→英和
property;→英和
quality;→英和
character.→英和
〜の良い(良くない) good-(ill-)natured;of good (bad) character.→英和
問題の〜上 from the nature of the matter.→英和
せいしつ
せいしつ [0] 【青漆】
色漆の調合に用いる青緑色の漆。
せいしつ
せいしつ [0] 【性質】
(1)その人に生まれつき備わっている気質。人となり。天性。「温和な―」
(2)他のものと区別しうる,そのもの本来のありかた。「さびにくいという―をもつ金属」「問題の―が違う」
(3)「質(シツ){(3)
(ア)}」に同じ。
せいしつ
せいしつ [0] 【声質】
その人に特有の声の質。
せいしつちょう
せいしつちょう 【星室庁】
〔Star Chamber〕
1487年ロンドンのウェストミンスター宮殿の星の間に設置された刑事特別裁判所。ヘンリー七世により確立。国王直属のため絶対王政の専制機関化した。1640年廃止。
せいしでんい
せいしでんい [4] 【静止電位】
静止状態で生体細胞の膜の内外に生じている電位差。細胞内が負で通常60〜90ミリボルト。皮膚などの上皮組織の内外両面の間(上皮電流)や筋・神経繊維などの損傷部と正常部との間(損傷電流)の電位差によって生じる電流を静止電流という。
せいしにゅう
せいしにゅう [3] 【西施乳】
〔フグの腹の白い部分を西施の乳房にたとえたものか〕
フグの異名。
せいしはい
せいしはい [3] 【性支配】
男女間に支配と従属の関係があること。男性が女性を支配すること。男性支配。
せいしぼく
せいしぼく [3] 【青紫木】
トウダイグサ科の常緑低木。ベトナム原産。明治初年に渡来し,観葉植物として栽培される。高さ1,2メートル。葉は倒披針形で,裏面が紅紫色を呈し美しい。
せいしぼさつ
せいしぼさつ 【勢至菩薩】
〔梵 Mahāsthāmaprāpta〕
智慧を象徴する菩薩。阿弥陀三尊の一つで,阿弥陀仏の右の脇侍。像の特徴は,冠に宝瓶をのせていること。大勢至菩薩。勢至。
勢至菩薩[図]
せいしまさつ
せいしまさつ [4] 【静止摩擦】
ある面上の物体に外力を加えて物体を動かそうとしたとき,それを妨げるように面から面の接線方向に働く抵抗。物体が動きだす直前の摩擦力を最大静止摩擦力という。
⇔運動摩擦
せいしまさつけいすう
せいしまさつけいすう [7][9] 【静止摩擦係数】
最大静止摩擦力と垂直抗力との比。
せいしめんたい
せいしめんたい [0] 【正四面体】
四つの面が合同な正三角形でできている正多面体。
せいしゃ
せいしゃ [1] 【政社】
「政治結社」の略。
せいしゃ
せいしゃ [1] 【清洒・清灑】 (名・形動)[文]ナリ
華美なところがなくさっぱりとしている・こと(さま)。「―な家屋のバルコンから/ふらんす物語(荷風)」
せいしゃ
せいしゃ [1] 【勢車】
「弾車(ハズミグルマ)」に同じ。
せいしゃ
せいしゃ [1] 【生者】
〔「せいじゃ」とも〕
生きている者。命ある者。しょうじゃ。
せいしゃ
せいしゃ [0] 【斉射】 (名)スル
一斉射撃をすること。
せいしゃ
せいしゃ [1] 【精舎】
⇒しょうじゃ(精舎)
せいしゃ
せいしゃ [1] 【盛者】
⇒じょうしゃ(盛者)
せいしゃいん
せいしゃいん【正社員】
a regular[full]member.
せいしゃえい
せいしゃえい [3] 【正射影】
〔数〕 一点からある直線または平面上に下ろした垂線の足。図形についても,図形上のすべての点の垂線の足の集合を正射影と呼ぶ。
せいしゃえい
せいしゃえい【正射影】
an orthogonal projection.
せいしゃずほう
せいしゃずほう [4] 【正射図法】
地図投影法の一。視点を無限大の距離において,地心を通る平面に地球表面を垂直に投影する図法。得られる図は地球を遠くから眺めた感じがある。直射図法。
せいしゅ
せいしゅ [0] 【清酒】
(1)日本特有の,米と米麹(コメコウジ)とで醸造したもろみを濾(コ)して得た澄んだ酒。日本酒。酒。
(2)(濁酒に対して)澄んだ良質の酒。
⇔濁酒
せいしゅ
せいしゅ [1] 【聖主】
聖徳のある君主。聖君。
せいしゅ
せいしゅ【清酒】
(refined) sake.→英和
せいしゅう
せいしゅう [0] 【清秀】 (名・形動)[文]ナリ
容姿が清らかでひいでている・こと(さま)。「眉目―の紳士/社会百面相(魯庵)」
せいしゅう
せいしゅう [0] 【盛秋】
(1)秋の最中。秋らしい趣のさかりの時期。
(2)陰暦八月の異名。
せいしゅう
せいしゅう 【西周】
⇒周(シユウ)
せいしゅう
せいしゅう 【西収】
〔「東作」にならって日本で作った漢語。「西」は秋の意〕
秋の,作物の取り入れ。さいしゅう。
⇔東作
「春は東作の企てを忘れ,秋は―の営みを棄ててければ/盛衰記 41」
せいしゅう
せいしゅう 【勢州】
伊勢(イセ)国の別名。
せいしゅう
せいしゅう 【青州】
〔中国の昔の州の名〕
「青州の従事(ジユウジ)」の略。
せいしゅう
せいしゅう [0] 【清秋】
空が清く澄みわたった秋。
せいしゅうかん
せいしゅうかん [3] 【聖週間】
教会暦で,復活祭前の一週間。聖週。受難週。
せいしゅうき
せいしゅうき [3] 【性周期】
哺乳類の発情周期と月経周期のこと。
せいしゅうじょしだいがく
せいしゅうじょしだいがく セイシウヂヨシ― 【静修女子大学】
私立大学の一。1922年(大正11)創立の札幌静修会女学校を源とし,92年(平成4)設立。本部は札幌市豊平区。
せいしゅうのじゅうじ
せいしゅうのじゅうじ 【青州の従事】
〔「世説新語」による。従事は刺史を助ける官のこと〕
よい酒。美酒。青州。
せいしゅく
せいしゅく [0] 【静粛】 (名・形動)[文]ナリ
静かに慎んでいる・こと(さま)。「―に願います」「―な聴衆」
[派生] ―― さ(名)
せいしゅく
せいしゅく [0] 【静淑】 (名・形動ナリ)
立ち居振る舞いのもの静かでしとやかな・こと(さま)。「尤も―で端麗なのはるびな令嬢で/露団々(露伴)」
せいしゅく
せいしゅく【静粛】
silence.→英和
〜な(に) silent(ly);→英和
still;→英和
quiet(ly).→英和
せいしゅく
せいしゅく [0] 【正粛】 (名・形動ナリ)
正しくつつしみ深い・こと(さま)。「厳尊―なる/慨世士伝(逍遥)」
せいしゅく
せいしゅく [0] 【星宿】
昔,中国で星を二十八宿にまとめた,その星座。
せいしゅく
せいしゅく [0] 【整粛】 (名・形動ナリ)
行儀作法などの整っておごそかな・こと(さま)。「威厳―なる貴国の軍艦/近世紀聞(延房)」
せいしゅつ
せいしゅつ [0] 【正出】
「嫡出(チヤクシユツ)」に同じ。
せいしゅつ
せいしゅつ [0] 【生出】 (名)スル
うまれ出ること。また,うみ出すこと。「石炭の―するも/天賦人権論(辰猪)」
せいしゅつ
せいしゅつ [0] 【製出】 (名)スル
つくりだすこと。「安永八年始めて日傘を―し/日本開化小史(卯吉)」
せいしゅん
せいしゅん【青春】
youth;→英和
the spring time of life.〜の youthful <blood> .→英和
‖青春時代 one's youthful days.
せいしゅん
せいしゅん [0] 【青春】
(1)若く元気な時代。人生の春にたとえられる時期。青年時代。「―を謳歌する」「―期」「―時代」
(2)春。陽春。「彼の―に応じて/本朝文粋」
せいしょ
せいしょ [1] 【盛暑】
夏の暑さのはなはだしいこと。また,夏の一番暑い盛りの時期。盛夏。「―の候」
せいしょ
せいしょ【聖書】
the (Holy) Bible;the Scriptures.〜の Biblical.‖新(旧)約聖書 the New (Old) Testament.
せいしょ
せいしょ [1] 【成書】
書物として成っているもの。書物。
せいしょ
せいしょ [1] 【誓書】
誓いの旨を記した文書。誓紙。
せいしょ
せいしょ [1] 【青書】
〔blue book〕
イギリスで,議会や枢密院の報告書。表紙の青いことからいう。
→白書
せいしょ
せいしょ [0] 【清書】 (名)スル
下書きなどをきれいに書き直すこと。また,そのもの。きよがき。浄書。「―した原稿」
せいしょ
せいしょ [1] 【聖書】
(1)キリスト教の正典。新約聖書と旧約聖書の総称。バイブル。
(2)聖人の書いた書物。聖典。
せいしょ
せいしょ【清書】
<make> a fair copy <of> .
せいしょ
せいしょ [0] 【正書】
「楷書(カイシヨ)」に同じ。
せいしょう
せいしょう [0] 【済勝】
景色のよい所を尋ね歩くこと。さいしょう。
せいしょう
せいしょう [0] 【清勝】
手紙文で,相手が健康で無事に暮らしていることを喜ぶ意で用いる語。「益々御―の段」
せいしょう
せいしょう [0] 【正称】
(通称・俗称に対して)正式の名称。
せいしょう
せいしょう [0] 【精詳】 (名・形動ナリ)
こまかくくわしい・こと(さま)。詳精。「―に言ざりき/西国立志編(正直)」
せいしょう
せいしょう [0] 【星章】
星をかたどったしるし。旧陸軍で帽章や襟章などに用いた。
せいしょう
せいしょう [0] 【政商】
政府や政治家と結びつき,特権的な利益を得ている商人。
せいしょう
せいしょう [0] 【正賞】
主たる賞。本来の賞。金や品物などが添えられる場合に,賞状をさしていう。
⇔副賞
せいしょう
せいしょう [0] 【制勝】 (名)スル
勝ちを制すること。勝つこと。
せいしょう
せいしょう [0] 【盛昌】 (名・形動ナリ)
勢いの盛んな・こと(さま)。「此の主義甚だ―なるに至れり/天賦人権論(辰猪)」
せいしょう
せいしょう [0] 【青松】
青々と茂る松。緑の松。「白砂―」
せいしょう
せいしょう [0] 【整商】
〔数〕 整数である商。
せいしょう
せいしょう [0] 【聖詔】
天子の言葉。みことのり。
せいしょう
せいしょう【斉唱】
unison.→英和
〜する sing in unison.→英和
せいしょう
せいしょう [0] 【斉唱】 (名)スル
(1)同じ旋律を多くの人が同時に歌うこと。ユニゾン。「校歌を―する」
(2)一斉にとなえること。
→合唱
→独唱
→重唱
せいしょう
せいしょう [0] 【清祥】
手紙文で,相手が幸福に暮らしていることを祝う意で用いる語。「御―の由」
せいしょう
せいしょう [0] 【清宵】
夜気のさわやかな宵(ヨイ)。
せいしょう=我意(ガイ)に任(マカ)す
――我意(ガイ)に任(マカ)す
権勢が盛んで,自分の意のままに振る舞う。
せいしょうき
せいしょうき セイシヤウキ 【西廂記】
⇒せいそうき(西廂記)
せいしょうじ
せいしょうじ 【青松寺】
東京都港区愛宕にある曹洞宗の寺。山号万年山。1476年太田道灌が武蔵(ムサシ)国貝塚に創建。慶長年間(1596-1615)現地に移転。泉岳寺・総泉寺とともに曹洞宗江戸三か寺の一。
せいしょうなごん
せいしょうなごん 【清少納言】
紫式部と共に平安中期を代表する女流文学者。生没年,本名未詳。父清原元輔は「後撰集」撰者,曾祖父深養父(フカヤブ)も著名な歌人。一条天皇中宮定子に仕え,清原姓に因んで清少納言と呼ばれた。和漢の学に通じた才女として名を馳せ,「枕草子」を著す。家集に「清少納言集」がある。
せいしょうねん
せいしょうねん【青少年】
the younger generation;youth.→英和
せいしょうねん
せいしょうねん [3] 【青少年】
青年と少年。若い人たち。
せいしょうねんせきじゅうじ
せいしょうねんせきじゅうじ [9] 【青少年赤十字】
赤十字事業の一部門。小・中・高の各学校のクラスを単位として,性別・宗教・イデオロギーの別なく組織され,青少年の健康・奉仕・親善を目的とする。
せいしょうねんほごいくせいじょうれい
せいしょうねんほごいくせいじょうれい 【青少年保護育成条例】
青少年の保護育成,そのための環境整備などを内容として,地方公共団体が制定する条例。有害な図書・映画の指定,みだらな行為のための場所の提供の禁止など,内容はそれぞれの条例で異なるが,全国都道府県のほとんどが制定している。
せいしょうのぐ
せいしょうのぐ 【済勝の具】
〔世説新語(棲逸)〕
丈夫な足のこと。健脚。「わたくしに優つた―を有してゐた/渋江抽斎(鴎外)」
せいしょく
せいしょく [0] 【製織】
織物を織ること。機(ハタ)織り。「―機」
せいしょく
せいしょく【生色がない】
be more dead than alive.
せいしょく
せいしょく【聖職】
<take> holy orders.
せいしょく
せいしょく【生殖】
reproduction;→英和
generation.→英和
〜する reproduce;→英和
generate.→英和
‖生殖器 sexual organs.生殖細胞 a generative cell.生殖力 generative power.
せいしょく
せいしょく [0] 【生食】 (名)スル
なまのまま食べること。「オレンジを―する」
せいしょく
せいしょく [0] 【生色】
生き生きとした元気な顔色や様子。「―を取り戻す」「―を失う」
せいしょく
せいしょく [0] 【聖職】
神聖な職業。
せいしょく
せいしょく [0] 【世職】
世襲の職業・官職。せしょく。
せいしょく
せいしょく [0] 【星食】
月が星を覆い隠す現象。月の運動の測定や測地学上の位置の測定に利用する。掩蔽(エンペイ)。
せいしょく
せいしょく [0] 【青色】
青い色。
せいしょく
せいしょく [0] 【生植】 (名)スル
草木がはえていること。「一百種の樹木―し/日本風景論(重昂)」
せいしょく
せいしょく [0] 【生殖】 (名)スル
(1)うみふやすこと。「工業昌盛にして,貨財―するその根元基礎は/西国立志編(正直)」
(2)生物の個体が自己と同じ種類の新しい個体を生ずる現象。無性生殖と有性生殖とがある。
せいしょく
せいしょく [0] 【声色】
(1)声と顔色。「―を和らげる」
(2)ようす。「―をうかがう」
(3)音楽の楽しみと女色。「宴飲―を事とせず/徒然 217」
せいしょくう
せいしょくう [4] 【生殖羽】
雄の鳥に,繁殖期だけに現れる美しい羽毛。繁殖羽。
せいしょくき
せいしょくき [3][4] 【生殖器】
「生殖器官」に同じ。
せいしょくきかん
せいしょくきかん [6][5] 【生殖器官】
有性生殖をする動物に備わっている生殖のための器官。動物では生殖腺・生殖輸管・交接器などから成る。植物では種子植物の花,シダ・コケ植物の配偶子嚢などをいう。生殖器。ヒトの場合は,多く性器という。
せいしょくきすうはい
せいしょくきすうはい [6] 【生殖器崇拝】
男女の生殖器をかたどった象徴に豊穣多産などの意味を与え,それらを尊崇すること。性器崇拝。
せいしょくぎじゅつ
せいしょくぎじゅつ [5] 【生殖技術】
不妊治療・体外受精などの,人間の生殖に関する技術。
せいしょくさいぼう
せいしょくさいぼう [5] 【生殖細胞】
生殖のために特に形成される細胞。次代の生物個体の出発点となる。無性生殖を行う生物では胞子,有性生殖を行う生物では配偶子といい,雌の配偶子を卵,雄の配偶子を精子または花粉という。性細胞。
→体細胞
せいしょくしゃ
せいしょくしゃ [4][3] 【聖職者】
聖職にある者。神官・僧侶・主教・司祭など。
せいしょくせん
せいしょくせん [0] 【生殖腺】
配偶子を形成する器官。雄では精巣,雌では卵巣をいう。脊椎動物では性ホルモンをも分泌することからこの名称がある。性腺。生殖巣。性巣。
せいしょくせんしげきホルモン
せいしょくせんしげきホルモン [10] 【生殖腺刺激―】
⇒性腺(セイセン)刺激ホルモン
せいしょくばい
せいしょくばい [3] 【正触媒】
反応速度を増大させる触媒。触媒といわれるものの大部分は正触媒。
→負触媒
せいしょくゆかん
せいしょくゆかん [5] 【生殖輸管】
生殖腺でつくられた配偶子を体外に運ぶ器官。雄では輸精管,雌では輸卵管。生殖管。
せいしょこうこがく
せいしょこうこがく [6] 【聖書考古学】
聖書の記事の時代背景を解明するため,関連する遺跡の発掘調査を行う,考古学の一分野。
せいしょどう
せいしょどう 【清暑堂】
平安京大内裏の豊楽殿(ブラクデン)の不老門の南にある殿舎。大嘗祭(ダイジヨウサイ)の後,御神楽が行われた。せいそどう。
せいしょほう
せいしょほう【正書法】
orthography.→英和
せいしょほう
せいしょほう [0][3] 【正書法】
〔orthography〕
社会的に規範として認められている,語の正しい書き表し方。また,一つの言語を書き表す標準的な表記法の体系。日本語では語を仮名で書き表す場合についての現代仮名遣い,漢字と仮名を混ぜて書き表す場合についての送り仮名の付け方などの決まりがある。正字法。
せいしん
せいしん [0] 【誠信】
まこと。信実。誠実。
せいしん
せいしん [1] 【精神】
(1)人間の心。心のはたらき。「健全なる―は健全なる身体に宿る」
(2)物事に対する心の持ち方。気構え。気力。「そういう―では成功はおぼつかない」「―を集中する」「スポーツマン―」「姨(オバ)さんの頼なら…火水の中へでも飛込む―だ/金色夜叉(紅葉)」
(3)物事の最も根本的な意義。真の目的。理念。「憲法の―にもとる」「教育基本法の―にたちかえる」
(4)〔哲〕
〔英 spirit; (ドイツ) Geist; (フランス) esprit〕
(ア)(物質・肉体に対して)心・意識・霊魂など。
(イ)心の本質・本体。感覚や情念などのはたらきとは異なる高次の普遍的性質をもち,理性・理念・意志・愛などの主体となる一方,非個人的な実体として世界の秩序やその形而上学的原理ともされる。
せいしん
せいしん [0] 【世臣】
代々仕えている家臣。譜代の臣。「徳川家の―大久保氏の支流である/伊沢蘭軒(鴎外)」
せいしん
せいしん [0] 【清新】 (名・形動)[文]ナリ
新しく,生き生きとしていること。さわやかなさま。「―の気を吹き込む」「―な趣味/田舎教師(花袋)」
[派生] ―― さ(名)
せいしん
せいしん [0] 【静振】
〔seiche〕
地震や気圧・風向の局所的気象急変で,湖沼や湾内に生ずる定常波。セイシュ。
せいしん
せいしん [0] 【省親】 (名)スル
親の安否をたずねること。「屡(シバシバ)―のために帰つたらしい/北条霞亭(鴎外)」
せいしん
せいしん [0] 【誠心】
まごころ。偽りのない気持ち。
せいしん
せいしん [0] 【星辰】
〔「辰」は日月星の総称〕
ほし。また,星座。
せいしん
せいしん [0] 【正心】
心を正しくすること。また,正しい心。
せいしん
せいしん [0] 【生辰】
生まれた日。誕生日。生日。
せいしん
せいしん [0] 【清真】
きよらかで飾らないこと。
せいしん
せいしん [0] 【西進】 (名)スル
西に向かって進むこと。
⇔東進
せいしん
せいしん [0] 【生新】 (名・形動)[文]ナリ
生き生きとして新しい・こと(さま)。
せいしん
せいしん 【清津】
朝鮮民主主義人民共和国北東部,日本海に臨む港湾都市。製鉄・繊維・化学・水産加工などの工業が発達。チョンジン。
せいしん
せいしん [0] 【成心】
(1)たくらみごとのある心。したごころ。
(2)ある立場・考え方などにとらわれた見方。先入観。「―があつちや,好い批評が出来ない/明暗(漱石)」
せいしん
せいしん [0] 【清晨】
きよらかな朝。すがすがしい朝。
せいしん
せいしん [0] 【正寝】
(1)表御殿(オモテゴテン)。正殿。
(2)紫宸殿(シシンデン)。
せいしん
せいしん [0] 【制震】
地震,あるいは新幹線などから受ける振動を低減するために,何らかの装置・機構によって制御すること。「―材」「―構造」
せいしん
せいしん 【西晋】
⇒晋(シン)(2)
せいしん
せいしん [0] 【清心】
汚れのない清らかな心。
せいしん
せいしん 【西秦】
五胡十六国の一。鮮卑族の乞伏国仁が苻竪の死後甘粛省中部で自立し,建国(385-431)。夏(カ)に滅ぼされた。秦。
せいしん
せいしん【精神】
spirit;→英和
mind;→英和
soul (魂);→英和
an intention (了見).→英和
〜的(に) mental(ly);→英和
spiritual(ly);→英和
moral(ly).→英和
〜が汚い have a mean mind.〜の立派な noble-minded.〜を鍛錬する train one's mind.〜を打ち込む devote one's heart and soul <to> .‖精神安定剤 a tranquilizer.精神異常 mental derangement.精神衛生 mental hygiene.精神科医 a psychiatrist.精神鑑定 a psychiatric test.精神教育 moral education.精神状態 one's state of mind.精神・神経科 neuro-psychiatry.精神年齢 mental age.精神薄弱児 a weak-minded child.精神分析 psychoanalysis.精神分裂症 schizophrenia.精神分裂症の(患者) (a) schizophrenic.精神力 mental power.
せいしん
せいしん【清新な】
new;→英和
fresh.→英和
せいしん=一到(イツトウ)何事か成らざらん
――一到(イツトウ)何事か成らざらん
〔朱子語類〕
精神を集中して事に当たればどんな難事でもできないことはない。
せいしんあんていざい
せいしんあんていざい [7] 【精神安定剤】
正常な精神機能への影響がなく,緊張状態を緩和し,不安状態を消失させる薬の総称。真性の精神病に用いる薬と神経症に用いる薬に大別される。トランキライザー。
せいしんいがく
せいしんいがく [5] 【精神医学】
精神障害の予防・診断・治療を対象とする医学の一分野。自然科学的方法のほか,現象学・心理学・社会学などの方法を用いる。以前は精神病学といった。
せいしんいがくソーシャルワーク
せいしんいがくソーシャルワーク [5][5] 【精神医学―】
〔psychiatric social work〕
精神医療の分野で患者や家族の心理的・社会的・経済的な問題の解決を援助する社会福祉の実践的活動。精神ソーシャルワーク。PSW 。
せいしんいじょう
せいしんいじょう [5] 【精神異常】
⇒精神障害(シヨウガイ)
せいしんいそん
せいしんいそん [5] 【精神依存】
アルコールや覚醒剤などの薬理作用による精神的な高揚を得るために,その物質を継続的に摂取したくなる心理的欲求。
→身体依存
せいしんえいせい
せいしんえいせい [5] 【精神衛生】
精神の健康促進をはかったり,精神障害の予防や治療をはかったりする活動および研究。メンタル-ヘルス。
せいしんか
せいしんか [0] 【精神科】
精神疾患を対象とする臨床医学の一分科。
せいしんかい
せいしんかい 【聖心会】
1800年フランスに創設されたカトリック教会の女子修道会。日本では聖心女子学院などを経営。イエズスの聖心会。
せいしんかい
せいしんかい [3] 【精神界】
精神の作用の及ぶ範囲。心の世界。
せいしんかがく
せいしんかがく [5] 【精神科学】
人間精神の所産(心理・倫理・言語・法・経済・歴史など)を扱う人文社会科学の総称。物質を扱う自然科学の因果的方法とは違って,精神生活はこれを追体験する了解的方法によるべきであるとして,ブント・ディルタイなどが唱えた。
せいしんかんてい
せいしんかんてい [5] 【精神鑑定】 (名)スル
裁判官が被告人の責任能力の有無を判断する資料とするために,精神科医に対して被告人の精神状態を診察させること。
せいしんきょう
せいしんきょう [0] 【清真教】
中国で,イスラム教のこと。
せいしんきょういく
せいしんきょういく [5] 【精神教育】
豊かな感情・強い意志・高い人格の育成に重点をおく教育。
せいしんげんしょうがく
せいしんげんしょうがく 【精神現象学】
〔原題 (ドイツ) Die Phänomenologie des Geistes〕
ヘーゲルの主著の一。1807年刊。現象する知(意識)が自己自身の真実の姿を発見していく弁証法的な経験を繰り返し,普遍性を高めていって,ついには学の立場である絶対知に到達する。
せいしんし
せいしんし [3] 【精神史】
(1)歴史を,そこにはたらく精神ないし理念においてとらえ説明しようとする立場。
(2)一個人の精神の移り変わり。
せいしんしゅうよう
せいしんしゅうよう [5] 【精神修養】
精神面の欠点を直し,人格の向上を図ること。
せいしんしゅぎ
せいしんしゅぎ [5] 【精神主義】
物質的・現実的なものよりも精神的なものを優先して考える立場。精神論。
〔多く非現実的な傾向を揶揄(ヤユ)する語として用いる〕
せいしんしゅようがく
せいしんしゅようがく [6] 【精神腫瘍学】
⇒サイコオンコロジー
せいしんしょうがい
せいしんしょうがい [5] 【精神障害】
精神に異常がある状態の総称。原因により先天性・内因性・心因性・外因性に分けられる。精神遅滞・性格異常(精神病質)・精神分裂病・躁鬱(ソウウツ)病・癲癇(テンカン)・神経症・進行麻痺・中毒性精神病など。精神異常。
せいしんしんけいしょう
せいしんしんけいしょう [0][7] 【精神神経症】
⇒神経症(シンケイシヨウ)
せいしんしんたいいがく
せいしんしんたいいがく [9] 【精神身体医学】
身体と精神は一体であるとの立場で疾患を研究・治療していこうとする医学。精神的因子が病気の発生や経過に影響しやすい心身症を主な対象とする。心身医学。
せいしんじ
せいしんじ [0][5] 【清真寺】
中国でイスラム教モスクの称。
せいしんじょしだいがく
せいしんじょしだいがく 【聖心女子大学】
私立大学の一。1908年(明治41)聖心会によって創設された聖心女子学院を源とし,48年(昭和23)新制大学となる。本部は東京都渋谷区。
せいしんすいじゃく
せいしんすいじゃく [5] 【精神衰弱】
⇒神経衰弱(シンケイスイジヤク)(1)
せいしんすうはい
せいしんすうはい [5] 【星辰崇拝】
星に象徴的意味を付与し,尊崇する信仰および儀礼。
せいしんせいい
せいしんせいい [5] 【誠心誠意】
まごころをもって物事を行うこと。多く副詞的に用いる。「―看病する」
せいしんせいい
せいしんせいい【誠心誠意】
sincerely;→英和
in all sincerity; <work> heart and soul.
せいしんせいかつ
せいしんせいかつ [5] 【精神生活】
(1)物質的なものより精神的なものに人生の意義や価値を認める生活。
(2)人間の生活のうちの精神的な面。
せいしんせん
せいしんせん 【西神線】
神戸市営の地下鉄道線。神戸市学園都市・新長田間,9.2キロメートル。
せいしんちたい
せいしんちたい [5] 【精神遅滞】
精神発達が遅れ滞った状態。知的機能が低い水準にあり,社会生活上の適応行動に困難を生じるもの。心身の発達期(一八歳未満)に現れるものをさす。精神薄弱に代わって用いられる語。知能指数により程度を,軽度・中等度・重度に分ける。
→知的障害
せいしんてき
せいしんてき [0] 【精神的】 (形動)
精神に関係をもっているさま。精神上の。
⇔肉体的
「―にまいる」「―な援助」「―打撃を受ける」
せいしんてきがいしょう
せいしんてきがいしょう [7][0] 【精神的外傷】
⇒心的外傷(シンテキガイシヨウ)
せいしんてきじゆうけん
せいしんてきじゆうけん [8] 【精神的自由権】
思想・信教・表現の自由など,人の精神活動に関する自由権。
せいしんてきそんがい
せいしんてきそんがい [7][0] 【精神的損害】
苦痛・悲しみのような精神的損害。財産的損害のみならず精神的損害も賠償の対象となる。精神的損害に対する賠償を,慰謝(藉)料という。無形的損害。
せいしんてつがく
せいしんてつがく [6][5] 【精神哲学】
〔(ドイツ) Philosophie des Geistes〕
ヘーゲルの哲学体系の第三部。論理学・自然哲学と対する。自己本来の姿を取った精神が主観的(個人的意識)・客観的(法・道徳・人倫)形態を経て,絶対精神(芸術・宗教・哲学)へ高まるさまを記述する。
せいしんでんきはんのう
せいしんでんきはんのう [8] 【精神電気反応】
皮膚の電気抵抗が精神状態により変化する現象。情緒的興奮の際には,汗腺の分泌が多くなり電気抵抗が減少し電流量が増大するため,嘘発見器などに応用される。皮膚電気反応。
せいしんねんれい
せいしんねんれい [5] 【精神年齢】
〔mental age〕
暦の上での年齢(生活年齢)とは異なり,知能の発達の程度を年齢であらわした尺度。知能検査によって測定される。年齢とともに知能が発達していく段階でのみ意味をもつ。MA 。知能年齢。
→知能指数
せいしんはくじゃく
せいしんはくじゃく [5][6] 【精神薄弱】
「精神遅滞(セイシンチタイ)」に同じ。
せいしんはくじゃくしゃふくしほう
せいしんはくじゃくしゃふくしほう 【精神薄弱者福祉法】
知的障害者の更生と保護を行うことにより,その福祉の増進を図ることを目的とする法。1960年(昭和35)制定。
せいしんはったつちたい
せいしんはったつちたい [9] 【精神発達遅滞】
⇒精神遅滞
せいしんびょう
せいしんびょう [0] 【精神病】
精神障害のうち,主に器質性・内因性のものをさす語。精神分裂病・躁鬱病など。
→精神障害
せいしんびょう
せいしんびょう【精神病】
a mental disease.〜になる become insane.‖精神病院 a mental hospital[home,institution].精神病学 psychiatry.
せいしんびょういん
せいしんびょういん [5] 【精神病院】
精神障害者の保護と治療を行う病院。
せいしんびょうがく
せいしんびょうがく [5] 【精神病学】
精神医学の旧称。
せいしんびょうしつ
せいしんびょうしつ [5] 【精神病質】
性格が逸脱し,そのために社会を困らせたり自らが悩むもの。性格異常。
せいしんびょうりがく
せいしんびょうりがく [7] 【精神病理学】
精神障害の諸現象を体系化し,その機序や経過を心理学的側面から研究する学問。
せいしんふかつやく
せいしんふかつやく [7] 【精神賦活薬】
抑鬱(ヨクウツ)状態その他の精神機能の抑制状態を亢進または改善させる薬の総称。覚醒剤やカフェインなど。
せいしんぶつりがく
せいしんぶつりがく [7] 【精神物理学】
フェヒナーが提唱した身体と精神との関数的な依存関係についての学問。特に感覚の強度とそれを引き起こす刺激の物理的強度との間の関数関係を研究する心理学の基本領域。
せいしんぶつりてきそくてい
せいしんぶつりてきそくてい [10] 【精神物理的測定】
感覚と刺激との関係を数量的に明らかにする測定法。
せいしんぶつりてきへいこうろん
せいしんぶつりてきへいこうろん [12] 【精神物理的並行論】
⇒並行論(ヘイコウロン)
せいしんぶんか
せいしんぶんか [5] 【精神文化】
芸術・宗教・思想・学問など,人間の精神活動の生み出したものをいう。
⇔物質文化
せいしんぶんせき
せいしんぶんせき [5] 【精神分析】
〔psychoanalysis〕
(1)フロイトの創始した,神経症の病因と治療法に関する理論,ならびにそれに基づく精神構造一般についての理論体系。
(2)深層心理や無意識に関連のある現象を主たる対象にした分析。
せいしんぶんれつびょう
せいしんぶんれつびょう [0] 【精神分裂病】
〔schizophrenia〕
精神障害の一。病因は今なお不明。多くは青年期に発病し,感情の鈍麻・自閉症状・意志の減退・奇妙な行動・幻覚・妄想などを示すが,症状の現れ方や経過は複雑で変化に富む。早発性痴呆。分裂病。
せいしんほけんほう
せいしんほけんほう 【精神保健法】
精神障害者などの医療・保護,社会復帰の促進などを目的とする法律。1987年(昭和62),旧精神衛生法を改正・改名。
せいしんほけんセンター
せいしんほけんセンター [8] 【精神保健―】
精神保健法に基づき都道府県に設置された施設。精神保健に関する知識の普及,調査・研究,相談・指導を行う。
せいしんもう
せいしんもう [3] 【精神盲】
視覚自体は正常であるのに,視覚中枢の損傷によって目で見た物を意味づけ,認識することができない状態。
せいしんりょうほう
せいしんりょうほう [5] 【精神療法】
心理学的方法によって精神病者の病状の鎮静治癒を図る治療法。精神分析療法・集団心理療法・催眠療法・作業療法などの方式がある。心理療法。
せいしんりょく
せいしんりょく [3] 【精神力】
精神を集中することによって生じ,物的条件を超えて働く力。気力。
せいしんろうどう
せいしんろうどう [5] 【精神労働】
知的活動による労働。
⇔筋肉労働
⇔肉体労働
せいしんろん
せいしんろん [3] 【精神論】
⇒精神主義(セイシンシユギ)
せいしエネルギー
せいしエネルギー [5] 【静止―】
静止している物体のもつエネルギー。相対性理論によると,その大きさは物体の静止質量と光速の二乗の積で与えられる。素粒子論では,普通,静止エネルギーによって素粒子の質量を表す。
せいじ
せいじ [1] 【生時】
(1)生まれた時。
(2)生きている間。
せいじ
せいじ [1] 【盛時】
(1)若く血気の盛んなとき。
(2)勢力の盛んなとき。運勢の盛んなとき。
せいじ
せいじ【政治】
government;→英和
administration;→英和
politics.→英和
〜上の political.→英和
〜に関係する(を論じる) take up (talk) politics.→英和
〜を執る conduct the affairs of state.明るい〜 clean politics.→英和
‖政治運動 a political movement.政治家 a statesman;a politician.政治学(者) political science[politics](a political scientist).政治献(資)金 political donation (fund).政治工作 political maneuvering.政治資金規正法 the Political Funds Regulation[Control]Law.政治生活 a political career.政治の貧困 political poverty.政治犯 a political criminal (人)[crime (罪)].政治問題 <develop into> a political issue.政治力 statesmanship.地方政治 local government.
せいじ
せいじ [1] 【成事】
なしとげたこと。成就した事柄。
せいじ
せいじ [0] 【青磁・青瓷】
釉(ウワグスリ)に含まれる鉄が還元されて,緑青色あるいは黄みを帯びた青色を呈する磁器。中国で発達し,安南・朝鮮・日本などに伝わった。
せいじ
せいじ [0] 【省字】
「省文(セイブン)」に同じ。
せいじ
せいじ [1] 【星児】
中国の劇で用いる楽器。小さい碗形の鐘を二個,ひもで結び,打ち合わせて鳴らす。
せいじ
せいじ [0] 【正字】
(1)誤っていない文字。正しい文字。
(2)点画の正しい形の文字。昔から正統と認められてきた形の漢字。略字・俗字や正字から作られた新字体に対していう。
せいじ
せいじ [1] 【盛事】
盛んな行事。盛大な事柄。
せいじ
せいじ [1] 【生児】
生まれた子。また,生まれたばかりの子。
せいじ
せいじ [1] 【政事】
政治上の事柄。政治。
せいじ
せいじ [1] 【世事】
(1)世間のこと。俗事。せじ。
(2)〔仏〕 食事をすること。または食事を作るなどの家事。[日葡]
(3)和船で炊事すること。また,その船内の場所。
せいじ
せいじ【青磁】
celadon porcelain.青磁色 pale green.
せいじ
せいじ [0] 【政治】
(1)統治者・為政者が民に施す施策。まつりごと。
(2)国家およびその権力作用にかかわる人間の諸活動。広義には,諸権力・諸集団の間に生じる利害の対立などを調整・統合することにもいう。「―にたずさわる」
せいじいしき
せいじいしき [4] 【政治意識】
特定の政治的問題または政治一般に対する考え方・意見,判断の仕方。政治への関心。
せいじいろ
せいじいろ [0] 【青磁色】
青磁のようなくすんだ青緑色。
せいじうんどう
せいじうんどう [4] 【政治運動】
一定の目的あるいは要求を実現するために,政治権力の獲得を期し,また政策の変更を求めて持続的に行われる運動。
せいじか
せいじか [0] 【政治家】
(1)政治をつかさどる人。政治を担当する人。
(2)政治的手腕をもつ人。事を巧みに処理する力をもつ人。駆け引きや根回しのうまい人。
せいじかくめい
せいじかくめい [4] 【政治革命】
政治権力を奪取し,政治体制を根本的に変革すること。
せいじかつどう
せいじかつどう [4] 【政治活動】
政治上の事柄に関してなされる活動。
せいじかてい
せいじかてい [4] 【政治過程】
社会の多様な政治的要求が,政党や国家機構を通じて,政策として実現されていく過程。
せいじがく
せいじがく [3] 【政治学】
〔political science〕
政治現象全体,または,その本質について分析・研究する学問。古く古代ギリシャにさかのぼる学問であるが,科学的解明をめざす近代政治学は一六世紀のマキャベリに始まるとされる。
せいじきょういく
せいじきょういく [4] 【政治教育】
国民に政治に関する基礎的な知識を与え,権利の行使や責任履行のための理解や態度の育成を目的とする教育。
せいじきょうしょうかいぎ
せいじきょうしょうかいぎ 【政治協商会議】
第二次大戦後の中国において,新しい政治体制を作るために,国民党や共産党,有識者によって1946年1月に重慶で開かれた会議。「平和建国綱領」などを定め統一中国の実現をめざしたが,国共は内戦に突入した。
せいじきん
せいじきん [0] 【正字金】
安政金銀のうち,1859年に改鋳した小判金と一分判金。裏面に「正」の極印があるのでいう。
せいじぎん
せいじぎん 【政字銀】
安政金銀のうち,1859年(安政6)から鋳造された丁銀および豆板銀。安政の「政」の字の極印が打ってある。
せいじけいさつ
せいじけいさつ [4] 【政治警察】
既存の政治体制の維持のために,反体制的政治運動を取り締まる警察。
→高等警察
せいじけいざいがく
せいじけいざいがく [6] 【政治経済学】
〔political economy〕
政治・社会制度を含めて経済現象を分析する経済学。古典派経済学やマルクス経済学に代表される。
→純粋経済学
せいじけっしゃ
せいじけっしゃ [4] 【政治結社】
政治上の主義・主張,あるいは,政治権力の獲得・維持のために組織される団体。戦後は多く政治団体といい,その典型である政党から政治的小規模団体までを含む。
せいじけんきん
せいじけんきん [4] 【政治献金】 (名)スル
政治団体や政治家に政治資金として金銭を提供すること。また,その金銭。
せいじけんりょく
せいじけんりょく [4] 【政治権力】
社会の政治的機能を遂行するための権力。国家権力はその最高のものとされる。政権。
せいじごろ
せいじごろ [4] 【政治ごろ】
政治家に取り入って金銭を強要したり,あるいはその手先となって報酬を得たりして生活している者。
せいじさんじゅつ
せいじさんじゅつ [4] 【政治算術】
一七世紀の中頃に,イギリスのペティなどが社会経済の諸現象を数量的にとらえて分析した古典的統計分析手法。ペティの同名の著書から。
せいじしき
せいじしき [3] 【斉次式】
「同次式(ドウジシキ)」に同じ。
せいじしきん
せいじしきん [4][5] 【政治資金】
政治活動のために用いられる資金。
せいじしきんきせいほう
せいじしきんきせいほう 【政治資金規正法】
政党その他政治団体の政治活動の公明と公正を確保し,民主政治の健全な発達に寄与することを目的とする法律。政治団体の届け出,政治団体・公職候補者の政治資金の公開・授受などについて定める。1948年(昭和23)制定。
せいじしゃっかん
せいじしゃっかん [4] 【政治借款】
利潤よりも政治的目的を第一として行われる借款。
せいじしょうせつ
せいじしょうせつ [4] 【政治小説】
政治上の事件・人物を題材とし,ある政治思想の普及を目的とする小説。特に自由民権運動の発展に伴い,明治一五,六年から20年頃にかけて流行したものをさす。矢野竜渓の「経国美談」,末広鉄腸の「雪中梅」,東海散士の「佳人之奇遇」など。
せいじしんりがく
せいじしんりがく [6] 【政治心理学】
〔political psychology〕
個人や集団の政治行動を心理学的に研究する学問。
せいじせい
せいじせい [0] 【政治性】
政治的な性格を強く持つこと。
せいじせいめい
せいじせいめい [4] 【政治生命】
政治家としての生命。政治家として生きる道。「―を絶たれる」
せいじせきにん
せいじせきにん [4] 【政治責任】
政治家が,その意図のいかんにかかわらず,自らの政治指導の結果について負うべき責任。
せいじそうさいしょく
せいじそうさいしょく [6] 【政事総裁職】
1862年,内外の政務について将軍を補佐するために設けた職。初代総裁は松平慶永。
せいじだんたい
せいじだんたい [4] 【政治団体】
「政治結社」に同じ。
せいじつ
せいじつ【誠実】
sincerity;→英和
honesty.→英和
〜な(でない) (in)sincere;→英和
(dis)honest;→英和
(un)truthful.→英和
せいじつ
せいじつ [0] 【生日】
生まれた日。誕生日。生辰。
せいじつ
せいじつ [0] 【聖日】
キリスト教で,日曜日。主日。
せいじつ
せいじつ [0] 【誠実】 (名・形動)[文]ナリ
偽りがなく,まじめなこと。真心が感じられるさま。
⇔不誠実
「―な人柄」
[派生] ――さ(名)
せいじつ
せいじつ [0] 【正実】 (名・形動)[文]ナリ
正しく,真実である・こと(さま)。「―なる女を妻にせんと心掛け/罪と罰(魯庵)」
せいじつう
せいじつう 【正字通】
康煕(コウキ)字典編纂(ヘンサン)の先例となった中国の字書。明の張自烈撰。一二巻。
せいじてき
せいじてき [0] 【政治的】 (形動)
(1)政治に関係をもっているさま。
(2)理論だけで行動するのではなく,実際の状況に基づいて物事を処理するさま。「―解決」
(3)駆け引きし,策をめぐらすさま。「―な発言」「―に動く」
せいじてつがく
せいじてつがく [5][4] 【政治哲学】
〔political philosophy〕
国家の本質,政治と倫理の関係,政治的権威と自由の関係など,政治の基本的原理に関する学問。
せいじとうそう
せいじとうそう [4] 【政治闘争】
政治的要求をかかげて行われる主として労働者階級の闘争。
→経済闘争
せいじどうとく
せいじどうとく [4] 【政治道徳】
政治家が,国民の代表者として遵守すべき道徳。公平無私であること,政治責任を負うことなど。
せいじはじめ
せいじはじめ [4] 【政治始め】
もと,一月四日に行われた宮中の行事。皇族と諸大臣が列席し,内閣総理大臣が神宮のことや政務について天皇に奏上した。まつりごとはじめ。御用始め。
せいじはん
せいじはん [3] 【政治犯】
政治上の主張を貫くためになされた行為が法に触れたことによって成り立つ犯罪。また,その犯人。
せいじぶんか
せいじぶんか [3] 【政治文化】
ある社会において,自覚的あるいは無自覚のうちに共有されている,政治に対する信条や情緒・行動のあり方。
せいじほう
せいじほう [0] 【正字法】
⇒正書法(セイシヨホウ)
せいじゃ
せいじゃ [1] 【正邪】
正しいことと不正なこと。「―曲直」
せいじゃ
せいじゃ【正邪(を分かつ)】
(discriminate between) right and wrong.
せいじゃ
せいじゃ [1] 【聖者】
信仰心があつく,すぐれた修行を積んだ信者。聖人。
せいじゃ
せいじゃ【聖者】
a saint.→英和
せいじゃく
せいじゃく [0] 【静寂】 (名・形動)[文]ナリ
静かなこと。ひっそりとしていること。また,そのさま。「―を破る」「―な森」
[派生] ――さ(名)
せいじゃく
せいじゃく【静寂】
stillness;→英和
<break> silence.→英和
せいじゃくしゅぎ
せいじゃくしゅぎ [5] 【静寂主義】
⇒キエティスム
せいじや
せいじや [0] 【政治屋】
私利私欲のためにその立場を利用し,公的な責任感に欠けた政治家を軽蔑していう語。
せいじゅ
せいじゅ [1] 【聖樹】
クリスマス-ツリーの別名。[季]冬。
せいじゅ
せいじゅ [1] 【生受】
生まれつきもっていること。生得。
せいじゅ
せいじゅ [1] 【征戍】
辺境に赴き守ること。また,その兵。
せいじゅ
せいじゅ [1] 【世儒】
(1)世俗の儒者。俗っぽい儒学者。
(2)代々家学を伝える儒者。
せいじゅ
せいじゅ [1] 【聖寿】
天子の年齢・寿命をいう語。
せいじゅう
せいじゅう [0] 【栖住・棲住】 (名)スル
住むこと。「此に入りて―する民族/真善美日本人(雪嶺)」
せいじゅう
せいじゅう [0] 【成獣】
生殖が可能なほどにじゅうぶん成長したけもの。
せいじゅう
せいじゅう [0] 【西戎】
中国人が西方に住む異民族に対して用いた呼称。西夷。
→東夷
→北狄(ホクテキ)
→南蛮
せいじゅう
せいじゅう [0] 【製絨】
毛織物を製造すること。
せいじゅうにめんたい
せいじゅうにめんたい [0] 【正十二面体】
一二個の面がすべて合同な正五角形でできている正多面体。
正十二面体[図]
せいじゅうろう
せいじゅうろう セイジフラウ 【清十郎】
⇒お夏(ナツ)清十郎
せいじゅく
せいじゅく [0] 【精熟】 (名・形動ナリ)スル
物事に精通し,熟練している・こと(さま)。「操練の―なる,戎器の鋭利なる/真善美日本人(雪嶺)」
せいじゅく
せいじゅく【成熟】
ripeness;→英和
<reach> maturity.→英和
〜する ripen;→英和
mature.→英和
〜した ripe;→英和
mature.→英和
せいじゅく
せいじゅく [0] 【成熟】 (名)スル
(1)果物・穀物などが熟すること。
(2)人間の身体・精神などが十分に成長し発達すること。「よく―した肉体」「―した社会」
(3)物事をなすに適当な時期になること。「戦機が―するのを待つ」
せいじゅく
せいじゅく [0] 【生熟】
未熟なものと成熟したもの。「戦士には―の優劣あり/経国美談(竜渓)」
せいじゅくしゃかい
せいじゅくしゃかい [5] 【成熟社会】
量的拡大のみを追求する経済成長が終息に向かう中で,精神的豊かさや生活の質の向上を重視する,平和で自由な社会。
〔イギリスの物理学者ガボール(Dennis Gabor 1900-1979)の同名の著書から〕
せいじゅくじ
せいじゅくじ [4] 【成熟児】
母体外で独立生活を営むことができる状態になった,またはその状態にある胎児や新生児。
せいじゅくぶんれつ
せいじゅくぶんれつ [5] 【成熟分裂】
「減数分裂」に同じ。
せいじゅくらん
せいじゅくらん [4] 【成熟卵】
卵巣内で成熟した卵細胞。
せいじゅん
せいじゅん [1] 【正閏】
(1)正統とそうでない系統。正統と閏統。「南北朝―論」
(2)平年と閏年(ウルウドシ)。
せいじゅん
せいじゅん [0] 【清純】 (名・形動)[文]ナリ
きよらかでけがれのないこと。清楚で純真なさま。「―な乙女」「―派スター」
〔多く女性についていう〕
[派生] ――さ(名)
せいじゅん
せいじゅん【清純】
purity.→英和
〜な pure (and innocent).→英和
せいじょ
せいじょ 【清女】
清少納言の異名。
せいじょ
せいじょ [1] 【聖所】
聖書で,聖櫃(セイヒツ)の置かれた幕屋,または神殿。
→至聖所
せいじょ
せいじょ [1] 【整序】 (名)スル
秩序だててととのえること。
せいじょ
せいじょ [1] 【青女】
〔淮南子(天文訓)〕
霜や雪をふらすという女神。転じて,霜や雪。
せいじょ
せいじょ [1] 【正女】
律令制で,正丁(セイテイ)と同じ年齢の女子。
せいじょ
せいじょ [1] 【聖女】
(1)けがれを知らない清い女性。神聖な女性。
(2)カトリック教会で,聖人に列せられた女性。
せいじょ
せいじょ [1] 【西序】
禅宗寺院で,学徳に長じた者が占める職位。首座(シユソ)以下の六頭首(チヨウシユ)のこと。また,その僧たちが法堂(ハツトウ)において並ぶ西側の位置。西班。
⇔東序
せいじょ
せいじょ [1] 【整除】 (名)スル
ある整数を他の整数で割って,答えが整数となって割り切れること。整式の場合も同様に考える。
せいじょう
せいじょう [0] 【誓状】
神仏に誓約した文書。誓紙(セイシ)。誓書。「たびたび―をもて申されければ/平家 10」
せいじょう
せいじょう【性情】
nature.→英和
⇒性質.
せいじょう
せいじょう 【世情】
⇒せじょう(世情)
せいじょう
せいじょう [0] 【西浄】
⇒せいちん(西浄)
せいじょう
せいじょう [0] 【正常】 (名・形動)[文]ナリ
変わったところや悪いところがなく普通であること。正しい状態であるさま。
⇔異常
「―な発育」「ダイヤは―に戻った」
せいじょう
せいじょう [0] 【誠情】
まことの心。まごころ。誠意。
せいじょう
せいじょう [0] 【聖上】
天子を敬っていう語。
せいじょう
せいじょう【清浄な】
pure;→英和
clean.→英和
‖清浄器 a purifier.清浄野菜 water-cultured vegetables.
せいじょう
せいじょう [0] 【性状】
(1)人の性質と行状。「風変わりな―」
(2)物の性質と状態。
せいじょう
せいじょう [0] 【性情】
(1)生まれつきの気質。気だて。「穏和な―」
(2)性質と心情。こころ。
せいじょう
せいじょう [0] 【清浄】 (名・形動)[文]ナリ
きよらかでけがれのない・こと(さま)。しょうじょう。「―な空気」「―な柔(ヤサ)しい処女/谷間の姫百合(謙澄)」
[派生] ―― さ(名)
せいじょう
せいじょう [0] 【政情】
政治のありさま。政局の状態。「―不安」
せいじょう
せいじょう【正常な】
normal.→英和
〜化する normalize.→英和
せいじょう
せいじょう【政情】
a political situation.
せいじょううえ
せいじょううえ セイデウウヱ [0] 【正条植え】
苗の列を整え,間隔をきちんととって植えること。
せいじょうか
せいじょうか [0] 【正常化】 (名)スル
普通の状態に戻すこと。「事態の―をはかる」
せいじょうかかく
せいじょうかかく [5] 【正常価格】
たえず変動する市場価格の中で,市場価格が落ち着こうとする中心の価格。自然価格。
せいじょうき
せいじょうき【星条旗】
the Stars and Stripes.
せいじょうき
せいじょうき セイデウ― [3] 【星条旗】
〔Stars and Stripes〕
アメリカ合衆国の国旗。1777年制定。一三本の赤と白との横縞は独立時の一三州を,左上の長方形の青地に浮かぶ五〇の白星は現在の五〇州を示す。
せいじょうざい
せいじょうざい [3] 【正常財】
他の条件を一定としたとき,消費者の所得の増加につれて消費の増加するような財。上級財。
⇔下級財
せいじょうたい
せいじょうたい セイジヤウ― [0] 【星状体】
細胞分裂や受精の時に中心体の周囲にできる放射状の糸状構造の集まり。糸状構造は星糸という。
せいじょうだいがく
せいじょうだいがく セイジヤウ― 【成城大学】
私立大学の一。1917年(大正6)沢柳政太郎によって創設された成城小学校を起源とし,26年(大正15)設立の成城高等学校を前身に,50年(昭和25)新制大学となる。本部は東京都世田谷区。
せいじょうち
せいじょうち [3] 【正常値】
健康診断や生化学検査などにおいて示される基準値。年齢・性別ごとの集団において,上下限を除いた,中心の95パーセントにあてはまる値で示される。
せいじょうやさい
せいじょうやさい [5] 【清浄野菜】
下肥を使わないで栽培した野菜。現在では,無農薬野菜,水耕栽培による野菜などをいう。
せいじょしき
せいじょしき セイヂヨ― [3] 【成女式】
女子の成年式。日本では,かつては初潮をみる一三歳前後に行われることが多く,所によっては鉄漿(カネ)つけが行われた。
せいじようりゃく
せいじようりゃく 【政事要略】
平安時代の法制書。惟宗允亮(コレムネコトスケ)著。1002年頃成立。全一三〇巻中二五巻が現存。当時の制度・事例を広く集めて類別し,諸家の見解を掲げる。
せいじりょく
せいじりょく [3] 【政治力】
(1)政治を行う力。政治上の力量。
(2)駆け引きや巧みな根回しなどで,複雑な利害関係を現実的に処理しうる能力。
せいじん
せいじん [0] 【聖人】
(1)人格・徳行にすぐれ,理想的な人物として尊崇される人。特に儒教で,尭(ギヨウ)・舜(シユン)・孔子などをいう。
(2)〔Saint〕
信徒の崇敬の対象とするため,カトリック教会などが与える称号。すなわち,殉教や徳行によって列聖された人物。聖徒。
(3)清酒の異名。濁酒を賢人というのに対する。
せいじん
せいじん [0] 【西人】
西の方の人。西欧の人。西洋人。
せいじん
せいじん [0] 【世塵】
⇒せじん(世塵)
せいじん
せいじん [0] 【征人】
(1)出征する人。
(2)旅人。
せいじん
せいじん [0] 【成人】 (名)スル
(1)心身ともに成長して,一人前の人間になること。また,その人。「子供は皆―して家を出た」
(2)成年に達すること。また,その人。現代日本では満二〇歳以上の男女をいう。
せいじん
せいじん【聖人】
a saint;→英和
a sage.→英和
せいじん
せいじん【成人】
an adult;→英和
a grown-up.〜する grow up;attain (wo)manhood.‖成人教育 adult education.成人式 a coming-of-age ceremony.成人の日 Coming-of-Age Day.成人病 adults' disease.成人向き映画 an adult movie.
せいじん=に夢なし
――に夢なし
〔荘子(大宗師)〕
聖人は,心に雑念がないから,つまらぬ夢を見ることがない。
せいじん=は物に凝滞(ギヨウタイ)せず
――は物に凝滞(ギヨウタイ)せず
〔楚辞(漁父)〕
聖人は時勢を見抜いて対処するから,一つのことにこだわることがない。
せいじんえいが
せいじんえいが [5] 【成人映画】
映倫によって成人向きと指定された映画。一八歳未満の入場が制限される。
せいじんがっこう
せいじんがっこう [5] 【成人学校】
成人に対して社会教育を行うために設けられる講座。
せいじんきょういく
せいじんきょういく [5] 【成人教育】
成人を対象とする教育。社会教育の一部で,一般教養・技術教育などが内容の中心である。広義には社会教育そのものをさす。
せいじんくんし
せいじんくんし [5] 【聖人君子】
知識・徳望のすぐれた理想的な人物。
せいじんしき
せいじんしき [3] 【成人式】
今日の日本で満二〇歳になった男女のために,成人の日に地方自治体・企業などによって行われる祝典。
→成年式(2)
せいじんのひ
せいじんのひ [6] 【成人の日】
国民の祝日の一。一月一五日。おとなになったことを自覚し,みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます日。1948年(昭和23)制定。各地で成人式が行われる。[季]新年。
せいじんびょう
せいじんびょう [0] 【成人病】
中年から老年に特に多く現れ,慢性の経過をたどる疾患の総称。脳卒中・癌・高血圧・心臓病など。
〔戦後,日本で作られた用語〕
せいじんティーさいぼうはっけつびょう
せいじんティーさいぼうはっけつびょう [7][0] 【成人 T 細胞白血病】
〔adult T cell leukemia〕
成人の T 細胞が白血病細胞となって異常に増殖するウイルス性の病気。九州・四国の一部に多発する。ATL 。ヒト T 細胞白血病。
せいじスト
せいじスト [4][5] 【政治―】
政府の交代,法律の制定・改廃,戦争反対など政治的目標を掲げて行われるストライキ。
せいす
せい・す [1] 【制す】
■一■ (動サ五)
〔サ変動詞「制する」の五段化〕
「せいする(制)」に同じ。「勝ちを―・す」
■二■ (動サ変)
⇒せいする(制)
せいすい
せいすい [0] 【清水】
澄んで,きれいな水。しみず。
せいすい
せいすい [0] 【聖水】
ローマ-カトリック教会および正教会などで,洗礼・祝福・ミサなどに用いる聖別した水。
せいすい
せいすい [0] 【盛衰】
〔古くは「じょうすい」〕
さかんになったりおとろえたりすること。「栄枯―」
せいすい
せいすい [0] 【精粋】
清く混じり気のないこと。不純な部分を除いた最もよいところ。「道義人情の―/火の柱(尚江)」
せいすい
せいすい [0] 【静邃】 (名・形動)[文]ナリ
静かで,深遠である・こと(さま)。「―閑寂の天地に/火の柱(尚江)」
せいすい
せいすい [0] 【静水】
静止している水。動かない水。
せいすい
せいすい【盛衰】
rise and fall;ups and downs.
せいすい
せいすい [0] 【青翠】
(1)青色と緑色。
(2)草木が青々とした緑色をしていること。
せいすい
せいすい [0] 【精水】
精液。
せいすい
せいすい [0] 【井水】
井戸の水。
せいすい
せいすい [0] 【清粋】 (名・形動ナリ)
〔近世語〕
清らかで混じり気のないこと。潔白で私利私欲のないさま。「ああ,お上は―な。ええ有難う存じまする/歌舞伎・幼稚子敵討」
せいすい=に魚(ウオ)棲(ス)まず
――に魚(ウオ)棲(ス)まず
〔孔子家語(入官)「水至清即無�魚,人至察則無�徒」による〕
あまりに清らかな水には魚がすまないように,潔癖すぎる人には,かえって他の人の従いつくことがない。水清ければ魚棲まず。
せいすいあつ
せいすいあつ [3] 【静水圧】
静止している水中においてはたらく圧力。水中の一点に作用する圧力は,方向によらず同じ大きさで,その大きさは水の密度・重力加速度・深さの積に等しい。
せいすいき
せいすいき 【盛衰記】
「源平(ゲンペイ)盛衰記」の略称。
せいすいしょう
せいすいしょう 【醒睡笑】
咄本。八巻。安楽庵策伝編。1623年成立。28年京都所司代板倉重宗に献上された。一千余の笑話を四二項目に分類したもので咄本の祖といわれるが,刊行されたのは三百余話の抄録本。
せいすいべん
せいすいべん [3] 【制水弁】
管などの中を通す水の流量を調節するための弁。
せいすう
せいすう [3] 【世数】
⇒せすう(世数)
せいすう
せいすう [3] 【正数】
0 より大きい数。
⇔負数
せいすう
せいすう【整数】
《数》an integer;→英和
an integral number.
せいすう
せいすう [3] 【整数】
自然数を,引き算が自由にできるように拡張したもの。自然数と 0 ,および自然数にマイナスをつけた負数の全体。
せいすう
せいすう【正数】
《数》a positive number.
せいすうろん
せいすうろん [3] 【整数論】
整数,またその概念を拡張した代数的整数の性質を研究する数学の一部門。
せいする
せいする【制する】
control;→英和
govern;→英和
restrain;→英和
check.→英和
せいする
せい・する [3] 【制する】 (動サ変)[文]サ変 せい・す
(1)人が何かしようとするのを抑えとどめる。「発言を―・する」
(2)(相手をおさえて)自分のものとする。自分の勢力下におく。支配する。「先んずれば人を―・する」「勝ちを―・する」「死命を―・する」
(3)気持ちなどを抑える。おしとどめる。「はやる気持ちを―・する」
(4)規定などをさだめる。きめる。「律令を―・する」
せいする
せい・する [3] 【征する】 (動サ変)[文]サ変 せい・す
意に従わない者を攻め撃つ。征伐する。「敵を―・する」
せいする
せい・する [3] 【製する】 (動サ変)[文]サ変 せい・す
品物をつくる。製造する。「算器を―・する工人/西国立志編(正直)」
せいする
せい・する [3] 【省する】 (動サ変)[文]サ変 せい・す
(1)反省する。
(2)親の安否をたずねる。見舞う。「老父親の病(ヤマイ)を―・せむが為めである/思出の記(蘆花)」
せいず
せいず [0] 【製図】 (名)スル
機械・建築物・工作物などを製作するため,その形や大きさを書き表した図面を製作すること。
せいず
せいず [0] 【星図】
恒星・星雲などの天球上の位置・等級・その他の性質を平面的に記載した図。
せいず
せいず【製図】
draftsmanship;drafting;drawing <board> .→英和
〜する draw[draft]a plan.→英和
‖製図家 a draftsman.製図器具 a drawing instrument.
せいずい
せいずい【精髄】
the (quint)essence.
せいずい
せいずい [0][1] 【精髄】
物事の中で一番優れているところ。最も大切な部分。「日本詩歌の―」
せいずき
せいずき [3] 【製図器】
製図に必要な道具。製図板・コンパス・定規・烏口(カラスグチ)など。製図器械。
せいずばん
せいずばん [0] 【製図板】
製図をする際,用紙の下に置く平らな四角い板。
せいせい
せいせい [0] 【整整】 (ト|タル)[文]形動タリ
正しくととのっているさま。「―として蹄(ヒヅメ)をそろへ/慨世士伝(逍遥)」
せいせい
せいせい [1] 【世世】
多くの代。代々(ダイダイ)。よよ。「古(イニシエ)より―の習慣にて/文明論之概略(諭吉)」
せいせい
せいせい [0] 【征西】
「西征」に同じ。
せいせい
せいせい [0] 【正正】 (ト|タル)[文]形動タリ
正しくきちんとしているさま。整整。「容色―として屈撓せず/花柳春話(純一郎)」
せいせい
せいせい [0] 【整正】 (名)スル
正しくととのえること。「此交際を―する所の法律は/民約論(徳)」
せいせい
せいせい [0] 【済世】
⇒さいせい(済世)
せいせい
せいせい [0] 【西征】 (名)スル
西へ向かって行くこと。また西方の征伐に行くこと。征西。
⇔東征
せいせい
せいせい [0] 【生成】 (名)スル
(1)生じること。また,生じさせること。「新しい物質が―する」
(2)物がその状態を変化させて他の物となること。転化。
せいせい
せいせい【生成する】
generate.→英和
生成文法《言》generative grammar.
せいせい
せいせい [0] 【井井】 (ト|タル)[文]形動タリ
きちんと整って秩序のあるさま。整整。「―と条理あらしめ/雪中梅(鉄腸)」
せいせい
せいせい [3][1] 【清清・晴晴】
■一■ (副)スル
さっぱりして気持ちのよいさま。心にわだかまりがなくすがすがしいさま。「いやな事が済んで気が―(と)した」
■二■ (形動タリ)
{■一■}に同じ。「心が―として良い/狂言・磁石」
せいせい
せいせい [0] 【精製】 (名)スル
(1)細かい点にまで気を配って念を入れて物をつくること。「―品」
(2)粗製品にさらに手を加えて良質なものにすること。「砂糖を―する」
せいせい
せいせい [0] 【青青】 (ト|タル)[文]形動タリ
あおあおとしているさま。「荷葉(カヨウ)―として欄を蔽ひ/春(藤村)」
せいせい
せいせい [0] 【萋萋】 (ト|タル)[文]形動タリ
草木の盛んに茂ったさま。「腴草(ユソウ)―として繁茂し/八十日間世界一周(忠之助)」
せいせい
せいせい [0] 【菁菁】 (ト|タル)[文]形動タリ
草木のあおあおと茂っているさま。「夏草が―と生繁つて/あらくれ(秋声)」
せいせい
せいせい [0] 【生生】
■一■ (名)スル
生まれ出ること。生まれ育つこと。「文明世界に―する人民は/福翁百話(諭吉)」
■二■ (副)
物事が絶えず勢いよく活動を続けるさま。「人の以て―繁植する所以男女相愛の情に原く/明六雑誌 22」
■三■ (ト|タル)[文]形動タリ
いきいきとしているさま。「―たる色と形とを具へた草木/善の研究(幾多郎)」
せいせい
せいせい【精製する】
refine;→英和
manufacture carefully.精製所 a refinery.→英和
せいせい
せいせい [0] 【整斉・斉整】 (名・形動)スル[文]ナリ
整いそろえること。また整いそろっていること。また,そのさま。「邦国を―せんと欲するの時に当りては/新聞雑誌 14」「其人間の交際は―にして/文明論之概略(諭吉)」
せいせい
せいせい [0] 【正声】
正しい音・音調。正調。
せいせい
せいせい [0] 【凄凄】 (形動タリ)
(1)冷たくものさびしいさま。冷ややかなさま。「―たる微陽の前,遠路に臨んで眼をきはむ/平家 5」
(2)寒く冷たいさま。風雨で寒冷なさま。
(3)雨雲のおこるさま。[色葉字類抄]
せいせい
せいせい [1] (副)
息遣いの激しいさまを表す語。呼吸の早いさま。はあはあ。「―(と)荒い息をする」
せいせい
せいせい [0] 【棲棲・栖栖】 (名)スル
忙しいこと。あくせくすること。「終身詩作に―しても/作詩志彀」
せいせい
せいせい [0] 【済済】 (形動タリ)
多くて盛んなさま。また,威儀がととのったさま。「多士―」「―たる名士/文学史骨(透谷)」
〔「さいさい」は慣用読み〕
せいせい
せいせい [0] 【盛世】
国力が盛んで,よく治まっている時代。
せいせい
せいせい【清々する】
〔動〕feel refreshed[relieved (安心)];〔形〕refreshing.→英和
せいせい
せいせい [0] 【聖世】
聖天子の治める世。聖代。聖時。
せいせい
せいせい [0] 【清静】 (名・形動)[文]ナリ
きよらかで静かなこと。穏やかで落ち着いていること。また,そのさま。「人の良智は猶ほ深夜の―なるが如し/花柳春話(純一郎)」
せいせい
せいせい [0] 【精誠】
〔「せいぜい」とも〕
混じり気のない誠意。まごころ。「ひそかに一心の―を抽(ヌキン)で/平家 5」
せいせい
せいせい [0] 【清世】
よく治まっている世の中。太平の世。
せいせい=の旗(ハタ)、堂堂の陣
――の旗(ハタ)、堂堂の陣
〔孫子(軍争)〕
整然と旗を立てた,意気盛んな軍隊の形容。
〔「正正堂堂」の語源〕
せいせいえん
せいせいえん セイセイヱン 【青々園】
⇒伊原(イハラ)青々園
せいせいかいく
せいせいかいく [5] 【生生化育】
自然が万物を生み育てること。
せいせいかかん
せいせいかかん [5] 【整正花冠】
萼(ガク)や花弁が同形同大で規則的に輪状に並んでいるもの。サクラなどの花冠。
せいせいかつ
せいせいかつ [3] 【性生活】
人間生活のうち,性に関するいとなみ。
せいせいこかん
せいせいこかん 【西清古鑑】
中国の図録集。四〇巻。1749年,清の梁詩正らが勅を奉じて撰。清朝内府蔵の古銅器の形態を模し,銘に釈文を付したもの。
せいせいしょうぐん
せいせいしょうぐん [5] 【征西将軍】
平安時代,西国鎮撫のために遣わされた将軍。臨時に任命された。941年に藤原純友討伐のため藤原忠文を任じたのが最初。征西大将軍。
せいせいしょうぐんのみや
せいせいしょうぐんのみや 【征西将軍宮】
懐良(カネナガ)親王の異名。
せいせいどうどう
せいせいどうどう [3][0] 【正正堂堂】 (ト|タル)[文]形動タリ
〔孫子(軍争)〕
(1)態度が正しく,立派なさま。公明正大で卑劣な手段をとらないさま。「―と戦う」「―たる態度」
(2)軍隊の陣容が整い勢いの盛んなさま。
せいせいどうどう
せいせいどうどう【正々堂々たる】
fair and square.〜たる勝負 a fair game.〜と戦う play fair.
せいせいねつ
せいせいねつ [3] 【生成熱】
物質1モルをその成分元素の単体から生成するときに発生する熱量。
せいせいはってん
せいせいはってん [0] 【生生発展】 (名)スル
勢いよく活動しながら,絶えず向上すること。
せいせいふ
せいせいふ [3] 【征西府】
南北朝時代,征西将軍懐良親王が九州を転戦した時に,そのつど各地に設けた在所。
せいせいぶつ
せいせいぶつ [3] 【生成物】
(ある作用の結果として)生じたもの。できたもの。
せいせいぶんぽう
せいせいぶんぽう [5] 【生成文法】
チョムスキーが1950年代半ばに創始した文法理論。構造言語学の表面的な言語の分析・記述を批判し,文法的な文のみを無限に新しく作り出す有限個の規則の集合として文法を捉え,抽象的な深層構造を生成する句構造規則と,そこから具体的な表層構造を導く変形規則によって文生成の仕組みを説明しようとする。また,言語の本質を人間の生得的な創造的心的能力に認め,その多面的解明をめざす。変形文法。変形生成文法。
せいせいめん
せいせいめん [3] 【精製綿】
⇒脱脂綿(ダツシメン)
せいせいるてん
せいせいるてん [0] 【生生流転】 (名)スル
いっさいのものは生まれてたえず変化していくこと。しょうじょうるてん。
せいせき
せいせき [0] 【成跡】
過去の実績。結果。
せいせき
せいせき [0] 【成績】
(1)事業・仕事などのできぐあい。「営業―」
(2)学生・生徒などの学業のできぐあい。「―が上がる」
せいせき
せいせき [0] 【政績】
政治上の業績。
せいせき
せいせき【成績】
result;→英和
record;→英和
marks (点数).〜が良(悪)い do well (poorly) at school;show good (poor) business result.‖成績順に in the order of merit.成績表 a list of students' records (全体の);a report card (通信簿);a score book (勝負の).
せいせき
せいせき [0] 【聖跡・聖蹟】
(1)神聖な遺跡。
(2)天子に関係ある史跡。天皇行幸の地や旧都趾など。
せいせきずほう
せいせきずほう [5] 【正積図法】
地球上の各部分の面積が,それぞれに相当する地図上の面積に正しく表現される図法。ボンヌ図法・ランベルト正積方位図法など。等積図法。
せいせっかい
せいせっかい【生石灰】
quicklime.→英和
せいせっかい
せいせっかい [3] 【生石灰】
酸化カルシウムの通称。
せいせつ
せいせつ【正接】
《数》a tangent <tan> .→英和
せいせつ
せいせつ [0] 【凄切】 (名・形動)[文]ナリ
身にしみてさびしい・こと(さま)。「一種言ふべからざる―の調/即興詩人(鴎外)」
せいせつ
せいせつ [0] 【晴雪・霽雪】
雪が降ったあとの晴天。
せいせつ
せいせつ [0] 【正接・正切】
⇒タンジェント
せいせつ
せいせつ [1] 【性説】
中国における人間の生まれながらの性質に関する研究・論説。性善説・性悪説,それらを合わせた性善悪混合説などがある。
せいせつ
せいせつ [0] 【清節】
いさぎよい志。きよらかな節操。
せいせつかんすう
せいせつかんすう [5] 【正接関数】
角度を独立変数 �,それに対する正接を従属変数 � としたときの関数。�=tan �
→三角関数
せいせつきょくせん
せいせつきょくせん [4] 【正接曲線】
正接関数をグラフに表したもの。� が π/2 の整数倍のとき正・負の無限大となり,� の範囲 π ごとに同じ形を繰り返す。
正接曲線[図]
せいせつしょうちょう
せいせつしょうちょう 【清拙正澄】
(1274-1339) 鎌倉時代の臨済宗の僧。清拙派の祖。中国福州の人。1326年来日。北条高時に請われて鎌倉の建長寺・浄智寺に住し,のち建仁寺・南禅寺に歴住。諡号(シゴウ),大鑑禅師。
せいせつでんりゅうけい
せいせつでんりゅうけい [0] 【正接電流計】
検流計の一。円形に巻いたコイルの中心に磁針をおいたもの。磁針が振れる振れの角度の正接から,電流の強さを読みとる。
せいせん
せいせん [0] 【聖戦】
宗教的に神聖とみなされる目的のために戦われる戦争。また,正義の戦い。
せいせん
せいせん [0] 【征戦】 (名)スル
戦いにおもむくこと。
せいせん
せいせん [0] 【西遷】 (名)スル
(1)(人・都などが)西へ移ること。
(2)「長征(チヨウセイ)」に同じ。
せいせん
せいせん [0] 【精銭】
(1)ごく良質の貨幣。
(2)永楽銭の異名。
せいせん
せいせん [0] 【製銑】
鉄鉱石から銑鉄をつくること。また,その工程。製鉄。
せいせん
せいせん【聖戦】
a holy war.
せいせん
せいせん [0] 【井泉】
井戸。また,井戸の水。
せいせん
せいせん [0] 【正戦】
正当な理由のある戦争。
せいせん
せいせん [0] 【生鮮】 (名・形動)[文]ナリ
肉・野菜などが新しくいきいきしている・こと(さま)。新鮮。
せいせん
せいせん [0] 【成選】
律令官制で,官吏が選考の結果,叙位されること。じょうせん。
せいせん
せいせん [0] 【聖遷】
⇒ヒジュラ
せいせん
せいせん [0] 【精選】 (名)スル
特によいものだけをえらび出すこと。えりぬき。よりぬき。「―された材料」
せいせん
せいせん【精選する】
select with care;sort out.〜した choice(st);→英和
select;→英和
picked.→英和
せいせん
せいせん [0] 【政戦】
(1)政治上の主義・主張についての争い。政争。
(2)政治と戦争。「―両略」
せいせん
せいせん 【省銭】
「九六銭(クロクゼニ)」に同じ。
せいせん
せいせん [0] 【清泉】
きれいな泉。きれいなわき水。
せいせん
せいせん [0] 【性腺】
「生殖腺(セイシヨクセン)」に同じ。
せいせんしげきホルモン
せいせんしげきホルモン [8] 【性腺刺激―】
生殖腺のはたらきを調節するホルモンの総称。脊椎動物では脳下垂体から分泌される卵胞刺激ホルモン( FSH ),黄体形成ホルモン( LH )など。
せいせんしょくたい
せいせんしょくたい [0] 【性染色体】
生物の性の決定に関係する染色体。基本的には X および Y 染色体などがある。
→常染色体
せいせんしょくりょう
せいせんしょくりょう【生鮮食料品】
perishable foods;perishables.
せいせんしょくりょうひん
せいせんしょくりょうひん [0] 【生鮮食料品】
肉・野菜など,特に新鮮であることを必要とする食品。
せいせんじょしだいがく
せいせんじょしだいがく 【清泉女子大学】
私立大学の一。カトリックの聖心侍女修道会により1950年(昭和25)設立。本部は東京都品川区。
せいせんすい
せいせんすい 【井泉水】
⇒荻原(オギワラ)井泉水
せいせんろん
せいせんろん [3] 【正戦論】
戦争を正当な原因に基づく戦争と不正な戦争に区別し,前者のみが法的に許されるとする理論。
せいぜい
せいぜい [0] 【征税】
税を強制的に取り立てること。
せいぜい
せいぜい 【正税】
⇒しょうぜい(正税)
せいぜい
せいぜい【精々】
[つとめて]as far as possible;to the utmost;→英和
at most[best](たかだか).
せいぜい
せいぜい [1] 【精精】
〔「精誠」が転じてできた語か〕
■一■ (副)
(1)できるだけ。一生懸命。「―勉強させていただきます」
(2)一番多いと考えても。多くとも。最大限。たかだか。「集まっても,―一〇人くらいだ」
■二■ (名)
つとめはげむこと。「―をつくして作りたつる/幸若・大臣」
せいぜつ
せいぜつ [0] 【清絶】
きわめてきよらかなこと。「―の光を放ちて/金色夜叉(紅葉)」
せいぜつ
せいぜつ [0] 【凄絶】 (名・形動)[文]ナリ
非常にすさまじい・こと(さま)。「―な戦い」「―をきわめる」「恐慌し,―哀絶なる啼声を放ちて/日本風景論(重昂)」
[派生] ―― さ(名)
せいぜん
せいぜん [0] 【正善】
正しく,道理にかなっていること。「―を為すは人の義務なり/日本開化小史(卯吉)」
せいぜん
せいぜん [0] 【整然】 (ト|タル)[文]形動タリ
きちんとして,正しく整っているさま。
⇔雑然
「―と並ぶ」「理路―たる演説」
せいぜん
せいぜん [0] 【井然】 (ト|タル)[文]形動タリ
「整然」に同じ。「その手続がいかにも秩序―としてゐるので/半日(鴎外)」
せいぜん
せいぜん [0] 【凄然】 (ト|タル)[文]形動タリ
(1)寒く冷ややかなさま。
(2)ものさびしく,いたましいさま。「―として眼冷かに,散士を望むものの如し/佳人之奇遇(散士)」
せいぜん
せいぜん [0] 【悽然】 (ト|タル)[文]形動タリ
悲しみに沈むさま。「―として胆を落し/文明論之概略(諭吉)」
せいぜん
せいぜん【生前(に)】
in one's lifetime;before one's death.
せいぜん
せいぜん [0] 【聖善】
〔詩経(邶風,凱風)〕
母。慈母。
せいぜん
せいぜん [0] 【生前】
死んだ人がまだ生きていた時。存命中。死ぬ前。「父が―よく言った言葉」
せいぜん
せいぜん [0] 【成全】 (名)スル
完全に仕上げること。
せいぜん
せいぜん [0] 【清然】 (形動タリ)
清らかなさま。清清。「男女の志―と濁なき/人情本・梅児誉美 3」
せいぜん
せいぜん [0] 【西漸】 (名)スル
東に興った文明・勢力が次第に西方に移り進むこと。
せいぜん
せいぜん [0] 【性善】
人の本性が善であること。
せいぜん
せいぜん【整然とした】
orderly;→英和
regular;→英和
systematic.〜と in good order;regularly;→英和
systematically.→英和
せいぜんうんどう
せいぜんうんどう [5] 【西漸運動】
アメリカ合衆国史における,東部大西洋岸から西方地域へのたえまない拡張・開拓・移住の運動。植民地時代に始まり,独立革命後,急速に促進されてそのフロンティアはアパラチア山脈を越え,一九世紀半ばには太平洋岸に達する。
せいぜんしょぶん
せいぜんしょぶん [5] 【生前処分】
行為者の生前に効力が発生する法律行為。生前行為。
⇔死因処分
せいぜんせつ
せいぜんせつ [3] 【性善説】
人間は善を行うべき道徳的本性を先天的に具有しており,悪の行為はその本性を汚損・隠蔽することから起こるとする説。正統的儒学の人間観。孟子の首唱。
⇔性悪説
せいそ
せいそ [1] 【聖祚】
天子の位。帝位。宝祚。
せいそ
せいそ [1] 【聖祖】
(1)天子の祖先。また,すぐれた祖先。
(2)清の第四代皇帝康煕帝の廟号(ビヨウゴウ)。
せいそ
せいそ [1] 【生疎】 (名・形動)[文]ナリ
物事によく通じていないこと。未熟であるさま。「―なるを以て,選に預かることを得ず/西国立志編(正直)」
せいそ
せいそ 【成祖】
明の第三代皇帝永楽帝の廟号(ビヨウゴウ)。
せいそ
せいそ【清楚】
neatness.〜な neat (and clean);→英和
tidy.→英和
せいそ
せいそ [1] 【清楚】 (名・形動)[文]ナリ
(女性の服装・姿などが)清らかですっきりしている・こと(さま)。「―な装い」「―な花」
[派生] ――さ(名)
せいそ
せいそ [1] 【凄楚】
非常に悲しく思うこと。「悲凉―の声を以て/日本風景論(重昂)」
せいそ
せいそ [1] 【世祖】
中国で太祖・高祖・太宗などに次いで功績のあった皇帝の廟号(ビヨウゴウ)。元のフビライ,清の順治帝など。
せいそ
せいそ [1] 【精粗】
くわしいこととぞんざいなこと。細かいこととあらいこと。
せいそう
せいそう [0] 【成層】
次第に積み重なって層を成すこと。
せいそう
せいそう [0] 【正装】 (名)スル
儀式などのためにあらたまった装いをすること。また,その装い。「―した紳士」
せいそう
せいそう【正装】
<be in> full dress[uniform].
せいそう
せいそう [0] 【盛壮】 (名・形動)[文]ナリ
年若く元気盛りであること。勢いの盛んであるさま。
せいそう
せいそう [0] 【性巣】
「生殖腺」に同じ。
せいそう
せいそう [0] 【清僧】
戒律を厳しく守り,品行の正しい僧。肉食・妻帯をしない僧。
せいそう
せいそう [0] 【盛粧】 (名)スル
はなやかによそおうこと。「―せる姫を/即興詩人(鴎外)」
せいそう
せいそう【清掃】
cleaning.→英和
〜する clean;→英和
scavenge (道の).→英和
‖清掃車 <米> a garbage truck; <英> a dustcart.清掃員 <米> a garbage collector; <英> a dustman.
せいそう
せいそう [0] 【盛装】 (名)スル
はなやかに着飾ること。豪華な服装。「―した貴婦人」
せいそう
せいそう [0] 【悽愴】
■一■ (名・形動)[文]ナリ
いたましく悲しい・こと(さま)。「―な事件現場」「―な死闘を繰り返す」
■二■ (ト|タル)[文]形動タリ
{■一■}に同じ。「今迄の―たる光景が多少和らげられて/趣味の遺伝(漱石)」
せいそう
せいそう 【世宗】
(1)(1123-1189) 中国,金の第五代皇帝(在位1161-1189)。姓名は完顔雍。契丹(キツタン)人の反乱を鎮圧し南宋と講和して国家財政の再建に努めた。
(2)(1397-1450) 朝鮮,李朝第四代の王(在位1418-1450)。姓名は李祹(リトウ)。農業の発展・田制の改革などに努め,李朝の最盛期を現出させた。「高麗史」などを撰修,訓民正音(ハングル)を制定。
せいそう
せいそう【政争】
political strife.〜の具とする make a political issue <of> .
せいそう
せいそう【成層火山】
a stratovolcano.成層岩 a stratified rock.
せいそう
せいそう [0] 【青草】
あおあおとした草。あおくさ。
せいそう
せいそう [0] 【西廂】
西側のひさしの間。また,西側の棟にある部屋。
せいそう
せいそう【星霜】
years.幾〜を経て after the lapse of many years.
せいそう
せいそう【盛装】
<be in> full dress[one's Sunday best].〜する be dressed up.
せいそう
せいそう [0] 【斉奏】 (名)スル
〔unison〕
多くの同種または異種の楽器で,同じメロディーを演奏すること。
せいそう
せいそう [0] 【清掃】 (名)スル
きれいにすること。汚れを払いのけること。掃除。「部屋を―する」
せいそう
せいそう [0] 【清爽】 (名・形動)[文]ナリ
さっぱりとしていて,すがすがしいこと。さわやかなさま。「―な風」「妖雲惨霧を払ひ青天の―なるを/日本開化小史(卯吉)」
せいそう
せいそう [0] 【政争】
政治上の主義や主張についてのあらそい。政治権力の奪い合い。
せいそう
せいそう [0] 【星霜】
〔古くは「せいぞう」とも〕
としつき。年月。歳月(サイゲツ)。「幾―」
せいそう
せいそう [0] 【精巣】
動物の雄の生殖腺。精子を形成し,雄性ホルモンを分泌する。脊椎動物では一般に定まった位置に左右一対あり,多くの哺乳類では腹腔より下降して陰嚢(インノウ)内に収まり,睾丸とも呼ばれる。
⇔卵巣
せいそう
せいそう [0] 【勢相】
〔大槻文彦の「広日本文典」の用語〕
動作の可能を示す文法形式。動詞に「る」「らる」,「れる」「られる」を添えて表す。
せいそうえん
せいそうえん [3] 【精巣炎】
⇒睾丸炎(コウガンエン)
せいそうかざん
せいそうかざん [5] 【成層火山】
中心噴火を繰り返して,火口の周りに溶岩流や火砕物などを交互に堆積してできた円錐形の火山。山体に比べて山頂火口が小さく,山腹斜面は上部に急で,下部に緩い。例,富士山。錐状火山。コニーデ。
せいそうがく
せいそうがく セイサウ― [3] 【性相学】
人の肉体上に表れた特性から,その人の性質や運命などを判断する術。人相学・骨相学・手相学などの総称。
せいそうがん
せいそうがん [3] 【成層岩】
⇒堆積岩(タイセキガン)
せいそうき
せいそうき セイサウ― 【西廂記】
中国,元代の戯曲。王実甫(オウジツポ)作。一四世紀初めに成立。書生張君瑞と良家の娘崔鶯鶯(サイオウオウ)の波乱に富んだ恋物語で,北曲の代表作。唐の元稹(ゲンシン)の小説「会真記(鶯鶯伝)」に基づく金の董解元(トウカイゲン)の語り物「西廂記(董西廂)」を戯曲化したもの。せいしょうき。
せいそうけん
せいそうけん【成層圏】
<fly through> the stratosphere.→英和
〜飛行(機) a stratosphere flight (a stratoplane).
せいそうけん
せいそうけん [3] 【成層圏】
対流圏と中間圏の間にあって,気温のほぼ一定した部分。ほぼ高さ10〜50キロメートルの領域。オゾンを多く含む。
せいそうしゃ
せいそうしゃ [3] 【清掃車】
ごみを収集して回る自動車。ごみ収集車。
せいそうじょうたい
せいそうじょうたい [5] 【精巣上体】
精巣の生産物を運ぶ導管の一部。精巣の上端に帽子のようにかぶさる頭部と細長い体部・尾部とから成り,精管に続く。副睾丸。副精巣。
せいそうねん
せいそうねん [3] 【青壮年】
青年と壮年との総称。おおよそ一六歳から五〇歳くらいの人をいう。
せいそうめん
せいそうめん [3] 【成層面】
⇒層理面(ソウリメン)
せいそく
せいそく【生息する】
live;→英和
be found <in> .〜に適する inhabitable.‖生息地 a habitat.
せいそく
せいそく [0] 【正則】
(1)正しい規則。
(2)規則どおりであること。正規。
⇔変則
「―の教育を受けなかつたために/明暗(漱石)」
(3)外国語を学ぶ際,外国人から発音と意味を同時に学ぶこと。
⇔変則
[ヘボン]
(4)〔数〕
(ア)複素関数が微分可能であること。
(イ)行列が逆行列をもつこと。
(ウ)曲線が到る所で接線をもち,かつそれが連続的に変化すること。
せいそく
せいそく [0] 【静息】
静かにやすむこと。また,しずまりやむこと。「平野は自然の―,山嶽は自然の活動/破戒(藤村)」
せいそく
せいそく [0] 【声息】
(1)声と息。
(2)おとずれ。たより。消息。
せいそく
せいそく [0] 【生息】 (名)スル
(1)生きて生活すること。生存すること。「地球上に―する動物」
(2)「棲息(セイソク)」に同じ。
せいそく
せいそく [0] 【悽惻・凄惻】 (名・形動タリ)
ひどく悲しむこと。いたましく思うこと。また,そのさま。「沈痛―人生を穢土なりとのみ観ずる/厭世詩家と女性(透谷)」
せいそく
せいそく [0] 【棲息・栖息】 (名)スル
(動物が)ある場所にすんでいること。生息。「カモシカが―する地域」
せいそくかんすう
せいそくかんすう [5] 【正則関数】
複素平面上の一定の領域で定義され,そのすべての点で微分可能な複素関数。
せいそくきょくせん
せいそくきょくせん [5] 【正則曲線】
連続曲線で,曲線上の点を助変数の関数として表した時,その関数が連続な導関数をもち,かつこれらが同時に 0 にならないような曲線。
せいそくり
せいそくり 【性即理】
宋学,特に朱子学の主要命題の一。気質の干渉を受けない純粋至善なる人間の本性に道徳的価値の根拠を置き,人間の本性がそのまま理(道徳的倫理的法則)であるという道徳的理想主義的観点から,倫理道徳の絶対性,尊厳性を主張したもの。
せいそんぽ
せいそんぽ [3] 【生損保】
生命保険と損害保険の総称。
せいぞう
せいぞう【製造】
manufacture;→英和
production.→英和
〜する make;→英和
manufacture;→英和
produce.→英和
‖製造業(費) manufacturing industry (expenses).製造法 a manufacturing process.製造元 a manufacturer;a producer;a maker.
せいぞう
せいぞう [0] 【成造】 (名)スル
つくりあげること。造成。「軍艦も―せしかば/近世紀聞(延房)」
せいぞう
せいぞう [0] 【聖像】
(1)聖人,特に孔子の肖像。
(2)天子の肖像。
(3)
⇒聖画像(セイガゾウ)
せいぞう
せいぞう [0] 【製造】 (名)スル
(1)原材料に手を加えて製品にすること。「部品を―する」
(2)言葉・文・詩歌などをつくり出すこと。「拙者が三十一文字を―しました/当世書生気質(逍遥)」
せいぞう
せいぞう セイザウ 【西蔵】
チベットの中国語名。
せいぞうきんしれい
せいぞうきんしれい [7] 【聖像禁止令】
⇒聖画像(セイガゾウ)禁止令
せいぞうぎょう
せいぞうぎょう [3] 【製造業】
原料に手を加えて品物をつくり上げる産業。
せいぞうぶつせきにんほう
せいぞうぶつせきにんほう 【製造物責任法】
製造物の欠陥により人の身体,財産等に被害が生じた場合の製造業者等の損害賠償責任について定め,被害者の保護を図ることを目的とする法律。1994年(平成6)制定。PL(product liability)法。
せいぞうもと
せいぞうもと [0] 【製造元】
その品物を製造した所。製造所。
せいぞく
せいぞく [0][1] 【姓族】
(1)同姓の一族。
(2)中国,後漢末から南北朝時代にかけて,名門の家柄の称。世族。
せいぞく
せいぞく [1] 【世族】
代々血統が続いてきた一族。せぞく。
せいぞく
せいぞく [1] 【正続】
書物や映画などで,正編と続編。
せいぞく
せいぞく [1] 【聖俗】
(1)聖人と俗人。
(2)宗教的なことと世俗的なこと。
せいぞろい
せいぞろい【勢揃いする】
make an array;→英和
muster;→英和
gather together.
せいぞろい
せいぞろい [3] 【勢揃い】 (名)スル
(1)大勢の人が一か所に集まること。勢揃え。「親類縁者が―する」
(2)「勢揃え{(2)}」に同じ。
せいぞろえ
せいぞろえ [3] 【勢揃え】 (名)スル
(1)「勢揃い{(1)}」に同じ。「塾の庭に―する頃/思出の記(蘆花)」
(2)(味方や一門の)軍勢が集まること。勢揃い。「浮島が原にて―あり/平家 5」
せいぞん
せいぞん [0] 【成存】 (名)スル
ある価値などをもって存在すること。「同じ権利を以て―するものだ/罪と罰(魯庵)」
せいぞん
せいぞん【生存】
existence;→英和
life.→英和
〜する exist;→英和
live;→英和
survive (生き残る).→英和
‖生存競争 <beaten in> the struggle for existence.生存者 a survivor.
せいぞん
せいぞん [0] 【生存】 (名)スル
〔「せいそん」とも〕
生きていくこと。生命を持ち続けること。生き残ること。「大昔から―している鳥」「此の俊三を一個の男子として―させる為に/良人の自白(尚江)」
せいぞんきょうそう
せいぞんきょうそう [5] 【生存競争】
(1)〔struggle for existence に対する加藤弘之の訳語〕
ダーウィンの進化論の中心概念。生物が高い増殖能力をもちながら,その要求する食物や生活空間などは有限であるため,個体数の増加は制限を受け,ほぼ一定数を保っている現象を競争(闘争)という言葉で表現したもの。同種個体間の競争を種内競争,異種間のそれを種間競争という。
(2)転じて,弱肉強食の意にとって,人間社会における生活の存続や地位の獲得をめぐって起こる競争。「―が激しい」「―から脱落する」
せいぞんけん
せいぞんけん [3] 【生存権】
国民が人間らしく生きるために必要な諸条件を国家に要求できる権利。日本国憲法は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を定め,その実現にむけた国の努力義務を規定している。
せいぞんけん
せいぞんけん [3] 【生存圏】
ヒトラーの構想による,ドイツ人の生存を可能にするための食糧などを確保できる地域。1937年に明らかにされた。ドイツ東方のスラブ人の居住地が構想されていたとされる。
せいぞんしゃ
せいぞんしゃ [3] 【生存者】
(1)生きている者。
(2)生き残りの者。「事故の―」
せいぞんほけん
せいぞんほけん [5] 【生存保険】
被保険者の一定年齢までの生存を保険事故として保険金を支払う生命保険。
せいた
せいた 【清田】
姓氏の一。
せいた
せいた [0] 【背板】
(1)材木から板や角材をひき割った残りの,片面に丸みのある板。
(2)腰掛けなどで,人の背のあたる部分につけられた板。
(3)鎧(ヨロイ)の腹巻の背中の,引合(ヒキアワセ)のすき間をおおうもの。仕立ては胴に準じ,草摺(クサズリ)一間(イツケン)を下げる。臆病板(オクビヨウイタ)。
せいた
せいた 【誓多・逝多・制多】
〔梵 Jeta〕
祇陀太子(ギダタイシ)の別名。
せいたい
せいたい [0] 【生態】
(1)生物が自然環境のもとで生活しているありさま。「野鳥の―」
(2)社会生活をしているもののありのままの姿。「若者の―」
せいたい
せいたい [0] 【成体】
成熟して生殖作用を営めるようになった生物体。
せいたい
せいたい [0] 【声帯】
喉頭腔の中間部の左右にある粘膜のひだ。発声器官として重要な部分。甲状軟骨と披裂軟骨との間に張られ,靭(ジン)帯と筋肉から成る。左右のひだの間に間隙(声門)があり,声は気管からの呼気がここを通る時に声帯筋を振動させて生じる。
→声門
せいたい
せいたい【声帯】
《解》the vocal chords.〜を模写する mimic a person's voice.‖声帯模写 vocal mimicry.
せいたい
せいたい [0] 【青苔】
青い色のこけ。
せいたい
せいたい [0] 【青黛】
(1)濃い青色。
(2)青い眉墨(マユズミ)。また,それでかいた眉。
(3)俳優が月代(サカヤキ)などを青くするために用いる顔料。
せいたい
せいたい [0] 【政体】
(1)国家の統治形態。君主制・貴族制・民主制・共和制など。
(2)統治権の行使方法によって区別される政治形態。立憲政体と専制政体とがある。
→国体
せいたい
せいたい [0] 【臍帯】
⇒さいたい(臍帯)
せいたい
せいたい [0] 【静態】
静止している状態。また,動いているものを,ある時点において,静止したものとしてとらえてみた状態。
⇔動態
「人口―」
せいたい
せいたい [0] 【正対】 (名)スル
真正面から向かいあうこと。「論題に―していない意見」
せいたい
せいたい [0] 【聖体】
(1)天皇の体。玉体。
(2)カトリック教会で,聖別されキリストの体となったパン。また,聖体の秘跡のこと。
せいたい
せいたい [0] 【整体】
手などの力で,骨格のゆがみを矯正し,身体の均斉をとることにより,健康増進・体質改善などをはかること。「―術」
せいたい
せいたい【静態(の)】
static <economics> .→英和
せいたい
せいたい [0] 【世態】
「せたい(世態)」に同じ。[ヘボン]
せいたい
せいたい [0] 【正体】
(1)正しい姿。正しいあり方。「又以て―と為す可らざるなり/明六雑誌」
(2)正しい書体。
(3)写真植字で,正方形の中におさまるように設計された文字。
→平体
→長体
→斜体
せいたい
せいたい【生体】
a living body.‖生体解剖 vivisection.生体工学 bionics.
せいたい
せいたい【聖体】
《カト》the Eucharist.→英和
せいたい
せいたい【政体】
(the form of) government.→英和
せいたい
せいたい [0] 【生体】
生きているもの。生物の生きているからだ。「―実験」
せいたい
せいたい【生態】
a mode of life.‖生態学 ecology.生態系 the ecosystem.
せいたいがく
せいたいがく [3] 【生態学】
生物とそれをとりまく環境の相互関係を研究し,生態系の構造と機能を明らかにする学問。エコロジー。
せいたいけい
せいたいけい [0] 【生態系】
自然界のある地域に住むすべての生物群集とそれらの生活に関与する環境要因とを一体として見たもの。エコシステム。
→生態系[表]
せいたいけい
せいたいけい [0] 【生態型】
生物が特定の環境に適応するうちに,遺伝的に固定した形態学的・生理学的な特徴。
せいたいけいのうぎょう
せいたいけいのうぎょう [7] 【生態系農業】
農薬や化学肥料の使用を減らして自然の生態系を保護・利用する,自然農法や有機農法などの環境保全型の農業。持続可能な農業。
せいたいけん
せいたいけん [3] 【性体験】
性交など,性に関する体験。
せいたいこう
せいたいこう 【西太后】
(1835-1908) 中国,清の咸豊(カンポウ)帝の妃。同治帝の生母。諡(オクリナ)は孝欽。同治帝・光緒帝の摂政となり政権を握る。宮廷保守派の中心人物で,変法運動を弾圧し(戊戌(ボジユツ)政変),また義和団を支持して列強に宣戦布告。
せいたいこうがく
せいたいこうがく [3] 【生体工学】
生物のもつ機能や構造を解析し,それを人工的に再現して利用しようとする学問。
せいたいこうぶんし
せいたいこうぶんし [7] 【生体高分子】
生体を構成しているタンパク質・核酸・多糖類などの高分子化合物。化学合成されたプラスチック等の高分子化合物と比べてその結合の様子が複雑で,立体構造の違いによりさまざまな生理機能をもつものが多い。
せいたいしかん
せいたいしかん [5] 【生態史観】
生態系内部の主体‐環境間の相互関係という生態学的モデルを,人間共同体の発展過程に適用する歴史の見方。梅棹忠夫により提起され,唯物史観の単系発展段階説などと対置された。
せいたいしきそ
せいたいしきそ [6] 【生体色素】
生物体に由来する色素。この中にはヘモグロビン・クロロフィルなどの代謝の中で重要な働きをするものも多い。
せいたいしょ
せいたいしょ 【政体書】
1868年(明治1)閏四月に発布された明治政府の組織法。副島種臣・福岡孝弟(タカチカ)の起草。政府の方針は「五箇条の御誓文」に基づくことを明記し,三権分立・官吏公選・府藩県三治制などについて規定する。
せいたいせんしょく
せいたいせんしょく [5] 【生体染色】
生物の構造や生活状態などを調べるため,細胞や組織を固定せずに生きたまま染色すること。
せいたいてきちい
せいたいてきちい [7] 【生態的地位】
個々の生物種が,生態系の中で占める位置または役割。同じ生態的地位をもつ二種は共存できないとされる。ニッチ。
せいたいでんき
せいたいでんき [5] 【生体電気】
「生物電気」に同じ。
せいたいとうけい
せいたいとうけい [5] 【静態統計】
一定時点におけるある事柄の状態に関する統計。
せいたいどじょう
せいたいどじょう [5] 【成帯土壌】
気候・植生の影響を強く受けて生成され,ほぼ東西に帯状に連なって分布する土壌。ポドゾル・チェルノーゼム・ラテライトなど。
せいたいのうしゅく
せいたいのうしゅく [5] 【生体濃縮】
⇒生物濃縮(セイブツノウシユク)
せいたいはいりょう
せいたいはいりょう [5] 【聖体拝領】
カトリック教会で,聖体を受けること。聖体の秘跡。
→聖餐(セイサン)
→陪餐
せいたいはんのう
せいたいはんのう [5] 【生体反応】
(1)生きている細胞内でのみ起こる呈色などの反応。
(2)「生活反応」に同じ。
せいたいまく
せいたいまく [3] 【生体膜】
細胞と外界との境界を形づくる細胞膜をはじめ,細胞内の,核を包む核膜,小胞体・ミトコンドリア・葉緑体・ゴルジ体などを構成する膜の総称。厚さ7〜10ナノメートルで,リン脂質分子の二重層の中にタンパク質分子がはめ込まれた構造を示す。
せいたいもしゃ
せいたいもしゃ [5] 【声帯模写】
〔大正末期,喜劇俳優古川緑波(ロツパ)の造語による〕
他人の声や動物の鳴き声などをまねする演芸。歌舞伎俳優のまねが主の声色(コワイロ)を現代化したもの。
せいたか
せいたか [0] 【背高】
身長が普通の人よりも高いこと。またその人。「―のっぽ」
せいたかあわだちそう
せいたかあわだちそう [0] 【背高泡立草】
キク科の多年草。北アメリカ原産の帰化植物で,空地などに群生。高さ2〜3メートルとなる。秋,茎頂に黄色の頭花を多数つける。
背高泡立草[図]
せいたかくけい
せいたかくけい [4] 【正多角形】
辺の長さがすべて等しく,角の大きさもすべて等しい多角形。
せいたかしぎ
せいたかしぎ [5] 【背高鷸】
(1)チドリ目セイタカシギ科の鳥の総称。脚が非常に長く,水辺にすむ。
(2)セイタカシギ{(1)}の一種。脚がきわめて長く,全長約38センチメートルのうち三分の二をこえる。背面は光沢ある黒色,腹面は白色,脚は淡紅色。日本へは旅鳥として春秋に少数が渡来。近年,愛知県・千葉県で繁殖。
せいたかどうじ
せいたかどうじ 【制吒迦童子・勢多迦童子】
〔梵 Ceṭaka〕
不動明王八大童子の一人。矜羯羅(コンガラ)童子とともに不動明王の脇侍。像は右手に金剛棒,左手に三鈷(サンコ)を持って怒りの相を表す。制吒迦。
制吒迦童子[図]
せいたく
せいたく [0] 【請託】 (名)スル
内々で特別の配慮を請うこと。特に,公務員に対して一定の職務行為を行うことを依頼すること。
せいたけ
せいたけ [1] 【背丈】
⇒せたけ(背丈)
せいたたんそう
せいたたんそう 【清田儋叟】
(1719-1785) 江戸中期の儒者。京都の人。名は絢,字(アザナ)は君錦,儋叟は号。越前藩儒伊藤竜洲の三男。江村北海は次兄。はじめ徂徠学を修めたが,後に朱子学に転じて越前藩儒となり,文章をよくした。著「孔雀楼筆記」「孔雀楼文集」
せいためんたい
せいためんたい [0] 【正多面体】
面がすべて合同な正多角形でできており,どの頂点に集まる面の数も等しく,どの頂点における立体角も等しい多面体。正四面体・正六面体・正八面体・正十二面体・正二十面体の五種類。
→立体角
せいたりん
せいたりん 【誓多林・逝多林】
祇陀太子が所有していた林の名。須達長者が買い取り,この地に祇園精舎(ギオンシヨウジヤ)を建て釈迦に献じたという。
せいたん
せいたん [0] 【西端】
西のはし。「町の―」
せいたん
せいたん [0] 【生誕】 (名)スル
うまれること。誕生。「孔子が―した地」
せいたん
せいたん [0] 【正旦】
(1)正月元日。また元日の朝。
(2)〔「旦」は女形の意〕
中国の演劇で,立女形(タテオヤマ)のこと。
せいたん
せいたん [0] 【清淡】 (名・形動)[文]ナリ
清くさっぱりしている・こと(さま)。「尋常(ナミナミ)の恋にはあらで,―にして/慨世士伝(逍遥)」
せいたん
せいたん【生誕】
birth.→英和
⇒誕生.
せいたん
せいたん [0] 【聖誕】
天子や聖人の誕生日。
せいたん
せいたん [0] 【製炭】
木炭をつくること。「―業」
せいたんきょく
せいたんきょく [3] 【聖譚曲】
⇒オラトリオ
せいたんさい
せいたんさい [3] 【聖誕祭】
クリスマスのこと。聖誕節。[季]冬。
せいだい
せいだい [0] 【盛大】 (名・形動)[文]ナリ
集会や儀式などの規模が大きくはなばなしい・こと(さま)。「―な歓迎会」
[派生] ――さ(名)
せいだい
せいだい [0] 【世代】
「せだい(世代)」に同じ。
せいだい
せいだい [1] 【盛代】
国の勢いがさかんで各方面に活力があふれている時代。
せいだい
せいだい [1] 【聖代】
聖天子が治めている時代。聖世。
せいだい
せいだい【盛大な(に)】
prosperous(ly);→英和
splendid(ly);→英和
(on a) grand (scale).→英和
せいだい
せいだい [0] 【正大】 (名・形動)[文]ナリ
態度や行動などが正しくて堂々としている・こと(さま)。「公明―」
せいだく
せいだく [1][0] 【清濁】
(1)澄んでいることと濁っていること。
(2)正と邪。善と悪。
(3)清音と濁音。
(4)楽符に示された,音の高低・強弱。「―のくらゐみな五音をいでず/著聞 6」
(5)清酒と濁酒。
せいだく
せいだく【清濁あわせ飲む】
be broad-minded.
せいだく=併(アワ)せ呑(ノ)む
――併(アワ)せ呑(ノ)む
心が広くて,善悪の区別なく受け入れる。度量が大きいこと。
せいだす
せいだ・す [1] 【精出す】 (動サ五[四])
仕事や勉強などを一生懸命にする。精を出す。「仕事に―・す」
せいだす
せいだす【精出す】
exert oneself;be diligent[industrious,assiduous];work hard.精出して diligently;→英和
assiduously.→英和
せいだん
せいだん【政談(演説)】
a political talk (speech).
せいだん
せいだん [0] 【聖壇】
神をまつる祭壇。神聖な壇。
せいだん
せいだん [0] 【清談】 (名)スル
(1)中国,魏晋代に貴族社会に流行した老・荘・易を中心とする虚無的・超世俗的論議。後漢末以来の政情不安と関連する。「竹林の七賢」が有名。
(2)俗世間を離れた風流・高尚な話。また,それを談ずること。
せいだん
せいだん【聖壇】
an altar (祭壇);→英和
a pulpit (説教壇).→英和
せいだん
せいだん [0] 【聖断】
天子の裁断。「―が下る」
せいだん
せいだん [0] 【星団】
天球の一部分に集まっている恒星の大集団。散開星団と球状星団とがある。
せいだん
せいだん 【政談】
江戸中期の政論書。四巻。荻生徂徠著。享保年間(1716-1736)成立。幕藩体制の諸矛盾を解剖し,その打開策を説く。
せいだん
せいだん [0] 【政談】
(1)政治に関する談話・論談。
(2)裁判などを題材にした講談。「大岡―」
せいだんそう
せいだんそう [3] 【正断層】
断層面に沿って上盤が下盤に対してすべり落ちた断層。
⇔逆断層
せいち
せいち【整地する】
readjust the land.→英和
せいち
せいち [1] 【生地】
その人の生まれた土地。出生(シユツシヨウ)地。
せいち
せいち [1] 【棲遅・栖遅】 (名)スル
心静かに住むこと。官をのいて,閑居すること。また,その人の家。
せいち
せいち [1] 【聖地】
(1)聖人・教祖などに関係ある神聖な土地。
(2)山・川・森などの自然のうちで,特に神聖と信じられている地域。
せいち
せいち [1] 【精緻】 (名・形動)[文]ナリ
非常に細かな点にまで注意が行き届いている・こと(さま)。精密。緻密。「―な描写」「―な頭脳」
[派生] ―― さ(名)
せいち
せいち [0][1] 【整地】 (名)スル
建築・耕作などに適するように,土地を平らにならすこと。「荒れ地を―する」
せいち
せいち [1] 【生知】
〔論語(季氏)〕
生まれながらにして知ること。学ばないでよく物事の道理に通じていること。
せいち
せいち [1] 【整治】 (名)スル
物事をととのえ,おさめること。「鎮台兵を―し以て内国を綏撫し/新聞雑誌 29」
せいち
せいち【生地】
one's birthplace[home].
せいち
せいち【精緻な】
minute;→英和
fine;→英和
subtle;→英和
detailed <study> .→英和
せいち
せいち【聖地】
a sacred ground;the Holy Land (パレスチナ).
せいちあんこう
せいちあんこう [1][0] 【生知安行】
〔中庸〕
生まれながらにして聡明で人生の道義に通じ,安んじて実行すること。
せいちく
せいちく [0] 【成竹】
〔蘇軾の「篔簹谷偃竹記」に「竹を描(カ)くのに,まず完全な竹の形を心の中で想像して,そののち書き始める」とあるところから〕
あらかじめ立てる計画。十分な見込み。成算。「胸中すでに―あり」
せいちく
せいちく [0] 【成畜】
十分に成長した家畜。
せいちしゅぎ
せいちしゅぎ [4] 【生地主義】
⇒出生地主義(シユツシヨウチシユギ)
せいちじゅんれい
せいちじゅんれい [1] 【聖地巡礼】
信者が聖地を参拝して巡り歩くこと。聖地巡拝。
→巡礼
せいちつ
せいちつ [0] 【青帙】
青布を用いた書物のおおい。転じて,書物。
せいちゃ
せいちゃ【製茶】
tea manufacture.製茶業者 a tea manufacturer.
せいちゃ
せいちゃ [0] 【製茶】
茶の葉を加工して,飲用としての茶をつくること。[季]春。「―業」
せいちゃく
せいちゃく [0] 【正嫡】
正妻が生んだ子。嫡子。せいてき。
せいちゃく
せいちゃく [0] 【世嫡】
よつぎ。あととり。嫡嗣。せいてき。
せいちゃく
せいちゃく [0] 【正着】
囲碁で,適切な手。本手。
せいちゃくりつ
せいちゃくりつ [4] 【生着率】
移植した臓器や組織が施術後に機能している割合。生存率とともに,移植術が成功したか否かの判定の基準となる。
せいちゅう
せいちゅう [0] 【掣肘】 (名)スル
〔「呂氏春秋(具備)」より。ひじを引っぱる意〕
わきから干渉して,自由な行動を妨げること。「―を加える」「種々な思慮に―せられずに/青年(鴎外)」
せいちゅう
せいちゅう [0] 【成虫】
昆虫の成熟した個体。幼虫が変態成長して,生殖が可能となったもの。
せいちゅう
せいちゅう【精虫】
a spermatozoon.→英和
せいちゅう
せいちゅう【成虫】
《動》an imago.→英和
せいちゅう
せいちゅう [0] 【精虫】
「精子(セイシ)」に同じ。
せいちゅう
せいちゅう [0] 【誠忠・精忠】 (名・形動)[文]ナリ
まごころからの忠義。また,一途に忠義であるさま。「―の臣」「武人の…―にして率直なるは/文明論之概略(諭吉)」
せいちゅう
せいちゅう [0] 【正中】 (名)スル
(1)物の中心。真ん中。「下に権利の字を―に書き/明六雑誌 32」
(2)ある考えにかたよらないこと。中正であること。
(3)天体が天の子午線を通過すること。
せいちゅう
せいちゅう【制肘】
restraint;→英和
control.→英和
〜する restrain;→英和
restrict.→英和
〜をうける be under restraint;→英和
be restricted.
せいちゅうせん
せいちゅうせん [0] 【正中線】
生物体の前面・背面の中央を,頭頂から縦にまっすぐ通る線。
せいちゅうめん
せいちゅうめん [3] 【正中面】
生物体が左右相称を示す場合の,中心をなす面。
せいちょう
せいちょう [0] 【整腸】
薬剤や食品によって腸の消化・吸収・運動などの機能が円滑に行われるようにすること。
せいちょう
せいちょう [0] 【聖朝】
当代の朝廷を敬っていう語。
せいちょう
せいちょう [1] 【清朝】
漢字の活字の書体の一。毛筆書きに似た楷書体の活字。名刺・招待状などに用いる。清朝体。
せいちょう
せいちょう [0] 【性徴】
男女・雌雄を区別しうる形態的特徴。生殖腺とこれに直接付随する器官とを第一次性徴,それ以外で男女・雌雄の判別の手掛かりとなる事柄(例えば,声帯の違いによる声質,乳房の大小,ライオンの雄のたてがみなど)を第二次性徴という。婚姻色などを第三次性徴として分けることもある。性形質。
せいちょう
せいちょう [0] 【声調】
(1)ふしまわし。
(2)音節の構成要素である高低昇降のアクセント。
せいちょう
せいちょう [0] 【成鳥】
繁殖できる年齢に達し,成長に伴って羽色が変わらなくなった鳥。多くの小鳥は一年であるが,数年かかる種もある。
せいちょう
せいちょう [0] 【成長】 (名)スル
〔古くは「せいぢょう」とも〕
(1)(人・動植物が)育って,大きくなること。一人前に成熟すること。大人になること。「子が立派に―する」
(2)物事の規模が大きくなること。「―産業」「経済―」
(3)個体・器官・細胞の形態的あるいは量的増大を伴う変化。環境条件によって一定の限度があるが,高等植物では限られた部分では一生つづく。細菌学では個体数の増加,生態学では個体群の増加にも使われる。生長。
せいちょう
せいちょう [0] 【生長】 (名)スル
〔古くは「せいぢょう」とも〕
(1)(植物が)伸び育つこと。「稲が―する」
(2)(人・動物が)生まれ育つこと。「お芳はいつしか―して,はや十歳となりにけり/当世書生気質(逍遥)」
(3)物事が大きくなること。「生を保つの天性次第に―し/日本開化小史(卯吉)」
(4)「成長{(3)}」に同じ。
せいちょう
せいちょう [0] 【正調】
正しい調子。民謡ではこの唄い方が正統であるという意味に用いる。「―江差追分」
せいちょう
せいちょう [0] 【正丁】
⇒せいてい(正丁)
せいちょう
せいちょう [0] 【清澄】 (名・形動)[文]ナリ
澄んでいて清らかな・こと(さま)。「―な空気」
[派生] ―― さ(名)
せいちょう
せいちょう [0] 【清聴】 (名)スル
他人が自分の話などを聞いてくれることを敬っていう語。「御―を感謝します」
せいちょう
せいちょう [0] 【聖寵】
⇒恩寵(オンチヨウ)(2)
せいちょう
せいちょう [0] 【静聴】 (名)スル
静かにきくこと。「御―願います」「今まで少しく―せし会民は/経国美談(竜渓)」
せいちょう
せいちょう [0] 【整調】 (名)スル
(1)調子をととのえること。
(2)ボートで,舵手(コックス)のすぐ前にいて,他の漕手の調子をとる者。ストローク。
せいちょう
せいちょう【成長】
growth.→英和
〜する grow (up).→英和
〜した grown-up.‖成長株 a growth stock.成長率 a growth rate;a rate of growth.
せいちょう
せいちょう [0] 【政庁】
政務を取り扱う官庁。
せいちょう
せいちょう【整調】
tuning (楽器);→英和
a stroke (ボート).→英和
〜となる pull stroke.
せいちょう
せいちょう【清聴】
attention.→英和
〜を賜わる be given a hearing.→英和
御〜を感謝します Thank you for your kind attention.→英和
せいちょう
せいちょう [0] 【青鳥】
(1)青い鳥。
(2)〔前漢の東方朔が青鳥の飛来を見て西王母の使いだといった「漢武故事」に見える故事から〕
使者。使い。また,書簡。「―飛び来たりてはうかんを投げたり/平家 4」
せいちょう
せいちょう [0] 【清帳】
(1)江戸時代,清書された帳簿。
(2)「清帳紙」の略。
せいちょう
せいちょう [0] 【征鳥】
鷹・隼(ハヤブサ)など猛禽(モウキン)の類をいう。
せいちょうかぶ
せいちょうかぶ [3] 【成長株】
(1)将来,業績が大きく伸びると期待される企業の株式。
(2)将来有望な人物。将来性のある人材。
せいちょうかんこく
せいちょうかんこく セイチヤウ― 【青帳汗国】
キプチャク汗国を構成した王国の一。バトゥ(抜都)の弟シャイバンがウラル川東方の地に拠(ヨ)って興した。ケック-オルダ。
せいちょうきょくせん
せいちょうきょくせん [5] 【成長曲線】
横軸に時間,縦軸に身長や体重の測定値をとって表したグラフ。
せいちょうざい
せいちょうざい [3] 【整腸剤】
下痢や腸内異常発酵などを鎮め,腸の消化・吸収・運動などの機能を整える薬剤。
せいちょうし
せいちょうし [3] 【清帳紙】
昔,大福帳の地紙に用いた楮(コウゾ)製の丈夫な紙。土佐・肥後・日向・伊予・石見(イワミ)・筑後柳川などの産。
せいちょうじ
せいちょうじ 【清澄寺】
(1)「きよすみでら(清澄寺)」に同じ。
(2)兵庫県宝塚市にある真言三宝宗本山。山号蓬莱山。893年宇多天皇の勅命で創建。清荒神(キヨシコウジン)。
せいちょうせき
せいちょうせき [3] 【正長石】
カリ長石の一種。単斜晶系。色は白ないし淡紅色を示し,ガラス光沢がある。花崗(カコウ)岩や片麻岩などに見られる。
せいちょうせん
せいちょうせん [0][3] 【成長線】
魚の鱗や貝殻の表面にみられる年輪に似た線。成長の跡を示すもので,一年一輪ではないが,年齢を推定することもできる。
せいちょうてん
せいちょうてん [3] 【成長点】
茎や根の先端にあって,活発に分裂して新しい組織を作る部分。
せいちょうてん
せいちょうてん [3] 【生長点】
⇒成長(セイチヨウ)点
せいちょうのいえ
せいちょうのいえ セイチヤウノイヘ 【生長の家】
大本教系の新宗教。1929年(昭和4)谷口雅春が神示を受けて開いた。万教の一致を説き,宇宙を久遠の生命のあり方とみ,それへの礼拝により人生苦の克服をはかる。
せいちょうのげんかい
せいちょうのげんかい セイチヤウ― 【成長の限界】
ローマ-クラブの報告書。1972年刊。資源の制約や環境の制約(廃棄物の捨て場の枯渇)から経済成長や人口増加に限界があることを論じた。
せいちょうりろん
せいちょうりろん [5] 【成長理論】
人口増加・資本蓄積・技術進歩などの要因と経済成長との関係,成長経路の安定性,均衡成長のための条件などを分析する理論。
せいちょうホルモン
せいちょうホルモン [5] 【成長―】
脳下垂体前葉から分泌され,主に成長を促進するホルモン。小児期に過剰になると巨人症,成人以降に過剰になると末端巨大症になる。成長期以前に不足すると小人症となる。ソマトトロピン。
せいちょく
せいちょく [0] 【制勅】
みことのり。詔勅。
せいちょく
せいちょく [0] 【正直】 (名・形動)[文]ナリ
心がまっすぐで言動に偽りのない・こと(さま)。しょうじき。「其の性(サガ)―なれば/竜動鬼談(勤)」
せいちょく
せいちょく [0] 【誠直】 (名・形動)[文]ナリ
誠実で正直な・こと(さま)。「信実に―なるカインドに於は/明六雑誌 27」
せいちょく
せいちょく [0] 【聖勅】
天子の言葉。みことのり。聖詔。
せいちん
せいちん 【西浄】
〔「ちん」は唐音〕
禅寺で,便所。西序(セイジヨ)の人が用いるからいう。せいじょう。
→雪隠(セツチン)
→東浄(トウチン)
せいつう
せいつう [0] 【精通】 (名)スル
(1)あることについてくわしく知っていること。「漢学に―する」
(2)男子が初めて精液を出す現象。
せいつう
せいつう【精通する】
be (well) versed <in> ;be well read <in> ;be familiar <with> ;have a thorough knowledge <of> .
せいてい
せいてい [0] 【青帝】
〔五行説で春は青色にあたるところから〕
春をつかさどる神。東方に位する。東帝。
せいてい
せいてい 【蜻蜓】
ヤンマの異名。[伊京集]
せいてい
せいてい [0] 【井底】
井戸の底。
せいてい
せいてい [0] 【聖帝】
徳の高い天子。また,天子の尊称。
せいてい
せいてい [0] 【成丁】
成年に達した男子。
せいてい
せいてい [0] 【制定】 (名)スル
法律・規則などを定めること。「憲法を―する」
せいてい
せいてい【制定】
enactment;→英和
establishment.→英和
〜する enact;→英和
establish;→英和
institute.→英和
せいてい
せいてい [0] 【静定】 (名)スル
しずめおさめること。「徳川氏海内を―するに及びて/日本開化小史(卯吉)」
せいてい
せいてい [0] 【正丁】
律令制で,二一歳以上六〇歳以下の健康な公民男子。のち二二歳から六〇歳,二二歳から五九歳とされた。庸・調・雑徭・兵役を負担した。しょうてい。せいちょう。
せいてい=の蛙(カワズ)
――の蛙(カワズ)
識見の狭い人にたとえていう語。井の中のかわず。井蛙(セイア)。
せいていしゃ
せいていしゃ [3] 【成丁者】
成年に達した男子。成丁。
〔明治期の語〕
せいていほう
せいていほう [0] 【制定法】
権限を有する機関によって,一定の手続きを経て定立された法。不文法である慣習法・判例法に対していう語。成文法。
せいてき
せいてき [0] 【静的】 (形動)
動きがなく静かなさま。
⇔動的
「―な描写」「―にとらえる」
せいてき
せいてき [0] 【性的】 (形動)
(1)性欲に関するさま。「―な魅力」「―な関心」
(2)(男女・雌雄の)性にかかわるさま。「―特徴」
せいてき
せいてき [0] 【世嫡】
⇒せいちゃく(世嫡)
せいてき
せいてき【性的(な)】
sexual <appeal> .→英和
せいてき
せいてき【政敵】
a political opponent.
せいてき
せいてき [0] 【清適】
さっぱりとして気持ちのよいこと。多く,手紙で,相手の無事・健康を祝って用いる。「御―に渡らせられ/夜明け前(藤村)」
せいてき
せいてき [0] 【政敵】
政治面での敵。政治上の競争相手。
せいてき
せいてき [0] 【正嫡】
⇒せいちゃく(正嫡)
せいてき
せいてき【静的】
static(al).→英和
せいてきあんぜん
せいてきあんぜん [0] 【静的安全】
取引に関与しない第三者の地位と取引の当事者の地位とが対立する場合に,第三者の地位のほうが保護されること。
⇔動的安全
せいてきとうさく
せいてきとうさく [0][5] 【性的倒錯】
異常性欲のうち,性行為およびその対象が異常であるもの。サディズム・マゾヒズム・露出症・小児性愛・獣姦など。性倒錯。
せいてつ
せいてつ [0] 【精鉄】
精錬した鉄。
せいてつ
せいてつ [0] 【聖哲】
知徳に優れ,道理に明るい人。
せいてつ
せいてつ [0] 【製鉄】
鉄鉱石を製錬して銑鉄をつくること。また広く,製鋼をも含めていう。
せいてつ
せいてつ [0] 【西哲】
(1)西洋の優れた思想家。西洋の哲人。
(2)「西洋哲学」の略。
せいてつ
せいてつ【製鉄】
iron manufacture.‖製鉄所 an ironworks.
せいてつじょ
せいてつじょ [0][5] 【製鉄所】
製鉄を行う工場。普通,製銑・製鋼・圧延を基本とする銑鋼一貫の工程をもつ工場をいう。日本では,1901年(明治34)に官営八幡製鉄所が操業を開始,近代産業の基幹となった。
せいてつせん
せいてつせん [0] 【精鉄銭】
1860年から鋳造された寛永通宝。四文に通用。
せいてん
せいてん [0] 【正典】
教団・教会によって公に認められ,信仰・教義・生活に規準を与える書物。カノン。
せいてん
せいてん [0] 【性典】
性的な事柄が書かれた本。
せいてん
せいてん [0] 【成典】
(1)定まった法式・儀式。
(2)成文の法典。
せいてん
せいてん [0] 【聖典】
(1)聖人の書いた書物。また,聖人の言行録。
(2)宗教の基本的教説を記した書物。仏教の諸経典,キリスト教の聖書,イスラム教のコーランなど。
せいてん
せいてん【青天の霹靂(へきれき)】
<like> a bolt from the blue.→英和
せいてん
せいてん 【星躔】
星のやどり。星宿。また星を散りばめた空。「月―にあらはなれども/海道記」
せいてん
せいてん [0] 【盛典】
盛大な儀式。盛儀。
せいてん
せいてん [1][0] 【星点】
漢文訓読に際して用いられたヲコト点のうち,漢字の四隅に付けた「・」の形の訓点。「をこと点」の中で最も基本的なもの。
せいてん
せいてん [0] 【晴天】
〔古くは「せいでん」とも〕
空が晴れわたっていること。また,晴れた空。青天。
せいてん
せいてん [0] 【青天】
〔古くは「せいでん」とも〕
晴れわたった空。青空。蒼天(ソウテン)。
せいてん
せいてん【晴天(続き)】
(a long spell of) fine weather.‘本日は〜なり,本日は〜なり' Testing―one,two,three,four.
せいてん
せいてん【聖典】
a sacred book.
せいてん=の霹靂(ヘキレキ)
――の霹靂(ヘキレキ)
〔陸游「九月四日鶏未鳴起作」より。晴れた日に突然起きる雷の意〕
突然の大事件。人を驚かす変動。
せいてんいき
せいてんいき [3] 【晴天域】
雲がなく,晴れている範囲。
せいてんかん
せいてんかん [3] 【性転換】 (名)スル
(1)雌雄異体の生物で,雄または雌としての機能を発揮していた個体が何らかの原因で反対の性の機能をもつようになること。個体の性が発生の途上で逆転する場合も含む。
(2)男性あるいは女性が,外科的処置により自らの外性器をもう一方のそれに変えること。
せいてんかん
せいてんかん【性転換】
sex change.性転換者(手術) a transsexual (operation).→英和
せいてんきりゅう
せいてんきりゅう [7] 【晴天気流】
よく晴れた日に対流圏の上部,ジェット気流の近傍で起こりやすい強い気流の乱れ。飛行機を破損したりする。晴天乱気流。
せいてんし
せいてんし [3] 【聖天子】
徳の高い天子。
せいてんはくじつ
せいてんはくじつ [0] 【青天白日】
(1)青空に太陽の輝くこと。
(2)疑いがはれて無罪になること。「―の身となる」
(3)人に隠している悪いおこないなどが少しもないこと。「私はいつも―だ」
せいてんはくじつき
せいてんはくじつき [8][7] 【青天白日旗】
中華民国国民党の党旗。青地の中央に白く太陽を染め抜き,太陽の周囲に一二の三角形の光線をかたどったもの。
せいてんはくじつまんちこうき
せいてんはくじつまんちこうき [12] 【青天白日満地紅旗】
中華民国の国旗。赤地の左上四分の一に青天白日旗と同じ模様を染めた旗。
せいでい
せいでい [0] 【青泥】
⇒あおどろ(青泥)
せいでん
せいでん [0] 【聖殿】
神聖な殿堂。神仏をまつる建物。
せいでん
せいでん [0] 【静電】
「静電気」の略。
せいでん
せいでん [0] 【世伝】 (名)スル
⇒せでん(世伝)
せいでん
せいでん [0] 【正伝】
事実に基づいた間違いのない伝記。正しい伝記。
せいでん
せいでん [0] 【正殿】
(1)神社の本殿。
(2)宮殿の中心となる建物。表御殿。
(3)紫宸殿の別名。
せいでんいんさつ
せいでんいんさつ [5] 【静電印刷】
静電圧により粉末インクを磁化し,対象物に付着させて印刷する無圧印刷法。形状が複雑なものの表面の印刷に用いられる。
せいでんかこう
せいでんかこう [5] 【制電加工】
繊維に界面活性剤を付けて親水性を与え,静電気の発生や帯電を防止する加工。
せいでんかんのう
せいでんかんのう [5] 【静電感応】
⇒静電誘導(セイデンユウドウ)
せいでんき
せいでんき [3] 【静電気】
分布が時間的に変化しない電荷,およびその電荷による電気現象。摩擦電気など。
せいでんき
せいでんき [3] 【正電気】
⇒陽電気(ヨウデンキ)
せいでんき
せいでんき【静電気】
《電》static electricity.
せいでんきがく
せいでんきがく [5] 【静電気学】
電荷分布が時間的に変化しない場合の電気現象を研究する分野。
→電気力学
せいでんきろく
せいでんきろく [5] 【静電記録】
誘電体上に文字や絵などの静電荷による潜像をつくり,これに反対の極性電荷をもつ着色粉末を吸着させて目に見える像を記録するもの。電子写真・ファクシミリなどに用いる。電子印刷。
せいでんごりょう
せいでんごりょう 【世伝御料】
⇒せでんごりょう(世伝御料)
せいでんしゃへい
せいでんしゃへい [5] 【静電遮蔽】
⇒シールド(1)
せいでんせんべつ
せいでんせんべつ [5] 【静電選別】
静電気現象を応用して物質の分離などを行う技術の総称。物質の導電率の差を利用する方法,摩擦帯電特性の違いを利用する方法,誘電率の違いを利用する方法などがある。
せいでんたんい
せいでんたんい [5] 【静電単位】
力学的基本単位に CGS 単位を用い,クーロンの法則によって電気量の単位を定めた電磁気に関する単位系の一。略号 esu
せいでんへんこう
せいでんへんこう [5] 【静電偏向】
電子線などに電界をかけることにより,その進行方向を曲げること。ブラウン管などに応用される。
せいでんほう
せいでんほう [0] 【井田法】
中国,周代に行われたと伝えられる土地制度。「孟子」によれば,一里四方の土地を井字形に九等分し,中央の一区を公田,周囲の八区を私田として八家に与え,公田は八家が共同耕作し,その収穫を租として国に納めさせたという。
せいでんゆうどう
せいでんゆうどう [5] 【静電誘導】
絶縁された金属の一端を帯電体に近づけると,金属の帯電体に近い端に異種の電荷が現れ,遠い端には等量で同種の電荷が現れる現象。静電感応。
せいでんようりょう
せいでんようりょう [5] 【静電容量】
絶縁された導体の電圧,またはコンデンサーの両極間の電位差を,単位量だけ上げるのに必要な電気量。MKSA 単位ではファラッド。キャパシタンス。電気容量。容量。
せいと
せいと [1] 【西都】
(1)西の都。例えば東の洛陽に対して,長安など。
(2)大宰府の別名。
せいと
せいと [1] 【星斗】
星。星辰。
せいと
せいと【聖徒】
a saint;→英和
[弟子]a disciple;→英和
an apostle.→英和
せいと
せいと [1] 【征途】
(1)旅のみち。
(2)出征のみち。また,戦争や試合などのために出かけること。「―につく」
せいと
せいと [1] 【聖徒】
(1)「聖人{(2)}」に同じ。
(2)キリスト教徒。
せいと
せいと 【成都】
中国,四川省の省都。米・茶・薬材などの集散が盛ん。絹織物工業が発達し蜀錦として知られる。三国時代の蜀の都。チョントゥー。
成都(望江楼公園)[カラー図版]
成都(武侯祠)[カラー図版]
せいと
せいと [1] 【生徒】
(1)学校や塾などで教えを受ける者。
(2)特に小学校の児童や大学の学生に対し,中学校・高等学校で教育を受ける者。
せいと
せいと【生徒】
a student;→英和
a pupil;→英和
a schoolboy[schoolgirl](小学・中学).→英和
せいと
せいと [1] 【世途】
世を渡るみち。世の中。世路。
せいと
せいと [1] 【聖都】
神聖な都。「―エルサレム」
せいとう
せいとう [0] 【制統】 (名)スル
制約し統制すること。
せいとう
せいとう [0] 【斉刀】
中国の戦国時代,斉の国で発行された刀の形をした貨幣(刀幣)。
せいとう
せいとう [0] 【精到】
十分に細かく行き届いていること。
せいとう
せいとう [0] 【盛唐】
中国文学史上,唐代を四分した第二期。玄宗の開元から代宗の永泰までの約50年間(713-765)。唐詩の最盛期で,李白・杜甫・王維らが活躍した。
→初唐
→中唐
→晩唐
せいとう
せいとう [0] 【政党】
政治上の主義・主張を同じくする者によって組織され,その主義・主張を実現するために政策の形成や権力の獲得,あるいは議会の運営などの活動を行う団体。
せいとう
せいとう【製糖】
sugar manufacture.製糖会社 a sugar manufacturing company.
せいとう
せいとう [0] 【製陶】
陶磁器を作ること。「―業」
せいとう
せいとう [0] 【製糖】
サトウキビ・テンサイなど糖分を多く含む植物のしぼり汁を煮つめて,砂糖をつくること。
せいとう
せいとう [0] 【青灯】
青い光のともしび。書物などを読むときの灯火。紅灯などに対していう。
せいとう
せいとう [0] 【征討】 (名)スル
反逆する者や服属しない者をせめうつこと。征伐。「―軍」「反乱軍を―する」
せいとう
せいとう [0] 【征東】 (名)スル
東へ向かって行くこと。東方を征討すること。
せいとう
せいとう [0] 【精糖】
不純物の多い粗糖を精製してできた上質の砂糖。また,その精製工程。
せいとう
せいとう【製陶】
pottery manufacture.‖製陶術 ceramics.製陶所 a pottery.
せいとう
せいとう [0] 【正統】
(1)(いくつかに分かれたうちの)正しい系統や血筋。
(2)始祖の学説や教義を忠実に伝えていること。正しい学統。
⇔異端
せいとう
せいとう [0] 【正答】 (名)スル
正しく答えること。また,正しい答え。
⇔誤答
せいとう
せいとう [0] 【正当】 (名・形動)[文]ナリ
(1)道理にかなっていること。正しいこと。また,そのさま。「―な主張」
(2)実直なこと。実のあるさま。「手前は長く―に勤めてくれたから/真景累ヶ淵(円朝)」
[派生] ―― さ(名)
せいとう
せいとう【正当な(に)】
just(ly);→英和
proper(ly);→英和
[合法的]legal(ly);→英和
lawful(ly).→英和
〜化する justify.→英和
〜な理由 a good reason.〜に評価する duly appreciate.‖正当防衛 (legitimate) self-defense.
せいとう
せいとう【正統の】
legitimate;→英和
orthodox.→英和
正統派 an orthodox school.
せいとう
せいとう【政党】
<form> a political party.〜に席を置く belong to a political party.‖政党政治 party politics.進歩(保守)政党 a progressive (conservative) party.
せいとう
せいとう【精糖】
sugar refining;refined sugar.
せいとう
せいとう セイタウ 【青島】
⇒チンタオ(青島)
せいとう
せいとう セイタフ 【青鞜】
〔一八世紀の半ばごろ,ロンドンの社交界でモンタギュー夫人らが催した文学的サロン blue stocking の訳。グループの一員が青い毛糸の靴下をはいていたことからの命名〕
大正時代の女性団体青鞜社の機関雑誌。1911年(明治44)から16年(大正5)まで刊行された。初め平塚らいてう,のち伊藤野枝が編集の中心。
せいとう
せいとう セイタウ 【成湯】
中国,殷(イン)の湯王の別名。
せいとう
せいとう [0] 【盛冬】
冬の寒い盛り。真冬。
せいとうか
せいとうか [0] 【正当化】 (名)スル
正当であるようにみせること。「自分の行動を―する」
せいとうがくは
せいとうがくは [5] 【正統学派】
〔orthodox school〕
⇒古典学派(コテンガクハ)
せいとうぎょうむこうい
せいとうぎょうむこうい [8] 【正当業務行為】
正当の業務による行為。刑法上,違法性が阻却され,処罰されない。医師の手術などの治療行為がその例。
せいとうこうい
せいとうこうい [5] 【正当行為】
刑法上,違法性を欠くために罪とならない行為。法令による行為や正当業務による行為など。
せいとうこうしょう
せいとうこうしょう [5] 【征東行省】
日本に進攻するため,元が高麗(コウライ)に設けた軍務所。征東行中書省。
せいとうこうふきん
せいとうこうふきん [0] 【政党交付金】
政党助成法に基づき政党に交付される金。政党の議員数に応じて割り当てられる議員数割りと得票数に応じて割り当てられる得票数割りにより算出される。
せいとうさく
せいとうさく [3] 【性倒錯】
⇒性的倒錯(セイテキトウサク)
せいとうしゅぎ
せいとうしゅぎ [5] 【正統主義】
〔(フランス) légitimisme〕
フランスのタレーランが唱えた,フランス革命以前の各国王朝・君主を正統な主権者とみなす考え。ウィーン会議以後のヨーロッパを支配した理念。
せいとうしょうぐん
せいとうしょうぐん [5] 【征東将軍】
東国鎮定のため臨時に設けられた将軍。940年の藤原忠文に始まり,1335年の足利尊氏が最後の例。征東大使。征東大将軍。
せいとうじょせいほう
せいとうじょせいほう 【政党助成法】
国が政党に対し政党交付金による助成を行うこと,そのために必要な政党の要件,政党の届け出その他政党交付金の交付に関する手続き,使途の報告等について定める法律。1994年(平成6)制定。
せいとうせい
せいとうせい [0] 【正当性】
法律や社会通念からいって理にかなっていると認められる状態であること。「―を主張する」
せいとうせいじ
せいとうせいじ [5] 【政党政治】
狭義には,政党間の自由な競争により多数の国民の支持を得た政党が内閣を組織する政治形態。広義には,政党を中心に,その相互作用によって展開される政治。
せいとうた
せいとうた [3] 【性淘汰】
⇒雌雄淘汰(シユウトウタ)
せいとうだいしょうぐん
せいとうだいしょうぐん [7] 【征討大将軍】
1868年(慶応4)の鳥羽・伏見の戦いのときに置かれた新政府側の臨時の討幕官。
せいとうないかく
せいとうないかく [5] 【政党内閣】
議院内閣制のもとで,議会で多数を占める政党が,その政党員を中心に組織する内閣。
せいとうは
せいとうは [0] 【正統派】
宗教や学問で,始祖の教義や学説を忠実に継承しているとされる一派。オーソドックス。
せいとうは
せいとうは セイタフ― 【青鞜派】
(1)雑誌「青鞜」によった女流文学者の一派。新しい思潮をもとに,婦人の自我確立,女権獲得,自由恋愛など婦人の解放を叫んだ。
(2)一八世紀以後,イギリスで婦人参政権を唱えた一派。
せいとうは
せいとうは【青鞜派】
a bluestocking circle.
せいとうほう
せいとうほう [0] 【政党法】
政党の法的地位と,それに伴う権利および義務を定める法律。政党の概念や任務を明示し,政党への選挙運動費用の公的補助や会計報告の義務づけを規定する旧西ドイツの政党法(1967年制定)が典型的。
せいとうぼうえい
せいとうぼうえい [5] 【正当防衛】
急迫・不正の侵害に対して自己または他人の権利を防衛するためにやむをえずなした行為。刑法上は処罰されず,民法上も損害賠償義務が生じない。
→過剰防衛
せいとうやじん
せいとうやじん [0] 【斉東野人】
〔斉の東方の田舎人は,愚かで,その言が信用できないという「孟子(万章上)」の記事から〕
物事の道理のわからない田舎者。「―の語」
せいとうカリフじだい
せいとうカリフじだい 【正統―時代】
ムハンマドの死後,選挙によって選ばれたカリフの時代(632-661)。アブー=バクル・ウマル・ウスマーン・アリーの四代。
せいとかい
せいとかい [3] 【生徒会】
中学校・高等学校において,自治的態度を養うために設けられる特別活動の組織。全校生徒の自主的な運営により,学校生活の改善やクラブ活動・学級活動などの連絡調整を行う。
せいとく
せいとく【生得の】
natural;→英和
innate.→英和
せいとく
せいとく 【勢徳】
(1)権勢ある人から受ける恵み。「―をかうぶらむとて/宇津保(祭の使)」
(2)権勢と財産。
せいとく
せいとく [0] 【生得】
生まれつき。しょうとく。
せいとく
せいとく [0] 【聖徳】
(1)天子の徳。
(2)最高の徳。
せいとく
せいとく [0] 【政徳】
政治上の道徳。世を治める徳。「当時の―の腐敗と云へば有名な者で/文学評論(漱石)」
せいとく
せいとく [0] 【盛徳】
盛んな徳。大きく,優れた徳。
せいとく
せいとく [0] 【成徳】
成し遂げた徳。完成した徳。
せいとくかん
せいとくかん 【精得館】
1861年,幕府が長崎に設けた医学校。長崎養生所を改めたもの。明治以後,長崎医学校・長崎医科大学を経て,戦後長崎大学医学部となる。
せいとくかんねん
せいとくかんねん [5] 【生得観念】
〔哲〕
〔innate ideas〕
後天的な経験によってではなく,生まれながらにして先天的にもっている観念。生具観念。本有観念。
⇔習得観念
せいとくせい
せいとくせい [3] 【静特性】
時間的に変化しない対象を特徴づけている性質。ふつう関数や方程式などで表される。
→動特性
せいとくせつ
せいとくせつ [4][3] 【生得説】
〔nativism〕
人間は何らかの知識を生まれながらにもっているという見解。デカルトは神の観念や数学の公理を生得とみなしたが,ロックにより批判された。
→タブラ-ラサ
せいとくだいがく
せいとくだいがく 【聖徳大学】
私立大学の一。1989年(平成1)設立。本部は松戸市。
せいとくてき
せいとくてき [0] 【生得的】 (形動)
性質や能力などが生まれながらにそなわっているさま。本有的。
せいとざい
せいとざい [3] 【制吐剤】
吐き気や嘔吐を止める薬剤。
せいとしどう
せいとしどう [4] 【生徒指導】
学校教育における教育的な働きかけの一形態。教科の学習指導以外の訓育的な側面の指導のこと。
せいとてちょう
せいとてちょう [4] 【生徒手帳】
中学校・高等学校で,校則や校歌などが記載されている生徒用の手帳。
せいとのまじわり
せいとのまじわり 【聖徒の交わり】
⇒通功(ツウコウ)
せいとん
せいとん [0] 【整頓】 (名)スル
物事をととのった状態にすること。「整理―」「道具類を―する」
せいとん
せいとん【整頓する】
put in order[to rights].〜した orderly;→英和
in order.〜していない be in disorder[out of order].
せいど
せいど【精度】
accuracy.→英和
せいど
せいど [1] 【精度】
(1)測定・測量などにおける方法や計器の精密さ・正確さの程度。普通,測定される量の大きさに対する誤差の比で表す。
(2)仕上がりの正確さの程度。
せいど
せいど [1] 【西土】
(1)西方の国。古くはインドをさし,後には西洋をいった。
(2)「さいど(西土)」に同じ。
せいど
せいど【制度】
<adopt> a system;→英和
an institution.→英和
〜を施行(廃止)する enforce (abolish) a system.‖現行(教育)制度 the existing (educational) system.
せいど
せいど [1] 【制度】
(1)国家・社会・団体を運営していく上で,制定される法や規則。「社会保障―」
(2)社会的に公認され,定型化されているきまりや慣習。「徒弟―」「家族―」
→社会制度
せいどう
せいどう [0] 【正堂】
おもて御殿。正殿。
せいどう
せいどう [0] 【生動】 (名)スル
書画などが生き生きとして動き出しそうに見えること。「気韻―」「わが感じたる物象を…画布の上に淋漓として―させる/草枕(漱石)」
せいどう
せいどう [0] 【制動】 (名)スル
動きを制すること。ブレーキをかけること。
せいどう
せいどう【聖堂】
a temple of Confucius (孔子の);a sanctuary.→英和
せいどう
せいどう [0] 【世道】
世の中で人の守るべき道。せどう。
せいどう
せいどう [0] 【正道】
人間としての道理にかなった正しい道。道理にかなった正しいやり方。
⇔邪道
「―を歩む」
せいどう
せいどう [0] 【青銅】
(1)銅とスズとの合金。また,用途に応じてさらに亜鉛・鉛などを加えた銅合金を含めていう。一般に銅やその他の非鉄金属に比べ鋳造性に富み,耐食性に優れている。ブロンズ。唐金(カラガネ)。
(2)銭(ゼニ)の異名。[下学集]
せいどう
せいどう【正道】
( <tread> the path of) righteousness.→英和
〜につかせる set <a person> on a right track.
せいどう
せいどう【青銅(の)】
bronze.→英和
‖青銅器時代 the Bronze Age.
せいどう
せいどう [0] 【政道】
〔「せいとう」とも〕
(1)政治の道。まつりごと。
(2)取り締まること。処置。監督。「十一二より外へ出さず―して/浮世草子・禁短気」
(3)いましめとどめること。禁止。禁制。「女のみだらは下々まで御―/浄瑠璃・宵庚申(上)」
せいどう
せいどう [0] 【政堂】
政治をとる建物。転じて,政府。
せいどう
せいどう [0] 【精銅】
精錬したほぼ純粋の銅。
せいどう
せいどう [0] 【成童】
〔礼記(内則)〕
一五歳以上の少年。
せいどう
せいどう [0] 【聖道】
聖人の道。
せいどう
せいどう [0] 【聖堂】
(1)孔子をまつった堂。聖廟(セイビヨウ)。文廟。
(2)東京都文京区湯島にある,孔子その他の聖賢をまつった廟。1632年江戸上野忍岡の林羅山の家塾に建てられたものを,90年五代将軍綱吉が湯島に移した。数度火災にあい,現存のものは1933年(昭和8)に復興。湯島聖堂。
(3)キリスト教の教会堂。司教座の置かれたものを司教座聖堂,または大聖堂と呼ぶ。カテドラル。
せいどう
せいどう [0] 【西堂】
〔仏〕
(1)〔西は客の座る位置であることからいう〕
禅宗で他の寺を隠退した長老で,その寺に来て教化を助けるもの。西庵。
→東堂
(2)僧位の一。住持の次に位し,修行僧の指導にあたる。
せいどうか
せいどうか [3] 【青銅貨】
青銅で鋳造した貨幣。約3〜8パーセントのスズに1パーセントほどの亜鉛を含む。
せいどうき
せいどうき【制動機】
<apply> a brake.→英和
手動(空気)制動機 a hand (an air) brake.
せいどうき
せいどうき [3] 【制動機】
ブレーキ。
せいどうき
せいどうき [3] 【青銅器】
青銅で作られた利器・容器・道具。
せいどうきじだい
せいどうきじだい [6] 【青銅器時代】
考古学上の時代区分の一。青銅器を主要器具としていた時代で,石器時代と鉄器時代との間に位置する。西アジアでは紀元前三千年頃に始まり,中国では殷周代がこれにあたる。日本では弥生時代に鉄器と青銅器がほぼ同時に移入され,特に青銅器時代は認められない。
せいどうとく
せいどうとく [3] 【性道徳】
社会道徳のうち,特に性に関する道徳。
せいどうとく
せいどうとく【性道徳】
sex(ual) morality.
せいどうのキリスト
せいどうのキリスト 【青銅の基督】
小説。長与善郎作。1923年(大正12)発表。寛文年間,踏み絵のキリスト像をみごとにつくりすぎたため,信者と誤られ殺された若い鋳物師萩原裕佐の恋と芸術の苦悩を描く。
せいどうばりき
せいどうばりき [5] 【制動馬力】
「ブレーキ馬力」に同じ。
せいどうほうしゃ
せいどうほうしゃ [5] 【制動放射】
高速の荷電粒子が電場を通過する時に,加速度を受けて電磁波を放出すること。また,その電磁波。
せいどがくは
せいどがくは [4] 【制度学派】
アメリカで一九世紀末から二〇世紀初頭にかけて形成された経済学の学派。経済現象を慣習の体系である制度とみなし,その進化をとらえようとする立場。T =ベブレン・ J = R =コモンズ・ W = C =ミッチェルらが代表的。
せいどく
せいどく [0] 【斉読】 (名)スル
同じ本や文章を多くの人が同時に声を出して読むこと。
せいどく
せいどく【精読】
careful[intensive]reading.〜する peruse;→英和
read carefully.
せいどく
せいどく [0] 【精読】 (名)スル
内容を細かく吟味しつつ,丁寧に読むこと。熟読。「古典を―する」
せいどく
せいどく 【西独】
〔「西独逸(ニシドイツ)」の略〕
⇒西(ニシ)ドイツ
せいどてき
せいどてき [0] 【制度的】 (形動)
物事が,法律・規則など社会の仕組みに関係しているさま。「―な問題」
せいどてきほしょう
せいどてきほしょう [0] 【制度的保障】
憲法上の規定において,個人の権利ではなく一定の制度が保障されることにより,間接的にその内容が国民の権利として保障されること。婚姻・家族・地方自治などがその例。
せいどん
せいどん [0] 【晴曇】
晴れと曇り。晴天と曇天。
せいなる
せいなる 【聖なる】 (連体)
〔文語形容動詞「聖(なり)」の連体形から〕
神聖な。「―教え」
せいなん
せいなん [0] 【西南】
西と南との中間の方角。にしみなみ。南西。坤(ヒツジサル)。
⇔東北
せいなん
せいなん【西南】
southwest.→英和
〜の southwestern.→英和
せいなんがくいんだいがく
せいなんがくいんだいがく 【西南学院大学】
私立大学の一。アメリカの南部バプテスト派宣教師によって1916年(大正5)に創立された西南学院を源とし,49年(昭和24)に新制大学となる。本部は福岡市早良区。
せいなんじょがくいんだいがく
せいなんじょがくいんだいがく 【西南女学院大学】
私立大学の一。1993年(平成5)設立。本部は北九州市小倉北区。
せいなんせい
せいなんせい [0] 【西南西】
西と南西との中間の方角。
せいなんせんそう
せいなんせんそう 【西南戦争】
1877年(明治10),西郷隆盛を中心とする鹿児島士族の反乱。征韓論により下野した西郷は帰郷して私学校を興したが,その生徒が西郷を擁して挙兵,熊本鎮台を包囲したが,政府軍に鎮圧され,西郷らの指導者は多く自刃した。明治初年の士族反乱のうち最大で最後のもの。以後の反政府運動の中心は自由民権運動に移る。西南の役。
せいなんにほん
せいなんにほん [6] 【西南日本】
日本列島を糸魚川-静岡構造線で二分した場合の西南部の称。
⇔東北日本
→内帯
→外帯
せいなんのえき
せいなんのえき 【西南の役】
⇒西南戦争(セイナンセンソウ)
せいなんのへん
せいなんのへん 【靖難の変】
1399〜1402年,明(ミン)の第二代建文帝に対して叔父の燕王(永楽帝)が挙兵,南京を攻略して帝位を奪った事件。
せいなんのりきゅう
せいなんのりきゅう 【城南の離宮】
〔「文選」の長門賦にある語。平安京の南方にあったのでいう〕
鳥羽殿の異名。
せいなんアジア
せいなんアジア [5] 【西南―】
⇒西(ニシ)アジア
せいなんドイツがくは
せいなんドイツがくは [8] 【西南―学派】
新カント学派の一。西南ドイツ(バーデン地方)で活躍したウィンデルバント・リッケルト・ラスクなどが代表者。西南学派。バーデン学派。
せいにく
せいにく [0] 【生肉】
なまの肉。鮮度の高い肉。
せいにく
せいにく【精肉】
fresh meat.精肉店 a butcher's (shop).
せいにく
せいにく [0] 【精肉】
骨・腱・筋などをとりさって,食用とした肉。
せいにじゅうめんたい
せいにじゅうめんたい [0] 【正二十面体】
二〇個の面がすべて合同な正三角形でできている正多面体。
正二十面体[図]
せいにめざめるころ
せいにめざめるころ 【性に眼覚める頃】
小説。室生犀星作。1919年(大正8)発表。思春期の性と詩(文学)の目覚めを描いた自伝的な作品。
せいにゅう
せいにゅう [0] 【生乳】
牛乳などの,搾ったままで殺菌していないもの。
せいねい
せいねい 【西寧】
中国,青海省の省都。機械・化学工業が発達。シーニン。
せいねい
せいねい [0] 【静寧・靖寧】 (名・形動)[文]ナリ
世の中が静かにおさまっている・こと(さま)。「澳地利(オーストリー)未だ今日の如く―なることはなし/民権自由論(枝盛)」
せいねいてんのう
せいねいてんのう 【清寧天皇】
記紀で,第二二代天皇白髪武広国押稚日本根子尊(シラカノタケヒロクニオシワカヤマトネコノミコト)の漢風諡号(シゴウ)。雄略天皇の第三皇子。都は大和国磐余甕栗(イワレミカグリ)宮。
せいねん
せいねん [0] 【生年】
(1)生まれたとし。
⇔没年
(2)生まれてから経過した年数。しょうねん。
せいねん
せいねん【青年】
a young man;a youth;→英和
the young people;the younger generation.‖青年時代 one's younger days;youth.青年男女 young people;young men and women.
せいねん
せいねん [0] 【盛年】
若くて働き盛りの,元気のある年頃。
せいねん
せいねん 【青年】
小説。森鴎外作。1910(明治43)〜11年発表。作家を志望して上京した青年小泉純一を主人公とする教養小説。
せいねん
せいねん [0] 【青年】
(1)青春期にある若い男女。一四,五歳から二四,五歳頃までをいうが,広く三〇代をも含めていう場合もある。若者。わこうど。「―の主張」「―実業家」
(2)書名(別項参照)。
せいねん
せいねん [0] 【成年】
人の知能・身体が成育発達して一人前の人として認められる年齢。また,単独で法律行為をなしうる年齢。現行法では満二〇歳。ただし,未成年者でも結婚すれば成年とみなされる。また,天皇・皇太子・皇太孫の成年は満一八歳。「―に達する」
せいねん
せいねん【成年に達する】
come of age;attain one's majority.成年者 an adult.→英和
せいねん=重(カサ)ねて来(キタ)らず
――重(カサ)ねて来(キタ)らず
〔陶潜「雑詩」〕
若い盛りは二度とは来ないから,その時代を空しく過ごしてはならない。
せいねんかいがいきょうりょくたい
せいねんかいがいきょうりょくたい 【青年海外協力隊】
発展途上国の開発援助のために日本から派遣される青年ボランティアの活動機関。アメリカの平和部隊をモデルに1965年(昭和40)に発足。国際協力事業団によりその募集・訓練・派遣などの実務が行われる。
せいねんがっきゅう
せいねんがっきゅう [5] 【青年学級】
主として勤労青年に対し,職業または家事に関する知識・技術を習得させ,一般的教養を向上させることを目的として,市町村が開設する事業。
せいねんがっこう
せいねんがっこう [5] 【青年学校】
戦前,小学校卒の勤労青少年に,実業教育・普通教育および軍事教育を行なった学校。実業補習学校と青年訓練所を統合し,1935年(昭和10)開校,39年から義務制になった。47年廃止。
せいねんがっぴ
せいねんがっぴ [5] 【生年月日】
生まれた年と月と日。
せいねんがっぴ
せいねんがっぴ【生年月日】
the date of (one's) birth.
せいねんき
せいねんき [3] 【青年期】
児童期と成人期との間。一四,五歳から二四,五歳頃までの時期。思春期と呼ばれる前半では身体的・性的に成熟し,後半では,自我意識・社会的意識が発達する。
せいねんくんれんじょ
せいねんくんれんじょ [0][9] 【青年訓練所】
青年学校の前身の一。一六歳から二〇歳までの男子に修身・公民・普通学科の教育のほか,軍事教練を施した機関。1926年(大正15)設置。
せいねんしき
せいねんしき [3] 【成年式】
(1)天皇および皇族が成年に達したとき行われる儀式。
(2)子供から大人の社会へ仲間入りし,心身ともに一人前の人間として社会的に承認される式。女子の場合には成女式と呼び分けることもある。
→イニシエーション
せいねんしはんがっこう
せいねんしはんがっこう [8] 【青年師範学校】
青年学校教員の養成を目的とした旧制の学校。1944年(昭和19)設置。
せいねんしゃ
せいねんしゃ [3] 【成年者】
成年に達したもの。
⇔未成年者
せいねんだん
せいねんだん [3] 【青年団】
一定の地域に住む青年によって組織された自治団体。戦前は国家統制のもとにおかれたが,戦後は民主的団体として再発足し,修養・レクリエーション・地域改良・社会奉仕などの活動を行なっている。
せいねんのいえ
せいねんのいえ 【青年の家】
宿泊を伴う共同生活の中で,多方面にわたる研修・体育・野外活動を行い,健全な青年を育てるために設けられた国立または公立の施設。1958年(昭和33)発足。
せいねんのふね
せいねんのふね 【青年の船】
将来活躍が期待される二〇〜二五歳の勤労青年が,船旅を行なって海外の情勢を見,国際的視野を広げ,各国との親善をはかるため行われている事業。1967年(昭和42)から総理府が実施。
せいねんぶんぽうがくは
せいねんぶんぽうがくは [9] 【青年文法学派】
〔(ドイツ) Junggrammatiker〕
一九世紀後半ドイツを中心に,印欧語比較言語学の分野で新しい方法論的展開をみせた一群の若手の学者たちをまとめて呼んだ俗称。「音韻法則に例外なし」という主張で知られる。
せいねんイタリア
せいねんイタリア 【青年―】
イタリアの統一と共和制樹立をめざした政治結社。1831年マッチーニが設立し運動の大衆化をはかった。49年ローマ共和国を建設したが失敗,以後衰えた。
せいねんトルコ
せいねんトルコ 【青年―】
オスマン帝国の末期に立憲制の復活をめざして結成された政治結社。1908年革命に成功したが,第一次世界大戦でドイツに協力して敗れ,解散。正式名称,「統一進歩委員会」。
せいねんヘーゲルがくは
せいねんヘーゲルがくは [9] 【青年―学派】
〔(ドイツ) Junghegelianer〕
ヘーゲル死後分立したヘーゲル学派のうち左派の称。ヘーゲルによる宗教の合理化・人間化を徹底した。バウアー・フォイエルバッハ・シュティルナーなどのほか,マルクスも入る。
せいのう
せいのう [0] 【声嚢】
⇒鳴嚢(メイノウ)
せいのう
せいのう [0] 【性能】
(1)機械などが仕事をなしうる能力。「―のよいカメラ」
(2)生まれついての性質や能力。
せいのう
せいのう [3] 【細男・才男】
〔「のう」は「男」の音「なん」から〕
(1)平安初期から,神社の祭礼で舞を舞った舞人,またその舞。奈良春日若宮の御祭(オンマツリ)では,白丁・立烏帽子(タテエボシ)姿の六人が登場するものが行われている。ほそおとこ。せいのお。さいのう。
(2)祭りの行列の先駆に立てる人形。宇佐八幡の祭礼などに見られる。
せいのう
せいのう [0] 【精農】
農業についてよく研究し,先駆的な業績をあげている農民。篤農。
せいのう
せいのう [0] 【精嚢】
雄性生殖器の一部。膀胱の底部に近接してある一対の曲がりくねった付属腺で,射精管に開口する。精子の貯蔵・破壊・吸収に関与する。精嚢腺。
せいのう
せいのう【性能】
ability;→英和
capacity;→英和
efficiency;→英和
performance.→英和
〜の良い efficient.→英和
‖性能検査 an ability test;an efficiency[a performance]test.
せいのうきょくせん
せいのうきょくせん [5] 【性能曲線】
機械の作動に基づく各種の特性から得られる性能を示す曲線。エンジンの場合,回転速度と負荷,ガソリン消費量の関係を示すものなどがある。
せいのことば
せいのことば 【制の詞】
中世歌学上,その使用をいましめた歌語。先人の表現から盗用した語や露骨で聞きづらい語など。制詞。
せいのちょう
せいのちょう 【清野帳】
野帳(ノチヨウ)を浄書した帳簿。
せいのてつがく
せいのてつがく 【生の哲学】
〔(ドイツ) Lebensphilosophie〕
実証主義や機械論などに対抗して,一九世紀中葉から起こった哲学的潮流の一。真実在を,知性では捉えられない非合理で根源的な生であるとし,生の直接的把握(解釈・直観)を意図する。ニーチェ・ショーペンハウアーに始まり,ベルクソン・ディルタイ・ジンメルなどがその代表。
せいは
せいは【制覇】
conquest;→英和
championship (優勝).→英和
〜する conquer;→英和
dominate;→英和
win a championship (優勝).→英和
せいは
せいは [1] 【制覇】 (名)スル
(1)覇権をにぎること。「世界―の野望」
(2)競技・試合などに優勝すること。「全国大会を―する」
せいは
せいは [1] 【政派】
政党内の派閥。党派。
せいはい
せいはい [0][1] 【成敗】
成功することと失敗すること。成否。「―は時の運」
→せいばい(成敗)
せいはい
せいはい [0] 【聖杯】
(1)神聖なさかずき。
(2)キリストが最後の晩餐(バンサン)で用いたさかずき。
(3)聖餐で用いられるさかずき。
せいはい
せいはい [0] 【儕輩】
なかま。同輩。さいはい。「多才能弁を以て―に推されてゐた/渋江抽斎(鴎外)」
せいはいでんせつ
せいはいでんせつ [5] 【聖杯伝説】
キリストが最後の晩餐に用い,アリマタヤのヨセフが十字架上のキリストが流した血を受けたという聖杯を騎士達が探求する中世ヨーロッパの伝説。聖杯探求譚。
→アーサー王伝説
せいはく
せいはく 【清白】
⇒伊良子(イラコ)清白
せいはく
せいはく [0] 【精薄】
「精神薄弱」の略。
→精神遅滞
せいはく
せいはく [0] 【精白】 (名)スル
(1)まじりけなく,白いこと。
(2)米などを搗(ツ)いて白くすること。「玄米を―する」
せいはく
せいはく [0] 【清白】 (名・形動ナリ)
きよらかで汚れのない・こと(さま)。「―なる身を瀆すが如く/即興詩人(鴎外)」
せいはく
せいはく [0] 【生魄】
〔「魄」は月の暗い部分〕
(1)陰暦一六日の月。既望(キボウ)。
(2)たましい。生霊。
せいはくがん
せいはくがん [4] 【青白眼】
人を迎えるときの,親しみの表れた目つきと憎しみの表れた目つき。
→青眼
→白眼
せいはくしょく
せいはくしょく [4][3] 【青白色】
青みがかった白色。
せいはくまい
せいはくまい [0] 【精白米】
搗(ツ)いて白くした米。精米。白米。
せいはちめんたい
せいはちめんたい [0] 【正八面体】
八個の面がすべて合同な正三角形でできている正多面体。
せいはつ
せいはつ [0] 【整髪】 (名)スル
刈り込んだり櫛(クシ)を当てたりして,髪の形を整えること。理髪。調髪。
せいはつ
せいはつ【整髪】
⇒理髪.
せいはつりょう
せいはつりょう [4] 【整髪料】
整髪するのに用いる化粧品。ヘア-リキッド・ヘア-クリーム・ヘア-スプレー・ポマード・チックなど。
せいはん
せいはん [0] 【正犯】
刑法上,犯罪行為を自ら行うこと。各犯罪の構成要件に該当する行為を自ら行うこと。
→共犯
→主犯
せいはん
せいはん [0] 【製版】 (名)スル
印刷用の版面をつくること。活字原版・写真凸版・オフセット版・石版・グラビア版などをつくること。また,その版面。整版。
せいはん
せいはん [0] 【整版】 (名)スル
(1)板木(版木)に印刷面を彫刻して印刷する方法。また,その印刷物。
(2)「製版」に同じ。
せいはん
せいはん【製版】
plate making.製版所 a plate-maker's shop.
せいはん
せいはん【正犯】
the principal offense[offender (人)].
せいはんごう
せいはんごう [1][1][1] 【正反合】
〔哲〕 ヘーゲルによって定式化された弁証法論理の三段階。ある判断(定立)と,それと矛盾する判断(反定立)と,正反二つの判断を統合したより高い判断(総合)のこと。
せいはんざい
せいはんざい [3] 【性犯罪】
人の性的自由を侵害する,または善良な性風俗を乱す犯罪の総称。前者は強姦罪・強制猥褻(ワイセツ)罪が,後者は公然猥褻罪・猥褻物頒布罪が代表的。
せいはんざい
せいはんざい【性犯罪】
a sex offense.
せいはんしゃ
せいはんしゃ [3] 【整反射・正反射】
入射した平行光線が反射後も平行光線となる反射。反射面が平面に近い場合に起こる。
⇔乱反射
せいはんたい
せいはんたい【正反対】
the exact opposite[reverse].〜の diametrically opposite;reverse.→英和
〜に in direct opposition <to> .
せいはんたい
せいはんたい [3] 【正反対】 (名・形動)
全く反対である・こと(さま)。あべこべ。「―なことを言う」「―の立場」
せいはんのう
せいはんのう [3] 【正反応】
⇒可逆反応(カギヤクハンノウ)
せいばい
せいばい【成敗】
judgment;punishment.〜する punish;→英和
judge;→英和
deal with.
せいばい
せいばい [1] 【成敗】 (名)スル
(1)処罰すること。こらしめること。「悪人を―する」「喧嘩両―」
(2)打ち首にすること。斬罪に処すること。
(3)政治を行うこと。政務をとること。「いかなる賢王賢主の御政も,摂政関白の御―も/平家 1」
(4)裁くこと。裁いて可否を決すること。「泰時御代官として,年久しく此の如く問答―仕つる/沙石 3」
(5)とりはからい。処置。計画。「南都炎上の事,故入道殿の―にもあらず/平家 10」
せいばいば
せいばいば [0][5] 【成敗場】
罪人を死刑に処する所。しおきば。
せいばく
せいばく [0] 【精麦】 (名)スル
麦を精白すること。また,精白したむぎ。
せいばく
せいばく [0] 【制縛】 (名)スル
制限や制裁を加えて自由を束縛すること。「吾人の筆は軍機の桎梏と,国交の鉄鎖とに―せられ/此一戦(広徳)」
せいばつ
せいばつ【征伐する】
subjugate;→英和
conquer;→英和
send an expedition (討伐);→英和
punish (こらしめ);→英和
stamp out (駆除).
せいばつ
せいばつ [1] 【征伐】 (名)スル
攻めて行って反逆者や悪者などを討つこと。「山賊を―する」
せいばん
せいばん [0] 【生蕃】
(1)征服者などの教化に服さない蕃人。
(2)戦前の日本の統治時代,台湾の高山族のうち,山地に住み漢族に同化していなかったものに対して用いた呼称。
⇔熟蕃
せいひ
せいひ [1] 【青皮】
中世・近世,舶来の革の一種。犀(サイ)の皮かという。武具・櫃(ヒツ)などの覆いに用いた。
せいひ
せいひ [1] 【政費】
政務上必要な費用。
せいひ
せいひ [1] 【請罷】
辞職を君主に願い出ること。「正精(マサキヨ)の―の事を言ふに当つて/伊沢蘭軒(鴎外)」
せいひ
せいひ [1] 【性比】
同一種内の雌雄の個体数の比。普通雌雄はほぼ同数生じる。人間の場合,出産児の性比は男のほうがやや多い。
せいひ
せいひ [1] 【正比】
普通の比。反比(逆比)に対していう。
→反比
せいひ
せいひ [1] 【正否】
正しいことと正しくないこと。正しいかどうかということ。「事の―を明らかにする」
せいひ
せいひ【成否にかかわらず】
regardless of the issue.→英和
せいひ
せいひ [1] 【正妃】
帝王など高貴な人の正妻。
せいひ
せいひ [1] 【成否】
物事が成功するかしないかということ。「作戦の―」「事の―」
せいひつ
せいひつ [0] 【静謐】 (名・形動)[文]ナリ
しずかでおだやかなこと。世の中が治まっているさま。静穏。「世情は―に戻った」「海上至て―なりしに/花間鶯(鉄腸)」
[派生] ――さ(名)
せいひつ
せいひつ [0] 【省筆】
「省文(セイブン)」に同じ。「いかなる―を用いて記述せむも/北条霞亭(鴎外)」
せいひつ
せいひつ [0] 【聖櫃】
(1)聖書で,モーセの十戒の刻まれた石板を納めた箱。契約の箱。アーク。
(2)カトリック教会で,ミサの後,病者のために聖別されたパンを保存する箱。
せいひょう
せいひょう【製氷】
ice manufacture.製氷皿 an ice tray.製氷所 an ice plant.
せいひょう
せいひょう [0] 【製表】 (名)スル
調査などをして得た数値のデータを表の形にまとめあらわすこと。
せいひょう
せいひょう [0] 【青票】
国会で,記名投票による表決の時,反対の意を表示する青色の票。あおひょう。
⇔白票
せいひょう
せいひょう [0] 【旌表】 (名)スル
人の善行を賞して,広く世上にあらわし示すこと。「実に奇特の者なりとて…大に―せられたり/新聞雑誌 31」
せいひょう
せいひょう [0] 【製氷】 (名)スル
水を冷却して,人工的に氷をつくること。「冷凍庫で―する」「―機」「―皿」
せいひょう
せいひょう [0] 【星表】
恒星の天球上における位置,固有運動・等級・スペクトル型などを記載した表。恒星表。恒星目録。
せいひょう
せいひょう【青票】
a blue ballot (国会で).…に〜を投じる vote against <the measure> .
せいひれい
せいひれい [3] 【正比例】 (名)スル
二つの量が互いに関連して増減し,両者の比が常に一定であること。
⇔反比例
せいひれい
せいひれい【正比例】
《数》 <be in> direct proportion <to> .
せいひん
せいひん [0] 【正賓】
おもだった客。主賓。正客(シヨウキヤク)。
せいひん
せいひん [0] 【清貧】
富を求めず,正しいおこないをしていて貧しいこと。「―に甘んじる」
せいひん
せいひん [0] 【精品】
精良な品物。よりすぐった品物。
せいひん
せいひん [0] 【製品】
原料に手を加えて作った品物。
せいひん
せいひん【製品】
a product;→英和
manufactured goods.‖絹製品 silk goods.国内製品 home products.
せいひん
せいひん【清貧(に甘んじる)】
(be contented with) honest poverty.
せいひん
せいひん【正賓】
a guest of honor.
せいひんアセスメント
せいひんアセスメント [6] 【製品―】
製品の有用性や便利さだけでなく,廃棄物になったときの処理のしやすさも含めて,製品を事前に評価すること。
せいび
せいび [1] 【精微】 (名・形動)[文]ナリ
くわしくてこまかい・こと(さま)。「欧の学術は極て―深遠にして/明六雑誌 18」
せいび
せいび [1] 【整備】 (名)スル
調子や状態をととのえること。「エンジンを―する」「道路網を―する」
せいび
せいび [1] 【精美】 (名・形動)[文]ナリ
精巧で,非常に美しい・こと(さま)。「無数の―なる事物/西国立志編(正直)」
せいび
せいび 【成美】
⇒夏目(ナツメ)成美
せいび
せいび [1] 【清美】 (名・形動)[文]ナリ
清らかで美しい・こと(さま)。「―なるは霜白き時の朝日なり/自然と人生(蘆花)」
せいび
せいび [1] 【済美】
〔左氏伝(文公十八年)〕
美徳を成就すること。子孫が父祖のよいおこないを受け継ぐこと。
せいび
せいび [1] 【斉眉】
〔梁鴻の妻は夫を深く尊敬し,眉の高さまで食膳を掲げて捧げたという「後漢書(梁鴻伝)」の故事から〕
つつしんで夫に仕えること。
せいび
せいび【整備】
complete equipment.〜する arrange;→英和
adjust;→英和
fully equip;consolidate (充実).→英和
‖(機械)整備士 a mechanic.整備員 (a member of) a ground crew (航空);a groundkeeper (競技場).
せいびし
せいびし [3] 【整備士】
車両・航空機や各種の機械の整備をする要員。国家資格とされているものもある。「自動車―」「航空―」
せいびしんかんせん
せいびしんかんせん [6] 【整備新幹線】
1973年(昭和48)に整備計画を決定した新幹線。北海道・東北・北陸・九州に合計五路線ある。
せいびょう
せいびょう【性病】
a venereal disease.
せいびょう
せいびょう [0] 【聖廟】
(1)孔子をまつった廟。聖堂。
(2)菅原道真をまつった廟。特に京都の北野天満宮をいう。
せいびょう
せいびょう [0] 【成苗】
本葉が四枚以上の手植え用のイネの苗。機械移植される稚苗(チビヨウ)・中苗に対していう。
せいびょう
せいびょう [0] 【青苗】
青々とした苗。
せいびょう
せいびょう [0] 【性病】
主として性行為によって伝染する病気。梅毒・淋病・軟性下疳(ゲカン)や,クラミジアによる尿道炎,陰部ヘルペスなど。花柳病。
→性行為感染症
せいびょう
せいびょう 【精兵】
(1)剛弓を引く強い兵士。
⇔小兵
「競はもとよりすぐれたるつよ弓―/平家 4」
(2)「せいへい(精兵)」に同じ。「―アマタウタセ/天草本伊曾保」
せいびょうせん
せいびょうせん [0] 【青苗銭】
中国,唐の代宗のとき,国庫不足を補うため耕地面積に応じて課した戸税の付加税。
せいびょうほう
せいびょうほう [0] 【青苗法】
中国宋代,王安石の新法の一。春秋二季,政府が農民に低利で銭穀を貸しつけ,収穫時に返済させる制度。農民を民間の高利貸しから保護し,政府の収入を増加させることを目的とした。
せいふ
せいふ【政府】
the government[administration].→英和
〜の governmental.〜を支持(打倒)する support (overthrow) the government.‖政府案 a government bill.政府当局 the government authorities.政府補助金 government subsidies.
せいふ
せいふ【正負】
《数》positive and negative.
せいふ
せいふ [1] 【正負】
(1)正数と負数。
(2)電気・磁気などの陽と陰。プラスとマイナス。
せいふ
せいふ [1] 【政府】
政治を行う所。現行憲法では,行政権の属する内閣または内閣とその下にある行政機関の総体をいう。広義では,立法・司法を含む国家の統治機関を意味する。
せいふ
せいふ 【青鳧】
銭(ゼニ)の異名。青蚨(セイフ)。「一百の―常に杖の頭(ハシ)にかけたり/三教指帰」
せいふ
せいふ [1] 【世婦】
古代中国で,後宮女官の一。嬪(ヒン)に次ぐ者。
せいふ
せいふ [1] 【青蚨】
(1)カゲロウの異名。
(2)「青鳧(セイフ)」に同じ。
せいふ
せいふ [0] 【制符】
禁止・制約すべき事柄を書いた文書。
せいふいいん
せいふいいん [4] 【政府委員】
国会での答弁などについて国務大臣を補佐する行政府の職員。両議院の議長の承認を得て内閣により任命される。
せいふう
せいふう [0] 【凄風】
すさまじい風。「―蕭々として戸外に鳴り/花柳春話(純一郎)」
せいふう
せいふう [0] 【西風】
(1)西から吹く風。にしかぜ。
(2)秋風。
せいふう
せいふう [0] 【腥風】
血なまぐさい風。また,殺伐な気。
せいふう
せいふう [0] 【清風】
さわやかな風。「―明月」「一陣の―」
せいふう
せいふう 【青楓】
⇒津田(ツダ)青楓
せいふう
せいふう [0] 【成風】
〔荘子(徐無鬼)〕
(1)見事に建築物を作り上げること。「―の功終て,此寺五山第二の列に至りしかば/太平記 24」
(2)人に詩文を添削してもらうこと。
せいふううんどう
せいふううんどう [5] 【整風運動】
〔「整風」は「三風整頓」の略。学風・党風・文風を三風という〕
1942年,毛沢東が中国共産党内の思想上の主観主義・活動上のセクト主義・表現上の空言主義を克服し,マルクス主義思想の水準を高め作風を改めることを呼びかけた運動。57年から58年には第二次整風運動が,66年からは文化大革命が展開された。
せいふかいはつえんじょ
せいふかいはつえんじょ [8] 【政府開発援助】
〔Official Development Assistance〕
先進国の政府機関から開発途上国になされる経済援助。贈与・借款・賠償・技術協力などの直接的援助のほか,国際開発機関への出資・資金供与がある。ODA 。
→NGO
せいふかんけいきかん
せいふかんけいきかん [9][8] 【政府関係機関】
公法人で,予算・決算が国会に提出される機関。国民金融公庫・日本開発銀行など。
せいふかんけいほうじん
せいふかんけいほうじん [8] 【政府関係法人】
国の政策上,重要な業務を遂行するため,特別の法律に基づいて設立される法人の総称。公庫・公団・事業団等。
せいふかんこうぶつ
せいふかんこうぶつ [6] 【政府刊行物】
政府機関が発行する出版物。官報・白書・各種資料・調査報告書など。
せいふかんこくさいきこう
せいふかんこくさいきこう [11][10] 【政府間国際機構】
国家間の条約に基づき,国家を構成単位として共通の目的を達成するために組織された機構。非政府間国際機構であるエヌ-ジー-オー( NGO )に対する語。
せいふかんしょうけんこうほけん
せいふかんしょうけんこうほけん [12] 【政府管掌健康保険】
国が運営・管掌する健康保険。健康保険組合が設立されていない事業所の労働者を被保険者とする。
せいふきんゆうきかん
せいふきんゆうきかん [9][8] 【政府金融機関】
産業政策および社会政策上の必要から,政府が全額出資している金融機関。民間金融に対して補完的立場に立つ。日本開発銀行・日本輸出入銀行の二銀行と,中小企業金融公庫・住宅金融公庫など一〇公庫がある。
せいふく
せいふく【正副】
principal and assistant;original and copy.‖正副議長 the speaker[chairman,president]and vice speaker[chairman,president].正副二通提出のこと <注意書> To be presented in duplicate.
せいふく
せいふく [0] 【征服】 (名)スル
(1)征伐して屈服させること。「隣国を―する」
(2)難事に打ち勝ち,目的を達成すること。「マナスルを―する」
せいふく
せいふく [0] 【清福】
(1)けがれのない幸福。精神的な幸福。
(2)手紙文で,相手の幸福を祝っていう語。「御―をお祈り申し上げます」
せいふく
せいふく【征服】
conquest.→英和
〜する subjugate;→英和
conquer;→英和
overcome.→英和
‖征服者 a conqueror.征服欲 lust for conquest.
せいふく
せいふく [0] 【盛服】
盛装の服。立派なよそおいの服。
せいふく
せいふく [0] 【制服】
■一■ (名)
学校や会社その他の団体などで,所属する人が着るように定められている服装。ユニホーム。
⇔私服
■二■ (名)スル
相手の力を抑え,これを服従させること。征服。「未だ能く之を―するの力あるにあらざるなり/日本開化小史(卯吉)」
せいふく
せいふく [1] 【正副】
正と副。「―議長」「―二通の書類」
せいふく
せいふく [0] 【正服】
儀式などに着る正式の服。
せいふく
せいふく【制服】
<wear> a uniform.→英和
制服制帽で in cap and uniform.制服の警官 a uniformed policeman.
せいふく
せいふく [0] 【整復】 (名)スル
骨折・脱臼などによる骨の異常をもとの正常な状態に治すこと。「柔道―師」
せいふくおうちょう
せいふくおうちょう [5] 【征服王朝】
他国を征服して建てた異民族の王朝。特に中国史上,遼・金・元・清の各王朝をさす。
せいふしきん
せいふしきん [4][5] 【政府資金】
⇒国庫金(コツコキン)
せいふしへい
せいふしへい [4] 【政府紙幣】
政府が直接発行する紙幣。補助貨幣の不足を補ったり資金調達のために発行するが,インフレと結びつきやすい。
せいふすじ
せいふすじ [3][4] 【政府筋】
報道などで,情報源が政府部内からのものであるが,特定の部署をはっきりと示さないために用いる語。
せいふたんきしょうけん
せいふたんきしょうけん [7] 【政府短期証券】
財政の一時的な資金不足を補うために発行される,一年以内で償還される短期の国債。大蔵省証券・食糧証券・外国為替資金証券がある。短期公債。
せいふほしょうさい
せいふほしょうさい [5] 【政府保証債】
元本と利子の支払いを政府が保証する債券。公社・公団・公庫など特殊法人の債券や特殊会社の社債など。政保債。
せいふまい
せいふまい [0] 【政府米】
備蓄のために政府が生産調整を実施した生産者から買い入れる米,およびミニマム-アクセスによる輸入米。
せいふよきん
せいふよきん [4] 【政府預金】
日本銀行に預けられている政府の国庫金。
せいふん
せいふん [0] 【製粉】 (名)スル
穀物から粉,特に小麦から小麦粉を作ること。「―業」
せいふん
せいふん【製粉する】
grind to powder.‖製粉業 the milling industry.
せいぶ
せいぶ【西部】
the west(ern part);→英和
[米国]the West.西部劇 a western;→英和
<話> a horse opera.
せいぶ
せいぶ [1] 【西部】
(1)ある地域の西の方の部分。
⇔東部
「愛知県―」
(2)特にアメリカ合衆国の西の地方。
せいぶ
せいぶ [1] 【声部】
多声音楽を構成する各部分。ソプラノ・アルト・テノール・バス,あるいは高音部・低音部,主声部・副次声部など。パート。
せいぶげき
せいぶげき [3] 【西部劇】
アメリカの西部開拓期における人々の苦闘や,そこで起きた事件などを題材とした映画。アメリカ映画の一ジャンル。ウエスタン。
せいぶせんせん
せいぶせんせん [4] 【西部戦線】
第一次大戦中,ドイツ軍と連合軍が激突したフランス北東部の戦線。1914年のマルヌの戦い以後は一進一退の長期戦となった。
せいぶちちぶせん
せいぶちちぶせん 【西武秩父線】
西武鉄道の鉄道線。埼玉県吾野・西武秩父間,19キロメートル。池袋線と直通運転される。
せいぶつ
せいぶつ【静物(画)】
(a) still life.
せいぶつ
せいぶつ [1][0] 【生物】
(1)生活現象を行うもの。生命を有し,栄養を取り入れ生長・活動し繁殖を営むもの。動物・植物の総称。いきもの。
(2)「生物学」の略。
せいぶつ
せいぶつ [1][0] 【静物】
(1)静止して動かないもの。「―を写生する」
(2)「静物画」の略。
せいぶつ
せいぶつ【生物】
a living thing;life (総称).→英和
‖生物界 animals and plants.生物化学 biochemistry.生物学(者) biology (a biologist).生物工学 biotechnology.生物物理学 biophysics.生物兵器 a biological weapon.
せいぶつかい
せいぶつかい [4] 【生物界】
生命現象の展開される世界。
せいぶつかがく
せいぶつかがく [5] 【生物化学】
⇒生化学(セイカガク)
せいぶつかがくてきさんそようきゅうりょう
せいぶつかがくてきさんそようきゅうりょう [0][6] 【生物化学的酸素要求量】
⇒ビー-オー-ディー( BOD )
せいぶつかがくへいき
せいぶつかがくへいき [8] 【生物化学兵器】
生物兵器と化学兵器の併称。
せいぶつが
せいぶつが [0] 【静物画】
花・果実・器物など静物を素材として描(カ)いた絵画。人物画・風景画に対していう。
せいぶつがく
せいぶつがく [4] 【生物学】
〔biology〕
生物または生命現象を対象に研究する自然科学の一分科。研究対象となる生物の種類により動物学・植物学・微生物学などに,また扱う現象から形態学・生態学・生理学・分類学・遺伝学・発生学・生化学などにも分ける。
せいぶつがくしゅぎ
せいぶつがくしゅぎ [7] 【生物学主義】
〔biologism〕
(1)社会を一種の生物有機体としてとらえ,社会的な事象を生物学的に把握しようとする社会学の立場。社会ダーウィニズムなど。
(2)生物学的生命を実在や価値の主原理とする哲学説。ニーチェ・スペンサー・ベルクソン・ドリーシュなどがその例。
せいぶつがくてきおうとうちょうせつぶっしつ
せいぶつがくてきおうとうちょうせつぶっしつ [0][9] 【生物学的応答調節物質】
腫瘍(シユヨウ)細胞に対する生体の抵抗を,免疫系やホルモンの分泌などを介して調節する物質。インターフェロンやインターロイキンなど。BRM 。
せいぶつがくてきせいざい
せいぶつがくてきせいざい [9] 【生物学的製剤】
ワクチン・抗血清類の総称。インフルエンザ HA ワクチン・ BCG ワクチン・ジフテリア抗毒素など。
せいぶつがん
せいぶつがん [4] 【生物岩】
生物の遺骸または分泌物などからなる堆積岩。珊瑚(サンゴ)石灰岩や石炭・ケイ藻土・グアノなど。有機岩。
せいぶつきせつ
せいぶつきせつ [5][6] 【生物季節】
動物や植物が示す季節現象。季節の移り変わりとともに変化する動・植物の状態によって季節の進み具合などを知る。鳥の渡り・鳴き始め,植物の発芽・開花など。
→開花前線
せいぶつけん
せいぶつけん [4] 【生物圏】
〔biosphere〕
地球上で何らかの生物が生存している空間。地表・水中のほか地中・洞穴・地下水などをも含む。
せいぶつけんてい
せいぶつけんてい [5] 【生物検定】
生物体に与える影響の度合によって,生理活性物質の有無や量,その活性を検定すること。ビタミンの定量やホルモン・抗生物質の効果測定によって定量する方法。生物学的定量法。バイオアッセイ。
せいぶつこうがく
せいぶつこうがく [5] 【生物工学】
バイオニクスあるいはバイオテクノロジーの訳語。多くの場合,これら両者をさす。
せいぶつしひょう
せいぶつしひょう [5] 【生物指標】
生物種は,その特性によって一定の環境条件下で生育し,また特定の反応を示すことから,一つの地域に生育する生物種またはその状態を,その場所の様々な環境条件を知る手がかりとするもの。物理化学的指標に対していう。
→指標生物
せいぶつしょり
せいぶつしょり [5] 【生物処理】
微生物を利用した水質汚濁物質の処理。都市下水や食品工場排水の処理などに使われている。
せいぶつそう
せいぶつそう [4] 【生物相】
一定の地域内に生育する生物の全種類。動物相・植物相をあわせていう。
せいぶつちりがく
せいぶつちりがく [6] 【生物地理学】
動植物の地球上における分布およびそれに関連する諸問題を扱う生物学の一分科。
せいぶつてきぼうじょ
せいぶつてきぼうじょ [7] 【生物的防除】
天敵による捕食・寄生や昆虫病原菌の感染など,生物のはたらきを利用して農作物の害虫などの有害な生物を防除すること。
せいぶつでんき
せいぶつでんき [5] 【生物電気】
生命活動に伴って生体内に生ずる電気。活動電位と静止電位があり,神経興奮の伝導や筋収縮などのもととなる。多くは微量であるが,デンキナマズなどの電気魚では高電圧を生ずる。生体電気。
せいぶつとうけいがく
せいぶつとうけいがく [7] 【生物統計学】
生物現象の処理に数理統計学を応用し,その機構の解明に役立てるための学問。
せいぶつどくそへいききんしじょうやく
せいぶつどくそへいききんしじょうやく 【生物毒素兵器禁止条約】
生物兵器および毒素を用いた兵器の開発・生産・貯蔵を禁止し,保有している国は廃棄することを規定した条約。1972年署名,75年発効。
せいぶつどけい
せいぶつどけい [5] 【生物時計】
⇒体内時計(タイナイドケイ)
せいぶつのうしゅく
せいぶつのうしゅく [5] 【生物濃縮】
環境中の特定の物質が生物の体内に蓄積されて,濃度を増す現象。その濃縮率は食物連鎖を経て,より上位の種や個体ほど高くなり,数千〜数十万倍に達することもある。
せいぶつのうやく
せいぶつのうやく [5] 【生物農薬】
農薬の代わりに,防除したい害虫の天敵を利用すること。細菌を製剤にしたものなどが商品化されている。さらに性フェロモンで雄をおびきよせる罠(ワナ)や不妊防除も含まれる。
→性フェロモン
せいぶつのたようせい
せいぶつのたようせい 【生物の多様性】
遺伝子・生物種・生態系のレベルで多様な生物が共存していること。その経済的価値に加えて,生物の多様性そのものに固有の価値があるとされる。
せいぶつのたようせいにかんするじょうやく
せいぶつのたようせいにかんするじょうやく 【生物の多様性に関する条約】
生物の多様性の保全と持続的利用,遺伝子資源からの利益の公平な分配を目的とする国際条約。1992年の地球サミットで採択。
せいぶつはっこう
せいぶつはっこう [5] 【生物発光】
生物体における発光現象。化学エネルギーが光に変わることによって生ずる。発光細菌・発光菌類や夜光虫・ホタルなどに見られる。
せいぶつはっせいげんそく
せいぶつはっせいげんそく [9] 【生物発生原則】
⇒反復説(ハンプクセツ)
せいぶつぶつりがく
せいぶつぶつりがく [7] 【生物物理学】
〔biophysics〕
物理学的方法によって生命現象を研究する学問分野。生物体の分子,特に高分子の物理的な構造や性質の究明,生命現象の分子レベルでの解明など。
せいぶつへいき
せいぶつへいき [5] 【生物兵器】
病原性を示す微生物を敵地に散布することにより,人畜・植物を加害殺傷しようとする兵器。生物学兵器。B 兵器。細菌兵器。
→生物毒素兵器禁止条約
せいぶてつどう
せいぶてつどう 【西武鉄道】
大手民営鉄道の一。池袋・新宿などをターミナル駅とし,東京西北部,埼玉西南部に鉄道網をもつ。鉄道営業キロ179.8キロメートル。池袋線・西武秩父線・新宿線などよりなる。
せいぶん
せいぶん【成分】
an ingredient;→英和
a component;→英和
an element.→英和
せいぶん
せいぶん【正文】
the (official) text <of a treaty> .
せいぶん
せいぶん [0] 【誓文】
⇒せいもん(誓文)
せいぶん
せいぶん [1] 【精分】
(1)精力のもと。「根気も,―も…もう尽きてしまつた/破戒(藤村)」
(2)滋養分。栄養のあるもの。「―をつける」
(3)純粋の成分。
せいぶん
せいぶん [0] 【聖文】
天子の文徳。
せいぶん
せいぶん [0] 【省文】
(1)漢字の字画を一部省略して書くこと。また,その文字。「鏡」を「竟」,「音」を「六」と書く類。省字。省筆。
→抄物(シヨウモツ)書き
(2)文中の字句を省略すること。また,省略した字句。省筆。
せいぶん
せいぶん [0] 【声聞】
世間の評判。名声。
→しょうもん
せいぶん
せいぶん [0] 【成文】
文章として書き表すこと。文章化すること。また,その文章。
せいぶん
せいぶん [1] 【成分】
(1)ある物を構成している要素・物質。
(2)〔化〕 化合物を構成するそれぞれの元素,混合物を構成するそれぞれの純物質。また,二相以上からなる不均一系において,各相の組成を表すのに最小限必要な,しかも,互いに独立にそれぞれの量を変えることのできる物質。
(3)〔文法〕 文を組み立てている各要素。主語・述語・修飾語や名詞句・動詞句など。
(4)〔数〕 一つのベクトルを,平面または空間の各座標軸方向のベクトルに分解した時の各ベクトル。
〔明治期に constituent の訳語としてできた語〕
せいぶん
せいぶん [0] 【正文】
(1)注釈文・説明文に対して,文書の本文。
(2)条約において条文解釈の根拠とされる,特定国の言語による条約文。
せいぶんえいよう
せいぶんえいよう [5] 【成分栄養】
アミノ酸・糖質・脂質と各種ビタミンや無機物を配合し完全栄養を目的とした薬剤。糞便などの残りかすを出さない。
せいぶんか
せいぶんか【成文化する】
codify;→英和
put in statutory form.
せいぶんか
せいぶんか [0] 【成文化】 (名)スル
規則・取り決めなどを文章の形に表すこと。「―して公示する」
せいぶんか
せいぶんか [3] 【性分化】
個体発生の際,雌雄の区別が生ずること。生殖腺の分化,第二次性徴の出現など。
せいぶんかいせいプラスチック
せいぶんかいせいプラスチック 【生分解性―】
微生物によって生産されるポリヒドロキシ酪酸系や合成のポリエステル系のプラスチックなど。地中や水中で微生物などにより分解される。
せいぶんけんぽう
せいぶんけんぽう [5] 【成文憲法】
成文法の形式をとる憲法。
⇔不文憲法
せいぶんしんぶ
せいぶんしんぶ [5] 【聖文神武】
文武両道にひいでていること。天子の文徳と武徳をほめたたえていう語。
せいぶんほう
せいぶんほう [0][3] 【成文法】
文章に書き表された法。制定法。成文律。
⇔不文法
せいぶんほう
せいぶんほう【成文法】
a statute law.
せいぶんゆけつ
せいぶんゆけつ [5] 【成分輸血】
患者が必要としている血液成分のみを血管に注入すること。血液を有効に利用できる。
せいぶんりつ
せいぶんりつ [3] 【成文律】
「成文法」に同じ。
⇔不文律
せいへい
せいへい [0] 【生兵】
戦っていない無傷の兵士。あらて。
せいへい
せいへい [0] 【静平】 (名・形動)[文]ナリ
静かで,おだやかな・こと(さま)。「少女が事を務むる様を見るに常に―にして/欺かざるの記(独歩)」
せいへい
せいへい [0] 【正兵】
正攻法によって戦う軍隊。
⇔奇兵
せいへい
せいへい [0] 【生平】
ひごろ。ふだん。平生。「是れ皆画家が―揮灑(キサイ)せる所のもの/肖像画(四迷)」
せいへい
せいへい [0] 【政柄】
〔「柄」は権力の意〕
政治を行う権力。政権。「―を執(ト)る」
せいへい
せいへい [0] 【清平】 (名・形動ナリ)
世の中が清らかに治まっている・こと(さま)。「四海―なるを/十善法語」
せいへい
せいへい [0] 【精兵】
えりぬきの優れた兵士。せいびょう。
せいへき
せいへき【性癖】
one's (natural) disposition;a mental habit.
せいへき
せいへき [0] 【性癖】
性質の片寄り。くせ。「誇大妄想の―」
せいへん
せいへん [0] 【政変】
政治上の変動。特に,政権の急激な交替や統治体制内の大がかりな変化。
せいへん
せいへん【政変】
a political change.
せいへん
せいへん [0][1] 【正編】
書物の主要な部分として編集されたもの。また,続編に対して最初に編集された部分。
せいへん
せいへん [0] 【勢変】
世の大勢の変化。世変。
せいへん
せいへん [0] 【世変】
(1)世のうつりかわり。
(2)世の乱れ。
せいへんか
せいへんか [3] 【聖変化】
パンと葡萄酒が実体的にキリストの体と血に変化すること。
→化体説(カタイセツ)
せいべつ
せいべつ [0] 【性別】
男性と女性の区別。また,雌と雄の区別。
せいべつ
せいべつ【生別】
a lifelong parting.〜する part for life.
せいべつ
せいべつ【性別】
sex distinction.
せいべつ
せいべつ [0] 【生別】 (名)スル
生きたままわかれること。いきわかれ。生別離。
⇔死別
せいべつ
せいべつ [0] 【聖別】 (名)スル
キリスト教で,聖なる使用にあてるため,人や物を儀礼的にきよめ,世俗的使用から区別すること。
せいべつやくわりぶんぎょう
せいべつやくわりぶんぎょう [9] 【性別役割分業】
性別により,役割や労働に相違があること。近代家族においては,夫婦間で一般に「男は仕事,女は家庭」という役割や労働の分業がある。このような男女間の分業,あるいはそれを前提とした社会制度のこと。性役割。
せいべつり
せいべつり [3] 【生別離】
いきわかれ。生別。
せいほ
せいほ [1] 【生保】
「生命保険」「生命保険会社」の略。
せいほう
せいほう [0] 【精包】
多数の精子を生殖器の付属腺からの分泌物で包んだもの。雌に渡して受精を行う。渦虫類・ヒル類・頭足類・有尾類などに見られる。精莢(セイキヨウ)。
せいほう
せいほう【製法】
a method[process]of manufacture;a recipe (料理の).→英和
せいほう
せいほう 【栖鳳】
⇒竹内(タケウチ)栖鳳
せいほう
せいほう 【青幇】
⇒チンパン
せいほう
せいほう【西方】
the west.→英和
〜の western.→英和
〜に to the west <of> .
せいほう
せいほう [0] 【制法】
定められた法規。おきて。法律。
せいほう
せいほう [0] 【政法】
(1)政治と法律。
(2)政治を行う方法。
せいほう
せいほう [0] 【製法】
物をつくる方法。製造の方法。
せいほう
せいほう [0] 【性法】
自然法。
〔明治期の訳語〕
せいほう
せいほう [0] 【正方】
(1)真四角。正方形。
(2)正しいこと。方正。
せいほう
せいほう [0] 【正法】
(1)正しい法則。
(2)〔(ドイツ) richtiges Recht〕
法の理念に照らして,客観的に正当であると考えられる法。ドイツの法学者シュタムラーの主張した概念。正当法。
せいほう
せいほう [0] 【西方】
西の方角。さいほう。
⇔東方
せいほうきょうかい
せいほうきょうかい 【西方教会】
⇒ローマ-カトリック教会(キヨウカイ)
せいほうぎょうれつ
せいほうぎょうれつ [5] 【正方行列】
行列{(3)}で,行の数と列の数の等しいもの。
せいほうく
せいほうく [3] 【西方矩】
「下矩(カク)」に同じ。
→矩
せいほうけい
せいほうけい [3][0] 【正方形】
正四角形の通称。四つの辺・四つの内角が,それぞれ等しい四辺形。
せいほうけい
せいほうけい【正方形】
a (perfect) square.→英和
〜の square.
せいほうしょうけい
せいほうしょうけい [5] 【正方晶系】
結晶系の一。互いに直交する三本の結晶軸のうち,二軸の長さが等しく他の一軸の長さが異なる結晶。ジルコン・黄銅鉱など。
せいほうろう
せいほうろう 【栖鳳楼・棲鳳楼】
平安京大内裏朝堂院の四楼の一。応天門外東南方に突き出た方四間で,翔鸞(シヨウラン)楼に対する。瓦葺(カワラブ)きで,屋上に鴟尾(シビ)をのせる。
せいほく
せいほく【西北】
the northwest.→英和
〜の northwestern.→英和
せいほく
せいほく [0] 【西北】
西と北との中間の方角。にしきた。北西。乾(イヌイ)。
⇔東南
せいほくせい
せいほくせい [0] 【西北西】
西と北西との中間の方角。
せいほさい
せいほさい [3] 【政保債】
⇒政府保証債(セイフホシヨウサイ)
せいほん
せいほん [0] 【製本】 (名)スル
印刷物などを折り畳み,また原稿などの紙葉を順序に従って取りまとめ,糸・針金・接着剤などで互いに接合し,表紙などをつけて一冊子に形づくること。和装本と洋装本に大別される。
製本=1[図]
製本=2[図]
製本=3[図]
せいほん
せいほん [0] 【正本】
(1)権限のある者によって原本に基づき作成され,原本と同一の効力を有する謄本。
(2)転写または副書されたものの原本。
→しょうほん(正本)
せいほん
せいほん【製本】
(book)binding.〜する bind <a book> ;→英和
have <a book> bound (させる).‖製本屋 a bookbinder.
せいほん
せいほん【正本】
an exemplified copy;the original (原本).→英和
せいぼ
せいぼ [0] 【歳暮】
(1)年のくれ。歳末。年末。
(2)歳末に,その年世話になった人などに贈る贈り物。おせいぼ。[季]冬。
せいぼ
せいぼ【お歳暮】
a year-end present.
せいぼ
せいぼ【聖母マリア】
the Virgin Mary[Holy Mother].
せいぼ
せいぼ [1] 【声母】
中国語の音韻学で,一つの音節における頭子音をいう。「光」(guāng [kuaŋ])の g [k] など。頭子音がない音節もある。
→韻母(インボ)
せいぼ
せいぼ [1] 【生母】
生みのはは。実母。
せいぼ
せいぼ【生母】
one's (real) mother.
せいぼ
せいぼ [1] 【聖母】
(1)聖人の生母。
(2)イエスの母マリアの尊称。
せいぼう
せいぼう [0] 【青蜂】
セイボウ科のハチの総称。体長15〜20ミリメートルほど。体表は硬く,緑・紅・藍などの美しい金属光沢のある種類が多い。驚くと体を丸めて球型になり,擬死する。毒針はない。ほとんどの種類の幼虫が,他のハチの幼虫に寄生する。
せいぼう
せいぼう【制帽】
a regulation[school]cap.
せいぼう
せいぼう [0] 【制帽】
学校・会社などで,そこに属する人々がかぶるように定められた一定の型の帽子。
せいぼう
せいぼう [0] 【星旄】
〔「旄」は旄牛(カラウシ)の尾の飾りをつけた旗〕
星のようにきらめく旗。
せいぼう
せいぼう【声望】
popularity;→英和
reputation.→英和
せいぼう
せいぼう [0] 【声望】
世間でのよい評判。名声と人望。「―のある人」「―をほしいままにする」
せいぼう
せいぼう [0] 【声貌】
声と容貌。
せいぼう
せいぼう [0] 【睛眸】
ひとみ。くろめ。
せいぼう
せいぼう [0] 【精紡】
紡績で,粗糸を伸ばして細くし,よりをかけて単糸を作る工程。「―機」
→粗紡
せいぼう
せいぼう [0] 【星芒】
星の光。星の光芒。
せいぼうでんげき
せいぼうでんげき [0] 【星旄電戟】
星旄と稲妻のように鋭い光を放つほこ。軍勢の勢いを表す語。「―の威を振るう」
せいぼうりょく
せいぼうりょく [3] 【性暴力】
主として男性が女性を暴力により性的に侵害すること。あるいは,他者を侵害する目的で性的な攻撃を加えること。強姦・暴行など。
せいぼく
せいぼく [0] 【清穆】
清らかでなごやかなこと。
せいぼさいぼう
せいぼさいぼう [4] 【精母細胞】
動物の精巣にある生殖細胞の一。精原細胞から形成され減数分裂を含む二回の細胞分裂のあと,四個の精子になる。
せいぼし
せいぼし [3] 【聖母子】
マリアとその子イエスの尊称。「―像」
せいぼつ
せいぼつ [0] 【西没】 (名)スル
〔「せいもつ」とも〕
日月が西に沈むこと。
⇔東涌(トウユウ)
せいぼつ
せいぼつ [0] 【生没・生歿】
生まれることと亡くなること。また,生年と没年。
せいぼつねん
せいぼつねん [4] 【生没年・生歿年】
人の生まれた年と死んだ年。「―未詳」
せいぼつねん
せいぼつねん【生没年】
the dates (of one's birth and death).
せいぼひしょうてん
せいぼひしょうてん [1][2] 【聖母被昇天】
〔Assumption〕
聖母マリアが復活して昇天したというキリスト教の教義。それを記念する祝日はカトリック教会では八月一五日,ギリシャ正教会では八月二七日。
せいま
せいま [0][1] 【製麻】
大麻・亜麻・マニラ麻などの靭皮(ジンピ)繊維を木質部から分離して,紡績原料とすること。
せいまい
せいまい [0] 【精米】 (名)スル
玄米をついて白くすること。また,精白した米。
せいまい
せいまい【精米】
rice cleaning;polished rice.精米所 a rice mill.
せいみ
せいみ [1] 【世味】
世間のおもむき。世情。せみ。
せいみつ
せいみつ【精密】
minuteness;→英和
precision.→英和
〜な minute;→英和
detailed;→英和
precise;→英和
accurate.→英和
‖精密機械 a precision machine.精密検査 a thorough[close]examination.
せいみつ
せいみつ [0] 【精密】 (名・形動)[文]ナリ
細部まで巧みに作られていること。注意が細かな点にまで行きとどいていること。また,そのさま。「―な計画」「―に検査する」
[派生] ――さ(名)
せいみつきかい
せいみつきかい [6][5] 【精密機械】
機構が細かな部分からなっていて,高度な精密さが必要とされる機械。工作機械・光学機械・測定計器・時計など。
せいみゃく
せいみゃく 【静脈】
⇒じょうみゃく(静脈)
せいみょう
せいみょう [0] 【精妙】 (名・形動)[文]ナリ
優れて巧みなこと。細部まで見事にできているさま。「―な細工」「写真の技に―なり/新聞雑誌 53」
せいみん
せいみん [0] 【生民】
たみ。たみくさ。人民。
せいみん
せいみん [0] 【斉民】
(1)一般の人民。庶民。平民。
(2)人民を平等にすること。
せいみん
せいみん [0] 【済民】
民を困窮から救うこと。さいみん。
せいみんようじゅつ
せいみんようじゅつ 【斉民要術】
中国の農書。一〇巻。北魏の賈思勰(カシキヨウ)の撰。六世紀前半に成立。古来の農書を集大成し,華北の乾地農法の要件を述べる。
せいむ
せいむ [1] 【星霧】
星雲の別称。現在はあまり使われない。
せいむ
せいむ【政務】
affairs of state.〜を執る attend to government affairs.‖政務次官 a parliamentary vice-minister.政務調査委員会 the Political Affairs Research Committee.
せいむ
せいむ [1] 【政務】
政治上の種々な仕事。行政上の事務。「―を執る」
せいむ
せいむ [1] 【性夢】
性的な夢。
せいむ
せいむ [1] 【世務】
世の中のつとめ。当世の事務。せむ。
せいむ
せいむ [1] 【正夢】
「まさゆめ(正夢)」に同じ。
せいむかん
せいむかん [3] 【政務官】
公務員のうち,国会との交渉や政策の企画など政治的職務に従事する者。事務官に対していう。政務次官や旧制の参与官など。
せいむじかん
せいむじかん [4] 【政務次官】
各省および特定の庁に置かれ,その長たる大臣を助け,政策や企画に参画し,政務を処理し,大臣不在の場合はその職務を代行する特別職。普通,与党国会議員から任命される。
→事務次官
せいむてんのう
せいむてんのう 【成務天皇】
記紀所伝の第一三代天皇稚足彦尊(ワカタラシヒコノミコト)の漢風諡号(シゴウ)。景行天皇の第四皇子。記紀の構想では,景行天皇および日本武尊(ヤマトタケルノミコト)による国内統一をうけて,行政区画を定め,国造(クニノミヤツコ)を任命するなど国家の体制を整備する任務をになう。
せいむにっか
せいむにっか [4] 【聖務日課】
⇒時課(ジカ)
せいめい
せいめい [0] 【盛名】
さかんな名声。立派な評判。「―をはせる」
せいめい
せいめい [0] 【正名】
名をただすこと。名称を正すこと。大義名分を明らかにすること。孔子が国家を治める手段として君臣父子の名分を正すことを重視したことから,儒学では正名論が盛んであった。
せいめい
せいめい【生命】
life;→英和
the soul (精髄).→英和
〜に関わる fatal;→英和
mortal.→英和
〜の長い(短い) long-(short-)lived.〜を危くする(失う) endanger (lose) one's life.〜をかけて at the risk of one's life.〜を犠牲にして at the cost of one's life.〜を狙う seek a person's life.‖生命維持装置 a life-support system.生命財産 life and property.生命線 one's lifeline.
せいめい
せいめい【声明】
a declaration;→英和
a statement.→英和
〜する declare;→英和
proclaim.→英和
〜を発表する issue a <an official> statement.
せいめい
せいめい【姓名】
<give> one's (full) name.‖姓名判断 fortunetelling by one's name.姓名不詳の unidentified.
せいめい
せいめい [0] 【誓盟】 (名)スル
ちかうこと。誓約。
せいめい
せいめい [0] 【精明】 (名・形動)[文]ナリ
くわしくあきらかな・こと(さま)。「論理―なり/明六雑誌 12」
せいめい
せいめい [0] 【聖明】 (名・形動)[文]ナリ
天子が知徳にすぐれている・こと(さま)。「我が―なる天皇陛下/花間鶯(鉄腸)」
せいめい
せいめい [1] 【生命】
(1)生物を,無生物ではなく生物として存在させる本源。生命を物質の一形態として発生的にとらえる機械論的考え方と,これを実体として見る生気論的考え方とが伝統的に対立する。いのち。
(2)ある分野で活動していく上での原動力。活動の根源となるもの。また,その活動期間。「政治―」「選手―」
(3)物事の存在を支える一番大切なもの。いのち。「信用は銀行の―だ」
せいめい
せいめい [0] 【声名】
よい評判。ほまれ。名声。
せいめい
せいめい [0] 【声明】 (名)スル
自分の意思を多数の人に向かってはっきり知らせること。特に,政治上・外交上の意思を述べること。「共同―」「内外に独立を―する」
せいめい
せいめい [1] 【姓名】
名字と名前。氏名。
せいめい
せいめい [1] 【性命】
(1)生まれながらの性質と天命。
(2)生命。いのち。また,最も大切なもの。「美しさを―にしてゐるあの女が/雁(鴎外)」
せいめい
せいめい [0] 【清明】
■一■ (名)
二十四節気の一。三月節気。太陽が黄経一五度に達した時をいい,現行の太陽暦で四月五日頃にあたる。万物清く陽気になる時期という意。
■二■ (名・形動)[文]ナリ
清く明らかなこと。清らかで,曇りのないさま。「―な月影」「天地―なり/新聞雑誌 40」
■三■ (形動タリ)
{■二■}に同じ。「月殊に晴渡て,虚空―たるに/太平記 12」
せいめい
せいめい [0] 【晴明】 (名・形動)[文]ナリ
空の明らかに晴れ渡る・こと(さま)。「朦昧の雲霧を闢き―の影を現す/日本開化小史(卯吉)」
せいめいおう
せいめいおう 【聖明王】
(?-554) 百済(クダラ)第二六代の王(在位523-554)。中国南朝の梁や日本と親交を結び,国家体制の整備につとめた。釈迦仏像や経典を初めて日本に伝えたといわれる。新羅(シラギ)と戦って敗死した。聖王。
せいめいかがく
せいめいかがく [5] 【生命科学】
⇒ライフ-サイエンス
せいめいかん
せいめいかん [3] 【生命感】
溌剌(ハツラツ)とした生命がそこにあるという印象。「―にあふれる絵」
せいめいけい
せいめいけい [3] 【生命刑】
受刑者の生命を剥奪する刑罰。死刑。
せいめいけん
せいめいけん [3] 【生命権】
人格権の一。自己の生命を不法に奪われない権利。
せいめいさい
せいめいさい [3] 【清明祭】
沖縄地方で,旧暦三月の清明の節に行われる墓参の行事。しいみい。
せいめいしょ
せいめいしょ [5][0] 【声明書】
公的機関や団体などが,一定事項についてその方針・見解を公表する文書。ステートメント。
せいめいせん
せいめいせん [0] 【生命線】
(1)生きるか死ぬかの限界。個人や国家・物事の存立のために,どうしても防ぎ守らねばならない境界線。
(2)手相で,寿命に関係があるといわれる,手のひらにある筋。
せいめいのきげん
せいめいのきげん 【生命の起源】
〔原題 (ロシア) Vozniknovenie zhizni na zemle〕
嫌気性従属栄養生物が地球上の最初の生物であったとするオパーリンの著。1924年刊。
せいめいはんだん
せいめいはんだん [5] 【姓名判断】
姓名の音義や字の画数などによって,その人の運命の吉凶や適業などを占うもの。
せいめいひょう
せいめいひょう [0] 【生命表】
人口別・年齢別・男女別・職業別などに類別して,死亡率・平均余命などの変化を表した表。死亡表。
せいめいほけん
せいめいほけん【生命保険】
life insurance[ <英> assurance].〜をかける have one's life insured.生命保険証書 a life insurance policy.
せいめいほけん
せいめいほけん [5] 【生命保険】
人の死亡または定められた年齢まで生存したことを保険事故として,一定の金額を支払うことを約束する保険。生保。
せいめいりょく
せいめいりょく [3] 【生命力】
生命を維持していこうとする力。
せいめいりんり
せいめいりんり [4] 【生命倫理】
⇒バイオエシックス
せいめん
せいめん [0] 【精綿】
綿糸紡績で,打ち延ばした原料から短繊維・もつれた繊維・ごみなどの夾雑物を除いて一定の長さの繊維にそろえたもの。
せいめん
せいめん [0] 【西面】
⇒さいめん(西面)
せいめん
せいめん [0] 【生面】
(1)あたらしい方面。新生面。「一―を開く」
(2)初めての面会。初対面。「小池が今此―の人に紹介して呉れる時/うづまき(敏)」
せいめん
せいめん [1] 【生麺】
干したり煮たりしてない,なまの麺。
せいめん
せいめん [0] 【製麺】
うどん・そばなどの麺類を作ること。
せいめんこんごう
せいめんこんごう [5] 【青面金剛】
⇒しょうめんこんごう(青面金剛)
せいもう
せいもう [0] 【性毛】
陰部に生える毛。恥毛。陰毛。
せいもうたい
せいもうたい [0] 【生毛体】
鞭毛(ベンモウ)や繊毛の基部にある構造体。真核生物では九組の小管が円筒状に配列している。毛基体。基底小体。
せいもく
せいもく [0] 【井目・聖目・星目】
(1)碁盤の上に記した九つの黒い点。
(2)囲碁で,対戦する両者の間に相当の力の差がある時,下手(シタテ)があらかじめ{(1)}の九点に石を置くこと。また,その対局。
せいもく
せいもく [0] 【静黙】 (名・形動)[文]ナリ
静かにだまっている・こと(さま)。「その人となり,―にして/西国立志編(正直)」
せいもくふうりん
せいもくふうりん [0] 【井目風鈴】
(1)囲碁で,井目以上に腕前の差がある時,さらにその四隅の石の斜め下に,一石ずつぶら下げるように置くこと。
(2)能力がはなはだしく相違すること。
せいもっこう
せいもっこう [3] 【青木香】
生薬の一。現在はウマノスズクサの乾燥根のことだが,過去にはキク科の木香との間に混乱が見られた。鎮痛・消炎・解毒のほか,薫香料として用いられる。
せいもつ
せいもつ [0] 【済物】
⇒さいもつ(済物)
せいもん
せいもん [0] 【誓文】
(1)誓いを書いた文書。誓詞。
(2)(多く遊女と客の間で)心変わりしないことを誓ってかわす文。起請文。
(3)(副詞的に用いて)誓って。必ず。「―,この朝顔が布子の袖もしぼれはてるわえ/歌舞伎・助六」
せいもん
せいもん [0] 【正門】
正面の門。おもてもん。
せいもん
せいもん [0] 【声門】
左右の声帯の間にある間隙。発声に際して緊張して狭くなる。声門裂。
せいもん
せいもん [0] 【声紋】
音声を周波数分析によって縞模様の図表に表したもの。指紋とともに犯罪捜査に利用。
せいもん
せいもん [0] 【聖門】
(1)聖人の教え。特に,孔子の教え。
(2)孔子の門下。
せいもん
せいもん [0] 【請問】 (名)スル
問い尋ねること。「更に―す可き一事件有り/三酔人経綸問答(兆民)」
せいもん
せいもん【声紋】
a voiceprint;→英和
a vocal print.
せいもん
せいもん【誓文】
a written oath.
せいもん
せいもん【正門】
the front gate;the main entrance.
せいもん
せいもん 【惺門】
藤原惺窩(セイカ)の門下。
せいもん
せいもん [0] 【勢門】
勢力のさかんな家柄。権門。勢家。
せいもん
せいもん【声門】
《解》the glottis.→英和
声門閉鎖音《言》a glottal stop.
せいもんおん
せいもんおん [3] 【声門音】
〔glottal〕
咳をする位置で調音される子音。摩擦音はハ・ヘ・ホの語頭子音 [h],有声の [h](=[ɦ]),閉鎖音は [ʔ]。喉頭(コウトウ)音。喉音。
せいもんくされ
せいもんくされ 【誓文腐れ】
〔誓文に背くならこの身は腐りもしようの意〕
自ら誓っていう語。また,副詞的に用いて,誓って。決して。「―よねの好く此頭つき/浮世草子・禁短気」
せいもんしか
せいもんしか 【惺門四家】
惺門の四人の大家。林羅山・松永尺五・堀杏庵・那波活所の称。
せいもんだて
せいもんだて 【誓文立て】
誓いを立てること。誓文を書いて渡すこと。「親達へ孝行尽くし逆らふまいとの―/浄瑠璃・油地獄(中)」
せいもんばらい
せいもんばらい [5] 【誓文払い】
一〇月二〇日に,商人や遊女などが,平素商売の駆け引き上,客にうそをついた罪を払い神罰を免れるため,京都四条寺町の官者(カジヤ)(冠者)殿に参拝する行事。近世以来行われ,この日を含めて前後数日間,罪滅ぼしと称して京阪の商店では特売などが行われる。[季]秋。
せいや
せいや [1] 【清夜】
涼しくさわやかな夜。
せいや
せいや [1] 【星夜】
星の美しい夜。星月夜。
せいや
せいや【聖夜】
Christmas Eve.
せいや
せいや [1] 【晴夜】
空のよく晴れた夜。
せいや
せいや [1] 【静夜】
静かな夜。
せいや
せいや [1] 【征野】
戦場。戦野。
せいや
せいや [1] 【聖夜】
クリスマス-イブのこと。[季]冬。
せいやく
せいやく [0] 【製薬】
薬を製造すること。「―会社」
せいやく
せいやく [0] 【成約】 (名)スル
契約が成り立つこと。また,その契約。「輸入契約が―した」
せいやく
せいやく [0] 【省約】 (名)スル
省いて簡単にすること。省略。
せいやく
せいやく [0] 【制約】 (名)スル
(1)制限や条件をつけて,自由に活動させないこと。「時間に―される」「―を受ける」
(2)物事の成立に必要な条件や規定。
せいやく
せいやく【制約】
a restriction;a limitation.→英和
〜する restrict;→英和
limit.→英和
せいやく
せいやく [0] 【誓約】 (名)スル
必ず守ると誓って約束すること。また,その誓い。「―書」「忠誠を―する」
せいやく
せいやく [1] 【生薬】
⇒しょうやく(生薬)
せいやく
せいやく【製薬(業)】
medicine manufacture.製薬会社 a pharmaceutical company.
せいやく
せいやく【誓約】
an oath;→英和
a pledge.→英和
〜する (make a) vow;→英和
pledge;swear.→英和
〜を守(破)る keep (break) one's pledge.‖誓約書 a written oath.
せいやくわり
せいやくわり [3] 【性役割】
⇒性別役割分業(セイベツヤクワリブンギヨウ)
せいやこう
せいやこう [3] 【星野光】
夜天光の一成分。多数の恒星や星雲から発する光の集まり。その明るさは天球上の位置によって異なる。
せいゆ
せいゆ【製油】
oil manufacture.製油所 an oil factory[refinery].
せいゆ
せいゆ [0] 【精油】
植物の花・葉・果実などから得られる芳香のある揮発性の油。テルペン系化合物・芳香族化合物などから成り,水蒸気蒸留や圧搾・抽出によって分離される。薄荷(ハツカ)油・丁子(チヨウジ)油など。芳香油。
→精油[表]
せいゆ
せいゆ [1] 【聖油】
カトリック教会で,聖別された香油。聖香油。
→聖別
せいゆ
せいゆ [0] 【製油】 (名)スル
油を製造すること。原油を精製したり,原料の動植物から油を搾り取ったりすること。
せいゆう
せいゆう [0] 【聖猷】
天子のはかりごと。
せいゆう
せいゆう [0] 【清遊・清游】 (名)スル
(1)俗事を離れて風雅な遊びをすること。
(2)手紙文で,相手の旅行を敬っていう語。「箱根に御―の由」
せいゆう
せいゆう [0] 【清幽】
俗塵を離れていて,きよらかで静かなこと。「―の地」
せいゆう
せいゆう [0] 【声優】
ラジオの放送劇や映画の吹き替えなどに声だけで出演する俳優。
せいゆう
せいゆう【声優】
a radio actor[actress (女)].
せいゆう
せいゆう [0] 【政友】
政治の主義・主張を同じくする間柄の仲間。政治上の友。
せいゆう
せいゆう [0] 【西遊】 (名)スル
西方へ旅をすること。特に,西洋に旅行すること。さいゆう。
せいゆうかい
せいゆうかい 【政友会】
⇒立憲政友会(リツケンセイユウカイ)
せいゆうほんとう
せいゆうほんとう 【政友本党】
1924年(大正13),立憲政友会から清浦内閣を支持する一派が分離して結成した政党。27年(昭和2)田中義一政友会内閣の成立に対抗して憲政会と合同,立憲民政党を結成した。
せいゆうろく
せいゆうろく セイイウロク 【西遊録】
中国の旅行記。一巻。元の耶律楚材(ヤリツソザイ)の撰。チンギス-ハンの西アジア遠征に加わって見聞した,中央アジア・西アジアの諸事情を記す。
せいゆうクラブ
せいゆうクラブ 【政友倶楽部】
(1)1903年(明治36)立憲政友会を除名された板倉中らが結成した衆議院の小会派。
(2)1913年(大正2)立憲政友会を脱党した尾崎行雄らが結成した衆議院の小会派。
せいゆき
せいゆき [3] 【生油気】
エチレンの異名。
せいよ
せいよ [1] 【声誉】
よい評判。名声。名誉。「―を博する」
せいよう
せいよう [0] 【正用】
(誤用に対して)正しい用法。
せいよう
せいよう [0] 【生養】 (名)スル
養い育てること。「居民は其土地に―せらるる/民約論(徳)」
せいよう
せいよう [0] 【青蠅】
(1)アオバエ。
(2)〔詩経(小雅,青蠅)〕
讒言(ザンゲン)をする憎むべき小人。蒼蠅(ソウヨウ)。
せいよう
せいよう [0] 【青陽】
〔五行説で,青は春に当てるところから〕
(1)春の異名。
(2)春の陽光。
せいよう
せいよう [0] 【声容】
音声と容貌。声と姿。
せいよう
せいよう [1] 【西洋】
ヨーロッパや南北アメリカの諸国をさしていう呼称。欧米諸国の総称。
⇔東洋
せいよう
せいよう [0] 【静養】 (名)スル
仕事を離れて心身を休めること。「箱根に―する」「三か月の―を要する」
せいよう
せいよう [0] 【整容】 (名)スル
姿・かたちを整えること。
せいよう
せいよう【西洋】
the West[Occident].〜の Occidental;→英和
Western.〜化する Westernize;Europeanize.→英和
‖西洋人 a Westerner.西洋文明 Western civilization.西洋流 the Western way <of thinking> .西洋料理 Western[European]food[cooking].
せいよう
せいよう【静養】
(a) rest;→英和
recuperation (病後の).〜する take a rest;recuperate oneself.
せいよういがく
せいよういがく [5] 【西洋医学】
ヨーロッパで発達した医学。東洋医学に対していう。
せいよううすゆきそう
せいよううすゆきそう [0] 【西洋薄雪草】
エーデルワイスの和名。
せいよううど
せいよううど [5] 【西洋独活】
アスパラガスの異名。
せいようおんがく
せいようおんがく [5] 【西洋音楽】
西洋で発生・発達した音楽。オペラ・管弦楽・室内楽などの類。洋楽。
せいようかみそり
せいようかみそり [5] 【西洋剃刀】
在来の日本の剃刀より幅が広く,鞘(サヤ)と柄(エ)が兼用になっている剃刀。レザー。
せいようかん
せいようかん [0][3] 【西洋館】
西洋風の造りの家。洋館。
せいようが
せいようが [0] 【西洋画】
西洋で発生・発達した材料・技法によって描いた絵画。油絵・水彩画・パステル画などの類。洋画。
せいようがく
せいようがく [3] 【西洋学】
幕末・明治初期に日本にもたらされた欧米の学問の総称。「―を唱へ交易開港の説を主張し/近世紀聞(延房)」
せいようがし
せいようがし [5] 【西洋菓子】
「洋菓子」に同じ。
せいようきげん
せいようきげん [5] 【西洋紀元】
西洋で使われる紀元。西紀。西暦。
せいようきぶん
せいようきぶん セイヤウキブン 【西洋紀聞】
新井白石の欧米事情取調書。三巻。屋久島に渡来したイタリア人宣教師シドッチを尋問した際の記録をもとにまとめたもの。上巻は宣教師との対話編,中巻は五大州誌,下巻は天主教の大意を記す。1715年頃成立。1882年(明治15)刊。
せいようこがたな
せいようこがたな [5][7] 【西洋小刀】
ナイフのこと。
せいようさんざし
せいようさんざし [5] 【西洋山樝子】
バラ科の落葉低木。ヨーロッパ・北アフリカ原産。庭木とする。高さ約5メートル。枝にとげがある。葉は広卵形で三〜五裂。五月,枝先に白または淡紅色の五弁花を散房状につける。果実は球形で秋に赤く熟す。メイフラワー。
せいようざっし
せいようざっし セイヤウ― 【西洋雑誌】
1867年(慶応3)柳河春三が創刊した日本最初の定期刊行雑誌。主に西洋の自然科学事情を紹介した。69年の巻六まで発行。
せいようざん
せいようざん [3] 【西洋算】
「洋算(ヨウサン)」に同じ。
せいようし
せいようし [3] 【西洋紙】
「洋紙」に同じ。
せいようしゅ
せいようしゅ [3] 【西洋酒】
「洋酒」に同じ。
せいようしょうぎ
せいようしょうぎ [5] 【西洋将棋】
⇒チェス
せいようしょうろ
せいようしょうろ [5] 【西洋松露】
⇒トリュフ
せいようじじょう
せいようじじょう セイヤウジジヤウ 【西洋事情】
福沢諭吉の著。1866〜70年刊。二度の外遊による見聞をもとに,諸外国の歴史,政治・財政・軍事などの海外事情を紹介。幕末から明治初頭に多数の人々に読まれ,啓蒙的役割を果たした。
せいようじん
せいようじん [3] 【西洋人】
欧米諸国の人。欧米人。
⇔東洋人
せいようすぐり
せいようすぐり [5] 【西洋酸塊】
グーズベリーの別名。
せいようたんぽぽ
せいようたんぽぽ [5] 【西洋蒲公英】
キク科の多年草。ヨーロッパ原産の帰化植物。今日都会地周辺で見られるものはほとんどが本種である。総包が反りかえることから在来種と見分けられる。
→タンポポ
せいようてぬぐい
せいようてぬぐい [5] 【西洋手拭い】
タオルのこと。
せいようどうちゅうひざくりげ
せいようどうちゅうひざくりげ セイヤウダウチユウ― 【西洋道中膝栗毛】
滑稽本。一五編三〇冊。1870(明治3)〜76年刊。仮名垣魯文(ロブン)作。一二編以下は総生寛(号,七杉子)作。福沢諭吉の「西洋事情」その他を下敷きにし,「東海道中膝栗毛」の趣向を模した作品。初代弥次郎兵衛・北八と同名の孫がロンドンの万国博覧会に行くというもの。
せいようなし
せいようなし [3] 【西洋梨】
バラ科の落葉果樹。ヨーロッパ原産。ナシの一種で,明治の初めに渡来。果実はくびれた卵形体で,香りが高く,果肉は柔らかい。洋梨。ペア。
せいようのこぎりそう
せいようのこぎりそう [0] 【西洋鋸草】
キク科の多年草。ヨーロッパ原産。高さ60〜90センチメートル。葉は鋸のように羽裂。夏,茎頂の散房花序に白または紅色の小花を密生。観賞用に栽培。また,昔から全草を痔(ジ)や咳(セキ)止めの薬とする。
せいようのぼつらく
せいようのぼつらく セイヤウ― 【西洋の没落】
〔原題 (ドイツ) Der Untergang des Abendlandes〕
ドイツの哲学者シュペングラーの代表作。1918〜22年刊。文化を有機体と見,発生・展開・衰滅の円環を必然的に描くものととらえて,西洋文明が没落に瀕していることを指摘。
せいようはこやなぎ
せいようはこやなぎ [7] 【西洋箱柳】
ポプラの別名。
せいようはっか
せいようはっか [5] 【西洋薄荷】
ペパーミントの和名。
せいようばさみ
せいようばさみ [5] 【西洋鋏】
二枚の刃が支点で交差して物を切る,今日普通に用いるはさみ。洋鋏。
せいようひいらぎ
せいようひいらぎ [5] 【西洋柊】
モチノキ科の常緑高木。ヨーロッパ・アジア原産。庭木として栽培される。葉は濃緑色で光沢があり,卵形で縁に鋭い鋸歯(キヨシ)がある。雌雄異株で,晩春開花。果実は小球形で赤く熟する。クリスマスの飾りに用いる。ヒイラギモチ。ホーリー。
せいようふう
せいようふう [0] 【西洋風】 (名・形動)
西洋的な様子・様式である・こと(さま)。洋風。
せいようふうちょうそう
せいようふうちょうそう [7][0] 【西洋風蝶草】
クレオメの和名。
せいようま
せいようま [0] 【西洋間】
「洋間(ヨウマ)」に同じ。
せいようまつむしそう
せいようまつむしそう [0] 【西洋松虫草】
マツムシソウ科の一年草。南ヨーロッパ原産。観賞用に栽培。葉は羽裂。夏,高さ約60センチメートルの茎の先に香りの良い半球形の頭状花をつける。花色は淡紫・濃紫・桃・白など。ピンクッション-フラワー。
せいようみざくら
せいようみざくら [6] 【西洋実桜】
バラ科の落葉高木。ヨーロッパ原産。さくらんぼうをとるために東北地方・長野県などで栽培する。果実は球形または円心形で束状について下垂し,初夏,黄色または赤色に熟す。桜桃(オウトウ)。
せいようやさい
せいようやさい [5] 【西洋野菜】
西洋から日本へ移入された野菜。主に明治以降に伝わったレタス・アスパラガス・セロリ・アーティチョークなどをいう。
せいようりょうり
せいようりょうり [5] 【西洋料理】
西洋風の料理の総称。洋食。
せいようろうそく
せいようろうそく [5] 【西洋蝋燭】
蝋またはパラフィンなどを用いた,糸芯(イトシン)入りの蝋燭。西洋より伝来。
せいようわさび
せいようわさび [5] 【西洋山葵】
ワサビダイコンの別名。
せいようカボチャ
せいようカボチャ [5] 【西洋―】
カボチャの一種。明治年間に渡来。食用のクリカボチャその他がある。
せいようカルタ
せいようカルタ [5] 【西洋―】
トランプのこと。
せいよく
せいよく【性欲】
sexual desire(s).性欲倒錯(者) sexual perversion (a sexual pervert).
せいよく
せいよく [0][1] 【性欲・性慾】
成熟した男女両性間の性行為への欲望。肉欲。
せいよく
せいよく [0] 【制欲】 (名)スル
欲情・欲望をおさえること。禁欲。
せいよく
せいよく [0] 【制抑】 (名)スル
勢いや動きをおさえ止めること。抑制。「思想界には―なし/文学史骨(透谷)」
せいよくせつ
せいよくせつ [4] 【制欲説】
⇒節欲説(セツヨクセツ)
せいらい
せいらい [1] 【生来】
(1)生まれついての性質。しょうらい。「―の怠け者」
(2)生まれてこのかた。副詞的に用いる。「―金とは縁がない」
せいらい
せいらい [0] 【清籟】
風が木々を渡る時に起こす清らかな音。「一陣の―蕭々(シヨウシヨウ)として起り/自然と人生(蘆花)」
せいらい
せいらい [0] 【西来】
(1)西から来ること。さいらい。
(2)〔仏〕
〔「再来」と区別して〕
禅宗の祖達磨が西のインドから,中国へやってきたこと。「―の宗旨(=禅宗)」
せいらい
せいらい [1] 【性来】
本来の性質。生来。しょうらい。
せいらい
せいらい 【斉頼】
〔後冷泉天皇時代,源斉頼が鷹飼いの名人だったことから〕
鷹を使うのに巧みな人。また,一芸に精通した人。「さても悪所の―やと/松の葉」
せいらい
せいらい【生来】
by birth[nature].〜の born <poet> ;→英和
natural;→英和
innate.→英和
せいらく
せいらく
〔近世上方語。「政略」の転という〕
(1)探し求めること。詮議。「いんまのさきまで,その―してをつたが/滑稽本・膝栗毛 6」
(2)始末をつけること。けりをつけること。「一寸も待つ事ならぬ,さあ―して貰はう/歌舞伎・三十石」
せいらく
せいらく [0] 【製酪】 (名)スル
バター・チーズ・練粉乳などを製造すること。「―農家」「―業」
せいらん
せいらん [0] 【青鸞】
キジ目キジ科の鳥。クジャク大で全身が褐色。首が青く,足が赤い。雄は翼の次列風切りと二枚の尾羽が長くのびて1.4メートルにも達し,多数の眼紋がついて美しい。インドシナ・マレー半島に分布。
せいらん
せいらん [0] 【青藍】
(1)鮮やかな藍(アイ)色。「―色」
(2)インジゴのこと。
せいらん
せいらん [0] 【清覧】
手紙文で,相手が見ることを敬っていう語。「御―願います」
せいらん
せいらん [0] 【青嵐】
(1)青々とした山の気。
(2)青葉を吹き渡る風。あおあらし。
せいらん
せいらん [0] 【晴嵐】
(1)晴れた日にたつかすみ。山気が蒸発してのぼるもの。「粟津の―(近江八景ノ一)」
(2)晴れた日に吹きわたる山風。「―梢を鳴らし/仮名草子・恨の介」
せいらん
せいらん [0] 【聖覧】
天子が見ること。天覧。「―に供す」
せいらんき
せいらんき [3] 【生卵器】
菌類や藻類に見られる生殖器官で,雌性の配偶子嚢(ノウ)の一種。原形質に包まれて,一個,時に多数の卵を生ずる。特殊な構造をもつコケ・シダ類のものは造卵器と呼ばれる。
せいり
せいり [1] 【生理】
(1)生命を営むことに伴って生物体に生じる諸現象。また,その原理。
(2)月経。つきのもの。メンス。
(3)生物が生活していくすじみち。なりわい。
せいり
せいり [1] 【整理】 (名)スル
(1)乱れているものをそろえ,ととのえること。「引き出しを―する」「論点を―する」
(2)不必要なものを取り除くこと。「小枝を―してから生ける」「人員―」
(3)会社が支払い不能・債務超過に陥るおそれや疑いがある場合,裁判所の監督下に会社の再建を図る目的で行われる手続き。商法で規定されている。
せいり
せいり [1] 【性理】
(1)人の性命と天理。
(2)(朱子学で)人間の存在原理。
せいり
せいり【整理】
(1)[整頓]arrangement;→英和
(re)adjustment.(2)[解消]liquidation;settlement (皆済).→英和
〜する put <the room> in order;arrange;→英和
readjust;→英和
regulate <traffic> ;→英和
reduce <the staff> ;→英和
dispose <of one's house> .→英和
‖整理案 an adjustment plan.整理券 a boarding ticket (バスなどの);a numbered ticket (劇場などの).整理箪笥(だんす) a chest of drawers.
せいり
せいり [1] 【勢利】
権勢と利欲。「―の交わり」
せいり
せいり【生理(学)】
physiology.→英和
〜的 physical;→英和
physiological.⇒月経.‖生理休暇 a menstrual leave.生理現象 a physiological phenomenon.
せいり
せいり [1] 【政理】
政事を行うこと。また,政治のことわり。
せいり
せいり [1] 【正理】
正しい道理。しょうり。
せいりがく
せいりがく [3] 【生理学】
〔physiology〕
主として機能的な面から,生命現象の営みを自然科学的に究明する学問。形態学と対置される。フィジオロジー。
せいりがく
せいりがく [3] 【性理学】
宋学の別名。宋学が事物(世界)や人間の本性を理ととらえるのでいう。
せいりき
せいりき [0] 【勢力】
「せいりょく(勢力)」に同じ。「私の―極て大きにして/今昔 25」
せいりきがく
せいりきがく [4][3] 【静力学】
〔statics〕
物体が平衡状態にあるときの力や,物体の変形などを扱う力学の一部門。
⇔動力学
せいりきとみごろう
せいりきとみごろう 【勢力富五郎】
江戸末期の侠客(キヨウカク)笹川繁蔵の子分。河竹黙阿弥作の歌舞伎「群清滝贔屓勢力(ムレキヨタキヒイキノセイリキ)」に脚色された。
せいりきのうけんさ
せいりきのうけんさ [7] 【生理機能検査】
肺の換気能力,心電図,眼底検査による血管の観察など,身体の機能を直接的に調べる検査。
せいりきゅうか
せいりきゅうか [4] 【生理休暇】
労働基準法によって,一定の条件のもとに,月経時の女性労働者に与えられる休暇。1988年(昭和63)の改正によってその取得条件がせばめられた。生休。
せいりしょくえんすい
せいりしょくえんすい [6] 【生理食塩水】
血液・組織液と浸透圧の等しい約0.9パーセントの食塩水。水分欠乏時の点滴,静脈内注射,注射薬の基剤や外用の洗浄剤とする。生理的食塩水。生理食塩液。
せいりしんりがく
せいりしんりがく [6] 【生理心理学】
心理学の一分野。身体を対象とする生理学の手法と知識に基づき,人間の行動や認知を研究する。
せいりたいぜん
せいりたいぜん 【性理大全】
中国,宋学の精粋を集めた叢書(ソウシヨ)。七〇巻。明の胡広らが永楽帝の勅命によって編纂(ヘンサン)し,1415年完成。宋学の代表作とされる書を収録した部分と,テーマ別に抜粋採録した部分から成る。
せいりだんす
せいりだんす [4] 【整理箪笥】
小物を整理して入れておく箪笥。
せいりつ
せいりつ [0] 【制立】 (名)スル
設け定めること。制定。「法律を―する所の者/民約論(徳)」
せいりつ
せいりつ【成立する】
come into existence (出来る);be materialized[realized](出現する);be organized[formed](作られる);consist of (で成り立つ);be concluded (締結).〜させる bring into existence;materialize;→英和
form.→英和
せいりつ
せいりつ [0] 【成立】 (名)スル
物事がなりたつこと。でき上がること。「法律が―する」「和解が―する」
せいりつ
せいりつ [0] 【声律】
(1)音の調子。音律。音調。
(2)漢字の四声(シセイ)の規律。
せいりてき
せいりてき [0] 【生理的】 (形動)
(1)体の働きや機能にかかわるさま。「男と女の―な違い」「―な現象」
(2)理屈からではなく,感覚的・本能的にそうなるさま。「―な嫌悪感」
せいりゃく
せいりゃく [0] 【政略】
(1)政治上の策略。政治上の駆け引き。
(2)ある目的のために行うはかりごと・駆け引き。
せいりゃく
せいりゃく [0] 【省略】 (名)スル
「しょうりゃく(省略)」に同じ。「七面倒臭い事は一切(イツサイ)―して/社会百面相(魯庵)」
せいりゃく
せいりゃく【政略】
politics;→英和
political tactics.〜的 political.→英和
‖政略結婚 marriage of convenience.
せいりゃくけっこん
せいりゃくけっこん [5] 【政略結婚】
政治上の目的に利用するために,または自分の出世や利益のために,当事者の意思を無視して成立させる結婚。政略婚。
せいりや
せいりや [0] 【整理屋】
会社整理を行なっている会社に乗り込んで,債権の回収をはかり,手数料をとる者。
せいりゅう
せいりゅう [0] 【成立】 (名)スル
「せいりつ(成立)」に同じ。「今日までに―する専制政体/花間鶯(鉄腸)」
せいりゅう
せいりゅう [0] 【西流】 (名)スル
西の方向に流れること。西方に伝わること。「―する川」「文化が―する」
せいりゅう
せいりゅう 【青竜】
⇒せいりょう(青竜)
せいりゅう
せいりゅう [0] 【精留】
液体混合物中の沸点の差がわずかな成分をも分離することのできる分留。各成分の蒸発と凝縮を繰り返して分離精度を高めるもの。
せいりゅう
せいりゅう [0] 【整流】 (名)スル
(1)流体の流れの乱れを整えること。
(2)交流を直流に変えること。
せいりゅう
せいりゅう【整流】
《電》rectification.〜する rectify.→英和
‖整流器 a rectifier.
せいりゅう
せいりゅう [0] 【清流】
(1)清らかな水の流れ。
⇔濁流
(2)よい家柄。また,その出身者。
(3)清廉潔白な人。
せいりゅうかいろ
せいりゅうかいろ [5] 【整流回路】
交流を直流に変換する電気回路。
せいりゅうかん
せいりゅうかん [0] 【整流管】
整流用の電子管。二極真空管と熱陰極水銀整流管・タンガ整流管などの放電管とがある。
せいりゅうき
せいりゅうき [3] 【整流器】
交流を直流に変換する装置。真空管・水銀整流器・半導体整流器などがある。
せいりゅうし
せいりゅうし [3] 【整流子】
直流発電機・直流電動機の回転子の一部で,ブラシと接触して整流を行うもの。
せいりゅうしゃ
せいりゅうしゃ 【青竜社】
川端竜子が主宰した日本画の団体。1929年(昭和4)に結成。彼の死によって解散。
せいりゅうじ
せいりゅうじ 【青竜寺】
中国陝西省西安府にある寺。隋の文帝の創建で霊感寺と称したが,711年改名。空海はこの寺で恵果に師事して灌頂を受けた。
せいりゅうとう
せいりゅうとう [0] 【青竜刀】
(1)中国の刀。薙刀(ナギナタ)形の刃をしたもので,柄の刀身を受ける所が,青い竜の形をしている。
(2)〔「青竜偃月(エンゲツ)」の略〕
中国の小説「三国志演義」にでてくる英雄関羽の使用する薙刀状の武器。
せいりゅうとう
せいりゅうとう【青竜刀】
a Chinese broadsword;a falchion.→英和
せいりゅうばん
せいりゅうばん [0] 【整流板】
流体の流れを一定に整えるために設けられた板。風洞や実験用水槽などの流れを整えるために用いる。
せいりょ
せいりょ [1] 【省慮】 (名)スル
反省して考えること。「深く自ら―する暇(イトマ)なくして/社会百面相(魯庵)」
せいりょ
せいりょ [1] 【静慮】 (名)スル
心を落ち着けて静かにおもいをめぐらすこと。
せいりょ
せいりょ [1] 【聖慮】
天子の考え。叡慮(エイリヨ)。
せいりょ
せいりょ [1] 【征旅】
(1)〔「旅」は軍隊の意〕
征伐の軍勢。遠征軍。
(2)いくさの旅。
せいりょう
せいりょう [0] 【青竜】
〔「せいりゅう」とも〕
(1)青い竜。
(2)四方をつかさどる天の四神の一。東方の守護神であり瑞兆(ズイチヨウ)とされる。蒼竜。
青竜(2)[図]
せいりょう
せいりょう [0] 【精良】 (名・形動)[文]ナリ
きわめて優良である・こと(さま)。精巧。「磁器の―なるものを製造し/西国立志編(正直)」
せいりょう
せいりょう [0] 【凄寥】 (ト|タル)[文]形動タリ
すさまじいまでにものさびしいさま。ぞっとするほどさびしいさま。「―たる光景」
せいりょう
せいりょう【清涼な】
refreshing;→英和
cool.→英和
清涼飲料水 a soft drink.
せいりょう
せいりょう【声量】
the volume of one's voice.〜がある have a rich voice.
せいりょう
せいりょう [0] 【凄涼】 (ト|タル)[文]形動タリ
ぞっとするほどものさびしいさま。「帰雁は影―として/世路日記(香水)」
せいりょう
せいりょう [0] 【声量】
人の出す声の大きさや分量の程度。「豊かな―」
せいりょう
せいりょう [0] 【清涼】 (名・形動)[文]ナリ
さわやかですずしいこと。すがすがしいさま。「山上の―な空気」「―の気」
せいりょう
せいりょう 【西涼】
五胡十六国の一。漢人の敦煌(トンコウ)太守李暠(リコウ)が北涼から自立して建国(400-421)。二代で北涼に滅ぼされた。
せいりょう
せいりょう 【西遼】
遼の王族耶律大石(ヤリツダイセキ)がカラハン朝を滅ぼして建てた国(1132-1211)。東西トルキスタンを支配したが,トルコ系のナイマン部に国を奪われた。カラキタイ。黒契丹。
→遼
せいりょういんりょうすい
せいりょういんりょうすい [7] 【清涼飲料水】
ソーダ水・ラムネ・サイダーなど,炭酸ガスを含んでいて,飲んで清涼な感じのするアルコール分のない飲料の総称。
せいりょうおり
せいりょうおり [0] 【清涼織(り)】
絹の婦人用夏帯地。絽(ロ)の組織と他の組織との二重織りにして涼感を出した織物。
せいりょうき
せいりょうき セイリヤウキ 【清良記】
江戸前期の軍記。三〇巻。著者未詳。伊予国宇和島の土豪,土居清良の事績を編年体で記す。第七巻に家臣松浦宗案の農事答申書を有し,日本最古の農書として著名。
せいりょうき
せいりょうき [3] 【盛漁期】
⇒せいぎょき(盛漁期)
せいりょうき
せいりょうき [3] 【青竜旗】
四神旗の一。青竜を刺繍(シシユウ)した旗。祭典に用いる。青竜幡(バン)。
せいりょうざい
せいりょうざい [3][0] 【清涼剤】
(1)気持ちをさわやかにするために服用する薬。
(2)人の気持ちをさわやかにさせるような物事。「一服の―」
せいりょうざん
せいりょうざん セイリヤウ― 【清涼山】
(1)中国,山西省にある五台山の別名。
(2)中国,江蘇省南京市にある山。名勝地として知られる。山上に清涼寺がある。石頭山。
せいりょうじ
せいりょうじ セイリヤウ― 【清涼寺】
京都市右京区嵯峨にある浄土宗の寺。山号は五台山。奝然(チヨウネン)の弟子盛算が棲霞寺内の釈迦堂を清涼寺と号し,奝然が宋から持ち帰った釈迦像を安置したことに始まる。通称,釈迦堂。しょうりょうじ。
せいりょうじしゃかぞう
せいりょうじしゃかぞう セイリヤウ―ザウ 【清涼寺釈迦像】
清涼寺の本尊。奝然(チヨウネン)が宋で,インドの優填王(ウデンノウ)が作らせたという釈迦像を模刻させ,持ち帰ったもの。インドのグプタ朝の作風に似る。鎌倉時代清涼寺式釈迦像として盛んに模刻された。
せいりょうでん
せいりょうでん セイリヤウ― 【清涼殿】
平安京内裏の殿舎の一。紫宸殿(シシンデン)の北西にあり,東向きで,九間二間の母屋(モヤ)の周囲に廂(ヒサシ),さらに東側には孫廂を出した入母屋(イリモヤ)造りの建物。天皇の日常の居所で,四方拝・小朝拝・叙位・除目(ジモク)・官奏などの公事も行われた。母屋の南五間が昼(ヒ)の御座(オマシ),北側が夜の御殿(オトド),南廂が殿上(テンジヨウ)の間となる。近世初期の内裏造営後,清涼殿は儀式専用となった。せいろうでん。
清涼殿=1[図]
清涼殿=2[図]
清涼殿=3[図]
清涼殿=4[図]
せいりょく
せいりょく [1] 【勢力】
〔古くは「せいりき」とも〕
他を押さえつける力。いきおいとちから。威力。「―を伸ばす」「―をふるう」
せいりょく
せいりょく [1] 【精力】
〔古くは「せいりき」とも〕
(1)物事をやりぬく心身の元気,または根気。スタミナ。「―にあふれる」「―が尽きる」
(2)特に,性的な能力。
せいりょく
せいりょく【精力】
energy;→英和
<have> vigor.→英和
〜的な energetic;→英和
vigorous.→英和
〜が絶倫である be full of energy.〜がつきる have one's energy exhausted.〜を傾ける bend one's energies <on> .‖精力家 an energetic man.
せいりょく
せいりょく【勢力】
influence;→英和
power;→英和
[物理的]force;→英和
energy.→英和
〜ある influential;→英和
powerful.→英和
〜のない powerless;→英和
uninfluential.〜が増す increase in power.〜を張る establish one's influence.〜を振るう wield power;→英和
hold sway.‖勢力家 a man of influence.
せいりょく=を張る
――を張・る
勢力をもつ。「関東一円に―・る」
せいりょくか
せいりょくか [0] 【勢力家】
勢力のある人。
せいりょくきんこう
せいりょくきんこう [1][0] 【勢力均衡】
相互の勢力の力関係が釣り合った状態にあること。特に国家間で,同盟などの関係を結ぶことにより一つの勢力の強化を抑え互いに牽制(ケンセイ)し合うことによって国際平和を維持すること。バランス-オブ-パワー。
せいりょくけん
せいりょくけん [4][3] 【勢力圏】
「勢力範囲」に同じ。
せいりょくさんすい
せいりょくさんすい [5] 【青緑山水】
山水樹石を緑青(ロクシヨウ)・群青(グンジヨウ)などを使って彩色した画。
せいりょくぜつりん
せいりょくぜつりん [1] 【精力絶倫】
精力がとびぬけて強いこと。
せいりょくてき
せいりょくてき [0] 【精力的】 (形動)
疲れたようすを見せずに,次々と事を行うさま。「―な活動」「―に仕事をこなす」
せいりょくはくちゅう
せいりょくはくちゅう [1] 【勢力伯仲】
相互の勢力が接近していること。
せいりょくはんい
せいりょくはんい [5] 【勢力範囲】
国家・集団や個人の勢力の及ぶ範囲。勢力圏。
せいりんし
せいりんし [3] 【制輪子】
鉄道車両などの車輪に押しつけて,摩擦力により制動をかける部品。ブレーキ-シュー。
せいりポスト
せいりポスト [4] 【整理―】
株式の上場廃止が決まった場合,株主や取引先との関係を考慮し一定期間(原則三か月)売買を継続するが,その売買が行われる特別のポスト(立会場所)のこと。
せいるい
せいるい [1] 【生類】
⇒しょうるい(生類)
せいるい
せいるい【声涙共に下る】
speak with tears.
せいるい
せいるい [0] 【声涙】
こえとなみだ。
せいるい=倶(トモ)に下(クダ)る
――倶(トモ)に下(クダ)る
〔晋書(王彬伝)〕
悲憤慷慨(コウガイ)して泣きながら語るさまにいう。
せいれい
せいれい [0] 【蜻蛉】
トンボの別名。
せいれい
せいれい【精霊】
the soul[spirit].→英和
せいれい
せいれい [0] 【清冷】
清く澄んで冷たいこと。また,清らかで汚れのないこと。
せいれい
せいれい [0] 【清麗】 (名・形動)[文]ナリ
清くうるわしい・こと(さま)。「―婉美なる声調/希臘思潮を論ず(敏)」
せいれい
せいれい [0] 【制令】 (名)スル
(1)おきて。おふれ。
(2)命じ制すること。「静聴せよとぞ―しぬ/慨世士伝(逍遥)」
せいれい
せいれい【政令】
<violation of> a government ordinance;a Cabinet order.
せいれい
せいれい [0] 【精霊】
(1)物質的な身体をもたず人格化された超自然的存在や力。草木等に宿るとされる。
(2)死者の霊魂。肉体を離れた死者の魂。
せいれい
せいれい [0] 【精励】 (名)スル
つとめはげむこと。仕事に精を出すこと。「学問に―する」
せいれい
せいれい [0] 【聖霊】
〔Holy Spirit〕
キリスト教で,三位一体(父・子・聖霊)の第三位格。原始キリスト教では,治癒・奇跡・預言などの特別の能力を与えるものと信じられたが,のちには,信徒に働きかけ力を与えて支え導き,神の業を遂行するものとされる。御霊(ミタマ)。
せいれい
せいれい [0] 【生霊】
(1)〔生物の霊長の意〕
人類。人民。
(2)生きている人のたましい。いきりょう。
せいれい
せいれい【精励する】
be diligent[industrious];work hard.
せいれい
せいれい [0] 【性霊】
霊妙な心。たましい。精神。
せいれい
せいれい [0] 【政令】
(1)政府が出す命令。政治上の命令。
(2)内閣が制定する命令。憲法および法律の実施に必要な細則を定めるものと,法律の委任に基づくものとがある。
せいれい
せいれい【聖霊】
the Holy Ghost[Spirit].聖霊降臨祭 Whitsunday;→英和
Pentecost.→英和
せいれいかっきん
せいれいかっきん [0] 【精励恪勤】 (名)スル
非常に熱心に仕事にはげむこと。
せいれいこうりんさい
せいれいこうりんさい [7] 【聖霊降臨祭】
イエス-キリストの復活後五〇日目に,集まっていた弟子たちに聖霊が降臨し,教会が生まれたことを記念する祝祭日。ペンテコステ。
せいれいしていとし
せいれいしていとし [8] 【政令指定都市】
⇒指定都市(シテイトシ)
せいれいしんこう
せいれいしんこう [5] 【精霊信仰】
万物に存在する精霊とその作用を信仰する宗教的態度。
せいれいせつ
せいれいせつ [3] 【性霊説】
中国の詩論の一。性情の霊妙なはたらきの発露を尊重する文学説。宋の楊万里が唱え,明の袁中郎兄弟によって発揮され,清の袁枚(エンバイ)が一派を成した。
せいれいてん
せいれいてん [3] 【聖礼典】
⇒サクラメント
せいれいにひゃくいちごう
せいれいにひゃくいちごう 【政令二〇一号】
1948年(昭和23)マッカーサー書簡に基づいて発令された,公務員の争議権・団体交渉権を否定した政令。ポツダム政令の一。
せいれいクリストファーかんごだいがく
せいれいクリストファーかんごだいがく 【聖隷―看護大学】
私立大学の一。1991年(平成3)設立。本部は浜松市。
せいれき
せいれき [0] 【西暦】
西洋諸国をはじめ世界で広く用いられている暦。イエス-キリストが生誕したとされていた年(実際の生誕は4年以上さかのぼる)を紀元元年としている。西紀。キリスト紀元。
せいれき
せいれき【西暦】
the Christian Era;Anno Domini <A.D.→英和
> .〜49年に in (the year) 49 A.D.→英和
せいれつ
せいれつ [0] 【凄烈】 (形動)[文]ナリ
すさまじくはげしいさま。「―な戦い」
[派生] ―― さ(名)
せいれつ
せいれつ [0] 【整列】 (名)スル
順序正しく並ぶこと。また,きちんと列を作って並ぶこと。「一列に―する」
せいれつ
せいれつ [0] 【清冽】 (名・形動)[文]ナリ
水が清らかで冷たい・こと(さま)。「―な谷川の水」
[派生] ―― さ(名)
せいれつ
せいれつ [0] 【星列】 (名)スル
星のように連なること。星羅。「数百(スヒヤク)の市人が―せる,陣所(ジンシヨ)陣所を/慨世士伝(逍遥)」
せいれつ
せいれつ【整列する】
stand in a row;→英和
line up;form a line.→英和
せいれん
せいれん [0] 【清廉】 (名・形動)[文]ナリ
心が清らかで,私欲のない・こと(さま)。「―な人」「―の士」
[派生] ――さ(名)
せいれん
せいれん【清廉】
uprightness;integrity.→英和
〜(潔白)な honest;→英和
upright.→英和
せいれん
せいれん【精錬する】
refine;→英和
smelt <copper> .→英和
せいれん
せいれん [0] 【精錬】 (名)スル
製錬と精練の混同から生じた語。
せいれん
せいれん [0] 【精練】 (名)スル
(1)十分に練習すること。よく鍛えること。「―された選手」
(2)天然繊維を酸やアルカリの水溶液・熱水・石鹸(セツケン)液などで処理し,繊維に含まれる脂肪などの夾雑物を除去すること。
せいれん
せいれん [0] 【製錬】 (名)スル
鉱石から金属を取り出して精製すること。金属の抽出から地金を得るまでの全工程をいう。冶金。「―所」
せいれん
せいれん [0] 【正廉】 (名・形動)[文]ナリ
正しく私心のない・こと(さま)。「―にて,行ふ所公明なれども/慨世士伝(逍遥)」
せいれんけっぱく
せいれんけっぱく [0] 【清廉潔白】 (名・形動)[文]ナリ
心が清らかで私欲がなく,不正などをすることがまったくない・こと(さま)。「―の身」
せいろ
せいろ [1] 【生路】
生存するための道。生活の方法。
せいろ
せいろ(う)【蒸篭】
a steaming basket.
せいろ
せいろ [3] 【蒸籠】
⇒せいろう(蒸籠)
せいろ
せいろ [1] 【征露】
ロシアをせめうつこと。日露戦争の頃,使われた語。
せいろ
せいろ [1] 【世路】
世渡りの道。世渡り。世の中。せろ。
せいろう
せいろう [0][3] 【蒸籠】
〔「せい」は唐音〕
釜の上に載せて,糯米(モチゴメ)や饅頭(マンジユウ)などを蒸す用具。木製の円形または方形の枠があり,底に簀(ス)を張り,釜の湯気で蒸す。せいろ。
せいろう
せいろう【晴朗な】
fair;→英和
fine;→英和
serene;→英和
bright (and clear).→英和
せいろう
せいろう [0] 【井楼】
敵陣を偵察するために,木材を井桁(イゲタ)に組み立てた物見やぐら。みせやぐら。
せいろう
せいろう [0] 【晴朗】 (形動)[文]ナリ
空が晴れて,うらうらとしているさま。「或―なる夏日(ナツノヒ)に/思出の記(蘆花)」
[派生] ――さ(名)
せいろう
せいろう [0] 【青楼】
(1)〔曹植「美女編」〕
高貴な美人のいる楼。
(2)あげや。女郎屋。妓楼。江戸では官許の吉原を私娼街と区別していった。
せいろう
せいろう [0] 【清朗】 (形動)[文]ナリ
きよくすがすがしいさま。「東京よりは余程暖かい事,空気の―な事/門(漱石)」
せいろうぐみ
せいろうぐみ [0] 【井籠組(み)・井楼組(み)】
木材を井桁(イゲタ)に重ね合わせてつくった壁,またはその組み方。校倉(アゼクラ)・板倉などの類。
せいろうだな
せいろうだな [3] 【城楼棚・西楼棚】
(1)茶席に用いる棚物の一。香道に用いる袋棚を半分にしたもの。天王寺宗及の創始。宗及棚。半切棚。
(2)違い棚の形式の一。三枚の棚板で構成されるもので,書院造りの違い棚としては最も正式のものの一つ。
→床脇(トコワキ)棚
せいろうぶね
せいろうぶね [5] 【井楼船・棲楼船】
軍船の一種。荷船の上に井楼を組み上げ,その上から敵陣を偵察し,矢を放つようにしたもの。
せいろかかんごだいがく
せいろかかんごだいがく 【聖路加看護大学】
私立大学の一。1921年(大正10)創立の聖路加看護学校を母体に,27年(昭和2)専門学校,54年短期大学を経て,64年設立。本部は東京都中央区。
せいろく
せいろく [0] 【西麓】
山の西側のふもと。
せいろく
せいろく [0][1] 【世禄】
世襲の家禄。せろく。
せいろくめんたい
せいろくめんたい [0] 【正六面体】
六つの面が合同な正方形でできている正多面体。立方体。
せいろん
せいろん [0] 【世論】
「せろん(世論)」に同じ。
せいろん
せいろん [0] 【正論】
道理にかなった正しい議論・主張。
せいろん
せいろん【正論】
a just[sound]argument.
せいろん
せいろん【政論】
(a) political argument[discussion].
せいろん
せいろん 【斉論】
斉の人が伝えていた「論語」。前漢の頃,「魯論(ロロン)」「古論」とあわせて現在のものになった。「魯論」より二編多く,二二編ある。
せいろん
せいろん [0] 【精論】 (名)スル
詳しく論ずること。
せいろん
せいろん [0] 【政論】
政治上の事柄に関する議論。
せいわ
せいわ [1] 【清和】 (名・形動)[文]ナリ
(1)空が晴れて気候が穏やかな・こと(さま)。「日本は気候―にして/新聞雑誌 58」
(2)陰暦四月一日,また四月の異名。「―の天雲なく晴れて/父の終焉日記」
せいわいん
せいわいん 【清和院】
京都市上京区七本松にある真言宗智山派の寺。仁寿年間(851-854)文徳天皇が皇后染殿のために創建した仏心院に始まる。清和天皇が譲位後入山し,現在名に改称。清和井(セガイ)院。勢賀院。感応寺。
せいわげんじ
せいわげんじ 【清和源氏】
清和天皇から出た源氏。天皇の諸皇子に源姓を賜ったが,第六皇子貞純親王の皇子経基(ツネモト)王の系統が代表的存在。王の子満仲は摂津多田荘に土着,さらにその子頼光は摂関家と結んで勢力を伸ばした。頼義・義家は関東に進出,頼朝は鎌倉幕府を開くなど,子孫は各地に繁栄。佐竹・武田・平賀・新田・足利の諸氏はいずれもこの流れに入る。
→清和源氏[表]
せいわだいがく
せいわだいがく 【聖和大学】
私立大学の一。1941年(昭和16)創立の聖和女学院を源とし,64年聖和女子大学として設立。81年現名に改称。本部は西宮市。
せいわだいがく
せいわだいがく 【清和大学】
私立大学の一。1993年(平成5)設立。本部は木更津市。
せいわてんのう
せいわてんのう 【清和天皇】
(850-880) 第五六代天皇(在位 858-876)。名は惟仁(コレヒト)。文徳天皇第四皇子。八歳で即位。外祖父藤原良房が初めて人臣摂政となった。水尾帝(ミズノオテイ)。
せいカタリナじょしだいがく
せいカタリナじょしだいがく 【聖―女子大学】
私立大学の一。1925年(大正14)創立の松山美善女学校を源とし,88年(昭和63)設立。本部は北条市。
せいバルテルミーのぎゃくさつ
せいバルテルミーのぎゃくさつ 【聖―の虐殺】
⇒サン=バルテルミーの虐殺(ギヤクサツ)
せいフェロモン
せいフェロモン [3] 【性―】
動物の雌雄いずれかの個体が分泌し,同種の異性を誘引するフェロモン。昆虫でよく知られる。
→フェロモン
せいホルモン
せいホルモン [3] 【性―】
脊椎動物の生殖腺から分泌されるステロイド-ホルモン。生殖器の発育・機能維持,第二次性徴の発現,発情などに関係する。雄性ホルモンと雌性ホルモンがあり,その分泌は下垂体の性腺刺激ホルモンにより調節される。
せいマリアンナいかだいがく
せいマリアンナいかだいがく 【聖―医科大学】
私立大学の一。1971年(昭和46)東洋医科大学として設立,73年現名に改称。本部は川崎市宮前区。
せうお
せうお [1] 【瀬魚】
瀬にいる魚。
せうと
せうと 【兄人】
⇒しょうと(兄人)
せうん
せうん [1] 【世運】
⇒せいうん(世運)
せえ
せえ (助動)
〔尊敬の助動詞「しゃる」の命令形。「しゃれ」が「しゃい」を経て「せえ」となったもの。「っせえ」の形で用いられる。近世江戸語〕
⇒っせえ(助動)
せえの
せえの [1][1] (感)
力を合わせて物を動かす時や,何かを一斉に始めようとする時にかける掛け声。「―,よいしょ」
せおいこむ
せおいこ・む セオヒ― [4] 【背負い込む】 (動マ五[四])
負担となるようなことを引き受ける。しょいこむ。「大任を―・む」
せおいなげ
せおいなげ【背負い投げ】
a shoulder throw.〜で投げる throw <a person> over one's shoulder.
せおいなげ
せおいなげ セオヒ― [0] 【背負い投げ】
柔道の技の名。相手を背負うようにして肩越しに投げる手技。相手の片腕をとって投げるのは一本背負いという。しょいなげ。
せおいなげ=を食う
――を食・う
意外な人に意外な時に期待を裏切られてひどい目にあう。
せおう
せお・う [2] 【背負う】 (動ワ五[ハ四])
(1)物や人などを背中にのせる。しょう。「赤ん坊を―・う」「荷ヲ―・ウ/日葡」
(2)苦しい仕事や重い責任などを引き受ける。しょう。「借金を―・って苦しむ」
(3)あるものが背後になるような位置に場所を占める。背にする。「屏風(ビヨウブ)を―・って座る」
[可能] せおえる
せおう
せおう【背負う】
carry on one's back;bear on one's shoulders;shoulder.→英和
背負わせる shoulder;saddle <a person with> .→英和
せおと
せおと [0] 【瀬音】
川が浅瀬を流れる時の音。
せおよぎ
せおよぎ [2] 【背泳ぎ】
⇒はいえい(背泳)
せかい
せかい [1] 【世界】
(1)地球上のすべての国家・すべての地域。全人類社会。「―の平和」「―最高の山」
(2)物体や生物など実在する一切のものを含んだ無限の空間。宇宙。哲学では社会的精神的事象をも含める。また,思考・認識する自我に対する客観的世界をさすことも多い。「可能―」「―の創造」
(3)自分を中心とした生活の場。自分の知識・見聞の範囲。生活圏。世の中。「新しい―が開ける」「ピカソの―」「あなたと私とでは―が違いすぎる」「君は―が狭いよ」
(4)同一の種類のものの集まり,またその社会。「動物の―」「勝負の―は厳しい」
(5)歌舞伎・浄瑠璃で,その作品の背景となる特定の時代や人物類型。例えば「仮名手本忠臣蔵」の世界は「太平記」。
(6)くに。土地。地方。異境。「知らぬ―にめづらしき憂へのかぎり見つれど/源氏(明石)」
(7)界隈。付近一帯。「いづら,といひて,もてこし人を―に求むれどなし/大和 168」
(8)遊ぶ所。遊里など。「―は大みせ,女房にもならうといふ女郎,しやうといふ客/洒落本・傾城買四十八手」
(9)〔仏〕
〔梵 lokadhātu〕
(ア)須弥山(シユミセン)を中心に形成される一定の空間領域。全宇宙にはこの世界(一世界・小世界)と同じ規模の世界が数多くあるとして,三千大千世界などと表現する。
(イ)衆生(シユジヨウ)が住んでいる場所で,時間・空間的になんらかの制約を受け,まとまりをもっている広がり。
(ウ)ある仏を中心とする空間。仏国土。
せかい
せかい【世界】
the world;→英和
the earth;→英和
the universe (宇宙).→英和
〜的 worldwide;universal;→英和
international;→英和
global <affairs,war> .→英和
〜の中に[の]all over the world.〜の各地から from all parts of the world.〜を一周する go round the world.‖世界一周旅行 a round-the-world trip.世界観 one's outlook on the world.世界記録 <establish> a world record.世界銀行 the World Bank.世界語 a universal language.世界国家 the world state.世界史 world history.世界主義 cosmopolitanism.世界選手権 world <tennis> championship.世界地図 a world map;a map of the world.世界平和 <for> world peace.世界連邦 the World Federation.第一次(第二次)世界大戦 the First (Second) World War;World War I (II).
せかいいさんほごじょうやく
せかいいさんほごじょうやく 【世界遺産保護条約】
「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」の略称。1972年ユネスコ総会で採択。日本は92年(平成4)6月国会承認を経て,一二五番目の締結国となった。顕著な普遍的価値を有する文化遺産と自然遺産,締結国の保護義務などについて規定する。
せかいかくめい
せかいかくめい [4] 【世界革命】
世界的にプロレタリア革命が行われることにより,全世界的規模で社会主義が勝利すること。
せかいかん
せかいかん [2] 【世界観】
(1)世界についての見方・見解。
(2)〔哲〕
〔(ドイツ) Weltanschauung〕
世界についての統一的で全体的な理解。客観的な対象把握(世界像)にとどまらず,人の主体的な意義づけ・関係づけによって成り立つ。
(3)文化人類学で,ある民族がもっている世界についての見方のこと。時間や空間の分類法,神話・儀礼などの中に見いだすことができる。
せかいかんがく
せかいかんがく [4] 【世界観学】
〔(ドイツ) Weltanschauungslehre〕
生に根ざした世界観の内的構造や歴史的に展開される類型を捉えようとする哲学的立場。ディルタイに代表される。
せかいかんきょうほぜんせんりゃく
せかいかんきょうほぜんせんりゃく [1][8] 【世界環境保全戦略】
国連環境計画・世界野生生物基金(現在の世界自然保護基金)・国際自然保護連合が1980年に発表した行動計画。持続可能な開発,環境アセスメント,砂漠化防止,熱帯林の植林などを呼びかけた。
せかいかんこうきかん
せかいかんこうきかん 【世界観光機関】
〔World Tourism Organization〕
国際間の理解・国際平和に寄与するために観光の振興・発展を図る国際機構。1975年設立。本部マドリード。WTO 。
せかいきしょうきかん
せかいきしょうきかん 【世界気象機関】
〔World Meteorological Organization〕
世界各国の気象事業を統合した組織で,国連の下部機構の一。1950年に成立。1879年創立の国際気象機関の後身。日本は1953年から加盟。WMO 。
せかいきゅうせいきょう
せかいきゅうせいきょう 【世界救世教】
大本教系の新宗教。岡田茂吉が1935年(昭和10)大日本観音会として開教。50年世界メシヤ教(のち改名)に改編。創造主により病・貧・争を根絶した地上天国実現の役を与えられたと唱え,そのモデルを熱海・箱根・京都嵯峨に建設。病気治療を主な活動とする。
せかいきょうかいきょうぎかい
せかいきょうかいきょうぎかい 【世界教会協議会】
〔World Council of Churches〕
今世紀初頭に始まったキリスト教会の一致運動を推進するために,1948年に設立された超教派団体。WCC 。
せかいきょうこう
せかいきょうこう [4] 【世界恐慌】
世界的な規模の経済恐慌。1857年の恐慌がその最初であり,1929年に始まる大恐慌は最も大規模かつ深刻なものであった。
せかいきろく
せかいきろく [4] 【世界記録】
運動競技などで,それまでの世界最高の記録。
せかいぎんこう
せかいぎんこう [4] 【世界銀行】
国際復興開発銀行の通称。世銀。
せかいぎんこうグループ
せかいぎんこうグループ [9] 【世界銀行―】
国際復興開発銀行(世界銀行),国際開発協会(第二世銀),国際金融公社,多国間投資保証機関の総称。
せかいけいざい
せかいけいざい [4] 【世界経済】
全世界を範囲として成立する経済で,世界的な規模の生産関係と交換関係の総体。
せかいこうみん
せかいこうみん [4] 【世界公民】
⇒コスモポリタン
せかいこっか
せかいこっか [4] 【世界国家】
全世界を一つにして,人類すべてをその国民とする理想国家。民族的対立を解消して戦争を回避しようという平和思想が根底にある。世界連邦。世界政府。
せかいご
せかいご [0] 【世界語】
⇒国際語(コクサイゴ)
せかいさだめ
せかいさだめ 【世界定め】
歌舞伎で,江戸時代,顔見世狂言に上演する狂言の世界を定めるための主な関係者の相談会。「―,はなし初/滑稽本・根無草後編」
せかいし
せかいし [2] 【世界史】
世界を連関のある統一的全体としてとらえた時の人類の歴史。
せかいしげんけんきゅうじょ
せかいしげんけんきゅうじょ 【世界資源研究所】
⇒ダブリュー-アール-アイ( WRI )
せかいしぜんほごききん
せかいしぜんほごききん 【世界自然保護基金】
〔Worldwide Fund for Nature〕
世界の野生生物とその生息地の保護,熱帯林の保全などに取り組む国際基金。1961年創設の世界野生生物基金(World Wildlife Fund)が88年に改称。本部はスイス。WWF 。
せかいしゅうきょう
せかいしゅうきょう [4] 【世界宗教】
民族や国家を超えて世界各地に広まっている宗教。キリスト教・仏教・イスラム教など。
せかいしゅぎ
せかいしゅぎ [4] 【世界主義】
⇒コスモポリタニズム
せかいしょくりょうけいかく
せかいしょくりょうけいかく 【世界食糧計画】
〔World Food Programme〕
国連と FAO の協同事業として1963年から実施されている世界的規模での食糧援助の機関。本部はローマ。WFP 。
→FAO
せかいじ
せかいじ [2] 【世界時】
〔Universal time〕
地球の自転に準拠して表示される世界共通の時刻。イギリスのグリニッジ天文台の跡地を通る子午線を基準とする。UT 。
せかいじんけんせんげん
せかいじんけんせんげん 【世界人権宣言】
1948年(昭和23),第三回国連総会で採択された「人権に関する世界宣言」のこと。基本的人権の尊重を原則に,自由権のほか,経済的・社会的権利についても規定する。
せかいせいさく
せかいせいさく [4] 【世界政策】
一国家がその政治・経済・文化方針を全世界的規模で展開しようとする対外政策。特に一九世紀末から欧米の列強が行なった,勢力を世界的に拡大する帝国主義的対外政策。
せかいせいしん
せかいせいしん [4] 【世界精神】
〔(ドイツ) Weltgeist〕
(1)万物を根底において支持統一する生命的原理。世界霊魂。
(2)ヘーゲルの歴史哲学で,世界史において,特殊的有限的なもの(民族精神)を媒介として自己を段階的に実現してゆく超越的な精神。
せかいせいふ
せかいせいふ [4] 【世界政府】
⇒世界国家(セカイコツカ)
せかいせんじゅうみんかいぎ
せかいせんじゅうみんかいぎ 【世界先住民会議】
人種主義に反対し,先住民の権利を守り,政治的・経済的・社会的公正を保障することを目的とする世界各地の先住民組織の連合体。1975年結成,85年再編。89年,アイヌ民族を中心として,北海道で世界先住民会議が開催された。世界先住民族協議会。
せかいぞう
せかいぞう [2] 【世界像】
〔(ドイツ) Weltbild〕
ある特定の思想的立場からする世界全体のとらえ方。
→世界観
せかいたいせん
せかいたいせん [4] 【世界大戦】
世界的規模で展開される戦争。特に,第一次世界大戦と第二次世界大戦をいう。
せかいちてきしょゆうけんきかん
せかいちてきしょゆうけんきかん 【世界知的所有権機関】
〔World Intellectual Property Organization〕
工業所有権や著作権の保護を目的とし,1967年設立された機関。74年から国連の専門機関の一。ウィポ・ワイポ(WIPO)。
せかいてき
せかいてき [0] 【世界的】 (形動)
(1)世界全体にかかわるさま。「―な不況」
(2)世界でも指折り数えられるほど優れているさま。「―な画家」
せかいないそんざい
せかいないそんざい [6] 【世界内存在】
〔哲〕
〔(ドイツ) In-der-Welt-sein〕
ハイデッガーの用語。常に世界に対して内的な結びつきを有し,世界に関心をもちつつあるような人間的現存在の本質的な存在構造。
せかいぶんか
せかいぶんか 【世界文化】
1935年(昭和10)から37年にかけて哲学者中井正一らによって創刊された思想・文化雑誌。欧米の反ファシズム運動の紹介に努めた。同人の一斉検挙により廃刊。
せかいほけんきかん
せかいほけんきかん 【世界保健機関】
〔World Health Organization〕
保健衛生問題のための国際協力を目的とする国際連合の専門機関。婦人や児童の厚生,医学教育などをも扱う。1948年設立。WHO 。フー。
せかいぼうえききかん
せかいぼうえききかん 【世界貿易機関】
〔World Trade Organization〕
1995年1月に発足した国際機関。ガットのウルグアイ-ラウンド最終合意文書に署名した一二〇か国以上が参加し,サービスや知的財産権をも含めた世界の貿易を統括する。常設の理事会を設置して国際紛争処理能力を強化するなど,ガットより機能が強化されている。WTO 。
せかいやせいせいぶつききん
せかいやせいせいぶつききん 【世界野生生物基金】
⇒世界自然保護基金
せかいらぎ
せかいらぎ [2] 【背梅花皮・背鰄】
背筋に大きな粒が頭から尾まで通っている鮫(サメ)の皮。刀の柄(ツカ)・鞘(サヤ)などを巻くのに用いる。せかいらげ。
せかいれき
せかいれき [2] 【世界暦】
1930年アメリカのエリザベス=アケリスにより提唱された現行のグレゴリオ暦の改暦案。一年の四季は正しく三か月(九一日)より成り,一二月の末に無曜日の一日を置き,日付と曜日を固定化しようとしたもの。
せかいれんぽう
せかいれんぽう [4] 【世界連邦】
⇒世界国家(セカイコツカ)
せかいろうどうくみあいれんめい
せかいろうどうくみあいれんめい 【世界労働組合連盟】
〔World Federation of Trade Unions〕
1945年パリで結成された統一的な国際的労働組合の連合体。当初,五六か国六五団体六六〇〇万人の労働組合員が参加。47年からイギリス・アメリカなどの反共派の労働組合が脱退分裂し国際自由労連をつくったため,その後は社会主義国の労働組合が中心になった。世界労連。WFTU 。
せかいシステムろん
せかいシステムろん [7] 【世界―論】
慣習的に国家を単一のシステムとみてきた従来の発想に対し,世界全体を単一の社会システムとみなし,その内部構造を,国際分業・中心・周辺といった分析概念を用いて把握しようとする立場。
せかう
せか・う セカフ 【塞敢ふ】 (動ハ下二)
「せきあふ(塞敢)」の転。「山川の激(タキ)つ心を―・へてあるかも/万葉 1383」
せかす
せか・す [2] 【急かす】
■一■ (動サ五[四])
「せかせる」に同じ。「そう―・さないでほしい」
■二■ (動サ下二)
⇒せかせる
せかす
せかす【急かす】
expedite;→英和
hurry;→英和
rush.→英和
せかせか
せかせか [1] (副)スル
(1)動作・態度が忙しそうで落ち着きのないさま。「―した話し方」「―(と)歩く」
(2)することが小さいさま。こせこせ。「―と置かうよりも一度にどうと置いて使はふと思ふ/狂言・鼻取相撲」
せかせか
せかせか
〜する be restless;→英和
(be in a) fidget;→英和
bustle.→英和
〜した restless;bustling.
せかせる
せか・せる [3] 【急かせる】 (動サ下一)[文]サ下二 せか・す
(1)早くするように促す。「職人を―・せる」
(2)じらす。腹を立てさせる。「面当てに外の女郎に会うて―・せん/浮世草子・御前義経記」
せかっこう
せかっこう [2] 【背恰好】
背の高さや体つき。せいかっこう。「―がそっくりだ」
せかっこう
せかっこう【背格好】
stature;→英和
height.→英和
せかつく
せかつ・く [0] (動カ五)
せかせかして落ち着かない気持ちになる。
せからしい
せからし・い (形)
〔中世語〕
気ぜわしい。忙しい。[日葡]
せがい
せがい [0] 【船枻】
大型和船の両舷に張り出し,舟子が櫓を漕(コ)いだり棹をさしたりする所。
せがい
せがい セガヰ 【せが井】
京都市左京区大原,または西京区大原野にあったという井。((歌枕))「大原や―の水を手に汲みて鳥はなくとも遊びてゆかむ/古今六帖 2」
せがい
せがい [1] 【世外】
俗世間を離れた所,または境涯。せいがい。「広田先生と同じく―の趣はあるが/三四郎(漱石)」
せがいいん
せがいいん セガヰヰン 【清和井院】
⇒清和院(セイワイン)
せがいづくり
せがいづくり [4] 【船枻造り】
柱の上部から腕木を出して支える棚をもつ民家のつくり。
せがえ
せがえ [0] 【瀬替え】
新しく河道を掘削して,河川を付け替える工事。
せがえし
せがえし [2] 【背返し】
古着を縫い直す時,前身頃(マエミゴロ)の縫い込みを背中にまわして縫うこと。
せがき
せがき [0][1] 【施餓鬼】
餓鬼の世界におちて飢餓に苦しむ亡者に食物を供えて弔う法会。もともと時節を選ばずに行われたが,盂蘭盆会(ウラボンエ)とともに行われることが多く,両者が混同されるようになった。真宗以外の各宗派で行われる。施餓鬼会(セガキエ)。[季]秋。「―棚」
せがきぶね
せがきぶね [4] 【施餓鬼船】
川で施餓鬼をするために出す舟。[季]夏。「両国から―にでも乗りやせうか/滑稽本・浮世風呂 4」
せがしら
せがしら [2] 【瀬頭】
ゆるやかな流れから,波が立ちはじめて瀬になりはじめる所。
⇔瀬尻(セジリ)
せがむ
せがむ
⇒せびる.
せがむ
せが・む [2] (動マ五[四])
(1)強引に要求する。しつこく頼む。ねだる。「小遣いを―・まれる」
(2)責める。しかる。「きつうむごく―・まれし嫁が/ひとりね」
[可能] せがめる
せがれ
せがれ【伜】
a son;→英和
my son (自分の).
せがれ
せがれ [0] 【倅・悴】
(1)自分の息子のことをへりくだっていう語。「うちの―がご厄介になっています」
(2)子供や年の若い者をぞんざいにいう語。「酒屋の―」「小―」
〔古くは(1)(2) とも女子にもいった〕
(3)俗に,陰茎のこと。
せがわ
せがわ [0] 【背革・背皮】
洋装本の表紙の背にはる革。また,その革を用いた本。
せがわ
せがわ【背皮の】
leather-backed.〜とじ quarter binding.
せがわ
せがわ セガハ 【瀬川】
姓氏の一。
せがわきくのじょう
せがわきくのじょう セガハ― 【瀬川菊之丞】
歌舞伎俳優。屋号,浜村屋。俳名,路考。
(1)(初世)(1693-1749) 京坂の出身。江戸に出て舞踊劇で成功をおさめ当時三都随一の女方といわれた。芸談に「女形秘伝」がある。
(2)(二世)(1741-1773) 初世の養子。宝暦・安永年間(1751-1781)若女方として活躍した。王子路考。
(3)(三世)(1751-1810) 二世の養子。天明・寛政期(1781-1801)の名女方。所作事にも優れた。仙女路考。
(4)(五世)(1802-1832) 三世の孫。文化・文政期(1804-1830)に活躍した女方。多門路考。
せがわきよこ
せがわきよこ セガハ― 【瀬川清子】
(1895-1984) 民俗学者。秋田県生まれ。東洋大卒。女性の暮らしと文化を研究,著「女の民俗誌」「海女記」など。
せがわじょこう
せがわじょこう セガハジヨカウ 【瀬川如皐】
(三世)(1806-1881) 江戸末期の歌舞伎脚本作者。江戸の人。五世鶴屋南北(ナンポク)の門人。世話物を得意とした。代表作「与話情浮名横櫛(ヨワナサケウキナノヨコグシ)」「東山桜荘子(ヒガシヤマサクラゾウシ)」
せがわぼうし
せがわぼうし セガハ― [4] 【瀬川帽子】
綿帽子の一種。享保19年,大坂の初世瀬川菊之丞が屋敷女中に扮した時に用いたのが流行の始まりという。
せが井
せがい セガヰ 【せが井】
京都市左京区大原,または西京区大原野にあったという井。((歌枕))「大原や―の水を手に汲みて鳥はなくとも遊びてゆかむ/古今六帖 2」
せき
せき [1] 【齣】
〔「せつ」とも〕
中国劇で,一段・一幕・一巻の区切り。江戸時代の小説・戯曲の区切りにもいう。
せき
せき【席】
<take> a seat;→英和
room (余地).→英和
〜の暖まる暇がない be too busy to stay long.〜に着く take one's seat;sit down.〜を争う scramble for seats.〜を外す(譲る) leave (offer) one's seat.〜を外してくれませんか.Would you be good enough to leave us alone? 〜を予約する reserve[book]a seat.
せき
せき【籍】
the census register (戸籍);→英和
membership (団体の).→英和
〜を入れる(ぬく) have one's name entered (removed from) the register.〜を置く become a member.→英和
せき
せき [1] 【関】
〔「堰(セキ)」と同源〕
(1)国境その他の要地に門を設けて,通行人や通過物を調べた所。関所。関門。「逢坂の―」
(2)さえぎり止めること。また,そのもの。へだて。「人目の―に隔てられる」「心の―」
(3) [2]
(「持」とも書く)囲碁で,双方の一連の石が攻め合いの状態にあり,どちらから手をつけても,相手方の石を取り上げることができない形。
(4)相撲の,関取。
→ぜき(関)
せき
せき【積】
《数》the product.→英和
せき
せき【関】
⇒関所.
せき
せき 【関】
姓氏の一。
せき
せき【堰】
<construct> a dam.→英和
〜を切って落とす break a dam.
せき
せき【咳】
<have> a cough.→英和
〜にむせる be choked with a cough.
せき
せき [1] 【勺】
⇒しゃく(勺)
せき
せき [2] 【咳】
〔「堰(セキ)」と同源〕
のどや気管が刺激を受けたとき,呼気が急激に吐き出される現象。しわぶき。[季]冬。《―の子のなぞ��あそびきりもなや/中村汀女》
せき
せき [1] 【尺】
「しゃく(尺)」に同じ。
せき
せき [1] 【責】
なすべきつとめ。責任。「―を負う」「―を果たす」
せき
せき 【関】
(1)岐阜県南部の市。鎌倉時代から刀鍛冶(カジ)で知られ,刃物・洋食器・農機具を産出。
(2)三重県北西部の町。鈴鹿峠の東麓(トウロク)にあり,鈴鹿関が置かれていた。
せき
せき [1] 【積】
(1)二つ以上の数を乗じて得た数値。
⇔商
(2)大きさ。ひろさ。「代助の歩く―はたんと無かつた/それから(漱石)」
せき
せき [1] 【籍】
(1)戸籍。「―を入れる」
(2)ある団体の一員たる資格。「野球部に―を置く」
せき
せき 【石】 (接尾)
助数詞。
(1)腕時計の軸受けなどの宝石を数えるのに用いる。「二一―」
(2)電気製品でトランジスタ・ダイオードなどを数えるのに用いる。
せき
せき 【隻】 (接尾)
助数詞。
(1)比較的大きな船を数えるのに用いる。「軍艦一―」
(2)屏風(ビヨウブ)など対になっているものの片方を数えるのに用いる。
(3)魚・鳥・矢などを数えるのに用いる。「鮭の一二―/宇治拾遺 1」「矢の一―/太平記 9」
せき
せき [1] 【寂】 (形動タリ)
ひっそりと静まっているさま。
→寂として(副)
せき
せき 【席】
■一■ [1] (名)
(1)座る場所。座席。「―に着く」「―をとる」
(2)会場。会などを行う場所。「歓迎の―を設ける」「会議の―で報告する」
(3)寄席(ヨセ)。「昼―」
(4)敷き物。ござ。「―ヲシク/ヘボン」
■二■ (接尾)
助数詞。順位を表すのに用いる。「第一―入選」
せき
せき [1] 【堰・塞】
〔動詞「塞(セ)く」の連用形から〕
取水のため,また流量や水位を調節するため,川の途中や湖・池の出口などに流れを遮って作った構造物。い。いせき。
せき=を切ったよう
――を切ったよう
抑えられていた物事が急激に起こるさま。「―にしゃべり出す」
せき=を外(ハズ)す
――を外(ハズ)・す
一時,自分の席を離れる。座敷・会談の場などを中座する。「ちょっと―・してほしい」
せき=を改める
――を改・める
話し合い・宴会などのために,改めて別に場所を用意する。会場を変える。
せき=を汚(ケガ)す
――を汚(ケガ)・す
その地位・役職にいることや,会合に出席していることを,へりくだっていう言い方。
せき=を譲る
――を譲・る
自分の座っていた席に他の人を座らせる。また,他の人を自分の地位につけるようにする。
せき=を蹴(ケ)る
――を蹴(ケ)・る
荒々しくその場を立ち去る。
せき=を進める
――を進・める
話に興がのって,前にのり出す。
せき=暖まるに暇(イトマ)あらず
――暖まるに暇(イトマ)あらず
〔韓愈「諍臣論」〕
一か所に落ち着いているひまがないほど,忙しく奔走する。席の暖まる暇がない。
せきあ
せきあ [1] 【積痾】
長い間わずらっている病気。宿痾。
せきあい
せきあい [0] 【惜愛】
おしみ大切にすること。愛惜。
せきあう
せきあ・う 【塞き敢う】 (動ア下一)[文]ハ下二 せきあ・ふ
なんとかせきとめる。がまんして抑える。多く,下に打ち消しの語を伴って用いる。「涙―・えぬ思い」「みないでたつ日になりて,ゆく人―・へぬまであり/蜻蛉(上)」
せきあく
せきあく [0] 【積悪】
〔「しゃくあく」とも〕
長い間積み重ねた悪事。
⇔積善
せきあく=の余殃(ヨオウ)
――の余殃(ヨオウ)
悪事を積み重ねるとわざわいによって報われるということ。
せきあく=の家には必ず余殃(ヨオウ)あり
――の家には必ず余殃(ヨオウ)あり
悪事を積み重ねた家には,その報いとして必ずわざわいがある。
せきあぐ
せきあ・ぐ 【塞き上ぐ】 (動ガ下二)
川の流れをせきとめて水かさを増す。「佐保川の水を―・げて植ゑし田を/万葉 8」
せきあげる
せきあ・げる [0][4] 【咳き上げる】 (動ガ下一)[文]ガ下二 せきあ・ぐ
(1)悲しみや怒りの気持ちが胸にあふれ突き上げてくる。「俄(ニワカ)に胸が―・げるやうに悲しくなつて/疑惑(秋江)」「短気の団七ぐつと―・げ/浄瑠璃・夏祭」
(2)しきりに咳をする。せきこむ。「にはかに―・げてあへなく絶え入り給ひぬ/有明の別」
せきあげる
せきあげる【咳き上げる】
have a fit of coughing;sob (泣く).→英和
せきあん
せきあん [0] 【斥鷃】
〔荘子(逍遥遊)〕
(鵬(ホウ)に対して)小鳥。小人物・小知のたとえ。「―何ぞ大鵬の志(ココロ)ざしを知らんだ/露団々(露伴)」
せきい
せきい [1] 【赤緯】
天球上の任意の点から,天球の赤道に至る角距離。赤道より北へプラス,南へマイナスに測る。赤経とともに天球の赤道座標を形成する。
せきい
せきい [1] 【赤衣】
(1)赤色の衣服。
(2)「あかぎぬ(赤衣)」に同じ。「少蔵人のゑもんのすけ,―の姿ことごとしきに/中務内侍日記」
せきいけん
せきいけん [3] 【赤緯圏】
天球上の同じ赤緯の点を連ねた小円。
せきいた
せきいた [0] 【堰板・関板】
(1)土木工事などで,掘削した土の流出・崩壊を防ぐために設ける土留め用の板。
(2)コンクリート打ちに用いる型枠の板。
(3)弓の弭(ハズ)の部分にあてる木。
(4)板屋に使われる屋根を葺(フ)く板。
せきいつ
せきいつ [0] 【尺一】
古代中国で,詔書を写すのに用いた,長さ一尺一寸の板。転じて,みことのり。詔書。
せきいり
せきいり [0] 【席入り】 (名)スル
茶会で,亭主の迎え付けに従い,客が茶室に入ること。また,その方式。座入り。
せきいる
せきい・る 【塞き入る】 (動ラ下二)
水をせき止めて導き入れる。「この頃水―・れて,涼しき陰に侍る/源氏(帚木)」
せきいる
せきい・る [0][3] 【咳き入る】 (動ラ五[四])
激しく続けて,せきをする。せきこむ。むせる。
せきいん
せきいん [0] 【石印】
石の印材に彫った印。石製の印章。
せきいん
せきいん [0] 【惜陰】
光陰の空しく過ぎるのを惜しむこと。片時の間も惜しんで努力すること。
せきう
せきう [1] 【赤烏】
〔太陽の中に烏(カラス)がいるとされたことから〕
太陽の異名。「既にして―西に飛ぶ/海道記」
せきう
せきう [1] 【積羽】
積み重ねた鳥の羽。
せきう
せきう [1] 【積雨】
長く降り続く雨。長雨。淫雨(インウ)。「―始めて晴る/日乗(荷風)」
せきう=舟を沈む
――舟を沈む
〔史記(張儀伝)・淮南子(繆称訓)〕
軽い羽でも,多く積めば舟を沈める。小事も積もれば大事になる。
せきうつ
せきうつ [0] 【積鬱】
(1)心につもる心配や憂鬱。「―を散ずる/当世書生気質(逍遥)」
(2)天気が連日晴れやかでなく,うっとうしいこと。[運歩色葉集]
せきうん
せきうん [0] 【積雲】
垂直方向にわき立ち,一般に濃密で輪郭がはっきりしている孤立した雲。底辺はほぼ平らで,上辺はドーム状になっている。太陽の光を受けると白く輝いて見える。綿雲(ワタグモ)。むくむく雲。
せきうん
せきうん【積雲】
a cumulus.→英和
せきえい
せきえい [0] 【隻影】
ただ一つのかげ。一つの姿。片影。
せきえい
せきえい【石英】
《鉱》quartz.→英和
せきえい
せきえい [2][0] 【石英】
二酸化ケイ素からなる鉱物。六角柱状または錐状の結晶。無色ないし白色で,ガラス光沢がある。流紋岩・花崗(カコウ)岩など多くの岩石の造岩鉱物,また砂・礫(レキ)などとして多量に存在。装飾品・窯業原料などに利用する。
→水晶
せきえいあんざんがん
せきえいあんざんがん [7] 【石英安山岩】
流紋岩と安山岩との中間の組織・組成を示す火山岩。ナトリウムに富む斜長石,石英・角閃石(カクセンセキ)などから成り,一般に斑状。デイサイト。
せきえいぐん
せきえいぐん セキヱイ― [3] 【赤衛軍】
1917年,ボルシェビキの指導のもとに編制された労働者の武装部隊。赤軍の前身。
⇔白衛軍
せきえいしゃ
せきえいしゃ [3] 【石英砂】
〔「せきえいさ」とも〕
⇒珪砂(ケイシヤ)
せきえいせんりょくがん
せきえいせんりょくがん [8] 【石英閃緑岩】
深成岩の一。完晶質で粗粒。石英・斜長石・角閃石・黒雲母などから成る。カリ長石が多くなると花崗(カコウ)閃緑岩に移行する。
せきえいはんがん
せきえいはんがん [5] 【石英斑岩】
火成岩の一。石英・正長石などの斑晶を含む。岩脈・岩株,また花崗岩の周縁の岩体として出現する。
せきえいガラス
せきえいガラス [5] 【石英―】
石英または水晶を電気炉で強熱し,溶解してつくったガラス。無色透明で普通のガラスに比べて耐熱性・化学的耐久性にすぐれ,また,紫外線も通す。化学器具・光学機器・光通信用ガラス繊維などに用いる。水晶ガラス。シリカ-ガラス。
せきえん
せきえん [0] 【積怨】
つもり重なる恨み。「―を晴らす」
せきえん
せきえん [0] 【石燕】
〔(ラテン) Spirifer〕
腕足類の化石。石灰質の殻が翼を広げたツバメに似た形状で,表面に放射状のひだがあり,内部に螺旋(ラセン)状の腕骨がある。古生代のシルル紀から二畳紀にかけて世界各地に生息した。示準化石とされる。中国では,その粉末を漢方薬として古くから用いた。いしつばめ。スピリファー。
せきえん
せきえん [2] 【石塩】
「岩塩(ガンエン)」に同じ。
せきおう
せきおう [0] 【石黄】
ヒ素の硫化鉱物。有毒。黄色で樹脂光沢がある。鶏冠石の変質したもの。雌黄。
せきおくり
せきおくり [3] 【関送り】
(1)京都から伊勢参宮に旅立つ人を逢坂の関まで送ること。
⇔関迎え
(2)旅立つ人を見送ること。「其角亭において―せんともてなす/笈の小文」
せきおんせん
せきおんせん 【関温泉】
新潟県中頸城(ナカクビキ)郡妙高村,妙高山中腹にある温泉。食塩泉。
せきか
せきか [1] 【赤禍】
⇒せっか(赤禍)
せきか
せきか [0] 【石果】
⇒核果(カツカ)
せきか
せきか [0] 【石化】
⇒せっか(石化)
せきか
せきか [0] 【赤化】
⇒せっか(赤化)
せきかく
せきかく 【石恪】
中国,五代末宋初の画家。字(アザナ)は子専。道釈画・人物画を得意とし,豪放な筆致で破格な水墨画を描いた。作品は現存せず,「二祖調心図」も南宋頃の模本といわれる。生没年未詳。
せきかっしょく
せきかっしょく [3] 【赤褐色】
⇒せっかっしょく(赤褐色)
せきかん
せきかん [0] 【石棺】
⇒せっかん(石棺)
せきかんさい
せきかんさい 【関寛斎】
(1830-1912) 幕末・明治期の蘭医。上総国の生まれ。佐倉順天堂で佐藤泰然に,長崎養生所でポンペに学ぶ。徳島藩医。維新後,貧民施療に尽力。七二歳の時,北海道に入植。理想的農牧村落の建設を目指して労働と医療にあたった。
せきかんとう
せきかんとう [3] 【石敢当】
〔一説に「石」は人名,「敢当」は向かうところ敵がないの意という〕
災いを除くために,橋・門または路上の要所などに,「石敢当」の三字を刻んで建てた石碑。中国・朝鮮を経て日本に伝来したともいわれる。いしがんとう。
せきが
せきが [0] 【席画】
宴席や会合の席上で,求めに応じて即興的に絵を描(カ)くこと。また,その絵。
せきがいせん
せきがいせん【赤外線】
infrared[ultrared]rays.‖赤外線写真 an infrared photograph.赤外線療法 infrared-ray therapy.
せきがいせん
せきがいせん セキグワイ― [0] 【赤外線】
波長が約0.72マイクロメートルから1ミリメートルまでの電磁波。可視光線より波長が長い。特に0.72マイクロメートルから1.3マイクロメートルのものを写真赤外部といい,熱効果が大きく空気中の透過力は可視光線より強いので,赤外線写真・赤外線通信に利用される。熱線。
せきがいせんしゃしん
せきがいせんしゃしん セキグワイ― [7] 【赤外線写真】
赤外線のみを透過させる赤外線フィルターと赤外線フィルムを用いて写す写真。夜間撮影や特殊効果をねらう美術写真などのほか,森林・地質・土壌などの地勢調査に用いる。
せきがいせんてんもんがく
せきがいせんてんもんがく セキグワイ― [9] 【赤外線天文学】
天体の発する赤外線を観測することにより,天体の研究を行う学問。比較的低温の天体が研究の対象となる。
せきがいせんでんきゅう
せきがいせんでんきゅう セキグワイ―キウ [7] 【赤外線電球】
フィラメント電球を低温で点灯し,赤外線を放射するようにしたもの。乾燥用・解凍用・医療用加熱,照明などに用いられる。
せきがいせんフィルム
せきがいせんフィルム セキグワイ― [7] 【赤外線―】
赤外線部まで感光するよう増感色素を加えたフィルム。
せきがいほうしゃ
せきがいほうしゃ セキグワイハウシヤ [5] 【赤外放射】
赤外線の波長をもつ放射。太陽放射エネルギーのうち約半分は近赤外域の放射であるが,一般には大気や地表面の放射を指す。
せきがえ
せきがえ [0] 【席替え】 (名)スル
(教室内の)席順を変更すること。
せきがき
せきがき [0] 【席書き】 (名)スル
(1)集会などの席上で即興的に書画をかくこと。また,その書画。
(2)近世,手習いの師匠が門弟などを集めてひらいた習字の会。せきしょ。
せきがく
せきがく [0] 【碩学】
〔「碩」は大きい意〕
学問が広く深いこと。また,その人。
せきがく
せきがく [0] 【積学】
学問の功を積むこと。また,その人。
せきがく
せきがく【碩学】
a profound scholar.
せきがさいぼう
せきがさいぼう [4] 【赤芽細胞】
ヒトの赤血球形成過程の一段階の細胞。骨髄に見られる。活発に増殖し,ヘモグロビン合成を行い,赤血球となる。赤芽球。
せきがし
せきがし [0] 【席貸し】 (名)スル
料金をとって座席や会場を貸すこと。また,その商売。
せきがね
せきがね [0] 【塞金】
戸が敷居の一定の場所で止まるように鴨居に取りつけた金物。戸当たり金物。
せきがはら
せきがはら 【関ヶ原】
岐阜県南西端,伊吹・鈴鹿両山地に挟まれた小盆地。軍事・交通上の要地で,古くは不破関が設けられた。また,中山道・北国街道・伊勢街道の分岐点にあたり,宿駅が置かれた。現在も鉄道・自動車交通上の要地。
せきがはら
せきがはら【関が原】
a most decisive battle;a Waterloo;→英和
the turning point.
せきがはらのたたかい
せきがはらのたたかい 【関ヶ原の戦い】
1600年9月15日関ヶ原で徳川家康らの東軍が石田三成らの西軍を破った戦い。豊臣秀吉の死後,天下の実権を握った家康は三成と対立し,それぞれ諸大名を糾合して戦ったが,小早川秀秋の寝返りにあった西軍は惨敗し,三成らは処刑され,豊臣秀頼は摂津・河内・和泉六〇万石の一大名に転落した。この結果,徳川氏の覇権が確立。俗に「天下分け目の戦い」という。
せきがん
せきがん [0] 【石巌】
岩石。いわ。いわお。
せきがん
せきがん [0] 【石龕】
石で造った塔。石塔。
せきがん
せきがん [0] 【隻眼】
(1)片方の目が見えないこと。かため。
⇔双眼
(2)すぐれた見識。独特の見識。「一―を有する」「蘭軒は医である。…―を具してゐる/伊沢蘭軒(鴎外)」
せききる
せきき・る 【急き切る】 (動ラ四)
気がせいてあせる。「『…尋ねて��』と―・る女房/浄瑠璃・阿波の鳴門」
→息急き切る
せきく
せきく [0] 【隻句】
⇒せっく(隻句)
せきくる
せき・くる [3] 【急き来る】 (動カ変)[文]カ変 せき・く
(涙や激情などが)こみあげてくる。「―・くる涙を胸に湛へて/鉄仮面(涙香)」
せきぐち
せきぐち 【関口】
姓氏の一。
せきぐち
せきぐち [0][2] 【堰口・関口】
堰の水を落とす所。
せきぐちりきち
せきぐちりきち 【関口鯉吉】
(1886-1951) 天文学者・気象学者。静岡県生まれ。東大教授。東京天文台長を歴任。気象の研究に天文学的測定を導入し,潮汐,太陽光の透過率などを研究。
せきぐちりゅう
せきぐちりゅう 【関口流】
柔・居合術の一派。祖は関口弥六右衛門氏心(ウジムネ)(1598-1670)。新心流。
せきぐん
せきぐん [0] 【赤軍】
もと,ソ連の正規軍の通称。1918年,赤衛軍を再編制して組織された労農赤軍のこと。
せきぐん
せきぐん【赤軍】
the Red Army.
せきけい
せきけい [0] 【石経】
⇒せっきょう(石経)
せきけい
せきけい 【夕景】
⇒せっけい(夕景)
せきけい
せきけい [0] 【赤経】
⇒せっけい(赤経)
せきけいとう
せきけいとう 【石敬瑭】
(892-942) 中国,五代後晋(コウシン)の高祖(在位 936-942)。突厥沙陀部(トツケツサダブ)の出身。燕雲十六州の割譲を条件に契丹(キツタン)の援助をうけて後唐を滅ぼした。
せきけん
せきけん [0] 【赤県】
〔中国唐代に,都を県の七等級の第一として「赤県」と称したことから〕
都。畿内。「―のうち,白河のほとり,六勝寺皆やぶれくづる/平家 12」
せきこ
せきこ [1] 【潟湖】
⇒潟(カタ)(1)
せきこく
せきこく 【石国】
南北朝から隋唐にかけて中央アジアに存在した一小国の中国名。現在のタシケント。
せきこむ
せきこ・む [3][0] 【咳き込む】 (動マ五[四])
激しく続けて,せきが出る。せきいる。「苦しそうに―・む」
せきこむ
せきこむ【急き込む】
get excited[agitated,flurried].
せきこむ
せきこむ【咳き込む】
have a fit of coughing.
せきこむ
せきこ・む [3][0] 【急き込む】 (動マ五[四])
ひどく心がせく。あせってことをする。「―・んで話す」
せきご
せきご [1] 【隻語】
わずかのことば。「片言―」
せきごころ
せきごころ 【急き心】
いそぎあせる気持ち。「―になつて,我にうそをいふ物か/浮世草子・一代男 7」
せきさい
せきさい [0] 【碩才】
学才があること。また,その人。
せきさい
せきさい [0] 【積載】 (名)スル
車両・船舶などに荷物を積むこと。「貨物を―した車両」
せきさい
せきさい【積載する】
load;→英和
carry;→英和
take <on,in> (船に).→英和
積載量 carrying capacity.
せきさい
せきさい [0] 【昔歳】
むかし。以前。昔年。
せきさいかじゅう
せきさいかじゅう [5] 【積載荷重】
人や物の重量など,建物の床に加わる荷重。建築物の構造計算に用いる。活荷重。
せきさいぼう
せきさいぼう [3] 【石細胞】
厚壁細胞の一種。ほぼ正多角形で,細胞壁は木化し,肥厚している。ウメ・モモの内果皮の細胞などがその例。
せきさいりょう
せきさいりょう [3] 【積載量】
船舶・車両に積み込める貨物の重量。
せきさく
せきさく [0] 【脊索】
脊椎動物と原索動物の発生途中に背部にできる支持器官。神経管に沿って中胚葉から形成される。ナメクジウオや円口類では終生見られるが,魚類以上の脊椎動物では軟骨性または骨性の脊椎骨に代置され,脊索は退化する。
せきさくどうぶつ
せきさくどうぶつ [5] 【脊索動物】
脊椎動物と原索動物の総称。発生初期あるいは一生を通じて脊索をもつ。
せきさん
せきさん [0] 【積算】 (名)スル
(1)数値を次々に加え合わせていくこと。また,その合計。累計。「各支店の売上高を―する」
(2)事業などに必要な費用を見積もりで計算すること。建築で,設計図書に基づき工事費を計算して予測すること。みつもり。
せきさん
せきさん【積算】
addition.→英和
〜する add up.
せきさんおんど
せきさんおんど [5] 【積算温度】
植物の生育や融雪量を表す指標で,日平均気温と基準温度(目的により異なる)の差をある期間にわたって合計したもの。
せきさんけい
せきさんけい [0] 【積算計】
測定量を時間的に,または一定量ごとに区切り,これらを足し合わせて総量を指示する計器。電力量計・ガス-メーター・水道メーターなどに用いる。
せきさんでんりょくけい
せきさんでんりょくけい [0] 【積算電力計】
ある期間に使われた電力量を積算して指示する計器。電力量計。
せきざい
せきざい [0][2] 【石材】
建築や土木,または美術品などの製作の材料とする石。
せきざい
せきざい【石材】
(building) stone.→英和
せきざんみょうじん
せきざんみょうじん 【赤山明神】
天台宗の守護神。円仁が入唐中冥加を得た中国山東省の赤山の神,泰山府君を勧請し,京都の修学院にある赤山禅院にまつったもの。延命・富貴の神として商人の信仰があつい。
せきし
せきし [1] 【赤子】
(1)あかご。ちのみご。
(2)(天子を父母にたとえるのに対して)人民のこと。「願くば陛下の―をして餓ゑしむる勿れ/自然と人生(蘆花)」
せきしつ
せきしつ [0] 【石室】
(1)石で造った室。また,岩をうがって造った室。いわむろ。いしむろ。
(2)墳墓の内部に,周りを石で囲んでつくった墓室。棺や副葬品を保護するための施設で,竪穴(タテアナ)式と横穴式とがある。
せきしつ
せきしつ [0] 【石質】
石の性質。構成成分がケイ酸塩に富む形容。また,結晶からなり,緻密(チミツ)・堅硬な物質。
せきしつ
せきしつ [0] 【赤漆】
蘇芳(スオウ)で木地を着色し漆を塗ったもの。奈良時代から平安初期に行われた,赤春慶(アカシユンケイ)のような手法。
せきしついんせき
せきしついんせき [5] 【石質隕石】
隕石のうち,ケイ酸塩鉱物の占める比率の高いもの。落下する隕石の約九割は石質隕石で,球粒部分の有無により,コンドライトとエイコンドライトに大別される。
→石鉄隕石
せきしつふん
せきしつふん [4] 【石室墳】
盛り土の内部に石室{(2)}のある墳墓。
せきしもく
せきしもく [3] 【襀翅目】
昆虫の分類上の一目。直翅目と系統的に近い。成虫は体長1〜3センチメートルで陸生,幼虫は淡水中で生活する。不完全変態。体は細長く扁平で,褐色。二対のはねは静止する時,重ね合わせて背中におく。はねの全くない種類もある。襀翅類。カワゲラ目。
せきしゃ
せきしゃ [1] 【昔者】
〔「者」は助字〕
(1)むかし。過去。昔日。往時。昔時。
(2)きのう。昨日。
せきしゅ
せきしゅ [1] 【隻手】
かた手。
⇔双手
せきしゅ
せきしゅ [1] 【赤酒】
赤葡萄(ブドウ)酒。
せきしゅ
せきしゅ [1] 【赤手】
手に何も持たないこと。からて。すで。「―空拳」「我々が―を奮つても/社会百面相(魯庵)」
せきしゅう
せきしゅう 【積聚】 ・ ―シフ 【積集】
つもり集まること。つみ集めること。
せきしゅう
せきしゅう [0] 【積習】 (名)スル
長いあいだ習い続けること。また,昔からのならわし。「又さる事やあらんと定めなき憑みに―して/太平記 16」
せきしゅう
せきしゅう 【石州】
石見(イワミ)国の別名。
せきしゅうごう
せきしゅうごう 【積集合】
⇒交(マジ)わり(3)
せきしゅうばんし
せきしゅうばんし [5] 【石州半紙】
⇒石見半紙(イワミバンシ)
せきしゅうりゅう
せきしゅうりゅう 【石州流】
(1)片桐石見守貞昌を祖とする茶道の一流派。支流に鎮信(チンシン)派・宗源派・伊佐派・大西派・清水派・野田派・不昧(フマイ)派・怡渓(イケイ)派などがある。
(2)片桐石見守貞昌を祖とする生け花の一流派。
せきしゅつ
せきしゅつ [0] 【析出】 (名)スル
(1)液体の中から固体が分かれて生成してくること。高温溶液の冷却により溶質成分が結晶して出てくる場合,電気分解で金属が電極に付着する場合などをいう。
(2)〔言〕 ある形式の構成要素の部分が独立して一語化すること。
せきしゅのこえ
せきしゅのこえ 【隻手の声】
禅宗の公案の一。両手で鳴らす音は誰でも聞こえるが,耳では聞きとれない片手で鳴らす音を心の耳によって聞かねばならないとして,絶対的真理のあり方を示す。白隠が参禅者を指導する際に常用した。
せきしゅん
せきしゅん [0] 【惜春】
過ぎ行く春を惜しむこと。[季]春。
せきしょ
せきしょ [1] 【尺書】
簡単な文書。または手紙。寸書。
せきしょ
せきしょ【関所】
<pass through> a barrier.→英和
せきしょ
せきしょ [3] 【関所】
(1)通行人や荷物の検査あるいは防備などのため,交通上の要所や国境などに置かれた施設。古代・近世では主に政治的・軍事的目的のために置かれたが,中世では公家・幕府・大名・寺社などが,関銭徴収のために設けた。関。関門。
(2)通り抜けることが難しい所のたとえ。
せきしょう
せきしょう [0] 【夕照】
ゆうひ。また,ゆうやけ。
せきしょう
せきしょう [3][0] 【石菖】
サトイモ科の常緑多年草。谷間の水辺に群生,また観賞用に栽培する。ショウブに似るが全体に小さい。春,長さ約10センチメートルの細い肉穂花序に黄色の小花を多数つける。漢名,菖蒲・石菖蒲。[季]夏。
石菖[図]
せきしょう
せきしょう [0] 【石匠】
石の細工を業とする人。いしく。
せきしょうし
せきしょうし 【赤松子】
中国,上古の仙人の名。神農の時の雨師で,崑崙山に入って仙人となったという。
せきしょうし
せきしょうし [3] 【石松子】
ヒカゲノカズラの胞子。淡黄色の粉末で,湿気を防ぐため,丸薬の衣に用いる。
せきしょうせん
せきしょうせん 【石勝線】
JR 北海道の鉄道線。北海道南千歳と新得(132.4キロメートル),新夕張と夕張(16.1キロメートル)間。日高山脈を貫き,石狩平野と十勝平野を結ぶ。
せきしょうにゅう
せきしょうにゅう [3] 【石鍾乳】
⇒鍾乳石(シヨウニユウセキ)
せきしょうぶ
せきしょうぶ [3] 【石菖蒲】
石菖(セキシヨウ)の漢名。
せきしょうも
せきしょうも [3] 【石菖藻】
トチカガミ科の沈水性多年草。淡水中に自生。葉は根茎から群生し,リボン状。雌雄異株。八〜一〇月雄株は葉間に雄花を多数つけ,雌株は水面に一個の雌花を浮かべる。花後,雌花の花柄は螺旋(ラセン)状に巻いて水中に沈み,線形の果実を結ぶ。糸藻(イトモ)。篦藻(ヘラモ)。
せきしょく
せきしょく [0] 【赤色】
(1)赤い色。あか。
(2)〔赤旗を用いるところから〕
社会主義的・共産主義的な事柄に付けて用いる語。「―ロシア」
せきしょく
せきしょく【赤色】
(a) red (color);→英和
red (思想).‖赤色テロ red terrorism.赤色リトマス red litmus.
せきしょくきょせい
せきしょくきょせい [5] 【赤色巨星】
HR 図で右上に位置する恒星の総称。恒星は長期間主系列にあるが,核融合反応が進んで中心にヘリウムが溜(タ)まると周辺部の水素が激しく反応し,星は膨張して表面が低温の巨星となる。密度は空気の密度以下。
せきしょくくみあい
せきしょくくみあい [5] 【赤色組合】
プロフィンテルンの指導下に成立した革命的な労働組合の称。
せきしょくど
せきしょくど [4] 【赤色土】
高温多雨な亜熱帯地方に主として発達する赤みの強い土壌。酸性で,酸化鉄・アルミナが多く,やせている。日本の西南部にも点在的に分布。
せきしょくやけい
せきしょくやけい [5] 【赤色野鶏】
キジ目キジ科の鳥。雄は頭上に赤色のとさか,のどに一対の赤色の肉垂れがある。インド・中国などに分布。古代から飼育されていて,ニワトリの原種と考えられる。
せきしょくテロ
せきしょくテロ [5] 【赤色―】
革命遂行のために,無政府主義者などが行う反権力的暴力行為。
せきしょてがた
せきしょてがた [4] 【関所手形】
江戸時代,関所を通る際に示した身元証明書。関所通り手形。関手形。関所切手。関所札。関札。
せきしょふだ
せきしょふだ [3] 【関所札】
「関所手形」に同じ。
せきしょやぶり
せきしょやぶり [4] 【関所破り】
江戸時代,関所手形を所持せず不法に関所を通過したり,間道を通ったりして関所を越す犯罪。また,その人。重罪であった。関破り。
せきしん
せきしん [0] 【赤心】
偽りのない心。まごころ。誠意。「拙者の―を露(アラワ)す事は出来んから/復活(魯庵)」
せきしん
せきしん [0] 【石心】
(1)石のように堅固な心。「鉄腸寸断,―分裂の思ひ/妾の半生涯(英子)」
(2)石のように冷たい心。
せきしん
せきしん【赤心】
one's true heart.⇒真心.
せきしん=を推(オ)して人の腹中に置く
――を推(オ)して人の腹中に置く
〔後漢書(光武紀)〕
自分に誠意があることから人にも誠意があると思うこと。人を信じて疑わないこと。
せきじ
せきじ 【関路】
関所を通る路。「不破の―にみやこ忘るな/後撰(離別)」
せきじ
せきじ [1] 【昔時】
むかし。過去。いにしえ。
せきじ
せきじ【席次】
the order of seats;precedence <at the court> .→英和
〜が上(下)がる gain (lose) in class standing <by 3 places> .
せきじ
せきじ [0] 【席次】
(1)会合などでの座席に並ぶ順序。席順。
(2)成績・地位などによって定められた集団内での順位。
せきじつ
せきじつ [0] 【積日】
多くの日数を経ること。多くの日々。
せきじつ
せきじつ【昔日の面影がない】
be not what a person[a place]used to be.⇒昔.
せきじつ
せきじつ [0] 【夕日】
ゆうひ。入り日。
せきじつ
せきじつ [0] 【昔日】
むかし。いにしえ。往日。往時。「―の面影がない」
せきじつ
せきじつ [0] 【赤日】
(1)太陽。特にあかあかと照り輝く太陽。
(2)「赤口(シヤツコウ)」に同じ。
せきじのとり
せきじのとり 【関路の鳥】
〔にせの鶏鳴で函谷関の番人をだましたという「史記(孟嘗君伝)」の故事を詠み込んだ,清少納言の「夜をこめてとりのそらねははかるとも世にあふ坂の関は許さじ」の歌から〕
鶏をいう。「しののめも明くると,告ぐる―/御伽草子・鉢かづき」
せきじゅ
せきじゅ [1] 【碩儒】
学問の広く深い学者。大学者。大儒。
せきじゅう
せきじゅう [0] 【石獣】
牛・馬・獅子など獣の形をした大きな石像。特に中国唐・宋代,帝王など貴人の廟(ビヨウ)・墓の前に守護・装飾のために造られたもの。
せきじゅう
せきじゅう [0] 【石絨】
石綿(イシワタ)の別名。
せきじゅうじ
せきじゅうじ 【赤十字】
〔Red Cross〕
(1)戦時に傷病者を救護する目的で設立された国際組織。現在では災害救護・病院経営・衛生思想の普及なども行う。スイスのデュナンの尽力により1863年創設のための国際会議が開かれ,翌年国際的に承認され発足。
→日本赤十字社
(2)赤十字の組織の記章。白地に赤色の十字で表す。創設に貢献したスイスの国旗の配色を逆にしたもの。
せきじゅうじ
せきじゅうじ【赤十字】
a red cross.赤十字看護婦(病院) a Red Cross nurse (Hospital).
せきじゅうじこくさいいいんかい
せきじゅうじこくさいいいんかい 【赤十字国際委員会】
戦時などにジュネーブ条約の遵守を監視し,国際的な救護活動の中心となる組織。委員はすべてスイス人。1863年設立。本部ジュネーブ。
せきじゅうじじょうやく
せきじゅうじじょうやく 【赤十字条約】
戦争犠牲者の保護を目的として,1864年ジュネーブで締結された条約(ジュネーブ条約)以来,1949年まで改良を加えられた一連の条約。
せきじゅん
せきじゅん [0] 【席順】
(1)席の順序。
(2)成績の順位。席次。
せきじゅん
せきじゅん【席順】
⇒席次.
せきじゅん
せきじゅん [0] 【石筍】
鍾乳洞の天井からしたたり落ちた水滴中の炭酸カルシウムが沈殿・堆積して床上から上方に向かって成長した筍(タケノコ)状の突起物。
せきじょ
せきじょ 【石女】
子を生めない女。うまずめ。[日葡]
せきじょう
せきじょう [0] 【赤縄】
〔韋固(イゴ)という青年が一老人から赤い縄を渡され,その縄で男女の足を結べばどんな間柄でも夫婦となることができると予言した中国唐の「続幽怪録」の故事から〕
夫婦の縁を結ぶという赤い縄。縁つなぎの縄。転じて,夫婦の縁。「―の契り」「―を結ぶ」
せきじょう
せきじょう [0] 【席上】
(1)席の上。
(2)会合などの場。「祝賀会の―で挨拶する」
せきじょう
せきじょう セキジヤウ 【関城】
(1)茨城県西部,真壁(マカベ)郡の町。常陸(ヒタチ)台地にあり,小貝川と鬼怒川に挟まれる。梨の産地。
(2){(1)}にあった城。南北朝争乱の折,城主関宗祐は南朝に属し,北畠親房らと籠城(ロウジヨウ)したが,高師冬に攻められ,1343年落城。土塁が現存。
せきじょう
せきじょう【席上で】
at the meeting;→英和
in company.
せきじょうし
せきじょうし [3] 【赤縄子】
〔「続幽怪録」に見える,赤い縄を持って月下に読書していたという老人〕
男女の仲を結びつける人。なこうど。月下氷人。
せきじょうじょう
せきじょうじょう [1] 【赤条条】
身に何もつけていないこと。まるはだか。「金剛力士をあざむく如き―の羽指(ハサシ)ども/いさなとり(露伴)」
せきじん
せきじん [0] 【石刃】
石器の一。石核(セツカク)の上端を強打して剥(ハ)いだ石片。特に長さが幅の二倍以上あるもの。後期旧石器時代に多く作られた。ブレード。
→石核(セツカク)
せきじん
せきじん [0] 【石人】
石製の人物像。
せきじん
せきじん [0] 【籍甚】 (名)スル
評判のはなはだ高くなること。「未だ多く世間に喧伝―せずと雖も/日本風景論(重昂)」
せきじん
せきじん [0] 【昔人】
昔の人。古人。
せきじんせきじゅう
せきじんせきじゅう [0] 【石人石獣】
中国漢代以降,墳墓や廟堂(ビヨウドウ)の前に置かれた石製の人物や獣。
せきじんせきば
せきじんせきば [0] 【石人石馬】
日本の古墳に配列された石製の人物および馬の像。石製の楯・靭(ユキ)・刀剣・壺(ツボ)なども含め,石製の表飾彫刻の総称。
せきす
せき・す 【釈す】 (動サ変)
〔「せき」は漢音〕
解釈する。しゃくする。「これを―・すれば凡八百七十手/洒落本・大通秘密論」
せきすい
せきすい [0] 【積水】
集まりたたえられた水。海水・湖水などをいう。
せきすい
せきすい [0] 【積翠】
重なりあっているみどり。青々とした山や海などをいう。
せきすい
せきすい [0] 【石錐】
縄文・弥生時代の打製石器の一。先端を鋭くとがらせ,穴をあけるために用いた。いしきり。
せきすい
せきすい [0] 【石錘】
魚網などに付けて,錘(オモリ)として用いたと推定される石器。
せきすん
せきすん [0] 【尺寸】
〔一尺と一寸の意から〕
きわめて少ないこと。わずかばかり。しゃくすん。「―の地」「―の手伝(テツダイ)もして居らぬではないか/吾輩は猫である(漱石)」
せきずい
せきずい [2][0] 【脊髄】
脊柱管内にある中枢神経。延髄から続いて細長い円柱状をなし,内側に H 字形をした灰白質があり,その周囲を白質がとりまいている。脊髄膜で覆われ,さらに脊椎骨で保護されている。中枢神経と末梢神経との刺激伝達の中継と反射機能をつかさどる。
せきずい
せきずい【脊髄】
the spinal cord.‖脊髄炎 myelitis.脊髄神経 spinal nerves.脊髄注射 a spinal injection.
せきずいえん
せきずいえん [3] 【脊髄炎】
細菌ウイルスなどの病原体による脊髄の炎症性疾患および変性疾患の総称。
せきずいしょうのうへんせいしょう
せきずいしょうのうへんせいしょう [5][0] 【脊髄小脳変性症】
脊髄・小脳に変性をきたす疾患。運動失調・知覚障害などが現れる。
せきずいしんけい
せきずいしんけい [5] 【脊髄神経】
脊髄から出て,四肢・躯幹(クカン)に左右対称に分布する末梢神経。人間には三一対があり,各々は脊髄の両側から前後の二根として起こり,前根には運動神経繊維,後根には感覚神経繊維が含まれる。
せきずいしんけいせつ
せきずいしんけいせつ [7] 【脊髄神経節】
脊髄神経の後根に存在する神経節。
せきずいせいしょうにまひ
せきずいせいしょうにまひ [10] 【脊髄性小児麻痺】
⇒急性灰白髄炎(カイハクズイエン)
せきずいそんしょう
せきずいそんしょう [5] 【脊髄損傷】
椎骨(ツイコツ)の骨折・脱臼や外傷により脊髄が損傷を受けること。下肢の麻痺や呼吸麻痺・排尿障害などを伴う。
せきずいはんしゃ
せきずいはんしゃ [5] 【脊髄反射】
脊髄が中枢となって起こる,最も単純な反射の総称。例えば膝蓋腱(シツガイケン)反射,アキレス腱反射,発汗反射など。
せきずいまく
せきずいまく [3] 【脊髄膜】
脊髄を包む被膜。脳膜と連結しているので合わせて脳脊髄膜とも,略して髄膜とも呼ぶ。
せきずいろう
せきずいろう [3] 【脊髄癆】
梅毒に起因する中枢神経系統の慢性疾患。主として脊髄の後根と後索が変性し,下肢の激痛,腱反射消失,瞳孔障害が現れる。さらに進むと運動失調・知覚障害・筋萎縮(イシユク)などをきたす。
せきせい
せきせい [0] 【石製】
石で作られていること。
せきせい
せきせい [0] 【赤誠】
偽りや飾りのない心。まごころ。
せきせいいんこ
せきせいいんこ [5] 【背黄青鸚哥】
オウム目インコ科の飼い鳥。体長20センチメートル内外。オーストラリア原産。野生種の羽色は緑色が多いが,飼い鳥には黄・青・紫・白など種々の羽色の品種がつくられている。くちばしの付け根の蝋膜の青いものが雄,青くないのが雌。よく繁殖する。
せきせいいんこ
せきせいいんこ
a shell[grass]parakeet.
せきせいひん
せきせいひん [3][0] 【石製品】
古墳時代前期から中期に,碧玉(ヘキギヨク)など硬質の石を材料にして作られた器物。多くは貴人の身辺を飾った装飾品・宝器。
せきせいもぞうひん
せきせいもぞうひん [0] 【石製模造品】
古墳時代中期から後期に,滑石など軟質の石を材料にして各種の器物(勾玉(マガタマ)・剣・刀子(トウス)など)の形をまねて作った祭祀(サイシ)用品。
せきせき
せきせき [0] 【藉藉・籍籍】 (ト|タル)[文]形動タリ
がやがやと騒がしいさま。「声名―として世に噪げり/佳人之奇遇(散士)」
せきせき
せきせき [0] 【戚戚】 (形動タリ)
うれえて思いわずらうさま。「窮して―たらず,天命を楽(タノシ)む/金色夜叉(紅葉)」
せきせき
せきせき [0] 【淅淅】 (ト|タル)[文]形動タリ
風の音のするさま。「―として樹梢を払ふ風の声に/花間鶯(鉄腸)」
せきせき
せきせき (副)
〔動詞「せく(急)」の連用形を重ねた語〕
引き続くさま。しきりに。「―回る火の用心/浄瑠璃・天の網島(下)」
せきせき
せきせき [0] 【寂寂】 (ト|タル)[文]形動タリ
「じゃくじゃく(寂寂)」に同じ。「―たる空斎に在て/世路日記(香水)」
せきせつ
せきせつ【積雪】
積雪(120センチ) (The) snow (lay 120cm deep).→英和
積雪量 a snowfall.→英和
せきせつ
せきせつ [0] 【積雪】
降り積もった雪。気象観測では,観測所の周囲の地面の半分以上が雪でおおわれた状態。
せきせつ
せきせつ [0] 【赤雪】
赤色を呈する雪。赤色藻類の繁殖によるもので,主に高山や極地の恒雪帯で見られる。
せきせん
せきせん [0][3] 【関銭】
中世,関所を通る人馬荷物などに課した通行税。関手。関賃。関料。
せきぜん
せきぜん [0] 【戚然】 (ト|タル)[文]形動タリ
憂え悲しむさま。「―として愁ひ/いさなとり(露伴)」
せきぜん
せきぜん [0] 【積善】
〔「しゃくぜん」とも〕
善行を多くつみ重ねること。また,そのつみ重ねた善行。
⇔積悪
せきぜん
せきぜん [0] 【寂然】 (ト|タル)[文]形動タリ
さびしくひっそりとしているさま。じゃくねん。「林といふは極めて樹(コ)深くて―としてゐた/めぐりあひ(四迷)」
せきぜん=の余慶(ヨケイ)
――の余慶(ヨケイ)
善行をつみ重ねると思いがけない慶事で報われること。
せきぜん=の家には必ず余慶(ヨケイ)あり
――の家には必ず余慶(ヨケイ)あり
〔易経(坤卦)〕
善行をつみ重ねた家には,子孫にまでよろこびごとが起こる。
せきそ
せきそ [1] 【石鼠・碩鼠】
昆虫ケラの異名。
せきそ
せきそ [1] 【尺素】
〔一尺の白い絹の意で,古く文字を書くのに用いたところから〕
短い手紙。尺紙(セキシ)。尺書。
せきそう
せきそう [0] 【石槍】
尖頭器(セントウキ)のうち,縄文時代以後の石製のものを特に区別していう語。いしやり。
せきそう
せきそう [0] 【積送】 (名)スル
貨物を貨車などで積んで送ること。「地方へ―する品」
せきそう
せきそう [0] 【積層】
幾層にも層を重ねること。
せきそうかんでんち
せきそうかんでんち [7] 【積層乾電池】
扁平なマンガン乾電池のユニットを幾層も重ねて,高い電圧を得られるようにしたもの。
せきそうざい
せきそうざい [3] 【積層材】
薄板を数枚重ね合わせ,加熱・圧縮して接着した強化木材。木材の不均一性がなくなり,伸縮・変形が少ない。積層板。
せきそうばん
せきそうばん [0] 【積層板】
⇒積層材
せきそおうらい
せきそおうらい セキソワウライ 【尺素往来】
往来物。一巻。著者未詳(一説に一条兼良とも)。室町中期成立。消息文形式で年中行事などの社会常識を盛り込んだ模範文例集。江戸時代に初等教育の教科書として利用された。
せきそんまいり
せきそんまいり [5] 【石尊参り】
⇒大山詣(オオヤマモウ)で
せきぞう
せきぞう【石造の】
(built of) stone.→英和
石造家屋 a stone house.
せきぞう
せきぞう [0] 【石像】
石材を刻んでつくった像。
せきぞう
せきぞう [0] 【石造】
石材で建築または製作すること。また,そのもの。いしづくり。「―美術」
せきぞう
せきぞう【石像】
a stone image[statue].
せきぞく
せきぞく [0] 【石鏃】
矢じりとして用いられた石器。日本では縄文・弥生時代に見られる。矢の根石。
せきぞろ
せきぞろ [0] 【節季候】
〔「節季に候」の意〕
近世の遊芸門付(カドヅケ)の一。歳末に二,三人組で「せきぞろ,せきぞろ」とはやして家々を回り,遊芸をして米・銭を請うた。せっきぞろ。
節季候[図]
せきたい
せきたい [0] 【石帯】
礼服束帯の時,袍(ホウ)の腰にしめる帯。両端の鉸具(カコ)で留める。牛革で造り,背にあてる所に方形または円形の石や玉を装飾用に並列して糸で綴じつけてある。官位の高下,儀式の軽重により種類を違えて用いた。たまのおび。いしのおび。
石帯[図]
せきたい
せきたい [0] 【石苔】
石にはえたこけ。
せきたい
せきたい [0] 【積堆】 (名)スル
「堆積(タイセキ)」に同じ。「雪花の…山上に―するときは,雪崩となりて/西国立志編(正直)」
せきたかかず
せきたかかず 【関孝和】
(1642頃-1708) 江戸前期の数学者。生地は上野国とも江戸ともいわれる。和算関流の開祖。帰源整法(筆算式代数学)を確立し,方程式の解法,行列式・正多角形・円周率など多方面に業績を残す。著「発微算法」など。
せきたつ
せきた・つ 【急き立つ】
■一■ (動タ五[四])
あせる。いそぐ。「―・つ心を静める」
■二■ (動タ下二)
⇒せきたてる
せきたてる
せきたてる【急き立てる】
hurry <up> ;→英和
hasten;→英和
urge <on> .→英和
せきたてる
せきた・てる [4][0] 【急き立てる】 (動タ下一)[文]タ下二 せきた・つ
早くするようにと促す。急がせる。「早く早くと―・てる」「フネガ出ルトテ人ヲ―・テル/ヘボン(二版)」
せきたん
せきたん【石炭】
coal.→英和
〜を焚(た)く burn coal.→英和
〜を掘る mine coal.→英和
‖石炭ガス(がら) coal gas (cinders).石炭入れ a coal scuttle.
せきたん
せきたん [3] 【石炭】
地質時代に堆積した植物の遺体が,その後の地圧や地熱によって炭化してできた可燃性の岩石。日本標準規格では,発熱量・燃料比(固定炭素との揮発分の比で,炭化度の尺度となる)などを基準に褐炭・亜瀝青炭(アレキセイタン)・瀝青炭・無煙炭などに分類。燃料・石炭化学の原料として用いるほか,製鉄用コークスの原料として重要。
せきたんえきか
せきたんえきか [5] 【石炭液化】
微粉状石炭を二〇〇気圧以上の水素とともに摂氏五〇〇度前後に熱して,石炭の分解と水素添加を行い人造石油を得る方法。石炭の水素化分解。
せきたんかがく
せきたんかがく [5] 【石炭化学】
石炭を原料としてさまざまな化合物を製造する化学技術の体系。それを応用した化学工業を石炭化学工業という。
せきたんかんりゅう
せきたんかんりゅう [5] 【石炭乾留】
石炭を乾留して,石炭ガスをはじめ,アンモニア・コールタール・コークスなどを得ること。
せきたんがら
せきたんがら [0] 【石炭殻】
石炭の燃えがら。
せきたんき
せきたんき [3] 【石炭紀】
古生代の中で五番目に古い紀。今から約三億六千七百万年から約二億八千九百万年前までの時代。イギリスで石炭層を多く含むことからこの名がある。紡錘虫類・珊瑚類・腕足類などの化石が海成層から多産し,陸成層には裸子植物の化石が多く,この時代の示準化石となっている。
せきたんけい
せきたんけい [0] 【石炭系】
石炭紀の間にできた地層や岩体。
せきたんさん
せきたんさん【石炭酸】
<disinfect a room with> carbolic acid;phenol.→英和
せきたんさん
せきたんさん [0] 【石炭酸】
⇒フェノール
せきたんさんじゅし
せきたんさんじゅし [7] 【石炭酸樹脂】
⇒フェノール樹脂(ジユシ)
せきたんぶくろ
せきたんぶくろ [5] 【石炭袋】
南十字座にある暗黒星雲。高密度の星間塵が後方の星々の光を吸収しているため暗い。コール-サック。
せきたんゆ
せきたんゆ [3][0] 【石炭油】
石油。石炭あぶら。石炭ゆう。明治初期に用いられた語。「―の出る山でも見出して/歌舞伎・人間万事金世中」
せきたんガス
せきたんガス [5] 【石炭―】
石炭を高温乾留して得るガス。水素・メタンが主成分で,若干の一酸化炭素を含む。燃料用。
せきたんタール
せきたんタール [5] 【石炭―】
⇒コール-タール
せきだ
せきだ 【雪駄・席駄】
「せった(雪駄)」に同じ。
せきだい
せきだい [0] 【席題】
歌会・句会などで,その場で出す題。また,その題で詠まれた作品。即題。当座。
⇔兼題
せきだい
せきだい [0] 【石台】
浅い箱または植木鉢に草木を植え,石などを配して山水の景を模したもの。石盆。
せきだい
せきだい [0][2] 【席代】
場所を借りた料金。席料。
せきだし
せきだし [0] 【堰出し】
染色で,文様と地の境を糊や蝋で完全に仕切る防染法。模様の輪郭がはっきりしている。
せきち
せきち [1] 【赤地】
草木のない地。不毛の地。赤土(セキド)。
せきち
せきち [1] 【尺地】
わずかの土地。尺土・寸土・しゃくち。
せきち
せきち [1] 【瘠地】
作物の生育の悪い土地。やせち。
せきちく
せきちく【石竹】
《植》a (China) pink.
せきちく
せきちく [0] 【石竹】
ナデシコ科の多年草。中国原産。観賞用に栽培。高さ30センチメートル内外。全体に白緑色を帯び,葉は線形。初夏,枝頂に紅色・白色などの五弁花をつける。四季咲きのトコナツ,花弁の切れ込みが深いイセナデシコなどの変種がある。唐撫子(カラナデシコ)。漢名,瞿麦(クバク)。[季]夏。
石竹[図]
せきちくいろ
せきちくいろ [0] 【石竹色】
石竹の花のような,淡紅色。ピンク。
せきちゅう
せきちゅう【脊柱】
《解》the spine;→英和
the spinal column.
せきちゅう
せきちゅう [0] 【石柱】
(1)石でできた柱。
(2)鍾乳石と石筍(セキジユン)とが接してできた石灰の柱。石灰石柱。
せきちゅう
せきちゅう [0] 【脊柱】
脊椎動物の骨格の一。頭骨に続き,体幹の中軸をなす。中に脊柱管がある。背骨。
→椎骨
せきちゅうかん
せきちゅうかん [0] 【脊柱管】
椎骨の椎孔が上下に連なってできた管状の空洞。中に脊髄をおさめる。
せきちゅうそくわんしょう
せきちゅうそくわんしょう [0] 【脊柱側湾症・脊柱側彎症】
正常な脊柱は前後方向にごくゆるやかな S 字形に湾曲しているが,側方に強度に湾曲する疾患。痛みはなく徐々に進行するが,内臓圧迫その他種々の障害を起こす。原因不明の突発性のものは,思春期女子に多く見られる。側湾症。脊椎側湾症。
せきちゅうわんきょく
せきちゅうわんきょく [5] 【脊柱湾曲・脊柱彎曲】
脊柱が病的に湾曲している状態。後湾・前湾・側湾がある。脊椎(セキツイ)湾曲。
せきちょ
せきちょ [1] 【尺楮】
〔「楮」はコウゾで,和紙の原料〕
短い手紙。また,自分の手紙をへりくだっていう語。尺書(セキシヨ)。寸楮。寸書。
せきちょ
せきちょ [1] 【積貯】 (名)スル
たくわえること。積蓄。「書籍を―するも,百聞或は一見に若かず/真善美日本人(雪嶺)」
せきちょう
せきちょう [0] 【石腸】
きわめて強固な意志。鉄石心。鉄石心腸。「鉄心―」
せきちん
せきちん【赤沈検査】
a (red) blood sedimentation test.
せきちん
せきちん [0] 【赤沈】
〔「赤血球沈降速度」の略〕
⇒血沈(ケツチン)
せきつい
せきつい [0][2] 【脊椎】
⇒椎骨(ツイコツ)
せきつい
せきつい【脊椎】
the backbone;→英和
the spinal column.‖脊椎カリエス vertebra caries.脊椎動物 a vertebrate.
せきついえん
せきついえん [3] 【脊椎炎】
脊椎の炎症。脊椎カリエス・慢性関節リューマチなどがある。
せきついこつ
せきついこつ [3] 【脊椎骨】
⇒椎骨(ツイコツ)
せきついすべりしょう
せきついすべりしょう [0] 【脊椎辷り症】
脊椎分離症を起こしている腰椎で,上位の椎体が下位にある椎体より前方に滑り出た状態。第四・第五腰椎に多く起こり,腰痛・運動障害・座骨神経圧迫症状などをきたす。
せきついそくわんしょう
せきついそくわんしょう [7][0] 【脊椎側湾症・脊椎側彎症】
⇒脊柱側湾症(セキチユウソクワンシヨウ)
せきついどうぶつ
せきついどうぶつ [5] 【脊椎動物】
脊椎動物門に属する動物の総称。体の中軸として骨質の脊椎があり,体を支持する動物群。体は左右相称で,普通,頭・胴・尾・四肢の別があるが,外見的には魚類や鯨類などのように頸(クビ)をもたないもの,蛇類のように四肢のないもの,無尾類・人類のように尾のないものなどがある。脳は中枢で,重要な部分である。無顎類・魚類・両生類・爬虫類・鳥類・哺乳類などに分ける。
⇔無脊椎動物
せきついぶんりしょう
せきついぶんりしょう [0] 【脊椎分離症】
椎骨が椎体を中心とする前部と棘突起を中心とする後部に分離している状態。第五・第四腰椎に多く見られる。
せきついわんきょく
せきついわんきょく [5] 【脊椎湾曲・脊椎彎曲】
⇒脊柱湾曲(セキチユウワンキヨク)
せきついカリエス
せきついカリエス [5] 【脊椎―】
脊椎骨の結核性炎症。肺結核に続発することが多く,脊柱の鈍痛,脊柱の変形および運動制限,結核性膿瘍の形成,下肢の麻痺などを呈する。脊椎結核。
せきてい
せきてい [0] 【席亭】
(1)落語・講談・漫才などを見せる常設の演芸場。寄席(ヨセ)。
(2)寄席の経営者。
せきてい
せきてい [0] 【石鼎】
石造りのかなえ。
せきてい
せきてい [0] 【石堤】
石で築いたつつみ。
せきてい
せきてい [0] 【石庭】
石と砂を主体として作った庭。京都竜安寺(リヨウアンジ)の石庭や大仙院の枯山水(カレサンスイ)は有名。いしにわ。
せきてがた
せきてがた [3] 【関手形】
⇒関所手形(セキシヨテガタ)
せきてっこう
せきてっこう【赤鉄鉱】
hematite.→英和
せきてっこう
せきてっこう [3] 【赤鉄鉱】
鉄の酸化物からなる鉱物。六方晶系。結晶したものでは青鉄黒色,塊状のものでは赤ないし暗赤色を示す。堆積岩・変成岩・熱水鉱床中などに産し,鉄の重要な鉱石鉱物。
せきてつ
せきてつ [0] 【尺鉄】
小さい刃物。小さい武器。寸鉄。
せきてついんせき
せきてついんせき [5] 【石鉄隕石】
隕石のうち,鉄‐ニッケル合金とケイ酸塩鉱物がほぼ同量のもの。その存在量は全隕石の数パーセント。ジデロライト。
→石質隕石
せきてん
せきてん [0] 【釈奠】
〔「しゃくてん」「さくてん」とも〕
(1)古代中国で,先聖先師をまつること。後漢以後は孔子とその門人をまつるようになった。
(2)日本で,陰暦二月・八月の上の丁(ヒノト)の日に孔子と孔門十哲の画像を掲げてまつる儀式。朝廷の儀式は律令時代に始まり,室町時代に途絶えたが,江戸時代,幕府・諸藩が再興。東京都文京区の湯島聖堂では今日まで続く。おきまつり。[季]春。《―や誰が註古りし手沢本/日野草城》
せきでい
せきでい [0] 【赤泥】
堆積物で,酸化して赤褐色になった泥。
せきでら
せきでら 【関寺】
(1)大津市逢坂にあった寺。もと三井(ミイ)寺の一坊。現在は長安寺となっており,小野小町が晩年に住したと伝える庵を残す。境内に,堂舎再建時に功のあった牛をまつった牛塔がある。
(2)「関寺小町」の略。
せきでらこまち
せきでらこまち 【関寺小町】
能の一。三番目物。世阿弥作か。年老いて近江国に庵居する小野小町は関寺の僧の訪問をうける。寺の七夕祭に案内され,稚児の舞にひかれて往事の夢を追うが,老いの無残を思い知らされる。「姨捨(オバステ)」「檜垣(ヒガキ)」とあわせて「三老女」という。
せきでん
せきでん [0] 【籍田】
宗廟(ソウビヨウ)の祭祀(サイシ)に供える穀物を植えるため,君主が自ら耕作する田。中国古代の風習で,日本でもこれにならって江戸時代に行われた。
せきでん
せきでん [0] 【夕電】
夕方のいなびかり。はかないもののたとえ。
→朝露(チヨウロ)夕電
せきとう
せきとう [0] 【石刀】
縄文晩期の磨製石器。内反りの扁平な刃部と瘤(コブ)状の頭部よりなるが,実用品ではない。東日本に多く分布。
せきとう
せきとう [0] 【石塔】
(1)石造りの塔。特に石造りの仏塔。
(2)はかいし。石碑。
せきとう
せきとう [0] 【石磴】
石の階段。石段。
せきとう
せきとう 【石濤】
中国清初の画家。広西省の人。本名,朱若極。清湘・大滌子(ダイテキシ)などと号す。出家後は道済(ドウセイ)。山水・蘭竹を得意とし,八大山人と並ぶ南宗画の双璧。代表作「廬山観瀑図」「黄山図巻」など。生没年未詳。
せきとう
せきとう【石塔】
⇒石碑.
せきとく
せきとく [0] 【尺牘】
〔「せきどく」とも。「牘」は文字を記す方形の木札のこと〕
手紙。書簡。文書。しゃくどく。
せきとく
せきとく [0] 【碩徳】
広大な徳のある人。徳の高い僧。
せきとして
せきとして 【寂として】 (副)
しんとして静かなさま。ひっそりとしているさま。「―声なし」
せきとめこ
せきとめこ [4] 【堰止め湖】
山崩れの土砂や火山の噴出物,川の堆積作用などにより,谷や川がせき止められてできた湖。堰塞(エンソク)湖。
せきとめる
せきとめる【塞き止める】
dam up (水を);[ふせぐ]intercept;→英和
check.→英和
せきとめる
せきと・める [4][0] 【塞き止める】 (動マ下一)[文]マ下二 せきと・む
(1)川などの流れを,さえぎってとめる。「川を―・めてダムを作る」
(2)物事の勢いや進行をおさえとめる。「密輸品の流入を税関で―・める」
せきとり
せきとり【関取】
a sumo wrestler.
せきとり
せきとり [0][4] 【関取】
十両以上の力士の敬称。もとは大関の異称であった。
せきとりせんりょうのぼり
せきとりせんりょうのぼり 【関取千両幟】
人形浄瑠璃。世話物。近松半二・三好松洛・竹本三郎兵衛ら作。1767年初演。力士岩川が恩ある鶴屋の若旦那礼三郎が遊女錦木を身請けするのに尽力し,悪浪人九平太の後ろ盾鉄ヶ嶽と達引(タテヒ)きを演じる筋。二段目の「岩川内」の場が有名。新内・宮薗節・常磐津節にも曲がある。
せきど
せきど [1] 【尺土】
わずかの土地。尺地。寸土。
せきど
せきど 【関門・関戸】
関所の門。関のと。[和名抄]
せきど
せきど [1] 【瘠土】
地味がやせて,作物のよく生育しない土地。瘠地(セキチ)。
せきど
せきど [1] 【赤土】
(1)「赤地(セキチ)」に同じ。
(2)あかつち。
せきど
せきど [1] 【積怒】
つもりつもった怒り。積憤。
せきどう
せきどう【赤道】
<on,at> the equator;→英和
<on,at> the line.→英和
〜直下の equatorial.→英和
〜を横切る cross the line.‖赤道祭 Neptune's revel.
せきどう
せきどう [0] 【赤道】
(1)地球の重心を通って地球の自転軸に垂直な平面が,地球表面と交わる大円。緯度〇度で,緯度の基準となる。
(2)地球の重心を通って地球の自転軸に垂直な平面が,天球と交わる大円。赤緯の基準となる。天の赤道。
せきどう
せきどう [0] 【石幢】
石造建築物の一。六角または八角の柱状幢身と龕(ガン)部・笠・宝珠などより成る。中国では唐代以後,日本では鎌倉末期以後に建てられた。
せきどうかいりゅう
せきどうかいりゅう [5] 【赤道海流】
貿易風が原因となって,赤道付近を東から西に流れる海流。北赤道海流と南赤道海流がある。赤道流。
→黒潮
せきどうきだん
せきどうきだん [5] 【赤道気団】
赤道地方を発源地とする高温・多湿な気団。日本付近へは台風とともにやって来ることがある。
せきどうぎ
せきどうぎ [3] 【赤道儀】
地球の自転軸に平行な回転軸(極軸)とそれに直角な回転軸(赤緯軸)をもつ天体望遠鏡。天体の日周運動に合わせて極軸の周りを時計仕掛けで自動的に回転し得るようにしたもので,大望遠鏡はいずれもこの方式。
せきどうこう
せきどうこう【赤銅鉱】
cuprite.
せきどうこう
せきどうこう [3] 【赤銅鉱】
銅の酸化物からなる鉱物。立方晶系。暗赤色の亜金属光沢がある。各種銅鉱床の酸化帯に産する。
→酸化銅(1)
せきどうさい
せきどうさい [3] 【赤道祭】
船舶が赤道を通過するとき船舶内で行う祭り。赤道祭り。
せきどうざひょう
せきどうざひょう [5] 【赤道座標】
天の赤道と春分点とを基準にして,天球上の天体の位置を表す座標。この座標の緯度・経度をそれぞれ赤緯・赤経という。赤緯は天の赤道から北を正,南を負としてそれぞれ九〇度まで測る。赤経は春分点から天の赤道に沿って東回りに〇〜三六〇度まで測るが,通常は一五度を一時間の割合で換算して時・分・秒で表す。
せきどうせんりゅう
せきどうせんりゅう [5] 【赤道潜流】
赤道直下の水深100〜300メートルを幅200〜300キロメートルの規模で西から東へ流れる海流。発見者の名からクロムウェル海流ともいう。
せきどうぜんせん
せきどうぜんせん [5] 【赤道前線】
⇒熱帯収束帯(ネツタイシユウソクタイ)
せきどうはんけい
せきどうはんけい [5] 【赤道半径】
地球の中心と赤道を結んだ長さ。地球を回転楕円体と見た場合の長軸。約6378キロメートルで,極半径より約21キロメートル長い。長半径。
→極半径
→地球
せきどうはんりゅう
せきどうはんりゅう [5] 【赤道反流】
北緯三度から一〇度くらいまでの間を赤道にそって西から東へ流れる海流。赤道無風帯に位置する。表層200メートル以内。南・北赤道海流に挟まれ,それらとは逆の方向に流れる。太平洋に発達。赤道逆流。
せきどうむふうたい
せきどうむふうたい [0] 【赤道無風帯】
赤道付近で風のほとんど吹かない地帯。北東貿易風帯と南東貿易風帯とに挟まれ,東西にのびる。上昇気流が盛んで,しばしば局地的に激しい雨が降る。
せきどうりゅう
せきどうりゅう [3] 【赤道流】
「赤道海流」に同じ。
せきどうギニア
せきどうギニア 【赤道―】
〔Equatorial Guinea〕
アフリカ西部,ギニア湾に臨む大陸部のリオムニとビオコ島から成る共和国。1968年スペイン領から独立。カカオ・コーヒーを産する。住民は黒人。カトリック教徒が多い。首都マラボはビオコ島にある。面積2万8千平方キロメートル。人口三七万(1992)。正称,赤道ギニア共和国。
せきどこく
せきどこく 【赤土国】
七世紀頃,東南アジアにあった国。「隋書」などに見えるが,その所在についてはタイ・スマトラ・マレー半島の中部・南部などの諸説がある。
せきどのいん
せきどのいん 【関戸の院】
京都府南西端,大山崎町にあった離宮の跡。山城と摂津の国境にあり,古く山崎関が置かれていた。
せきどめ
せきどめ [0] 【咳止め】
咳を止めること。また,そのための薬。鎮咳(チンガイ)薬。
せきどめ
せきどめ【咳止め】
[薬]a cough remedy.
せきにん
せきにん【責任】
<heavy> responsibility;→英和
liability (支払の).→英和
〜がある be responsible[answerable] <for> ;must answer <for> .〜を回避する evade one's responsibility.〜を転嫁する shift one's responsibility <to another> .〜を問う call a person to account.(全)〜を取る take the (full) responsibility.〜を果たす discharge one's duty.‖責任感(が強い) (have a strong) sense of responsibility.
せきにん
せきにん [0] 【責任】
(1)自分が引き受けて行わなければならない任務。義務。「―を果たす」「保護者としての―」
(2)自分がかかわった事柄や行為から生じた結果に対して負う義務や償い。「―をとって辞職する」「だれの―でもない」「―の所在」「―転嫁」
(3)〔法〕 法律上の不利益または制裁を負わされること。狭義では,違法な行為をした者に対する法的な制裁。民事責任と刑事責任とがある。
せきにんかん
せきにんかん [3] 【責任感】
責任を重んずる気持ち。「―の強い人」
せきにんしゃ
せきにんしゃ [3] 【責任者】
ある事についての責任を負う人。「会の―」
せきにんじゅんびきん
せきにんじゅんびきん [0] 【責任準備金】
保険会社が保険契約上の債務を履行するために準備する積立金。
せきにんじょうけん
せきにんじょうけん [5] 【責任条件】
刑事責任が成立するための条件となる故意および過失のこと。
せきにんないかく
せきにんないかく [5] 【責任内閣】
議院内閣制のもとで,内閣が議会に対して責任を負う制度。内閣は議会の多数の支持により成立し,その信任を失った場合には辞職する。
⇔超然内閣
せきにんねんれい
せきにんねんれい [5] 【責任年齢】
⇒刑事責任年齢(ケイジセキニンネンレイ)
せきにんのうりょく
せきにんのうりょく [5] 【責任能力】
行為者が自己の行為の法律上の責任を弁別しうる能力。刑法上,一四歳未満の者はこの能力がないとされる。
→限定責任能力
せきにんほけん
せきにんほけん [5] 【責任保険】
損害保険の一。被保険者が損害賠償責任を負うにいたった場合,その支払いにより生ずる損害を填補(テンポ)するための保険。自動車損害賠償責任保険など。
せきね
せきね 【関根】
姓氏の一。
せきねきんじろう
せきねきんじろう 【関根金次郎】
(1868-1946) 第一三世将棋名人。千葉県生まれ。名人位の世襲制を廃止し,実力名人制を新設。
せきねしょうじ
せきねしょうじ 【関根正二】
(1899-1919) 洋画家。福島県生まれ。幻想と詩精神にあふれた作品を発表したが早世。代表作。「信仰の悲しみ」
せきねつ
せきねつ [0] 【赤熱】 (名)スル
真っ赤になるまで熱すること。「―した鉄塊」
せきねまさなお
せきねまさなお 【関根正直】
(1860-1932) 国文学者。江戸の人。学習院・東京女高師教授などを歴任。故実に詳しく,「古事類苑」の編纂(ヘンサン)に参画。著「宮殿調度図解」「大鏡新註」
せきねん
せきねん【積年の】
<evils> of long standing[many years].
せきねん
せきねん [0] 【積年】
長い年月。多年。「―の努力が実を結ぶ」「―の鬱憤を晴らす」
せきねん
せきねん [0] 【昔年】
むかし。いにしえ。昔時。昔歳。「―の事を語り出でて/渋江抽斎(鴎外)」
せきの
せきの 【関野】
姓氏の一。
せきのこまん
せきのこまん 【関の小万】
(1)東海道,関の宿(シユク)に伝わる伝説的な女性。馬方との情事がはやり唄に唄われ,歌舞伎・浄瑠璃などに脚色された。
→丹波与作(タンバノヨサク)
(2)長唄「四季花笠踊」の通称。若衆歌舞伎の時代から振りとともに伝わった曲という。
せきのごほんまつ
せきのごほんまつ 【関の五本松】
島根県美保関(ミホノセキ)町の民謡で,花柳界の酒席の騒ぎ唄。香川県多度津町の溜池造りの地固め唄「りきや節」が伝えられたもの。漁師の目印であった五本松のうち一本が,通行のじゃまになるとして切られるのを惜しんで現在の歌詞が付けられたという。
せきのしみず
せきのしみず 【関の清水】
滋賀県大津市逢坂の関跡付近にあった清水。((歌枕))「逢坂の―にかげ見えて今やひくらむ望月の駒/拾遺(秋)」
せきのただす
せきのただす 【関野貞】
(1867-1935) 建築史家。新潟県生まれ。東大教授。日本・朝鮮・中国の古建築・遺跡を調査・研究。法隆寺非再建論を提唱。主著「平城京及び大内裏考」「楽浪郡時代の遺蹟」
せきのと
せきのと 【関の扉】
歌舞伎舞踊の一。常磐津(トキワズ)。本名題「積恋雪関扉(ツモルコイユキノセキノト)」。宝田寿来作詩。1784年初演。六歌仙の伝説に謡曲「墨染桜」の筋を合わせて脚色したもの。逢坂山の関で良岑宗貞(ヨシミネノムネサダ)と小野小町の恋物語の後,関守関兵衛(実は大伴黒主)が墨染桜を切ろうとして,桜の精にその素性を見破られるという筋。顔見世舞踊の代表作で,常磐津の三名曲の一。
せきのふじかわ
せきのふじかわ 【関の藤川】
岐阜県関ヶ原町の藤子川の古名。もと不破(フワ)関の近くを流れていたのでいう。((歌枕))「みのの国―たえずして君につかへん万代(ヨロズヨ)までに/古今(神遊びの歌)」
せきのへいない
せきのへいない 【関兵内】
(1725-1766) 武蔵(ムサシ)国児玉郡関村の名主。伝馬(テンマ)騒動の指導者といわれる。
→伝馬騒動
せきのまごろく
せきのまごろく 【関孫六】
⇒兼元(カネモト)
せきのやま
せきのやま【関の山】
(all the best) one can do.
せきのやま
せきのやま [5] 【関の山】
なしうる限度。精一杯。せいぜい。「準決勝まで残るのが―だ」
せきはい
せきはい [0] 【石肺】
塵肺(ジンハイ)の一。鉱物性の粉末が吸入され肺に沈積するために起こる職業病。
せきはい
せきはい [0] 【惜敗】 (名)スル
競技・試合などに惜しくも負けること。「善戦むなしく―した」
せきはい
せきはい【惜敗する】
be defeated by a narrow margin.
せきはいろう
せきはいろう 【夕拝郎】
五位の蔵人(クロウド)の唐名。夕郎。
せきはじめ
せきはじめ 【関一】
(1873-1935) 都市行政家。静岡県生まれ。東京高商教授。社会政策を研究。招かれて大阪市助役・市長を務め,港湾・道路・地下鉄など社会資本の拡充を図った。著「労働者保護法論」「住宅問題と都市計画」
せきはん
せきはん【赤飯】
rice boiled together with red beans.
せきはん
せきはん [0][3] 【赤飯】
(1)糯米(モチゴメ)を小豆(アズキ)とともに蒸したこわ飯。お祝いの時に用いる。おこわ。あかのごはん。
(2)「小豆飯(アズキメシ)」に同じ。
せきば
せきば [1] 【石馬】
石でつくった馬。
→石人石馬(セキジンセキバ)
せきば
せきば [1] 【斥罵】 (名)スル
しりぞけののしること。「言下に之を―する事なからむ/罪と罰(魯庵)」
せきばく
せきばく【寂寞たる】
lonely;→英和
lonesome;→英和
dreary.→英和
せきばく
せきばく [0] 【寂寞】 (ト|タル)[文]形動タリ
ひっそりとしてさびしいさま。じゃくまく。「―として人影もない街」「俊三は―たる深夜の枕に独り目を開いて/良人の自白(尚江)」
せきばつ
せきばつ [0] 【責罰】 (名)スル
とがめ罰すること。「小諸侯をば討滅若くは―し/日本開化小史(卯吉)」
せきばらい
せきばらい【咳払いをする】
clear one's throat;cough.→英和
せきばらい
せきばらい [3] 【咳払い】 (名)スル
合図や人の注意をひくために,わざと咳をすること。「―して壇上に登る」
せきばん
せきばん [0] 【石盤】
(1)粘板岩の薄板に木の枠をつけたもの。石筆で文字や絵などを書き,布などで消し去る。学習用具として用いられた。
(2)スレートのこと。
せきばん
せきばん [0] 【石版】
(1)石の版材。
(2)「石版印刷」の略。
せきばん
せきばん【石盤】
a slate.→英和
せきばん
せきばん【石版】
lithography (術);→英和
a lithograph (画).→英和
せきばんいんさつ
せきばんいんさつ [5] 【石版印刷】
石版石を版材とした平版印刷。研磨した石面に墨やクレヨンで直接文字や絵をかくか,転写紙にかいたものを転写して製版し,水と油の反発性を応用して印刷する。1798年ドイツ人ゼーネフェルダーが発明。現在は美術作品の印刷に用いられる程度。
せきばんが
せきばんが [0] 【石版画】
〔「せきはんが」とも〕
石版印刷によって刷った版画。リトグラフ。
せきばんせき
せきばんせき [3] 【石版石】
きめが細かく,板状に大きくはげる灰色ないし淡黄色の石灰岩。多孔質で水分をよく吸収し,脂肪に対する感受性が強い。石版印刷に用いる。
せきひ
せきひ【石碑】
<erect> a tombstone (墓);→英和
a stone monument.
せきひ
せきひ [0] 【石碑】
(1)後世に伝えるため,人の事跡や事件などを記念する文章を刻みつけた石造りの碑。いしぶみ。
(2)墓石。石塔。
せきひ
せきひ [0] 【石匕】
⇒いしさじ(石匙)
せきひつ
せきひつ [0] 【石筆】
(1)黒色または赤色の粘土を固めたものを削り,筆のようにして管軸にはめて字を書くもの。
(2)蝋石(ロウセキ)を筆の形に造り,石盤に文字・図画などを書くのに用いる道具。
せきひつ
せきひつ [0] 【石櫃】
⇒いしびつ(石櫃)
せきひつせき
せきひつせき [4] 【石筆石】
蝋石(ロウセキ)の類。白・灰・緑色を呈し,脂肪光沢をもつ。石筆に利用した。
せきひん
せきひん [0] 【赤貧】
〔「南史(臨汝侯坦之伝)」による。「赤」は何もない意〕
きわめて貧しいこと。
せきひん
せきひん【赤貧洗うが如し】
be as poor as a church mouse.
せきひん=洗うが如(ゴト)し
――洗うが如(ゴト)し
はなはだしく貧しくて,洗い流したように持ち物が何もないさま。
せきびのらん
せきびのらん 【赤眉の乱】
〔王莽の兵と区別するため眉を朱で塗ったことに由来〕
中国の前漢末,王莽の失政によって,18年山東に起こり,華北一帯に波及した農民反乱。27年劉秀(後漢の光武帝)に鎮定された。
せきふ
せきふ [0] 【石斧】
斧(オノ)の形をした石器。縄文・弥生時代に作られ,打製と磨製がある。武器・工具・農具などに用いた。
せきふ
せきふ [1] 【責付】
旧刑事訴訟法上,被告人を親族その他の者に預けて,勾留(コウリユウ)の執行を停止した制度。現行刑事訴訟法上では,親族・保護団体などへの委託により,勾留の執行停止が認められる。
せきふだ
せきふだ [0][2] 【席札】
宴会場などで,名前を書いてその人のすわる席に置く札。座席札。
せきふだ
せきふだ [2][0] 【関札】
(1)「関所手形」に同じ。
(2)「宿札(ヤドフダ){(1)}」に同じ。
せきぶつ
せきぶつ [0] 【石仏】
石材を彫り刻んでつくった仏像。または岩壁などに彫り込んだ仏像(磨崖仏(マガイブツ))。
せきぶね
せきぶね [3] 【関船】
〔「関」は関所の意か〕
中世末から近世にかけて水軍で用いられた快速の軍船。江戸時代は幕府の政策で安宅船(アタケブネ)に代わって水軍の主力となり,艪数四〇梃(チヨウ)立てから八〇梃立てまであった。はやぶね。
関船[図]
せきぶん
せきぶん【積分(学)】
《数》integral calculus.〜する integrate.→英和
せきぶん
せきぶん [0] 【積分】
〔integral〕 (名)スル
定積分のこと。また不定積分のこと。積分を求めることを積分するという。
→定積分
→不定積分
せきぶん
せきぶん [0] 【石文】
石碑・碣(ケツ)や瓦(カワラ)・甎(セン)などに刻まれた文章。
→金文
せきぶんがく
せきぶんがく [3] 【積分学】
関数の積分の計算法とその性質を研究する数学の一分科。
せきぶんていすう
せきぶんていすう [5] 【積分定数】
不定積分に含まれる任意の定数。
せきぶんほうていしき
せきぶんほうていしき [7] 【積分方程式】
未知関数の積分を含む方程式。
せきへい
せきへい [0] 【積弊】
長い間につもり重なった悪いならわし。多年にわたる弊害。「年来の―を除く」
せきへき
せきへき 【赤壁】
(1)中国,湖北省の長江中流南岸にある古戦場,赤壁の戦いが行われた。
(2)中国,湖北省の東部,武漢より下流の長江北岸に臨む地。蘇軾(ソシヨク)が「赤壁賦(セキヘキノフ)」を詠じた所。
せきへき
せきへき [0] 【石壁】
(1)石垣。
(2)岩石の絶壁。きりぎし。
せきへきのたたかい
せきへきのたたかい 【赤壁の戦い】
中国,後漢末の208年,赤壁{(1)}で孫権と劉備の連合軍が曹操の大軍を破った戦い。これより天下三分・三国鼎立(テイリツ)の形勢が成立した。
→三国時代
せきへきのふ
せきへきのふ 【赤壁賦】
中国宋代,蘇軾(ソシヨク)作の賦。「前赤壁賦」は1082年7月,「後赤壁賦」は同年10月作。蘇軾が流刑地の黄州で長江に遊覧して詠んだもの。蘇軾の作品を代表する傑作。
せきへん
せきへん [0] 【石片】
石のかけら。いしころ。
せきへん
せきへん 【隻変】
⇒単変(タンペン)
せきべつ
せきべつ [0] 【惜別】
名残惜しくて別れづらく思うこと。別れを惜しむこと。「―の情」
せきほうたい
せきほうたい 【赤報隊】
戊辰戦争時の官軍先鋒隊の一。三隊編制で,一番隊は相楽(サガラ)総三を隊長とし,年貢半減を布告しつつ中山道を東進したが,総督府から偽官軍とされ,1868年3月,相楽らは信濃国下諏訪で斬られた。
せきほうへんい
せきほうへんい セキハウ― [5] 【赤方偏移】
天体などの光源が出す光のスペクトル線の波長が長波長側にずれて観測される現象,またはそのずれの大きさ。遠ざかりつつある天体が出す光の赤方偏移は,ドップラー効果によって起こり,一方,重い星の表面から出る光の赤方偏移は,周囲の強い重力場を通過することによって起こる。前者の観測は膨張宇宙を裏づけ,後者の観測は一般相対性理論の検証となった。レッド-シフト。
せきほくほんせん
せきほくほんせん 【石北本線】
JR 北海道の鉄道線。北海道新旭川と網走間,234キロメートル。道央と道東を結び,沿線に上川・遠軽・北見などがある。
せきほん
せきほん [0] 【石本】
いしずりの書物。拓本(タクホン)。
せきぼう
せきぼう [0] 【石棒】
丸棒状の磨製石器。一端または両端が瘤(コブ)状をなし,長さは普通50センチメートルから1メートル程度。縄文時代の呪術関係の遺物。いしぼう。
せきぼく
せきぼく [0] 【石墨】
炭素からなる黒色の鉱物。六方晶系。通常は土状・粉状で,はっきりした結晶形を示さない。
→黒鉛(コクエン)
せきぼく
せきぼく【石墨】
《鉱》graphite.→英和
せきぼくへんがん
せきぼくへんがん [5] 【石墨片岩】
石墨を比較的多く含む黒色の結晶片岩。原岩は泥質の堆積岩と考えられる。
せきぼつ
せきぼつ [0] 【籍没】 (名)スル
犯罪者の財産を官府が没収すること。
せきまつ
せきまつ [0] 【席末】
席順が末であること。末席。
せきまつ=を汚(ケガ)す
――を汚(ケガ)・す
席に列することをへりくだっていう語。
せきみつ
せきみつ [0] 【石蜜】
凝固した蜜。また,氷砂糖。[日葡]
せきむ
せきむ【責務】
duty;→英和
responsibility;→英和
obligation.→英和
せきむ
せきむ [1] 【夕霧】
夕方に立つ霧。ゆうぎり。
せきむ
せきむ [1] 【責務】
自分の責任として果たさねばならない事柄。つとめ。「―を全うする」「重大な―を負う」
せきむかえ
せきむかえ 【関迎へ】
来る人を関で出迎えること。特に逢坂の関に出迎えること。
⇔関送り
「今日の御―は,え思ひすて給はじ/源氏(関屋)」
せきめん
せきめん [0] 【赤面】 (名)スル
(1)恥ずかしさで顔を赤くすること。「思わぬ失態に―する」
(2)恥。または恥をかくこと。「―の至り」
(3)(興奮して)顔を赤くすること。
せきめん
せきめん【石綿】
《鉱》asbestos.→英和
せきめん
せきめん【赤面する】
blush;→英和
turn red;be put out of countenance.〜させる put <a person> to shame.‖赤面恐怖症 erythrophobia.
せきめん
せきめん [0] 【石綿】
⇒いしわた(石綿)
せきめんきょうふしょう
せきめんきょうふしょう [0] 【赤面恐怖症】
恐怖症の一。人に会うと顔が赤くなるのでないかと極度に気に病み,人前に出るのを恐れる症状。
せきめんし
せきめんし [3] 【石綿糸】
石綿の繊維から製した糸。防火布・充填物(ジユウテンブツ)・被覆布にする。
せきめんはいしょう
せきめんはいしょう 【石綿肺症】
塵肺(ジンハイ)の一。石綿粉塵の吸入によって気管支・肺胞などが炎症・繊維化・胸膜の肥厚,発癌(ハツガン)など,各種の病変を起こす。アスベスト肺症。
せきめんスレート
せきめんスレート [5] 【石綿―】
セメントに石綿を混ぜて水で練り,圧縮成形した板。屋根・壁・床などに用いる。アスベスト-セメント。
せきもの
せきもの [0][2] 【関物】
美濃国関の刀鍛冶(カジ)が製作した刀。
せきもり
せきもり [2] 【関守】
関所を守る役人。関所の番人。
せきもりいし
せきもりいし [4] 【関守石】
茶庭で露地の飛石の岐路に置いて,通行止めの標識とする石。蕨縄(ワラビナワ)または棕櫚縄(シユロナワ)で十文字に結んである。
せきもん
せきもん [0] 【石門】
□一□
(1)石で造った門。また,自然に門のような形になっている岩石。
(2)鍼灸医学のつぼ(経穴)の一。臍(ヘソ)と陰部の中間,臍の下二寸のところ。「―といふ所に灸をして/ひとりね」
□二□石門心学の門流。
せきもん
せきもん [0] 【責問】 (名)スル
きびしく聞き正すこと。せめとうこと。詰問。
せきもんけん
せきもんけん [3] 【責問権】
民事訴訟法上,相手方もしくは裁判所の訴訟行為が訴訟手続に違背した場合に当事者が異議を述べ,その効力を争う権能。
せきもんしんがく
せきもんしんがく [5] 【石門心学】
石田梅巌を祖とする心学。
→心学
せきや
せきや 【関屋】
姓氏の一。
せきや
せきや [1] 【関屋】
(1)関所の番小屋。関守のいる家。「―よりさとくづれ出でたる旅姿どもの/源氏(関屋)」
(2)源氏物語の巻名。第一六帖。
せきや
せきや 【関谷】
姓氏の一。
せきやく
せきやく [2] 【関役】
(1)関所を守る役目。また,その役人。
(2)中世,関所で課した通行税。
せきやく
せきやく [0] 【石薬】
五薬の一。薬として利用した鉱物。
せきやせいけい
せきやせいけい 【関谷清景】
(1854-1896) 地震学者。岐阜県生まれ。東大理学部に新設された世界最初の地震学科の教授となり,日本地震学の育成に努めた。
せきやとしこ
せきやとしこ 【関屋敏子】
(1904-1941) ソプラノ歌手。東京生まれ。イタリアに留学,スカラ座に入団。三浦環(タマキ)と並ぶ国際的名声を得たが自殺。オペラや歌曲の創作もある。
せきやど
せきやど 【関宿】
千葉県北西端にある町。近世,久世氏六万石の城下町。利根川と江戸川の分流点に当たり,江戸時代から明治中期まで利根川水運の河港として繁栄した。
せきやぶり
せきやぶり [3] 【関破り】
「関所破り」に同じ。
せきやま
せきやま 【関山】
関所のある山。特に逢坂の関のある逢坂山。((歌枕))
せきゆ
せきゆ [0] 【石油】
〔「石炭油」の略。「せきゆう」とも〕
(1)地下から産する,各種の炭化水素類を主成分とする液状の混合物。普通,黒褐色の粘稠(ネンチユウ)な液体。燃料や石油化学製品の原料。原油。
(2){(1)}を精製・加工した石油製品の総称。ガソリン・灯油・軽油・重油などの燃料,潤滑油など。
(3)特に,灯油のこと。
せきゆ
せきゆ【石油】
petroleum;→英和
oil;→英和
kerosene (灯油).→英和
〜を掘り当てる strike oil.‖石油化学工業 a petro-chemical industry.石油危機 the oil crisis.石油協定 a petroleum convention.石油坑 an oil well.石油(化学)コンビナート a petro-chemical complex.石油資源 petroleum resources.石油ストーブ an oil[a kerosene]stove;an oil heater.石油生産国 an oil producing country.石油乳剤 petroleum emulsion.石油発動機 an oil engine.石油輸出国機構 ⇒オペック.
せきゆう
せきゆう [0] 【昔遊】
昔,訪れたことのあること。曾遊(ソウユウ)。
せきゆう
せきゆう [0] 【積憂】
つもりつもった,つらい思い。
せきゆかがくこうぎょう
せきゆかがくこうぎょう [7] 【石油化学工業】
石油または天然ガスを原料とし,燃料などの石油製品以外の化学製品の合成を目的とする化学工業。プラスチック・ゴム・洗剤・繊維,そのほかきわめて多種類の物質を誘導合成する。
せきゆきかん
せきゆきかん [5][4] 【石油機関】
軽油・灯油を燃料とする内燃機関。
せきゆきき
せきゆきき [4] 【石油危機】
⇒オイル-ショック
せきゆけつがん
せきゆけつがん [4] 【石油頁岩】
⇒オイル-シェール
せきゆこんろ
せきゆこんろ [4] 【石油焜炉】
灯油を燃料に用いる炊事用の燃焼器具。
せきゆしょくぶつ
せきゆしょくぶつ [5] 【石油植物】
石油に代わる高エネルギー物質を産出する植物。テルペン系の炭化水素を生ずるトウダイグサ科のユーフォルビア属ホルトソウやアオサンゴ,フトモモ科のユーカリノキなど。石油のなる木。ガソリン-ツリー。
せきゆぜい
せきゆぜい [3] 【石油税】
石油税法(1978年制定)に基づき,原油・石油製品・ガス状炭化水素に課される国税。
せきゆたんぱく
せきゆたんぱく [5] 【石油蛋白】
石油系の炭化水素をエネルギー源として利用する微生物によって産出されたタンパク質。
→微生物タンパク質
せきゆにゅうざい
せきゆにゅうざい [4] 【石油乳剤】
灯油や軽油を石鹸などの乳化剤にまぜ合わせたもの。殺虫剤を加え,駆虫剤・殺虫剤に用いる。
せきゆゆしゅつこくきこう
せきゆゆしゅつこくきこう 【石油輸出国機構】
⇒オペック(OPEC)
せきゆエンジン
せきゆエンジン [4] 【石油―】
(1)ガソリン・軽油・重油・灯油などを燃料とするエンジンの総称。
(2)特に,軽油・灯油を燃料とするエンジン。小型のものが多い。
せきゆエーテル
せきゆエーテル [4] 【石油―】
石油の分留成分のうち,沸点範囲の低いもの(摂氏三〇〜七〇度)。ガソリンの一部をなす。主にペンタン・ヘキサンからなり,エーテル類をほとんど含まない。引火しやすく,溶媒用。
せきゆガス
せきゆガス [4] 【石油―】
「液化石油ガス( LPG )」に同じ。
せきゆガスぜい
せきゆガスぜい [5] 【石油―税】
石油ガス税法(1965年制定)に基づき,自動車用の液化石油ガスに課される国税。
せきゆショック
せきゆショック [4] 【石油―】
⇒オイル-ショック
せきゆストーブ
せきゆストーブ [5] 【石油―】
灯油を燃料に用いるストーブ。
せきゆピッチ
せきゆピッチ [4] 【石油―】
石油精製の際に最後に残留する黒色の固体アスファルトをさらに加熱して得る。芳香族性の成分が高分子化したもの。コークスをつくる粘結剤に用いる。
せきゆベンジン
せきゆベンジン [4] 【石油―】
石油の分留成分のうち,沸点がほぼ摂氏三〇〜一二〇度のもの。ガソリンの一部をなす。引火しやすい。燃料・溶剤・しみ抜きに用いる。ベンジン。
せきゆメジャーズ
せきゆメジャーズ [4] 【石油―】
⇒メジャー
せきゆランプ
せきゆランプ [4] 【石油―】
灯油を燃料とするランプ。
せきよう
せきよう [0] 【夕陽】
(1)夕日。入り日。斜陽。「―を帯びて人馬幾個(イクツ)となく/忘れえぬ人々(独歩)」
(2)夕暮れ。夕方。
せきよう
せきよう 【戚揚】
〔「戚」は斧(オノ),「揚」は鉞(マサカリ)〕
おのとまさかり。斧鉞(フエツ)。転じて,武器。「干戈―相挟み/太平記 11」
せきよう
せきよう [0] 【腊葉】
⇒さくよう(腊葉)
せきようしゃ
せきようしゃ セキヤウ― 【石陽社】
1875年(明治8)河野広中が福島県石川郡石川村に設立した自由民権運動の結社。
せきら
せきら [1] 【赤裸】 (名・形動)[文]ナリ
(1)何も着ていない・こと(さま)。まるはだか。あかはだか。「雲助は裸虫の長として―の境界に終り/滑稽本・膝栗毛 2」
(2)つつみかくしのない・こと(さま)。ありのまま。赤裸裸。
せきらら
せきらら【赤裸々の】
naked;→英和
bare;→英和
[率直な]plain;→英和
frank.→英和
〜に frankly;without reserve.
せきらら
せきらら [0] 【赤裸裸】 (名・形動)[文]ナリ
(1)からだに何もつけていない・こと(さま)。まるはだか。「一は衣冠した醜骸で,一は―の醜骸だ/社会百面相(魯庵)」
(2)包み隠しのない・こと(さま)。あからさま。「―な告白」「―に言う」
せきらんうん
せきらんうん [3] 【積乱雲】
巨大な山もしくは塔のように垂直方向に発達した濃密な雲。この雲の下は大変暗く,雲底の形は乱れており,しばしば降雨を伴う。入道雲。
せきらんうん
せきらんうん【積乱雲】
a cumulonimbus.
せきらんかい
せきらんかい 【赤瀾会】
1921年(大正10),伊藤野枝・山川菊枝・堺真柄ら婦人社会主義者が結成した団体。婦人の啓蒙・隷属からの解放を趣旨に急進的活動を行なった。翌年,八日会と改称。
せきり
せきり 【戚里】
〔中国漢代,長安にあって,天子の外戚が居を構えていた所〕
天子の外戚。「先帝の御時,―の臣として久しく朝家につかうまつる/平家 10」
せきり
せきり [1] 【赤痢】
法定伝染病の一。夏季に多く,経口伝染し,潜伏期は二,三日。発熱,腹痛,粘液・血液・膿の混じった下痢の頻発を特徴とする。細菌性赤痢とアメーバ赤痢に分けられる。[季]夏。
せきり
せきり【赤痢(患者)】
(a) dysentery (patient).→英和
せきりきん
せきりきん [0][3] 【赤痢菌】
ヒトの赤痢・疫痢の原因菌。グラム陰性桿菌(カンキン)で鞭毛(ベンモウ)を欠き非運動性。哺乳動物の腸管にのみ生息し汚水や蠅などにより伝播する。1898年(明治31)志賀潔により発見された。シゲラ。
せきりゅう
せきりゅう [0] 【石榴】
ザクロの別名。
せきりゅう
せきりゅう 【関流】
(1)和算の流派。関孝和を祖とするもの。
(2)砲術の一派。江戸初期の関文信を祖とするもの。
(3)琵琶法師の一派。八坂城元を祖とするもの。
せきりゅうひ
せきりゅうひ [3] 【石榴皮】
ザクロの幹・枝および根の皮を乾燥したもの。サナダムシの駆虫薬とする。
せきりょう
せきりょう [0] 【石梁】
石の橋。石橋。また,とび石。
せきりょう
せきりょう [0] 【脊梁】
背骨。脊柱。せすじ。
せきりょう
せきりょう [2] 【席料】
部屋・場所などの借り賃。席代。
せきりょう
せきりょう【寂寥】
⇒寂寞(せきばく).
せきりょう
せきりょう [0] 【責了】
〔「責任校了」の略〕
訂正箇所が少ない時,印刷所に責任をもたせて訂正させ,校正を終了すること。
せきりょう
せきりょう [0] 【寂寥】
■一■ (ト|タル)[文]形動タリ
ものさびしいさま。ひっそりしているさま。寂寞(セキバク)。じゃくりょう。「―の感」「―たる黄昏の光の中に/土(節)」
■二■ (名・形動)[文]ナリ
{■一■}に同じ。「一婢一僕家内極めて―なれば/花柳春話(純一郎)」
せきりょう
せきりょう【席料】
an admission fee (入場料);the charge for a room (室代).→英和
せきりょう
せきりょう【責了】
《印》O.→英和
K.→英和
with corrections.
せきりょう
せきりょう [0] 【積量】
「積載量(セキサイリヨウ)」に同じ。
せきりょうさんみゃく
せきりょうさんみゃく [5] 【脊梁山脈】
ある地域を分断して長く連なり,主要な分水嶺となる山脈。
せきりょく
せきりょく [2] 【斥力】
二つの物体に働く力で,相互の距離を遠ざけるように働く力。反発力。
⇔引力
せきりょくしきもう
せきりょくしきもう [5] 【赤緑色盲】
第一色覚異常と第二色覚異常を併せていった旧称。
せきりん
せきりん [0] 【石淋】
腎臓や膀胱(ボウコウ)に結石が生じる病気。また,その石。
せきりん
せきりん [0] 【赤燐】
リンの同素体の一。赤紫色の粉末。リン光を発せず,反応性は黄リンよりはるかに低く無毒。黄リンを空気を遮断した容器中で長時間摂氏二五〇〜三〇〇度に加熱して得られる。マッチ・花火などに利用。
せきりん=の味を嘗(ナ)めて会稽(カイケイ)の恥を雪(スス)ぐ
――の味を嘗(ナ)めて会稽(カイケイ)の恥を雪(スス)ぐ
越王勾践(コウセン)が会稽山で呉王夫差に敗れて囚われた時,夫差の石淋をなめて病状を察し,のち呉を破り恥をすすいだという故事。
せきりアメーバ
せきりアメーバ [5] 【赤痢―】
アメーバ赤痢の病原体となる原生動物。20〜30マイクロメートルのアメーバ状の単細胞動物で,人間の口から感染し,大腸粘膜で繁殖して発病させる。熱帯地方に広く分布。
せきるい
せきるい [0] 【石塁】
石を積み上げて作った防御用の土手。また,それをめぐらしたとりで。
せきるい
せきるい [0] 【積累】 (名)スル
つもり重なること。積み重ねること。累積。「反復―するときは/西国立志編(正直)」
せきれい
せきれい【鶺鴒】
《鳥》a wagtail.→英和
せきれい
せきれい [0][2] 【鶺鴒】
スズメ目セキレイ科の鳥のうち,タヒバリ属を除くものの総称。全長約20センチメートル。体はほっそりとし,長い尾をよく上下に振る。羽色は白と黒あるいは黄と黒。水辺を歩き回って虫を食べる。ハクセキレイ・セグロセキレイ・キセキレイなど。カワラスズメ。イモセドリ。イシタタキ。[季]秋。《―の飛び来て歩く巌かな/鈴鹿野風呂》
せきれいだい
せきれいだい [0] 【鶺鴒台】
〔伊弉諾尊(イザナキノミコト)・伊弉冉尊(イザナミノミコト)が,鶺鴒に男女交合の道を学んだという伝承から〕
婚礼の式場に供える床飾りの一。島形もしくは州浜形で,足は雲形。岩を根固めに置き,鶺鴒の雌雄一番(ヒトツガイ)を飾る。
せきれき
せきれき [0] 【淅瀝】 (ト|タル)[文]形動タリ
(風や落葉や降る雪などの音が)哀れでさびしいさま。「冬来り,六花―として飛ぶや/日本風景論(重昂)」
せきれき
せきれき [0] 【石礫】
小さな石。いしころ。
せきろう
せきろう [0] 【石楼】
石造りの高殿(タカドノ)。
せきろう
せきろう 【夕郎】
五位の蔵人(クロウド)の唐名。夕拝郎。
せきろう
せきろう [0] 【石蝋】
⇒パラフィン
せきろう
せきろう [0] 【石籠】
「蛇籠(ジヤカゴ)」に同じ。
せきろうのかんじゅ
せきろうのかんじゅ 【夕郎の貫首】
蔵人の頭(トウ)のこと。「三事の顕要を兼帯して,―を経/平家 12」
せきろく
せきろく 【石勒】
(274-333) 五胡十六国時代の後趙(コウチヨウ)の高祖(在位 319-333)。羯(ケツ)族の出身。前趙を滅ぼし華北を統一。
せきわけ
せきわけ [0] 【関脇】
〔「せきわき」の転。大関のわきの意〕
力士の位の一。大関の下,小結の上。
せきわり
せきわり [0][4] 【席割(り)】
会合などの時,各人の座席の割り当てをすること。
せきわん
せきわん [0] 【隻腕】
片うで。隻手(セキシユ)。
せぎょう
せぎょう [0] 【施業】
事業を経営管理し処理すること。特に林業経営についていう。
せぎょう
せぎょう [0] 【施行】 (名)スル
(1)仏法の善行を積むため僧侶や貧しい人々に物を施し与えること。
(2)「しこう(施行){(1)}」に同じ。「支配地に赴き親しく朝令を―し/新聞雑誌 8」
せぎょう
せぎょう [1] 【世業】
⇒せいぎょう(世業)
せぎょうじょう
せぎょうじょう 【施行状】
⇒しぎょうじょう(施行状)
せぎょうぶろ
せぎょうぶろ [0][4] 【施行風呂】
「功徳(クドク)風呂」に同じ。
せぎょうりん
せぎょうりん [2] 【施業林】
計画的な経営によって作られた森林。
せぎり
せぎり 【瀬切り】
(1)流れをせき止めること。「―せし真野のなからはつららゐて/散木奇歌集」
(2)浅瀬の速い流れ。早瀬。「佐保川の―の波や万代の数/堀河百首」
せぎる
せぎ・る [2] 【瀬切る】 (動ラ五[四])
流れをせき止める。また,仕切る。「埒外に―・られた出迎の人込/青春(風葉)」
せぎん
せぎん [0] 【世銀】
「世界銀行」の略。
せく
せく【咳く】
cough;→英和
have a <convulsive> cough.
せく
せ・く [1] 【急く】 (動カ五[四])
(1)早くしようとあせる。いそぐ。また,あせっていらいらする。「気が―・く」「一刻を―・く程の用事でも無い/斑鳩物語(虚子)」
(2)息づかいなどが激しくなる。せわしくなる。「息が―・く」
(3)(怒り・悲しみなどの気持ちが)こみあげる。「阿古屋は読みも果て給はずはつと―・きたるけしきにて/浄瑠璃・出世景清」
(4)いそがせる。せかす。「はや立退け,さあ立退けと―・きければ/浄瑠璃・平家女護島」
せく
せ・く [1] 【咳く】 (動カ五[四])
〔「塞(セ)く」と同源〕
せきをする。「―・イテネラレマセン/ヘボン」
せく
せく【急く】
<be in a> hurry;→英和
hasten;→英和
be impatient (あせる);[急きたてる]urge;→英和
press.→英和
せく
せ・く [1] 【塞く・堰く】 (動カ五[四])
(1)流れをさえぎってとめる。せき止める。「石で流れを―・く」
(2)人を隔てて遠ざける。特に男女の仲についていう。「此頃叔母がお勢と文三との間を―・くやうな容子が徐々(ソロソロ)見え出した/浮雲(四迷)」
(3)涙の出るのをこらえる。「忍音(シノビネ)に泣いてゐたのが,―・きかねて/多情多恨(紅葉)」
(4)物事の進行,人の行動などをさまたげる。「思うことひとつに―・かれつつ過ぐししを/狭衣 4」
〔形容詞「狭(セ)し」と同源〕
せくぐむ
せくぐ・む 【跼む】 (動マ下二)
「せぐくまる(跼)」に同じ。「天に―・め地に足をぬく/三十二番職人歌合」
せくらべ
せくらべ [2] 【背比べ】
「せいくらべ」に同じ。
せぐくまる
せぐくま・る [4] 【跼まる】 (動ラ五[四])
〔近世頃まで「せくぐまる」〕
背をまるめてこごむ。「捻平は火桶の上に―・つて/歌行灯(鏡花)」「天ニセクグマリ/日葡」
せぐり
せぐり [0] 【背刳り】
一木造りの仏像で,干割(ヒワ)れを防ぐために,背面を刳(ク)り取ること。また,その内刳り。
せぐりあげる
せぐりあ・げる [5] 【せぐり上げる】 (動ガ下一)[文]ガ下二 せぐりあ・ぐ
しゃくりあげる。せきあげる。こみあげる。「時々胸から―・げて来る涙を/あらくれ(秋声)」
せぐりくる
せぐり・くる [4] 【せぐり来る】 (動カ変)
涙などがこみあげてくる。「―・くる涙を漸くの事で呑み込みながら/あひびき(四迷)」
せぐり上げる
せぐりあ・げる [5] 【せぐり上げる】 (動ガ下一)[文]ガ下二 せぐりあ・ぐ
しゃくりあげる。せきあげる。こみあげる。「時々胸から―・げて来る涙を/あらくれ(秋声)」
せぐり来る
せぐり・くる [4] 【せぐり来る】 (動カ変)
涙などがこみあげてくる。「―・くる涙を漸くの事で呑み込みながら/あひびき(四迷)」
せぐる
せぐ・る (動ラ四)
さぐりを入れる。さぐる。「何奴が行つて―・つても,おれが置き主だと云ふと諾(キ)かねえぞ/歌舞伎・紋尽五人男」
せぐるしい
せぐるし・い (形)[文]シク せぐる・し
〔近世語〕
胸がつまるようで苦しい。息が苦しい。「病気といふものは叶はぬ物,斯くものいふさへ―・い/歌舞伎・傾城黄金鱐」
せぐろ
せぐろ [0] 【背黒】
(1)(動物などの)背の黒いこと。
(2)セグロイワシの略。
せぐろあじさし
せぐろあじさし [4] 【背黒鰺刺】
チドリ目カモメ科の海鳥。全長40センチメートル内外。頭上から背・尾にかけて黒く,腹面は白色。主に熱帯海域の海上で生活する。日本では小笠原・琉球諸島で繁殖。
せぐろいわし
せぐろいわし [4] 【背黒鰯】
カタクチイワシの別名。せぐろ。
せぐろかもめ
せぐろかもめ [4] 【背黒鴎】
チドリ目カモメ科の海鳥。全長60センチメートル内外。背面は淡青灰色,翼端は黒く白斑がある。ユーラシア・北アメリカ北部の沿岸で繁殖,日本には冬鳥として渡来し,河口や港に多い。
せぐろせきれい
せぐろせきれい [4] 【背黒鶺鴒】
スズメ目セキレイ科の小鳥。全長20センチメートルほどで,尾が長く,盛んに上下に振る。頭・胸・背にかけて黒く,他は白色。顔に白い眉(マユ)線がある。日本固有種。全国の河原に見られる。
せけん
せけん【世間】
<enter> the world;→英和
society;→英和
people.→英和
〜が広(狭)い have a large (small) acquaintance.〜に知れる get abroad.〜の口 a rumor[gossip].→英和
〜の手前 for decency's sake.〜の評判になる make a noise in the world.〜を騒がす create a sensation.→英和
〜を知っている(知らぬ) know (be ignorant of) the world.〜を渡る go through the world.‖世間体が悪い be injurious to one's reputation.世間話 small talk.世間離れした strange.
せけん
せけん [1] 【世間】
(1)人々が互いにかかわりあって生活している場。世の中。また世の中の人々。「渡る―に鬼はない」「―に対して申し訳が立たない」「―の目がうるさい」「社会(ヨノナカ)に立つてる以上は矢張(ヤツバリ)―を気兼ねしませんと/社会百面相(魯庵)」
(2)社会での,交際や活動の範囲。「―に顔がきく」
(3)〔仏〕
〔梵 loka〕
変化してやまない迷いの世界。生きもの(有情(ウジヨウ)世間)とその生活の場としての国土(器世間)などがある。
→出世間
(4)自分の周りの空間。あたり。「俄に霧立ち,―もかいくらがりて侍りしに/大鏡(道長)」
(5)生活の手段。身代(シンダイ)。財産。「彼の地頭―もおとろへ/沙石 9」
(6)人とまじわること。世間づきあい。「―する若い者呼びに来まいものでもない/浄瑠璃・宵庚申(下)」
(7)(僧に対して)俗世の人。一般の人。「南都に或る律師,―になりて/沙石 3」
せけん=が広い
――が広・い
(1)交際の範囲が広い。
(2)世の中のことを広く見聞きして知っている。
せけん=が狭い
――が狭・い
(1)交際の範囲が狭い。また,世の中の限られた範囲のことしか知らない。
(2)肩身がせまい。
せけん=が立つ
――が立・つ
世間に対して申し訳が立つ。「こなた衆の外聞―・つまい/浄瑠璃・油地獄(中)」
せけん=が詰まる
――が詰ま・る
世の中の景気が悪くなる。「毎年―・り我人迷惑するといへど/浮世草子・永代蔵 4」
せけん=の口に戸はたてられぬ
――の口に戸はたてられぬ
「人の口には戸が立てられない」に同じ。
せけん=は広いようで狭い
――は広いようで狭い
世の中は広いように見えるが,案外と狭いものである。意外な所で知った人に会った時などにいう。
せけん=は張り物
――は張り物
見えを張るのが一般の人情である。
せけん=を張る
――を張・る
世間体をつくろう。「―・つて棟の高き内にはそれほどの風があたつて/浮世草子・胸算用 1」
せけん=を渡る
――を渡・る
世の中で暮らしていく。生きてゆく。
せけん=を狭く∘する
――を狭く∘する
人の信用を落とすような事をして,交際の範囲を狭くする。
せけん=晴れて
――晴れて
公然と。おおっぴらに。「母親にも諦めさせ―の勘当/浮世草子・子息気質」
せけん=虚仮(コケ)、唯仏是真(ユイブツゼシン)
――虚仮(コケ)、唯仏是真(ユイブツゼシン)
この世のことはすべて虚妄であり,ただ仏のみが真実であるということ。天寿国曼荼羅(マンダラ)に聖徳太子の語として記される。
せけんぎ
せけんぎ 【世間気】
世間体をつくろって,見えを張る心。虚栄心。「―かしこき人の言ひしらせける/浮世草子・織留 6」
せけんぐち
せけんぐち [2] 【世間口】
世間のうわさ話。世間話。
せけんし
せけんし [2] 【世間師】
(1)世間慣れして悪賢い人。世渡りの巧みな人。
(2)旅から旅に渡り歩いている人。
せけんしらず
せけんしらず [4] 【世間知らず】
経験が浅く,世間の事情をよく知らないこと。また,その人。世間見ず。「―の若者」
せけんじゃ
せけんじゃ [2] 【世間者】
(1)(寺院などからみて)一般の世の中の人。俗人。
(2)世情に通じている人。[日葡]
せけんずれ
せけんずれ [0] 【世間擦れ】 (名)スル
世の中でもまれたため,世知にたけていること。「―していない若者」
せけんそう
せけんそう 【世間僧】
戒律を守らぬ僧。生臭坊主。「大かたは―,是非なくさま替し者なれば世の噂咄しもつぱら/浮世草子・文反古 5」
せけんち
せけんち [2] 【世間知・世間智】
処世の知恵。世智。
せけんてい
せけんてい [0] 【世間体】
世間の人々に対する体裁。体面。「―を気にする」「―が悪い」
せけんてかけかたぎ
せけんてかけかたぎ 【世間妾形気】
浮世草子。四巻。和氏訳太郎(上田秋成)作。1767年刊。妾の生態を描いて八文字屋以来の気質物(カタギモノ)の系統を引きながら,単に遊戯的でない皮肉な観照などに,秋成独自の姿勢を感じる作。
せけんてき
せけんてき [0] 【世間的】 (形動)
(1)表向きであるさま。おおやけ。「―に認められる」
(2)世の中にありふれているさま。世俗的。「―な名声を欲する」
せけんでら
せけんでら 【世間寺】
世間僧のいる寺。生臭坊主の寺。浮世寺。「―のうとく(=金持チ)成るを聞き出し/浮世草子・一代女 2」
せけんなみ
せけんなみ【世間並の】
common;→英和
ordinary;→英和
average.→英和
〜以上(下) above (below) the average.→英和
せけんなみ
せけんなみ [0] 【世間並(み)】 (名・形動)
世間の人々と同じ程度であること。ごく普通なこと。また,そのさま。「―の暮らし」
せけんなれ
せけんなれ [0] 【世間慣れ】 (名)スル
世間の事情によく通じていること。経験豊かなこと。「年の割には―した男」
せけんばなし
せけんばなし [4] 【世間話】
(1)世間の出来事を話題とする雑談。よもやまばなし。
(2)口承文芸の分類の一。世間の出来事を,実際にあったように,また話し手自身が経験したことのように,自由なもの言いによって話す話。
せけんばなれ
せけんばなれ [4] 【世間離れ】 (名)スル
生活や考えなどが一般の社会通念と異なること。「―のした考え」
せけんみず
せけんみず [2] 【世間見ず】
「世間知らず」に同じ。「―の若旦那」「―の坊(ボツ)ちやん派/当世書生気質(逍遥)」
せけんむすこかたぎ
せけんむすこかたぎ 【世間子息気質】
浮世草子。五巻。江島其磧作。1715年刊。種々の職業・階層にみられる町人の息子の偏奇的な性癖を気質(カタギ)として滑稽に描いたもの。気質物の第一作。
せけんむねさんよう
せけんむねさんよう 【世間胸算用】
浮世草子。五巻。井原西鶴作。1692年刊。大晦日(オオミソカ)を中心に展開する中下層町人の経済生活の悲喜劇を描いた短篇集。西鶴町人物の傑作。
せこ
せこ [1] 【勢子・列卒】
狩猟で鳥獣を狩り出したり,逃げるのを防いだりする人夫。かりこ。
せこ
せこ
各人がたくさん飲めるように,また長く待たないでも飲めるように,大勢の人々のまん中に出した杯や銚子(チヨウシ)。[日葡]
せこ
せこ
〔人形浄瑠璃社会の隠語〕
(1)箱。
(2)〔厠(カワヤ)に箱を置いて大便を受けたことから〕
大便。「―場(=便所)」「―がふかしたうなつたゆゑ/滑稽本・浮世床 2」
せこ
せこ [0][2] (名・形動)
〔役者・寄席芸人の隠語から〕
(1)悪いこと。だめなこと。くだらないこと。また,そのさま。
(2)少ないこと。けちなこと。また,そのさま。
→せこい
せこ
せこ 【夫子・兄子・背子】
〔「こ」は親愛の気持ちを表す接尾語〕
(1)女性が夫や恋人を呼ぶ語。「我が―が来べきよひなり/日本書紀(允恭)」
(2)女性が同母の兄弟を呼ぶ語。「我が―を大和へ遣るとさ夜ふけて暁(アカトキ)露に我が立ち濡れし/万葉 105」
(3)男性が親しい男性を呼ぶ語。「我が―と二人し居らば…里には月は照らずともよし/万葉 1039」
せこ
せこ【世故】
⇒世事.
せこ
せこ [1] 【世故】
世の中の習慣や実情。世間の種々の俗事。せいこ。「―にはお暗い方だて/当世書生気質(逍遥)」
せこ=に長(タ)ける
――に長(タ)・ける
世間の事情によく通じている。
せこい
せこ・い [2] (形)
〔役者・寄席芸人の隠語から〕
(1)悪い。醜い。下手だ。くだらない。「巧いね。是ぢや,喜代寿の三糸でも決して―・か無いね/初すがた(天外)」
(2)少ない。けちだ。しみったれている。「―・い奴だ」
(3)料簡(リヨウケン)が狭い。いじましい。「―・い考え」
せこい
せこい
<話> close[tight] <with one's money> .→英和
せこう
せこう【施工】
execution;→英和
construction.→英和
せこう
せこう [0] 【施行】 (名)スル
⇒しこう(施行)
せこう
せこう [0] 【施工】 (名)スル
工事を実施すること。しこう。「架橋工事を―する」
せこうず
せこうず [2] 【施工図】
建築工事を実施するために,手順・細部などを詳細に書いた図面。
せこぶね
せこぶね [3] 【勢子船】
捕鯨に使った船の一種。鯨を追い,銛(モリ)を打つ役をするためのもの。
せこめる
せこ・める (動マ下一)[文]マ下二 せこ・む
〔「せごめる」とも。近世語〕
責めさいなむ。虐待する。「胸ぐら取つて―・めるにぞ/浄瑠璃・須磨都源平躑躅」
せごう
せごう [0] 【背甲】
背。背中。
せごし
せごし [0] 【背越し】
アユなど,骨の柔らかい魚を薄い筒切りにする,刺身の作り方の一。酢味噌・蓼酢(タデズ)などで食べる。背越し鱠(ナマス)。[季]夏。
せごし
せごし [0] 【瀬越し】
〔川の早瀬を越すことから〕
(1)危険な時機を克服すること。試練を経ること。「幾度か年の―をしたる人のいへり/浮世草子・永代蔵 5」
(2)船底が平たい喫水の浅い船。瀬越し船。
せごす
せご・す (動サ四)
責める。いじめる。「何もかも吐き出しおろと―・す後ろに立ち聞く弥太夫/浄瑠璃・新版歌祭文」
せさい
せさい [0] 【世才】
世俗の事情に通じ,上手に世渡りする能力。世知。俗才。「―にたける」
せさきばおり
せさきばおり [4] 【背裂羽織】
「ぶっさき羽織」に同じ。
せし
せ・し 【狭し】 (形ク)
せまい。窮屈だ。多く「ところせし(所狭)」の形で用いる。
→ところせし
せしむる
せしむる (助動)(せしめ・せしめ・せしむる・せしむる・せしめれ・せしめよ)
「見る」「得る」などの動詞の未然形に付いて,他にその動作をさせる意を表す。「晋へいつて諸侯の変を見〈せしめ〉たほどに/史記抄 9」「自在に嘗を得〈せしむる〉ぞ/四河入海 23」
〔使役の助動詞「しむ」は,中世以降,終止形・連体形ともに「しむる」となり,それが「見る」「得る」などの動詞に付く時,「せ」を介して「見せしむる」「得せしむる」のような言い方が生じた〕
せしめうるし
せしめうるし [4] 【瀬〆漆】
漆の枝からかき取った粘度の高い液。接着用や強度を増すための下地用に使う。
せしめる
せし・める [3] (動マ下一)
うまく立ち回って自分のものにする。まんまと手に入れる。「小遣いを―・める」
せしめる
せしめる
get;→英和
obtain;→英和
swindle <a person out of something> .→英和
せしゅ
せしゅ [1] 【施主】
(1)布施を行う人。仏教上の善行として,寺院・僧侶,または困窮している人に金品を与える人。
(2)葬式,または法事などの供養をする主人役の人。
(3)建築・設計などの注文主。
せしゅ
せしゅ【施主】
a donor;→英和
the chief mourner (弔いの).
せしゅう
せしゅう【世襲の】
hereditary <property> .→英和
せしゅう
せしゅう [0] 【世襲】 (名)スル
その家の地位・財産・職業などを子孫が代々受け継ぐこと。せいしゅう。「芸名を―する」
せしゅうざいさん
せしゅうざいさん [4] 【世襲財産】
代々その家の継承者に伝えられる財産で,処分や強制執行の対象として禁止されたもの。日本では戦前に,皇族の世伝御料や王公族・華族などにこの制度が認められていた。
せしゅうしんのう
せしゅうしんのう [6] 【世襲親王】
明治維新前,皇族の世数にかかわらず代々親王であった宮家の称。すなわち伏見・桂・有栖川・閑院の四親王家。せいしゅうしんのう。
せしん
せしん 【世親】
〔Vasubandhu〕
四世紀頃インド大乗仏教の唯識派の祖師。初め小乗仏教を研究し「倶舎論」を著したが,兄の無著(ムジヤク)の指導で大乗仏教に転じた。著「唯識三十頌」「摂大乗論釈」「十地経論」「浄土論」など。天親(テンジン)。
せじ
せじ [0] 【世辞】
相手に取り入ろうとして言う,心にもない言葉。「―を言う」「―がうまい」「―の可(イ)い婆さん/高野聖(鏡花)」
→お世辞
せじ
せじ【世辞】
⇒お世辞.
せじ
せじ [1] 【世事】
(1)世間の様々な俗事。せいじ。「―にうとい」「―に賢い」
(2)「世辞」に同じ。「あの子は全体―がいい/滑稽本・浮世床(初)」
せじ
せじ [0]
奄美・沖縄地方で霊力のこと。太陽・水・人物などあらゆるものに結びついて霊力を発揮させるものと考えられている。
せじ
せじ【世事】
worldly affairs.〜にたけている(うとい) know much (little) of the world.→英和
〜にたけた world(ly)-wise.
せじ=で丸めて浮気(ウワキ)で捏(コ)ねる
――で丸めて浮気(ウワキ)で捏(コ)ねる
お世辞を言ってうまく丸めこみ,浮気心を利用して思いのままに操る。
せじけんぶんろく
せじけんぶんろく 【世事見聞録】
江戸後期の記録。七巻。著者未詳。1816年頃成立。当時のあらゆる職業・風俗を見聞し,世態を批判した警世の書。
せじゅつ
せじゅつ [0] 【施術】 (名)スル
「しじゅつ(施術)」に同じ。
せじょう
せじょう [0] 【世情】
〔古くは「せいじょう」〕
(1)世の中の事情・ありさま。「―にうとい」
(2)世間一般の人の考え。俗人の考え。「我慢執著を捨て,―妄念なくして/沙石 3」
せじょう
せじょう [0] 【施錠】 (名)スル
かぎをかけること。鍵をしめること。「倉庫に―する」
せじょう
せじょう [0] 【世上】
(1)世の中。世間。「―の風聞」「―取りざたされているうわさ」
(2)まわりの世界。あたり。近辺。「―もしづまりて/浮世草子・一代男 2」
せじょう
せじょう【世情】
the ways of the world;→英和
human nature (人情).
せじり
せじり [0] 【瀬尻】
川の瀬が終わりかけて,淵(フチ)や淀(ヨド)に移ろうとする所。
⇔瀬頭(セガシラ)
せじろうんか
せじろうんか [4] 【背白浮塵子】
半翅目ウンカ科の昆虫。体長ははねの先端までが2.5〜4.5ミリメートルほど。体は普通,淡黄色で黒斑がある。稲作の大害虫。全世界の熱帯地方に広く分布し,日本全土に見られる。
→うんか
せじわらい
せじわらい [3] 【世辞笑い】
お世辞に笑うこと。あいそ笑い。追従(ツイシヨウ)笑い。
せじん
せじん [0] 【世塵】
世の中のわずらわしい事柄。俗事。せいじん。「―にまみれる」
せじん
せじん [1] 【世人】
世の中の人。世間の人。「―の非難を買う」
せじん
せじん【世人】
people;→英和
the public.→英和
せす
せ・す 【施す】 (動サ変)
物をほどこし与える。施行する。「かひなき身をば熊・狼にも―・し侍りなむ/源氏(若菜上)」
せすう
せすう [2] 【世数】
親等を決める際に,親と子との間を一世と数えた系統上の数。せいすう。
せすじ
せすじ [0][1] 【背筋】
背中を縦に走る中心線。背骨とその両側の部分。「―を伸ばす」
せすじ
せすじ【背筋】
the spine;→英和
the line of the backbone (体の);→英和
the seam down the back (服の).→英和
〜がひやりとする feel a chill run down one's spine.
せすじ=が寒くなる
――が寒くな・る
恐ろしさや気味悪さでぞっとする。
せすじつゆむし
せすじつゆむし セスヂ― [5] 【背条露虫】
キリギリス科の昆虫。体長約13ミリメートル。ツユムシに似るがやや小さく,背面に褐色の線がある。本州以南・東南アジアに分布。
せせかましい
せせかまし・い [5] (形)[文]シク せせかま・し
〔中世語〕
こせこせしている。金銭にこまかい。[日葡]
せせかむ
せせか・む (動マ四)
〔「せせがむ」とも〕
(1)いじりまわす。せせくる。「心得ず,打物―・めば/教訓抄」
(2)せかせかとする。「今―・みさいなむ事いとど見苦しかるべし/十訓 7」
(3)叱(シカ)る。「其子を教へ―・まぬだに不便なるに/十訓 7」
せせく
せせ・く (動カ四)
「せせくる」に同じ。「かかる御あそびなどに―・くやうに弾く,もはら品なし/胡琴教録」
せせくしゃ
せせくしゃ (形動)
〔近世語〕
しわくちゃなさま。もみくしゃ。「文引裂いて―の/浄瑠璃・傾城酒呑童子」
せせくる
せせく・る [3] (動ラ五[四])
(1)「せせる」に同じ。「鼻を―・る」
(2)せかせかとする。休みなくする。「あちこち―・り歩いて遊ぶぞ/四河入海 13」
(3)接近する。迫る。「―・り寄て問ひかくる/浄瑠璃・栬狩」
(4)男女が戯れる。いちゃつく。「勘平めと―・つて居る所を/浄瑠璃・忠臣蔵」
せせこましい
せせこましい
narrow;→英和
limited;→英和
fussy (こせこせする).→英和
せせこましい
せせこまし・い [5] (形)[文]シク せせこま・し
(1)ゆとりがなくて,窮屈である。せまくるしい。「―・い都会の中央(マンナカ)から,水車の音の聞えるやうな処へ移つて/家(藤村)」
(2)小さなことにこだわり,気持ちにゆとりがない。こせこせしている。「―・い料簡(リヨウケン)」
[派生] ――さ(名)
せせつ
せせつ [0] 【世説】
世間のうわさ。世間の風説。
せせつしんご
せせつしんご 【世説新語】
中国の逸話集。南朝宋の劉義慶(リユウギケイ)編。五世紀前半に成立。後漢から東晋(シン)に至る士大夫の逸話を記す。清談風の文体は六朝文を代表する。世説新書。世説。
せせなぎ
せせなぎ 【溝】
(1)「せせらぎ」に同じ。[名義抄]
(2)どぶ。溝(ミゾ)。せせなげ。「―の傍に立寄り/甲陽軍鑑(品四八)」
せせらぎ
せせらぎ [0]
〔古くは「せせらき」「せぜらき」とも〕
浅瀬を流れる水の音。また,小さな流れ。小川。「小川の―」
せせらぎ
せせらぎ
murmuring (音);a (small) stream;a brook.→英和
せせらぐ
せせら・ぐ (動ガ四)
水が浅瀬を小さい音を立てて流れる。[名義抄]
せせらわらい
せせらわらい [4] 【せせら笑い】
せせらわらうこと。
せせらわらい
せせらわらい【せせら笑い】
a scornful smile.せせら笑う laugh scornfully[mockingly];jeer <at> .→英和
せせらわらう
せせらわら・う [5] 【せせら笑う】 (動ワ五[ハ四])
馬鹿にして笑う。あざ笑う。せせ笑う。「鼻の先で―・う」
せせら笑い
せせらわらい【せせら笑い】
a scornful smile.せせら笑う laugh scornfully[mockingly];jeer <at> .→英和
せせら笑い
せせらわらい [4] 【せせら笑い】
せせらわらうこと。
せせら笑う
せせらわら・う [5] 【せせら笑う】 (動ワ五[ハ四])
馬鹿にして笑う。あざ笑う。せせ笑う。「鼻の先で―・う」
せせり
せせり [3] 【挵り】
せせること。つつくこと。もてあそぶこと。いじること。
せせりちょう
せせりちょう [3] 【挵蝶】
セセリチョウ科のチョウの総称。一般に小形で体は太い。色彩は地味なものが多く,直線状に速く飛ぶ。日本には約三〇種が知られる。
せせりばし
せせりばし [4] 【挵り箸】
料理をあちこちと一箸(ハシ)ずつつつきまわすこと。「―をされた日にや,第一魚が可哀相(カワイソウ)だ/婦系図(鏡花)」
せせる
せせ・る [2] 【挵る】 (動ラ五[四])
(1)小刻みな動作をせわしなく繰り返す。
(ア)繰り返しつつく。つついてあさる。「鳥,土マタハ磯ヲ―・ル/日葡」
(イ)ほじる。「歯を―・る」
(ウ)つつく。つつき散らす。いじる。触る。「火鉢の炭を―・る」「箸(ハシ)で―・る」
(エ)虫などが刺す。「仏の道にかしこく身を―・る蚤を殺さず/浮世草子・永代蔵 5」
(2)ささいなことまで細かく干渉し,責める。「民を強う―・れば分散するぞ/毛詩抄 7」
(3)からかう。もてあそぶ。「なまじひに拾(ヒラ)ひ学問して人を―・りたがる者あり/咄本・私可多咄」
せぜ
せぜ [1] 【世世】
〔「せせ」とも〕
(過去・未来などの)多くの世。よよ。代々。「―代々」「生々(シヨウジヨウ)―」
せぜ
せぜ 【瀬瀬】
〔「せせ」とも〕
あの瀬,この瀬。多くの瀬。「きよたきの―のしら糸くりためて/古今(雑上)」
せぜしょうじょう
せぜしょうじょう [1] 【世世生生】
〔仏〕「生生世世(シヨウジヨウセゼ)」に同じ。
せそう
せそう [0][2] 【世相】
世の中のありさま。世態。「―を反映する」
せそう
せそう【世相】
<reflect> social conditions;a <modern> phase of life.
せそうご
せそうご [0] 【世相語】
世相や風俗を反映した言葉。新語・流行語・風俗語をはじめ,若者(学生)語やマスコミに登場した人目を引く言葉。
せそん
せそん [1] 【世尊】
〔梵 Bhagavat 世間に尊重される者の意〕
仏,特に釈迦の尊称。
せそんじ
せそんじ 【世尊寺】
京都一条の北,大宮の西の地にあった寺。清和天皇の第六皇子貞純親王の営んだ桃園宮を伝領した藤原行成が,その宮内に建立したもの。
せそんじりゅう
せそんじりゅう 【世尊寺流】
和様書道の一流派。藤原行成を祖とする。和様書道の根源とされ,平安末から鎌倉初期に最も行われたがその後衰退した。
せぞく
せぞく [0][1] 【世俗】
(1)世の中の風俗・習慣。世の中のならわし。「―に染まる」
(2)世の中。俗世間。また,世間の人々。
せぞく
せぞく [1] 【世族】
⇒せいぞく(世族)
せぞく
せぞく【世俗的】
worldly.→英和
超〜的 unworldly.→英和
〜を超越する stand aloof from the world.→英和
せぞくか
せぞくか [0] 【世俗化】 (名)スル
財産や教育・科学・芸術などが,教会の支配・監督から国家や一般市民へ解放される文化的・社会的変動の過程。
せぞくてき
せぞくてき [0] 【世俗的】 (形動)
世間で一般に行われているさま。また,俗なさま。「―な話」
せた
せた 【瀬田】
大津市内の地名。琵琶湖南端,瀬田川の流出口東岸にある。瀬田の唐橋(カラハシ)で西岸と連絡。近江八景の一,瀬田の夕照(セキシヨウ)で知られる。
せたい
せたい【世帯】
a household.→英和
⇒所帯.
せたい
せたい [2][1] 【世帯】
(1)住居・生計を同じくしている者の集団。親族以外の者が含まれている場合や,一人の場合もある。所帯。
(2)一家を構えて,独立の生計を営むこと。「我等が―の時は雀のなかぬうちに鉄漿(ハグロ)を付けて/浮世草子・織留 1」
(3)生活に必要な家や道具。「人の―程,様々替はる物は御座なく候/浮世草子・文反古 2」
せたい
せたい [0][1] 【世態】
世の中のありさま。世間の状態。世相。世情。「―人情」
せたい
せたい [0] 【世諦】
〔仏〕 世間一般の立場での真理。俗諦。
せたい=を破る
――を破・る
夫婦別れする。離婚する。「世帯やぶる時分暇の状は取ておく男なしぢやに/浮世草子・五人女 1」
せたい=仏法(ブツポウ)腹念仏(ハラネンブツ)
――仏法(ブツポウ)腹念仏(ハラネンブツ)
仏法も念仏も衣食のためにするものだということ。単に「世帯仏法」とも。「―,口に食ふが一大事/浄瑠璃・今宮心中(上)」
せたいが
せたいが [0] 【世態画】
⇒風俗画(フウゾクガ)
せたいぐすり
せたいぐすり 【世帯薬】
家庭の円満や生計のためになるもの。「兎角年の行たるが―とぞんじ/浮世草子・文反古 2」
せたいこうせいしきん
せたいこうせいしきん [8][9] 【世帯更生資金】
低所得者・身障者世帯の生業・療養・教育のために社会福祉協議会を通じて貸し付けられる資金。貸付制度として1955年(昭和30)に創設。
せたいぬし
せたいぬし [2] 【世帯主】
世帯の中心となる人。世帯の長。所帯主。
せたいもち
せたいもち [2][5] 【世帯持(ち)】
「所帯持ち」に同じ。
せたいやぶり
せたいやぶり 【世帯破り】
夫婦別れした者。「このほど乳母に出る奉公人を見るに,大かたは―/浮世草子・織留 6」
せたおり
せたおり 【瀬田折(り)】
着物のすそを帯にはさむこと。せたからげ。
せたか
せたか 【瀬高】
福岡県南部,山門(ヤマト)郡の町。近世,矢部川の河港,肥後街道の宿駅。女山(ソヤマ)神籠石がある。
せたからげ
せたからげ 【瀬田紮げ】
「瀬田折り」に同じ。
せたがや
せたがや 【世田谷】
東京都二三区の一。武蔵野台地上に位置する住宅地区。
せたがわ
せたがわ 【瀬田川】
琵琶湖の南端から流出する川。下流は宇治川,淀川となって大阪湾に注ぐ。古来,北陸と大和を結ぶ重要な水路。
せたぐ
せた・ぐ 【虐ぐ】 (動ガ下二)
⇒せたげる
せたけ
せたけ [1] 【背丈】
(1)背の高さ。身長。せい。
(2)洋裁で,後ろ首の付け根からウエストまでの長さ。
せたけ
せたけ【背丈】
⇒背(せい).
せたげる
せた・げる 【虐げる】 (動ガ下一)[文]ガ下二 せた・ぐ
〔中世・近世語〕
(1)ひどい目にあわせる。「万人を悩まし兆民を―・げ/太閤記」
(2)催促する。せきたてる。せっつく。「さあとく��と―・ぐれば/洒落本・大抵御覧」
せたしじみ
せたしじみ [3] 【瀬田蜆】
瀬田川特産のシジミ。
せたな
せたな 【瀬棚】
北海道南西部,瀬棚郡の町。日本海に面する港町で,漁業が中心。奥尻島への定期船がある。
せたのからはし
せたのからはし 【瀬田の唐橋】
「瀬田の橋」に同じ。「―駒もとどろにふみならし/平家 10」
せたのながはし
せたのながはし 【瀬田の長橋】
〔長大であったことから〕
「瀬田の橋」に同じ。((歌枕))「まきの板も苔むすばかり成りにけりいくよへぬらむ―/新古今(雑中)」
せたのはし
せたのはし 【瀬田の橋】
大津市,琵琶湖から瀬田川が流れ出るあたりに架かる橋。旧東海道が通じ,京に入る要地で,古来重要な戦いの舞台となった。瀬田の長橋。瀬田の唐橋。((歌枕))
せたまう
せたま・う 【せ賜ふ・せ給ふ】 (連語)
〔使役・尊敬の助動詞「す」の連用形に補助動詞「たまふ」の付いたもの〕
⇒す(助動)
⇒たまう(賜・給)■一■(5)
せたむ
せた・む 【責む】 (動マ下二)
せめさいなむ。「なんの料に,この老法師をばかくは―・むるぞや/宇治拾遺 13」
せだい
せだい [1][0] 【世代】
〔「せいだい」とも〕
(1)一つの血筋を引いた親・子・孫などのそれぞれの代。代。「三―が一軒の家に同居する」
(2)〔generation〕
生まれた年をほぼ同じくし,時代的経験を共有し,物の考え方や趣味・行動様式などのほぼ共通している一定の年齢層。ジェネレーション。「若い―」「あの連中とは―が違う」「―を超えた支持を受ける」
(3)〔生〕 出生期がほぼ同一の個体群。
せだい
せだい【世代】
a generation.→英和
若い〜 the rising[younger]generation.〜のずれ a generation gap.
せだいかんりんり
せだいかんりんり [6] 【世代間倫理】
〔intergenerational ethics〕
未来世代(子孫)の利益を保護するために現世代が一方的に負うべき義務について論じる倫理の一分野。環境保護が主たる対象となる。
せだいこうたい
せだいこうたい [4] 【世代交代】
(1)〔生〕 同一種の生物の生活史中に,生殖法の異なる世代が交互に現れること。普通は有性生殖と無性生殖との交代をいう。シダ植物・コケ植物・ミズクラゲなどにその例が見られる。世代交番。
(2)年をとった人が退き,若い人に変わること。「我が社の経営陣もそろそろ―の時だ」
せだいこうばん
せだいこうばん [4] 【世代交番】
「世代交代」に同じ。
せち
せち【世知】
worldly wisdom.⇒世故.
せち
せち [1] 【世知・世智】 (名・形動ナリ)
(1)〔仏〕 世俗の知恵。
(2)世渡りの才。「―にたけている」
(3)勘定だかいこと。けちであること。また,そのさま。「親の―なる事を見習ひ,八才より墨に袂をよごさず/浮世草子・永代蔵 2」
せち
せち 【節】
〔呉音〕
(1)時節。季節。「やよひの日数のうちに夏の―の来たる/経信母集」
(2)季節の変わりめの祝いをする日。節日(セチニチ)。節供(セチク)。「―は五月にしく月はなし/枕草子 39」
(3)「節会(セチエ)」に同じ。「さるべき節会など,五月の―にいそぎ参るあした/源氏(帚木)」
(4)節日の御馳走。特に正月の振る舞い。「ある所の御屏風に正月―する/忠見集」
→お節(セチ)
せち
せち 【切】 (形動ナリ)
(1)心に強く感ずるさま。身にしみるさま。痛切。「物の興―なる程に,御前に皆琴ども参れり/源氏(藤裏葉)」
(2)一生懸命事を行うさま。熱心。「―なりし宣旨の恐しさに/宇津保(俊蔭)」
(3)物事のさし迫っているさま。緊要。「―なること申さむといふ/宇津保(忠こそ)」
(4)(「せちに」の形で)
(ア)きわめて。特に。「物のいと―にいぶせき折々は/源氏(明石)」
(イ)どうしても。是非とも。「かしこにいと―に見るべき事の侍るを/源氏(若紫)」
せちえ
せちえ [0][2] 【節会】
節日(セチニチ)その他公事のある日に宮中で行われた宴会。この日には天皇が出御し,群臣に酒饌を賜った。平安時代に盛んとなり,元日・白馬(アオウマ)・踏歌(トウカ)・端午・豊(トヨ)の明かりは五節会として重視された。せつえ。せち。
せちが
せちが 【世知が】 (形動)
〔「世知がしこい」の略。近世上方語〕
世渡りの才があって,抜け目のないさま。「おのれも―な奴ぢやもの/浄瑠璃・生玉心中(上)」
せちがう
せちが・う セチガフ (動ハ四)
(1)責めたてる。責め問う。「供にゆきたる丁稚を―・ひ/浮世草子・好色万金丹」
(2)いじめる。「両手を引張り―・ふをりから/浄瑠璃・廿四孝」
(3)あらそう。「はなせ,ならぬと両人が―・ふ間に/浄瑠璃・忠臣金短冊」
せちがしこい
せちがしこ・い 【世知賢い】 (形)[文]ク せちがしこ・し
〔近世上方語〕
打算的で抜け目がない。世才にたけている。「それぞれの親の―・き気を見ならひ/浮世草子・胸算用 5」
せちがらい
せちがらい【世知辛い(世の中)】
(a) hard (world).→英和
せちがらい
せちがら・い [4] 【世知辛い】 (形)[文]ク せちがら・し
(1)生活していきにくい。暮らしにくい。住みにくい。「―・い世の中になる」
(2)計算ずくで,心にゆとりがない。打算的でこせこせしている。「―・い男」
[派生] ――さ(名)
せちぎ
せちぎ [0] 【節木】
「年木(トシギ)」に同じ。
せちく
せちく [0][2] 【節供】
節日に供する供御(クゴ)。元日の膳,正月一五日のかゆ,三月三日の草餅,五月五日のちまき,七月七日の索餅(サクベイ),十月初の亥(イ)の日の亥子餅の類。おせち。
せちげ
せちげ 【節下】
(1)大嘗会(ダイジヨウエ)の御禊(ゴケイ)の儀式などに立てる旗の下。また,その旗。
(2)「節下の大臣(オトド)」の略。
せちげのおとど
せちげのおとど 【節下の大臣】
大嘗会の御禊に,節の旗の下で事を行う大臣。せちげ。
せちこそで
せちこそで [3] 【節小袖】
正月の節振る舞いの席上で着る小袖。節衣(セチゴロモ)。
せちごと
せちごと [2] 【節事】
節日の食事。節供(セチク)。
せちだ
せちだ [0] 【雪駄】
「せった(雪駄)」に同じ。
せちにち
せちにち [0] 【節日】
季節の変わり目などに祝いを行う日。また,節会(セチエ)の行事のある日。せつじつ。
せちぶるまい
せちぶるまい [3] 【節振(る)舞い】
節日に人をご馳走でもてなすこと。特に,正月節日に,新年を無事に迎えたことを祝って親類縁者を招いて宴会を行うこと。
せちぶん
せちぶん 【節分】
「せつぶん(節分)」に同じ。「あるじせぬ所,まいて―などはいとすさまじ/枕草子 25」
せちべん
せちべん 【世知弁・世智弁】 (名・形動ナリ)
(1)〔仏教の八難の一「世智弁聡」の略〕
世知にたけていること。こざかしいさま。「上はよろづにつけて優にやさしき風情にみへて,内内は―にて心まさなく/沙石(三・米沢本)」
(2)勘定高いこと。けちなさま。「倹約を守るがそれが過ぎて―になる程に/四河入海 21」
せちべんぼう
せちべんぼう 【世知弁坊】
けちんぼう。けち。「心みな―や文殊院/宗長手記」
せちみ
せちみ 【節忌】
〔「せちいみ」の略〕
斎日に肉食を控え精進潔斎すること。また,そうすべき日。「舟君―す/土左」
せちょう
せちょう [0] 【背丁】
製本で,丁合いの便のため折り丁の背に刷りこむ,書名と順番を示す数字。
→背標(セヒヨウ)
せっか
せっか [1] 【接架】
⇒開架(カイカ)
せっか
せっか セキクワ [0] 【赤化】 (名)スル
〔赤旗を旗印とすることから〕
共産主義化すること。せきか。
せっか
せっか [1] 【拙家】
自分の家をへりくだっていう語。
せっか
せっか セキクワ [0] 【石化】 (名)スル
堆積物が地中に埋蔵されて硬化し,堆積岩になること。せきか。
せっか
せっか セキクワ [1] 【石火】
火打ち石を打つときに出る火。一瞬の間やきわめて速い動作のたとえ。「電光―」
せっか
せっか セキクワ [1] 【石花】
貝類のこと。特に牡蠣(カキ)をいう。[日葡]
せっか
せっか【赤化する】
turn red.
せっか
せっか 【拙下】 (代)
一人称。近世,男子が自らをへりくだっていう語。拙者。下拙(ゲセツ)。[書言字考節用集]
せっか
せっか [1] 【節下】
⇒せちげ(節下)
せっか
せっか [1] 【雪花】
雪を花に見たてていう語。
せっか
せっか [1] 【雪加・雪下】
スズメ目ウグイス科の小鳥。全長12センチメートル内外。全体が黄褐色。ユーラシア南部・アフリカに分布。日本では本州以南で繁殖。草地や川原にすむ。[季]夏。
せっか
せっか セキクワ [1][0] 【赤禍】
共産主義的な社会体制や思想のもたらす害。資本主義・自由主義の立場からいう。せきか。
せっか
せっか [1] 【拙歌】
自作の歌をへりくだっていう語。
せっか
せっか セキクワ [1] 【石貨】
ミクロネシア連邦のヤップ島で使われていた石製の貴重品。中央に穴のあいた円盤状の石で,今日でも誕生・結婚などの際に儀礼的に交換される。
せっかい
せっかい【石灰】
<sprinkle> lime.→英和
〜質の calcic.‖石灰水 limewater.石灰石 limestone.生(消)石灰 quicklime (slacklime).
せっかい
せっかい【切開する】
incise;→英和
cut out.切開手術 a surgical operation.
せっかい
せっかい [0] 【説戒】
受戒の者に戒律を説くこと。特に,半月ごとに同じ地域の僧を集めて戒本を読み聞かせ,自己を反省させ,罪を告白させる集まり。布薩(フサツ)。
せっかい
せっかい [1] 【節介】
(1)節操を固く守って世俗に流れないこと。「清先生性静寂を楽み―寡欲/孔雀楼筆記」
(2)よけいな世話をやくこと。
→おせっかい(御節介)
せっかい
せっかい [0] 【雪塊】
雪のかたまり。
せっかい
せっかい セキクワイ [0] 【石塊】
石のかたまり。石ころ。
せっかい
せっかい [1] 【狭匙・切匙】
すりばちの内側などについたものをかき落とすのに使う具。飯しゃもじを縦に半分に切ったような形のもの。[日葡]
せっかい
せっかい セキクワイ [1] 【石灰】
生(セイ)石灰(酸化カルシウム),または消石灰(水酸化カルシウム)のこと。
せっかい
せっかい [1][0] 【切開】 (名)スル
切り開くこと。特に治療の目的で体の一部を切り開くこと。「患部を―する」
せっかい
せっかい セキ― [0] 【石階】
石造りの階段。いしだん。
せっかい=で腹(ハラ)を切る
――で腹(ハラ)を切る
〔木製の切匙で腹を切る意〕
不可能なたとえ。擂粉木(スリコギ)で腹を切る。
せっかいいおうごうざい
せっかいいおうごうざい セキクワイイワウガフザイ [8] 【石灰硫黄合剤】
生石灰と硫黄を加熱混合した農薬。カイガラムシ・うどん粉病・銹(サビ)病などの防除に用いる。
せっかいえき
せっかいえき セキクワイ― [3] 【石灰液】
⇒石灰水(セツカイスイ)
せっかいか
せっかいか セキクワイクワ [0] 【石灰化】
血液中のカルシウムが細胞間に沈着する現象。主にリン酸カルシウムや炭酸カルシウムの顆粒として沈着し,脊椎動物の骨質,甲殻類表皮のクチクラなどでみられる。また,変性・壊死におちいった組織におこりやすく,古い結核病巣・硬化した動脈にしばしばみられる。石灰沈着。
せっかいか
せっかいか セキクワイクワ [3] 【石灰華】
温泉の湧出口などにみられる。褐色をした炭酸カルシウムの沈殿物。
せっかいかいめん
せっかいかいめん セキクワイ― [5] 【石灰海綿】
海綿動物のうち,炭酸カルシウムを主成分とする骨片をもつもの。カゴアミカイメンなど。
→珪質(ケイシツ)海綿
せっかいがん
せっかいがん セキクワイ― [3] 【石灰岩】
炭酸カルシウムを主成分とする堆積岩。生物の遺骸の集まったもの,または化学的沈殿によるものと考えられる。主に海成であるが,淡水成のものもある。
→石灰石
せっかいすい
せっかいすい セキクワイ― [3] 【石灰水】
消石灰(水酸化カルシウム)の水溶液。中程度の強さの塩基性を示す。二酸化炭素を吸収すると炭酸カルシウムの白濁を生ずる。消毒・殺菌剤などに使用。石灰液。
せっかいせい
せっかいせい セキクワイ― [3] 【石灰穽】
⇒ドリーネ
せっかいせき
せっかいせき セキクワイ― [3] 【石灰石】
セメント原料・肥料原料などとして採掘される石灰岩。
せっかいそう
せっかいそう セキクワイサウ [3] 【石灰藻】
体壁に石灰質を多量に沈着する藻類の総称。紅藻類サンゴモ目の多くが属する。
せっかいちっそ
せっかいちっそ セキクワイ― [5] 【石灰窒素】
粒状の炭化カルシウムを窒素中で加熱すると生成する黒灰色の固体。カルシウムシアナミドと炭素との混合物。窒素肥料に用いるほか,種々の有機化合物の合成原料とする。
せっかいちんちゃく
せっかいちんちゃく セキクワイ― [5] 【石灰沈着】
⇒石灰化(セツカイカ)
せっかいどう
せっかいどう セキクワイ― [3] 【石灰洞】
⇒鍾乳洞(シヨウニユウドウ)
せっかいにゅう
せっかいにゅう セキクワイ― [3] 【石灰乳】
消石灰を水にかきまぜて得られる白色乳状の液。水酸化カルシウムの懸濁液。酸性ガスの吸収剤や消毒剤として用いる。
せっかいひりょう
せっかいひりょう セキクワイ―レウ [5] 【石灰肥料】
カルシウム分を含む肥料の総称。主なものに,生石灰・消石灰・炭酸カルシウムがある。
せっかいモルタル
せっかいモルタル セキクワイ― [5] 【石灰―】
消石灰と砂を水で練り合わせたもの。
せっかく
せっかく【折角】
[苦心して]with much trouble;at great pains;[苦心したのに]in spite of all one's trouble;kindly (親切に).→英和
〜の special;→英和
kind;→英和
long-awaited <holiday> .
せっかく
せっかく [0] 【雪客】
鷺(サギ)の異名。[下学集]
せっかく
せっかく セキ― [0] 【刺客】
〔「せき」は漢音〕
「しかく(刺客)」に同じ。「―の刃(ヤイバ)に命を隕(オト)した/渋江抽斎(鴎外)」
せっかく
せっかく [0] 【接角】
〔数〕 同一平面上にあって頂点と一辺を共有し,重なり合わない二つの角。
せっかく
せっかく セキ― [0] 【石核】
石器をつくるとき,原石から剥片(ハクヘン)を打ち欠いて残った部分。コア。
せっかく
せっかく 【折角】
■一■ [0] (副)
(1)
(ア)努力・尽力・期待が空しくなって残念に思う意を表す。「―知らせてやったのに」「―楽しみにしていたのに雨で流れてしまった」「―の手料理がさめてしまった」
(イ)相手の努力・尽力・期待にこたえられなくて,申し訳ない気持ちを表す。「―おいでいただきましたのに…」「―のお誘いですが」
(ウ)稀にしかないこと,幸運などが無駄になって,または,生かせなくて惜しい,残念だ,という気持ちを表す。「子供が―泣きやんだのに…」「―の美貌も台無しだ」「―きれいに咲いたのに見る人がいない」
(2)十分に気をつけて。せいぜい。つとめて。「恩給のことなぞは絶念(アキラ)めて,―御静養なさるが可(イイ)でせう/破戒(藤村)」
■二■ [4][0] (名)
(1)ひとかたならぬ苦労をすること。骨折り。「大小の合戦数をしらず,中にも―の合戦,二十余ヶ度なり/保元(上・古活字本)」
(2)困難。窮迫。「難儀―ニ遭ウ/日葡」
(3)力を尽くすべき大事なこと。「三日の中に,殊に―の日と覚しからん時/風姿花伝」
〔昔中国で,朱雲が五鹿の人充宗と易を論じて言い負かしたのを,世人が評して,朱雲の強力,よく鹿の角を折ったと洒落たという「漢書(朱雲伝)」の故事から〕
せっかく
せっかく セキクワク [0] 【石槨】
石材でつくった棺(ヒツギ)や副葬品を納める室。中国東北部の古代の墓に見られる。
せっかくせっき
せっかくせっき セキ―セキ― [5] 【石核石器】
石核を材料としてつくった石器。核石器。
せっかさい
せっかさい [3] 【雪花菜】
豆腐のおから。きらず。うのはな。
せっかずせつ
せっかずせつ セツクワヅセツ 【雪花図説】
雪の結晶図集。下総(シモウサ)国古河の藩主土井利位(トシツラ)著。正編1832年刊。雪の結晶を顕微鏡で観察し,自らスケッチしたもので,日本における先駆的業績。
せっかせっこう
せっかせっこう [4] 【雪花石膏】
石膏のうち,細粒質の白色塊状のもの。良質のものは彫刻材として使う。アラバスター。
せっかせん
せっかせん 【摂河泉】
摂津・河内・和泉の三か国。
せっかそう
せっかそう セキカサウ 【石家荘】
中国,河北省の省都。綿織物・製鉄・機械などの工業が発達。シーチアチョワン。
せっかち
せっかち
〜な hasty;→英和
impetuous;→英和
impatient.→英和
せっかち
せっかち [1] (名・形動)
〔「せきかち(急き勝ち)」の転か〕
落ち着きがなく,先へ先へと急ぐ・こと(さま)。また,そのような性質の人。性急。
[派生] ――さ(名)
せっかっしょく
せっかっしょく セキ― [3] 【赤褐色】
赤みがかった褐色。
せっかっしょく
せっかっしょく【赤褐色】
reddish brown.
せっかのひかり
せっかのひかり セキクワ― 【石火の光】
〔白居易の詩「対酒」の一節「蝸牛角上争�何事�,石火光中寄�此身�」から〕
きわめて短い時間のたとえ。「老少不定の世の中は,―にことならず/平家 10」
せっかはんりゅう
せっかはんりゅう セツクワハンリウ [1][0] 【折花攀柳】
〔花を折り柳をよじのぼる意〕
遊里に遊ぶこと。
せっかぼうしだん
せっかぼうしだん セキクワバウシ― 【赤化防止団】
1922年(大正11)ロシア革命の影響阻止を目的に結成された右翼団体。
せっかん
せっかん【石棺】
a stone coffin;a sarcophagus.→英和
せっかん
せっかん [1] 【摂関】
摂政と関白。
せっかん
せっかん [0] 【切諫】 (名)スル
強く諫言すること。「礼温(レオン)は巴氏に向て此行の甚だ不利なるを―しぬ/経国美談(竜渓)」
せっかん
せっかん セキクワン [0] 【石棺】
石でつくったひつぎ。日本では主に古墳時代に使用された。
石棺[図]
せっかん
せっかん [0] 【折簡】 (名)スル
〔簡は竹簡・書札の意〕
二つ切りにした紙に手紙を書くこと。転じて短い手紙。「―して母を招いた/北条霞亭(鴎外)」
せっかん
せっかん [1] 【折檻】 (名)スル
〔漢の朱雲が皇帝を強くいさめて怒りをうけ殿上から引きずり降ろされたとき,檻(テスリ)につかまったためそれが折れたという「漢書(朱雲伝)」の故事による〕
厳しく戒めること。のちの戒めのため,たたいたりしてこらしめること。「子を―する」
せっかん
せっかん【折檻する】
chastise;→英和
castigate;→英和
give a whipping (打つ).→英和
せっかん
せっかん [0] 【刹竿】
寺の門前や仏堂の前に立てる長い旗竿。説法のあることなどを知らせるもの。
せっかんけ
せっかんけ [3] 【摂関家】
公卿の家格の一。摂政・関白に任ぜられる家柄。平安中期以後藤原氏北家の九条流をいい,鎌倉期にはそこから近衛・九条・二条・一条・鷹司の五摂家が分立し,江戸時代に及んだ。摂家。摂籙(セツロク)家。執柄(シツペイ)家。
せっかんじだい
せっかんじだい [5] 【摂関時代】
日本史上の時代区分の一。藤原氏による摂関政治の最盛期である一〇世紀末から一一世紀半ばまでをさす。
せっかんせいじ
せっかんせいじ [5] 【摂関政治】
平安中期,藤原氏が摂政・関白となって政権を握った政治形態。866年藤原良房が摂政,887年藤原基経が関白となったのに始まり,二度の中絶を経て967年藤原実頼が関白になって確立,1086年の院政開始により衰退。
せっき
せっき セキ― [1] 【石基】
火山岩中の斑晶の間を埋めている部分。ガラス質か,または細粒の結晶からなる。
→斑晶
せっき
せっき セキ― [1] 【夕暉】
夕日の光。夕日。いりひ。
せっき
せっき セキ― [1] 【積毀】
多くのそしり。たびかさなる批難。
せっき
せっき セキ― 【赤気】
空に現れる赤色の雲気。また,彗星のこととも。「彗星東方にいづ。蚩尤気(シユウキ)とも申す。又―共申す/平家 3」
せっき
せっき [1] 【節季】
(1)季節の終わり。時節の終わり。時節。
(2)年の暮れ。年末。歳末。一二月。[季]冬。
(3)勘定の締めくくりをする時期。普通,盆と暮れの二回。「―に帳かたげた男の顔を見ぬを嬉しや/浮世草子・永代蔵 2」
せっき
せっき [0][1] 【節気】
⇒二十四節気(ニジユウシセツキ)
せっき
せっき セキ― [1] 【赤旗】
⇒あかはた(赤旗)
せっき
せっき【石器】
a stone implement.石器時代 the Stone Age.
せっき
せっき セキ― [0] 【石器】
(1)石で作った器具。特に,先史時代に作られた石製の遺物。打製石器と磨製石器に分けられる。石鏃(セキゾク)・石斧(セキフ)・石包丁・石皿・石釧(イシクシロ)など,種々の武器・工具・農具・祭器がある。
(2)「炻器(セツキ)」に同じ。
せっき
せっき セキ― [1] 【炻器】
よく焼きしまり,吸水性のほとんどない焼き物。多く赤褐色ないし黒褐色。日用雑器のほか,土管・火鉢なども作る。ストーン-ウエア。石器。
せっき
せっき [1] 【雪肌】
雪のように白いはだ。雪膚(セツプ)。
せっき
せっき 【殺鬼・刹鬼】
人を殺し,物を滅ぼす恐ろしいもの。羅刹。無常の理(コトワリ)にたとえても用いる。「されども無常の―情なく別離の苦患(クゲン)は遁(ノガレ)難し/沙石 3」
せっき=骨を銷(シヨウ)す
――骨を銷(シヨウ)・す
〔鄒陽「獄中上�梁王�書」〕
そしりも多く積もれば,かたい骨をも溶かしてしまう。衆人の口の恐ろしいことのたとえ。
せっきじだい
せっきじだい セキ― [4] 【石器時代】
考古学上の時代区分の一。石器を主要な利器として用いた時代。旧石器時代と新石器時代に分け,両者の間に中石器時代をおくこともある。
せっきじまい
せっきじまい [4] 【節季仕舞(い)】
節季に種々の支払いを済ませて決まりをつけること。
せっきぞろ
せっきぞろ 【節季候】
⇒せきぞろ(節季候)
せっきゃく
せっきゃく [0] 【接客】 (名)スル
客に応対すること。客を接待すること。「―の態度」
せっきゃく
せっきゃく セキ― [0] 【隻脚】
一方の足。片足。一本足。
せっきゃく
せっきゃく セキ― [0] 【赤脚】
むき出しにしたあし。すあし。
せっきゃく
せっきゃく【接客業】
<conduct> the service[hotel and restaurant]trade.
せっきゃくぎょう
せっきゃくぎょう [4] 【接客業】
(1)芸者やバーのホステス・女給など,客の相手をし,もてなす職業。
(2)飲食店・旅館や理容・美容・マッサージなど,客を扱う職業。
せっきゃくふ
せっきゃくふ [4] 【接客婦】
接客業{(1)}に携わる女性。
せっきゅう
せっきゅう セキキフ [0] 【石級】
石で造った階段。石階。
せっきょう
せっきょう セキキヤウ [0] 【石経】
岩の壁面・磨崖・石板などに経文を刻みつけたもの。石刻経。
→せっけい(石経)
せっきょう
せっきょう [3][1] 【説教】 (名)スル
(1)教訓をたれること。また,かた苦しい話や小言を言うこと。「またおやじに―された」「お―はもうたくさんだ」
(2)経典や教義をわかりやすく説き,人々を教え導くこと。
せっきょう
せっきょう [0] 【説経】 (名)スル
(1)僧侶が経文の講釈をすること。
(2)「説経節」「説経浄瑠璃」の略。
せっきょう
せっきょう【説教】
a sermon;→英和
preaching.→英和
〜する preach;→英和
remonstrate;→英和
read <a person> a lesson.→英和
〜をくう get a scolding.‖説教師 a preacher.説教壇 a pulpit.
せっきょうがたり
せっきょうがたり [5] 【説経語り】
説経祭文を語ることを業とした者。説経説き。説経師。
せっきょうさいもん
せっきょうさいもん [5] 【説経祭文】
説経節を錫杖(シヤクジヨウ)・鉦鼓(シヨウコ)に合わせて語る歌謡。江戸初期に流行。
せっきょうし
せっきょうし [3] 【説経師】
(1)仏教の経文を説いて民衆を教化する法師。
(2)「説経語り」に同じ。
せっきょうじょうるり
せっきょうじょうるり [5] 【説経浄瑠璃】
⇒説経節(セツキヨウブシ)
せっきょうだゆう
せっきょうだゆう [5] 【説経太夫】
説経節を語る太夫。
せっきょうとき
せっきょうとき [3] 【説経説き】
⇒説経語(セツキヨウガタ)り
せっきょうぶし
せっきょうぶし [0] 【説経節】
語り物の一。説経{(1)}が平俗化,音曲芸能化されたもので,室町末期から江戸初期には,三味線を伴奏に操り人形と提携し,説経の座を興行した。全盛期は万治・寛文(1658-1672)頃で,宝永・正徳(1704-1715)頃には義太夫節に圧倒されて衰微した。代表的な曲を五説経という。研究上は古浄瑠璃の一種として扱われる。説経。説経浄瑠璃。
→五説経
せっきょく
せっきょく セキ― [0] 【積極】
〔positive〕
(1)事物に対してこれを肯定し進んではたらきかけること。自分から進んで事をすること。
(2)「陽極」に同じ。[ヘボン(二版)]
⇔消極
[派生] ――さ(名)
せっきょく
せっきょく【積極的(な)】
positive;→英和
active;→英和
constructive.→英和
〜的に援助する give positive aid <to> .〜性 positiveness.→英和
せっきょくざいさん
せっきょくざいさん セキ― [5] 【積極財産】
預金・債権・固定資産など,金銭的価値のある財産の総体。
⇔消極財産
せっきょくせい
せっきょくせい セキ― [0] 【積極性】
進んで事を行う性質。「―に欠ける」
せっきょくてき
せっきょくてき セキ― [0] 【積極的】 (形動)
物事に対し自分から進んではたらきかけるさま。
⇔消極的
「―に発言する」
せっきょくてきがいねん
せっきょくてきがいねん セキ― [7] 【積極的概念】
⇒肯定的概念(コウテイテキガイネン)
せっきん
せっきん [0] 【接近】 (名)スル
(1)ちかよること。ちかづくこと。「台風が―する」「力量が―してきた」
(2)交際すること。「代助と―してゐた時分の平岡は/それから(漱石)」
せっきん
せっきん【接近する】
approach;→英和
draw near;→英和
be contiguous <to> (隣接);be intimately related <with> .〜した near;close by;adjacent <to> .→英和
せっきん
せっきん [0] 【切緊】 (名・形動)[文]ナリ
非常に大切な・こと(さま)。緊切。
せっきんれんごう
せっきんれんごう [5] 【接近連合】
〔心〕 時間的・空間的に接近して経験したことが,頭の中で互いに強く結びついていること。
→連合
せっく
せっく【節句】
a (seasonal) festival.
せっく
せっく セキ― [1] 【隻句】
一つの文句。短い言葉。「片言―」
せっく
せっく [1][0] 【拙句】
(1)へたな俳句。
(2)自分の俳句をへりくだっていう語。
せっく
せっく [0] 【節句・節供】
年中行事を行う日のうち,特に重要な日。本来は節日(セチニチ)の供物,節供(セチク)を意味したが,後に節日そのものをさすようになった。人日(ジンジツ)(一月七日)・上巳(ジヨウシ)(三月三日)・端午(タンゴ)(五月五日)・七夕(七月七日)・重陽(九月九日)など。
せっくせん
せっくせん 【節句銭】
江戸時代,五節句などに借家人から家主に届ける金品。
せっくつ
せっくつ セキ― [0] 【石窟】
岩石でできているほらあな。いわや。いわあな。岩窟。
せっくつじいん
せっくつじいん セキ―ヰン [5] 【石窟寺院】
岩壁にほらあなを掘り,内部に仏像を安置したり彫刻したりして寺院とした所。インドのアジャンター,中国の敦煌(トンコウ)・雲崗(ウンコウ)・竜門などが有名。
せっくはじめ
せっくはじめ [4] 【節句始め】
「初節句(ハツゼツク)」に同じ。
せっくばたらき
せっくばたらき [4] 【節句働き】
他人がみな仕事を休む節句に,自分だけことさら忙しそうに働くこと。「怠け者の―」
せっけ
せっけ [1] 【摂化】
〔仏〕 衆生(シユジヨウ)を仏道に導くこと。教化。
せっけ
せっけ [1] 【摂家】
⇒摂関家(セツカンケ)
せっけ
せっけ [1] 【拙家】
「せっか(拙家)」に同じ。
せっけい
せっけい【楔形文字】
a cuneiform.→英和
せっけい
せっけい [0] 【雪渓】
(1)雪でうずまった谷。
(2)冬に降り積もった雪が,夏でも解けないで残っている,高山の雪塊。[季]夏。《―の下にたぎれる黒部川/虚子》
せっけい
せっけい [0] 【雪景】
雪が一面に降り積もった景色。雪景色。
せっけい
せっけい セキ― [0] 【石径・石逕】
石の多い小道。石路。
せっけい
せっけい セキ― [0] 【石経】
儒教の経典を石に刻み講学の典拠とした碑。175年後漢の蔡邕(サイヨウ)らが建てた熹平石経に始まる。書道史上貴重。
→せっきょう(石経)
せっけい
せっけい [0] 【設計】 (名)スル
(1)機械類の製作や建築・土木工事に際して,仕上がりの形や構造を図面などによって表すこと。「家屋を和風に―する」「今度の―なら決して高い予算じゃ御座いませんよ/酒中日記(独歩)」
(2)人生や生活の計画を立てること。「生活―」
せっけい
せっけい セキ― [0] 【赤経】
天球上の任意の点と南北両極とを結ぶ大円が,春分点と南北両極とを結ぶ大円となす角度。春分点より東向きに測り,普通は四直角が二四時であるような角度の単位で表す。赤緯とともに天球の赤道座標を形成する。
せっけい
せっけい [0] 【楔形】
くさびのような形。くさびがた。
せっけい
せっけい セキ― [0] 【夕景】
(1)夕方の景色。夕景色。
(2)夕方の光。夕日。夕影(セキエイ)。
せっけい
せっけい【設計】
a plan;→英和
a design.→英和
〜する plan;design;lay out.‖設計者 a designer.設計書 specifications.設計図 a plan;a blueprint.
せっけい
せっけい [0] 【折桂】
中国で,進士の試験に及第すること。
→桂(カツラ)を折る
せっけい
せっけい【雪渓】
a snow gorge.
せっけいかわげら
せっけいかわげら [5] 【雪渓川螻蛄】
クロカワゲラ科の昆虫。体長10ミリメートルほどで,はねのない黒い虫。早春,高山の雪上を動き回る。本州中部以北に多い。セッケイムシ。ハネナシカワゲラ。
せっけいかんり
せっけいかんり [5] 【設計管理】
設計図書の作成および工事現場において指導・監督を行うこと。建物の調査や鑑定,工事契約業務なども含む。
せっけいず
せっけいず [3] 【設計図】
設計用の図面。機械類や建造物などの構造・形状・寸法を一定の決まりに従って描いた図面。
せっけいせこう
せっけいせこう [5] 【設計施工】
建造物の設計と施工を同一の建設業者が行うこと。設計施工一貫。
せっけいとしょ
せっけいとしょ [5] 【設計図書】
建築物や工作物の製作・施工に必要な図面類と仕様書の総称。
→設計図
せっけいもじ
せっけいもじ [5] 【楔形文字】
⇒くさびがたもじ(楔形文字)
せっけっきゅう
せっけっきゅう【赤血球】
a red blood corpuscle.赤血球沈降速度 blood sedimentation rate.
せっけっきゅう
せっけっきゅう セキケツキウ [3] 【赤血球】
血液の有形成分の一。無脊椎動物の一部と脊椎動物に存在。哺乳類では骨髄でつくられ,肝臓・脾臓で壊される。ヒトの赤血球の平均寿命は約一二〇日で,絶えず更新され,形は両面中央がややへこんだ円盤状で無核。含有するヘモグロビンにより赤色を呈し,主に酸素の運搬にあたる。
せっけっきゅうこうそいじょうしょう
せっけっきゅうこうそいじょうしょう セキケツキウカウソイジヤウシヤウ [11] 【赤血球酵素異常症】
赤血球内に存在する諸酵素の異常に起因する遺伝性の病気。溶血性貧血・メトヘモグロビン血症・赤血球増加症などの総称。
せっけっきゅうちんこうそくど
せっけっきゅうちんこうそくど セキケツキウチンカウ― [3][5] 【赤血球沈降速度】
⇒血沈(ケツチン)
せっけつ
せっけつ セキ― [0] 【石闕】
中国で,廟(ビヨウ)や陵墓の前左右に石を積み重ねて建てられた装飾的な一種の門柱。壁面にさまざまな画像を施す。後漢に盛行。
せっけつ
せっけつ セキ― [0] 【石碣】
いしぶみ。石碑。
せっけつえん
せっけつえん セキケツ― [4] 【赤血塩】
フェリシアン化カリウムの別名。
せっけつめい
せっけつめい セキ― [4] 【石決明】
(1)鮑(アワビ)の異名。[和名抄]
(2)鮑の貝殻を粉末にしたもの。カルシウム分が多く強壮・強精剤,また眼病薬として使う。
せっけもんぜき
せっけもんぜき [4] 【摂家門跡】
江戸時代,五摂家の子弟が入室した門跡寺院。
せっけん
せっけん【席巻する】
carry everything before one; conquer.→英和
せっけん
せっけん [0] 【節倹】 (名)スル
無駄を省いてつつましやかにすること。節約。「―家」「可成(ナルベク)―してそこ迄は漕ぎ付けたい/草枕(漱石)」
せっけん
せっけん【接見】
a reception ⇒引見(いんけん).→英和
せっけん
せっけん [0] 【接見】 (名)スル
(1)客に会うこと。特に,身分の高い人が公の立場から客を引見すること。「大統領が外国大使を―する」
(2)〔法〕 身体を拘束されている被疑者・被告人と弁護人などが面会すること。
せっけん
せっけん セキ― [0] 【尺縑】
〔「縑」は目の細かい絹織物の意。転じて,画布〕
(1)わずかの絹。
(2)ちょっとした画作。
せっけん
せっけん セキ― [0] 【席巻・席捲】 (名)スル
〔戦国策(楚策)〕
席(ムシロ)を巻くように,片端から領土を攻め取ること。広い地域にわたって次々と猛威を振るうこと。「世界を―する」
せっけん
せっけん セキ― [0] 【石剣】
(1)縄文後期・晩期の,棒状の磨製石器。
(2)弥生時代に銅剣を模してつくられた石製の剣。
せっけん
せっけん セキ― [0] 【石鹸】
洗剤として用いる,高級脂肪酸のナトリウム塩。動植物性油脂や硬化油を水酸化ナトリウムで鹸化(ケンカ)し,塩析して得る。水溶液は表面張力を低下させて安定な泡を生じ,油脂を乳化したり,泥などの粒子を懸濁する。高級脂肪酸のカリウム塩はカリ石鹸といわれ,特殊用途の洗剤に用いる。シャボン。
せっけん
せっけん【石鹸】
<a cake of> soap.→英和
〜で洗う wash with soap and water.〜を(顔に)塗る lather (one's face).→英和
‖石鹸泡 lather.石鹸水 soapsuds.石鹸入れ a soap case[dish].化粧(洗濯)石鹸 toilet (washing) soap.
せっけんこうつうけん
せっけんこうつうけん [7] 【接見交通権】
弁護人または弁護人となろうとする者が,立会人なしで被疑者と接見しうる権利。
せっけんせき
せっけんせき セキ― [3] 【石鹸石】
(1)モンモリロナイトに似た粘土鉱物の一。マグネシウムに富む。油などを吸着する。サポナイト。
(2)滑石の俗名。
せっこ
せっこ セキ― [1] 【石鼓】
中国,先秦時代の石刻品。太鼓の形をし,狩猟に関する文章が刻まれている。
せっこう
せっこう セキカウ [0] 【石膏】
硫酸カルシウムの二水和物からなる鉱物。単斜晶系。無色ないし白色で,ガラス光沢がある。石灰岩・岩塩などとともに堆積層をなす。セメントに混入するほか建築材料などとして用いる。また,熱して焼き石膏とし,塑像の型や鋳型の製造などに使う。また,生薬として解熱・鎮静薬に用いる。
せっこう
せっこう [0] 【拙攻】
スポーツ競技で,むだの多いまずい攻撃をすること。「―を繰り返す」
せっこう
せっこう セキ― [0] 【斥候】 (名)スル
敵情や地形などをひそかに探ること。また,そのためにさしむける小人数の兵。「威海衛東口を―したり/欺かざるの記(独歩)」
せっこう
せっこう セキ― [0] 【石工】
石材を細工・加工する職人。いしく。
せっこう
せっこう [0] 【拙稿】
自分の原稿をへりくだっていう語。
せっこう
せっこう [0] 【雪行】
雪の中を行くこと。
せっこう
せっこう【石膏】
gypsum;→英和
plaster (of Paris).→英和
石膏細工 plasterwork.
せっこう
せっこう【石工】
a stonecutter;→英和
a mason.→英和
せっこう
せっこう [0] 【摂行】 (名)スル
(1)代わって職務を行うこと。「参事白根多助が一時県務を―した/渋江抽斎(鴎外)」
(2)事を兼ね行うこと。
せっこう
せっこう セツカウ 【浙江】
(1)中国,東シナ海に臨む省。長江下流の南にある農耕地帯。古代の呉・越の地。省都,杭州。別名,浙。チョーチアン。
(2)銭塘江(セントウコウ)の別称。
せっこう
せっこう【斥候】
<send out> a scout[patrol].→英和
〜に出る scout;go scouting.
せっこうがた
せっこうがた セキカウ― [0] 【石膏型】
工芸品や陶磁器の型物を作る際,原型にする石膏製の型。
せっこうざいく
せっこうざいく セキカウ― [5] 【石膏細工】
石膏を材料とする細工。また,その作品。
せっこうざいばつ
せっこうざいばつ セツカウ― 【浙江財閥】
1920年代末から30年代後半にかけて上海を本拠に中国経済界を支配した浙江・江蘇出身者を中心とする資本家の一団。買弁資本として発生し金融資本に発展。27年の上海クーデター以後,国民党政権と密接に結びついて成長,蒋介石・宋子文・孔祥煕・陳立夫は四大家族と呼ばれた。
せっこうせん
せっこうせん [0] 【接貢船】
琉球より明・清へ朝貢貿易の形で派遣された官船。
せっこうボード
せっこうボード セキカウ― [5] 【石膏―】
焼き石膏に鋸屑(ノコギリクズ)・パーライトなどを混ぜ,水で練り合わせたものを厚紙にはさんで板にしたもの。防火性・耐熱性・耐久性があり,壁・間仕切り・天井などに用いる。
せっこく
せっこく セキ― [0] 【石斛】
ラン科の常緑多年草。山中の樹木や岩上に生え,また観賞用に栽培。茎は高さ20センチメートル内外,太く多肉質で節がある。葉は披針形。五,六月,茎頂と上方の節に白または淡紅色の花を一,二個ずつつける。茎を漢方で消炎・健胃薬にする。古名,少彦薬根(スクナヒコノクスネ)。いわぐすり。
〔「石斛の花」は [季]夏〕
石斛[図]
せっこく
せっこく セキ― [0] 【石刻】
(1)石に彫刻すること。また,その彫刻。
(2)石に刻んだ文字などを印刷したもの。「―本」
せっこつ
せっこつ【接骨】
bonesetting (術).接骨医 a bonesetter.→英和
せっこつ
せっこつ [0] 【接骨】 (名)スル
折れた骨をつなぎ,はずれた関節をはめたりして治すこと。ほねつぎ。
せっこつい
せっこつい [4] 【接骨医】
柔道整復術によって接骨を行うもの。
せっこつぼく
せっこつぼく [4] 【接骨木】
ニワトコの異名。
せっさ
せっさ [1] 【切磋・切瑳】 (名)スル
〔玉・石・骨などを切ってみがく意〕
学問・伎芸などに励むこと。また,それによって人格を磨くこと。
せっさい
せっさい [0] 【拙妻】
自分の妻をへりくだっていう語。
せっさく
せっさく [0] 【切削】 (名)スル
金属などを切り削ること。
せっさく
せっさく [0] 【拙作】
(1)へたな作品。
(2)自分の作品をへりくだっていう語。
せっさく
せっさく [0] 【拙策】
(1)まずい策略。
(2)自分の考えた策略をへりくだっていう語。
せっさくかこう
せっさくかこう [5] 【切削加工】 (名)スル
金属材料を,バイト・フライス・ドリルなどの工具を用いて切ったり削ったりしながら所定の寸法形状に加工すること。
せっさたくま
せっさたくま [1][1] 【切磋琢磨】 (名)スル
〔「琢磨」は玉や石を細工しみがく,の意〕
「切磋」に同じ。「たがいに―して学問に励む」
せっさん
せっさん 【雪山】
⇒せっせん(雪山)
せっし
せっし【摂氏】
Celsius.→英和
〜4度 <at> four degrees centigrade <4℃> .‖摂氏寒暖計 a centigrade[Celsius]thermometer.
せっし
せっし【切歯扼腕(やくわん)する】
grind one's teeth with indignation.
せっし
せっし [1] 【摂氏】
〔考案者であるスウェーデンのセルシウスの中国音訳「摂爾思」による〕
「摂氏温度」の略。セ氏。
せっし
せっし [0] 【鑷子】
ピンセット。
せっし
せっし 【拙子】 (代)
一人称。男子が自らをへりくだっていう語。多く武士が用いた。拙者。「―が孤露の草の一葉のかくろへだにかれはて侍るに/老のくりごと」
せっし
せっし [1] 【節士】
節義を守る人。節操のある人。節夫。
せっし
せっし [1][0] 【窃視】 (名)スル
こっそりとのぞき見ること。
せっし
せっし [1] 【切歯】 (名)スル
(1)歯ぎしりすること。歯をくいしばること。
(2)非常に残念がること。大いに憤慨すること。「時世に慷慨―する/雪中梅(鉄腸)」
(3)「門歯」に同じ。
せっし
せっし [0][1] 【截枝・切枝】
樹木の枝を切り取って,その切り口から新しい枝を発芽させる作業。
せっし
せっし [0] 【設施】 (名)スル
つくりもうけること。設置。「工部郵便電信鉄道灯台を―し/明六雑誌 11」
せっしおんど
せっしおんど [4] 【摂氏温度】
一気圧下の水の凝固点・沸点をそれぞれ〇度・一〇〇度としてその間を一〇〇等分して定めた温度目盛り。記号 ℃
→華氏温度
→列氏温度
せっししょう
せっししょう [0] 【窃視症】
異常性欲の一。のぞき見することでしか性的満足を得られないもの。スコポフィリー。
せっしゃ
せっしゃ [1] 【摂社】
本社に付属し,その祭神と縁故の深い神をまつった神社。本社と末社との間に位する。
せっしゃ
せっしゃ【接写装置】
a close-up equipment.
せっしゃ
せっしゃ [0] 【接写】 (名)スル
写真で,レンズを被写体にごく近づけて撮影すること。「草花を―する」
せっしゃ
せっしゃ [0] 【拙者】 (代)
一人称。男子が自らをへりくだっていう語。主として武士が用いた。わたし。われ。「―も無事でござります/咄本・鹿の子餅」
せっしゃリング
せっしゃリング [4] 【接写―】
接写撮影のとき,レンズとカメラ本体の間に装着する筒状の補助具。
せっしやくわん
せっしやくわん [1] 【切歯扼腕】 (名)スル
〔史記(張儀伝)〕
歯ぎしりしたり自分の腕を握り締めたりすること。ひどく残念がったり怒ったりすることにいう。
せっしゅ
せっしゅ [0] 【節酒】 (名)スル
酒を飲む量を減らすこと。「禁酒はしないが―する」
せっしゅ
せっしゅ [1] 【摂取】 (名)スル
(1)外部から取り入れて自分のものとすること。「栄養のあるものを―する」「海外文化の―」
(2)〔仏〕 仏,特に阿弥陀仏が慈悲の力によって衆生(シユジヨウ)を受け入れて救うこと。
せっしゅ
せっしゅ【窃取】
theft;→英和
stealing.⇒盗む.
せっしゅ
せっしゅ【接種】
《医》inoculation;vaccination.〜する inoculate;→英和
vaccinate.→英和
せっしゅ
せっしゅ【摂取する】
take (in);→英和
absorb;→英和
adopt <a civilization> ;→英和
assimilate (同化).→英和
‖摂取量 an intake <of alcohol> .
せっしゅ
せっしゅ【節酒】
temperance (in drinking).→英和
〜する be moderate in drinking;drink temperately.
せっしゅ
せっしゅ [1] 【拙守】
スポーツで,まずい守備。へたな守り。
せっしゅ
せっしゅ [1][0] 【窃取】 (名)スル
ひそかに盗み取ること。「官金を―したのも権一郎の所業に相違ない/緑簑談(南翠)」
せっしゅ
せっしゅ [1][0] 【接種】 (名)スル
微生物・ウイルス・ワクチンなどを生物体や培地に植え付けること。
→予防接種
せっしゅう
せっしゅう【接収する】
requisition;→英和
take over.
せっしゅう
せっしゅう セツシウ 【雪舟】
(1420-1506) 室町時代の画僧。備中の人。諱(イミナ)は等楊。京都相国寺で修行,周文に画技を学ぶ。1467年明に渡り,水墨画を学ぶ。帰国後,主に周防(スオウ)山口の雲谷庵に住した。雄渾な自然描写で個性的な山水画を描き,後世に多大の影響を与えた。作「四季山水図」「山水長巻」「破墨山水図」「天橋立図」など。
せっしゅう
せっしゅう 【摂州】
摂津(セツツ)国の別名。
せっしゅう
せっしゅう [0] 【接収】 (名)スル
国家権力などが,強制的に人民の所有物を取り上げること。「建物を―される」
せっしゅうがっぽうがつじ
せっしゅうがっぽうがつじ セツシウガツパウガツジ 【摂州合邦辻】
人形浄瑠璃。時代物。菅専助・若竹笛躬(フエミ)合作。1773年初演。通称「合邦」。能「弱法師(ヨロボウシ)」,説教節「愛護若」などを原拠とした浄瑠璃「弱法師」「莠伶人吾妻雛形(フタバノレイジンアズマノヒナガタ)」からの影響作。継子俊徳丸へ道ならぬ恋をしかけた玉手御前は,父合邦に刺されてのち,それが悪臣から俊徳丸を救う苦肉の策であったことを明かす。下の巻「合邦内」の段が有名。
せっしゅふしゃ
せっしゅふしゃ [1][1][4] 【摂取不捨】
〔仏〕 阿弥陀仏が念仏する衆生をすべて浄土へ救いとって,決して見捨てないこと。浄土教で説く,阿弥陀仏の根本的なはたらき。
せっしょ
せっしょ 【切所・殺所・節所】
峠などの難所。また,要害の場所。「東山道は―なれば/義経記 7」
せっしょう
せっしょう [0] 【折衝】 (名)スル
〔敵の衝(ツ)いてくる矛先をくじく意〕
有利に事を運ぶように,相手と駆け引きすること。また,その駆け引き。外交的または政治的駆け引きなどにいう。「事務レベルで―する」「―を重ねる」
せっしょう
せっしょう【殺生する】
kill;→英和
take life.〜な cruel.→英和
せっしょう
せっしょう【折衝】
negotiation.〜する negotiate[parley] <with> .→英和
〜中である be under negotiation(s).
せっしょう
せっしょう [0] 【窃笑】 (名)スル
心の中で笑うこと。ひそかに笑うこと。「貫一は吃々(キツキツ)として―せり/金色夜叉(紅葉)」
せっしょう
せっしょう [1][0] 【摂政】
(1)君主に代わって政務を執り行うこと。また,その人。
(2)日本で,天皇が幼少または女帝である場合,代わって政治を行うこと。また,その人や官。古くは皇族が任ぜられたが,平安以後,藤原氏が独占した。
→関白
(3)天皇が未成年であったり,病気・事故により国事行為を行えない場合,天皇の名で国事行為を行う者。皇室典範に定める順序により,成年の皇族が任じられる。
せっしょう
せっしょう [1] 【殺生】
■一■ (名)スル
生き物を殺すこと。仏教では十悪の一つとされる。「生き物を―するな」「無益な―はよせ」
■二■ (形動)[文]ナリ
むごいさま。思いやりのないさま。「―な目にあわせる」「そんな―な」
せっしょう
せっしょう【摂政】
<set up> regency (職);→英和
<appoint> a regent (人).→英和
せっしょうかい
せっしょうかい [3] 【殺生戒】
〔仏〕 五戒・八戒・十戒の一。殺生を戒める戒律。
せっしょうかんぱく
せっしょうかんぱく 【殺生関白】
豊臣秀次の異名。粗暴な行動が多かったので,「摂政関白」をもじっていう。
せっしょうきんだん
せっしょうきんだん [1] 【殺生禁断】
仏教の慈悲の精神に基づいて,生き物を殺すのを禁ずること。「―の聖域」
せっしょうごや
せっしょうごや [0] 【殺生小屋】
〔猟師は殺生をよすぎとしていることから〕
猟師の使う山小屋。
せっしょうせき
せっしょうせき [3] 【殺生石】
(1)栃木県那須町湯本にある溶岩の大塊。鳥羽天皇の寵姫玉藻前(タマモノマエ)に化けた金毛九尾の狐が殺されて化したと伝えられる石。後深草天皇のとき,玄翁(ゲンノウ)和尚が杖で石を二つに割り,現れた霊を成仏させたという。
(2)能の一。四・五番目物。作者未詳。殺生石{(1)}に題材をとったもの。
せっしょうふ
せっしょうふ [3] 【折衝府】
中国,唐代,各地に設置された軍府。府兵の徴集・訓練・動員などを行なった。
→府兵制
せっしょうようしき
せっしょうようしき [5] 【摂政様式】
(1)フランスのオルレアン公フィリップ(1674-1723)がルイ一五世の摂政であった時代の建築様式。特に柔軟な曲線を帯びた室内装飾の様式をいい,ロココへの移行を示す。レジャンス様式。
(2)イギリスにおいて一八世紀末から皇太子ジョージの摂政期(1811-1820)に至って流行した装飾および建築様式。リージェンシー様式。
せっしょく
せっしょく [0] 【節食】 (名)スル
健康・美容などのために,食事の量をほどほどにすること。「肥満ぎみなので―する」
せっしょく
せっしょく [0] 【接触】 (名)スル
(1)近づいて触れること。触れ合うこと。「軽く―する」「―事故」
(2)交際すること。交渉をもつこと。「―する機会を探す」「―を保つ」
せっしょく
せっしょく【節食する】
eat temperately;be temperate in eating.〜している be on a diet.→英和
せっしょく
せっしょく [0] 【摂食】
(動物が)食物をとること。「―行動」
せっしょく
せっしょく【接触】
<personal> contact;→英和
touch.→英和
〜する touch;make[come in]contact <with> .〜を保つ(失う) keep in (lose) touch <with> .‖接触感染 contagion.
せっしょくかく
せっしょくかく [4] 【接触角】
液体が固体に接触しているとき,液体の自由表面が固体の平面となす角度。液体分子間の凝集力と液体・固体壁間の付着力で定まる。水銀とガラスとでは一四〇度,水とガラスとでは八度から九度。
せっしょくかびんしょう
せっしょくかびんしょう [0][6] 【接触過敏症】
〔contact hypersensitivity〕
抗原またはある種の化学物質が,皮膚に付着して生ずる過敏症。抗体が関与する即時型と関与しない遅延型がある。接触アレルギー。
せっしょくかんせん
せっしょくかんせん [5] 【接触感染】
患者・感染動物・病原巣との接触により起こる感染。性病などの直接接触感染とインフルエンザ・トラコーマなど飛沫や手指・物などを介する間接接触感染に分けられる。
せっしょくこうたいこうしょう
せっしょくこうたいこうしょう [9] 【接触交代鉱床】
深成岩の貫入接触部付近でマグマからの各種の成分の供給により交代作用によってできた鉱床。鉄・銅・鉛・スズ・銀・タングステン・モリブデンなどの鉱床に,その例がある。
せっしょくこうぶつ
せっしょくこうぶつ [5] 【接触鉱物】
接触交代作用または接触変成作用によって生成した鉱物。一般に,花崗(カコウ)岩質の貫入岩体の接触部周辺にできる。
せっしょくざい
せっしょくざい [4][0] 【接触剤】
害虫の皮膚や気門から体内に吸収されて殺虫効果を表す薬剤。
せっしょくしょうがい
せっしょくしょうがい [5] 【摂食障害】
食物の摂取に関する異常な症状一般。拒食・過食・異食に大別される。
→食欲異常
せっしょくていこう
せっしょくていこう [5] 【接触抵抗】
二つの物体を接触させたとき,その界面近傍に存在する電気抵抗。真の接触面積,圧力などさまざまな要素に依存し,非線形なことが多い。
せっしょくでんいさ
せっしょくでんいさ [7] 【接触電位差】
異種の金属を接触させた際に生じる電位差。接触電圧。
せっしょくでんき
せっしょくでんき [5] 【接触電気】
異なった種類の金属を接触させたとき,それぞれの金属が帯電する現象。また,その電気。
せっしょくはんのう
せっしょくはんのう [5] 【接触反応】
不均一系の界面で進行する触媒反応。固体触媒に反応液体または気体が接触して反応が進む場合が多い。工業的に重要な触媒反応の多くはこれに属する。
せっしょくぶんかい
せっしょくぶんかい [5] 【接触分解】
触媒を用いて行う分解反応。狭義にはシリカ・アルミナなどの触媒を用いて行う石油のクラッキング。
せっしょくへんせいがん
せっしょくへんせいがん [7] 【接触変成岩】
接触変成帯にみられる変成岩。ホルンフェルスなど。
せっしょくへんせいこうしょう
せっしょくへんせいこうしょう [9] 【接触変成鉱床】
すでに存在した鉱床が,のちに接触変成作用をうけたもの。
せっしょくへんせいさよう
せっしょくへんせいさよう [9] 【接触変成作用】
深成岩の貫入に伴う温度の上昇による変成作用。熱変成作用。
→広域変成作用
せっしょくへんせいたい
せっしょくへんせいたい [0] 【接触変成帯】
深成岩の貫入部付近で接触変成作用の及んでいる範囲。
せっしょくほう
せっしょくほう [0] 【接触法】
固体触媒を使った気体反応を利用する化学工業の手法。普通は,酸化バナジウム触媒により二酸化硫黄を三酸化硫黄とし,のち硫酸を得る硫酸製法をいう。
せっしる
せっ・しる 【接しる】 (動サ上一)
〔サ変動詞「接する」の上一段化〕
「せっする(接)」に同じ。「客に―・しるのも/今年竹(弴)」
せっしん
せっしん [0] 【摂心・接心】 (名)スル
〔仏〕
(1)精神を統一して乱さないこと。
(2)禅宗で,一定の期間ひたすら座禅を修すること。また,その会合。
せっしん
せっしん [0] 【切診】
漢方で,四診の一。患者に触れて行う診療法。脈診・腹診などが含まれる。
せっす
せっす 【拙子】 (代)
「せっし(拙子)」に同じ。[日葡]
せっすい
せっすい【節水する】
save water.
せっすい
せっすい [0] 【節水】 (名)スル
水の無駄な使用を減らすこと。「水不足で―する」
せっする
せっ・する [3][0] 【接する】 (動サ変)[文]サ変 せつ・す
□一□(自動詞)
(1)二つの物が間をおかずに隣り合う。「空と海とが―・する」
(2)物事に出合う。でくわす。「急報に―・する」
(3)人に会う。また,つきあう。「人に―・する作法」「一夜けしからず―・して候ひしよ/謡曲・鵜飼」
(4)数学で,線または面が,他の線・面とただ一つの点を共有する。
□二□(他動詞)
(1)二つの物を隣り合わせてその一部でつなぐ。「両端を―・する」「境を―・する」
(2)くっつくほど近づける。近よせる。「額(ヒタイ)を―・して相談する」
せっする
せっ・する [3][0] 【摂する】 (動サ変)[文]サ変 せつ・す
(1)代行する。代理をする。また,兼務する。「宇佐美夫人は幹事長にて副会長を―・する身なれば/緑簑談(南翠)」
(2)収める。取り入れる。摂取する。包摂する。「其の他の諸細目に至つてはすべて以上の大綱に―・せらるべきものと信ずる/文芸上の自然主義(抱月)」
せっする
せっ・する [3][0] 【節する】 (動サ変)[文]サ変 せつ・す
(1)度を超さず,ちょうどよい程度にする。ほどよくする。節制する。「冬は石炭又は蒸気を以て寒温を―・すべし/福翁百話(諭吉)」
(2)減らす。制限する。節約する。「冗費を―・する」
せっする
せっする【接する】
(1)[接触]come in contact <with> ;touch;→英和
meet <with> ;→英和
[隣接]adjoin;→英和
be adjacent <to> .
(2)[応待]receive;→英和
see;→英和
attend <to> (客に).→英和
せっせい
せっせい [0] 【節制】 (名)スル
食欲などの欲望を抑えて,度を超さないようにすること。「―した効果」
せっせい
せっせい [0] 【拙生】 (代)
一人称。男子が自分をへりくだっていう語。主として書簡文などで用いる。小生。愚生。
せっせい
せっせい【摂生】
<take> care of <one's> health;regimen.→英和
摂生法 hygiene.→英和
せっせい
せっせい [0] 【摂生】 (名)スル
適度な飲食,規則正しい生活などを心がけ,健康に気を配ること。養生(ヨウジヨウ)。
⇔不摂生
「―に努める」「医者の戒を守りて―しつつ/不如帰(蘆花)」
せっせい
せっせい【節制】
temperance.→英和
〜する be moderate[temperate] <in> .
せっせっせ
せっせっせ [1]
児童の遊戯の一。二人で向かい合い,歌を歌いながら,自分の手のひらと,相手の手のひらをリズミカルに打ち合わせるもの。
せっせと
せっせと [1] (副)
休まずに一生懸命に事を行うさま。「―立ち働く」
せっせと
せっせと
assiduously;→英和
diligently.→英和
〜通う frequent <a place> (度々).→英和
〜働く work hard.
せっせん
せっせん [1] 【接線・切線】
曲線上の二点 P ・ Q を通る直線を考え,点 Q を点 P に限りなく近づけたとき,二点 P ・ Q を通る直線が限りなく近づく直線を,その曲線の点 P における接線といい,点 P を接点という。
せっせん
せっせん [0] 【拙戦】
まずい戦い。また,スポーツの試合などで,見るべき内容の乏しい戦い。
せっせん
せっせん [0] 【接戦】 (名)スル
(1)お互いに同じ程度の力をもっているため,勝敗がなかなか定まらない激しい戦い。「―の末勝つ」
(2)近づいて戦うこと。接近戦。「英艦と―せし顛末(ハジメオワリ)…を語り/浮城物語(竜渓)」
せっせん
せっせん [1] 【折線】
⇒おれせん(折線)
せっせん
せっせん [1] 【雪線】
一年間の積雪量と融雪量とが等しくなった地点を連ねた線。これより高い山地では万年雪におおわれる。赤道地帯では約4200メートル以上,ヒマラヤでは海抜約5000メートル以上。アルプスでは約2800メートル以上,南極大陸では海面。
せっせん
せっせん 【雪山】
ヒマラヤ山脈の異名。大雪山。せつざん。
せっせん
せっせん【接線】
《数》a tangent <tan> .→英和
せっせん
せっせん【接戦】
a hand-to-hand fight; <have> a close game (競技).〜する fight a close fight.
せっせん
せっせん [1] 【節線】
膜の振動で,振動の変位がつねに 0 であるような場所を連ねた線。
せっせんげ
せっせんげ [3] 【雪山偈】
涅槃経(ネハンギヨウ)に出る四句の偈「諸行無常,是生滅法,生滅滅已,寂滅為楽」のこと。釈迦が雪山童子として修行していたとき,帝釈天が羅刹(ラセツ)に変じて現れ,前半のみを説いた。釈迦は,後半を聞くために,身体を羅刹に与えたという。いろは歌はこの偈の意をとったものという。諸行無常偈。
せっせんじょうどう
せっせんじょうどう [5] 【雪山成道】
釈迦が前世に雪山で修行して,悟りを得たこと。
せっせんどうじ
せっせんどうじ 【雪山童子】
釈迦が前生において雪山で菩薩として修行していたときの名。雪山大士。
せっそう
せっそう [0] 【切創】
刃物でつけた傷。きりきず。
せっそう
せっそう [0][3] 【節操】
自分の信念をかたく守って変えないこと。みさお。「―のない男」
せっそう
せっそう [0] 【拙走】
判断の悪い,まずい走塁。
せっそう
せっそう【節操】
constancy;→英和
integrity;→英和
chastity (貞操).→英和
〜のある(ない) (in)constant;→英和
(un)chaste.→英和
〜を売る sell one's honor.
せっそう
せっそう [0] 【節奏】
(1)音楽の,節。
(2)リズム{(4)}に同じ。
せっそう
せっそう [1][0] 【拙僧】 (代)
一人称。僧侶が自分のことをへりくだっていう語。愚僧。
せっそく
せっそく [0] 【拙速】
出来は悪いが仕上がりは速いこと。
⇔巧遅
「―を避ける」「―主義」
せっそく
せっそく【節足動物】
an arthropod.→英和
せっそく
せっそく【拙速の】
rough-and-ready;hasty.→英和
‖拙速主義 a rough-and-ready method.
せっそくどうぶつ
せっそくどうぶつ [5] 【節足動物】
動物分類上の門の一。八〇万以上の種を含む最大の門。体は左右相称で,明瞭な体節制を示し,原則として各節に関節のある付属肢をもつ。体表は外骨格と呼ばれる硬いクチクラ層におおわれ,このため成長に伴って脱皮を行う。甲殻・昆虫・唇脚・結合・少脚・倍脚・蜘蛛・剣尾・皆脚などの綱を含む。
せっそくらい
せっそくらい [4] 【接足礼】
〔仏〕
⇒五体投地(ゴタイトウチ)
せっそん
せっそん 【雪村】
(1504?-?) 室町末期の画僧。字(アザナ)は周継。常陸(ヒタチ)の人。雪舟に私淑し,宋元画を学び,山水画や神仙図をよくした。会津など地方で活躍。代表作「風濤図」「呂洞賓図」
せっそん
せっそん [0] 【折損】 (名)スル
おれて破損すること。「車軸が―する」
せっそんゆうばい
せっそんゆうばい 【雪村友梅】
(1290-1346) 鎌倉末期・南北朝時代の詩僧。別号,幻空。越後の人。元に留学中,元寇(ゲンコウ)の余波を受け殺されかけたが,自若として仏光禅師の「電光影裏斬�春風�」の偈(ゲ)を唱えたので許されたという。五山文学の先駆者的存在。詩集「岷峨(ミンガ)集」
せった
せった [0] 【雪駄・雪踏】
竹の皮の草履の裏に獣の皮をつけた履物。千利休が雪中で用いたのに始まるという。のちには,皮の上に金物を打ちつけた。せきだ。せちだ。
雪駄[図]
せった=の土用干し
――の土用干し
雪駄は干すとそっくり返るところから,そっくり返っていばっている人をからかっていう語。
せったい
せったい [1] 【接待・摂待】 (名)スル
(1)客をもてなすこと。「湯茶の―」「取引先の社長を―する」
(2)陰暦七月,寺巡りの人々や往来の人々に仏家の門前に湯茶を用意してふるまうこと。門茶(カドチヤ)。[季]秋。《―の寺賑はしや松の奥/虚子》
せったい
せったい【接待】
reception;→英和
welcome;→英和
service (振舞).→英和
〜する receive;→英和
attend <to> ;→英和
offer;→英和
serve <tea> gratis.
せったい
せったい 【接待・摂待】
能の一。四番目物。宮増作か。源義経が奥州平泉へ落ちて行く途中,屋島の合戦で討ち死にした佐藤継信の老母から接待をうけ,弁慶は継信の最期を語る。
せったいざけ
せったいざけ [3] 【接待酒】
人をもてなすために出す酒。ふるまい酒。
せったいちゃ
せったいちゃ [3] 【接待茶】
往来の人などに施す茶。
せったく
せったく [0] 【拙宅】
自分の家をへりくだっていう語。「ぜひ―へお越し下さい」
せっち
せっち [0] 【接地】 (名)スル
(1)地に接触すること。飛行機などが着陸すること。
(2)
⇒アース
せっち
せっち【設置】
establishment.→英和
〜する establish;→英和
set up.
せっち
せっち [0][1] 【設置】 (名)スル
(1)もうけおくこと。「ごみ箱を―する」
(2)ある目的のために機関・組織などをつくること。「委員会を―する」
せっちぎゃくてん
せっちぎゃくてん [4] 【接地逆転】
地表面に接している付近で,気温が上空ほど高くなっていること。主に放射冷却によって生ずる。
せっちゃく
せっちゃく [0] 【接着】 (名)スル
(1)くっつけること。くっつくこと。「糊(ノリ)で―する」
(2)二つの物体の表面どうしが接触し,離れなくなること。物体表面を構成する分子(または原子・イオン)間に分子間力がはたらくことによる。
せっちゃくざい
せっちゃくざい [4][0] 【接着剤】
二つの物体を貼り合わせるために用いる物質。糊(ノリ)や膠(ニカワ)のほか,ポリ酢酸ビニル・クロロプレンゴム・尿素樹脂・エポキシ樹脂など合成樹脂や合成ゴムの類が多数開発されている。
せっちゃくざい
せっちゃくざい【接着剤】
an adhesive (agent).
せっちゅう
せっちゅう [0] 【雪中】
雪の降る中。雪の積もった中。
せっちゅう
せっちゅう【折衷(案)】
a compromise.→英和
〜する make a compromise.→英和
〜派の(主義)《哲》eclectic (eclecticism).→英和
和洋〜の semiforeign.⇒和洋.
せっちゅう
せっちゅう [0] 【折衷・折中】 (名)スル
二つ以上の考え方や事物から,それぞれのよいところをとって一つに合わせること。「両案を―する」「和洋―の家」
せっちゅう=の筍(タケノコ)
――の筍(タケノコ)
〔中国,呉の孟宗が冬に竹林に入って,病母の好物の筍を得たという故事から〕
ありえないことが起こるたとえ。また,孝心の深いたとえ。
→二十四孝
せっちゅうあん
せっちゅうあん 【雪中庵】
俳人服部嵐雪の号。
→雪門
せっちゅうがくは
せっちゅうがくは [5] 【折衷学派】
江戸中期の儒学の一派。古学・朱子学・陽明学のいずれにも偏せず先行学説の長所のみをとるという折衷的態度の学派。井上金峨・片山兼山らが提唱。
せっちゅうしゅぎ
せっちゅうしゅぎ [5] 【折衷主義】
(1)〔哲〕
〔eclecticism〕
相異なる哲学上・宗教上の見解のうちから正しいと思われるものを選び出して調和させようとする考え方。古代哲学ではキケロ,近世哲学ではウォルフ・クーザンなどにみられる。
(2)建築・家具などの様式で,独自の様式を創造せずに過去の歴史的様式を模倣すること。1830年代以後のフランスの建築・工芸などにみられる。歴史主義。
せっちゅうじ
せっちゅうじ [3] 【接中辞】
〔infix〕
派生語において,語基の中に割り込むようにして入ってくる接辞。ギリシャ語,アメリカ-インディアンのキレウト語などにある。
せっちゅうじゃく
せっちゅうじゃく [3] 【折衷尺】
享保尺(キヨウホウジヤク)と又四郎尺とを,伊能忠敬が折衷して作った尺。現在に残る遺品によればその一尺は30.304センチメートル。明治時代に曲尺(カネジヤク)を定めるのに最も有力な根拠となった。
せっちゅうなわしろ
せっちゅうなわしろ [5] 【折衷苗代】
水苗代と陸(オカ)苗代の様式を折衷させた苗代。種子の発芽や生長に合わせて,水を入れたり,干したりする。
せっちゅうは
せっちゅうは [0] 【折衷派】
江戸時代後期に漢方医学の一派が唱えた医学説。古医方に後世方を折衷し,それぞれの長所を統合する立場をとる。
→古医方
→後世方
せっちゅうばい
せっちゅうばい 【雪中梅】
政治小説。末広鉄腸(テツチヨウ)作。1886年(明治19)刊。民権運動家,国野基の行動をとおして,作者の政治的主張を述べたもの。
せっちゅうよう
せっちゅうよう [0] 【折衷様】
社寺建築の一様式。和様を基礎とし,新様式の唐様・天竺(テンジク)様の特徴を取り入れる。鎌倉末期から室町時代にかけて行われた。大阪府の観心寺本堂はその代表例。観心寺様。
せっちょ
せっちょ [1] 【拙著】
自分の著作をへりくだっていう語。
せっちょう
せっちょう (名)スル
〔「せっしょう(殺生)」の転か〕
いじめさいなむこと。また,こき使うこと。「余の女郎どもを―せい/浄瑠璃・傾城酒呑童子」
せっちょく
せっちょく [0] 【切直】 (名・形動)[文]ナリ
(1)悪いことを正すこと。切正。「わたくしを諫めてくれた。…其―の言を聞いて/伊沢蘭軒(鴎外)」
(2)適切で正しい・こと(さま)。「此法言の厳明―なることを/民約論(徳)」
せっちん
せっちん [0][1] 【雪隠】
〔「西浄(セイチン)」の転。一説に「せついん(雪隠)」の転とも〕
便所。かわや。後架。
→西浄
せっちん=で饅頭(マンジユウ)
――で饅頭(マンジユウ)
こっそり隠れて利益を一人占めにすることのたとえ。せんちでまんじゅう。
せっちん=の火事
――の火事
「やけくそ」のしゃれ。
せっちんづめ
せっちんづめ [0] 【雪隠詰め】
(1)将棋で,王将を盤の隅に追い込んで詰めること。
(2)転じて,相手を逃げられない状況にまで追い込むこと。
せっちんむし
せっちんむし [3] 【雪隠虫】
雪隠などの便の中に生じるうじ虫。
せっつ
せっつ 【摂津】
(1)旧国名の一。大阪府西部と兵庫県南東部に相当。五畿内の一。摂州。津国(ツノクニ)。
(2)大阪府中北部,大阪市の北東に隣接する市。工場・住宅の進出が著しい。
せっつく
せっつ・く [0][3] 【責付く】 (動カ五[四])
「せつく(責付)」の転。「子供に―・かれて買って来た」
せっつしき
せっつしき [3] 【摂津職】
律令官制で,難波宮を管轄し,摂津国の行政をもつかさどった官職。793年廃止。
せってい
せってい [0] 【雪堤】
鉄道線路防雪用に雪で作った堤。
せってい
せってい [0] 【設定】 (名)スル
ある目的に沿って,新たに物事をもうけ定めること。「規則を―する」「抵当権を―する」
せってい
せってい【設定する】
establish;→英和
create;→英和
set up.
せってい
せってい [0] 【摂提】
(1)大角(タイカク)星の両側にあって,北斗七星の柄にあたる三星の名。
(2)十二支の寅(トラ)の異名。摂提格。
(3)歳星(木星)の異名。
せっていり
せっていり [3] 【刹帝利】
⇒クシャトリヤ
せってん
せってん【接点】
《数》a point of contact.
せってん
せってん [1] 【接点・切点】
(1)〔数〕 二つの曲線が一点 P を共有し,P における接線が一致し,かつ互いに他の曲線を横断しないような P 。曲面どうし,曲線と曲面に関してもいう。
(2)電流が狭い面積の接触によって流れたり切られたりしている部分。
(3)接触する場所。「東西文明の―」
せってん
せってん [1] 【節点】
(1)〔建〕 二つ以上の部材が接合されている点。
(2)一つの光学系で入射光線と射出光線とが平行になるときの,それぞれの光線またはその延長と光軸との交点。物体側の節点に入射した光線は,像側の節点から同じ角度で射出するように見える。物体側と像側が同じ媒質であるときは,節点は主点に一致する。
せっとう
せっとう [0] 【截頭・切頭】
頭部を切り取ること。また,先端が切り取られたような植物の葉や花の形状。
せっとう
せっとう【窃盗】
(a) theft;→英和
a thief (人).→英和
窃盗罪 <be accused of> larceny.→英和
せっとう
せっとう【接頭辞[語]】
《文》a prefix.→英和
せっとう
せっとう [0] 【雪洞】
(1)風炉の上をおおうもの。木や竹製の枠組みに白紙を張り,小さな窓を設ける。炭火を保たせるために使う。
(2)ぼんぼり。
せっとう
せっとう [0][3] 【窃盗】 (名)スル
他人の所有物をこっそりと盗み取ること。「―犯」
せっとう
せっとう [0] 【切当】 (名・形動)[文]ナリ
適切で,よく目的にかなっている・こと(さま)。「謄本は,謬誤ありて―ならず/西国立志編(正直)」
せっとう
せっとう [0] 【節刀】
古代,出征の将軍または遣唐使の長官に天皇が下賜し,全権を委任するしるしとした刀。
せっとうご
せっとうご [0][3] 【接頭語】
接辞の一類。常に他の語の前に付いて用いられる語構成要素。「お寺」「ま昼」「か細い」などの「お」「ま」「か」の類。接頭辞。
せっとうざい
せっとうざい [3] 【窃盗罪】
他人の財物を盗むことにより成立する罪。
せっとうじ
せっとうじ [3] 【接頭辞】
⇒接頭語(セツトウゴ)
せっとうすいたい
せっとうすいたい [5] 【切頭錐体】
錐体の頭部を底面と平行な平面で切り取った残りの部分の立体。角錐台・円錐台など。
せっとく
せっとく [0] 【説得】 (名)スル
よく話し聞かせて相手に納得させること。「―して自首させる」「―にあたる」
せっとく
せっとく【説得】
<after much> persuasion.→英和
〜する persuade <a person into doing> ;→英和
prevail <on a person> ;→英和
reason <a person out of doing> .→英和
‖説得力 power of persuasion.〜のある persuasive;convincing;cogent.
せっとく
せっとく [0] 【褻瀆】 (名)スル
けがすこと。けがれること。「此別を正しうして相―せざるなり/明六雑誌 22」
せっとくりょく
せっとくりょく [4] 【説得力】
相手を納得させるだけの力。その力のある話し方や論理の展開のしかた。「―に欠ける」
せっぱ
せっぱ [1] 【切羽】
(1)刀の鍔(ツバ)が,柄(ツカ)と鞘(サヤ)に接するところの両面に添える薄い金物。
(2)さしせまった困難。きわめて困難な時。「生きる死ぬるの―ぞと/浄瑠璃・雪女」
せっぱ
せっぱ [1] 【説破】 (名)スル
議論をして相手を言い負かすこと。「其を是非―して引張出すんだ/婦系図(鏡花)」
せっぱく
せっぱく【切迫する】
draw near;be imminent.→英和
〜した pressing;→英和
imminent.
せっぱく
せっぱく [0] 【切迫】 (名)スル
(1)期限などがさしせまること。「期限が―する」
(2)緊張した状態になってくること。「事態は―している」「―の度を高める」
せっぱく
せっぱく [0] 【雪白】 (名・形動)[文]ナリ
雪のように白い・こと(さま)。純白。「―なる敷巾(シイツ)/不如帰(蘆花)」
せっぱくりゅうざん
せっぱくりゅうざん [5] 【切迫流産】
流産が始まりかけている状態。早急に適切な処置を行えば妊娠の継続は可能。
せっぱつまる
せっぱつま・る [1] 【切羽詰(ま)る】 (動ラ五[四])
物事がさしせまって,どうにも切り抜けられなくなる。追いつめられて全く窮する。「―・って口から出まかせを言う」
せっぱつまる
せっぱつまる【切羽詰まる】
be driven into a corner[to the wall];→英和
be at one's wit's end;be at a pinch.→英和
せっぱります
せっぱります [4] 【背張鱒】
カラフトマスの別名。
せっぱん
せっぱん [1][0] 【折半】 (名)スル
半分に分けること。「利益を―する」
せっぱん
せっぱん [1][0] 【接伴】 (名)スル
人をもてなすこと。接待。
せっぱん
せっぱん【折半する】
divide into halves;halve;→英和
go fifty-fifty <on the profit> .
せっぱんこさく
せっぱんこさく [5] 【折半小作】
分益小作のうち,地主と小作農民で収穫物を半々に分け合うもの。
せっぴ
せっぴ [0][1] 【雪庇】
山の稜線から風下の谷側の空間に向かって張り出した,庇(ヒサシ)状の積雪。
せっぴつ
せっぴつ [0] 【拙筆】
(1)下手な字。まずい筆跡。
(2)自分の書いた字をへりくだっていう語。
せっぴょう
せっぴょう [0] 【雪氷】
(1)雪と氷。氷雪。
(2)氷河の氷のように,雪からできた氷。
せっぴょうがい
せっぴょうがい [3] 【雪氷害】
雪や氷によってもたらされる被害。
せっぴょうせん
せっぴょうせん セツペウ― [0] 【設標船】
浮標などの航路標識を設置し保守・監視する船。
せっぷ
せっぷ [1] 【拙夫】
■一■ (名)
つまらない男。くだらない男。
■二■ (代)
一人称。男子が自らをへりくだっていう語。[日葡]
せっぷ
せっぷ [0] 【節符】
わりふ。てがた。符節。
せっぷ
せっぷ [1] 【雪膚】
雪のように白い肌。雪肌(セツキ)。
せっぷ
せっぷ [1] 【節婦】
貞節な女性。操の固い女性。
せっぷく
せっぷく【切腹】
<perform> hara-kiri.
せっぷく
せっぷく [0] 【説伏・説服】 (名)スル
ときふせること。「葉子は強ひて自分を―するやうに/或る女(武郎)」
せっぷく
せっぷく [0] 【折伏】 (名)スル
相手をくじいて,己に従わせること。「其のお説教たるや…読者を―せずんば止まずといふ/復活(魯庵)」
→しゃくぶく(折伏)
せっぷく
せっぷく [0] 【切腹】 (名)スル
(1)自分で腹を切って死ぬこと。平安末期以降,武士の自決法とされた。はらきり。割腹。屠腹(トフク)。
(2)江戸時代,武士に科した死罪の一。武士の名誉を重んじた死罪で,切腹は形だけで実際は背後から介錯(カイシヤク)人が首をはねた。
せっぷくもの
せっぷくもの [0] 【切腹物】
切腹しなければならないほどの大きな失敗や不始末。
せっぷでん
せっぷでん [3] 【節婦田】
平安時代,節婦を賞して与えられた不輸租田。
せっぷん
せっぷん【接吻】
⇒キス.
せっぷん
せっぷん [0] 【接吻】 (名)スル
相手の唇や手などに自分の唇をつけること。愛情や尊敬の気持ちなどを表す。口づけ。口吸い。キス。「―スル/ヘボン(三版)」
〔幕末期の訳語〕
せっぺん
せっぺん [0] 【雪片】
雪のひとひら。雪の単結晶がいくつか付着して,ある大きさになったもの。数百の単結晶が付着したものをぼたん雪という。
せっぺん
せっぺん【雪片】
a snowflake.→英和
せっぺん
せっぺん [0] 【切片】
(1)もののきれはし。
(2)直線が � 軸と交わる点の � 座標および � 軸と交わる点の � 座標。
(3)染色や顕微鏡による観察を容易にするため,生物の器官や組織を薄く切ったもの。
せっぽう
せっぽう [3][1] 【説法】 (名)スル
(1)仏の教えを説いて聞かせること。「釈迦に―」
(2)意見すること。自分の考えを相手に言い聞かせること。「おやじに―された」
せっぽう
せっぽう【説法】
⇒説教.
せっぽうめん
せっぽうめん [3] 【接峰面・切峰面】
山頂に接する仮想的な曲面。地形図を適当な大きさの方眼に分け,各方眼内の最高点の位置と高度とから等高線を描いて得る。複雑な山地地形を概観することができる。
せつ
せつ [1] 【癤】
黄色ブドウ球菌の感染によるできもの。一つの毛包(モウホウ)の化膿性炎症。フルンケル。
→癰(ヨウ)
せつ
せつ [1] 【説】
(1)ある人の述べた考えや意見。主張。「新しい―」「―が分かれる」
(2)うわさ。評判。風説。「セジョウノ―/日葡」
(3)漢文の一体。義理を解釈して説き示したもの。また,物事によせて意見を述べたもの。韓愈の「師説」,柳宗元の「捕蛇者説」,蘇軾の「剛説」などが有名。
せつ
せつ [1] 【拙】
■一■ (名・形動)[文]ナリ
まずいこと。へたなこと。また,そのさま。「その策は―の―なるものだ」「其前に朱泥の色をした―な花活(ハナイケ)が飾つてある/門(漱石)」
■二■ (代)
一人称。男性が自分のことを謙遜していう語。近世,遊里などで半可通や幇間(ホウカン)などが用いた。「―も遅参に及んでは,その罪また軽からずす/滑稽本・七偏人」
せつ
せつ [1] 【齣】
⇒せき(齣)
せつ
せつ【説】
(1)[意見] <hold> an opinion;→英和
a view;→英和
a statement.→英和
(2)[学説] <advance> (a) theory;→英和
a doctrine.→英和
(3)[風評]a rumor;→英和
a report.→英和
〜をなす affirm;→英和
assert.→英和
〜を曲げる yield.→英和
〜を同じく(異に)する (dis)agree <with a person> .→英和
せつ
せつ [1] 【節】
(1)ある事柄の行われるとき。時期。おり。ころ。「その―はお世話になりました」
(2)自分の信念を守り続けること。みさお。節操。操守。「―を守る」
(3)ほど。ほどあい。節度。「―を越えない」
(4)まとまったものをいくつかに分けた,そのひとまとまり。区切り。助数詞的にも用いられることがある。
(ア)文章・詩歌・音曲などの一つの段階。「三つの―から成る論文」「―を改めて書き継ぐ」「第三章第二―」
(イ)スポーツの試合期間の一区切り。「第三―は雨のため未消化」
(ウ)予算編成上の小区分。「款・項・目・―」
(エ)取引所における立ち合いの小区分。
(5)季節・時節。「今は恰も水少く草枯れたる―に属したれば/日光山の奥(花袋)」
(6)二十四節気のこと。また,そのうち旧暦で各月の前半にくる節気をさす。
→中気(2)
(7)君命を受けた使者や将軍が授かるしるし。「持―将軍」
(8)生物分類群の階級の一。属と種の中間で,種をまとめる時に用いる。
(9)植物の茎で,葉・枝の着生する部分。ふし。
(10)クローズ(clause)に同じ。
(11)船の速度の単位。ノット(knot)に同じ。
せつ
せつ [1] 【切】 (形動)[文]ナリ
(1)思いがひたすらで強いさま。せち。「―なる願い」「成功を祈ること―である」
→切に
(2)感にうたれるさま。身にしみて強く感ずるさま。
(3)切迫(セツパク)しているさま。
せつ
せつ 【契】
中国の伝説上の人物。帝舜の時に司徒となり,禹(ウ)を助けて治水に功があったために商に封ぜられ,殷(イン)の祖になったという。
せつ
せつ【節】
(1)[時期]time;→英和
an occasion.→英和
(2)[文の]a paragraph[passage,section,stanza (詩)].→英和
(3)《文》a clause.→英和
この〜は at present;these days.…の〜は when <you are free,you come here> .→英和
せつ=を全(マツト)うする
――を全(マツト)う・する
最後まで節操を守りとおす。
せつ=を屈する
――を屈・する
「節を折る」に同じ。
せつ=を折る
――を折・る
自分の意思を曲げて人に従う。
せつ=を曲げる
――を曲・げる
「節を折る」に同じ。
せつあい
せつあい [0] 【切愛】 (名)スル
深く愛すること。
せつあく
せつあく [0] 【拙悪】 (名・形動)[文]ナリ
拙劣で粗悪な・こと(さま)。「その書―なるを以て/西国立志編(正直)」
せつい
せつい [1] 【褻衣】
ふだん着。褻服(セツプク)。
せつい
せつい [1] 【雪意】
雪の降ろうとする空模様。雪模様。「―を催ふして来た田の中道を横ぎつて/思出の記(蘆花)」
せつい
せつ・い (形)
〔近世語〕
せつない。つらい。苦しい。「―・いお前のお心入れ/浄瑠璃・寿の門松」
せつい
せつい [1] 【切意】
解釈すること。言いかえること。
せついっさいうぶ
せついっさいうぶ 【説一切有部】
⇒有部(ウブ)
せついん
せついん 【雪隠】
「せっちん(雪隠)」に同じ。[伊京集]
せついん
せついん [0] 【切韻】
⇒反切(ハンセツ)
せついん
せついん セツヰン [0] 【切韻】
中国最古の韻書。五巻。陸法言らの編。601年成立。韻によって字を掲げ,反切・字義を示す。後代の韻書の範となり,字音研究の基本資料として重要な位置を占める。
せつえい
せつえい [0] 【拙詠】
自分の詠んだ詩歌をへりくだっていう語。
せつえい
せつえい [0] 【設営】 (名)スル
ある事をするために必要な建物・施設・会場などを,前もって準備すること。「前進基地を―する」「宴会の場を―する」
せつえい
せつえい【設営する】
construct.→英和
‖設営隊 a construction party.
せつえん
せつえん [0] 【節煙】 (名)スル
タバコを吸う量を減らすこと。「健康のために―する」
せつえん
せつえん【節煙する】
be temperate in smoking.
せつえん
せつえん [0] 【雪冤】 (名)スル
無実の罪をすすぐこと。身の潔白を明らかにすること。「この―の文を作った外崎さんが/渋江抽斎(鴎外)」
せつかん
せつかん [0] 【節間】
植物の茎の節と節の間の部分。
せつがい
せつがい [0] 【雪害】
降雪・なだれなどの雪によって,交通機関・農作物・樹木などがこうむる被害。
せつがい
せつがい【雪害】
snow damage.
せつがい
せつがい [0] 【殺害】 (名)スル
〔「せつ」は呉音〕
「さつがい」に同じ。「怒りに乗じて人を―し/花柳春話(純一郎)」
せつがん
せつがん [0] 【切願】 (名)スル
熱心に願うこと。切に願うこと。「留学を―する」
せつがん
せつがん [0] 【接岸】 (名)スル
船が岸壁または陸地に横づけになること。
⇔離岸
「貨物船が岸壁に―する」
せつがん
せつがん【切願する】
entreat[implore] <a person to do> .→英和
せつがん
せつがん【接眼レンズ】
an eye lens;an eyepiece.→英和
せつがんレンズ
せつがんレンズ [5] 【接眼―】
望遠鏡・顕微鏡などで,眼に接する位置にあるレンズ。対物レンズによる物体の実像を拡大して見るのに使われる。接眼鏡。
せつき
せつき [0] 【瀬付き】
〔「せづき」とも〕
アユ・サケ・ハヤなどの魚が産卵のために川の瀬に集まること。「―魚」
せつぎ
せつぎ [0] 【背継ぎ】
踏み台。
せつぎ
せつぎ [1] 【拙技】
(1)下手な演技。
(2)自分の技芸をへりくだっていう語。
せつぎ
せつぎ [1] 【節義】
操を守り,人としての道を行うこと。
せつぎ
せつぎ [1] 【説義】
意味や意義を説明すること。また,その説明。「従来の―を貫かんと欲する者に非ずんば不可なり/花柳春話(純一郎)」
せつぎゃく
せつぎゃく [0] 【截瘧】
悪性の流行病。えやみ。「主人痛風―の二方を伝う/伊沢蘭軒(鴎外)」
せつぎょくしゅう
せつぎょくしゅう 【雪玉集】
三条西実隆(サネタカ)の私家集。1670年刊の一八巻本などがある。約八千首。題詠・法楽歌を主とする。自撰の「再昌草」とともに室町歌壇の状況を知る資料となる。三玉集の一。
せつぎん
せつぎん [0] 【拙吟】
(1)へたな詩歌。へたな吟声。
(2)自分の詩歌,または吟声をへりくだっていう語。
せつく
せつ・く [2] 【責付く】 (動カ五[四])
しきりに催促する。せきたてる。せっつく。「子供に―・かれておもちゃを買う」
せつぐう
せつぐう [0] 【接遇】 (名)スル
もてなすこと。接待すること。「客に―するの厚きを見て/花柳春話(純一郎)」
せつげつか
せつげつか [3] 【雪月花】
雪と月と花。四季における美しい風物。月雪花(ゲツセツカ)((ツキユキハナ))。
せつげん
せつげん【雪原】
a snowfield.→英和
せつげん
せつげん【節減】
curtailment;→英和
reduction;→英和
economy (節約).→英和
〜する reduce;→英和
curtail;→英和
cut.→英和
せつげん
せつげん [0] 【接舷】 (名)スル
船が他の船や岸に船端を付けること。「岸壁に―する」
せつげん
せつげん [0] 【雪原】
(1)雪が一面に降り積もった原野。
(2)高山や極地で,積雪がいつまでも残っている地域。雪田。
せつげん
せつげん [0] 【節減】 (名)スル
きりつめて費用や物の使用量をへらすこと。「経費を―する」
せつげん
せつげん [0] 【切言】 (名)スル
(1)心から相手のことを思い,言葉を尽くして説得すること。忠言。「新しく出直すよう―する」
(2)鋭く言うこと。痛切に論じること。「―すれば自然主義は必らずロマンチシズムを通過したものでなくてはならぬ/文芸上の自然主義(抱月)」
せつげん
せつげん [0] 【褻言】
みだりがわしい言葉。
せつごう
せつごう【接合する】
join[connect] <A with B> ;→英和
put together;unite.→英和
せつごう
せつごう [0] 【雪濠】
高山の稜線鞍部(アンブ)の側方,卓越風の風下側にできる浅い窪地(クボチ)状の部分。積雪によるものとされ,夏でも残雪があることが多い。
せつごう
せつごう [0] 【接合】 (名)スル
(1)物と物とをつなぎ合わせること。「二本の管を―する」
(2)原生動物の繊毛虫類にみられる有性生殖の方法。接着した二個体の間で核の一部分のみを交換して融合し,細胞質の融合は行わない。
⇔合体
(3)植物,特に菌類などの生殖細胞または生殖器官の合体。
(4)細菌が性腺毛などを通じて遺伝物質を伝達する現象。
せつごうきんるい
せつごうきんるい [5] 【接合菌類】
ケカビなど,有性生殖が菌糸の接合によって行われるかび類。古くは接合藻類と親縁関係が深いと考えられたが,今日では菌類として扱う。
せつごうざい
せつごうざい [3][0] 【接合剤】
二つの物体を接合するのに用いる物質の総称。特にセメントなどの無機接合剤をいう。
せつごうし
せつごうし [3] 【接合子】
二個の配偶子,あるいは単細胞生物では二個体が,融合してできる細胞。卵と精子の合体によって生じる受精卵など。接合体。
せつごうそうるい
せつごうそうるい [5] 【接合藻類】
緑藻類の一目であるホシミドロ目に属する藻類群の総称。淡水に生育し,単細胞または細胞が一列に並んで糸状をなす。葉緑体をもち,体細胞の接合による有性生殖を行う。アオミドロ・ホシミドロ・ミカズキモなど。接合藻。
せつごうたい
せつごうたい [0] 【接合体】
⇒接合子(セツゴウシ)
せつごうぼう
せつごうぼう [3] 【接合棒】
⇒連接棒(レンセツボウ)
せつごせん
せつごせん [0][3] 【摂護腺】
前立腺(ゼンリツセン)の旧称。
せつざん
せつざん [2] 【雪山】
(1)雪を頂く山。
(2)
⇒せっせん(雪山)
せつじ
せつじ 【綴字】
⇒ていじ(綴字)
せつじ
せつじ [0] 【説示】 (名)スル
教えを説き示すこと。また,その文。「大略を―す/経国美談(竜渓)」
せつじ
せつじ [0] 【接辞】
語構成要素の一。それだけで単独に用いられることがなく,常に他の語に添加して用い,これに何らかの意味を付加するはたらきをもつもの。接頭語と接尾語とに分けられる。
せつじつ
せつじつ【切実な】
acute;→英和
keen;→英和
urgent;→英和
earnest.→英和
〜に keenly;heartily;sincerely;→英和
strongly.
せつじつ
せつじつ [0] 【節日】
⇒せちにち(節日)
せつじつ
せつじつ [0] 【切実】 (形動)[文]ナリ
(1)心に深く感じるさま。身にしみて感じるさま。「人生の悲哀を―に感じる」
(2)直接かかわりがあって重要なさま。「―な問題」「―に悩む」
(3)実情によく当てはまっているさま。きわめて適切なさま。「―な表現」
[派生] ――さ(名)
せつじゅ
せつじゅ [1] 【接受】 (名)スル
受けとること。「命令をば此状況の下に―した/渋江抽斎(鴎外)」
せつじゅこく
せつじゅこく [3] 【接受国】
外国の外交使節・領事などを受け入れる側の国家。駐箚(チユウサツ)国。
せつじゅたい
せつじゅたい [0] 【摂受体】
⇒受容器(ジユヨウキ)
せつじゅつ
せつじゅつ [0] 【説述】 (名)スル
説きのべること。陳述。
せつじょ
せつじょ [1] 【節序】
季節の変わりゆく次第。
せつじょ
せつじょ [1] 【切除】 (名)スル
切って取り除くこと。特に人体の病巣などを切り取ること。「胃の潰瘍部を―する」
せつじょ
せつじょ【切除】
excision.〜する excise;→英和
cut off.
せつじょう
せつじょう [0] 【雪上】
雪の上。
せつじょう
せつじょう [0] 【接壌】
土地が接近していること。また,ある土地と接近している土地。
せつじょう
せつじょう [0] 【切情】
せつなる思い。ひたすら思う心。「―を訴える」「私の―は梅子さん,疾く御諒承下(クダ)さるでせう/火の柱(尚江)」
せつじょう=霜を加う
――霜を加う
物の多くある上にさらに似た物を加えること。
せつじょうしゃ
せつじょうしゃ [3] 【雪上車】
キャタピラをつけ,雪原や氷原を進めるようにした車。
せつじょうしゃ
せつじょうしゃ【雪上車】
a snowmobile.→英和
せつじょく
せつじょく【雪辱する】
vindicate one's honor;wipe out a shame;→英和
get even <with> (競技).雪辱戦 a return match[game].
せつじょく
せつじょく [0] 【雪辱】 (名)スル
恥をそそぐこと。特に,勝負などに負けて受けた恥を,次に勝つことによってそそぐこと。「―戦」「―を果たす」「次の試合で―を期す」
せつじょほう
せつじょほう [0] 【接叙法】
文や語を接続詞などでつないで続けてゆく表現法。
⇔断叙法
せつせつ
せつせつ [0] 【切切】
■一■ (ト|タル)[文]形動タリ
(1)思いが胸に迫るさま。「―たる帰心」
(2)人の心を動かすほどに心がこもっているさま。「―たる願い」「―と訴える」
(3)音や声がしみじみと人の心を打つさま。また,音や声が細々として絶えないさま。「窓間の竹数十竿,相摩戞(マカツ)して声―已(ヤ)まず/草枕(漱石)」「小絃は―として私語(ササメゴト)に異ならず/謡曲・経政」
■二■ (形動ナリ)
{■一■}に同じ。「遊覧の志―なれども/海道記」
せつせつ
せつせつ [0] 【節節・折折・切切】
たびたび。しばしば。また,時々。「恁(コ)うして―おいでなさる/婦系図(鏡花)」「―ノ御音信ヲクダサルル/日葡」
〔多く副詞的に用いる〕
せつぜい
せつぜい [0] 【節税】 (名)スル
非課税制度を活用するなど適法の範囲内で納税負担を軽減すること。
→脱税
せつぜん
せつぜん [0] 【截然】 (ト|タル)[文]形動タリ
〔「さいぜん」は慣用読み〕
区別などがはっきりしているさま。「―たる差」「自己と他人の間に―たる利害の鴻溝(コウコウ)がある/吾輩は猫である(漱石)」
せつぞう
せつぞう [0] 【雪像】
雪を固めてつくった像。
せつぞく
せつぞく [0] 【接続】 (名)スル
(1)つなぐこと。つながること。「二本のパイプを―する」
(2)列車・電車・バスなどの交通機関が互いに連絡しあうこと。「東京行きの特急に―している電車」「―が悪い」
せつぞく
せつぞく【接続】
connection;→英和
joining.〜する join;→英和
connect <A with B> ;→英和
link.→英和
‖接続駅 a junction.接続詞《文》a conjunction.
せつぞくきょく
せつぞくきょく [4] 【接続曲】
〔(フランス) pot-pourri〕
有名な旋律をつなぎ合わせて作った楽曲。メドレー。ポプリ。
せつぞくご
せつぞくご [0] 【接続語】
文の成分の一。語と語,句と句,文と文とを結び合わせる働きを持つ語または文節。「この品は安い。けれども悪い」の「けれども」などの接続詞類をさす。しかし,これを独立語に含め,成分として立てない考え方もある。また,「この品は安いけれども悪い」の「安いけれども」も接続語に含める考え方もある。
せつぞくし
せつぞくし [4][3] 【接続詞】
品詞の一。活用のない自立語で,主語や修飾語にならず,独立語として単語と単語,また前後の文節や文を接続するはたらきをもつもの。接続詞は,ほとんどが他の品詞から転じたものであるが,意味の上からみると,並立(および・また)・添加(しかも・なお)・選択(または・それとも)・順接(したがって・だから)・逆接(しかし・けれども)などの種類がある。
せつぞくじょし
せつぞくじょし [5] 【接続助詞】
助詞の一類。用言・助動詞に付いて,それより前の語句を後の語句に接続し,前後の語句の意味上の関係を示すはたらきをするもの。口語では,「ば」「と」「ても(でも)」「けれど(けれども)」「が」「のに」「ので」「から」「し」「て(で)」「ながら」,文語では,「ば」「とも」「ど」「ども」「が」「に」「を」「て」「して」「つつ」「ながら」「で」などがある。
せつぞくすいいき
せつぞくすいいき [5] 【接続水域】
領海に隣接する一定範囲の公海で,沿岸国が通関・財政・出入国管理・衛生などについて一定の権能の行使を認められた水域。隣接水域。
せつぞくはん
せつぞくはん [4][3] 【接続犯】
事実上は数個の行為であっても,同一の法益侵害を目的とし,かつ時間的・場所的に接近しているため一罪として評価する犯罪。一晩の間に同じ家から数度にわたり盗みを働いた場合など。
せつぞくほう
せつぞくほう [0] 【接続法】
〔subjunctive mood〕
印欧語において,事実ではないという話者の認知を表したり,話者の思考など主観的判断を表す法。言語によっては,条件法や仮定法と厳密に区別し得ないこともある。英語では仮定法現在がこれに相当する。
→直説法
→命令法
せつだい
せつだい [0] 【設題】 (名)スル
あらかじめ問題や題目を用意しておくこと。また,その問題や題目。設問。
せつだん
せつだん【切断】
cutting off.〜する cut (off);→英和
chop;→英和
amputate (手足の).→英和
‖切断面 a section.
せつだん
せつだん [0] 【切断・截断】 (名)スル
(1)物をたち切ること。切り離すこと。「鉄板を―する」
(2)〔数〕
(ア)直線で平面図形を,また平面で立体を切ること。
(イ)有理数を二つのグループに分けること。ドイツの数学者デデキント(1831-1916)は切断の概念を用いて無理数を厳密に定義した。
せつだんげん
せつだんげん [3] 【截断言】
江戸時代の国学者,東条義門の名づけた活用形の名称。現在の終止形にあたる。
せつだんめん
せつだんめん [3] 【切断面】
切断した切り口の面。断面。
せつでい
せつでい [0] 【雪泥】
雪解けのぬかるみ。
せつでい=の鴻爪(コウソウ)
――の鴻爪(コウソウ)
〔蘇軾の詩「和�子由澠池懐旧�」による。雪泥の上の鴻(オオトリ)の爪(ツメ)のあと,の意〕
人の事跡などの痕跡(コンセキ)の残らないこと。
せつでん
せつでん [0] 【雪田】
⇒雪原(セツゲン)(2)
せつでん
せつでん [0] 【節電】 (名)スル
電力の使用量を減らすこと。
せつでん
せつでん【節電する】
save electricity;economize (in) power.節電週間 a power-saving week.
せつとう
せつとう 【薛濤】
(768-831) 中国,中唐の女流詩人。字(アザナ)は洪度(弘度)。零落(レイラク)して成都で歌妓(カギ)をしていた。詩文に巧みで,元稹(ゲンシン)・白居易ら,当代の詩人との交遊は有名。
せつど
せつど [1] 【節度】
(1)言行などが度を超さず,適度であること。ちょうどよい程度。ほど。「―をわきまえる」「―ある振る舞い」
(2)天子・天皇が大将に出征を命じたとき,しるしとして授けた刀・旗・鈴などの類。「中議の節会行はれて―を下さる/太平記 14」
(3)命令。さしず。指揮。「忠文朝臣が副将として彼が―をうく/正統記(後醍醐)」
〔(2)が原義〕
せつど
せつど【節度】
<use> moderation (ほど).→英和
〜のある moderate.→英和
せつどう
せつどう [0] 【雪洞】
登山で,露営または緊急避難用に雪中に掘る縦穴または横穴。
→せっとう(雪洞)
せつどう
せつどう [0] 【摂動】
ある物体にはたらく力の作用のうち,主要な力に対して,付加的な小さな力の作用をいう。太陽の引力による惑星の楕円軌道にずれを生じさせる他の惑星の引力など。
せつどうろん
せつどうろん [3] 【摂動論】
物理学で広く利用される近似手法。問題を厳密解の求められる部分とそれからのずれの部分に分け,ずれの部分を逐次近似で求める。
せつどし
せつどし [3] 【節度使】
(1)中国,唐・五代の軍職。府兵制の崩壊後,辺境に置かれた傭兵軍団の総司令官。安史の乱後,国内各地にも置かれ,軍政のほか民政・財政の両権をも掌握するようになり,強大な地方勢力となった。宋初に廃止。藩鎮。
(2)奈良時代,新羅に備え軍団を強化するために設けられた令外官の一。732年.761年の二度置かれた。
せつな
せつな【刹那】
a moment;→英和
an instant.→英和
〜的(に) momentary(-ily).→英和
せつな
せつな [1] 【刹那】
〔梵 kṣaṇa〕
きわめて短い時間。瞬間。念。「―の快楽を求める」「爆発が起こった―」「一弾指の間に六十五の―ありて/正法眼蔵」
〔本来,仏教でいう時間の最小単位で,一つの意識の起こる時間。その長さについては諸説がある〕
せつない
せつな・い [3] 【切ない】 (形)[文]ク せつな・し
(1)(寂しさ・悲しさ・恋しさなどで)胸がしめつけられるような気持ちだ。つらくやるせない。「―・い胸の内を明かす」
(2)大切に思っている。深く心を寄せている。「義経に心ざしの―・き人もあるらん/幸若・清重」
(3)苦しい。肉体的に苦痛だ。「湯を強ひられるも―・いもんだ/咄本・鯛の味噌津」
(4)せっぱ詰まった状態である。「詮議つめられ―・く川中に飛び込み/浮世草子・武家義理物語 3」
(5)生活が苦しい。「―・いに絹の襦袢でけいこさせ/柳多留 12」
[派生] ――が・る(動ラ五[四])――げ(形動)――さ(名)
せつない
せつない【切ない】
painful;→英和
trying;→英和
suffocating (息苦しい).
せつなしゅぎ
せつなしゅぎ [4] 【刹那主義】
現在の瞬間を生きることに全力を尽くすという考え方。一般には一時的な快楽を追求する考え方をいう。
せつなてき
せつなてき [0] 【刹那的】 (形動)
(1)非常に短い時間であるさま。瞬間的。
(2)目の前の快楽を求めるさま。「―な喜び」
せつなる
せつなる 【切なる】
〔文語形容動詞「切(セツ)(なり)」の連体形〕
⇒せつ(切)
せつなる
せつなる【切なる(に)】
eager(ly);→英和
earnest(ly);→英和
fervent(ly);→英和
sincere(ly).→英和
せつなんだいがく
せつなんだいがく 【摂南大学】
私立大学の一。1922年(大正11)創立の関西工学専修学校を源とし,75年(昭和50)設立。本部は寝屋川市。
せつに
せつに [1] 【切に】 (副)
強く思うさま。心から。「―お願い申し上げます」「ご健闘を―祈る」
→せつ(切)
せつにん
せつにん [0] 【摂任】
各省の大臣に故障があるとき,他の大臣がその任を臨時に代行すること。
せつのう
せつのう [0] 【折納】
中国,唐・宋代の制度で,政府に納入すべき銭物を等価の他物に換算して納入すること。
せつび
せつび [1] 【設備】 (名)スル
必要な建物・器具・装置などを備え付けること。また,備え付けたもの。「最新の医療器具を―する」「―を整える」
せつび
せつび [1] 【雪眉】
雪のように白いまゆ毛。また,老人。
せつび
せつび【設備】
equipment(s);→英和
arrangements;facilities (施設).〜する equip <with> ;→英和
install;accommodate;→英和
arrange.→英和
〜の良い〔形〕well-equipped <factory> .‖設備投資 plant and equipment investment.近代設備 modern conveniences.産業(港湾)設備 industrial (port) facilities.
せつび
せつび【接尾辞[語]】
《文》a suffix.→英和
せつびご
せつびご [0][3] 【接尾語】
接辞の一類。常に他の語のあとに付いて用いられる語構成要素。「神さま」「子供たち」「春めく」「寒さ」などの「さま」「たち」「めく」「さ」の類。「さま」「たち」などのように意味を添加するだけのものと,「めく」「さ」などのように文法的機能を果たすものとがある。接尾辞。
せつびしきん
せつびしきん [4][5] 【設備資金】
土地・機械・建物など,生産設備の新設・拡大・改善・更新などに投下される資金。
せつびじ
せつびじ [0][3] 【接尾辞】
⇒接尾語(セツビゴ)
せつびとうし
せつびとうし [4] 【設備投資】
建物・機械など生産設備の固定資産に資本を投下すること。
せつぶつ
せつぶつ [0] 【節物】
四季折々のもの。その時節のもの。「卯花…郭公(ホトトギス)と云ふは,皆夏の―である/伊沢蘭軒(鴎外)」
せつぶん
せつぶん [0] 【節分】
(1)季節の変わり目。立春・立夏・立秋・立冬の称。せちぶん。
(2)特に立春の前日の称。この日鰯(イワシ)の頭を柊(ヒイラギ)の小枝に刺して戸口にさし,炒り豆をまいて悪疫退散,招福の行事を行う風習がある。冬から春への境として物忌みに籠ったのが本来の行事。[季]冬。
→追儺(ツイナ)
せつぶん
せつぶん [0] 【拙文】
(1)へたな文。まずい文。
(2)自分の書いた文をへりくだっていう語。
せつぶん
せつぶん 【節分】
狂言の一。節分の夜,鬼に口説(クド)かれた女が,鬼をだまして隠れ蓑や打ち出の小槌(コヅチ)などを奪い,そのあげく「鬼は外」と豆をまいて追い出してしまう。
せつぶん
せつぶん【節分】
the parting of the seasons;the eve of the beginning of spring.
せつぶん
せつぶん 【節文】 (名)スル
ほどよくすること。ほどよく飾ること。「礼とはこの二つの者を―する/童子問」
せつぶん
せつぶん 【綴文】
⇒てつぶん(綴文)
せつぶんおん
せつぶんおん【切分音】
《楽》syncopation.
せつぶんそう
せつぶんそう [0] 【節分草】
キンポウゲ科の多年草。雑木林などの半日陰地に自生。根葉は三深裂する。早春,高さ10センチメートル内外の花茎の上方に線形の葉を輪生状につけ,白花を一個頂生する。萼片は五個で花弁状。
せつぶんてんじょう
せつぶんてんじょう [5] 【節分天井】
節分ごろに株式相場が天井をつけることが多いこと。
→彼岸底彼岸天井
せつぶんほう
せつぶんほう [0] 【切分法】
⇒シンコペーション
せつべん
せつべん [0] 【説弁】 (名)スル
言葉でときあかすこと。「物理を―するの才あるも/八十日間世界一周(忠之助)」
せつぼう
せつぼう [0] 【切望】 (名)スル
熱心に望むこと。たっての願い。「実現を―する」「国民の―にこたえる」
せつぼう
せつぼう【切望】
an earnest desire.〜する desire earnestly;crave;→英和
long <for> ;→英和
be most anxious <for,to do> .
せつめい
せつめい [0] 【説明】 (名)スル
(1)よくわかるように述べること。ときあかして教えること。「使用法を―する」「事情の―を求める」
〔近世の中国語からの借用語〕
(2)〔哲〕
〔explanation〕
記述が,事象の単なる描写や確認であるのに対して,ある事象がなぜそうであるかという根拠を法則からの演繹によって明らかにすること。科学的認識はこの段階に入って初めて予見が可能となる。
⇔理解
→記述
せつめい
せつめい【説明】
(an) explanation;(an) exposition.→英和
〜的 explanatory.〜する explain;→英和
interpret;→英和
illustrate.→英和
〜のつかぬ inexplicable.→英和
‖説明会 an explanatory meeting.説明者 an expositor.説明書 an explanatory note.
せつめいご
せつめいご [0] 【説明語】
述語のこと。「月が輝く」「地球は青い」における「輝く」「青い」がそれにあたる。主語を説明する語として名づけられたもの。
せつめいぶん
せつめいぶん [3][0] 【説明文】
読者の理解を目的として,ある事柄について客観的・論理的に説明した文。国語教育では,文学作品以外の実用的文章をいう。
せつめいぶんぽう
せつめいぶんぽう [5] 【説明文法】
文法現象について,事実を記述するだけにとどまらず,その現象をさまざまな観点から説明しようとする文法。
せつめいへんすう
せつめいへんすう [5] 【説明変数】
独立変数のこと。回帰分析などで使われる。
せつめん
せつめん [2][0] 【節面】
震源を中心とする仮想的な小球面上で,初動分布の押しと引きの領域を分ける面。震源を含む直交する二平面となる。このうちの一つが断層面に対応する。
→初動分布
せつもう
せつもう [0] 【雪盲】
積雪の反射光線,特に紫外線によって眼の角膜・網膜に起こる炎症。また,その炎症によって目が見えなくなっている状態。雪目。ゆきめくら。
せつもく
せつもく [0] 【節目】
(1)草木の節(フシ)と木目(モクメ)。ふしめ。
(2)小分けにした一つ一つの箇条。細目。
せつもん
せつもん [0] 【設問】 (名)スル
問題や質問を作って示すこと。また,その問題や質問。「違った角度から―する」
せつもん
せつもん【設問】
a question.→英和
せつもん
せつもん [0] 【雪門】
俳諧流派の一。服部嵐雪の作風を継いだもので,都会的俗調を帯びる。
せつもん
せつもん [0] 【説文】
(1)漢字の成立とその原義とを説明すること。
(2)「説文解字」の略。
せつもんかいじ
せつもんかいじ 【説文解字】
中国の現存最古の字書。後漢の許慎の撰。100年頃成る。当時の九千余字の漢字を部首別に配列し,六書(リクシヨ)の説により造字法・意義・音を解説したもの。中国文字学の基本的文献。説文。
せつやく
せつやく【節約】
economy;→英和
saving.→英和
〜する economize <in power> ;→英和
save;→英和
cut down <expenses> .
せつやく
せつやく [0] 【節約】 (名)スル
無駄をはぶいて,切り詰めること。
⇔浪費
「経費を―する」「時間の―」
せつやく
せつやく [0] 【拙訳】
(1)まずい翻訳・訳文。
(2)自分の翻訳・訳文をへりくだっていう語。
せつゆ
せつゆ【説諭する】
admonish;→英和
exhort;→英和
reprove;→英和
advise.→英和
せつゆ
せつゆ [1][0] 【説諭】 (名)スル
悪い点を教えさとすこと。よく言い聞かせること。「諄々(クドクド)と―すれば/風流仏(露伴)」
せつよう
せつよう [0] 【摂養】 (名)スル
体を大切にすること。養生。
せつよう
せつよう [0] 【節用】
■一■ (名)スル
費用や労力を節約すること。
■二■ (名)
「節用集」の略。
せつよう
せつよう [0] 【切要】 (名・形動)[文]ナリ
非常に大切な・こと(さま)。肝要。肝心。「人生日用の間,甚だ―なるものなり/西国立志編(正直)」
せつよう
せつよう [0] 【窃用】 (名)スル
他人のものを無断で使用すること。
せつようしゅう
せつようしゅう 【節用集】
〔「せっちょうしゅう」とも〕
室町時代,1474年頃成立したイロハ引きの辞書。また,これを改編増補あるいは縮約して明治年間まで用いられた国語辞書の総称。日常語彙や古典語を,頭音によってイロハ順に並べ,それを天地・時節などに分ける。内容が簡易で引きやすく,各種の本が行われた。古態を保つ慶長以前のものは古本節用集と呼ぶ。江戸時代には種々改編増補され,内容・体裁をやや異にしたものが現れた。
せつようもんじ
せつようもんじ 【節用文字】
辞書。鎌倉時代の書写。色葉字類抄の一異本とみられる。著者未詳。
せつよく
せつよく [0] 【節欲・節慾】 (名)スル
欲望を控えること。禁欲。
せつよくせつ
せつよくせつ [4] 【節欲説】
シーニアー(N. W. Senior 1790-1864)が「経済学概要」(1836年刊)で唱えた利子あるいは利潤に関する説。現在の消費の欲求を抑えて,貯蓄したことに対する報酬として利子を考える。制欲説。
せつり
せつり [1] 【摂理】 (名)スル
(1)万象を支配している理法。「自然の―」
(2)〔providence〕
キリスト教で,この世の出来事がすべて神の予見と配慮に従って起こるとされること。
(3)代わって処理すること。「北条氏は恰も番頭の主家を―するが如くなりしなり/文学史骨(透谷)」
(4)すべおさめること。「事務を―する」[ヘボン]
せつり
せつり [1] 【刹利】
「刹帝利(セツテイリ)」の略。
せつり
せつり【摂理】
<divine> Providence.〜に委せる trust in Providence.
せつり
せつり [1] 【節理】
(1)比較的規則正しい岩石の割れ目。火成岩が冷却して固結する際や,岩石の変形や風化によって生じたもので,板状・柱状・方状・玉葱(タマネギ)状などの形状がある。
(2)物事のすじみち。道理。
せつりこうきあつ
せつりこうきあつ [6] 【切離高気圧】
上層の偏西風帯が南北に大きく蛇行(ダコウ)し,高緯度側に延びた部分が本流から切り離されてできる背の高い温暖な高気圧。特に発達して長く停滞するものをブロッキング高気圧という。しばしば異常気象をもたらす。
→ブロッキング
せつりつ
せつりつ【設立】
establishment;→英和
foundation.→英和
〜する establish;→英和
found;→英和
set up;organize.→英和
‖設立者 a founder;an organizer.設立趣意書 a prospectus.
せつりつ
せつりつ [0] 【設立】 (名)スル
学校・会社などの機関や組織を新しく作ること。
せつりつこうい
せつりつこうい [5] 【設立行為】
法人の設立に関する行為のうち,寄付行為・定款の作成などの法人格を取得するためにされる法律行為。
せつりつとうき
せつりつとうき [5] 【設立登記】
法人を設立するため,その目的・名称・事務所などの事項を,事務所の所在地において登記すること。
せつりていきあつ
せつりていきあつ [6] 【切離低気圧】
上層の偏西風帯の蛇行が増大し,本流から低緯度側に切り離されてできる寒冷な低気圧。
せつりゃく
せつりゃく [0] 【節略】
適度に省き減らすこと。省略。
せつりょう
せつりょう [0] 【雪稜】
雪をいただいた尾根。
せつれい
せつれい [0] 【雪嶺】
雪をいただいた高山。
せつれい
せつれい 【雪嶺】
⇒三宅(ミヤケ)雪嶺
せつれつ
せつれつ [0] 【節烈】 (名・形動)[文]ナリ
節義を堅く守る・こと(さま)。
せつれつ
せつれつ【拙劣な】
clumsy;→英和
awkward;→英和
unskillful.→英和
せつれつ
せつれつ [0] 【拙劣】 (名・形動)[文]ナリ
へたであること。まずいこと。また,そのさま。「―な文章」
[派生] ――さ(名)
せつろう
せつろう [0] 【拙陋】 (名・形動)[文]ナリ
見識が狭くかたくなである・こと(さま)。「愚民の結社は…尤(モツトモ)卑下―なる者にして/明六雑誌 14」
せつろう
せつろう 【拙老】 (代)
一人称。老人が自らをへりくだっていう語。[日葡]
せつろく
せつろく [0] 【摂籙】
摂政の異名。関白をもいう。しょうろく。「是皆―の臣の御子息/平家 1」
せつろく
せつろく [0] 【節録】
適度に取捨選択しながら,必要な点を書きしるすこと。抄録。
せつろん
せつろん [0] 【切論】 (名)スル
熱心に論ずること。「其不可なる所以(ユエン)を―する/もしや草紙(桜痴)」
せつろん
せつろん [0] 【拙論】
(1)筋の立たないまずい議論。
(2)自分の議論をへりくだっていう語。
せつわ
せつわ [0] 【説話】 (名)スル
(1)作られた話に対して,民間に伝わる話。内容によって昔話・伝説・世間話などと分けたり,モチーフによって起源説話・神婚説話などと分類したりする。広くは神話を含める。
(2)話すこと。物語ること。「以上―する所は/浮城物語(竜渓)」
(3)中国,宋代に市井の盛り場で語られた大衆芸能の一。それを職業とするものを「説話人」といい,古今の珍しい話を口説した。
せつわ
せつわ【説話】
a tale;→英和
a story.→英和
‖説話文字 narrative literature.
せつわしゅう
せつわしゅう [3] 【説話集】
説話を多く集めた作品。ある基準・目的に従って分類したものと,雑然と配列しただけのものとがある。日本では,奈良時代の日本霊異記に始まり,平安時代の今昔物語集のほか,特に鎌倉時代を中心に,多くの集が編まれた。
せつわぶんがく
せつわぶんがく [4] 【説話文学】
説話または説話集で,文学的な内容・体裁の備わっているもの。普通,今昔物語・宇治拾遺物語・古今著聞集などをいう。
せづり
せづり [0] 【瀬釣(り)】
川の瀬で,針を流しながらアユ・ハヤなどを釣ること。
せでん
せでん [0] 【世伝】 (名)スル
代々伝えてゆくこと。せいでん。
せでんごりょう
せでんごりょう [4] 【世伝御料】
皇室の世襲の財産で,分割・譲与を許されないもの。旧皇室典範上の制度。
せと
せと [1] 【瀬戸】
〔「狭(セ)門(ト)」の意〕
(1)相対する陸地が接近して,海が狭くなっている所。狭い海峡。
(2)「瀬戸際(セトギワ)」の略。「死ぬか生きるかの―に乗(ノツ)かかる時/五重塔(露伴)」
せと
せと【瀬戸】
a strait;→英和
straits;a channel.→英和
せと
せと 【瀬戸】
(1)愛知県北部にある市。良質の陶土を産し,鎌倉時代から製陶業が興り,日本有数の陶磁器生産地として発展。
(2)「瀬戸物」の略。
せとうち
せとうち 【瀬戸内】
瀬戸内海。また,その沿岸地方の称。
せとうちしききこう
せとうちしききこう [7] 【瀬戸内式気候】
瀬戸内海地方に特有な気候。山地や陸地に囲まれているため,夏・冬とも季節風の陰になり,年間を通じて日照時間が多く,降水量が少ない。沿岸では海陸風が卓越し,夏の夕なぎが顕著。春から夏にかけては霧が発生しやすい。
せとおおはし
せとおおはし 【瀬戸大橋】
本四連絡橋の児島・坂出ルートの通称。海峡部の長さ約9.4キロメートル。JR 瀬戸大橋線と瀬戸中央自動車道の併用橋。1988年(昭和63)開通。
せとからつ
せとからつ [3] 【瀬戸唐津】
唐津焼の一種。白色の釉をかけたもので,明度が瀬戸焼の陶器に近いところからいう。
せとぎわ
せとぎわ [0] 【瀬戸際】
〔狭い海峡と海との境目の意〕
物事の成功・失敗の分かれ目。また,安危の分かれ目。「―に立つ」「人生の浮沈の―」「―政策」
せとぎわ
せとぎわ【瀬戸際】
a critical moment;a crisis;→英和
<at> the last moment.〜に on the verge[brink] <of> .→英和
‖瀬戸際政策 brinkmanship.
せとぐち
せとぐち [2] 【瀬戸口】
狭い海峡の入り口。
せとぐち
せとぐち 【瀬戸口】
姓氏の一。
せとぐちとうきち
せとぐちとうきち 【瀬戸口藤吉】
(1868-1941) 作曲家・指揮者。鹿児島県生まれ。「守るも攻むるも…」で有名な「軍艦行進曲」や「愛国行進曲」などを作曲。
せとぐろ
せとぐろ [0] 【瀬戸黒】
美濃の黒釉陶器。茶碗が多く,半筒形で高台は低い。天正(1573-1592)年間,利休の好みで造られたといわれる。利休黒。天正黒。
せとだい
せとだい [2] 【瀬戸鯛】
スズキ目の海魚。全長30センチメートルほど。イサキの仲間で,体形は著しく側扁し,目が大きい。体は灰褐色で,体側に濃灰褐色の幅広い五条の横帯がある。食用となるが,まずい。本州中部以南に分布。
せとないかい
せとないかい 【瀬戸内海】
本州・四国・九州に囲まれた日本最大の内海。西南日本をほぼ東西に横切る窪地帯に海水が浸水して形成された。無数の島々はかつての地塁などで,周囲より小高かった山地。古来,海上交通の大動脈で,また水産物の宝庫でもある。沿岸に工業が発達。気候は温暖で雨量が少ない。瀬戸内。内海。
せとないかい
せとないかい【瀬戸内海】
the Inland Sea.
せとないかいこくりつこうえん
せとないかいこくりつこうえん 【瀬戸内海国立公園】
瀬戸内海一帯に散在する景勝地を含む国立公園。数多い島々と内海がつくりだす美観が中心で,一〇県にまたがる。
せとびき
せとびき【瀬戸引きの】
enameled <pan> .
せとびき
せとびき [0] 【瀬戸引き】
〔外見が瀬戸物に似ていることから〕
琺瑯(ホウロウ)引き。
せともの
せともの【瀬戸物】
earthenware;→英和
china;→英和
pottery;porcelain.→英和
瀬戸物屋 a china shop.
せともの
せともの [0] 【瀬戸物】
(1)陶磁器の通称。主に畿内以東でいう。
〔中国・四国・九州では唐津物という〕
(2)「瀬戸焼」に同じ。
せとものがい
せとものがい [4] 【瀬戸物貝】
海産の巻貝。細長い塔状で,殻高3センチメートル内外。殻は厚く,白色で瀬戸物のような光沢がある。棘皮動物に寄生し,その体液を吸う。本州中部以南の暖海に分布。
せとやき
せとやき [0] 【瀬戸焼】
愛知県瀬戸市およびその周辺で作られる陶磁器の総称。鎌倉時代に加藤藤四郎景正が中国より陶法を伝え,日本陶器の起源となり,灰釉(ハイグスリ)・飴釉(アメグスリ)が発明され本格的窯業が始まった。桃山から江戸初期にかけて黄瀬戸・瀬戸黒・織部・志野など茶器の類が盛んになるとともに雑器も焼かれるようになり,さらに文化(1804-1818)初年,加藤民吉父子が染め付け磁器を始め,のちには磁器が主流となった。せともの。せと。
せど
せど [1][2] 【背戸】
家の裏口。また,裏手。「―の竹藪(タケヤブ)」
せど=の馬も相口(アイクチ)
――の馬も相口(アイクチ)
裏口につないでおくしかない暴れ馬でも,扱い方によってはおとなしくなること。手のつけられない者にも,頭の上がらない人や気の合う友人はいることのたとえ。人喰馬(ヒトクライウマ)にも相口。
せどう
せどう [1] 【世道】
人が世の中で守るべき道徳。
せどうか
せどうか [2] 【旋頭歌】
和歌の一体。五七七五七七の六句から成る歌。記紀・万葉などに見える。
せどうじんしん
せどうじんしん [1] 【世道人心】
世の中の道徳と人の心。
せどぐち
せどぐち [2] 【背戸口】
家の裏側の出入り口。うらぐち。
せどまつ
せどまつ [2] 【背戸松】
背戸口に立てる正月の松飾り。
せどや
せどや [2] 【背戸家】
他の家の後ろ側にある家。うらだな。
せどり
せどり [0] 【瀬取り】
親船の積み荷を小船に移し取ること。
せどり
せどり [0] 【競取り・糶取り】
〔動詞「せどる」の連用形から〕
売買の仲介をして手数料を取ること。また,その人。
せどりぶね
せどりぶね [4] 【瀬取り船】
港で沖懸かりをしている大型船から積み荷を瀬取りする小型の荷船。茶船(チヤブネ)。瀬取り茶船。
→上荷(ウワニ)船
せな
せな 【夫な・兄な】
〔「な」は接尾語〕
(1)女性が夫・恋人・兄弟などを親しんでいう語。せなな。せなの。「我摘めど籠(コ)にも満たなふ―と摘まさね/万葉 3444」
(2)兄。また,若い男。「塗下駄をいただいて―こしを懸/柳多留 7」
せな
せな [1] 【背】
せ。背中。
せなあ
せなあ [2] 【兄なあ】
〔「せな(兄)」の転〕
(1)兄。「兄さんとしやれて―に逢ひに出る/柳多留 9」
(2)田舎の若い衆。「村の佳人才子たる女(アマ)つ子―が/社会百面相(魯庵)」
せなか
せなか [0] 【背中】
(1)背の中央。背骨のあたり。また,背。
(2)物の後ろにあたる部分。「本の―」
せなか
せなか【背中】
the back.→英和
〜を向ける turn one's back <on> .〜合せに back to back.
せなか=を向ける
――を向・ける
(1)物に対して,後ろ向きになる。
(2)物事に対して,無関心な態度をとる。「世間に―・けて暮らす」
せなかあわせ
せなかあわせ [4] 【背中合(わ)せ】
(1)二人の人が,また物と物とが背と背を合わせて,互いに後ろ向きになっていること。「―に座る」「―に建つ家」
(2)背と腹のように互いに裏表(ウラオモテ)の関係にあること。「死生は―」
(3)仲が悪いこと。「夫婦は何処迄行つても―の儘で暮した/道草(漱石)」
せなじょ
せなじょ 【姉女】
〔「せな」が兄の呼称であるところから〕
姉。また,若い女。「梅に鶯松の雪,さては―が袖袂/長唄・近江のお兼」
せなぶとん
せなぶとん [3] 【背布団】
ひもをつけて背中に負う防寒用の小さい布団。[季]冬。
せにゅう
せにゅう [0] 【施入】 (名)スル
布施の物を贈ること。施しをすること。また,その物。
せぬい
せぬい [0] 【背縫い】
衣服の,背の中心の縫い目。
せぬき
せぬき [0][3] 【背抜き】
洋服の上着の,背の部分に裏地をつけない仕立て方。また,その上着。
せぬき
せぬき【背抜きの】
unlined <coat> .→英和
せのうみ
せのうみ 【石花海】
駿河湾南部,大井川河口の東方沖合にある浅堆(センタイ)。好漁場として有名。
せのお
せのお セノヲ 【妹尾】
姓氏の一。
せのおぎろう
せのおぎろう セノヲギラウ 【妹尾義郎】
(1889-1961) 仏教運動家。広島県生まれ。私有なき共同社会を唱え資本主義を批判,1931年(昭和6)新興仏教青年同盟を結成。戦後は日中・日朝友好に尽力。
せのきみ
せのきみ [1] 【背の君・兄の君・夫の君】
「せ(兄)」の敬称。特に,「夫」をさしていう。「我が―はなでしこが花にもがもな/万葉 4010」
せのび
せのび【背伸びする】
stretch oneself;stand on tiptoe.
せのび
せのび [1][2] 【背伸び】 (名)スル
(1)つま先立ちになって,背筋を伸ばし,背丈を高くすること。「―して見る」
(2)自分の実力以上のことをしようとすること。
せはば
せはば [0][1] 【背幅】
背中の幅。洋裁では,左の腕の付け根から右の腕の付け根までの寸法をいう。
せば
せば (連語)
〔過去の助動詞「き」の未然形「せ」に接続助詞「ば」の付いたもの〕
事実でないことを仮定していうのに用いる。…たならば。…たとしたら。「世の中にたえて桜のなかり―春の心はのどけからまし/古今(春上)」
〔「せば」の「せ」をサ変動詞「す」の未然形「せ」の一用法とする説もある〕
せばし
せば・し 【狭し】
〔「せまし(狭)」の古形〕
■一■ (形ク)
せまい。「白玉のまなくも散るかそでの―・きに/古今(雑上)」
■二■ (形シク)
{■一■}に同じ。「みさごゐる磯まに生ふる松の根の―・しく見ゆる世にもあるかな/堀河百首」
せばせばし
せばせば・し 【狭狭し】 (形シク)
(1)幅がせまくて窮屈だ。いかにもせまい。「道―・しうて両方が険阻で難処ぢやほどに/史記抄 11」
(2)心がせまい。狭量だ。「大キナ国ヲ治ムルモノワ,―・シュウシテワカナワヌ/天草本金句集」
せばた
せばた [0] 【背旗】
昔,戦場で武士が背に差した小さい旗。
せばまる
せばま・る [3] 【狭まる】 (動ラ五[四])
幅がせまくなる。また,二者の間の距離・隔たりが小さくなる。「道幅が次第に―・る」「先頭との距離が―・る」
せばまる
せばまる【狭まる】
(become) narrow.→英和
せばむ
せば・む 【狭む】 (動マ下二)
⇒せばめる
せばめる
せば・める [3] 【狭める】 (動マ下一)[文]マ下二 せば・む
(1)幅をせまくする。また,二者の間の距離・隔たりを小さくする。「駐車中の車が道を―・めている」「先頭との距離を―・めてくる」「われは料らずも眉を―・めて/即興詩人(鴎外)」
(2)苦しめる。「人ヲ―・ムル/日葡」
せばめる
せばめる【狭める】
(make) narrow;→英和
contract.→英和
せばんごう
せばんごう【背番号】
a uniform[player's]number.
せばんごう
せばんごう [2] 【背番号】
野球選手などのユニホームの背中に識別のためにつける番号。
→ゼッケン
せひ
せひ [1][0] 【施肥】 (名)スル
作物に肥料を与えること。
せひ
せひ【施肥する】
manure <the field> ;→英和
give manure <to> ;fertilize <the soil> .→英和
せひょう
せひょう [0] 【背標】
製本で,丁合いのために折り丁の背の部分に印刷した目印。丁合いが正しいと階段状にならぶ。
→背丁(セチヨウ)
せひょう
せひょう [0] 【世評】
世の中の評判。せいひょう。
せひょう
せひょう【世評】
[批評]public opinion;popularity;→英和
(a) rumor.→英和
〜に上る be talked about.〜に頓着しない do not care what people will say of one.〜によると They say[It is said](that)….
せび
せび [1] 【施火】
盆の精霊(シヨウリヨウ)送りに家々でたく火。送り火。また,特に八月一六日(昔は陰暦七月一六日)の夜,京都市近郊の山々で,精霊送りのためにたく大がかりな火。如意ヶ岳の大文字が最も有名。
せび
せび 【蝉】
「せみ」に同じ。[新撰字鏡]
せびきけみ
せびきけみ 【畝引検見】
江戸時代の検見法の一。田地の収穫が予定収穫量に不足するとき,不足分を段別に直し,それに当たる田地の課税を免除すること。畝引。
せびく
せびく [0] 【背低】
背が低いこと。また,背の低い人。
せびょうし
せびょうし [2] 【背表紙】
本の表紙のうち,中身をとじ合わせた側を包む部分。背。
せびらかす
せびらか・す (動サ四)
(1)せがむ。せびる。強要する。せぶらかす。「節季��に―・したらいで,又年を切りまし/浄瑠璃・長町女腹切(中)」
(2)からかう。いじめる。せぶらかす。「このやうに―・されては,舞鶴は付けられまい/浄瑠璃・扇八景」
せびらき
せびらき [2] 【背開き】
魚を背の方から切り開き,腹の皮をつけて両側に開くこと。せわり。
せびりとる
せびりと・る [4] 【せびり取る】 (動ラ五[四])
強要して取る。せびる。「なけなしの金を―・られた」
せびり取る
せびりと・る [4] 【せびり取る】 (動ラ五[四])
強要して取る。せびる。「なけなしの金を―・られた」
せびる
せびる
tease[importune,press] <a person for a thing,to do> .→英和
せびる
せび・る [2] (動ラ五[四])
〔「せぶる」の転〕
無理に頼む。ねだる。「母親に小遣いを―・る」
[可能] せびれる
せびれ
せびれ [0] 【背鰭】
水生の脊椎動物の背の中央にあるひれ。はいき。
せびれ
せびれ【背鰭】
a dorsal fin.
せびろ
せびろ【背広】
<米> a business suit; <英> a lounge suit.
せふりさん
せふりさん 【脊振山】
福岡県と佐賀県の境にある山。海抜1055メートル。脊振山地の主峰。山頂に背振神社の上宮があり,古く,最澄・空海などが渡唐の際祈願したことで有名。
せぶし
せぶし [0] 【背節】
鰹(カツオ)の背側の肉で作った鰹節。雄節。
せぶせ
せぶせ [0] 【背伏せ】
和服の単(ヒトエ)長着で,背縫い代を絹薄地で包んで始末すること。また,その包む布。上質の物や薄物に用いる。
せぶつ
せぶつ 【施物】
⇒せもつ(施物)
せぶみ
せぶみ【瀬踏み】
a first trial;sounding.→英和
〜する try;→英和
sound;→英和
feel out.
せぶみ
せぶみ [0][3] 【瀬踏み】 (名)スル
〔 (2) が原義〕
(1)ある物事をする前に,ちょっと試してみること。「交渉に先立って―しておく」
(2)川を渡る前に瀬が浅いか深いか,あらかじめ調べてみること。「重忠―仕らん/平家 9」
せぶらかす
せぶらか・す (動サ四)
「せびらかす」に同じ。「またこりや市松が―・したか,堪忍しや��/浄瑠璃・夏祭」
せぶる
せぶ・る (動ラ四)
〔「臥(フ)せる」の「ふせ」を逆にしてできた語〕
寝る。横になる。「すそく(=足)のばして,―・つたわいやい/滑稽本・浮世床 2」
せぶる
せぶ・る (動ラ四)
「せびる」に同じ。「女郎―・つて掴み取つた一歩小判の金が罰/浄瑠璃・傾城酒呑童子」
せぶるい
せぶるい [2] 【背振るい】
獣などが背をふるわせること。
せほう
せほう [0] 【世法】
俗世間の法則。世間の真理。
⇔仏法
「仏法―,唐土天竺の事まで/曾我 3」
せぼね
せぼね [0] 【背骨】
「脊柱(セキチユウ)」に同じ。
せぼね
せぼね【背骨】
the backbone;→英和
the spine.→英和
せまい
せま・い [2] 【狭い】 (形)[文]ク せま・し
〔「せばし」の転〕
(1)(空間的に)
(ア)面積が少ない。「―・い庭」
(イ)幅が短い。「―・い道路」
(2)(抽象的に)範囲が限られている。「市場(シジヨウ)が―・い」「視野が―・い」「知識が―・い」「どうも―・い所だ。出てあるきさへすれば必ず誰かに逢ふ/坊っちゃん(漱石)」
(3)(精神的に)ゆとりがない。狭量である。「―・い了見の持ち主」「―・イ心/ヘボン」
⇔広い
[派生] ――げ(形動)――さ(名)
せまい
せまい [0] 【施米】 (名)スル
(1)托鉢(タクハツ)僧や貧しい人などに米を施すこと。また,その米。
(2)平安時代,毎年6月に朝廷から京中の貧僧に米・塩を施したこと。
せまい
せまい【狭い】
narrow;→英和
small <room> ;→英和
limited <view> .→英和
せまえり
せまえり [0] 【狭襟】
和服の襟型の一。背中心から襟先まで同じ幅に仕立てた襟。男物・子供物・女性の普段着に用いる。棒襟。
→広襟
→撥(バチ)襟
せまきもん
せまきもん 【狭き門】 (連語)
(1)〔新約聖書マタイ福音書七章「狭き門より入れ,…生命にいたる門は狭く,その路は細く,之を見出す者すくなし」より〕
天国の救いに至る道が困難であることの象徴的表現。
(2)就職や進学などの,競争の激しい難関。
せまきもん
せまきもん 【狭き門】
〔原題 (フランス) La Porte étroite〕
ジードの小説。1909年刊。従弟に対する恋を犠牲にして,ひたすら禁欲的な信仰の中で短い生涯を閉じた女性アリサの魂の悲劇を描く。
せまくら
せまくら 【瀬枕】
川の水が浅瀬のために盛り上がったもの。「―大きに滝なて/平家 9」
せまくるしい
せまくるし・い [5] 【狭苦しい】 (形)[文]シク せまくる・し
部屋その他の空間が狭くてのびのびできない。「四畳半一間だけの―・い下宿」
[派生] ――げ(形動)――さ(名)
せまくるしい
せまくるしい【狭苦しい】
(be) narrow and close[confined].
せまし
せま・し 【狭し】 (形ク)
⇒せまい
せまつり
せまつり [2] 【瀬祭(り)】
海中に酒や米を投げ入れて,海神をまつる漁師の祭り。地方によって,祭日・呼び方が異なる。磯祭。竜宮祭。潮祭。浦祭。
せまぼいん
せまぼいん [3] 【狭母音】
下顎の開きが小さな母音。日本語ではイとウが典型的。高母音。閉じ母音。
⇔広母音(ヒロボイン)
せまもり
せまもり [2] 【背守り】
幼児の着物の背に魔除けとして縫いつけた飾り。ぬいぐるみやアズキなどを入れた小袋を下げたり,刺繍(シシユウ)をすることもある。せもり。
せまる
せま・る [2] 【迫る・逼る】 (動ラ五[四])
(1)間隔が小さくなる。「―・った眉」「峡―・り水窄(セバ)まり/日本風景論(重昂)」
(2)すぐ近い所まで寄る。「危険が―・る」「敵陣に―・る」「裏に崖の―・った土地」「核心に―・る」「禿山が一つ,群を抜きんでて眉に―・る/草枕(漱石)」
(3)時刻・期限などが近づく。「締め切りが―・る」
(4)それとほとんど違わなくなる。「兄弟子に力量が―・る」「真に―・った演技」
(5)ある感情がこみあげて胸が苦しくなる。「悲しくなつて,胸が―・つて,涙が流れて/多情多恨(紅葉)」
(6)行き詰まる。窮地に立つ。「何処か―・らない鷹揚な気象がある/それから(漱石)」「必要に―・られる」
(7)強い態度で相手に対する。「復縁を―・る」
(8)不足する。「五穀登(ミノ)らずして百姓―・り乏(トモ)しからむと/日本書紀(仁徳訓)」「水ガ―・ッタ/日葡」
〔形容詞「せばし」と同源。「迫(セ)む」に対する自動詞〕
せまる
せまる【迫る】
(1)[接近]approach;→英和
be at hand;draw near;be imminent;[切迫]be on the verge[brink] <of> ;→英和
be near.(2)[強いる]press;→英和
urge;→英和
force.→英和
必要に迫られて driven by necessity.
せみ
せみ【蝉】
a cicada.→英和
せみ
せみ [0] 【背美】
「背美鯨(セミクジラ)」の略。
せみ
せみ [0] 【蝉】
(1)半翅(ハンシ)目セミ科の昆虫の総称。体長数センチメートルで体が太く,はねは透明なものが多い。口は針のように細長く,樹木に差し込んで養分を吸う。雄の腹部に発音器があって高い声で鳴く。幼虫は地中で樹木の根から吸汁して数年から十数年を過ごす。日本産はアブラゼミ・ミンミンゼミ,秋にヒグラシ・ツクツクボウシなど三二種が分布する。せび。[季]夏。《しづかさや岩にしみ入る―の声/芭蕉》
(2)雅楽の横笛の名所(ナドコロ)。吹き口と頭端との間の背面を三分ほど切り開き,蝉形の木でおおったもの。
(3)高い所に物を引き上げる際に用いる小さな滑車。
(4)和船の帆柱などに取り付けて,帆や荷物の上げ下ろしをする滑車。
蝉(3)[図]
せみえび
せみえび [2] 【蝉海老】
海産の大形のエビ。体長30センチメートルに達する。頭胸部は正方形に近く,甲は赤褐色で厚く,表面に多数の顆粒状の突起と粗毛がある。食用になる。房総以南の太平洋沿岸に分布。
せみおれ
せみおれ [0] 【蝉折れ】
(1)鬢先を上方に反らし蝉の形にした男の髪形。天和・元禄(1681-1704)頃流行。
(2)平安時代の横笛の名。「―,小枝と聞えし漢竹の笛を二つ/平家 4」
せみかご
せみかご [0][2] 【蝉籠】
蝉の形をした花入れ用の籠。
せみくじら
せみくじら [3] 【背美鯨】
ヒゲクジラの一種。全長17メートルほど。全身黒色で,体の下面に白斑が見られるものが多い。太平洋・大西洋に分布するが,生息数が減少した。
せみごろも
せみごろも [3] 【蝉衣】
紗(シヤ)や絽(ロ)などの,蝉の羽のように薄く透けた上等の着物。「かけ香や何にとどまる―/蕪村」
せみしぐれ
せみしぐれ [3] 【蝉時雨】
たくさんの蝉が鳴いているさまを時雨の降る音にたとえていう語。[季]夏。
せみたけ
せみたけ [2] 【蝉茸】
子嚢菌(シノウキン)類バッカク菌目のきのこ。地下のニイニイゼミの蛹(サナギ)に寄生し,春から夏,地上に発生する。子実体は頭と茎から成り,地上部の高さ約5センチメートル。頭部はややふくらみ黄褐色の無数の胞子を生じる。茎は白色。冬虫夏草(トウチユウカソウ)の一種。
せみのおがわ
せみのおがわ 【瀬見の小川】
京都市左京区下鴨の東部を流れる小川。糺(タダス)ノ森の南で賀茂川に合流する。蝉の小川。石川の瀬見の小川。((歌枕))「石川や―の清ければ月も流れを尋ねてぞすむ/新古今(神祇)」
せみのぬけがら
せみのぬけがら 【蝉の脱け殻】
(1)蝉が成虫になるときに抜け出したあとの殻。
(2)中身がなくて,殻だけが残ったものを比喩的にいう。
せみのは
せみのは 【蝉の羽】
(1)蝉のはね。
(2)透けて見えるような薄い着物の形容。「―も裁(タ)ちかへてける夏衣/源氏(夕顔)」
せみのはごろも
せみのはごろも 【蝉の羽衣】
「蝉衣」に同じ。「今朝かふる―着てみれば/千載(夏)」
せみぶえ
せみぶえ [2][0][3] 【蝉笛】
蝉の鳴き声を出すおもちゃの笛。土製の蝉を飾りとして付けた,竹製の笛。
せみほうぼう
せみほうぼう [3] 【蝉魴鮄】
カサゴ目の海魚。全長35センチメートルほど。体形はややホウボウに似るが,大きな胸びれをもち,背びれ前方に明瞭な二つの遊離したとげがある。体は朱紅色。本州中部以南に分布。
せみまる
せみまる 【蝉丸】
(1)平安前期の歌人。宇多天皇の皇子敦実親王に仕えた雑色(ゾウシキ)とも,醍醐天皇の第四皇子とも伝えられる。逢坂(オウサカ)山に住み,盲目で琵琶の名手とされ,音曲の守護神として伝説に富む。後撰集以下の勅撰集に四首の歌がみえる。生没年未詳。
(2)能の一。四番目物(狂乱物)。世阿弥作か。盲目のため逢坂山に捨てられた皇子蝉丸を,髪が逆立つ病をもつ姉逆髪(サカガミ)が狂乱のさまで訪ねて行き,互いの宿命を嘆きながら,やがて別れて行く。
(3)人形浄瑠璃。時代物。近松門左衛門作。初演年代未詳。{(2)}に取材。蝉丸をめぐる,北の方・直姫らの恋争いを中心に描く。蝉丸は女人の怨念で盲目となるが,最後に開眼する。
せみょう
せみょう 【宣命】
「せんみょう(宣命)」の転。
せみょう=を含める
――を含・める
よく言い聞かせて納得させる。因果を含める。「能く能く―・めつつ/御伽草子・鶴」
せむ
せ・む 【攻む】 (動マ下二)
⇒せめる
せむ
せむ [1] 【世務】
⇒せいむ(世務)
せむ
せ・む 【責む】 (動マ下二)
⇒せめる
せむ
せ・む 【迫む・逼む】 (動マ下二)
(1)追い詰める。「かく年も―・めつれば/源氏(若菜下)」
(2)きつく締めつける。「御襪のいたう―・めさせ給ひけるに/大鏡(兼家)」
せむい
せむい [2] 【施無畏】
〔仏〕
(1)仏・菩薩が衆生(シユジヨウ)のおそれを除き,救うこと。三施の一。無畏施。
(2)観世音菩薩の別称。施無畏者。
せむいいん
せむいいん [3] 【施無畏印】
〔仏〕 施無畏の功徳を示す印。右手を開いて,手のひらを外に向け,肩の辺に上げる。
→印
せむし
せむし【傴僂】
a humpback;a hunchback.→英和
〜の humpbacked;hunchbacked.→英和
せむし
せむし [0] 【傴僂】
〔昔,背に虫がいるためになると考えられていたことからという〕
背骨が後方に湾曲して前かがみになっていること。また,その人。
せめ
せめ【責め】
<fulfill one's> responsibility;→英和
blame (非難).→英和
〜は君にある You are to blame.〜を負う be responsible <for> ;answer <for> .→英和
〜を負わせる lay the blame <on a person> .‖責め道具 an instrument of torture.
せめ
せめ [2] 【攻め】
敵や相手を攻めること。また,攻撃のしかた。「守りから―に転じる」「まずい―」
せめ
せめ [2] 【責め】
〔動詞「せめる(責)」の連用形から〕
(1)こらしめなどのために加えられる肉体的・精神的苦痛。「水火の―にあう」「―を食う」
(2)(他から負わされた)責任。任務。「―を果たす」
(3)刀の鞘(サヤ)・扇子・唐傘などの端からはめて留めておくための金属の輪。せめ金具。せめ金物。
→太刀
(4)邦楽や舞踊で,終曲近くの調子を高めたり,拍子を速めたりする部分。
せめ=を塞(フタ)
――を塞(フタ)((フサ))・ぐ
何とか任務を果たす。
せめ=を負う
――を負・う
責任を負う。また,責任をとる。「違反行為の―・って辞職する」
せめ=一人(イチニン)に帰(キ)す
――一人(イチニン)に帰(キ)・す
すべての責任は結局,最高の責任者一人に帰着する。
せめあい
せめあい [0] 【攻(め)合い】
(1)互いに相手を攻めること。
(2)囲碁で,まだ活(イ)きていない一団の白・黒の石が,活きをはかって争っている状態。
せめあう
せめあ・う [0][3] 【攻(め)合う】 (動ワ五[ハ四])
互いに攻める。「双方が全力をあげて―・う」
せめあう
せめあ・う [0][3] 【責(め)合う】 (動ワ五[ハ四])
互いに相手を非難する。なじりあう。「―・っても始まらない」
せめあぐむ
せめあぐ・む [4] 【攻め倦む】 (動マ五[四])
攻略の糸口がつかめず弱りきる。「敵の抵抗が強くて,―・む」
せめあぐむ
せめあぐむ【攻め倦む】
become disheartened in conducting an attack.→英和
せめいる
せめいる【攻め入る】
invade;→英和
make an inroad <on> .→英和
せめいる
せめい・る [3][0] 【攻(め)入る】 (動ラ五[四])
攻めて敵地に侵入する。攻め込む。「隣国に―・る」
[可能] せめいれる
せめうた
せめうた [2] 【責(め)歌】
歌の終わりに,一回り高い甲(カン)の調子に上げて歌うこと。「声無けれど,―などは悪しくも聞こえず/梁塵秘抄口伝集」
せめうま
せめうま [2] 【責(め)馬・攻(め)馬】
馬を乗りならすこと。競走馬をトレーニングすること。調教。
せめおとす
せめおとす【攻め落とす】
take <a fort> by storm.
せめおとす
せめおと・す [4][0] 【責め落(と)す】 (動サ五[四])
(1)責めて自分の意に従わせる。口説きおとす。
(2)責めて罪に服させる。「よきもののあらば地獄へ―・さうずると存じて/狂言・朝比奈」
[可能] せめおとせる
せめおとす
せめおと・す [4][0] 【攻め落(と)す】 (動サ五[四])
敵の城・陣地などを攻撃して奪い取る。「難攻不落の要塞を―・す」
[可能] せめおとせる
せめかかる
せめかか・る [0][4] 【攻め懸(か)る】 (動ラ五[四])
こちらから攻撃をしかける。せめかける。「敵勢に一斉に―・る」
せめかける
せめか・ける [0][4] 【責(め)掛ける】 (動カ下一)[文]カ下二 せめか・く
(1)しきりに促す。迫る。「恋―・くる入相の鐘/狂言・八句連歌」
(2)高い声で,また激しい調子で繰り返していう。「一字金輪の法我劣らじと―・けらる/浄瑠璃・以呂波物語」
せめかける
せめか・ける [0][4] 【攻(め)懸ける】 (動カ下一)[文]カ下二 せめか・く
攻めかかる。「ここを先途と―・ける」
せめかなもの
せめかなもの [3] 【責め金物】
⇒せめ(責)(3)
せめかわ
せめかわ [0] 【責め革】
「撓(イタ)め革」に同じ。
せめぎ
せめぎ [2] 【責め木】
(1)「搾(シ)め木」に同じ。「―にかける」
(2)「楔(クサビ){(1)}」に同じ。[ヘボン]
せめぎあい
せめぎあい [0] 【鬩ぎ合い】
互いに対抗して争うこと。「与野党の―が続く」
せめぎあう
せめぎあ・う [4][0] 【鬩ぎ合う】 (動ワ五[ハ四])
対抗して互いに争う。「新しい市場獲得をめぐって二社が―・う」
せめく
せめく [0][2] 【責(め)苦】
責めさいなまれる苦しみ。「地獄の―にあう」
せめぐ
せめ・ぐ [2] 【鬩ぐ】 (動ガ五[四])
〔古くは「せめく」と清音〕
(1)互いに恨む。争い合う。「公の心には,既に二つの力が相―・いで居た/麒麟(潤一郎)」
(2)うらみ嘆く。「老いぬとてなどか我が身を―・ぎけむ/古今(雑上)」
[慣用] 兄弟(ケイテイ)墻(カキ)に―
せめぐ
せめぐ [2] 【攻(め)具】
敵を攻める道具。攻め道具。
せめぐ
せめぐ [2] 【責(め)具】
拷問に用いる道具。責め道具。
せめぐそく
せめぐそく [3] 【攻(め)具足】
敵を攻撃するときに用いる具足。楯・面頬(メンボオ)など。
せめぐち
せめぐち [2] 【攻(め)口】
〔「せめくち」とも〕
(1)攻めの方法。攻め方。「―を変える」
(2)攻め入る場所。「諸方の―皆破れて,敵谷々に入り乱れぬ/太平記 10」
せめこむ
せめこ・む [3][0] 【攻(め)込む】 (動マ五[四])
攻めて敵地に入り込む。攻め入る。「敵陣に―・む」
[可能] せめこめる
せめころす
せめころ・す [4][0] 【責(め)殺す】 (動サ五[四])
責めさいなんで殺す。「一人生残つた男が…―・されるばかりの私しを救ひ出し/鉄仮面(涙香)」
せめさいなむ
せめさいなむ【責め苛む】
torture;→英和
treat <a person> cruelly.
せめさいなむ
せめさいな・む [5][0] 【責め苛む】 (動マ五[四])
ひどい苦しめ方をする。きびしく責める。「後悔の念に―・まれる」
せめせっかん
せめせっかん [3] 【責(め)折檻】
体罰を加えながら厳しく責めること。せめせっちょう。
せめせっちょう
せめせっちょう 【責めせっちゃう】
「責め折檻(セツカン)」に同じ。「踏付け��相ずり共が―/浄瑠璃・夏祭」
せめたてる
せめた・てる [4][0] 【攻(め)立てる】 (動タ下一)[文]タ下二 せめた・つ
激しい勢いで攻める。せめつける。「四方から―・てる」
せめたてる
せめた・てる [4][0] 【責(め)立てる】 (動タ下一)[文]タ下二 せめた・つ
激しく非難する。また,催促する。「非をあげつらって―・てる」「借金取りに―・てられる」
せめだいこ
せめだいこ [3] 【攻(め)太鼓】
敵を攻撃するとき,合図に打ち鳴らす太鼓。
せめつける
せめつ・ける [4][0] 【責(め)付ける】 (動カ下一)[文]カ下二 せめつ・く
厳しくとがめる。強く責める。「相手の責任を―・ける」
せめつける
せめつ・ける [4][0] 【攻(め)付ける】 (動カ下一)[文]カ下二 せめつ・く
激しく敵を攻撃する。「切岸の下まで―・けて/太平記 3」
せめて
せめて [3] 【攻(め)手】
(1)攻めかかる人。攻める側の人。攻撃側。
⇔防ぎ手
(2)攻める方法・手段。
せめて
せめて【攻め手】
an assailant (人);an offensive move (手段).
せめて
せめて
at least (少くとも);at most (多くても);at best (せいぜい).
せめて
せめて [1] (副)
□一□それで満足というわけではないが,最小限これだけでもという話し手の気持ちを表す。少なくとも。「―姿だけでも見たいものだ」「―入賞くらいはしたい」
□二□
(1)しいて。痛切に。「いと―恋しき時は/古今(恋二)」
(2)しきりに。また,熱心に。「人やあるともおぼしたらで,―弾き給ふを/大鏡(昔物語)」
(3)なおも続けて。「世の中いとわづらはしく,はしたなき事のみまされば,―知らず顔にあり経ても/源氏(須磨)」
(4)非常に。たいへん。「このことの―あはれに悲しう侍りしかば/大鏡(時平)」
(5)せいぜい。たかだか。「鹿を狩り,鷹を使ふことは,―世俗のわざなれば,言ふに足らず/太平記 20」
〔動詞「責める」の連用形に助詞「て」の付いた語。本来相手に心理的に詰め寄るさま,対象が自分の心に迫るさまを表し□二□(1)(2)が原義。のち程度を表す用法□二□(4)でも用いられ,希望の表現を伴って□一□の用法が生じた〕
せめて=の事(コト)
――の事(コト)
何としてもこれだけはと願うこと。「―に文を開きて読まんとすれども/曾我 10」
せめての
せめての (連語)
(1)不十分ながら。最低限の。「―救い」
(2)切実な。「―思ひのあまりにや/平家 10」
せめては
せめては (副)
「せめて」を強めていう語形。「ただ理をまげてのせ給へ,―九国の地まで/平家 3」
せめても
せめても (副)
「せめて」を強めて言う語。現代では多く「せめてもの」の形で用いる。
せめてもの
せめてもの (連語)
最小限の。「けが人が出なかったのが―救いだ」
せめとう
せめと・う [0][3] 【責(め)問う】 (動ワ五[ハ四])
詰問する。また,拷問にかけて問いつめる。「助けた上は―・ふて実(マコト)を吐かせ/鉄仮面(涙香)」
せめとる
せめと・る [0][3] 【攻(め)取る】 (動ラ五[四])
攻撃して奪い取る。「敵の城を―・る」
[可能] せめとれる
せめとる
せめとる【攻め取る】
⇒攻め落とす.
せめどうぐ
せめどうぐ [3] 【攻(め)道具】
「攻め具」に同じ。
せめどうぐ
せめどうぐ [3] 【責(め)道具】
「責め具」に同じ。
せめどり
せめどり [0] 【攻(め)取り】
囲碁で,攻め合いには勝っているが,駄目が詰まってくると打ち上げねばならないこと。
せめなじる
せめなじ・る [4] 【責め詰る】 (動ラ五[四])
問いただして責める。問い詰める。詰問する。
せめぬく
せめぬ・く [0][3] 【攻(め)抜く】 (動カ五[四])
(1)相手が屈伏するまで攻め続ける。
(2)攻めて城などを陥れる。
せめねんぶつ
せめねんぶつ [3] 【責(め)念仏】
鉦を鳴らしながら高い声で,急調子に唱える念仏。せめねぶつ。「此時一つ鉦の音。―の鉦鳴る/歌舞伎・四谷怪談」
せめのぼる
せめのぼ・る [4][0] 【攻(め)上る】 (動ラ五[四])
都へ向けて攻めていく。「京をめざして―・る」
せめば
せめば [3] 【責(め)場】
浄瑠璃・歌舞伎で,主要人物を責めさいなむ場面。阿古屋の琴責め,浦里の雪責めなど。
せめふさぎ
せめふさぎ [0] 【責め塞ぎ】
十分ではないが,責任だけはどうにか果たすこと。
せめふす
せめふ・す 【責め伏す】 (動サ下二)
(1)口で説いて従わせる。説き伏せる。「―・せられければ,なまじひに山科へ向ひてけり/愚管 5」
(2)問いつめる。詰問する。「名乗れと―・せ候ひつれ共/平家(一四・長門本)」
(3)酷使して疲れさせる。「馬も人も―・せて候/平家 5」
せめほろぼす
せめほろぼす【攻め滅ぼす】
conquer;→英和
subdue.→英和
せめほろぼす
せめほろぼ・す [0][5] 【攻(め)滅ぼす】 (動サ五[四])
攻撃して滅亡させる。「平家の一門を―・す」
[可能] せめほろぼせる
せめよせる
せめよ・せる [4][0] 【攻(め)寄せる】 (動サ下一)[文]サ下二 せめよ・す
攻めて敵陣近くまで押し寄せる。「城門間近に―・せる」
せめよる
せめよ・る [3][0] 【攻(め)寄る】 (動ラ五[四])
攻めて敵に近づく。「寄せ手が―・る」
せめる
せ・める [2] 【攻める】 (動マ下一)[文]マ下二 せ・む
〔「迫(セ)む」と同源〕
敵側に攻撃を加える。また,敵の近くまで軍勢を進める。攻撃する。「大砲で―・める」「今―・めている側」
〔「迫(セマ)る」に対する他動詞〕
せめる
せめる【攻める】
attack;→英和
assault;→英和
besiege (包囲);→英和
invade (攻め入る).→英和
せめる
せめる【責める】
blame;→英和
reproach;→英和
call <a person> to account.
せめる
せ・める [2] 【責める】 (動マ下一)[文]マ下二 せ・む
〔「迫(セ)む」と同源〕
(1)言葉で追いつめる。
(ア)落ち度がある,お前の責任だといって相手をとがめる。非難する。「怠慢を―・める」「ひとの非を―・める」
(イ)しきりに言い立てて自分の思いどおりにさせる。するように求める。せがむ。「おもちゃを買ってくれと子供に―・められる」「兼房急ぎ連れて参れと―・め給へば/義経記 8」
(2)苦しめる。悩ます。「気が―・めてならなんだから/高野聖(鏡花)」「秋はしぐれに袖を貸し,冬は霜にぞ―・めらるる/古今(雑体)」「飢渇の苦しみに―・められて/沙石 2」
(3)目的を達するために,積極的にはたらきかける。「泣き落としの手で―・めてくる」
(4)拷問する。「―・めて白状させる」
(5)ある動作を一心に行う。「―・めず心をこらさざる者,誠の変化を知るという事なし/三冊子」
(6)馬を乗り慣らす。「ウマヲ―・ムル/日葡」
せもじ
せもじ [0] 【背文字】
洋装本の背に入れた,書物の標題や著者名などの文字。
せもたれ
せもたれ [2] 【背凭れ】
椅子(イス)の,背中をもたせかける部分。
せもつ
せもつ [0][1] 【施物】
僧侶や貧しい人に与えるほどこしの品物。せぶつ。
せもり
せもり [0] 【背守(り)】
⇒せまもり(背守)
せもん
せもん [0] 【施文】
土器・埴輪などに装飾の文様をつけること。また,その文様。しもん。
せもん
せもん [0] 【背紋】
紋服の背につけた紋。
せやく
せやく [0] 【施薬】 (名)スル
患者に治療のための薬を与えること。また,その薬。
せやくいん
せやくいん [3] 【施薬院】
(1)貧窮の病人に施薬・施療する施設。聖徳太子に始まるというが,730年光明皇后が設置して以後,制度的に整った。平安末期に形骸化。やくいん。
(2)江戸時代,八代将軍吉宗が貧民治療のため設置した小石川養生所の別名。
せやま
せやま [1] 【背山・兄山】
相対する二つの山を男女に見たてた場合,男性・夫にあたる山。
→妹背山(イモセヤマ)
せよ
せよ [1] 【施与】 (名)スル
物を施し与えること。
せり
せり【迫り】
⇒迫(せ)り出し.
せり
せり [2] 【競(り)・糶り】
〔動詞「せる(競)」の連用形から〕
(1)競争すること。《競》
(2)「競(セ)り売り」に同じ。「―に出す」「―にかける」
せり
せり【競り】
auction;→英和
bidding.→英和
〜上げる bid up <the price to ¥5,000> .〜で売る sell by[at]auction.〜に出す put up to auction.
せり
せり [2] 【迫】
〔動詞「迫(セ)る」の連用形から〕
舞台機構の一。舞台の一部を切り抜き,そこから俳優または大道具を奈落(ナラク)からせり出し,また,床下へせり下げるもの。せりだし。せりだし舞台。
せり
せり【芹】
《植》a Japanese parsley.
せり
せり [2] 【芹】
セリ科の多年草。春の七草の一。田の畦,小川の川岸などの湿地に自生し,また栽培もされる。茎は地をはい分枝して,高さ40センチメートル内外となり羽状複葉を互生。夏,花茎を立てて白色の小花を密につける。全体に香気があって若苗を食用とする。根白草。[季]春。
せり=摘む
――摘・む
〔宮中の庭掃除の男が,芹を食する后をかいま見て思いをかけ,芹を摘んで御簾(ミス)の辺りに置いたが思い通ぜず焦がれ死にしたという故事による〕
願いがかなわない。「―・みしなどおぼゆる事こそなけれ/枕草子 245」
せりあい
せりあい【競り合い】
competition.→英和
競り合う compete <with a person for a thing> ;→英和
bid against each other (値段を).
せりあい
せりあい [0] 【競(り)合い】
(1)せりあうこと。競争。「ゴール直前の―」「―に勝つ」
(2)口論すること。小ぜりあい。「―は無用,此源蔵に任せておけ/浄瑠璃・吉野都女楠」
せりあう
せりあ・う [3][0] 【競(り)合う】 (動ワ五[ハ四])
(1)実力が伯仲した者どうしが互いに負けまいとして激しく争う。「優勝をかけて―・う」
(2)口論する。小ぜりあいする。「其口が猶憎いと,―・ふ中へ/浄瑠璃・夏祭」
[可能] せりあえる
せりあがる
せりあが・る [0][4] 【迫り上(が)る】 (動ラ五[四])
(1)下から上へすこしずつ上がってゆく。「舞台が―・る」
(2)周囲よりも高くつきでる。「前樅沢岳は…高く―・つてゐる/日本北アルプス縦断記(烏水)」
せりあげ
せりあげ [0] 【迫り上げ】
「迫り出し」に同じ。
せりあげる
せりあ・げる [0][4] 【迫り上げる】 (動ガ下一)[文]ガ下二 せりあ・ぐ
下から上へ,徐々に押し上げる。「舞台の中央に―・げる」
せりあげる
せりあ・げる [0][4] 【競(り)上げる】 (動ガ下一)[文]ガ下二 せりあ・ぐ
競り売りで,競って値段を高くしてゆく。「値を―・げる」
せりいち
せりいち【競り市】
an auction market.
せりいち
せりいち [2] 【競(り)市・糶り市】
競り売りをする市場。
せりうり
せりうり [0] 【競(り)売り・糶り売り】
(1)買い手に競争で値をつけさせ,一番高い値をつけた者に売ること。また,売り手が初め高値をつけ,買い手がつくまで値を下げていって売ること。競売(キヨウバイ)。せり。
(2)商品を持ち歩いて売ること。また,その人。行商。
せりうり
せりうり【競り売り】
⇒競売(きようばい).
せりうりや
せりうりや [0] 【競(り)売(り)屋】
せり売りをする人。せりあきんど。
せりおとす
せりおとす【競り落とす】
knock <a thing> down (競り買い人が);make a successful bid (買手が).
せりおとす
せりおと・す [4][0] 【競り落(と)す】 (動サ五[四])
競売で,最高の値段をつけ,その品物を買い取る。「珍品を思わぬ安値で―・した」
[可能] せりおとせる
せりおろし
せりおろし [0] 【迫り下ろし】
⇒迫(セ)り込(コ)み
せりか
せりか [0] 【芹科】
双子葉植物離弁花類の一科。約三〇〇属三〇〇〇種がある。草本で葉は互生し複葉。白色五弁の小花を散形花序に配列し,乾果を結ぶ。全草に香気や臭気のあるものが多く,サイコ・ウイキョウなどの薬用植物,ニンジン・ミツバ・セリなどの食用植物,ドクゼリなどの有毒植物がある。
せりかつ
せりか・つ [0][3] 【競り勝つ】 (動タ五[四])
相手と競り合って勝つ。「ゴール前の混戦で―・つ」
[可能] せりかてる
せりかわ
せりかわ 【芹川】
(1)京都市右京区嵯峨を流れる小川。小倉山の麓(フモト)に発して東流し,清涼寺付近で南に向きを変えて大堰(オオイ)川に注ぐ。((歌枕))「嵯峨の山みゆきたえにし―の千世(チヨ)の古道(フルミチ)あとは有りけり/後撰(雑一)」
(2)京都市伏見区下鳥羽の芹川町を流れていた小川。また,その川に沿った下鳥羽の地名。
せりがい
せりがい [0] 【競(り)買い・糶り買い】
(1)多数の売り手の中で最も安い値段をつけた人から買うこと。
(2)多数の買い手がせり合って,最も高い値段をつけて買うこと。
せりこみ
せりこみ [0] 【迫り込み】
俳優や大道具を,舞台の切り穴から奈落(ナラク)に下げること。また,その装置。迫り下ろし。迫り下げ。
せりごふく
せりごふく [3] 【糶り呉服】
行商人が持って売り歩く呉服。呉服物の行商。また,その人。
せりさげ
せりさげ [0] 【迫り下げ】
「迫(セ)り込(コ)み」に同じ。
せりざわ
せりざわ セリザハ 【芹沢】
姓氏の一。
せりざわかも
せりざわかも セリザハ― 【芹沢鴨】
(?-1863) 幕末の水戸藩浪士。本名,木村継次。近藤勇らと新撰組を組織して,隊長となる。のち近藤らに殺害された。
せりざわけいすけ
せりざわけいすけ セリザハ― 【芹沢銈介】
(1895-1984) 染色工芸家。静岡市生まれ。東京高等工業学校卒。紅型(ビンガタ)を基礎とした型絵染めのほか,版画・装丁・家具設計などの意匠に卓抜した。
せりざわこうじろう
せりざわこうじろう セリザハクワウヂラウ 【芹沢光治良】
(1897-1993) 小説家。静岡県生まれ。東大卒。西欧ヒューマニズムの精神を根底にした知的な文体で,自らの海外体験などを描く。「巴里に死す」,自伝的教養小説「人間の運命」など。
せりせり
せりせり (副)
落ち着かず,気ぜわしいさま。せかせか。「母親は怖い顔して―いはぬは/浮世草子・新色五巻書」
せりたてる
せりた・てる [0][4] 【迫り立てる】 (動タ下一)[文]タ下二 せりた・つ
せかす。催促する。せきたてる。「行くべし��,と―・てられて/当世書生気質(逍遥)」
せりだし
せりだし [0] 【迫り出し】
歌舞伎などの舞台で,切り穴から俳優や大道具を奈落(ナラク)から迫(セリ)で舞台に押し上げること。また,その装置。迫り上げ。
迫り出し[図]
せりだし
せりだし【迫り出し】
a trap (door) (劇場の).→英和
せりだす
せりだ・す [3][0] 【迫り出す】 (動サ五[四])
(1)押し出すようにして,上方,または前方へ出す。特に,劇場で奈落から役者などを押し出す。
(2)次第に前方へ出っぱる。「腹が―・してくる」「振動で書棚の本が―・す」
(3)表面に出てくる。隠れていたものが現れる。「次第と現実世界に―・して来る/虞美人草(漱石)」
せりだす
せりだす【迫り出す】
push <a thing> out;rise out the trap door (舞台で).
せりつめる
せりつ・める [0][4] 【迫り詰める】 (動マ下一)[文]タ下二 せりつ・む
つめよる。激しい態度で迫る。「いかに��と―・める鉄弥が佞弁(ネイベン)/高橋阿伝夜叉譚(魯文)」
せりて
せりて【競り手】
a bidder.
せりば
せりば [3][0] 【競(り)場】
競り売りをする場所。
せりばいばい
せりばいばい [3] 【競(り)売買・糶り売買】
一人の売り手または買い手に対して,複数の買い手または売り手が,価格競争を行なって売買価格を決定する方法。競り売りと競り買いの総称。糶糴(チヨウテキ)売買。
せりふ
せりふ [0] 【台詞・科白】
(1)俳優が劇中で言う言葉。
(2)人に向かって言うときの言い方。言いぐさ。「それが親に向かって言う―か」「断るときの―がふるっている」
(3)決まり文句。常套(ジヨウトウ)句。「どこかで聞いた―だ」
(4)談判。交渉。「何ぢやあろとここへゐて,めきしやきと―せにやおかんわいの/滑稽本・膝栗毛 8」
(5)支払いをすること。「三十日余りの座敷代…今夜中に―して下さんせにやなりません/歌舞伎・五大力」
せりふ
せりふ 【芹生】
⇒せりょう(芹生)
せりふ
せりふ【台詞】
speech;→英和
dialogue;words.〜を言う(忘れる) deliver (forget) one's lines.
せりふづくし
せりふづくし [4] 【台詞尽(く)し】
歌舞伎の名せりふを集めた冊子。「鸚鵡石(オウムセキ)」など。
せりふづけ
せりふづけ [0] 【台詞付け】
台詞を覚えやすいように,その俳優の台詞だけを書いたもの。台詞帳。
せりふまわし
せりふまわし [4] 【台詞回し】
台詞の言い方,言い回し。エロキューション。
せりまける
せりま・ける [0][4] 【競り負ける】 (動カ下一)
激しくせり合って負ける。「四対五で―・けた」
せりもち
せりもち【迫持】
《建》an arch.→英和
せりもち
せりもち [0] 【迫持】
入り口や窓の上部が,半円になるように石や煉瓦を互いにせり合わせる建築方法。アーチ。
せりやき
せりやき [0] 【芹焼(き)】
根芹を鴨(カモ)・雉子(キジ)などの肉と一緒に醤油と酢で煮たもの。香味が喜ばれる。[季]冬。
せりょう
せりょう 【芹生】
〔「せりふ(芹生)」の転〕
京都市大原の西方の地の古名。「大原は―を雪の道にあけて/山家(百首)」
せりょう
せりょう [0] 【施療】 (名)スル
貧しい人などのために,無料で病気の治療をすること。
せりょう
せりょう [0] 【施料】
布施の金品。ほどこしの物。
せる
せる【競る】
compete <with a person for a thing> ;→英和
bid <for an article> (競売).→英和
せる
せ・る [1] 【競る・糶る】 (動ラ五[四])
(1)互いに相手に勝とうとして,あらそう。きそう。《競》「ゴール前で激しく―・る」
(2)競り売りにおいて,買い手がきそって高い値をつける。また,競り売りをする。「―・り落とす」
(3)商品を持ち歩いて売る。行商する。「首売らう��,と―・つて歩行(アルク)を呼び込み/咄本・楽牽頭」
せる
せ・る [1] 【迫る】 (動ラ五[四])
(1)少しずつ,上方・前方へ移動する。「―・り上がる」「―・り出す」
(2)催促する。急がせる。「五兵衛行つて―・つてくれ/浄瑠璃・冥途の飛脚(中)」
せる
せる (助動)(せ・せ・せる・せる・せれ・せろ(せよ))
〔助動詞「す」の下一段化したもの〕
五段およびサ行変格活用の動詞の未然形に接続する。
(1)使役の意を表す。
(ア)誰かに対して動作をしかけるようにほかに仕向ける。「母親が姉に騒ぎ回る弟たちを叱ら〈せる〉」
(イ)動作をするように,誰かに仕向ける。「監督は打者に初球を打た〈せ〉た」
(2)(自動性の動詞に付いて)他動性の動作の働き掛けを強調する。「時計の針を二〇分ほど進ま〈せる〉」
(3)動作の放任・許容の意味を表す。「もうしばらく休ま〈せ〉てやれ」「一足先に行か〈せ〉てもらいます」
(4)不本意なことや迷惑なことを表す。「子供を交通事故で死な〈せる〉」「買い物に三時間もつき合わ〈せ〉られる」
(5)(「せられる」「せ給う」などの形で)動作を尊敬する意を表す。「ますます御健勝にわたら〈せ〉られる」「当山の開祖に当たら〈せ〉給うお方」
〔サ変動詞のうち,「決する」「制する」など,漢字一字の漢語と複合した類のものには,「決せさせる」「制せさせる」のように,助動詞「させる」が付く〕
→す(助動)
→させる(助動)
せろ
せろ
動詞「する」の命令形「せよ」の上代東国方言。「高麗錦紐解き放(サ)けて寝るが上にあど―とかもあやにかなしき/万葉 3465」
せろ
せろ 【夫ろ・兄ろ】
〔「ろ」は接尾語〕
「せな(夫)」の上代東国方言。「かなしき―が我がり通はむ/万葉 3549」
せろ
せろ [1] 【世路】
⇒せいろ(世路)
せろく
せろく [0] 【世禄】
⇒せいろく(世禄)
せろん
せろん【世論】
public opinion.世論調査 a public-opinion poll.⇒輿論(よろん).
せろん
せろん [1][0] 【世論】
世間の大多数の人の意見。世上で行われる議論。せいろん。よろん。
〔戦後の漢字制限によって「輿論(ヨロン)」の代わりに用いられるようになった語。「せろん」「よろん」の両方の読み方が行われている〕
せろんちょうさ
せろんちょうさ [4] 【世論調査】
⇒よろんちょうさ(世論調査)
せわ
せわ【世話】
[面倒]care;→英和
trouble;→英和
[援助]help;→英和
aid <through the> good offices <of> (尽力);recommendation (推せん).→英和
〜する help;do a service <to> ;→英和
take care <of> ;look after.〜になる receive assistance.〜の焼ける(ない) annoying (easy,docile).→英和
〜を焼く poke one's nose <into> .〜を焼かす give a person trouble.
せわ
せわ [2] 【世話】 (名)スル
(1)(人や生き物に対して)気を配って面倒をみること。手数をかけて援助すること。「植木の―」「孫の―をする」「よけいなお―」
(2)中に入って取り持つこと。仲介。斡旋(アツセン)。「就職の―」「嫁を―する」
(3)手数がかかって苦労すること。「―がかかる」
→お世話さま
(4)日常的なこと。卑近なこと。「―物」「―場」
(5)世間でよく口にする話や言葉。世間の言いぐさ。下世話。「誠に―にも,建長寺の庭を鳥帚で掃いた様なと申すが/狂言・鐘の音(虎寛本)」
(6)世俗で使う言葉。俗語。話し言葉。「―ニヤワラゲタル平家ノ物語/天草本平家(扉)」
せわ=がない
――がな・い
(1)手数がかからない。「あの子は本当に―・い」
(2)あきれはててどうしようもない。「皮肉を言われて喜んでいるとは―・い」
せわ=が焼ける
――が焼・ける
ある人について手数がかかる。面倒だ。「ずいぶん―・ける子供だ」「世話の焼ける赤ん坊」
せわ=になる
――にな・る
人の援助を受ける。厄介になる。
せわ=に砕(クダ)ける
――に砕(クダ)・ける
(1)歌舞伎で,時代物の調子で進行していた舞台が,台詞(セリフ)・態度とも急に砕けた世話物の調子になる。
(2)言葉や態度がうちとけて格式張っていない。
せわ=を掛ける
――を掛・ける
他人に手数をかけさせる。厄介をかける。「留守中は随分親戚に―・けた」
せわ=を焼く
――を焼・く
すすんであれこれと面倒をみる。
せわ=を病(ヤ)む
――を病(ヤ)・む
心から世話をする。「―・んで病み死にの母様の恩をはや忘れ/浄瑠璃・生玉心中(上)」
せわがたき
せわがたき [3] 【世話敵】
歌舞伎の役柄の一。世話物における悪人役。
せわきょうげん
せわきょうげん【世話狂言】
a drama of life and manners.
せわきょうげん
せわきょうげん [3] 【世話狂言】
歌舞伎で,世話物の芝居。主に庶民生活を題材として,それを写実的に描いたもの。二番目狂言。
⇔時代狂言
せわこうだん
せわこうだん [3] 【世話講談】
世話物の講談。
せわごと
せわごと [0][2] 【世話事】
(1)歌舞伎で,世話物。また,世話風な演技・演出のこと。
(2)日常的なこと。庶民的なこと。「つひにしてみぬ―で今日は大分草臥た/浄瑠璃・先代萩」
せわし
せわ・し セハシ 【忙し】 (形シク)
⇒せわしい
せわしい
せわしい【忙しい】
busy;→英和
restless.→英和
⇒忙(いそが)しい.
せわしい
せわし・い セハシイ [3] 【忙しい】 (形)[文]シク せは・し
(1)用事が多くて気持ちが落ち着かない。いそがしくてゆったりした気分になれない。せわしない。「―・い毎日」「―・い年末」
(2)動作などがせかせかしていて,見る者聞く者を落ち着かせない。せわしない。「扇子を―・く動かす」「―・いミシンの音」「いつ会っても―・い男」
(3)精神的にゆとりがない。こせこせしている。「人とは物をもいはせず―・しく,気のつまる事にぞ/浮世草子・一代男 3」
(4)経済的に切迫している。金銭的に困っている。「よく��―・しければこそ,芝居並みの利銀にて何程でも借らるるなり/浮世草子・胸算用 2」
[派生] ――が・る(動ラ五[四])――げ(形動)――さ(名)
せわしない
せわしな・い セハシ― [4] 【忙しない】 (形)[文]ク せはしな・し
〔「せわしい」の語幹に形容詞をつくる接尾語「ない」の付いた形〕
(1)「せわしい{(1)}」に同じ。「―・く働く」
(2)「せわしい{(2)}」に同じ。「―・い子だね,少しじっとしていなさい」
[派生] ――が・る(動ラ五[四])――げ(形動)――さ(名)
せわしない
せわしない【忙しない】
restless;→英和
in a hurry;→英和
fidgety.→英和
せわじ
せわじ [0] 【世話字】
広く世間で使用されている俗な当て字。「遖(アツパレ)」「穴賢(アナカシコ)」「苦々敷(ニガニガシク)」の類。世話文字。
せわじょうるり
せわじょうるり [3] 【世話浄瑠璃】
世話物の浄瑠璃。1703年大坂竹本座上演の「曾根崎心中」(近松門左衛門作)に始まる。
⇔時代浄瑠璃
せわずき
せわずき [0][4] 【世話好き】 (名・形動)
好んで人の世話をする・こと(さま)。また,そういう人。「―なおばさん」
せわせわ
せわせわ セハセハ 【忙忙】 (副)
心の落ち着かないさま。せかせか。「何を仰(オ)しやるぞ―と/閑吟集」
せわせわしい
せわせわし・い セハセハ― 【忙忙しい】 (形)[文]シク せはせは・し
いそがしい。あわただしい。「娘をお屋敷へ上げますので,何か―・しうございまして/滑稽本・浮世風呂 3」
せわた
せわた [0] 【背腸】
(1)エビの背にある黒い筋状の腸。
(2)サケの背骨の下にある腎臓。また,それで作った塩辛である「めふん」のこと。
せわたしぶね
せわたしぶね [5] 【瀬渡し船】
釣り客を釣り場まで往復させる小型の船。せわたしせん。
せわにょうぼう
せわにょうぼう【世話女房】
a good housewife.
せわにょうぼう
せわにょうぼう [3] 【世話女房】
(1)所帯の切り回しがじょうずで,夫の面倒をよくみる妻。
(2)歌舞伎で,世話場に登場する町人や農家の女房。
せわにん
せわにん【世話人】
a go-between (周旋人);a manager.→英和
せわにん
せわにん [0] 【世話人】
団体や会合などの運営や事務にたずさわって,その面倒をみる人。世話役。
せわば
せわば [0] 【世話場】
芝居で,町人や農家などの生活(ことに貧しく苦しい暮らし)を見せる場面。
せわまるまげ
せわまるまげ [3] 【世話丸髷】
歌舞伎で,世話狂言のときに使う丸髷。
せわもの
せわもの [0] 【世話物】
歌舞伎・浄瑠璃で,江戸時代のその時々の世相を背景として,市井の事件や著名なうわさ話などに取材し恋愛・義理・人情の葛藤を写実的に描いた作品の総称。二番目物。
⇔時代物
せわやき
せわやき [4][0] 【世話焼(き)】
(1)人の世話をするのが好きなこと。世話好き。また,必要以上に面倒をみたがること。おせっかいなこと。
(2)世話人。
せわやき
せわやき【世話焼きな】
obliging;[おせっかいな]officious;→英和
meddlesome.→英和
せわやく
せわやく【世話役】
⇒世話人.
せわやく
せわやく [0] 【世話役】
「世話人」に同じ。「町内会の―」
せわり
せわり [0] 【背割(り)】
(1)魚の背を切り裂くこと。「魚ノ―ヲスル/ヘボン」
(2)男物の羽織で,背縫いを裾(スソ)まで縫い合わせないで,裾の方を開けておくこと。
(3)柱などに乾燥に伴う割れの生ずるのを防ぐために,裏になる側にあらかじめ鋸(ノコギリ)で割れ目を入れておくこと。
せわりぐそく
せわりぐそく [4] 【背割具足】
近世の具足の一種。桶側胴(オケガワドウ)などで背中に合わせ目がくるようになっているもの。
せわりばおり
せわりばおり [4] 【背割羽織】
⇒打裂羽織(ブツサキバオリ)
せわる
せわ・る (動ラ四)
せがむ。うるさく催促する。「赤子―・りて夢も結ばず/鶉衣」
せん
せん [1] 【千・阡・仟】
数の単位で百の一〇倍。また,数の多いこと。
〔「阡」「仟」は大字として用いる〕
せん
せん 【仙】
(1)仙人。
(2)仙人になる法。「我,昔,生たりし時,―の法を習ひ行き/今昔 10」
せん
せん 【千】
姓氏の一。千利休を祖とする茶道家元の名が知られる。
せん
せん [1] 【繊】
(1)「繊蘿蔔(センロフ)」の略。
(2)数の単位。微(ビ)の一〇分の一,すなわち一千万分の一。[塵劫記]
せん
せん【腺】
《解》a gland.→英和
せん
せん【撰】
(a) compilation.A氏撰 edited (compiled) by Mr.A.→英和
せん
せん 【餞】
はなむけ。餞別。また,別れの宴。「台盤所にて―せさせ給ふに/拾遺(別詞)」
せん
せん [1] 【宣】
勅旨を宣すること。宣旨。「准后の―を蒙る/平家 4」
せん
せん [1] 【線】
(1)糸のように長く連続したすじ。
(ア)細長いすじ。「グラウンドに―を引く」
(イ)数学で,幾何学の対象の一。{
(ア)}を抽象化したもの。曲線と直線とがある。
(ウ)電線や電話線。「風で―が切れる」
(エ)交通機関の路線。「ローカル―」
(2)ものの輪郭。「柔らかな腰の―」
(3)物事を進める上での方向・道筋。「協力する―で話を進める」「物取りの―が強い」
→いい線
(4)そのものをほかのものと区別する仕切り。「公人として超えてはならない―」
(5)人の言動から受ける印象。「―の細い人」
せん
せん [1] 【先】
(1)現在のものの前であること。「―の勤め先」「―の女房/滑稽本・浮世床(初)」
(2)(現在から過去にさかのぼる方向で)前の方。以前。昔。「―に行ったことがある」「―から気付いていた」
(3)順序が前であること。さきんずること。「機早なる若大衆共,武士に―をせられじとや思けん/太平記 15」
(4)囲碁・将棋で,先手。また,囲碁では一方が常に黒を持って先着する手合割り。
→互い先(セン)
→先相先(センアイセン)
(5)「先途(センド)」の略。「爰を―といどみあふ/浄瑠璃・平家女護島」
せん
せん [1] 【専】
(1)一つのことに集中すること。「体を丈夫にするのが―だよ/金色夜叉(紅葉)」
(2)ほしいままにすること。「其の心愈(イヨイヨ)―なれば,其の権力愈偏せざるを得ず/文明論之概略(諭吉)」
せん
せん [1] 【栓】
(1)瓶などの口に詰めて,中身がこぼれないようにするもの。ふた。また,ものの穴をふさぐもの。「ビールの―」「―を抜く」「耳に―をする」
(2)ガス管などの出口につけて流れを調節したり,止めたりする装置。コック。
(3)建築で,材の継ぎ目などに差し込んでふさぎ止める木くぎ。
せん
せん [1] 【煎】
湯で茶などを煎じ出すこと。
せん
せん [1] 【銑・鏟】
両端に柄のついた鉈(ナタ)様の刃物。桶(オケ)・樽(タル)・曲げ物細工の部材加工や,鉋(カンナ)・鑿(ノミ)などの刃の裏すき,地金削りに用いる。
銑[図]
せん
せん [1] 【詮】
(1)その行為に見合う効果。しるし。かい。「今となっては―のないことだ」「生きていても何の―があろうか」
→せんない
(2)手段。方法。せんかた。「社司ども―尽きて眠りゐたりける程に/著聞 1」
(3)究極のところ。眼目となるところ。肝要な点。「ただ―は仏法にて王法をば守らんずるぞ/愚管 3」
せん
せん [1] 【磚・塼・甎】
中国で粘土を型で固め,焼き,あるいは乾燥させて作った灰黒色の煉瓦(レンガ)。漢代に発達し,城壁・家屋・墓室の構築に用いられた。日本でも飛鳥時代の寺院跡や鎌倉時代の唐様建築などにみられる。
せん
せん [1] 【腺】
分泌活動を行う細胞の集まり。普通,分泌物を一時たくわえる腔所を中央にもち,細胞が腔所を囲む構造をとる。分泌様式により外分泌腺と内分泌腺とに分けられる。
→分泌
せん
せん [1] 【選】
(1)多くの中から選ぶこと。「―にもれる」
(2)官吏がある地位や職に選ばれること。「我等,―に何なる官をか得んとする/今昔 9」
せん
せん [1] 【疝】
「疝気(センキ)」に同じ。
せん
せん [1] 【筌】
⇒うけ(筌)
せん
せん [1] 【箋・籤】
(1)札。細長い紙片。
(2)書籍の題名や年号などを記して巻子(カンス)本に結びつける札。また,冊子に挟んで検索の手掛かりとする札。付箋。
せん
せん [1] 【賤】
律令制下の賤民のこと。
せん
せん [1] 【饌】
(1)ととのえた食物。
(2)供え物。供物にする食物。
せん
せん [1] 【倩】 (形動タリ)
きりょうがよいさま。口もとがかわいいさま。「―たる巧笑/虞美人草(漱石)」
せん
せん [1] 【氈】
毛で織った敷物。
せん
せん【栓】
a bolt (戸の);→英和
a stopper;→英和
a plug;→英和
a cork (コルク);→英和
a stopcock (水道などの);→英和
a tap (呑口).→英和
ガスの〜をあける(しめる) turn on (off) the gas.→英和
コルクの〜をする(をとる) cork up (uncork) a bottle.→英和
せん
せん【選】
choice;→英和
selection.→英和
〜に入(洩れ)る be (not) chosen.
せん
せん【先の】
former;→英和
old;→英和
previous.→英和
〜に before;→英和
once.→英和
せん
せん【線】
a line;→英和
a route (航路);→英和
a track (駅の);→英和
a wire (電線).→英和
…の〜に沿って along the line <of> ; <be conducted> in line with.(人が)〜の太(細)い broad-minded (delicate).〜をなして in a line.‖幹(支)線 a main (branch) line.38度線 the 38th Parallel.
せん
せん [1] 【銭】
(1)金・銀の貨幣に対して,銅・鉄などの貨幣の称。ぜに。「一文―」「天保―」
(2)貨幣の単位。円の一〇〇分の一。
(3)昔の貨幣の単位。一貫の一〇〇〇分の一。文(モン)。
(4)重量の単位。一貫の一〇〇〇分の一(3.75グラム)。匁(モンメ)。
せん
せん【千】
a thousand.→英和
五〜 five thousand.〜倍の a thousandfold.→英和
幾〜の thousands of.
せん=が太い
――が太・い
度量が広く,性格がしっかりしてたくましい。
⇔線が細い
せん=に一つ
――に一つ
多くの中のたった一つ。ありえないことにいう。「―の望みもない」
せん=も万(マン)もいらぬ
――も万(マン)もいらぬ
かれこれいうに及ばない。「―唯今の金子を戻せ/歌舞伎・韓人漢文」
せん=を取る
――を取・る
「先を越す」に同じ。
せん=を異(コト)に∘する
――を異(コト)に∘する
別の部類に属する。「愚猫とは少しく―∘して居る/吾輩は猫である(漱石)」
せん=を越す
――を越・す
相手に先んじて物事をする。先を取る。
せんあいせん
せんあいせん [0] 【先相先】
囲碁の手合割りの一。互い先(セン)と先(セン)との中間にあたる。棋力の劣っている方が,第一・三局を黒番で打ち,第二局を白番で打つ。
せんあえんこう
せんあえんこう [4] 【閃亜鉛鉱】
亜鉛の硫化物からなる鉱物。立方晶系。淡黄褐色ないし黒色。金属光沢がある。熱水鉱床・接触交代鉱床などに産する。カドミウムを伴う。亜鉛の最も普通の鉱石鉱物。
せんい
せんい [1] 【専意】
あることだけに心を向けること。専心。
せんい
せんい [1] 【遷移】 (名)スル
(1)うつりかわること。うつりかわり。推移。
(2)ある場所の植物群落が長年月の間に次第に別の群落に変わってゆくこと。裸地に一つの群落が成立するとその場所の環境条件を変化させ,それに適合した別の植物群が生育するようになるために起きる。
→極相
→一次遷移
→二次遷移
→乾生遷移
→湿生遷移
(3)量子力学で,粒子があるエネルギーの定常状態からエネルギーの異なる他の定常状態へ移ること。転移。
せんい
せんい【船医】
a ship's doctor.
せんい
せんい [1] 【船医】
船に乗り組み,乗客・乗組員などの病気・けがに備える医師。
せんい
せんい [1] 【繊維】
微細な糸状物質。動物体を構成する神経繊維・筋繊維・弾性繊維,植物体を構成する靭皮(ジンピ)繊維などがあり,鉱物繊維に石綿(イシワタ)がある。また,人工的にも合成される。植物繊維の多くは紡績繊維や紙などの原料となる。
〔医学関係では「線維」の字を用いるとされる〕
→繊維[表]
せんい
せんい [1] 【戦意】
戦おうとする意志。闘志。「―喪失」
せんい
せんい [1] 【占位】 (名)スル
位置を占めること。位置すること。
せんい
せんい [1] 【僭位】
身分を越えて君主の位につくこと。また,その位。
せんい
せんい【戦意(を失う)】
(lose) one's fighting spirit.
せんい
せんい【繊維】
a fiber.→英和
〜質の fibrous.→英和
‖繊維工業 the textile industry.繊維製品 textile goods.
せんいかべ
せんいかべ [3] 【繊維壁】
軟質多孔性の軽量繊維材料を塗った壁。繊維系材料・色土・パーライトなどに混和材料を混ぜて練る。
せんいき
せんいき [0] 【戦域】
戦闘の区域。戦いの場。
せんいき
せんいき【戦域】
a theater of war.‖戦域核兵器 theater nuclear weapons.
せんいきかく
せんいきかく [4] 【戦域核】
⇒中距離核戦力(チユウキヨリカクセンリヨク)
せんいきょうかプラスチック
せんいきょうかプラスチック [10] 【繊維強化―】
⇒エフ-アール-ピー( FRP )
せんいげんそ
せんいげんそ [4] 【遷移元素】
周期表において 3 族から 11 族までの間に位置する元素群。12 族を含めていう場合がある。族ごとの縦の類似性よりも横の類似性が目立つ。多くは硬い高融点の重金属で複数の酸化数をもち,イオンや化合物は多彩な色をもつ。種々の錯体をつくる。
せんいこうぎょう
せんいこうぎょう [4] 【繊維工業】
綿糸・毛糸・麻糸・生糸・化学繊維などの紡績および織物の工業。
せんいさいぼう
せんいさいぼう [4] 【繊維細胞】
(1)植物の厚壁細胞のうち細長いもの。繊維組織をつくる。
(2)動物の繊維性結合組織の主要な構成要素である扁平な細胞。繊維芽細胞。
せんいさくもつ
せんいさくもつ [5] 【繊維作物】
繊維をとるために栽培する作物の総称。ワタ・アサ・ミツマタ・コウゾ・イなど。
せんいじょうたい
せんいじょうたい [4] 【遷移状態】
⇒活性化状態(カツセイカジヨウタイ)
せんいじょうたんぱくしつ
せんいじょうたんぱくしつ [9] 【繊維状蛋白質】
分子の形が細長いタンパク質の総称。球状タンパク質に対するもので,水や他の溶剤に溶けにくい。コラーゲン・フィブロイン・ケラチン・エラスチンなど。
→球状蛋白(タンパク)質
せんいせいひん
せんいせいひん [4] 【繊維製品】
繊維を原料として製造した品物。織物・衣料など。
せんいそ
せんいそ [3] 【繊維素】
(1)セルロースに同じ。
(2)フィブリンに同じ。
せんいそげん
せんいそげん [4] 【繊維素原】
⇒フィブリノーゲン
せんいそしき
せんいそしき [4] 【繊維組織】
繊維細胞が集まってできた組織。維管束,その他種々の部分に見られる。
せんいち
せんいち [0] 【専一】
「せんいつ(専一)」に同じ。「唯もう勉強―で有る/魔風恋風(天外)」
せんいちや
せんいちや【千一夜物語】
The Thousand and One Nights;the Arabian Nights' Entertainments.
せんいちやものがたり
せんいちやものがたり 【千一夜物語】
⇒千夜一夜(センヤイチヤ)物語
せんいつ
せんいつ [0] 【専一】
〔「せんいち」とも〕
(1)他の事を考えずに,ただ一つの事柄に心を注ぐこと。「学問を―にする」「御自愛―に願い上げます」
(2)第一であること。随一であること。「相伝―のものなりけるが/平家 10」
せんいつ
せんいつ【専一に】
exclusively;→英和
devotedly.勤めを〜にする devote oneself to one's business.御自愛〜に Please be careful of your health.
せんいばん
せんいばん [0] 【繊維板】
繊維を加熱圧縮してつくった板。ファイバーボード。
せんいん
せんいん【船員】
a crew (総称);→英和
a seaman.→英和
高級(下級)船員 an officer (a sailor).→英和
せんいん
せんいん [1] 【先院】
さきの上皇,または法皇。前院。
せんいん
せんいん [0] 【船員】
船に乗り組んで,船の運航に携わる者。予備員も含めていう。船員法では船長と海員に分ける。船乗り。
せんいん
せんいん [0] 【仙院】
(1)太上天皇の御所。また,太上天皇。仙洞(セントウ)。「―の故宮にぞ御座しける/太平記 37」
(2)女院の異名。「国母―ともあふがれなんず/平家 6」
せんいんてちょう
せんいんてちょう [5] 【船員手帳】
船員の身分を証明する手帳。氏名・生年月日・本籍地・履歴・乗組船舶などを記載する。
せんいんほう
せんいんほう 【船員法】
船長の職務権限,船内規律,船員の労働条件を定めた法律。1947年(昭和22)制定。
せんいんほけん
せんいんほけん [5] 【船員保険】
船員を対象とする社会保険。病気・負傷・失業・老齢・行方不明・死亡などについて保険給付を行う。
せんいんろうどういいんかい
せんいんろうどういいんかい [10] 【船員労働委員会】
船員の労使関係を調整する労働委員会。運輸省の外局。船員中央労働委員会および船員地方労働委員会が設置されている。
せんうん
せんうん【戦雲】
war clouds <hang over Asia> .
せんうん
せんうん [0] 【戦雲】
戦争の起こりそうな気配。また,戦争。「―が垂れこめる」「―急を告げる」
せんえい
せんえい [0] 【繊翳】
少しのかげり。わずかなくもり。「春天霽静―も無く/文華秀麗(下)」
せんえい
せんえい【先鋭化する】
become acute;be radicalized.先鋭分子 radicals.
せんえい
せんえい [0] 【鮮鋭】 (名・形動)[文]ナリ
(画像などが)あざやかではっきりしている・こと(さま)。「―な写真」
せんえい
せんえい [0] 【先鋭・尖鋭】 (名・形動)[文]ナリ
物の先がとがって,するどいこと。転じて,思想・行動が急進的なこと。また,そのさま。「―な理論」
せんえい
せんえい [0] 【先塋】
祖先の墓。「正覚寺の―に詣でて/渋江抽斎(鴎外)」
せんえい
せんえい [0] 【船影】
船の姿。ふなかげ。
せんえいか
せんえいか [0] 【先鋭化】 (名)スル
思想・行動などが急進的になること。「運動が―する」
せんえき
せんえき [0] 【戦役】
戦争。たたかい。役。「日露―」
せんえき
せんえき [0] 【賤役】
いやしい役務。いやしい仕事。
せんえき
せんえき【戦役】
⇒戦争.
せんえつ
せんえつ [0] 【僭越】 (名・形動)[文]ナリ
身分や権限などを越えて,差し出がましいことをする・こと(さま)。「―な言い方」「―のそしり」「―ながら私が…」
[派生] ――さ(名)
せんえつ
せんえつ【僭越】
presumptuousness.→英和
〜な presumptuous;→英和
audacious.→英和
〜ながら with your permission.
せんえん
せんえん [0] 【潺湲】 (ト|タル)[文]形動タリ
「せんかん(潺湲)」に同じ。「流は―として次第に細く/日光山の奥(花袋)」
せんえん
せんえん [0] 【遷延】 (名)スル
長引くこと。のびのびになること。また,のびのびにすること。「工事が―する」「時日を―して人心漸く定まり/経国美談(竜渓)」
せんえん
せんえん [0] 【泉塩】
塩分を含んだ鉱泉から製した塩。
せんえん
せんえん [0] 【嬋媛】 (ト|タル)[文]形動タリ
美しく心ひかれるさま。「暮れんとする春の色の,―として/草枕(漱石)」
せんえん
せんえん [0] 【嬋娟】 (ト|タル)[文]形動タリ
⇒せんけん(嬋娟)
せんえんのめい
せんえんのめい 【澶淵の盟】
1004年,南下して黄河河畔の澶州に達した遼(リヨウ)と,これを迎え撃った宋との間に結ばれた和平条約。宋は遼に歳幣を送り,国境は現状を維持することなどを約する。これにより,戦争状態は終結し,両国に繁栄をもたらす。
せんえんろく
せんえんろく センヱンロク 【洗冤録】
中国,宋代の法医学書。五巻。1247年,南宋の宋慈(ソウジ)により撰述。検屍法・死因の究明等を記す。
せんお
せんお [1] 【染汚】 (名)スル
けがすこと。けがれること。汚染。「物質の穢悪なるは,人を―せず/西国立志編(正直)」
せんおう
せんおう [0] 【専横】 (名・形動)[文]ナリ
わがまま勝手に振る舞うこと。ほしいままであるさま。「―な振る舞い」
せんおう
せんおう [0][3] 【僭王】
身分を超えて王の名を称する者。
せんおう
せんおう【専横】
arbitrariness;→英和
despotism.→英和
〜な arbitrary;→英和
overbearing;despotic.
せんおう
せんおう [3] 【先王】
〔「せんのう」とも〕
(1)先代の王。
(2)むかしの聖王。
せんおく
せんおく [1] 【千億】
(1)一億の千倍。
(2)きわめて大きい数。
せんおん
せんおん [1] 【顫音】
⇒トリル
せんおんそくりゅう
せんおんそくりゅう [6] 【遷音速流】
物体の周りの気流の速さが音速に近い流れ。ある部分では音速を超え,ある部分では音速以下。
→亜音速流
→超音速流
せんか
せんか [1] 【船架】
小型船舶を修理する際に陸上に引き上げて載せる船台。また,引き上げるための台車や滑走台の上で船体を支持する架台。
せんか
せんか [1] 【選果】 (名)スル
果物の実を,傷の有無や大きさなどによってえり分けること。
せんか
せんか [1] 【戦果】
(1)戦闘・戦争において上げた成果。「赫赫(カクカク)たる―」
(2)何事かをして得た成果。
せんか
せんか【戦果】
<achieve brilliant> war results.
せんか
せんか【選科(生)】
a special course (student).
せんか
せんか [1] 【戦火】
(1)戦争によって起こる火災。兵火。
(2)戦争。「―を交える」
せんか
せんか [1] 【選科】
規定の学科のうちから一部だけを選んで学ぶ課程。本科に準ずる課程。
せんか
せんか【戦火】
war;→英和
war disasters.
せんか
せんか [1] 【選歌】
多くの歌の中から,よい歌を選び出すこと。また,選ばれた歌。
せんか
せんか [1] 【扇架】
⇒扇(オウギ)掛(カ)け
せんか
せんか [1] 【銭価】
銭の価格。銭を銀に換算したもの。
せんか
せんか [1] 【泉下】
黄泉の下。死後の世界。あの世。
せんか
せんか [1] 【専科】
ある分野を専門に学ぶ学科・課程。
せんか
せんか【選歌】
a selected poem.
せんか
せんか [1] 【閃火】
ひらめく火。きらめく火。
せんか
せんか [1] 【戦禍】
戦争による被害。「―を被る」
せんか
せんか [1] 【戦渦】
戦争によって生じる混乱。「―に巻きこまれる」
せんか
せんか [1] 【仙家】
仙人のすみか。せんけ。
せんか
せんか [1] 【遷化】
⇒せんげ(遷化)
せんか
せんか [1] 【銭貨・泉貨】
ぜに。かね。金銭。
せんか
せんか【戦禍】
<suffer> the evils[horrors]of war.〜を受けた war-torn.〜より救う save <Asia> from war.
せんか=の=客
――の=客(=人)となる
死ぬ。亡くなる。
せんかあわせ
せんかあわせ [4] 【選歌合】
歌合(ウタアワセ)の一。古今の秀歌を選びつきあわせ,優劣を決めるもの。
せんかい
せんかい【旋回】
revolution;→英和
rotation.〜する circle;→英和
revolve;→英和
turn.→英和
‖旋回飛行 a circular flight.
せんかい
せんかい [0] 【儃佪】 (名)スル
思うように進めず,たたずむこと。「白頭に―し,中夜(チユウヤ)に煩悶する/虞美人草(漱石)」
せんかい
せんかい [0][1] 【先回】
この前の回。前回。
せんかい
せんかい [0] 【仙界】
仙人の住む所。俗界を離れた清浄な世界。仙境。
せんかい
せんかい [0] 【泉界】
黄泉の世界。あの世。泉下。
せんかい
せんかい [0] 【旋回】 (名)スル
円を描くようにまわること。ぐるぐるまわること。「飛行機が船上を―する」
せんかい
せんかい [0] 【浅海】
(1)浅い海。
⇔深海
(2)海岸から大陸棚の外縁までの,水深約200メートルまでの海域。
せんかい
せんかい 【繊芥】
(1)細かいごみ。転じて,ごくわずかなことにいう。「将軍兄弟こそ誠に―の隔もなく/太平記 30」
(2)心中のわずかなわだかまり。
せんかいきょう
せんかいきょう [0] 【旋開橋】
可動橋の一。船が通るとき,中央を軸にして橋桁(ハシゲタ)が水平に動いて,航路を開くもの。回旋橋。
せんかいせいそう
せんかいせいそう [5] 【浅海成層】
大陸棚上の堆積層。陸地から運ばれた礫(レキ)・砂・泥などや,生物遺骸から成る。浅海堆積物。
せんかく
せんかく [0] 【遷客】
罪によって遠くに流された人。流人。
せんかく
せんかく [0] 【仙客】
(1)仙人。
(2)鶴の異名。
せんかく
せんかく [1] 【千客】
⇒せんきゃく(千客)
せんかく
せんかく [0] 【先覚】
(1)人より先に,そのことの必要性を知り,研究・実践を行うこと。また,その人。「―者」
(2)学問・研究などの上での先輩。先学。
⇔後覚
せんかくしゃ
せんかくしゃ【先覚者】
a pioneer;→英和
a forerunner.→英和
せんかくしょとう
せんかくしょとう 【尖閣諸島】
沖縄県八重山諸島の北方にある小島群。石垣市に所属。魚釣(ウオツリ)島を主島として,全島が無人島。付近の大陸棚には油田の存在が推定されている。中国も領有権を主張している。
せんかし
せんかし センクワ― [3] 【仙花紙・泉貨紙】
(1)和紙の一。楮(コウゾ)の皮ですいた厚手の丈夫な紙。江戸時代には帳簿・紙袋などに用いた。天正年間(1573-1591)伊予の僧,泉貨が創製したという。せんか。
(2)第二次大戦後,故紙や砕木パルプなどを原料としてつくられた,粗悪な洋紙。
せんかた
せんかた セム― [0][1] 【為ん方・詮方】
〔「詮方」は当て字〕
なすべき方法。とるべき手段。しかた。「事ここに至っては―もありません」「遺憾ながらも―尽て/近世紀聞(延房)」
せんかたない
せんかたな・い セムカタ― [5] 【為ん方無い・詮方無い】 (形)[文]ク せむかたな・し
〔「詮方」は当て字〕
(1)なすべき方法がない。しかたない。「今さら言っても―・いことだが」
(2)たまらなく悲しい。悲しみにたえがたい。「御有様見奉るに,余りに―・うこそ候へ/平家(灌頂)」
[派生] ――さ(名)
せんかち
せんかち [0] 【先勝】
⇒せんしょう(先勝)(2)
せんかてんのう
せんかてんのう センクワテンワウ 【宣化天皇】
記紀で第二八代天皇,武小広国押盾尊(タケオヒロクニオシタテノミコト)の漢風諡号(シゴウ)。継体天皇の皇子。新羅(シラギ)軍の任那(ミマナ)侵入の際,大伴狭手彦を派遣,撃退したという。
せんかばんか
せんかばんか センクワバンクワ [1][1] 【千顆万顆】
〔「顆」はつぶ(粒)の意〕
きわめて数の多いこと。「其恩の重き事を思へば,―の玉にもこえ/平家 2」
せんかもん
せんかもん センクワ― 【仙華門・宣華門】
平安京内裏の門の一。紫宸殿の北西側,明義門の北にある。
せんから
せんから 【先から】 (連語)
以前から。
→先(セン)(3)
せんかん
せんかん [0] 【潜函】
水中あるいは軟弱な地盤や地下水などの多い所で土木工事を円滑に行うために用いるコンクリート製の箱。圧縮空気を送り,中で掘削などの作業をする。潜箱。ケーソン。
せんかん
せんかん [0] 【戦艦】
(1)軍艦の艦種の一。強大な砲力を備え,堅牢な防御をもち,艦隊の主力となって敵艦隊撃滅を任務とする艦。普通,艦型も最も大きく,その保有が一国の海軍力のシンボルともされたが,第二次大戦以降,主力艦としての座は空母にとってかわられた。
(2)戦争に用いる船。いくさぶね。軍艦。戦闘艦。
せんかん
せんかん [1] 【船艦】
船舶と軍艦。艦船。
せんかん
せんかん【専管水域】
an exclusive fishing area.
せんかん
せんかん [0] 【潺湲】 (ト|タル)[文]形動タリ
〔「せんえん」とも〕
水の流れるさま。また,その音を表す語。「渓間(タニマ)の清水が―と苔の上をしたたる/少年(潤一郎)」
せんかん
せんかん [0] 【選管】
「選挙管理委員会」の略。
せんかん
せんかん【戦艦】
a battleship.→英和
せんかん
せんかん【潜函工法】
a caisson method.潜函病 a caisson disease.
せんかん
せんかん [0] 【専管】
一手に管轄すること。
せんかんき
せんかんき [3] 【戦間期】
第一次大戦の終結(1918年)から第二次大戦の勃発(39年)に至る約20年の期間。
せんかんこうほう
せんかんこうほう [5] 【潜函工法】
底のない潜函の中から土を掘り出しながら沈めていき,基礎とする工法。ケーソン工法。
せんかんすいいき
せんかんすいいき [5] 【専管水域】
沿岸国の排他的管轄権が及ぶ水域。
→排他的経済水域
→漁業水域
せんかんそかい
せんかんそかい [5] 【専管租界】
中国にあった,一国のみが専有していた租界。
⇔共同租界
せんかんびょう
せんかんびょう [0] 【潜函病】
水中など高圧環境で作業する者が水上や地上に急に戻ったとき,血液に溶け込んだ窒素が気泡化して起こるガス塞栓(ソクセン)症。関節痛・筋肉痛,皮下の小出血,運動知覚障害などが現れる。ケーソン病。潜水病。減圧症。
せんが
せんが 【仙娥】
(1)月に入ったと伝える嫦娥(ジヨウガ)。また,仙女。
(2)月の異名。
→嫦娥
せんが
せんが [0] 【線画】
色を塗らず,線だけで描(カ)いた画(エ)。線描画(センビヨウガ)。
せんが
せんが [1] 【仙駕】
神仙または帝王の乗り物。
せんが
せんが【線画】
line drawing.
せんがい
せんがい 【仙厓】
(1750-1837) 江戸後期の画僧。美濃の人。僧名は義梵。臨済宗月船禅慧に参じ,のち博多聖福寺の住持。独特の禅画を描く。
せんがい
せんがい [0] 【蘚蓋】
蘚類の胞子嚢(ノウ)である蒴(サク)の頂部をおおっているふた状の器官。胞子が成熟すると脱落し,胞子を放散させる。
せんがい
せんがい [1] 【船外】
ふねのそと。
⇔船内
せんがい
せんがい [0][1] 【選外】
選にもれること。入選しないこと。「―佳作」
せんがい
せんがい【選外の】
<be> left out of selection.‖選外佳作 <receive,win> honorable mention.
せんがい
せんがい [0] 【線鞋】
平安時代の沓(クツ)の一。麻などで作り,ひもで結ぶもの。中国から伝来し,子供・婦人が用いた。
せんがいき
せんがいき [3] 【船外機】
小型ボートなどに用いられる,取り外し式の機関。駆動装置・かじ・燃料タンクなどが一体となっている。
せんがいきょう
せんがいきょう 【山海経】
中国,古代の地理書。現行本は一八巻。撰者・成立年代ともに未詳。最初の五巻「五蔵山経」は戦国時代以前の作と伝え,のち順次付加されていったらしい。洛陽を中心に山脈・河川・産物・山神・伝説などを記す。中国神話研究に不可欠の文献。さんかいきょう。
せんがき
せんがき [0] 【線描き】
(1)物の形を線で描き表すこと。
(2)特に,日本画で,物の形などをすべて線で描き表す技法。また,その絵。
せんがく
せんがく [0] 【浅学】
学問や知識が浅いこと。自分のことをへりくだっていうのに用いる。
せんがく
せんがく 【仙覚】
(1203-?) 鎌倉時代の天台宗の僧。常陸(ヒタチ)の人。初めて万葉集の本格的校訂を行い,また従来の無点歌百数十首に新点を試み,古典研究の方法的基礎を確立した。著「万葉集註釈」(「仙覚抄」)
せんがく
せんがく【浅学】
shallow learning.‖浅学非才 one's lack of knowledge and ability.
せんがく
せんがく [1][0] 【仙楽】
仙人の奏でる音楽。俗界では聞くことのできないような美しい音楽。
せんがく
せんがく [0] 【先学】
学問上の先輩。先覚。
⇔後学
せんがくしょう
せんがくしょう 【仙覚抄】
「万葉集註釈」の別名。
せんがくじ
せんがくじ 【泉岳寺】
東京都港区高輪にある曹洞宗の寺。山号,万松山。1612年徳川家康の命により外桜田に創建され,1641年現在地に移転。開山,門庵宗関。赤穂藩主浅野長矩(ナガノリ)と大石良雄ら赤穂浪士の墓がある。曹洞宗江戸三大寺の一。
せんがくそうらんじょう
せんがくそうらんじょう 【仙覚奏覧状】
研究書。一巻。仙覚著。万葉集の無点歌に新点を施して1253年後嵯峨上皇に奉った奏覧状に加えて,訓点・歌体などを論じたものをまとめた書。
せんがくひさい
せんがくひさい [0] 【浅学非才・浅学菲才】
学問や知識が浅く才能がないこと。また,自分の才能をへりくだっていう語。非才浅学。
せんがじ
せんがじ [3] 【千個寺・千箇寺】
(1)千の寺院。
(2)「千個寺参り」の略。「―はぬき��髭の門に立ち/柳多留 78」
せんがじまいり
せんがじまいり [5] 【千個寺参り】
全国の多くの寺を願を立てて巡礼・参詣すること。また,その信者。千個寺。
せんがん
せんがん [0] 【箭眼】
「矢狭間(ヤザマ)」に同じ。
せんがん
せんがん [0] 【洗眼】 (名)スル
水や薬液で目を洗うこと。「泳いだあと―する」
せんがん
せんがん【洗眼する】
wash one's eyes.洗眼薬 a collyrium;an eyewash.→英和
せんがん
せんがん [0] 【扇眼】
扇のかなめ。
せんがん
せんがん [1] 【千貫】
一貫の千倍。また,価値の多いこと,重いことのたとえ。
せんがん
せんがん [1] 【腺癌】
癌細胞が,立方状あるいは円柱状に腔所を囲むような腺状の構造をとるような癌。
せんがん
せんがん [0] 【洗顔】 (名)スル
顔を洗うこと。
せんがん=のかたに編笠(アミガサ)一蓋(イツカイ)
――のかたに編笠(アミガサ)一蓋(イツカイ)
〔「かた」は担保の意〕
得るものと失うものとの差がはなはだしいことのたとえ。
せんがんしゅぎ
せんがんしゅぎ セングワン― [5] 【先願主義】
特許手続などで,最初の出願者に権利を付与するという考え方。最初の発明者に付与する先発明主義に対していう。日本の特許法・実用新案法・商標法などは,先願主義をとる。
せんき
せんき [1] 【戦機】
(1)戦うのに適した時期。「―が熟す」
(2)戦争上の機密。軍事的な秘密。軍機。
せんき
せんき【戦機】
the time for fighting.〜の熟するのを待つ wait for the time to strike.
せんき
せんき【戦記】
a record of a war;→英和
a war history.
せんき
せんき [1] 【戦旗】
戦争のときに用いる旗。いくさばた。
せんき
せんき [1] 【扇起・煽起】 (名)スル
扇動して行動を起こさせること。「風俗を傷敗し若くは禍乱を―する/三酔人経綸問答(兆民)」
せんき
せんき 【戦旗】
文芸誌。全日本無産者芸術連盟(ナップ)の機関誌として1928年(昭和3)5月創刊。31年12月廃刊。労働者・農民に対する啓蒙活動を目指した。
せんき
せんき [1] 【戦記】
戦争や戦闘に関する記録。軍記。
せんき
せんき [1] 【先規】
〔「せんぎ」とも〕
以前からのしきたり。先例。「兵仗を給りて宮中を出入するは皆格式の礼をまもる綸命よしある―なり/平家 1」
せんき
せんき 【銭起】
(722-780) 中国,中唐の詩人。字(アザナ)は仲文。自然の景物を詠じた五言詩に佳作が多い。大暦十才子の一人。詩集「銭考功集」
せんき
せんき [0] 【疝気】
漢方で,下腹部の痛む病気。あたはら。疝。疝病。
せんき
せんき【疝気】
《医》lumbago;→英和
(the) colic.→英和
せんきすじ
せんきすじ [3][4] 【疝気筋】
(1)疝気のとき痛む筋肉。
(2)正しくない系統。傍系。
せんきびん
せんきびん [0] 【洗気瓶】
気体中の不純物を除去するための瓶。瓶に不純物を吸収する洗浄液(濃硫酸・水酸化カリウム溶液など)を入れ,ガスを液中にくぐらせて精製する。
せんきもち
せんきもち [0][5] 【疝気持(ち)】
疝気の持病があること。また,その持病をもった人。
せんきものがたり
せんきものがたり [6] 【戦記物語】
⇒軍記物語(グンキモノガタリ)
せんきゃく
せんきゃく [0] 【船客】
客船の乗客。船に乗っている客。
せんきゃく
せんきゃく【船客】
a passenger.→英和
‖船客名簿 a passenger list.一等船客 a first-class passenger.
せんきゃく
せんきゃく [0] 【先客】
先に来ていた客。「―があった」
せんきゃく
せんきゃく [1] 【千客】
多くの客。せんかく。
せんきゃく
せんきゃく【先客】
a preceding visitor.
せんきゃく
せんきゃく [0] 【船脚】
船の進む速さ。ふなあし。
せんきゃくばんらい
せんきゃくばんらい [0][1] 【千客万来】
多くの客が絶え間なくやって来ること。
せんきゃくばんらい
せんきゃくばんらい【千客万来だ】
have a succession of visitors.
せんきゅう
せんきゅう [0] 【贍給】 (名)スル
めぐみ与えること。「氏は資を投じて陰に―賛成するを以て/八十日間世界一周(忠之助)」
せんきゅう
せんきゅう [0] 【川芎】
セリ科の多年草。中国原産。薬草として古くから栽培。高さ約50センチメートル。葉は羽状複葉。秋,茎頂付近に白色の小花が多数咲く。塊状の根茎を補血・強壮・鎮静薬とする。古名オンナカズラ。漢名,芎藭。
せんきゅう
せんきゅう [0] 【船級】
船級協会が機関・船体・艤装品などを,一定の規定に基づいて検査し証明する,船舶の資格・等級。保険・売買などのための国際的標準となる。
せんきゅう
せんきゅう [0] 【選球】 (名)スル
野球で,打者が投手の投げる球をボールかストライクか見分け,打つ球を選ぶこと。
せんきゅう
せんきゅう [0] 【仙宮】
(1)仙人の住む宮殿。
(2)上皇の御所。
せんきゅうがん
せんきゅうがん【選球眼】
《野》 <have> a <sharp> batting eye.
せんきゅうがん
せんきゅうがん [3] 【選球眼】
野球で,打者の選球する能力。
せんきゅうきょうかい
せんきゅうきょうかい 【船級協会】
船舶に船級を与える,保険業者・造船機業者・船主・荷主などからなる民間の非営利団体。
せんきゅうひゃくはちじゅうよねん
せんきゅうひゃくはちじゅうよねん センキウヒヤクハチジフヨネン 【一九八四年】
〔原題 1984〕
オーウェルの小説。1949年刊。歴史や個人の思考までが独裁者の管理下にある全体主義社会の悪夢を描く。
せんきょ
せんきょ [1] 【薦挙】 (名)スル
ある地位や仕事にふさわしい人としてすすめること。推薦。推挙。「各部落より―せる民委官を歓接し/西国立志編(正直)」
せんきょ
せんきょ【占拠】
occupation.→英和
〜する occupy;→英和
take possession <of> .
せんきょ
せんきょ [1] 【占居】 (名)スル
ある場所を占めていること。「威波能(イパミノンダス)は其の―せる層級席を下り/経国美談(竜渓)」
せんきょ
せんきょ [1] 【遷居】 (名)スル
住居を移しかえること。転居。
せんきょ
せんきょ [1] 【潜居】 (名)スル
ひそみ隠れ住んでいること。「エョールの邸に―し其名を変じて/民約論(徳)」
せんきょ
せんきょ [1] 【船渠】
⇒ドック(dock)(1)
せんきょ
せんきょ [1] 【占拠】 (名)スル
ある場所を自分のものにして,いすわること。「建物を―する」
せんきょ
せんきょ【選挙】
(an) election.→英和
〜する elect;→英和
return.→英和
〜が行なわれる An election takes place.〜に勝つ win in an election.〜を行なう hold an election.‖選挙違反 election irregularities;violation of an election law.選挙運動 election canvassing.選挙運動をする electioneer.選挙演説 a campaign speech.選挙管理委員会 an election administration committee.選挙区 a constituency.選挙権 suffrage.選挙事務所 an election campaign office.選挙場 a polling place.選挙人名簿 a pollbook;a voters' list;an electoral register.公明選挙 a fair election.大(小)選挙区制 the major (minor) electorate system.ダブル(同日)選挙 a double (simultaneous) election.中間選挙 an off-year election.補欠選挙 a by-election.
せんきょ
せんきょ [1] 【選挙】 (名)スル
(1)組織・団体において,役員や代表者を選出すること。特に,選挙権を有する者が投票によって議員や一定の公職に就く者を選び出すこと。「役員を―する」
(2)多くの人の中から選び出し,推薦すること。
せんきょいはん
せんきょいはん [4] 【選挙違反】
公職選挙法で禁止され,あるいは制限されている買収・妨害・事前運動などの行為を犯すこと。
せんきょう
せんきょう [0] 【戦況】
戦争・戦闘の状況。
せんきょう
せんきょう [0] 【船橋】
(1)船舶の上甲板の高所にあり,航海中,各部署に対し種々の指令を発する所。ブリッジ。
(2)「ふなはし(船橋)」に同じ。
せんきょう
せんきょう【船橋】
a bridge (甲板の);→英和
a pontoon bridge (舟を並べて作る).
せんきょう
せんきょう【戦況】
the progress of a battle;→英和
the war situation.
せんきょう
せんきょう [0] 【宣教】 (名)スル
宗教を教え広めること。伝道。布教。
せんきょう
せんきょう [0] 【仙境・仙郷】
(1)仙人の住む土地。
(2)俗界を離れた清浄な土地。
せんきょうし
せんきょうし【宣教師】
a missionary.→英和
せんきょうし
せんきょうし [3] 【宣教師】
(1)宗教を教え広める人。
(2)キリスト教の布教・伝道のために外国へ派遣される者。
せんきょうし
せんきょうし [3] 【宣教使】
1869年(明治2)祭政一致の方針を国民に徹底させる大教宣布のための機関として設置された官職。72年廃止。
せんきょうろう
せんきょうろう [3] 【船橋楼】
船の,船橋のある船楼。
せんきょうんどう
せんきょうんどう [4] 【選挙運動】
選挙で,ある候補者を当選させるために選挙人に働きかける行為。公職選挙法は公正を確保するために種々の制限・保護を加えている。
せんきょかい
せんきょかい [3] 【選挙会】
開票結果に基づき,各候補者の得票総数を計算して当選人を決定するための会。
せんきょかんしょう
せんきょかんしょう [4] 【選挙干渉】
政府の当局者が官憲などの力を利用して反対派の選挙運動に不当に干渉すること。
せんきょかんりいいんかい
せんきょかんりいいんかい [8] 【選挙管理委員会】
選挙人名簿の作成,投票・開票の管理など,公職の選挙に関する一切の事務を行う機関。委員は任期四年。都道府県・市町村に置かれるほか,参議院比例代表区の管理を行う中央選挙管理委員会がある。選管。
せんきょく
せんきょく【戦局】
the tide of war.
せんきょく
せんきょく [0] 【選局】 (名)スル
視聴したい放送局を選ぶこと。チューニング。
せんきょく
せんきょく [0] 【選曲】 (名)スル
曲目を選ぶこと。「クラシックから―する」「―のよい番組」
せんきょく
せんきょく [3] 【選挙区】
(1)議員を選出する単位として分けられた地域的区画。小選挙区・中選挙区・大選挙区などに分けられる。
(2)参議院議員選挙で,都道府県を単位として設定される区画。もと地方区といった。
→比例代表制
せんきょく
せんきょく [0] 【戦局】
戦争の成り行き。戦いの局面。戦いの形勢。「―に重大変化が見られる」
せんきょけん
せんきょけん [3] 【選挙権】
議員その他一定の公務員を選挙する権利。参政権の代表的なもの。公職選挙法は,満二〇歳以上の国民はこれを有するとする。また,三か月以上区域内の市町村に住所を有する満二〇歳以上の国民は地方公共団体の議会の議員およびその長の選挙権を有するとする。
せんきょこう
せんきょこう [3] 【選挙侯】
⇒選帝侯(センテイコウ)
せんきょこうほう
せんきょこうほう [4] 【選挙公報】
公職選挙に際して,選挙管理委員会が選挙人に配布する候補者の政見・経歴などを紹介した文書。
せんきょせいどしんぎかい
せんきょせいどしんぎかい 【選挙制度審議会】
1961年(昭和36)設置された総理大臣の諮問機関。国会議員の選挙区制,定数の変更,政治資金の規制などについて審議する。
せんきょそしょう
せんきょそしょう [4] 【選挙訴訟】
選挙の効力に異議を唱えて争う訴訟。
せんきょたちあいにん
せんきょたちあいにん [0] 【選挙立会人】
選挙会の手続きが公正に行われるよう立ち会う者。
せんきょちょう
せんきょちょう [3] 【選挙長】
選挙会に関する事務を担任する者の長。
せんきょにん
せんきょにん [0] 【選挙人】
選挙権をもつ者。
せんきょにんめいぼ
せんきょにんめいぼ [6] 【選挙人名簿】
選挙権を有する者の氏名・住所・性別・生年月日などを記載した公簿。市町村選挙管理委員会が作成・管理する。
→永久選挙人名簿
せんきょはんざい
せんきょはんざい [4] 【選挙犯罪】
選挙の自由・公正を侵害する犯罪。公職選挙法は刑罰のほか,当選無効,選挙権・被選挙権の停止などの制裁を定める。
せんきん
せんきん [0] 【千金】
(1)千枚の金子(キンス)。千両。
(2)多額の金銭。また,きわめて大きな価値。「一攫(イツカク)―」
せんきん
せんきん [0] 【仙禽】
(1)仙界にすむ鳥。
(2)鶴の異名。
せんきん
せんきん【千金にかえ難い[の値打がある]】
priceless;→英和
invaluable.→英和
せんきん
せんきん [0] 【千鈞】
〔「鈞」は目方の単位。一鈞は三〇斤という〕
非常に重いこと。また,価値の高いこと。
せんきん
せんきん [0] 【浅近】 (名・形動)[文]ナリ
あさはかな・こと(さま)。「其理は甚―なれども/明六雑誌 29」
せんきん
せんきん [0] 【線金】
針金(ハリガネ)。
せんきん=の子は市(イチ)に死せず
――の子は市(イチ)に死せず
〔史記(越世家・貨殖伝序)〕
金持ちの子は金の力で刑罰を免れるから,悪事を犯しても町なかで刑死することはない。
せんきん=の裘(キユウ)は一狐(イツコ)の腋(エキ)に非(アラ)ず
――の裘(キユウ)は一狐(イツコ)の腋(エキ)に非(アラ)ず
〔史記(劉敬叔孫通伝賛)〕
高価な皮衣は一匹の狐の腋(ワキ)の毛皮では作れない。国を治めるには多くのすぐれた人物が必要である。
せんきん=の重み
――の重み
非常に大切な値打ち。
せんきん=も船を得(ウ)れば則(スナワ)ち浮かぶ
――も船を得(ウ)れば則(スナワ)ち浮かぶ
〔韓非子(功名)〕
重いものでも船に載せれば浮くように,人間も勢力や地位があれば大きなことや難しいこともできる。
せんぎ
せんぎ 【僉議】 (名)スル
〔「僉」は全部の意〕
(1)多人数で相談すること。多人数の評議。衆議。「公卿殿上人参内して―あり/平治(上)」「公卿―」
(2)「詮議{(1)}」に同じ。「此―の済むまでは,爰を通さじと/浮世草子・一代男 4」
せんぎ
せんぎ [1] 【先議】 (名)スル
先に審議すること。特に二院制議会で,一方が他の議院に先立って法案を審議すること。
→後議
→予算先議権
せんぎ
せんぎ [1] 【僭偽・僭擬】
分をこえて上位の者のまねをすること。身分違いのおこないをすること。
せんぎ
せんぎ [1] 【詮議】 (名)スル
(1)罪人を取り調べること。また,罪人を捜索すること。「厳しく―する」
(2)評議・検討して物事を明らかにすること。「誰の所業(シワザ)と―して呉れる者もありません/真景累ヶ淵(円朝)」
せんぎ
せんぎ【詮議】
[審議](a) discussion;→英和
(an) inquiry;→英和
(an) investigation.〜する consider;→英和
discuss;→英和
inquire <into> ;→英和
examine;→英和
investigate.→英和
〜中 under consideration.
せんぎだて
せんぎだて [0] 【詮議立て】 (名)スル
ことさら詮議すること。せんさく。
せんぎょ
せんぎょ【鮮魚】
(a) fresh fish.
せんぎょ
せんぎょ [1] 【鮮魚】
とりたての,新鮮な魚。生魚(セイギヨ)。
せんぎょ
せんぎょ [1] 【遷御】 (名)スル
(1)天皇・上皇・皇太后が居所を変えること。遷幸。
(2)神霊・神体または神社を他の場所へ移すこと。
せんぎょう
せんぎょう [0] 【賤業】
いやしい職業。
せんぎょう
せんぎょう [0] 【瞻仰】 (名)スル
〔「せんごう」とも〕
(1)あおぎ見ること。見上げること。
(2)敬い慕うこと。
せんぎょう
せんぎょう【専業】
a special occupation.…を〜とする specialize in….‖専業主婦(農家) a full-time housewife (farmer).
せんぎょう
せんぎょう [0] 【専業】
もっぱら一つの仕事を業とすること。また,専門とする事業・職業。
せんぎょう
せんぎょう [0] 【先業】
先人ののこした事業。遺業。
せんぎょうしゅふ
せんぎょうしゅふ [5] 【専業主婦】
就業せず,家事に専念する主婦。
せんぎょうのうか
せんぎょうのうか [5] 【専業農家】
自家の農業所得のみで生計を営む農家。
⇔兼業農家
せんぎょうふ
せんぎょうふ [3] 【賤業婦】
淫売婦。売春婦。醜業婦。
せんぎょく
せんぎょく 【顓頊】
中国の古伝説上の帝王。五帝の一。黄帝の孫で高陽を都とし,暦法を創始したとされる。
せんぎり
せんぎり [0][4] 【千切り・繊切り】
大根などを細長く刻むこと。また,刻んだもの。繊。繊蘿蔔(センロフ)。
せんぎり
せんぎり【千切りにする】
cut into small strips.
せんぎり
せんぎり [0] 【先限】
⇒さきぎり(先限)
せんく
せんく [0][1] 【選句】 (名)スル
多くの句の中からよい俳句を選ぶこと。また,選ばれた句。「句会で―する」
せんく
せんく [1] 【線区】
鉄道やバスの路線の,ある一定の区間。
せんく
せんく [1] 【先駆】 (名)スル
(1)他の人より先に物事をすること。また,その人。さきがけ。「―的」「その分野で―となった書物」「彼(カ)の洋学者流のために―して,其向ふ所を示さざる可らず/学問ノススメ(諭吉)」
(2)「前駆」に同じ。
せんく
せんく [1] 【千句】
(1)千の語句。
(2)連歌や俳諧(ハイカイ)で百韻を一〇巻続けたもの。「千句に一句物」など,千句全体に関わる規定があるため,十百韻(トツピヤクイン)とは区別する。
せんく
せんく【先駆する】
ride in advance;take the lead.→英和
先駆者 a forerunner[pioneer].→英和
せんく=に一句
――に一句
千句に匹敵するような一句。「是からは―,一句詰で持つて参らう/狂言・富士松(虎寛本)」
せんくあわせ
せんくあわせ [4] 【千句合(わ)せ】
連歌・俳諧で,千句を合わせること。
せんくしゃ
せんくしゃ [3] 【先駆者】
他の人に先立って,新しい分野を切り開く人。先覚者。パイオニア。
せんくしょくぶつ
せんくしょくぶつ [5] 【先駆植物】
遷移のはじめに裸地に侵入して定着する植物。一般に陽性植物で,極端な乾燥や湿潤,貧栄養に耐える。乾性遷移では地衣類・コケ類,湿性遷移では藍藻類・コケ類など。
せんくち
せんくち [0] 【先口】
順番が先であること。また,申し込み・約束などを先にしたもの。
⇔後口
「こちらが―だ」
せんくち
せんくち【先口に】
a previous engagement.
せんくつ
せんくつ [0] 【仙窟】
(1)仙人のすみか。
(2)俗界を離れたすみか。
せんくつ
せんくつ [0] 【潜窟】
人目をしのんで住む所。かくれが。
せんくん
せんくん [0] 【戦訓】
実際の戦闘から受けた教訓。
せんくん
せんくん [1][0] 【先君】
(1)前の主君。先代の主君。先公。
(2)死んだ父。また,祖先。先考。
せんくん
せんくん [0] 【戦勲】
戦争でたてたてがら。戦功。軍功。
せんくんし
せんくんし [3] 【先君子】
死んだ父。亡父。先考。
せんぐ
せんぐ【船具】
ship's fittings.
せんぐ
せんぐ [1] 【船具】
船の用具。帆・舵(カジ)・錨(イカリ)・艪(ロ)など。
せんぐう
せんぐう【遷宮】
the removal of a shrine.→英和
せんぐう
せんぐう [3][0] 【遷宮】
神社本殿の造営修理に際し,神体を移すこと。多く伊勢神宮についていい,一般神社では遷座という。仮殿に移す仮殿遷宮(仮遷宮),本殿に移す本殿遷宮(正遷宮(シヨウセングウ))がある。宮うつし。
せんぐうさい
せんぐうさい [3] 【遷宮祭】
遷宮の際に行われる祭式。遷座祭。
→式年遷宮祭
せんぐり
せんぐり [0] 【先繰り】
順を追って次々にすること。
せんぐん
せんぐん [0] 【船軍】
ふないくさ。水軍。
せんぐん
せんぐん [0] 【千軍】
多くの軍兵。
せんぐんばんば
せんぐんばんば [5] 【千軍万馬】
(1)たくさんの兵と馬。大軍。
(2)度々戦場に臨んで,戦闘の経験が豊かであること。転じて,社会経験が豊かなこと。「―の古強者(フルツワモノ)」
せんぐんばんばのかん
せんぐんばんばのかん 【千軍万馬の間】
戦場。また,社会での激しい競争の場。
せんけ
せんけ 【千家】
茶道の流派の一。千家流。また,その宗家。
せんけ
せんけ 【千家】
〔「せんげ」とも〕
姓氏の一。
せんけ
せんけ 【仙家】
⇒せんか(仙家)
せんけい
せんけい [0] 【船形】
船の形。また,船の外形を示す模型。
せんけい
せんけい [0] 【扇形】
(1)扇を開いたような形。おうぎがた。扇状。
(2)〔数〕
⇒おうぎがた(扇形)
せんけい
せんけい [0] 【尖形】
先のとがった形。
せんけい
せんけい [0] 【箭形】
植物の葉の形で,基部が中央部で深く切れ込み,両側が下方に伸び先端がとがっているもの。コウホネ・ヒツジグサの葉など。矢尻形。
せんけい
せんけい [0] 【線形・線型】
(1)線のように細長い形。線状。
(2)〔生〕 葉の形態の一。付け根から先までの幅がほぼ同じ広さで,全体が細長いもの。リュウノヒゲの葉など。
(3)〔数〕 ベクトルの集合に対してその要素の定数倍と加法で特徴づけられる数式,すなわち一次式。
⇔非線形
(4)〔物〕 重ね合わせの原理が成り立つ現象を線形であるという。この現象は線形微分方程式の解で記述される。
せんけい
せんけい【扇形】
《数》a sector.→英和
せんけいかそくき
せんけいかそくき [7] 【線型加速器】
高エネルギー実験用の加速器の一。多数の円筒形の電極を一直線に配置して高周波電圧をかけ,そこを通る電子またはイオンを加速する装置。X 線発生装置として医療用・工業用にも用いる。リニア-アクセレレーター。
せんけいくうかん
せんけいくうかん [5] 【線形空間】
〔数〕 ベクトルの集合 � において加法および数との積という二つの演算が定められ,これらの演算がある一定の法則を満たしているとき,集合 � を線形空間またはベクトル空間という。
せんけいけいかくほう
せんけいけいかくほう [0][8] 【線形計画法】
一次不等式で表された制限条件の中で,目的の達成度を最大にする最適の方法を求める数学的技法。経営計画・輸送計画などに利用。リニア-プログラミング。LP 。
せんけいけつごう
せんけいけつごう [5] 【線形結合】
いくつかのベクトル,あるいは関数があるとき,それぞれを定数倍し和をとった式。一次結合。
せんけいしゃぞう
せんけいしゃぞう [5] 【線形写像】
線形空間から線形空間への写像で,ある一定の条件を満たすもの。
→写像
せんけいだいすうがく
せんけいだいすうがく [7] 【線形代数学】
代数学の一分野。ベクトル・行列・行列式・線形空間・線形写像などを対象とする。
せんけいどうぶつ
せんけいどうぶつ [5] 【線形動物】
袋形(タイケイ)動物のうち,線虫類・針金虫類・鉤頭虫(コウトウチユウ)類の総称。体は一般に細長く,円筒状か糸状で,体長0.1〜30センチメートル。体節がなく,体の横断面は円形に近い。動植物に寄生し,害を与えるものが多い。円形動物。かつて独立した門として扱われた。
せんけいばんしょく
せんけいばんしょく [0] 【千景万色】
たくさんの景色。いろいろな眺め。
せんけいびぶんほうていしき
せんけいびぶんほうていしき [10] 【線形微分方程式】
未知関数を一次の形のみで含む微分方程式。解の線形結合もまた一つの解である。
せんけいぼ
せんけいぼ [3] 【船形墓】
墓の形態の一。バイキングの墓で,北ヨーロッパに広く分布。船の形に立て石を配し,遺体を埋葬する。船が魂を天に運ぶという信仰に基づく。
せんけいグラフ
せんけいグラフ [5] 【扇形―】
⇒円グラフ(1)
せんけじっしょく
せんけじっしょく 【千家十職】
千家の茶道具を調製する一〇の家柄。明治中期に制定。現在は釜師大西家・茶碗師楽家・塗師(ヌシ)中村家・指物師駒沢家・金物師中川家・袋師土田家・柄杓師黒田家・表具師奥村家・一閑張細工師飛来(ヒキ)家・土風炉(ドブロ)師永楽家をいう。十職。
せんけたかとみ
せんけたかとみ 【千家尊福】
(1845-1918) 神道家・政治家。出雲大社宮司。のち大社教の初代管長となり国家神道体制に寄与。元老院議官・貴族院議員・司法大臣などを歴任。
せんけつ
せんけつ [0] 【先決】 (名)スル
先に決めておくこと。まず決着をつけておくべきこと。「消火より避難させる方が―だ」
せんけつ
せんけつ [0] 【専決】 (名)スル
その人だけの考えで決めること。「―事項」「市議会の委任によって,市長が―する」
せんけつ
せんけつ [0] 【潜血】
⇒潜出血(センシユツケツ)
せんけつ
せんけつ [0] 【鮮血】
体から出たばかりの真っ赤な血。なまち。いきち。「―がほとばしる」
せんけつ
せんけつ [0][1] 【羶血】
〔「羶」は羊の生肉〕
なまぐさい血。また,肉を食する人。
せんけつ
せんけつ【先決する】
decide in advance.これが先決問題だ This is the question to be settled first.
せんけつ
せんけつ【鮮血】
<be covered with> blood.→英和
せんけつしょぶん
せんけつしょぶん [5] 【専決処分】
地方公共団体において,議会が議決すべき事項を,一定の場合に限り長が処理すること。
せんけつへんすう
せんけつへんすう [5] 【先決変数】
計量経済モデルを表現する方程式において,過去の時点で決められた内生変数(先決内生変数)と外生変数との総称。
せんけつもんだい
せんけつもんだい [5] 【先決問題】
ある問題に先立って決着をつけておくべき問題。
せんけもとまろ
せんけもとまろ 【千家元麿】
(1888-1948) 詩人。東京生まれ。千家尊福の子。白樺派の代表的詩人。自然や庶民生活を人道的感情をもって素朴に歌った。詩集「自分は見た」「虹」,小説戯曲集「青い枝」など。
せんけりゅう
せんけりゅう 【千家流】
千利休(宗易)を祖とする茶道の流派。孫の宗旦の後,表千家・裏千家・武者小路千家の三家に分かれた。千家。
せんけん
せんけん【先験的】
a priori;transcendental.→英和
せんけん
せんけん [0] 【先賢】
先の世の賢人。前賢。先哲。
せんけん
せんけん [0] 【擅権】
「せんけん(専権)」に同じ。「其巧(タクミ)は即ち―の巧にて/文明論之概略(諭吉)」
せんけん
せんけん [0] 【嬋娟・嬋妍】 (ト|タル)[文]形動タリ
あでやかで美しいさま。せんげん。「―たる花顔/世路日記(香水)」
せんけん
せんけん【浅見】
a shallow view.
せんけん
せんけん【先見】
foresight.→英和
〜の明ある farsighted;→英和
foresighted.→英和
〜の明のない shortsighted;→英和
nearsighted.→英和
〜の明がある(ない) have (lack) foresight;take long (short) views.
せんけん
せんけん [0] 【浅見】
あさはかな考え。思慮の浅い意見。また,自分の意見をへりくだっていう語。
せんけん
せんけん [0] 【専権】
権力をほしいままにすること。擅権(センケン)。「政府の―横暴」
せんけん
せんけん [0] 【専検】
旧制の「専門学校入学資格検定試験」の略。
せんけん
せんけん [0] 【先遣】 (名)スル
本隊より先に派遣すること。「調査隊を―する」
せんけん
せんけん [0] 【先見】 (名)スル
将来のことをあらかじめ見抜くこと。「活眼を開て後世を―せざる可らず/文明論之概略(諭吉)」
せんけんえき
せんけんえき 【銭謙益】
(1582-1664) 中国,明末・清初の学者・詩人。字(アザナ)は受之。号は牧斎。明の礼部尚書であったが,明の滅亡後,清に仕え,「列朝詩集」などの明詩の編集や「明史」の編纂(ヘンサン)に従った。のち二朝に仕えたことを批判された。詩文集「初学集」「有学集」
せんけんしゅぎ
せんけんしゅぎ [5] 【先験主義】
〔哲〕
〔(ドイツ) Transzendentalismus〕
(1)カントおよび新カント派の批判主義の立場。認識を事実の生起からではなく,それが可能となる権利根拠から問題とする。
(2)直観や超感覚的なものを重視するエマーソンなどの超越主義の立場。先験論。超越論。
→批判主義
→超越主義
せんけんたい
せんけんたい [0] 【先遣隊】
本隊より先に派遣する部隊。先遣部隊。
せんけんてき
せんけんてき [0] 【先験的】 (形動)
〔哲〕
〔(ドイツ) transzendental〕
⇒超越論的(チヨウエツロンテキ)
せんけんてきいしき
せんけんてきいしき [7] 【先験的意識】
〔(ドイツ) transzendentales Bewußtsein〕
⇒超越論的意識(チヨウエツロンテキイシキ)
せんけんてきかんねんろん
せんけんてきかんねんろん [9] 【先験的観念論】
〔(ドイツ) transzendentaler Idealismus〕
⇒超越論的観念論(チヨウエツロンテキカンネンロン)
せんけんのめい
せんけんのめい 【先見の明】
〔後漢書(楊彪伝)〕
将来どうなるかを前もって見抜く見識。「彼には―がある」
せんけんびし
せんけんびし [3] 【先剣菱・先間菱】
⇒幸菱(サイワイビシ)
せんげ
せんげ [1] 【宣下】 (名)スル
天皇が言葉をのべ下すこと。宣旨を下すこと。「院号を―する」「いかにしても召してまゐれと,―ありければ/沙石 10」
せんげ
せんげ [1] 【遷化】 (名)スル
〔仏〕
〔教化の場所を他の国土に移す意〕
高僧が死ぬこと。
せんげつ
せんげつ [1] 【先月】
今月の前の月。前月。去月。あとげつ。
せんげつ
せんげつ【先月】
last month.〜3日に on the 3rd (of) last month.
せんげつ
せんげつ [1] 【繊月】
細い形の月。三日月などをいう。
せんげん
せんげん [0] 【譫言】
うわごと。また,筋の通らない言葉。たわごと。譫語。
せんげん
せんげん【宣言】
declaration;→英和
proclamation.〜する declare;→英和
proclaim.→英和
‖宣言書 <draw up> a declaration.
せんげん
せんげん [0] 【選言】
〔論〕
〔disjunction〕
命題と命題を「あるいは」「または」に相当する記号で結合する仕方。また,それで得られた立言。論理和。
せんげん
せんげん [0] 【千言】
多くの言葉。
せんげん
せんげん [0] 【先言】
先人の残した言葉。古言。
せんげん
せんげん [3] 【宣言】 (名)スル
個人や団体が,その意見や方針を外部に対して広く表明すること。また,その言葉。「議長が開会を―する」「独立―」
せんげん
せんげん [0] 【泉源】
(1)泉がわき出るもと。
(2)物事のみなもと。「幸不幸の―/福翁百話(諭吉)」
せんげん
せんげん [0] 【船舷】
ふなばた。ふなべり。
せんげんげんり
せんげんげんり [5] 【選言原理】
⇒選言律(センゲンリツ)
せんげんし
せんげんし [3] 【選言肢】
選言命題において,「または」に相当する記号で結合される各項をいう。
せんげんしょう
せんげんしょう 【仙源抄】
注釈書。一巻。長慶天皇著。1381年成立。源氏物語の難語をいろは順に配列し注釈を施したもの。
せんげんしんこう
せんげんしんこう [5] 【浅間信仰】
静岡県富士宮市の浅間神社に関する信仰。古来の富士信仰をもとに,浅間神社創建後,水の神・火山の神への信仰が確立。修験道と習合して発展,富士講により民間にも流布した。
→富士信仰
せんげんじんじゃ
せんげんじんじゃ 【浅間神社】
〔「あさまじんじゃ」とも〕
(1)静岡県富士宮市にある神社。駿河国一宮。主神は木花開耶姫命(コノハナサクヤヒメノミコト)。浅間造りの本殿は有名。
(2)静岡市にある神社。主神は木花開耶姫命。富士新宮。
(3)山梨県東八代郡一宮町にある神社。甲斐国一宮。主神は木花開耶姫命。
せんげんづくり
せんげんづくり [5] 【浅間造り】
神社本殿様式の一。二層から成り,下層は五間×四間の入母屋または寄せ棟造り,上層は三間×二間の流れ造りとしたもの。富士宮市の浅間神社本殿の様式。
せんげんてき
せんげんてき [0] 【選言的】 (形動)
〔disjunctive〕
ある命題において,二つ以上の選言肢が含まれ,少なくともその一つが選ばれるべきさま。
せんげんてきがいねん
せんげんてきがいねん [7] 【選言的概念】
白と赤と黒,男と女のように,同一の類に属しながら,それらの外延が重なることなく,全く分離しているもの。離接的概念。
せんげんてきさんだんろんぽう
せんげんてきさんだんろんぽう [11] 【選言的三段論法】
三段論法の一。大前提には選言命題を,小前提および結論には定言命題を取る。例えば「 S は P であるか Q である」(大前提)「 S は P である」(小前提)「ゆえに S は Q でない」(結論)。選言的推理。
せんげんてきはんだん
せんげんてきはんだん [7] 【選言的判断】
⇒選言命題(メイダイ)
せんげんどう
せんげんどう 【銭玄同】
(1887-1939) 中国の学者。浙江省出身。日本に留学中,章炳麟(シヨウヘイリン)に師事。五・四運動で活躍。胡適らと「新青年」を編集した。また,口語文学を提唱。チエン=シュワントン。
せんげんばんご
せんげんばんご [5] 【千言万語】
非常に多くの言葉。「―を費やす」
せんげんめいだい
せんげんめいだい [5] 【選言命題】
二つ以上の命題を「または」で結んで作られる「 p または q または r …」という形の複合命題。各選言肢の主語が共通であるときは「 S は a または b または c である」という形で表されもする。選言肢のうち少なくとも一つが真であることを立言する非排反的選言の場合と,選言肢の一つがそして一つのみが真であることを意味する排反的選言の場合とがある。選言的判断。
せんげんりつ
せんげんりつ [3] 【選言律】
思考の原理の一。「 p であるか,p でないかのいずれかである」あるいは「 A は B であるか,B でないかのいずれかである」という形式で表される。排中律の反面をいうもの。選言原理。離接原理。
→排中律
せんこ
せんこ [1] 【戦鼓】
戦場で合図に打ち鳴らす太鼓。陣太鼓。
せんこ
せんこ [1] 【千古】
(1)遠い昔。おおむかし。太古。また,太古から現在にいたるまでの間。「―の謎」「内部の生命は―一様にして/内部生命論(透谷)」
(2)永遠。永久。
せんこ
せんこ [1] 【先古】
昔。過去。
せんこう
せんこう [0] 【選好】
他よりもあるものを好むこと。「国民生活―度調査」
せんこう
せんこう [0] 【遷幸】 (名)スル
(1)天皇が都を他の地に移すこと。また,新しい都へ天皇が移って行くこと。「信西一両年が間に修造して―をなしたてまつる/平治(上)」
(2)天皇・上皇が,他の場所に行くこと。遷御。
せんこう
せんこう [0] 【専攻】 (名)スル
ある特定の分野を専門に研究すること。また,その分野。「物理学を―している」
せんこう
せんこう [0] 【戦功】
戦争であげた功績。軍功。
せんこう
せんこう [0][1] 【先公】
先代の君主。先君。
せんこう
せんこう [0] 【先后】
(1)先代の君主。先君。
(2)先帝の皇后。さきのきさき。
せんこう
せんこう [0] 【先行】 (名)スル
(1)他より先に行くこと。「―車」「まず二人だけ―させる」「理屈ばかりが―する」
(2)それよりも前に行われていること。「―の法規を参照する」
(3)スポーツで,相手より先に点をあげ,先手を取ること。「二点―しながら失策で敗れた」
せんこう
せんこう [0] 【践行】 (名)スル
実際に行うこと。実行。「聖旨を奉戴し御政道筋を―せざるべけんや/新聞雑誌 21」
せんこう
せんこう [0] 【先攻】 (名)スル
野球など攻撃と防御を交互に行うスポーツで,先に攻撃すること。さきぜめ。
⇔後攻
せんこう
せんこう [1] 【先後】
⇒せんご(先後)
せんこう
せんこう 【先皇】
先代の天皇。先帝。せんのう。さきのみかど。「是等は皆旧主―の政にもしたがはず/平家 1」
せんこう
せんこう [0] 【専行】 (名)スル
自分だけの判断で行うこと。また,勝手気ままに行うこと。「独断―」「独立の権力を―するを得可らず/明六雑誌 7」
せんこう
せんこう [0] 【先考】
死んだ父。亡父。
⇔先妣(センピ)
「慈母の口から―の平生を聞くことを/渋江抽斎(鴎外)」
せんこう
せんこう [0] 【閃光】
(1)瞬間的に強く光る光。ひらめく光。「―を発する」
(2)鉱物の結晶に見られる光の回折現象によって生じる色彩効果。月長石などに見られる。
せんこう
せんこう [0] 【銑鋼】
製銑と製鋼の総称。
せんこう
せんこう [1] 【線香】
(1)丁子(チヨウジ)や白檀などの香料の粉を線状に練り固めたもの。火をつけて仏前に供える。
(2)「線香代」の略。
せんこう
せんこう【先攻する】
attack first;《野》go to bat first.
せんこう
せんこう【線香】
<offer> an incense stick.〜をたく burn incense.‖線香立て an incense holder.線香花火(のような) toy fireworks (short-lived).
せんこう
せんこう [0] 【選鉱】 (名)スル
粗鉱から目的とする鉱物をなるべく純粋に,残りなく得ること。
せんこう
せんこう [0] 【繊巧】 (名・形動)[文]ナリ
こまやかでたくみな・こと(さま)。「―にして奇創なる者あり/獺祭書屋俳話(子規)」
せんこう
せんこう [0] 【鮮紅】
あざやかな紅色。「―色」
せんこう
せんこう [0] 【潜考】
心を静め,深く考えること。潜思。
せんこう
せんこう【先行する】
precede;→英和
go ahead <of> .
せんこう
せんこう【専攻】
special study.〜する specialize[ <米> major] <in> ;→英和
make a special study <of> .‖専攻科 a postgraduate course.専攻科目 a subject of special study; <米> a major.
せんこう
せんこう【穿孔する】
bore;→英和
punch.→英和
穿孔機 a boring machine.
せんこう
せんこう【閃光】
a flash;→英和
a glint.→英和
〜を放つ flash.
せんこう
せんこう【戦功】
distinguished services in war.〜をたてる distinguish oneself in war.
せんこう
せんこう【選考】
selection.→英和
〜する nominate;→英和
select.→英和
〜中 under consideration.‖選考委員会 a selection committee.
せんこう
せんこう【選鉱する】
dress <ores> .→英和
せんこう
せんこう【潜行する】
go underground.潜行運動 an underground movement.
せんこう
せんこう [0] 【潜航】 (名)スル
(1)水中をもぐって航行すること。「水中深く―する」
(2)敵にさとられないようにひそかに航行すること。
せんこう
せんこう 【潜幸】 (名)スル
天皇がお忍びででかけること。忍びの行幸。「―の儀式を引つくろひ/太平記 2」
せんこう
せんこう [0] 【潜行】 (名)スル
(1)水の中をもぐって行くこと。
(2)人目につかないように行くこと。微行。
(3)ひそかに活動すること。「地下に―する」
せんこう
せんこう【潜航】
a submarine voyage.〜する navigate under water.
せんこう
せんこう [0] 【染工】
染め物をする職人。染め物師。
せんこう
せんこう [0] 【千行】
いくすじも続くこと。とめどなく涙が流れるさまをいう。「―の悲涙袂を朽たし/謡曲・景清」
せんこう
せんこう [0] 【桟香・浅香】
〔「桟香」は「さんこう」とも読む〕
水に入れると浮きも沈みもしない香木。水に浮く香木のこととも。
〔「箭香」「箋香」とも書く〕
せんこう
せんこう [0] 【選考・銓衡】 (名)スル
多くのものの中から適・不適などを考ええらぶこと。よく調べて,適任者をえらび出すこと。「後任を―する」「―に漏れる」
〔本来は「銓衡」。「銓」は分銅,「衡」は,はかりざおの意で,はかりしらべる意〕
せんこう
せんこう [0] 【浅紅】
薄い紅色。うすくれない。ももいろ。
せんこう
せんこう [0] 【浅黄】
薄い黄色。あさぎ。
せんこう
せんこう [0] 【穿孔】 (名)スル
穴をあけること。穴があくこと。また,その穴。
せんこういっかんメーカー
せんこういっかんメーカー [9] 【銑鋼一貫―】
製鉄業のなかで,鉄鉱石から鋼材の生産までの工程を連続して行う鉄鋼メーカー。高炉メーカー。
せんこうか
せんこうか [0] 【専攻科】
特別の事項の教授・研究指導を目的とする課程。高校・大学に設置し,その卒業者または同等の学力を有する者を対象とする。
→別科
せんこうき
せんこうき [3] 【穿孔機】
工作物にドリルで穴をあける機械。ボール盤。
せんこうこく
せんこうこく [3] 【先行谷】
横谷の一。流路ができてのち,その中・下流部が隆起しても下刻が大きく作用し,その流路を維持して流れる河谷。隆起部を横切る部分は峡谷をなす。最上川(山形県)・天竜川(静岡県)・保津川(京都府)などにその例が見られる。先行川。
せんこうしひょう
せんこうしひょう [5] 【先行指標】
景気の変動に先だって動く傾向のある指標。株価指数など。
⇔遅行指標
せんこうしんごう
せんこうしんごう [5] 【閃光信号】
艦船などで,長短の閃光を発したり,異色の閃光を組み合わせて行う信号。発光信号。点滅信号。
せんこうせい
せんこうせい センクワウ― [0] 【旋光性】
直線偏光が,ある物質内を通過する間に,偏光面を右または左に回転させる物質の性質。右に回転させるものを右旋性,左に回転させるものを左旋性という。水晶や砂糖の水溶液に見られる。自然界ではタンパク質は左旋性,核酸は右旋性のものだけが存在する。
→偏光
せんこうたて
せんこうたて [3] 【線香立て】
火をつけた線香を立てる器具。
せんこうだい
せんこうだい [0][3] 【線香代】
(1)霊前に供える金銭。香典。
(2)芸者・娼妓の揚げ代。線香一本の燃えつきる時間を単位として計算したことからいう。玉代(ギヨクダイ)。花代。
せんこうてい
せんこうてい [0] 【潜航艇】
(1)潜水艦の旧称。
(2)小型の潜水艦。「特殊―」
せんこうでんきゅう
せんこうでんきゅう [5] 【閃光電球】
(暗い場所などでの)写真撮影用の電球。フラッシュバルブ。
せんこうとう
せんこうとう [0] 【閃光灯】
夜間,灯台から発する光で,一定時間をおいて光るもの。
せんこうどうぶつ
せんこうどうぶつ [5] 【先口動物】
原口がそのまま成体の口となる動物群。紐形・袋形・軟体・環形・節足・触手などの動物門が属する。前口動物。旧口動物。
→後口動物
せんこうはなび
せんこうはなび [5] 【線香花火】
(1)花火の一種。こよりに火薬をひねり込んだもの。火玉から花のような閃光をいっとき出してすぐ燃え尽きる。手花火。花火線香。[季]秋。《もちかへし―のゆれてをる/虚子》
(2)最初は勢いがいいが,すぐに衰えてしまうことのたとえ。「―のようなブーム」
せんこうば
せんこうば [3] 【先行馬】
競馬で,前のほうの集団に位置してレースを進め,勝機をうかがう馬。また,その脚質の馬。
せんこうほう
せんこうほう [0] 【閃光法】
化学反応の中間体や不安定な遊離基の構造や電子状態を研究するための方法の一。強度の大きい光を短時間照射して光化学反応を起こさせ,その時に生ずる遊離基などの吸収スペクトルを測定する。
せんこうスペクトル
せんこうスペクトル [6] 【閃光―】
皆既日食の始めと終わりの数秒間に観測される彩層のスペクトル。太陽の大気の構造を知ることができる。
せんこく
せんこく【先刻】
a little while ago;already (既に).→英和
せんこく
せんこく【宣告】
a sentence;→英和
(a) judgment.〜する (pass a) sentence <on> ;condemn <a person to death> .→英和
不治を〜される be pronounced incurable.
せんこく
せんこく [0] 【宣告】 (名)スル
(1)その人にとって重大な事柄を告げ知らせること。「医者は患者に病名を―した」「破産―」
(2)刑事訴訟法上,裁判長が公判廷で裁判(判決・命令・決定)を告知すること。判決の場合は主文および理由を朗読する。
せんこく
せんこく [0] 【先刻】
(1)さっき。さきほど。
⇔後刻
「―からお待ちです」「―の客」「―お帰りになった」
(2)(副詞的に用いて)とうの昔に。前から。すでに。「―御承知のとおり」
せんこくけい
せんこくけい [4][3] 【宣告刑】
個々の犯罪について,裁判所によって具体的に量定され宣告された刑。処断刑の範囲内で定められる。
せんこくゆうよ
せんこくゆうよ [5] 【宣告猶予】
一定期間有罪あるいは刑の宣告を留保し,その期間を無事経過した被告人を刑事責任から解放する制度。イギリス・アメリカなどでの制度。
せんこせい
せんこせい [0] 【千戸制】
チンギス=ハンが組織した行政・軍事組織。全国の遊牧民を九五の千戸集団に分け,さらにそれを百戸・十戸に区分して各々に長を置き,各集団は行政集団と軍事集団を兼ねた。
せんこつ
せんこつ [1] 【仙骨・薦骨】
脊柱の一部。五個の仙椎から成る倒三角形の骨。腰椎の下方,尾骨の上方にある。骨盤の後壁をなし,男女では形状に差がある。
せんこつ
せんこつ [0] 【川骨】
コウホネの根の生薬名。
せんこつ
せんこつ [0][1] 【仙骨】
〔仙人の骨相の意〕
非凡な風貌。非俗な風采。また,そのような人。
せんこつ
せんこつ [0] 【洗骨】
埋葬後,一定期間を経た遺骨をとり出し,洗い清めて改葬すること。日本の南西諸島やアジア・オセアニアで行われる民俗慣行で,このあと死者の霊が他界に移り,喪が明けるとされる。
せんこふえき
せんこふえき [1][1][1] 【千古不易】
永遠に変わらないこと。「―の真理」
せんころ
せんころ [0] 【先頃】
さきごろ。このあいだ。「―の縁談を,根にもつてのしかへしごころ/桐一葉(逍遥)」
せんこん
せんこん [0] 【剪根】
植物の根の一部を切ること。果樹などで樹勢が強すぎて結実がよくない場合などにする。
せんご
せんご【戦後の】
postwar;→英和
after the war.→英和
戦後派 the postwar generation;the après guerre.
せんご
せんご [0][1] 【戦後】
戦争の終わったあと。特に第二次大戦のあとをいう。
せんご
せんご [1] 【先後】 (名)スル
時間や順番などのさきとあと。あとさき。また,ものの順序。「時間的に―する関係」
せんご
せんご [1][0] 【譫語】
熱などのためにうわごとを言うこと。また,筋道のたたない言葉。たわごと。譫言。「抽斎は時々(ジジ)―した/渋江抽斎(鴎外)」「―ヲイウ/ヘボン」
せんごう
せんごう [0] 【煎熬】
汁がなくなるまで煮つめること。
せんごう
せんごう [3][0] 【線号】
針金の太さを表す標準番号。
せんごう
せんごう [0] 【繊毫】
(1)細い毛。
(2)きわめてわずかなこと。また,非常に小さいことのたとえ。
せんごう
せんごう [0] 【瞻仰】
⇒せんぎょう(瞻仰)
せんごう
せんごう [0] 【先業】
⇒前業(ゼンゴウ)
せんごうさんすい
せんごうさんすい センガウ― [5] 【浅絳山水】
墨描(ガ)きの山水画で,岩・樹木などに岱赭(タイシヤ)(赤の顔料)を軽く施す画法。また,その画法で描かれた画。
せんごかいかく
せんごかいかく [4] 【戦後改革】
第二次大戦の日本の降伏後,占領軍が主体になって行われた非軍事化と民主化をめざす改革の総称。平和憲法の制定,絶対主義的天皇制の象徴天皇制への転換,財閥解体,農地改革,教育の民主化など。
せんごきょうこう
せんごきょうこう [4] 【戦後恐慌】
第一次大戦後の1920年(大正9)に主要な資本主義国を襲った深刻な恐慌。
せんごく
せんごく [1] 【千石】
(1)一石の一〇〇〇倍。約180キロリットル。
(2)「千石通し」の略。
せんごく
せんごく [0] 【戦国】
(1)戦争で混乱した世の中。群雄が割拠し互いに争った世。また,その争った国々。
(2)「戦国時代」の略。
せんごく
せんごく 【仙石】
姓氏の一。
せんごくかほう
せんごくかほう [5] 【戦国家法】
⇒分国法(ブンコクホウ)
せんごくさく
せんごくさく 【戦国策】
中国,戦国時代の史書。三三編。縦横家の説いた策略を国別に集めたもの。もといくつかの書であったものを前漢の劉向(リユウキヨウ)が整理編集。国策。
せんごくじだい
せんごくじだい【戦国時代】
a turbulent age;the age of (civil) wars.
せんごくじだい
せんごくじだい [5] 【戦国時代】
(1)日本史で,応仁の乱(1467-1477)から1568年の織田信長入京頃までの混乱期をいうが異説もある。群雄割拠,戦国大名の登場と下剋上の時代で,各地に戦乱が続いた。
(2)中国史で,東周の後期。一般に晋の有力貴族の韓・魏(ギ)・趙(チヨウ)三氏が晋を三分して諸侯に封ぜられた前403年から秦が中国を統一した前221年までの動乱期をいう。
(3)多くの者が互いに勢力を伸ばそうとして,激しく争う時代。戦国。「コンピューター業界は―の様相を見せている」
せんごくそうどう
せんごくそうどう 【仙石騒動】
天保年間(1830-1843),但馬(タジマ)出石(イズシ)藩の御家騒動。藩主仙石政美の死後,跡継ぎをめぐる家老仙石左京の陰謀が発覚して,断罪された事件。
せんごくだいみょう
せんごくだいみょう [5] 【戦国大名】
戦国時代,各地に割拠して分権的な小封建国家を形成した大名。守護代や土豪が主家を倒して大名化した者が多かった。
せんごくづみ
せんごくづみ [0] 【千石積み】
米千石を積むこと。また,その船。
→千石船
せんごくどおし
せんごくどおし [5] 【千石通し・千石簁】
傾斜した長い篩(フルイ)の上端から搗(ツ)き米を流して糠(ヌカ)をふるい落とす農具。また,籾摺(モミズ)りしたのち,粒の選別にも用いる。万石通し。
千石通し[図]
せんごくのしちゆう
せんごくのしちゆう 【戦国の七雄】
中国,戦国時代の韓・魏・趙・斉(田斉)・秦・楚(ソ)・燕(エン)の七大強国。
せんごくはら
せんごくはら 【仙石原】
神奈川県箱根町にある海抜650メートル内外の高原。箱根火山の火口原湖跡に広がる。箱根最奥の温泉郷。湿原植物群落がある。せんごくばら。
せんごくひでひさ
せんごくひでひさ 【仙石秀久】
(1552-1614) 安土桃山時代の武将。美濃の人。初め豊臣秀吉の臣。のち徳川家康に従って小田原攻めに加わり,功あって信濃(シナノ)小諸城主となる。子の政明のとき,但馬(タジマ)出石(イズシ)に転封された。
せんごくぶね
せんごくぶね [5] 【千石船】
米千石の重量の荷物を積み得る荷船の総称。しかし,江戸時代の大型荷船が弁財船で占められ,千石積みを大型の基準としたため,いつか積石数に関係なく弁財船の別名となった。大型船は二千石積みに及ぶ。
千石船[図]
せんごくまめ
せんごくまめ [4] 【千石豆】
フジマメの別名。[季]秋。
せんごは
せんごは [0] 【戦後派】
(1)第二次大戦後に育った人々。
(2)「戦後派文学」の略。
せんごはぶんがく
せんごはぶんがく [5] 【戦後派文学】
第二次大戦後に登場した文学の一派。心理主義的・実存主義的手法を取り入れ,政治と文学の問題を軸に戦争責任・主体性の問題などを主題として追求した。主な作家・批評家に野間宏・椎名麟三・梅崎春生・大岡昇平・武田泰淳・埴谷雄高らがいる。
せんごひゃくばんうたあわせ
せんごひゃくばんうたあわせ 【千五百番歌合】
歌合。二〇巻。1201年,後鳥羽上皇ほか三〇人が各人一〇〇首ずつ計三〇〇〇首を詠じ,上皇・藤原俊成・藤原良経・慈円・藤原定家など一〇人が判者となった。新古今時代最大の歌合で,新古今集に九〇首が撰入。
せんごほしょうもんだい
せんごほしょうもんだい [7] 【戦後補償問題】
強制徴用・強制連行・強制労働など,第二次大戦時の日本の戦争行為によって被害を受けた個人に対する補償問題。講和条約等による処理では救済が不十分であったため1990年(平成2)前後から特に強く主張されるようになった。
せんごり
せんごり 【川垢離】
神仏への祈願のため,川の水に浸って心身を清めること。かわごり。「何―ぢや有めえし/歌舞伎・名歌徳」
せんさい
せんさい【戦債】
war bonds.
せんさい
せんさい [0] 【先妻】
あとで結婚した妻に対して,前の妻。前妻。
⇔後妻
せんさい
せんさい【繊細な】
delicate;→英和
nice;→英和
slender.→英和
せんさい
せんさい [0] 【浅才】
浅はかな才能。浅知恵。自分のことをへりくだっていう場合にも用いる。
せんさい
せんさい [0] 【戦災】
戦争による災害。「―に遭う」
せんさい
せんさい [0] 【戦債】
戦争の費用にあてるために発行される国債。戦時公債。
せんさい
せんさい [0] 【剪裁】
(1)布などを裁つこと。
(2)文章に手を入れること。「―の杜撰(ズサン)を免れない/伊沢蘭軒(鴎外)」
せんさい
せんさい【戦災】
<suffer> war damage.‖戦災孤児 a war orphan.戦災者 a war victim[sufferer].戦災地 war-damaged areas.
せんさい
せんさい [0] 【繊細】 (名・形動)[文]ナリ
(1)細く美しい・こと(さま)。「―な指」
(2)感情や感覚がこまやかなこと。微妙なこと。また,そのさま。デリケート。「―な感受性」「―な神経の持ち主」
[派生] ――さ(名)
せんさい
せんさい【先妻(の子)】
(a child by) one's former wife.
せんさいこじ
せんさいこじ [5] 【戦災孤児】
戦災で両親を失った子供。
せんさいちゃ
せんさいちゃ [3] 【仙斎茶】
染め色の名。暗い黄緑色。早蕨(サワラビ)色。
せんさいのせいしん
せんさいのせいしん 【繊細の精神】
〔(フランス) esprit de finesse〕
〔哲〕 パスカルの考えた人間精神の類型の一。多数のこまかな原理を一挙にとらえるしなやかな精神。
⇔幾何学的精神
せんさいふっこういん
せんさいふっこういん 【戦災復興院】
1945年(昭和20)11月,戦災に遭った市街地や住宅を再建するために設けられた政府機関。
せんさく
せんさく【詮索する】
search[inquire,pry] <into> .→英和
〜好きな inquisitive;→英和
curious;→英和
<話> nosy.→英和
せんさく
せんさく [0] 【穿鑿】 (名)スル
〔古くは「せんざく」とも〕
(1)穴をあけること。「激浪花崗岩を浸蝕して―する所/日本風景論(重昂)」
(2)細かい点までうるさく尋ねて知ろうとすること。「他人の行動を―するのはよせ」「―好き」
(3)細かいところまで十分調べること。「委しく―せば此類頗る多かるべし/明六雑誌 23」
(4)事の次第。「美濃吊しなど引かれては元が息(コ)になる―/浄瑠璃・二つ腹帯」
せんさく
せんさく [0] 【詮索】 (名)スル
しらべもとめること。たずねさがすこと。「事実を―する」「巴里(パリ)へゆきてその模様を―せよと/自由の凱歌(夢柳)」
せんさばんべつ
せんさばんべつ [1] 【千差万別】
種々様々あって,違いもいろいろであること。せんさまんべつ。千種万様。
せんさばんべつ
せんさばんべつ【千差万別の】
multifarious;→英和
infinite varieties of <human life> .
せんさま
せんさま [1] 【先様】
先に来たお客様。先客様。「まづ―は一ときりの,替る替るの人心/安愚楽鍋(魯文)」
せんさんびん
せんさんびん [3][0] 【仙盞瓶】
陶器製の水差し。ペルシャの銀器を模して明・清時代に作られたもの。
せんざ
せんざ [0][1] 【遷座】 (名)スル
神仏の座をほかへ移すこと。天皇についても用いることがある。「御神体を仮殿(カリドノ)へ―する」
せんざい
せんざい [0] 【煎剤】
生薬を煎じた薬。せんじ薬。
せんざい
せんざい [0] 【前栽】
(1)木や草を植え込んだ庭。
(2)庭に植えた草木。庭の植え込み。「―の,木立(コダチ)めぐりてあちこちと/自由太刀余波鋭鋒(逍遥)」
せんざい
せんざい [0] 【千載】
「千歳(センザイ){(1)}」に同じ。「富も―の名も/思出の記(蘆花)」
せんざい
せんざい [0] 【銭財】
ぜにや財産。また,金銭。
せんざい
せんざい [0] 【洗剤】
衣類・食器などの汚れを洗い落とすために用いる物質の総称。石鹸(セツケン)・合成洗剤など。洗浄剤。
せんざい
せんざい [0] 【線材】
太さが5ミリメートルほどの,断面が円形の鋼材。針金などの素材となる。
せんざい
せんざい【潜在】
potentiality;latency.〜の latent;→英和
dormant;→英和
potential <energy,customer> .→英和
〜する be latent[dormant].‖潜在意識 subconsciousness.潜在失業者 the latent unemployed.
せんざい
せんざい【洗剤】
a cleanser;detergent.→英和
‖合成(中性)洗剤 synthetic (neutral) detergent.
せんざい
せんざい【千載一遇の好機】
<throw away> a golden opportunity.
せんざい
せんざい [0] 【千歳】
(1)千年。長い年月。千載。「名を―に残す」
(2)能の「翁(オキナ)」で,侍烏帽子に素襖(スオウ)を着け,小刀を佩(ハ)き,翁に次いで謡い舞う翁の露払い役。
せんざい
せんざい [0] 【潜在】 (名)スル
表面にはっきりと表れないが,内部にひそかに存在すること。伏在。
⇔顕在
「―する勢力の結集」
せんざいあわせ
せんざいあわせ [5] 【前栽合(わ)せ】
平安時代の物合わせの一。左右に分かれて,自然の風景を模した植え込みを作り,その優劣や,それを詠んだ歌の優劣を競ったもの。
せんざいいしき
せんざいいしき [5] 【潜在意識】
自覚されることなく,行動や考え方に影響を与える意識。心の奥深い層にひそんだ意識。
せんざいいちぐう
せんざいいちぐう [0] 【千載一遇】
千年に一度めぐりあうほどの,またとない機会。「―の好機」「―のチャンス」
せんざいうり
せんざいうり 【前栽売り】
前栽物を商う者。八百屋。「―は往過てしまふ/滑稽本・浮世風呂 4」
せんざいしつぎょう
せんざいしつぎょう [5] 【潜在失業】
統計上には表れない失業。希望する他の職業に就けなくて,家業あるいは不安定な労働条件で働いている者などが存在する状態。
せんざいしゅう
せんざいしゅう 【千載集】
「千載和歌集」の略。
せんざいしゅけん
せんざいしゅけん [5] 【潜在主権】
アメリカの信託統治下にあったかつての沖縄に対し,日本が潜在的にもつとされた権利。立法・行政・司法上のあらゆる権利はアメリカがもつが,領土の最終的処分権は日本に残存されるというもの。残存主権。
せんざいじゅよう
せんざいじゅよう [5] 【潜在需要】
商品の価格が高すぎたり,それについての情報の不足などの理由で,現実にはまだ顕在化していない需要。
せんざいせいちょうりょく
せんざいせいちょうりょく [7] 【潜在成長力】
労働や資本などの資源および予想される技術進歩を最大限活用した場合に実現できると考えられる実質 GNP の伸び率。
せんざいてき
せんざいてき [0] 【潜在的】 (形動)
表面に表れないで内部に隠れて存在しているさま。「―な需要を見込む」
せんざいふま
せんざいふま [5] 【千載不磨】
千年ののちまでも消えずに残っていること。「―の大典」
せんざいもの
せんざいもの 【前栽物】
青物。野菜。前栽。「―を買ふにそんな真似しちやゐねえ/滑稽本・浮世風呂 4」
せんざいらく
せんざいらく [3] 【千歳楽】
(1)「千秋楽{(1)}」に同じ。
(2)「千秋楽{(3)}」に同じ。
せんざいわかしゅう
せんざいわかしゅう 【千載和歌集】
第七番目の勅撰和歌集。二〇巻。後白河法皇下命,藤原俊成撰。1188年成立。約一二九〇首。伝統性を踏まえながら主情性を志向した歌風で,新古今集への道を開いた。八代集の一。千載集。
せんざさい
せんざさい [3] 【遷座祭】
⇒遷宮祭(セングウサイ)
せんざん
せんざん 【先山】
兵庫県淡路島の中央部にある山。海抜448メートル。山頂に高野山真言宗の別格本山千光寺がある。淡路富士。
せんざんこう
せんざんこう [3] 【穿山甲】
有鱗目の哺乳類の総称。歯がなく,細長い舌で,アリを捕食する。体の表面に堅い松かさ状の鱗(ウロコ)があり,敵に襲われるとボールのように丸くなる。前後肢とも指は五本で,前肢の爪は大きい。アジア・アフリカに分布。
穿山甲[図]
せんざんごりょう
せんざんごりょう 【泉山御陵】
京都市東山区の泉涌寺(センニユウジ)にある陵墓の総称。四条天皇がここに葬られて以降皇室の香華院として多くの陵墓が築かれた。
せんざんせん
せんざんせん 【仙山線】
JR 東日本の鉄道線。仙台と山形県羽前千歳間,58キロメートル。奥羽山脈を貫き,仙台平野と山形盆地とを結ぶ。
せんざんばんすい
せんざんばんすい [0] 【千山万水】
多くの山と多くの川。「―の間に坐して/手足弁」
せんし
せんし [1] 【宣賜】 (名)スル
勅宣によって賜ること。
せんし
せんし [1] 【専使】
ある事のために特別に派遣する使者。特使。「伊予国より―はせ来つて/太平記 22」
せんし
せんし [1] 【染指】 (名)スル
物事に着手すること。関係すること。「已に校勘の業に―してゐた/伊沢蘭軒(鴎外)」
せんし
せんし [1] 【穿刺】 (名)スル
腹水などの体液や,組織・細胞を採取するために体に針を刺すこと。
せんし
せんし [1] 【栓子】
塞栓(センソク)をおこすもの。
せんし
せんし [1] 【戦士】
(1)戦場で戦う者。兵士。
(2)生存競争の激しい事業などの第一線で活動している人。「企業―」
せんし
せんし【戦士】
a combatant.→英和
無名戦士 an unknown soldier.
せんし
せんし [1] 【潜思】 (名)スル
心をしずめて深く考えること。「闃然(ゲキゼン)寂静なる裡に―黙想せば/日本風景論(重昂)」
せんし
せんし [1] 【選士】
(1)選抜された人。
(2)奈良・平安時代,大宰府の下で,土豪の子弟から選ばれて国防・警備に当たった兵士。
せんし
せんし [1] 【遷徙】 (名)スル
うつること。うつすこと。「其の土人を南方色丹(シコタン)島に―せしむや/日本風景論(重昂)」
せんし
せんし【先史時代】
prehistory.〜の prehistoric(al).
せんし
せんし【戦死】
death in battle.〜する fall[be killed]in battle[action].‖戦死者 a fallen soldier;the war dead (総称).
せんし
せんし [0] 【戦死】 (名)スル
兵士が戦闘によって死ぬこと。うちじに。「南方で―する」「―者」
せんし
せんし [1] 【先史】
文字が使用される以前の時代。有史以前。史前。
せんし
せんし [1] 【千思】 (名)スル
いろいろに思うこと。また,その思い。
せんし
せんし 【戦史】
〔原題 (ギリシヤ) Historiai「歴史」とも〕
歴史書。八巻。ツキディデス著。ペロポネソス戦争((前431-前404))の経過を開戦前から前411年の途中まで編年体で記す。未完。
せんし
せんし [1] 【先師】
〔古くは「せんじ」とも〕
(1)死んだ先生。死んだ師匠。
(2)前代の賢人。
せんし
せんし [1] 【戦史】
戦争の歴史。戦争の記録。
せんし
せんし [1] 【賤視】 (名)スル
見下して見ること。蔑視(ベツシ)。
せんし
せんし [1] 【瞻視】
見ること。また,その目つき。
せんし
せんし [1] 【専恣・擅恣】
ほしいままにすること。専横。「人或は之を―の処分と云ふ/明六雑誌 6」
せんし
せんし [1] 【剪枝】 (名)スル
木の枝を切ること。
せんし
せんし [1][0] 【剪紙】
切り紙細工。切り紙絵。
せんしがく
せんしがく [3] 【先史学】
先史時代を考古学的方法によって研究する学問。先史考古学。史前学。
せんしき
せんしき [0] 【浅識】 (名・形動)[文]ナリ
知識があさはかなこと。見識が浅いこと。また,そのさま,その人。「―を恥じる」「我―なる小説者流に/小説神髄(逍遥)」
せんしじだい
せんしじだい [4] 【先史時代】
文献史料を全く欠いている時代。
⇔有史時代
せんしつ
せんしつ [0] 【泉質】
温泉水の化学的性質。ナトリウム塩化物泉(食塩泉)・アルミニウム硫酸塩泉(ミョウバン泉)など。
せんしつ
せんしつ【船室】
a <first-class> cabin.→英和
〜を予約する book a berth.→英和
‖三等船室 the steerage.
せんしつ
せんしつ [0] 【船室】
船舶で,乗船客の使用にあてる部屋。また,船員室。キャビン。ケビン。
せんしつぼ
せんしつぼ [4] 【塼室墓】
塼を用いて墓室の壁・床・天井などを築いた墓。中国漢代に始まり,古代朝鮮にも一部及んだ。
せんしないしんのう
せんしないしんのう 【選子内親王】
(964-1035) 平安中期の歌人。村上天皇の皇女。57年間賀茂の斎院を務め大斎院と呼ばれる。「大斎院前の御集」「大斎院御集」はその生活を伝える。家集に「発心和歌集」がある。
せんしばんこう
せんしばんこう [1] 【千思万考】 (名)スル
あれこれ思いをめぐらすこと。「―するも此他又明案の有るあらざるなりと/世路日記(香水)」
せんしばんこう
せんしばんこう [1] 【千紫万紅】
さまざまな花の色。また,色とりどりに咲く花。
せんしばんたい
せんしばんたい [1] 【千姿万態】
種々様々の違った姿や形。
せんしゃ
せんしゃ [1] 【戦車】
(1)厚い装甲で全体を防護し,火砲を搭載してキャタピラで走行する車両。第一次大戦で初めて登場。タンク。
(2)兵士を乗せ,馬に引かせた戦闘用の車。古代中国・ローマなどで用いられた。兵車。
せんしゃ
せんしゃ [0] 【洗車】 (名)スル
自動車・鉄道車両などの車体の汚れを洗い落とすこと。「ガソリン-スタンドで―する」
せんしゃ
せんしゃ [1] 【占者】
うらないをする人。売卜(バイボク)者。
せんしゃ
せんしゃ【洗車する】
wash a car.→英和
‖洗車場 a carwash.
せんしゃ
せんしゃ [1] 【仙者・僊者】
〔「せんじゃ」とも〕
仙人。
せんしゃ
せんしゃ【戦車】
a tank.→英和
‖戦車隊(砲) a tank corps (gun).戦車兵 a tankman.
せんしゃく
せんしゃく [0] 【閃爍】 (名)スル
ひらめき輝くこと。「電飛雷撃,―震鳴天空に迸散して止む/明六雑誌 17」
せんしゃく
せんしゃく [0] 【疝癪】
胸や腹がさし込んで痛む病気。
せんしゃく
せんしゃく [0] 【浅酌】 (名)スル
ほどよく酒を飲むこと。小宴を催すこと。
せんしゃくていしょう
せんしゃくていしょう [0] 【浅酌低唱】 (名)スル
ほどよく酒を味わいながら小声で詩歌を口ずさむこと。
せんしゅ
せんしゅ [1] 【先守】 (名)スル
先に守ること。野球などで,先に守備をすること。
せんしゅ
せんしゅ [1] 【船主】
船舶の所有者。ふなぬし。
せんしゅ
せんしゅ [1] 【船首】
船体の前方の部分。また,船の前端。へさき。みよし。
⇔船尾
せんしゅ
せんしゅ [1] 【戦守】
(1)攻めることと守ること。
(2)戦って守ること。
せんしゅ
せんしゅ [1] 【占守】 (名)スル
占有して守ること。
せんしゅ
せんしゅ [1] 【選手】
スポーツで選ばれて競技に出場する人。「運動会のリレーの―」「野球―」
せんしゅ
せんしゅ [1] 【繊手】
かぼそくたおやかな女の手。
せんしゅ
せんしゅ【先取特権】
《法》a preferential right;priority.→英和
先取得点をあげる《野》score <two runs> first.
せんしゅ
せんしゅ【選手】
(1) a <tennis> player.→英和
(2)[全体]a team;→英和
the nine (野球);→英和
the eleven (サッカー);→英和
the fifteen (ラグビー).→英和
‖選手権 <win,lose,defend> a championship.選手権試合 a title match (拳闘・レスリングなどの).補欠選手 a substitute;a reserve.
せんしゅ
せんしゅ【船首】
the bow[prow].→英和
船首飾り a figurehead.→英和
せんしゅ
せんしゅ【船主】
a shipowner.→英和
せんしゅ
せんしゅ [1] 【腺腫】
腺組織の上皮から発生する良性の腫瘍。脳下垂体・甲状腺・乳腺・卵巣・胃腸などにできやすい。アデノーマ。
せんしゅ
せんしゅ [1] 【千首】
ある題のもとに一人あるいは何人かの人が千首の和歌を詠んだもの。また,一人あるいは何人かの人の和歌を千首集めたもの。千首和歌。
せんしゅ
せんしゅ [1] 【僭主】
(1)帝王の名を僭称する者。
(2)〔(ギリシヤ) tyrannos〕
古代ギリシャの諸ポリスにみられた非合法的手段で支配者となった者。多く貴族出身で平民の不満を利用し,その支持を得て政権を掌握。アテネのペイシストラトスが代表的。タイラント。
せんしゅ
せんしゅ [1] 【先取】 (名)スル
先に取ること。さきどり。「―点」「一点を―する」
せんしゅ
せんしゅ [1] 【先主】
先代の君主・主人。前に仕えた主君。前主。旧主。
せんしゅう
せんしゅう [0] 【千秋】
(1)千年。長い年月。ちとせ。千載。「一日(イチジツ)―」
(2)「千秋万歳」の略。
せんしゅう
せんしゅう【専修科】
<take> a special course.専修学校 a special (training) school.
せんしゅう
せんしゅう【一日千秋の思いで待つ】
wait impatiently <for> .
せんしゅう
せんしゅう【先週】
last week.〜の今日 a week ago today; <英> this day week.
せんしゅう
せんしゅう【選集】
a selection <of> .→英和
せんしゅう
せんしゅう 【泉州】
(1)和泉(イズミ)国の別名。
(2)中国,福建省の台湾海峡に面する港湾都市。唐代から外国貿易で発展。イスラム寺院・景教寺院などの遺跡がある。マルコ=ポーロがザイトンの名でヨーロッパに紹介。チュアンチョウ。
せんしゅう
せんしゅう [0] 【選集】
多くの作品,あるいは個人の作品からいくつかえらび集めて作った書物。
せんしゅう
せんしゅう [0] 【専修】 (名)スル
もっぱらある一つの事柄を習い修めること。専攻。「英文学を―する」
→せんじゅ(専修)
せんしゅう
せんしゅう [0] 【撰集】
〔「せんじゅう」とも〕
詩歌・文などの優れたものをえらび編集すること。また,その集。
せんしゅう
せんしゅう [0] 【撰修】 (名)スル
書物を著すこと。また,編集すること。
せんしゅう
せんしゅう [0] 【先週】
今の週の前の週。前週。
せんしゅうがっこう
せんしゅうがっこう [5] 【専修学校】
学校教育法で定める教育施設。職業や実生活に必要な能力の育成または教養の向上を図ることを目的とする。簿記・英会話・服飾・デザイン・電子技術など各種ある。
せんしゅうだいがく
せんしゅうだいがく 【専修大学】
私立大学の一。1880年(明治13)創設の夜間二年制の「専修学校」に起源を発し,1922年(大正11)大学令による大学に昇格,49年(昭和24)新制大学に移行。本部は東京都千代田区。
せんしゅうばんぜい
せんしゅうばんぜい [0] 【千秋万歳】
千年万年。永遠。また,長寿を祝う言葉。せんしゅうばんざい。「門出の盃出さるれば,互に―と/浄瑠璃・出世景清」
せんしゅうらく
せんしゅうらく【千秋楽】
the last day of a public performance.〜になる come to a close.→英和
せんしゅうらく
せんしゅうらく [3] 【千秋楽】
〔(3) が法会(ホウエ)などの最後に奏されたところからという〕
(1)相撲・芝居などの興行の最後の日。千歳楽。らく。
(2)謡曲「高砂」の終わりの部分。婚礼のときなどの祝言として謡われる。
(3)雅楽の曲の名の一。盤渉(バンシキ)調の曲で舞がない。千歳楽。
せんしゅけん
せんしゅけん [3] 【選手権】
選手権大会で優勝した選手または団体に与えられる資格。
せんしゅけんたいかい
せんしゅけんたいかい [6] 【選手権大会】
ある競技や種目で,最優秀選手または団体を決める競技会。
せんしゅぞう
せんしゅぞう [3] 【船首像】
主に西洋帆船の船首に飾られる,船名などにちなんだ動物や人物の像。
せんしゅっけつ
せんしゅっけつ [3] 【潜出血】
肉眼ではわからないが,化学的にのみ便中に認められる微量の出血。多くは消化器官の出血によるもの。潜血。
せんしゅつ
せんしゅつ [0] 【選出】 (名)スル
代表者・選手などを選び出すこと。「代議士として―される」
せんしゅつ
せんしゅつ [0] 【先出】
「前出(ゼンシユツ)」に同じ。
せんしゅつ
せんしゅつ【選出する】
elect;→英和
return <to> .→英和
…から〜される be elected from <Kyoto Prefecture> .
せんしゅとっけん
せんしゅとっけん [4] 【先取特権】
⇒さきどりとっけん(先取特権)
せんしゅばんよう
せんしゅばんよう [1] 【千種万様】
「千差万別」に同じ。
せんしゅぼうえい
せんしゅぼうえい [1] 【専守防衛】
他へ攻撃をしかけることなく,他から自己の領域が攻撃を受けたときに初めて,その領域周辺において自己を守るためにのみ武力を用いること。
せんしゅむら
せんしゅむら [0] 【選手村】
オリンピックなどで,出場する選手などのために用意された宿泊施設。
せんしゅろう
せんしゅろう [3] 【船首楼】
船首に設けた船楼。
せんしゅん
せんしゅん [0] 【浅春】
春になったばかりの頃。早春。
せんしゅんきょ
せんしゅんきょ 【銭舜挙】
⇒銭選(センセン)
せんしょ
せんしょ [1] 【選書】
多くの著作の中から,ある目的に合わせて選出し,まとめた書物。
せんしょ
せんしょ [1] 【戦書】
開戦の通知書。宣戦布告の書。
せんしょう
せんしょう [0] 【船将】
軍艦や船舶の指揮者。艦長や船長。
せんしょう
せんしょう [0] 【船廠】
船を造る所。造船所。
せんしょう
せんしょう [0] 【船檣】
帆柱(ホバシラ)。マスト。
せんしょう
せんしょう [0] 【選奨】 (名)スル
よいものを選んで人にすすめること。「良書を―する」「芸術―」
せんしょう
せんしょう [0] 【染匠】
染め物をする職人。染工。
せんしょう
せんしょう [0] ―シヨウ 【戦勝】 ・ ―セフ 【戦捷】 (名)スル
戦いに勝つこと。かちいくさ。
せんしょう
せんしょう [0] 【先勝】 (名)スル
(1)何回戦か行う試合で,最初に勝つこと。「五番勝負で―する」
(2)六曜の一。急用や訴訟などによいとされ,早く事を行うのがよく,午前は吉,午後は凶という日。先勝日。せんかち。さきがち。
せんしょう
せんしょう【先勝する】
win the first game.
せんしょう
せんしょう [0] 【戦傷】
戦闘で受けた傷。
せんしょう
せんしょう [0] 【先蹤】
先人の事跡。先例。前例。前蹤。「九代の―をこえ給ふこそめでたけれ/平家 1」
せんしょう
せんしょう [0] 【鮮少・尠少】 (名・形動)[文]ナリ
非常に少ない・こと(さま)。「其今日に功あるや亦―ならず/明六雑誌 12」
せんしょう
せんしょう [0] 【船匠】
船(フナ)大工。船工。
せんしょう
せんしょう [0] 【賤称】
相手をさげすんでいう称。
せんしょう
せんしょう [0] 【僭称】 (名)スル
自分の身分を超えた称号を勝手に名乗ること。また,その称号。「皇帝を―する」
せんしょう
せんしょう【戦勝】
<celebrate> a victory;→英和
a triumph.→英和
〜する win a victory;carry the day.→英和
‖戦勝国 a victorious country.
せんしょうあん
せんしょうあん 【千少庵】
(1546-1614) 安土桃山時代の茶人。初名宗淳。利休の後妻宗恩の連れ子。利休の女婿。宗旦の父。千家を再興し,利休第二世を名乗った。義兄道安の剛の茶に対し,柔の茶と伝えられる。
せんしょうし
せんしょうし [3] 【戦傷死】
戦闘で受けた傷が原因で死ぬこと。
せんしょうじ
せんしょうじ センセウ― 【専照寺】
福井市豊町にある真宗三門徒派の本山。山号,中野山。1290年如導が福井市大町に一宇を創建したのに始まる。初め専修寺と称したが,1396年現名に改称。1724年現在地に移転。
せんしょうせき
せんしょうせき センシヤウ― [3] 【尖晶石】
マグネシウムとアルミニウムの酸化物からなる鉱物。立方晶系。無色のもののほか,赤・青・緑・黄・褐・黒などの色のものがある。ガラス光沢がある。美麗なものは宝石となる。スピネル。
せんしょうとう
せんしょうとう [0] 【船檣灯】
進行方向を示すため,船のマスト前面に高く掲げる航海灯。
せんしょうびょうしゃ
せんしょうびょうしゃ [5] 【戦傷病者】
軍人・軍属・準軍属であった者で,公務上の傷病を原因とする心身の障害をもつ者のこと。
せんしょく
せんしょく [0] 【染色】 (名)スル
(1)ものに色を染めつけること。特に糸・布などを染めることをいい,浸染(シンセン)と捺染(ナツセン)がある。
(2)染めだした色。染め色。
せんしょく
せんしょく【染織】
dyeing and weaving.
せんしょく
せんしょく【染色】
dyeing.→英和
‖染色工場 a dye works.染色体 a chromosome.
せんしょく
せんしょく [0] 【鮮色】
あざやかな色。美しい色つや。
せんしょく
せんしょく [0] 【染織】 (名)スル
染めることと織ること。染め物と織物。
→染色体
せんしょく
せんしょく [0] 【賤職】
卑しい職業。賤業。
せんしょくこうか
せんしょくこうか [5] 【浅色効果】
発色団に助色団を加えることによって,物質の吸収スペクトルが短波長側にずれるために,色が浅くなる効果。浅色効果を与える原子団を浅色団という。
⇔深色効果
せんしょくし
せんしょくし [4][3] 【染色糸】
染色体の基本構造。微細な核タンパク質の繊維で,DNA 分子が螺旋(ラセン)状に詰め込まれている。染色質が糸状の構造をとったもの。クロモネマ。核糸。
せんしょくしつ
せんしょくしつ [4][3] 【染色質】
⇒クロマチン
せんしょくたい
せんしょくたい [0] 【染色体】
真核生物の細胞内にあって有糸核分裂の際に出現し,塩基性色素によく染まる小体。染色質が分裂時に染色糸となり,さらにこれが螺旋(ラセン)状に幾重にも巻いて太くなったもの。生物の種類や性によってその数・形は一定であり,遺伝や性の決定に重要な役割を果たす。現在では染色質も,原核生物のゲノムやプラスミドなども染色体という。
→染色体[表]
せんしょくたいいじょう
せんしょくたいいじょう [7] 【染色体異常】
突然変異の一。染色体の数あるいは構造の変化。人為的にも薬品・放射線などにより起こすことができる。人ではダウン症候群・ターナー症候群などの形で現れる。染色体突然変異。
せんしょくたいちず
せんしょくたいちず [7] 【染色体地図】
染色体上における個々の遺伝子の相対的位置関係を示した図。
せんしょくたいとつぜんへんい
せんしょくたいとつぜんへんい [11] 【染色体突然変異】
「染色体異常」に同じ。
⇔遺伝子突然変異
せんしょばんたん
せんしょばんたん [1] 【千緒万端】
種々雑多な事柄。
せんしん
せんしん【先進の】
advanced <nation> .→英和
せんしん
せんしん【線審】
《球技》a linesman.→英和
せんしん
せんしん【専心】
〔副〕wholeheartedly;devotedly.〜…に当たる devote[apply]oneself to….
せんしん
せんしん 【先秦】
中国史で,紀元前221年に秦の始皇帝が最初の統一国家を築きあげる以前の時代。一般に周初より春秋戦国時代までをいう。
せんしん
せんしん [0] 【線審】
テニス・サッカーなどで,ボールが線を越えたかどうかを判定する審判員。ラインズマン。
せんしん
せんしん [0] 【賤臣】
(1)身分の卑しい臣。
(2)君主に対して臣下が自分をへりくだっていう語。微臣。
せんしん
せんしん [0] 【潜心】 (名)スル
心を落ち着けて一心に考えること。
せんしん
せんしん [0] 【撰進】 (名)スル
詩歌・文章の集などを編んで君主に奉ること。「漢詩集を―する」
せんしん
せんしん [1] 【浅深】
浅いことと深いこと。深浅。
せんしん
せんしん [0] 【専心】 (名)スル
あることに心を集中させ熱心に行うこと。副詞的にも用いる。専念。「学問に―する」
せんしん
せんしん [0] 【先進】
(1)経済・文化などの発展がほかより進歩していること。
(2)年齢・学芸・能力・地位などでより進んでいること。また,その人。先輩。
⇔後進
せんしんこく
せんしんこく [3] 【先進国】
発展途上の国に対して,経済・政治・文化などの面で比較的進歩している国のこと。
⇔後進国
せんしんこくしゅのうかいぎ
せんしんこくしゅのうかいぎ 【先進国首脳会議】
⇒サミット
せんしんせい
せんしんせい [3] 【鮮新世】
新生代新第三紀の後半の時期。約五一〇万年前から一七〇万年前までの期間。
せんしんどうさっき
せんしんどうさっき 【洗心洞箚記】
〔洗心洞は中斎の塾名〕
儒書。大塩中斎(平八郎)著。二巻。1833年成立。1835年刊。読書録の形を借りて陽明学の思想を語る。
せんしんななかこくぞうしょうかいぎ
せんしんななかこくぞうしょうかいぎ 【先進七か国蔵相会議】
⇒ジー-セブン( G7 )
せんしんばんく
せんしんばんく [5] 【千辛万苦】 (名)スル
様々の苦労をすること。非常に多くの難儀や苦しみ。「―を重ねる」「―して始めて達し得べきもの/虞美人草(漱石)」
せんじ
せんじ [1] 【戦事】
戦争に関する事柄。兵事。
せんじ
せんじ [1] 【宣旨】
(1)平安時代以降,天皇の命を伝える文書。詔勅に比して内輪のもの。内侍(ナイシ)が勅旨を蔵人(クロウド)に伝え,蔵人が上卿(シヨウケイ)に伝え,上卿が外記(ゲキ)または弁官に伝え,そこで文書にした。
(2)天皇の言葉を蔵人に伝える女官。また,広く女官のことをもいう。「故院にさぶらひし―のむすめ/源氏(澪標)」
せんじ
せんじ【戦時】
<in> wartime;→英和
<during> the war.→英和
〜も平時も in war and in peace.‖戦時禁制品 contraband of war.戦時状態 war conditions.戦時体制 <establish> wartime structure.戦時内閣 a war cabinet.
せんじ
せんじ [0][3] 【煎じ】
(1)煎じること。煮出すこと。
(2)鰹節(カツオブシ)製造の過程で,煮釜の底にたまった汁を煮つめたもの。調味料に用いる。
せんじ
せんじ [1] 【戦時】
戦争をしている時。戦争中。
⇔平時
せんじかき
せんじかき [0] 【千字書き】
手習いのために一日に千字書くこと。江戸時代,冬至または毎月二五日に行われた。
せんじがき
せんじがき [0] 【宣旨書き】
(1)宣旨の文書。仰せ書き。せじがき。
(2)〔「宣旨」は天皇の命を受けて書かれるところから〕
代筆すること。また,その手紙。「―めきてはいとほしからむ/源氏(常夏)」
せんじがみ
せんじがみ [0] 【宣旨紙】
宣旨を書くための紙。
せんじがら
せんじがら [0] 【煎じ殻】
茶や薬などを煎じたあとのかす。
せんじきょうさんしゅぎ
せんじきょうさんしゅぎ [8] 【戦時共産主義】
ロシア革命直後ソビエト政府が反革命軍と外国干渉軍に対処するためにとった統制経済政策。自由商工業の禁止,食糧の強制徴発,労働義務制など。
せんじきんせいひん
せんじきんせいひん [0] 【戦時禁制品】
戦時国際法上,交戦国の一方への輸送・供給を他方の交戦国が防止できる物品。絶対的禁制品(兵器・弾薬など)と,相対的または条件付き禁制品とがある。
せんじぐすり
せんじぐすり [4] 【煎じ薬】
煎じて飲む薬。煎薬(センヤク)。
せんじぐすり
せんじぐすり【煎じ薬】
<make> a (medical) decoction.
せんじこうさい
せんじこうさい [4] 【戦時公債】
戦争中,軍事費にあてるために国家が発行する公債。軍事公債。
せんじこくさいほう
せんじこくさいほう [0] 【戦時国際法】
戦時に適用される国際法の総称。交戦国間の関係を定める交戦法規と,交戦国と中立国間の関係を定める中立法規がある。戦時国際公法。戦時公法。
せんじたいせい
せんじたいせい [4] 【戦時体制】
戦争を続けるためにとられる国内の政治および経済の構え。
せんじだす
せんじだ・す [4] 【煎じ出す】 (動サ五[四])
茶・薬草などを煮て,成分を湯に溶け出させる。煮出す。「―・した薬」
せんじちゃ
せんじちゃ [3][0] 【煎じ茶】
煎じて飲む茶。せんちゃ。
せんじちゅう
せんじちゅう [0] 【戦時中】
戦争が行われている間。特に,第二次世界大戦が行われていた間。戦争中。戦中。
せんじつ
せんじつ【先日】
⇒先達て.
せんじつ
せんじつ [0] 【先日】
少し前のある日。このあいだ。過日。「―買ったばかりの品」「―の用件」
せんじつめる
せんじつ・める [5] 【煎じ詰める】 (動マ下一)[文]マ下二 せんじつ・む
(1)薬草などを,その成分が湯に出尽くすまで,よく煮る。
(2)考えを最後までおしすすめる。結論に達するまでよく考える。「―・めれば,結局君の責任だ」
せんじつめる
せんじつめる【煎じ詰める】
boil down.〜と in short.
せんじつらい
せんじつらい [4] 【先日来】
このあいだから今日までの間。「―の疑問が解けた」
せんじのつかい
せんじのつかい 【宣旨の使】
(1)勅旨を伝達する使者。
(2)検非違使の命令書を伝える使者。
せんじはんざい
せんじはんざい [4] 【戦時犯罪】
交戦法規に違反する行為。降伏者の殺傷,禁止兵器の使用など。戦争犯罪。
せんじばいしょう
せんじばいしょう [4] 【戦時賠償】
戦争に起因して交戦国に生じた一切の損失・損害に対する補償・賠償のこと。戦争法規違反の行為に対して請求される損害賠償に限定されない。通常は講和条約で処理される。戦争賠償。
せんじふっきゅう
せんじふっきゅう [4] 【戦時復仇】
交戦国の一方が戦時法規に違反する行為をした場合,他の交戦国が行う同程度の違反行為。適法とされるが戦争拡大の一因となりやすい。
せんじます
せんじます [3] 【宣旨升】
1072年(延久4),後三条天皇が制定した公定升。今の枡の六合二勺強にあたる。延久の宣旨升。
せんじもの
せんじもの [0] 【煎じ物】
煎じて薬用とするもの。
せんじもん
せんじもん 【千字文】
中国六朝時代の詩。一巻。梁(リヨウ)の周興嗣(シユウコウシ)作。四言古詩二五〇句(千字)から成る。古く中国で,初学の教科書・習字の手本とされた。日本への伝来時期は不明だが,平安後期以降,漢字の習得教育に用いられた。
せんじゃ
せんじゃ [1] 【千社】
千のやしろ。多くのやしろ。
せんじゃ
せんじゃ【選者】
a judge;→英和
a selector.→英和
せんじゃ
せんじゃ [1] 【撰者】
(1)すぐれた作品を選び集めて歌集・文集などを作る人。編者。「勅撰集の―」
(2)詩歌・文章などを著述する人。著者。
せんじゃ
せんじゃ [1] 【選者】
多くのものの中からすぐれたものを選び出す役の人。「俳句の―」
せんじゃく
せんじゃく [0] 【繊弱】 (名・形動)[文]ナリ
弱々しい・こと(さま)。きゃしゃ。孱弱(センジヤク)。「神経質で―な子供」
せんじゃく
せんじゃく [0] 【選択】
〔「じゃく」は呉音〕
〔仏〕 劣るものを避け,すぐれたものを選びとること。せんちゃく。せんたく。
〔主に浄土真宗で「せんじゃく」,浄土宗系の多くは「せんちゃく」と読む〕
せんじゃく
せんじゃく [0] 【染着】 (名)スル
〔仏〕 心が対象にとらわれること。執着すること。
せんじゃく
せんじゃく [0] 【孱弱】 (名・形動)[文]ナリ
かよわいこと。弱々しいこと。また,そのさま。繊弱。「見るからに―なからだ」「―なる婦人の為し能はぬ所/新粧之佳人(南翠)」
せんじゃくしゅう
せんじゃくしゅう センヂヤクシフ 【選択集】
⇒せんちゃくしゅう(選択集)
せんじゃくほんがん
せんじゃくほんがん [5] 【選択本願】
〔仏〕 阿弥陀仏の四十八願。特に第十八願の誓願をいう。
せんじゃふだ
せんじゃふだ [3] 【千社札】
千社詣でをする人が社寺に納める札。自分の名・屋号・住所などを趣向を凝らして刷り,記念に社殿の柱などに貼りつける。
千社札[図]
せんじゃまいり
せんじゃまいり [4] 【千社参り】
⇒千社詣(モウ)で
せんじゃもうで
せんじゃもうで [4] 【千社詣で】
多くの寺社に巡拝・祈願すること。二月初午(ハツウマ)の日に,稲荷(イナリ)に巡拝することが多い。特に江戸時代に流行。千社参り。
せんじゅ
せんじゅ [1] 【専修】
〔仏〕 一つの行法のみを修すること。多くは念仏を修すること。
⇔雑修(ザツシユ)
せんじゅ
せんじゅ [1] 【千手】
(1)「千手観音」の略。
(2)「千手陀羅尼(ダラニ)」の略。
せんじゅ
せんじゅ 【千手】
(1)「平家物語」に登場する遊女。鎌倉に捕らえられた平重衡(シゲヒラ)の寵(チヨウ)を受け,重衡が斬られた後,長野の善光寺に入って菩提を弔ったという。「吾妻鏡」にも見える。
(2)(「千寿」とも書く)能の一。三番目物。金春禅竹(コンパルゼンチク)作。捕らえられて鎌倉へ送られた平重衡と千手の前との悲恋を脚色。
せんじゅ
せんじゅ センヂユ 【千住】
東京都足立区南部から荒川区東部にかけての地。商工業地区。江戸時代,奥州街道の宿場町。
せんじゅいん
せんじゅいん [3] 【千手院】
(1)千手観音をまつる堂。
(2)「千手院物」の略。
せんじゅいんもの
せんじゅいんもの [0] 【千手院物】
大和の刀匠千手院一派の造った刀。反りが高く鎬(シノギ)の広いのが特徴。
せんじゅう
せんじゅう [0] 【専従】 (名)スル
ある一つのことにもっぱら従事すること。
せんじゅう
せんじゅう [0] 【煎汁】
煎じた汁。煮出し汁。
せんじゅう
せんじゅう【専従の[組合の]】
full-time.専従者 a full-time union officer.
せんじゅう
せんじゅう【先住民族】
aborigines.先住者 a former occupant.
せんじゅう
せんじゅう [0] 【先住】
(1)先にその場所に住んでいること。「―者」
(2)寺の,前の住職。
せんじゅうしゃ
せんじゅうしゃ [3] 【専従者】
もっぱらそのことに従事している者。特に,組合専従者をいう。
せんじゅうしゃこうじょ
せんじゅうしゃこうじょ [6] 【専従者控除】
個人事業者と生計を一にする配偶者その他の親族がその事業に専従した場合,事業者の所得から一定額を控除する税制上の制度。
せんじゅうしょう
せんじゅうしょう センジフセウ 【撰集抄】
説話集。九巻。編者未詳。1250年頃成立か。神仏の霊験(レイゲン)譚・発心(ホツシン)譚・遁世(トンセイ)譚百余話を収める。西行作と信じられ江戸時代の作家に大きな影響を及ぼした。
せんじゅうみん
せんじゅうみん [3] 【先住民】
ある集団が移住してきてその土地を占有する以前に,そこに住んでいた人々。また,植民地的状況のもとで支配を受けている人々をいう場合もある。先住民族。
→世界先住民会議
せんじゅかんのん
せんじゅかんのん [4] 【千手観音】
(1)〔仏〕 六観音の一。限りない慈悲を表す菩薩で,千の慈悲の眼と千の慈悲の手をそなえ,生ある者を救うという。二七面四二臂の像が一般的。千手千眼観自在菩薩。千手千眼観世音。千眼千臂観世音。
(2)〔足が多く生えているのが(1)の姿に似ていることから〕
シラミの俗称。
千手観音(1)[図]
せんじゅがんぴ
せんじゅがんぴ [4]
ナデシコ科の多年草。本州北部・中部の深山に生える。高さ40〜100センチメートル。長披針形の葉を対生。夏,茎の上部に白色五弁花を開く。
せんじゅきょう
せんじゅきょう [0] 【千手経】
「千手千眼観世音菩薩広大円満無礙大悲心陀羅尼経」など。千手観音とその陀羅尼について説いた経の略称。千手陀羅尼経。
せんじゅぎく
せんじゅぎく [3] 【千寿菊】
マリーゴールドの園芸種。高さ20〜30センチメートル。花は小輪で一重または八重,花色は黄・橙・紅色など。フレンチ-マリーゴールド。
せんじゅじ
せんじゅじ 【専修寺】
(1)三重県津市一身田町にある真宗高田派の本山。山号,高田山。1465年に一〇世真慧(シンエ)が{(2)}をここに移建したのに始まる。
(2)栃木県芳賀郡二宮町高田にある寺。専修阿弥陀寺。1225年親鸞が創建し,高弟真仏があとを継ぐ。1465年本寺は伊勢の津に移る。
せんじゅじは
せんじゅじは 【専修寺派】
真宗十派の一。真仏を派祖とし,専修寺を本山とする。
→高田派
せんじゅだらに
せんじゅだらに [4] 【千手陀羅尼】
〔仏〕 千手観音の功徳を説いた呪文。大悲心陀羅尼。大悲呪。千手真言。
せんじゅつ
せんじゅつ [1][0] 【仙術】
仙人の行う術。また,仙人になるための術。
せんじゅつ
せんじゅつ [1] 【占術】
超自然的な力の存在を信じ,特殊な自然現象や人間現象の観察によって将来の出来事や人の運命などを判断し予言する術。卜占(ボクセン)。うらない。
せんじゅつ
せんじゅつ [0] 【先述】 (名)スル
「前述(ゼンジユツ)」に同じ。
せんじゅつ
せんじゅつ [0] 【撰述】 (名)スル
書物を著し作ること。述作すること。「注解書を―する」
せんじゅつ
せんじゅつ【戦術】
tactics.→英和
〜上の tactical <(nuclear) weapons> .→英和
せんじゅつ
せんじゅつ [0] 【戦術】
(1)個々の具体的な戦闘における戦闘力の使用法。普通,長期・広範の展望をもつ戦略の下位に属する。
(2)一定の目的を達成するためにとられる手段・方法。「牛歩―」
せんじゅつか
せんじゅつか [0] 【戦術家】
戦術をたてる人。また,戦術にたけた人。
せんじゅつかく
せんじゅつかく [4] 【戦術核】
戦場での軍事目標攻撃用の核兵器。
→戦略核
せんじゅねんぶつ
せんじゅねんぶつ 【専修念仏】
ひたすら念仏だけを唱えること。主として法然流の念仏をいう。
せんじゅのちかい
せんじゅのちかい 【千手の誓い】
観世音が千の手,千の眼をそなえ,一切の衆生を救おうとして立てた誓い。「万の仏の願よりも,―ぞ頼もしき/梁塵秘抄」
せんじゅほう
せんじゅほう [0] 【千手法】
密教で,千手観音を本尊として行う延命・五穀豊穣・罪障消滅・怨敵降伏などを祈願する修法の一。
せんじゅん
せんじゅん 【専順】
(1411-1476) 室町後期の連歌師。京都頂法寺六角堂池坊の僧。宗砌(ソウゼイ)・智蘊(チウン)・心敬らと親交。作風は平穏。著「専順五百句」「法眼専順句集」「片端」など。
せんじょ
せんじょ [1] 【蟾蜍】
〔姮娥(コウガ)が月に走り,ヒキガエルと化したという中国の伝説から〕
月にすむというヒキガエル。転じて,月。
→姮娥
せんじょ
せんじょ [1] 【芟除】
⇒さんじょ(芟除)
せんじょ
せんじょ [1] 【賤女】
いやしい女。しずのめ。
せんじょ
せんじょ [1] 【剪除】 (名)スル
切って取り除くこと。「擾乱を―すべし/日本開化小史(卯吉)」
せんじょ
せんじょ [1] 【選叙】
選んで,叙位・叙任すること。
せんじょ
せんじょ [1] 【仙女】
⇒せんにょ(仙女)
せんじょ
せんじょ [1] 【洗除】 (名)スル
汚れなどを洗い除くこと。「陋習を―せんとす/新聞雑誌 16」
せんじょう
せんじょう [0] 【千乗】
〔乗は乗り物を数える単位。中国,周の兵制で,有事に大国の諸侯は千乗の兵車を出したことから〕
大諸侯。
→万乗(バンジヨウ)
せんじょう
せんじょう [0] 【扇情・煽情】
感情や欲望・情欲をあおり立てること。
せんじょう
せんじょう [0] 【洗滌】 (名)スル
〔「せんでき(洗滌)」の慣用読み〕
洗ってきれいにすること。水・薬剤などでそそぎ洗うこと。「傷口を―する」
〔「洗浄」とも書く〕
せんじょう
せんじょう [0] 【船上】
船の上。
せんじょう
せんじょう [0] 【戦場】
戦闘の行われる場所。戦地。
せんじょう
せんじょう [0] 【線条】
すじ。線。
せんじょう
せんじょう [0] 【洗浄】 (名)スル
〔(2)が原義。「洗滌(センデキ)」が「せんじょう」と読まれるようになり,その意味にも通用されるようになった語〕
(1)洗い清めること。「哺乳瓶を―する」「―剤」
(2)〔仏〕 心身を洗い清めること。
せんじょう
せんじょう [0] 【繊条】
(1)金属の細い線。
(2)細い糸。
(3)フィラメントのこと。
せんじょう
せんじょう センジヤウ 【占城】
⇒チャンパ
せんじょう
せんじょう【戦場】
a battlefield;→英和
<at> the front.→英和
〜と化する become a scene of battle.〜の露と消える be killed in battle[action].
せんじょう
せんじょう【洗浄】
washing.→英和
〜する wash;→英和
rinse;→英和
clean.→英和
‖洗浄器 a washer;a syringe.洗浄薬 a wash;a lotion.
せんじょう
せんじょう【扇情的な】
sensational;→英和
exciting;suggestive (劣情を起こさせる).→英和
せんじょう
せんじょう [0] 【線状】
細長い線の形をなしていること。
せんじょう
せんじょう [0] 【扇状】
扇を開いた形。
せんじょう
せんじょう [1][0] 【千畳】
(1)山などが幾重にも重なること。
(2)千枚のたたみ。
せんじょう
せんじょう [0] 【僭上】 (名・形動)[文]ナリ
〔古くは「せんしょう」とも〕
(1)身分をわきまえず,さしでた行為をする・こと(さま)。「―の振る舞い」「決して私めが―に岩沼子爵の御令嬢をどうのかうのとは申ませぬから/風流仏(露伴)」
(2)分に過ぎたぜいたくをすること。「過差なることを―と言ひ習はせり/かたこと」
(3)大言壮語すること。「色里で―いふことは治兵衛めには叶はねども/浄瑠璃・天の網島(上)」
せんじょう
せんじょう [1] 【千丈】
一丈の千倍。
せんじょう
せんじょう [0] 【線上】
(1)線の上。
(2)ある状態にあるかないか,すれすれのところ。「当落―にある候補者」
せんじょう
せんじょう 【先生】
〔「せんしょう」「ぜんじょう」とも〕
(1)師と仰ぐ人。せんせい。「釈尊―此の鐘を鳴らして/浄瑠璃・用明天皇」
(2)前世。前生(ゼンシヨウ)。「汝―に人と生たりし二人に捨られて/今昔 2」
(3)春宮坊の帯刀舎人(タチハキトネリ)の長官。帯刀先生。「三郎―義憲/保元(上)」
せんじょう=の堤(ツツミ)も蟻(アリ)の穴より崩(クズ)れる
――の堤(ツツミ)も蟻(アリ)の穴より崩(クズ)れる
「蟻の穴から堤も崩れる」に同じ。
せんじょうがたけ
せんじょうがたけ センヂヤウ― 【仙丈ヶ岳】
赤石山脈の北部,山梨県と長野県の県境にある山。海抜3033メートル。
せんじょうがはら
せんじょうがはら センヂヤウ― 【戦場ヶ原】
栃木県日光市,男体山西麓にある海抜1400メートル前後の乾燥湿原。男体山の主の大蛇と赤城山の主の大百足(ムカデ)が戦った地という。
せんじょうき
せんじょうき [3] 【洗浄器】
胃・膀胱(ボウコウ)・鼻腔・膣(チツ)などの洗浄に用いられる医療器具。
せんじょうこうぶんし
せんじょうこうぶんし [7] 【線状高分子】
⇒鎖状(サジヨウ)高分子
せんじょうさん
せんじょうさん センジヤウ― 【船上山】
鳥取県中部,大山(ダイセン)火山群の北部にある溶岩台地。海抜616メートル。1333年,隠岐から脱出した後醍醐天皇を迎え,名和長年が挙兵した所。せんじょうせん。ふなのうえやま。
せんじょうざい
せんじょうざい [3] 【洗浄剤】
傷口などを洗浄するのに用いる薬剤。生理食塩水・昇汞(シヨウコウ)水・硝酸銀水など。
せんじょうじき
せんじょうじき [0] 【千畳敷(き)】
(1)畳千枚を敷くことのできるほどの大広間。また,その広さ。
(2)岩盤からなる広い台地状の地形。宮城県金華山や和歌山県の白浜海岸などの波食台の隆起地形,埼玉県の長瀞(ナガトロ)の河床,木曾駒ヶ岳のカール地形など。
せんじょうせい
せんじょうせい [0] 【線状性】
〔linearity〕
言語の単位が時間軸に沿って,単一の線分のように連続体を成していること。例えば「みかん」という語では m-i-k-a-n という順に音が連続していて,k と n を同時に発音することはできない。これに対し,写真・地図などは線状性をもたない表現である。
せんじょうたい
せんじょうたい [0] 【線条体】
大脳白質の深部にあり,尾状核とレンズ核とからなる。錐体外路系の中枢の一つ。
せんじょうち
せんじょうち [3] 【扇状地】
河川が山地から低地に移り,流れがゆるやかになる所に堆積物が積もってできる扇形の地形。
せんじょうてき
せんじょうてき [0] 【扇情的】 (形動)
欲望や情欲をあおり立てるさま。「―なポスター」
せんじょうとし
せんじょうとし [5] 【線状都市】
(宿場町などのように)線状に発展した都市。線形都市。帯状都市。
せんじょうばる
せんじょうば・る センジヤウ― 【僭上ばる】 (動ラ四)
身分不相応な振る舞いをする。おごりたかぶる。「口合ひ悪口―・りどつと笑うて通りけり/浄瑠璃・淀鯉(上)」
せんじょうばんたい
せんじょうばんたい センジヤウ― [0] 【千状万態】
種々さまざまな状態。いろいろな姿やかたち。千態万状。
せんじょうふ
せんじょうふ [3] 【賤丈夫】
おこないの卑しい男。また,身分の卑しい男。賤夫。
せんじょうもんじだい
せんじょうもんじだい [7] 【先縄文時代】
⇒先土器時代(センドキジダイ)
せんじょく
せんじょく [0] 【氈褥】
毛織物で作った敷物。せんぞく。
せんじりっぽう
せんじりっぽう [4] 【戦時立法】
戦争に対処するため,戦争時に,または戦争を想定して制定される法規の総称。第二次大戦直前に制定された国家総動員法など。
せんじる
せん・じる [3][0] 【煎じる】 (動ザ上一)
「煎ずる」に同じ。「薬を―・じる」
せんじる
せんじる【煎じる】
boil;→英和
decoct.→英和
薬を〜 make a medical decoction.茶を〜 brew tea.
せんじん
せんじん【先陣】
<lead> the van.→英和
せんじん
せんじん [0] 【戦塵】
(1)戦場に立つ砂ぼこりやちり。
(2)戦争の騒ぎ。「―を逃れる」
せんじん
せんじん [0] 【千尋・千仞】
〔「尋」「仞」ともに長さの単位〕
山などがきわめて高いこと。谷や海などがきわめて深いこと。ちひろ。「―の谷」
せんじん
せんじん [0] 【先人】
(1)昔の人。前人。
⇔後人
「―の教え」
(2)亡父。また,祖先。
せんじん
せんじん【戦陣】
<go to> the front;→英和
a battlefield.→英和
せんじん
せんじん [0] 【戦陣】
(1)戦いのための陣営。また,その場所。
(2)戦いの方法。兵法。戦法。
せんじん
せんじん【千尋の谷】
an unfathomable ravine.
せんじん
せんじん【先人】
one's predecessors.
せんじん
せんじん [0] 【先陣】
(1)(敵陣への)一番乗り。先駆け。
(2)陣立てで,本陣の前方に配された先闘部隊。さきて。さきぞなえ。先鋒(センポウ)。
⇔後陣
せんじんあらそい
せんじんあらそい [5] 【先陣争い】
一番乗りになろうとして互いに競うこと。
せんじんくん
せんじんくん 【戦陣訓】
1941年(昭和16)1月陸相東条英機の名で,戦場での道義・戦意を高めるため,全陸軍に示達した訓諭。
せんす
せんす [0] 【扇子】
おうぎ。[季]夏。
せんす
せんす【扇子】
<use> a (folding) fan.
せんすい
せんすい【潜水】
diving.→英和
〜する (make a) dive.→英和
‖潜水艦 a submarine.潜水病 caisson disease.潜水夫 a diver.潜水服 a diving suit.
せんすい
せんすい [0] 【泉水】
庭につくられた池。また,いずみ。
せんすい
せんすい [0] 【潜水】 (名)スル
水の中にもぐること。ダイビング。「―作業」「―して海底を探る」
せんすい
せんすい【泉水】
a (an artificial) pond;a fountain.→英和
せんすい
せんすい [1] 【山水】
「さんすい(山水)」に同じ。
せんすいえいほう
せんすいえいほう [5] 【潜水泳法】
水中にもぐったままで泳ぐ方法。
せんすいかん
せんすいかん [0] 【潜水艦】
軍艦の艦種の一。水中にもぐったまま行動できる艦。魚雷のほかミサイルなどの攻撃用武器を搭載し,対艦・対地攻撃にあたる。
せんすいきゅう
せんすいきゅう [3] 【潜水球】
深海に潜水するため,強大な水圧に耐えるように球形をしたカプセル。
せんすいし
せんすいし [3] 【潜水士】
高気圧作業安全衛生規則に基づき,潜水器具を用いて水中の作業に従事する者。潜水夫。
せんすいてい
せんすいてい [0] 【潜水艇】
(1)小型の潜水艦。
(2)海洋・海底の調査・観測のため,深海に潜水できる構造をもつ船。
せんすいびょう
せんすいびょう [0] 【潜水病】
⇒潜函病(センカンビヨウ)
せんすいふ
せんすいふ [3] 【潜水夫】
⇒潜水士
せんすいふく
せんすいふく [3] 【潜水服】
潜水するときに着る服。ヘルメット・ゴム服・鉛製の靴などから成り,通気装置・通信装置などを備え,水上から空気を送る。潜水衣。
せんすいぼかん
せんすいぼかん [5] 【潜水母艦】
軍艦の艦種の一。潜水艦に燃料・食料などを補給し,乗組員の休養施設をもつ軍艦。ときに,潜水戦隊の旗艦となる。
せんすぐるま
せんすぐるま [4] 【扇子車】
棟上(ムネア)げ式のときに棟に置く飾り。扇を三つ開いて円形にし,棒の先に取り付けたもの。
せんすじ
せんすじ [1] 【千筋】
経(タテ)糸二本ごとに色の違う細い縞。
せんすじぞめ
せんすじぞめ [0] 【千筋染(め)】
千筋を染めること。また,その布。
せんすばら
せんすばら [0] 【扇子腹】
「おうぎばら(扇腹)」に同じ。
せんすべ
せんすべ セム― [1] 【為ん術・詮術】
〔「せん」は動詞「す」の未然形に推量の助動詞「む」の付いたもの。「詮」は当て字〕
なすべき手だてや方法。せんかた。しかた。「―もなく,ただ見送る」「―を知らぬ」
せんすべない
せんすべな・い セムスベ― 【為ん術ない】 (形)[文]ク せむすべな・し
どうしようもない。仕方ない。「資金がなくては―・い」
せんする
せん・する [3] 【宣する】 (動サ変)[文]サ変 せん・す
公に広く告げ知らせる。宣言する。「開会を―・する」
せんする
せん・する [3] 【餞する】 (動サ変)[文]サ変 せん・す
旅立つ人を見送る。はなむけをする。「二人を柳橋に―・した/北条霞亭(鴎外)」
せんする
せん・する [3] 【僭する】 (動サ変)[文]サ変 せん・す
自分の身分を超えて,不相応なおこないをする。「簒奪(サンダツ)して皇帝を―・する」「男子にして女史の名を―・するに至りては馬鹿といはんか/筆まかせ(子規)」
せんする
せんする【宣する】
declare;→英和
proclaim;→英和
announce.→英和
せんする
せん・する [3] 【撰する】 (動サ変)[文]サ変 せん・す
(1)文章を作る。「顕彰碑の碑文を―・する」
(2)多くの詩歌や文からえらんで書物を編集する。
せんする
せん・する [3] 【選する】 (動サ変)[文]サ変 せん・す
多くの物の中から,よい物,目的にあった物をえらびとる。
せんず
せん・ず 【先ず】 (動サ変)
人より先にする。さきんずる。「われはと,思ひて―・ぜさせたてまつりたるに/源氏(手習)」
せんず
せんず [0] 【線図】
線画で示された図面。
せんずいびょうぶ
せんずいびょうぶ [5] 【山水屏風】
山水を描いた屏風で,真言密教の灌頂儀式の調度の一つとして使用されたもの。東寺(教王護国寺)・神護寺などに伝わる。
せんずまんざい
せんずまんざい [4] 【千秋万歳・千寿万歳】
中世,唱門師が正月に民家の門に立って家門の繁栄を祝い,祝言を述べつつ舞った芸能。一人は扇を持って舞い,一人が鼓で拍子をとった。近世の三河万歳などの源流。
せんずり
せんずり [0] 【千摺り】
手淫。自慰。
せんずる
せん・ずる [3] 【詮ずる】 (動サ変)[文]サ変 せん・ず
くわしく調べ考える。
せんずる
せん・ずる [3] 【煎ずる】 (動サ変)[文]サ変 せん・ず
薬草・茶などをよく煮てその成分を湯に出す。「薬を―・じて飲む」
せんせい
せんせい [0] 【専政】
(1)統治者が独断で政治を行うこと。
(2)「専制政治」に同じ。
せんせい
せんせい [0] 【先世】
祖先。また,亡父。
せんせい
せんせい [0] 【専制】 (名)スル
支配的立場にある者が独断でほしいままに事を行うこと。「諸藩各国に割拠し管内を―する/新聞雑誌 54」
せんせい
せんせい [0] 【宣制】
宣命(センミヨウ)を読み上げること。中古以後は実際には読まず,宣命使が宣命を少し開いて押し合わせるしぐさをし,群臣が再拝・拝舞した。
せんせい
せんせい【先生】
[教師]a teacher;→英和
an instructor;a schoolmaster[schoolmistress(女)];→英和
a doctor (医師).→英和
音楽の〜 a teacher of music.A先生 Mr.[Miss,Mrs.]A.→英和
先生! Sir[Madam]!
せんせい
せんせい [0] 【蝉声】
蝉(セミ)の鳴く声。
せんせい
せんせい 【陝西】
中国,黄河中流の大湾曲部の内側の黄土高原を占める省。南部の渭水盆地は古代文明の発祥地で長く漢民族活動の中心地。省都,西安。別名,陝。シャンシー。
せんせい
せんせい [0] 【穿井】
井戸を掘ること。
せんせい
せんせい【占星学[術]】
astrology.→英和
占星師 an astrologer.→英和
せんせい
せんせい [0] 【戦勢】
戦闘・試合などの形勢。
せんせい
せんせい [0] 【潜性】
「劣性」に同じ。
⇔顕性
せんせい
せんせい [0] 【専精】
■一■ (名)スル
精神を一つのことに集中すること。「爾後益々―して数多の訳説をもなし/蘭学事始」
■二■ (形動ナリ)
(1)精神を一つのことに集中するさま。「―にして勤勉なれば/西国立志編(正直)」
(2)物事にきわめてくわしいさま。「彼が諸術に―なることを知し/蘭学楷梯」
せんせい
せんせい [3] 【先生】
〔(5)が原義〕
(1)学問・技芸などを教える人。また,自分が教えを受けている人。師。師匠。また,特に,学校の教員。「お花の―」「書道の―」
(2)学芸に長じた人。「駿台―(=室鳩巣)」
(3)師匠・教師・医師・弁護士・国会議員などを敬って呼ぶ語。代名詞的にも用いる。また,人名のあとに付けて敬称としても用いる。「―,いろいろお世話になりました」「中村―」
(4)親しみやからかいの気持ちを込めて,他人をさす語。「大将」「やっこさん」に似た意で用いる。「―ご執心のようだな」
(5)自分より先に生まれた人。年長者。
⇔後生(コウセイ)
せんせい
せんせい [0] 【潜勢】
内部にひそんでいて外に表れない勢い。「―態(=デュナミス)」
せんせい
せんせい【先制の】
lead-off <home run> .‖先制攻撃 a preemptive attack.先制攻撃をする attack <the enemy> first.
せんせい
せんせい [0] 【先制】 (名)スル
先手を打つこと。機先を制すること。「―点」「―してそのまま逃げきる」
せんせい
せんせい【専制】
despotism;→英和
autocracy.→英和
〜的 despotic;autocratic;arbitrary.→英和
‖専制君主 a despot;an autocrat.専制政治 despotic government;autocracy.
せんせい
せんせい【宣誓】
an oath;→英和
<break one's> parole.→英和
〜する swear;→英和
take an oath.〜させる attest.→英和
‖宣誓(式) administering of an oath (an oath-taking ceremony).宣誓口述書 an affidavit.
せんせい
せんせい [0] 【先聖】
昔の聖人。特に,孔子をいう。
せんせい
せんせい [0] 【宣誓】 (名)スル
(1)多くの人の前で自分の決意や誠意を示すため,誓いの言葉を述べること。誓うこと。また,その言葉。「選手―」
(2)〔法〕 訴訟手続において,当事者本人・証人・鑑定人・通訳人などが,供述の真実,通訳などの誠実な履行を誓うこと。議院での証人が供述の真実を誓うこと。また,公務員が,憲法・法令を遵守し,職務を誠実,公正に遂行することを誓うこと。
せんせいくんしゅ
せんせいくんしゅ [5] 【専制君主】
専制政治を行う君主。
せんせいこうげき
せんせいこうげき [5] 【先制攻撃】
相手の機先を制して攻撃すること。
せんせいしょ
せんせいしょ [0] 【宣誓書】
宣誓の趣旨を一定の文言で表した文書。通常,訴訟手続などでは証人等は,この文書を朗読して宣誓を行い,公務員の服務に関する宣誓は,宣誓書に署名して行う。
せんせいじゅつ
せんせいじゅつ [3] 【占星術】
〔astrology〕
惑星などの位置や運行によって人間の運勢や社会の動向を占う術。バビロニアと古代中国に発し,西洋では中世に大いに盛行した。近代天文学の発達に伴って衰微したが,今日でも民間の一部で行われている。
せんせいせいじ
せんせいせいじ [5] 【専制政治】
支配者と被治者とが完全に断絶していた前近代的社会において,国家の統治権を君主あるいは少数の者が独占し,かつ恣意的に行使する政治体制。専政。
→独裁政治
せんせいせんし
せんせいせんし 【先聖先師】
孔子と顔回のこと。
せんせいりょく
せんせいりょく【潜勢力】
potential[latent]energy.
せんせいりょく
せんせいりょく [3] 【潜勢力】
内にひそんでいて,外に表れない勢力。
せんせいれきしはくぶつかん
せんせいれきしはくぶつかん 【陝西歴史博物館】
中国陝西省西安にある博物館。1955年開設の陝西省博物館からその収蔵品の多くを移設して91年開館。
せんせき
せんせき [0] 【船籍】
船舶原簿に登録された船舶の籍。
→船舶原簿
せんせき
せんせき [0] 【戦跡】
戦闘の行われたあと。
せんせき
せんせき【戦績】
a war record;→英和
[競技の]results;a record.
せんせき
せんせき [0] 【戦績】
戦闘や試合の成績。
せんせき
せんせき [0] 【薦席】
こもの敷物。むしろの敷物。
せんせき
せんせき [1] 【泉石】
泉水と庭石。庭園。
せんせき
せんせき【戦跡】
<visit> the scene of old battle.
せんせき
せんせき [1] 【煽石】
火成岩の熱により変質し,コークス化した石炭。
せんせき
せんせき [0] 【先跡】
先行する事跡。先人の足跡。前跡。
せんせき
せんせき [0] 【仙籍】
(1)殿上(テンジヨウ)に出仕する者の氏名を記す「日給(ニツキユウ)の簡(フダ)」の別名。
(2)蔵人頭(クロウドノトウ)の唐名。
せんせき
せんせき【船籍】
the nationality of a ship.→英和
船籍港 a port of registry.
せんせき=を許す
――を許・す
昇殿を許す。殿上人とする。
せんせきこう
せんせきこう [4] 【船籍港】
船籍のある港。原則として船舶所有者の住居地に置くことになっている。
せんせきせん
せんせきせん 【仙石線】
JR 東日本の鉄道線。仙台・石巻間50.3キロメートル。沿線に多賀城・塩竈・松島などがある。
せんせきひょう
せんせきひょう [0] 【船籍票】
総トン数二〇トン未満の小型船舶の種類・船名・船籍港・所有者などを記載した証書。
せんせつ
せんせつ [0] 【僭窃】 (名)スル
身分を超えて,君主などの位をぬすむこと。主君に属するものを押領すること。
せんせん
せんせん [0] 【専占】 (名)スル
自分一人で占有すること。ひとりじめ。
せんせん
せんせん [0] 【専擅】 (名)スル
ほしいままに振る舞うこと。「其名を冒すは―に過ぎ/花柳春話(純一郎)」
せんせん
せんせん [0] 【戦戦】 (ト|タル)[文]形動タリ
恐れおののくさま。恐れつつしむさま。「―と此の心を驚かしめたし/欺かざるの記(独歩)」
せんせん
せんせん 【銭選】
中国,宋末・元初の画家。字(アザナ)は舜挙。号は玉潭。進士となったが,元には仕官せず,在野の文人画家として人物・山水・花鳥を徐氏体の装飾的な画風で描き,時に自作の詩を添えた。生没年未詳。
せんせん
せんせん [0] 【宣戦】 (名)スル
戦争開始の意思を表明すること。
せんせん
せんせん [0] 【撰銭】
⇒えりぜに(撰銭)
せんせん
せんせん [0] 【戦線】
(1)戦闘が行われている区域。第一線。戦場。「―を拡大する」「西部―」
(2)政治運動や社会運動における闘争の行われる場。また,その組織づくりの形態。「労農の―を統一する」「統一―を組む」
せんせん
せんせん [0] 【先占】 (名)スル
(1)人よりも先に占有すること。
(2)「先占取得」の略。
せんせん
せんせん [0] 【潺潺】 (ト|タル)[文]形動タリ
水がさらさらと流れるさま。「飛泉―として其の間に噴出す/雪中梅(鉄腸)」
せんせん
せんせん【戦線】
a battle line; <at> the front.→英和
せんせん
せんせん【宣戦】
a declaration of war.〜を布告する declare war <upon,against> .
せんせん
せんせん [0] 【繊繊】 (ト|タル)[文]形動タリ
ほっそりとしているさま。かぼそいさま。「―たる細腰に軽綺の長裾を曳き/佳人之奇遇(散士)」
せんせん
せんせん [0] 【先先】
名詞の上に付けて,「前の前」の意を表す。前前。「―日」「―回」
せんせん
せんせん [0] 【閃閃】 (ト|タル)[文]形動タリ
(1)輝くさま。きらきら。「夕暉(ユウヒ)の光りに―として煇くは/緑簑談(南翠)」
(2)ひらめき動くさま。「臥蚕(ガサン)の太眉(フトマユ)―と動きて/滝口入道(樗牛)」
せんせんきょうきょう
せんせんきょうきょう [0] 【戦戦恐恐・戦戦兢兢】 (ト|タル)[文]形動タリ
恐れつつしむさま。恐れてびくびくしているさま。「いつしかられるかと―としている」
せんせんきょうきょう
せんせんきょうきょう【戦々恐々としている】
be trembling with fear.
せんせんげつ
せんせんげつ [3][0] 【先先月】
先月の前の月。前前月。
せんせんげつ
せんせんげつ【先々月】
the month before last.
せんせんしゅう
せんせんしゅう [0][3] 【先先週】
先週の前の週。
せんせんしゅとく
せんせんしゅとく [5] 【先占取得】 (名)スル
(1)民法上,所有者のない動産(野生の鳥獣,魚類など)を自己の所有にする意思をもって人よりも先に占有すること。無主物先占。
(2)国際法上,ある国家が無主の土地を領有する意思を表示して実効的に支配すること。
せんせんだい
せんせんだい [0] 【先先代】
先代の前の代。
せんせんふこく
せんせんふこく [0] 【宣戦布告】 (名)スル
戦争開始の宣言をすること。
せんぜい
せんぜい [0] 【蝉蛻】 (名)スル
(1)蝉(セミ)のぬけがら。うつせみ。
(2)俗世間から超然としていること。蝉脱。「濁世の汚穢を被り容易に之を―すること能はず/花柳春話(純一郎)」
せんぜい
せんぜい [0] 【占筮】 (名)スル
占いの一。筮竹(ゼイチク)を使って卦(ケ)を立て,吉凶を占うもの。筮竹を何回かに分けて取り,得た数によって卦を立て吉凶を占う。
せんぜつ
せんぜつ [0] 【宣説】 (名)スル
述べてときあかすこと。「始て公会に於て―せしときには/西国立志編(正直)」
せんぜん
せんぜん【戦前の】
prewar <days,generation> ;→英和
before the war.→英和
せんぜん
せんぜん [0] 【甎全】
「瓦全(ガゼン)」に同じ。
せんぜん
せんぜん [0] 【戦前】
戦争の始まる前。特に,第二次大戦以前をいう。
せんぜん
せんぜん [0] 【先先・先前】
以前。まえまえ。前前(ゼンゼン)。「―より申し上げている通り」
せんぜんは
せんぜんは [0] 【戦前派】
(1)戦前に育った人。特に,第二次大戦前の価値観や生活態度を身につけている人。
(2)アバン-ゲールに同じ。
せんそ
せんそ [1] 【践祚・践阼】 (名)スル
天皇の位を受け継ぐこと。先帝の崩御または譲位によって行われる。古く,践祚と即位の区別はなく,桓武(カンム)天皇以後,践祚の後,日を隔てて即位式が行われるようになった。「皇嗣が―する」
せんそ
せんそ [1] 【蟾酥】
生薬の一。ヒキガエル・シナヒキガエルなどの毒腺の分泌物。鎮痛・強心薬に用いる。
せんそう
せんそう [0] 【蝉噪・蝉騒】
(1)蝉(セミ)がさわがしく鳴くこと。
(2)多くの人がさわがしく言い立てること。
せんそう
せんそう [0] 【銭瘡】
たむし。ぜにがさ。
せんそう
せんそう【船艙】
a hold;→英和
a hatch.→英和
せんそう
せんそう [0] 【船装】
⇒艤装(ギソウ)
せんそう
せんそう [0] 【戦争】 (名)スル
(1)武力を用いて争うこと。特に,国家が自己の意志を貫徹するため他国家との間に行う武力闘争。国際法上,宣戦布告によって発生し,戦時国際法が適用される。いくさ。
(2)激しい競争や混乱。「受験―」「交通―」
せんそう
せんそう [0] 【線装】
和本の製本形式の一。書いたものまたは印刷した紙を重ねて,糸やひもで綴(ト)じる方法。
せんそう
せんそう [0] 【千僧】
〔「せんぞう」とも〕
千人の僧侶。多くの僧侶。
せんそう
せんそう [0] 【船倉・船艙】
船舶で,貨物を積み込む区画。ふなぐら。貨物倉。
せんそう
せんそう [0] 【船窓】
船の窓。
せんそう
せんそう【船窓】
a porthole.→英和
せんそう
せんそう【戦争】
(a) war;→英和
warfare;→英和
[戦闘]a battle;→英和
a fight;→英和
a combat.→英和
〜する make war <with> ;wage war <against> ;fight <a battle> .〜に勝つ(負ける) win (lose) a war[battle (戦闘)].〜に行く go to war[the front].〜をひき起こす bring on a war.〜を放棄する renounce war.‖戦争犯罪人(未亡人) a war criminal (widow).
せんそう
せんそう [0] 【銭荘】
中国における金融機関。明代には両替を本業とし,清代中期より銀行業をも兼ねた。銭鋪。
せんそうあめい
せんそうあめい [5] 【蝉噪蛙鳴】 (名)スル
「蛙鳴蝉噪(アメイセンソウ)」に同じ。
せんそうえ
せんそうえ [3] 【千僧会】
「千僧供養」に同じ。
せんそうえき
せんそうえき 【千宗易】
⇒千利休(センノリキユウ)
せんそうが
せんそうが [0] 【戦争画】
戦争を主題にした絵画。ピカソの「ゲルニカ」に代表される反戦絵画,国策に協力し戦意高揚のために描かれた絵画,事実の記録としての歴史画など。
せんそうくよう
せんそうくよう [5] 【千僧供養】
〔仏〕 千人の僧を招いて,食事を供し法要を行うこと。中国や日本で盛んに催され,きわめて功徳が大きいとされた。千僧会(エ)。千僧供。千僧斎。
せんそうさ
せんそうさ 【千宗左】
(1619-1672) 茶道千家の第四世。表千家の祖。号,江岑(コウシン)。宗旦の三男。不審庵に住し,紀伊徳川家に仕えた。以後,表千家宗家は宗左を名乗る。
せんそうしつ
せんそうしつ 【千宗室】
(1622-1697) 千利休の曾孫。裏千家の祖。号,仙叟。宗旦の四男。今日庵を継ぎ,加賀前田家に仕えた。以後,裏千家宗家は宗室を名乗る。
せんそうしんけいしょう
せんそうしんけいしょう [0][7] 【戦争神経症】
戦闘体験がストレスとなって発症する神経症の一。戦場で現れる急性反応と,戦場を離れてから現れる遅発性反応がある。
せんそうじ
せんそうじ センサウ― 【浅草寺】
東京都台東区浅草(アサクサ)にある聖観音宗の寺。山号,金竜山。別称,浅草(アサクサ)観音。本坊は伝法院。本尊は聖観世音菩薩。縁起によれば,推古天皇の時代に興り,円仁が再興。徳川家康は寺領五〇〇石を与え,江戸庶民の信仰を集めた。戦後天台宗から独立。
せんそうたん
せんそうたん 【千宗旦】
(1578-1658) 茶道千家の第三世。号,咄々斎・咄斎。千家流茶道の完成者。子,宗左・宗室・宗守を分家させ,表・裏・武者小路の三千家が興った。
せんそうとへいわ
せんそうとへいわ センサウ― 【戦争と平和】
〔原題 (ロシア) Voina i Mir〕
レフ=トルストイの長編小説。1869年完成。ナポレオンのロシア侵入を背景にロシア国民全体の姿を壮大かつ克明に描く。
せんそうはんざい
せんそうはんざい [5] 【戦争犯罪】
(1)「戦時犯罪」に同じ。
(2)第二次大戦後の国際軍事裁判において処罰の対象とされた犯罪。従来の戦時犯罪よりも範囲が拡大され,単に戦争法規違反の罪だけでなく,平和に対する罪,人道に対する罪をも含める。
せんそうはんざいにん
せんそうはんざいにん [0] 【戦争犯罪人】
戦争犯罪を犯した者。戦犯。
せんそうばいしょう
せんそうばいしょう [5] 【戦争賠償】
⇒戦時(センジ)賠償
せんそうぶんがく
せんそうぶんがく [5] 【戦争文学】
近代戦争を題材にした文学。特に,戦争という特殊状況における人間の苦悩を主題にしたものをいう。レマルクの「西部戦線異状なし」,メーラーの「裸者と死者」,桜井忠温の「肉弾」,大岡昇平の「レイテ戦記」など。
せんそく
せんそく [0] 【跣足】
はだし。すあし。「―修道会」
せんそく
せんそく [0][1] 【尖足】
足首の関節が直角より大きくなって伸びきり,足先が足の裏の方に屈曲してしまった状態。
せんそく
せんそく【船側】
a ship's side.船側渡し《商》free alongside ship <f.a.s.> .
せんそく
せんそく [0] 【船足】
船の進む速さ。ふなあし。
せんそく
せんそく [0] 【栓塞】
⇒塞栓(ソクセン)
せんそく
せんそく [0] 【洗足】 (名)スル
足を湯水で洗うこと。また,それに用いる湯水。すすぎ。「たつた今のぼつてまだ―もつかはず/浄瑠璃・博多小女郎(中)」
せんそく
せんそく [0] 【船側】
船の側面。ふなべり。ふなばた。
せんそくわたし
せんそくわたし [5] 【船側渡し】
⇒エフ-エー-エス( FAS )
せんぞ
せんぞ【先祖】
an ancestor;→英和
forefathers.〜(代々)の ancestral;family <tomb> .→英和
‖先祖返り atavism;throwback.
せんぞ
せんぞ [1] 【先祖】
家系の初代。また,その血統に連なる先代までの人々。祖先。「ご―様」
せんぞう
せんぞう [0] 【潜蔵】 (名)スル
内にひそみもつこと。「嬌小なる其の体躯が―せる偉大の勢力/真善美日本人(雪嶺)」
せんぞう
せんぞう [0] 【潜像】
フィルムや印画紙の乳剤膜中にあるハロゲン化銀が感光してつくる,目では見えない画像。現像処理によって画像として現れる。
せんぞがえり
せんぞがえり [4] 【先祖返り】
生物が進化の過程で失った形質が子孫のある個体に偶然に出現する現象。遺伝子の組み替え・突然変異などにより説明される。ヒトに一対以上の乳房が生じたりする類。隔世遺伝。帰先遺伝。アタビズム。
せんぞく
せんぞく【専属の】
exclusive;→英和
attached.〜する belong exclusively <to> .
せんぞく
せんぞく [0] 【専属】 (名)スル
ある一つの会社・団体だけに所属し,他とは関係をもたないこと。「プロダクションに―する歌手」
せんぞくかんかつ
せんぞくかんかつ [5] 【専属管轄】
民事訴訟法上,公益的要求によって特定の裁判所にだけ認められた裁判管轄。専属裁判籍。
せんぞくがくえんだいがく
せんぞくがくえんだいがく センゾクガクヱン― 【洗足学園大学】
私立大学の一。1967年(昭和42)設立。本部,川崎市高津区。
せんぞでんらい
せんぞでんらい [1] 【先祖伝来】
その家に代々伝わっていること。「―の名刀」
せんたい
せんたい【戦隊】
a corps;→英和
a fleet <of ships> .→英和
せんたい
せんたい【船隊】
a fleet <of whalers> .→英和
せんたい
せんたい【船体】
a hull.→英和
せんたい
せんたい [1][0] 【戦隊】
海軍または空軍の戦術単位。水雷戦隊・航空戦隊など。
せんたい
せんたい【蘚苔】
(a) moss.→英和
せんたい
せんたい [0] 【蝉退】
〔「ぜんたい」とも〕
セミの抜け殻で生薬の一。解熱・かゆみ止め・鎮痙(チンケイ)薬などに用いられる。
せんたい
せんたい [0] 【蘚苔】
こけ。
せんたい
せんたい [0] 【浅堆】
⇒バンク(2)
せんたい
せんたい [0] 【先体】
動物の精子の頭部先端にある小器官。卵表面の特定の物質によって著しい形態変化を起こし,精子を卵表へ接着させて精核を卵内へ導く。硬骨魚類には見られない。
せんたい
せんたい [0] 【千態】
様々な形態。千状。「―万様」
せんたい
せんたい [1][0] 【先隊】
先を行く隊。先発の部隊。先手。
せんたい
せんたい [0] 【船隊】
二隻以上の船で構成される隊。
せんたい
せんたい [0] 【選対】
「選挙対策委員会」「選挙対策本部」の略。
せんたい
せんたい [0] 【遷代・遷替】
古代,官人の任期が満ちて,他の官職に転じること。
せんたい
せんたい [0] 【船体】
(1)艤装を除いた船舶の本体。船郭。船殻。
(2)船そのもの。船舶の全体。
せんたいしょう
せんたいしょう [3] 【線対称】
⇒対称(タイシヨウ)(3)
(イ)
せんたいしょくぶつ
せんたいしょくぶつ [6] 【蘚苔植物】
⇒苔植物(コケシヨクブツ)
せんたいばんじょう
せんたいばんじょう [0] 【千態万状】
「千状万態(センジヨウバンタイ)」に同じ。
せんたいぶつ
せんたいぶつ [3] 【千体仏】
一つの面に同じ大きさの多数の仏像を描いたり彫刻したりしたもの。また,一つの堂に多数の仏像を安置してある場合もいう。千仏。
せんたく
せんたく [0] 【選択】 (名)スル
二つ以上のものの中から条件に合ったもの,また,よりよいものを選び出すこと。「取捨―する」「―を誤る」
せんたく
せんたく [0] 【洗濯】 (名)スル
〔古くは「せんだく」〕
(1)衣服などを洗って汚れを落としきれいにすること。「川で―する」
(2)わだかまりや苦労を捨てさっぱりすること。「命の―」
せんたく
せんたく [0] 【宣託】
神のお告げ。託宣。
せんたく
せんたく【選択】
selection;→英和
choice.→英和
〜に迷う be at a loss which to choose.〜を誤る make a bad choice.→英和
‖選択科目 an optional[ <米> elective]subject.選択権 <have> the option.
せんたく
せんたく【洗濯】
wash(ing);→英和
laundry.→英和
〜する wash.〜がきく be washable;stand washing.〜に出す send to the laundry.→英和
命の〜をする recreate oneself.‖洗濯篭(機) a washing basket (machine).洗濯代 a laundry charge.洗濯物 the laundry; <have a lot of> washing.洗濯屋 a laundry.
せんたく
せんたく [0] 【遷謫】
官位を下げて,辺地へ移すこと。
せんたく
せんたく [0] 【銓択】 (名)スル
はかり調べてえらぶこと。選択。「校刻書目を―するときに/伊沢蘭軒(鴎外)」
せんたくいた
せんたくいた [5] 【洗濯板】
(1)表面に刻み目をつけた手洗い洗濯用の板。
(2)俗にやせて,あばら骨の目立つ胸。
せんたくかもく
せんたくかもく [5] 【選択科目】
必修科目以外に,学生・生徒が選んで履習する科目。
せんたくかんぜい
せんたくかんぜい [5] 【選択関税】
同一貨物について従価税と従量税の二種の税率を定め,そのうちの一方を選択して課する関税。通常,税額の高い方の税率を適用する。
せんたくき
せんたくき [4][3] 【洗濯機】
洗濯をするための機械。普通,電気洗濯機をいう。
せんたくけんつきとりひき
せんたくけんつきとりひき [9][10] 【選択権付取引】
⇒オプション取引(トリヒキ)
せんたくさいけん
せんたくさいけん [5] 【選択債権】
債権の目的が数個の給付の中から選択権者の選択によって定められる債権。三頭の馬のいずれかを給付するという内容の債権がその例。
せんたくし
せんたくし [4][3] 【選択肢】
質問に対して用意されているいくつかの項目。多肢選択法では正答を含むいくつかの項目。
せんたくせっけん
せんたくせっけん [5] 【洗濯石鹸】
ケイ酸ナトリウムや炭酸ナトリウムを添加した石鹸。衣類の洗濯や食器・ガラス・自動車などの洗浄に使う。
せんたくそく
せんたくそく [4][3] 【選択則】
量子力学において,ある状態から他の状態への遷移は,状態間の量子数の変化が特別な値をとる場合に制限される,その制限のつき方をいう。選択規則。
せんたくていねんせい
せんたくていねんせい [0] 【選択定年制】
定年に達する前に,本人の希望という形で,割増しの退職金をもらって退職できる制度。早期退職優遇制度。自由選択定年制。
せんたくてきしょうひ
せんたくてきしょうひ [7] 【選択的消費】
必要不可欠な消費である必需的消費に対し,高級品・ぜいたく品など,生活上必ずしも必要ではない消費。随意的消費。
せんたくどくせい
せんたくどくせい [5] 【選択毒性】
抗生物質や化学療法剤が,特定の病原菌・癌細胞などに作用して毒性を示し,他の有益な菌や正常細胞には害を与えないこと。農薬や殺虫剤などにも見られる。
せんたくはんしゃ
せんたくはんしゃ [5] 【選択反射】
物質が特有の波長範囲の光を特に強く反射する現象。普通の物体はほとんど選択反射をするので色づいて見える。
せんたくばさみ
せんたくばさみ [5] 【洗濯挟み】
干した洗濯物が飛ばされたり落ちたりしないように,挟んでとめておく器具。
せんたくほう
せんたくほう [0] 【選択法】
育種法の一。遺伝的支配を受けている変異の中から実用的にすぐれた形質をもつ個体あるいは系統の選抜を繰り返して,すぐれた品種を育成する方法。
せんたくもの
せんたくもの [0] 【洗濯物】
汚れていて洗濯する必要のあるもの。また,洗濯したもの。
せんたくソーダ
せんたくソーダ [5] 【洗濯―】
炭酸ナトリウムの水和物で,結晶水を一〇分子もった結晶。結晶ソーダ。速やかに水に溶ける。水溶液は塩基性。洗濯用に用いられた。
せんたん
せんたん [0] 【浅短】 (名・形動ナリ)
あさはかで未熟な・こと(さま)。「智識―局量褊小なる人民なり/明六雑誌 30」
せんたん
せんたん [0] 【戦端】
戦いのいとぐち。戦闘の始まり。「―を開く」
せんたん
せんたん [0] 【専担】 (名)スル
専門に担当すること。「政府にて―すべし/明六雑誌 17」
せんたん
せんたん [0] 【仙丹】
服用すると,不老不死あるいは仙術を得るという薬。仙薬。
せんたん
せんたん【戦端を開く】
open hostilities <with> ;take up arms <against> .
せんたん
せんたん【先端】
the point;→英和
the tip;→英和
a pointed end;the spearhead.→英和
流行の〜を行く〔動〕lead the fashion;→英和
〔形〕 <話> trendy <girl> .→英和
時代の〜を行く be in the van of new era.〜的 extreme;→英和
ultramodern.‖先端技術 high technology[ <話> tech].
せんたん
せんたん [0] 【先端・尖端】
(1)物の突き出て,とがったはし。
⇔後端
「錐の―で突く」「岬の―を回る」
(2)時代や流行の先頭。「時代の―を行く」「―技術」
せんたん
せんたん [0] 【選炭】 (名)スル
掘り出した石炭から不純物を取り除き,粒の大きさ,品質などをそろえてえり分けること。また,その作業。
せんたんきょだいしょう
せんたんきょだいしょう [0][6] 【先端巨大症】
⇒末端巨大症(マツタンキヨダイシヨウ)
せんたんぎじゅつ
せんたんぎじゅつ [5] 【先端技術】
⇒ハイテク
せんたんさんぎょう
せんたんさんぎょう [5] 【先端産業】
⇒ハイテク産業
せんたんてき
せんたんてき [0] 【先端的】 (形動)
時代や流行の先頭を行くさま。「―な思想」「―な科学技術」
せんたんほうでん
せんたんほうでん [5] 【先端放電】
尖(トガ)った部分は電荷密度が大きく電場が集中するために生ずる放電現象。セント-エルモの火はこの例。避雷針はこの現象を利用したもの。
→コロナ放電
せんだ
せんだ 【千田】
姓氏の一。
せんだい
せんだい [0] 【先代】
(1)当主の前の代。「―にはお世話になった」
(2)芸名・四股名(シコナ)などを代々受け継いでいる場合,その人の前の代。「―梅幸」
(3)前の時代。前代。
せんだい
せんだい 【仙台】
宮城県中央部にある市。県庁所在地。指定都市。市街地主要部は広瀬川の河岸段丘上に展開。江戸時代,伊達氏六二万石の城下町として栄えた。現在,東北地方の文化・政治・経済の中心。仙台城(青葉城)址・東北大学などがある。東北三大祭りの一つ,七夕は有名。杜(モリ)の都の称がある。
せんだい
せんだい【先代】
one's predecessor (人);the previous age (時代).〜の former.→英和
せんだい
せんだい [0] 【船台】
船を建造または修理するために船体をのせる構造物。造船台。
せんだい
せんだい [0] 【闡提】
〔仏〕
〔梵 icchantika 一闡提の略〕
仏になることのできないもの。仏になる可能性をもっていない断善闡提と,菩薩が衆生(シユジヨウ)を救うため自分の意志で成仏しない大悲闡提がある。
せんだい
せんだい【船台】
a building slip;stocks.
せんだい
せんだい 【川内】
鹿児島県北西部,川内川下流域の市。製紙・食品工業などが立地。米のほか野菜の生産も多い。
せんだいがわ
せんだいがわ 【川内川】
九州南部の白髪(シラガ)岳付近を水源とし,宮崎県えびの市を経て鹿児島県北西部を西流し,川内市を通り東シナ海に注ぐ川。流域に川内川流域県立自然公園が広がる。長さ126キロメートル。
せんだいきん
せんだいきん 【銭大昕】
(1728-1804) 中国,清代の学者。字(アザナ)は暁徴・辛楣(シンビ)。号は竹汀(チクテイ)。「潜研堂文集」「二十二史考異」「十駕斎養新録」などを著し,清朝考証史学を開拓。
せんだいくじほんぎ
せんだいくじほんぎ 【先代旧事本紀】
史書。一〇巻。蘇我馬子らの序文があるが平安初期の成立と推定される。神代から推古天皇に至る事績を記載。記紀からの引用が多いが,巻五「天孫本紀」,巻一〇「国造本紀」は他書に見られない所伝を載せ,貴重な資料。旧事紀。旧事本紀。
せんだいざさ
せんだいざさ [3] 【仙台笹】
〔仙台藩伊達家の定紋であったところから〕
「竹(タケ)に雀(スズメ)」紋の俗称。
せんだいじょう
せんだいじょう 【仙台城】
仙台市にある城址。伊達政宗が国分氏の千代(センダイ)城址に築いたもの。江戸時代を通じて伊達氏の居城。石垣が現存。青葉城。
せんだいじょうるり
せんだいじょうるり [5] 【仙台浄瑠璃】
⇒奥浄瑠璃(オクジヨウルリ)
せんだいだいがく
せんだいだいがく 【仙台大学】
私立大学の一。1879年(明治12)創立の松操私塾を源とし,1967年(昭和42)設立。本部は宮城県柴田町。
せんだいはぎ
せんだいはぎ 【先代萩】
歌舞伎・浄瑠璃「伽羅(メイボク)先代萩」の通称。
せんだいはぎ
せんだいはぎ [3] 【千代萩】
マメ科の多年草。海岸の砂地に生える。茎は横走する地下茎から出て,高さ約70センチメートル。葉は三小葉から成る複葉。春から夏にかけ,濃黄色の蝶形花を多数総状につける。ハギとは別属。
千代萩[図]
せんだいひら
せんだいひら [3] 【仙台平】
男子用の絹の袴(ハカマ)地。江戸時代,西陣から技術を取り入れ仙台で織り出した精巧なもの。
せんだいへいや
せんだいへいや 【仙台平野】
宮城県の中央部を占める平野。松島丘陵を境に仙北と仙南に分かれ,仙南に仙台市がある。陸前平野。
せんだいぼりがわ
せんだいぼりがわ 【仙台堀川】
東京都江東区中央部を東西に流れる運河。隅田川から分かれ,小名木川と結んで荒川へつながる。かつて木場の木材輸送に重要な役割を果たした。
せんだいみそ
せんだいみそ [5] 【仙台味噌】
仙台地方に産する赤味噌。米麹(コメコウジ)と大豆を等量に用いた辛口のもの。
せんだいむしくい
せんだいむしくい [5] 【仙台虫喰】
スズメ目ウグイス科の小鳥。全長12センチメートル内外。尾が短く,全体が黄緑褐色。地上に巣をつくる。アジア東部に分布。日本には夏鳥として渡来し,低山帯の広葉樹林で繁殖する。
せんだいわん
せんだいわん 【仙台湾】
宮城県の牡鹿半島から福島県の鵜ノ尾崎に至る湾。湾内に漁業基地石巻・塩竈港,景勝地松島湾などがある。
せんだいウイルス
せんだいウイルス [6] 【仙台―】
〔Sendai virus; hemagglutinating virus of Japan〕
幼児の呼吸器炎症を引き起こすインフルエンザウイルス。回復後は終生免疫を獲得する。1953年(昭和28)仙台で発見された。RNA ウイルスで,細胞融合に利用される。HVJ 。
せんだこれや
せんだこれや 【千田是也】
(1904-1994) 俳優・演出家。東京生まれ。本名,伊藤圀夫。築地小劇場で初舞台,1944年(昭和19)俳優座結成。ブレヒトの翻訳・上演など,戦後の新劇運動に指導的役割を果たす。
せんだち
せんだち [0][1] 【先達】
⇒せんだつ(先達)
せんだって
せんだって【先達て】
the other day;some time ago;recently.〜の recent;→英和
late.→英和
〜から for some time past.
せんだって
せんだって [0][5] 【先達て】
この間。さきごろ。先日。「―の話を聞こう」「―約束しておいた件」
〔副詞的用法の場合,アクセントは [0]〕
せんだってじゅう
せんだってじゅう [5][0] 【先達て中】
この間じゅう。「―から日本は露西亜と大戦争をして居るさうだ/吾輩は猫である(漱石)」
せんだってらい
せんだってらい [5] 【先達て来】
この間からずっと。「―の反感から/今年竹(弴)」
せんだつ
せんだつ [0] 【蝉脱】 (名)スル
「蝉蛻(センゼイ){(2)}」に同じ。「クラシシズムの乾枯した殻を―せん/文芸上の自然主義(抱月)」
せんだつ
せんだつ【先達】
a guide;→英和
a leader;→英和
a pioneer.→英和
せんだつ
せんだつ [0][1] 【先達】
〔「せんだち」とも〕
(1)その方面で立派な仕事をして,後輩を導く人。先輩。先学。「理論物理学の―」
(2)修験道で,山に入って修行を行う際に指導する者。
(3)先に立って導いていく人。案内者。指導者。「すこしのことにも―はあらまほしき事なり/徒然 52」
せんだつ
せんだつ [0] 【潜脱】
〔法〕 一定の手段とその結果を法が禁止している場合,禁止されている手段以外の手段を用いて結果を得て,法の規制を免れること。
せんだつみ
せんだつみ [0] 【千朶積み】
商品を高く積み上げること。また,それを背負って売り歩く商人。
せんだびつ
せんだびつ [3] 【千駄櫃】
小間物を入れて行商人などが背負うたくさんの引き出しのついた櫃。
せんだまき
せんだまき [0] 【千手巻・千朶巻】
⇒千段巻(センダンマキ)(2)
せんだら
せんだら [0] 【旃陀羅】
〔梵 caṇḍāla〕
インドのカースト外の最下級の階層。屠殺(トサツ)などを業とした。
せんだん
せんだん [0] 【専断・擅断】 (名・形動)スル[文]ナリ
自分だけの考えで物事を取り決める・こと(さま)。「―に取決め候は誠に相済まぬ事なれども/罪と罰(魯庵)」
せんだん
せんだん [0] 【剪断】 (名)スル
(1)はさみ切ること。たち切ること。
(2)物体内部の面にそって面の両側に同じ大きさの反対向きの力が加わって物体内部でずれが生じること。
せんだん
せんだん [0] 【栴檀・楝】
(1)センダン科の落葉高木。暖地に自生,また庭木・街路樹とする。枝先付近に大形の羽状複葉を互生。初夏,紫青色の小花を円錐状につけ,晩秋,黄色い楕円形の実がなる。材は建築・器具材とする。古名オウチ(楝)。
〔「栴檀の花」は [季]夏,「栴檀の実」は [季]秋〕
(2)ビャクダンの別名。
(3)「栴檀の板」の略。
せんだん
せんだん【栴檀】
《植》a Japanese bead tree.〜は双葉よりかんばし Genius will reveal itself even in childhood.
せんだん
せんだん【専断】
arbitrary decision.〜で arbitrarily;→英和
at one's own discretion.
せんだん
せんだん [0] 【船団】
ある目的のために編成された船舶の集団。「捕鯨―」「―護衛」
せんだん
せんだん [0] 【占断】 (名)スル
うらないをして判断すること。
せんだん=は双葉(フタバ)より芳(カンバ)し
――は双葉(フタバ)より芳(カンバ)し
〔栴檀{(2)} は発芽したばかりの二葉の頃から早くも香気を放つ意〕
俊才は子供のときからすぐれていることのたとえ。
せんだんおうりょく
せんだんおうりょく [5] 【剪断応力】
⇒ずれ応力
せんだんぐさ
せんだんぐさ [3] 【栴檀草】
キク科の一年草。草地に自生。高さ0.5〜1メートル。葉はセンダンに似た羽状複葉。八〜一〇月,枝先に黄色の頭花をつける。果実は線形で上端にとげがあり,衣服などによくつく。
栴檀草[図]
せんだんこう
せんだんこう [3] 【栴檀香】
栴檀{(2)}の木や根を粉末にして作った香。
せんだんのいた
せんだんのいた [6] 【栴檀の板】
大鎧(オオヨロイ)の付属具。鉄製絵革貼りの冠板に,小札(コザネ)の板三段を付けたもの。右胸の高紐(タカヒモ)の切られるのを防ぐ。
→大鎧
せんだんまき
せんだんまき [0] 【千段巻】
(1)槍(ヤリ)や刀の柄などを籐や麻苧(アサオ)ですき間なく巻き漆で塗りこめたもの。
(2)重籐(シゲドウ)の弓の籐づるの巻き方で,斜め十文字に巻きしめるもの。また,その部分。せんだまき。
せんち
せんち【戦地】
the seat of war; <leave for,come back from> the front;→英和
a battlefield.→英和
せんち
せんち [1] 【雪隠】
「せっちん(雪隠)」の転。
せんち
せんち [1] 【先知】 (名)スル
人に先んじて知ること。衆人に先立って道を悟り知ること。また,その人。「今日の事を―すべくして猶ほ能はず/花柳春話(純一郎)」
せんち
せんち [1] 【戦地】
戦争の行われている土地。戦場。
せんち
せんち [1] 【浅知・浅智】
あさはかな知恵。
せんち
せんち [1] 【泉地】
オアシス。
せんち=で饅頭(マンジユウ)
――で饅頭(マンジユウ)
「せっちん(雪隠)で饅頭」に同じ。
せんちこうこうせつ
せんちこうこうせつ [6] 【先知後行説】
初めに理論を知り,その後実行するという考え方。朱熹(シユキ)の説いた修養法。
→知行(チコウ)合一説
せんちこがね
せんちこがね [4] 【雪隠金亀子】
甲虫目センチコガネ科の昆虫。体長17ミリメートル内外。ほぼ半球形で背面は紫・銅・藍(アイ)色などの金属光沢がある。成虫も幼虫も動物の糞を食べる。日本全土と朝鮮半島・シベリアに分布。
せんちたんさい
せんちたんさい [1] 【浅知短才】
あさはかな知恵と乏しい才能。また,自分の能力をへりくだっていう語。
せんちゃ
せんちゃ [0] 【煎茶】
(1)緑茶の一。茶の若葉を摘んで精製し,湯を注ぎ香りや味を煎じ出した飲み物。また,その葉茶。
(2)玉露・番茶に対して中級の茶。
せんちゃ
せんちゃ【煎茶】
green tea.
せんちゃき
せんちゃき [3] 【煎茶器】
煎茶点前(テマエ)に用いる器具。炭司(タンシ)・涼炉(リヨウロ)・磁碗(ジワン)その他がある。
せんちゃく
せんちゃく【先着】
first arrival.〜になる be the first to arrive.〜順に in order of arrival.‖先着5名様 the first five persons.
せんちゃく
せんちゃく [0] 【先着】 (名)スル
(1)先に着くこと。また,先に着いた人。「北面登攀隊が―する」「―順」
(2)囲碁で,先手で打つこと。また,相手に先んじて要所に打つこと。
せんちゃく
せんちゃく [0] 【選択】
⇒せんじゃく(選択)
せんちゃくしゅう
せんちゃくしゅう 【選択集】
「選択本願念仏集」の略。浄土宗の根本聖典。二巻。1198年に法然が九条兼実の求めに応じて著す。諸行の中から念仏を選択し,念仏門が末代相応の法門であると説く。
〔浄土真宗では「せんじゃくしゅう」〕
せんちゃしき
せんちゃしき [3] 【煎茶式】
煎茶をいれて飲む作法。江戸中期になって方式が整えられた。
せんちゅう
せんちゅう【船中で】
in a ship;→英和
on board <a ship> .船中生活 life on board.
せんちゅう
せんちゅう [1] 【船中】
船の中。
せんちゅう
せんちゅう [0] 【箋注・箋註】
〔「箋」は小さい紙札で,注釈などを記して貼り付けたことから〕
注釈。注解。
せんちゅう
せんちゅう [0] 【戦中】
戦争の間。戦時中。
せんちゅうは
せんちゅうは【戦中派】
the war generation.
せんちゅうは
せんちゅうは [0] 【戦中派】
第二次大戦の間に青年時代を送った世代。また,その人々。戦前派・戦後派に対してできた語。
せんちゅうはっさく
せんちゅうはっさく [1] 【船中八策】
1867年,坂本竜馬が上京の船中で後藤象二郎に示した八か条の新国家構想。大政奉還・議会設置・大典制定・海軍拡張・諸外国との国交樹立など。大政奉還は土佐藩の建白により実現,以下は五か条の誓文および新政府に受け継がれる。
せんちゅうるい
せんちゅうるい [3] 【線虫類】
線虫綱の袋形動物の総称。体は細長く,断面は円形。体表は平滑で厚い角皮でおおわれる。多くは動植物に寄生し,回虫・鉤虫(コウチユウ)・住血糸状虫など人畜に害を与えるものも多い。円虫類。ネマトーダ。
せんちゅうわみょうるいじゅしょう
せんちゅうわみょうるいじゅしょう 【箋注倭名類聚抄】
「倭名類聚抄」の注釈書。狩谷棭斎(エキサイ)著。一〇巻。1827年成立。著者没後の83年(明治16)刊。諸本を校勘し,和漢にわたる詳密な考証を漢文体で記す。
せんちょう
せんちょう 【船長】
(1) [1]
船舶の乗組員の長。乗組員の監督,船舶・積み荷の管理,運航の指揮などについて,法律上多くの権限と義務を有する。キャプテン。
(2) [0]
船の長さ。船首から船尾までの長さ。
せんちょう
せんちょう [0] 【尖頂】
とがった頂。とがった山頂。
せんちょう
せんちょう [0] 【先兆】
まえぶれ。前兆。
せんちょう
せんちょう【船長】
a captain <of a ship> .→英和
せんちょう
せんちょう [0] 【占兆】
占いに表れたしるし。うらかた。
せんちょう
せんちょう [0][1] 【先朝】
(1)以前の朝廷。先代の朝廷。
(2)前の天皇。先帝。「―船上に御座あつて/太平記 9」
せんちょうがん
せんちょうがん センチヤウ― [3] 【閃長岩】
完晶質で粗粒状をなす深成岩。カリ長石を多く含み,有色鉱物として角閃石・黒雲母・輝石のいずれかを含む。
せんちょうぶじぬし
せんちょうぶじぬし センチヤウブヂヌシ [6] 【千町歩地主】
幕末から農地改革までの間に,千町歩(約1000ヘクタール)以上の小作地を所有するに至った,寄生地主制を代表する地主。山形県庄内の本間家や新潟県の市島家,宮城県の斎藤家,秋田県の池田家など。
せんつい
せんつい [0] 【仙椎・薦椎】
椎骨のうち,腰椎より下方にある五個の骨。癒合(ユゴウ)して仙骨を構成する。
→椎骨
せんつう
せんつう [0] 【疝痛】
主に腹部臓器の平滑筋の攣縮(レンシユク)によって起こる疼痛で,強い痛みが間隔をおいて繰り返し襲ってくるもの。
せんづか
せんづか [0] 【千塚】
⇒群集墳(グンシユウフン)
せんて
せんて【先手】
<have> the first move (囲碁).〜をとる get the start;→英和
take the initiative.→英和
〜を打たれる be forestalled.
せんて
せんて [0] 【先手】
(1)碁・将棋などで,先に着手する人。先番。
(2)相手の機先を制して,物事を先に行うこと。「―を取る」
(3)今後起こるべき事態に備えて,あらかじめ講じておく対策。「―を打っておく」
(4)先に立って戦う軍勢。
⇔後手
せんてい
せんてい【剪定】
pruning.〜する prune;→英和
trim.→英和
‖剪定ばさみ pruning sears.
せんてい
せんてい [0] 【剪定】 (名)スル
(1)果樹の生育や結実を調節するため,枝の一部を切り取ること。[季]春。《―の長き枝屑いま落ちぬ/阿波野青畝》
(2)庭木などの形を整えること。
せんてい
せんてい [0] 【剪剃】 (名)スル
頭髪やひげをきったり,そったりすること。
せんてい
せんてい [0] 【船底】
船の底。ふなぞこ。
せんてい
せんてい【先帝】
the late Emperor.
せんてい
せんてい [0] 【船艇】
船舶や舟艇。大型・小型の船の総称。
せんてい
せんてい [0] 【撰定】 (名)スル
(1)書物などをつくり定めること。編纂(ヘンサン)すること。
(2)多くの詩歌・文章からよいものをえらび出すこと。
せんてい
せんてい【選定】
selection;→英和
choice.→英和
〜する select;→英和
choose.→英和
せんてい
せんてい [0] 【筌蹄】
(1)〔「荘子(外物)」による語。魚をとる筌(ウエ)と兎をとる蹄(ワナ)の意〕
目的を遂げるために利用する道具。物を得るまでの手だて。
(2)〔王陽明「重刊文章軌範亭」〕
手引き。案内となるもの。
せんてい
せんてい [0] 【潜堤】
波浪の破壊力から海岸を守るために海面下に設けられる構造物。
せんてい
せんてい [0] 【先帝】
先代の天子。さきのみかど。せんだい。
せんてい
せんてい [0] 【選定】 (名)スル
多くのものの中から,目的・条件に合ったものをえらんで決めること。「候補者を―する」
せんていえ
せんていえ [3] 【先帝会】
「先帝祭{(2)}」に同じ。
せんていこう
せんていこう [3] 【選帝侯】
神聖ローマ帝国の皇帝選挙権をもった有力諸侯。特に,1356年に金印勅書で規定された三司教と四諸侯。選挙侯。
せんていこうけんにん
せんていこうけんにん [0] 【選定後見人】
指定後見人または法定後見人がいないとき,家庭裁判所が選任する後見人。
せんていさい
せんていさい [3] 【先帝祭】
(1)皇室の祭祀(サイシ)の一。先帝の崩御の日に皇霊殿で行われる。
(2)山口県下関市の赤間神宮で,四月二三日から三日間行われる祭り。源平の戦いで壇ノ浦に入水した安徳天皇を弔う。もとその忌日である陰暦三月二四日に先帝会と称して阿弥陀寺で行われていた。[季]春。
せんていとうじしゃ
せんていとうじしゃ [7] 【選定当事者】
民事訴訟で,共同の利益を有する多数の人々の中からえらばれて,全員の利益を代表して訴訟の原告または被告となる者。
せんていどき
せんていどき [5] 【尖底土器】
底部が円錐形にとがっている土器。煮沸用で,縄文早期の土器に多い原始的な器種。
せんてつ
せんてつ【銑鉄】
pig iron.
せんてつ
せんてつ [0] 【先哲】
昔のすぐれた思想家や学者。前哲。
せんてつ
せんてつ【先哲】
ancient sages.
せんてつ
せんてつ [0][1] 【銑鉄】
溶鉱炉で鉄鉱石を還元して得られる鉄。数パーセントの炭素のほか,マンガン・ケイ素・リン・硫黄(イオウ)などの不純物を含む。銑(セン)。ずく。ずくてつ。
せんてつそうだん
せんてつそうだん 【先哲叢談】
伝記。八巻。原念斎著。1816年刊。藤原惺窩以下七二人の儒者を選び,年代順にその略伝を記述したもの。
せんてひっしょう
せんてひっしょう [0] 【先手必勝】
スポーツの試合や囲碁などのゲームで,ある局面に際して先手をとれば必ず有利であるということ。
せんてん
せんてん【先天的】
inherent;→英和
native;→英和
hereditary;→英和
a priori.〜に inherently;→英和
by nature;innately.〜的な嘘つき a born liar.‖先天説《哲》apriorism.
せんてん
せんてん [0] 【旋転】 (名)スル
くるくる回ること。回すこと。回転。「蒸気車輪の―するに似たり/月世界旅行(勤)」
せんてん
せんてん [0] 【先天】
〔易経(乾卦文言伝)〕
生まれたときにすでに身にそなわっていること。
⇔後天
せんてんせいたいしゃいじょう
せんてんせいたいしゃいじょう [10] 【先天性代謝異常】
遺伝子の異常によって物質交代の過程に障害が起こって発症する病気。フェニルケトン尿症など。
せんてんせいめんえき
せんてんせいめんえき [7] 【先天性免疫】
⇒自然免疫(シゼンメンエキ)
せんてんせつ
せんてんせつ [3] 【先天説】
人間の性質や能力は生まれながらにしてそなわっているという考え方。天賦説。
⇔後天説
せんてんてき
せんてんてき [0] 【先天的】 (形動)
(1)生まれつきそなわっているさま。生得的。「運動神経のよさは―だ」
(2)〔哲〕 ア-プリオリ{(2)}に同じ。
⇔後天的
せんてんてきそうごうはんだん
せんてんてきそうごうはんだん [11] 【先天的総合判断】
〔哲〕 カントの用語。ア-プリオリでなおかつ総合的な判断。
→総合判断
せんてんばいどく
せんてんばいどく [5] 【先天梅毒】
胎児のとき,母親の胎内で感染した梅毒。出生後に症状が現れる。先天性梅毒。
せんでき
せんでき [0] 【洗滌】 (名)スル
⇒せんじょう(洗滌)
せんでん
せんでん [0] 【宣伝】 (名)スル
(1)主義・主張や商品などに関する知識・効能を広く人々に説明し,理解を得ようとすること。「テレビを通じて―する」
(2)実際より大げさに言い触らすこと。「あることないこと―する」
せんでん
せんでん [0] 【閃電】
いなずまのひらめき。電光。
せんでん
せんでん【宣伝】
publicity;→英和
advertisement (広告);→英和
<through> propaganda.→英和
〜する give publicity <to> ;advertise;→英和
propagandize.自己〜をする advertise oneself.‖宣伝カー a sound truck.宣伝業者 a publicity agent.宣伝戦 <carry on> a propaganda war.宣伝費 publicity expenses.宣伝ビラ a handbill.
せんでんかでんほう
せんでんかでんほう センデンクワデンハフ [0] 【占田課田法】
中国,西晋の武帝が280年に発布した土地制度。占田は個人の土地所有の最高限度額を,課田は農民に一定の土地を割りつけ耕作させることを規定したものと推測される。
せんでんせん
せんでんせん [0] 【宣伝戦】
互いに宣伝によって売り上げの増大や主義・主張の普及を目指して,激しく争うこと。宣伝合戦。
せんでんびら
せんでんびら [0] 【宣伝びら】
宣伝の文句や絵などを刷り,広く配る紙。
せんでんほう
せんでんほう [0] 【占田法】
⇒占田課田法(センデンカデンホウ)
せんと
せんと【遷都】
the transfer of the capital.→英和
せんと
せんと [1] 【遷都】 (名)スル
都を他の地へうつすこと。みやこうつり。「明治二年東京に―する」
せんと
せんと [1] 【泉都】
温泉によって発展した都市。湯の町。
せんとう
せんとう [0] 【銭刀】
〔「刀」は鉈(ナタ)の形をした中国古代の貨幣〕
ぜに。銭貨。
せんとう
せんとう [0] 【戦闘】 (名)スル
たたかうこと。特に,兵器を用いて敵と戦いを交えること。「繰り返し―する」
せんとう
せんとう [0] 【塼塔】
塼(=煉瓦(レンガ))で築いた仏塔。
せんとう
せんとう [1] 【銭湯・洗湯】
料金をとって一般の人々を入浴させる浴場。ふろや。湯屋。公衆浴場。
せんとう
せんとう [0] 【尖頭】
(1)とがった頭。
(2)とがった先。尖端。
せんとう
せんとう【戦闘】
a battle;→英和
a fight;→英和
<take part in> an action.→英和
〜を中止する suspend hostilities.‖戦闘機 a fighter.戦闘行為 an act of hostility.戦闘準備 <be in> preparation for action.戦闘力 fighting strength.非戦闘員 a non-combatant.
せんとう
せんとう【尖塔】
a steeple;→英和
a spire (steeple の先端).→英和
せんとう
せんとう【先頭】
the lead[head].→英和
〜に立つ lead;take the lead <in doing> ;be at the head.→英和
‖先頭打者(走者) a leadoff (front-runner).先頭部隊 the van.
せんとう
せんとう【銭湯】
a public bath.
せんとう
せんとう [0] 【専当】
〔「せんどう」とも〕
(1)もっぱらその事に当たること。「大宰大弐吉備朝臣真備をしてその事を―せしむ/続紀(天平勝宝八)」
(2)荘官の一。荘園の領主から任命されて,荘園に関する実務をつかさどる者。
(3)寺院の雑務に従事する下役の僧侶。専当法師。「しら大衆・神人・宮仕・―みちみちて/平家 1」
せんとう
せんとう [0] 【尖塔】
細長く先がとがった形の屋根をもつ建物。ゴシック建築の教会などに多く見られる。
せんとう
せんとう [0] 【先頭】
一番さき。一番まえ。まっさき。先登。
⇔後尾
「―をきる」「―に立って活躍する」
せんとう
せんとう [0] 【剪刀】
はさみ。主に外科手術の際に用いる洋式のはさみをいう。
せんとう
せんとう [0] 【先登】
(1)まっさきに行うこと。まっさきに到着すること。また,その人。「殉死の―は此人で/阿部一族(鴎外)」
(2)まっさきに敵陣に乗り込むこと。さきがけ。
せんとう
せんとう [0] 【仙洞】
(1)太上天皇の御所。仙洞御所。院の御所。仙院。「忠盛又―に最愛の女房をもつて/平家 1」
(2)太上天皇。上皇。院。「主上にも―にも御弟にておはしましけり/保元(中・古活字本)」
(3)仙人の住む清浄界。
せんとう
せんとう [0] 【船灯】
(1)船にともすあかり。
(2)船舶が航海中や停泊中に掲げることを義務づけられている灯火。
せんとう
せんとう [0] 【船頭】
船のへさき。船首。
せんとういん
せんとういん [3] 【戦闘員】
交戦国の兵力に直接に属し,戦闘に従事する人。
→非戦闘員
せんとうえ
せんとうえ [3] 【千灯会】
多くの灯火をともし仏の供養をする法会(ホウエ)。奈良の法華寺などで行われた。
せんとうかん
せんとうかん [0] 【戦闘艦】
⇒戦艦(センカン)
せんとうき
せんとうき [3] 【戦闘旗】
軍艦が戦闘開始の合図として掲げる旗。
せんとうき
せんとうき [3] 【戦闘機】
敵機を攻撃したり,味方航空機の護衛あるいは地上戦闘の支援に用いる小型の軍用飛行機。速力と上昇力に富む。
せんとうき
せんとうき [3] 【尖頭器】
先のとがった尖頭部をもつ石器。後期旧石器時代のものを槍先形尖頭器,旧石器時代末〜縄文草創期のものを有舌尖頭器,縄文時代から弥生時代のものを石槍(セキソウ)ともよぶ。ポイント。
せんとうこう
せんとうこう センタウカウ 【銭塘江】
中国,浙江省の北部を流れる河川。杭州湾に注ぐ。河口付近の海嘯(カイシヨウ)現象は有名。長さ410キロメートル。浙江。チエンタン-チアン。
せんとうごしょ
せんとうごしょ [5] 【仙洞御所】
「仙洞{(1)}」に同じ。
せんとうしんわ
せんとうしんわ 【剪灯新話】
中国,明代の文語体の短編怪異小説集。四巻。瞿佑(クユウ)著。1378年頃成立。原本の「剪灯録」四〇巻のうち散逸をまぬがれた四巻を著者自身が校訂したもの。日本には室町時代に伝来し,江戸時代以降,浅井了意「御伽婢子(オトギボウコ)」,上田秋成「雨月物語」,三遊亭円朝「怪談牡丹(ボタン)灯籠」などに翻案された。
せんとうそう
せんとうそう [0] 【仙洞草】
セリ科の小形多年草。林中に生育。葉は根生し,長い柄をもつ。春,花茎の先に白色の小花を散形につける。日本特産。
せんとうてい
せんとうてい 【宣統帝】
中国,清朝最後の皇帝。
→溥儀(フギ)
せんとうてき
せんとうてき [0] 【戦闘的】 (形動)
戦い・争いに訴えてでも,事を行おうとするさま。また,戦いを好むさま。「―自由主義者」
せんとうぼう
せんとうぼう [3] 【戦闘帽】
日本の軍隊で戦時にかぶった略帽。
せんとうりょく
せんとうりょく [3] 【戦闘力】
戦闘を続けていく力。戦い続ける兵力。
せんとうアーチ
せんとうアーチ [5] 【尖頭―】
〔pointed arch〕
二つの円弧を組み合わせて頂部をとがらせたアーチ。とがりアーチ。
せんとく
せんとく 【宣徳】
(1)中国,明の宣宗の治世の年号(1426-1435)。
(2)「宣徳銅器」の略。
せんとく
せんとく [0] 【占得】 (名)スル
自分のものにすること。占有。
せんとく
せんとく [0] 【先徳】
〔「せんどく」とも〕
(1)徳のある先人・先輩。また,先人の徳。
(2)前代の有徳の高僧。また,祖師。「―の徳にも及ばぬ様にて/栂尾明恵上人遺訓」
せんとく
せんとく [0] 【潜匿】 (名)スル
ひそみ隠れること。また,隠すこと。「或は遁逃し或は―せしが/経国美談(竜渓)」
せんとくどうき
せんとくどうき [5] 【宣徳銅器】
明の宣徳年間に,勅命により鋳造された銅器。宣徳。
せんとくひばち
せんとくひばち [5] 【宣徳火鉢】
宣徳銅器の火鉢。また,それに似せて作った火鉢。
せんとくよう
せんとくよう [4] 【宣徳窯】
宣徳年間,江西省景徳鎮にあった官営の窯(カマ)。青花磁器が多く焼かれた。
せんど
せんど [1] 【鮮度】
(野菜や魚などの)新鮮さの度合。
せんど
せんど [1] 【繊度】
繊維の太さを表す語。繊維の一定の長さに対する質量の割合,または一定の質量に対する長さの割合で示され,前者をデニール,後者を番手で表す。
せんど
せんど [1] 【賤奴】
しもべ。めしつかい。奴隷。
せんど
せんど [1] 【先途】
(1)勝敗や運命を決する大事な分かれ目。せとぎわ。多く「ここを先途と」の形で用いる。「ここを―と戦う」
(2)行くさき。進みゆくさき。前途。「―いづくを期せず,後会其期をしらず/平家 12」
(3)行きつくさき。最後。「しばらく生きて,宮の御―を見果て参らせよ/太平記 7」
(4)家柄によって定まっていた官職の上限。「執柄の息・英才の輩も此の職を―とす/平治(上・古活字本)」
せんど
せんど [0][1] 【先度】
さきごろ。せんだって。このあいだ。以前。先日。
⇔後度(ゴド)
「―申しましたとおり」
せんど
せんど [1] 【千度】
■一■ (名)
(1)千回。ちたび。
(2)〔近世上方語〕
回数・分量などの多いこと。たびたび。なんども。「―いうても,とともう内のが耳潰してぢやつたが/滑稽本・浮世風呂 2」
■二■ (副)
ひどく。たいそう。「初午は―むちや��ぢやわいな/洒落本・風流裸人形」
せんど
せんど【ここを先途と戦う】
fight desperately.
せんど
せんど【鮮度の高(低)い】
(not) very fresh.
せんど=を遂(ト)ぐ
――を遂(ト)・ぐ
目的を果たす。本望を遂げる。「渡海の―・げて本朝に渡り/平治(上)」
せんどう
せんどう【船頭】
a boatman.→英和
船頭多くして船山に登る <諺> Too many cooks spoil the broth.→英和
せんどう
せんどう [0] 【仙道】
仙人の道。仙人の術。
せんどう
せんどう [0] 【顫動】 (名)スル
小刻みにふるえ動くこと。「ヰ゛オロンの弓のまにまに,―する糸のやうな/うづまき(敏)」
せんどう
せんどう [0] 【先導】 (名)スル
先に立って導くこと。「参観者を―する」「―車」
せんどう
せんどう [3] 【船頭】
(1)和船で,船に乗り組み指揮をとる人。船の長。ふなおさ。船長。
(2)小船を操る人。また,船をこぐのを職業とする人。ふなびと。かこ。
せんどう
せんどう [0] 【羨道】
墳墓の入り口から,棺を納める玄室に至るまでの道。えんどう。
せんどう
せんどう【先導する】
guide;→英和
(take the) lead.→英和
先導者 a leader;→英和
a guide.
せんどう
せんどう [0] 【扇動・煽動】 (名)スル
(1)人をあおり立てて,ある行動を起こすように刺激を与えること。あおり。「―されて暴徒と化した大衆」
(2)〔法〕 他人に特定の行為を実行させるため,その決意を生じさせ,またはすでに生じている決意を助長するような勢いのある刺激を与えること。あおり行為。
せんどう
せんどう【扇動】
instigation;agitation.〜的 inflammatory;→英和
seditious.〜する stir up;instigate;→英和
agitate.→英和
‖扇動者 an agitator.
せんどう
せんどう [0] 【山道】
〔「せん」は呉音〕
(1)内陸部の山間を通る道。さんどう。
(2)「東山道(トウサンドウ)」の略。「―へぞおもむきける/平家 4」
せんどう=多くして船(フネ)山に上る
――多くして船(フネ)山に上る
指図する人が多くて物事がまとまらず,とんでもない方向に進んでゆくことのたとえ。
せんどう=馬方(ウマカタ)のお乳(チ)の人
――馬方(ウマカタ)お乳(チ)の人
⇒馬方船頭お乳の人
せんどうあん
せんどうあん 【千道安】
(1546-1607) 安土桃山時代の茶人。初名紹安。利休の長男。利休らとともに秀吉に仕える。道安囲い・道安風炉(フロ)はその好みを伝える。
せんどうおん
せんどうおん [3] 【顫動音】
〔trill〕
⇒震(フル)え音(オン)
せんどうか
せんどうか 【旋頭歌】
⇒せどうか(旋頭歌)
せんどきじだい
せんどきじだい [5] 【先土器時代】
土器の製作がまだ行われていない時代。日本では縄文時代以前を先土器・無土器時代と呼んだが,多く旧石器時代と称する。西アジアでは新石器時代初頭を先土器新石器時代と呼ぶ。先縄文時代。
せんどけい
せんどけい [0] 【繊度計】
一定の長さの糸の重さからデニール数を読み取る装置。
せんどのはらい
せんどのはらい 【千度の祓】
大祓の祝詞(ノリト)を神前で千度唱え,身の汚れを清める修法。千度祓い。ちたびのはらえ。
せんどもうで
せんどもうで [4] 【千度詣で】
神社や寺に祈願成就のために千度,参詣すること。
せんない
せんない [1] 【船内】
船の中。船中。
⇔船外
せんない
せんな・い [3] 【詮無い】 (形)[文]ク せんな・し
しかたがない。かいがない。無益だ。「いくらいっても―・いことだ」「今となっては―・いことだ」
せんなり
せんなり [0] 【千成り・千生り】
たくさん実がなること。群がって実がなること。
せんなりがき
せんなりがき [4] 【千成り柿】
シナノガキの異名。
せんなりびょうたん
せんなりびょうたん [5] 【千成り瓢箪】
(1)ヒョウタンの一。小さい実がたくさんなるもの。千成り。
(2){(1)}を図案化した紋様。豊臣秀吉の馬印(ウマジルシ)として知られる。せんなりひさご。
せんなりほおずき
せんなりほおずき [5] 【千成酸漿】
ナス科の一年草。熱帯アメリカ原産。野生化して各地に見られる。高さ約30センチメートル。葉は広卵形。夏から秋にかけ,淡黄色の花を開く。果実は小球形で多数つき,熟しても赤くならず,袋状になった緑色の萼(ガク)に包まれる。
千成酸漿[図]
せんなん
せんなん 【泉南】
大阪府南西部,大阪湾に臨む市。近世からの木綿の産地で,厚司(アツシ)の生産など繊維業が盛ん。米作のほか,タマネギ栽培でも知られる。
せんなん
せんなん [0] 【船難】
航海中に起きた船舶の災難。海難。
せんに
せんに 【先に】 (連語)
以前に。前に。さきに。「―会ったことがある」
せんにく
せんにく [0][1] 【羶肉】
生ぐさい肉。また,羊の肉。
せんにく
せんにく [0] 【繊肉】
牛・豚などのヒレ肉。
せんにく
せんにく [0] 【鮮肉】
食用にする新鮮な生の肉。
せんにち
せんにち [4][1] 【千日】
(1)一千もの日数。多くの日数のたとえ。
(2)一千日の精進。ある祈願のために行う千日間の精進。「―果てて御嶽にまゐらせ給て言ひ遣はしける/山家(雑詞)」
〔副詞的用法の場合,アクセントは [0][1]〕
せんにちこう
せんにちこう [0] 【千日講】
千日の間,法華経を読誦(ドクジユ)・講説する法会。
せんにちこう
せんにちこう [4] 【千日紅】
ヒユ科の一年草。熱帯アメリカの原産。江戸時代に渡来し,花壇・切り花用に栽培される。高さ20〜50センチメートル。葉は長楕円形。六〜九月,枝先に紅色まれに白色の球状の頭花をつける。花期が長いのでこの名がある。千日草。[季]夏。
千日紅[図]
せんにちそう
せんにちそう [0] 【千日草】
センニチコウ(千日紅)の別名。
せんにちて
せんにちて [4][0] 【千日手】
将棋で,双方が同じ指し手を繰り返す状態。三度繰り返した場合,無勝負として指し直しとなるが,王手の連続である場合,攻め方が指し手を変更しなければならない。千遍手。
せんにちまいり
せんにちまいり [5] 【千日参り】
(1)千日間,祈願のために毎日神社・仏閣に参ること。千日詣で。
(2)江戸時代,特定の日(江戸浅草寺では陰暦七月一〇日)に参詣すると千日間に相当する功徳があるとされ,寺社に参詣したこと。千日詣で。
せんにちまえ
せんにちまえ センニチマヘ 【千日前】
大阪市中央区,道頓堀(ドウトンボリ)と難波(ナンバ)に挟まれた繁華街。劇場・映画館・飲食店が多数ある。法善寺(別名,千日寺)の前にあるのでいう。
せんにちまえせん
せんにちまえせん センニチマヘ― 【千日前線】
大阪市営の地下鉄道線。大阪市野田阪神・谷町九丁目・南巽間,12.6キロメートル。大阪市東西横断地下鉄の一つ。
せんにちもうで
せんにちもうで [5] 【千日詣で】
「千日参り」に同じ。
せんにゅう
せんにゅう【先入観[主]】
preconception;→英和
a prejudice.→英和
先入観となる[事が主語]preoccupy <one's mind> ;→英和
[人が主語]be prepossessed <with> .
せんにゅう
せんにゅう [0] 【穿入】 (名)スル
うがちはいること。「弾片が人間の体内へ―することとて/此一戦(広徳)」
せんにゅう
せんにゅう [0] 【仙入】
スズメ目ウグイス科センニュウ属の鳥の総称。全長12〜18センチメートル。背面は地味な褐色。やぶや草むらに潜み,めったに姿を見せない。アジア東部に分布。日本にはエゾセンニュウ・シマセンニュウ・マキノセンニュウなどが夏鳥として渡来し繁殖する。
せんにゅう
せんにゅう [0] 【選入】 (名)スル
選んで入れること。「通信員に―されたる者五名/明六雑誌 30」
せんにゅう
せんにゅう [0] 【潜入】 (名)スル
ひそかに入りこむこと。もぐりこむこと。「敵地に―する」
せんにゅう
せんにゅう【潜入する】
steal[sneak] <into> ;→英和
smuggle oneself <into> .
せんにゅう
せんにゅう [0] 【先入】
(1)前もって心に入っていること。思い込んでいること。
(2)その場所に先に入っていること。「交差点では―車優先」
せんにゅうかん
せんにゅうかん [3] 【先入観】
前もってつくられた固定的な観念。それが自由な思考を妨げるときにいう。思い込み。先入主。先入見。「―にとらわれる」
せんにゅうけん
せんにゅうけん [3] 【先入見】
「先入観」に同じ。
せんにゅうしゅ
せんにゅうしゅ [3] 【先入主】
「先入観」に同じ。
せんにゅうじ
せんにゅうじ センユウ― 【泉涌寺】
京都市東山区にある真言宗泉涌寺派の大本山。山号,東山・泉山。空海の開基という。1218年俊芿(シユンジヨウ)が再興し,天台・真言・禅・律の諸宗兼学の道場とする。境域に四条天皇以後,諸天皇の陵があり,皇室の菩提所として崇敬された。御寺(ミテラ)。
せんにゅうじは
せんにゅうじは センユウ― 【泉涌寺派】
古義真言宗系の一派。泉涌寺を本山とする。派祖は俊芿(シユンジヨウ)。
せんにゅうだこう
せんにゅうだこう [5] 【穿入蛇行】
河川が屈曲した深い谷をうがって流れる状態。大井川・熊野川・四万十川など西南日本太平洋側の山地を流れる河川に多く見られる。
せんにょ
せんにょ【仙女】
a fairy;→英和
a nymph.→英和
せんにょ
せんにょ [1] 【仙女】
女の仙人。やまひめ。せんじょ。
せんにん
せんにん [0] 【選任】 (名)スル
適した人を選んでその任務に就かせること。「理事を―する」
せんにん
せんにん【専任の】
full-time <teacher> .
せんにん
せんにん【仙人】
a hermit (隠者);→英和
an unworldly person.
せんにん
せんにん【選任する】
elect;→英和
appoint;→英和
nominate.→英和
せんにん
せんにん [0] 【専任】 (名)スル
もっぱらある一つの仕事だけを受け持つこと。また,その人。
⇔兼任
「―講師」
せんにん
せんにん【先任の】
senior.→英和
‖先任者 a senior member.先任順 <in> the order of seniority.
せんにん
せんにん [3] 【仙人】
(1)中国の神仙思想や道教の理想とする人間像。人間界を離れて山の中に住み,不老不死の術を修め,神通力を得た者。やまびと。
(2)世俗的な常識にとらわれない,無欲な人。
せんにん
せんにん [1] 【千人】
一千の人。多くの人。
〔副詞的用法の場合,アクセントは [1][0]〕
せんにん
せんにん [0] 【遷任】
律令官制で,異なる官職・任務,または任地にうつしかえること。
せんにん
せんにん [0] 【先任】
先にその任務・地位についていること。また,その人。前任。
⇔後任
「―将校」
せんにんぎり
せんにんぎり [0] 【千人斬り】
腕だめしや心願のために千人の人を斬り殺すこと。
せんにんけん
せんにんけん [3] 【先任権】
解雇・休職・昇進・配転などについて先に採用した者を優遇する制度。欧米で普及している。シニオリティ。
せんにんこく
せんにんこく [3] 【仙人穀】
ヒユ科の一年草。南アメリカ原産。ヒモゲイトウの仲間で穀物として栽培され,アジアでは主食用作物として重要。
せんにんしょう
せんにんしょう [3] 【仙人掌】
サボテンの漢名。
せんにんそう
せんにんそう [0] 【仙人草】
キンポウゲ科のつる性多年草。山野に自生。茎は長さ1.5メートル以上に達し,羽状複葉を対生。八,九月,葉腋(ヨウエキ)に白色花を多数つけ,羽毛のある痩果(ソウカ)を結ぶ。有毒。葉や根は鎮痛・利尿薬として利用する。
せんにんづか
せんにんづか [0] 【千人塚】
戦場・災害地・刑場などの跡に,多くの死者を供養するために建てた塚。万人塚。
せんにんばり
せんにんばり [5] 【千人針】
一枚の布に千人の女性が赤糸で一針ずつ刺して縫い玉をつくり,武運と無事を祈って出征兵士に贈ったもの。日清・日露戦争の頃に始まったという。千人結び。
せんにんりき
せんにんりき [0] 【千人力】
千人分の力に相当する力。また,千人の人の援助が得られたほどに力強いこと。「あなたがいれば―だ」
せんぬき
せんぬき【栓抜き】
a corkscrew (コルクの);→英和
a bottle opener.
せんぬき
せんぬき [3][4] 【栓抜き】
瓶の栓を抜くための器具。
せんねつ
せんねつ【潜熱】
《理》latent heat.
せんねつ
せんねつ [1] 【潜熱】
(1)物質の状態変化のとき,温度の変化を伴わないで吸収または放出される熱量。一モルあるいは単位質量あたりの値で表す。例えば,融解熱・蒸発熱など。
⇔顕熱
(2)内部にひそんでいる熱。
せんねつリケッチアしょう
せんねつリケッチアしょう [9] 【腺熱―症】
古くから九州各地で知られる,全身のリンパ節の腫(ハ)れ,発熱,血液中の単核球の増加を主症状とする感染症。分離された病原体はリケッチア-センネツと名付けられた。ヒトからヒトへは感染しない。
せんねん
せんねん [1] 【千年】
一年の千倍。長い年月をもいう。
せんねん
せんねん【先年】
some years ago;formerly.→英和
せんねん
せんねん【専念する】
devote oneself <to> ;be absorbed <in> .
せんねん
せんねん [0] 【専念】 (名)スル
(1)ある事に心を集中すること。もっぱらその事に励むこと。専心。「家業に―する」「たゆまずに研究を―に遣つてゐるから偉い/三四郎(漱石)」
(2)専修(センジユ)念仏のこと。
せんねん
せんねん [0] 【先年】
何年か前のある年。過ぎ去ったある年。「―の大火で焼失した」「―帰郷の際」
せんねんあめ
せんねんあめ [3] 【千年飴】
江戸時代,紅白二本の棒状の飴を,鶴亀・松竹梅の模様のある袋に入れて神社の門前で宮参りの祝いに売った千歳飴に似たもの。
せんねんおうこく
せんねんおうこく [5] 【千年王国】
キリストが再臨して一千年間支配するという王国。
せんねんおうこくせつ
せんねんおうこくせつ [8] 【千年王国説】
神によって悪魔サタンが捕らえられている一千年間に,再臨したキリストがまずよみがえった義人とともに地上に平和王国を創設し,それを支配する,その間一般の罪人も復活するが,その千年の至福の期間の終わりに最後の審判が行われるとする教説。千福年説。至福千年説。
→終末論
せんねんき
せんねんき [3] 【千年紀】
1000年を単位として西暦を数える方法。前二千年紀は紀元前2000年から前1001年。考古学などで用いられる。
せんねんだい
せんねんだい [3] 【千年鯛】
スズキ目の海魚。全長80センチメートル内外。フエダイの仲間。体形は楕円形で側扁し,体高が高く,吻(フン)が突きだす。体は赤桃色で,体側に三本の濃赤色の横帯がある。食用魚として重要。南日本以南の暖海に広く分布。サンバナー。
せんねんぼく
せんねんぼく [3] 【千年木】
リュウゼツラン科の常緑低木。観葉植物として栽培されるドラセナ類の一種。幹の頂き付近に紫紅色で紅色の覆輪のある剣状の葉を多数互生。
せんのう
せんのう [3] 【先王】
「せんおう(先王)」の連声。
せんのう
せんのう [3] 【仙翁】
ナデシコ科の多年草。中国原産。古くから観賞用に栽培。全体に細毛を密生。高さ50センチメートル内外。葉は広披針形。夏,上方の枝に長い萼筒(ガクトウ)のある深紅色まれに白色の五弁花をつける。
仙翁[図]
せんのう
せんのう [0] 【洗脳】 (名)スル
(1)第二次大戦後の一時期,共産主義者でない者に共産主義教育を施して思想改造をはかったこと。
(2)転じて,ある人の主義・主張また,考え方を根本的に変えさせること。
せんのう
せんのう【洗脳】
brainwashing.→英和
せんのう
せんのう [0] 【先納】 (名)スル
「前納(ゼンノウ)」に同じ。「年貢を―する」
せんのき
せんのき [1] 【栓木】
ハリギリの別名。
せんのりきゅう
せんのりきゅう 【千利休】
(1522-1591) 安土桃山時代の茶人。千家流茶道の開祖。和泉国堺の人。法名は宗易。村田珠光相伝の侘茶(ワビチヤ)を武野紹鴎(ジヨウオウ)に学ぶ。茶器および諸道具に工夫をこらし,簡素・清浄な茶道を大成。織田信長・豊臣秀吉に仕えて御茶頭(オサドウ)となり,天下一の宗匠と評される。政治にも参画するに至ったが,秀吉の怒りを買い自刃を命じられた。
せんはっぴゃくよんじゅうはちねんのかくめい
せんはっぴゃくよんじゅうはちねんのかくめい センハツピヤクヨンジフハチネン― 【一八四八年の革命】
1848年前後にヨーロッパ各地で起きた諸革命および労働・民族運動の総称。具体的にはフランスの二月革命,ドイツの三月革命,イギリスのチャーチスト運動などをさす。
せんはつめいしゅぎ
せんはつめいしゅぎ [7] 【先発明主義】
特許手続きなどで,最初に発明した者に特許が与えられるという考え方,およびその制度。
→先願主義
せんば
せんば [1] 【騸馬】
去勢した馬。
せんば
せんば [1] 【千把・千歯】
稲や麦の穂をこくための農具。鉄片を櫛の歯のように並べ,それへ稲穂をひっかけて,籾(モミ)をしごき落とす。元禄年間(1688-1704)に考案された。後家倒し。千把稲扱(イナコ)き。千把扱き。
千把[図]
せんば
せんば 【船場】
大阪市中央区にある商業・金融・オフィス街。問屋街としても有名。豊臣秀吉が城下町経営のため開削した東横堀川・西横堀川(埋め立て),および長堀川(埋め立て)・土佐堀川に四方を囲まれた地域をさす。江戸時代以来,船場商人が活躍。
せんばい
せんばい [0] 【専売】 (名)スル
〔monopoly〕
(1)特定の者だけが独占販売すること。一手販売。「一手に輸入して―する」
(2)国が一定の目的で,特定の物品の販売を独占する制度。現行では塩とアルコールの二種があり,タバコの専売は1985年(昭和60)廃止された。
せんばい
せんばい [0] 【千倍】
(1)ある数に一〇〇〇を掛けること。また,その結果の数量。
(2)〔近世語〕
この上もなくうれしいこと。大満足。「艱難辛抱した女房は捨てられぬと言ひなさつたがわたしには―/滑稽本・膝栗毛(発端)」
せんばい
せんばい【専売】
<government,state> monopoly;→英和
monopolization.〜する monopolize;→英和
make a monopoly <of> .‖専売特許 <obtain,apply for> a patent.専売品 monopoly goods.
せんばいこうしゃ
せんばいこうしゃ [5] 【専売公社】
日本専売公社の略称。日本たばこ産業株式会社の前身。
せんばいとっきょ
せんばいとっきょ [5] 【専売特許】
(1)特許の旧称。
(2)ある人が特に得意としたり癖となっているやり方。おはこ。「その芸は彼の―だ」
せんばこき
せんばこき [3] 【千把扱き】
「せんば(千把)」に同じ。
せんばつ
せんばつ [0] 【剪伐】 (名)スル
枝などを切りとること。
せんばつ
せんばつ [0] 【選伐】 (名)スル
立ち木などを選んで切ること。「生育の悪い木を―する」
せんばつ
せんばつ [0] 【選抜】 (名)スル
多くの中からよいもの,すぐれたものを選び出すこと。「代表を―する」「―試験」
せんばつ
せんばつ【選抜】
selection;→英和
choice.→英和
〜する select;→英和
pick out;choose.→英和
〜された selected;picked.→英和
‖選抜高校野球大会 an invitational high-school baseball tournament.選抜試験 a selective[competitive]examination.
せんばつこうとうがっこうやきゅうたいかい
せんばつこうとうがっこうやきゅうたいかい 【選抜高等学校野球大会】
二大高校野球大会の一つ。前年秋の地区予選大会の成績をもとに地区代表チームが選抜され,毎年春,甲子園球場に集まって日本一を目指す。第一回大会は1924年(大正13)。
せんばづる
せんばづる [4][3] 【千羽鶴】
折り鶴を糸でたくさんつないだもの。祈願や,病気回復のために作り,また,その意をこめて贈り物ともする。
せんばに
せんばに [0] 【船場煮】
塩鮭(シオザケ)・塩鯖(シオサバ)などを大切りの大根・人参(ニンジン)などと煮たもの。
せんばら
せんばら 【先腹】
先妻の生んだ子。さきばら。せんぷく。「むすめ三人有り,ひとりは―にて二十一なり/曾我 2」
せんばん
せんばん 【千万】
■一■ [1] (名)
いろいろ。さまざま。はなはだ。まったく。多く副詞的に用いる。「―手を尽くす」「―かたじけない」
■二■ (接尾)
多く,形容動詞の語幹に付いて,その程度がこの上もない,はなはだしいなどの意を添える。「卑怯―」「無礼―」「笑止―」
せんばん
せんばん [1] 【千番】
千回。千度。ちたび。
せんばん
せんばん【旋盤】
<work on> a lathe.→英和
‖旋盤工 a latheman.旋盤工場 a turnery.
せんばん
せんばん【千万】
exceedingly;→英和
indeed.→英和
遺憾〜である It is a thousand pities <that…> .
せんばん
せんばん [0][1] 【先晩】
せんだっての夜。先日の晩。先夜。
せんばん
せんばん [0] 【線番】
針金・電線などの太さを示す番号。線番号。
せんばん
せんばん [0] 【旋盤】
工作機械の一。工作物を回転させ,往復台上に固定した刃を前後左右に動かしてこれに当てて切削するもの。ねじ切り・穴あけなどにも用いる。ダライ盤。ばんこ。レース。「―工」
せんばん
せんばん [0] 【先番】
(1)先にする番にあたること。また,その番。
(2)囲碁で,先に打ち始める番。
せんばん=に一番の兼合(カネアイ)
――に一番の兼合(カネアイ)
千度試みても一度成功するかどうかわからないほど難しいこと。
せんぱい
せんぱい【先輩】
a senior;→英和
an elder.→英和
2年先輩 be one's senior by two years.
せんぱい
せんぱい [0] 【戦敗】
戦いに負けること。敗戦。
せんぱい
せんぱい [0] 【先輩】
(1)同じ学校や職場に先にはいった人。
(2)先に生まれた人。また,学問や技芸の道で先に進む者。
⇔後輩
せんぱいこく
せんぱいこく【戦敗国】
a defeated country.
せんぱく
せんぱく【浅薄】
shallowness.〜な shallow;→英和
frivolous;→英和
superficial.→英和
せんぱく
せんぱく [1] 【阡陌】
(1)南北に通ずる道と東西に通ずる道。
(2)道路の交差している所。[日葡]
せんぱく
せんぱく [0] 【銭帛】
金銭と布帛(フハク)。お金と布切れ。
せんぱく
せんぱく [1] 【船舶】
ふね。人や財貨をのせて水上を航行する乗り物。商法上では,商行為をなす目的で航海の用に供せられる船で,櫓櫂(ロカイ)船以外のもの。
せんぱく
せんぱく [0] 【浅薄】 (名・形動)[文]ナリ
知識や考えなどが浅く薄っぺらな・こと(さま)。あさはか。「―な知識をふりまわす」
[派生] ――さ(名)
せんぱく
せんぱく【船舶】
a ship;→英和
a vessel;→英和
shipping (集合).→英和
船舶会社(業) a shipping company (industry).
せんぱくあんぜんほう
せんぱくあんぜんほう 【船舶安全法】
船舶が安全に航海でき,かつ人命・財貨の安全を保持するために,一定施設の設置やその検査,行政的監督などについて定めた法律。1933年(昭和8)制定。
せんぱくかんりにん
せんぱくかんりにん [0] 【船舶管理人】
船舶共有者の代理人として,法定事項を除き船舶の利用に関する一切の裁判上または裁判外の行為をなす権限を有する者。
せんぱくきょうゆうしゃ
せんぱくきょうゆうしゃ [7] 【船舶共有者】
船舶を共有し,それを商行為を行う目的で航海に供する者。
せんぱくけんりょく
せんぱくけんりょく [5] 【船舶権力】
船舶の安全航行のため,船員法により船長に与えられた公法上の権限。海員を指揮監督し,船内の者に対して必要な命令を下すことができる。
せんぱくげんぼ
せんぱくげんぼ [5] 【船舶原簿】
船舶登録のために,船籍港を管轄する管海官庁に備え付けてある公式帳簿。船舶の種類・船名・船籍港・構造などが記載されている。
せんぱくこうがく
せんぱくこうがく [5] 【船舶工学】
⇒造船学(ゾウセンガク)
せんぱくしょくいん
せんぱくしょくいん [6] 【船舶職員】
海技従事者免許を取得し,船長・航海士・機関長・機関士・通信長・通信士または運航士の職務を行う者。
せんぱくしんごう
せんぱくしんごう [5] 【船舶信号】
船舶どうし,または船舶と陸上との間に用いる信号。無線電信のほか,発光・音響・手旗・旗旒(キリユウ)などによる信号がある。
せんぱくでんわ
せんぱくでんわ [5] 【船舶電話】
超短波無線を使って船舶と陸上との間に通話を行う電話。
せんぱくとうき
せんぱくとうき [5] 【船舶登記】
船舶に関する事柄についての登記。船舶の所有権・抵当権・賃貸権などの公示を目的に,船籍港を管轄する法務局で行う。
せんぱくとうろく
せんぱくとうろく [5] 【船舶登録】
船舶登記のあと,船籍港を管轄する管海官庁の船舶原簿に船舶に関する一定事項を記載すること。
せんぱくほう
せんぱくほう [0][4] 【船舶法】
船舶の要件・特権・登録,船舶国籍証書などについて定めた法律。1899年(明治32)制定。
せんぱくほけん
せんぱくほけん [5] 【船舶保険】
海上保険の一。船舶それ自体にかける保険。航海中の事故によって受けた船体および付属物の損害を填補することを目的とする。
せんぱくよくりゅう
せんぱくよくりゅう [5] 【船舶抑留】
⇒エンバーゴー(1)
せんぱくりょうりし
せんぱくりょうりし [7] 【船舶料理士】
運輸大臣の免状を受け,船員に提供する食料の調理業務を管理する者。
せんぱつ
せんぱつ [0] 【先発】 (名)スル
(1)先に出発すること。
⇔後発
「―してルートを開く」「―隊」
(2)団体で行うスポーツで,試合の最初から出ること。また,その選手。「―メンバー」
せんぱつ
せんぱつ【洗髪】
shampoo.→英和
〜する wash the hair.→英和
‖洗髪剤 shampoo.
せんぱつ
せんぱつ【先発】
an advance party;a forerunner.→英和
〜する go in advance.‖先発投手《野》a starting pitcher.
せんぱつ
せんぱつ [0] 【染髪】 (名)スル
薬剤を使って髪の毛を染めること。染毛(センモウ)。「赤く―する」「―剤」
せんぱつ
せんぱつ [0] 【洗髪】 (名)スル
髪を洗うこと。「シャンプーで―する」
せんぱつじしん
せんぱつじしん [5] 【浅発地震】
震源の深さが浅い地震。普通は,80〜100キロメートルより浅い地震をいう。20〜30キロメートルより浅いものを,特に,極浅発地震ということがある。
→深発地震
せんぱばんぱ
せんぱばんぱ [1][1] 【千波万波】
次から次へと絶え間なく押し寄せてくる波。
せんぱん
せんぱん【戦犯】
<be accused of> a war crime;a war criminal(人).
せんぱん
せんぱん [0] 【戦犯】
「戦争犯罪人」の略。
せんぱん
せんぱん 【千般】
〔「せんばん」とも〕
種々。さまざま。いろいろ。「一首の歌に―の恨を述べて/太平記 12」
せんぱん
せんぱん【先般】
the other day;some time ago.
せんぱん
せんぱん [1] 【先般】
さきごろ。このあいだ。せんだって。副詞的にも用いる。
⇔今般
「―行われた大会」「―の会議」
せんひめ
せんひめ 【千姫】
(1597-1666) 徳川二代将軍秀忠の長女。七歳で豊臣秀頼に嫁し,大坂城落城後,本多忠刻(タダトキ)と再婚。忠刻の死後,剃髪(テイハツ)して天樹院と称し,江戸竹橋に住んだ。大坂城落城の際,姫を救出した坂崎出羽守の話や吉田御殿における乱行の俗説が戯曲化されている。
せんひゃく
せんひゃく [1] 【千百】
非常に数の多いこと。幾百幾千。「唯―の術を用るの際に/文明論之概略(諭吉)」
せんび
せんび【船尾】
<in> the stern.→英和
〜に astern.→英和
せんび
せんび [1] 【船尾】
船の後ろの部分。船の後端。とも。
⇔船首
せんび
せんび [1] 【繊美】 (形動)[文]ナリ
繊細で美しいさま。繊麗。
せんび
せんび [1] 【戦備】
戦争に対する備え。軍備。
せんび
せんび【戦備】
<make> preparations for war.
せんびき
せんびき [0] 【線引き】 (名)スル
(1)線を引くこと。線を引いて区分けすること。
(2)都市計画法で,都市計画区域を市街化区域と市街化調整区域とに分けることを俗にいう語。
せんびき
せんびき【線引小切手】
a crossed check.
せんびきこぎって
せんびきこぎって [6] 【線引小切手】
振出人または所持人が表面に二条の平行線を引いた小切手。受領資格を制限し,不正な所持人への支払いを防止することを目的とする。横線(オウセン)小切手。筋引小切手。
せんびきざる
せんびきざる [5] 【千疋猿】
くくり猿をたくさん糸に結びつけたもの。女児の災難よけや芸能の上達を祈願して,神仏に奉納する。
せんびとう
せんびとう [0] 【船尾灯】
航海中,船尾に掲げることを義務づけられている白色の灯火。
せんびょう
せんびょう [0] 【線描】
物の形を線だけで描くこと。せんがき。
せんびょう
せんびょう [0] 【疝病】
「疝気(センキ)」に同じ。
せんびょうが
せんびょうが [0] 【線描画】
「線画(センガ)」に同じ。
せんびょうし
せんびょうし [3] 【戦病死】 (名)スル
従軍中に病気で死ぬこと。「南方戦線で―した」
せんびょうし
せんびょうし【戦病死する】
die from a disease contracted at the front.→英和
せんびょうしつ
せんびょうしつ センビヤウ― [3] 【腺病質】
体格が悪く,貧血や湿疹などを起こしやすい病弱な小児の状態。また,一般に体質虚弱で神経質なさまにいう。
せんびょうしつ
せんびょうしつ【腺病質の】
lymphatic <constitution> .
せんびん
せんびん [0] 【先便】
この前の便り。前便。
⇔後便
せんびん
せんびん【先便(で)】
(by) a previous post.
せんびん
せんびん 【蝉鬢】
蝉(セミ)の羽のように,透き通って美しく見える鬢。美人の髪。また,美人。蝉髪。「―肩にふり乱れて/読本・弓張月(続)」
せんびん
せんびん [0] 【船便】
⇒ふなびん(船便)
せんびん
せんびん [0] 【洗瓶】
化学実験で,試料やガラス器具などを洗うための蒸留水などの洗液を入れる瓶。洗液の吹き出し口がついている。洗浄瓶。
せんぴ
せんぴ [1] 【戦費】
戦争に要する費用。
せんぴ
せんぴ【戦費】
war expenditure.
せんぴ
せんぴ 【先非】
「前非(ゼンピ)」に同じ。「―ヲアラタムル/日葡」
せんぴ
せんぴ [1] 【先妣】
死んだ母。
⇔先考
せんぴ
せんぴ 【鮮卑】
古代北アジアの遊牧民族の一。モンゴル系ともトルコ系ともいわれる。初め匈奴(キヨウド)に服属。二世紀,全モンゴルを統一したが,のち各部族に分裂。五胡十六国時代には慕容(ボヨウ)氏(燕)・乞伏(キツブク)氏(秦)・禿髪(トクハツ)氏(涼)が華北に建国。拓跋(タクバツ)氏は北魏を建て華北を統一した。
せんぴ
せんぴ [1] 【賤婢】
身分のいやしいはしため。
せんぴつ
せんぴつ [0] 【仙蹕】
〔「蹕」はさきばらいの意〕
行幸の行列。また,天子の車駕(シヤガ)。
せんぴつ
せんぴつ [0] 【染筆】 (名)スル
筆で書画を書くこと。揮毫(キゴウ)。潤筆。「―料」
せんぴょう
せんぴょう 【先表】
前兆。前ぶれ。前表。「平家の世の末になりぬる―やらん/平家 4」
せんぴょう
せんぴょう [0] 【戦評】
(スポーツ・囲碁・将棋などの)試合の批評。
せんぴょう
せんぴょう [0] 【選評】
多くの作品の中からよいものを選んで批評すること。また,その批評。
せんぶ
せんぶ【宣撫(工作)】
pacification (work).
せんぶ
せんぶ [1] 【先負】
六曜の一。急用・争い事・公事などを避け,静かに待つのがよいとされる日。午前は凶,午後は吉。先負日。せんまけ。さきまけ。
せんぶ
せんぶ [1] 【宣撫】 (名)スル
占領地などで,占領軍の方針をよく知らせて人心を安定させること。「―工作」
せんぶえ
せんぶえ [3] 【千部会】
祈願や追善のために同じ経典を一千回読む法会。千人の僧が一部ずつ読む場合や,一人の僧が千部読む場合などがある。千部経。千部読経。
せんぶしゅう
せんぶしゅう 【瞻部洲】
⇒閻浮提(エンブダイ)
せんぶつ
せんぶつ [0] 【千仏】
過去・現在・未来の三劫にそれぞれ一千体の仏が出現するという信仰。特に現在劫の一千体の仏をいい,釈迦はそのうちの第四仏。
せんぶつ
せんぶつ [0] 【遷仏】
仏堂の修繕や新築のために仮堂に移してあった仏像を,本堂に移すこと。
せんぶつ
せんぶつ [1] 【甎仏・塼仏】
素焼きの甎(カワラ)に仏像を浮き彫りに表したもの。日本では奈良時代の作品で,奈良県の橘寺・岡寺のものが有名。
せんぶつくよう
せんぶつくよう [5] 【千仏供養】
千仏に供養する法会(ホウエ)。
せんぶつどう
せんぶつどう [0] 【千仏洞】
岩壁を掘りぬいて造った石窟寺院群。中国甘粛省敦煌(トンコウ)の千仏洞が有名。
せんぶり
せんぶり [0] 【千振】
(1)リンドウ科の越年草。乾いた丘陵地に生える。茎は高さ約25センチメートルで紫色を帯び,広線形の葉を対生。秋,枝頂に紫の線条のある白い花をつける。この時期に引き抜く。全体に苦みが強く,乾燥したものを当薬(トウヤク)といい,煎じて健胃薬とする。和名は千回振り出してもまだ苦いという意。医者倒し。
〔「千振引く」は [季]秋〕
(2)脈翅目の昆虫。ヘビトンボに似るが小形で,体長は約15ミリメートル。体は黒く,はねは暗色で半透明。初夏水辺に現れる。ヤマトセンブリ。
千振(1)[図]
せんぶん
せんぶん [0] 【撰文】 (名)スル
文章を作ること。また,その文章。「墓誌が何人(ナニビト)の―に係るかを/渋江抽斎(鴎外)」
せんぶん
せんぶん [0][1] 【線分】
〔数〕 両端が限られている直線の一部分。有限直線。
せんぶん
せんぶん [0] 【浅聞】
浅い見聞。見聞が狭いこと。
せんぶん
せんぶん【線分AB】
the given straight line AB.
せんぶん
せんぶん [0] 【銭文】
銭の表面に刻まれた文字。せんもん。
せんぶんりつ
せんぶんりつ [3] 【千分率】
全体の数量の一〇〇〇分の一を単位として表した比率。パーミル。千分比。
せんぷ
せんぷ [1] 【浅膚】 (名・形動)[文]ナリ
あさはかで深みのない・こと(さま)。浅薄。「人をして―なる知見を得せしめ/西国立志編(正直)」
せんぷ
せんぷ【先夫】
one's former husband;an ex-husband.
せんぷ
せんぷ [1] 【泉布】
〔「泉」は銭(ゼニ),「布」はあまねく行きわたる意〕
銭。貨幣。
せんぷ
せんぷ [1] 【船夫】
ふなのり。せんどう。ふなこ。
せんぷ
せんぷ [1] 【宣布】 (名)スル
(1)公的なことを広く一般に知らせること。「五か条の誓文を―する」
(2)あまねく行き渡らせること。「大教―」
せんぷ
せんぷ [1] 【賤婦】
いやしい女。しずのめ。賤女。
せんぷ
せんぷ [1] 【賤夫】
いやしい男。下賤な男。「僕今一―たり/花柳春話(純一郎)」
せんぷ
せんぷ [1] 【先夫】
前の夫。前夫。
せんぷ
せんぷ [1] 【先婦】
前の妻。前婦。
せんぷ
せんぷ [1] 【先父】
死んだ父。亡き父。亡父。
せんぷう
せんぷう【旋風】
a whirlwind;→英和
a cyclone.→英和
〜を巻き起こす cause a sensation.→英和
せんぷう
せんぷう [0][3] 【旋風】
(1)激しく渦巻状に吹く風。竜巻よりも規模が小さい。通常,直径50メートル以内,寿命は数分程度。つむじかぜ。つじかぜ。
(2)突発的に生じて社会を揺り動かす事件。「―を巻き起こす」
せんぷう
せんぷう [0] 【仙風】
仙人のような気質・風采(フウサイ)。
せんぷうき
せんぷうき [3] 【扇風機】
小型のモーターで数枚の羽根を回して風を起こし,涼をとる電気器具。[季]夏。《―大きな翼をやすめたり/山口誓子》
せんぷうき
せんぷうき【扇風機】
<turn on,turn off> a fan[an electric fan].→英和
せんぷうよう
せんぷうよう [3] 【旋風葉】
和本の製本方式の一。折り本を表紙でくるんだもの。最初のページを前表紙の内側に,最後のページを裏表紙の内側に貼りつけて固定してある以外は折り本と変わらず,背から遊離している。
旋風葉[図]
せんぷく
せんぷく【船腹(量)】
tonnage;→英和
<secure> ship space;shipping <shortage> .→英和
せんぷく
せんぷく 【先腹】
「せんばら(先腹)」に同じ。「―の兄二人を世にあらせて見んとも思はざりければ/太平記 37」
せんぷく
せんぷく [0] 【潜伏】 (名)スル
(1)犯罪をおかした者などが官憲に見つからないように隠れひそむこと。「地下に―する」
(2)病原菌に感染しているが,症状が現れていないこと。「―期間」
せんぷく
せんぷく [0] 【船腹】
(1)船の胴。腹のように膨らんだ所。
(2)船の荷物を積み込む場所。また,積載量。
(3)輸送力としての船を表す語。船腹量。「―数が不足している」
せんぷく
せんぷく [0] 【船幅】
船のはば。最も広い部分で測る。
せんぷく
せんぷく【潜伏】
concealment;→英和
latency.〜する lie hidden;hide oneself;be dormant[latent](病気が).‖潜伏期 the incubation[latent]period.
せんぷくき
せんぷくき [4] 【潜伏期】
(1)病原体が侵入してから病状が現れてくるまでの期間。疾病により,その期間はほぼ一定している。
(2)刺激が与えられてから反応が起こるまでの時間。潜伏時。潜時。
せんぷくげ
せんぷくげ [4][3] 【旋覆花】
生薬の一。オグルマの頭花で,健胃・去痰薬(キヨタンヤク)などに用いる。
せんぷくねんせつ
せんぷくねんせつ [5] 【千福年説】
⇒千年王国説(センネンオウコクセツ)
せんぷくりん
せんぷくりん 【千輻輪】
「千輻輪相」の略。
せんぷくりんそう
せんぷくりんそう [5] 【千輻輪相】
仏の三十二相の一。仏の足の裏の,千の輻(ヤ)が車輪状になっている文様。
せんぷくわたし
せんぷくわたし [5] 【船腹渡し】
⇒エフ-オー-ビー( FOB )
せんぷろん
せんぷろん 【潜夫論】
〔名を表すことを好まず,世俗を超脱した者の論の意〕
中国,後漢の王符著。一〇巻。立身出世主義・金権主義・門閥主義という当時の風潮を厳しく批判し,正道に戻すための現実的施策をも論じた書。
せんべい
せんべい [1] 【煎餅】
干菓子の一。小麦粉に砂糖・鶏卵などを加え,型や鉄板に流して焼いたもの。関東では,水でといた米の粉を蒸して搗(ツ)き,薄く伸ばして型で抜いたものを焼いて醤油などを塗ったものが多い。
せんべい
せんべい【煎餅】
a rice cracker.
せんべいぶとん
せんべいぶとん [5] 【煎餅布団】
薄くて粗末な布団。
せんべつ
せんべつ【選別】
selection.→英和
〜する select;→英和
sort.→英和
せんべつ
せんべつ [0] 【選別】 (名)スル
より分けること。「トマトを―して出荷する」
せんべつ
せんべつ [0] 【餞別】
(1)転任する人や遠くへ旅立つ人などに,別れのしるしに金品を贈ること。また,その金品。
(2)送別。「―のなごりををしませ給ひて/著聞 4」
せんべつ
せんべつ【餞別】
<give> a parting[farewell]present[gift].
せんべつ
せんべつ [0] 【賤蔑】 (名)スル
いやしめさげすむこと。「異時異処の見識を以て―すべからざる事/日本開化小史(卯吉)」
せんべん
せんべん【先鞭(をつける)】
(take) the initiative.→英和
せんべん
せんべん [0] 【先鞭】
〔晋書(劉琨伝)「常恐�祖生先�吾著�鞭」より。好敵手,祖逖(ソテキ)が,自分より先に馬に鞭打って功名をあげはせぬかと劉琨が気づかったことから〕
人より先に物事に手をつけること。「―をつける」
せんぺい
せんぺい [1] 【尖兵・先兵】
(1)軍隊の移動の際,敵軍に近い所で警戒・探索などにあたる兵隊。
(2)他に先がけて,また,先頭に立って物事をする人。「貿易立国の―となる」
せんぺい
せんぺい【先兵】
《軍》the advance guard.
せんぺん
せんぺん [0] 【千変】
いろいろに変わること。
せんぺんいちりつ
せんぺんいちりつ【千編一律の】
monotonous;→英和
stereotyped.→英和
せんぺんいちりつ
せんぺんいちりつ [0] 【千編一律・千篇一律】 (名・形動)[文]ナリ
多くの詩がみな同じ調子で作られていること。転じて,どれをとっても皆同じようで面白みのないこと。また,そのさま。「―の文章」「其趣向は―なるはいふまでもなし/筆まかせ(子規)」
せんぺんばんか
せんぺんばんか【千変万化の】
kaleidoscopic;ever-changing;innumerable.→英和
〜する change endlessly.
せんぺんばんか
せんぺんばんか [5] 【千変万化】 (名)スル
さまざまに変化すること。
せんぼ
せんぼ
「せんぼう」に同じ。「仮令楊雄が―をそらんじ,半二が隠語(サンシヨ)を鵜呑にするとも/滑稽本・浮世風呂 3」
せんぼ
せんぼ [1] 【羨慕】 (名)スル
うらやみ,したうこと。羨望。「英国にて共和政治を―するの徒も/天賦人権論(辰猪)」
せんぼう
せんぼう [0] 【船房】
船内の部屋。船室。
せんぼう
せんぼう [0] 【訕謗】 (名)スル
そしること。誹謗(ヒボウ)。
せんぼう
せんぼう [0] 【先坊】
前の皇太子。前坊。「―を恋かなしびたてまつり給/大鏡(時平)」
せんぼう
せんぼう [0] 【羨望】 (名)スル
うらやましく思うこと。「友人の身の上を―する」「―の的」
せんぼう
せんぼう【羨望】
envy.→英和
〜する envy;feel envy;be envious <of> .〜の的となる become the envy <of> .
せんぼう
せんぼう [0] 【譫妄】
⇒せんもう(譫妄)
せんぼう
せんぼう [0] 【蘚帽】
コケ植物のうち蘚類の胞子嚢である蒴(サク)を保護する帽子状の組織。
せんぼう
せんぼう [0] 【懺法】
〔仏〕
(1)経を誦し罪過を懺悔(ザンゲ)する儀式作法。日本では法華・観音・阿弥陀・吉祥などの懺法がよく行われた。悔過(ケカ)。
(2){(1)}のときに誦する経文。
(3)懺悔の方法を書いた作法書。
せんぼう
せんぼう
江戸時代,操り人形・浄瑠璃の世界で,隠語のこと。通言。せんぼ。「『せんぼとか―とかいふものだね』『さんしよとも云やす』/滑稽本・浮世床 2」
せんぼう
せんぼう [0] 【瞻望】 (名)スル
見渡すこと。あおぎ望むこと。「頭を回して遥に―すれば/佳人之奇遇(散士)」
せんぼうきょう
せんぼうきょう【潜望鏡】
a periscope.→英和
せんぼうきょう
せんぼうきょう センバウキヤウ [0] 【潜望鏡】
潜航中の潜水艦が,海上の様子を見るために用いる,プリズムとレンズを組み合わせた反射式望遠鏡。ペリスコープ。
せんぼうこう
せんぼうこう [0] 【懺法講】
懺法のために催される講会(コウエ)。多くは法華懺法を行う。
せんぼうちょう
せんぼうちょう [3] 【線膨張】
物体の長さが温度変化によって増減する現象。
せんぼうちょうりつ
せんぼうちょうりつ [5] 【線膨張率】
固体の熱膨張による長さの増加の割合を温度差で割った値。
せんぼく
せんぼく [0] 【選木】 (名)スル
林木・木材の中から目的とするものを選ぶこと。
せんぼく
せんぼく [0] 【占卜】
うらなうこと。うらない。
せんぼつ
せんぼつ【戦没する】
be killed in war.戦没将兵 the war dead.
せんぼつ
せんぼつ [0] 【戦没・戦歿】 (名)スル
戦争で死ぬこと。「―者」「―した人の御霊をまつる」
せんぼつ
せんぼつ [0] 【潜没・潜歿】 (名)スル
水中にもぐり込むこと。
せんぼん
せんぼん [1] 【千本】
一本の千倍。また,本数が非常に多いことをいう。
〔副詞的用法の場合,アクセントは [1][0]〕
せんぼんごうし
せんぼんごうし [5] 【千本格子】
縦の目の細かい格子。店先などに用いる。
せんぼんしめじ
せんぼんしめじ [5] 【千本湿地】
シメジの別名。たくさん群がって生えるのでいう。
せんぼんしゃかどう
せんぼんしゃかどう 【千本釈迦堂】
京都にある「大報恩寺」の通称。
せんぼんづき
せんぼんづき [0] 【千本搗き】
堤防などを固めるために,棒で何度もつくこと。
せんぼんねんぶつ
せんぼんねんぶつ [5] 【千本念仏】
(1)京都市上京区の引接(インジヨウ)寺(千本閻魔(エンマ)堂)で,五月に数日または約二〇日間行われる念仏法会(ホウエ)。閻魔堂大念仏。
(2)京都市上京区の大報恩寺(千本釈迦堂)で行われる法会。昔は二月に一週間行われたが,現在は三月中旬に修される。遺教経を講じ,大念仏を修する。大報恩寺遺教経会。千本釈迦念仏。
せんぼんまつばら
せんぼんまつばら [6] 【千本松原】
多数の松が群がり生えている原。特に,静岡県沼津の海岸の松原が有名。
せんぼんやり
せんぼんやり [3] 【千本槍】
キク科の多年草。各地の山野に生える。葉は根生し,狭卵楕円形。春型と秋型があり,春に出る花茎は高さ約10センチメートルで,白色の花を頂生。秋型は葉が大きく,花茎は約30センチメートルで閉鎖花をつける。ムラサキタンポポ。
せんぼんわけぎ
せんぼんわけぎ [6][5] 【千本分葱】
アサツキの別名。
せんぽう
せんぽう【戦法】
tactics;→英和
strategy.→英和
せんぽう
せんぽう【先鋒】
<lead> the van;→英和
the advance guard.
せんぽう
せんぽう [0] 【戦袍】
(1)鎧(ヨロイ)の上に着る衣服。陣羽織の類。
(2)戦闘の際に着る衣服。戎衣(ジユウイ)。
せんぽう
せんぽう [0] 【戦法】
戦闘・競技などの戦い方。
せんぽう
せんぽう [0] 【旋法】
音楽で,一定の様式をもつ旋律を構成する諸音を選び出し,音階形に整理したもの。音階・調としばしば混同して用いられるが,旋法は旋律の動き方に由来する諸音の機能・中心音・音程配列・音域・旋法間の関係などを含めた概念である。中国の「調」も厳密には旋法の一種とみなしうる。西洋では一般に教会旋法をさし,その他の高度に発達した旋法体系として,インドのラーガ,アラブのマカームなどがある。モード。
せんぽう
せんぽう [0] 【尖峰】
とがった峰。
せんぽう
せんぽう [0] 【先鋒】
(1)軍隊の一番先に立って進むもの。さきて。前鋒。
(2)主張や運動などの先頭に立って進むもの。「反対運動の―になる」「急―」
(3)剣道・柔道などの団体戦で,一番先に戦う者。
せんぽう
せんぽう [0] 【先方】
(1)相手の人。相手方。
⇔当方
「―の意向」
(2)先のほう。むこう。
せんぽう
せんぽう [0] 【占法】
うらないの方法。
せんぽう
せんぽう [0] 【仙法】
神仙の術。
せんぽう
せんぽう【先方】
the other party (相手); <arrive at> one's destination (行先).〜払いで <米> <wire,phone> collect.→英和
せんま
せんま
(1)近世,大坂の天神祭などで神女などに扮し鼓を打って滑稽なまねをした者。「―の形(ナリ)をそのままに/浄瑠璃・夏祭」
(2)子供をののしっていう語。「あの―め,仕様が有る/浄瑠璃・新版歌祭文」
せんまい
せんまい [1] 【千枚】
(1)一枚の千倍。また,枚数の多いことをいう。
(2)(料理用の)牛の第三胃。
せんまい
せんまい [0] 【洗米】
(1)水できれいに洗った米。あらいよね。あらいごめ。
(2)神仏に供えるあらいごめ。饌米(センマイ)。
せんまい
せんまい [0] 【饌米】
神前に供える洗米。供米(クマイ)。
せんまいがん
せんまいがん [3] 【千枚岩】
変成岩の一。割れ目や片理が発達し,葉片状にはがれやすい。再結晶作用はあまり受けておらず,緑泥石や絹雲母などの細かい鱗片(リンペン)状結晶が片理に沿ってわずかに生じている。粘板岩と結晶片岩との中間の岩石。
せんまいだ
せんまいだ [3] 【千枚田】
「棚田(タナダ)」に同じ。たくさんの小さな田が階段状に並ぶところからいう。
せんまいづけ
せんまいづけ [0] 【千枚漬(け)】
薄切りにした聖護院(シヨウゴイン)蕪菁(カブラ)と昆布とを重ね,塩・味醂(ミリン)・麹(コウジ)で漬けた漬物。京都の名産。
せんまいどうぐ
せんまいどうぐ 【千枚道具】
小判千枚の値打ちのあるもの。千枚物。「此無疵―也/浮世草子・諸艶大鑑 4」
せんまいどおし
せんまいどおし [5] 【千枚通し】
錐(キリ)の一種。何枚も重ねた紙などを刺し通して穴を開けるのに用いる。
せんまいどおし
せんまいどおし【千枚通し】
a bodkin.→英和
せんまいばり
せんまいばり [0] 【千枚張(り)】
(1)何枚も張り合わせて厚くすること。また,そのもの。
(2)〔「面(ツラ)の皮千枚張り」の略〕
厚かましいこと。ずうずうしいこと。「対手(アイテ)が名代の―だから/社会百面相(魯庵)」
せんまけ
せんまけ [0] 【先負け】
⇒せんぶ(先負)
せんまつ
せんまつ 【千松】
(1)浄瑠璃「伽羅(メイボク)先代萩」中の人物で,政岡の子。
(2)〔「侍の子というものは腹がへってもひもじゅうない」という(1)の千松の台詞(セリフ)から〕
空腹である人のたとえ。
せんまん
せんまん【千万】
ten million(s).
せんまん
せんまん [3] 【千万】
(1)一万の千倍の数。
(2)非常に数の多いこと。
せんまん=人
――人((センマンニン))と雖(イエド)も吾(ワレ)往(ユ)かん
〔孟子(公孫丑上)〕
自ら省みて正しければ,敵対者や反対者がどんなに多くとも,恐れることなく自分の信ずる道を進もう。
せんまんげん
せんまんげん [0] 【千万言】
非常に多くの言葉。千言万語(センゲンバンゴ)。「―を費やす」
せんまんむりょう
せんまんむりょう [5] 【千万無量】
はかり知れないほど多いこと。「―の思い」
せんみ
せんみ [1] 【仙味】
超俗的で高雅な趣味。
せんみつ
せんみつ [0] 【千三つ】
(1)〔本当のことは千のうち三つしかないの意〕
ほら吹き。うそつき。「千いふ事三つもまことはなしとて―といふ男あり/浮世草子・桜陰比事 5」
(2)〔まとまる話は千回のうち三回の意〕
土地や家屋の売買,貸し金などの仲介を業とする人。千三つ屋。
せんみつ
せんみつ [0] 【繊密】 (名・形動)[文]ナリ
こまかくくわしい・こと(さま)。「―な描写」
せんみつど
せんみつど [3] 【線密度】
単位長さ当たりの質量。
→密度
せんみょう
せんみょう [0] 【宣命】
〔宣読する勅命の意〕
天皇の命令を伝える文書の一形式。詔勅のうち宣命体で書かれたもの。
せんみょう=を含める
――を含・める
因果を含める。いろいろと言い聞かせて納得させる。「―・めて呼ばふ程に/狂言・よこ座」
せんみょうがき
せんみょうがき [0] 【宣命書き】
宣命・祝詞を中心に奈良時代から平安初期にかけて用いられた国語表記法の一。「国法(乎)過犯事無(久)」のように,ほぼ国語の語序に従い漢字だけで書かれ,体言や用言の語幹の類は大字で,用言の語尾・助動詞・助詞の類は小字で書き分ける。
せんみょうし
せんみょうし [3] 【宣命紙】
宣命を書き記す紙。通常は黄麻紙だが,伊勢神宮に送るものは縹(ハナダ)紙,賀茂神社には紅紙を用いた。
せんみょうたい
せんみょうたい [0] 【宣命体】
宣命を書き記した文体。抽象的な語句を連ね,対句を多用し,荘重な感じをもつ。また,仏語・漢語も用いるが,全体に国文的な要素が強い。また,その表記様式。
せんみょうれき
せんみょうれき センミヤウ― [3] 【宣明暦】
唐の徐昂が作成した太陰太陽暦。中国では,822年より71年間,日本では862年から1684年まで823年間の長きにわたって行われた。一年の長さは平均三六五・二四四六日。
せんみん
せんみん【賎民】
the lowly;→英和
the humble.→英和
せんみん
せんみん [0] 【選民】
神から選ばれた民族。イスラエル民族が自らをさしていう語。その理念はキリスト教にも受け継がれた。
→契約(3)
せんみん
せんみん [0][3] 【賤民】
制度上,社会の最下層の身分とされた人々。律令制下では良民と区別して陵戸・官戸・家人・公奴婢・私奴婢の奴隷身分があった。また,江戸時代には幕藩体制の下,士農工商の四民の下にえた・非人などの身分を置き,厳しく差別していた。
せんみん
せんみん【選民】
the chosen people;the elect.→英和
せんむ
せんむ [1] 【占夢】
見た夢の吉凶をうらなうこと。夢判断。
せんむ
せんむ [1] 【先務】
まずなすべき務め。急を要する務め。
せんむ
せんむ【専務取締役】
a managing[an executive]director.
せんむ
せんむ [1] 【専務】
(1)もっぱらある任務に当たること。また,その任務。「外部との折衝を―とする」「―車掌」
(2)「専務取締役」の略。
せんむじゅつ
せんむじゅつ [3] 【占夢術】
見た夢の吉凶を判断し運命を予言する術。古代,世界各地で行われた。夢うらない。
せんむとりしまりやく
せんむとりしまりやく [1][0][1][5] 【専務取締役】
株式会社の取締役の一。通常,社長を補佐して会社の全般的な管理業務を担当する。専務。
せんむは
せんむは [0] 【戦無派】
第二次大戦後に生まれ,戦争を全く知らない人々。戦前派・戦後派に対して作られた語。
せんめい
せんめい【鮮明】
clearness;vividness.→英和
〜な clear;→英和
distinct;→英和
vivid.→英和
‖鮮明度 distinction (テレビ).
せんめい
せんめい [0] 【闡明】 (名)スル
不明瞭であったことを,はっきりさせること。「宇宙の真理を―す可き力を有し/欺かざるの記(独歩)」
せんめい
せんめい [0] 【鮮明】 (名・形動)[文]ナリ
(1)色や形があざやかで,はっきりしている・こと(さま)。「―な画像」
(2)立場や態度が明確に表されている・こと(さま)。「旗幟(キシ)―」「去就を―にする」
[派生] ――さ(名)
せんめい
せんめい [0] 【宣明】 (名)スル
宣言して明らかにすること。「自らの政治的立場を―する」
せんめい
せんめい [0] 【船名】
各船舶につけた固有名。
せんめいろく
せんめいろく [3] 【船名録】
船舶原簿に登録されている船舶の,船種・船名・船主・トン数・船級・建造年月日・構造その他の要目を記載して発行する本。
せんめつ
せんめつ【殲滅する】
annihilate;→英和
wipe out;extirpate.→英和
せんめつ
せんめつ [0] 【殲滅】 (名)スル
皆殺しにしてほろぼすこと。残らず滅ぼすこと。「敵の部隊を―する」
せんめつ
せんめつ [0] 【剪滅】
討ちほろぼすこと。
せんめん
せんめん【洗面器】
<米> a washbowl;→英和
<英> a washbasin.→英和
洗面所 a lavatory;→英和
a toilet (room).→英和
せんめん
せんめん [0] 【洗面】 (名)スル
顔を洗うこと。「冷水で―する」
せんめん
せんめん [0][3] 【扇面】
おうぎの地紙。また,おうぎの紙の面。
せんめんき
せんめんき [3] 【洗面器】
洗面のための湯水を入れる器。
せんめんしゃきょう
せんめんしゃきょう [5] 【扇面写経】
扇面形の料紙に書き写した経。
せんめんじょ
せんめんじょ [0][5] 【洗面所】
(1)洗面・化粧の設備を備えた室。
(2)便所。手洗い。
せんめんだい
せんめんだい [0] 【洗面台】
陶器製などの,作り付けの洗面器。
せんめんびょうぶ
せんめんびょうぶ [5] 【扇面屏風】
書画を描いた扇面形の紙を貼り付けた屏風。
せんめんほけきょう
せんめんほけきょう 【扇面法華経】
扇面形の料紙に法華経八巻と開結経の無量義経・観普賢経各一巻を書写した装飾経。一〇帖。金銀切箔(キリハク)などを散らした地紙には,自然風物や平安末期の風俗などが描かれている。六帖が大阪四天王寺などに現存。国宝。
せんもう
せんもう [0] 【腺毛】
植物の表皮細胞から生じた単細胞または多細胞の毛で,多くは先端が球状に膨らみその中に分泌物を含むもの。花の蜜腺の毛,食虫植物の消化液を分泌する毛など。
せんもう
せんもう【繊毛】
thin hair;《動》cilium.
せんもう
せんもう [0] 【染毛】 (名)スル
髪の毛を染めること。染髪。
せんもう
せんもう [0] 【旋毛】
渦巻状に生えている毛。つむじ。
せんもう
せんもう [0] 【剪毛】 (名)スル
(1)羊の毛を刈りとること。
(2)毛織物の仕上げ工程の一。表面に出ているけばを切って長さをそろえ,織り目を明らかにすること。
せんもう
せんもう [0] 【繊毛】
(1)細い毛。
(2)原生動物の繊毛虫類の体表,多くの後生動物の繊毛上皮の細胞などに見られる運動性のある微小な毛状物。基本的構造は鞭毛(ベンモウ)と同じであるが,運動の様式は異なる。
せんもう
せんもう [0] 【譫妄】
意識障害の一。軽度ないし中度の意識混濁があり,妄覚と精神的な興奮を伴う状態。慢性アルコール中毒・老年痴呆・代謝障害などに見られる。
せんもううんどう
せんもううんどう [5] 【繊毛運動】
繊毛虫類や繊毛上皮などにある繊毛の運動。一定の方向に毎秒数回から数十回繰り返される。摂食・呼吸のために水流を起こしたり,動物体の移動や,排出物・生殖産物の移送などに役立つ。
せんもうじょうひ
せんもうじょうひ [5] 【繊毛上皮】
上皮組織の一つで繊毛細胞が集まってできたもの。哺乳類の気管・気管支や輸卵管などの内表面,カエルの口内上皮などに見られる。
せんもうちゅう
せんもうちゅう [3][0] 【旋毛虫】
袋形動物線虫綱の寄生虫。成虫は多くの哺乳類の小腸の粘膜内にすむ。幼虫は同じ宿主の横紋筋内で螺旋(ラセン)状になって胞嚢(ホウノウ)をかぶり発育を止め,宿主が食べられると次の宿主の腸内で成虫になる。体長1.5〜4ミリメートル。ヒトは主にブタやクマの生肉を食べて感染する。欧米に多い。
せんもうちゅうるい
せんもうちゅうるい [5] 【繊毛虫類】
繊毛虫綱の原生動物の総称。単細胞で卵形または楕円形。体長0.01〜3ミリメートル。体表には一生あるいは一時期,繊毛があり,これで運動する。一般に淡水産で遊泳生活をするが,海産の種や動物に寄生する種もある。分裂や出芽による無性生殖と,接合による有性生殖を行う。ゾウリムシ・ツリガネムシ・ラッパムシなどや吸管虫類を含む。有毛虫類。滴虫類。
せんもうほんせん
せんもうほんせん センマウ― 【釧網本線】
JR 北海道の鉄道線。北海道東釧路・標茶(シベチヤ)・網走間,166.2キロメートル。釧路より道東を南北に縦走し,オホーツク海岸に至る。
せんもじエー
せんもじエー [5] 【線文字 A 】
⇒ミノア文字(モジ)
せんもじビー
せんもじビー [5] 【線文字 B 】
〔Linear script B〕
クレタ島のクノッソス宮殿跡やギリシャ本土のピロス宮殿跡で発見された粘土板に記されている文字。ミケーネ文字とも。1952年イギリス人ベントリスが暗号解読の方法によって解読に成功。初期のギリシャ語を表記した音節文字であることがわかった。
→ミノア文字
せんもん
せんもん【専門】
a special(i)ty.〜の special;→英和
professional;→英和
technical.→英和
〜にやる specialize[ <米> major] <in> ;→英和
make a special study <of> .〜違いの out of one's line.‖専門医 a <an eye> specialist.専門学校 a special[professional]school;a <medical> college.専門科目(課程) a special(ized) subject (course).専門教育 professional education.専門語 a technical term.専門職 a professional occupation;a profession.専門知識[技術]expertise.専門店 a special(i)ty store.
せんもん
せんもん [0] 【専門】
(1)一つの方面をもっぱら研究したり,それに従事したりすること。また,その学問や職業。「古代史を―に研究する」「―書」
(2)一つのことだけで押し通すこと。一本やり。「食い気―」
せんもん
せんもん [0] 【羨門】
古墳の石室や横穴などの羨道(センドウ)の入り口。えんもん。
せんもん
せんもん [0] 【泉門】
(1)新生児の頭蓋骨がまだ縫合しないとき,中央前寄りにある軟らかい部分。鼓動のたびに動くが,成長に伴い閉じる。ひよめき。おどり。顖門(シンモン)。
(2)黄泉(ヨミ)の国の門。死の国への入り口。
せんもんい
せんもんい [3] 【専門医】
特定の分野の病気の診察や治療をする,その分野に精通した医師。
せんもんか
せんもんか [0] 【専門家】
ある技芸や学問などの専門的方面で,高度の知識,またすぐれた技能を備えた人。
せんもんがっこう
せんもんがっこう [5] 【専門学校】
(1)専修学校のうちで,高等学校卒業者を対象とする専門課程を置いているもの。
(2)中等学校卒業者に高等の学術・技芸を授けた旧制の学校。修業年限は三年以上。学制改革により新制大学となったものが多い。
せんもんきょういく
せんもんきょういく [5] 【専門教育】
専門的な知識・技能を授ける教育。普通教育・一般教育に対していう。旧制の専門学校,現在は高等学校・大学の専門課程で行われる。
せんもんこうじぎょうしゃ
せんもんこうじぎょうしゃ [8] 【専門工事業者】
⇒サブ-コントラクター
せんもんご
せんもんご [0] 【専門語】
学術・技芸などの専門分野で用いられる語。術語。
せんもんし
せんもんし [3] 【専門士】
一定の設置要件を満たした専門学校を卒業した際に与えられる称号。
せんもんしょく
せんもんしょく [3] 【専門職】
高度な専門知識や技能が求められる特定の職種。
せんもんてき
せんもんてき [0] 【専門的】 (形動)
特定の学問や事柄だけにかかわりのあるさま。「―な話」
せんもんてん
せんもんてん [3] 【専門店】
特定の種類の品物だけを売っている店。「カメラ―」
せんもんばんこ
せんもんばんこ [5] 【千門万戸】
多くの家々。
せんもんふう
せんもんふう [0] 【浅文風】
世阿弥の能楽用語。九位(キユウイ)中三位の第三。初心の頃から芸の美しさを表す段階。能の稽古の入門段階とする。
→九位
せんや
せんや [1][0] 【先夜】
先日の夜。いく日か前の夜。
せんや
せんや【先夜】
the other night;a few nights ago.
せんや
せんや [1] 【戦野】
戦いの行われた野。戦場。
せんやいちやものがたり
せんやいちやものがたり 【千夜一夜物語】
〔原題 (アラビア) Alf Layla wa Layla〕
アラビア・ペルシャ・インドなどの民話約二五〇を集めた説話集。九世紀頃の成立。大臣の娘シェエラザードが王に千一夜かかって物語る形式をとる。アラビアン-ナイト。千一夜物語。
せんやく
せんやく【先約】
<have> a previous engagement.
せんやく
せんやく [0] 【先約】
(1)かねての約束。以前にしておいた約束。前約。「―を果たす」
(2)約束を申し込まれた以前に結んでおいた別の人との約束。「今日は―がある」
せんやく
せんやく [0][1] 【煎薬】
煎じて飲む薬。煎じ薬。湯薬(トウヤク)。
せんやく
せんやく [1][0] 【洗薬】
傷口などを洗う薬。あらいぐすり。
せんやく
せんやく [0][1] 【仙薬】
(1)飲めば不老不死の仙人になるという薬。
(2)不思議な効き目のある薬。霊薬。
せんやせつ
せんやせつ [3] 【宣夜説】
中国古代の宇宙構造説の一。果てしない空間のなかに天体が浮かび,気の作用によって運動するという無限宇宙を説くもの。後漢の郄萌(ゲキホウ)によって唱えられた。
→蓋天(ガイテン)説
→渾天(コンテン)説
せんゆ
せんゆ [0][1] 【僭踰】
身分を超えた振る舞いをすること。
せんゆ
せんゆ [0][1] 【穿窬】
〔論語(陽貨)〕
穴を開けたり,垣根を越えたりして忍び込むこと。また,盗人。
せんゆう
せんゆう [0] 【占有】 (名)スル
(1)自分のものとすること。「土地を―する」
(2)〔法〕 自己のためにする意思をもって物を所持すること。
せんゆう
せんゆう [0] 【専有】 (名)スル
ある特定の人だけが所有すること。
⇔共有
「部屋を―する」
せんゆう
せんゆう【専有する】
monopolize;→英和
take sole possession <of> .専有権 monopoly.→英和
せんゆう
せんゆう [0] 【戦友】
戦場でともに戦った仲間。同じ部隊に属している同僚。
せんゆう
せんゆう【戦友】
a comrade;→英和
a fellow soldier.
せんゆう
せんゆう【占有】
possession;→英和
occupation;→英和
occupancy.→英和
〜する possess;→英和
occupy.→英和
‖占有者 an occupant;a possessor.占有物 a possession.
せんゆう
せんゆう [0] 【仙遊】
仙境に遊ぶこと。俗を離れて悠々と遊ぶこと。「蝴蝶―総一夢/花柳春話(純一郎)」
せんゆうか
せんゆうか センイウカ 【仙遊霞】
雅楽の一。太食(タイシキ)調の曲で舞がない。
せんゆうけん
せんゆうけん [3] 【占有権】
占有という事実に基づいて生ずる物権。
せんゆうこうらく
せんゆうこうらく センイウ― [0] 【先憂後楽】
〔范仲淹(岳陽楼記)「士先�天下之憂�而憂,後�天下之楽�而楽」〕
天下のことについて世の人に先んじて憂え,遅れて楽しむこと。常に天下の平安を心がけていること。
せんゆうじ
せんゆうじ 【泉涌寺】
⇒せんにゅうじ(泉涌寺)
せんゆうそけん
せんゆうそけん [5] 【占有訴権】
占有者が,占有を他人に侵害された場合に,侵害の排除などを請求できる権利。
せんゆうぶつ
せんゆうぶつ [3] 【占有物】
占有の目的となる有体物。
せんゆうぶぶん
せんゆうぶぶん [5] 【専有部分】
分譲マンションの各住戸部分など,区分所有権の目的である建物の部分。
せんゆうりだつぶつおうりょうざい
せんゆうりだつぶつおうりょうざい [12] 【占有離脱物横領罪】
遺失物・漂流物など,占有を離れた他人の物を横領する罪。
せんよう
せんよう [0] 【僭用】 (名)スル
分限を超えて使用すること。
せんよう
せんよう [0] 【閃耀】
ひらめき光ること。
せんよう
せんよう [0] 【宣揚】 (名)スル
広く世の中にあきらかに示すこと。「国威を―する」
せんよう
せんよう [0] 【占用】 (名)スル
独占して使用すること。「道路を―して下水工事をする」
せんよう
せんよう [0] 【専用】 (名)スル
(1)ある特定の人だけが使用すること。
⇔共用
「マンション居住者が―する駐車場」
(2)ある特定の目的だけに使用すること。
⇔兼用
「自動車―の道路」
(3)特定の品物だけを使うこと。「外国の化粧品を―する」
せんよう
せんよう【専用】
<for a person's> exclusive use.〜の private;→英和
exclusive.→英和
‖自動車(自転車)専用道路 a driveway (bicycle path).社員専用 <掲示> Employees Only.
せんよう
せんよう【宣揚する】
enhance;→英和
promote;→英和
raise;→英和
increase.→英和
せんよう
せんよう [0] 【閃揺】
比較的速い周期で断続する光刺激を網膜に与える際に起きるちらつき。フリッカー。
せんよう
せんよう [0] 【専要】 (名・形動)[文]ナリ
きわめて重要な・こと(さま)。肝要。「此の機会党を引入るること―なり/もしや草紙(桜痴)」
せんよう
せんよう [0] 【選用】 (名)スル
えらび用いること。「此有司を―せざるに至りしと雖も/民約論(徳)」
せんようかいせん
せんようかいせん [5] 【専用回線】
〔leased line〕
電気通信事業者から借りて専用に利用できる回線のうち,コンピューター以外の機器を接続する回線。コンピューター専用のものは特定通信回線と呼ぶ。
せんようしようけん
せんようしようけん [6] 【専用使用権】
他人の登録商標を,設定行為で定められた範囲内で指定商品につき独占的に使用する権利。
せんようじっしけん
せんようじっしけん [7] 【専用実施権】
他人の特許発明・登録実用新案・登録意匠を,設定行為で定められた範囲内で業として独占的に実施する権利。
せんようじゅうたく
せんようじゅうたく [5] 【専用住宅】
居住のみを目的として建てられた住宅。居住専用住宅。
→併用住宅
せんようでん
せんようでん センエウ― 【宣耀殿】
平安京内裏の殿舎の一。麗景殿の北,貞観殿の東にある。女御の居所。
→内裏
せんようもん
せんようもん センヤウ― 【宣陽門】
平安京内裏の内郭一二門の一。延政門と嘉陽門の間にある東側の中央の門。建春門の裏になる。
→内裏
せんよく
せんよく [0] 【染浴】
繊維を染色するために浸す染色液。染料に助剤などを加えたもの。また,それを入れる容器。
せんらん
せんらん【戦乱】
war disturbances.戦乱の巷(ちまた) a scene of deadly strife.
せんらん
せんらん [0] 【戦乱】
戦争が起こってその地が乱れること。また,戦争。
せんり
せんり [1] 【千里】
(1)一里の千倍。
(2)遠く離れていることにいう。また,その所。
せんり
せんり [1] 【賤吏】
身分の低い役人。
せんり
せんり [1] 【戦利】
(1)戦いで勝利を得ること。
(2)戦争で,物品を奪い取ること。
せんり
せんり【悪事千里を走る】
⇒悪事.
せんり=の堤(ツツミ)も蟻(アリ)の穴から崩れる
――の堤(ツツミ)も蟻(アリ)の穴から崩れる
「蟻の穴から堤も崩れる」に同じ。
せんり=の行(コウ)も足下(ソツカ)に始まる
――の行(コウ)も足下(ソツカ)に始まる
〔老子〕
遠い旅路も一歩進むことから始まるように,遠大な仕事も手近な物事から始まる。千里の行も一歩より起こる。千里の道も一歩から。
せんり=の野に虎(トラ)を放(ハナ)つ
――の野に虎(トラ)を放(ハナ)・つ
のちに災いを残すことのたとえ。「頼朝を東国へ流し遣はしけるは…―・ちたるが如し/盛衰記 17」
せんり=の馬
――の馬
一日に千里も走る名馬。転じて,非常にすぐれた才能のある人にいう。千里の駒(コマ)。
せんり=も一里(イチリ)
――も一里(イチリ)
愛する者の所へ行くときは,遠い道のりもさほどに感じられない。
せんりがん
せんりがん [0][3] 【千里眼】
遠く離れた土地の出来事や未来のこと,また人の心の中を知りうる能力。また,その能力をもっている人。
せんりがん
せんりがん【千里眼】
clairvoyance (術);→英和
a clairvoyant (人).→英和
せんりきゅうりょう
せんりきゅうりょう 【千里丘陵】
大阪平野北部にあり,吹田・豊中・箕面・茨木市にまたがる丘陵。千里ニュータウンや万国博記念公園がある。
せんりきょう
せんりきょう [0] 【千里鏡】
望遠鏡の異名。「―ならびに硝子細工物の類/蘭学事始」
せんりこう
せんりこう [0] 【千里膏】
江戸時代,はれ物・火傷(ヤケド)・切り傷や,旅の疲れ止めに足などに塗った塗り薬。
せんりせん
せんりせん 【千里線】
阪急電鉄の鉄道線。大阪府天神橋筋六丁目・北千里間,13.6キロメートル。
せんりつ
せんりつ【戦慄(する)】
shiver;→英和
shudder.→英和
〜すべき terrible;→英和
horrible;→英和
shocking.→英和
〜させる make <a person> shudder.→英和
せんりつ
せんりつ【旋律】
a melody.→英和
〜的 melodious.→英和
せんりつ
せんりつ [0] 【戦慄】 (名)スル
恐ろしさのあまり,ふるえおののくこと。「―がはしる」
せんりつ
せんりつ [0] 【旋律】
音楽の基本要素の一。楽音の高低変化がリズムと連結され,一つの音楽的なまとまりとして形成される音の流れ,または音響の形態。メロディー。節(フシ)。
せんりつてきたんおんかい
せんりつてきたんおんかい [9] 【旋律的短音階】
短音階の一。旋律上の要求により,上行に限って,自然的短音階の第六音と第七音を半音高めたもの。
→和声的短音階
せんりどうふう
せんりどうふう [1] 【千里同風】
〔論衡(雷虚)「千里不�同�風,百里不�共�雷」〕
遠く離れた土地にも同じ風が吹くという意。天下がよく治まって太平な世であること。万里同風。
せんりばんり
せんりばんり [1][1] 【千里万里】
千里も万里も離れていること。また,物事がはなはだしくかけ離れていること。せんりまんり。「―の隔て」
せんりひん
せんりひん【戦利品】
a trophy;→英和
booty;→英和
spoils <of war> .
せんりひん
せんりひん [0] 【戦利品】
戦争中,敵国から奪って自国の所有に移した動産。国際法上,敵国の国有財産に限定される。
せんりゃく
せんりゃく [0] 【戦略】
〔strategy〕
長期的・全体的展望に立った闘争の準備・計画・運用の方法。戦略の具体的遂行である戦術とは区別される。
せんりゃく
せんりゃく [0] 【浅略】
〔仏〕
(1)あさはかで,粗略なこと。
(2)密教の四重秘釈の一つである「浅略釈」の略。表面的な解釈。
⇔深秘(ジンピ)
「―深秘(ジンピ)の奥義/太平記 18」
せんりゃく
せんりゃく【戦略】
strategy;→英和
stratagem.→英和
〜的 strategic.〜上 from the strategical point of view.‖戦略家 a strategist.戦略(核)兵器 strategic (nuclear) weapons.
せんりゃくかく
せんりゃくかく [4] 【戦略核】
大陸間弾道ミサイル・潜水艦発射弾道ミサイルおよび長距離爆撃機を運搬手段とする,破壊力の大きな長距離核兵器。戦略攻撃核兵器。
→戦術核
せんりゃくさんぎょう
せんりゃくさんぎょう [5] 【戦略産業】
経済の発展に大きな影響を及ぼすと見られる産業。輸出の拡大,技術の向上,雇用の増大などの目的に応じて特定される場合が多い。
せんりゃくじょうほうシステム
せんりゃくじょうほうシステム [9] 【戦略情報―】
〔strategic information system〕
企業の競争戦略を支援・策定することを目的にした情報技術の利用システム。また,それを実現するためにコンピューター・通信ネットワークを統合したソフトウエアの体系。SIS 。
せんりゃくたんい
せんりゃくたんい [5] 【戦略単位】
軍隊として戦略的な活動を独立して作戦しうる最小の単位。陸軍では師団がそれに当たる。
せんりゃくばくげき
せんりゃくばくげき [5] 【戦略爆撃】
相手の戦争継続能力を奪うための爆撃。主要軍事施設・生産施設・物資貯蔵所・交通網や政治・軍事の中枢などに対する爆撃。
せんりゃくぶっし
せんりゃくぶっし [5] 【戦略物資】
鉄・石油など,戦略上重要な物資。
せんりゃくへいきさくげんじょうやく
せんりゃくへいきさくげんじょうやく 【戦略兵器削減条約】
⇒スタート(START)
せんりゃくへいきせいげんこうしょう
せんりゃくへいきせいげんこうしょう 【戦略兵器制限交渉】
⇒ソルト(SALT)
せんりゃくぼうえいこうそう
せんりゃくぼうえいこうそう [9] 【戦略防衛構想】
⇒エス-ディー-アイ( SDI )
せんりゅう
せんりゅう [1][3] 【川柳】
〔点者の柄井(カライ)川柳の名から〕
前句付けから付句のみが独立した一七字無季の短詩。江戸中期頃から,切れ字の制約もない口語詩として流行。人情・世態・風俗を鋭くとらえ,滑稽・風刺・機知などを特色とする。川柳点。狂句。柳句。
せんりゅう
せんりゅう 【潜竜】
⇒せんりょう(潜竜)
せんりゅう
せんりゅう【川柳】
a senryu;a Japanese humorous poem.
せんりゅう
せんりゅう [0] 【潜流】
表面に現れない流れ。海洋の表層部の下を流れる海流。赤道潜流など。また,扇状地や河川敷などの砂礫(サレキ)層中に浸透した水の流れ。
→伏流
せんりゅうてん
せんりゅうてん [3] 【川柳点】
柄井川柳の撰による万句合(マンクアワセ)のこと。また,その句。江戸時代には,川柳をさした。
せんりょ
せんりょ【浅慮な】
imprudent;→英和
thoughtless;→英和
shallow-minded.
せんりょ
せんりょ [1] 【戦虜】
捕虜。とりこ。
せんりょ
せんりょ [1] 【浅慮】
考えが浅いこと。あさはかな考え。
せんりょ
せんりょ [1] 【千慮】
あれこれと十分に考えをめぐらすこと。多くの思慮。
せんりょ
せんりょ【千慮の一失】
a slip of a wise man.
せんりょ=の一失(イツシツ)
――の一失(イツシツ)
〔史記(淮陰侯伝)〕
賢い人でも多くの考えの中には一つくらい間違いがあるということ。智者も千慮に一失有り。
せんりょ=の一得(イツトク)
――の一得(イツトク)
〔史記(淮陰侯伝)〕
愚かな者でも多くの考えの中には一つくらいよい考えもあるということ。愚者も千慮に一得有り。
せんりょう
せんりょう [3][0] 【線量】
放射線照射の度合いを表す量。照射された物質の中で起こった作用の原因となる量として用いる。照射線量・吸収線量・線量当量などがある。放射線量。
せんりょう
せんりょう [3] 【染料】
色をもつ有機化合物で,水や有機溶媒に溶かして,繊維製品や皮革・紙などを染色する物質。最近ではほとんどすべて合成される。
→顔料
せんりょう
せんりょう【染料】
dyestuffs;dyes.
せんりょう
せんりょう [0] 【潜竜】
〔潜んでいてまだ天に昇らない竜の意〕
まだ天子の位についていない天子たるべき人。また,まだ世に知られていない英雄・豪傑。せんりゅう。
せんりょう
せんりょう [0] 【選良】
選ばれたすぐれた人物。特に,国会議員をさす。「―にあるまじき行為」
せんりょう
せんりょう【千両役者】
a leading actor;a star.→英和
せんりょう
せんりょう [0] 【占領】 (名)スル
(1)ある場所を独り占めにして,他者を入れないこと。占拠。「一人で部屋を―する」
(2)他国の領土を自国の武力の支配下に置くこと。「―軍」
せんりょう
せんりょう [1] 【千両】
(1)一両の千倍。
(2)金額の多いことにいう。また,非常に価値の高いことのたとえ。「一声(ヒトコエ)―」
(3)センリョウ科の常緑小低木。暖地の山林に自生。高さ70センチメートル。葉は対生し,長楕円形で粗い鋸歯(キヨシ)がある。冬,枝頂に小球形の実がかたまって赤熟(まれに黄熟)する。鉢植え,正月用の生け花などにする。ヤブコウジ科のマンリョウに対してつけられた和名。[季]冬。《―の実をこぼしたる青畳/今井つる女》
千両(3)[図]
せんりょう
せんりょう [0] 【専領】 (名)スル
自分だけのものとして,領有すること。「所領をも―せらるること数なり/日本開化小史(卯吉)」
せんりょう
せんりょう【占領】
<be under> occupation;→英和
possession;→英和
capture.→英和
〜する take;→英和
capture;occupy.→英和
‖占領軍 occupation forces.占領政策 an occupation policy.占領地 an occupied territory.
せんりょうけい
せんりょうけい [0] 【線量計】
放射線量を測定する装置。フィルム-バッジや電離箱など。
せんりょうとうりょう
せんりょうとうりょう [5] 【線量当量】
同じ吸収線量でも放射線の種類により生物体への影響が異なることを,放射線ごとに定められた線質係数を吸収線量に乗じるなどして表した量。放射線防護の分野で用いられる。SI 単位はシーベルト。旧単位はレム。
せんりょうどうぐ
せんりょうどうぐ [5] 【千両道具】
非常に値打ちのある品。「―の娘を廿両の目腐金で/浄瑠璃・長町女腹切(中)」
せんりょうばこ
せんりょうばこ [3] 【千両箱】
江戸時代,金貨幣容器の通称。本来小判千両を収納したことからの名称だが,容量・大きさ・様式など種々のものがあった。
せんりょうやくしゃ
せんりょうやくしゃ [5] 【千両役者】
(1)〔一年の給金を千両も取る役者の意〕
格式が高く,芸のすぐれた役者。
(2)世間の喝采(カツサイ)を博する,非凡で魅力的な人物。
せんりょく
せんりょく [0] 【鮮緑】
あざやかなみどり色。
せんりょく
せんりょく [1] 【戦力】
(1)(兵力のほか,兵器など軍需品の生産力・補給力を含めた)戦争を遂行しうる力。
(2)事を行いうる能力。また,それをもった人。「―となりうる人物」
せんりょく
せんりょく【戦力(の増強)】
(the strengthening of) war potential.
せんりょく
せんりょく [0] 【浅緑】
薄いみどり色。あさみどり。「―色」
せんりょくがん
せんりょくがん 【閃緑岩】
深成岩の一。安山岩とほぼ同じ化学組成をもち,完晶質で中粒ないし粗粒。主に斜長石・角閃石から成り,輝石・黒雲母・石英を伴う。
せんりん
せんりん [0] 【線輪】
⇒コイル
せんるい
せんるい【蘚類】
mosses.
せんるい
せんるい [1] 【蘚類】
コケ植物のうち,茎が発達しているもの。造卵器を茎頂または枝の先端に生じるが,受精後はその基部が著しく伸長して蒴柄(サクヘイ)となり上部に蒴がつく。蒴は熟すと先端にある蓋(フタ)がとれて胞子がこぼれる。林下・池沼辺の湿地によく繁殖する。代表種はスギゴケ・ミズゴケ・クロゴケ・マゴケ・ヒカリゴケなど。
せんれい
せんれい【洗礼】
baptism.→英和
〜を施す(受ける) (be) baptize(d).→英和
‖洗礼者 a baptist.洗礼名 a Christian name.
せんれい
せんれい [0] 【鮮麗】 (名・形動)[文]ナリ
色彩があざやかできれいな・こと(さま)。「山の紫色,藍靛(ランテン)色は,細緻―/日本風景論(重昂)」
せんれい
せんれい [0] 【繊麗】 (名・形動)[文]ナリ
ほっそりとして美しいこと。しなやかで美しいさま。「他の部分の―な割合に下顎骨の発達した/或る女(武郎)」
せんれい
せんれい [0] 【船齢】
竣工後,その船の経過した年数。
せんれい
せんれい [0] 【先例】
以前にあった同じような事柄。昔からのしきたり。前例。「―にならう」「―がない」
せんれい
せんれい [0] 【洗礼】
(1)サクラメントの一。キリスト教入信の儀式。浸水(身体を水に浸す)または灌水(頭部に水を注ぐ)や滴礼(頭部に手で水滴をつける)によって,新しい信仰生活に生きることを象徴する。バプテスマ。
(2)ある分野や社会に入るために経験しなければならないこと。
(3)初めての大きな,また特異な経験。「砲火の―を受ける」
せんれい
せんれい【先例】
a precedent.→英和
〜がある <We> have precedents <for> .〜のない unprecedented.→英和
〜を作(破)る make (break) a precedent.→英和
せんれいしゃヨハネ
せんれいしゃヨハネ 【洗礼者―】
⇒ヨハネ(2)
せんれいどう
せんれいどう [0] 【洗礼堂】
洗礼のために教会堂に付属して設けられる施設。内部中央に洗礼盤を設ける。
せんれいめい
せんれいめい [3] 【洗礼名】
⇒クリスチャン-ネーム
せんれき
せんれき [0] 【戦歴】
戦争に参加した経歴。「赫々たる―」
せんれつ
せんれつ [0] 【浅裂】 (名)スル
浅く切れ込むこと。特に,植物の葉の縁(フチ)に浅い切れ込みのあること。
せんれつ
せんれつ [0] 【戦列】
(1)戦いの部隊の隊列。「―から脱落する」
(2)闘争するためにつくられた組織やその連合体。
せんれつ
せんれつ【戦列】
a line of battle.〜に加わる(を離れる) join (leave) the line of battle.
せんれつ
せんれつ [0] 【浅劣・謭劣】 (名・形動)[文]ナリ
あさはかでつたない・こと(さま)。「其脚色(シクミ)は―なれども/当世書生気質(逍遥)」
せんれつ
せんれつ [0] 【鮮烈】 (名・形動)[文]ナリ
あざやかで強烈な・こと(さま)。「―な印象を受ける」「―なデビュー」
[派生] ――さ(名)
せんれつ
せんれつ [0] 【賤劣】 (名・形動)[文]ナリ
いやしく劣っている・こと(さま)。「其功を奏する方法は頗る―にして/花柳春話(純一郎)」
せんれん
せんれん【洗練する】
refine;→英和
polish up.〜された refined;polished.→英和
せんれん
せんれん [0] 【洗練・洗煉・洗錬】 (名)スル
優雅で品位の高いものにみがきあげること。「―された物腰」
せんろ
せんろ [1] 【線路】
(1)鉄道車両を走らせるための軌道。路盤・道床・枕木・レールから成る。
(2)有線電信・電話のための電線の経路。
せんろ
せんろ【線路】
<lay> a (railway) line; <米> a (railroad) track.線路作業員 <米> a trackman; <英> a platelayer[lineman].→英和
せんろ
せんろ [1] 【船路】
船舶の通るみちすじ。ふなじ。
せんろ
せんろ [1] 【船艫】
ふねのとも。船尾。
せんろう
せんろう [0] 【船楼】
(1)船上のやぐら。
(2)船舶の船首・中央・船尾の上甲板上に,船の幅いっぱいに設置されている構造物。その上部は船楼甲板になっており,中は客室・船員室など各種の部屋として利用する。
せんろう
せんろう [0] 【浅陋】 (名・形動)[文]ナリ
見識や学問が浅くて狭い・こと(さま)。「実に我才識の―なるに驚きたり/筆まかせ(子規)」
せんろう
せんろう [0] 【賤陋】 (名・形動)[文]ナリ
卑しくて品がない・こと(さま)。「言語―且声音細微にして/花柳春話(純一郎)」
せんろく
せんろく [0] 【鐫録】 (名)スル
深く心に刻みつけて記憶すること。「命令を心中に―する/明六雑誌 11」
せんろく
せんろく [0] 【撰録】 (名)スル
文章に綴(ツヅ)って記録すること。
せんろく
せんろく [0] 【選録】 (名)スル
えらんで記録すること。
せんろっぽん
せんろっぽん [3] 【千六本・繊六本】
〔繊蘿蔔(センロフ)の中国字音の転。蘿蔔とは大根のこと〕
大根を千切りにすること。人参(ニンジン)などにもいう。せんぎり。
せんろふ
せんろふ 【繊蘿蔔】
〔「蘿蔔」は大根の意〕
大根を細く薄く刻んだもの。[日葡]
せんわく
せんわく [0] 【煽惑】 (名)スル
人をおだてまどわすこと。「民心を―したれば/明六雑誌 12」
せんウランこう
せんウランこう [4] 【閃―鉱】
二酸化ウランから成る鉱物。立方晶系。黒色の亜金属光沢がある。少量のトリウム・鉛などを伴い,強い放射能をもつ。熱水鉱床やペグマタイトなどに産する。ウランの主要な鉱石鉱物。
→瀝青(レキセイ)ウラン鉱
せんカンブリアじだい
せんカンブリアじだい [8] 【先―時代】
地殻ができてから古生代カンブリア紀の前までの時代。古いほうを始生代,新しいほうを原生代と二分することもある。太古代。
せんスペクトル
せんスペクトル [4] 【線―】
原子のエネルギー準位間の遷移により放射または吸収される光のスペクトル。特定の波長のところに離散的に現れる。放射の場合,特に輝線スペクトルともいう。
→帯(タイ)スペクトル
→連続スペクトル
せんペスト
せんペスト [3] 【腺―】
ペストの代表的な症例。菌はノミの刺傷から侵入し,高熱・嘔吐・意識障害のほか,刺傷に近いリンパ節に出血性炎症・腫脹(シユチヨウ)・激痛を起こす。
せ給ふ
せたま・う 【せ賜ふ・せ給ふ】 (連語)
〔使役・尊敬の助動詞「す」の連用形に補助動詞「たまふ」の付いたもの〕
⇒す(助動)
⇒たまう(賜・給)■一■(5)
せ賜ふ
せたま・う 【せ賜ふ・せ給ふ】 (連語)
〔使役・尊敬の助動詞「す」の連用形に補助動詞「たまふ」の付いたもの〕
⇒す(助動)
⇒たまう(賜・給)■一■(5)
ぜ
ぜ
「せ」の濁音の仮名。歯茎破擦音(または歯茎摩擦音)の有声子音と前舌の半狭母音から成る音節。
ぜ
ぜ (接尾)
〔「ごぜ(御前)」の略〕
人を表す語に付いて,尊敬の意を表す。「あま―(尼前)」
ぜ
ぜ (係助)
〔上代東国方言〕
係助詞「ぞ」に同じ。「父母が頭掻き撫で幸(サ)くあれて言ひし言葉(ケトバ)―忘れかねつる/万葉 4346」
ぜ
ぜ (終助)
〔終助詞「ぞ」と「え」が重なった「ぞえ」の転である「ぜえ」から。近世後期に成立。男性専用の語で対等または目下の者に向かっていう場合に用いられる〕
活用語の終止形に接続する。
(1)話の内容について軽く念を押す。親しみのこもった言い方。「さあ,元気で行こう―」「それじゃ,今の話,よろしく頼む―」
(2)相手を見下したり,つきはなしたりする調子で念を押す。「ですぜ」「ますぜ」など,丁寧語に付いて,皮肉な響きを持たせることが多い。「そんなこといっても,私は責任持ちません―」「くだらない話,しないほうがいい―」
ぜ
ぜ【是が非でも】
right or wrong;by fair means or foul.〜とする approve <of> ;→英和
justify.→英和
ぜ
ぜ [1] 【是】
道理にかなっていること。正しいと認められていること。
⇔非
「―とする」
ぜ=が非でも
――が非でも
善悪にかかわらず。何としてでも。ぜひ。「―手に入れたい」
ぜあみ
ぜあみ 【世阿弥】
(1363頃-1443頃) 室町前期の能役者・能作者。二代目観世大夫。幼名藤若。通称観世三郎。実名元清。芸名世阿弥陀仏(世阿弥・世阿)。観阿弥の子。大和の人。足利義満の支援を得て,父と共に能を大成した。特に,観阿弥以前のものまね中心の能から歌舞中心の幽玄能に改変し,夢幻能という新しい形式を完成させて,能の芸術性を高めた。作「老松(オイマツ)」「高砂(タカサゴ)」「井筒」「西行桜」「砧(キヌタ)」「班女」など多数。能楽論「風姿花伝」「花鏡」「至花道」など。
ぜあみじゅうろくぶしゅう
ぜあみじゅうろくぶしゅう 【世阿弥十六部集】
吉田東伍校注の世阿弥伝書集。一巻。1909年(明治42)刊。世阿弥元清の能楽論書や伝書など一六部を収録,能楽研究の基本的資料とされている。「花伝書(風姿花伝)」「花伝書別紙口伝」「至花道」「二曲三体人形図」「三道(能作書)」「花鏡」「曲付次第」「風曲集」「五音曲条々」「遊楽習道風見」「九位」「習道書」「世子六十以後申楽談儀」「夢跡一紙」「却来華」「金島書」の一六部。なお,世阿弥の著はのちに,「花習内抜書(能序破急事)」「音曲声出口伝」「五位」「六義」「五音」「拾玉得花」が発見された。
ぜい
ぜい【税】
<pay> a tax[duty (物品),toll (通行)];→英和
rates.〜がかかる dutiable.→英和
〜をかける impose a tax <on> .〜を取り立てる collect taxes.〜を免ぜられる be exempt from taxation.‖売上税 a sales tax.市民税 a municipal tax.
ぜい
ぜい [1] 【税】
国家や地方自治体などが,その予算をまかなうために国民・住民などから徴収する金。租税。税金。
ぜい
ぜい [1] 【贅】
贅沢(ゼイタク)。奢(オゴ)り。「―を張る」
ぜい
ぜい【贅を尽す】
indulge in the utmost luxury.〜を尽した most luxurious.
ぜい=を尽くす
――を尽く・す
贅沢(ゼイタク)の限りを行う。「―・した庭園」
ぜいいん
ぜいいん [0] 【税印】
証書または帳簿の印紙税として,その印紙税額に相当する現金を政府に納めたとき,政府が納入済みの証として押す印。
ぜいえん
ぜいえん ゼイヱン 【説苑】
中国,前漢代の説話集。二〇巻。劉向(リユウキヨウ)編。儒教的立場から様々の伝説・故事を収録。
ぜいか
ぜいか [0] 【脆化】
金属やプラスチックが可塑性や延性を失うこと。
ぜいかん
ぜいかん [0] 【税関】
開港場・税関空港・国境などで,関税やトン税の賦課・徴収,輸出入貨物の取り締まりなどを行う大蔵省の地方支分部局。
ぜいかん
ぜいかん【税関】
a customhouse;→英和
the customs.‖税関手続(手数料) customs formalities (fee).税関吏 a customs officer.神戸税関 the Kobe Customhouse.
ぜいかんうわや
ぜいかんうわや [5] 【税関上屋】
税関で輸出入の手続きの済んでいない貨物を一時入れておく建物。
ぜいかんくうこう
ぜいかんくうこう [5] 【税関空港】
空路輸入される貨物に関税を課すために定められた空港。
ぜいかんわたし
ぜいかんわたし [5] 【税関渡し】
貨物を税関で引き渡す条件の取引契約。
ぜいがく
ぜいがく【税額】
the amount of a tax.→英和
〜を定める assess.→英和
ぜいがく
ぜいがく [0] 【税額】
税金の額。課税額。「追徴―」
ぜいがくこうじょ
ぜいがくこうじょ [5] 【税額控除】
算出された税額から一定の額を減免すること。配当税額控除・未成年者控除・投資税額控除など。
→所得控除
ぜいきん
ぜいきん【税金】
⇒税.
ぜいきん
ぜいきん [0] 【税金】
租税として,国家や地方自治体が徴収する金。税。
ぜいぎん
ぜいぎん [0] 【税銀】
税として納める金銭。税金。
ぜいく
ぜいく [1][0] 【贅句】
むだな文句。無用の句。
ぜいげん
ぜいげん【税源】
a source of taxation.
ぜいげん
ぜいげん【贅言を要しない】
There is no need to dwell on….
ぜいげん
ぜいげん [0][3] 【税源】
税の徴収の源泉となる,国民や法人の収入や財産。
ぜいげん
ぜいげん [0] 【贅言】 (名)スル
余計な言葉。また,それを言うこと。「―を要しない」「―を弄する」「―せずして速かに帰り去るべし/花柳春話(純一郎)」
ぜいこみ
ぜいこみ [0] 【税込み】
ある金額の中に,差し引かれる税金額が含まれていること。
ぜいこみ
ぜいこみ【税込の】
pretax[before-tax] <income,salary> .→英和
ぜいご
ぜいご [0] 【贅語】
余計な言葉。贅言。
ぜいご
ぜいご [0]
⇒ぜんご
ぜいさく
ぜいさく [0] 【枘鑿】
ほぞとそれを受け入れる穴。
ぜいしゅう
ぜいしゅう【税収】
the revenue.→英和
ぜいしゅう
ぜいしゅう [0] 【税収】
税金による国家・地方自治体などの収入。
ぜいじゃく
ぜいじゃく [0] 【脆弱】 (名・形動)[文]ナリ
もろくて弱い・こと(さま)。「―な構造」「―な身体」
[派生] ――さ(名)
ぜいじゃく
ぜいじゃく【脆弱な】
fragile;→英和
tender;→英和
brittle.→英和
ぜいする
ぜい・する [3] 【贅する】 (動サ変)[文]サ変 ぜい・す
必要以上のことを言う。贅言する。「西洋旅案内に委(クワ)しければ茲(ココ)に―・せず/西洋道中膝栗毛(魯文)」
ぜいせい
ぜいせい [0] 【噬臍・噬斉】
〔左氏伝(荘公六年)〕
ほぞをかむこと。後悔すること。
→臍(ホゾ)を噬(カ)む(「臍」の句項目)
ぜいせい
ぜいせい【税制】
a tax system.‖税制改革 tax reform.
ぜいせい
ぜいせい [0] 【税政】
税の割り当て・徴収に関する行政。
ぜいせい
ぜいせい [0] 【税制】
租税に関する制度。
ぜいせい
ぜいせい [0] 【脆性】
物体が外力による変形を起こさないうちに,またはわずかに変形しただけで破壊されてしまう性質。もろさ。
→延性
ぜいせいかいかく
ぜいせいかいかく [5] 【税制改革】
時代の経済的・社会的条件に合わせて新しい税を導入したり,既存の税制を改めたりすること。特に,1989年(平成1)の消費税の導入などをいう。
ぜいせいちょうさかい
ぜいせいちょうさかい 【税制調査会】
租税制度のあり方を調査・審議する総理大臣の諮問機関。1962年(昭和37)設置。税調。政府税調。
ぜいせつ
ぜいせつ [0] 【贅説】
無用の議論。無駄な論説。贅言。
ぜいぜい
ぜいぜい [1] (副)スル
苦しげな,または激しい息遣いのさまやその時の呼吸の音を表す語。ぜえぜえ。「のどが―(と)する」「―(と)あえぐ」
ぜいぜい
ぜいぜい
〜いう wheeze.→英和
ぜいたく
ぜいたく【贅沢】
luxury;→英和
extravagance.→英和
〜な luxurious;→英和
extravagant.→英和
〜をする be extravagant;indulge in luxury.〜を言う ask too much.〜に暮らす(育つ) live (be bred) in luxury.‖贅沢品 a (an article of) luxury.
ぜいたく
ぜいたく [3][4] 【贅沢】 (名・形動)スル [文]ナリ
必要以上の金や物を使うこと。分に過ぎたおごりであること。また,そのさま。「―な食事」「―な悩み」「布地を―に使って仕立てる」「―をいう」「衣服に―する」
[派生] ――さ(名)
ぜいたくざんまい
ぜいたくざんまい [5] 【贅沢三昧】
思いのままに贅沢にふけること。
ぜいたくひん
ぜいたくひん [0] 【贅沢品】
実生活に直接の必要がない高価な品。
ぜいたくや
ぜいたくや [0] 【贅沢屋】
(1)贅沢な人。贅沢家。
(2)〔近世語〕
贅沢品を売る店。
ぜいちく
ぜいちく [0] 【筮竹】
易の占いに用いる竹製の細い棒。普通五〇本で一組になっている。
ぜいちく
ぜいちく【筮竹】
divining rods.
ぜいちょう
ぜいちょう [0] 【税帳】
⇒正税帳(シヨウゼイチヨウ)
ぜいにく
ぜいにく【贅肉】
superfluous flesh.〜がつく put on extra flesh.
ぜいにく
ぜいにく [0] 【贅肉】
(1)必要以上についた体の脂肪や肉。
(2)余分の肉塊。こぶの類。
ぜいひ
ぜいひ [1] 【贅費】
むだな費用。冗費。
ぜいびき
ぜいびき [0] 【税引き】
ある金額から税金が差し引かれていること。また,税を引いた金額。「―後の手取り額」
ぜいびき
ぜいびき【税引の】
aftertax <income> .→英和
ぜいぶつ
ぜいぶつ [0] 【贅物】
(1)無駄なもの。
(2)贅沢な品物。
ぜいべん
ぜいべん [0] 【贅弁】
むだぐち。無益な言葉。
ぜいほう
ぜいほう [0][1] 【税法】
税金に関する法規の総称。租税法。
ぜいほう
ぜいほう【税法】
the tax law.
ぜいほう
ぜいほう [0] 【筮法】
筮竹(ゼイチク)を使って卦を立てる方法。
ぜいぼく
ぜいぼく [0] 【筮卜】
筮竹を使ってうらなうこと。
ぜいむ
ぜいむ [1] 【税務】
税金を賦課したり徴収したりする行政事務。
ぜいむ
ぜいむ【税務】
taxation business.‖税務署 a tax[taxation,revenue]office.税務署員 a tax collector.
ぜいむかいけい
ぜいむかいけい [4] 【税務会計】
法人税法・租税特別措置法・所得税法などの税法に基づいて課税所得を計算する場合に適用される会計手法や考え方。
ぜいむしょ
ぜいむしょ [3][4] 【税務署】
国税庁の地方支分部局である国税局の地方出先機関。内国税の賦課・徴収に関する事務を執行する。
ぜいむじむしょ
ぜいむじむしょ [5] 【税務事務所】
地方税の賦課徴収を行うために設ける出先機関。都税事務所・県税事務所などの称。
ぜいむだいがっこう
ぜいむだいがっこう 【税務大学校】
大蔵省の職員に対し,税務行政に必要な訓練を行う大蔵省の機関。所在地は東京都新宿区,この他に各地に一二の地方研修所がある。
ぜいもく
ぜいもく [0] 【税目】
税金の種目。
ぜいもく
ぜいもく【税目】
items of taxation.
ぜいゆう
ぜいゆう [0] 【贅疣】
(1)こぶやいぼのような無用の肉。贅肉。
(2)むだなもの。無用の長物。
ぜいり
ぜいり [1] 【税吏】
租税事務を扱う役人。税務官吏。
ぜいりし
ぜいりし【税理士】
a licensed tax accountant.
ぜいりし
ぜいりし [3] 【税理士】
税理士法に基づき,税務に関する申告・申請・請求などの代行,税務相談,税務書類作成を行うことを業とする者。
ぜいりつ
ぜいりつ [0] 【税率】
税金を課する場合の,課税標準に対する税額の割合。課税率。
ぜいりつ
ぜいりつ【税率】
tax rates;a tariff (関税).→英和
〜を上(下)げる raise (lower) the tariff.
ぜいりん
ぜいりん [0] 【説林】
〔諸説を林のように多く集めたもの,の意〕
多くの学者の論説を収録した書物。
ぜいろく
ぜいろく 【贅六・才六】
⇒ぜえろく(贅六)
ぜいろん
ぜいろん [0] 【贅論】 (名)スル
無用の論議をすること。無駄な議論。「敢て此に之を―せず/民約論(徳)」
ぜえ
ぜえ (終助)
〔終助詞「ぞ」と「え」が重なった「ぞえ」の転。近世江戸語〕
文末の活用語の終止形に付いて,念を押す意を表す。「幾さん,��,もうおらあ帰(ケエ)る―/洒落本・猫謝羅子」
ぜえろく
ぜえろく 【贅六・才六】
〔「才六(サイロク)」の転〕
江戸時代,江戸の者が関西人をあざけっていった称。ぜいろく。「おめえがたの事を上方―といふわな/滑稽本・浮世風呂 2」
ぜがい
ぜがい 【善界・是界・是我意】
能の一。五番目物。竹田法印定盛作。唐の天狗の首領善界坊が,日本の仏法を妨げようと来朝し比叡山に向かうが,飯室の僧正との行力競べに敗れる。
ぜき
ぜき 【関】 (接尾)
〔「関取」の略〕
相撲で,十両以上の力士のしこ名につけて用いる敬称。「千代の富士―」
ぜげん
ぜげん [0] 【女衒】
〔「衒」は売る意〕
江戸時代,女を遊女屋に売るのを商売にした者。
ぜさい
ぜさい [0] 【是斎・定斎】
「じょうさい(定斎)」に同じ。「その暑さ昼も―の環が鳴り/柳多留 84」
ぜしょうめっぽう
ぜしょうめっぽう [0] 【是生滅法】
〔仏〕
〔「涅槃経」にある諸行無常偈の一句〕
あらゆる事物は変化しうつろいゆくということこそ生滅の法則だ,という意味。
ぜしんぜぶつ
ぜしんぜぶつ [4] 【是心是仏】
〔仏〕 人間の心こそが仏であるということ。浄土宗では,心に仏を観ずるとき,その心が仏であるということ。
ぜじょう
ぜじょう [0] 【軟障】
殿上で用いる垂れ絹の壁代(カベシロ)。装飾もかねて表面に唐絵・大和絵を描(カ)き,周囲にへりをつけ,乳(チ)に綱を通して張る。ぜんじょう。ぜぞう。
軟障[図]
ぜじょう
ぜじょう [0] 【是定】
平安時代,氏(ウジ)の長者の職務を他氏の顕要の者が代行して氏人の任官・叙位を申請すること。また,その人。
ぜす
ぜ・す 【是す】 (動サ変)
是とする。よいとする。「彼を―・し此を非し/太平記 26」
ぜせい
ぜせい【是正】
correction.→英和
〜する correct;→英和
put to right;improve.→英和
ぜせい
ぜせい [0] 【是正】 (名)スル
誤っている点をなおして正しくすること。「格差を―する」
ぜぜ
ぜぜ 【膳所】
滋賀県大津市内の地名。琵琶湖に臨み,近江八景の一つの,粟津(アワヅ)の晴嵐で知られる。もと城下町。
ぜぜ
ぜぜ [1] 【銭】
〔幼児語〕
ぜに。おかね。おあし。
ぜぜがい
ぜぜがい [2] 【銭貝】
キサゴの異名。
ぜぜがこう
ぜぜがこう 【手手甲】
(1)昔,手を組み合わせて顔に当ててその間からのぞき,子供をおどかす時に戯れにいう言葉。
(2)昔の鬼ごっこの一種。手を組み合わせて手の甲を互いに打ちながら童謡を歌い,歌い終わった時に打たれた者が鬼となるもの。
ぜぜくる
ぜぜく・る (動ラ四)
「ぜぜる」に同じ。「静かなる場に至りては―・る事微塵もなし/浮世草子・元禄太平記」
ぜぜひひ
ぜぜひひ [3] 【是是非非】
〔荀子(修身)〕
一定の立場にとらわれず,よいことをよいとして賛成し,悪いことは悪いとして反対すること。「―主義」
ぜぜひひ
ぜぜひひ【是々非々主義】
<adopt> a free and unbiased policy.
ぜぜやき
ぜぜやき [0] 【膳所焼】
大津市膳所で産する陶器。開窯は慶長年間(1596-1615)頃か。寛永年間(1624-1644),膳所城主石川忠総が命じ,小堀遠州の指導の下に茶器生産が始まる。
ぜぜる
ぜぜ・る (動ラ四)
どもる。「四郎右に―・る軽口いはせ/浮世草子・一代男 7」
ぜっか
ぜっか [1] 【絶佳】 (名・形動)[文]ナリ
非常にすぐれている・こと(さま)。「風景―なる川原/日光山の奥(花袋)」
ぜっか
ぜっか [1] 【舌下】
舌の下。
ぜっか
ぜっか [1][0] 【舌禍】
演説や講演などの内容が法律や他人の怒りにふれたために,災いにあうこと。「―をまねく」
ぜっか
ぜっか [0] 【絶家】 (名)スル
⇒ぜっけ(絶家)
ぜっか
ぜっか【舌禍】
an unfortunate slip of the tongue.→英和
ぜっか
ぜっか【絶佳の】
superb <view> .→英和
ぜっかい
ぜっかい【絶海の孤島】
a solitary island (in the distant sea).
ぜっかい
ぜっかい [0] 【絶快】
この上なくこころよいこと。「快活―の物語/小説神髄(逍遥)」
ぜっかい
ぜっかい [0] 【絶海】
陸地からはるか離れた海。遠海。「―の孤島」
ぜっかいちゅうしん
ぜっかいちゅうしん 【絶海中津】
(1336-1405) 室町初期の臨済宗の僧。土佐の人。夢窓疎石に師事。1368年入明(ニユウミン)。帰国後足利義満に仕え,等持寺・相国寺などの住持を歴任。義堂周信とともに五山文学の二大権威。著書に漢詩文集「蕉堅稿(シヨウケンコウ)」のほか,「絶海和尚語録」など。
ぜっかしんけい
ぜっかしんけい [4] 【舌下神経】
舌筋に分布する純運動性の神経。延髄の腹側から出る。第一二脳神経。
ぜっかじょう
ぜっかじょう [3] 【舌下錠】
医薬品の迅速な全身への作用を目的とした錠剤。舌下に置いて舌でこね,素早く溶かして粘膜から吸収させる。狭心症の発作をコントロールするためなどに用いる。
→バッカル
ぜっかせん
ぜっかせん [0] 【舌下腺】
舌の下部にあり,唾液を分泌する器官。
ぜっき
ぜっき [1] 【絶奇】 (名・形動)[文]ナリ
大変めずらしい・こと(さま)。奇絶。「かかる―の風景あらんとは/日光山の奥(花袋)」
ぜっきょう
ぜっきょう [0] 【絶境】
人里から遠く隔たった土地。人跡未踏の地。
ぜっきょう
ぜっきょう【絶叫】
an exclamation;→英和
an ejaculation.〜する exclaim;→英和
cry out;shout;→英和
emphasize <on> (力説).→英和
ぜっきょう
ぜっきょう [0] 【絶叫】 (名)スル
ありったけの声を出して叫ぶこと。「恐怖のあまり―する」
ぜっきん
ぜっきん [0] 【舌筋】
舌を構成する筋肉。横紋筋で構成され,舌下神経の支配をうける。
ぜっく
ぜっく [0] 【絶句】 (名)スル
(1)話や台詞(セリフ)の途中で言葉につまること。「突然の知らせにしばし―する」
(2)漢詩の近体詩の一種で,起・承・転・結の四句からなる定型詩。五言絶句と七言絶句とがある。唐代に,韻律を整えた近体詩として成立し,律詩とともに典型的な詩形となった。その平仄(ヒヨウソク)法が律詩の前半または後半と同じであるところから,「小律詩」とも呼ばれる。
ぜっく
ぜっく【絶句する】
break off in one's speech.
ぜっけ
ぜっけ [0] 【絶家】 (名)スル
跡継ぎがなくて家が絶えてしまうこと。また,その家。ぜっか。「親元―してよるべなきまま/怪談牡丹灯籠(円朝)」
ぜっけい
ぜっけい [0] 【絶景】
ほかにたとえようもない,すばらしい景色。「天下の―」
ぜっけい
ぜっけい【絶景】
a superb view;picturesque scenery.
ぜっこ
ぜっこ [1] 【絶呼】 (名)スル
声の限りに叫ぶこと。「英気我に溢れて快を―せしめ/基督信徒の慰(鑑三)」
ぜっこ
ぜっこ [0] 【絶戸】
律令制で,全戸口が死に,相続者がなく絶えた家。
ぜっこう
ぜっこう【絶交する】
break off <with> ;cut one's acquaintance <with> .
ぜっこう
ぜっこう【絶好の】
splendid;→英和
capital;→英和
best;→英和
perfect <weather> ;→英和
golden <opportunity> .→英和
ぜっこう
ぜっこう [0] 【絶高】 (名・形動)[文]ナリ
この上なく高いこと。きわめて高大なこと。また,そのさま。「之れ―なる人情/欺かざるの記(独歩)」
ぜっこう
ぜっこう [0] 【絶好】 (名・形動)[文]ナリ
(何かをするのに)この上なくよい・こと(さま)。「―の行楽日和だ」
ぜっこう
ぜっこう [0] 【絶交】 (名)スル
仲たがいなどのため,今までの付き合いを断つこと。「君とは今日限り―する」
ぜっこう
ぜっこう [0] 【舌口】
(1)舌と口。
(2)くちさき。くちまえ。
ぜっこう
ぜっこう [0] 【舌耕】
〔拾遺記「賈逵(カキ)非�力耕所�得,誦�経口倦。世所謂舌耕也」〕
弁舌によって生計をたてること。講義・演説などによって生活費を得ること。
ぜっこうちょう
ぜっこうちょう [3] 【絶好調】 (名・形動)
調子などが非常によい・こと(さま)。「今場所は―だ」
ぜっこつ
ぜっこつ [0] 【舌骨】
舌根の下部にある馬蹄形の小骨。
ぜっこでん
ぜっこでん [3] 【絶戸田】
絶戸の口分田。官に収公されるべきものであるが,在地の有力者に隠田(オンデン)として私有される場合が多かった。
ぜっこん
ぜっこん [0] 【舌根】
(1)舌の最も奥の部分。舌の付け根。
(2)〔仏〕 五根,また六根の一。味覚を生ずる器官である舌,およびその味覚能力。
ぜっさん
ぜっさん【絶賛する】
extol;be loud in a person's praise <of> .〜を博する win the highest praise.
ぜっさん
ぜっさん [0] 【絶賛・絶讃】 (名)スル
絶大な賛美。また,この上なくほめること。「―を博する」「師が―した作品」
ぜっしょ
ぜっしょ [1] 【絶所】
崖や谷などによって道のとだえた所。
ぜっしょう
ぜっしょう【絶勝(の地)】
(a place of) superb scenic beauty.
ぜっしょう
ぜっしょう【絶唱】
a superb[an excellent]poem.
ぜっしょう
ぜっしょう [0] 【絶勝】
(1)この上なく景色がすぐれていること。また,その地。「―の地」
(2)きわめてすぐれていること。「梅花の―たる月ケ瀬/日本風景論(重昂)」
ぜっしょう
ぜっしょう [0] 【絶唱】 (名)スル
(1)非常にすばらしい詩や歌。「古今の―」
(2)力のこもった歌いぶりで歌うこと。熱唱。「―する歌手」
ぜっしょう
ぜっしょう [0] 【絶笑】 (名)スル
非常に笑うこと。大笑い。「官員其他見る人―し/新聞雑誌 40」
ぜっしょく
ぜっしょく【絶食】
fasting;→英和
a fast.→英和
〜する fast;abstain from food.‖絶食療法 a fast cure.
ぜっしょく
ぜっしょく [0] 【絶色】 (名・形動ナリ)
たぐいまれな容色である・こと(さま)。「菊之丞が―なる事,兼てよりかくれなければ/滑稽本・根南志具佐」
ぜっしょく
ぜっしょく [0] 【絶食】 (名)スル
全く食物をとらないでいること。食を断つこと。断食(ダンジキ)。「二四時間―して検査を受ける」
ぜっしょくりょうほう
ぜっしょくりょうほう [5] 【絶食療法】
食物をとらないで胃腸病などを治療する方法。飢餓療法。
ぜっする
ぜっする【言語に絶する】
be beyond words.古今に(想像に)〜 be unprecedented (unimaginable).
ぜっする
ぜっ・する [0][3] 【絶する】 (動サ変)[文]サ変 ぜつ・す
(1)たえる。なくなる。つきる。「書信ヲ―・スル/日葡」
(2)はるかに超える。かけ離れる。「想像を―・する」「言語に―・する」
ぜっせい
ぜっせい【絶世の】
peerless;→英和
matchless.→英和
〜の美人 a rare beauty.
ぜっせい
ぜっせい [0] 【絶世】
世にまたとないほどすぐれていること。ぜっせ。「―の美女」
ぜっせん
ぜっせん【舌戦】
⇒言論(戦).
ぜっせん
ぜっせん [0] 【舌戦】
言葉で争うこと。口論。論戦。「激しい―が繰り広げられた」
ぜっせん
ぜっせん [0] 【舌尖】
(1)音声学で,「タ」「ナ」などを発音するとき歯や歯茎に接触する舌の最先端部。
→舌端
(2)くちさき。くちまえ。弁舌。
ぜっせんおん
ぜっせんおん [3] 【舌尖音】
舌尖と歯,歯茎,前部硬口蓋などで狭めが形成される言語音。日本語の「サ」の発音では,舌尖が下の門歯の裏についていれば舌尖音とはならないが,上の門歯に向かって持ち上がったような調音の場合には舌尖的となる。
ぜっそ
ぜっそ [1] 【舌疽】
舌にできる腫(ハ)れ物。
ぜっそく
ぜっそく [0] 【絶息】 (名)スル
(1)息が絶えること。「十四日の午前七時に―した/渋江抽斎(鴎外)」
(2)絶えること。
ぜったい
ぜったい [0] 【絶待】
⇒ぜつだい(絶待)
ぜったい
ぜったい [0] 【舌苔】
舌の表面にできる白色または褐色の苔(コケ)状のもの。胃腸障害・熱性疾患などの際に見られる。
ぜったい
ぜったい【舌苔】
《医》fur.→英和
ぜったい
ぜったい【絶対】
absoluteness.〜の(に) absolute(ly);→英和
unconditional(ly).→英和
‖絶対安静 <take> a complete rest.絶対音感 <have> perfect pitch.絶対温度 absolute temperature.絶対多数 <by> an absolute majority.絶対値《数》the absolute value.
ぜったい
ぜったい [0] 【絶対】 (名・形動)[文]ナリ
□一□
(1)他に並ぶものがないこと。何物にも比較されないこと。比較や対立を絶した存在であること。また,そのさま。「―の真理」
(2)一切他によって関与・制限されないこと。無条件。「上官の命令は―だ」「―の権力をもつ」
(3)〔哲〕「絶対者」に同じ。「唯一―の神」
⇔相対
〔absolute の訳語。明治期には「絶待」とも書かれた〕
□二□(副詞的に用いる。「に」を伴うこともある)どうしても。なにがなんでも。必ず。決して。「―間違いない」「―行かない」「―に反対する」
ぜったいあんせい
ぜったいあんせい [0][5] 【絶対安静】
重病のため歩行・会話を必要最小限に保ち,療養に専念する状態。
ぜったいおんかん
ぜったいおんかん [5] 【絶対音感】
任意の音の高さを,他の音との比較なしに知覚しうる能力。
→相対音感
ぜったいおんがく
ぜったいおんがく [5] 【絶対音楽】
文学・絵画などの音楽外的な内容とは一切かかわり合いをもたず,純粋に音の構成面だけを考えてつくられた音楽。
ぜったいおんど
ぜったいおんど [5] 【絶対温度】
個々の物質の特性に依存しない温度目盛りを理論的に定めた温度。熱力学第二法則に基づいて定める。単位はケルビン,記号 K 一気圧下の水の凝固点摂氏〇度は二七三・一五 K ,一〇〇度は三七三・一五 K 。ケルビン温度。
ぜったいかかく
ぜったいかかく [5] 【絶対価格】
⇒貨幣価格(カヘイカカク)
ぜったいがいねん
ぜったいがいねん [5] 【絶対概念】
それ自体で独立的に意味が決まる概念。「昼」「夜」のように他の概念との関連において意味が決まるものを相対概念とするのに対する。例えば,「家」とか「人」の類。
⇔相対概念
ぜったいくんしゅせい
ぜったいくんしゅせい [0] 【絶対君主制】
「絶対主義{(2)}」に同じ。
ぜったいけいご
ぜったいけいご [5] 【絶対敬語】
ある人に対しては,その人を含めてどの人からも,どの場面でも,常に一定の敬語をもって表現されるもの。神・天皇が自身に関して敬語を用いる奈良時代にこの傾向がみられる。
ぜったいけん
ぜったいけん [3] 【絶対権】
〔法〕 すべての人に対して主張できる権利。物権・人格権など,特定の物ないし法益を直接に支配することを内容とする。対世権。
⇔相対権
ぜったいごさ
ぜったいごさ [5] 【絶対誤差】
測定値と真の値との差の絶対値。
ぜったいし
ぜったいし [3] 【絶対視】 (名)スル
他と比較せず,それだけを卓越したものとして見ること。「実験結果を―する」
ぜったいしつど
ぜったいしつど [5][6] 【絶対湿度】
体積1立方メートルの空気中に含まれる水蒸気の量。グラムで表す。
ぜったいしゃ
ぜったいしゃ [3] 【絶対者】
〔哲〕 絶対的な存在。神・宇宙・存在の本体など,他の相対的な存在を根拠づける最高の存在。ドイツ観念論では主観と客観との純粋な同一性とされる。
ぜったいしゅぎ
ぜったいしゅぎ [5] 【絶対主義】
〔absolutism〕
(1)絶対的な真理・価値などが存在すると考える立場。
⇔相対主義
(2)一六世紀から一八世紀のヨーロッパにおいて,封建国家が解体して近代国家が誕生する過渡期に出現した,強力な君主による政治支配のこと。
(3)シュプレマティスムに同じ。
ぜったいせいしん
ぜったいせいしん [5] 【絶対精神】
〔(ドイツ) absoluter Geist〕
ヘーゲルの用語。自己自身の外に根拠をもたぬ精神の本質が主観的・客観的段階を経て十全に展開され自覚に至ったもの。芸術・宗教・哲学に表れるとされる。
ぜったいぜつめい
ぜったいぜつめい [0] 【絶体絶命】
危険や困難からどうしても逃れることができないこと。追いつめられて進退きわまること。「―の窮地」
〔「絶体」「絶命」ともに九星占いでいう凶星の名〕
ぜったいぜつめい
ぜったいぜつめい【絶体絶命になる】
be driven to the wall[last ditch];→英和
become desperate.
ぜったいたしゃ
ぜったいたしゃ [5] 【絶対他者】
人や世界に対して絶対的に異質で独立する超越的存在者。神・仏をその超越性を強調してとらえた観念。弁証法神学・レビナスなどでいう。
ぜったいたすう
ぜったいたすう [6] 【絶対多数】
議決などで,圧倒的に多数であること。過半数を超えること。
ぜったいたんいけい
ぜったいたんいけい [0] 【絶対単位系】
いくつかの基本単位と,基本単位だけから厳密に導き出された単位から成る単位系。CGS 単位系,MKSA 単位系,SI 単位系などがある。
→実用単位
ぜったいち
ぜったいち [3] 【絶対知】
〔(ドイツ) absolutes Wissen〕
ドイツ観念論において,主観と客観とが一致する知識の最高の段階としての哲学知をさす語。
ぜったいち
ぜったいち [3] 【絶対値】
実数 � が正数または 0 ならば � 自身,� が負数ならば負号を去った数を � の絶対値といい,|a| で表す。複素数 �=�+�� の絶対値は �²+�² の平方根で,これは複素平面上で原点からその点 � までの距離を表す。
ぜったいちしつねんだい
ぜったいちしつねんだい [8] 【絶対地質年代】
放射性元素の崩壊速度から判定される鉱物や岩石の年代。岩石を構成する鉱物中に少量含まれている放射性元素と,それが崩壊してできた新しい元素との量比から,その鉱物ができてから現在までの年数が推定できる。放射年代。
ぜったいてき
ぜったいてき [0] 【絶対的】 (形動)
物事が絶対であるさま。何物にも制限されないさま。
⇔相対的
「―な権力」「―な優位に立つ」
ぜったいてきかんねんろん
ぜったいてきかんねんろん [9] 【絶対的観念論】
〔(ドイツ) absoluter Idealismus〕
すべての哲学は本質的に観念論たらざるを得ないが,通常の観念論は主観または客観を偏重しているとして,これと区別してヘーゲルが自らの哲学に与えた名称。
ぜったいてきじょうよかち
ぜったいてきじょうよかち [10] 【絶対的剰余価値】
剰余価値の一。労働日数や労働時間の絶対数の増大によって生じる剰余価値。
⇔相対的剰余価値
ぜったいとうきゅう
ぜったいとうきゅう [5] 【絶対等級】
星の実際の光度を表すための等級。天体を10パーセク(三二・六光年)の距離に置いたと仮定したときの明るさを等級で示す。
ぜったいねんだい
ぜったいねんだい [5] 【絶対年代】
過去の出来事の時間的隔たりを実際の年数で示す年代。その測定法には放射性炭素法・カリウム-アルゴン法・年輪測定法などがある。
⇔相対年代
ぜったいひょうか
ぜったいひょうか [5] 【絶対評価】
教育目標の達成度を評価する方法。カリキュラムの目標などを規準として個々の児童生徒の達成度をはかるもの。
⇔相対評価
ぜったいりょう
ぜったいりょう [3] 【絶対量】
他の物との関係を無視した量。その物自身の量。
ぜったいれいど
ぜったいれいど [5] 【絶対零度】
絶対温度の〇度。摂氏マイナス二七三・一五度。この状態に近づくことはできるが,到達することは理論的に不可能とされる。
ぜったん
ぜったん [0] 【舌端】
(1)舌の先。特に調音点として,舌の最先端部(舌尖)のすぐ後ろの上面の部分。
(2)くちさき。弁舌。ものいい。
ぜったん=火を吐く
――火を吐・く
勢い鋭く論じたてるさまにいう。
ぜったんおん
ぜったんおん [3] 【舌端音】
舌端が閉鎖もしくは狭められて形成される言語音。日本語のツは,舌端の前部と歯茎および歯による調音。
ぜっちょう
ぜっちょう【絶頂】
<gain> the summit[top] <of a mountain> ;→英和
<be at> the height <of one's popularity> (頂点).→英和
ぜっちょう
ぜっちょう [0] 【絶頂】
(1)山の頂上。いただき。「―を極める」
(2)物事の最高の状態。「人気の―」「幸福の―」
ぜっつう
ぜっつう [0] 【絶痛】
激しく痛むこと。「初恋を擲(ナゲウ)ちて,―絶苦の悶々の中(ウチ)に/金色夜叉(紅葉)」
ぜってん
ぜってん [3][0] 【絶顛】
高い山のいただき。絶頂。
ぜっとう
ぜっとう [0] 【絶島】
離れ島。絶海の孤島。孤島。
ぜっとう
ぜっとう [0] 【絶倒】 (名)スル
(1)笑いころげること。「抱腹―する」「一読して殆んど―す/筆まかせ(子規)」
(2)感情が高ぶって倒れるばかりの状態になること。「新体を発起して一時の洒落に人を―せしむ/日本開化小史(卯吉)」
ぜっとう
ぜっとう [0] 【舌頭】
(1)舌の先端。
(2)言葉。弁舌。「そんな大議論を―に弄(ロウ)する以上は/吾輩は猫である(漱石)」
ぜっとう
ぜっとう [0] 【絶東】
東のはて。極東。
ぜっぱん
ぜっぱん [0] 【絶版】
(1)一度発行した書籍の印刷・販売を中止すること。
(2)印刷用の版を廃棄すること。
ぜっぱん
ぜっぱん【絶版の[で]】
out of print.〜になる(である) go (be) out of print.
ぜっぴ
ぜっぴ [1] 【是っ非】 (副)
〔「ぜひ」の促音添加〕
きっと。必ず。「旦那,―伺ひますぜ/初すがた(天外)」
ぜっぴつ
ぜっぴつ【絶筆】
one's last writing.
ぜっぴつ
ぜっぴつ [0] 【絶筆】
(1)生前に最後に書いた文章や絵など。
(2)書くことをやめること。筆を断つこと。
ぜっぴん
ぜっぴん【絶品】
a rarity;→英和
a unique article.
ぜっぴん
ぜっぴん [0] 【絶品】
この上なくすぐれた品物・作品など。
ぜっぺき
ぜっぺき【絶壁】
a precipice;→英和
a cliff.→英和
ぜっぺき
ぜっぺき [0] 【絶壁】
切り立ったがけ。懸崖(ケンガイ)。
ぜっぽう
ぜっぽう [0] 【舌鋒】
鋭い弁舌。弁舌・議論などの鋭いことを鋒(ホコ)にたとえていう。「―鋭く攻撃する」
ぜつあい
ぜつあい [0] 【絶愛】 (名)スル
非常に愛すること。「清高幽雅の観念を啓発せしむるもの,―するに堪へたり/日本風景論(重昂)」
ぜつあつし
ぜつあつし [4] 【舌圧子】
口腔内や咽頭を見るとき,舌を押し下げるために用いる篦(ヘラ)状の器具。圧舌子。
ぜついき
ぜついき [0] 【絶域】
遠く離れた土地。遠い外国。「博陸を海城の―に流し奉る/平家 7」
ぜついんしんけい
ぜついんしんけい [5] 【舌咽神経】
延髄の上部より発し,舌根・咽頭に分布する,知覚および運動神経から成る神経。第九脳神経。
ぜつえい
ぜつえい [0] 【絶詠】
死ぬまぎわに詠んだ短歌や俳句。絶吟。
ぜつえん
ぜつえん [0] 【絶縁】 (名)スル
(1)縁を切ること。関係を断ち切ること。「彼とは―した」
(2)不導体によって,電気や熱が通じるのを断つこと。
ぜつえん
ぜつえん [0] 【絶遠】
非常に遠いこと。また,その土地。「―の東洋に一新文明国を開き/福翁自伝(諭吉)」
ぜつえん
ぜつえん [0] 【舌炎】
舌の炎症。各種口腔疾患,胃炎,全身の感染症,ビタミン欠乏症の際にみられる。
ぜつえん
ぜつえん【絶縁】
《電》insulation.〜する break[sever]one's connection <with> ;《電》insulate.→英和
‖絶縁体 an insulator.絶縁テープ an insulating[ <米> a friction]tape.
ぜつえんじょう
ぜつえんじょう [0] 【絶縁状】
縁を絶つことを通告する手紙。
ぜつえんたい
ぜつえんたい [0] 【絶縁体】
電気または熱を通さない物体。絶縁物。
ぜつえんていこう
ぜつえんていこう [5] 【絶縁抵抗】
絶縁体で絶縁された二導体間の電気抵抗。
ぜつえんぶつ
ぜつえんぶつ [3] 【絶縁物】
⇒絶縁体(ゼツエンタイ)
ぜつえんゆ
ぜつえんゆ [3] 【絶縁油】
電気の絶縁や発生熱の冷却のために,コンデンサー・変圧器・ケーブル等に用いられる油。原油から得られる鉱油と合成油がある。
ぜつおん
ぜつおん [2] 【舌音】
(1)舌先を歯または歯茎につけて発音する音。タ・ダ・ナ・ラ行などの各音。
(2)中国古代の音韻学で五音(ゴイン)の一。舌先を上の歯茎ないし硬口蓋につけて調音される音。「端」「定」「知」「娘」などの子音をさす。
ぜつがい
ぜつがい [0] 【絶崖】
切り立ってそびえる崖。絶壁。
ぜつがん
ぜつがん【舌癌】
cancer on the tongue.→英和
ぜつがん
ぜつがん [2] 【舌癌】
舌に発生する癌腫。
ぜつぎ
ぜつぎ [1] 【絶技】
非常にすぐれたわざ。はなれわざ。
ぜつぎん
ぜつぎん [0] 【絶吟】
「絶詠(ゼツエイ)」に同じ。
ぜつげん
ぜつげん [0] 【絶弦・絶絃】
〔琴の名手,伯牙が自分の琴の音を理解してくれた友人鍾子期の死後,琴の弦を絶って再び弾かなかったという「呂氏春秋(本味)」の故事から〕
親友に死別すること。
ぜつご
ぜつご [0] 【絶後】
(1)将来二度と同じことが起こらないこと。「空前―の事件」
(2)息が絶えたのち。「―に再び蘇へる底(テイ)の気魄がなければ駄目だ/吾輩は猫である(漱石)」
ぜつじゅ
ぜつじゅ [0] 【絶入】 (名)スル
気絶すること。ぜつにゅう。「しばらく―したりけるを/太平記 16」
ぜつじょう
ぜつじょう [0] 【舌状】
舌のような形状。
ぜつじょうかかん
ぜつじょうかかん [5] 【舌状花冠】
合弁花冠の一。一つの花の全花弁が融合して筒状となり,上部のみが平らで舌のような形をしたもの。タンポポなどの花冠。
ぜつじん
ぜつじん [0] 【舌人】
通訳をする人。通弁。通事。「長崎―の事跡に精(クワ)しい人の教を得た/伊沢蘭軒(鴎外)」
ぜつじん
ぜつじん [0] 【絶塵】
(1)俗世間との縁を切ること。絶俗。
(2)〔荘子(田子方)〕
速く走りちりひとつたてないこと。塵(チリ)を絶つ。
ぜつだい
ぜつだい [0] 【絶代】
(1)その時代に並ぶもののないこと。絶世。「―の天才/青春(風葉)」
(2)遠くかけはなれた時代。
ぜつだい
ぜつだい [0] 【舌代】
口で告げる代わりに文字で簡単に書き表したもの。口上書きや飲食店の値段表などに書く。
ぜつだい
ぜつだい [0] 【絶大】 (名・形動)[文]ナリ
この上もなく大きい・こと(さま)。「―な権力」「―な信頼をおく」
ぜつだい
ぜつだい [0] 【絶待】
〔仏〕 他の事物との対比からかけはなれ,それだけで存在すること。ぜったい。
⇔相待(ソウダイ)
ぜつだい
ぜつだい【絶大な】
the greatest;tremendous;→英和
immense;→英和
generous <support> .→英和
ぜつだい
ぜつだい【舌代】
a brief note.
ぜつないおん
ぜつないおん [3] 【舌内音】
悉曇(シツタン)学で,三内音の一。舌によって調音される音。[t][d][n]の類。
→三内音
ぜつにゅう
ぜつにゅう 【絶入】 (名)スル
⇒ぜつじゅ(絶入)
ぜつにゅうとう
ぜつにゅうとう [3] 【舌乳頭】
舌の表面の粘膜にある固い小突起。
ぜつねん
ぜつねん [0] 【絶念】 (名)スル
思いきること。あきらめること。断念。「断然―してしまうがいい/当世書生気質(逍遥)」
ぜつび
ぜつび [1] 【絶美】 (名・形動)[文]ナリ
この上なく美しい・こと(さま)。「少女は誠に―なり/花柳春話(純一郎)」
ぜつぼう
ぜつぼう [0] 【絶望】 (名)スル
すっかり望みをなくすこと。希望を失うこと。「自分の才能に―する」
ぜつぼう
ぜつぼう【絶望】
<in> despair;→英和
hopelessness.→英和
〜する despair <of> ;give up all hopes <of> .〜的な desperate;→英和
hopeless.→英和
〜のどん底にいる be in the depth(s) of despair.
ぜつぼうてき
ぜつぼうてき [0] 【絶望的】 (形動)
全く望みがもてないほど事態が悪化しているさま。「回復は―だ」「―な抵抗」
ぜつみょう
ぜつみょう [0] 【絶妙】 (名・形動)[文]ナリ
この上なくたくみである・こと(さま)。「―な演技」
[派生] ――さ(名)
ぜつみょう
ぜつみょう【絶妙の】
exquisite.→英和
ぜつむ
ぜつむ [1] 【絶無】 (名・形動タリ)
全く無い・こと(さま)。皆無。「槭樹(モミジ)属は英国に殆んど―たり/日本風景論(重昂)」
ぜつむ
ぜつむ【絶無】
⇒皆無.
ぜつめい
ぜつめい【絶命する】
die;→英和
pass away.
ぜつめい
ぜつめい [0] 【絶命】 (名)スル
命が絶えること。死ぬこと。「かけつけた時にはすでに―していた」
→絶体絶命
ぜつめつ
ぜつめつ [0] 【絶滅】 (名)スル
すっかり滅びて絶えること。また,滅ぼし絶やすこと。「―の危機に瀕する」「悪習を―する」
ぜつめつ
ぜつめつ【絶滅】
extermination;extinction (自然に).〜する[滅ぶ]become extinct;die out;[滅ぼす]stamp out;exterminate.→英和
ぜつめつしゅ
ぜつめつしゅ [4] 【絶滅種】
すでに絶滅した生物の種。
ぜつりん
ぜつりん【絶倫の】
matchless;→英和
peerless;→英和
unparalleled.→英和
精力絶倫の人 a man of unequaled energy.
ぜつりん
ぜつりん [0] 【絶倫】 (名・形動)[文]ナリ
〔「倫」はなかまの意〕
群を抜いてすぐれている・こと(さま)。「精力―」「勇武―,猛獣を物ともせざる勇敢の気象が/社会百面相(魯庵)」
ぜつるい
ぜつるい [0] 【絶類】
比べるものがないほどすぐれていること。「勝ぐれたまへる中にも―抜群にて/五重塔(露伴)」
ぜに
ぜに【銭】
⇒金(かね).
ぜに
ぜに [1] 【銭】
〔字音「せん」の「ん」を「に」と表記したもの〕
(1)四角い穴のある円形の金属貨幣。金・銀・銅などで作る。日本では和同開珎(カイチン)が最初。鵝眼(ガガン)。鵝目。鳥目(チヨウモク)。
(2)江戸時代,銅・鉄製の貨幣。金・銀製の貨幣に対していう。
(3)貨幣一般の俗称。かね。金銭。「―勘定」
(4)家紋の一。銭の形を図案化したもの。真田六文銭など。
ぜに=をつく
――をつ・く
銭を差し出す。銭を支払う。「扱ひになりしやら,―・いたもたしかに見た/浄瑠璃・五十年忌(上)」
ぜに=を買う
――を買・う
金銀貨を銭に両替する。「川端で左衛門一分が―・ひ/柳多留拾遺」
ぜにあおい
ぜにあおい [3] 【銭葵】
アオイ科の越年草。ヨーロッパ原産。古くから観賞用に栽培。高さ約70センチメートル。葉は円形。初夏,葉腋に五弁花を数個ずつつける。花弁は淡紫色で紫色の脈がある。小葵(コアオイ)。錦葵(キンキ)。[季]夏。
ぜにあおい
ぜにあおい【銭葵】
《植》a mallow.→英和
ぜにいし
ぜにいし [2] 【銭石】
棘皮(キヨクヒ)動物ウミユリの柄の化石を含む石灰岩。梅花石。
ぜにいれ
ぜにいれ [2][0] 【銭入れ】
金銭を入れるもの。財布・がまぐち・巾着など。
ぜにうら
ぜにうら [0] 【銭占】
占いの一種。三個の銭を投げて,裏・表のでた数によって吉凶を占うもの。表を陽,裏を陰として表がでるのを吉とした。
ぜにうり
ぜにうり [2][0] 【銭売り】
江戸時代,小銭を額面の大きな貨幣に両替することを業としたもの。金あきんど。
ぜにかね
ぜにかね [1] 【銭金】
金銭。おかね。「―に代えられぬ」「―の問題ではない」
ぜにかねずく
ぜにかねずく [0] 【銭金尽く】
何事も金銭の力で行うこと。かねずく。ぜにずく。
ぜにかんじょう
ぜにかんじょう [3] 【銭勘定】
金銭の出入りを計算すること。「―にうるさい」「―にこまかい」
ぜにがさ
ぜにがさ [0] 【銭瘡】
田虫の古名。[和名抄]
ぜにがた
ぜにがた [0] 【銭形】
(1)銭のかたち。
(2)銭の形に切った紙。神前に供えるもの。かみぜに。
ぜにがたあざらし
ぜにがたあざらし [6] 【銭形海豹】
アザラシの一種。体長は約1.5メートル。体色は変異が大きいが,貨幣に似た白い輪模様をもつことからこの名がある。北洋に広く分布し,日本では北海道で観察される。
ぜにがたへいじ
ぜにがたへいじ 【銭形平次】
野村胡堂のシリーズ小説「銭形平次捕物控」の主人公。神田明神下の長屋に住む目明かし。映画化・テレビ-ドラマ化され,鋭い推理力と四文銭の投げ銭の特技で人気を得る。
ぜにがめ
ぜにがめ [0] 【銭亀】
イシガメの子の呼称。[季]夏。《―に玻璃器すべりてかなしけれ/富安風生》
ぜにがめ
ぜにがめ【銭亀】
《動》a baby tortoise.
ぜにくび
ぜにくび [2] 【銭首】
「銭持(ゼニモ)ち首」に同じ。
ぜにぐつわ
ぜにぐつわ [3] 【銭轡】
金銭を与えて相手を自分の意に従わせること。「―はめられけるか馬丞/咄本・醒睡笑」
ぜにぐら
ぜにぐら [0] 【銭蔵】
銭を貯えておく蔵。
ぜにぐるま
ぜにぐるま [3] 【銭車】
(1)「銭独楽(ゼニゴマ)」に同じ。
(2)両替屋の銭を積んだ車。寺社や湯屋へ銭を買いに行くのに用いた。
ぜにごけ
ぜにごけ【銭苔】
《植》a liverwort.→英和
ぜにごけ
ぜにごけ [0] 【銭苔】
苔類ゼニゴケ科のコケ植物。各地の湿った日陰地に群生。幅1センチメートル内外の濃緑色の葉状体で,叉状(サジヨウ)に分岐する。雌雄異株。春から秋,葉状体の先に円盤状の雄器托または掌状に深裂した雌器托をつけ胞子を形成する。また,葉状体の中央脈上に杯状の無性芽器をつけ,無性芽でも盛んに繁殖する。地銭。
銭苔[図]
ぜにごま
ぜにごま [0] 【銭独楽】
銭の穴に軸木を通して芯(シン)にした独楽。土製のものもあった。江戸時代に流行。銭車。
ぜにさし
ぜにさし [2][3][4] 【銭差・銭緡】
銭の穴に通して束ねるのに用いたひも。主に麻縄・わら縄製。さし。銭縄。銭貫(ゼニツラ)。
ぜにさつ
ぜにさつ [0] 【銭札】
江戸時代,銭高を表示した藩札。
ぜにざ
ぜにざ [0] 【銭座】
江戸時代の銭貨鋳造・発行機関。1636年,江戸芝と近江坂本に創設,以後各地に設置されたが,多く安永(1772-1780)期に廃止された。
ぜにずく
ぜにずく 【銭尽く】
「銭金(ゼニカネ)尽(ズ)く」に同じ。
ぜにそうば
ぜにそうば [3] 【銭相場】
江戸時代,金銀貨と銭との交換相場。
ぜにたなご
ぜにたなご [3] 【銭鱮】
コイ目の淡水魚。全長5〜8センチメートル。タナゴの一種で,体は側扁し鱗が細かく,ひげはない。秋,ドブガイなどに産卵し,孵化した稚魚は春まで貝の中にいる。産卵期に雄は婚姻色を現す。本州中部以北の湖沼や小川にすむ。オカメタナゴ。
ぜにたむし
ぜにたむし [3] 【銭田虫】
田虫のうち,形が銭のように丸く縁に小水疱が並んでいるものの俗称。
ぜにだいこ
ぜにだいこ [3] 【銭太鼓】
各地の民俗芸能に使う楽器の一。輪のなかに渡した十字の針金に一文銭をつけたものと,竹筒の中に青銅銭を入れたものとがある。
ぜにだいこおどり
ぜにだいこおどり [6] 【銭太鼓踊り】
銭太鼓を小道具に用いる踊り。主に女性が,銭太鼓を肩・肘(ヒジ)・膝・地面などに打ちつけつつ踊る。
ぜにつら
ぜにつら 【銭貫】
「銭差(ゼニサシ)」に同じ。[和名抄]
ぜにづかい
ぜにづかい [3] 【銭遣い】
金銭を使うこと。かねづかい。
ぜにづつ
ぜにづつ [0][2] 【銭筒】
銭を入れておく竹筒。
ぜになわ
ぜになわ 【銭縄】
「銭差(ゼニサシ)」に同じ。
ぜにばこ
ぜにばこ [0] 【銭箱】
江戸時代に商家で使用した,銭を保管するための木箱。箱の上部に投入口があり,下部の取り出し口には錠をつけ,頑丈に作られている。
銭箱[図]
ぜにみせ
ぜにみせ 【銭店・銭見世】
(1)両替屋。銭屋。「九尺間の棚借りて―を出し/浮世草子・永代蔵 4」
(2)〔揚げ代を銭で払ったことから〕
江戸にあった下等な女郎屋。
ぜにむし
ぜにむし [2] 【銭虫】
(1)田虫の異名。
(2)ヤスデの異名。
ぜにもうけ
ぜにもうけ [3] 【銭儲け】 (名)スル
かねもうけ。
ぜにもち
ぜにもち [4][3] 【銭持(ち)】
かねもち。
ぜにもちくび
ぜにもちくび 【銭持(ち)首】
着物の襟を前に引き詰めて着ること。ぜにくび。銭を懐中に入れると重みで襟が前に引かれたようになることからいう。「衣紋ばかり―に引なほし/犬子集」
ぜにや
ぜにや [2] 【銭屋】
江戸時代の,両替屋。銭店。
ぜにやごへえ
ぜにやごへえ 【銭屋五兵衛】
(1773-1852) 江戸末期の豪商。加賀の人。海運業を営み,蝦夷松前との通商で利益をあげた。河北潟干拓事業に際し,罪を得て獄死。
ぜにん
ぜにん [0] 【是認】 (名)スル
よいと認めること。
⇔否認
「この件に関しては―する」
ぜにん
ぜにん【是認】
approval.→英和
〜する approve <of> ;→英和
admit.→英和
ぜひ
ぜひ [1] 【是非】
■一■ (名)スル
(1)よいことと悪いこと。可否。当否。「物事の―をわきまえる」「―を論ずる」
(2)善悪・適否を論ずること。批評すること。「一身の利害を以て天下の事を―す可らず/文明論之概略(諭吉)」
■二■ (副)
(1)あることの実現・実行を強く希望する気持ちを表す。どうしても。是が非でも。「―一度お越し下さい」「―勝ちたい」
(2)必ずそういう結果になることを表す。かならず。きっと。「道で寄つて暇乞をする,―高岡を通るのだから/義血侠血(鏡花)」
→ぜひに
→ぜひとも
ぜひ
ぜひ【是非】
(1)[善悪] <distinguish between> right and wrong;the propriety <of> (当否).→英和
(2)[是非とも]without fail;by all means;at any cost.
ぜひ=に及ば∘ず
――に及ば∘ず
仕方ない。やむを得ない。「―∘ぬ。さほどに思し召さば帰らう/咄本・昨日は今日」
ぜひ=に叶(カナ)わ∘ず
――に叶(カナ)わ∘ず
仕方がない。やむを得ない。「―∘ぬその時は,わたしが方から知らせをせう/浄瑠璃・卯月の紅葉(中)」
ぜひ=も無い
――も無・い
仕方がない。やむを得ない。ぜひない。「そういう事情なら―・い」
ぜひ=も知ら∘ず
――も知ら∘ず
夢中になって我を忘れて。何もわきまえない。「尼,見るままに―∘ず臥しまろびて/宇治拾遺 1」
ぜひきょくちょく
ぜひきょくちょく [1] 【是非曲直】
物事の善悪や正邪。理非曲直。
ぜひぜひ
ぜひぜひ [1] 【是非是非】 (副)
〔「ぜひ」を重ねて強めた語〕
必ず。どうしても。ぜひとも。「―ご一報を」
ぜひとも
ぜひとも [1] 【是非共】 (副)
どうしても。かならず。ぜったい。ぜひに。「―来てほしい」「今度は―勝つぞ」
ぜひない
ぜひない【是非ない】
inevitable;→英和
unavoidable.→英和
是非なく…する be obliged to do.
ぜひない
ぜひな・い [1][3] 【是非ない】 (形)[文]ク ぜひな・し
(1)やむを得ない。仕方がない。ぜひもない。「懇望されて―・く役員をひきうける」
(2)よいも悪いもない。善悪を論ずるまでもない。「―・く御坪のうちへやぶり入り/平家 5」
(3)いうまでもない。もちろんである。「物狂ひの出で立ち,似合ひたるやうに出でたつべき事―・し/風姿花伝」
ぜひに
ぜひに [1] 【是非に】 (副)
(1)どんなことがあっても,きっと。ぜひとも。「―御来駕を賜りたい」
(2)むりに。しいて。「―婿を取ならば,おかちが命は有るまいぞ/浄瑠璃・油地獄(中)」
ぜろぜろ
ぜろぜろ [1] (副)
痰(タン)がのどにからんで,苦しそうに呼吸をする音を表す語。「のどを―いわせる」
ぜん
−ぜん【紳士然としている】
look like[have an air of]a gentleman.→英和
ぜん
ぜん【善】
<do> good;→英和
goodness;→英和
<practice> virtue.→英和
善は急げ Strike while the iron is hot.
ぜん
ぜん [1][0] 【禅】
(1)〔仏〕
〔梵 dhyāna〕
古くからインドで行われる修行方法で,精神を一つの対象に集中し,その真の姿を知ろうとすること。静慮(ジヨウリヨ)。禅定(ゼンジヨウ)。
(2)「禅宗」の略。
(3)禅宗の教義や修行方法の全般のこと。
(4)「座禅」の略。
ぜん
ぜん [1] 【漸】
物事が徐々に進むこと。「且つ聴き且つ記し―にして積りて巻を成す/経国美談(竜渓)」
ぜん
ぜん 【全】
■一■ [1] (名)
(1)すべてであること。「源氏物語―」
(2)本の冊数や巻数を表す語に先立って用いて,「すべてで」の意を表す。「―三冊」「―三巻」
■二■ (接頭)
名詞に付いて,「すべての」「全部の」の意を表す。「―国民」「―世界」「―責任」「―チーム」
ぜん
ぜん [1] 【善】
(1)よいこと。道理にかなったこと。また,そのようなおこない。
⇔悪
(2)〔哲・倫〕 一定の使用・行為・道徳・秩序などにおいて,人や物の性質(価値)がよいこと,望ましくすぐれていること。また,それらをよくあらしめる根拠。真・美とならぶ基本的価値の一。倫理学の対象とされ,人間のあらゆる営みが目指すところ,あるいは営みを律する義務の源泉とされる。
ぜん
ぜん 【然】 (接尾)
名詞に付いて,いかにもそのようなさまの意を表す。「学者―としている」
ぜん
ぜん 【膳】
■一■ [0] (名)
(1)食器や食べ物を載せる台。特に一人前の食事を載せた台をいう。おぜん。「―にのせて運ぶ」
(2)食事。料理。膳部。
■二■ (接尾)
助数詞。
(1)椀(ワン)に盛ったもの(特にご飯)を数えるのに用いる。「ご飯を二―食べる」
(2)一対の箸(ハシ)を数えるのに用いる。「箸を一―下さい」
ぜん
ぜん【禅】
Zen;→英和
religious meditation; <Skt.> Dhyana.禅宗 the Zen sect.
ぜん
ぜん【膳】
a (small dining) table;→英和
a tray.→英和
〜をすえる(ひく) lay (clear) the table.〜につく sit down to table.‖箸一膳 a pair of chopsticks.飯一膳 a bowl(ful) of rice.
ぜん
ぜん 【前】
■一■ [1] (名)
(1)ある時より先。まえ。以前。「―の会社では」「吾輩の爪は―申す通り皆後ろ向きであるから/吾輩は猫である(漱石)」
(2)
(ア)官職・地位を表す名詞の上に付いて,「すぐまえの」「ひとつまえの」の意を表す。「―総理大臣」「―議員」
(イ)時代を表す名詞の上に付いて,それより先立つことを表す。「―近代」
(ウ)名詞の下に付いて,それ以前である意を表す。「紀元―」「使用―」「第一次大戦―」
■二■ (接尾)
助数詞。
(1)机・脇息(キヨウソク)・懸盤(カケバン)などを数えるのに用いる。「二―の膳(ソナエ)を供せんとす/今昔 13」
(2)神や社殿を数えるのに用いる。「摂社・末社すべて三十余―/滑稽本・膝栗毛 8」
ぜん=か無(ム)かの法則(ホウソク)
――か無(ム)かの法則(ホウソク)
⇒悉無律(シツムリツ)
ぜん=に上(ノボ)る
――に上(ノボ)・る
料理として食膳に出る。
ぜん=に強い者は悪にも強い
――に強い者は悪にも強い
善に専心する者がいったん悪の道に陥った場合は,悪にも専心する。
ぜん=に従うこと流るるが如(ゴト)し
――に従うこと流るるが如(ゴト)し
〔左氏伝(成公八年)〕
善と見て,ためらいなくこれに従うさまがあたかも水が流れるように速やかであること。
ぜん=の裏は悪
――の裏は悪
よいことがあれば,それに伴って必ず悪いこともあるということ。
ぜん=は急げ
――は急げ
よいことは機会を逃さず急いでせよ。
ぜん=を責(セ)むるは朋友(ホウユウ)の道なり
――を責(セ)むるは朋友(ホウユウ)の道なり
〔孟子(離婁下)〕
善を行うように強くすすめるのは友としての道である。
ぜん−
ぜん−【前−】
[以前の]former;→英和
ex- <M.P.> .→英和
ぜん−
ぜん−【全−】
whole;→英和
entire;→英和
total;→英和
all.→英和
‖全世界 the whole world.全日本 all-Japan.
ぜんあ
ぜんあ 【然阿】
⇒良忠(リヨウチユウ)
ぜんあく
ぜんあく [0] 【前悪】
前に行なった悪事。また,前世の悪事。
ぜんあく
ぜんあく【善悪】
good and evil;right and wrong.〜の別を知る know right from wrong.
ぜんあく
ぜんあく [1] 【善悪】
〔連声(レンジヨウ)して「ぜんなく」「ぜんまく」とも〕
■一■ (名)
善と悪。また,善人と悪人。よしあし。「―をわきまえる」
■二■ (副)
よきにつけ,あしきにつけ。どうあろうとも。是非とも。「さては―為義まづ命を捨て/保元(中)」
ぜんあく=の報(ムク)いは影の形に随(シタガ)うが如(ゴト)し
――の報(ムク)いは影の形に随(シタガ)うが如(ゴト)し
〔旧唐書(張士衡伝)〕
善悪の行為に対する報いは,影が本体の形に従うように必ずあるものだというたとえ。
ぜんあくふに
ぜんあくふに [1][1] 【善悪不二】
〔仏〕 善も悪も別々のものではなく,仏法の平等無差別の絶対真理に帰着するということ。
ぜんあくむき
ぜんあくむき [1][1] 【善悪無記】
〔仏〕 すべての性質を分け,善と悪と善でも悪でもないものとの三つとしたもの。
ぜんあつ
ぜんあつ [0] 【全圧】
混合気体が示す圧力のこと。各成分気体の分圧に対比していう。
→分圧
ぜんい
ぜんい [1] 【善意】
(1)よい心。善良な心。
(2)他人のためによかれと思う心。好意。「―でした行為」
(3)物事をすべてよいように受け取る心。いい意味。「―に解釈する」
(4)〔法〕 法律上の効果を生じうる一定の事実を知らないこと。私法上,一般に善意の行為は保護され,責任は軽減されることが多い。
⇔悪意
ぜんい
ぜんい [1] 【禅位】
天子が位を譲ること。譲位。
ぜんい
ぜんい【善意】
a favorable sense (意味);good intentions (意図);《法》good faith;bona fides.〜の well-intentioned;bona fide.〜に in good faith.
ぜんいき
ぜんいき [0] 【全域】
ある地域またはある分野・領域の全体。「関東―に大雨警報が出ている」
ぜんいしき
ぜんいしき [3] 【前意識】
精神分析の用語。その時は意識していないが思い出そうと思えば思い出すことのできる心の領域。意識と無意識の中間にある。下意識。
ぜんいしゅとく
ぜんいしゅとく [4] 【善意取得】
⇒即時取得(ソクジシユトク)
ぜんいせんゆう
ぜんいせんゆう [4] 【善意占有】
占有する権利がないにもかかわらず,あると誤信して占有すること。10年間の占有の継続により取得時効が可能である。
⇔悪意占有
ぜんいつ
ぜんいつ [0] 【全一】 (名・形動ナリ)
完全に一つにまとまっていること。統一していること。また,そのさま。
ぜんいのだいさんしゃ
ぜんいのだいさんしゃ 【善意の第三者】
〔法〕 当事者間に存在する特定の事情を知らない第三者。
ぜんいん
ぜんいん [0] 【前因】
前世の因縁。
ぜんいん
ぜんいん【全員】
all (the) members;the whole crew (船など).〜一致で unanimously.→英和
ぜんいん
ぜんいん [0] 【全員】
所属しているすべての人。総員。
ぜんいん
ぜんいん [0] 【禅院】
禅宗の寺院。禅寺。禅林。
ぜんいん
ぜんいん [0] 【善因】
〔仏〕 よい報いを招く因となる,よいおこない。
ぜんいんぜんか
ぜんいんぜんか [5] 【善因善果】
〔仏〕 よいおこないには必ずよい果報があるということ。
⇔悪因悪果
ぜんう
ぜんう [1] 【単于】
匈奴(キヨウド)の最高君主の称号。
ぜんうとごふ
ぜんうとごふ [5] 【単于都護府】
中国,唐代の六都護府の一。650年,内モンゴルの突厥(トツケツ)などの諸部族を統轄するために設置。
ぜんえ
ぜんえ 【染衣】
墨染めの衣。法衣。また,それを着ること。出家すること。「剃髪―の姿/太平記 27」
ぜんえ
ぜんえ [1] 【禅衣】
禅僧のまとう衣服。ぜんい。
ぜんえい
ぜんえい【前衛】
an advanced guard (軍の);a forward player (テニス);a forward (球技).→英和
〜をする play forward.‖前衛生け花 flower-arrangement of the avant-garde school.前衛音楽(美術) avant-garde music (art).
ぜんえい
ぜんえい [0] 【前衛】
(1)軍隊で,戦闘の最前線にあって,戦線の突破口を開く部隊。
⇔後衛
(2)階級闘争において労働者階級の先頭に立って指導する集団・部隊。レーニンによってマルクス主義政党の組織原則となった。
(3)芸術運動で,先駆的で実験的な創作を試みるグループ。アバン-ギャルド。「―的」
(4)テニス・バレーボールなどで,自陣の前方で攻撃・守備にあたるもの。
⇔後衛
→フォワード
ぜんえいげいじゅつ
ぜんえいげいじゅつ [5] 【前衛芸術】
⇒アバン-ギャルド
ぜんえいげき
ぜんえいげき [3] 【前衛劇】
固定化した演劇様式を打破して,新しい表現形式を試みようとする演劇。
ぜんえいしょどう
ぜんえいしょどう [5] 【前衛書道】
文字を非具象的に表現し,造形美などの点を強調する書芸術。墨象(ボクシヨウ)。
ぜんえいてき
ぜんえいてき [0] 【前衛的】 (形動)
時代に先がけているさま。「―な芸術」
ぜんえいは
ぜんえいは [0] 【前衛派】
⇒アバン-ギャルド
ぜんえいはいく
ぜんえいはいく [5] 【前衛俳句】
金子兜太(トウタ)の「造型俳句論」をよりどころとした,社会性・抽象性に富む傾向の無季俳句。昭和30年代に登場した。
ぜんえいオープン
ぜんえいオープン 【全英―】
(1)全英オープン-テニス選手権大会の略称。通称ウィンブルドン大会。世界四大選手権の一つ。
(2)全英オープン-ゴルフ選手権大会の略称。1860年に創始されたゴルフのオープン-トーナメント。
ぜんえつ
ぜんえつ [0] 【禅悦】
〔仏〕 禅定(ゼンジヨウ)の境地においてもたらされる宗教的喜び。
ぜんえん
ぜんえん [0] 【全縁】
植物の葉の縁(フチ)が滑らかで切れ込みや凹凸のないこと。
ぜんえん
ぜんえん 【前燕】
五胡十六国の一。鮮卑族の慕容皝(ボヨウコウ)が建国(337-370)。前秦に滅ぼされた。
ぜんえん
ぜんえん [0] 【善縁】
〔仏〕 仏道の縁となる,よい事柄。
ぜんえん
ぜんえん [0] 【前縁】
(1)前のほうの縁(フチ)。
(2)前世の因縁。
ぜんえん
ぜんえん [0] 【全円】
(1)(半円などに対して)円の全体。
(2)完全で欠けたところがないこと。「これを得道の―とす/正法眼蔵」
ぜんおう
ぜんおう【全欧】
whole Europe.〜にわたり throughout[all over]Europe.
ぜんおう
ぜんおう [0] 【全欧】
ヨーロッパ全体。
ぜんおう
ぜんおう [3] 【前王】
前代の王。前代の君主。先王。
ぜんおうあんぽきょうりょくかいぎ
ぜんおうあんぽきょうりょくかいぎ 【全欧安保協力会議】
⇒ヨーロッパ安全保障協力会議(アンゼンホシヨウキヨウリヨクカイギ)
ぜんおうびょうりょうき
ぜんおうびょうりょうき ゼンワウベウリヨウキ 【前王廟陵記】
歴代天皇の陵墓の研究書。二巻。松下見林著。1696年成立,1778年刊。
ぜんおん
ぜんおん [0] 【全音】
全音階における広狭二種の音程のうち広い方の音程。半音二つ分に相当。長二度。
ぜんおん
ぜんおん【全音】
《楽》a whole tone.全音符 a whole note.
ぜんおんおんかい
ぜんおんおんかい [5] 【全音音階】
一オクターブを六つの全音に等分割した六音音階。ドビュッシーらがよく用いた。
ぜんおんかい
ぜんおんかい【全音階】
《楽》the diatonic scale.
ぜんおんかい
ぜんおんかい [3] 【全音階】
一オクターブを五つの広い音程(全音)と二つの狭い音程(半音)に分割した七音の音階。ピアノの白鍵で連続する任意の七音がこれに当たり,長音階・短音階が常用される。
⇔半音階
ぜんおんぷ
ぜんおんぷ [3] 【全音符】
西洋音楽の記譜法で,音の長さの基本単位となる音符。二分音符の二倍の長さ。
ぜんか
ぜんか [1] 【禅家】
⇒ぜんけ(禅家)
ぜんか
ぜんか [1] 【全科】
すべての教科。全科目。
ぜんか
ぜんか [1] 【善果】
よいおこないの結果としてのよいむくい。よい果報。
⇔悪果
ぜんか
ぜんか【全科】
<complete> the whole[full]course.
ぜんか
ぜんか [1] 【全課】
(1)すべての課目。
(2)全部の課。また,ある課の全体。
ぜんか
ぜんか [1] 【前科】
(1)以前に罪を犯して有罪となったことのあること。「―一犯」
(2)比喩的に,以前にした好ましくないおこないや失敗。「宴席で大暴れした―がある」
ぜんか
ぜんか【前科】
a previous offense; <have> a criminal record.〜三犯 a man with three previous convictions.‖前科者 an ex-convict.
ぜんか
ぜんか [1] 【全家】
家中残らず。家族全部。一家。
ぜんかい
ぜんかい【全会一致で】
unanimously;→英和
with one consent.
ぜんかい
ぜんかい [0] 【全快】 (名)スル
病気がすっかりなおること。全治。「思ったより早く―した」「―祝い」
ぜんかい
ぜんかい [0] 【全壊・全潰】 (名)スル
すっかりこわれてしまうこと。「地震で建物が―する」
ぜんかい
ぜんかい [1][0] 【前回】
前の回。ひとつ前の回。
ぜんかい
ぜんかい【全壊する】
be completely destroyed.全壊家屋 a razed house.
ぜんかい
ぜんかい [1] 【全階】
ビルなどの高い建物の,全部の階。また,その階の全部。
ぜんかい
ぜんかい【前回】
the last time[occasion].〜の last;→英和
preceding.前〜の the last but one.
ぜんかい
ぜんかい [0] 【全開】 (名)スル
(1)全部あけること。ひらききること。「窓を―する」
(2)最大限に力を出すこと。「エンジンを―する」
ぜんかい
ぜんかい [0][1] 【全会】
その会にいる全員。「―一致」
ぜんかい
ぜんかい【全快】
a complete recovery <from illness> .〜する get quite well again;recover completely <from> .
ぜんかく
ぜんかく [0] 【禅客】
(1)禅の修行をする者。参禅に来た者。
(2)禅寺で住持が法語などを説いて指導する際,質問を行う役の僧。
ぜんかく
ぜんかく [0] 【全角】
正方形の活字一字分の大きさ。
ぜんかく
ぜんかく [0] 【禅閣】
禅宗の寺。ぜんでら。
ぜんかつ
ぜんかつ [0] 【全割】
動物の受精卵の全体が完全に割球に分かれる卵割様式。等黄卵(ウニ類・哺乳類)や卵黄の分布が偏った端黄卵(両生類)にみられる。全卵割。
⇔部分割
ぜんかもの
ぜんかもの [0] 【前科者】
前科のある者。
ぜんかん
ぜんかん [1][0] 【全館】
(1)すべての館。
(2)ある館全体。
ぜんかん
ぜんかん [0] 【前鑑】
先人の残した手本。
ぜんかん
ぜんかん [0] 【前官】
(1)前に任じられていた官職。
(2)前にその官職に就いていた人。前任者。
ぜんかん
ぜんかん 【前漢】
中国,古代の統一王朝。秦の滅亡後,劉邦(高祖)が建国((前202-後8))。都は長安。武帝のとき,最盛期を迎えたが,その死後,外戚・宦官(カンガン)が実権を握り,王莽(オウモウ)に国を奪われた。西漢。
ぜんかん
ぜんかん [0] 【全乾】
木材を摂氏一〇〇度の恒温器にいれ,重量変化がなくなるまで乾燥し,水分をなくした状態。「―重量」「―材」
ぜんかん
ぜんかん [0][1] 【全巻】
(1)(何巻かに分けられている書物などの)すべての巻。
(2)ある巻の全体。
ぜんかん
ぜんかん【全巻】
<throughout> the whole volume[reel (映画)].〜を通じて <read> from cover to cover.
ぜんかん
ぜんかん [0] 【善感】 (名)スル
種痘などがうまくつくこと。
ぜんかんじょ
ぜんかんじょ 【前漢書】
⇒漢書(カンジヨ)
ぜんかんちゅういぎむ
ぜんかんちゅういぎむ ゼンクワン― [8] 【善管注意義務】
⇒善良な管理者の注意義務(「善良」の句項目)
ぜんかんれいぐう
ぜんかんれいぐう [5][0] 【前官礼遇】
もと,国務大臣・枢密院議長・宮内大臣・内大臣などとして功労のあった者に対し,退官後も在官当時と同様の礼遇を与えたこと。
ぜんがく
ぜんがく [0] 【前額】
ひたい。おでこ。
ぜんがく
ぜんがく [0][1] 【全学】
その大学,また学園全体。学内全体。
ぜんがく
ぜんがく【全学】
all the staff and students.‖全学集会 an all-campus meeting.
ぜんがく
ぜんがく【全額】
the sum total;the total amount.全額払込 payment in full.
ぜんがく
ぜんがく【前額(部)】
the forehead.→英和
ぜんがく
ぜんがく [0] 【全額】
全部の金額。総額。
ぜんがく
ぜんがく [0] 【禅学】
禅宗の学問。特に,禅の教理的研究。
ぜんがくじゅんびせいど
ぜんがくじゅんびせいど [8] 【全額準備制度】
銀行券発行に際し発行高と同額の正貨準備を発行銀行に要求する制度。
ぜんがくれん
ぜんがくれん 【全学連】
全日本学生自治会総連合の略称。1948年(昭和23),全国の大学の学生自治会の連合機関として成立。50〜60年代の学生運動の中心的存在となった。
ぜんがん
ぜんがん【前癌の】
precancerous <condition> .→英和
前癌症状 precancerosis.
ぜんがんじょうたい
ぜんがんじょうたい [5] 【前癌状態】
癌になる確率が比較的高い病的状態。胃癌に対する萎縮性胃炎,肝癌に対する肝硬変など。
ぜんき
ぜんき [1] 【前記】 (名)スル
前の部分に書き記すこと。また,書き記したもの。上記。前述。「―したとおり」
ぜんき
ぜんき [1] 【全機】
(1)〔仏〕 禅宗で,すべてのもののはたらき。
(2)すべての飛行機・機械。「―発進」
ぜんき
ぜんき【前期】
the first[former]term;the first semester[half year].前期繰越金 the balance brought forward from the last term.
ぜんき
ぜんき [1] 【全期】
(1)すべての期間。
(2)ある期間全体。
ぜんき
ぜんき【前記の】
above-mentioned;above;→英和
aforesaid.→英和
ぜんき
ぜんき [1] 【禅機】
〔仏〕
〔「機」は,はたらきの意〕
禅の修行によって得られた力の発現。多くは,修行者の指導にあたって,師が説明や対話などではなく,相手の心の奥底に直接響くような短句や動作などを用いること。
ぜんき
ぜんき [1] 【前期】
(1)一つ前の期。
(2)ある期間をいくつかに分けた時,その最初の期間。「―の試験」
ぜんきくりこしきん
ぜんきくりこしきん [1] 【前期繰越金】
前期の会計期間の損益計算の結果,次期に繰り越された金額。
ぜんきせい
ぜんきせい [3] 【全寄生】
高等寄生植物のうち宿主からすべての栄養を吸収して生活する寄生の形態。ナンバンギセル・ハマウツボなどの活物寄生と,ギンリョウソウなどの死物寄生(腐生)とがある。
⇔半寄生
ぜんきちゅうとうきょういく
ぜんきちゅうとうきょういく [1][5] 【前期中等教育】
中等教育の前半分。日本では中学校段階の教育をさす。
→後期中等教育
ぜんきゃく
ぜんきゃく [0] 【前脚】
まえのあし。まえあし。
⇔後脚
ぜんきゅう
ぜんきゅう 【冉求】
中国,春秋時代の魯(ロ)の人。孔門十哲の一。字(アザナ)は子有。行政的手腕を買われ,魯の季氏に仕えて斉の大軍を撃破した。生没年未詳。
ぜんきゅう
ぜんきゅう [0] 【全休】 (名)スル
その日一日,あるいはその期間全部,仕事などを休むこと。「風邪のため―する」
ぜんきゅうし
ぜんきゅうし [3] 【前臼歯】
⇒小臼歯(シヨウキユウシ)
ぜんきゅうしふ
ぜんきゅうしふ [5] 【全休止符】
休止符の一。全音符に等しい時間の休止を示すもの。全休符。
ぜんきょう
ぜんきょう [0] 【漸教】
〔仏〕 学びやすい教えから高度な教えへと順に導いていく教法。また,修行を積み重ねることによって悟りへ至らしめる教え。
⇔頓教(トンギヨウ)
ぜんきょう
ぜんきょう 【全協】
日本労働組合全国協議会の略称。1928年(昭和3)日本共産党の指導の下に結成され,プロフィンテルン日本支部として激しい弾圧下で活動した左翼労働組合。34年以後自然消滅。
ぜんきょうせん
ぜんきょうせん [0] 【前胸腺】
昆虫の幼虫・蛹(サナギ)にみられる内分泌器官。脱皮ホルモンの一つである前胸腺ホルモン(エクジソン)を分泌する。
ぜんきょうとう
ぜんきょうとう 【全共闘】
全学共闘会議の略称。1968(昭和43)〜69年の大学紛争で,既成の学生自治会組織とは別個に,新左翼諸党派やノン-セクトの学生が諸大学に作った闘争組織。
ぜんきょく
ぜんきょく [0][1] 【全局】
(1)物事の成り行きの全体。全体の局面。「―を見渡す」
(2)碁などの,対局の全部。
(3)ある局全体。また,すべての局。
ぜんきょく
ぜんきょく [0] 【全曲】
すべての曲。また,ある曲の全体。
ぜんきりょうしろん
ぜんきりょうしろん [6] 【前期量子論】
量子力学が成立する以前に原子スペクトルなどを説明するために考えられた理論。プランクによるエネルギー量子の導入に始まり,ボーアやゾンマーフェルトらにより発展した。古典量子論。
ぜんきん
ぜんきん [0] 【前金】
「まえきん(前金)」に同じ。「―で雇はれる仕事と違ひ/鉄仮面(涙香)」
ぜんきんせん
ぜんきんせん [0] 【漸近線】
曲線において,その上の一点が原点から無限に遠ざかっていくとき,その点からの距離が限りなく 0 に近づくような直線。例えば �=1/x の漸近線は � 軸( �=0)と � 軸( �=0)。
ぜんきんだいてき
ぜんきんだいてき [0][1] 【前近代的】 (形動)
古めかしく封建的で,現代的でないさま。「―な考え方」「―雇用形態」
ぜんぎ
ぜんぎ【前戯】
foreplay.
ぜんぎょう
ぜんぎょう [0] 【善巧】
〔仏〕 法を説いて人々を教え導くことがたくみなこと。
ぜんぎょうほうべん
ぜんぎょうほうべん [5] 【善巧方便】
〔仏〕 臨機応変に,さまざまな方法を用いて衆生(シユジヨウ)をたくみに導き救うこと。「金剛蔵王の―にて/十訓 5」
ぜんく
ぜんく [1] 【全躯】
からだ全体。全身。
ぜんく
ぜんく [1] 【前駆】 (名)スル
〔古くは「せんぐ」「ぜんぐ」とも〕
馬に乗って,行列などを先導すること。また,その人。さきのり。さきがけ。先駆。「騎馬で―する」
ぜんく
ぜんく【前駆】
an outrider;a forerunner.→英和
〜する lead the way.→英和
‖前駆症状 a premonitory symptom.
ぜんくしょうじょう
ぜんくしょうじょう [4] 【前駆症状】
ある病気や発作の前兆として現れる症状。
ぜんくたい
ぜんくたい [0] 【前駆体】
一連の生化学的反応過程の中で着目したある物質よりも前の段階にあって,一ないし数段階の反応によってその物質に変わりうる物質。例えば,インシュリンに対するプロインシュリンなど。前駆物質。先駆体。プレカーサー。
ぜんくつ
ぜんくつ [0] 【前屈】 (名)スル
体などを前に曲げること。前方に曲がっていること。
⇔後屈
ぜんくねんのえき
ぜんくねんのえき 【前九年の役】
平安末期,陸奥の豪族安倍頼時・貞任(サダトウ)・宗任(ムネトウ)らの反乱を源頼義・義家らが平定した戦い。1051年から62年の12年にわたる。後三年の役とともに,源氏が東国に勢力を築く契機となった。
→後三年の役
ぜんぐみ
ぜんぐみ [0][4] 【膳組(み)】
料理の種類・供する順序などを決めること。
ぜんぐん
ぜんぐん [0] 【前軍】
前方にある軍隊。先陣。
⇔後軍
ぜんぐん
ぜんぐん [0] 【全軍】
(1)すべての軍隊。
(2)ある軍隊の全員。
ぜんぐん
ぜんぐん【全軍】
the whole army[force].
ぜんけ
ぜんけ [1][0] 【禅家】
禅宗の寺院。禅寺。また,禅僧。ぜんか。
ぜんけい
ぜんけい [0] 【全景】
(1)ある場所全体の景色。見渡せる限りの眺め。
(2)映画で,その場面の背景全体を画面いっぱいに見せるもの。フル-シーン。
ぜんけい
ぜんけい [0] 【前掲】 (名)スル
文章などで,それより前の箇所でかかげ示してあること。前出。「―した図を参照せよ」
ぜんけい
ぜんけい【全景】
<command> a complete[panoramic]view <of> ;a panorama <of> .→英和
ぜんけい
ぜんけい【前掲の】
shown above;above-mentioned.前掲書 op.cit.
ぜんけい
ぜんけい [0] 【全形】
(1)全体の形。
(2)完全な形。
ぜんけい
ぜんけい [0] 【前景】
(1)手前に見える景色。
(2)絵や写真で中景・遠景に対して前方に配置されたもの。また,舞台装置で後景・背景に対して観客に近い位置に置かれたもの。
ぜんけい
ぜんけい [0] 【前傾】 (名)スル
体を前に傾けること。また,前に傾くこと。「―した姿勢」
ぜんけい
ぜんけい【前景】
the foreground.→英和
ぜんけいどうぶつ
ぜんけいどうぶつ [5] 【蠕形動物】
蠕動運動をする動物の総称。体は左右相称で細長い。扁形動物・線形動物・環形動物などが含まれる。
ぜんけん
ぜんけん [0] 【全権】
(1)委任された事柄を処理できる一切の権限。「―をゆだねる」
(2)すべての権力。完全な権力。「国家の―を握る」
(3)「特命全権大使」「全権委員」の略。
ぜんけん
ぜんけん [0] 【前件】
(1)前記の箇条。前述の事柄。
(2)〔論〕
〔antecedent〕
仮言命題において,帰結または結果を示す命題に対して,条件を示す部分。
⇔後件
ぜんけん
ぜんけん [1][0] 【全県】
(1)県全体。
(2)すべての県。
ぜんけん
ぜんけん [0] 【前賢】
先の世の賢人。先賢。先哲。
ぜんけん
ぜんけん【全権(を委任する)】
(invest <a person> with) full powers.全権大使 an ambassador plenipotentiary.
ぜんけんいいん
ぜんけんいいん [5] 【全権委員】
外交交渉,特に条約の締結に関する権限が与えられている派遣使節。全権代表。
ぜんけんいにんじょう
ぜんけんいにんじょう [0][6] 【全権委任状】
外交使節に対して,外交交渉,特に条約を締結する権限を付与することを証した公文書。日本では内閣が発し,天皇が認証する。
ぜんけんこうし
ぜんけんこうし [5] 【全権公使】
「特命全権公使」に同じ。
ぜんけんじょう
ぜんけんじょう 【善見城】
⇒喜見城(キケンジヨウ)
ぜんけんたいし
ぜんけんたいし [5] 【全権大使】
「特命全権大使」に同じ。
ぜんげつ
ぜんげつ [1][0] 【前月】
(1)先月。
(2)(ある月の)前の月。
ぜんげん
ぜんげん [0] 【善言】
よい言葉。理にかなった言葉。
ぜんげん
ぜんげん【前言を取り消す】
withdraw one's previous statement.〜を飜(ひるがえ)す eat one's words.
ぜんげん
ぜんげん [0] 【前言】 (名)スル
(1)前に言った言葉。「―を翻す」
(2)昔の人の残した言葉。先言。
(3)将来のことを述べること。「過去に証して将来を―する/福翁百話(諭吉)」
ぜんげん
ぜんげん【漸減】
gradual decrease.〜する decrease[diminish]gradually.
ぜんげん
ぜんげん [0] 【漸減】 (名)スル
だんだん減っていくこと。
⇔漸増
「交通事故は―している」
ぜんげんおうこう
ぜんげんおうこう [0] 【前言往行】
昔の人の言葉とおこない。
ぜんこ
ぜんこ [1] 【前古】
むかし。いにしえ。
ぜんこ
ぜんこ [1] 【全戸】
(1)すべての家。
(2)一家内の全員。一家。
ぜんこう
ぜんこう 【禅閤】
関白や摂政の位にある人が仏門に入ったときの称。定太禅閤。
ぜんこう
ぜんこう【前項】
<in> the preceding clause[paragraph].
ぜんこう
ぜんこう [1][0] 【全校】
(1)一学校全体。
(2)すべての学校。
ぜんこう
ぜんこう [0] 【前行】
(1)先に行くこと。先行。
(2)以前のおこない。
(3)行幸の時,先に立って案内する役。「高御座(タカミクラ)の行幸に―とかやなにとかやいふことなど勤め給ふ/増鏡(久米のさら山)」
ぜんこう
ぜんこう【全校】
the whole school.→英和
全校生徒 all the students of a school.
ぜんこう
ぜんこう【善行】
good conduct; <do> a good deed.
ぜんこう
ぜんこう [0] 【全高】
地上から,そのものの,いちばん高い所までの高さ。
ぜんこう
ぜんこう [1][0] 【前項】
(1)前にあげた箇条。前の項目。
(2)〔数〕 比 �:� における �。
⇔後項
ぜんこう
ぜんこう [0] 【前功】
(1)前人の功績。
(2)前に立てた勲功。
ぜんこう
ぜんこう [0] 【善行】
よいおこない。道徳にかなったおこない。「―を積む」
ぜんこうじ
ぜんこうじ ゼンクワウ― 【善光寺】
(1)長野市にある寺。山号,定額山。七世紀初めの創建という。本尊は阿弥陀如来。古くから特定の宗派に属することなく,独自の信仰的存在として信仰を集め,善光寺詣でが盛んに行われた。現在は僧寺の大勧進(天台宗)と尼寺の大本願(浄土宗)が共同管理している。
(2)甲府市にある浄土宗の寺。山号,定額山。1558年武田信玄が信濃善光寺の本尊を移して開いたという。新善光寺。
ぜんこうじじしん
ぜんこうじじしん ゼンクワウ―ヂシン 【善光寺地震】
1847年(弘化4)5月,長野県善光寺平を震源に起きたマグニチュード七・四の地震。死者約一万人(大半は善光寺御開帳に集まった参詣人),家屋の倒壊焼失約一万五千。山崩れで長野盆地は大洪水となった。
ぜんこうじだいら
ぜんこうじだいら ゼンクワウ―ダヒラ 【善光寺平】
長野盆地の通称。
ぜんこうどうぶつ
ぜんこうどうぶつ ゼンカウ― [5] 【前肛動物】
肛門が体の前端部に開口している動物群の総称。コケムシ類・ホウキムシ類・腕足類など。多くは海産で,固着生活をする。
ぜんこうれん
ぜんこうれん 【全購連】
「全国購買農業協同組合連合会」の略称。農業協同組合の購買部門を受け持つ組織。1972年(昭和47)全販連と合併して「全農」となる。
ぜんこく
ぜんこく [1] 【全国】
国全体。国じゅう。
ぜんこく
ぜんこく【全国】
the whole country.→英和
〜的[の]national <athletic meet> ;→英和
nationwide.→英和
〜に(から) (from) all over the country.‖全国高校野球大会 the National High-School Baseball Tournament.全国区 the national constituency (選挙の).全国放送 a broadcast on a national network.
ぜんこくく
ぜんこくく [3] 【全国区】
全国を一区とする選挙区。1983年(昭和58)に導入された比例代表制制定以前に参議院議員選挙で行われていた。
⇔地方区
ぜんこくこうとうがっこうやきゅうせんしゅけんたいかい
ぜんこくこうとうがっこうやきゅうせんしゅけんたいかい 【全国高等学校野球選手権大会】
二大高校野球大会の一つ。全国の各地区予選を勝ち抜いた代表チームが,毎年夏,甲子園球場に集まり日本一を目指す。第一回大会は1915年(大正4)。
ぜんこくし
ぜんこくし [4][3] 【全国紙】
全国の読者を対象として発行される新聞。中央紙。
⇔地方紙
ぜんこくじんみんだいひょうたいかい
ぜんこくじんみんだいひょうたいかい 【全国人民代表大会】
中華人民共和国の最高の国家権力機関。各省・各自治区・直轄市および人民解放軍の代表が参加して年一回開催される。法律の制定と改正,国家主席の選出,首相・閣僚の指名,国家予算の承認などを主な任務とする。全人代。
ぜんこくすいへいしゃ
ぜんこくすいへいしゃ 【全国水平社】
⇒水平社(スイヘイシヤ)
ぜんこくそうごうかいはつけいかく
ぜんこくそうごうかいはつけいかく 【全国総合開発計画】
1950年(昭和25)施行された国土総合開発法に基づいて策定される国土の総合的な開発計画。62年に始まる第一次以来現在まで四次にわたって策定されている。
ぜんこくてき
ぜんこくてき [0] 【全国的】 (形動)
国じゅうに及ぶさま。国全体に広がるさま。「―な流行」
ぜんこくのうぎょうかい
ぜんこくのうぎょうかい 【全国農業会】
第二次大戦後の1945年(昭和20)9月につくられた農業中央団体。食糧供出事務などにあたった。48年解散。
ぜんこくのうみんくみあい
ぜんこくのうみんくみあい 【全国農民組合】
(1)1928年(昭和3),日本農民組合と全日本農民組合が合同してできた組織。農民運動の中心となったが,38年解散。全農。
(2)1947年(昭和22),平野力三らを中心とする社会民主主義右派が結成した農民組織。58年全日本農民組合連合に統一された。全農。
ぜんこくろうどうくみあいどうめい
ぜんこくろうどうくみあいどうめい 【全国労働組合同盟】
⇒全労(ゼンロウ)(1)
ぜんこくろうどうくみあいれんらくきょうぎかい
ぜんこくろうどうくみあいれんらくきょうぎかい 【全国労働組合連絡協議会】
⇒全労連(ゼンロウレン)(1)
ぜんこみぞう
ぜんこみぞう [1] 【前古未曾有】
昔からかつてなかったほど珍しいこと。古今未曾有。「維新の革命は―の革命にして/文学史骨(透谷)」
ぜんこん
ぜんこん【善根を施す】
do good.
ぜんこん
ぜんこん [0] 【前根】
脊髄の前外側溝から左右に出る神経繊維の束。運動神経繊維が主体をなし,自律神経繊維も含む。運動根。
⇔後根
ぜんこん
ぜんこん [0] 【善根】
〔「ぜんごん」とも〕
〔仏〕
(1)よい報いを受ける原因となるおこない。
(2)諸善を生み出す根本。
ぜんこん
ぜんこん [0] 【前婚】
再婚した場合,前の婚姻をいう。
ぜんこんやど
ぜんこんやど [5] 【善根宿】
諸国行脚の修行者・遍路,困っている旅行者を無料で泊める宿。施行(セギヨウ)宿。おかげ宿。
ぜんご
ぜんご [1] 【前後】 (名)スル
(1)(空間や位置的に)物のまえとうしろ。「車の―」「行列の―」「供を―に従える」「―を振り返る」
(2)(時間的に)ある事柄のさきとあと。「休日の―は混雑する」
(3)物事や出来事のあとさきの状況・事情。「―をわきまえない」「―を考えるゆとりもない」
(4)年代・時間・年齢や,数量を表す語などに付いて,それにごく近いことを表す。ぐらい。ごろ。内外。「五人―」「七時―」「入社した―から習い始める」
(5)順序が逆になること。「話が―する」
(6)間を置かず物事が行われること。また,起こること。相前後すること。「両人は―してやって来た」
ぜんご
ぜんご [0] 【禅語】
禅門独特の言葉。禅家の用語。
ぜんご
ぜんご [1] 【善後】
あとの始末をよくすること。あとのためによくすること。「―ノ策/ヘボン(三版)」
ぜんご
ぜんご [0]
鰺(アジ)類の側線上にあるとげ状の鱗。ぜいご。
ぜんご
ぜんご【前後】
(1)[前と後]front and rear;before and after (時).
(2)[順序]order;→英和
sequence.→英和
(3)[およそ]about;→英和
or so.〜の見境なく recklessly.→英和
〜不覚となる lose one's consciousness.〜を見回す look around one.〜を忘れる be beside oneself <with> .
20歳〜 <be> about twenty.5時〜に around five.
ぜんご
ぜんご [1] 【漸悟】 (名)スル
〔仏〕 修行を積んで,だんだんと悟りに至ること。禅宗では中国の北宗禅の宗風をいう。
⇔頓悟(トンゴ)
ぜんご=に暮(ク)れる
――に暮(ク)・れる
途方に暮れる。「―・れてぞ見えにける/浄瑠璃・国性爺合戦」
ぜんご=を失う
――を失・う
⇒前後を忘れる
ぜんご=を失する
――を失・する
事の順序を誤る。「前に問ふ事をば問はいで牛を問うたは―・したぞ/蒙求抄 4」
ぜんご=を忘れる
――を忘・れる
自分の置かれている状況がわからなくなる。また,正体がなくなる。前後を失う。前後を忘(ボウ)ずる。
ぜんご=を知ら∘ず
――を知ら∘ず
自分の置かれている状況がわからない。また,正体がない。「深き山に迷ひて―∘ず/今昔 13」
ぜんごう
ぜんごう [0][1] 【前号】
新聞・雑誌などの前の号。先号。
ぜんごう
ぜんごう [0] 【善業】
〔仏〕 よい報いを生むもとになるおこない。五戒・十善などの仏教上のおこない。
⇔悪業
ぜんごう
ぜんごう [0][3] 【前業】
〔仏〕 この世における苦楽の原因となる前世でのおこない。先業。宿業。
ぜんごう
ぜんごう【前号】
the preceding number.
ぜんごうオープン
ぜんごうオープン ゼンガウ― 【全豪―】
全豪テニス選手権大会の略称。1905年に創設。世界四大選手権の一つ。
ぜんごさく
ぜんごさく [3] 【善後策】
事件などのあとをうまくおさめるための方策。あと始末の手段。「―を講ずる」
ぜんごさく
ぜんごさく【善後策】
<devise,work out> remedial measures.
ぜんごさゆう
ぜんごさゆう [1][1] 【前後左右】
まえうしろとみぎひだり。四方。「―に気を配る」
ぜんごし
ぜんごし [0] 【膳越し】
本膳の向こうにある膳の食べ物を,器を手に取らずに箸(ハシ)で取ること。無作法とされる。
ぜんごしゃっかん
ぜんごしゃっかん 【善後借款】
1913年4月,英・仏・独・露・日本の五か国が中国の袁世凱政権にあたえた2500万ポンドにおよぶ借款。
ぜんごしょう
ぜんごしょう [3] 【前後賞】
宝くじなどで,当たりくじの番号の前後の番号のくじに出す賞。
ぜんごしらえ
ぜんごしらえ [3] 【膳拵え】 (名)スル
料理を膳に並べること。食事の用意をすること。
ぜんごどうちゃく
ぜんごどうちゃく [1][0] 【前後撞着】
物事の前後が一貫しないこと。つじつまが合わないこと。「―に陥る」
ぜんごふかく
ぜんごふかく [1] 【前後不覚】
物事のあとさきもわからないほど正体を失うこと。「泥酔して―になる」
ぜんさ
ぜんさ 【善作】
よいおこない。正しいおこない。「つねに―をなして身をひげする事/こんてむつすむん地」
ぜんさい
ぜんさい【前菜】
an hors d'oeuvre.
ぜんさい
ぜんさい [0] 【前菜】
食事の最初に酒のつまみ,あるいは食欲を高めるために出す軽い料理。オードブル。
ぜんさい
ぜんさい [0] 【前妻】
「せんさい(先妻)」に同じ。
ぜんさいるい
ぜんさいるい [3] 【前鰓類】
腹足綱前鰓亜綱の軟体動物の総称。螺旋(ラセン)形の殻をもち,肛門・鰓(エラ)は前方を向く。海産・淡水産の巻貝の大部分が含まれる。
ぜんさく
ぜんさく [0] 【前作】
(1)前に作った作品。
(2)同一田畑で二種以上の作物を前後して栽培するとき,前に栽培する作物。まえさく。
⇔後作(アトサク)
ぜんさつ
ぜんさつ [0] 【禅刹】
(1)禅宗の寺。禅寺。
(2)寺院。
ぜんさんそようきゅうりょう
ぜんさんそようきゅうりょう [8] 【全酸素要求量】
⇒ティー-オー-ディー( TOD )
ぜんざ
ぜんざ [0] 【前座】
講釈師や落語家の階級で,最初になるもの。寄席などの興行で,正式の番組の前に演じたり,楽屋で立ち働いたりする。説教僧の前座(マエザ)より出た語。
ぜんざ
ぜんざ【前座】
an opening performance.〜を勤める play second fiddle <to a person> .
ぜんざい
ぜんざい【善哉】
⇒汁粉.
ぜんざい
ぜんざい 【善哉】
〔■三■ が原義〕
■一■ [3][1] (名)
汁粉(シルコ)の一種。関東では,餅に濃いあんをかけたもの,関西ではつぶしあんで作った汁粉をいう。善哉餅。
■二■ (形動ナリ)
喜び祝うさま。「―なれや地蔵坊/狂言・地蔵舞」
■三■ (感)
〔仏典で,仏が弟子の言葉に賛成してほめる語〕
よい言動をほめる語。よいかな。それでよい。「明神も御声を上げて,―,―,と感じ給へば/謡曲・白髭」
ぜんざいどうじ
ぜんざいどうじ 【善財童子】
〔梵 Sudhana-śreṣṭhidāraka〕
「華厳経(入法界品)」に説かれる修行者。文殊(モンジユ)から普賢(フゲン)まで五三人の善知識を歴訪して教えを受け,西方極楽浄土への往生を願うに至る。仏道修行の段階を示すものとされ,純心な童子の姿で,文学・絵画にも描かれる。
ぜんざいもち
ぜんざいもち [3] 【善哉餅】
⇒善哉■一■
ぜんざん
ぜんざん [1] 【全山】
(1)ある山全体。
(2)ある地域のすべての山。
(3)ある寺全体。「―の僧侶」
ぜんし
ぜんし【全紙】
the whole sheet[space] <of a newspaper> .
ぜんし
ぜんし【前肢】
a forelimb;a foreleg.→英和
ぜんし
ぜんし【全史】
a complete history.
ぜんし
ぜんし [1] 【全姿】
全体の姿。
ぜんし
ぜんし [1] 【全市】
(1)ある市全体。
(2)すべての市。
ぜんし
ぜんし 【全紙】
(1) [0]
A 判・ B 判などの規格に合わせて大裁ちにした紙。全判。
(2) [1]
新聞の紙面全体。
(3) [1]
すべての新聞。
ぜんし
ぜんし [1] 【膳司】
律令制で,後宮十二司の一。御膳など,食事のことをつかさどった。かしわでのつかさ。
ぜんし
ぜんし [1] 【前史】
(1)ある重要な歴史的事柄にかかわる,それ以前の歴史。
(2)「先史」に同じ。
ぜんし
ぜんし [1] 【全史】
その分野全体を扱った歴史。「天文学―」
ぜんし
ぜんし [1] 【前志】
(1)前からのこころざし。かねてからの願い。
(2)昔の記録や書籍。
ぜんし
ぜんし [1] 【前肢】
(1)四本の足をもつ動物の前の二本の足。前足(マエアシ)。
(2)昆虫の前胸部の付属肢。
ぜんし
ぜんし [1] 【前翅】
昆虫のはねのうち,前部の一対。中胸部に付属する。
ぜんし
ぜんし【全市】
the whole city.
ぜんしちし
ぜんしちし 【前七子】
中国,明代の,李夢陽(リムヨウ)・何景明・徐禎卿(ジヨテイケイ)・辺貢・康海・王九思・王廷相の七人の文人。文は漢・魏(ギ),詩は漢・魏および初唐・盛唐を模範とし,その格律声調を模倣せよと主張した。
→後七子
ぜんしつ
ぜんしつ [0] 【禅室】
(1)座禅,または仏道修行をする部屋。
(2)禅僧の部屋。
(3)禅宗で,住持をいう。
ぜんしゃ
ぜんしゃ [1] 【全社】
(1)その会社全体。「―を挙げて取り組む」
(2)すべての会社。
ぜんしゃ
ぜんしゃ [1] 【前車】
前方を行く車。
⇔後車
ぜんしゃ
ぜんしゃ [0] 【全射】
〔数〕集合 � から集合 � への写像 � で,� の任意の要素 � に対し �(�)=� となる � の要素 � が存在するとき,写像 � は全射であるという。
ぜんしゃ
ぜんしゃ【前者】
the former <the latter に対して> ;→英和
that <this に対して> .→英和
ぜんしゃ
ぜんしゃ [1] 【繕写】 (名)スル
誤りなどを正して写し直すこと。「―しなば,わが孫子らに見せよかし/蘭学事始」
ぜんしゃ
ぜんしゃ [1] 【善者】
善(ヨ)い人。善人。「いかなる賢人―なりとていまだ情欲を有(モタ)ぬは稀なり/小説神髄(逍遥)」
ぜんしゃ
ぜんしゃ【前車】
a preceding vehicle.
ぜんしゃ
ぜんしゃ [1] 【前者】
二つあげたうち,前のもの。
⇔後者
ぜんしゃ=の覆(クツガエ)るは後車(コウシヤ)の戒(イマシ)め
――の覆(クツガエ)るは後車(コウシヤ)の戒(イマシ)め
〔漢書(賈誼伝)〕
前を進む人の失敗は,あとから来る人の戒めになる。
ぜんしゃ=の轍(テツ)を踏(フ)む
――の轍(テツ)を踏(フ)む
〔前の車のわだちをたどる意から〕
前の者と同じ失敗を繰り返す。前轍を踏む。
ぜんしゃく
ぜんしゃく [0] 【前借】 (名)スル
まえがりすること。また,その金銭。「来月分の月給を―する」
ぜんしゃくきん
ぜんしゃくきん [0] 【前借金】
(1)まえがりした金銭。
(2)雇用契約のときに,雇い主が貸す,まとまった金銭。
ぜんしゅ
ぜんしゅ [1] 【前主】
(1)前の君主。先主。
(2)前の主人。
(3)前の持ち主。
ぜんしゅ
ぜんしゅ [1] 【善趣】
〔仏〕 よい行いをした人が死後に生まれ変わるよい世界。六道のうち,人・天の二道,または人・天・阿修羅(アシユラ)の三道。善道。
⇔悪趣
ぜんしゅう
ぜんしゅう [0] 【膳羞】
〔「羞」は供えすすめる意〕
食事。ごちそう。
ぜんしゅう
ぜんしゅう【禅宗】
the Zen sect.
ぜんしゅう
ぜんしゅう【全集】
the complete works <of Shakespeare> .全集物 complete works series.
ぜんしゅう
ぜんしゅう [1] 【前集】
詩歌集・文集などで,前に集めたもの。
⇔後集
ぜんしゅう
ぜんしゅう [0] 【禅宗】
大乗仏教の宗派の一。日本では臨済宗・曹洞宗・黄檗宗の総称。その先行形態はインドに見られたが,六世紀前半達磨(ダルマ)が中国へ伝えてから発達した。七世紀には六祖慧能の南宗と神秀の北宗とに分かれ,主流となった前者から曹洞宗と臨済宗が派生した。日本へは鎌倉時代の初めに栄西が臨済宗を,道元が曹洞宗をそれぞれ伝え,江戸時代には隠元が黄檗宗を伝えた。座禅を中心においた修行によって心の本性が明らかにされ悟りが得られるとし,不立文字(フリユウモンジ)・教外別伝(キヨウゲベツデン)・直指人心(ジキシニンシン)・見性成仏(ケンシヨウジヨウブツ)を唱える。ただし,道元に始まる日本の曹洞宗は只管打坐(シカンタザ)を説く。仏心宗。禅門。
ぜんしゅう
ぜんしゅう [0] 【全集】
(1)ある人の著述をすべて集めた書物。「漱石―」
(2)同種類・同時代の作品を多く集めた書物。「明治文学―」
ぜんしゅう
ぜんしゅう [0] 【全周】 (名)スル
(1)ある土地の全部を回ること。「北海道―の旅」
(2)まわり全体。「湖の―」
ぜんしゅう
ぜんしゅう [1] 【全州】
(1)ある州全体。
(2)すべての州。
ぜんしゅう
ぜんしゅう [0] 【前週】
今の週の前の週。先週。
ぜんしゅうよう
ぜんしゅうよう [0] 【禅宗様】
鎌倉時代に宋から禅宗とともに伝わった仏教建築様式。軒の反りが大きく,詰め組み・桟唐戸(サンカラト)・火灯窓などを特徴とする。唐様(カラヨウ)。
→寺院建築
ぜんしゅつ
ぜんしゅつ [0] 【前出】
(論文などで)そこより前に示してあること。また,示したこと。前掲。先出。
⇔後出
ぜんしょ
ぜんしょ [1] 【善処】 (名)スル
(1)事態に応じて適切な処置をとること。「前向きに―する」
(2)「善所」に同じ。
ぜんしょ
ぜんしょ【善処する】
take proper measures <against> ;deal adequately <with> ;make the best <of> ;→英和
tide over <difficulties> .
ぜんしょ
ぜんしょ【全書】
a complete book.
ぜんしょ
ぜんしょ [1] 【膳所】
食膳を調える所。台所。くりや。
ぜんしょ
ぜんしょ [1] 【善書】
(1)よい書物。
(2)文字をじょうずに書くこと。また,その人。能書。「棭斎の門下で―を以て聞えた/渋江抽斎(鴎外)」
(3)中国の勧善書の総称。明代から多く作られるようになった。
→功過格(コウカカク)
ぜんしょ
ぜんしょ [1] 【善所・善処】
〔仏〕 来世に生まれるよい所。天上・人間界または諸仏の浄土。
ぜんしょ
ぜんしょ [1] 【前書】
(1)前に出した手紙。
(2)前に記した文。以前に書かれた書物。
ぜんしょ
ぜんしょ [1][0] 【全書】
(1)ある分野に関する事項や文献,あるいは個人の著述のすべてを集めた書物。「六法―」
(2)その出版社が出す学術的教養書のシリーズ。また,その中の一冊。
(3)欠落した部分のない完全な書物,または文書。
ぜんしょ=紙筆(シヒツ)を択(エラ)ばず
――紙筆(シヒツ)を択(エラ)ばず
⇒能書(ノウシヨ)筆を択ばず
ぜんしょう
ぜんしょう [0] 【全焼】 (名)スル
火事で建物などが全部焼けてしまうこと。まるやけ。「三戸―した」
→半焼
ぜんしょう
ぜんしょう [0] 【前蹤】
「先蹤」に同じ。「儀式―を守らず/盛衰記 23」
ぜんしょう
ぜんしょう [0] 【前檣】
船首の方にある帆柱。
ぜんしょう
ぜんしょう【前檣】
the foremast.→英和
ぜんしょう
ぜんしょう【全勝する】
win a complete victory;make a clean score (競技で).
ぜんしょう
ぜんしょう【全焼する】
be entirely destroyed (by fire);be burnt down.
ぜんしょう
ぜんしょう【前章】
the preceding chapter.
ぜんしょう
ぜんしょう [0] 【前章】
(1)ひとつ前の章。
(2)全体を二分したうちの前の章。
ぜんしょう
ぜんしょう [0] 【全称】
〔論〕 命題において,主語の外延全体にわたって例外なく述語が肯定的ないし否定的に結合されること。全称肯定「すべての S は…である」と,全称否定「いかなる S も…でない」の二種がある。
→特称
→単称
ぜんしょう
ぜんしょう [0] 【前哨】
敵陣近くに軍隊が陣を張る場合,敵状を偵察したり敵の奇襲を防ぐために前方に配置する部隊。
ぜんしょう
ぜんしょう [0] 【善祥】
めでたいきざし。瑞祥。
ぜんしょう
ぜんしょう【前哨(線)】
an outpost (line).→英和
前哨戦 a skirmish.→英和
ぜんしょう
ぜんしょう [0] 【全勝】 (名)スル
試合や勝負のすべてに勝つこと。
⇔全敗
「―して優勝に花をそえる」
ぜんしょう
ぜんしょう [1] 【全章】
(1)その章全体。
(2)書籍・文書などの全部の章。
ぜんしょう
ぜんしょう [1][0] 【前生】
〔仏〕 この世の前の世。前世。
⇔今生(コンジヨウ)
⇔後生(ゴシヨウ)
ぜんしょうがい
ぜんしょうがい【全生涯】
<devote> one's whole life <to> .
ぜんしょうせん
ぜんしょうせん [0] 【前哨戦】
(1)前哨の部隊間で行われる小規模の戦闘。主力の戦闘に先立つ戦闘。
(2)本格的な活動に入る前の手始めの活動。「総選挙の―」
ぜんしょうとう
ぜんしょうとう ゼンセウ― [0] 【前照灯】
自動車・電車などで,前方を照らし出す明かり。前灯。ヘッド-ライト。
ぜんしょく
ぜんしょく 【前蜀】
五代十国の一。唐の節度使王建が四川に建国(907-925)。後唐に滅ぼされた。蜀。
ぜんしょく
ぜんしょく [1][0] 【前職】
(1)前に従事していた職業・職務。
(2)以前にその職にあった人。前任者。
ぜんしん
ぜんしん [0][1] 【禅心】
〔仏〕 禅定の心。
ぜんしん
ぜんしん【全身】
(1)〔名〕the whole body.(2)〔副〕all over (the body).〜汗だくになる be all in a sweat.→英和
‖全身画 a full-length figure.
ぜんしん
ぜんしん [0] 【善神】
〔仏〕 善を施す神。正法を守護する神。
ぜんしん
ぜんしん【前進】
an advance.→英和
〜する advance;march forward.‖前進 <号令> Forward! 前進基地 an advanced base.
ぜんしん
ぜんしん【前身】
<investigate> one's past life;the predecessor (前のもの).→英和
〜のいかがわしい人 a man with a past.→英和
ぜんしん
ぜんしん【漸進】
<make> gradual progress[steady advance].〜する progress gradually.〜的 gradual;→英和
moderate.→英和
‖漸進主義 gradualism.
ぜんしん
ぜんしん【全心】
<with> one's whole heart.〜を打ち込む devote oneself to <one's work> .
ぜんしん
ぜんしん 【前秦】
五胡十六国の一。氐(テイ)族の苻健(フケン)が建国(351-394)。第三代苻堅のとき,一時華北を統一したが,東晋(トウシン)との淝水(ヒスイ)の戦いに敗れ,後秦に滅ぼされた。苻秦。
ぜんしん
ぜんしん [0] 【全身】
からだじゅう。からだ全体。総身。渾身(コンシン)。「―の力」
ぜんしん
ぜんしん 【善信】
⇒親鸞(シンラン)
ぜんしん
ぜんしん [0] 【前信】
前に出した手紙。先便(センビン)。
ぜんしん
ぜんしん [0][3] 【善心】
(1)人の道にかなったよい心。善良な心。
(2)〔仏〕 仏教上の善を行おうとする心。
ぜんしん
ぜんしん [0] 【染心】
〔仏〕 煩悩(ボンノウ)にけがれた心。
ぜんしん
ぜんしん [0] 【前身】
(1)ある人の以前の身分・職業・経歴。
(2)団体・組織の以前の状態。「師範学校を―とする大学」
(3)〔仏〕 前世における身体。
⇔後身
ぜんしん
ぜんしん [0] 【前震】
本震の発生前に,その震源域と近傍で発生する小さい地震で,本震の前触れと考えられるもの。
ぜんしん
ぜんしん [0] 【漸進】 (名)スル
順を追って少しずつ進んでいくこと。「学力が―する」
ぜんしん
ぜんしん [0] 【前審】
裁判で,前の審理。
ぜんしん
ぜんしん [0] 【前進】 (名)スル
(1)前へ進むこと。
⇔後退
⇔後進
「部隊を―させる」
(2)程度などが進んだ段階になること。「―の跡が見られる」
ぜんしんきょう
ぜんしんきょう 【全真教】
中国,金代,華北地方に成立した道教の一派。王嚞(オウテツ)の創唱。儒仏道三教の一致を説き,また,座禅を取り入れるなど禅宗に近い宗教的実践を重視する。元の王室と結びついて飛躍的に発展。明代以降,次第に衰えた。金蓮正宗。
ぜんしんしゅぎ
ぜんしんしゅぎ [5] 【漸進主義】
急激な手段を避け,順を追って徐々に進もうとする態度・立場。
⇔急進主義
ぜんしんせい
ぜんしんせい [3] 【漸新世】
新生代古第三紀を三つに区分した場合の最後の時期。約三八〇〇万年前から二四〇〇万年前までの期間。
ぜんしんせいエリテマトーデス
ぜんしんせいエリテマトーデス [11] 【全身性―】
膠原病(コウゲンビヨウ)の中の代表的な病気。二〇〜四〇歳の女性に好発。発熱に伴って顔や四肢に特徴のある紅斑や,筋肉痛・関節痛・脱毛・レイノー症状などが見られ,心臓や腎臓,神経系などがおかされる。特定疾患の一。紅斑性狼瘡。SLE 。
ぜんしんぜんれい
ぜんしんぜんれい [0] 【全身全霊】
その人のもっている心身の力のすべて。「―を打ち込んだ作品」
ぜんしんてき
ぜんしんてき [0] 【漸進的】 (形動)
順を追って徐々に目的を実現しようとするさま。「―な改革」
ぜんしんてきろんしょう
ぜんしんてきろんしょう [0][7] 【前進的論証】
〔論〕
〔progressive probation〕
前提から一歩一歩理由を積み重ねていって,最後に結論に到達する論証。総合的論証。
⇔後退的論証
ぜんしんに
ぜんしんに 【善信尼】
日本最初の尼僧。六世紀後半頃の人。司馬達等の娘で俗名は島女。排仏派の圧迫の中で仏教を守り,のちに百済に渡って戒律を学び,帰国後桜井寺に住して尼僧を度した。生没年未詳。
ぜんしんふずい
ぜんしんふずい【全身不随】
<have a> total paralysis.
ぜんしんますい
ぜんしんますい【全身麻酔】
<be subjected to a> general anesthesia.
ぜんしんますい
ぜんしんますい [5] 【全身麻酔】
全身に麻酔をかけること。また,その方法。
⇔局所麻酔
ぜんじ
ぜんじ [1] 【漸次】 (副)
だんだん。しだいに。「―東へ移動しつつある」
ぜんじ
ぜんじ【漸次】
gradually;little by little;by degrees.
ぜんじ
ぜんじ [1] 【全治】 (名)スル
⇒ぜんち(全治)
ぜんじ
ぜんじ 【前司】
前任の国司。「信濃―行長(ユキナガ)」
ぜんじ
ぜんじ【(隠元)禅師】
the Rev.(Ingen).
ぜんじ
ぜんじ【善事】
a good thing[deed (行為)].
ぜんじ
ぜんじ [1] 【前事】
以前にあった事柄。昔の事柄。
ぜんじ
ぜんじ [1] 【禅師】
〔「ぜんし」とも〕
(1)僧侶の敬称。
(2)法師・律師に対し,特に禅定(ゼンジヨウ)を修めた高僧。
(3)日本・中国で,徳の高い禅僧に朝廷から与えられた称号。
→内供奉(ナイグブ)
ぜんじ
ぜんじ [1] 【善事】
(1)いいこと。
(2)めでたいこと。慶事。
ぜんじ=を忘れざるは後事(コウジ)の師なり
――を忘れざるは後事(コウジ)の師なり
〔史記(秦始皇本紀賛)〕
前にあったことをよく覚えていれば,その経験はあとで行うことの参考になる。
ぜんじだいてき
ぜんじだいてき [0] 【前時代的】 (形動)
(今より)一つ前の時代のようであるさま。前近代的。「―な印象を受ける」
ぜんじつ
ぜんじつ [0] 【全日】
(1)一日中。まる一日。
(2)毎日。
ぜんじつ
ぜんじつ【前日】
the day before;the previous[preceding]day.
ぜんじつ
ぜんじつ [0] 【前日】
その前の日。「出発の―」
ぜんじつせい
ぜんじつせい [0] 【全日制】
⇒ぜんにちせい(全日制)
ぜんじどう
ぜんじどう【全自動の】
automatic.→英和
ぜんじゅう
ぜんじゅう [0] 【善柔】
(1)内心にまごころなく,外面の柔和なこと。また,その人。「且苦言を悪み―を好し我欲を達する/明六雑誌 43」
(2)善良だが気が弱いこと。
ぜんじゅく
ぜんじゅく [0] 【全熟】
卵がかたくゆでてあること。
ぜんじゅつ
ぜんじゅつ【前述の】
⇒前記(の).
ぜんじゅつ
ぜんじゅつ [0] 【前述】 (名)スル
前に述べたこと。前陳。先述。
⇔後述
「その点については―したので省く」
ぜんじょう
ぜんじょう [0] 【禅譲】 (名)スル
(1)中国で易姓革命の思想から,天子がその位を世襲によらず,徳のある者に譲ること。
→放伐
(2)天子が位を譲ること。譲位。
(3)権力の座を話し合いによって他に譲り渡すこと。
ぜんじょう
ぜんじょう [0] 【軟障】
⇒ぜじょう(軟障)
ぜんじょう
ぜんじょう [1] 【前条】
前の条項。前のくだり。前項。
ぜんじょう
ぜんじょう [0] 【禅定】
(1)〔仏〕
〔禅と定。「定」を梵 samādhi の訳語「三昧(サンマイ)」とする説と,梵 dhyāna の訳語とする説がある〕
精神をある対象に集中させ,宗教的な精神状態に入ること。また,その精神状態。
(2)富士山・白山・立山などの霊山に登り,行者が修行すること。「立山―申さばやと存じ候/謡曲・善知鳥」
(3)〔霊山の山頂で修行したことから〕
山の頂上。絶頂。「この山の西の方より黒雲のにはかに―へ切れて/義経記 4」
ぜんじょう
ぜんじょう [0] 【禅杖】
〔仏〕 座禅のとき,修行者を覚醒させるために突く棒。竹などで作り,先に布などを巻く。
ぜんじょう
ぜんじょう [0] 【染浄】
〔仏〕 煩悩(ボンノウ)に汚れたことと汚れぬこと。汚れたことと清らかなこと。
ぜんじょう
ぜんじょう【前条(の)】
(as mentioned in) the preceding article.
ぜんじょうに
ぜんじょうに [3] 【禅定尼】
⇒禅尼(ゼンニ)
ぜんじょうのゆみ
ぜんじょうのゆみ 【禅定の弓】
〔仏〕 密教で,禅定の表れとする弓。智慧(チエ)の表れとしての慧の矢と相まって無明を破砕すると説く。
ぜんじょうほうおう
ぜんじょうほうおう [7] 【禅定法皇】
仏門に帰依した上皇。
ぜんじょうもん
ぜんじょうもん [3] 【禅定門】
⇒禅門(ゼンモン)(2)
ぜんじん
ぜんじん [0] 【前人】
これまでの人。昔の人。前代の人。先人。
⇔後人
ぜんじん
ぜんじん [0] 【全人】
知・情・意を調和してそなえている人。
ぜんじん
ぜんじん【前人未到の】
unprecedented;→英和
original;→英和
unexplored;→英和
virgin <forest> .→英和
ぜんじん
ぜんじん [0] 【前腎】
脊椎動物の個体発生時に最初に現れ,最前方に位置する排出器官。円口類では一生泌尿器としてはたらくが,魚類・両生類は幼生時までに中腎に代わり,羊膜類では痕跡的に形成される。
ぜんじん
ぜんじん [0] 【前陣】
本陣の前の方に構えた陣。また,本陣の前方に配置した隊。
⇔後陣
ぜんじんきょういく
ぜんじんきょういく [5] 【全人教育】
調和ある人格の形成をめざす教育。知育偏重の教育に対して,徳育・体育および情操教育を重んじるもの。
ぜんじんみとう
ぜんじんみとう [0] ―タウ 【前人未到】 ・ ―タフ 【前人未踏】
今までだれも到達していないこと。また,だれも足を踏み入れていないこと。「―の業績」
ぜんすう
ぜんすう [3] 【全数】
全体の数量。すべての数。
ぜんすうちょうさ
ぜんすうちょうさ [5] 【全数調査】
統計で,対象となる集団全部をもれなく調査すること。例えば国勢調査など。悉皆(シツカイ)調査。
ぜんず
ぜんず【全図】
a complete map <of> .
ぜんず
ぜんず [1] 【全図】
全体を描いた地図や図面。「日本―」
ぜんせ
ぜんせ【前世】
a previous[one's former]life.〜の約束 predestination;karma.→英和
ぜんせ
ぜんせ [1] 【前世】
〔古くは「ぜんぜ」〕
■一■ (名)
〔仏〕 三世の一。この世に生まれてくる前の世。過去世。
→現世
→後世
■二■ (副)
(下に打ち消しの語を伴って)今まで一度も。全く。「―下された事はなけれども/狂言六義・松楪」
ぜんせい
ぜんせい [1] 【前世】
むかし。いにしえ。
→ぜんせ(前世)
ぜんせい
ぜんせい [0] 【前聖】
昔の聖人。
ぜんせい
ぜんせい [0][1] 【全盛】
(1)最も盛んな状態にあること。「―をきわめる」「―期」
(2)遊女などが,客が多くついて繁盛すること。「殊に―して親方に大分儲けてくれられた此の太夫/浄瑠璃・夕霧阿波鳴渡(下)」
(3)見えを張ったおごり。みせびらかし。「我が女の手前の―こそ愚なれ/浮世草子・一代女 4」
ぜんせい
ぜんせい【全盛】
<at> the height of prosperity.〜を誇る be in all one's glory;enjoy a great popularity.‖全盛時代 one's best days;the golden age.
ぜんせい
ぜんせい【善政を施す】
govern well[wisely].
ぜんせい
ぜんせい [0] 【善政】
人民に幸福をもたらすよい政治。正しい政治。
⇔悪政
「―をしく」
ぜんせいき
ぜんせいき [3] 【前世紀】
今の世紀の一つ前の世紀。また,古い時代。「―の遺物」
ぜんせいせつ
ぜんせいせつ [3] 【前成説】
生物の個体がもつ構造や形態は,あらかじめなんらかの状態で準備されており,発生の過程でそれが成長するという説。一九世紀以後,衰退したが,前成説的な考え方は現在も存在する。
→後成説
ぜんせかい
ぜんせかい [3] 【前世界】
有史以前の世界。現在の世界が成立する以前の世界。
ぜんせかい
ぜんせかい [1][3] 【全世界】
世界全体。世界中。
ぜんせかい
ぜんせかい【全世界】
the whole[all the]world.→英和
〜に(わたって) throughout the world;the world over.〜に知られる be known all over the world.
ぜんせたいし
ぜんせたいし 【善施太子】
釈迦が前生においてサンジャヤ王の王子に生まれ,徹底した布施の実践を行なったときの名。須達拏(シユダツナ)太子。
ぜんせつ
ぜんせつ [0] 【前説】
(1)前に述べた説。「―をくつがえす」
(2)前人の説。
(3)本題に入る前に述べる説明。まえ説。
ぜんせつ
ぜんせつ【前説】
<withdraw,hold to> one's former opinion.
ぜんせつ
ぜんせつ【前節】
<in> the foregoing paragraph.
ぜんせつ
ぜんせつ [0][1] 【前節】
(1)前半の節。
⇔後節
(2)一つ前の節。この前の節。
→節
ぜんせん
ぜんせん [0] 【前線】
(1)最も敵陣に近く,敵と直接交戦する戦線。第一線。「―基地」
(2)異なった気団の境界面が地表と交わってできる線。数十キロメートルから数百キロメートルの幅をもって長く伸びる。両側にある気団の移動の仕方によって温暖前線・寒冷前線などの区別があり,また地理的な位置によって北極前線・寒帯前線などの種類がある。
前線(2)=1[図]
前線(2)=2[図]
前線(2)=3[図]
前線(2)=4[図]
ぜんせん
ぜんせん [0] 【善戦】 (名)スル
十分に力を発揮して戦うこと。
⇔苦戦
「横綱を相手に―する」「―むなしく敗れる」
ぜんせん
ぜんせん [0] 【全線】
(1)ある鉄道・バスなどの路線のすべて。「―不通」
(2)戦線のすべて。戦線の全体。
ぜんせん
ぜんせん [1] 【全船】
(1)全部の船。すべての船。
(2)ある船の全体。船じゅう。
ぜんせん
ぜんせん【全船】
the whole ship.
ぜんせん
ぜんせん【善戦する】
put up a good fight;fight[play (ゲームで)]well.
ぜんせん
ぜんせん【全線】
the whole line.→英和
〜を通じて all along the line.
ぜんせん
ぜんせん【前線】
the front (line).→英和
寒冷(温暖)前線 a cold (warm) front.停滞前線 a stationary front.
ぜんせんめん
ぜんせんめん [3] 【前線面】
密度が異なり,また気温差のある二つの気団の境界面。地表と交わって前線をつくる。前線面に沿っては雲が発生し,雨が降りやすい。前面。
ぜんせんらい
ぜんせんらい [3] 【前線雷】
⇒界雷(カイライ)
ぜんぜい
ぜんぜい [0] 【善逝】
〔「ぜんせい」とも。梵 sugata の意訳。音訳,修伽陀〕
〔仏〕 仏の十号の一。迷いの世界を脱し,真理の境界に至った者。仏。
ぜんぜつぼいん
ぜんぜつぼいん [5] 【前舌母音】
⇒まえじたぼいん(前舌母音)
ぜんぜん
ぜんぜん [0] 【全然】
■一■ (副)
(1)(打ち消し,または「だめ」のような否定的な語を下に伴って)一つ残らず。あらゆる点で。まるきり。全く。「雪は―残っていない」「金は―ない」「―だめだ」
(2)あますところなく。ことごとく。全く。「一体生徒が―悪るいです/坊っちゃん(漱石)」「母は―同意して/何処へ(白鳥)」
(3)〔話し言葉での俗な言い方〕
非常に。とても。「―いい」
■二■ (ト|タル)[文]形動タリ
すべてにわたってそうであるさま。「実に―たる改革を宣告せり/求安録(鑑三)」
ぜんぜん
ぜんぜん 【蠕蠕】
⇒柔然(ジユウゼン)
ぜんぜん
ぜんぜん 【鄯善】
紀元前一世紀から紀元後五世紀までタリム盆地南東辺にあったオアシス国家。東西交易の要衝として栄えた。
→楼蘭(ロウラン)
ぜんぜん
ぜんぜん [0] 【漸漸】
■一■ (ト|タル)[文]形動タリ
次第に進んでいくさま。「火焔は―と位置を変ずる/浮城物語(竜渓)」
■二■ (副)
次第次第に。だんだんに。順次に。「強毅質直の気は―に衰減し/明六雑誌 3」
ぜんぜん
ぜんぜん【全然】
wholly;→英和
utterly;→英和
quite;→英和
completely;→英和
altogether;→英和
<not> at all.⇒全く.
ぜんぜん
ぜんぜん [0] 【冉冉】 (ト|タル)[文]形動タリ
次第に進んでいくさま。徐々に侵し広がるさま。「異香―として春風に薫じ/花柳春話(純一郎)」
ぜんぜん
ぜんぜん [0] 【前前】
(1)名詞の上に付けて,「前の前」の意を表す。先先。「―回」「―条」「―月」
(2)以前。かつて。「―から其話は有りましたので御座いますが/金色夜叉(紅葉)」
ぜんぜんじつ
ぜんぜんじつ【前々日】
two days before;the day before yesterday (一昨日).
ぜんそう
ぜんそう [0] 【前相】
予兆。前ぶれ。「此れ,前々の如く塔を壊(ヤブ)るべき―也/今昔 12」
ぜんそう
ぜんそう [0] 【前装】
銃砲の筒先から弾薬を装填すること。後装に比べ旧式のもの。さきごめ。
⇔後装
「―銃」
ぜんそう
ぜんそう【禅僧】
a Zen priest.
ぜんそう
ぜんそう【前奏】
a prelude;→英和
an introduction.→英和
前奏曲 an overture;→英和
a prelude.
ぜんそう
ぜんそう [0] 【禅僧】
(1)禅宗の僧。
(2)座禅を行う僧。
ぜんそう
ぜんそう [0] 【前奏】
楽曲の冒頭に置かれ,続く主要部への導入を果たす部分。例えば独唱(奏)曲では,曲頭の伴奏だけの部分。
⇔後奏
ぜんそうきょく
ぜんそうきょく [3] 【前奏曲】
(1)〔(フランス) prélude〕
一般に導入的性格の器楽曲。古くから礼拝に先立って奏されるオルガン曲として存在したが,一七,八世紀には,フーガと対になってその前に置かれるもの,組曲など多楽章曲の冒頭曲などとしても作られた。一九世紀には自由な形式の独立した小曲となる。プレリュード。
(2)一九世紀以後のオペラで幕が開く前に演奏される曲。序曲の一種だが,劇本体との結びつきがより強く,各幕ごとにつけられる。
(3)ある事柄の前触れ。「春の訪れの―」
→前奏曲/ニュルンベルクのマイスタージンガー前奏曲(ワグナー)[音声]
ぜんそうなだれ
ぜんそうなだれ [5] 【全層雪崩】
積雪層の全体が斜面に沿って崩れ落ちる現象。春先に多く,山岳地帯に大きな被害をもたらす。底なだれ。地こすり。
ぜんそうほう
ぜんそうほう [0][3] 【漸層法】
修辞法の一。語句を次々に重ねて意味を強めていき,最後に最大の効果がもたらされるようにする表現法。
ぜんそく
ぜんそく [0] 【全速】
「全速力」の略。「―で走る」
ぜんそく
ぜんそく【喘息】
asthma.→英和
喘息患者 an asthmatic (patient).→英和
ぜんそく
ぜんそく [0] 【喘息】
(1)発作的に起こる痙攣(ケイレン)性の呼吸困難状態。一般に気管支喘息と心臓喘息をいう。「―持ち」
(2)息を苦しそうにすること。あえぐこと。
ぜんそくりょく
ぜんそくりょく【全速力で】
<run> at full speed.〜を出す develop full speed.
ぜんそくりょく
ぜんそくりょく [4][3] 【全速力】
出せる限りの最大の速力。フル-スピード。全速。「―を出す」
ぜんそくタバコ
ぜんそくタバコ [5] 【喘息―】
喘息の対症療法に用いられる巻きタバコ状の吸飲剤。常用すると中毒を起こす。
ぜんそん
ぜんそん [0] 【全損】
(1)すべての損失となること。まるぞん。
(2)海上保険の目的物である船舶あるいは積み荷が,沈没などにより全部が失われるか,原状に戻すことが不可能の状態になること。絶対全損と推定全損とがあり,保険金の全額が支払われる。
ぜんそん
ぜんそん【全損】
《商》total loss.
ぜんそん
ぜんそん [1][0] 【全村】
(1)ある村全体。村じゅう。「―あげての大運動会」
(2)ある地域内のすべての村。
ぜんぞう
ぜんぞう [0] 【漸増】 (名)スル
だんだんにふえること。だんだんにふやすこと。
⇔漸減
「交通事故死が―する」
ぜんぞう
ぜんぞう【漸増】
a gradual increase.
ぜんたい
ぜんたい【全体】
(1)〔名〕the whole.→英和
(2)〔副〕⇒元来,一体.
〜の(に) whole (wholly);general(ly);→英和
entire(ly).→英和
〜として on the whole;collectively.→英和
〜で in all.〜にわたって all over;throughout.→英和
‖全体会議[集会]a plenary session;a general meeting.全体主義 totalitarianism.全体主義国 a totalitarian state.
ぜんたい
ぜんたい [1] 【全隊】
(1)全部の部隊。
(2)その部隊の全部。
ぜんたい
ぜんたい 【全体】
■一■ [0] (名)
(1)物・事柄の全部。すべての部分を含む一まとまりの総称。
⇔一部
「会社―の意見」「―的に見る」「―をつかむ」
(2)からだの全部。全身。「―ヲ泥ノウチニナゲテ/天草本伊曾保」[節用集(文明本)]
■二■ [1] (副)
(1)もともと。元来。「―こんなことを言い出した君が悪い」「―お前,気が小さ過ぎらあ/夜行巡査(鏡花)」
(2)(疑問の意を強く表す)いったい。いったいぜんたい。「―今ごろ何をしていたのか」「江藤さんとは―誰の事ぢや/富岡先生(独歩)」
ぜんたい
ぜんたい【全隊】
the whole troop.全隊止れ <号令> Procession―halt!
ぜんたいしゅうごう
ぜんたいしゅうごう [5] 【全体集合】
〔数〕 ある集合について,その部分集合だけを考えるときの,もとの集合。例えば,有理数の集合だけを考える場合には,有理数全体の集合が全体集合である。
⇔部分集合
ぜんたいしゅぎ
ぜんたいしゅぎ [5] 【全体主義】
〔totalitarianism〕
個人は全体を構成する部分であるとし,個人の一切の活動は,全体の成長・発展のために行われなければならないという思想または体制。そこでは,国家・民族が優先し,個人の自由・権利が無視される。
→個人主義
ぜんたいしゅぎこっか
ぜんたいしゅぎこっか [7] 【全体主義国家】
全体主義の政治体制をとる国家。ナチス-ドイツ・ファシスト-イタリアがその典型。
ぜんたいへいき
ぜんたいへいき 【前太平記】
歌舞伎脚本の題材とされる世界の一。俗史書「前太平記」中の物語・人物を脚色したもの。源頼光とその四天王が活躍する。
ぜんたいろん
ぜんたいろん [3] 【全体論】
心理学・社会学・生物学などで,対象を単なる要素の総和ではない独自の一まとまりをなす存在としてとらえようとする立場。一定の要素・性質に還元する考え(原子論・機械論など)に対していう。ホリズム。
ぜんたん
ぜんたん [0] 【前端】
前の方の端。
ぜんたんしゃ
ぜんたんしゃ [3] 【全単射】
〔数〕 写像が全射かつ単射であること。
ぜんだい
ぜんだい [1] 【前代】
(1)前の時代。先代。
⇔後代
(2)当主の前の代。先代。
(3)「前代未聞」の略。「―の曲者/狂言記・烏帽子折」
ぜんだい
ぜんだい【前代未聞の】
unprecedented.→英和
ぜんだいみもん
ぜんだいみもん [1] 【前代未聞】
今まで聞いたこともないような珍しい,または大変なこと。前代。「―の珍事」
ぜんだおん
ぜんだおん [3] 【前打音】
装飾音の一。ある音の前に小さい音符で付加される。記譜と奏法はさまざまだがアクセントは常に前打音のほうにある。倚音(イオン)。アッポジアトゥーラ。フォアシュラーク。
ぜんだく
ぜんだく [0] 【然諾】 (名)スル
引き受けること。承諾。承知。「又踴躍の教唆を受けては―せり/義血侠血(鏡花)」
ぜんだく=を重んずる
――を重んずる
一度引き受けたことは必ずやりとげる。
ぜんだて
ぜんだて【膳立をする】
set the table <for dinner> ;→英和
make arrangements[pave the way] <for> (準備).
ぜんだて
ぜんだて [4][0] 【膳立て】 (名)スル
(1)膳の上に料理・食器を並べて食事の準備をすること。
(2)(多く上に「お」を伴って)うまく事が運ぶように準備すること。下準備。「お―が整う」「お―しておく」
ぜんだな
ぜんだな 【膳棚】
(1)膳・椀などの食器をのせておく棚。
(2)大型和船で,上棚と台の間をふさぐ板。櫓櫂張(ロカイバ)り。
ぜんだま
ぜんだま【善玉】
a good man[genius].善玉悪玉 good and bad.
ぜんだま
ぜんだま [0] 【善玉】
〔江戸時代の草双紙で,心学の考えに基づいて人物の顔を丸く描き,その中に善人には「善」,悪人には「悪」とだけ書いてその類型を示したことから〕
善人。
⇔悪玉
ぜんだん
ぜんだん [0] 【前段】
前の段落。前の一区切り。
⇔後段
ぜんだん
ぜんだん [0][1] 【全段】
すべての段。または,すべての段落。「―抜きの広告」
ぜんち
ぜんち【全知】
omniscience.→英和
全知全能の神 Almighty God.
ぜんち
ぜんち【全治】
a complete recovery.〜する be completely cured[recovered].
ぜんち
ぜんち [1] 【全治】 (名)スル
病気やけがなどが完全に治ること。全快。ぜんじ。「―するのに一か月かかる」「―三週間」
ぜんち
ぜんち [1] 【全知・全智】
完全な知恵。すべての事を知りうる知恵。「神の完全にして―なる/善の研究(幾多郎)」
ぜんち
ぜんち [1] 【前知】 (名)スル
前もって知ること。予知。「未だ―せざる洋海に進み往き/西国立志編(正直)」
ぜんちく
ぜんちく 【善竹】
姓氏の一。
ぜんちくやごろう
ぜんちくやごろう 【善竹弥五郎】
(1883-1965) 能楽師。狂言方大蔵流。初名,茂山久治。京都生まれ。関西風の庶民的な芸風を完成した。
ぜんちし
ぜんちし【前置詞】
《文》a preposition.→英和
〜の prepositional.→英和
ぜんちし
ぜんちし [3] 【前置詞】
〔preposition〕
西欧語の文法における品詞の一。名詞・代名詞などの前にあって,文中の他の語との関係を示す語。英語の of, on, フランス語の à, de, ドイツ語の auf, mit の類。
→後置詞
ぜんちしき
ぜんちしき [3] 【善知識】
〔仏〕
(1)人々を導いて仏道・悟りに導き入れる僧や友人。知識。
⇔悪知識
(2)真宗で法主(ホツス)のこと。
(3)僧を敬っていう語。
ぜんちぜんのう
ぜんちぜんのう [1] 【全知全能】
あらゆることを知り尽くし,どんなことでも行える能力。完全無欠の知能。「―の神」
ぜんちちょう
ぜんちちょう [0] 【善知鳥】
⇒うとう(善知鳥)
ぜんちっそ
ぜんちっそ [3] 【全窒素】
〔total nitrogen〕
環境基準の一。有機および無機(アンモニア態・亜硝酸態・硝酸態)の窒素化合物の総量。湖沼の窒素に関する環境基準になっている。窒素はリンとともに水系を富栄養化させ,赤潮の原因となる。略称 T‐N 。
ぜんちゅう
ぜんちゅう [0] 【蠕虫】
ミミズやゴカイなどのように細長くて足がなく,うごめいて移動する下等動物の俗称。
ぜんちゅう
ぜんちゅう【蠕虫】
a worm;→英和
a helminth.→英和
ぜんちょ
ぜんちょ [1] 【前著】
前に書いた書物。
ぜんちょう
ぜんちょう [0] 【全長】
全体の長さ。
ぜんちょう
ぜんちょう [0] 【前兆】
ある物事が起きる前ぶれ。きざし。予兆。「大地震の―」
ぜんちょう
ぜんちょう [0][1] 【前朝】
前の朝廷。先朝。
ぜんちょう
ぜんちょう 【前趙】
五胡十六国の一。南匈奴(キヨウド)の劉淵(リユウエン)が漢と号して建国(304-329)。のち一族の劉曜が簒奪(サンダツ)して国号を趙(チヨウ)(前趙)と改めたが,後趙の石勒(セキロク)に滅ぼされた。
ぜんちょう
ぜんちょう [1] 【全町】
(1)その町全体。
(2)すべての町。
ぜんちょう
ぜんちょう【前兆】
an omen;→英和
a sign;→英和
a symptom.→英和
ぜんちょう
ぜんちょう【全長】
(1)〔名〕the total[full]length.(2)〔副〕from stem to stern (船);in length.
ぜんつう
ぜんつう [0] 【全通】 (名)スル
鉄道・高速道路などのある路線全部が開通すること。全線開通。「津軽海峡線が―する」
ぜんつう
ぜんつう【全通】
the opening of the whole line.〜する be opened (to thorough traffic).
ぜんつうじ
ぜんつうじ 【善通寺】
(1)香川県中西部の市。善通寺の門前町として発展。ほかにも札所古刹が多い。
(2)香川県善通寺市にある真言宗善通寺派の本山。山号,五岳山。空海誕生の地。空海が唐から帰朝後,父佐伯善通の屋敷跡に堂宇を建てたのに始まるという。鎌倉時代,宥範(ユウハン)の再興。四国八十八所の第七五番札所。
ぜんつうじは
ぜんつうじは 【善通寺派】
古義真言宗系の一派。善通寺を本山とする。派祖は増俊(ソウシユン)。
ぜんてい
ぜんてい [0] 【前提】
(1)ある事が成り立つためのもとになる条件。「他言しないことを―に打ち開ける」「原状回復を―に貸与する」
(2)〔論〕
〔premise〕
推理において結論が導き出される理由ないし根拠となる命題。
⇔結論
ぜんてい
ぜんてい [0] 【前程】
行く先の道のり。前途。
ぜんてい
ぜんてい【前提】
《論》a premise;→英和
《言》(a) presupposition;a preamble (文章など);→英和
a prerequisite (要件).→英和
…を〜として on the assumption <that…> ;→英和
supposing <that…> .‖大(小)前提 a major (minor) premise.
ぜんてい
ぜんてい [0] 【前庭】
(1)建物の前方の庭。
⇔後庭
(2)解剖学などで,ある部位の手前にある平らな部分。
(3)内耳の一部。渦巻管と半規管との間にある不規則な卵形および球形の部分。半規管とともに平衡感覚を感受する。
ぜんてい
ぜんてい【前庭】
a front garden[yard].
ぜんていそう
ぜんていそう [3] 【前庭窓】
中耳と内耳との間にある小窓の一。中耳の耳小骨のあぶみ骨がここにはまり込んで内耳の渦巻管のリンパ液に接している。音刺激による骨の振動はこのリンパ液の振動に変わって聴神経に伝えられる。卵円窓。
ぜんてき
ぜんてき [0] 【全的】 (形動)
全部そうであるさま。全体に及ぶさま。全体的。全面的。「―な賛同を得る」
ぜんてきしゅつ
ぜんてきしゅつ [3] 【全摘出】
組織あるいは器官全体を摘出する外科手術。全摘。
→部分切除
ぜんてつ
ぜんてつ [0] 【前哲】
⇒せんてつ(先哲)
ぜんてつ
ぜんてつ【前轍を踏む】
follow a person's example.⇒轍(てつ).
ぜんてつ
ぜんてつ [0] 【前轍】
(1)先に通った車のわだち。
(2)前の人の犯した失敗。
ぜんてつ=を踏(フ)む
――を踏(フ)・む
⇒前車(ゼンシヤ)の轍(テツ)を踏む
ぜんてん
ぜんてん [0][1] 【全天】
空の全体。
ぜんてん
ぜんてん [0] 【前転】
前方に体を回転すること。
⇔後転
ぜんてん
ぜんてん [0][1] 【全点】
すべての品物。「―三割引き」
ぜんてん
ぜんてん [1][0] 【全店】
(1)すべての店。
(2)ある店の全体。
ぜんてんこう
ぜんてんこう【全天候型の】
all-weather <track> .
ぜんてんこう
ぜんてんこう [3] 【全天候】
雨・雪などの悪天候も含む気象条件。また,そうした悪天候にも対応できること。
ぜんてんこうき
ぜんてんこうき [5] 【全天候機】
レーダーなどを装備し,夜間や視界不良なときでも飛行できる航空機。
ぜんてんこうトラック
ぜんてんこうトラック [8] 【全天候―】
雨・霜・雪など悪天候に対応できる陸上競技用走路。化学合成品を素材にしたものを敷きつめた弾力性の豊かなトラック。タータン-トラック。オールウエザー-トラック。
ぜんてんしゃしんき
ぜんてんしゃしんき [6] 【全天写真機】
魚眼レンズを用いて全天の雲を一度に撮影する気象観測用の写真機。
ぜんでら
ぜんでら【禅寺】
a temple of the Zen sect.
ぜんでら
ぜんでら [0] 【禅寺】
禅宗の寺院。禅院。
ぜんでん
ぜんでん [0] 【前殿】
(1)前の方にある殿舎。
(2)紫宸殿(シシンデン)のこと。「天皇皇后並びて―に御す/続紀(延暦七)」
ぜんと
ぜんと [1] 【前途】
(1)これからさき。将来。「―ある若者」「―有望」「―を祝す」「―洋々」
(2)目的地までの道のり。ゆくさき。「―ほど遠い」
ぜんと
ぜんと【前途】
one's future;prospects.‖前途有望な promising.前途有望だ have a bright future.前途遼遠(りようえん)だ[人が主語]have a long way before <one> ;[事が主語]be far off.
ぜんと
ぜんと [1] 【全都】
(1)都(ミヤコ)全体。
(2)東京都全体。
ぜんとう
ぜんとう [0] 【前灯】
「前照灯(ゼンシヨウトウ)」に同じ。
ぜんとう
ぜんとう [0] 【禅榻】
禅を修行するときに用いる腰掛け。座禅を組むときの腰掛け。
ぜんとう
ぜんとう [1] 【全党】
すべての政党。また,その政党全体。
ぜんとう
ぜんとう【前頭(部)】
《解》the sinciput.‖前頭葉 the frontal lobe.
ぜんとう
ぜんとう [0] 【漸騰】 (名)スル
相場や物価が段々高くなること。
⇔漸落
ぜんとう
ぜんとう [0] 【前頭】
(1)頭のまえの方。頭の前部。前額。
⇔後頭
(2)一番まえ。また,まえ。「壮士を従て―に進む/経国美談(竜渓)」
ぜんとう
ぜんとう【全島】
the whole island.
ぜんとう
ぜんとう [1][0] 【全島】
(1)島全体。島じゅう。
(2)すべての島。
ぜんとうかつ
ぜんとうかつ [3] 【全等割】
⇒等割(トウカツ)
ぜんとうきん
ぜんとうきん [0] 【前頭筋】
前頭部にある筋肉。眉を上げ,額に横じわを生じさせたりする筋肉。
ぜんとうこつ
ぜんとうこつ [3] 【前頭骨】
頭蓋骨の前頭部を構成する骨。眼窩(ガンカ)の上部を形成し,頭頂骨と接する。
ぜんとうし
ぜんとうし ゼンタウシ 【全唐詩】
中国,清の彭定求(ホウテイキユウ)らが康煕(コウキ)帝の勅命で編集した唐代詩集。九〇〇巻。1706年成立。唐代に作られた詩形式の作品をほぼ網羅する。
ぜんとうよう
ぜんとうよう [3] 【前頭葉】
大脳半球の中心を左右に走る溝から前方の部分。運動の神経中枢と運動性言語中枢があり,前端部は思考・判断など高等な精神作用が営まれる場所と考えられている。
ぜんとかん
ぜんとかん 【全斗煥】
⇒チョン=ドファン
ぜんとむこう
ぜんとむこう [1] 【前途無効】
途中下車した場合,そこから先は切符が無効になること。
ぜんとりょうえん
ぜんとりょうえん [1] 【前途遼遠】 (形動)
目的地までの道のりや,目的達成までの今後の行程が,非常に遠く長いさま。
ぜんど
ぜんど [1] 【全土】
国土全体。国じゅう。「日本―」
ぜんど
ぜんど【全土】
the whole land.〜にわたって all over[throughout]the country.→英和
ぜんど
ぜんど [1] 【髯奴】
(1)ひげの濃い人を卑しめていう語。
(2)欧米人を卑しめていう語。
ぜんどう
ぜんどう [0] 【禅道】
(1)禅定の道。禅定の修行。
(2)禅宗。
ぜんどう
ぜんどう [1] 【全道】
(1)ある道路の全体。また,すべての道路。
(2)北海道全部。北海道の全体。
ぜんどう
ぜんどう [0] 【禅堂】
(1)禅定を修するための建物。
(2)禅宗で僧堂に対し,座禅を修するための建物。
ぜんどう
ぜんどう [0] 【前導】 (名)スル
「先導」に同じ。「児―して貴客を延(ヒ)かん/花柳春話(純一郎)」
ぜんどう
ぜんどう [0] 【善導】 (名)スル
よい方へ教え導くこと。「非行少年を―する」
ぜんどう
ぜんどう【蠕動】
《生》vermiculation.〜する creep;→英和
worm.→英和
ぜんどう
ぜんどう [0] 【蠕動】 (名)スル
(1)ミミズなどの虫がうごめき進むこと。また,一般にうごめくこと。「蜘蛛の肢は生けるが如く―した/刺青(潤一郎)」
(2)筋肉の収縮によって生じたくびれが波のように徐々に伝播していく形の運動。高等動物では消化管壁や血管壁に見られ,内容物を下方に送るはたらきをする。ミミズのような蠕形動物では体壁に見られ,体を移動するはたらきをする。蠕動運動。
(3)ミミズなど,うごめく虫。「蚑行―,何ぞ仏性無からむ/性霊集」
ぜんどう
ぜんどう【善導する】
lead[guide]properly.
ぜんどう
ぜんどう [0] 【善道】
(1)正しい道。
(2)「善趣(ゼンシユ)」に同じ。
ぜんどう
ぜんどう ゼンダウ 【善導】
(613-681) 中国,唐初の僧で,浄土教の大成者。道綽(ドウシヤク)の弟子。著書に「観無量寿経疏」などがあり,日本の法然・親鸞に影響を与えた。
ぜんどうりゅう
ぜんどうりゅう ゼンダウリウ 【善導流】
善導の広めた他力念仏宗。中国浄土教三伝の一。
ぜんな
ぜんな [1] 【禅那】
〔梵 dhyāna〕
禅。禅定。
ぜんな
ぜんな [1] 【禅和】
〔「ぜんわ」の連声〕
「禅和子(ゼンナス)」に同じ。
ぜんな
ぜんな [1] 【染汚】
⇒ぜんま(染汚)
ぜんな
ぜんな 【善阿】
鎌倉後期の連歌師。地下(ジゲ)連歌の中心として活躍。句風は万葉風。連歌式目の制定に関与。弟子に救済らがいる。生年未詳。1312年以後没か。
ぜんなく
ぜんなく [1] 【善悪】
「ぜんあく(善悪)」の連声。
ぜんなす
ぜんなす [3] 【禅和子】
参禅する人。禅僧。禅和。
ぜんなん
ぜんなん [0] 【善男】
仏法に帰依した男。善男子。
ぜんなんし
ぜんなんし [3] 【善男子】
「善男(ゼンナン)」に同じ。
ぜんなんぜんにょ
ぜんなんぜんにょ【善男善女】
pious people.
ぜんなんぜんにょ
ぜんなんぜんにょ [5] 【善男善女】
仏法に帰依した男女。また,一般に信仰心のあつい人々や,寺社に参拝する人々をいう。
ぜんに
ぜんに [1] 【禅尼】
(1)在家のまま仏門に入り剃髪した女性。禅定尼(ゼンジヨウニ)。
⇔禅門
(2)禅宗で,在家の女性の法名の一。
ぜんにちせい
ぜんにちせい [0] 【全日制】
平日の昼間に授業を行うことを前提にした教育課程。通常の高等学校の課程。
⇔定時制
ぜんにちせい
ぜんにちせい【全日制高校】
a full-time (senior) high school.
ぜんにちスト
ぜんにちスト【全日スト】
a full-day strike.
ぜんにっぽん
ぜんにっぽん【全日本】
all-Japan.
ぜんにほんくうゆ
ぜんにほんくうゆ 【全日本空輸】
日本の大手定期航空企業。1958年(昭和33)日本ヘリコプター輸送と極東航空の合併で成立。国内線で最大の路線網をもち,1986年以降定期国際線にも進出。略称,全日空( ANA )。
ぜんにほんのうみんくみあい
ぜんにほんのうみんくみあい 【全日本農民組合】
(1)1927年(昭和2)日本農民組合の分裂により生まれた,日本労農党支持の農民組合中央組織。
(2)1928年(昭和3)結成された右派の農民組合。
(3)1947年(昭和22)に結成された日本自由党支持の農民団体。
ぜんにほんのうみんくみあいれんごうかい
ぜんにほんのうみんくみあいれんごうかい 【全日本農民組合連合会】
分裂していた農民組合各派を,1958年(昭和33)に統一して結成した組織。全日農。
ぜんにゅう
ぜんにゅう [0] 【全入】
「全員入学」の略。「高校―」
ぜんにゅう
ぜんにゅう【全乳】
whole[all]milk.
ぜんにょ
ぜんにょ [1] 【善女】
仏法に帰依した女。善女人。
ぜんにょにん
ぜんにょにん [3] 【善女人】
「善女」に同じ。
ぜんにん
ぜんにん [0] 【前任】
前にその任務・地位に就いていたこと。また,その人。
⇔後任
「―者」「―地」
ぜんにん
ぜんにん [3][0] 【善人】
(1)善良な人。おこないの正しい人。
⇔悪人
(2)気のいい人。好人物。
ぜんにん
ぜんにん【前任の】
former <mayor> .→英和
前任者 the predecessor <in a post> .→英和
ぜんにん
ぜんにん【善人】
a good[virtuous]man.
ぜんねん
ぜんねん【前年】
<in> the previous[preceding]year;the year before.
ぜんねん
ぜんねん [0] 【前年】
(1)前の年。「卒業の―」
(2)以前の年。過ぎ去ったある年。先年。
ぜんのう
ぜんのう【前脳】
《解》the prosencephalon;the forebrain.→英和
ぜんのう
ぜんのう【全能】
omnipotence.→英和
〜の omnipotent;→英和
almighty.→英和
⇒全知.
ぜんのう
ぜんのう【全納する】
pay in full.
ぜんのう
ぜんのう [0] 【前脳】
脊椎動物の個体発生の途上に形成される脳胞の最前部。やがて前半の左右に眼胞が突き出し,前半は大脳に,後半は間脳になる。
ぜんのう
ぜんのう [0] 【前納】 (名)スル
前もって納めること。期限前に納めること。先納。「会費を―する」
ぜんのう
ぜんのう 【全農】
(1)全国農民組合の略称。
(2)全国農業協同組合連合会の略称。経済事業面での農協組織の中枢機関で,1972年(昭和47),全購連と全販連が合併して発足。
ぜんのう
ぜんのう [0] 【全納】 (名)スル
おさめるべきものを全部おさめること。「授業料を―する」
ぜんのう
ぜんのう [0] 【全能】
何事でもなしうる能力。「全知―の神」
ぜんのう
ぜんのう【前納】
payment in advance.〜する pay in advance;prepay.→英和
ぜんのうし
ぜんのうし ゼンナウ― [3] 【全脳死】
脳の全機能が停止すること。
→大脳死
→脳幹死
ぜんのうりょく
ぜんのうりょく【全能力を出して】
with the utmost effort; <operate> at full capacity (工場など).〜を出す do one's best.
ぜんのつとめ
ぜんのつとめ [1][3] 【禅の勤め】
歌舞伎下座音楽の一。太鼓と木魚,または大太鼓と銅鑼(ドラ)ではやすもの。寺院・墓場などの寂しい場面に用いる。禅ばやし。禅づと。
ぜんのつな
ぜんのつな [1] 【善の綱】
(1)開帳・常念仏・万日供養などの際に,仏像の手などにかけて引く綱。一般に五色の糸が用いられる。
(2)葬式のとき,棺桶につないで引く紅白または白色の綱。縁の綱。
ぜんはく
ぜんはく [0] 【前膊】
⇒前腕(ゼンワン)
ぜんはくぎゅう
ぜんはくぎゅう 【冉伯牛】
中国,春秋時代,魯(ロ)の人。孔門十哲の一。名は耕,伯牛は字(アザナ)。徳行にすぐれた。
ぜんはん
ぜんはん [0] 【前半】
〔「ぜんぱん」とも〕
前後二つに分けたうちの前の半分。
⇔後半
「試合の―は優勢であった」
ぜんはんしゃ
ぜんはんしゃ [3] 【全反射】
光が入射したとき,屈折を全く伴わず反射のみが起こること。屈折率の大きい媒質から小さい媒質に入射するとき,入射角が臨界角より大きい場合に起こる。
→臨界角
ぜんはんしゃプリズム
ぜんはんしゃプリズム [7] 【全反射―】
全反射を利用して光線の方向を変えるプリズム。普通九〇度または一八〇度変える直角プリズムをいい,双眼鏡などに利用される。
ぜんはんせい
ぜんはんせい [3] 【前半生】
一生涯の前の半分。
⇔後半生
ぜんはんれん
ぜんはんれん 【全販連】
「全国販売農業協同組合連合会」の略称。農業協同組合の販売部門を受け持つ組織。1972年(昭和47)全購連と合併して「全農」となる。
ぜんはん,−ぱん
ぜんはん,−ぱん【前半】
the first half.
ぜんば
ぜんば [0] 【前場】
証券・商品取引所の午前の立ち会い。本場。
⇔後場(ゴバ)
ぜんば
ぜんば【前場】
《株》the first[morning]session.
ぜんばつ
ぜんばつ [0] 【漸伐】
造林法の一。広域の森林を,傘伐(サンバツ)・画伐(カクバツ)などの数回の伐採によって更新を図る方法。
ぜんばやし
ぜんばやし [3] 【禅囃子】
「禅の勤(ツト)め」に同じ。
ぜんばん
ぜんばん [1] 【前晩】
前の晩。前夜。
ぜんばん
ぜんばん [0] 【全判】
断裁されていない印刷用紙の大きさの呼称。A 列全判・ B 列全判などがある。全紙。
ぜんばん
ぜんばん [0] 【禅板】
禅僧が座禅をするとき,身体を支えるのに用いる板。長さ50センチメートルほどで,上部に小さな穴が開いている。倚板(イバン)。
ぜんばん
ぜんばん [0] 【膳番】
料理・食事係の役人。膳部の番人。
ぜんぱ
ぜんぱ [1] 【全波】
⇒オール-ウエーブ
ぜんぱい
ぜんぱい [0] 【全敗】 (名)スル
試合や勝負のすべてに負けること。
⇔全勝
「今場所は―した」
ぜんぱい
ぜんぱい [0] 【全廃】 (名)スル
全部廃止すること。全くやめること。「配給制度を―する」
ぜんぱい
ぜんぱい【全敗】
a complete defeat.〜する be totally defeated.
ぜんぱい
ぜんぱい【全廃】
(total) abolition.→英和
〜する do away with;abolish.→英和
ぜんぱい
ぜんぱい [0] 【前拝】
社寺で,前面にある向拝(コウハイ)。
⇔後拝(ゴハイ)
ぜんぱん
ぜんぱん [0] 【全班】
(1)全部の班。
(2)全体。「其の一端に触れて―を逸した見解/文芸上の自然主義(抱月)」
ぜんぱん
ぜんぱん【全般】
the whole.→英和
〜の whole;general.→英和
〜にわたって generally.→英和
‖国民全般 the people at large.
ぜんぱん
ぜんぱん [0] 【全般】
物事の全体。総体。「学校教育―にかかわる問題」
ぜんぱんてき
ぜんぱんてき [0] 【全般的】 (形動)
物事の全体に及んでいるさま。「―に今大会の記録は低調だった」
ぜんひつ
ぜんひつ [0] 【禅筆】
禅宗の僧の書いた書跡。
ぜんひてい
ぜんひてい [3] 【全否定】
完全な否定。まったき否定。
ぜんび
ぜんび [1] 【全美】 (名・形動)[文]ナリ
少しの欠点もない・こと(さま)。「あくまで―にこしらふるも/小説神髄(逍遥)」
ぜんび
ぜんび [1] 【全備】 (名)スル
十分に備わること。完全に備わっていること。「其制愈々―せしかば/日本開化小史(卯吉)」
ぜんび
ぜんび [1] 【善美】 (名・形動)[文]ナリ
よくて美しいこと。美しく立派なこと。また,そのさま。「―を尽くした建築」「―なる門牆/明六雑誌 5」
ぜんびか
ぜんびか [3] 【全備花】
⇒完全花(カンゼンカ)
ぜんびけ
ぜんびけ [0] 【前引け】
前場(ゼンバ)の立会いが終わること。また,前場の終わり値。
ぜんびん
ぜんびん【前便】
<in> one's last[previous]letter.
ぜんびん
ぜんびん [0] 【前便】
前回の便り。先便。
⇔後便
ぜんぴ
ぜんぴ【前非を悔いる】
repent of one's past error.
ぜんぴ
ぜんぴ [1] 【前非】
過去に犯した過ち。先非。「―を悔いる」
ぜんぴ
ぜんぴ [1] 【善否】
よいこととよくないこと。よしあし。
ぜんぴょう
ぜんぴょう [0] 【全豹】
全体のありさま。全体の模様。
→一斑(イツパン)を見て全豹を卜(ボク)す
ぜんぴょう
ぜんぴょう [0][1] 【前表】
「先表(センピヨウ)」に同じ。「何かの―に違ない/夢かたり(四迷)」
ぜんぴん
ぜんぴん [1] 【全品】
全部の商品や品物。
ぜんふつオープン
ぜんふつオープン 【全仏―】
全仏オープン-テニス選手権大会の略称。1891年に国内選手権として創設。1925年に外国人選手を受け入れるようになり,68年にオープン化。世界四大選手権の一つ。
ぜんぶ
ぜんぶ【全部(の)】
(1) all;→英和
the whole[entire];→英和
total;→英和
every.→英和
(2)〔副〕all;wholly;→英和
entirely;→英和
altogether.→英和
〜で in all;altogether.→英和
〜私のものと違う None of them are mine.〜が私のものではない All of them are not mine.
ぜんぶ
ぜんぶ [1] 【膳部】
(1)膳にのせる料理。食糧。膳羞(ゼンシユウ)。
(2)食物を調理する人。料理人。調理人。
ぜんぶ
ぜんぶ【前部】
the front[fore](part).→英和
ぜんぶ
ぜんぶ [1] 【全部】
(1)ある物事のすべて。皆。全体。
⇔一部
「会員―の意見」「―使ってしまう」
(2)一そろいになっている書物の各冊のすべて。
ぜんぶ
ぜんぶ [1] 【前部】
前の部分。
⇔後部
「車体の―」
ぜんぶぎょう
ぜんぶぎょう [3] 【膳奉行】
江戸幕府の職名。若年寄に属し,将軍の膳部をつかさどった。御膳奉行。
ぜんぶつ
ぜんぶつ [1] 【前仏】
(1)釈迦以前に世に出て教えを垂れた仏。迦葉仏(カシヨウブツ)などをいう。
(2)弥勒(ミロク)菩薩を後仏(ゴブツ)というのに対して,釈迦をいう。
⇔後仏
ぜんぶはんけつ
ぜんぶはんけつ [4] 【全部判決】
民事訴訟法上,同一手続きに併合審理されている数個の請求の全部を完結させる判決。
⇔一部判決
ぜんぶん
ぜんぶん [0] 【前聞】
以前に聞いた事柄。
ぜんぶん
ぜんぶん【全文】
<quote> a whole statement[sentence];the full text (条約など).
ぜんぶん
ぜんぶん [0] 【全文】
文章の始めから終わりまで。
ぜんぶん
ぜんぶん【前文】
the above[foregoing]sentence;the preamble (条約・法文など).→英和
ぜんぶん
ぜんぶん [0] 【前文】
(1)法令や規約の条項の前に置かれる文章。制定の理由・目的や原則などを述べる。
(2)手紙の初めに書く時候・安否などについての文章。
(3)前に書いた文。また,前に述べた文。
ぜんぷ
ぜんぷ【前夫】
⇒先夫.
ぜんぷ
ぜんぷ [1] 【膳夫】
食物を調理する人。料理人。かしわで。
ぜんぷ
ぜんぷ [1] 【前夫】
「先夫(センプ)」に同じ。
ぜんぷ
ぜんぷ [1] 【前婦】
「先婦(センプ)」に同じ。
ぜんぷく
ぜんぷく【全幅の】
all;→英和
every;→英和
utmost;→英和
wholehearted <sympathy> .→英和
〜の力を注ぐ do one's best.〜の支持を与える give <a person> full support.
ぜんぷく
ぜんぷく [0] 【全幅】
(1)あらん限り。ありったけ。「―の信頼」
(2)(画面・紙面などの)はばいっぱい。
ぜんへい
ぜんへい [0] 【全閉】 (名)スル
全部とじること。しめきること。
⇔全開
ぜんべい
ぜんべい [0] 【全米】
(1)アメリカ合衆国全体。
(2)南北両アメリカ大陸全体。
ぜんべい
ぜんべい【全米の】
Pan-[all-]American.
ぜんべいそうごえんじょじょうやく
ぜんべいそうごえんじょじょうやく 【全米相互援助条約】
アメリカ合衆国および中南米諸国間の集団防衛条約。1947年署名,48年発効。
ぜんべいオープン
ぜんべいオープン 【全米―】
(1)全米オープン-テニス選手権大会の略称。1881年にアマチュアの大会として創設。1968年にオープン化。世界四大選手権の一つ。
(2)全米オープン-ゴルフの略称。1895年にアメリカに創設されたゴルフのオープン-トーナメント。世界最大規模のゴルフ選手権。
ぜんべいプロゴルフせんしゅけんたいかい
ぜんべいプロゴルフせんしゅけんたいかい 【全米―選手権大会】
アメリカで開催されるプロだけのゴルフ大会。1916年に創設。当初三六ホールのマッチ-プレー形式だったが,58年に七二ホールのストローク-プレー形式となった。四大メジャー-トーナメントの一つ。
ぜんぺき
ぜんぺき [0] 【全璧】
〔欠けたところのない玉の意〕
完全無欠であること。完璧。
ぜんぺん
ぜんぺん【全篇】
the whole volume[book].〜を通じて from cover to cover.
ぜんぺん
ぜんぺん【前編】
the first volume[part].
ぜんぺん
ぜんぺん [0] 【前編・前篇】
ある作品のいくつかに分かれたもののうち最初の部分。
ぜんぺん
ぜんぺん [0][1] 【全編・全篇】
一冊の書物または一つの作品の全体。
ぜんほうい
ぜんほうい [3] 【全方位】
全部の方位。あらゆる方向。「―外交」
ぜんほうい
ぜんほうい【全方位】
all-directional <diplomatic policy> .
ぜんほうじゅん
ぜんほうじゅん 【全琫準】
(1854-1895) 朝鮮,甲午農民戦争の指導者。東学の全羅北道の地方幹部として,1894年2月,日本の侵略に反対する甲午農民戦争を指導し,一〇月の第二次農民戦争でも農民軍を指揮して戦ったが,捕らわれて死刑に処せられた。
ぜんほっく
ぜんほっく [3] 【全北区】
(1)動物地理区の一。ウォーレスらによる旧北区と新北区との動物相には共通点の多いことから,両者を合わせて全北区とし,これを新北亜区・カリブ亜区・旧北亜区・北極亜区の四亜区に区分している。
(2)植物の地理分布上の地域の一。北半球の温帯と寒帯の全域を占める。マツ・モミ・ヤナギ・カエデ・カバノキなどの樹木に近縁の種が多い。
ぜんぼう
ぜんぼう [0] 【全貌】
物事の全体の形。全体の姿・ありさま。「事件の―を伝える」「富士山が―を現す」
ぜんぼう
ぜんぼう [0] 【禅房】
禅寺の僧坊。また,寺院の僧坊。
ぜんぼう
ぜんぼう【全貌】
<give> the entire picture <of> ; <get> the whole story <of> .
ぜんぼうず
ぜんぼうず [3] 【禅坊主】
禅宗の僧。禅僧。
ぜんぼうちりめん
ぜんぼうちりめん ゼンバウ― [5] 【前紡縮緬】
経(タテ)糸・緯(ヨコ)糸ともに紡績絹糸を用いた下等な縮緬。半襟などに用いる。
ぜんぽう
ぜんぽう [0] 【前方】
前の方。前面。
⇔後方
ぜんぽう
ぜんぽう [0] 【善報】
〔仏〕 善行の結果生じてくる好ましい事柄。
⇔悪報
ぜんぽう
ぜんぽう [0] 【禅法】
〔「ぜんぼう」とも〕
禅の修行。また,その方法。「―に心を懸け神道を極め/戴恩記」
ぜんぽう
ぜんぽう【前方の】
(in) front.→英和
〜に in front <of> ;forward.→英和
10メートル前方に 10 meters ahead.
ぜんぽうこうえんふん
ぜんぽうこうえんふん ゼンパウコウヱン― [7] 【前方後円墳】
円形の墳丘(後円部)に方形の墳丘(前方部)を付設した,古墳の一形式。後円部に遺骸が埋葬され,前方部は祭式の場とされる。大和を中心に本州・四国・九州と南朝鮮に分布。大山古墳(仁徳陵)・誉田山(コンダヤマ)(応神陵)はその最大級のもの。車塚(クルマヅカ)。瓢塚(ヒサゴヅカ)。茶臼山。二子山。
ぜんぽうこうほうふん
ぜんぽうこうほうふん ゼンパウコウハウ― [7] 【前方後方墳】
方形の墳丘に方形の墳丘が付設された,古墳の一形式。栃木県上待塚古墳など。
ぜんぽん
ぜんぽん [0] 【善本】
(1)内容のよい本。特に書誌学で,時代が古く,本文の系統が原本に近い写本または刊本。
(2)〔仏〕 よい結果を招くような善根功徳。あるいはすべての善の根本。浄土真宗では阿弥陀の名号のこと。
ぜんま
ぜんま 【染汚】
〔梵 klista〕
〔仏〕 悟りや仏性が煩悩(ボンノウ)によってけがれにそまること。ぜんな。
ぜんまい
ぜんまい [0] 【発条・撥条】
弾性に富む鋼を薄く細長くして渦巻状に巻いたもの。巻き締めてのち,元に戻ろうとする力を利用して時計や玩具などを動かす。渦巻きばね。
ぜんまい
ぜんまい
<wind> a (main) spring;a hairspring.→英和
〜仕掛の clockwork.→英和
ぜんまい
ぜんまい [0] 【薇・紫萁】
ゼンマイ目のシダ植物。原野や山地に生える。葉は長さ約70センチメートルの羽状複葉。若葉は葉柄とともに渦巻状に巻き,綿毛におおわれ,春,開く前に採って食用とする。胞子葉は短く,羽片は線形。漢名,紫萁。[季]春。《―ののの字ばかりの寂光土/川端茅舎》
薇[図]
ぜんまい
ぜんまい【薇】
《植》a flowering fern.
ぜんまいおり
ぜんまいおり [0] 【薇織(り)】
ゼンマイの若葉を包んでいる綿毛と木綿繊維を混ぜたものを緯(ヨコ)糸,綿糸を経(タテ)糸として織ったもの。山形・秋田・青森地方で産し,雨ガッパなどに用いた。
ぜんまいしのぶ
ぜんまいしのぶ [5] 【薇信夫】
リュウメンシダの別名。
ぜんまいじかけ
ぜんまいじかけ [5] 【発条仕掛(け)】
ぜんまいの弾力で動くように工夫された,時計や玩具などの装置。
ぜんまいばかり
ぜんまいばかり [5] 【発条秤】
ぜんまいの弾力を利用した秤。
ぜんまく
ぜんまく [1] 【善悪】
〔仏〕「ぜんあく」の連声。
ぜんみ
ぜんみ [1] 【禅味】
禅宗や禅文化に特徴的に見られる味わい。超俗的で枯淡な味わい。
ぜんむい
ぜんむい ゼンムヰ 【善無畏】
(637-735) 真言宗伝持八祖の第五。インド,マガダ国の王族。716年唐に入り,玄宗に信任されて,「大日経」「蘇悉地羯羅経」などを漢訳。金剛智とともに中国密教の基礎を築いた。
ぜんめい
ぜんめい [0] 【喘鳴】
呼吸時に出るぜいぜい・ひゅうひゅうという音。気管支喘息やジフテリアなどの炎症,異物・痰(タン)などにより気道がせばめられたときに起こる。
ぜんめつ
ぜんめつ [0] 【全滅】 (名)スル
(1)全部ほろびてしまうこと。また,残らずほろぼすこと。「味方が―した」
(2)すべて悪い結果に終わること。「一〇人が挑戦したが―した」
ぜんめつ
ぜんめつ【全滅】
annihilation;total destruction.〜する be annihilated;be stamped out.
ぜんめつ
ぜんめつ [0] 【漸滅】
次第にほろびること。
ぜんめん
ぜんめん【前面】
the front;→英和
the façade (建築の).〜の (in) front.〜に in front <of> .
ぜんめん
ぜんめん【全面的】
all-out;overall;→英和
general.→英和
‖全面軍縮 total disarmament.全面講和 an overall peace.全面戦争 <develop into> an all-out war.
ぜんめん
ぜんめん [0][3] 【前面】
(1)前の方。表の方。「社会福祉を―に押し出す」「交渉の―に出ない」
(2)前線面のこと。
ぜんめん
ぜんめん [0][3] 【全面】
(1)あらゆる方面。すべての方面。全体。すべて。「―解決をはかる」「―支援」
(2)一つの面の全体。
ぜんめんこうこく
ぜんめんこうこく [5] 【全面広告】
新聞の一ページ全部を使った広告。
ぜんめんこうわ
ぜんめんこうわ [5] 【全面講和】
戦争終結に臨んで,共同交戦国が敵国と単独に講和せず,すべての戦争関係国が共同で講和条約を締結すること。実際には,主要国のみの場合にもいう。
→単独講和
ぜんめんせんそう
ぜんめんせんそう [5] 【全面戦争】
全世界的な規模で行われる戦争。特に,核兵器による世界戦争。
→限定戦争
→局地戦争
ぜんめんてき
ぜんめんてき [0] 【全面的】 (形動)
すべての面にわたるさま。「―に改訂する」「―に賛成」
ぜんもう
ぜんもう [0] 【全盲】
両眼ともに完全に障害されていて明暗もわからない状態。視力 0 の状態をいう。
→半盲
ぜんもん
ぜんもん【前門の虎,後門の狼】
find oneself between the devil and the deep sea[between Scylla and Charybdis].
ぜんもん
ぜんもん [0] 【前門】
前の門。表門。
⇔後門
ぜんもん
ぜんもん [1][0] 【全問】
全部の問題・質問。「―正解」
ぜんもん
ぜんもん [0] 【禅門】
(1)禅定を学ぶ法門。禅宗。
(2)在家のまま仏門に入り剃髪(テイハツ)している男子。禅定門(ゼンジヨウモン)。
⇔禅尼
ぜんもん=に虎(トラ)を拒(フセ)ぎ後門(コウモン)に狼(オオカミ)を進む
――に虎(トラ)を拒(フセ)ぎ後門(コウモン)に狼(オオカミ)を進む
〔趙弼「評史」に見える中国の諺(コトワザ)〕
一つの災難から逃れたと思ったら,別の災難に遭うことのたとえ。前門の虎,後門の狼。
ぜんもんどう
ぜんもんどう [3] 【禅問答】
(1)禅宗の僧が悟りをひらくために行う問答。
(2)何をいっているのかわからない難解な問答。話のかみ合わない珍妙な問答。
ぜんや
ぜんや [1] 【全野】
(1)野原全部。
(2)全分野。
ぜんや
ぜんや【前夜】
the previous night;the night before;the eve <of> (祭日の).→英和
クリスマス前夜 <on> Christmas Eve.
ぜんや
ぜんや [1] 【前夜】
(1)前日の晩。昨夜。
(2)特別なことのある日の前の夜。「革命―を思わせる混乱」
ぜんやく
ぜんやく [0] 【前約】
前にした約束。先約。
ぜんやく
ぜんやく [0] 【全訳】 (名)スル
原文を残らず翻訳すること。また,その訳文。完訳。
⇔抄訳
「聖書を―する」
ぜんやく
ぜんやく【全訳】
a complete translation <of> .
ぜんやさい
ぜんやさい [3] 【前夜祭】
(1)特別な行事の前夜に,その行事を祝って行う催し。
(2)神葬祭の儀式の一。仏式の通夜(ツヤ)に当たる。
ぜんゆ
ぜんゆ [1] 【全癒】 (名)スル
病気がすっかりよくなること。全快。「蓐創(トコズレ)は―し悪(ニク)い上に/蜃中楼(柳浪)」
ぜんゆう
ぜんゆう【全優】
<get> straight A's.〜の学生 a straight-A student.
ぜんゆう
ぜんゆう [0] 【善友】
よい友達。よき友。良友。
ぜんゆう
ぜんゆう [0] 【全有】 (名)スル
すべてを所有すること。「我国此両権を―する時に至るは/明六雑誌 24」
ぜんよう
ぜんよう [0] 【全容】
全体の姿や内容。全貌。「事件の―」
ぜんよう
ぜんよう【善用する】
make good use <of> .
ぜんよう
ぜんよう [0] 【善用】 (名)スル
よい方に使うこと。うまく使うこと。
⇔悪用
「才能を―する」
ぜんよう
ぜんよう 【冉雍】
中国,春秋時代,魯の人。孔門十哲の一人。字(アザナ)は仲弓。徳行をもって知られた。
ぜんよう
ぜんよう [0] 【前葉】
脳下垂体の前部。
→脳下垂体
ぜんようたい
ぜんようたい [0] 【前葉体】
シダ植物の配偶体。胞子が発芽したもの。独立生活を営む心臓形をした緑色の小さな葉状体で,造卵器と造精器とを生ずる。原葉体。
ぜんら
ぜんら【全裸の】
stark-naked;nude.→英和
ぜんら
ぜんら [1][0] 【全裸】
身に何もつけていないこと。まるはだか。すっぱだか。
ぜんらく
ぜんらく [0] 【漸落】 (名)スル
相場や物価が段々と下がること。
⇔漸騰
ぜんらなんどう
ぜんらなんどう 【全羅南道】
韓国南西端部の道。済州海峡に面する。道庁所在地は光州。チョルラ-ナム-ド。
ぜんらほくどう
ぜんらほくどう 【全羅北道】
韓国南西部の道。黄海に面する。道庁所在地は全州。チョルラ-ブク-ト。
ぜんり
ぜんり [1] 【善吏】
善良な役人。
ぜんりつ
ぜんりつ [1] 【禅律】
禅宗と律宗。
ぜんりつせん
ぜんりつせん [0] 【前立腺】
男性性器の一部で,膀胱(ボウコウ)の下にあって後部尿道を輪状にとりまく栗の実大の腺。乳白色の前立腺液を分泌して,精子の運動を活発にする。摂護腺。
ぜんりつせん
ぜんりつせん【前立腺】
《解》the prostate (gland).
ぜんりつせんがん
ぜんりつせんがん [5] 【前立腺癌】
前立腺にできる癌。高齢の男子に多く,骨盤や脊椎などの骨に転移しやすい。
ぜんりつせんひだいしょう
ぜんりつせんひだいしょう [0] 【前立腺肥大症】
前立腺が病的に増大して,頻尿や排尿困難をきたした状態。高齢の男子に多い。
ぜんりゃく
ぜんりゃく【前略(御免下さい)】
I hasten to inform you <that…> .
ぜんりゃく
ぜんりゃく 【前略】
(1) [1][0]
手紙で,時候の挨拶(アイサツ)などの儀礼的な文を省略する意で冒頭に書く語。「草々」「不一」「不尽」などの語で結ぶ。冠省。
(2) [0]
文章を引用するとき,前の部分を省略すること。
→中略
→後略
ぜんりゅうふん
ぜんりゅうふん ゼンリフ― [3] 【全粒粉】
主として小麦で,ふすまや胚芽を取り除かずにひいて粉にしたもの。
ぜんりょ
ぜんりょ [1] 【髯虜】
〔ひげの濃いえびすの意〕
西洋人を卑しめていう語。
ぜんりょう
ぜんりょう [0][3] 【全量】
全体の数量。全体の重量・容量。
ぜんりょう
ぜんりょう【全量】
the whole quantity.
ぜんりょう
ぜんりょう [0] 【全寮】
(1)寮全体。
(2)全部の寮。
(3)入学あるいは入社した全員が寮に入ること。「―制の高校」
ぜんりょう
ぜんりょう【善良な】
good;→英和
virtuous;→英和
honest.→英和
ぜんりょう
ぜんりょう 【前涼】
五胡十六国の一。漢人の涼州刺史張軌が自立して建国(301-376)。前秦の苻堅(フケン)に滅ぼされた。
ぜんりょう
ぜんりょう [0] 【善良】 (名・形動)[文]ナリ
正直で性質のよいこと。実直で素直なこと。また,そのさま。「―な市民」
[派生] ――さ(名)
ぜんりょう=な管理者の注意義務
――な管理者の注意義務
行為者の属する職業や社会的地位等に応じて普通に要求される注意義務。民事上の過失責任の前提となる注意義務の程度を示す概念。善管注意義務。
ぜんりょく
ぜんりょく【全力を尽す】
do one's best[utmost];do everything in one's power.〜を尽して with all one's might.…に〜を傾ける devote oneself <to> ;put one's whole energy <into> .
ぜんりょく
ぜんりょく [0] 【全力】
出しうる限りの力。ありったけの力。「―で戦う」「―をふりしぼる」
ぜんりょく=をあげる
――をあ・げる
すべての能力を出しきる。すべての力をふりしぼる。「―・げて解決に努力する」
ぜんりょくとうきゅう
ぜんりょくとうきゅう [5] 【全力投球】 (名)スル
(1)野球で,投手が全力を出して投球すること。
(2)全力を傾けて物事に取り組むこと。「新しい仕事に―する」
ぜんりん
ぜんりん [0] 【善隣】
隣家や隣国と仲良くすること。また,その隣家や隣国。
ぜんりん
ぜんりん [0] 【全燐】
〔total phosphorus〕
環境基準の一。リン化合物の総量を表す語。湖沼のリンに関する環境基準になっている。リンは窒素とともに水系を富栄養化させ,赤潮の原因となる。略称 T‐P 。
ぜんりん
ぜんりん【善隣の誼(よしみ)】
neighborly friendship.善隣政策 a good neighbor policy.
ぜんりん
ぜんりん [0] 【前輪】
自動車・自転車などの,前の車輪。
⇔後輪
ぜんりん
ぜんりん【前輪】
a front wheel.‖前輪駆動 front-wheel drive.
ぜんりん
ぜんりん [0] 【禅林】
禅宗の寺院。
ぜんりんがいこう
ぜんりんがいこう [5] 【善隣外交】
隣国との親善をはかって協調関係を築いていこうとする外交政策。特に,1930年代前半にアメリカが採った中南米諸国に対する不干渉・自決承認の政策をいう。
ぜんりんくどう
ぜんりんくどう [5] 【前輪駆動】
〔front-engine front-drive〕
自動車で,車体前部にあるエンジンの動力が,後輪にではなく前輪に伝わる方式。FF 。「―車」
ぜんりんくどう
ぜんりんくどう [5] 【全輪駆動】
自動車で,すべての車輪を駆動輪とすること。四 WD 車など。総輪駆動。
ぜんりんこくほうき
ぜんりんこくほうき 【善隣国宝記】
史書。三巻。瑞渓周鳳(ズイケイシユウホウ)著。中国・朝鮮との古代からの交渉史の略説と,1398年から1486年までの外交文書を収録する。1470年成立。70年以降は後人の加筆か。
ぜんりんしょうきせん
ぜんりんしょうきせん 【禅林象器箋】
禅宗の用語辞典。臨済宗の僧,無著道忠の著。行事・用具などに関する語を収める。
ぜんりんじ
ぜんりんじ 【禅林寺】
(1)当麻寺(タイマデラ)の正称。
(2)京都市左京区永観堂町にある浄土宗西山禅林寺派の総本山。通称,永観堂。山号,聖衆来迎山。855年空海の弟子真紹の開基とされ,863年禅林寺の号を下賜される。承暦年間(1077-1081)に永観が中興し,その後浄土宗に転じた。寺宝に山越阿弥陀図・来迎図などがある。
ぜんれい
ぜんれい【前例】
⇒先例.
ぜんれい
ぜんれい [0] 【全霊】
その人のもっている精神力のすべて。「全身―を打ち込んだ作品」
ぜんれい
ぜんれい [0] 【前例】
(1)「先例(センレイ)」に同じ。
(2)前に掲げた例。
ぜんれい
ぜんれい [0] 【前礼】
茶会への招待に対する承諾の挨拶(アイサツ)。自身で相手方に出向くか,電話などでする。
⇔後礼(ゴレイ)
ぜんれき
ぜんれき【前歴】
one's past record[life].
ぜんれき
ぜんれき [0] 【前歴】
これまでの経歴。
ぜんれつ
ぜんれつ [1] 【前列】
前方の列。
⇔後列
ぜんれつ
ぜんれつ【前列】
the front rank[row].
ぜんれつ
ぜんれつ [0] 【全裂】 (名)スル
植物の葉の縁(フチ)が深く切れ込んで中脈に達していること。
ぜんれん
ぜんれん [0] 【前聯】
⇒頷聯(ガンレン)
ぜんろ
ぜんろ [1] 【前路】
前方のみち。ゆくて。
ぜんろう
ぜんろう 【全労】
(1)「全国労働組合同盟」の略称。1930年(昭和5),日本労働組合同盟・労働組合全国同盟など中間派の組合で組織。36年総同盟{(1)}と合同。
(2)「全日本労働組合会議」の略称。1953年(昭和28),総評を脱退した右派系の労働組合が,翌年総同盟とともに結成した全国組織。64年解散。全労会議。
→同盟
ぜんろうかいぎ
ぜんろうかいぎ 【全労会議】
⇒全労(2)
ぜんろうきょう
ぜんろうきょう ゼンラウケフ 【全労協】
「全国労働組合連絡協議会」の略称。1989年(平成1)連合{(3)}に対抗し,社会党左派系の組合が中心となって発足した共闘組織。
ぜんろうれん
ぜんろうれん ゼンラウレン 【全労連】
(1)「全国労働組合連絡協議会」の略称。1947年(昭和22)の二・一スト後,産別会議系・中立系組合・総同盟などで結成。50年団体等規正令で解散。
(2)「全国労働組合総連合」の略称。1989年(平成1),連合{(3)}に対抗して左派系単産を中心に発足したナショナル-センター。
ぜんろく
ぜんろく [0] 【全録】 (名)スル
全部を書き記すこと。「竹田の五古を―するに遑(イトマ)がないから/北条霞亭(鴎外)」
ぜんわ
ぜんわ [0] 【禅話】
禅道の話。禅の修行や教義,禅者の言動などについての講話。
ぜんわん
ぜんわん [0] 【前腕】
腕の肘(ヒジ)から手首までの部分。前膊(ゼンハク)。
ぜんわん
ぜんわん [1][0] 【膳椀】
膳と椀。また,食器類の総称。「―を調える」
ぜんわんこつ
ぜんわんこつ [3] 【前腕骨】
前腕を形成する骨。平行する二本の長骨からなり,親指側を橈骨(トウコツ),小指側を尺骨という。前膊(ゼンハク)骨。
ぜんわんぶち
ぜんわんぶち [3] 【膳椀淵】
⇒椀貸(ワンカ)し伝説(デンセツ)
そ
そ 【磯】
〔「いそ」が他の語の下に付いて「い」が脱落したもの〕
いそ。「はなれ―(離磯)」「あり―(荒磯)」
そ
そ [1] 【酥・蘇】
牛や羊の乳を煮つめたもの。「延喜式」では十分の一に煮つめるものとされた。
そ
そ [1] 【其・夫】 (代)
中称の指示代名詞。それ。「植ゑし田も蒔きし畑も朝ごとに凋み枯れ行く―を見れば心を痛み/万葉 4122」「まことに,―は知らじを/枕草子 137」「―が言ひけらく/土左」「―もまた程なくうせて/徒然 30」
そ
そ 【楚】
中国の国名。
(1)春秋戦国時代に揚子江中流域を領有していた国((?-前223))。春秋中期に五覇の一人荘王を出し,また戦国七雄の一として斉・晋(シン)・秦と覇を争ったが,秦に滅ぼされた。中原諸国と種族・文化を異にしていた。
(2)五代十国の一。馬殷(バイン)が後梁(コウリヨウ)から楚王に封ぜられて建国(907-951)。湖南を中心に広西の北部を支配。南唐に滅ぼされた。
そ
そ [1] 【阻】
けわしいこと。けわしい所。
そ
そ [1] 【俎】
中国古代の供物を載せる台。長方形の板に脚のついたもの。青銅製の礼器が知られる。
そ
そ 【疏】
(1)箇条書き。また,箇条書きにした上奏文。
(2)経典などの注釈書。特に,語句に注釈を加えたもの。しょ。
そ
そ [1] 【疎】 (名・形動)[文]ナリ
(1)物と物との間がすいていること。まばらなこと。また,そのさま。
⇔密
(2)関係がうといこと。親しくないこと。また,そのさま。
⇔親
「両国の関係が―になる」「何ぞ余を接遇するの―なるや/花柳春話(純一郎)」
(3)大ざっぱでいいかげんな・こと(さま)。「―なる所々御免成され下さるべく候/芭蕉書簡」
(4)律令制で,弾正台の主典(サカン)。
そ
そ【祖】
an ancestor;→英和
forefathers;a founder (創始者).→英和
そ
そ 【素】
(1)染色していない,白地のままの絹。
(2)〔数〕
⇒互(タガ)いに素(ソ)
そ
そ 【麻】
あさ。複合語として用いることが多い。「真(マ)―木綿(ユウ)」「真―むら」「打ち―」
そ
そ [1] 【租】
律令制の税の一。口分田・位田・賜田・功田などの面積に対して課税され,収穫量の約3パーセントの割合で,稲で納めさせた。正税(シヨウゼイ)と呼ばれて正倉に蓄積され,毎年出挙(スイコ)して利稲を国郡の費用にあてた。田租。
そ
そ (終助)
動詞の連用形(カ行変格・サ行変格の動詞には未然形)に付き,禁止の意を表す。な。
(1)一般に,上に副詞「な」を伴って,「な…そ」の形で用いられる。「物知らぬことなのたまひ―/竹取」「吹く風をな来(コ)―の関と思へども道もせに散る山桜かな/千載(春下)」
(2)院政時代以降,上に副詞「な」を伴わず,「そ」だけでも用いられることがある。「今はかく馴れぬれば,何事なりとも隠し―/今昔 29」
そ
そ (副)
〔副詞「さう」の転〕
そう。そのように。「言葉デワ―デモナイトコロヲ教エ/天草本伊曾保」
そ
そ [1] 【疽】
根が深く,うみをもつ悪性のできもの。
そ
そ 【背】
〔「せ(背)」の交代形〕
せなか。せ。複合語として用いることが多い。「―がい(背向)」「―びら」
そ
そ
(1)五十音図サ行第五段の仮名。歯茎摩擦音の無声子音と後舌の半狭母音とから成る音節。
(2)平仮名「そ」は「曾」の草体。片仮名「ソ」は「曾」の初二画。
〔奈良時代までは,上代特殊仮名遣いで甲乙二類の別があり,発音上区別があったとされる〕
そ
そ 【十】
じゅう。とお。「みそか(三十日)」「やそしま(八十島)」などの形で用いられる。
そ
そ [1] 【粗】 (名・形動)[文]ナリ
(1)大ざっぱで,きめ細かでないこと。荒っぽいこと。また,そのさま。「当時の人情又―なるにより/日本開化小史(卯吉)」
(2)品質が悪いこと。出来ばえが劣ること。また,そのさま。「啻(タダ)に服飾の―に甘んじたばかりではない/安井夫人(鴎外)」
そ
そ [1] 【祖】
(1)その血統。一家系の最初の人。「清和天皇を―とする」
(2)一つの教え・流派,物事などを始めた人。元祖。「細菌学の―」
そ
そ 【衣】
ころも。きぬ。着物。「おんぞ(御衣)」「みぞ(御衣)」などの形で用いられる。
そあく
そあく【粗悪な】
inferior;→英和
coarse;→英和
<goods> of poor quality.
そあく
そあく [0] 【粗悪】 (名・形動)[文]ナリ
品質や出来が悪い・こと(さま)。「―な品物」
[派生] ――さ(名)
そあつ
そあつ [0] 【阻遏】 (名)スル
じゃまをしておしとどめること。「内面的要求が―さるる点/三太郎の日記(次郎)」
そあん
そあん [0] 【素案】
ごく大まかな案。「―を示す」
そい
そい [1] 【粗衣】
粗末な衣服。「―粗食」
そい
そい ソヒ 【添ひ・傍】
〔動詞「添う」の連用形から〕
(1)そば。かたわら。わき。「―にさぶらひて…と申せば/枕草子 245」
(2)山の斜面。「大嶽の戌亥の方の―に,おほきなる巌あり/宇治拾遺 2」
そい
そい [1] 【曹以】
カサゴ目フサカサゴ科の一群の海魚の総称。全長20〜40センチメートル。体形はメバルに似る。体色は暗褐色から黒みを帯びる。クロソイ・ゴマソイ・ムラソイなど。食用。釣りの対象魚。本州以北の沿岸に分布。
そい
そい 【初位】
⇒しょい(初位)
そい
そい【粗衣粗食に甘んじる】
be content with plain living.
そい
そい [1] 【素意】
かねてからの考え。
そい
そい ソヒ 【候】
〔動詞「そう(候)」の命令形「そうえ(さうへ)」の転〕
「お…そひ」の形で,「お…なさい」の意を表す。「いかに閻魔王,まつとお聞き―。語つてきかせう/狂言・朝比奈」
→そう(候)
そい
そい [1] 【疎意】
避けようとする気持ち。隔意。
そい
そい [1] 【素衣】
模様のない白い衣。
そい
そい [1] 【所為】
したこと。せい。しょい。「かちぐりをおつことして,人の―にしたぢやあねえか/洒落本・素見数子」
そいじゃ
そいじゃ [3] (接続)
〔「それじゃ」の転〕
それでは。「―これで終わりにしようよ」
そいそしょく
そいそしょく [1] 【粗衣粗食】
粗末な衣服と粗末な食事。転じて,質素な生活をすること。悪衣悪食。「―に甘んじる」
そいたつ
そいた・つ ソヒ― 【添ひ立つ】 (動タ四)
付き添う。後見する。「―・ちたらむ人の心さわぎぬべしかし/枕草子(七九・春曙抄)」
そいつ
そいつ [0] 【其奴】 (代)
〔「そやつ」の転〕
(1)三人称。聞き手に近い人をさす語。さす相手をののしる気持ちを含めて使う。「―を捕まえてくれ」
(2)中称の指示代名詞。その物。その事。それ。「―はしくじったな」
そいとげる
そいと・げる ソヒ― [4] 【添(い)遂げる】 (動ガ下一)[文]ガ下二 そひと・ぐ
(1)一生,夫婦として暮らす。「生涯仲良く―・げた」
(2)困難な事情に打ち勝って夫婦となる。「周囲の反対を押し切って―・げる」
そいね
そいね ソヒ― [0] 【添(い)寝】 (名)スル
寝ようとする人のそばに寄り添って寝ること。添い臥し。「赤ん坊に―する」
そいね
そいね【添い寝する】
lie with <a baby> .
そいば
そいば ソヒ― [0] 【添(い)歯】
八重歯(ヤエバ)。
そいふす
そいふ・す ソヒ― 【添ひ臥す】 (動サ四)
(1)物や人に寄り添って横になる。「昔物語をせさせて,我は内に―・して/宇治拾遺(序)」
(2)そばに寄り添って寝る。「御琴を枕にて,諸共に―・し給へり/源氏(篝火)」
そいぶし
そいぶし ソヒ― [0] 【添い臥し・副い臥し】 (名)スル
(1)そいね。「たぐひなやまがきに忍ぶ姫ゆりの―したる常夏の露/為尹千首」
(2)東宮・皇子などの元服の夜,公卿などの娘を添い寝させること。また,その娘。のちに配偶者になることが多かった。
そいぼし
そいぼし ソヒ― [0] 【添(い)星・房星】
二十八宿の房(ボウ)宿の和名。蝎(サソリ)座の頭部の四星より成る。
そいよめ
そいよめ ソヒ― [0] 【添(い)嫁】
嫁入りの際に,嫁に付き添って行く女性。普通,年下または同年齢の未婚の女性がつとめる。つれよめ。よめまぎらかし。
そいん
そいん [0] 【素因】
(1)ある結果を引き起こすもと。もとからあった原因。
(2)ある病気にかかりやすい素質。
そいん
そいん [0] 【疎音】
長い間便りをしないこと。無音。そおん。「永らく―にうち過ぎ申し訳ありません」
そいん
そいん [0] 【訴因】
検察官が起訴理由として起訴状に記載する,具体的な犯罪事実の主張。公判における審判の対象となる。
そいん
そいん【素因】
a primary cause.
そいん
そいん【訴因】
a charge;→英和
a count.→英和
そいんすう
そいんすう [2] 【素因数】
一つの整数を素数ばかりの積の形に書き表したときの各素数。例えば 12 の素因数は 2 と 3。
→素数
そう
そう サウ 【艘】 (接尾)
助数詞。船(比較的小さなもの)を数えるのに用いる。「一―」「二―」
そう
そう サウ [1] 【装】
(1)衣服を身につけること。よそおい。みじたく。「―を新たにする」
(2)書物のつくり。本の体裁。「クロス―」「粘葉(デツチヨウ)―」
そう
そう
(1)[相槌をうって]Yes./No (否定)./That's right.(2)[そんなに]so;→英和
like that.(3)[大して] <not> very <much> ;→英和
<not> so.私は音楽が好きだ(でない).私も〜だ I (don't) like music.So (Neither) do I.〜ですか Is that so?/Really?
〜ですね Well./Let me see.〜ではない That isn't so.〜は思わない I don't think so.もし〜なら if so.〜でなければ if not;otherwise.→英和
そう
そう [1] 【僧】
(1)〔梵 saṃgha の音訳「僧伽(ソウギヤ)」の略。衆または和合衆と訳す。仏門にはいって仏道を修行する者の団体の意から〕
出家し,仏門にはいって修行する人。僧侶。出家。法師。沙門(シヤモン)。比丘(ビク)。
(2)ある宗教に入信してその修行をしている人。「回教の―」
そう
そう 【層】
■一■ [1] (名)
(1)上へ上へと積み重なっていること。また,その重なり。「―をなす」
(2)人を身分・生活程度・意識などによって区分した集団。「サラリーマン―」
■二■ (接尾)
助数詞。建物の重なりを数える語。「三―」
そう
そう サウ [1] 【箏】
日本・中国のチター属の撥弦(ハツゲン)楽器。木製(通常は桐(キリ))の長い胴の表面に一三弦(中国の現行の箏では二十余弦)を張り,柱(ジ)で各弦を調律し,右手指にはめた義爪(ツメ)で弾奏する。日本には七世紀に中国から伝来し,本来の雅楽用(楽箏(ガクソウ))のほかに筑紫箏(ツクシゴト),俗箏(ゾクソウ)など箏曲用の各種が生じた。伝来当初は琴(キン)と区別して「さう(箏)のこと」と呼んだが,後に単に「こと」と呼ぶに至って用字混同を生じ,「琴」字も代用される。
→琴(キン)
筝[図]
そう
そう [1] 【甑】
こしき。
そう
そう サウ [1] 【騒】
(1)中国で,韻文の一体。作者の憂憤の思いを表したもの。屈原の「離騒」にはじまる。
(2)「離騒」のこと。
そう
そう サウ (助動)
□一□様態の助動詞「そうだ」の語幹。
→そうだ(様態)
□二□伝聞の助動詞「そうだ」の語幹。
→そうだ(伝聞)
そう
そう サ― 【左右】
(1)左と右。さゆう。「―の袖を顔に押あてて/平家 2」
(2)かたわら。そば。また,そば近くに仕える人。「―に目くはし有りければ/太平記 12」
(3)あれこれ言うこと。「実否(ジツプ)についての咎(トガ)の―あるべきか/平家 1」
(4)あれかこれかの様子。決着。「いくさの―を待つと見るはひがごとか/平治(中)」
(5)指図。指令。「御所へ申し入れて其の御―に依るべし/盛衰記 39」
(6)あれやこれや。とかくの事。また,状況・様子。「王城へは誠の―は未だ聞こえず/御伽草子・俵藤太」
(7)あれこれと知らせる便り。沙汰。「こちから―を致すまでは必ず見させらるるな/狂言・隠れ笠(虎寛本)」
(8)(年齢などの数を表す漢語のあとに付けて)前後。「四十―の遊人風の男/あらくれ(秋声)」
そう
そう サウ [1] 【想】
考え。構想。「―を練る」
そう
そう [1] 【疎雨・疏雨】
まばらに降る雨。
そう
そう サウ [1] 【相】
(1)外に現れた姿・形・ありさま。外見。「悪鬼の―で襲いかかる」
(2)吉凶などの現れた,姿・形・ありさま。「女難の―がある」
(3)
(ア)動詞の表す動作を,その動作が時とともに展開してゆく過程においてとらえたときのさまざまなあり方,およびそれを表現する組織的な文法形式。「書いている」は動作が継続していることを,「書いてしまう」は動作が完了していることを表すなど,動詞と「ている」「てしまう」「てある」などとが結合した形式によって表される。アスペクト。態。
(イ)「態{(2)
(ア)}」に同じ。
(4)様子・ありさまを表す語の総称。形容詞・形容動詞・副詞の類。相言。
(5)〔物〕
〔phase〕
物質系の中で,状態が均一でかつ明確な境界をもち,他と区別される領域。気体・液体・固体の相をそれぞれ気相・液相・固相という。
そう
そう サウ 【葬】
死者をほうむること。「―の時の作法・坐儀/沙石(一〇・古活字本)」
そう
そう サウ 【喪】
人の死。も。「親の―にあひて侍りける法師のもとに/拾遺(雑秋詞)」
そう
そう サウ 【荘・庄】
「しょう(荘・庄)」に同じ。「むかしの御―の所所/増鏡(藤衣)」
そう
そう サウ 【候】 (動特活)
〔動詞「そうろう(候)」の転。中世以降の語〕
多く補助動詞として用いられ,話し手の表現に丁寧の意を添える。です。ます。「腹帯ののびてみえ〈さう〉ぞ。しめ給へ/平家 9」「余の方へをたづね〈さう〉へ/幸若・屋島軍」
〔活用は「さう・さう・さう・さう・さうへ・さうへ」。命令形「さうへ」に相当するものに「そひ」「そへ」の形もある〕
→そい
→そえ
そう
そう 【宗】
姓氏の一。対馬国守護家。鎌倉期,対馬国衙(コクガ)の在庁官人惟宗氏に出自。少弐氏被官として地頭代となり勢力を拡大。以後,対馬島主として朝鮮との交易を独占,江戸期は対馬藩主として朝鮮通信使の受け入れにあたる。
そう
そう サウ 【然う】
〔「さ」の転〕
■一■ [0] (副)
(1)相手にかかわる事態や,相手が発言した事態を表す。そのように。そんなに。「―泣いてばかりいてもしかたがない」「まあ,―怒るな」「私も―思う」
(2)(打ち消しの語を伴って)その程度がはなはだしくない状態を表す。それほど。あまり。「―昔の話ではない」「この品は―高くはない」「まだ―遅くはない」
■二■ [1] (感)
(1)相手に対する同意・肯定の気持ちを表す語。「―,君の言うとおりだね」「―,よくできました」
(2)相手の言葉に対する軽い疑い・迷い・驚きなどの気持ちを表す語。「―,うそじゃないだろうな」
(3)話の途中で考えたり,思いついたりしたときに発する語。「あっ,―,―,こんなことがありましたよ」「八月半ばの,―,とても暑い日のことでした」
そう
そう [1] 【宗】
(1)おおもと。
(2)中心となるもの。尊ぶべきもの。「介石疎逸曠淡(コウタン)なるを以て―となす/山中人饒舌」
(3)祖先の中の有徳の人。
そう
そう サウ 【壮】
■一■ [1] (名・形動)[文]ナリ
(1)活力に満ちあふれ,勇ましいこと。男らしいこと。また,そのさま。「叔父は老て益益―なれば/花柳春話(純一郎)」
(2)元気で充実した年頃。三〇歳前後。普通,男性についていう。「年歯未だ―/日本風景論(重昂)」
■二■ (接尾)
助数詞。灸(キユウ)をすえる回数を数えるのに用いる。
そう
そう サウ 【双】
■一■ [1] (名)
(1)二つで一組になるもの。「―の目」
(2)匹敵するもの。並ぶもの。
→そうなし(双無)
(3)「双調(ソウジヨウ)」に同じ。「―・黄・一越/花鏡」
■二■ (接尾)
助数詞。対になっているものを数えるのに用いる。「屏風(ビヨウブ)一―」
そう
そう 【総】 (接頭)
名詞に付いて,すべてがその状態にある,そのすべてを含むなどの意を表す。「―収入」「―入れ歯」「―掛かり」「―ルビ」
そう
そう【層】
a layer;→英和
a stratum;→英和
a class (階級).→英和
知織層 the intellectual class.
そう
そう 【惣】
中世の自治組織の総称。特に,室町時代にみられる村落の運営機構。入会(イリアイ)や水利の管理運営・村落の自衛などにあたった。また,土一揆や年貢の百姓請などの基盤ともなった。惣村。惣中。
そう
そう【僧】
a (Buddhist) priest;a bonze.→英和
そう
そう サウ [1] 【草】
(1)下書き。草案。「―を起し/経国美談(竜渓)」
(2)漢字の書体の一。草書。草体。
(3)「草仮名」に同じ。
(4)(正式のもの,堅苦しいものに対して)略式のもの。くずしたもの。「―の庭」
そう
そう【想】
an idea;→英和
a conception.→英和
〜を練る meditate <on> ;→英和
turn <a matter> over in one's mind.
そう
そう【沿う】
<go,run> along <the coast> ;→英和
<be situated> on <the river> .→英和
…に沿って along(side of);by;→英和
parallel to.
そう
そう【添う】
[同行する]accompany;→英和
go along with;[目的に] meet;→英和
suit;→英和
marry (結婚する).→英和
期待に〜 live up to a person's expectations.希望に〜 meet a person's wishes.目的に〜 answer the purpose.→英和
そう
そう 【宋】
中国の国名。
(1)周代の諸侯国の一((?-前286))。殷(イン)の宗族微子啓が封ぜられ,商邱(シヨウキユウ)に都し殷の遺民を統治したという。斉・魏(ギ)・楚(ソ)の三国に滅ぼされた。
(2)南北朝時代,南朝最初の王朝。東晋の武将劉裕が恭帝の禅譲を受けて建国(420-479)。都は建康。八世で武将の蕭道成(シヨウドウセイ)に帝位を譲った。劉宋。
(3)五代十国を統一した王朝。趙匡胤(チヨウキヨウイン)が汴(ベン)(開封)に都して建国(960-1279)。遼(リヨウ)・西夏の圧迫を受け,1127年金軍の侵入によって江南に移り(靖康の変),臨安(杭州)に都した。これ以前を北宋,元軍に滅ぼされるまでを南宋という。
そう
そ・う ソフ [0][1] 【沿う・添う・副う】
■一■ (動ワ五[ハ四])
(1)主となるものから離れないようにする。《沿》
(ア)長い線状のもののわきを進む。そばを行く。「流れに―・った道」「線路に―・って歩く」
(イ)決まり・方針などに従う。「政府の方針に―・って実施される」
(2)要望・目的などにかなう。《添・副》「御期待には―・えません」
(3)離れずに,そばにいる。また,付き従う。《添・副》「影のように―・う」「身に―・ふ妹をとりみがね/万葉 3485」
(4)人と親しく交わる。「人には―・うてみよ,馬には乗ってみよ」
(5)男女が夫婦となって一緒に暮らす。《添》「二人を―・わせる」
(6)さらに別の物事が加わる。付け加わる。《添》「趣が―・う」「御位―・ひて牛車ゆるされて/源氏(薄雲)」
〔「そえる」に対する自動詞〕
[可能] そえる
■二■ (動ハ下二)
⇒そえる
そう
そう [1] 【奏】
天皇・上皇に申し上げること。また,その文書・書式。「早うさるべき様に―を奉らせよ/落窪 4」
そう
そう サウ 【曹】
(1)役所の中の部屋。
(2)仲間。ともがら。「後の―たらんものに伝へよ/読本・弓張月(残)」
そう
そう【相】
an aspect;→英和
a phase;→英和
<read a person's> physiognomy (人相).→英和
そう=かと言って
――かと言って
そうであるからと言って。
→かと言って
そう=と∘する
――と∘する
相手の言動などについて,勇ましく立派であると認める。「その意気を―∘する」
そう=は問屋(トンヤ)が卸(オロ)さない
――は問屋(トンヤ)が卸(オロ)さない
勝手な要求を出しても相手はそのとおりには動いてくれないものだ。
そう∘ず
そう∘ず サウ― 【候ず】 (連語)
■一■〔動詞「そう(候)」の未然形「さう」に打ち消しの助動詞「ず」の付いたもの〕
多く補助動詞として用いられ,「(で)ありません」の意を表す。「いやいや,これまでは思ひも寄り―∘ず/平家 2」
■二■〔動詞「そう(候)」の未然形「さう」に推量の助動詞「うず」が付いた「さううず」の転〕
多く補助動詞として用いられ,「でしょう」「(で)ありましょう」の意を表す。「今年は風雪が好程に麦がよう―∘ず/四河入海 25」
そうあい
そうあい サウ― [0] 【相愛】 (名)スル
互いに愛し合うこと。「相思―」「斯くまでに―したる信子,遂に吾と相離るるに至りたる/欺かざるの記(独歩)」
そうあい
そうあい サウ― 【草鞋】
〔「あい」は慣用音〕
わらじ。そうかい。「自ら玉趾を―のちりにけがして/太平記 7」
そうあいだいがく
そうあいだいがく サウアイ― 【相愛大学】
私立大学の一。1888年(明治21)創立の相愛女学校を源とし,1958年(昭和33)相愛女子大学として設立。82年現名に改称。本部は大阪市住之江区。
そうあかえ
そうあかえ [3] 【宋赤絵】
中国宋代(金代)に創始された赤絵陶器。素地(キジ)に白化粧し,釉(ウワグスリ)の上から赤・黄・緑の顔料で花鳥などの簡素な文様を描く。
そうあげ
そうあげ [4][0] 【総揚(げ)】 (名)スル
その家の芸者・遊女などを全部呼んで遊ぶこと。「芸者を―して大散財をする」
そうあたり
そうあたり [3] 【総当(た)り】
参加するすべてのチーム・人と試合をする方式。「部屋別―制」
そうあたり
そうあたり【総当り戦】
a round robin (相撲などの).
そうあつ
そうあつ [0] 【総圧】
運動している流体の圧力。静圧と動圧の和。
→静圧
→動圧
そうあみ
そうあみ サウアミ 【相阿弥】
(?-1525) 室町時代の画家。芸阿弥の子。法名は真相。足利将軍家に同朋衆として仕え,唐物の鑑定や連歌・茶・聞香・花道などに通じた。特に絵を得意とし,柔軟な筆致と滋潤な墨気を特色とする。著「君台観左右帳記」「御飾記」など。
そうあん
そうあん [0] 【送行】
〔仏〕 夏安居(ゲアンゴ)が終わって,修行僧が各地に別れていくこと。[季]秋。
そうあん
そうあん【創案】
an original idea.
そうあん
そうあん サウ― [0] 【草庵】
(1)草葺(ブ)きの小さな家。粗末な仮住まい。草のいおり。
(2)茶室の別称。
そうあん
そうあん [0] 【僧庵】
僧の居住するいおり。
そうあん
そうあん サウ― [0] 【草案】
規約などの文章の下書き。草稿。原案。「憲法の―」
そうあん
そうあん サウ― [0] 【創案】 (名)スル
初めて考え出すこと。また,その考え。思いつき。「新たに―した技法」
そうあん
そうあん【草案】
<make> a draft <for> .→英和
そうあんしゅう
そうあんしゅう サウアンシフ 【草庵集】
歌集。正編一〇巻,続編五巻。頓阿作。自撰。正編1359年頃成立,続編66年頃成立。正編約一四〇〇首,続編約六〇〇首。平明で温和な調べの歌が多く,二条派の正風として尊重された。草庵和歌集。
そうい
そうい サウ― [1] 【創意】
これまでだれも考えつかなかった考え。新しい思いつき。「―工夫」「―に満ちた作品」
そうい
そうい【創意】
originality;→英和
an original idea.〜に富む〔形〕original;→英和
creative.
そうい
そうい【総意】
consensus;→英和
the general will.
そうい
そうい [1] 【層位】
⇒層序(ソウジヨ)
そうい
そうい [1] 【僧位】
朝廷が僧侶に授ける位階。760年大法師位を最高に伝灯位・修行位の二色を置き,これに法師位・満位・住位・入位の四階を配した二色九階が定められた。864年には僧綱(ソウゴウ)の位階として法印大和尚位・法眼和尚位・法橋上人位の三階を定め,それぞれ僧綱の僧正・僧都・律師に相当させた。のちには,絵師・医師などにも僧位を与えた。
そうい
そうい【相違】
(a) difference;→英和
(a) variation,(a) disparity;a discrepancy;→英和
a gap.→英和
〜する differ <from> ;→英和
vary;→英和
disagree <with> ;→英和
be at variance <with> ;be divided.案に〜して contrary to one's expectations.際立った〜 <present> a striking contrast.身分の〜 disparity in social status.‖相違点 a point of difference.
そうい
そうい サウ― [1] 【創痍】
(1)刀などで受けた傷。また,精神的な痛手。きず。「満身―」
(2)受けた損害。
そうい
そうい [1] 【僧衣】
僧侶の着る衣服。ころも。法衣。そうえ。
そうい
そうい [1] 【総意】
全員の意見や意思。「会員の―をもって決定する」
そうい
そうい サウヰ [0] 【相違】 (名)スル
二つの物・事の間にちがいがあること。「事実と―する」
〔「相異」とも書く〕
そうい=ない
――な・い
(1)(多く「…にそういない」の形で)…に違いない。きっと…だろう。「彼は断るに―・い」「あの男が犯人に―・い」
(2)支障がない。無事だ。「或(アル)は足を打ち折つて転んで落つ,或は―・く落ちて行くもあり/平家 9」
そういう
そういう
〜風に (in) that way.〜訳で accordingly.→英和
〜訳なら if that is the case.→英和
そういう
そういう サウイフ [0] (連体)
そんな。そのような。「―話」「―ことをしてはいけない」
そういっそう
そういっそう [1] 【層一層】 (副)
「一層」を強めた言い方。さらにいっそう。なおいっそう。「坑は―と明るくなつた/坑夫(漱石)」
そういった
そういった [0] (連体)
そういうような。「競馬とか競輪とか,―賭け事はやらない」
そういない
そういない【相違ない】
must be <ill> ;There is no doubt <that…> ./It is certain <that…> .相違なく <come> without fail;certainly.→英和
⇒違いない.
そういれば
そういれば [3] 【総入れ歯】
自分の歯が全くない場合に用いる,上下それぞれ一続きになった義歯。総義歯。
そういれば
そういれば【総入れ歯】
<wear> a full set of false teeth.
そういん
そういん [0] 【総員】
ある集団に属する全部の人。全員。
そういん
そういん【僧院】
a <Buddhist> monastery;→英和
a cloister.→英和
そういん
そういん 【宗因】
⇒西山(ニシヤマ)宗因
そういん
そういん【総員】
the entire strength (兵力);all hands (船の).〜50名 fifty (members) in all.
そういん
そういん [0] 【僧院】
僧が住む建物。寺院。てら。
そううつ
そううつ サウ― [0] 【躁鬱】
躁状態と鬱状態。
そううつきしつ
そううつきしつ サウ― [5] 【躁鬱気質】
⇒循環気質(ジユンカンキシツ)
そううつびょう
そううつびょう【躁鬱病】
《医》manic-depressive psychosis.〜患者 a manic depressive.
そううつびょう
そううつびょう サウ―ビヤウ [0] 【躁鬱病】
精神病の一。躁状態と鬱状態の二つの病相があり,これらが交互に,あるいは一方が周期的に現れる。それぞれの病相を躁病・鬱病ともいう。感情精神病。循環精神病。
→躁状態
→鬱状態
→双極性障害
そううら
そううら [0] 【総裏】
洋服で,身頃(ミゴロ)・袖などの全体に,裏地をつけること。また,その洋服。
そううん
そううん サウ― [0] 【漕運】
(1)船で物を運ぶこと。「曰く牧畜曰く開墾曰く―/新聞雑誌 45」
(2)中国の歴代王朝が,租税収入である食糧を運河などを利用して江南から首都へ運ぶこと。また,その制度。
そううん
そううん サウ― [0] 【想蘊】
〔仏〕 事物を思い描く心のはたらき。表象作用。五蘊(ゴウン)の一。
そううん
そううん 【層雲】
俳句雑誌。1911年(明治44)荻原井泉水が創刊。種田山頭火らを輩出。44年(昭和19)に終刊,46年に復刊。
そううん
そううん 【宋雲】
北魏(ホクギ)の僧侶。518年,胡太后の命によりインドへ行き,経典一七〇部を収集。同時に,インド諸国との外交関係を樹立した。生没年未詳。
そううん
そううん [0] 【層雲】
層状に霧のように広がった雲。雲底が平らで灰色。霧雨を伴うこともある。霧雲(キリグモ)。
そううん
そううん [0] 【叢雲】
群がり集まった雲。むらくも。
そううん
そううん【層雲】
a stratus.→英和
そううんきょう
そううんきょう 【層雲峡】
北海道中央部,石狩川上流にある峡谷。溶結凝灰岩の柱状節理が発達,多くの滝や奇岩・断崖が延長24キロメートル余にわたって連なる。針葉樹・広葉樹が混在する原生林に囲まれ,大雪山国立公園の代表的景勝地。
そううんじ
そううんじ サウウン― 【早雲寺】
神奈川県箱根町にある臨済宗大徳寺派の寺。山号,金湯山。1521年北条早雲の子氏綱が父の菩提を弔うため創建。開山は宗清以天。
そうえ
そうえ [1] 【僧衣】
⇒そうい(僧衣)
そうえ
そうえ サウ― [1] 【草衣】
草を編んだりして作った,粗末な衣。隠者・僧などのまとう質素な衣。そうい。「卿相雲客は木食(モクジキ)―なれば/太平記 24」
そうえん
そうえん サウヱン [0] 【荘園】
⇒しょうえん(荘園)
そうえん
そうえん [0] 【奏演】
音楽と舞踊・演劇など,別種の時間芸術の結合ないし総合されたもの(パフォーミング-アーツ)を演ずること。
そうえん
そうえん サウ― [0][1] 【蒼鉛】
ビスマス。
そうえん
そうえん【蒼鉛】
《化》bismuth.→英和
そうえん
そうえん サウヱン [0] 【桑園】
クワを植えた畑。くわばたけ。
そうえんざい
そうえんざい サウ― [3] 【蒼鉛剤】
ビスマスを含む薬剤。収斂(シユウレン)・抗スピロヘータ作用があり,下痢・梅毒などの治療に用いる。次サリチル酸ビスマスなど。ビスマス剤。
そうえんぷん
そうえんぷん サウヱン― [3] 【双円墳】
円墳が二つ連結した形の,古墳の一形式。瓢形(ヒヨウケイ)墳とも呼ばれ,朝鮮の双墓も類例。
そうおう
そうおう サウワウ 【荘王】
(?-前591) 中国,春秋戦国時代の楚(ソ)の王。名は侶(リヨ)。北上して晋(シン)を破り,春秋五覇の一人とされる。
→鼎(カナエ)の軽重を問う
そうおう
そうおう サウ― [0] 【相応】
■一■ (名・形動)スル [文]ナリ
(1)ふさわしいこと。つりあっていること。また,そのさま。「身分―な家」「能力に―した学校を選ぶ」「―に暮らす」
(2)〔仏〕 複数の事柄が親しく和合していたり,統一されていたりすること。
■二■ (形動タリ)
{■一■}に同じ。「ただ浮船・松風村雨などやうの能に―たらんを,無上の物と知るべし/申楽談儀」
そうおう
そうおう【相応な】
suitable <for> ;→英和
suited <to> ;fit <for> ;→英和
[似つかわしい]becoming;fitting;→英和
[至当な]reasonable;→英和
proper;→英和
[妥当な]adequate;→英和
appropriate.→英和
身分(不)〜な生活をする live within (beyond) one's means.⇒相当.
そうおう
そうおう サフアウ [0] 【挿秧】
稲の苗を植え付けること。田植え。
そうおうせい
そうおうせい 【宋応星】
(1590頃-1650頃) 中国,明末の学者。江西省の人。「天工開物」の著者として知られる。
そうおく
そうおく サウヲク [0] 【草屋】
(1)草葺(ブ)きの家。
(2)自分の家を謙遜していう語。粗末な家。
そうおどり
そうおどり [3] 【総踊り】
一座全員が舞台に出て踊ること。また,その踊り。大踊り。
そうおん
そうおん【騒音】
(a) noise.→英和
‖騒音公害 noise pollution.騒音防止の antinoise.
そうおん
そうおん サウ― [0] 【噪音】
(1)「非楽音(ヒガクオン)」に同じ。
(2)うるさい音。騒音。
そうおん
そうおん [1] 【宋音】
宋から元初の頃までに日本に伝来した漢字音。「行」を「アン」,「鈴」を「リン」と読む類。一般には,唐音(トウオン)と呼ばれる。
そうおん
そうおん サウ― [0] 【騒音】
やかましい音。うるさいと感じられる音。
そうおん
そうおん サウ― [0] 【相恩】
代々恩を受けていること。「重代(ジユウダイ)―の主君にも見換へん者/滝口入道(樗牛)」
そうおんきせいほう
そうおんきせいほう サウ―ハフ 【騒音規制法】
国民の健康を保護するため,工場などの事業活動や建設工事に伴って生じる騒音について必要な規制を行い,自動車騒音などにかかわる許容限度を定める法律。1968年(昭和43)制定。
そうおんけい
そうおんけい サウ― [0] 【騒音計】
騒音の大きさを測るための計器。音の周波数に対する感度の違いを,人間の聴覚と同じになるように補正した値で表す。単位はホンまたはデシベルを用いる。
そうか
そうか [1] 【宗家】
「そうけ(宗家)」に同じ。
そうか
そうか サフクワ [1] 【挿花】
(1)髪などに花をさすこと。
(2)生け花。
そうか
そうか サウカ 【草加】
埼玉県南東部の市。もと奥州街道の宿場町。草加せんべいなどで知られる。近年,工業団地・住宅団地の造成で発展。
そうか
そうか [1] 【痩果】
植物の果実で,閉果の一種。小形で熟しても裂開せず,一種子をもち,全体が種子のように見える。キンポウゲ・タンポポ・ヒマワリなど。
→果実
そうか
そうか 【総嫁・惣嫁】
江戸時代,京坂地方で夜,街頭に立って客を引いた下級の娼婦。辻君(ツジギミ)。そうよめ。
そうか
そうか [1] 【葱花】
(1)ネギの花。
(2)擬宝珠(ギボシ){(1)}の異名。
(3)「葱花輦(ソウカレン)」に同じ。
そうか
そうか サウ― [1] 【早歌】
〔「そうが」とも〕
鎌倉時代に貴族・武士・僧侶の間に流行した歌謡。特に,鎌倉武士に愛好された。詞章はかなりの長文で,物尽くしや道行き,名詞の列挙が多く,七五調を基調とする。初めは伴奏なしの扇拍子で,のちには尺八の伴奏で歌われた。音楽的には謡曲に受け継がれた。宴曲。現爾也娑婆(ゲニヤサバ)。理里有楽(リリウラ)。はやうた。「法師の無下に能なきは,檀那すさまじく思ふべしとて,―といふことを習ひけり/徒然 188」
そうか
そうか サウ― [1] 【装荷】
通信線路で,伝送特性の劣化を軽減するために,線路中にインダクタンスを入れること。
そうか
そうか サウ― [1] 【喪家】
喪中(モチユウ)の家。葬式のあった家。
そうか
そうか サウ― [1] 【窓下】
(1)まどのした。
(2)手紙の脇付(ワキヅケ)の一。へりくだる意を表す。
そうか
そうか サフ― [1] 【挿架】
(1)壁面にしつらえる,竹などで作った書架。
(2)本や雑誌を本棚に置くこと。
そうか
そうか サウクワ [1] 【草花】
くさばな。
そうか
そうか [1] 【僧家】
⇒そうけ(僧家)
そうか
そうか [1] 【奏可】
君主が上奏を裁可すること。
そうか=の狗(イヌ)
――の狗(イヌ)
〔史記(孔子世家)〕
喪中の家で,悲しみのために餌(エサ)を与えられず元気をなくした飼い犬。一説に,宿無しの犬とも。また,やつれて元気のない人のこととも。
そうかい
そうかい [0] 【僧階】
僧侶の階級。僧正の権(ゴン)・正・大の三階,僧都(ソウズ)の権少・少・正・権大・大の五階など。
→僧位
そうかい
そうかい [0] 【僧戒】
僧侶の守らなければならない戒律。
そうかい
そうかい【爽快な】
refreshing;→英和
bracing;exhilarating.〜になる feel refreshed.
そうかい
そうかい [0] 【総会】
ある団体に属する構成員が集まって開く全体会議。普通,その団体の最高議決機関となる。「株主―」
そうかい
そうかい サウ― 【藻海】
〔Sargasso Sea〕
北大西洋の,ホンダワラ類の海藻が表層一面に浮遊している区域。北緯二〇〜四〇度,西経三五〜七五度の広い海面で,風も弱く,帆船時代には航海の難所として恐れられた。また,ウナギの産卵場として有名。サルガッソー海。藻の海。
そうかい
そうかい【総会】
a <regular,an extraordinary> general meeting <of shareholders> .‖総会屋 a fixer at a stockholders' meeting.
そうかい
そうかい【壮快な】
exciting;stirring.→英和
そうかい
そうかい サウ― [0] 【創開】 (名)スル
初めて開設すること。「西鶴は一種の小説を―せり/獺祭書屋俳話(子規)」
そうかい
そうかい【掃海する】
sweep up mines;sweep the sea <for mines> .→英和
‖掃海作業 sweeping operations.掃海艇 a minesweeper.
そうかい
そうかい サウ― [0] 【掃海】 (名)スル
機雷など海中の危険物を取り除いて,航路の安全をはかること。「湾内を―する」
そうかい
そうかい サウ― [0] 【滄海・蒼海】
あおい海。あおうなばら。
そうかい
そうかい サウ― [0] 【桑海】
〔「桑田滄海(ソウデンソウカイ)」の略〕
世の中が激しく移り変わること。
→桑田滄海
そうかい
そうかい サフ― [0] 【挿鞋】
木製の浅い沓(クツ)。外側に錦(ニシキ)を張り,底に革をつける。天皇や高僧が用いる。草鞋。
そうかい
そうかい サウ― [0] 【草鞋】
(1)わらじ。そうあい。
(2)「挿鞋(ソウカイ)」に同じ。
そうかい
そうかい サウ― [0] 【草芥】
〔「そうがい」とも〕
雑草とごみ。また,ごみ。
そうかい
そうかい サウクワイ [0] 【壮快】 (名・形動)[文]ナリ
体が元気で,気力がみなぎり,気持ちがよい・こと(さま)。「―な気分」
そうかい
そうかい サウクワイ [0] 【爽快】 (名・形動)[文]ナリ
さわやかで気持ちのよい・こと(さま)。「―な目覚め」
[派生] ――さ(名)
そうかい=の一粟(イチゾク)
――の一粟(イチゾク)
〔蘇軾「前赤壁賦」〕
(1)大海の中の一粒の粟(アワ)。広大なものの中のきわめて小さいもののたとえ。大海の一粟。
(2)宇宙における人間の存在のはかないことのたとえ。
そうかい=の変(ヘン)
――の変(ヘン)
「滄海変じて桑田となる」に同じ。
そうかい=変じて桑田(ソウデン)となる
――変じて桑田(ソウデン)となる
〔儲光羲の詩「献�八舅東帰�」より〕
青海原が桑畑に変わるように,世の中の移り変わりが激しいこと。桑田変じて滄海となる。滄海桑田。
そうかいそうでん
そうかいそうでん サウ―サウ― [5] 【滄海桑田】
「滄海変じて桑田となる」に同じ。桑田滄海。
そうかいてい
そうかいてい サウ― [0] 【掃海艇】
敷設された機雷を取り除いて,船舶が安全に通れるようにすることを任務とする艦艇。
そうかいぶね
そうかいぶね サウカイ― [5] 【双海船】
明治前期まで捕鯨に用いた船。二隻で一張りの網を張り,勢子船の追い込んだ鯨を捕獲する。
そうかいや
そうかいや [0] 【総会屋】
いくつもの会社の株を少しずつもち,それぞれの株主総会に出席し,会社や経営者の弱みにつけ込んで総会の議事を妨害したり誘導したりして,会社に金品などを要求する悪質な株主。商法により禁止されている。
そうかいよう
そうかいよう ソウクワイエウ 【宋会要】
中国,宋代の制度の沿革を類別に集大成した書。宋の宋綬(ソウジユ)らの撰。北宋・南宋を通じて一〇回編纂(ヘンサン)されたが,原本は明代に亡逸。現行本は清代の徐松が「永楽大典」の収載部分から復元したもの。
そうかがっかい
そうかがっかい サウカガククワイ 【創価学会】
日蓮正宗の講社。1930年(昭和5)牧口常三郎の創立した教育研究団体「創価教育学会」が母体。51年,戸田城聖が会長になって以後,組織的な折伏(シヤクブク)活動を行なって発展した。
そうかく
そうかく [0] 【総角】
(1)「あげまき(総角){(1)}」に同じ。つのがみ。
(2)子供の頃。幼時。「―の好(ヨシ)み」「風聞によれば―の頃に早く怙恃(コジ)を失ひ/浮雲(四迷)」
そうかく
そうかく [0] 【総画】
一つの漢字を構成する線や点の合計。
そうかく
そうかく サウ― [0] 【騒客】
詩文などを作る風流な人。詩人。文人。騒人。「岩頭また一人の―を見つけたる/去来抄」
そうかくさくいん
そうかくさくいん [5] 【総画索引】
漢字辞典などで,画数で検索できるように,所載の漢字を画数順に並べた索引。
そうかくは
そうかくは 【宗咯巴】
⇒ツォンカパ
そうかくるい
そうかくるい サウカク― [4] 【双殻類】
⇒斧足類(オノアシルイ)
そうかざり
そうかざり [3] 【総飾り】
茶道で,点前(テマエ)が終わったのち,使用した道具類をすべて飾ること。
そうかせい
そうかせい ソウクワ― [0] 【走化性】
媒質中の化学物質の濃度差が刺激となって起こる走性。コケやシダの精子,動物の精子,アメーバなどの原生動物にみられる。趨化性(スウカセイ)。化学走性。
そうかだいがく
そうかだいがく サウカ― 【創価大学】
私立大学の一。1971年(昭和46)設立。本部は八王子市。
そうかちゅうしゅつほう
そうかちゅうしゅつほう ソウクワチウシユツハフ [7][0] 【層化抽出法】
調査で,あらかじめ母集団をいくつかの層に分け,各層から無作為に標本を選び出す方法。層別任意抜き取り。
そうかっそ
そうかっそ サウ― [3] 【藻褐素】
⇒フコキサンチン
そうかつ
そうかつ【総轄する】
superintend;→英和
have general control <over> .
そうかつ
そうかつ【総括】
generalization;a summary.→英和
〜する sum up;summarize.→英和
〜的 summary;general.→英和
〜して言えば to sum up;generally speaking.‖総括質問 a general[over-all]interpellation (議会での).
そうかつ
そうかつ [0] 【総轄】 (名)スル
全体を取り締まること。「―責任者」「事務を―する」
そうかつ
そうかつ [0][1] 【総括】 (名)スル
(1)ばらばらのものを整理して,一つにまとめること。全体を見渡してまとめること。「各部の予算を―する」
(2)政治運動・組合運動などで,以後の運動のため,それまで行なってきた運動の方針や成果を自ら評価・検討すること。「一年間の活動を―する」
そうかつげんかしゅぎ
そうかつげんかしゅぎ [8] 【総括原価主義】
全部原価に一定の利益を加算して価格を決定する考え方。全部原価法,資本利益率法などがある。電気・電話・ガスなどの公共料金を決定する際に用いられている。
そうかつしつもん
そうかつしつもん [5][6] 【総括質問】
国会の委員会で,審議する案件に対してなされる全般的な質問。
そうかつしゅさいしゃ
そうかつしゅさいしゃ [6] 【総括主宰者】
公職選挙立候補者の選挙運動に関する事務を総括し,選挙活動を指揮する最高責任者。
→連座制
そうかつてき
そうかつてき [0] 【総括的】 (形動)
全体を一つにまとめるさま。個別にではなく,全般にわたるさま。「―な規定」「―な批評」
そうかへいきん
そうかへいきん サウカ― [4] 【相加平均】
� 個の数について,それぞれを加えたものを � で割った数。たとえば,�,�,� の相加平均は(�+�+�)/3 である。単純平均。算術平均。
→相乗平均
そうかべ
そうかべ [0] 【総壁】
経(タテ)糸・緯(ヨコ)糸ともに壁糸を用いた絹織物。
そうかり
そうかり [0] 【僧伽梨】
〔梵 saṃghāṭī の音訳〕
僧の着る三種の袈裟(ケサ)の中で最も大きな袈裟。参内(サンダイ)のときなどに用いる。大衣。そうぎゃり。僧竭胝(ソウガテイ)。そうかりえ。
そうかりえ
そうかりえ [4] 【僧伽梨衣】
「そうかり(僧伽梨)」に同じ。
そうかれん
そうかれん [3] 【葱花輦】
屋形の頂に葱花の形をした金色の玉を据えた輿(コシ)。天皇の乗用。神事または行幸に用いられた。なぎのはなのみこし。なぎの花。華輦。
葱花輦[図]
そうかん
そうかん サウクワン [0] 【相関】 (名)スル
二つのものの間に関連があること。互いに影響し合うこと。「―する二つの現象」
そうかん
そうかん サウ― [0] 【操艦】 (名)スル
軍艦を操縦すること。軍艦の操舵(ソウダ)。
そうかん
そうかん【創刊する】
found;→英和
start.→英和
1930年〜 First published in 1930.‖創刊号 <issue> the first number <of> .
そうかん
そうかん 【宗鑑】
⇒山崎(ヤマザキ)宗鑑
そうかん
そうかん サウクワン 【双鬟】
あげまき。
そうかん
そうかん 【総官】
(1)太政官(ダイジヨウカン)の別名。
(2)宣旨によって荘園を管理した職。
そうかん
そうかん [0] 【総管】
(1)全体を総轄・管理すること。また,その職。
(2)奈良時代,畿内に置かれた臨時の官。治安維持や国司・郡司の治績状況の報告などにあたった。
そうかん
そうかん【送還する】
send back[home];repatriate.→英和
‖強制送還 deportation;forced repatriation.
そうかん
そうかん サウ― [0] 【相姦】
社会通念に反した間柄の男女の肉体関係。「近親―」
そうかん
そうかん サウクワン [0] 【相観】
植物群落の一般的な外観。生活形・密度などによって決まる。植物群系の分類に用いる。
そうかん
そうかん サウクワン [0] 【壮観】 (名・形動)[文]ナリ
規模が大きくすばらしいさま。また,その眺め。「―な眺め」「全員そろうと―だ」
[派生] ――さ(名)
そうかん
そうかん [0] 【総監】
軍隊・警察など大きな組織で,全体を統率し監督する官職。「警視―」
そうかん
そうかん【壮観】
<present> a grand[magnificent]sight[spectacle].
そうかん
そうかん [0] 【僧官】
僧に与えられる官職。僧正・僧都(ソウズ)・律師など。
→僧位
そうかん
そうかん [0] 【送還】 (名)スル
送り返すこと。現在は,主に密入国者・犯罪者を本国に送り返すことなどにいう。「本国に―する」「封を開かずして之を―せんと思へども/花柳春話(純一郎)」
そうかん
そうかん サウ― [0] 【壮漢】
勇ましく元気さかんな男。
そうかん
そうかん サウ― [0] 【創刊】 (名)スル
新聞・雑誌など,定期刊行物を新しく刊行すること。
⇔廃刊
「文芸誌の―号」
そうかん
そうかん【相関(関係)】
correlation.〜的 mutually related.
そうかん
そうかん【総監】
a superintendent[an inspector]general.
そうかんかいせき
そうかんかいせき ソウクワン― [5] 【総観解析】
一定時間ごとの天気図を順に並べて概観し,動きと変化の激しい大気の状態を解析すること。気象学の研究方法の一つで,天気予報に利用。
そうかんかんけい
そうかんかんけい サウクワンクワン― [5] 【相関関係】
(1)一方が変われば他方も変わるというような関係。相関的な関係。
(2)〔数〕 二つの変量の間で,一方が増加するにつれて,他方が増加または減少する関係。
そうかんがいねん
そうかんがいねん サウクワン― [5] 【相関概念】
〔correlative concept〕
相対概念のうち,特に相互に関係し合う概念をいう。上と下,父と子など。
→相対概念
そうかんきこうがく
そうかんきこうがく ソウクワン― [6] 【総観気候学】
気候学の一分野。ある地域の気候を,天気ないし天候の集合として,分布図や天気図などにより総合的に記述・解析する。
そうかんけいすう
そうかんけいすう サウクワン― [5][7] 【相関係数】
〔数〕 二つの変量間の相関関係の程度を表す数値。
そうかんこん
そうかんこん サウ― [3] 【相姦婚】
姦通によって刑の宣告を受けた者または離婚された者が,姦通の相手方となす婚姻。民法旧規定で禁止していた。
そうかんじょう
そうかんじょう [3] 【総勘定】
収支を全部計算すること。また,その総計。
そうかんじょうもとちょう
そうかんじょうもとちょう [7] 【総勘定元帳】
簿記で,その企業のすべての勘定を記録する元帳。
そうかんず
そうかんず サウクワンヅ [3] 【相関図】
〔数〕 互いに相関関係にある二つの変量の関係を図に示したもの。二つの変量の数値を縦軸・横軸に目盛り,対応する変量の位置を座標上に点で表す。
そうかんとく
そうかんとく [3] 【総監督】
個々の監督者・責任者の上にいて,全体を取り締まる役。また,その人。
そうかんひょう
そうかんひょう サウクワンヘウ [0] 【相関表】
〔数〕 二変量の間に相関関係があるかどうかを見るために作った表。
そうが
そうが サウグワ [0] 【装画】
書物の装丁に使われている絵。
そうが
そうが【爪牙】
claws and teeth; <fall into a person's> clutches.
そうが
そうが サウ― [1] 【双蛾】
美人の眉(マユ)。「宛転たる―は遠山の色とぞ見え紛ふ/盛衰記 2」
そうが
そうが [1] 【奏賀】
平安時代,元日の朝賀の儀式で皇太子または諸臣の代表者が賀詞を奏上すること。また,その役。
そうが
そうが サウグワ [0] 【草画】
大まかな筆づかいで描いた絵。主に,南画系の墨画・淡彩画をいう。
そうが
そうが サウ― [1] 【爪牙】
(1)つめときば。相手を攻撃したり害を与えたりする武器・手段など。「―をみがく」「―にかかる」
(2)主君を守る家来。頼りとなる家来。輔弼(ホヒツ)の臣。そうげ。「蘭人の―たる老叔父を掩襲せんが為めに赴けり/浮城物語(竜渓)」
そうが
そうが サフグワ [0] 【挿画】
文章に添えた絵。挿絵(サシエ)。
そうがい
そうがい [0] 【嗽咳】
せき。しわぶき。咳嗽(ガイソウ)。
そうがい
そうがい【霜害】
frost damage.〜を被る suffer from frost.
そうがい
そうがい【窓外を眺める】
look out (of) the window.→英和
そうがい
そうがい サウグワイ [0][1] 【窓外】
まどのそと。
そうがい
そうがい サウ― [0] 【霜害】
霜によって受ける被害。特に,春の晩霜によって桑などの農作物が受ける害についていう。[季]春。《―や犬の如くにさまよへる/佐藤念腹》
そうがかり
そうがかり [3] 【総掛(か)り】
(1)全員で協力して一つの事に当たること。「家中―で注文をこなす」
(2)全軍で攻撃すること。総攻撃。
(3)かかった費用の合計。
そうがかり
そうがかり【総掛りで】
with combined efforts;all together.
そうがく
そうがく【奏楽】
music;→英和
a musical performance.
そうがく
そうがく【総額】
⇒総計.
そうがく
そうがく [0][1] 【宋学】
中国,宋代に出現した新儒学の総称で,主として朱子学をさす。漢・唐の訓詁(クンコ)学にそのまま依拠することなく,宋代の合理的精神によって古典を主体的に解釈し,理気論によって儒教の教理を哲学的に体系化し,士大夫(官僚)自身に忠誠な聖人となることを志向する意識を浸透させたので,理学(性理学)とも呼ばれる。朱子学と対立した宋の陸九淵らの心学派や,陳亮・葉適(シヨウセキ)らの事功学派(永嘉学派)なども広義には含まれることがある。
→朱子学
そうがく
そうがく [0] 【奏楽】 (名)スル
(1)音楽を演奏すること。また,演奏されている音楽。
(2)下座(ゲザ)音楽の一。雅楽を模したもので,王代物の御殿や寺院の場などで奏する。
そうがく
そうがく ソウ― [0][1] 【相学】
人相・地相・家相などを見て,その性質・運命などを判断する学問。
そうがく
そうがく [0] 【総額】
全部を合計した金額。全額。
そうがし
そうが・し サウガシ 【騒し】 (形シク)
〔「さわがし」の転〕
乱雑になっている。乱れている。「―・しうはあらでかみのふりやられたる/枕草子(一八七・能因本)」
そうがち
そうがち サウ― 【草勝ち】 (形動ナリ)
草仮名が多いさま。「ことごとしく―などにもされ書かず/源氏(初音)」
そうがっこうけい
そうがっこうけい サウガクカウケイ 【創学校啓】
国学書。一巻。荷田春満(カダノアズママロ)著。1728年成立。幕府・諸藩の教育が儒教中心になされていることを批判し,古道を振興するために国学の学校を創設するよう幕府に上申したもの。
そうがな
そうがな [0] 【総仮名】
漢字をまぜないで,全部仮名で記すこと。
そうがな
そうがな サウ― [0] 【草仮名】
草書体の万葉仮名。草。さらに書きくずして,もとの漢字を離れて音を表すようになったものが平仮名である。
そうがまえ
そうがまえ [3] 【総構え】
城・砦(トリデ)などの一番外側の囲い。また,その内部。総曲輪(ソウグルワ)。
そうがましい
そうがまし・い サウ― 【騒がましい】 (形)[文]シク さうがま・し
〔近世語〕
そうぞうしい。さわがしい。やかましい。「とんころりといふ疫病ぢやが,それでむしやうに世間が―・しい/歌舞伎・傾城天羽衣」
そうがみ
そうがみ [0] 【総髪】
(1)「そうはつ(総髪){(1)}」に同じ。
(2)女性の,かもじを使わずに全部自分の毛で結うもの。
そうがら
そうがら [0] 【総柄】
布地などの全体に模様をつけたもの。
そうがらん
そうがらん [3] 【僧伽藍】
「伽藍(ガラン)」に同じ。
そうがらんま
そうがらんま [4] 【僧伽藍摩】
「伽藍(ガラン)」に同じ。
そうがわ
そうがわ【総皮の】
(full,whole) leather;→英和
full-bound (製本).
そうがわ
そうがわ [0] 【総革】
全体が革で作られていること。
そうがん
そうがん【双眼鏡】
(a pair of) binoculars;a field glass[field glasses];an opera glass[opera glasses].〜で見る look through field glasses.
そうがん
そうがん サウ― [0] 【双眼】
左右両方の目。両眼。
⇔隻眼
そうがん
そうがん サウ― [0] 【蒼顔】
老人の衰えたあおい顔。「白髪―」
そうがん
そうがん [0] 【総願】
⇒四弘誓願(シグゼイガン)
そうがんきょう
そうがんきょう サウ―キヤウ [0] 【双眼鏡】
小型の望遠鏡を二本平行に並べ,両眼で観察できるようにした携帯用の光学器具。主に地上用なので正立像。ガリレイ式とプリズム式がある。小さくて低倍率のものはオペラグラス。
そうき
そうき [1] 【総記】
(1)全体についての記述。
(2)図書の十進分類法による区分の一。すべての類にまたがるもの,またはどの類にも属さないものをおさめる。百科事典・新聞・雑誌など。
そうき
そうき【想起する】
recollect;→英和
remember.→英和
〜させる remind <a person of a thing> .→英和
そうき
そうき【早期】
an early stage.‖早期診断を受ける consult a doctor at an early stage.早期発見 early reporting[detection].
そうき
そうき サウ― [1] 【掻器】
⇒スクレーパー(3)
そうき
そうき サウ― [1] 【喪期】
喪(モ)に服する期間。
そうき
そうき サウ― [1] 【想起】 (名)スル
(1)思い出すこと。前にあったことを思い浮かべること。「前例を―されたい」
(2)〔(ギリシヤ) anamnēsis〕
プラトンの用語。人間の魂が真の知識であるイデアを得る過程。人間の魂が真の認識に至る仕方を,生まれる前に見てきたイデアを思い起こすこととして説明した。アナムネーシス。
(3)〔心〕「再生{(7)}」に同じ。
そうき
そうき サウ― [1] 【創起】 (名)スル
事業などを最初に始めること。「大事業を―する」「各国の大改革を見る未だ一も当時執権輩の―首唱に因る者あらず/明六雑誌 7」
そうき
そうき サウ― [1] 【早期】
始まって間もない時期。早い時期。「癌を―に発見する」
そうき
そうき [1] 【叢記】
いろいろな事柄を集めて記すこと。また,その書物。
そうき
そうき サウ― [1] 【霜気】
霜のきびしい冷気。「―天に満ちたり/日乗(荷風)」
そうき
そうき サウ― [1] 【笊器】
竹で編んだ,ざるやかごの類。
そうき
そうき サウ― [1] 【爽気】
(1)さわやかな空気。
(2)さわやかな気分。すがすがしい気分。
そうき
そうき [1] 【送気】 (名)スル
空気を送り込むこと。「―管」
そうき
そうき サウ― [1] 【壮気】
さかんな元気。
そうきがん
そうきがん サウ― [3] 【早期癌】
癌の進展が局所にとどまっていて,根治的治療の可能性が高いもの。各臓器によって定義されている。
そうきけいかいシステム
そうきけいかいシステム サウ― [8] 【早期警戒―】
レーダーやコンピューターにより,いち早く敵のミサイル・敵機の攻撃を探知し,警戒するためのシステム。アメリカのサージ-システム,日本のバッジ-システムなど。
そうきしんじゅん
そうきしんじゅん サウ― [4] 【早期浸潤】
肺結核の早期段階で,鎖骨下に形成される病巣。X線写真で陰影として認められる。
そうきつ
そうきつ サウ― 【蒼頡・倉頡】
⇒そうけつ(蒼頡)
そうきへい
そうきへい【槍騎兵】
a lancer.→英和
そうきへい
そうきへい サウ― [3] 【槍騎兵】
長い槍を持った騎兵。
そうきゃく
そうきゃく サウ― [0] 【双脚】
左右両方の足。両足。
そうきゃく
そうきゃく サウ― [0] 【騒客】
⇒そうかく(騒客)
そうきゅう
そうきゅう【蒼穹】
the blue (sky).→英和
そうきゅう
そうきゅう サウキフ [0] 【早急】 (名・形動)[文]ナリ
「さっきゅう(早急)」に同じ。「―に連絡をとる」
そうきゅう
そうきゅう [0] 【送球】 (名)スル
(1)球技で,ボールを味方の選手に投げ渡すこと。「一塁に―する」
(2)ハンド-ボールのこと。
そうきゅう
そうきゅう サウキフ [0] 【躁急】 (名・形動)[文]ナリ
気持ちがいらだつこと。せくこと。また,そのさま。性急。
そうきゅう
そうきゅう サウ― [0] 【蒼穹】
青空。大空。蒼天。
そうきゅう
そうきゅう【早急】
⇒早(さつ)急.
そうきゅう
そうきゅう【送球する】
pass[throw]a ball.→英和
そうきゅう
そうきゅう サウキウ 【蒼虬】
⇒成田(ナリタ)蒼虬
そうきゅうきん
そうきゅうきん サウキウ― [0] 【双球菌】
球菌のうち,二個の菌体が対になって腎形・ソラマメ形などを呈しているもの。淋菌・肺炎双球菌など。
そうきょ
そうきょ サウ― [1] 【壮挙】
勇気のいる,大がかりな仕事・冒険など。また,その計画。「ヒマラヤ登頂の―」
そうきょ
そうきょ【壮挙】
a great undertaking;a heroic attempt.
そうきょ
そうきょ サウ― [1] 【巣居】
(1)鳥のように木の上に住まいを作って住むこと。
(2)すみか。住居。
そうきょう
そうきょう 【曾鞏】
(1019-1083) 中国,北宋の文学者。字(アザナ)は子固。若くして欧陽脩に文才を認められ,後世唐宋八大家の一人に数えられる。詩文集「元豊類稿」
そうきょう
そうきょう サウケフ [0] 【双頬】
両方のほお。
そうきょう
そうきょう サウキヤウ [0] 【争競】 (名)スル
勝敗や優劣などをきそいあうこと。競争。「互いに―する」
そうきょう
そうきょう サウケフ [0] 【皁莢】
サイカチ{(1)}の漢名。
そうきょう
そうきょう 【崇敬】 (名)スル
〔「そうぎょう」とも〕
「すうけい(崇敬)」に同じ。「我ヨリ下ノ者ニ―セラリョウヨリモ/天草本伊曾保」
そうきょう
そうきょう サウキヤウ [0] 【躁狂】 (名・形動)スル [文]ナリ
(1)ひどくさわぐ・こと(さま)。「―な響を権柄づくで沈痛ならしめて居る/琴のそら音(漱石)」
(2)〔医〕 躁病。
そうきょういく
そうきょういく サウケウイク [3] 【早教育】
(1)小学校入学以前の幼児に,一定の計画に基づいて行う教育。
(2)すぐれた素質をもつ子供に行う高度の教育。
そうきょく
そうきょく サウ― [1][0] 【箏曲】
邦楽の一種目。箏による音楽。弾き歌いが本来の様式。歌のない器楽曲もあり,三味線・尺八・胡弓(コキユウ)との合奏もある。室町末期に雅楽の箏を源流として筑紫箏(ツクシゴト)が発生。江戸初期の八橋検校(ケンギヨウ)の改革以来,俗箏(ゾクソウ)として広く普及し始め,江戸中期以降は生田流・山田流が二大流派として盛行する。琴曲。
そうきょく
そうきょく【箏曲】
koto music.
そうきょく
そうきょく [1] 【総局】
いくつかの局を統括する大きな局。
そうきょくし
そうきょくし サウキヨク― [3] 【双極子】
微小な距離だけ離れた大きさの等しい正負一対の電荷,または大きさの等しい正負一対の磁極。前者を電気双極子あるいは単に双極子といい,後者を磁気双極子という。
→双極子モーメント
→磁気モーメント
そうきょくしモーメント
そうきょくしモーメント サウキヨク― [6] 【双極子―】
電気双極子モーメントと磁気双極子モーメントがあるが,普通は前者をさす。電気双極子を特徴づけるベクトル量で,その大きさは,正電荷の大きさと正負電荷間の距離との積に等しく,その向きは,普通,負電荷から正電荷に向かう向きにとる。
そうきょくせいしょうがい
そうきょくせいしょうがい サウキヤクセイシヤウガイ [7] 【双極性障害】
精神障害である気分障害の一。躁状態と鬱状態の二つの病相が交互に,あるいは躁状態が周期的に現れるもの。
そうきょくせん
そうきょくせん サウキヨク― [0][4] 【双曲線】
二次曲線の一。平面上で,二定点(焦点)からの距離の差が,常に一定な点の軌跡として表される曲線。標準形の方程式は �²/�²−�²/�²=1
→円錐曲線
双曲線[図]
そうきょくせん
そうきょくせん【双曲線】
《数》a hyperbola.→英和
そうきょくせんこうほう
そうきょくせんこうほう サウキヨク―カウハフ [7] 【双曲線航法】
電波航法の一種。二点からの距離差の一定な点は双曲線を描くことから,二つの固定局からのパルス電波を受信し,到達時間差・位相差を測って位置を求める航法。到達時間差を測定するものにロラン,位相差を測定するものにオメガ・デッカがある。
そうきょくめん
そうきょくめん サウキヨク― [4] 【双曲面】
二次曲面の一。標準形の方程式は �²/�²+�²/�²−�²/�²=1(一葉双曲面)または −�²/�²−�²/�²+�²/�²=1(二葉双曲面)。
双曲面[図]
そうきるい
そうきるい [3] 【総鰭類】
古生代のデボン紀に現れた魚類群の一。現生種ではシーラカンスがある。魚類と両生類との中間的性質をもつ。
そうきん
そうきん [0] 【送金】 (名)スル
銀行や郵便局を利用して金を送ること。また,その金。「子供に―する」
そうきん
そうきん【送金】
(a) remittance <to> .〜する remit[send]money.‖送金小切手(手形) a remittance check (bill).
そうきん
そうきん サウ― [0] 【鎗金】
中国の彫漆の一種。漆器の塗り面の毛彫りに金箔や金泥彩を埋め込んで文様を表したもの。日本には室町時代に伝わり,沈金(チンキン)と称した。
そうきんかわせ
そうきんかわせ [5] 【送金為替】
為替決済方式の一。債務者から債権者へ銀行を経由して送金する決済方式。送金小切手の送付,電信による送金,当座口振り込みなどの方法がある。並為替。
そうきんこぎって
そうきんこぎって [6] 【送金小切手】
送金手段として金融機関が振り出す小切手。
そうきんてがた
そうきんてがた [5] 【送金手形】
送金為替決済を行う際の送金手段として用いる手形。送金為替手形。
そうきんるい
そうきんるい【走禽類】
《鳥》runners;cursorial birds.
そうきんるい
そうきんるい [3] 【走禽類】
「走鳥類」に同じ。
そうぎ
そうぎ【争議】
a dispute;→英和
a trouble;→英和
a strike.→英和
〜を起こす (go on a) strike.〜を解決する settle a dispute.‖労働争議 a labor trouble[dispute].
そうぎ
そうぎ [1] 【僧祇】
〔仏〕
(1)「僧伽(ソウギヤ)」に同じ。
(2)「阿僧祇(アソウギ)」の略。
そうぎ
そうぎ 【宗祇】
(1421-1502) 室町後期の連歌師・古典学者。姓は飯尾といわれる。別号,自然斎・種玉庵・見外斎。連歌を宗砌(ソウゼイ)・専順・心敬らに,和歌を飛鳥井雅親に,故実を一条兼良に学び,東常縁(トウノツネヨリ)から古今伝授を受けた。三条西実隆とも親交。北野連歌会所奉行および将軍家師範。有心(ウシン)連歌を大成。編著「新撰菟玖波(ツクバ)集」「竹林抄」「老のすさみ」「吾妻問答」「萱草(ワスレグサ)」など。
そうぎ
そうぎ サウ― [1] 【葬儀】
死者をほうむる儀式。葬式。
そうぎ
そうぎ サウ― 【曹魏】
中国,三国時代の魏の別名。戦国時代の魏と区別して,建国者曹操の姓をつけて呼ぶ。
そうぎ
そうぎ サウ― [1] 【争議】
(1)互いに意見を主張し合って争うこと。もめごと。「家庭―」
(2)使用者と労働者,地主と小作人などの間に起こる争い。
→労働争議
→小作争議
そうぎ
そうぎ【葬儀】
a funeral[burial](service).→英和
〜に参列する attend a funeral.〜を行なう conduct a funeral.‖葬儀屋[人]an undertaker; <米> a mortician;[店]an undertaker's; <米> a funeral home.
そうぎ
そうぎ サウ― [1] 【喪儀】
(1)死者を弔う儀式。葬儀。
(2)皇后・太皇太后・皇太后以外の皇族の葬儀。ご喪儀。
→大喪の礼
→大喪儀
そうぎけん
そうぎけん サウ― [3] 【争議権】
労働基本権の一。労働者が団結し,労働条件の改善などの目的を貫徹するため,ストライキその他の争議行為をする権利。
そうぎこうい
そうぎこうい サウ―カウヰ [4] 【争議行為】
労働関係の当事者が,その主張の貫徹を目的として,あるいはこれに対抗するためになす行為で,業務の正常な運営を阻害するもの。労働者側のストライキ・サボタージュ・ボイコット,使用者側のロックアウトなど。
そうぎし
そうぎし サウ― [3] 【喪儀司】
律令制で,喪葬の儀式をつかさどる治部省の役所。
そうぎし
そうぎし [3] 【僧祇支】
〔仏〕 元来は尼僧が三衣(サンエ)の下に着る下着で,左肩に掛け,右は腋(ワキ)から下をおおう。のちに男の僧も用いるようになる。祇支。
そうぎしゃ
そうぎしゃ サウ― [3] 【葬儀社】
葬儀に必要な用具の調達や業務を請け負う職業。また,その人。葬儀屋。
そうぎだん
そうぎだん サウ― [3] 【争議団】
労働組合が組織されていない場合などに,労働者が争議のために一時的に形成する団体。
そうぎもつ
そうぎもつ [3] 【僧祇物】
僧物(ソウモツ)。
そうぎゃ
そうぎゃ [1] 【僧伽】
〔仏〕
〔梵 saṃgha の音訳〕
仏教修行者の集団。僧侶の集団。広義には,在家を含む仏教教団全体をいうこともある。和合衆。和合僧。僧祇(ソウギ)。
そうぎゃり
そうぎゃり [0] 【僧伽梨】
「そうかり(僧伽梨)」に同じ。
そうぎょ
そうぎょ サウ― [1] 【草魚】
コイ目の淡水魚。全長1メートルを超える。コイに似ているが口ひげがない。東アジア原産。植物性の餌(エ)を好む。食用。戦前中国より移入され,利根川水系で繁殖。ツァオユイ。
そうぎょ
そうぎょ サウ― [1] 【双魚】
(1)二匹の魚。
(2)〔客の持ってきた二匹の鯉の腹から手紙が出てきたという「文選」の故事から〕
手紙。書簡。双鯉(ソウリ)。
そうぎょう
そうぎょう [0][3] 【僧形】
頭髪を剃(ソ)った僧の姿。
⇔俗形
そうぎょう
そうぎょう サウゲフ [0] 【創業】 (名)スル
事業を始めること。また,事業の基礎を築き始めること。
⇔廃業
「明治時代に―した店」「維新―の名士/日本橋(鏡花)」
そうぎょう
そうぎょう サウギヤウ [0] 【相形】
顔つき。形相(ギヨウソウ)。
そうぎょう
そうぎょう【操業】
operation;→英和
work.→英和
〜する run <a mill> ;→英和
work;operate.→英和
〜を短縮する reduce operation.‖操業短縮 a reduction of working hours.完全操業 full operation.
そうぎょう
そうぎょう サウゲウ [0] 【早暁】
夜明け。明け方。払暁(フツギヨウ)。
そうぎょう
そうぎょう サウゲフ [0] 【操業】 (名)スル
機械を動かして作業をすること。「一日八時間―する」
そうぎょう
そうぎょう【創業する】
start (business);→英和
found;→英和
establish.→英和
〜以来 since foundation.‖創業者 a founder.創業費 starting expenses.
そうぎょう=は易(ヤス)く守成(シユセイ)は難(カタ)し
――は易(ヤス)く守成(シユセイ)は難(カタ)し
〔「貞観政要」などに見える,唐の太宗の,創業と守成とどちらが難しいかとの問いに対する魏徴の答え〕
新しく事業を起こすことも難しいが,その事業を維持し発展させるのはさらに難しい。創業守文。
そうぎょうしゃりとく
そうぎょうしゃりとく サウゲフ― [6] 【創業者利得】
株式会社の創業者が株式の売却によって得る,株式の時価と額面価格との差額。起業利得。
そうぎょうたんしゅく
そうぎょうたんしゅく サウゲフ― [0] 【操業短縮】
企業が,労働時間を短縮したり,機械の一部を休ませたりして生産を制限すること。操短。
そうぎょうど
そうぎょうど サウゲフ― [3] 【操業度】
⇒稼働率(カドウリツ)
そうぎょうはちまん
そうぎょうはちまん [6] 【僧形八幡】
僧形をした八幡大菩薩の像。本地垂迹(スイジヤク)の思想に基づいて作られた神像。薬師寺・東大寺のものが有名。
そうぎょうひ
そうぎょうひ サウゲフ― [3] 【創業費】
会社などの設立に要した費用。繰延資産の一。五年以内に償却する。
そうぎょきゅう
そうぎょきゅう サウ― [3] 【双魚宮】
黄道十二宮の第一二宮。東端に春分点がある。魚座に相当していたが,今は歳差のため西に移っている。
そうぎょく
そうぎょく 【宋玉】
中国,戦国時代,楚(ソ)の文人。楚王に仕え,のち落魄の生涯を送ったといわれるが,生没年・伝記ともに未詳。屈原の弟子で,「九弁」(「楚辞章句」所収)「高唐賦」「神女賦」「対楚王問」などの作者とされる。
そうぎり
そうぎり [0] 【総桐】
全体が桐材で作ってあること。「―の箪笥(タンス)」
そうぎん
そうぎん サウ― [0] 【相銀】
「相互銀行」の略。
そうく
そうく [1] 【痩躯】
やせたからだ。痩身。「―を横たえる」
そうく
そうく [1] 【走狗】
(1)鳥や獣などを追う猟犬。
(2)他人の手先となって追い使われる者。「権力の―となる」
そうく
そうく【痩躯】
a lean figure.
そうく
そうく サフ― [0][1] 【挿句】
「挿入句{(1)}」に同じ。
そうくう
そうくう サウ― [0] 【蒼空】
あおぞら。おおぞら。
そうくずれ
そうくずれ [3] 【総崩れ】
戦闘などで,陣立てが乱れて統制がとれなくなること。また,試合などで,そのメンバーの全員が負けること。「投手陣が―になる」
そうくずれ
そうくずれ【総崩れ】
(a) rout;→英和
《株》a crash.→英和
〜になる be routed.
そうくつ
そうくつ サウ― [0] 【巣窟】
(1)盗賊や悪人などが集まってかくれ住んでいる所。「暴力団の―」
(2)すみかとしている所。「北極氷海の抹香鯨(スパアム)の―を知り気(ゲ)に/露団々(露伴)」
そうくつ
そうくつ【巣窟】
a den;→英和
a nest;→英和
a lair (獣の).→英和
そうぐ
そうぐ 【僧供】
僧に供養すること。僧への供物。「自ら―を受くるは,此れ奇異の事なり/今昔 12」
そうぐ
そうぐ【装具】
equipment;→英和
an outfit.→英和
そうぐ
そうぐ サウ― [1] 【装具】
(1)身につける道具。武装のためや作業などをするために身につける道具。
(2)かんざしなどの,身を飾るための道具。
(3)機械に取り付ける道具。
(4)室内などの飾り付けに用いる道具。
そうぐ
そうぐ サウ― [1][0] 【葬具・喪具】
葬式に用いる道具。
そうぐう
そうぐう【遭遇】
an encounter.→英和
〜する meet with;encounter;come across.
そうぐう
そうぐう サウ― [0] 【遭遇】 (名)スル
思いがけなく出会うこと。偶然,巡り合うこと。「山中で敵兵に―する」「緊迫した場面に―する」
そうぐう
そうぐう サウ― 【曹禺】
(1910- ) 中国の劇作家・演出家。天津生まれ。本名は万家宝。処女作「雷雨」,および「日出」によって世に出る。抗日戦中に「北京人」「脱皮」を発表し,戦後も演劇活動を続ける。ツァオ=ユイ。
そうぐうせつ
そうぐうせつ サウ― [3] 【遭遇説】
太陽系の起源説の一。太陽がたまたま別の恒星と遭遇して引き出された物質が惑星になったとする説。微惑星説・潮汐説・連星説などの変形した説もある。
そうぐうせん
そうぐうせん サウ― [0][3] 【遭遇戦】
軍隊が行動中に,偶然敵と出会って始まった戦闘。
そうぐま
そうぐま [0] 【総隈・総暈渲】
日本画で,画面の調子を整えるために,素描のあと,着色をする前に主な形の周辺に,淡墨などを薄く塗ること。
そうぐるみ
そうぐるみ [3] 【総ぐるみ】
全体をひっくるめること。例外なく,全部が含まれること。「官民―」
そうぐるわ
そうぐるわ [3] 【総曲輪】
⇒総構(ソウガマ)え
そうぐん
そうぐん [0] 【総軍】
(1)全体の軍勢。全軍。
(2)旧日本陸軍で,方面軍よりさらに上の陸軍部隊組織。
そうけ
そうけ【宗家】
the head family;the originator.→英和
そうけ
そうけ [1] 【宗家】
一門の本家。また,流派の主となる家筋。そうか。
そうけ
そうけ [1] 【僧家】
〔「そうか」とも〕
(1)僧侶。
(2)僧の住まい。寺院。
そうけい
そうけい [0] 【総計】 (名)スル
全体をまとめて計算すること。全部を加えた合計。「得点を―する」
→小計
そうけい
そうけい サウ― [0] 【蒼勁】 (名・形動)[文]ナリ
筆跡や文章が枯れていてしかも力強い・こと(さま)。「高泉の字が一番―で/草枕(漱石)」
そうけい
そうけい【早計】
rashness.→英和
〜の rash;→英和
hasty;→英和
premature.→英和
〜にすぎる be overhasty.
そうけい
そうけい [0] 【聡慧】 (名・形動)[文]ナリ
きわめてかしこいこと。聡明。「比爾(ビール)は,―にして遠識ある人なり/西国立志編(正直)」
そうけい
そうけい【総計】
the total amount <of> ;the (sum) total;→英和
the grand total.〜する sum up;total.〜で in all;all told.〜で…になる total;amount to.
そうけい
そうけい サウ― [0] 【草径】
草の生い茂ったこみち。
そうけい
そうけい [0] 【奏慶】
(1)慶賀を奏上すること。
(2)「慶(ヨロコ)び申し」に同じ。
そうけい
そうけい サウ― [0] 【早慶】
早稲田大学と慶応義塾大学。慶早。
そうけい
そうけい サウ― [0] 【早計】
はやまった考え。軽はずみな判断。「ここで中止するのは―だ」
そうけいしゅう
そうけいしゅう サウケイシフ 【草径集】
歌集。三巻。大隈言道自撰。1863年刊。九百余首。題詠が多い。自然詠に擬人法を用いるなど,伝統を脱した詠風が評価される。
そうけいせん
そうけいせん サウ― [0] 【早慶戦】
早慶両校間で行われる対抗競技。特に,東京六大学野球リーグでの対抗試合。慶早戦。
そうけいよさん
そうけいよさん [5] 【総計予算】
すべての収入を歳入とし,すべての支出を歳出として計上する予算の方式。日本の国家予算はこの方式による。
→純計予算
そうけいれい
そうけいれい 【宋慶齢】
(1890-1981) 中国の政治家。広東省の人。孫文の夫人。宋子文・宋美齢の姉。孫文の死後,国民党左派の立場を堅持して,国民政府の反動化を批判。中華人民共和国成立後,国家副首席。ソン=チンリン。
そうけだつ
そうけだつ【総毛立つ】
have goose flesh;feel one's hair stand on end.〜ような thrilling <story> .→英和
そうけだつ
そうけだ・つ [4] 【総毛立つ】 (動タ五[四])
〔「そうげだつ」とも〕
恐ろしくて,全身に鳥肌が立つ。身の毛がよだつ。「あまりのむごたらしさに―・った」
〔「寒気(サムケ)だつ」の転とも〕
そうけっさん
そうけっさん [3] 【総決算】
(1)一定期間の全収入,全支出を決算すること。
(2)ある期間続けてきたことに結着をつけること。また,その結末。しめくくり。「高校生活の―」
そうけつ
そうけつ サウ― 【蒼頡・倉頡】
中国の伝説上の人物。黄帝の史官。顔に四つの目をもち,鳥の足跡を見て文字を作ったという。そうきつ。
そうけん
そうけん [0] 【総見】 (名)スル
全員で見物すること。また,芝居・相撲などの興行を支援するために,団体などの全員が見物すること。「初日に後援会全員で―する」
そうけん
そうけん サウ― [0] 【霜剣】
冷たく光る鋭い剣。氷のやいば。
そうけん
そうけん サウ― [0] 【創建】 (名)スル
初めて建てること。「奈良時代に―された寺」
そうけん
そうけん【創見】
an original view;originality.→英和
そうけん
そうけん サウ― [0] 【想見】 (名)スル
想像すること。思い浮かべること。「詩趣ある人物を―するの好材料として/倫敦塔(漱石)」
そうけん
そうけん【双肩に掛かる(担(にな)う)】
rest[fall](bear) on one's shoulders.
そうけん
そうけん サウ― [0] 【創見】
今までだれも考えつかなかったような考え。独創的な学説。「―に富む」
そうけん
そうけん【送検する】
turn <a person> over to the public prosecutor's office;send <papers> to the public prosecutor's office.
そうけん
そうけん サウ― [0] 【壮健】 (名・形動)[文]ナリ
体が健康で元気な・こと(さま)。「御―で何よりです」「―に暮らす」
[派生] ――さ(名)
そうけん
そうけん [0] 【送検】 (名)スル
警察が,犯罪容疑者や捜査書類・証拠物件などを検察庁へ送ること。「身柄を―する」
→書類送検
そうけん
そうけん サウ― [0] 【双肩】
(1)左右両方の肩。
(2)重い責任や義務を負うもののたとえ。「国の将来が若者の―にかかる」
そうけん
そうけん【創建する】
found;→英和
establish.→英和
そうけん
そうけん【壮健な】
healthy;→英和
sound;→英和
in good health.
そうけん=に担(ニナ)う
――に担(ニナ)・う
〔左右の肩にしっかり担う意から〕
責任・義務を引き受けている。
そうけんいん
そうけんいん 【総見院】
京都大徳寺にある塔頭(タツチユウ)の一。豊臣秀吉が織田信長の菩提(ボダイ)を弔うために創建。
そうけんか
そうけんか サウケンクワ [3] 【双懸果】
下側から二裂して果軸の先端に下垂している果実。セリ科のシシウド・ニンジンの果実など。懸果。
そうけんぎょう
そうけんぎょう [3] 【総検校】
検校の最上位。
(1)当道座の最高位。当道座所属の盲人を統轄した。
(2)寺務を総轄する職。
(3)国衙(コクガ)・荘園の,在地の最高責任者。
そうげい
そうげい [0] 【送迎】 (名)スル
行く人を送り,来る人を迎えること。送ったり迎えたりすること。「来客を車で―する」
そうげい
そうげい【送迎する】
welcome and send off.‖送迎車 a courtesy car.送迎デッキ a visitors' platform (空港の).
そうげいこ
そうげいこ [3] 【総稽古】
「そうざらい(総浚){(2)}」に同じ。
そうげいしゅちいん
そうげいしゅちいん 【綜芸種智院】
⇒しゅげいしゅちいん(綜芸種智院)
そうげき
そうげき 【怱劇・忩劇】
非常にあわただしいこと。多忙。「―の中にも其の御名残きつと思ひ出でて/平家 7」
そうげつ
そうげつ サウ― [1] 【霜月】
(1)霜の降りた寒い夜の月。
(2)陰暦一一月の異名。
そうげつ
そうげつ [1] 【陬月】
陰暦一月の異名。
そうげつりゅう
そうげつりゅう サウゲツリウ 【草月流】
現代華道の一流派。1927年(昭和2),勅使河原(テシガワラ)蒼風の創始。形式と規範を脱し,個性を尊重して,造形的な生け花創造をめざす。
そうげん
そうげん【草原】
a plain;→英和
a prairie (北米の);→英和
a pampas (南米の);→英和
a steppe (ソ連の).→英和
そうげん
そうげん サウ― [0] 【草原】
(1)一面に草が生えている広い原。くさはら。
(2)草本植物を主とする植物群落。温帯のステップ・プレーリー,熱帯のサバンナなど。
そうげん
そうげん [0] 【宗源】
本源の意。吉田(ヨシダ)神道でいう。
そうげん
そうげん サウ― [0] 【壮言】
勇ましい偉そうな言葉。壮語。
そうげんが
そうげんが [0] 【宋元画】
中国,宋・元の時代の絵画。日本では特に,鎌倉・室町時代に伝えられた院体画・水墨画・仏画などをいう。
そうげんたいご
そうげんたいご サウ― [5] 【壮言大語】
「大言壮語」に同じ。
そうげんのしんとう
そうげんのしんとう 【宗源の神道】
吉田神道の別名。
そうげんのせんじ
そうげんのせんじ 【宗源の宣旨】
吉田神道で,神宣として諸社に授ける神階・社格・神号を記した文書。文明年間(1469-1487)卜部(ウラベ)兼倶に始まった。
そうこ
そうこ サウ― [1] 【蒼枯・蒼古】 (ト|タル)[文]形動タリ
古びていて深みがあるさま。「太い幹は―として白い粉をふいている/わが愛する山々(久弥)」
そうこ
そうこ サウ― [1] 【桑弧】
桑の木で作った弓。
そうこ
そうこ サウ― [1] 【倉庫】
材料・製品などを貯蔵・保管するための建物。また,他人の物を預かるための建物・設備。
そうこ
そうこ サウ― [1] 【操觚】
〔「觚」は,古代中国で文字を記した四角い木の札〕
詩文を作ること。文筆に携わること。「―の士」
そうこ
そうこ【倉庫】
a warehouse;→英和
a storehouse.→英和
〜に入れる store;→英和
warehouse.‖倉庫係 a storekeeper.倉庫業 warehousing.
そうこう
そうこう サウカウ [0] 【壮行】
旅・遠征などに出発する人を元気づけ,励ますこと。「―会」
そうこう
そうこう サウカウ [1] 【然う斯う】 (副)スル
あれこれ。何やかやと。「―しているうちに,終点に着いた」
そうこう
そうこう [0] 【走向】
傾いた地層面・断層面などと水平面とが交わる直線方向。クリノメーターで計測する。
そうこう
そうこう サウクワウ [0] 【倉皇・蒼惶】 (ト|タル)[文]形動タリ
落ち着かないさま。あわてるさま。「試験の四日ぐらゐ前から―として準備に着手し/羹(潤一郎)」
そうこう
そうこう【操行】
conduct;→英和
deportment.→英和
〜が良い(悪い) be well-(ill-)conducted.
そうこう
そうこう サウ― [0] 【艙口・倉口】
船倉に貨物を出し入れするため,上甲板に設けた方形の開口部。ハッチ。
そうこう
そうこう サウカウ 【桑港】
サンフランシスコのこと。
そうこう
そうこう【装甲車】
an armored motorcar.
そうこう
そうこう【草稿】
a (rough) draft;→英和
a manuscript.→英和
〜を作る draft;make a draft.〜で(なしで)演説する speak from (without) notes.
そうこう
そうこう サウクワウ [0] 【崢嶸】 (ト|タル)[文]形動タリ
(1)山が高く険しい・こと(さま)。「―たる絶頂は四峯を成して/不二の高根(麗水)」
(2)人生の苦難に満ちている・こと(さま)。「世路の―を慰むるもの/美術の翫賞(敏)」
そうこう
そうこう サウカウ [0] 【糟糠】
(1)酒かすと米ぬか。転じて,粗末な食物。
(2)価値のないもの。かす。「清盛入道は平氏の―,武家の塵芥なり/平家 4」
そうこう
そうこう サウクワウ [0] 【装潢】 (名)スル
〔「潢」は紙を染める意〕
書画を表装すること。「僧妙超の書を―することを霞亭に託した/北条霞亭(鴎外)」
そうこう
そうこう [0] 【走行】 (名)スル
自動車などが走ること。「悪路を―する」
そうこう
そうこう [0] 【奏効】 (名)スル
効き目が現れること。効果があること。「改革が―する」
そうこう
そうこう [0] 【嗽口】
口をすすぐこと。
そうこう
そうこう サウ― [0] 【双鉤】
(1)書道で,親指と,人差し指および中指で軸を持って書くこと。
→単鉤(タンコウ)
(2)文字の輪郭だけを墨の線で写しとること。籠(カゴ)写し。
そうこう
そうこう【糟糠の妻】
one's (old) devoted wife.
そうこう
そうこう サウカウ [0] 【操行】
平生のおこない。品行。身もち。素行。「―が悪い」「―点」
そうこう
そうこう サウカフ [0] 【装甲】 (名)スル
(1)鎧(ヨロイ)を身につけること。
(2)敵弾に破られないように,船体・車体などに甲鉄板を張ること。「特殊鋼板で―する」
そうこう
そうこう【走行距離】
mileage.→英和
走行距離計 an odometer(車などの).→英和
そうこう
そうこう【奏功する】
succeed <in> ;→英和
be effectual;[効果がある]take effect;tell.→英和
そうこう
そうこう サウカウ [0] 【霜降】
二十四節気の一。太陽の黄経が二一〇度に達した時をいい,現行の太陽暦で一〇月二三,二四日頃にあたる。朝夕の気温が下がり,霜の降り始める頃。九月中気。
そうこう
そうこう [0] 【送稿】 (名)スル
(印刷所などに)原稿を送ること。「特種を電話で本社に―する」
そうこう
そうこう サウカウ [0] 【草稿】
文章の下書き。原稿。
そうこう
そうこう [0] 【綜絖】
織機の部品の一。緯(ヨコ)糸を通すために経(タテ)糸を上下に開く器具。あぜ。
そうこう
そうこう サウカウ 【草冠】
〔「そうかん」の転〕
(1)「くさかんむり(草冠)」に同じ。「―や東の門(カド)に門(モン)たつて東(トウ)や東(ヒガシ)や蘭や蘭(アララギ)/洒落本・船頭深話」
(2)〔(1)の形が「廿」の字に似ていることから〕
二〇歳の異名。「―へ首尾よくまたぎ娵河原/柳多留 25」
そうこう
そうこう [0] 【奏功】 (名)スル
目的どおりになしとげよい結果を得ること。功を奏すること。「調停工作が―する」
そうこう
そうこう サウクワウ [0] 【壮宏】 (形動)[文]ナリ
広くて立派なさま。「規模の雄大―なる『フヰンガル窟』/日本風景論(重昂)」
そうこう
そうこう サウカフ 【爪甲】
つめ。
そうこう
そうこう サウカウ [0] 【蒼昊】
あおぞら。蒼天。
そうこう
そうこう
〜するうちに in the meantime;→英和
meanwhile.→英和
そうこう
そうこう サウカウ [0] 【早行】
朝早く旅立つこと。「杜牧が―の残夢/野ざらし紀行」
そうこう
そうこう ソウカウ 【宋江】
小説「水滸伝(スイコデン)」の主人公。梁山泊(リヨウザンパク)にたてこもり一〇八人の豪傑たちを率いて官軍と戦った。のち朝廷に帰順し方臘(ホウロウ)の乱鎮圧で大功を立てたが,姦臣にねたまれて毒酒をあおって死んだ。北宋末に山東で反乱を起こした宋江をモデルとする。
そうこう=の妻は堂(ドウ)より下(クダ)さず
――の妻は堂(ドウ)より下(クダ)さず
〔「後漢書(宋弘伝)」から〕
貧しい頃から苦労を共にしてきた妻は,立身出世ののちも離縁するわけにはいかない。
そうこうか
そうこうか [3] 【総後架】
江戸時代,長屋の住人が共同で使う便所。総雪隠(ソウセツチン)。
そうこうかい
そうこうかい【壮行会】
<give> a send-off party.
そうこうかい
そうこうかい ソウコウクワイ 【総工会】
⇒中華全国総工会(チユウカゼンコクソウコウカイ)
そうこうげき
そうこうげき [3] 【総攻撃】 (名)スル
全員が一斉に相手を攻撃すること。また,その攻撃。「敵陣を―する」
そうこうげき
そうこうげき【総攻撃】
<make> a general attack.
そうこうしゃ
そうこうしゃ サウカフ― [3] 【装甲車】
装甲{(2)}を施した軍用車両。
そうこうじる
そうこうじる サウカウ― 【糟糠汁】
米ぬかを発酵させた味噌で作った汁。[日葡]
そうこうせい
そうこうせい ソウクワウ― [0] 【走光性】
光の刺激によって起こる走性。虫などが灯火に集まるのは正の走光性,ミミズが暗い方へ移るのは負の走光性。光走性。
そうこうそ
そうこうそ サウ― [3] 【藻紅素】
⇒フィコエリトリン
そうこうてんぼく
そうこうてんぼく サウ― [5] 【双鉤填墨】
双鉤{(2)}で写したものに墨を塗り込め,同じような書跡をつくること。
そうこうどき
そうこうどき サウコウ― [5] 【双口土器】
一つの胴に二つの口をつけた,縄文時代の異形土器の一種。小形のものが多く,液体容器とされる。
そうこうのつま
そうこうのつま サウカウ― 【糟糠の妻】
貧しい頃から共に苦労を重ねてきた妻。
そうこえいぎょう
そうこえいぎょう サウ―ゲフ [4] 【倉庫営業】
寄託を受けた物品を倉庫に保管する営業。倉庫業。
そうこかい
そうこかい サウ― [3] 【操觚界】
文筆に従事する人の社会。新聞・雑誌の記者・編集者や評論家・著述家などの社会。ジャーナリズム。
そうこがいしゃ
そうこがいしゃ サウ―グワイ― [4] 【倉庫会社】
倉庫営業をする会社。
そうこぎょう
そうこぎょう サウ―ゲフ [3] 【倉庫業】
⇒倉庫営業(ソウコエイギヨウ)
そうこく
そうこく サウ― [0] 【蒼黒】
あお黒い色。
そうこく
そうこく サウ― [0] 【相克・相剋】 (名)スル
(1)相いれない二つのものが,互いに勝とうとして争うこと。また,その争い。「愛と憎しみの―する感情」
(2)五行説で,互いに相手に勝つ関係にあること。木は土に,土は水に,水は火に,火は金に,金は木にそれぞれ勝つこと。
⇔相生(ソウジヨウ)
そうこく
そうこく [1] 【宗国】
「宗主国」に同じ。
そうこく
そうこく【相剋する】
conflict <with> ;→英和
be in discord.
そうこくてん
そうこくてん サウ― [3] 【双黒点】
太陽黒点のうち,対となって生じるもの。磁場が互いに反対の極性をもつ。
そうこくはん
そうこくはん 【曾国藩】
(1811-1872) 中国,清末の政治家・学者。湖南省の人。諡(オクリナ)は文正。郷里で太平天国鎮圧のための湘勇(シヨウユウ)(義勇軍)を組織。のち洋務運動を推進した。著「曾文正公全集」など。
そうこくぶんじ
そうこくぶんじ 【総国分寺】
〔全国に置かれた国分寺を総括したところから〕
東大寺の別称。
そうこくぶんにじ
そうこくぶんにじ 【総国分尼寺】
奈良の法華寺のこと。
そうこしゃ
そうこしゃ サウ― [3] 【操觚者】
文筆に従事する人。文筆家・編集者・記者など。操觚家。ジャーナリスト。
そうこしょうけん
そうこしょうけん サウ― [4] 【倉庫証券】
寄託者の請求により倉庫営業者が発行する寄託物返還請求権を明示した有価証券。預かり証券・質入れ証券とを発行する複券主義と倉荷証券だけを発行する単券主義とがある。
→受戻証券
そうこしんよう
そうこしんよう サウ― [4] 【倉庫信用】
倉庫にある貨物を担保とする信用。
そうこじけつ
そうこじけつ サウコ― 【操觚字訣】
漢文作法書。一〇巻。補遺五巻。伊藤東涯の稿をその子伊藤東所が編纂(ヘンサン)。1763年の東所の序文がある。漢語の用字法を述べ,同訓異義の漢字の差異を説く。
そうこつ
そうこつ [0] 【痩骨】
体がやせていること。やせ細った体。痩躯(ソウク)。
そうこほうし
そうこほうし サウ― [1][1] 【桑弧蓬矢】
(1)〔礼記〕
桑の弓と蓬(ヨモギ)の矢。昔,中国で,男子が生まれたとき,これで四方を射て,将来の雄飛を祈った。
(2)転じて,男子が志を立てること。桑蓬。
そうこわたし
そうこわたし サウ― [4] 【倉庫渡し】
「倉渡(クラワタ)し」に同じ。
そうこん
そうこん サウ― [0] 【早婚】
世間一般の結婚年齢よりも早く結婚すること。
⇔晩婚
そうこん
そうこん【早婚】
(an) early marriage.〜である marry young.
そうこん
そうこん サウ― [0] 【草根】
草の根。
そうこん
そうこん サウ― [0] 【爪痕】
つめでひっかいたあと。つめあと。
そうこん
そうこん サウ― [0] 【瘡痕・創痕】
きずあと。
そうこんしゅう
そうこんしゅう サウコンシフ 【草根集】
歌集。一五巻。正徹作,門人正広編。一条兼良序。1473年成立か。一万一千余首。永享(1429-1441)から長禄(1457-1460)にかけてのものは,日次形式で配列され,正徹の動静を知る資料となる。歌題の工夫,用語の新しさなどもみられ,作風も多様である。
そうこんもくひ
そうこんもくひ サウ― [5] 【草根木皮】
草の根と樹木の皮。特に,漢方で薬剤として用いるもの。そうこんぼくひ。
そうご
そうご [1] 【聡悟】
〔「聡明穎悟(エイゴ)」の略〕
さとくかしこいこと。さとりのはやいこと。
そうご
そうご サウ― [1] 【蒼梧】
アオギリの異名。
そうご
そうご【相互の】
mutual;→英和
reciprocal.→英和
〜に mutually;→英和
each other;one another.‖相互依存 interdependence.相互関係(作用) reciprocal relation (action).相互銀行 a mutual financing bank.相互組織 a cooperative system.相互同意の上 by mutual consent.相互扶助 mutual aid.
そうご
そうご サウ― [1] 【相互】
(1)互いに関係のある両方の側。たがい。「―の利益をはかる」「―を残りなく解する/吾輩は猫である(漱石)」
(2)双方で,同じことをしあうこと。おたがい。「―依存」
そうご
そうご サウ― [1] 【壮語】 (名)スル
勇ましいことや偉そうなことをいうこと。「大言―」「臂(ヒジ)を把(ト)りて―し,気を吐くこと虹の如くなりし/義血侠血(鏡花)」
そうご
そうご サウゴ 【蒼梧】
中国,湖南省寧遠県にある山。聖王舜(シユン)の死去した地と伝えられる。九嶷山(キユウギザン)。
そうごう
そうごう [0] 【僧綱】
〔仏〕 僧尼の統轄,諸大寺の管理・運営にあたる僧の役職。日本では624年に始まり,律令制下で僧正(ソウジヨウ)・僧都(ソウズ)・律師の三綱が定められ,別に法務・威儀師・従儀師を置いて補佐させた。平安後期には形式化した。のちには各宗派の僧侶の身分として用いられるようになった。
→僧位
そうごう
そうごう [3][0] 【僧号】
出家してつける,僧としての名前。
そうごう
そうごう サウガウ [0] 【相好】
(1)〔仏〕 仏の身体にそなわっているすぐれた特徴。三十二相とさらに細かい美点である八十種好をいう。
(2)顔かたち。表情。
そうごう
そうごう 【総髪】
(1)〔「そうがみ」の転〕
「そうはつ(総髪)」に同じ。「前髪の首を―にして渡さうとは/浄瑠璃・千本桜」
(2)兜(カブト)の一種。鉢に総髪状の植毛をしたもの。
そうごう
そうごう [0] 【総合・綜合】 (名)スル
(1)ばらばらのものを一つにまとめあげること。
⇔分析
「みんなの話を―して判断する」
(2)〔哲〕
〔(ドイツ) Synthese〕
(ア)弁証法において,互いに矛盾する,定立の「正」と反定立の「反」の,契機を統一すること。合(ゴウ)。ジンテーゼ。
→定立
(イ)ある対象に別のものを結び合わせて,一つの全体的統一を構成すること。
⇔分析
そうごう
そうごう【総合】
putting together;synthesis.→英和
〜的な synthetic;→英和
composite;→英和
all-(a)round.〜する put together;synthesize.→英和
‖総合競技 all-(a)round games.総合雑誌 an all-(a)round magazine.総合大学 a university.総合病院 a general hospital.
そうごう
そうごう【相好を崩して喜ぶ】
beam with joy;be all smiles.
そうごう
そうごう [0] 【湊合】 (名)スル
一つに集まること。「諸の意志の―するものに非ずして/民約論(徳)」
そうごう=を崩(クズ)す
――を崩(クズ)・す
それまでの表情を変えてにこにこする。
そうごうあんぜんほしょう
そうごうあんぜんほしょう [9] 【総合安全保障】
非軍事的側面をも含めて国家の安全保障を総合的にとらえようとする考え方。食料・エネルギーの安定確保のための外交・経済協力なども重視される。
そうごうえり
そうごうえり [3] 【僧綱領】
僧綱の位にある僧が,衣のえりを折り返さないで立てたままにし,頭を隠すように着ること。また,その着方。僧綱頸(クビ)。
僧綱領[図]
そうごうかいはつ
そうごうかいはつ [5] 【総合開発】
国家的見地から国土の計画的・総合的な開発・整備を進め,産業の振興や災害の防止をはかること。
そうごうかぜい
そうごうかぜい [5] 【総合課税】
納税義務者の各種の所得または収益の総計に対して課税する方法。
⇔分離課税
そうごうがくしゅう
そうごうがくしゅう [5] 【総合学習】
学校教育におけるカリキュラムの一形態。教科の枠組みを超えて総合的に学習を進めること。
そうごうがっか
そうごうがっか [5] 【総合学科】
高等学校の学科の一。単位制で,生徒は必修科目と選択科目から修得内容を選んで学習することができる。高等学校設置基準の改正により,1994年(平成6)より設置。
そうごうぎじゅつきょういく
そうごうぎじゅつきょういく [8] 【総合技術教育】
⇒ポリテクニズム
そうごうくび
そうごうくび [3] 【僧綱頸】
(1)「僧綱領(ソウゴウエリ)」に同じ。
(2)小袖のえりを折り返さないで立てたままにして着ること。
そうごうけんきゅうだいがくいんだいがく
そうごうけんきゅうだいがくいんだいがく 【総合研究大学院大学】
国立の大学院大学の一。1988年(昭和63)設立。独立したキャンパスをもたず,国内の大学共同利用機関と連携して研究教育を行う。本部は横浜市緑区。
そうごうげいじゅつ
そうごうげいじゅつ [5] 【総合芸術】
〔ドイツの音楽家リヒャルト=ワグナーが,自作の楽劇につけた名称から〕
各種の芸術を総合した芸術としての,楽劇・演劇・オペラ・映画など。
そうごうこうざ
そうごうこうざ [5] 【総合口座】
普通預金と定期預金を一冊の通帳にまとめた預金口座。普通預金の残高不足の際,定期預金を担保に借り入れができる。
そうごうこうじぎょうしゃ
そうごうこうじぎょうしゃ [8] 【総合工事業者】
〔英 main contractor; 米 general contractor〕
土木一式工事を請け負う土木総合工事業者と,建築一式工事を請け負う建築総合工事業者の総称,または日本標準産業分類における総合工事を請け負う業者をいう。総合業者。総合建設業者。ゼネコン。
そうごうざっし
そうごうざっし [5] 【総合雑誌】
政治・経済・文化・思想などの広い分野にわたる論文・報道・創作を載せる雑誌。
そうごうしすう
そうごうしすう [6][5] 【総合指数】
複数の個別の指数を平均した指数。
そうごうしゃかいがく
そうごうしゃかいがく [6] 【総合社会学】
特殊個別科学としての社会学の立場に対して,社会全体の総合的・統一的認識をめざす社会学。
そうごうしゅうし
そうごうしゅうし [5] 【総合収支】
経常収支に資本収支を加えたもの。一国の国際収支の均衡状態を判断する基準となる。
そうごうしゅぎ
そうごうしゅぎ [5] 【総合主義】
⇒サンテティスム
そうごうしょ
そうごうしょ [5][0] 【僧綱所】
僧綱が職務を行い,またその任官の式を行う事務所。綱所(コウシヨ)。
そうごうしょうしゃ
そうごうしょうしゃ [5] 【総合商社】
多種多様な商品を取り扱い,国の内外にわたる広範な取引市場を有する大規模な商社。流通の各段階に多角的に関与することが多く,さらに金融・投資・資源開発なども行う。日本の商社に特有の形態といわれる。
そうごうしょうひぜい
そうごうしょうひぜい [7] 【総合消費税】
⇒支出税(シシユツゼイ)
そうごうしょく
そうごうしょく [3] 【総合職】
コース別雇用管理制度の一。日常的業務以外の,企画の立案など総合的判断を要する業務を行う職務。管理職につながるコースと位置づける。
→一般職
そうごうせいこうとうがっこう
そうごうせいこうとうがっこう [11] 【総合制高等学校】
普通科目・職業科目の枠をはずして選択科目を設け,生徒が自らの希望に応じて学習系列を組み履修する教育課程をもつ高校のこと。総合選択制高校。
そうごうせっけいせいど
そうごうせっけいせいど [9] 【総合設計制度】
敷地内に公開空地を設置するなど,市街地の環境整備に貢献する良好な建築計画に対して,容積率などの制限を超えた設計を許可する制度。
そうごうだいがく
そうごうだいがく [5] 【総合大学】
いくつかの学部と研究施設を備えた大学。
⇔単科大学
そうごうてき
そうごうてき [0] 【総合的】 (形動)
ある体系によって全体が一つにまとめられているさま。「―に考える」
そうごうてつがく
そうごうてつがく [6][5] 【総合哲学】
スペンサーの哲学体系。進化と解体の過程によって諸科学を集大成し,知識体系を統一的に説明する。
そうごうどりい
そうごうどりい [5] 【総合鳥居】
「山王(サンノウ)鳥居」に同じ。
そうごうのうきょう
そうごうのうきょう [5] 【総合農協】
営農,生活にかかわる種々の事業を行う農協を一般農協というのに対し,そのなかで信用事業を併せて行う農協のこと。
そうごうはんだん
そうごうはんだん [5] 【総合判断】
〔(ドイツ) synthetisches Urteil〕
〔哲〕 カントの用語。主語の概念(例えば「物体」)に含まれていない新しい述語(例えば「重い」)を結びつける判断(例えば「物体は重い」)。この判断では認識は拡張されるから拡張的判断ともいう。このうち 7+5=12 のような数学的判断は総合判断であるとともにアプリオリ(経験を超えて普遍妥当的)であるから,先天的総合判断と呼ぶ。
⇔分析判断
そうごうばじゅつ
そうごうばじゅつ [5] 【総合馬術】
馬術競技の一。馬場馬術・障害・耐久の三つの競技を行い,馬の総合的な能力を競い合う。同じ人馬の組み合わせで三日間連続して競技を行う。三日競技。
そうごうへんしゅう
そうごうへんしゅう [5] 【総合編集】
新聞の編集法で,各部で作成した記事材料を一系統のもとに選択総合して編集すること。現在最も広く行われている。
そうごうほようちいきせいびほう
そうごうほようちいきせいびほう 【総合保養地域整備法】
⇒リゾート法
そうごうむせんつうしんし
そうごうむせんつうしんし [10] 【総合無線通信士】
電波法に基づき,無線通信の操作,設備の調整などを行う免許を有する者。旧称,無線通信士。
そうごがいしゃ
そうごがいしゃ サウ―グワイ― [4] 【相互会社】
相互保険を営むために設けられる社団法人。相互保険会社。
そうごぎんこう
そうごぎんこう サウ―カウ [4] 【相互銀行】
1951年(昭和26)制定の相互銀行法により無尽会社から転換した銀行。すべての相互銀行が普通銀行に転換し,相互銀行の制度は1992年(平成4)に廃止された。相銀。
→第二地銀
そうごくみあい
そうごくみあい サウ―アヒ [4] 【相互組合】
相互の利益をはかるために組織する組合。健康保険組合・同業組合・職工組合の類。
そうごさよう
そうごさよう サウ― [4] 【相互作用】
(1)物や現象が互いに作用し合い,また影響を及ぼし合うこと。交互作用。相制関係。共働。
(2)〔物〕 物体や粒子が互いに力を及ぼし合うこと。
→素粒子の相互作用
そうごしゅかんせい
そうごしゅかんせい サウ―シユクワン― [0] 【相互主観性】
〔(ドイツ) Intersubjektivität〕
自我だけでなく他我をも前提にして成り立つ共同化された主観性。フッサールなど現象学派を中心に研究され,知識や科学・文化などは,これを根底に成立する。間主観性。共同主観性。
→共同存在
そうごしゅぎ
そうごしゅぎ サウ― [4] 【相互主義】
(1)輸出入品の制限や関税または企業活動・金融の自由化などを,相手国の自国に対する扱いに応じて決定していこうとする主義。
(2)外国人に対し,その外国人の本国で,自国民が同様の権利を与えられることを条件として権利を認める主義。
そうごてんか
そうごてんか サウ―クワ [4] 【相互転化】
〔物〕 素粒子どうしが反応して生成・消滅すること。
そうごに
そうごに サウ― 【相互に】 (連語)
たがいに。おたがいに。「―協力し合う」
そうごのりいれ
そうごのりいれ サウ― [4] 【相互乗(り)入れ】 (名)スル
(1)電車・バス・航空機など,経営主体の異なる交通機関が,互いに相手の路線にはいって運行すること。
(2)同業・異業の者が提携して,互いの設備・組織などを利用し合うこと。
そうごふかしん
そうごふかしん サウ― [5] 【相互不可侵】
国家が条約等によって相互に武力の威嚇あるいは武力の行使を禁じ,領土保全,国境の現状,政治的独立を尊重しあうこと。
そうごふじょ
そうごふじょ サウ― [4] 【相互扶助】
(1)互いに助け合うこと。互助。
(2)ダーウィンの生存競争説に反対したクロポトキンの理論の中心概念。生物や社会は競争や闘争によってではなく,自発的な協同によって進歩するという考え。
そうごほけん
そうごほけん サウ― [4] 【相互保険】
保険を必要とする人が団体を構成して相互に行う保険。社団法人をつくり,その構成員のために保険を引き受ける形式をとる。
→営利保険
そうごゆうどう
そうごゆうどう サウ―イウダウ [4] 【相互誘導】
二つの電流回路において,一方の回路の電流変化が他方の回路に電磁誘導を起こす現象。
そうごん
そうごん【荘厳な】
sublime;→英和
solemn;→英和
grand;→英和
majestic.
そうごん
そうごん サウ― [0] 【荘厳】
■一■ (名・形動)[文]ナリ
重々しく,威厳があって気高い・こと(さま)。「―な楽の音」
■二■ (名)スル
「しょうごん(荘厳)」に同じ。「阿弥陀堂に―し/栄花(本の雫)」
[派生] ――さ(名)
そうごんミサ
そうごんミサ サウ― [5] 【荘厳―】
⇒ミサ-ソレムニス
そうごんミサきょく
そうごんミサきょく サウゴン― 【荘厳―曲】
〔(ラテン) Missa solemnis〕
ベートーベン晩年の傑作。全五楽章。1818〜23年作。壮麗な交響曲的様式からなり,典礼機能から解放された一九世紀の交響的ミサ曲の先駆をなす。
→ミサ-ソレムニス
そうごインダクタンス
そうごインダクタンス サウ― [6] 【相互―】
二つの回路に相互誘導があるとき一方に誘導される起電力は他方を流れる電流の変化の割合に比例する。この比例定数をいう。記号 � 相互誘導係数。
そうさ
そうさ【捜査】
⇒捜索.捜査本部 the investigation headquarters.捜査網 a dragnet.→英和
そうさ
そうさ【操作】
an operation;→英和
handling; <monetary> manipulation.〜する operate;→英和
work;→英和
manipulate.→英和
そうさ
そうさ [1] 【走査】 (名)スル
テレビジョンやファクシミリなどで,送信の際に,画像を多くの点に分解し,それぞれの点の明暗などを電気信号に変換するために,一定の順序で各点をたどること。また,受信の際に,電気信号を点の集合に変換して画像を構成する操作。スキャン。
そうさ
そうさ サウ― [1] 【捜査】 (名)スル
(1)捜し調べること。
(2)〔法〕 公訴のため,捜査機関が犯人を保全し,証拠を収集・保全する活動。「犯人の足どりを追って―する」
そうさ
そうさ サウ― [1] 【窓紗】
窓にかけるうすぎぬ。カーテン。「―の明きに枕より首を擡(モタ)げて/日乗(荷風)」
そうさ
そうさ【走査】
scanning.走査線 scanning lines.
そうさ
そうさ サウ― [1] 【操作】 (名)スル
(1)機械・器具などを動かして,作業させること。「レバーを―する」
(2)自分に都合の良い結果が得られるように手を加える。「帳簿を―して利益を隠す」
〔本来は仕事をする,の意。古くは「そうさく」とも〕
そうさい
そうさい [0] 【総裁】
(1)政党・公団などの団体の長として全体を治める職。また,その人。
(2)王政復古により置かれた明治新政府の官職名。有栖川宮熾仁親王が就任したが,1868年(明治1)閏四月の官制改定により廃止。
そうさい
そうさい サウ― [0] 【相殺】 (名)スル
(1)貸し借り・損得などを互いに消し合ってゼロにすること。
(2)相反するものが互いに影響し合って,その効果などが差し引きされること。
(3)〔法〕 二人が互いに相手方に対して同種の債権をもっている場合に,相互の債権を対当額だけ消滅させること。
〔誤って「そうさつ」とも〕
そうさい
そうさい サウ― [0] 【喪祭】 (名)スル
喪(モ)に服することと先祖をまつること。
そうさい
そうさい【相殺する】
offset[cancel]each other.相殺勘定 an offset account.
そうさい
そうさい【総裁】
a president;→英和
a governor.→英和
そうさい
そうさい サウ― [0] 【葬祭】
葬式と先祖のまつり。「冠婚―」
そうさい
そうさい [0] 【僧斎】
法要など仏事の際に,僧を招いて斎食を供すること。また,その斎食。
そうさいかんぜい
そうさいかんぜい サウ―クワン― [5] 【相殺関税】
輸出国が輸出奨励金の交付やダンピング輸出を行なって輸出価格を不当に引き下げた場合,輸入国がその効果を相殺するためにかける関税。
→差別関税
そうさいけいやく
そうさいけいやく サウ― [5] 【相殺契約】
互いに債権を有する人が,相互の債権を対当額だけ消滅させる契約。
そうさいけん
そうさいけん サウ― [3] 【相殺権】
破産債権者が破産者に対して債権を有している場合,破産手続きによらず破産債権とその債務を相殺する権利。
そうさいせいふ
そうさいせいふ [5] 【総裁政府】
フランス革命終末期の政権(1795-1799)。五人の総裁が行政権を執行。ブルジョア共和主義の政策をとったが,社会不安を克服できず,ナポレオンのクーデターで倒された。
そうさいりょう
そうさいりょう サウ―レウ [3] 【葬祭料】
(1)葬式の費用。
(2)〔法〕 労働基準法上の災害補償の一。労働者が業務上死亡した場合に,使用者が葬祭を行う者に対して支払うもの。
そうさがたでんしけんびきょう
そうさがたでんしけんびきょう [0] 【走査型電子顕微鏡】
〔scanning electron microscope〕
試料に電子ビームを当て,表面から放出された二次電子をとらえてブラウン管上に表示する電子顕微鏡。走査電子顕微鏡。セム(SEM)。
そうさがたトンネルけんびきょう
そうさがたトンネルけんびきょう [0][0] 【走査型―顕微鏡】
物体表面を原子スケールで調べる装置。極細な金属探針の先端を表面から1ナノメートル以下に置き,1ボルト程度の電圧をかけて表面に沿って移動させると,表面からの距離に応じてトンネル効果で電子が針に流れこみ,表面の凹凸を原子の大きさまで調べることができる。試料中の元素分析などにも用いられる。
そうさきかん
そうさきかん サウ―クワン [5][4] 【捜査機関】
犯罪の捜査を行う国家機関。司法警察職員および検察官・検察事務官がこれにあたる。
そうさく
そうさく【捜索】
a search;→英和
an investigation.〜する look[hunt,search]for;rummage.→英和
‖捜索隊 a search(ing) party.捜索願を出す apply to the police for a search.捜索令状 a search warrant.
そうさく
そうさく サウ― [0] 【創作】 (名)スル
(1)それまでなかったものを初めてつくりだすこと。
(2)翻訳などに対して,作家の主体的創造力によって芸術作品をつくりだすこと。また,その作品。「―活動」
(3)事実でなく想像によってつくりだすこと。また,その話など。「苦しまぎれに―した話」
そうさく
そうさく サウ― [0] 【捜索】 (名)スル
(1)探し求めること。「遭難機を―する」
(2)〔法〕 裁判所もしくは捜査機関が,被疑者・被告人または証拠物を発見するため,身体・物・住居などを強制的に調べること。
そうさく
そうさく 【総作・惣作】
江戸時代,耕作者のいなくなった田畑を,村全体で耕作し,年貢を納めること。
そうさく
そうさく【創作】
an original work;creation;a novel (小説).→英和
〜する create;→英和
compose;→英和
write a novel.〜的 original;→英和
creative.‖創作家 an author.創作力 creative power.
そうさくいん
そうさくいん [3] 【総索引】
(1)雑誌・全集などの全体にわたって用語や事項が検索できる総合的な索引。
(2)ある文献に用いられているすべての単語の索引。
そうさくいん
そうさくいん【総索引】
a general index.
そうさくげき
そうさくげき サウ― [4] 【創作劇】
訳劇・翻案劇に対して,作家が新しく書き下ろした戯曲。
そうさくねがい
そうさくねがい サウ―ネガヒ [5] 【捜索願い】
家出人や失踪人(シツソウニン)の捜索を警察に依頼すること。また,その書類。
そうさくぶつ
そうさくぶつ サウ― [4] 【創作物】
(1)創作した芸術作品。
(2)人の精神的・思想的産物の総称。著作物・発明品・実用新案・意匠・商標など。
そうさしゅぎ
そうさしゅぎ サウ― [4] 【操作主義】
〔operationalism〕
概念をそれ自体の内容で規定せず,それに対応する一群の具体的手続き(=操作)に還元して規定しようとする立場。例えば,長さとは我々が長さを測定する一群の操作にほかならないとする。アメリカの物理学者ブリッジマンが提唱。行動主義心理学にも適用された。
→還元主義
→現象主義
そうさせん
そうさせん [0] 【走査線】
走査の際に,画面を構成する電気信号の線。日本のテレビは五二五本。
そうさつ
そうさつ [0] 【聡察】
かしこくて,物事に明るいこと。
そうさつ
そうさつ サウ― [0] 【想察】 (名)スル
事情や他人の心情などをおもいやること。推察。「未来の情状を―すれば/西国立志編(正直)」
そうさつ
そうさつ サウ― [0] 【相殺】 (名)スル
互いに殺し合うこと。
→そうさい(相殺)
そうさほんぶ
そうさほんぶ サウ― [4] 【捜査本部】
重大な犯罪が起こったとき,警察本部や警察署内に臨時に設置され,捜査の指揮・統一にあたる本部。「殺人事件の合同―」
そうさん
そうさん サウ― [0] 【早参】 (名)スル
(1)早く参上すること。「―せよとすすむ/盛衰記 26」
(2)朝早く参禅すること。朝参。
そうさん
そうさん サウ― [0] 【壮蚕】
第四齢・第五齢の蚕。
→稚蚕(チサン)
そうざ
そうざ サウ― [1] 【草座】
〔釈迦が悟りを開いたときに吉祥草を敷いてすわったという故事による〕
法会(ホウエ)などのとき,僧が使う敷物の一種。古くは草で編んだ。
そうざい
そうざい サウ― [0] 【早材】
春から夏にかけて形成された木部。年輪の粗くやわらかい層にあたるもので,晩材に比べて細胞が大形で細胞壁も薄く,次第に晩材に移行する。春材(シユンザイ)・(ハルザイ)。
⇔晩材
そうざい
そうざい [0] 【総菜・惣菜】
日常の食事の副食物。ふだんのおかず。
そうざい
そうざい【総菜】
daily dishes.
そうざいしゃ
そうざいしゃ [3] 【送材車】
丸太または半製品を車上の台に固定し,帯鋸(オビノコ)に向かってレール上を移動して一定の厚さに製材する装置。台車。
そうざいちょう
そうざいちょう [3] 【総在庁】
〔仏〕 諸大寺で,総法務の下にあって,法会(ホウエ)のとき,衆僧を導き,指揮する僧職。
そうざらい
そうざらい [3] 【総浚い】 (名)スル
(1)それまでに学んだり習ったりしたことを全部復習すること。総復習。「この一年の研究成果を―してみる」
(2)演劇・舞踊などで,本式の衣装はつけないが,本番のとおりにする最後の段階の稽古。総稽古。
そうざらい
そうざらい【総ざらい】
a general review (復習); <make> a (dress) rehearsal (芝居の).
そうざん
そうざん【早産する】
be born prematurely[before one's time].
そうざん
そうざん [0] 【僧残】
〔仏〕
〔梵 saṃghāvaśeṣa〕
僧尼の守るべき規律である具足戒の一部。これを犯すことは波羅夷(ハライ)に次ぐ重罪とされる。一定期間僧尼の資格を奪われ,罰に服し,ほかの僧尼の前で懺悔(ザンゲ)すれば,滅罪して僧団に残ることを許される。これに該当する罪は僧では一三項目ある。
→波羅夷
そうざん
そうざん サウ― [1] 【早産】 (名)スル
妊娠二四週以後から三七週未満での分娩。この時期では一般に新生児の発育が可能。早期産。
⇔晩産
そうざんじ
そうざんじ サウ― [3] 【早産児】
妊娠二四週以後から三七週未満で生まれた児。月足らず。早生児。
そうし
そうし [1] 【叢祠】
草木の茂みの中にあるほこら。
そうし
そうし サウシ 【荘子】
中国,戦国時代の宋の思想家。名は周,字(アザナ)は子休,追号は南華真人。儒家の思想に反対し,独自の形而上学的世界を開いた。その思想は老子と合わせて老荘思想と称され,後世まで大きな影響を与えた。生没年未詳。
→道家(ドウカ)
そうし
そうし 【曾子】
曾参(ソウシン)の敬称。
そうし
そうし [1] 【叢誌】
種々のことを集めた記録,または雑誌。
そうし
そうし 【宋史】
中国二十四史の一。宋の歴史を記した正史。四九六巻。元の順帝の命により脱脱(托克托(トクト))らの編。1345年成立。本紀四七巻・志一六二巻・表三二巻・列伝二五五巻。
そうし
そうし サウ― [1] 【桑梓】
〔「詩経(小雅)」より。昔,中国で桑(クワ)と梓(アズサ)を植えて子孫のために残したことから〕
父母を慕うこと。また,ふるさと。故郷。
そうし
そうし サウ― [1] 【壮士】
(1)勇ましくて元気のいい男。壮年の男。
(2)明治時代,自由民権思想の普及のために活動した闘士。
(3)ことさら社会正義などをふりかざして談判におしかけ,強要・脅迫などをする無頼漢。
そうし
そうし サウ― [1] 【繰糸】 (名)スル
糸を繰(ク)ること。繭から糸を引き出し,数本引きそろえて一本の糸にすること。
そうし
そうし【草紙】
a copybook (習字張);→英和
a storybook (物語本).→英和
そうし
そうし サウ― [1] 【双子】
(1)ふたご。双児。双生。
(2)星の名。双子(フタゴ)座のポルックスとカストルの二星。陰陽。二つ星。
そうし
そうし [0][1] 【宋詞】
中国,宋代に流行した楽曲を伴う韻文の歌曲。漢代の文,唐代の詩,元代の曲に対するもの。
そうし
そうし【相思の仲となる】
fall in love with each other.
そうし
そうし サウ― [1] 【壮志】
勇ましい志。立派な志。
そうし
そうし サウ― [1] 【草紙・草子・双紙・冊子】
〔「さくし(冊子)」の転〕
(1)綴(ト)じてある本。字などを書いたものも書いてないものもいう。
(2)仮名書きの物語・日記・歌などの総称。「古今の―を御前におかせ給ひて/枕草子 23」
(3)書き散らした原稿。したがき。「書きおかれける歌の―どもの/十六夜」
(4)「絵草紙」「草双紙」などの略。
(5)字の練習用に紙を綴じたもの。
そうし
そうし [1] 【宗祀】
最も大切なものとしてまつること。
そうし
そうし サウ― [1] 【双糸】
単糸を二本よりあわせた糸。二子(フタコ)糸。諸撚(モロヨ)り糸。
そうし
そうし【創始】
origination;foundation.→英和
〜する originate;→英和
start;→英和
found.→英和
‖創始者 an originator;a founder.
そうし
そうし サウ― [1] 【相思】
互いに相手を思うこと。男女が互いに慕い思うこと。
そうし
そうし サウ― 【掃司】
律令制で,後宮十二司の一。宮中の営繕や掃除のことなどをつかさどる役所。かにもりのつかさ。かもんのつかさ。
そうし
そうし [1] 【奏詞】
天皇に奏上する言葉。
そうし
そうし サウ― [1] 【草市】
中国の州県城外の水陸の要地,寺院の門前,塩場,陶器製造地などに置かれた小市場。東晋以後見られ,宋代に発達した。
そうし
そうし サウ― [1] 【創始】 (名)スル
新しい事業・方式などを始めること。物事のおこり。はじめ。「一派を―する」
そうし
そうし [1] 【宗子】
一族の長となるべき子。家を継ぐべき子。宗家の嫡子。総領。
そうしあらいこまち
そうしあらいこまち サウシアラヒ― 【草子洗小町・草紙洗小町】
能の一。三番目物。宮中の歌合わせで,大伴黒主が小野小町の詠歌を前もって万葉集に書き入れ,古歌だと言いがかりをつけるが,小町がその草子を洗うとその歌の文字が消えたので疑いが晴れる。草子洗。
そうしあわせ
そうしあわせ サウ―アハセ [4] 【草紙合(わ)せ】
物合わせの一。左右に分かれ,互いに自分が所持する草紙の綴じ方・料紙・字や歌などの優劣を競い合った。
そうしかいめい
そうしかいめい サウシ― [1][0] 【創氏改名】
日本の植民地統治下の朝鮮で,朝鮮姓を廃して日本式の氏名に改めさせ,朝鮮人を天皇制のもとに皇民化しようとした政策。1939年(昭和14)法令制定,翌年実施,45年消滅。
そうしがみ
そうしがみ サウ― [3] 【草紙紙】
手習い草紙の紙。また,すきかえしの紙。
そうしき
そうしき [3] 【総指揮】
すべての集団を掌握して指揮すること。「―をとる」
そうしき
そうしき サウ― [0] 【葬式】
死者をほうむる儀式。葬儀。とむらい。「―を出す」
そうしき
そうしき【総指揮】
<take> the supreme command <of> .
そうしき
そうしき サウ― [0] 【相識】
互いに知り合いであること。また,その人。しりあい。相知。「図らずもお玉と―になつて聞いた/雁(鴎外)」
そうしき
そうしき【葬式】
⇒葬儀.
そうしきゅう
そうしきゅう サウ― [3] 【双子宮】
黄道十二宮の第三宮。昔は,双子(フタゴ)座に相当したが,歳差のため今では牡牛座にある。
そうしきんりざや
そうしきんりざや [6] 【総資金利鞘】
金融機関が取り扱うすべての資金の運用利回りと調達利回りとの差。経営実態を表す指標の一。
そうししばい
そうししばい サウ―ヰ [4] 【壮士芝居】
明治20年代,壮士{(2)}が民権思想普及のために始めた演劇。角藤(スドウ)定憲らが大阪で上演したのが最初で,川上音二郎一座を経て新派劇へと展開した。書生芝居。
そうししゅつ
そうししゅつ【総支出】
gross expenditure.
そうしじゅ
そうしじゅ サウ― [3] 【相思樹】
マメ科の常緑高木。アカシアの一種。フィリピン・台湾原産。街路樹・生け垣などとする。高さ約10メートル。葉身は退化し,葉柄が披針形の仮葉となって互生する。タイワンアカシア。
そうしそうあい
そうしそうあい サウ―サウ― [1][0] 【相思相愛】
男女が互いに慕い合い,愛し合っていること。あいぼれ。相恋。
そうした
そうした サウ― (連体)
そのような。そういう。「―話なら聞きたくない」
そうしちょう
そうしちょう サウ―テウ [0] 【相思鳥】
スズメ目チメドリ科の小鳥。全長15センチメートル内外。上面はオリーブ色で,翼とのどに美しい黄赤色の部分がある。中国南部からインドにかけて分布。姿も鳴き声も美しいので,古くから飼い鳥とする。近年,茨城県・福岡県などで野生個体が多数見られる。
そうしつ
そうしつ サウ― [0] 【喪失】 (名)スル
なくすこと。失うこと。「戦意を―する」「自信を―する」
そうしつ
そうしつ [0] 【宗室】
(1)一族の本家。宗家。
(2)天皇の一族。皇族。
(3)茶道の裏千家で,家元が代々受け継ぐ号。
そうしつ
そうしつ【喪失】
loss.→英和
〜する lose;→英和
forfeit;→英和
be deprived <of> .
そうして
そうして サウ― [0] 【然うして】 (接続)
(1)前に述べた事柄を受けて,それに引き続いて起こる事柄を述べる。それから。「あたりが暗くなった。―大粒の雨が降り始めた」
(2)前件に述べた事柄に後件をつけ加える。その上。さらに。「文学・歴史―教育と幅広く活躍する」
そうしないと
そうしないと
if not;or (else);→英和
otherwise.→英和
そうしなければ
そうしなければ
⇒そうしないと.
そうしは
そうしは [0] 【走資派】
中国文化大革命の際,毛沢東などにより共産党内で資本主義の復活を目指す実権派として,打倒対象とされた劉少奇・鄧小平らをさした言葉。
そうしはいにん
そうしはいにん【総支配人】
a general manager.
そうしはいにん
そうしはいにん [4] 【総支配人】
すべての営業所の責任者を統括する支配人。
そうしはぎ
そうしはぎ サウ― [3] 【草紙剥】
フグ目の海魚。全長80センチメートル内外。カワハギの仲間で,体は側扁し,吻(フン)が長い。幼魚は体が細長く,頭を下にして海底に倒立する習性があり,体色も海藻に似て見えるので擬態の例とされる。暖海に分布。
そうしばさみ
そうしばさみ サウ― [4] 【草紙挟み】
草紙を挟むための道具。草紙と同じ大きさの二枚の板を合わせて平組みの緒で結び合わせるようにしたもの。草紙を携帯するときなどに用いる。
そうしぶん
そうしぶん 【宋子文】
(1894-1971) 中国の政治家・実業家。広東省の人。国民政府の財政部長・行政院長・中国銀行総裁などを歴任。1949年渡仏,のち滞米,63年帰台。宋慶齢の弟,宋美齢の兄。ソン=ツーウェン。
そうしぼり
そうしぼり [3] 【総絞り】
羽織・着物などで,全体が絞り染めの技法だけで染めてあること。
そうしみせ
そうしみせ サウ― [3] 【草紙店】
江戸時代,草双紙などを売る店。絵草紙屋。
そうしもく
そうしもく [3] 【総翅目】
昆虫の分類上の一目。総じて体長は1,2ミリメートル前後。はねは細長く周縁が長いふさ毛でおおわれるが,はねを欠く種類もある。
→薊馬(アザミウマ)
そうしもく
そうしもく サウシ― [3] 【双翅目】
昆虫の分類上の一目。昆虫の中で最も進化した群の一つとされる。前ばねは膜状でよく発達しているが,後ろばねは退化して平均棍(コン)と呼ばれる棍棒状をなす。体長1〜50ミリメートル前後。完全変態をする。ハエ・アブ・カなどを含み,全世界で一〇万種近くが知られる。双翅類。
そうしもん
そうしもん 【宋之問】
(656頃-712) 中国,初唐の詩人。字(アザナ)は延清。則天武后に詩才を認められたが,醜行多く,しばしば左遷され,ついに睿宗に死を賜った。友人沈佺期とともに五言律詩の定型をつくり,「沈宋」と並称される。
そうしゃ
そうしゃ【操車】
operation.→英和
‖操車係 a dispatcher.操車場《鉄道》a marshaling yard; <米> a switchyard.
そうしゃ
そうしゃ サウ― [1][0] 【掃射】 (名)スル
機関銃などで,なぎ払うように左右に広い角度で,続けざまに弾丸を発射すること。「敵軍の潜む一帯を―する」「機銃―」
そうしゃ
そうしゃ [1] 【僧舎】
寺。寺院。僧家。
そうしゃ
そうしゃ【壮者】
a man in his prime.〜をしのぐ put younger people to shame.
そうしゃ
そうしゃ [1] 【総社】
〔「そうじゃ」とも〕
その地域の数社の祭神を一か所に総合して勧請(カンジヨウ)した神社。また,平安末・鎌倉時代,国司が一の宮・二の宮など国内の有力社を国府の近傍に合祀(ゴウシ)した神社。
そうしゃ
そうしゃ【走者】
《野》a runner.→英和
そうしゃ
そうしゃ サウ― [0] 【操車】
列車・電車・バスなどの車両の編成や入れ替えなどを行うこと。「―係」
そうしゃ
そうしゃ サウ― [1][0] 【捜射】 (名)スル
伏兵の有無を知るために,試みに弾丸または矢を発射してみること。
そうしゃ
そうしゃ [1] 【宗社】
(1)宗廟(ソウビヨウ)と社稷(シヤシヨク)。
(2)国家。
そうしゃ
そうしゃ [1] 【走者】
(1)陸上競技で,走る人。「リレーの最終―」
(2)野球で,塁に出ている攻撃側の選手。ランナー。
そうしゃ
そうしゃ【掃射する】
machine-gun;mow;→英和
sweep down;sweep with fire.
そうしゃ
そうしゃ サウ― [1] 【壮者】
壮年の人。働き盛りの人。「意気は―をしのぐものがある」
そうしゃ
そうしゃ [1] 【奏者】
(1)楽器を演奏する人。演奏者。「フルートの―」
(2)天皇・上皇に奏上する人。また,奏上の取り次ぎをする人。申次衆(モウシツギシユウ)。
(3)武家で,取り次ぎをする役。また,その人。
そうしゃ
そうしゃ サウ― [1] 【相者】
(1)〔「そうじゃ」とも〕
人相・家相などをみる人。相人(ソウニン)。そうみ。
(2)手助けや世話をする人。「瞽者の羅馬(ローマ)に遊ばんと欲するものゝ―と為ることを得て/西国立志編(正直)」
そうしゃ
そうしゃ サウ― [1] 【葬車・喪車】
柩(ヒツギ)を載せて運ぶ車。轜車(ジシヤ)。
そうしゃじょう
そうしゃじょう サウ―ヂヤウ [0] 【操車場】
列車の編成・分離・入れ替えの作業を行う施設。
そうしゃとう
そうしゃとう 【宗社党】
中国,清末・民国初に共和制に反対し清朝擁護を主張した皇族・大臣らの党派。辛亥(シンガイ)革命後,日本人川島浪速らと結び二度にわたり満蒙独立運動を企てたが,成功しなかった。
そうしゃどころ
そうしゃどころ [4] 【奏者所】
武家屋敷などで取次役の詰め所。
そうしゃばん
そうしゃばん [0][3] 【奏者番】
(1)武家で,取り次ぎに当たる役。申し次ぎ。
(2)江戸幕府の職名。年始・五節句などに将軍に謁する大名の取り次ぎをしたり,御三家や大名の上使をつとめた。一万石以上の家格の者を任命した。奏者役。
そうしやくしゃ
そうしやくしゃ サウ― [4] 【壮士役者】
壮士芝居の役者。書生役者。
そうしゅ
そうしゅ サウ― [1] 【漕手】
(1)舟の漕(コ)ぎ手。
(2)特にボート競技で,舵手(ダシユ)に対して,オールで漕ぐ人。
そうしゅ
そうしゅ サウ― [1] 【操守】
志をかたく守って変えないこと。また,その志。節操。
そうしゅ
そうしゅ サウ― [1] 【霜鬚】
白いあごひげ。
そうしゅ
そうしゅ サウ― [1] 【喪主】
葬式を営む人。喪主(モシユ)。
そうしゅ
そうしゅ [1] 【宗主】
(1)本家や家元の長。本家のあととり。
(2)中心として尊ばれる人。
(3)諸侯の上に立って支配する王侯。盟主。
そうしゅ
そうしゅ サウ― [1] 【双手】
両方の手。両手。もろて。
⇔隻手
そうしゅ
そうしゅ【漕手】
a rower;→英和
an oarsman.→英和
そうしゅう
そうしゅう サウシウ [0] 【双袖】
左右のそで。両方のそで。両袖。
そうしゅう
そうしゅう [0] 【総集】 (名)スル
(1)すべて集めること。また,すべて集まること。
(2)漢籍の分類法の一。多くの人の詩文を一つに集めたもの。
そうしゅう
そうしゅう サウシウ [0] 【操舟】
舟をあやつること。
そうしゅう
そうしゅう サウシウ 【荘周】
⇒荘子(ソウシ)
そうしゅう
そうしゅう 【総州】
下総(シモウサ)・上総(カズサ)の両国の総称。
そうしゅう
そうしゅう サウシウ [0] 【滄州】
青々とした水に囲まれた洲や浜。隠者のすむ所。
そうしゅう
そうしゅう サウシウ 【相州】
相模(サガミ)国の別名。
そうしゅう
そうしゅう [3] 【総収】
すべての収入。総収入。
そうしゅう
そうしゅう サウシウ [0] 【早秋】
秋の初め。初秋。
そうしゅう
そうしゅう サウシウ [0] 【爽秋】
さわやかで心地よい秋。「―の候」
そうしゅう
そうしゅう [0] 【僧衆】
多くの僧侶。僧徒。衆徒。そうじゅ。
そうしゅうそう
そうしゅうそう サウシウサウ [0] 【掃愁帚】
〔胸中の愁いをはらうほうきの意〕
酒の異名。
そうしゅうにゅう
そうしゅうにゅう【総収入】
the total income.
そうしゅうのゆめ
そうしゅうのゆめ サウシウ― 【荘周の夢】
「胡蝶(コチヨウ)の夢」に同じ。
そうしゅうもの
そうしゅうもの サウシウ― [0] 【相州物】
相模国の刀匠の鍛えた刀剣類の総称。鎌倉幕府開設後,備前・山城などから鎌倉へ移住した刀匠に始まる。幕府滅亡後衰退したが,のち同国小田原へ移った一派には作刀が多く,小田原相州と称する。
そうしゅけん
そうしゅけん [3] 【宗主権】
他国の主権を従属的に制限する権能。国家が独立する過程で,本国が独立する国に対してもつ場合が多い。
そうしゅこく
そうしゅこく [3] 【宗主国】
従属国に対して宗主権を有する国家。宗国。
⇔従属国
そうしゅご
そうしゅご [3] 【総主語】
述語節の中に主述関係があるとき,その述語節に対する主語をいう。例えば「象は鼻が長い」という文における「象」または「象は」をさす。総主。題目語。主題。提題の主語。
そうしゅつ
そうしゅつ サウ― [0] 【早出】 (名)スル
(1)朝早く家を出ること。
(2)定刻よりも早く出勤すること。はやで。
そうしゅつ
そうしゅつ [0] 【簇出】 (名)スル
むらがり出ること。ぞくしゅつ。「亜流が―する」
そうしゅつ
そうしゅつ サウ― [0] 【創出】 (名)スル
新しくつくりだすこと。初めてつくりだすこと。「新たな文化を―する」
そうしゅてききょうゆう
そうしゅてききょうゆう [6] 【総手的共有】
〔法〕「合有」に同じ。
そうしゅん
そうしゅん サウ― [0] 【早春】
春の初め。二月から三月初めの頃。初春(シヨシユン)。[季]春。《―の庭をめぐりて門を出でず/虚子》
そうしゅん
そうしゅん【早春(に)】
early (in) spring.
そうしゅんふ
そうしゅんふ サウシユン― 【早春賦】
日本歌曲。吉丸一昌の詩に中田章が作曲。1913年(大正2)刊の「新作唱歌(三)」に発表。「春は名のみの風の寒さや…」
そうしょ
そうしょ 【宋書】
中国二十四史の一。南朝宋の正史。一〇〇巻。南朝梁の沈約(シンヤク)の撰。488年完成。帝紀一〇巻・志三〇巻・列伝六〇巻。
そうしょ
そうしょ【叢書】
a library;→英和
a series.→英和
そうしょ
そうしょ サウ― [0] 【草書】
漢字の書体の一。筆画を最もくずした書体。そうがき。そう。
→楷書
→行書
そうしょ
そうしょ [0][1] ソウ― 【叢書】 ・ サウ― 【双書】
(1)多くの書物を集めてまとめたもの。「群書類従」「故実叢書」の類。
(2)同じ形式・体裁で編集され,継続的に刊行される一群の書物。シリーズ。「日本史人物―」
そうしょ
そうしょ [0][1] 【奏書】
天子に上奏する文書。
そうしょ
そうしょ【草書】
a cursive style[character (文字)].
そうしょう
そうしょう サウシヤウ [0] 【創唱】 (名)スル
それまでだれも言わなかったことを初めて唱えること。
そうしょう
そうしょう【相称】
symmetry.→英和
〜の symmetrical.
そうしょう
そうしょう サウ― [0] 【相称】
(1)一つの線または面を境にして,その両側が全く同じ形をしていること。対称。シンメトリー。
(2)生物の個体または器官が,ある軸や面で互いに同等な部分に区切られること。放射相称・左右相称など。
そうしょう
そうしょう [0] 【総称】 (名)スル
いくつかの物を一つにまとめて呼ぶこと。また,その呼び名。総名。「弁護士・作家などを―して自由業という」
そうしょう
そうしょう サウ― [0] 【相承】 (名)スル
〔古くは,また仏教では「そうじょう」〕
学問・法・技芸などを次々に受け伝えていくこと。「まさしく師資―の古経なり/正法眼蔵」
そうしょう
そうしょう【総称】
a generic term.〜する name[call]generically.
そうしょう
そうしょう サウ― [0] 【争訟】
訴えを起こして,争うこと。現在では,法律上の権利義務や法律関係の存在・形成に関しての当事者間の具体的な争い,または,その争いについて公の機関が裁断・解決をする手続き。「訴訟」より広い意味で使われる。
そうしょう
そうしょう [1] 【宗匠】
和歌・連歌・俳諧・茶道・香道など,文芸・技芸の道の師匠。
そうしょう
そうしょう サウシヤウ [0] 【創傷】
機械的外力による体組織の外傷・損傷。形状から切創・刺創・割創・挫創などに分ける。
そうしょう
そうしょう [0] 【奏請】
⇒そうせい(奏請)
そうしょう
そうしょう サウシヤウ [0] 【双晶】
二個以上の同一種類の単結晶が,一定の幾何学的規則性をもって一体に結合しているもの。
そうしょうじゅこ
そうしょうじゅこ サウシヨウ― [5] 【蒼松寿古】
画題の一。松に南天を配する。長寿を祝うもの。
そうしょうずきん
そうしょうずきん [5][6] 【宗匠頭巾】
頭巾の一種。縁(フチ)がなく頂が平らな円筒形のもの。連歌・俳諧・茶道の宗匠が好んでかぶった。茶人帽。
そうしょうひん
そうしょうひん サウシヤウ― [0] 【装粧品】
化粧品・化粧用具などの総称。小間物。
そうしょく
そうしょく【草食の】
herbivorous;→英和
grass-eating.草食動物 a herbivorous animal.
そうしょく
そうしょく サウ― 【曹植】
〔「そうち」とも〕
(192-232) 中国,三国時代の魏(ギ)の詩人。字(アザナ)は子建。陳思王。魏の曹操の三男。兄の曹丕(ソウヒ)との後継者争いに敗れ,失意のうちに病死。詩文集「曹子建集」がある。
→七歩(シチホ)の才
そうしょく
そうしょく【装飾】
decoration;→英和
ornament;→英和
adornment.→英和
〜する adorn;→英和
ornament;→英和
decorate.→英和
〜的 decorative;ornamental.〜用の for decorative[ornamental]purposes.‖装飾音《楽》graces;grace notes.装飾品 ornaments;decorations.装飾業者 an interior decorator (室内);a window dresser (店頭).
そうしょく
そうしょく [0] 【僧職】
(1)僧という身分。僧としての仕事。
(2)宗派・寺院などで,僧が受け持つそれぞれの役割・職分。
(3)勅令や官符によって正式に命ぜられる僧の地位や職分。三綱・内供奉(ナイグブ)・講師など。
そうしょく
そうしょく サウ― [0] 【草食】 (名)スル
動物が,草を食物とすること。また,植物質のものを食物とすること。
⇔肉食
そうしょく
そうしょく【僧職】
<enter the> priesthood.→英和
そうしょく
そうしょく サウ― [0] 【装飾】 (名)スル
美しく飾ること。また,そのかざり。「壁面を―する」
そうしょくおん
そうしょくおん サウ― [4] 【装飾音】
曲の興趣・表情を豊かにするため,ある音に部分的に付加する音。前打音・後打音・ターン・トリルなど。
そうしょくきょう
そうしょくきょう サウ―キヤウ [0] 【装飾経】
料紙や装丁に意匠をこらした美しい写経。平安末期に盛んになり,鎌倉時代まで行われた。平家納経など。
そうしょくこふん
そうしょくこふん サウ― [5] 【装飾古墳】
横穴式石室の壁面や石棺に彩色や線刻などが施されている古墳。北九州に多く,朝鮮半島にもみられる。壁画古墳。
そうしょくし
そうしょくし サウ― [4][3] 【装飾紙】
特殊なすき入れ・印刷などを施した紙の総称。艶(ツヤ)紙・布目(ヌノメ)紙・擬革紙・杢目(モクメ)紙・砂目紙など。
そうしょくせい
そうしょくせい [0] 【走触性】
接触が刺激となって起こる走性。イトミミズが密集して団塊をつくることなど。接触走性。
→走性
そうしょくせい
そうしょくせい サウ― [0] 【草食性】
動物の食性の一。草を食物とする性質。また,植物質のものを食物とする性質。
→食性
そうしょくてき
そうしょくてき サウ― [0] 【装飾的】 (形動)
飾りなどの付属物によって飾られているさま。「―な建築」
そうしょくどうぶつ
そうしょくどうぶつ サウ― [5] 【草食動物】
草食性の動物。ウマ・ウシ・ヒツジなど哺乳類に多い。
そうしょくひん
そうしょくひん サウ― [0] 【装飾品】
装飾用の品物。装飾物。
そうしょくびじゅつ
そうしょくびじゅつ サウ― [5] 【装飾美術】
実用品の装飾を目的とする美術。建造物・器具などの外観を美化するもの。鋳金・象眼・蒔絵(マキエ)・染織の類。応用美術。
そうしよう
そうしよう【双子葉植物】
a dicotyledon.→英和
そうしようしょくぶつ
そうしようしょくぶつ サウシエフ― [7] 【双子葉植物】
被子植物の一綱。単子葉植物に対する。子葉が二枚あり,一般に維管束が輪状に並んで形成層をつくる。葉は羽状脈・掌状脈または網状脈をもつ。花は四または五数性。花弁の癒着の有無により,さらに合弁花類と離弁花類とに分ける。
⇔単子葉植物
そうしれい
そうしれい【総司令部】
the General Headquarters <GHQ> .総司令官 the supreme commander;the commander in chief.
そうしれいかん
そうしれいかん [4] 【総司令官】
全軍を掌握し指揮する司令官。総大将。
そうしん
そうしん サウ― [0] 【喪心・喪神】 (名)スル
(1)正気を失うこと。放心。「丑松は―した人のやうになつて/破戒(藤村)」
(2)気絶。失神。
そうしん
そうしん [0] 【総身】
からだじゅう。全身。満身。そうみ。
そうしん
そうしん [0] 【痩身】
やせた身体。痩躯(ソウク)。
そうしん
そうしん [0] 【奏進】 (名)スル
(1)天子に申し上げること。奏申。
(2)天子に献上すること。「武家より貢馬(クメ)十疋,沙金三千両之を―す/太平記 30」
そうしん
そうしん 【曾参】
(前505-前435?) 中国,春秋時代の思想家。字(アザナ)は子輿。孔子の弟子。孝行で知られ,「孝経」を著したという。曾子。
そうしん
そうしん [0] 【送信】 (名)スル
信号を送ること。発信。「定時に―する」
そうしん
そうしん サウ― [0] 【争心】
人と争う心。人に勝とうとする心。
そうしん
そうしん【喪心する】
be stupefied;be dazed.
そうしん
そうしん【送信する】
transmit a message.→英和
送信機 a transmitter.
そうしん
そうしん サウ― [0] 【早晨】
朝早いうち。早朝。早旦。そうじん。
そうしん
そうしん サウ― [0] 【壮心】
さかんな志。大望を抱いた心。壮志。
そうしん
そうしん サウ― [0] 【双親】
ふたおや。両親。父母。
そうしんき
そうしんき [3] 【送信機】
無線通信・放送などで,信号を高周波の搬送波にのせて,送信アンテナに送り出す装置。
そうしんき
そうしんき サウシンキ 【捜神記】
中国,六朝時代の短編小説集。三〇巻。現存するのは二〇巻本と八巻本。東晋(トウシン)の干宝撰。四世紀に成立。神仙・霊鬼などについての怪異談を多く含む。後世の小説に多くの素材を提供した。
そうしんぐ
そうしんぐ サウシン― [3] 【装身具】
身につけて飾りとするもの。指輪・イヤリング・ネックレス・かんざし・ブローチなど。アクセサリー。
そうしんぐ
そうしんぐ【装身具】
personal ornaments;trinkets;accessories;furnishings.装身具店 a jeweler's (貴金属類の);an outfitter's; <米> a haberdasher's (紳士用の).
そうしんじょ
そうしんじょ [0][5] 【送信所】
電信・電話などの通信を送り出すための施設。
そうじ
そうじ [0][1] 【宋磁】
中国,宋代の磁器。簡美・清新な美しさが特色。白磁・青磁・天目などが有名。逸品が多く,世界的な工芸品とされる。
そうじ
そうじ【掃除する】
clean <a house> ;→英和
sweep[dust] <a room> .→英和
‖掃除機 a (vacuum) cleaner.
そうじ
そうじ サウ― 【床子】
〔「しやうじ」の直音表記〕
「しょうじ(床子)」に同じ。「―どもを,みなうち倒し,そこなひたり/枕草子 161」
そうじ
そうじ [1] 【走時】
各種の地震波が震源を出発して,ある観測点に到着するまでに要する時間。到着時と震源時の差として与えられる。
そうじ
そうじ [1] 【奏事】
(1)天皇に奏上すること。また,奏上した事柄。
(2)律令制で,奏上文書の形式の一。中程度の事柄に関するもの。奏事式。
(3)鎌倉時代の訴訟手続きの一。判決などの誤りに対する最終的な救済方法。
そうじ
そうじ サウ― [0] 【相似】 (名)スル
(1)形・性質などが写したようによく似ていること。
(2)〔数〕 一つの図形を一様に拡大または縮小すると,他の図形と完全に重ね合わせることができること。
(3)〔生〕 生物の器官で,その発生起源を異にするが,同じ機能をもつために似た形態をもつようになった場合の相互の関係。
⇔相同
そうじ
そうじ サウ― [0] 【草字】
草体の漢字。そうもじ。そう。
そうじ
そうじ [0] 【送辞】
卒業式で,在校生の代表が卒業生におくる,はなむけの言葉。
→答辞
そうじ
そうじ サウヂ [0] 【掃除】 (名)スル
(1)掃いたりふいたりして,ごみや汚れをなくしてきれいにすること。「部屋を―する」「―機」
(2)害悪を除き去ること。「悪の温床を―する」
(3)便所の糞尿を汲み取ること。
そうじ
そうじ サウ― 【精進】
「そうじん(精進)」の撥音「ん」の無表記。「面やせにけり,―にて日をふるけにや/源氏(葵)」
そうじ
そうじ [1] 【総持】
〔仏〕
〔梵 dhāraṇī「陀羅尼(ダラニ)」の漢訳〕
記憶して忘れないこと。
→陀羅尼
そうじ
そうじ [1] 【聡耳】
よく聞こえる耳。転じて,よく理解する能力。
そうじ
そうじ サウ― 【障子】
〔「しやうじ」の直音表記〕
「しょうじ(障子)」に同じ。「この一つ車にて物しつる人の,―をへだててあるに/蜻蛉(中)」
そうじ
そうじ サウヂ [1] 【操持】 (名)スル
主義・志などをかたく守りつづけること。「国家の大権を―せしむる者なり/泰西国法論(真道)」
そうじ
そうじ サウ― [1] 【双児】
ふたご。双子。双生児。そうし。
そうじ
そうじ [1] 【僧寺】
寺。尼寺に対して,男子の僧のいる寺。
そうじ
そうじ サウ― [1] 【壮時】
若く,元気さかんな時期。
そうじ
そうじ サウジ 【荘子】
中国,戦国時代の思想書。一〇巻三三編。荘子とその学統に連なる後人の著作。寓話を数多く引用し,変幻自在な筆法で,人知の限界を語り,一切をあるがままに受け入れるところに真の自由が成立すると説く。のちの中国禅の形成に大きな役割を果たした。南華真経。
そうじ
そうじ【相似の】
similar <figures> ;→英和
like.→英和
そうじうお
そうじうお サウヂウヲ [3] 【掃除魚】
大形の魚類の体表・口・えらなどに付着している寄生虫を食べる魚類。ホンソメワケベラなど熱帯のサンゴ礁に棲息する魚類に多い。
そうじきかん
そうじきかん サウ―クワン [5][4] 【相似器官】
互いに相似{(3)}の関係にある器官。鳥の翼と昆虫のはねなど。
そうじきょくせん
そうじきょくせん [4] 【走時曲線】
横軸に震央距離,縦軸に走時をとって,各観測点ごとに点を打ち,滑らかな曲線でつないだもの。
そうじくけっしょう
そうじくけっしょう サウヂクケツシヤウ [5] 【双軸結晶】
⇒二軸結晶(ニジクケツシヨウ)
そうじぐち
そうじぐち サウ― [0][3] 【障子口】
ふすまの立ててある出入り口。しょうじぐち。「この―に,まろは寝たらむ/源氏(空蝉)」
そうじけい
そうじけい サウ― [0] 【相似形】
〔数〕 互いに相似の関係にある図形。
そうじこばん
そうじこばん サウ― [4] 【草字小判】
文政小判の別称。裏面右上に草体で「文」の字が刻印されている。草字小判金。草文小判金。
そうじしょく
そうじしょく【総辞職】
general resignation.〜する resign in a body[en masse].→英和
そうじしょく
そうじしょく [3] 【総辞職】 (名)スル
(1)ある役職にあるものが全員一緒に辞職すること。
(2)総理大臣とすべての国務大臣がそろって辞職すること。内閣総辞職。「不信任案が可決されて内閣は―した」
そうじじ
そうじじ ソウヂ― 【総持寺】
横浜市鶴見区にある曹洞宗の本山。山号,諸嶽山。もと石川県櫛比(クシビ)村(現門前町)にあった行基開創と伝える密教系の寺。1321年に住持が瑩山紹瑾(ケイザンジヨウキン)に帰依し曹洞宗に改め,以後長く永平寺と本末を争い,徳川家康の調停でともに本山となる。1898年(明治31)火災にあい,明治末に現在地に移建された。
そうじつはい
そうじつはい サウジツ― [4] 【桑実胚】
多細胞生物の発生において,割腔(カツコウ)がほとんど発達せず,割球がクワの実のように塊状になった胚。
そうじて
そうじて [0][1] 【総じて】 (副)
(1)全体に。一般に。だいたい。「今年は―豊作である」
(2)全部。すべて。「皇大后宮は―唐装束/大鏡(藤氏物語)」
そうじて
そうじて【総じて】
generally;→英和
in general;on the whole.→英和
そうじとう
そうじとう [3] 【総地頭・惣地頭】
(1)鎌倉時代,領地を分割支配した数人の小地頭職を統轄した者。普通,一門の総領が任ぜられ,領地を総体的に支配した。総領地頭。大総領。
(2)鎌倉初期,西国の一定地域の小地頭(名主)を統轄するため,幕府から派遣された地頭。
そうじねん
そうじねん サウジ― [3] 【桑字年】
「桑年」に同じ。
そうじはじめ
そうじはじめ [4] 【奏事始め】
皇室行事の一。正月四日,掌典長が天皇に神宮および皇室祭祀などについて報告するもの。
そうじひょう
そうじひょう [0] 【走時表】
地震の震源の深さ別に,震央距離に対しての走時(特に標準走時)を示した表。
そうじまい
そうじまい [3] 【総仕舞(い)】 (名)スル
(1)すべて終わること。すべて片付けること。「年末の―」
(2)全部を買い切ること。また,全部を売り切ること。「冬物を―する」
(3)遊郭で,その妓楼の遊女を全部呼ぶこと。総揚げ。
そうじみ
そうじみ サウ― 【正身】
〔「しょうじん」の転〕
当の本人。まさしくその人。当人。「父大将に請ひ,―に請ふに,女も大将も今に承け引かず/宇津保(藤原君)」
そうじめ
そうじめ [0][4] 【総締め】
〔「そうしめ」とも〕
(1)全体をまとめて計算すること。総計。総和。合計。
(2)全体を統率すること。また,その人。元締め。
そうじゃ
そうじゃ 【総社】
岡山県南部,岡山平野の北西部にある市。古く,備中国府および総社宮が置かれた。作山(ツクリヤマ)古墳がある。近年,繊維・食品・機械金属工業が立地。
そうじゅ
そうじゅ [1] 【奏授】
律令制で,大臣の奏薦により,天皇の裁可を経て位勲を授けること。内外六位以下,内八位・外七位以上の叙位,勲七等以下の叙勲はこれによった。旧憲法下では,正五位以下の叙位の場合に行われた。
→勅授
→判授
そうじゅ
そうじゅ [1] 【宋儒】
中国,宋代の儒者。程子・朱子など。
そうじゅ
そうじゅ [1] 【送受】 (名)スル
送ることと受け取ること。送信と受信。「相互に―する」
そうじゅ
そうじゅ サウ― [1] 【双樹】
(1)二本の木。一対の木。
(2)「沙羅双樹(サラソウジユ)」の略。
そうじゅ
そうじゅ [1] 【叢樹】
むらがり生えている樹木。
そうじゅう
そうじゅう【操縦】
handling;management;→英和
control;→英和
pilotage.→英和
〜する manage;→英和
handle;→英和
work;→英和
operate (機械);→英和
pilot (飛行機);→英和
steer (船);→英和
drive (車).→英和
巧みに〜して…させる maneuver <a person> into <doing> .‖操縦桿 a control stick.操縦士 a pilot.操縦席 a cockpit.
そうじゅう
そうじゅう サウ― [0] 【操縦】 (名)スル
(1)機械を自分の思うとおりに動かすこと。特に,飛行機を運転すること。「ジェット機を―する」「―法」
(2)他人を自分の思いどおりに動かすこと。「人を巧みに―する」
そうじゅう
そうじゅう [0] 【走獣】
走りまわるけもの。獣類をいう。
そうじゅうかん
そうじゅうかん サウ― [0] 【操縦桿】
飛行機を操縦するレバー。昇降舵・補助翼の操作を制御する。操縦棒。
そうじゅうきょうてい
そうじゅうきょうてい サウジフケフテイ 【双十協定】
1945年10月10日に結ばれた中国国民党と共産党との間の協定。二か月におよぶ国共両党の重慶会談によって平和的な統一中国の再建に関し合意したが,のち国共内戦に突入。
そうじゅうし
そうじゅうし サウ― [3] 【操縦士】
航空機を操縦する人。パイロット。
そうじゅうしゃ
そうじゅうしゃ サウヂユウ― [3] 【操重車】
事業用貨車の一。クレーンを備え,車両をつり上げたり,レール交換・橋梁(キヨウリヨウ)架設などに用いる。
そうじゅうせい
そうじゅうせい サウ― [0] 【操縦性】
操縦のしやすさ。操縦する操作に反応する性能の具合。「―にすぐれる」
そうじゅうせき
そうじゅうせき サウ― [3] 【操縦席】
操縦士が操縦するために座る座席。
そうじゅうせつ
そうじゅうせつ サウジフ― [3] 【双十節】
中華民国の建国記念日。一〇月一〇日。1911年孫文らが清朝打倒の行動を起こした日を記念する。
そうじゅうりょう
そうじゅうりょう [3][5] 【総重量】
風袋(フウタイ)などを含めた全体の重量。
そうじゅうろうずきん
そうじゅうろうずきん ソウジフラウヅキン [7][8] 【宗十郎頭巾】
筒長の角(スミ)頭巾に長い錣(シコロ)をつけたもの。宝永(1704-1711)頃,歌舞伎俳優の初代沢村宗十郎が用いて広まった。上方の武士,富裕な町人などが用いた。
宗十郎頭巾[図]
そうじゅく
そうじゅく【早熟な】
precocious;→英和
premature.→英和
そうじゅく
そうじゅく サウ― [0] 【早熟】 (名・形動)[文]ナリ
(1)精神や身体の発達が普通より早くて,大人っぽいところがあること。ませていること。「―な子」
(2)果物などが普通より早く熟すること。
⇔晩熟
[派生] ――さ(名)
そうじゅくさいばい
そうじゅくさいばい サウ― [5] 【早熟栽培】
野菜類の栽培法の一。ビニール-ハウスなどで育てた苗を,晩霜のおそれのなくなった時期に露地に定植し,露地栽培より早めに収穫する栽培方式。
そうじゅつ
そうじゅつ サウ― [1] 【相術】
人相・家相などを見て判断する術。観相。
そうじゅつ
そうじゅつ サウ― [0] 【蒼朮】
植物のオケラまたはその変種の根茎を乾燥したもの。生薬として利尿・健胃・発汗剤に用いるほか,屠蘇(トソ)散に混ぜる。
そうじゅつ
そうじゅつ サウ― [1][0] 【槍術】
槍(ヤリ)を武器として戦う武術。
そうじゅようかんりせいさく
そうじゅようかんりせいさく ソウジユエウクワンリ― [9] 【総需要管理政策】
政府が財政・金融政策を適切に用いて総需要を管理し,景気の調整,完全雇用,国際収支の均衡,安定成長などの経済目標の達成をめざす政策。ケインズの有効需要の原理に基づく。ケインズ政策。
→有効需要の原理
そうじゅん
そうじゅん 【宗純】
⇒一休(イツキユウ)
そうじょ
そうじょ サウヂヨ [0] 【掃除】 (名)スル
「そうじ(掃除)」に同じ。「鎌倉以来の悪弊を―し/近世紀聞(延房)」
そうじょ
そうじょ [0] 【層序】
地層の形成された順序。下位の古い地層から上位の新しい地層へと,それらの重なり方の状態。層位。
そうじょう
そうじょう サウゼウ [0] 【騒擾】 (名)スル
事件などを起こして社会の秩序を乱すこと。「藩士の京師を―するもあり/日本開化小史(卯吉)」
そうじょう
そうじょう サウデウ [1][0] 【双調】
(1)日本音楽の音名。十二律の六番目の音。中国十二律の仲呂(チユウリヨ)に相当し,音高は洋楽のトにほぼ等しい。
(2)雅楽の六調子の一。{(1)}を主音とするもの。呂旋音階に属する。
そうじょう
そうじょう サウ― [0] 【相承】 (名)スル
⇒そうしょう(相承)
そうじょう
そうじょう [0] 【奏上】 (名)スル
天皇に申し上げること。申奏。進奏。上奏。「総理大臣から事件の概要を―する」
そうじょう
そうじょう サウジヤウ 【草城】
⇒日野(ヒノ)草城
そうじょう
そうじょう [0] 【総状】
ふさのような状態。
そうじょう
そうじょう サウヂヤウ [0] 【葬場・喪場】
葬式を行う式場。葬儀場。斎場。
そうじょう
そうじょう [0] 【奏杖】
高貴な人に文書を渡すとき挟んで差し出す杖(ツエ)。ふづえ。
そうじょう
そうじょう [1] 【僧正】
(1)僧綱(ソウゴウ)の最高位。僧都(ソウズ)・律師の上に位し,僧尼を統轄する。のち,大・正・権(ゴン)の三階級に分かれる。
(2)現在では,各宗の僧階の一。
そうじょう
そうじょう サウ― [0] 【相乗】 (名)スル
(1)二つ以上の数を掛け合わせること。
(2)二つ以上の要素が相互に効果を強めあうこと。
そうじょう
そうじょう [0] 【層状】
重なって層をなしている状態。
そうじょう
そうじょう 【宋襄】
中国,春秋時代の宋の王,襄公。
そうじょう
そうじょう [0] 【層畳】 (名)スル
何重にもかさなること。「市の―して高く聳ゆる状は/即興詩人(鴎外)」
そうじょう
そうじょう【僧正】
a high priest;a bishop.→英和
そうじょう
そうじょう [0] 【奏状】
奏を記した文書。太政官(ダイジヨウカン)から奉るものには,事柄の大小に応じて,書式に論奏・奏事・便奏の三段階があった。
そうじょう
そうじょう【相乗作用】
synergism (薬などの).
そうじょう
そうじょう サウジヤウ [0] 【掃攘】 (名)スル
はらいのぞくこと。特に幕末,外国を排撃すること。「天下の人民力を戮(アワ)せて夷狄を―せんと/近世紀聞(延房)」
そうじょう
そうじょう【層状の】
stratified;stratiform.
そうじょう
そうじょう サウジヤウ [0] 【相生】
〔「そうしょう」とも〕
(1)五行説で,互いに他のものを生み出す関係。木が火を,火が土を,土が金を,金が水を,水が木を生むとする。
⇔相克(ソウコク)
(2)「相性」に同じ。また,相性がよいこと。「お俊は庄兵衛と相剋,彦右衛門と―なるべし/いさなとり(露伴)」
そうじょうかじょ
そうじょうかじょ [5] 【総状花序】
無限花序の一。比較的節間の伸びた主軸に柄のある花を多数つけた花序。フジなど。
→花序
そうじょうがたに
そうじょうがたに ソウジヤウ― 【僧正谷】
京都市左京区,鞍馬寺と貴船神社との間にある谷。牛若丸が武術を修業した所と伝える。
そうじょうがんどうりゅうかてっこうこうしょう
そうじょうがんどうりゅうかてっこうこうしょう [16] 【層状含銅硫化鉄鉱鉱床】
緻密(チミツ)塊状の硫化物(黄鉄鉱・磁硫鉄鉱・黄銅鉱など)の集合体からなる層状の鉱床。海底火山活動に伴う噴気熱水による生成物と考えられ,広域変成作用を受けていることが多い。愛媛県別子(ベツシ)銅山は典型例。
→キースラーガー
そうじょうこうか
そうじょうこうか サウ―カウクワ [5] 【相乗効果】
複数の原因が重なって,個々に得られる結果以上になること。
そうじょうさよう
そうじょうさよう サウ― [5] 【相乗作用】
いくつかの要素が組み合わされると,互いに影響しあって個々に働くときよりも大きな力を発揮すること。
そうじょうざい
そうじょうざい サウゼウ― [3] 【騒擾罪】
⇒騒乱罪(ソウランザイ)
そうじょうせき
そうじょうせき サウ― [3] 【相乗積】
二つ以上の数を掛け合わせて得た積。
そうじょうたい
そうじょうたい サウジヤウタイ [3] 【躁状態】
気分が高揚し意欲の亢進(コウシン)や思考の促進がみられる精神状態。爽快感があり,多弁で話の内容は誇大的,時に観念奔逸がある。活動性は高まるが行動に統一性がなく抑制がきかない。躁鬱(ソウウツ)病の典型的症状であるが,身体疾患やアルコール酩酊状態でもみられる。
そうじょうでん
そうじょうでん サウヂヤウ― [3] 【葬場殿・喪場殿】
天皇の崩御の際,葬儀場に設ける仮殿。そうばどの。
そうじょうのじん
そうじょうのじん 【宋襄の仁】
〔宋と楚(ソ)との戦いの際,宋の公子目夷が楚の布陣しないうちに攻撃しようと進言したが,襄公は君子は人の困っているときに苦しめてはいけないといって攻めず,楚に敗れたという「左氏伝(僖公二十二年)」の故事による〕
不必要な哀れみを施してひどい目にあうこと。無益の情け。事宜を得ない哀れみ。
そうじょうへいきん
そうじょうへいきん サウ― [5] 【相乗平均】
〔数〕 � 個の正の数について,これらの全部の積の � 乗根のこと。例えば �, �, � の相乗平均は �・�・� の三乗根である。幾何平均。
⇔相加平均
そうじょがく
そうじょがく [3] 【層序学】
ある地域に発達する地層の広がりやその重なり方の順序を明らかにし,さらに他の地域と対比して,広く地球の歴史を組み立てる学問。層位学。
そうじん
そうじん サウ― [0] 【騒人】
(1)「離騒(リソウ)」を作った屈原のこと。また,その一派の詩人。
(2)詩人・文人のこと。また,風流を解する人。騒客。
そうじん
そうじん サウ― 【精進】
〔「しやうじん」の直音表記〕
「しょうじん(精進)」に同じ。「やがて御―なれば,数珠ひきかくして/源氏(薄雲)」
そうじんふ
そうじんふ 【宗人府】
中国,明・清代に皇族(宗人)に関することをつかさどった官庁。
そうじんぼっかく
そうじんぼっかく サウ―ボク― [0] 【騒人墨客】
詩を書く人や,書画などを書く風流な人。文人墨客。
そうすい
そうすい【総帥】
the leader;→英和
the commander.→英和
そうすい
そうすい [0] 【総帥】
全軍の指揮をとる人。総大将。最高指揮官。「陸海空三軍の―」
そうすい
そうすい サウ― [0] 【蒼翠】
(1)あおみどり色。
(2)樹木が茂っていること。
そうすい
そうすい [0] 【送水】 (名)スル
水道・ポンプなどで水を送ること。
そうすい
そうすい【送水する】
supply <the town> with water.送水管 a water pipe.
そうすいかじょ
そうすいかじょ [5] 【総穂花序】
⇒無限花序(ムゲンカジヨ)
そうすいかん
そうすいかん [0] 【送水管】
水を送る管。特に,水道施設で,浄水場から配水池まで水を送る管。
そうすいぎん
そうすいぎん [3] 【総水銀】
環境基準の一。有機水銀・無機水銀・金属水銀を合わせた,水銀およびその化合物の全体をいう語。
そうすう
そうすう [3] 【総数】
全部を合計した数。全体の数。
そうすう
そうすう【総数】
the total (number).→英和
〜で in all.〜100になる amount to 100.
そうすう
そうすう サウ― [0][3] 【双数】
(1)〔dual number〕
古代印欧語などで,特に二個または一対のものを表す数。現代でもアラビア語や東南アジアなどの諸言語にみられる。両数。
(2)二個あるいは一対の事物を普通の複数と区別する語法や,文法上の特徴。
そうすかん
そうすかん [4][3] 【総すかん】
〔「すかん」は「好かん」〕
すべての人から嫌われること。「―を食う」
そうすけくに
そうすけくに 【宗助国】
(1207-1274) 鎌倉中期の武将。対馬守護代。1274年,文永の役で戦死。
そうする
そう・する サウ― [3] 【草する】 (動サ変)[文]サ変 さう・す
原稿を書く。下書きを書く。「一文を―・する」
そうする
そうする【奏する】
⇒演奏,奏功.
そうする
そう・する サウ― [3] 【相する】 (動サ変)[文]サ変 さう・す
物事・人・家・土地などの姿・ありさまをよく見て,その実体を知る。また,吉凶などを判断する。「平生から此の男を―・して…と判じてゐたものだから/彼岸過迄(漱石)」
そうする
そう・する [3] 【奏する】 (動サ変)[文]サ変 そう・す
(1)天皇・上皇などに申し上げる。奏上する。
→啓する
(2)楽器を演奏する。「器楽を―・する」
(3)成果を得る。「功を―・する」
[可能] そうせる
そうすれば
そうすれば
if so;in that case;then.→英和
そうず
そうず ソフヅ [0] 【添水】
懸け樋(ヒ)などで水を引いて竹筒に注ぎ入れ,一杯になると重みで反転して水を吐き,元に戻るときに石などを打って音を発するようにした仕掛け。もと農家で猪(イノシシ)や鹿(シカ)をおどすのに用いられた。ししおどし。添水唐臼(ソウズカラウス)。[季]秋。
〔「僧都」とも書く〕
添水[図]
そうず
そうず サフヅ [0] 【挿図】
本文の中に入れる図。さしえ。
そうず
そう・ず サウ― 【請ず】 (動サ変)
〔「しやうず」の直音表記〕
「しょうずる(請)」に同じ。「大方世にしるしありと聞ゆる人の限り,あまた―・じ給ふ/源氏(総角)」
そうず
そうず [1] 【僧都】
(1)僧綱(ソウゴウ)の一。僧正の下,律師の上に位し,僧尼を統轄する。初め一人であったが,のちに大・権大・少・権少の四階級に分かれる。
(2)明治以降,各宗派の僧階の一。
(3)添水(ソウズ)。
そうずい
そうずい [0] 【奏瑞】
諸国から瑞祥を奏上すること。特に,中古,元旦の朝賀の折,奏賀に続いて,諸国から白狐(ビヤツコ)・白雉(ハクチ)などの瑞祥を奏上したこと。
そうずがわ
そうずがわ サウヅガハ 【三途川・葬頭川】
〔「そうず」は「さんず」の転〕
「三途(サンズ)の川」に同じ。
そうずく
そうず・く サウズク 【装束く】 (動カ四)
動詞「そうぞく(装束)」に同じ。「いとになく―・きて琴弾き遊ぶ/宇津保(嵯峨院)」
そうずく
そうずく サウ― 【装束】
「しょうぞく(装束)」に同じ。「―一領ばかり/蜻蛉(上)」
そうせい
そうせい サウ― [0] 【創成】 (名)スル
初めて出来上がること。初めてつくること。「本原の契約は政治会の因て以て―し合同一致する所なれば/民約論(徳)」
そうせい
そうせい サウ― [0] 【葬制】
死を取り扱う方式。火葬・土葬・水葬・風葬・鳥葬などの葬法や死者儀礼などが含まれ,各民族のもつ死生観・霊魂観・他界観などにより多様な形態がある。
そうせい
そうせい [0] 【走性】
自由に動くことのできる生物が外界からの刺激に対して行う方向性のある運動。運動が刺激源に向かう場合を正,逆の方向へ向かう場合を負とする。刺激の種類から走光性・走化性・走流性・走触性などに分ける。また,重力・電気・熱などに対する反応もみられる。
そうせい
そうせい サウ― [0] 【壮盛】 (名・形動)[文]ナリ
若くさかんなさま。また,その年ごろ。「自(ミヅカラ)脩むるの志気次第に―なることを/西国立志編(正直)」
そうせい
そうせい サウ― [0] 【早世】 (名)スル
若くして死ぬこと。はや死に。「天才はえてして―する」
そうせい
そうせい サウ― [0] 【双生】
同時に二児を産むこと。また,生まれること。双胎分娩。
そうせい
そうせい [0] 【奏請】 (名)スル
天皇に申し上げて,その決定を求めること。そうしょう。「裁可を―する」
そうせい
そうせい【叢生する】
grow thick;cluster;→英和
grow in clusters.
そうせい
そうせい【早世】
⇒若死(わかじに).
そうせい
そうせい サウ― [0] 【早生】
(1)植物の実が他の品種より早く実ること。また,その品種。わせ。
⇔晩生
(2)普通より早く生まれること。
そうせい
そうせい【創世】
the creation of the world.→英和
創世記 Genesis (旧約聖書の).
そうせい
そうせい サウ― [0] 【創生】 (名)スル
作り出すこと。「新品種の―」
そうせい
そうせい サウ― [0] 【早成】
(1)早く出来上がること。
(2)早く大人びること。早熟。
そうせい
そうせい サウ― [0] 【双棲】
雌雄・夫婦が一緒に住むこと。
そうせい
そうせい [0] 【湊成】 (名)スル
(1)成し遂げること。出来上がること。「角柱数千万より―するを/日本風景論(重昂)」
(2)一つに集めること。集まること。「光りの―すること,及び色の原因を発明したるも/西国立志編(正直)」
そうせい
そうせい サウ― [0] 【蒼生】
多くの人々。庶民。国民。あおひとぐさ。「天下の―が朝夕を安んずること能はざる時/文学史骨(透谷)」
そうせい
そうせい サウ― [0] 【双清】
画題の一。梅に水仙を配するもの。
そうせい
そうせい サウ― [0] 【創製】 (名)スル
初めて作り出すこと。「先代の―した菓子」
そうせい
そうせい サウ― [0] 【相制】 (名)スル
互いに相手をおさえ合うこと。
そうせい
そうせい サウ― [0] 【双声】
漢字二字の熟語の,各字の語頭子音が同じであること。「過去」「流離」など。
そうせい
そうせい [0] 【叢生・簇生】 (名)スル
(1)草木などが群がり生えること。ぞくせい。「森の奥には雑草や灌木が―して/戸隠山紀行(美妙)」
(2)茎や花茎などが,根ぎわから束(タバ)のように集まって生ずること。束生(ソクセイ)。
そうせい
そうせい サウ― [0] 【創世】
神が最初に世界をつくること。また,世界のはじめ。
そうせいき
そうせいき サウセイキ 【創世記】
〔Genesis〕
旧約聖書冒頭の書。五〇章。神による世界と人間の創造から,楽園追放,バベルの塔,ノアの箱舟などの神話的伝承と,アブラハム・イサク・ヤコブ・ヨセフらの族長伝承などから成る。
そうせいさいばい
そうせいさいばい サウセイ― [5] 【草生栽培】
マメ科植物などで土壌表面をおおい,果樹などを栽培する方式。土壌の地温調整や浸食防止,微生物や有機物の増加などを目的とする。
そうせいしんわ
そうせいしんわ サウ― [5] 【創世神話】
世界・人類・文化などの起源についての神話。神が世界を創造するものと,創造神が介入せずある種の物質から世界が発生するものがある。
そうせいじ
そうせいじ【双生児】
a twin (その一方);→英和
<identical> twins (その両方);twin brothers[sisters].
そうせいじ
そうせいじ サウ― [3] 【早生児】
「早産児」に同じ。
そうせいじ
そうせいじ サウ― [3] 【双生児】
一回の分娩で生まれた二人の児。一卵性と二卵性とがある。ふたご。
そうせいせい
そうせいせい サウ― [0] 【早成性】
鳥の雛(ヒナ)が孵化(フカ)直後に活発に動くことができる性質のこと。多くは全身綿羽に覆われ,目が開いた状態で孵化する。
⇔晩成性
そうせいせつ
そうせいせつ サウ― [3] 【相制説】
〔哲〕 二つの領域,特に心と物(身体)との間に相互作用を認める説。交互作用説。
⇔並行論
そうせき
そうせき 【漱石】
⇒夏目(ナツメ)漱石
そうせき
そうせき【僧籍に入る】
become a priest;→英和
take holy orders.
そうせき
そうせき [0] 【送籍】 (名)スル
民法旧規定で,結婚や養子縁組などにより,その人の籍を相手方の戸籍に送り移すこと。
そうせき
そうせき [0] 【僧籍】
僧侶としての籍・身分。「―を離れる」
そうせき
そうせき 【宗碩】
(1474-1533) 室町時代の連歌師。号,月村斎。宗祇に師事,のち肖柏・宗長に兄事。公家・武将とも親しく,旅を多くした。著「勅撰名所和歌抄出」など。
そうせき
そうせき [0] 【踪跡】 (名)スル
(1)足跡。
(2)事が行われた結果としてあとに残ったもの。あとかた。蹤跡(シヨウセキ)。「―がない」
(3)人のあとを追うこと。行方(ユクエ)を探すこと。また,行方。「人の―しがたき所に於て/自由之理(正直)」
そうせきうん
そうせきうん【層積雲】
a stratocumulus.
そうせきうん
そうせきうん [3][4] 【層積雲】
地表から高さ2000メートルくらいの範囲に浮かぶ,水滴から成る雲。団塊状の雲が層状に並ぶ。日中は雲頂が発達して積雲になり,夕刻近くになるとしぼむ。うねぐも。
そうせきちんりゅう
そうせきちんりゅう [0] 【漱石枕流】
⇒石(イシ)に漱(クチスス)ぎ流れに枕(マクラ)す(「石」の句項目)
そうせきぼ
そうせきぼ [4] 【僧籍簿】
各宗の宗務所で,僧尼の名称・得度などを記録する帳簿。僧帳。
そうせっちん
そうせっちん [3] 【総雪隠】
「総後架(ソウコウカ)」に同じ。主に京坂での称。
そうせつ
そうせつ【創設】
⇒創立.
そうせつ
そうせつ サウ― [0] 【霜雪】
(1)霜と雪。
(2)頭髪・鬢(ビン)などの白髪のたとえ。「頭に―を頂く」
そうせつ
そうせつ サウ― [0] 【早雪】
例年よりも早く降る雪。
そうせつ
そうせつ [0] 【総説】 (名)スル
(1)全体にわたって総括的に論ずること。また,その論。総論。「序章で―する」
(2)著書・論文などで,全体の要旨を述べた部分。
そうせつ
そうせつ サウ― [0] 【操節】
信念を守って変えないこと。節操。
そうせつ
そうせつ サウ― [0] 【創設】 (名)スル
初めて設置すること。「会社を―する」
そうせつ
そうせつ [0] 【叢説】
いろいろな説を集めて記した書物。
そうせつきん
そうせつきん サウ― 【曹雪芹】
(1715頃-1764頃) 中国,清代の小説家。名は霑(テン),字(アザナ)は芹渓(キンケイ),雪芹は号。南京の名家に生まれたが,家が没落したため北京に移り,貧窮のなかで「紅楼夢(コウロウム)」を書いた。
そうせん
そうせん [0] 【奏薦】 (名)スル
旧制で,大臣が,官吏の任官・昇格などについて,天皇に推薦を行うこと。
そうせん
そうせん [0] 【奏宣】 (名)スル
天子に申し上げること。
そうせん
そうせん サウ― [0] 【操船】 (名)スル
船を操縦すること。「船長みずから―する」
そうせん
そうせん [0] 【宋銭】
中国の宋代に鋳造された銅銭。一三世紀以降,日宋貿易により大量に日本にもたらされ,戦国末期まで国内に流通した。
そうせんきょ
そうせんきょ [3] 【総選挙】
衆議院議員の任期満了または議会解散により,議員全員を新たに選出する選挙。
そうせんきょ
そうせんきょ【総選挙】
a general election.
そうせんし
そうせんし 【曾先之】
中国,南宋末・元初の学者。字(アザナ)は孟参。南宋の朝廷に仕えたが,その滅亡後は隠退して「十八史略」を著した。生没年未詳。
そうぜい
そうぜい 【宗砌】
(?-1455) 室町中期の連歌師。俗名,高山時重。北野連歌会所奉行。連歌を梵灯庵(ボントウアン)に,和歌を正徹に学ぶ。連歌七賢の一人。著「初心求詠集」など。
そうぜい
そうぜい [0] 【総勢】
(1)すべての軍勢。
(2)ある集団に属する全部の人。総員。
そうぜい
そうぜい【総勢】
the whole number[army].〜50名 fifty men in all.
そうぜつ
そうぜつ サウ― [0] 【壮絶】 (名・形動)[文]ナリ
非常に勇ましく激しい・こと(さま)。「―な戦い」
[派生] ――さ(名)
そうぜつ
そうぜつ サウ― [0] 【勦絶】 (名)スル
滅ぼし尽くすこと。根絶やしにすること。勦滅。「他日斯軍来侵の根拠を―せんと/経国美談(竜渓)」
そうぜつ
そうぜつ サウ― [0] 【双絶】
二つながら比類なくすぐれていること。「才色―」
そうぜつ
そうぜつ【壮絶な】
heroic.→英和
そうぜめ
そうぜめ [0] 【総攻め】
全軍で攻撃すること。総攻撃。
そうぜん
そうぜん【騒然とした】
noisy;→英和
confused;→英和
agitated;tumultuous.→英和
〜となる be thrown into an uproar.→英和
そうぜん
そうぜん サウ― [0] 【爽然】 (ト|タル)[文]形動タリ
(1)心身のさわやかなさま。爽快なさま。「―として清風を仰ぎしか/緑簑談(南翠)」
(2)がっかりするさま。ぼんやりするさま。「岸上に佇立して手を拱(コマヌ)き意気―として/花柳春話(純一郎)」
そうぜん
そうぜん サウ― [0] 【霜髯】
白いほおひげ。
そうぜん
そうぜん サウ― [0] 【窓前】
まどの前。まどのそば。
そうぜん
そうぜん サウ― [0] 【騒然】 (ト|タル)[文]形動タリ
さわがしいさま。落ち着かないさま。また,不穏なさま。「満場―となる」
そうぜん
そうぜん サウ― [0] 【愴然】 (ト|タル)[文]形動タリ
悲嘆にくれるさま。いたみ悲しむさま。「神澄み気清く―として涙の隕つるを知らず/不二の高根(麗水)」
そうぜん
そうぜん サウ― [0] 【鏘然】 (ト|タル)[文]形動タリ
玉や金属が打ち合って澄んだ音を発するさま。「鎖ばかりは敷石の上に落ちて―と鳴る/倫敦塔(漱石)」
そうぜん
そうぜん サウ― [0] 【蒼然】 (ト|タル)[文]形動タリ
(1)色のあおいさま。また,あおざめているさま。「―として死人に等しき我面色/舞姫(鴎外)」
(2)夕方の薄暗いさま。「―として暮れ行く街の方/あめりか物語(荷風)」
(3)古びて色あせたさま。「古色―」
そうぜん
そうぜん サウ― [0] 【錚然】 (ト|タル)[文]形動タリ
金属が打ち合ったり楽器が鳴ったりして音を出すさま。「午牌を報ずるの声―/花柳春話(純一郎)」
そうぜんじばばのかたきうち
そうぜんじばばのかたきうち 【崇禅寺馬場の敵討】
1715年,大坂崇禅寺門前の松原で,大和郡山藩士遠城治左衛門・安藤喜八郎兄弟が末弟宗左衛門の敵,生田伝八郎を討とうとして返り討ちにあった事件。浄瑠璃「敵討崇禅寺馬場」などに脚色された。
そうそ
そうそ [1] 【曾祖】
ひいおじいさん。ひいじじ。曾祖父。
そうそう
そうそう【錚々たる】
leading;→英和
prominent;→英和
eminent;conspicuous.→英和
そうそう
そうそう サウサウ [0] 【草草】 (名・形動)[文]ナリ
(1)忙しいこと。あわただしいこと。また,そのさま。「―に切揚げて別れたが/多情多恨(紅葉)」
(2)簡略にすること。粗末であること。また,そのさま。「お―さま」「眼をつけて看るべく,―にすることなかれ/童子問」
(3)手紙の末尾に書いて簡略をわびる語。頭語の「前略」「冠省」などに対応する。匆匆(ソウソウ)。
そうそう
そうそう サウサウ [0] 【錚錚】 (ト|タル)[文]形動タリ
(1)金属や楽器が澄んだ音を発するさま。しょうしょう。「唯警邏剣履の響―たるを聞くのみ/佳人之奇遇(散士)」
(2)多くのもののなかで傑出しているさま。「―たるメンバー」
そうそう
そうそう サウサウ [0] 【鏘鏘】
■一■ (ト|タル)[文]形動タリ
(1)金属・石などの澄んだ音を立てて鳴るさま。しょうしょう。「柱上の時器―として五時を報ず/世路日記(香水)」
(2)勢いの盛んなさま。「喋舌(シヤベ)る事に於ては乙組中―たるものである/吾輩は猫である(漱石)」
(3)鳳凰(ホウオウ)の鳴くさま。「頼(サイワイ)に―たる双鳳の伴ふこと有り/文華秀麗(上)」
■二■ (形動)[文]ナリ
{■一■(2)}に同じ。「女子参政党の―なる女学士丈あるです/蜃中楼(柳浪)」
そうそう
そうそう サウサウ [0] 【早早】
■一■ (名)
(多く他の語句の下に付いて)ある状態になってまだ間がないこと。すぐ。直後。「入社―」「開始―」
■二■ (副)
(多く「早々に」の形で)急いで。はやばやと。「仕事を―に切り上げる」「―に退散する」
そうそう
そうそう【早々】
early;→英和
immediately;→英和
without delay;in haste.来週〜 early next week.帰国〜 as soon as one comes home from abroad.
そうそう
そうそう [0] 【簇簇】 (ト|タル)[文]形動タリ
群がり集まるさま。ぞくぞく。「―と蔓をのばしたその花が/偸盗(竜之介)」
そうそう
そうそう サウサウ 【然う然う】
■一■ [0][1] (副)
(1)それほどに。そんなに。多く打ち消しの語を伴う。「―無理は言えない」「―相手にしてはいられない」
(2)繰り返したり,継続したりするさま。そのようにずっと。「―スルホドニ,ヨウヨウ,羊ヲモコトゴトククイツクシ/天草本伊曾保」
■二■ [1] (感)
(1)思い出したときに発する語。「―,電話するのを忘れていた」
(2)相手に対する同意や肯定の気持ちを表す語。「―,そのとおりだ」
そうそう
そうそう [0] 【叢叢】 (ト|タル)[文]形動タリ
たくさん集まっているさま。草が群がり生えているさま。「―たる薄(ススキ)苅萱(カルカヤ)/緑簑談(南翠)」
そうそう
そうそう サウサウ [0] 【蒼蒼】 (ト|タル)[文]形動タリ
(1)空・海などが青いさま。草木が茂っているさま。「水天一色―として涯涘(カギリ)なく/浮城物語(竜渓)」
(2)薄暗いさま。「群山―として暮れむとす/自然と人生(蘆花)」
そうそう
そうそう [0] 【層層】 (ト|タル)[文]形動タリ
いくえにも重なり合うさま。「出来る丈(ダケ)の言葉を―と排列して/三四郎(漱石)」
そうそう
そうそう サウ― [0] 【草叢】
くさむら。
そうそう
そうそう [0] 【送葬】 (名)スル
「葬送(ソウソウ)」に同じ。
そうそう
そうそう [3] 【層相】
地層をその総合的な諸性質によってとらえた特徴。地層は,その生成環境を反映して,粒度組成,鉱物組成,堆積構造,化石群集などで特徴的な性質を示す。
そうそう
そうそう [0] 【総奏】
⇒トゥッティ
そうそう
そうそう サウサウ 【曹操】
(155-220) 中国,三国時代魏(ギ)の始祖。字(アザナ)は孟徳。諡(オクリナ)は武帝。廟号(ビヨウゴウ)は太祖。黄巾の乱を平定。後漢の献帝を擁して華北を統一したが,江南進出は劉備・孫権の連合軍に阻まれた。詩賦をよくした。
そうそう
そうそう【草々】
[手紙で] Sincerely yours,/Yours sincerely,.
そうそう
そうそう サウサウ [0] 【草創】 (名)スル
(1)初めてつくること。事業をおこすこと。「朝敵を征し関東を―せしより/日本開化小史(卯吉)」
(2)寺社などを初めて建てること。創建。
そうそう
そうそう サウサウ [0] 【嘈嘈】 (ト|タル)[文]形動タリ
音や声がさわがしく鳴り響くさま。「―として,鳴り響く潮の声をも打消して/地獄の花(荷風)」
そうそう
そうそう [0] 【淙淙】 (ト|タル)[文]形動タリ
水が音を立てて流れるさま。「渓河の水は―として遠く流れ行く/書記官(眉山)」
そうそう
そうそう [0] 【怱怱・匆匆】
■一■ (名・形動)[文]ナリ
(1)忙しいこと。あわただしいこと。また,そのさま。「黄蝶二つ―に飛び去る/仰臥漫録(子規)」
(2)簡略にする・こと(さま)。「お―べい致しやす/塩原多助一代記(円朝)」
(3)「そうそう(草草){(3)}」に同じ。
■二■ (ト|タル)[文]形動タリ
{■一■}に同じ。「氏は―として急く事なしと雖/八十日間世界一周(忠之助)」
そうそう
そうそう サウサウ [0] 【蹌蹌】 (ト|タル)[文]形動タリ
ふらふらと動き回るさま。よろめくさま。「孝の肩に手をかけて乱るる足元―と/緑簑談(南翠)」
そうそう
そうそう サウサウ [0] 【滄桑】
「滄海桑田(ソウカイソウデン)」の意。「滄桑の変」に同じ。
そうそう
そうそう サウ― [0] 【葬送】 (名)スル
死者をほうむるため墓地に送ること。死者をほうむるのを見送ること。送葬。
そうそう
そうそう
so often (度々);[あることを思い出して]Oh,yes!/I remember.
そうそう=の変
――の変
世の中の移り変わりの激しいこと。
→桑田(ソウデン)
そうそうきょく
そうそうきょく【葬送曲】
a funeral march.
そうそうこうしんきょく
そうそうこうしんきょく サウ―カウシン― 【葬送行進曲】
〔(イタリア) funeral march〕
葬送のための行進曲。ベートーベンの交響曲「英雄」の第二楽章,ショパンのピアノ-ソナタ第二番の第三楽章など。
そうそうふいつ
そうそうふいつ サウサウ― [5] 【草草不一】
手紙の末尾に書いて簡略をわびる語。
そうそうろうろう
そうそうろうろう サウサウラウラウ [0][0] 【蹌蹌踉踉】 (ト|タル)[文]形動タリ
よろめき歩くさま。蹌踉。「酔歩蹣跚―として及ぶべからず/花柳春話(純一郎)」
そうそく
そうそく サウ― 【早速】
「さっそく(早速)」に同じ。[日葡]
そうそく
そうそく サウ― [0] 【相即】 (名)スル
〔仏〕 華厳思想で,万物が互いに他の全事物を含みこんで,一体として存在していること。
そうそく
そうそく【総則】
general rules[provisions].
そうそく
そうそく [0] 【総則】
全体に共通して適用される原則。基本となる規則。
→細則
そうそくふり
そうそくふり サウ― [5] 【相即不離】
区別のつかないほど,深い関係にあること。「―の関係」
そうそつ
そうそつ [0] 【走卒】
走り使いをするしもべ。
そうそつ
そうそつ [0] サウ― 【倉卒・草卒】 ・ ソウ― 【怱卒】 (名・形動)[文]ナリ
(1)忙しく慌ただしいこと。あわてて事を行うこと。また,そのさま。「―の間(カン)」「両者の優劣にいたりては未だ―に断言すべからざるものあり/小説神髄(逍遥)」
(2)突然なこと。急なこと。また,そのさま。にわか。「かく―に会戦して/自由太刀余波鋭鋒(逍遥)」
(3)なげやりなこと。いいかげんなこと。また,そのさま。「酬金の薄きものと雖ども,―に筆を下すことなし/西国立志編(正直)」
そうそふ
そうそふ【曾祖父】
a great-grandfather.
そうそふ
そうそふ [3] 【曾祖父】
祖父母の父。特に,祖父の父。ひいじじ。大祖父。
そうそぼ
そうそぼ【曾祖母】
a great-grandmother.
そうそぼ
そうそぼ [3] 【曾祖母】
祖父母の母。ひいばば。大祖母。
そうそん
そうそん [0] 【曾孫】
孫の子。ひまご。
そうそん
そうそん【曾孫】
a great-grandchild.
そうぞう
そうぞう【想像】
imagination;→英和
fancy;→英和
supposition (仮定);→英和
[推測](a) conjecture;→英和
(a) surmise;→英和
a guess.→英和
〜する imagine;→英和
fancy;→英和
suppose;→英和
conjecture;surmise;guess.〜(上)の imaginary.→英和
〜できる(も及ばない) (un)imaginable;→英和
(un)thinkable.→英和
〜が当たる guess right.〜をめぐらす give full play to one's imagination.‖想像妊娠 imaginary pregnancy.想像力 imaginative power.想像力に富んだ(乏しい) (un)imaginative.
そうぞう
そうぞう【創造】
creation.〜する create.→英和
〜的 original;→英和
creative.‖創造者 a creator;the Creator (神).創造力 creative power.
そうぞう
そうぞう [0] 【総総・惣惣】
みんな。全員。全部。「何の彼んのと―で六七両がものはある/破垣(魯庵)」
そうぞう
そうぞう [0] 【送像】 (名)スル
電波でテレビの画像を送ること。
⇔受像
そうぞう
そうぞう サウザウ [0] 【創造】 (名)スル
(1)それまでなかったものを初めてつくり出すこと。「―力」「白爾(ベル)は蒸気船を―せし人なり/西国立志編(正直)」
(2)神が万物をつくること。「天地―」「―物」
そうぞう
そうぞう サウザウ [0] 【想像】 (名)スル
頭の中に思い描くこと。既知の事柄をもとにして推し量ったり,現実にはありえないことを頭の中だけで思ったりすること。「―していたよりずっと立派だ」「―がつく」
そうぞうし
そうぞう・し サウザウ― (形シク)
あるべき物事が欠けていて物足りない。心さびしい。「いと―・しや。嫗(オウナ)どもの御許に,くだ物取りにやらむ/落窪 1」
〔字音語「索々」の形容詞化したサクサクシの音便形と考えられる〕
そうぞうしい
そうぞうし・い サウザウ― [5] 【騒騒しい】 (形)[文]シク さうざう・し
(1)声や音が大きく,ざわざわしている。さわがしい。うるさい。「教室が―・い」「―・くて勉強にならない」
(2)事件が起こって落ち着かない。平穏な情勢でなく,不安だ。「世の中が―・い」「地震のうわさで世間が―・い」
〔一般には「騒々」の漢字を当てるが,元来は「怱々」で,歴史的仮名遣いは「そうぞうし」か〕
[派生] ――が・る(動ラ五[四])――げ(形動)――さ(名)
そうぞうしい
そうぞうしい【騒々しい】
noisy;→英和
loud;→英和
clamorous;→英和
boisterous.→英和
騒々しくする make a noise.→英和
そうぞうしゃ
そうぞうしゃ サウザウ― 【創造社】
中国の文学団体。1921年,郭沫若・郁達夫ら日本留学生によって結成。現実社会に対する反逆を基調にしたロマンチックな芸術至上主義を旗印にしたが,五・三〇事件頃から急速に左翼化,革命文学を唱えた。29年国民党政府の弾圧により解散。
そうぞうしゅ
そうぞうしゅ サウザウ― [3] 【創造主】
キリスト教で,神のこと。世界と人間を創造した神の超越性を強調する語。つくりぬし。
→被造物
そうぞうてき
そうぞうてき サウザウ― [0] 【創造的】 (形動)
それまでにはなかった新しいものを作り出していく力があるさま。「―な研究」
そうぞうてきしんか
そうぞうてきしんか サウザウ―シンクワ [7] 【創造的進化】
〔(フランス) évolution créatrice〕
ベルクソンの生の哲学の中心概念,およびその主著(1907年刊)の表題。生命は不断の創造的活動として持続し常に飛躍するものであり,完結した世界を前提とする目的論や機械論では説きえないと主張した。
そうぞうてきはかい
そうぞうてきはかい サウザウ―ハクワイ [0][7] 【創造的破壊】
企業家のイノベーションによって,古い経済・経営体制は破壊され新たな経済発展が生じるという,シュンペーターの経済発展論の中心概念。
そうぞうにんしん
そうぞうにんしん サウザウ― [5] 【想像妊娠】
妊娠を切望あるいは恐れる婦人に時折みられる現象。無月経や悪阻(ツワリ),胎動の自覚,乳房の腫大,初乳の分泌などを呈するが,妊娠反応は陰性である。偽妊娠。
そうぞうりょく
そうぞうりょく サウザウ― [3] 【想像力】
〔英 imagination; (ドイツ) Einbildungskraft〕
〔哲〕
(1)想像する能力やはたらき。過去の表象を再生するもの,全く新しいイメージを創造するものなどに大別される。
(2)カントでは,感性と悟性とを媒介して認識を成立せしめる能力。すなわち直観における多様なものを結合して統覚による統一にもたらす能力。構想力。
そうぞきたつ
そうぞきた・つ サウゾキ― 【装束立つ】
■一■ (動タ四)
美しく着飾る。「わらは大人は―・ちて待ち奉れど/宇津保(国譲上)」
■二■ (動タ下二)
美しく着飾らせる。「おほきにはあらぬ殿上童の,―・てられてありくもうつくし/枕草子 151」
そうぞきわく
そうぞきわ・く サウゾキ― 【装束き分く】 (動カ下二)
装束の模様・色などをそれぞれ違えて着る。「鳥・蝶に―・けたる童べ八人/源氏(胡蝶)」
そうぞく
そうぞく [1] 【僧俗】
僧侶と俗人。出家と在家。
そうぞく
そうぞく サウ― 【装束】 (名)スル
「しょうぞく(装束)」に同じ。「まゐりの夜の人々―せさせ給ふ/源氏(乙女)」
そうぞく
そうぞく サウ― [0] 【草賊】
(1)こそどろ。こぬすびと。「―ヲタイラゲル/ヘボン(三版)」
(2)取るに足りない反逆者。小賊。「丈(タケ)の知れたる―共/近世紀聞(延房)」
そうぞく
そうぞく【相続】
succession;→英和
inheritance.→英和
〜する inherit;→英和
succeed <to> .→英和
‖相続財産 an inheritance.相続税 an inheritance tax.相続人 an heir[heiress (女)];a successor.
そうぞく
そうぞ・く サウ― 【装束く】 (動カ四)
〔名詞「そうぞく(装束)」を活用させた語〕
(1)装束を着ける。よそおう。「しなやかなる童の,えならず―・きたるぞ歩み来たる/源氏(夢浮橋)」
(2)支度を調える。飾りつける。「―・かれたる御琴三つ御笛三つとりいでさせ給ひつ/宇津保(蔵開上)」
そうぞく
そうぞく [1] 【宗族】
(1)共通の先祖をもつ一族。一門。また,父方の一族。
(2)中国の父系親族集団をさす語。
そうぞく
そうぞく サウ― [0][1] 【相続】 (名)スル
(1)先代に代わって,家名などを受け継ぐこと。「名跡を―する」
(2)〔法〕 死者が生前にもっていた財産上の権利・義務を配偶者・子などの親族が包括的に承継すること。
(3)次々に続くこと。「凡(オヨソ)百五十余年連綿と―す/滑稽本・浮世風呂 3」
そうぞくけん
そうぞくけん サウ― [4][3] 【相続権】
相続人のもつ相続財産についての法律上の権利。
そうぞくさいけんしゃ
そうぞくさいけんしゃ サウ― [7] 【相続債権者】
相続財産に債務がある場合,その債務について債権をもつ者。遺産債権者。
そうぞくさいむ
そうぞくさいむ サウ― [5] 【相続債務】
被相続人の債務が相続人に相続された債務。相続人により相続放棄または限定承認がなされない場合には,相続人は弁済する義務を負う。
そうぞくざいさん
そうぞくざいさん サウ― [5] 【相続財産】
相続により相続人が承継する財産。所有権・債権などの積極財産のほか,債務など消極財産も含む。遺産。
そうぞくぜい
そうぞくぜい サウ― [4][3] 【相続税】
相続・遺贈・死因贈与により財産を取得した個人に課せられる国税。
そうぞくにん
そうぞくにん サウ― [0] 【相続人】
被相続人の死亡により,その財産を承継する者。
そうぞくぶん
そうぞくぶん サウ― [4] 【相続分】
共同相続において各相続人が相続財産に対して有する分け前。
そうぞくほう
そうぞくほう サウ―ハフ 【相続法】
相続に関して規定する法の総称。また,相続について定めた民法第五編をいう。
そうぞくほうき
そうぞくほうき サウ―ハウ― [5] 【相続放棄】
相続開始後,相続人によってなされる相続拒否の意思表示。三か月以内に家庭裁判所にその旨を申し出ることが必要。
そうたい
そうたい【早退する】
leave earlier than usual.
そうたい
そうたい [0] 【総体】
■一■ (名)
全体。すべて。「それで居て身体―が緊つて来る/三四郎(漱石)」
■二■ (副)
だいたいにおいて。一般に。総じて。「―いまのわかい芸者しゆうはふざけてゐるはね/安愚楽鍋(魯文)」
そうたい
そうたい サウ― [0] 【掃苔】
〔墓石の苔(コケ)を掃き清める意〕
墓参り。特に,盂蘭盆(ウラボン)の墓参をいう。墓掃除。[季]秋。
そうたい
そうたい [0] 【僧体】
頭髪を剃(ソ)り,衣を着た僧の姿。僧形。法体(ホツタイ)。
⇔俗体
そうたい
そうたい【相対(性)】
relativity.→英和
〜的 relative.→英和
‖相対性原理 the theory[principle]of relativity.
そうたい
そうたい【総体】
the whole (body);→英和
all.→英和
〜的にみると in general;on the whole;generally speaking.
そうたい
そうたい サウ― [0] 【双胎】
胎内に二つの胎児を保有する状態。
そうたい
そうたい サウ― [0] 【早退】 (名)スル
学校や勤務先を定刻より早く退出すること。はやびけ。「風邪で―する」
そうたい
そうたい サウ― [0] 【相対】 (名)スル
(1)向かい合っていること。あい対していること。また,対立すること。
(2)〔relativity〕
互いに他との関係をもち合って成立・存在すること。
⇔絶対
「慰藉といふ事は…何物にか―するものなり/文学史骨(透谷)」
〔明治期には「相待」とも書かれた〕
そうたい
そうたい サウ― [0] 【草体】
草書の字体。草書体。
そうたいうんどう
そうたいうんどう サウ― [5] 【相対運動】
二つの物体について,一方の物体に対する他方の物体の位置と方向の変化。
そうたいおんかん
そうたいおんかん サウ― [5] 【相対音感】
ある音を基準として,他の音の音高を区別判断する音感。
→絶対音感
そうたいかかく
そうたいかかく サウ― [5] 【相対価格】
さまざまな財・サービスの価格を,貨幣額で表示するのではなく,基準となる財との交換比率で示したもの。
→絶対価格
→貨幣価格
そうたいがいねん
そうたいがいねん サウ― [5] 【相対概念】
〔relative concept〕
他の概念との関係をそれ自身のうちに含んでいるような概念。例えば,「子」は必ずだれかに対して子であり,「議長」は何かの会議に対して議長である。
⇔絶対概念
そうたいきゃく
そうたいきゃく【総退却】
<make> a general retreat.⇒総崩れ.
そうたいけん
そうたいけん サウ― [3] 【相対権】
特定の人に対してのみ主張できる権利。債権がその典型。対人権。
⇔絶対権
そうたいこ
そうたいこ サウ― 【曹大姑】
⇒班昭(ハンシヨウ)
そうたいごさ
そうたいごさ サウ― [5] 【相対誤差】
誤差を真の値で割った割合。
そうたいしつど
そうたいしつど サウ― [5][6] 【相対湿度】
その温度における飽和水蒸気量に対するその時の空気中の水蒸気量の比率。パーセントで表す。湿度。
そうたいしゅぎ
そうたいしゅぎ サウ― [5] 【相対主義】
〔哲〕
〔relativism〕
認識論や倫理学において,真理や価値の絶対性を否定して歴史や文化による相対性を主張する説。プロタゴラスの「人間は万物の尺度である」という主張に始まる。
⇔絶対主義
そうたいしょう
そうたいしょう【総大将】
a commander in chief.
そうたいしょとくかせつ
そうたいしょとくかせつ サウ― [8] 【相対所得仮説】
人々の消費はその人の絶対所得に依存するのではなく,他の人々の所得や自分のこれまでの所得水準に対する相対的な大きさに依存するという説。
そうたいせいげんり
そうたいせいげんり サウ― [7] 【相対性原理】
〔物〕 互いに運動する座標系において,物理の基本法則の形が変わらないという原理。ガリレイの相対性原理は,すべての慣性系で力学の法則が同じ形をとるというもの。アインシュタインの特殊相対性原理は,すべての慣性系で,電磁気を含めたすべての基本法則が同じ形をとるというもの。また一般相対性原理は,互いに加速度運動する座標系も含めて,すべての座標系で,すべての基本法則が不変であるというもの。
→光速不変の原理
そうたいせいりろん
そうたいせいりろん サウ― [7] 【相対性理論】
〔物〕 アインシュタインにより確立された物理学の理論。特殊相対性理論は,特殊相対性原理と光速不変の原理とにもとづいて,1905年に定式化されたもの。この理論によれば,時間は座標系によって異なる相対時間となり,質量はエネルギーと同等であることなどが導かれる。一般相対性理論は,一般相対性原理と等価原理にもとづいて,1915年に定式化されたもの。この理論によれば,重力は時空の歪みとして記述され,光線の進路や時間の経過が重力場によって影響されることが示される。
そうたいそくど
そうたいそくど サウ― [5] 【相対速度】
運動する二つの物体の,一方からみた他方の速度。関係速度。
そうたいてき
そうたいてき サウ― [0] 【相対的】 (形動)
他との関係・比較の上で成り立っているさま。
⇔絶対的
「―な見方」「物価上昇は―に収入減をもたらす」
そうたいてきかじょうじんこう
そうたいてきかじょうじんこう サウ―クワジヨウジンコウ [10] 【相対的過剰人口】
資本の有機的構成の高度化によって,人口の絶対数の増加とは無関係に生み出される相対的に過剰な労働力。流動的・潜在的・停滞的の三つの形態に区別される。産業予備軍。
そうたいてきじょうよかち
そうたいてきじょうよかち サウ― [10] 【相対的剰余価値】
剰余価値の一。一日の労働時間を不変とする場合,必要労働時間の短縮によって増大された剰余労働時間が生み出す剰余価値。
⇔絶対的剰余価値
そうたいにんしん
そうたいにんしん サウ― [5] 【双胎妊娠】
ふたごを妊娠すること。
そうたいねんだい
そうたいねんだい サウ― [5] 【相対年代】
(1)地質学で,化石や地層の層序によって相対的に決められた年代。
(2)考古学において,遺跡の層序,遺物の型式などにより相対的に定めた年代。
⇔絶対年代
そうたいひょうか
そうたいひょうか サウ―ヒヤウ― [5] 【相対評価】
一定の集団内における個人の学力の相対的地位を表す評価の方法。
⇔絶対評価
そうたいろん
そうたいろん サウ― [3] 【相対論】
(1)「相対性理論」に同じ。
(2)相対主義的な論理。
そうたく
そうたく サウ― [0] 【草沢】
(1)草原と湿地。草深い所。
(2)民間にいること。在野。「―の内にも賢者ありやと/中華若木詩抄」
そうたく
そうたく [0] 【藪沢】
藪(ヤブ)と沢(サワ)。草木の生い茂っている所。
そうたつ
そうたつ [0] 【奏達】 (名)スル
〔「そうだつ」とも〕
奏上して天皇のお耳に入れること。
そうたつ
そうたつ【送達】
conveyance;→英和
delivery.〜する send;→英和
convey;→英和
deliver.→英和
そうたつ
そうたつ 【宗達】
⇒俵屋(タワラヤ)宗達
そうたつ
そうたつ [0] 【送達】 (名)スル
(1)送って,相手方に届けること。「弾丸を月世界に―するの演舌を/月世界旅行(勤)」
(2)訴訟上の書類の内容を了知させるため,裁判所が当事者や利害関係者に,書類を交付あるいは送付すること。
そうたん
そうたん サウ― [0] 【操短】
「操業短縮」の略。
そうたん
そうたん 【宗湛】
⇒小栗(オグリ)宗湛
そうたん
そうたん サウ― [0] 【早旦】
早朝。早晨(ソウシン)。早天。
そうたん
そうたん サウ― [0] 【争端】
争いの起こり。争いの発端。
そうたん
そうたん サウ― [0] 【草炭】
湿地・沼などに生育していた草本類が酸素の乏しい環境に堆積し,ある程度分解したもの。乾燥して燃料にした。
→泥炭(デイタン)
そうたんかん
そうたんかん [3] 【総胆管】
胆管のうち,肝臓から出た左右の肝管が合流した総肝管と胆嚢(タンノウ)管が合流したところから十二指腸開口部までの部分。
そうだ
そうだ サウ― (助動)(そうだろ・そうだつ(そうで・そうに)・そうだ・そうな・そうなら・○)
〔体言「そう」に断定の助動詞「だ」が付いたもの。「そう」は「様(サマ)」の転とも「相」の字音ともいう〕
そういう様子だ,そうなる様子だということ,すなわち様態を表す助動詞。動詞および助動詞の「れる」「られる」「せる」「させる」にはその連用形に付き,形容詞・形容動詞,および助動詞「ない」「たい」にはその語幹に付く。ただし,形容詞のうち,語幹が一字の「ない」「よい」には,「なさそうだ」「よさそうだ」のように,その語幹と「そうだ」との間に「さ」が入る。
(1)性質・状態についての見かけからの判断を表す。…の様子だ。「心配事がいろいろあり〈そうで〉,いかにもさびし〈そうだっ〉た」「すっかり日焼けして見るからに健康〈そうだ〉」
(2)動作・作用の開始や状態の変化についての判断を表す。「雪でも降ってき〈そうな〉空模様だ」「今にもくずれ〈そうな〉本の山だ」「もう少しで負け〈そうに〉なった」
(3)現在での見通しや将来への予測を表す。「このままだと気でも狂い〈そうだ〉」「これからも厄介になり〈そうだ〉」
(4)語幹「そう」の用法として,「そうもない」「そうにない」の形で,見通しを表す。「まだはじまり〈そう〉もない」「まだ終わり〈そう〉にない」
〔(1)中世後期以降の語。古くは直接体言に付くこともあり,また,終止形に「そうな」の形も用いられた。(2)話し言葉では,語幹「そう」に助詞「ね」「よ」などを付けて用いられる。「雨が降り〈そう〉ね」「月が雲に隠れ〈そう〉よ」〕
→そうだ(伝聞の助動詞)
そうだ
そうだ サウダ 【左右田】
姓氏の一。
そうだ
そうだ サウ― [1] 【操舵】 (名)スル
船のかじを操ること。「―手」
そうだ
そうだ サウ― (助動)(○・そうで・そうだ・(そうな)・○・○)
〔体言「そう」に断定の助動詞「だ」が付いたもの。「そう」は「様(サマ)」の転とも「相」の字音ともいう〕
そういう話だということ,すなわち伝聞を表す助動詞。動詞・形容詞・形容動詞,および「う・よう」「まい」「です」などを除いた大部分の助動詞の終止形に付く。
(1)伝え聞いたこととして述べるときに用いる。…という話だ,…ということだの意味を表す。「会長はもうすぐおいでになる〈そうだ〉」「病気はすっかりよくなった〈そうだ〉」
(2)古くは,様態ないし推量の意を表すのにも用いられた。ようだ。らしい。「鼻のさきにゐる某が見えぬ〈さうな〉/狂言・末広がり(虎寛本)」「あんまり早ひ死やうだからうそらしい。これ権七さん��そんならほんに死なすつた〈さうだ〉/洒落本・白狐通」
〔(1)中世後期江戸時代以降の語。古くは直接体言に付くこともあり,また終止形に「そうな」の形も用いられた。(2)話し言葉では,語幹「そう」に助詞「ね」「よ」などを付けて用いられる。「卒業したら就職する〈そう〉ね」「すっかり元気になった〈そう〉よ」〕
→そうだ(様態の助動詞)
そうだ
そうだ【操舵】
steering;steerage.→英和
そうだい
そうだい サウ― [0] 【相待】
〔仏〕 他の事物との対比や関連によって存在すること。
⇔絶待
そうだい
そうだい【壮大な】
magnificent;→英和
grand;→英和
splendid.→英和
そうだい
そうだい【総代】
a representative;→英和
a deputy (代理);→英和
a delegate (会議の);→英和
a spokesman (代弁者);→英和
a valedictorian (卒業生などの).→英和
そうだい
そうだい サウ― [0] 【壮大】 (名・形動)[文]ナリ
大きくてりっぱな・こと(さま)。「―な王宮」「―な構想」
[派生] ――さ(名)
そうだい
そうだい [0] 【総代】
それに関係する者全部の代表・代理。「卒業生―」「檀徒―」
そうだいしょう
そうだいしょう [3] 【総大将】
全軍の大将。総指揮官。
そうだか
そうだか [0][3][1] 【総高】
総額。総計。
そうだがつお
そうだがつお [4] 【宗太鰹・惣太鰹】
スズキ目サバ科の海魚ヒラソウダガツオとマルソウダガツオの総称。全長40センチメートル内外。体形はカツオに似るがやや細長い。削り節の原料とする。北海道以南に分布。メジカ。ウズワガツオ。
そうだきいちろう
そうだきいちろう サウダキイチラウ 【左右田喜一郎】
(1881-1927) 経済学者・実業家。神奈川県生まれ。横浜社会問題研究所を主宰。左右田銀行頭取・貴族院議員。著「貨幣と価値」など。
そうだち
そうだち [0] 【総立ち】
(1)全員が一斉に立ち上がること。
(2)全員が出発すること。「いざ―と大臣末社召連れられ/浮世草子・風流曲三味線」
そうだち
そうだち【総立ちになって騒ぐ】
<All the boys> stand up and make a row.→英和
そうだつ
そうだつ【争奪】
a struggle;→英和
a competition;→英和
a contest.→英和
〜する struggle[scramble,contest] <for> .‖争奪戦 a contest <for a trophy,the title,the champion flag> .
そうだつ
そうだつ サウ― [0] 【争奪】 (名)スル
自分のものにしようとして奪い合い争うこと。「天皇杯の―戦」
そうだん
そうだん [0] 【僧団】
特別の修行をする僧の団体。
そうだん
そうだん サウ― [0] 【装弾】 (名)スル
銃砲に弾丸をこめること。
そうだん
そうだん【相談】
(a) conference;→英和
(a) consultation.→英和
〜する consult <with a person about a matter> ;→英和
talk <over a matter with a person> ;→英和
confer;→英和
take counsel.〜がまとまる come to an agreement.〜に乗る give advice to.〜に行く go <to a person> for advice.〜の上 by mutual consent.‖相談相手 an adviser.相談相手がない have no one to consult with.相談役[員]a counselor.お天気相談所 a weather information bureau.職業相談所 a vocational clinic.
そうだん
そうだん サウ― [0] 【相談】 (名)スル
物事を決めるために他の人の意見を聞いたり,話し合ったりすること。また,その話し合い。「旅行の日程を―する」「―に乗る」
そうだん
そうだん 【奏弾】 (名)スル
律令制で,弾正台が官吏の不正をあばき,重大なものについては奏上すること。
そうだんずく
そうだんずく サウ―ヅク [0] 【相談尽く】
相談して,すべて承知の上であること。「―でやったこと」
そうだんやく
そうだんやく サウ― [0][3] 【相談役】
(1)相談相手になる人。「若手社員の―」
(2)会社などの団体で運営上の諸問題について,適当な助言または調停などをするために設けられた役職。
そうち
そうち【装置】
(a) device;→英和
(an) equipment;→英和
(an) installation;(a) contrivance;an apparatus (機械).→英和
〜する install;equip <with> ;→英和
fit <with> ;→英和
contrive.→英和
‖安全装置 a safety device.冷(暖)房装置 a cooling (heating) apparatus.
そうち
そうち サウ― [1] 【装置】 (名)スル
(1)ある目的に合わせて設備・機械・仕掛けなどを備えつけること。また,その設備・機械など。「無電を―する」
〔明治期に apparatus の訳語としてつくられた語〕
(2)舞台装置。
そうち
そうち サウ― 【曹植】
⇒そうしょく(曹植)
そうち
そうち [1] 【痩地】
地味が悪い土地。やせち。
そうち
そうち サウ― [1] 【葬地】
遺体を埋葬する場所。墓地。
そうち
そうち [1] 【送致】 (名)スル
(1)送りとどけること。「之を議院に―するを以て通法とす/明六雑誌 15」
(2)〔法〕 書類・事件・被告人などをある機関から別の機関に送ること。
そうち
そうち サウ― [1] 【相知】
互いに知っていること。また,その人。相識。
そうち
そうち サウ― [1] 【草地】
草が生えている土地。くさち。
そうち
そうち [1] 【聡知・聡智】
かしこくて知恵のあること。
そうちさんぎょう
そうちさんぎょう サウ―ゲフ [4] 【装置産業】
大型の設備・装置を必要とする産業。石油化学工業などはその典型。
そうちせい
そうちせい [0] 【走地性】
生物が重力に対して示す走性。重力走性。
そうちつりょう
そうちつりょう [4] 【宗秩寮】
宮内省の諸寮の一。皇族・王族・公族・華族・爵位などに関する事務をつかさどった。
そうちゃく
そうちゃく サウ― [0] 【早着】 (名)スル
列車などが定刻より早く着くこと。
⇔延着
そうちゃく
そうちゃく サウ― [0] 【装着】 (名)スル
身につけること。器具などを取り付けること。「チェーンをタイヤに―する」
そうちゃく
そうちゃく【装着する】
equip <with> ;→英和
put <chains> on <a car> .
そうちゅう
そうちゅう [0] 【総中・惣中】
〔「そうじゅう」とも〕
「そう(惣)」に同じ。「―御訴訟申し上ぐべし/浮世草子・新可笑記 3」
そうちょう
そうちょう [1] 【総長】
(1)全体を管理する職。「検事―」「事務―」
(2)一部の総合大学における学長の通称。
そうちょう
そうちょう【荘重な】
solemn;→英和
sublime;→英和
grave.→英和
そうちょう
そうちょう サウテウ [0] 【早朝】
朝の早いうち。
そうちょう
そうちょう サウ― [0] 【荘重】 (名・形動)[文]ナリ
おごそかで重々しい・こと(さま)。「―な音楽」「―な儀式」
[派生] ――さ(名)
そうちょう
そうちょう【早朝(に)】
early (in the) morning.4月15日〜に early on the morning[on the early morning]of April 15.
そうちょう
そうちょう [1] 【宋朝】
(1)中国,宋の王朝。また,その時代。
(2)漢字の活字書体の一。中国宋代の書体を模した活字。縦長で,肉が細い。名刺などに用いる。宋朝体。
そうちょう
そうちょう【曹長】
[陸軍] <米> a sergeant major; <英> a staff sergeant;[海軍] <米> a master chief petty officer; <英> a fleet chief petty officer;[空軍] <米> a chief master sergeant; <英> a flight sergeant.
そうちょう
そうちょう【総長】
the president[chancellor](of a university).→英和
事務総長 the secretary-general.
そうちょう
そうちょう ソウチヤウ 【宗長】
(1448-1532) 室町後期の連歌師。別号,宗歓・長阿・柴屋軒(サイオクケン)。駿河の人。宗祇(ソウギ)の高弟。公武に親交多く,広く遍歴。著「水無瀬三吟百韻」「宗祇終焉記」など。
そうちょう
そうちょう サウチヤウ [1] 【曹長】
(1)旧陸軍で,下士官の階級の最上位。軍曹の上,准尉の下。
(2)自衛隊の自衛官の階級名。
→海曹
→空曹
→陸曹
そうちょう
そうちょう [0] 【崇重】 (名)スル
尊び,重んずること。尊重。「いよいよ―すべし/平家 7」
そうちょうしゅき
そうちょうしゅき ソウチヤウ― 【宗長手記】
日記・紀行。二巻。宗長著。1527年以後成立。1522年から27年の郷里駿河と京都間の四度に及ぶ旅を通じて,和歌・連歌界・俳諧界の状況を記す。柴屋軒記。
そうちょうせき
そうちょうせき サウチヤウセキ [3] 【曹長石】
斜長石の一種。ナトリウムに富む。三斜晶系に属する。花崗(カコウ)岩やペグマタイト・流紋岩などの造岩物質。アルバイト。
そうちょうるい
そうちょうるい ソウテウ― [3] 【走鳥類】
飛ぶための翼をもたず,地上で生活する鳥の総称。発達した脚をもち,速く走る。ダチョウ・キウイ・ヒクイドリ・レア・エミューなど。平胸類。走禽(ソウキン)類。
そうちりようけん
そうちりようけん サウ― [5] 【草地利用権】
養畜を行う住民または組合員の共同利用のために,市町村または農業協同組合が土地所有者等との間で設定する牧草地の賃借権。農地法に規定がある。
そうついのげんり
そうついのげんり サウツイ― 【双対の原理】
〔数〕
(1)射影幾何学の原理の一。平面(または空間)の射影幾何学で,ある命題が成り立てば,その命題中の点を直線に,直線を点に(空間の場合には点を平面に,平面を点に)置き換えて得られる命題も成り立つというもの。
(2)ブール代数の原理の一。ある公式の中の記号∪と∩を交換して得られる式は,また公式になるというもの。
そうついぶし
そうついぶし [5] 【総追捕使】
1185年,源頼朝が義経・行家の追討を名目に諸国および荘園においた職。のち鎌倉幕府の諸国支配の先兵として位置づけられ,国の総追捕使は守護・守護職と改称された。なお,荘園内の職名としての総追捕使は,その後も残された。
そうつう
そうつう サウ― [0] 【相通】
江戸時代以前の国語学の用語で,五十音図の同じ行または同じ段に属する音は互いに通用して用いられること,というもの。「あま・あめ(天)」「けぶり・けむり(煙)」の類。音通。「五音―」
そうづつみ
そうづつみ [3] 【総包み・惣包み】
組香の香包みをまとめて入れる包み。
そうづり
そうづり 【総釣】
元禄時代(1688-1704)に流行した髪の結い方の一。投げ島田に結い,鬢(ビン)・髱(タボ)の分け目をつけず,笄(コウガイ)で髷の部分をつり上げたもの。
そうてい
そうてい サウ― [0] 【想定】 (名)スル
状況・条件などを仮にきめること。「大地震発生を―して防災訓練を行う」
そうてい
そうてい サウ― [0] 【漕艇】
ボートを漕(コ)ぐこと。
そうてい
そうてい【走程】
a course;→英和
a run[drive] <of 10 miles,two hours> ;→英和
<cover> a distance <of 300 kilometers> .→英和
そうてい
そうてい サウ― [0] 【壮丁】
(1)成年に達した一人前の男。壮年の男。壮夫。「―は車を離れて水を呑むもあり/湯ケ原ゆき(独歩)」
(2)旧制で,徴兵検査の適齢者。
そうてい
そうてい サウ― [0] 【草亭】
草葺(ブ)きの簡素な家。草庵。草屋。
そうてい
そうてい [0] 【送呈】 (名)スル
他人に物を送り与えること。「拙著を―します」
そうてい
そうてい サウ― [0] 【装丁・装釘・装幀】 (名)スル
書物を綴じて,表紙・扉・カバー・外箱などをつけ,意匠を加えて本としての体裁を飾り整えること。また,その意匠。装本。「好みの材料で―する」
そうてい
そうてい サウ― [0] 【装蹄】 (名)スル
馬や牛に蹄鉄(テイテツ)をつけること。
そうてい
そうてい【装丁】
binding.〜する bind;→英和
design.→英和
そうてい
そうてい【想定する】
suppose;→英和
imagine;→英和
estimate (見積もる).→英和
〜的 imaginary;→英和
hypothetic.
そうてつ
そうてつ サウテツ 【相鉄】
⇒相模鉄道(サガミテツドウ)
そうてん
そうてん サウ― [0] 【操典】
旧軍隊で,歩兵・騎兵・砲兵などの各兵種ごとに,戦闘や訓練の方式や兵の運用法を定めた教則。「歩兵―」
そうてん
そうてん サウ― [1][0] 【争点】
議論や争いの原因になっている重要な点。
そうてん
そうてん サウ― [0] 【装填】 (名)スル
中に詰め込んで準備すること。特に,銃砲に弾丸をこめること。「弾丸を―する」「フィルムを―する」
そうてん
そうてん【争点】
the point at issue[in dispute];→英和
an issue <of law> .
そうてん
そうてん サウ― [0] 【蒼天】
(1)青空。大空。
(2)春の空。
(3)天にいる神。天帝。「業を纂(ツ)ぎ基を承くる王は,此れ尤も―の与ふる所なり/将門記」
そうてん
そうてん【装填する】
load[charge] <a gun> .→英和
そうてん
そうてん サウ― [0] 【霜天】
霜のおりた冬の空。
そうてん
そうてん [0][1] 【総点】
得点の合計。総得点。
そうてん
そうてん サウ― [0] 【早天】
(1)早朝。
(2)夜明けの空。
そうてんい
そうてんい サウ― [3] 【相転移】
物質の状態が,温度・圧力・外磁場など,一定の外的条件のもとで,一つの相から別の相へ移る現象。液相―気相,強磁性―常磁性,超伝導―常伝導などの相転移がある。
→相
そうで
そうで【総出で】
all together.一家〜で all the family <went hiking> .→英和
そうで
そうで [0] 【総出】
全員が出ること。「一家―で出迎える」
そうです
そうです サウ― (助動)(○・○・そうです・(そうです)・○・○)
〔明治以後用いられるようになった語〕
伝聞の助動詞「そうだ」を丁寧に言うときに用いられる。接続の仕方は伝聞の「そうだ」に同じ。「飛行機が到着するのはだいぶ遅れる〈そうです〉」
〔一語の助動詞とせず,伝聞の助動詞「そうだ」の語幹「そう」に助動詞「です」の付いたものとする説もある〕
→そうだ(伝聞の助動詞)
そうです
そうです サウ― (助動)(そうでしよ・そうでし・そうです・(そうです)・○・○)
〔明治以後用いられるようになった語〕
様態の助動詞「そうだ」を丁寧に言うとき用いられる。接続の仕方は様態の「そうだ」に同じ。「今にも雨が降り〈そうです〉」「前よりお元気〈そうです〉ね」
〔一語の助動詞とせず,様態の助動詞「そうだ」の語幹「そう」に助動詞「です」の付いたものとする説もある〕
→そうだ(様態の助動詞)
そうでん
そうでん サウ― [0] 【荘田】
「荘(シヨウ)」に同じ。
そうでん
そうでん [0] 【送電】 (名)スル
発電所で発生した大電力を送電線を通して変電所まで送ること。
そうでん
そうでん サウ― [0] 【相伝】 (名)スル
ある物事を何代にもわたって受け継いで伝えること。「一子―」
→伝授
そうでん
そうでん サウ― [0] 【桑田】
桑(クワ)畑。
そうでん
そうでん【送電する】
transmit[supply]electricity.送電線 a power line.送電線鉄塔 a pylon.→英和
そうでん
そうでん【相伝の】
hereditary;→英和
inherited.
そうでん=変じて滄海(ソウカイ)となる
――変じて滄海(ソウカイ)となる
〔劉希夷の詩「代悲白頭翁」より〕
桑(クワ)畑が青海原に変わるように,世の中の移り変わりが激しいこと。滄海変じて桑田となる。
そうでんせい
そうでんせい [0] 【走電性】
生物が電流に対して示す走性。運動神経が直接電気刺激を受けるための反応であり,正常な反応系を介する他の走性とは異なる。電気走性。
そうでんせん
そうでんせん [0] 【送電線】
発電所から,系統の最後の変電所まで送電するための電線。
そうでんそうかい
そうでんそうかい サウ―サウ― [0] 【桑田滄海】
「桑田変じて滄海(ソウカイ)となる」に同じ。滄海桑田。
そうでんふだい
そうでんふだい サウ― [5] 【相伝譜代】
代々その主家に仕えること。また,その臣下。
そうでんりょう
そうでんりょう サウ―リヤウ [3] 【相伝領】
代々所有してきた領地。
そうと
そうと【僧徒】
priests;monks.
そうと
そうと [1] 【僧徒】
僧たち。「熊野金峰山の―/平家 6」
そうと
そうと サウ― [1] 【壮途】
立派なことをしようとするときの勇ましい門出。意気あがる出発。「南極探検の―につく」
そうと
そうと サウ― [1] 【壮図】
規模が非常に大きく,立派な計画。雄図。「―を抱く」「―むなしく挫折した」
そうとう
そうとう サウ― [0] 【蒼頭】
(1)〔昔,中国で青色の頭巾をかぶっていたことから〕
兵卒。雑兵。足軽。
(2)召し使い。下男。
そうとう
そうとう サウタウ [0] 【想到】 (名)スル
あれこれ考えた末,考えがそのことに行き着くこと。思い至ること。「啓蒙の必要性に―する」
そうとう
そうとう サウ― [0] 【曹洞】
「曹洞宗(ソウトウシユウ)」の略。
そうとう
そうとう サウタウ [0] 【勦討】 (名)スル
うちほろぼすこと。勦滅。
そうとう
そうとう サウ― [0] 【双頭】
頭が二つ並んでついているもの。両頭。
そうとう
そうとう サウ― [0] 【相等】
互いに等しいこと。「―性」
そうとう
そうとう サウタウ [0] 【相当】
■一■ (名)スル
(1)状態・程度などが釣り合っていること。ふさわしいこと。相応。「経済力に―した出資」「死に―する罪」「五〇歳―の人」「それ―のお礼」
(2)違った尺度や体系上のあるものと等しいこと。対応すること。「日本語の『甘える』に―する英語は見つけにくい」
■二■ (形動)[文]ナリ
(1)物事の程度や状態が釣り合っているさま。ふさわしいさま。「アノ人ニ―ナ役/ヘボン」
(2)物事の程度が普通よりかなり上であるさま。「―によい成績」「―な辛抱がいる」
■三■ (副)
程度が普通よりはなはだしいさま。「―参っている」
そうとう
そうとう【総統】
the generalissimo;→英和
the president.→英和
そうとう
そうとう【掃討する】
wipe[stamp]out;sweep away.掃討戦 a mop(ping)-up operation.
そうとう
そうとう サウ― [0] 【双瞳】
〔「そうどう」とも〕
(1)一眼の中に二つのひとみがあること。奇人の人相。
(2)左右両方の目。両眼。「―烱々として/経国美談(竜渓)」
そうとう
そうとう サウ― [0] 【争闘】 (名)スル
あらそい,たたかうこと。あらそい。闘争。「主人を思ふの余り,容易に―して近隣を驚かし/福翁百話(諭吉)」
そうとう
そうとう サウタウ [0] 【掃討・掃蕩】 (名)スル
敵などを平らげること。完全に除き去ること。「残敵―」「悪風を―する」
そうとう
そうとう【相当な】
[適当な]suitable;→英和
fit;→英和
proper;→英和
[似つかわしい]worthy;→英和
becoming;[立派な]respectable;→英和
decent;→英和
[かなりの]considerable;→英和
fair;→英和
satisfactory (十分な);→英和
reasonable (適度の).→英和
〜する suit;→英和
be fit <for> ;become;→英和
[対応する]correspond <to> ;→英和
be equal <to> ; 〜な男 a man of no mean ability.〜な家庭 a respectable family.〜な理由 a good reason.〜の報酬 a due reward.〜に英語が話せる speak fairly good English.〜に暮らしている make a decent living.
そうとう
そうとう [0] 【総統】
(1)全体を統治すること。また,その人。
(2)1947年公布の中華民国憲法で設置された国家元首の名称。初代には蒋介石が就任。
→大総統
(3)〔(ドイツ) Führer〕
ナチス-ドイツの最高指導者。1934年ヒンデンブルク大統領の死後,ヒトラーが大統領・首相・党首の全権を掌握し,この称号を用いた。フューラー。
そうとう
そうとう [0] 【層塔】
屋根が幾層にも重なっている塔。三重・五重の塔の類。
そうとうかん
そうとうかん サウタウクワン [3] 【相当官】
その階級が或る本官に相当しているもの。
そうとうかんり
そうとうかんり サウタウクワン― [5] 【相当官吏】
旧憲法で,官等は定められていないが,それぞれの地位に応じて,勅任官・奏任官・判任官と同じ待遇を国家から受けたもの。官・国幣社の神職・公立学校職員の類。
そうとうしゅう
そうとうしゅう サウ― [3] 【曹洞宗】
禅宗の一派。九世紀頃の唐の洞山良价(トウザンリヨウカイ)とその弟子曹山本寂の門流をいう。1227年道元によって日本にもたらされ,永平寺四世の瑩山紹瑾(ケイザンジヨウキン)のときに地方の武士・農民に教勢を伸ばした。臨済と並ぶ禅宗の二大宗派。福井県の永平寺と横浜市鶴見区の総持寺が本山。只管打坐(シカンタザ)をもっぱら重視。
〔「曹洞」の名は洞山と曹山によるとする説と禅宗六祖曹渓慧能と洞山によるとする説がある〕
そうとうすう
そうとうすう サウタウ― [3] 【相当数】
(1)それにふさわしい数。
(2)かなりの数。「反対票も―ある」
そうとうぜん
そうとうぜん サウ― [3] 【曹洞禅】
〔仏〕 曹洞宗に特徴的な禅のあり方。
→臨済禅
そうとうのわし
そうとうのわし サウ― [0] 【双頭の鷲】
二つの頭をもつ鷲の図柄。神聖ローマ帝国・オーストリア-ハンガリー帝国・ロシア帝国などが皇帝権力の象徴として用いた。現在,アルバニアで国旗・国章に使用。
そうとく
そうとく【総督】
a governor-general.総督府 the government-general.
そうとく
そうとく [0] 【総督】 (名)スル
(1)全体をまとめ監督すること。また,その役。特に,軍隊を率いる最高の司令官。「軍中に推されて威氏軍務を―す/経国美談(竜渓)」
(2)植民地を統轄する長官。
(3)中国,明・清代に省内の民政・軍政を統轄した地方長官。
そうとくふ
そうとくふ [4][3] 【総督府】
日本の旧植民地で,総督が政務を執った役所。
そうとも
そうとも サウ― [1] (感)
心からの同意を表す語。本当にそのとおりだ。全くそうだ。
そうとん
そうとん サウ― [0] 【草墩・草墪】
腰掛けの一種。わらを芯として円筒形に作り,表面を布で包んだもの。高さは約40センチメートル。宮中で節会(セチエ)などの際に用いた。
草墩[図]
そうどう
そうどう サウ― [1] 【騒動】 (名)スル
(1)事件や事変が起こって,大ぜいの人々が,落ち着かずにざわめいたり,統制が乱れたりすること。また,そのざわめきや乱れ。「夜中二時と覚しき頃ろ船中俄に―す/浮城物語(竜渓)」
(2)(世間を騒がせるような)大きなもめごと。争い。「お家―」「米―」
そうどう
そうどう [0] 【僧堂】
禅宗寺院の中心的な建物で,僧が座禅や寝起きをする場所。雲堂。撰仏場。
→禅室
そうどう
そうどう サウ― [0] 【相同】
生物の器官で,相異なる形態と働きを示すが,発生起源は同一である場合の相互の関係。
⇔相似(3)
そうどう
そうどう【騒動】
(a) disturbance;confusion;→英和
disorder;→英和
a tumult;→英和
a riot (暴動);→英和
an affair (事件).→英和
〜を起こす raise a disturbance;give rise to confusion;→英和
make trouble.‖お家騒動 a family strife.
そうどう
そうどう サウダウ [0] 【草堂】
(1)草葺(ブ)きの家。草屋。
(2)草庵。いおり。また,自分の家を謙遜していう語。
そうどう
そうどう【双胴船】
a catamaran.→英和
そうどういん
そうどういん [3] 【総動員】 (名)スル
ある目的のために全部の人や物を集めること。「社員を―して販売する」
そうどういん
そうどういん【総動員】
<effect> a general mobilization.
そうどううち
そうどううち サウ― 【騒動打ち】
「後妻(ウワナリ)打ち{(2)}」に同じ。
そうどうきかん
そうどうきかん サウ―クワン [6][5] 【相同器官】
互いに相同の関係にある器官。サボテンのとげと他の植物の葉など。
そうどうせん
そうどうせん サウドウ― [0] 【双胴船】
二つの船を並べたような胴体構造の船。カタマラン船。
そうどうせんしょくたい
そうどうせんしょくたい サウ― [0] 【相同染色体】
同形同大の一対の染色体。同一または対立遺伝子が同じ順序で配列している。それぞれ両親の配偶子に由来するもので,減数分裂のとき互いに接着する。
そうどうめい
そうどうめい 【総同盟】
(1)「日本労働総同盟」の略称。1921年(大正10)友愛会を前身として成立した戦前の労働組合の全国組織。最初は戦闘的であったが,のち左派組合を除名して右翼的な立場をとり40年(昭和15)解散。
(2)「日本労働組合総同盟」の略称。46年(昭和21)旧総同盟系を中心に結成された労働組合の全国組織。50年分裂し左派は総評へ参加。右派は全労会議への加盟を経て,64年同盟に発展解消した。
そうどうめいひぎょう
そうどうめいひぎょう [7] 【総同盟罷業】
⇒ゼネラル-ストライキ
そうどく
そうど・く サウ― 【騒動く】 (動カ四)
〔名詞「騒動(ソウドウ)」の動詞化〕
さわぎたてる。ざわつく。「何ぞもぞ,など―・きて/源氏(竹河)」
そうどく
そうどく サウ― [1] 【瘡毒】
梅毒の異名。かさ。
そうどしより
そうどしより [3] 【総年寄・惣年寄】
「町年寄」の大坂・岡山などにおける呼称。
そうな
そうな サウ― [0] 【草名】
⇒そうみょう(草名)
そうな
そうな サウ― (助動)
様態および伝聞の助動詞「そうだ」の古い形。終止形および連体形。「月はうごくものなり。何ぞとりはづしたらば落ち〈さうな〉/咄本・私可多咄」「いえ,両人の者が戻た〈さうな〉/狂言・目近(虎寛本)」
→そうだ(様態の助動詞)
→そうだ(伝聞の助動詞)
そうなし
そうな・し サウ― 【双無し】 (形ク)
並ぶものがない。並ぶもののないほどすばらしい。「鎌倉の海に鰹といふ魚は,かの境ひには―・きものにて/徒然 119」
そうなし
そうな・し サウ― 【左右無し】 (形ク)
〔「左右」はどちらにするか決定すること,あるいはあれやこれや言うこと〕
(1)どちらとも決まらない。「いと久しうありて,起きさせ給へるに,なほこの事―・くてやまむ,いとわろかるべしとて/枕草子(二〇・能因本)」
(2)あれこれとためらわない。無造作だ。「此を其ぞと思ひて,―・く家へ行けるに/今昔 26」
そうなみ
そうなみ 【総並・惣並】
(1)全部が一様であること。全部。「会津を―に立ちのき/浮世草子・武家義理物語 2」
(2)世間一般の傾向。「軽薄らしき事,ここの―なれば/浮世草子・胸算用 4」
そうなめ
そうなめ【総なめにする】
win a sweeping victory <over> .
そうなめ
そうなめ [0] 【総嘗め】
(1)全体をおおうこと。「戦火は村を―にした」
(2)すべてのものを打ち負かすこと。「横綱・大関陣を―にする」
そうなん
そうなん【遭難】
a disaster;→英和
an accident;→英和
(a) shipwreck (船の).→英和
〜する meet with a disaster[an accident];be wrecked.‖遭難者 a victim;a sufferer;a survivor (生存者).遭難信号 <send> an SOS.遭難船 a ship in distress.
そうなん
そうなん サウ― [0] 【遭難】 (名)スル
生死にかかわる危険な目にあうこと。「アルプスで―する」
そうなんしんごう
そうなんしんごう サウ―ガウ [5] 【遭難信号】
遭難した船舶や航空機が,緊急事態を告げ,救助を求めるために発する信号。無線電信その他では「 SOS 」,無線電話では「メーデー」,旗旒(キリユウ)信号では「 NC 」が使われてきたが,1999年には GMDSS (global maritime distress and safety system 海上における遭難及び安全の世界的な制度)の下での遭難通信に移行する。
そうに
そうに [1] 【僧尼】
僧と尼。
そうにかい
そうにかい [3] 【総二階】
一階の上に同じ大きさで二階の部分がある建物。
そうにない
そうにな・い サウニ― (連語)
…する見通し・気配がない。「雨はまだ降り―・い」
→そうだ(様態の助動詞)
そうにゅう
そうにゅう【挿入】
insertion.〜する insert;→英和
put <a thing> in.〜的に parenthetically;in parenthesis.‖挿入句 a parenthesis.
そうにゅう
そうにゅう サフニフ [0] 【挿入】 (名)スル
間にさし入れること。はさみこむこと。
そうにゅう
そうにゅう サウニフ [0] 【装入】 (名)スル
中につめ込むこと。「善く貨物を包むものは…多く―す/西国立志編(正直)」
そうにゅうく
そうにゅうく サフニフ― [3] 【挿入句】
(1)文の途中に,文意を補足するために挿入される,その文から独立した語句。はさみこみ。挿句。
(2)〔音〕 エピソード{(3)}に同じ。
そうにょう
そうにょう [0] 【走繞】
漢字の繞(ニヨウ)の一。「起」「超」などの「走」の部分。
そうにょう
そうにょう サウネウ [0] 【爪繞】
漢字の繞(ニヨウ)の一。「爬」などの「爪」の部分。手でつかむ,などの意を表す文字を作る。
そうにりょう
そうにりょう 【僧尼令】
養老令の編目の一。仏教教団の僧尼を統制する法令。僧尼の犯罪・破戒行為などに対する措置を規定。
そうにん
そうにん サウ― [0] 【相人】
人相を見る人。観相家。
そうにん
そうにん [0] 【奏任】
(1)律令制下,官人任命形式の一。式部省(文官),兵部省(武官)の選考に基づき,太政官の決定,天皇への奏聞を経て任命された。
(2)戦前の官吏任命形式の一。内閣総理大臣の奏薦に基づき勅裁を経て任命すること。
→勅任
→判任
そうにんかん
そうにんかん [3] 【奏任官】
戦前の官制で,三等以下九等までの高等官。
そうね
そうね サウ― [1] (感)
(1)相手に対する同意や肯定の気持ちを表す語。「―,何とかしましょう」
(2)思案したり,ためらったりするときに用いる語。「―,どう説明すればいいかな」
そうねつりょうふへんのほうそく
そうねつりょうふへんのほうそく ソウネツリヤウフヘン―ハフソク 【総熱量不変の法則】
「ヘスの法則」に同じ。総熱量保存の法則。
そうねん
そうねん【想念】
a notion;→英和
an idea.→英和
そうねん
そうねん【壮年】
<in> the prime of manhood; <a man in> the prime of life.
そうねん
そうねん サウ― [1][0] 【想念】
心の中に浮かぶ考え。おもい。
そうねん
そうねん サウ― [0] 【壮年】
働き盛りの年頃。「―期」
そうねん
そうねん サウ― [0] 【桑年】
〔「桑」の異体字「桒」が,四つの十と八に分解できることから〕
四八歳の異名。桑字年。
そうねん
そうねん サウ― [0] 【早年】
若い時。若年。
そうねんきちけい
そうねんきちけい サウ― [6] 【壮年期地形】
地形輪廻(リンネ)の幼年期に続いて出現すると考えられる地形。浸食が進み,初生的な平坦面はほとんど消え去り,谷は深い V 字形となり,鋭く切り立った峰が並ぶようになる。
そうのこと
そうのこと サウ― 【箏の琴】
「箏(ソウ)」に同じ。「四の親王―調べて一の宮に奉り給へば/宇津保(沖つ白波)」
そうは
そうは サウ― [1] 【争覇】 (名)スル
(1)覇権を争うこと。
(2)スポーツで,優勝を争うこと。
そうは
そうは サウ― [1] 【蒼波】
あおい波。蒼浪。
そうは
そうは サウ― [1] 【掻爬】 (名)スル
診断あるいは治療の目的で,子宮内膜の除去,あるいは組織の採取を行うこと。また,一般には,人工妊娠中絶や流産の際の子宮内容除去手術をいう。
そうは
そうは【掻爬】
《医》curettage.→英和
掻爬手術を受ける undergo curetting.
そうは
そうは【走破する】
run the whole distance <between> .
そうは
そうは [1] 【走破】 (名)スル
予定された距離を走りきること。走り通すこと。「一万キロを―する」
そうはい
そうはい [0] 【送配】 (名)スル
おくりくばること。
そうはいしゅつこう
そうはいしゅつこう [6] 【総排出腔】
動物の消化管の末端開口部と泌尿生殖器官の開口部とが同一となった腔所。硬骨魚類・哺乳類を除く脊椎動物に多くみられる。総排泄腔。排出腔。
そうはく
そうはく サウ― [0] 【蒼白】 (名・形動)[文]ナリ
血の気がなく青白い・こと(さま)。「顔面―になる」
そうはく
そうはく サウ― 【相博】
〔「そうばく」とも〕
(1)古代・中世,田地・所領などを交換すること。
(2)役職・当番などを交代すること。「御―にてけふ御まゐり/御湯殿上(文明一三)」
そうはく
そうはく【蒼白な】
pale;→英和
livid;→英和
pallid.→英和
そうはく
そうはく サウ― [0] 【蒼柏】
青々と茂ったカシワ。
そうはく
そうはく サウ― [0] 【糟粕】
(1)酒のしぼりかす。
(2)よいところを取り去ったかす。のこりかす。
そうはく=を嘗(ナ)める
――を嘗(ナ)める
先人の説をまねるだけで進歩がみられない。
そうはくひ
そうはくひ サウ― [4] 【桑白皮】
生薬の一。クワの根皮。消炎・鎮咳などに用いる。
そうはせん
そうはせん【争覇戦】
a contest for supremacy;a championship game (競技の).
そうはち
そうはち 【惣八・宗八】
狂言の一。もと料理人の俄(ニワカ)坊主と,還俗(ゲンゾク)したての惣八という料理人が,それぞれ主人から仕事を命じられる。二人は慣れないのでてこずるが,互いに前身をうちあけ,仕事を交換する。
そうはち
そうはち [0] 【宗八】
カレイ目カレイ科の海魚。体長45センチメートル程度。両眼が体の右側にあるカレイの仲間であるが,上眼(体の左側から移動してきた眼)は頭の縁辺にある。口は大きく,歯はやや小さい。干物は美味。本州中部以北,日本海からオホーツク海,黄海,渤海,東シナ海まで分布。
そうはつ
そうはつ【双発の】
bimotored[twin-engined] <plane> .
そうはつ
そうはつ [0] 【総髪・惣髪】
(1)男子の結髪の一。月代(サカヤキ)を剃(ソ)らず,伸ばした髪の毛全部を頭頂で束ねて結ったもの。近世,主に儒者・医者や山伏などが結った髪形。そうごう。そうがみ。
(2)束ねたり,剃(ソ)ったりしないで,髪の毛を全部後ろへなでつけて垂れ下げたもの。
総髪(1)[図]
そうはつ
そうはつ サウ― [0] 【早発】 (名)スル
(1)定刻より早く出発・発車すること。
(2)早朝に出発すること。
(3)はやくに発現すること。「―月経」
⇔遅発
そうはつ
そうはつ サウ― [0] 【霜髪】
霜をおいたように白い髪。白髪。
そうはつ
そうはつ サウ― [0] 【双発】
二基の発動機を備えていること。
そうはつき
そうはつき サウ― [4][3] 【双発機】
エンジン二基を備えている飛行機。
そうはつせいちほう
そうはつせいちほう サウ―チハウ [7] 【早発性痴呆】
⇒精神分裂病(セイシンブンレツビヨウ)
そうはつせいちほうしょう
そうはつせいちほうしょう【早発性痴呆症】
《医》dementia praecox.
そうはん
そうはん [0] 【総判】 (名)スル
(1)広い視野から物事を判断すること。
(2)江戸時代,大坂の歌舞伎役者が一二月六日の夜,そろって役所へ集まり御法度(ゴハツト)の主旨を聞かされ,印判を押して翌朝帰った行事。
そうはん
そうはん サウ― [0] 【瘡瘢・創瘢】
きずあと。瘡痕。
そうはん
そうはん サウ― [0] 【相反】
互いに反対であること。「―定理」
そうはん
そうはん [1][0] 【宋版・宋板】
中国,宋代に刊行された書物。最古の木版印刷で,造本・書体ともにすぐれている。
そうば
そうば【相場】
(1)[市価]the market price;→英和
the current price (時価);a quotation.→英和
(2)[投機]speculation.(3)[評価]estimation.→英和
〜が上(下)がる <The market> rises (falls).(世間では)…と〜が決まっている be generally considered <to be,as> .
〜で儲(もう)ける(損する) make (lose) money in speculation.〜に手を出す dabble in speculation.〜をつける offer a price.‖相場師 a speculator.相場表 a price list.為替相場 the rate of exchange.
そうば
そうば サウ― [0] 【相場】
(1)市場で競争売買によって決まる商品の値段・価格。「―が上がる」「株式―」
(2)外国為替相場のこと。
(3)現物取引ではなく,市場の変動による差額で利益を得ようとする投機的取引。「―を張る」
(4)世間一般の通念や評価。だいたい妥当とされる金額や方法。「貧すれば鈍すると昔から―が決まっている」「世間の―に合わせる」
そうば
そうば サウ― [0] 【相馬】
馬の形相を見て,そのよしあしを見分けること。そうま。
そうば=が悪い
――が悪・い
状況が不利だ。風向きが悪い。「九平次も気味悪く,―・い,おぢやいの/浄瑠璃・曾根崎心中」
そうばい
そうばい 【層倍】 (接尾)
助数詞。数を表す漢語について,その倍数だけあることを表す。「倍」を強めた言い方。「くすり九―」「今投資すると何―ももうかる」
そうばい
そうばい サウ― [0] 【早梅】
早咲きの梅。[季]冬。
そうばかいしょ
そうばかいしょ サウ―クワイ― [4] 【相場会所】
江戸時代,江戸・大坂に置かれた金銀の取引所。
そうばがき
そうばがき サウ― [0] 【相場書き】
取引値段の一覧表。
そうばし
そうばし サウ― [3] 【相場師】
株券などの投機的な取引を業としている人。相場{(3)}をする人。投機師。
そうばそうじゅう
そうばそうじゅう サウ―サウ― [4] 【相場操縦】
不正な手段を用いて,証券・商品取引所の相場を人為的に操作すること。証券取引法・商品取引所法で禁止されている。
そうばな
そうばな【総花的に】
all (a)round;for everybody.総花政策 an all-(a)round policy.
そうばな
そうばな [0] 【総花】
(1)遊女屋・料理屋などで,客がその家の全員に配る心付け。
(2)関係者すべてに利益・恩恵を与えるやり方。多く,否定的な意をこめて用いられる。「―的に予算を配分する」「―式の人事」
そうばひょう
そうばひょう サウ―ヘウ [0] 【相場表】
(1)取引所が,銘柄別にその最高・最低・最終価格を記録した表。
(2)商品の価格の一覧表。
そうばん
そうばん サウ― [0] 【早晩】
■一■ (名)
早いことと遅いこと。また,朝晩。「其の―などは年に寄つて異なるとも/百一新論(周)」
■二■ (副)
遅かれ早かれ。いつかきっと。「―困ることになるだろう」
そうばん
そうばん サウ― [0] 【双盤】
(1)寺院で法会のときなどに,打ち合わせて鳴らす金属の盤。
(2)下座(ゲザ)音楽の一。伏鉦(フセガネ)の大形のものを枠につるし,撞木(シユモク)で打ち鳴らす。寺院の場や,立ち回りに使う。
(3)「礎盤(ソバン)」に同じ。
そうばん
そうばん【早晩】
sooner or later;in time;some day.
そうひ
そうひ サウ― 【曹丕】
(187-226) 中国三国時代,魏(ギ)の初代皇帝(在位 220-226)。諡(オクリナ)は文帝。廟号(ビヨウゴウ)は世祖。曹操の長子。後漢の献帝を廃して帝位につき洛陽(ラクヨウ)に都した。九品中正法を施行。文人としてもすぐれた。著「典論」
そうひぎょう
そうひぎょう [3] 【総罷業】
⇒ゼネラル-ストライキ
そうひげ
そうひげ [0] 【総髭】
顔中に生やした髭。また,それを模した付け髭。
そうひつ
そうひつ サウ― [0] 【早筆】
文を書くのが早いこと。また,文字を書くのが早いこと。
そうひつ
そうひつ サウ― [0] 【草筆】
草書で書くこと。
そうひょう
そうひょう [0] 【総評】 (名)スル
全般にわたって批評すること。「今年の演劇界を―する」
そうひょう
そうひょう【総評】
<make> a general comment <on> .
そうひょう
そうひょう 【総評】
「日本労働組合総評議会」の略称。1950年(昭和25)左翼系組合の産別会議・全労連に対抗して,民同系が結集し,GHQ の支持の下に発足した労働組合の全国組織。以後,労働運動での中心的役割を果たした。89年(平成1),連合{(3)}の発足により解散。
そうび
そうび サウ― [1] 【双美】
(1)二つともそろって美しいこと。また,そのもの。
(2)二人の美女。
そうび
そうび サウ― [1] 【装備】 (名)スル
ある目的に必要な武器・器具・付属品などを備え付けたり,身に着けたりすること。また,その武器・器具など。「新鋭機を―する」
そうび
そうび サウ― [1] 【薔薇】
(1)バラ。バラの花。しょうび。[季]夏。
(2)襲(カサネ)の色目の名。表は紅,裏は紫。夏に用いる。
そうび
そうび【装備】
equipment;→英和
outfit.→英和
〜する equip <with> ;→英和
furnish <with> ;→英和
mount <a battery> .→英和
そうび
そうび サウ― [1] 【壮美】 (名・形動)[文]ナリ
(1)壮大で美しい・こと(さま)。「―な大宮殿」
(2)美学で,壮麗で畏敬の念を起こさせるような美。崇高。
[派生] ――さ(名)
そうび
そうび【壮美な】
sublime;→英和
grand.→英和
そうびゃくしょう
そうびゃくしょう [3] 【惣百姓】
(1)室町時代,惣を構成する百姓。
(2)江戸時代,本百姓のこと。
そうびゃくしょういっき
そうびゃくしょういっき [7] 【惣百姓一揆】
江戸時代,百姓一統の要求のもとに,広範な農民層が結集して起こす百姓一揆。一八世紀前半から各地に起こり,しばしば全藩的規模に及んだ。1761年の信州上田騒動や,1811年の豊後岡騒動の発端となった百姓一揆がその例。
そうびょう
そうびょう [0] 【走錨】 (名)スル
船が錨(イカリ)を投じたまま流されること。強風・強潮や,海底の底質が錨に適さないときなどに起こる。
そうびょう
そうびょう【躁病】
《医》mania.→英和
そうびょう
そうびょう サウビヤウ [0] 【躁病】
気分の高揚,意欲の亢進(コウシン),観念奔逸などの躁状態を特徴とする精神障害。躁と鬱(ウツ)が交代して現れる躁鬱病の躁病相をさすことが多いが,躁状態のみが現れるものもある。
→躁状態
→躁鬱病
そうびょう
そうびょう [0] 【宗廟】
(1)祖先,特に君主の祖先の霊をまつった建物。みたまや。
(2)国家。
そうびょう
そうびょう【宗廟】
an ancestral mausoleum.
そうびるい
そうびるい [3] 【総尾類】
総尾目の昆虫の総称。体長1センチメートル前後。体は細長く,はねを欠く。変態はしない。シミ・イシノミなどの類で,かなり下等な昆虫とされる。
そうびれい
そうびれい 【宋美齢】
(1901- ) 中国の政治家。蒋介石の夫人。宋慶齢・宋子文の妹。西安事件では蒋の救出に努め,第二次大戦後は再三渡米して対華援助を要請した。ソン=メイリン。
そうびん
そうびん [0] 【聡敏】 (名・形動)[文]ナリ
賢くて物わかりが早いこと。また,そのさま。明敏。「生まれながら―な人」
そうびん
そうびん サウ― [0] 【霜鬢】
霜をおいたように白い鬢の毛。
そうびん
そうびん サウ― [0] 【双鬢】
左右の鬢。もろびん。
そうびんきゅう
そうびんきゅう 【宋敏求】
(1019-1079) 中国,北宋中期の学者。字(アザナ)は次道。「唐書」の編纂に加わる。編著「唐大詔令集」「長安志」など。
そうふ
そうふ サウ― [1] 【傖父】
〔「傖」はいなかびた,いやしいの意〕
いなかおやじ。いやしいおやじ。
そうふ
そうふ【総譜】
《楽》a score.→英和
そうふ
そうふ サウ― 【巣父】
⇒そうほ(巣父)
そうふ
そうふ [1][0] 【送付】 (名)スル
品物・書類などを送り届けること。「合格通知を―する」
そうふ
そうふ サウ― [1] 【相扶】
互いに助け合うこと。相互扶助。
そうふ
そうふ [0] 【総譜】
スコア{(2)}に同じ。
そうふ
そうふ サウ― [1] 【壮夫】
壮年の男。また,血気盛んな男。
そうふ
そうふ サウ― [1] 【孀婦】
夫を亡くした女。寡婦。未亡人。
そうふ
そうふ【送付する】
send;→英和
forward;→英和
remit (金を).→英和
‖送付先 the addressee.
そうふう
そうふう サウ― [0] 【霜楓】
霜が降りて紅葉した楓(カエデ)。
そうふう
そうふう [0] 【送風】 (名)スル
風や空気を送ること。「坑内に―する」
そうふう
そうふう【送風する】
ventilate;→英和
send air <to> .‖送風管 a blast pipe.送風機 a ventilator.
そうふうき
そうふうき [3] 【送風機】
圧力をかけて空気を送り出す機械。
そうふく
そうふく サウ― [0] 【喪服】
(1)もふく。
(2)喪(モ)に服すこと。服喪。
そうふく
そうふく サウ― [0] 【双幅】
二つで一組の掛軸。
そうふく
そうふく [0] 【僧服】
僧侶の着る服。僧衣。
そうふくじ
そうふくじ 【崇福寺】
(1)福岡市にある臨済宗大徳寺派の寺。山号,横岳山。1241年湛慧の開創。南浦紹明の開山。慶長年間(1596-1615)黒田長政が現地に移し,春屋宗園を中興の祖として再建した。
(2)長崎市にある黄檗(オウバク)宗の寺。山号,聖寿山。1629年渡来した中国商人が創建。開山は超然。中国人の菩提寺として中国人の墓が多い。支那寺。唐寺。福州寺。
そうふさいむ
そうふさいむ [4] 【送付債務】
債権者・債務者の住所または営業所以外の土地に目的物を送付する債務。
→持参債務
→取り立て債務
そうふれん
そうふれん サウフレン 【相府蓮・想夫恋・想夫憐】
雅楽の一。左方の新楽で,平調(ヒヨウジヨウ)の中曲。晋(シン)の大臣王倹が一時失脚し,清廉(セイレン)であることがわかって重任されたのを,泥中の蓮(ハス)の花にたとえて作ったという。舞はない。小督局(コゴウノツボネ)が弾奏して天皇の愛情をしのんだ平家物語中の話で有名。
そうぶ
そうぶ サウ― 【菖蒲】
〔「しやうぶ」の直音表記〕
「しょうぶ(菖蒲)」に同じ。「―の根,長き,など,ここなる若き人さわげば/蜻蛉(下)」
そうぶ
そうぶ サウ― [0] 【創部】 (名)スル
部をつくること。部の創立。
そうぶつ
そうぶつ 【総物・惣物】
盆・暮れに主人が奉公人に与える衣類など。お仕着せ。惣物物(ソウブツモノ)。[日葡]
そうぶのかずら
そうぶのかずら サウ―カヅラ 【菖蒲の鬘】
「あやめのかずら(菖蒲鬘)」に同じ。「五月の節のあやめの蔵人。―,赤紐の色にはあらぬを/枕草子 89」
そうぶのこし
そうぶのこし サウ― 【菖蒲の輿】
「あやめのこし(菖蒲輿)」に同じ。「五日の―などもてまゐり,薬玉まゐらせなどす/枕草子 239」
そうぶほんせん
そうぶほんせん 【総武本線】
JR 東日本の鉄道線。東京および御茶ノ水と銚子とを結ぶ。124.8キロメートル(御茶ノ水と錦糸町間4.3キロメートルを含む)。
そうぶん
そうぶん [0] 【宋文】
宋代の文章。唐代の四六駢儷(ベンレイ)体に替わって古文復興が盛んに唱えられた。欧陽脩・蘇洵・蘇軾など。
そうぶん
そうぶん 【奏聞】
「そうもん(奏聞)」に同じ。「かるが故に,これを―に達す/仮名草子・伊曾保物語」
そうぶん
そうぶん [0] 【奏文】
天皇に申し上げる文。上奏文。
そうぶんじきんぎん
そうぶんじきんぎん サウブンジ― [6] 【草文字金銀】
〔草体で「文」の字の極印があったことから〕
「文政金銀」の別称。
そうぶんそしき
そうぶんそしき サウブン― [5] 【双分組織】
社会を二つの集団に分ける組織原理。北米インディアンの半族制が典型。二大政党制や男女関係も双分組織とみることができる。双分制。
そうへい
そうへい [0] 【僧兵】
古代・中世の武装した僧侶集団の称。在地地主や武士に抗して寺院・寺領を支配すべく出現したが,特に平安末期には強大な勢力となり,しばしば強訴・闘争を繰り返した。興福寺・東大寺・延暦寺・園城寺などのものは有名。法師武者。
僧兵[図]
そうへい
そうへい サウ― [0] 【操兵】
兵隊を訓練すること。
そうへい
そうへい [0] 【総兵】
すべての兵。総軍。総勢。
そうへいこう
そうへいこう サウヘイカウ [3] 【相平衡】
二つ以上の相が安定に共存している状態。
そうへき
そうへき サウ― [0] 【双璧】
〔「璧」は宝玉の意〕
優劣をつけられない二つのすぐれたもの。両雄。「日本文学の―」
そうへき
そうへき【双璧】
the two greatest authorities <of> ;the matchless twin stars <of> .
そうへきもん
そうへきもん サウヘキ― 【藻壁門】
平安京大内裏外郭十二門の一。西側にある三門の中央。西中御門(ニシナカノミカド)大路に向かって開く。佐伯門。
→大内裏
そうへんりゅう
そうへんりゅう 【宗徧流】
江戸初期に成立した茶道の流派。千宗旦(センソウタン)の門人山田宗徧を祖とする。
そうべつ
そうべつ [0] 【層別】 (名)スル
調査・販売などの対象とする全体を,ほぼ同じ階層の集団に分けること。層化。
そうべつ
そうべつ【送別】
a farewell;→英和
a send-off.〜の辞 a farewell address.…のために〜会を開く give a farewell party in honor of….
そうべつ
そうべつ [0] 【送別】 (名)スル
別れて行く人を送ること。「―の辞」「―会」
そうべつ
そうべつ [0] 【総別・惣別】
■一■ (副)
およそ。だいたい。「西洋支那も―女はもも引のごときものをはいてゐるゆゑ/西洋道中膝栗毛(魯文)」
■二■ (名)
一般的なことと個別のこと。すべての事。万事。「―につけて歎きおぼしめせども/平家 3」
そうべつにんいぬきとり
そうべつにんいぬきとり [8] 【層別任意抜(き)取り】
⇒層化抽出法(ソウカチユウシユツホウ)
そうほ
そうほ【相補的】
complementary.
そうほ
そうほ サウ― 【巣父】
中国の古伝説上の隠者。山居して樹上に巣を作って寝た。尭(ギヨウ)から天下を譲るといわれた許由(キヨユウ)が汚れた耳を洗ったという潁川(エイセン)を,汚れたといって渡らなかったという。そうふ。
そうほ
そうほ サウ― [1] 【相補】
補い合うこと。
そうほう
そうほう [0][1] 【奏法】
楽器の演奏の仕方。
そうほう
そうほう [0] 【総包・総苞】
花序の基部に多数の包が密集したもの。キク科の頭状花序などにみられる。
そうほう
そうほう サウ― [0] 【遭逢】 (名)スル
出会うこと。めぐり会うこと。「種々の事に―した年である/渋江抽斎(鴎外)」
そうほう
そうほう サウハフ [1] 【操法】
機械・器具などの操作方法。
そうほう
そうほう [0][1] 【宗法】
中国,周代の宗族の組織規則。大宗(本家)と小宗(分家)の系統を明確にするためのもので,大宗の祖先祭祀(サイシ)・嫡長子相続などをその骨子とする。春秋・戦国時代以降,崩壊。
そうほう
そうほう サウハフ [0] 【葬法】
遺体をほうむる方法。土葬・火葬・水葬・風葬の類。
そうほう
そうほう【走法】
(a) form of running.
そうほう
そうほう【双方】
both parties[sides].〜の both;→英和
mutual.→英和
〜の言い分を聞く hear both sides.
そうほう
そうほう サウハフ [1] 【相法】
人相・家相・地相などを見てその吉凶を判断する方法。観相法。
そうほう
そうほう [0][1] 【走法】
陸上競技で,走り方。「ピッチ―」
そうほう
そうほう サウハウ [1] 【双方】
関係しているあちらとこちら。両方。「―の意見を聞く」
そうほう
そうほう サウハフ [1] 【漕法】
ボートなどを漕(コ)ぐ方法。
そうほう
そうほう サウ― [0] 【霜蓬】
霜にあって枯れたヨモギ。白髪のたとえ。「頭には―を戴き/謡曲・卒都婆小町」
そうほう
そうほう サウ― [0] 【桑蓬】
⇒桑弧蓬矢(ソウコホウシ)
そうほうかせん
そうほうかせん サウハウクワ― [5] 【双方寡占】
売り手側と買い手側の両方が少数で寡占状態にあること。それぞれがいかなる行動をとるかについては確定が困難。
そうほうこう
そうほうこう サウハウカウ [3] 【双方向】
通信などで,情報の伝達の方向が一方向ではなく,受け手も送り手になることができるような方式。
そうほうこうい
そうほうこうい サウハウカウヰ [5] 【双方行為】
当事者双方の意思の合致により一つの法律的効果が生じる行為。契約など。
→単独行為
→合同行為
そうほうこうつうしん
そうほうこうつうしん サウハウカウ― [7] 【双方向通信】
電話に代表されるような対話型の通信。インタラクティブ-コミュニケーションとも。
そうほうし
そうほうし [3] 【僧法師】
〔同意の「僧」と「法師」を重ねた語〕
僧。
そうほうだいり
そうほうだいり サウハウ― [5] 【双方代理】
同一人が同時に当事者双方の代理人となって契約を結ぶこと。民法上,原則として禁止される。
そうほうどくせん
そうほうどくせん サウハウ― [5] 【双方独占】
売り手と買い手の両方が独占状態にあること。クローズド-ショップの労働組合と企業との関係などにいう。
そうほうむ
そうほうむ [3] 【総法務】
僧職の一。僧綱所の長官。多くは親王が就いた。
そうほせい
そうほせい サウ― [0] 【相補性】
(1)ボーアが量子力学の解釈のために導入した概念。例えば量子力学では,粒子の位置と運動量は,不確定性原理から同時に精密に測定することができず,また物質は粒子性と波動性の二重性をもつなど,古典物理学では解釈できない互いに排他的な概念をもつ。しかし,位置と運動量や粒子と波の概念は互いに補完的で,両者があいまって完全な記述になる。このような性質を相補性という。
→不確定性原理
(2)一つの細胞内に突然変異を起こした染色体が二対含まれるとき,各突然変異体の個々の作用以上の機能の促進や形質の発現がみられる現象。
(3)核酸塩基のアデニンとチミン(またはウラシル),グアニンとシトシンの間にみられる特異的対合の関係。遺伝子の複製・転写・翻訳・組み換えなどはすべてこれに基づいて行われる。
そうほぶんぷ
そうほぶんぷ サウ― [4] 【相補分布】
特定言語内で,複数の音が互いに生じる環境を異にして重複することがない場合,これらすべての音を同一の音素に属すものとみなす音素論上の作業仮説の一つ。例えば日本語では「ン」に該当する [m, n, ŋ, �] などが,それぞれ両唇音の前のみ([m]),歯音および歯茎音の前のみ([n]),軟口蓋音の前のみ([ŋ]),語末のみ([�])というように互いに生じる環境を異にするところから,これらを同一の音素 /N/ に属する異音とみなす。相補的分布。
そうほん
そうほん【草本】
<annual,perennial> herbs.
そうほん
そうほん【送本する】
send the book <to> .→英和
そうほん
そうほん [0] 【送本】 (名)スル
本を送ること。
そうほん
そうほん サウ― [0] 【草本】
(1)木部があまり発達せず地上部が一年で枯れる植物の総称。草(クサ)。
⇔木本(モクホン)
(2)草稿。下書き。
そうほん
そうほん サウ― [0] 【双本】
「双本歌(ソウホンカ)」に同じ。
そうほん
そうほん サウ― [0] 【装本】 (名)スル
「装丁(ソウテイ)」に同じ。
そうほんか
そうほんか サウ― [3] 【双本歌】
旋頭歌(セドウカ)の別名。ひたもと。双本。
そうほんけ
そうほんけ【総本家】
the head family;the originator.→英和
そうほんけ
そうほんけ [3] 【総本家】
多くの分家の分かれ出たおおもとの本家。
そうほんざん
そうほんざん【総本山】
the head temple <of a Buddhist sect> .
そうほんざん
そうほんざん [3] 【総本山】
(1)〔仏〕 ある宗派の諸本山を統括する寺院。一宗を統括する寺。
→本山
(2)組織的な活動の中心。「財界の―」
そうほんたい
そうほんたい サウ― [0] 【草本帯】
垂直分布による植物帯の一。高山帯の下部に発達し,主として草本植物が生育している。普通,お花畑が見られる。
そうほんてん
そうほんてん【総本店】
the head office.
そうぼ
そうぼ サウ― [1] 【双墓】
二つの円墳が相接して並んでいる墳墓。古代朝鮮にあり,双方に遺骸が納められている。
→双円墳
そうぼう
そうぼう [0] 【僧帽】
僧侶がかぶる帽子。
そうぼう
そうぼう サウバウ [0] 【想望】 (名)スル
心に思い描くこと。また,思い描いて待ち望むこと。「一夕の雅会を―して健羨に堪へず/俳諧師(虚子)」
そうぼう
そうぼう サウバウ [0] 【喪亡】 (名)スル
ほろびること。なくなること。「尽く失敗―に至ると雖ども/西国立志編(正直)」
そうぼう
そうぼう サウバウ 【蒼氓】
長編小説。石川達三作。1935年(昭和10)同人雑誌「星座」に第一部を発表。第一回芥川賞受賞。39年合冊刊行。1930年頃のブラジル移民団の悲惨な実態を描く。
そうぼう
そうぼう サウバウ [0] 【草莽】
⇒そうもう(草莽)
そうぼう
そうぼう [0] 【僧坊・僧房】
(1)寺院内の,僧の住む建物。坊。
(2)戒律を専門とする道場。
そうぼう
そうぼう サウバウ [0] 【相貌】
顔かたち。容貌。「恐ろしい―」
そうぼう
そうぼう【相貌】
features;a countenance.→英和
そうぼう
そうぼう サウバウ [0] 【蒼氓】
人民。国民。蒼生。
そうぼう
そうぼう [0] 【怱忙】
いそがしいこと。あわただしいこと。「―の間(カン)」
そうぼう
そうぼう サウ― [0] 【双眸】
左右のひとみ。両眼。
そうぼう
そうぼう サウバウ [0] 【蒼茫】 (ト|タル)[文]形動タリ
遠くまで青々と広がっていること。また,そのさま。「―たる大海原」
そうぼう
そうぼう サウバウ [0] 【草茅】
草とチガヤ。転じて,田舎。
そうぼう
そうぼう サウバウ [0] 【躁妄】
落ち着きがなくよくしゃべること。
そうぼうきん
そうぼうきん [0] 【僧帽筋】
〔形状が,カプチン修道会士の頭巾(ズキン)に似ることからいう〕
背筋の一部。表層にあり,後頭部・頸部・背部正中線から起こって鎖骨・肩甲骨に付着する菱形の筋。上肢の運動に関与する。
そうぼうてきちかく
そうぼうてきちかく サウバウ― [7][8] 【相貌的知覚】
〔physiognomic perception〕
〔心〕 外界の事物やその動きを,人間の顔かたちや表情・動作になぞらえて感じとること。
そうぼうべん
そうぼうべん [3] 【僧帽弁】
〔形状が,二尖端をもった司教帽に似ることからいう〕
左心房と左心室の間の左房室口にある弁膜。二部から成り,血液の逆流を防いでいる。左(ヒダリ)房室弁。二尖弁(ニセンベン)。
そうぼり
そうぼり [0] 【総掘り】
建築の基礎工事で,建坪全面にわたって掘ること。べた掘り。
→布掘り
→壺掘り
そうぼり
そうぼり [0] 【総堀】
(1)城や市街の周囲にめぐらした堀。外堀。
(2)周囲が堀で囲まれていること。
そうま
そうま サウマ 【相馬】
(1)福島県北東部の市。もと相馬氏の城下町。林業・農業・水産業が中心。野馬追い行事が有名。
(2)「相馬縮」の略。
そうま
そうま サウマ 【相馬】
姓氏の一。恒武平氏将門流の奥州豪族相馬氏は,千葉常胤の子師常が下総国相馬郡を領したことに始まり,頼朝の奥州征伐での戦功以後,陸奥国行方郡を本拠として発展。
そうま
そうま サウ― [0] 【相馬】
⇒そうば(相馬)
そうまい
そうまい サウ― [0] 【爽昧】
夜明け。昧爽(マイソウ)。
そうまい
そうまい サウ― [0] 【草昧】
世の中が未開で,物事が混沌としている状態。「―の世」
そうまいり
そうまいり [3] 【総参り】
氏子や信者の全員がそろって参詣すること。
そうまがき
そうまがき [3] 【総籬】
江戸吉原で,最も格の高い娼家。大籬。大見世。
そうまき
そうまき サウ― 【鞘巻・左右巻】
「さやまき(鞘巻)」の転。「白き水干に―を差させ/徒然 225」
そうまぎょふう
そうまぎょふう サウマ― 【相馬御風】
(1883-1950) 詩人・歌人・評論家。新潟県生まれ。本名,昌治。早大卒。岩野泡鳴らと「白百合」を創刊。のち「早稲田文学」を編集し自然主義評論家として活躍したが,「還元録」を刊行後郷里に戻り,良寛研究に専念。主著「黎明期の文学」「自我生活と文学」「御風詩集」など。
そうまくり
そうまくり【総まくり】
<give> a general survey <of> .
そうまくり
そうまくり [3] 【総捲り】 (名)スル
(1)すべてまくること。
(2)知られていないことや秘密などを残らず人に知らせること。すべて明らかにすること。「政界―」
そうまこっこう
そうまこっこう サウマコククワウ 【相馬黒光】
(1876-1955) 随筆家。宮城県生まれ。旧姓,星。本名,良(リヨウ)。相馬愛蔵と結婚,中村屋を創業。サロンを開き荻原守衛・中村彝(ツネ)らを援助,エロシェンコやビハリ=ボースを保護した。著「黙移」
そうまだいさく
そうまだいさく サウマ― 【相馬大作】
(1789-1822) 江戸後期の南部藩士。本名,下斗米(シモドマイ)秀之進。もと南部家の被官であった津軽家が主家をしのぐ権勢をふるい出したことを憤って,1821年津軽藩主を襲撃,失敗して斬首された。
そうまちぢみ
そうまちぢみ サウマ― [4] 【相馬縮】
相馬地方から産出する木綿の縮。
そうまとう
そうまとう [0] 【走馬灯】
「回(マワ)り灯籠(ドウロウ)」に同じ。[季]秋。
そうまとう
そうまとう【走馬灯】
a revolving lantern.〜の様な ever-changing;kaleidoscopic.
そうまながれやま
そうまながれやま サウマ― 【相馬流れ山】
福島県の民謡。原町市の野馬追い行事の唄。源流はこの地方の田植え唄。
そうまののまおい
そうまののまおい サウマ―ノマオヒ 【相馬の野馬追い】
⇒野馬追(ノマオ)い
そうまぼんうた
そうまぼんうた サウマ― 【相馬盆唄】
相馬地方の民謡で,盆踊り唄。新潟県北東部の盆踊り唄が伝わったもの。
そうまやき
そうまやき サウマ― [0] 【相馬焼】
相馬地方に産する陶器。慶安年間(1648-1652),田代源吾右衛門(のちに清治右衛門と改名)が京都の仁清のもとで修業し,現在の地に窯を開いた。走馬を描いてある。相馬駒焼。
そうみ
そうみ サウ― [3] 【相見】
人相を見ること。また,その人。人相見。相者。相人。
そうみ
そうみ【総身にしみ渡る】
go through the whole length of one's body.
そうみ
そうみ [0][1] 【総身】
からだ全体。全身。「大男―に知恵がまわりかね」
そうみょう
そうみょう [0] 【総名】
「総称(ソウシヨウ)」に同じ。
そうみょう
そうみょう サウミヤウ [0] 【草名】
草体の署名。特に,二字を合わせて一字のように書いたもの。また,花押(カオウ)。そうな。
そうみょうだい
そうみょうだい [3] 【総名代】
仲間の者全体の代表。総代。
そうみん
そうみん 【僧旻】
⇒みん(旻)
そうむ
そうむ サウ― [1] 【双務】
契約の当事者の双方が互いに義務を負うこと。
⇔片務
そうむ
そうむ【双務協定】
a bilateral contract.
そうむ
そうむ [1] 【総務】
組織全体に関する事務を扱う職。「党の―を選出する」「―部長」
そうむ
そうむ【総務】
general affairs.‖総務長官 a secretary-general.総務部 the general affairs department.総務部長 a general manager.
そうむけいやく
そうむけいやく サウ― [4] 【双務契約】
当事者の双方が相互に対価的な債務を負担する契約。売買・賃貸借・請負など。
⇔片務契約
そうむちょう
そうむちょう [3] 【総務庁】
総理府の外局の一。人事行政,行政機関の機構・定員・運営,他の行政機関に属さない施策・事務の総合調整,行政機関の業務の監察,恩給・統計に関する事務を一体的に行うことを任務とする。1984年(昭和59)設置。長官には国務大臣があてられる。
そうむぼうえき
そうむぼうえき サウ― [4] 【双務貿易】
双務協定によって二国間で行われる貿易。相手国の製品を買い付けると同時に,自国の製品を売り込むことを前提とする。
そうめい
そうめい サウ― [0] 【滄溟】
あおあおとした広い海。滄海。
そうめい
そうめい【聡明な】
wise;→英和
bright;→英和
sagacious;→英和
intelligent.→英和
そうめい
そうめい [0] 【聡明】 (名・形動)[文]ナリ
〔耳がよく聞こえ,目がよく見える意〕
(1)理解力・判断力がすぐれている・こと(さま)。かしこい・こと(さま)。「―な君主」
(2)祭りのとき,神に供える肉など。ひもろぎ。そうめ。
[派生] ――さ(名)
そうめいきょく
そうめいきょく【奏鳴曲】
a <piano> sonata.→英和
そうめいきょく
そうめいきょく [3] 【奏鳴曲】
ソナタ。
そうめつ
そうめつ サウ― [0] 【掃滅・剿滅】 (名)スル
すっかりほろぼしてしまうこと。「残敵を―する」
そうめつけ
そうめつけ [3] 【総目付】
江戸幕府の職名の一。1632年設置後,直ちに大目付(オオメツケ)と改称。
そうめん
そうめん [0] 【総面】
面頬(メンポオ)の一。額・頬・顎など顔全体をおおう鉄または革の面。
総面[図]
そうめん
そうめん【素麺】
(Japanese) vermicelli;→英和
fine noodles.
そうめん
そうめん [0] 【層面】
⇒層理面(ソウリメン)
そうめん
そうめん サウ― [1] 【素麺・索麺】
〔「さくめん(索麺)」の転〕
乾麺の一。小麦粉に塩水を加えて捏(コ)ねた生地に油をつけて糸のように細く伸ばして切った麺。茹(ユ)でて用いる。「冷や―」「―流し」
そうもう
そうもう サウマウ [0] 【草莽】
〔「そうぼう」とも〕
(1)くさむら。田舎。
(2)民間。在野。世間。「―の志士」
そうもうのしん
そうもうのしん サウマウ― 【草莽の臣】
(1)民間にある人。在野の人。民間人。
(2)〔草深いところにいる臣の意〕
自分をへりくだっていう語。
そうもく
そうもく [0] 【総目】
全体の目録。また,全体の箇条。
そうもく
そうもく サウ― [0] 【草木】
草と木。植物の総称。
そうもく
そうもく【草木】
vegetation;→英和
plants (and grasses).
そうもく=国土(コクド)悉皆成仏(シツカイジヨウブツ)
――国土(コクド)悉皆成仏(シツカイジヨウブツ)
〔仏〕
〔涅槃経の言葉〕
心のあるもののみならず,心のないものまであらゆるものが成仏するということ。
そうもくじ
そうもくじ [3] 【総目次】
雑誌・叢書(ソウシヨ)などの全体の目次。
そうもくじょうぶつ
そうもくじょうぶつ サウ―ジヤウ― [5] 【草木成仏】
〔仏〕 草や木のように心のないものが仏となること。また,その可能性をもつこと。
そうもくずせつ
そうもくずせつ サウモクヅセツ 【草木図説】
本草書。飯沼慾斎著。草部二〇巻,1856〜62年刊。未刊であった木部一〇巻は1977年(昭和52)に刊行された。リンネの分類法により千二百余種の草本を日本名とラテン名で分類配列した日本最初の近代的図説。
そうもくばい
そうもくばい サウ―バヒ [4] 【草木灰】
草木を焼いてつくった灰。肥料用。そうもくかい。
そうもくろく
そうもくろく [3] 【総目録】
ある主題・事柄の全体にわたる目録。「国書―」
そうもくろく
そうもくろく【総目録】
a general catalog[list].
そうもじ
そうもじ サウ― [0] 【草文字】
草書体の文字。草字(ソウジ)。
そうもつ
そうもつ [0] 【僧物】
〔仏〕 出家した僧尼に所属する一切のもの。建物・土地などの四方僧物と,法衣・鉢などの現前僧物の二種がある。僧祇物。
そうもとじめ
そうもとじめ [3] 【総元締め】
仕事や人員の全体を管理する中心人物。
そうもとじめ
そうもとじめ【総元締】
a general controller.
そうもない
そうもな・い (連語)
…する見通し・気配がない。「会はまだはじまり―・い」
→そうだ(様態の助動詞)
そうもよう
そうもよう [3] 【総模様】
着物の全体に模様があること。
そうもん
そうもん [0] 【僧門】
僧。僧家。仏家。仏門。
そうもん
そうもん [0] 【奏聞】 (名)スル
天皇に申し上げること。そうぶん。「ありのままに―す/平家 6」
そうもん
そうもん サウ― [0] 【相聞】
(1)手紙などで互いに相手の様子を尋ねあうこと。
(2)万葉集の和歌の部立ての一。恋慕や親愛の情を述べた歌。あいぎこえ。
→挽歌(バンカ)
→雑歌(ゾウカ)
そうもん
そうもん [0] 【総門】
(1)屋敷の外囲いにある大門。正門。
(2)禅宗寺院で,一番外側にある正面の門。
そうもん
そうもん サウ― [0] 【桑門】
〔仏〕 僧。出家。沙門。
そうもんか
そうもんか サウ― [3] 【相聞歌】
相聞{(2)}の部立てに属する歌。転じて,恋の歌。
そうや
そうや サウ― [1] 【霜夜】
霜の降りた夜。しもよ。
そうや
そうや 【宗谷】
北海道北部の支庁。支庁所在地,稚内市。
そうや
そうや 【宗谷】
初代の南極観測船。耐氷構造貨物船として1938年(昭和13)竣工。改装され56〜62年,六次にわたり南極観測に従事。
そうやかいきょう
そうやかいきょう 【宗谷海峡】
北海道とサハリンとの間の海峡。
そうやく
そうやく サウ― [0] 【草薬】
草や根を材料とした薬。また,薬草。
そうやく
そうやく サウ― [0][1] 【装薬】 (名)スル
弾丸を発射するために火薬を装填(ソウテン)すること。また,その火薬。「―せざる所の施条銃を置き/月世界旅行(勤)」
そうやせん
そうやせん 【宗谷線】
⇒八田(ハツタ)線
そうやほんせん
そうやほんせん 【宗谷本線】
JR 北海道の鉄道線。旭川・稚内間,259.4キロメートル。北海道北部を縦貫。
そうやみさき
そうやみさき 【宗谷岬】
北海道最北端の岬。宗谷海峡に突出する。海岸段丘が発達。
そうゆ
そうゆ [0] 【送油】 (名)スル
原油などをパイプを通じて輸送すること。「―管」
そうゆ
そうゆ サウ― [1] 【桑楡】
(1)クワとニレ。
(2)〔夕日が桑楡の上にかかることから〕
日の没する所。また,夕方。夕日。
(3)晩年。老年。「おのれは今六十にとなり―かげせまれば/近世畸人伝」
そうゆ
そうゆ [0] 【総湯】
温泉地で,共同で入浴する浴場。
そうゆう
そうゆう サウイウ [0] 【争友】
率直にいさめてくれる友。忠告するよい友。
そうゆう
そうゆう [0] 【総有】
共同所有の一形態。財産の管理処分の権能は共同所有者が形成した団体に属し,使用収益の権能は各構成員に属する形態。入会(イリアイ)権がその例。
→共有
→合有
そうゆう
そうゆう サウイウ [0] 【窓牖】
〔「牖」もまどの意〕
まど。
そうゆう
そうゆう [0] 【曾遊】 (名)スル
以前に訪れたことのあること。「―の地」
そうよう
そうよう サウ― 【蒼鷹】
(1)青みを帯びた羽の鷹(タカ)。しらたか。
(2)〔(1)が猛鳥であることから〕
無慈悲な役人のたとえ。
そうよう
そうよう サウ― [0] 【蒼蠅】
(1)あおばえ。はえ。
(2)君側にあって讒言(ザンゲン)する人。
そうよう
そうよう サウヤウ [0] 【掻痒】
かゆい所をかくこと。「隔靴(カツカ)―」
そうよう
そうよう 【総様】 ・ ―ヨウ 【総容】
その座にいる一同。全体。「―の名代に,又助何とぞ了簡せよ/咄本・露が咄」
そうよう
そうよう サウ― [0] 【装用】 (名)スル
道具などを,身に着けて使うこと。「補聴器を―する」
そうよう
そうよう ソウヤウ 【宗養】
(1526-1563) 室町後期の連歌師。別号,無為・半松斎。宗牧の子。優美な有心(ウシン)連歌を詠んだ。著「連歌秘袖抄」「宗養三巻集」など。
そうよう
そうよう サウエフ [0] 【霜葉】
霜が降りて紅や黄に変色した葉。紅葉。
そうよう=驥尾(キビ)に付して千里を致(イタ)す
――驥尾(キビ)に付して千里を致(イタ)す
蒼蠅も駿馬の尾についていれば,千里の遠方へも行くことができるように,つまらぬ者でもすぐれた人について事を行えば功名をなしとげることができる。驥尾に付す。
そうよく
そうよく サウ― [0] 【双翼】
(1)左右の翼。
(2)左右両側に配置された軍隊。両翼。
そうよく
そうよく サウ― [0] 【澡浴】
身体を洗い清めること。入浴。
そうよこめ
そうよこめ 【総横目】
戦国時代,武田氏・上杉氏などの大名家におかれた職名。横目の最上位。新帰属の国に派遣し,将士の動勢を監察した。
そうよしとし
そうよしとし 【宗義智】
(1568-1615) 安土桃山・江戸初期の武将。対馬国主。名は昭景。文禄・慶長の役では先鋒。江戸幕府下で,朝鮮との条約締結に尽くした。
そうよめ
そうよめ 【総嫁・惣嫁】
⇒そうか(総嫁)
そうよよめいり
そうよよめいり サウヨ― [4] 【葬輿嫁入り】
〔昔,女子は嫁に行ったら二度と実家に戻らないようにと,婚礼を葬礼とみたてたところから〕
葬式をかたどった嫁入り。葬儀の輿(コシ)に乗っての嫁入り。
そうら
そうら [1] (感)
〔「そら」の転〕
(1)予期したとおりになったときに発する語。「―,やっぱり戻って来た」
(2)相手の注意をうながすときに発する語。「―,いくぞ」
そうらい
そうらい サウ― [0] 【草莱】
雑草の茂った土地。荒れはてた地。また,草深い田舎。
そうらい
そうらい サウ― [0] 【爽籟】
さわやかな秋風のひびきをいう語。[季]秋。
そうらいし
そうらいし サウ― [3] 【草莱子】
(1)時勢にうとい人。田舎者。田夫。
(2)〔(1)の人が差している刀の意という〕
粗末な刀。
そうらん
そうらん サウ― [0] 【騒乱】
事件が起こって世間の秩序が乱れること。また,そのような事件。騒動。騒擾(ソウジヨウ)。
そうらん
そうらん [0] 【叢蘭】
群がり生えた蘭。
そうらん
そうらん【騒乱】
(a) disturbance;(a) riot.→英和
‖騒乱罪 the crime of riotous action.騒乱罪で逮捕される be arrested on a charge of raising a riot.
そうらん
そうらん [0] 【総覧・綜覧】 (名)スル
(1)初めから終わりまで全体に目を通すこと。「全国の道路状況を―する」
(2)ある事についてすべてがわかるようにまとめた本・図など。「大学―」
そうらん
そうらん [0] 【総攬】 (名)スル
(政治・人心などを)掌握して治めること。「国政を―する」
そうらん
そうらん サウ― [0] 【争乱】
争いが起こって,乱れること。また,争い。
そうらん
そうらん [0] 【奏覧】 (名)スル
天皇に御覧に入れること。
そうらん
そうらん [0] 【層巒】
重なり連なる山々。
そうらん=茂(シゲ)らんと欲(ホツ)し秋風(シユウフウ)之(コレ)を敗(ヤブ)る
――茂(シゲ)らんと欲(ホツ)し秋風(シユウフウ)之(コレ)を敗(ヤブ)る
〔帝範(去讒)〕
蘭が花を開こうとしても,冷たい秋風が吹いて枯らす。立派な人物が小人にじゃまをされて,力を発揮できないことのたとえ。
そうらんざい
そうらんざい サウ― [3] 【騒乱罪】
多人数が集合して,暴行・脅迫を行い,一地方の公共を害する罪。刑法上,首謀者・指揮または率先助勢者・付和随行者に分けて処罰する。騒擾(ソウジヨウ)罪。
そうらんじょう
そうらんじょう 【喪乱帖】
王羲之の尺牘(セキトク)の精巧な複製。もと正倉院献納品と考えられ,宮内庁蔵。一七行,白麻紙。中国・日本を通じて羲之の真相に最も近い遺品と認められる。孔侍中帖(コウジチユウジヨウ)。
そうり
そうり [1] 【総理】 (名)スル
(1)「内閣総理大臣」の略。
(2)すべての事務をとりまとめて管理すること。また,その人。「国務を―する」
そうり
そうり【総理】
the Prime Minister;the Premier;the president (統轄者).→英和
総理府 the Prime Minister's Office.
そうり
そうり [1] 【層理】
堆積物を構成する物質の差により,地層の断面に現れるほぼ平行な縞模様。
そうりがもん
そうりがもん 【総理衙門】
〔「総理各国事務衙門」の略〕
中国清朝末期の外交をつかさどった役所。大臣若干名の合議によった。1861年創設。1901年廃止。
そうりきょうせい
そうりきょうせい サウリ― [1] 【相利共生】
共生の一種。異なった種類の生物が互いに何らかの利益を交換しあう生活。アリとアリマキ,根粒バクテリアとマメ科植物など。
そうりだいじん
そうりだいじん [4] 【総理大臣】
⇒内閣総理大臣(ナイカクソウリダイジン)
そうりつ
そうりつ サウ― [0] 【創立】 (名)スル
会社・学校などを初めてつくること。設立。「大学を―する」
そうりつ
そうりつ【創立】
foundation;→英和
establishment.→英和
〜する found <a hospital> ;→英和
establish;→英和
set up;organize.→英和
〜50周年(を祝う) (celebrate) the 50th anniversary of the foundation <of the university> .‖創立委員(事務所) the organizing committee (office).創立記念日 Foundation Day.創立者 a founder.創立総会 an inaugural meeting.
そうりつ
そうりつ [0] 【僧律】
僧侶の守るべき戒律。
そうりつ
そうりつ サウ― [0] 【相律】
� 種類の物質からなる混合系が � 個の相に分かれて平衡状態にあるとき,独立に変えることのできる状態変数の数(自由度)� は,�=�+2−� で示される。この関係を相律という。例えば,一成分系(�=1)の気液平衡(�=2)では,自由度 � は 1。このことは,温度が決まれば,飽和蒸気圧の値はただ一つに決まってしまうことを意味する。
そうりつそうかい
そうりつそうかい サウ―クワイ [5] 【創立総会】
株式会社の募集設立の場合に,株式引受人によって構成される議決機関。設立に関する事務の監督や決議を行う。
そうりふ
そうりふ [3] 【総理府】
国の行政機関の一。各行政機関の事務の総合調整,他の行政機関に属さない種々の事務を担当する。外局として,経済企画庁・総務庁・科学技術庁・宮内庁・防衛庁・国土庁・環境庁・北海道開発庁・沖縄開発庁・公正取引委員会・国家公安委員会・公害等調整委員会が置かれている。長は内閣総理大臣。
そうりふれい
そうりふれい [4] 【総理府令】
内閣総理大臣が総理府の行政事務に関して発する命令。旧憲法下の閣令にあたる。
そうりめん
そうりめん [3] 【層理面】
積み重なる地層と地層とが相接した面。地層面。層面。成層面。
そうりゅう
そうりゅう サウ― [0] 【蒼竜】
⇒そうりょう(蒼竜)
そうりゅう
そうりゅう [0] 【層流】
流体の隣りあう部分が混ざりあうことなく流線が規則正しい形を保つ流れ。流速が小さく,粘性の作用が大きいときにみられる。
⇔乱流
そうりゅうせい
そうりゅうせい ソウリウ― [0] 【走流性】
水の流れが刺激となって起こる走性。魚が流れに逆らうように泳ぐのは正の走流性の例。流れ走性。
そうりょ
そうりょ【僧侶】
⇒僧.
そうりょ
そうりょ [1] 【僧侶】
〔元来は,僧団の意〕
出家して仏門に入った人。僧。坊さん。出家。
→僧
そうりょう
そうりょう【総領】
an heir;→英和
one's eldest child.
そうりょう
そうりょう【総量】
gross weight.
そうりょう
そうりょう【送料】
postage (郵便);→英和
carriage (運賃).→英和
そうりょう
そうりょう [1][3] 【送料】
品物を送るのに必要な料金。送り賃。
そうりょう
そうりょう [3][0] 【総量】
全体の数量・重量。
そうりょう
そうりょう サウ― [0] 【蒼竜】
(1)青色の竜。また,青黒い毛並みの大きな馬とも。
(2)四神(シジン)の一。「青竜(セイリヨウ)」に同じ。
(3)二十八宿のうち,東方七宿の総称。
そうりょう
そうりょう サウリヤウ [0] 【爽涼】 (名・形動)[文]ナリ
気候がさわやかで涼しいこと。また,そのさま。清涼。「―な朝風」
[派生] ――さ(名)
そうりょう
そうりょう [0][1] 【総領・惣領】
(1)家を継ぐ子。あととり。
(2)長男または長女。
(3)上代の地方行政官。筑紫・吉備(キビ)などの要地に置かれ数か国を統治した。大宝令施行により大宰府(筑紫総領)以外は廃止された。すべおさ。すぶるおさ。
(4)中世,特に鎌倉時代,武家社会における一族の長。一族の祭祀の中心となり,一族・庶子を統率し,御家人として鎌倉殿に奉仕した。
(5)すべてを支配すること。全部を領有すること。「将軍があとをば母堂の二位の尼―して/愚管 6」
そうりょう=の甚六(ジンロク)
――の甚六(ジンロク)
長男・長女は大事に育てられるため,弟妹に比べておっとりしているということ。
そうりょうきせい
そうりょうきせい [5] 【総量規制】
公害防止にあたって,排気・排水中の汚染物質の濃度ではなく,一定地域あたりの排出される総量を規制すること。
→濃度規制
そうりょうじ
そうりょうじ [3] 【総領事】
領事のうち,最上級のもの。
そうりょうじ
そうりょうじ【総領事】
a consul general;総領事館 a consulate general.
そうりょうじとう
そうりょうじとう [5] 【総領地頭】
総領で,地頭である者。総地頭。大総領。
そうりょうすじ
そうりょうすじ [3][5] 【総領筋】
総領の家筋。本家の家柄。嫡流。
そうりょうせい
そうりょうせい [0] 【総領制】
鎌倉時代の武家社会にみられる,総領を中心とした一族の結合形態。家督を継承する総領が,分割相続によって分立した一族・庶子を統轄するもの。室町時代には嫡子単独相続制に移行した。
そうりょうのき
そうりょうのき 【総領除き】
江戸時代,家督相続者を長男から別の子に変えること。主君の許可を必要とした。廃嫡。
そうりょうぶん
そうりょうぶん [3] 【総領分】
総領制で,総領の支配する所領。
そうりょうまご
そうりょうまご [3] 【総領孫】
家督を継ぐべき孫。嫡孫。
そうりょうむすこ
そうりょうむすこ [5] 【総領息子】
家督を継ぐべき長男。嫡男。
そうりょうむすめ
そうりょうむすめ [5] 【総領娘】
一番上の女子。長女。
そうりょうよめ
そうりょうよめ [3] 【総領嫁】
総領息子の嫁。
そうりょうろう
そうりょうろう サウリヨウ― 【蒼竜楼】
平安京大内裏朝堂院の四楼の一。大極殿の南東にあり,白虎楼に対する。しょうりゅうろう。そうりゅうろう。
そうりょく
そうりょく [1] 【走力】
走る力。走る能力。
そうりょく
そうりょく [1][0] 【総力】
持っているすべての力。全力。また,組織などの総体の力。「―を結集する」
そうりょくせん
そうりょくせん【総力戦】
a total war.
そうりょくせん
そうりょくせん [0] 【総力戦】
その国や団体の蔵しているあらゆる面の能力をすべて注ぎ込んで行う戦い。
そうりょくせんけんきゅうじょ
そうりょくせんけんきゅうじょ 【総力戦研究所】
1940年(昭和15)に創立された,戦時体制の研究と官吏再教育のための内閣直属機関。
そうりん
そうりん サウ― [0] 【相輪】
仏塔の最上部にある装飾部分。下から露盤・伏鉢(フクバチ)・請花(ウケバナ)・九輪・水煙・竜舎・宝珠の七つから成る。相輪全体を九輪と称することもある。青銅製・鉄製・石製などがある。
相輪[図]
そうりん
そうりん サウ― [0] 【双輪】
(1)車の左右二つの車輪。両輪。
(2)二つそろわなければ役に立たない物事のたとえ。
そうりん
そうりん [0] 【叢林】
(1)やぶやはやし。
(2)〔仏〕 寺院。特に,禅寺をいう。
そうりん
そうりん [0] 【僧林】
僧の多く集まっている所。大寺。
そうりん
そうりん サウ― [0] 【霜林】
霜にあって,葉の色づいた林。
そうりん
そうりん サウ― [0] 【倉廩】
穀物を蓄えておく倉。
そうりん
そうりん サウ― [0] 【双林】
沙羅双樹(サラソウジユ)の林。
そうりん=実(ミ)ちて礼節を知る
――実(ミ)ちて礼節を知る
〔管子(牧民)〕
人間は生活が豊かになって初めて礼儀・節度を考える余裕が生まれる。
そうりんかんけい
そうりんかんけい サウリンクワンケイ [5] 【相隣関係】
〔法〕 隣接する不動産の所有者間において,通行・流水・排水・境界などの問題に関して相互の土地利用を円滑にするために,各自の不動産の機能を制限し調整し合う関係。
そうりんし
そうりんし サウリンシ 【巣林子】
近松門左衛門の号。
そうりんしき
そうりんしき サウリンシ― [5] 【巣林子忌】
⇒近松忌(チカマツキ)
そうりんしゃ
そうりんしゃ サウリン― [3] 【相隣者】
〔法〕 お互いに境界を接している不動産の所有者。
→相隣関係
そうりんじ
そうりんじ サウリン― 【双林寺】
京都市東山区下河原鷲尾町にある天台宗の寺。山号,霊鷲(リヨウジユ)山(のちに金玉山)。805年最澄の創建。後鳥羽天皇が帰依し皇女が入寺したため双林寺宮と称された。一四世紀後半より明治維新までは時宗道場となっていた。
そうりんとう
そうりんとう サウ―タウ [0] 【相輪橖】
仏塔の一。相輪の下に支柱を取り付けて,地上に立てたもの。柱に経典その他を納める。比叡山・高野山・日光山にあるものが有名。
そうりんのにゅうめつ
そうりんのにゅうめつ サウ―ニフメツ 【双林の入滅】
釈迦が沙羅双樹の林の中で涅槃(ネハン)に入ったこと。その際,四方に二本ずつあった木は,東西,南北の二双樹が合わさり,一樹となって釈迦をおおい,白色に変わって枯れたという。
そうるい
そうるい サウ― [0] 【双涙】
両眼から流れる涙。「―はら��と砂上に落ちぬ/自然と人生(蘆花)」
そうるい
そうるい [0] 【痩羸】 (名)スル
やせ衰えること。やつれること。「其身躰容貌の―して見苦きを愧づるか故にや/経国美談(竜渓)」
そうるい
そうるい [0] 【走塁】 (名)スル
野球で,走者が塁から塁へ走ること。ベース-ランニング。
そうるい
そうるい サウ― [1] 【藻類】
水中に生活し,独立栄養を営む葉状植物の総称。分類上の明確な群ではない。緑藻類・褐藻類・紅藻類・藍藻類・ケイ藻類など。狭義で,前者三群をいう。
そうるい
そうるい【走塁】
《野》(base) running.→英和
そうるい
そうるい【藻類】
《植》the algae;seaweeds.藻類学 algology.
そうるいぼうがい
そうるいぼうがい [5][0] 【走塁妨害】
野球で,野手が走者の走塁を妨げること。オブストラクション。
そうれい
そうれい サウ― [1][0] 【草隷】
(1)草書と隷書。また,筆画を略した早書きの隷書。
(2)書道。
そうれい
そうれい サウ― [0] 【喪礼】
(1)喪(モ)中の礼法。
(2)「葬礼」に同じ。
そうれい
そうれい【壮麗な】
magnificent;→英和
splendid;→英和
grand.→英和
そうれい
そうれい [0] 【送礼】
人を見送るときの礼儀。
そうれい
そうれい サウ― [0] 【葬礼】
死者をほうむる儀式。葬式。葬儀。とむらい。喪礼。
そうれい
そうれい [0] 【総礼】
(1)全員が同時に敬礼をすること。
(2)古代,仏事・法会などで,参列の僧あるいは貴族がいっせいに仏を礼拝すること。
そうれい
そうれい サウ― [0] 【皁隷】
身分の低い者。召し使い。奴僕。
そうれい
そうれい サウ― [0] 【騒霊】
⇒ポルターガイスト
そうれい
そうれい 【葱嶺】
中央アジアの南部にあるパミール高原の中国語名。前漢の頃から西域への重要な交通路であり,中国勢力圏の西境。
そうれい
そうれい サウ― [0] 【壮齢】
働き盛りの年頃。三〇代・四〇代をさす。壮年。「―の男子」
そうれい
そうれい サウ― [0] 【壮麗】 (名・形動)[文]ナリ
大きく立派で美しい・こと(さま)。「―な会堂」
[派生] ――さ(名)
そうれき
そうれき サウ― [0] 【槽櫪】
馬の飼料を入れるおけ。馬のかいばおけ。また,馬小屋。
そうれつ
そうれつ【壮烈な】
heroic;→英和
sublime;→英和
brave.→英和
そうれつ
そうれつ サウ― [0] 【葬列】
葬式の行列。
そうれつ
そうれつ サウ― [0] 【壮烈】 (名・形動)[文]ナリ
勇ましく立派なこと。激しく勇ましいこと。また,そのさま。「―な最期」
[派生] ――さ(名)
そうれつ
そうれつ【葬列】
a funeral procession.
そうれん
そうれん サウ― [1] 【操練】 (名)スル
軍隊を訓練すること。練兵。
そうれん
そうれん サウ― [0] 【葬殮・葬斂】
〔「殮」「斂」はおさめる意〕
死者を葬ること。また,その儀式。
そうれん
そうれん 【宋濂】
(1310-1381) 明初の学者。字(アザナ)は景濂。洪武帝の顧問として礼楽・制度を定め,明創業の功臣の一人とされる。「元史」編纂総裁。著「宋学士全集」ほか。
そうろ
そうろ サウ― [1] 【霜露】
しもとつゆ。つゆじも。はかないもののたとえにいう。
そうろ
そうろ【走路】
a track;→英和
a course.→英和
そうろ
そうろ サウ― [1] 【草廬】
(1)草で作った小さな家。草庵。
(2)自分の住居をへりくだっていう語。
そうろ
そうろ サウ― [1] 【草露】
草の上に結んだ露。はかないことのたとえにいう。「―の身には蚊虻を仇とも為す/将門記」
そうろ
そうろ [1] 【走路】
(1)競走で,走者の走る道。コース。
(2)逃げ道。「あわてて―を求めけり/経国美談(竜渓)」
そうろう
そうろう【早老の】
prematurely old.
そうろう
そうろう サウラウ 【滄浪】
中国,湖北省を南流する漢水の分流の夏水。また,漢水のことともいう。
そうろう
そうろう サウラウ [0] 【早老】
年齢よりふけていること。
そうろう
そうろう [0] 【層楼】
何階にも重なっている高い楼閣。
そうろう
そうろ・う サウラフ 【候ふ】 (動ハ四)
〔「さぶらふ」の転〕
(1)目上の人のそばに仕える。伺候する。「御前に―・はせ給ふ女房たち/平家 7」
(2)「ある」「いる」「行く」「来る」の謙譲語。「いろをし(=人名),ここに―・ふ/徒然 115」「御使ひ参りて,いづくへ―・ふ,と尋ね申しければ/保元(中)」
(3)「ある」「いる」の丁寧語。「さやうの色したる御衣や―・ふ/平家 6」「月卿雲客一人も―・はず/保元(下)」
(4)(補助動詞)
(ア)補助動詞としての「ある」の丁寧語。(で)あります。(で)ございます。「神妙にこそ―・はねども,人丁が装束はもたせて―・ふ/平家 6」
(イ)他の動詞に付いて,話しぶりを丁寧にする意を表す。ます。「これほどの大事に及び―・ふうへは,つひにのがれ―・ふまじ/平家 4」
そうろう
そうろう サウラウ [0] 【蒼浪・滄浪】
(1)青々とした波。
(2)老いて髪につやがなくなること。「肌膚虚しくして髪―たり/本朝文粋」
そうろう
そうろう サウ― [0] 【早漏】
性交時,射精に至るまでの時間が早すぎること。
⇔遅漏
そうろう
そうろう【早漏】
(a) premature ejaculation.
そうろう
そうろう サウラウ [0] 【蹌踉】 (ト|タル)[文]形動タリ
足どりがふらつくさま。よろめくさま。「―として家に帰る」
そうろう=の水清(ス)まば以(モツ)て我が纓(エイ)を濯(アラ)うべし
――の水清(ス)まば以(モツ)て我が纓(エイ)を濯(アラ)うべし
〔楚辞(漁父)〕
滄浪の水がきれいなときは冠のひもを洗い,濁っているときには足を洗おう,の意。何事も自然のなりゆきにまかせるべきだということ。
そうろうてい
そうろうてい サウラウ― 【滄浪亭】
中国,江蘇省蘇州市にある名勝。広陵王銭元璙の別園に北宋の蘇舜欽が築いた亭の名。
そうろうぶん
そうろうぶん サウラフ― [3][0] 【候文】
書簡に多く用いられた文語体の文章の一種。「ございます・ます」などにあたるところに「候」という丁寧語を使って書く。鎌倉時代にほぼ整い,江戸時代には公用文にも用いられた。明治以後,学校教育でも教えたが,現在はほとんど用いられない。
そうろく
そうろく [0][1] 【総録】
江戸時代,江戸における当道の座次の最高位者。関八州およびその周辺を支配した。
そうろく
そうろく [0] 【僧録】
禅宗の僧職。1379年足利義満が宋にならって相国寺の春屋妙葩(シユンオクミヨウハ)をこれに任じたのに始まる。五山十刹以下禅寺を管轄,その人事をつかさどった。江戸時代に実権は衰えたが,徳川綱吉が新義真言宗僧隆光を任じたことがある。僧録司。
そうろのしつ
そうろのしつ サウ― 【霜露の疾】
寒さのために起こる病気。霜露の病。
そうろん
そうろん サウ― 【相論】 (名)スル
互いに論じ合うこと。特に,土地について訴訟で争うこと。「多年山門と―する下地にて候/太平記 20」
そうろん
そうろん サウ― [1][0] 【争論】 (名)スル
議論をたたかわせること。言いあらそうこと。論争。「何ぞ―するを要せん/花柳春話(純一郎)」
そうろん
そうろん【総論】
an introduction;→英和
general remarks.
そうろん
そうろん [0] 【総論】
全体にわたって展開した論。
⇔各論
そうろん=賛成、各論反対
――賛成、各論反対
ある企ての主旨自体に反対はしないが,自分の利害がからむような具体的問題になると異議を言い立てること。
そうわ
そうわ 【総和】
茨城県西部,猿島郡の町。利根川北岸の台地に位置する。
そうわ
そうわ サフ― [0] 【挿話】
文章や談話の途中にはさまれる,本筋には関係のない,短い興味ある話。逸話。エピソード。
そうわ
そうわ [0] 【総和】
全部を加えた数。総計。
そうわ
そうわ [0] 【送話】 (名)スル
電話などで音声によって話を先方へ送ること。
そうわ
そうわ【送話】
transmission.〜する transmit.→英和
‖送話器 a transmitter.送話口 a mouthpiece.
そうわ
そうわ【挿話】
an episode.→英和
そうわ
そうわ【総和】
the sum total.
そうわ
そうわ [1][0] 【叢話】
いろいろな話を集めて記した書物。
そうわき
そうわき [0][4] 【僧脇】
能楽で,僧の姿で登場するワキ・ワキツレ。脇僧。
そうわき
そうわき [3] 【送話器】
電話機の,音声を電流に換える装置。
⇔受話器
そうわく
そうわく [0] 【総枠】
ある事柄の全体の範囲・条件。「支出の―がきめられている」
そうわぜん
そうわぜん [3] 【宗和膳】
黒または朱塗りの四脚の膳。金森宗和の好みという。懐石膳。民間では本膳とした。
そうわん
そうわん サウ― [0] 【双腕】
両方の腕。両腕。
そうトン
そうトン [1] 【総―】
「総トン数」に同じ。
そうトンすう
そうトンすう [3][5] 【総―数】
(1)船舶の大きさをその積量によって表したものの一。船内の総容積から,二重底と,上甲板上にある航海・機関・炊事・衛生などのための諸室を除いた容積。三五三分の1000立方メートル(または100立方フィート)を1トンとする。タンカーには用いない。グロス-トン。
→排水トン数
(2)トン数全部の合計。
そうトンすう
そうトンすう【総トン数】
gross tonnage.
そうルビ
そうルビ [0] 【総―】
文中の漢字全部に振り仮名をつけること。
⇔ぱらルビ
そえ
そえ [1][2]
馬の向こうずね(管骨)にできる骨膜炎の通称。管骨骨膜炎。若馬に多発する。
そえ
そえ ソヘ [0] 【酘・添(え)】
清酒の醸造で,もろみをつくるために酒母に加える蒸し米・麹(コウジ)・水など。また,それらを加えること。
そえ
そえ ソヘ 【候】
〔動詞「そう(候)」の命令形「そうえ(さうへ)」の転〕
「お…そへ」の形で,「お…なさい」の意を表す。「閻魔王,もそつとおせめ―/狂言・朝比奈(虎寛本)」「所詮うたはせぬ調儀が有る。お直り―/狂言・二千石(虎寛本)」
→そう(候)
そえ
そえ ソヘ [0] 【添え・副え】
(1)主となる物にそえること。そえたもの。おまけ。「さまざまの芸を―にして薬を売に同じう/浮世草子・禁短気」
(2)人に従う人。補佐する人。「―になつて力を仮してはくれまいか/五重塔(露伴)」
(3)生け花で,中心となる枝を助ける働きをする枝。《副》
(4)ごはんのおかず。
(5)かもじ。添え髪。
そえい
そえい [0] 【疎影】
まばらな影。特に,枝のまばらな木の影。
そえいし
そえいし ソヘ― [0] 【添(え)石】
(1)風で屋根が飛ばされないように屋根の上に並べて置く石。
(2)庭園などで,主な石に添えて置く石。
そえうた
そえうた ソヘ― [0][2] 【諷歌】
古今集の和歌六義(リクギ)の一。他の事物にことよせて思いを詠んだ歌。
そえうま
そえうま ソヘ― [0] 【副え馬】
馬車などで,主な馬に従わせる補助・予備の馬。そいうま。
そえかた
そえかた ソヘ― [0] 【添(え)肩】
駕籠(カゴ)などをかつぐ人に付き添って助力する者。
そえがき
そえがき【添書】
a postscript.→英和
そえがき
そえがき ソヘ― [0] 【添(え)書き】 (名)スル
(1)手紙や文書の終わりに付け加えて書くこと。また,その文。追って書き。「妹への伝言を―する」
(2)書画・器物などに由来などを記した文を添えること。また,その文章。添え筆。
そえがなもの
そえがなもの ソヘ― [3] 【添え鉄物】
木材の継ぎ手・組み手の補強のためにあてる鉄板など。
そえがみ
そえがみ ソヘ― [0] 【添(え)髪】 (名)スル
かもじ。入れ毛。そえ。「白髪に―して後家らしく作り成して/浮世草子・一代女 6」
そえぎ
そえぎ【添え木】
a splint.→英和
そえぎ
そえぎ ソヘ― [0] 【添(え)木・副え木】
(1)草木などに,支えとして添えた木。支柱。
(2)骨折・捻挫(ネンザ)の治療の際に,患部を固定するために当てる板。副木(フクボク)。副子(フクシ)。
そえこ
そえこ ソヘ― [0] 【副子】
腰刀の差裏(サシウラ)に差した小刀。裏差(ウラザシ)。
そえこと
そえこと ソヘ― 【諷言】
明らかにそれというのではなく,他の事物に託すなどの技巧を用いて,それとなくわからせる言い方。「男やある,いづくにか住む,など口々問ふに,をかしき言,―などをすれば/枕草子 87」
そえことば
そえことば ソヘ― [3] 【添え詞・添え言葉】
(1)付け加えていう言葉。
(2)そばから口添えした言葉。助言。
(3)古く,副詞・接続詞などを表すのに用いられた語。
そえごうろ
そえごうろ ソヘガウロ [3] 【添(え)香炉】
香席で,一対の本香炉に追加して出される香炉。連衆の人数が多いときなどに用いられる。
そえごし
そえごし ソヘ― 【添へ輿】 (名)スル
葬式で,棺をのせた輿に付き添って行くこと。また,その人。「―したる人,さのみうれひにも沈まず/浮世草子・一代女 3」
そえしょ
そえしょ ソヘ― [0] 【添(え)書】
「添え状」に同じ。
そえじ
そえじ ソヘ― [0] 【添(え)字】
(1)本文の字の横に添えた小さな字。送り仮名・捨て仮名など。
(2)〔数〕 幾つかの変数を区別するために ��・�� などのように,文字の右下などに小さく書き添えた数字。添数(テンスウ)。
そえじま
そえじま ソヘジマ 【副島】
姓氏の一。
そえじまたねおみ
そえじまたねおみ ソヘジマ― 【副島種臣】
(1828-1905) 政治家。佐賀藩出身。通称,二郎。号,蒼海。維新の際の功によって明治政府の参与・参議・外務卿。征韓論を唱えて下野。のち枢密院顧問官・内務大臣。豪快な書でも知られる。
そえじょう
そえじょう ソヘジヤウ [0] 【添(え)状】
人を遣わしたり物を送る際,その旨を記して添えてやる手紙。添え書。添え文。
そえだ
そえだ ソヘダ 【添田】
福岡県中東部,田川郡の町。明治中期以降,炭鉱町として発展。南部の英彦山は修験道で知られ,鬼スギは天然記念物。
そえだ
そえだ ソヘダ 【添田】
姓氏の一。
そえだあぜんぼう
そえだあぜんぼう ソヘダアゼンバウ 【添田唖蝉坊】
(1872-1943) 演歌師。本名平吉。神奈川県生まれ。「ラッパ節」「ああ金の世」「ノンキ節」など世相風刺の演歌を自作自演し,流行させた。
そえだけ
そえだけ ソヘ― [0] 【添(え)竹】
草木などに支えとして添えた竹。
そえち
そえち ソヘ― [0] 【添(え)地】
(1)ある地所に他の地所を付け加えること。また,付け加えた地所。
(2)江戸時代,各役所の屋敷に付属している土地。
そえぢ
そえぢ【添え乳する】
suckle a child in bed.
そえぢ
そえぢ ソヘ― [0] 【添(え)乳】 (名)スル
子供に添い寝して乳を飲ませること。
そえつどうしゅう
そえつどうしゅう ソヱツドウシウ [1] 【楚越同舟】
〔中国,戦国時代の楚と越は互いに敵であったことから〕
仲の悪い者同士が同じ場所にいること。呉越同舟。
そえづかい
そえづかい ソヘヅカヒ 【副へ使ひ】
「ふくし(副使)」に同じ。「院宣の―に西国へ下りたりければ/盛衰記 38」
そえてがみ
そえてがみ ソヘ― [3] 【添(え)手紙】
添え状。
そえに
そえに ソヱ― (接続)
〔「そゆゑに」の転〕
それだから。それゆえに。「―とてとすればかかりかくすればあな言ひ知らずあふさきるさに/古今(雑体)」
そえに
そえに ソヘ― (連語)
〔副助詞「さえ(さへ)」の語源とされる「添え」に助詞「に」の付いたもの〕
添加の意を表す。…もまた。「けふ―暮れざらめやはと思へども堪へぬは人の心なりけり/後撰(恋四)」
そえばしら
そえばしら ソヘ― [3] 【添(え)柱】
柱を補強するために,その脇(ワキ)に添えて立てる柱。
そえばん
そえばん ソヘ― 【副番】
(1)当番の者が出勤できないとき,代わってその任務にあてるためにあらかじめ定めておく番人。「この御所の―に/御湯殿上(文明一二)」
(2)江戸幕府の職名。別館の番人・御殿番の補佐役。
そえびき
そえびき ソヘ― [0] 【添(え)弾き】
「連れ弾き」に同じ。「爰な女郎は琴の上手,我れも―して/浮世草子・好色産毛」
そえぶみ
そえぶみ ソヘ― [0] 【添(え)文】
「添え状(ジヨウ)」に同じ。
そえぼし
そえぼし ソヘ― [2] 【添え星】
(1)衛星の古名。そいぼし。[書言字考節用集]
(2)大熊座ゼータ星の伴星。アルコル。
そえもの
そえもの【添え物】
an addition;→英和
a premium (景品);→英和
a garnish (料理の).→英和
そえもの
そえもの ソヘ― [2] 【添(え)物】
(1)主となる物につけ加えるもの。主となるものに付随しているもの。
(2)おまけ。景品。
そえやく
そえやく ソヘ― [0] 【添(え)役】
主となる者を補佐したり引き立てたりする役目。また,その役の人。
そえる
そ・える ソヘル [0][2] 【添える・副える】 (動ア下一)[文]ハ下二 そ・ふ
(1)主なもののそばに置く。「贈り物にカードを―・える」「肉に野菜を―・える」
(2)補助・支えとなる物・行為などを付け加える。「軽く右手を―・えて持つ」「口を―・える」「今日の催しに彩りを―・える女声コーラス」
(3)ある人に別の人を付き添わせる。「御使に人を―・へ,…御ありか見せむと尋ぬれど/源氏(夕顔)」
(4)なぞらえる。擬する。「たな霧らひ雪も降らぬか梅の花咲かぬが代に―・へてだに見む/万葉 1642」
(5)身近に寄せる。「剣大刀身に―・へ寝けむ/万葉 217」
〔「そう」に対する他動詞〕
[慣用] 錦上に花を―
そえる
そえる【添える】
affix;→英和
attach;→英和
add <to> (加える).→英和
…を添えて with….→英和
力を〜 help;→英和
lend <a person> a hand.→英和
そえん
そえん [0] 【疎遠】 (名・形動)[文]ナリ
交際が途絶えがちになる・こと(さま)。
⇔親密
「従妹と―になる」「―な関係」
[派生] ――さ(名)
そえん
そえん【疎遠になる】
become estranged;drift apart.
そえんふう
そえんふう [0] 【麁鉛風】
世阿弥の能楽用語。九位(キユウイ)の最下位で,荒くて正しくない芸。
→九位
そお
そお ソホ 【赭】
色の赤い土。顔料に用いた。赭土(ソオニ)。「まかねふく丹生のま―の色に出て/万葉 3560」
そおう
そおう [2] 【素王】
王の位はないが,王としての徳を備えた人。儒家では孔子,道家では老子をいう。
そおき
そおき [1]
沖縄で,豚のあばら肉のこと。
そおく
そおく [0] 【疎屋】
粗末な家。また,荒れはてた家。
そおず
そおず ソホヅ 【案山子】
〔「そおど」の転〕
かかし。「あしひきの山田の―/古今(雑体)」
そおど
そおど ソホド 【案山子】
かかし。そおず。「少名毘古那の神を顕はし白(モウ)せし謂はゆる久延毘古は,いまに山田の―といふぞ/古事記(上)」
そおに
そおに ソホ― 【赭土】
〔「そぼに」とも〕
「そお(赭)」に同じ。「―を以て掌(タナウラ)に塗り/日本書紀(神代下訓)」
そおぶね
そおぶね ソホ― 【赭船】
赭で赤く塗ってある船。「旅にしてもの恋しきに山下(モト)の赤(アケ)の―沖に漕ぐ見ゆ/万葉 270」
そおらんぶし
そおらんぶし 【ソーラン節】
北海道渡島(オシマ)半島の民謡で,仕事唄。鰊漁(ニシンリヨウ)のヤン衆たちが鰊を船へあげるときに唄った。源流は青森県野辺地町周辺の荷揚げ木遣(キヤ)り唄。沖揚げ音頭。
そおん
そおん [0] 【疎音】
⇒そいん(疎音)
そおんき
そおんき [2] 【蘇音器・蘇音機】
「蓄音器」の旧称。
そか
そか [1] 【楚歌】
古代中国,楚の国の歌。
→四面楚歌(シメンソカ)
そか
そか [1] 【遡河・溯河】 (名)スル
海から川へ,または川の下流から上流の方へさかのぼること。
そか
そか [1] 【粗菓】
粗末な菓子。人に菓子を勧めたり,贈ったりするとき,謙遜していう語。
そかい
そかい [0] 【遡洄・溯洄】 (名)スル
流れをさかのぼること。また,歴史をさかのぼること。「十数年の前に―して之を視れば/明六雑誌 24」
そかい
そかい【租界】
a settlement;→英和
a concession.→英和
そかい
そかい【疎開する】
evacuate (立ち退く);→英和
disperse;→英和
thin out <houses> .‖疎開先 one's place of refuge.疎開者 an evacuee.強制疎開 compulsory evacuation.
そかい
そかい [0] 【租界】
一九世紀後半から解放前の中国の開港場で,外国人が行政権と警察権を握っていた地域。共同租界と各国専管租界とがあった。
そかい
そかい [0] 【疎開】 (名)スル
(1)災害や空襲に備えて,都会の人や物資・工場などを他の地に移すこと。「田舎に―する」
(2)軍隊で,敵の襲撃に備えて隊をまばらに散らばらせること。散開。
そかい
そかい [0] 【素懐】
日頃から心に抱いている考えや希望。かねてからのこころざし。「―を遂げる」
そかぎょ
そかぎょ [2] 【遡河魚・溯河魚】
産卵のために海から川へさかのぼる魚。サケ・マス・アユなど。
そかく
そかく [0] 【阻格・沮格】 (名)スル
妨げること。じゃまをすること。「各般の分泌を―し/日本風景論(重昂)」
そかく
そかく【組閣する】
organize[form]a Cabinet.組閣本部 the Cabinet organization headquarters.
そかく
そかく [0] 【阻隔】 (名)スル
じゃまをして,間をへだてること。へだてはばむこと。
そかく
そかく [0] 【疎隔】 (名)スル
関係がうとくなること。遠ざけること。「妾を―せんと謀りしなり/妾の半生涯(英子)」
そかく
そかく [0] 【組閣】 (名)スル
内閣を組織すること。「実力者をそろえて―する」
そかつ
そかつ [0] 【疎闊】 (名・形動)[文]ナリ
久しく会わず,間柄が親しくない・こと(さま)。疎遠。「交情日々(ヒビ)に―なるは,また故なきにあらざるなり/慨世士伝(逍遥)」
そが
そが 【蘇我】
古代の中央豪族の一。姓(カバネ)は臣(オミ)。その称は大和国高市郡蘇我の地にちなむという。排仏派の物部氏と対立,587年物部守屋を滅ぼして政治の実権を握る。645年大化改新の際,蝦夷(エミシ)・入鹿父子は中大兄皇子(ナカノオオエノオウジ)らに滅ぼされたが,傍系は石川朝臣としてとどまった。
そが
そが 【曾我】
姓氏の一。
そが
そが [1] 【素画】
墨だけで線書きにした絵。彩色の施してないもの。白描画(ハクビヨウガ)の奈良時代における称。
そが
そが 【曾我】
〔曾我兄弟が貧しかったことから〕
貧乏のこと。曾我殿。「もとより―の内証にして営みととなふにわびしければなり/鶉衣」
そが
そが [1] 【疎画】
筆数が少ない絵。粗く描いた絵。
⇔密画
そが
そが 【素娥】
〔「素」は色が白い,の意〕
(1)月に住むという伝説上の仙女。姮娥(コウガ)。
(2)月の異名。
そが∘れる
そが∘れる [3] 【殺がれる・削がれる】
「そぐ」の受け身形。
そがい
そがい【阻害】
an obstruction;a check.→英和
〜する hinder;→英和
check;prevent;→英和
hamper.→英和
そがい
そがい [0] 【阻害・阻礙】 (名)スル
じゃまをして物事を進行させないこと。「発展を―する」
そがい
そがい [0] 【疎外・疏外】 (名)スル
(1)よそよそしくすること。きらってのけものにすること。「仲間から―される」「―感」
(2)〔(ドイツ) Entfremdung〕
ヘーゲルの用語。ある存在が自己の本質を自己本来の存在の外に出すことによって,それが自分とは対立する疎遠な他者となること。理念が真実在たる精神に自己還帰すべく,反対物である自然へと受肉・転変すること。また,初期のマルクスでは,資本主義的生産の下で人間的存在や労働の本質が,人間に失われていること。
そがい
そがい [0] 【鼠害】
鼠(ネズミ)から受ける害。
そがい
そがい [0] 【背向】
(1)後ろ向き。背中合わせ。「椽側の方へ―になり/薄命のすず子(お室)」
(2)後ろの方。後方。背後。「雑賀野(サイカノ)ゆ―に見ゆる沖つ島/万葉 917」
そがい
そがい【疎外する】
estrange;→英和
avoid a person's company;keep <a person> at arm's length.
そがいに
そがいに (副)
そのように。そんなに。「むぞうらしげに―せでも大じなかたん/浄瑠璃・博多小女郎(上)」
そがいろ
そがいろ [0] 【そが色】
そが菊の色。黄色。[ヘボン(三版)]
そがかいけいさん
そがかいけいさん 【曾我会稽山】
人形浄瑠璃。時代物。近松門左衛門作。1718年初演。曾我兄弟の仇(アダ)討ちを中心とする複雑な事件を一昼夜の出来事として脚色。近松最後の曾我物で,近松時代物三大傑作の一つとされる。
そがきょうげん
そがきょうげん 【曾我狂言】
曾我兄弟の仇(アダ)討ちを題材とした歌舞伎狂言。1655年江戸山村座上演の「曾我十番切」を初めとし,享保(1716-1736)頃から吉例として初春興行の出し物となった。
そがきょうだい
そがきょうだい 【曾我兄弟】
曾我祐成(スケナリ)とその弟曾我時致(トキムネ)の兄弟。伊豆の豪族河津祐泰の子。兄は幼名を一万,通称を十郎,弟は幼名を箱王,通称を五郎という。幼時に父を工藤祐経に殺され,母が再婚して曾我姓を名乗った。1193年,富士野の狩り場で父の仇(アダ)を討ち,ともに捕らえられて殺された。曾我十郎五郎。
そがぎく
そがぎく [2] 【そが菊】
黄菊の別名という。「かの見ゆる池辺に立てる―の/拾遺(雑秋)」
〔一説に,承和の帝(仁明天皇)が黄菊を好んだことから,承和菊といい,これが訛ったものという。「承和菊」「曾我菊」とも書く〕
そがく
そがく [0] 【訴額】
訴訟物について原告が訴えで主張する利益を金銭に見積もった額。訴訟物の価額。訴価。
そがしょうはく
そがしょうはく 【曾我蕭白】
(1730-1781) 江戸中期の画家。自ら蛇足(ジヤソク)軒・蛇足十世等と称す。自由奔放な画風で「寒山図」など人物水墨画を多く描いた。
そがじゃそく
そがじゃそく 【曾我蛇足】
〔「だそく」とも〕
室町後期の画家。大徳寺真珠庵の襖(フスマ)絵の作者と伝えるが確証なく,伝記・生没年も未詳。
→曾我派
そがすけなり
そがすけなり 【曾我祐成】
(1172-1193) 曾我兄弟の兄。
そがちょくあん
そがちょくあん 【曾我直庵】
安土桃山期の画家。蛇足(ジヤソク)六世を称して活躍し曾我派を一大流派とした。屏風(ビヨウブ)絵が残る。生没年未詳。
そがときむね
そがときむね 【曾我時致】
(1174-1193) 曾我兄弟の弟。
そがどの
そがどの 【曾我殿】
〔曾我兄弟が貧乏であったことから〕
貧乏。「内証は―/浄瑠璃・長町女腹切(中)」
そがのあめ
そがのあめ 【曾我の雨】
曾我兄弟が仇(アダ)討ちをした日とされる陰暦五月二八日に降る雨。虎が雨。虎が涙。
そがのいしかわのまろ
そがのいしかわのまろ 【蘇我石川麻呂】
(?-649) 蘇我馬子の孫。宗家の蝦夷(エミシ)・入鹿父子と対立,大化改新に参画し,右大臣に任ぜられた。のち弟日向の讒言(ザンゲン)によって,自害した。蘇我倉山田石川麻呂。
そがのいなめ
そがのいなめ 【蘇我稲目】
(?-570) 宣化・欽明両朝の大臣。蘇我馬子の父。物部尾輿・中臣勝海ら排仏派と対抗し,崇仏を説いて自邸に仏像を安置,向原(ムクハラ)寺と号した。また,皇室と姻戚関係を結び,蘇我氏繁栄の礎を築いた。
そがのいるか
そがのいるか 【蘇我入鹿】
(?-645) 蘇我蝦夷(エミシ)の子。鞍作とも。天皇家と威勢を競い,聖徳太子の子山背大兄王を殺害。大化改新で中大兄皇子・中臣鎌足に殺された。
そがのうまこ
そがのうまこ 【蘇我馬子】
(?-626) 敏達・用明・崇峻・推古四朝の大臣。蘇我稲目の子。対立する排仏派の物部守屋を滅ぼし,崇峻天皇を殺害。法興寺を造立して仏教興隆に尽力,「天皇記」「国記」の編纂にも従事した。
そがのえみし
そがのえみし 【蘇我蝦夷】
(?-645) 推古・舒明・皇極三朝の大臣。蘇我馬子の子。専制的な権力をふるって天皇家に対抗,子の入鹿に紫冠を授けて大臣にした。入鹿が暗殺されると,邸に火を放って自殺した。
そがのたいめん
そがのたいめん 【曾我の対面】
歌舞伎狂言の一。曾我狂言で,曾我の十郎五郎兄弟が敵の工藤祐経と初めて出会う場面。江戸時代は毎年正月に各座で新作され上演されたが,現在は河竹黙阿弥作「寿曾我対面」が行われる。対面。
そがのや
そがのや 【曾我廼家】
1904年(明治37)曾我廼家五郎・十郎が創立した,日本最初の喜劇団。大阪俄(ニワカ)を演技の基礎とした。その後の大阪喜劇の始祖となり,松竹新喜劇に連なる。
そがのやごろう
そがのやごろう 【曾我廼家五郎】
(1877-1948) 喜劇俳優。本名,和田久一。1904年(明治37)曾我廼家十郎と大阪に喜劇団を結成,新しい分野を開拓した。一堺漁人の名で一〇〇〇編をこす脚本を書いた。
そがは
そがは 【曾我派】
室町時代の曾我蛇足(ジヤソク)を祖とする日本画の一派。江戸初期に曾我直庵,その子二直庵,中期に蕭白(シヨウハク)が活躍した。
そがまつり
そがまつり [3] 【曾我祭】
江戸の歌舞伎劇場で催した行事。正月の曾我狂言が当たって五月まで継続して興行したとき,曾我兄弟の討ち入りした五月二八日に行なった。1753年,中村座で行なったのが始まり。
そがもの
そがもの [0] 【曾我物】
曾我兄弟の仇(アダ)討ちを題材とした,能・幸若舞(コウワカマイ)・浄瑠璃・歌舞伎などでの総称。
そがものがたり
そがものがたり 【曾我物語】
軍記物語。一〇巻または一二巻。南北朝時代から室町前期にかけて成立。曾我兄弟の生い立ちから仇(アダ)討ちの達成と後日談をのべる。後世,能・幸若舞・浄瑠璃・歌舞伎などに題材を提供した。
そがん
そがん【訴願】
a petition.→英和
〜する petition;appeal.→英和
‖訴願人 a petitioner.
そがん
そがん [0] 【素願】
常日頃抱いていた願い。素懐。
そがん
そがん [0][1] 【訴願】 (名)スル
行政処分を違法または不当とする者が,その取り消し・変更・原状回復を求めるために,行政庁に再審査を請求する行為。行政不服審査法の成立に伴い,1962年(昭和37)廃止された。
→異議申し立て
→審査請求
そがん
そがん [0] 【素顔】
白い顔。化粧していない顔。
そが色
そがいろ [0] 【そが色】
そが菊の色。黄色。[ヘボン(三版)]
そが菊
そがぎく [2] 【そが菊】
黄菊の別名という。「かの見ゆる池辺に立てる―の/拾遺(雑秋)」
〔一説に,承和の帝(仁明天皇)が黄菊を好んだことから,承和菊といい,これが訛ったものという。「承和菊」「曾我菊」とも書く〕
そき
そき 【退き】
〔動詞「退(ソ)く」の連用形から〕
最も遠い所。はて。辺境。「山の―野の―見よと/万葉 971」
そき
そき [1] 【祖忌】
〔仏〕 宗派の開祖の死去した日にあたる日。祖師の忌日。また,その日に行う法会。
そきえ
そきえ 【退き方】
遠く離れたところ。「天雲の―の極み/万葉 4247」
そきだく
そきだく (副)
非常に。はなはだしく。「―もおぎろなきかも/万葉 4360」
そきゃく
そきゃく [0] 【阻却】 (名)スル
さまたげること。妨害してしりぞけること。「違法性を―する」
そきゅう
そきゅう【遡及する】
trace back;retrace;→英和
《法》be retroactive <to May 1,1980> ;→英和
act retroactively.〜的な retroactive;retrospective.
そきゅう
そきゅう [0] 【訴求】 (名)スル
宣伝・広告などによって買い手の欲求にはたらきかけること。「消費者に―する」
そきゅう
そきゅう [0] 【遡及・溯及】 (名)スル
(1)過去のある時点までさかのぼること。
(2)法律をその施行以前になされた行為や生じた事実にさかのぼって適用すること,または法律要件の効力をその成立以前にさかのぼらせること。さっきゅう。
そきゅう
そきゅう [0] 【遡求】
(1)さかのぼって追求すること。
(2)手形・小切手の支払いがないときなどに,その所持人が,裏書人など流通過程上自己の前者に該当する者に対して代償の支払いを請求すること。償還請求。「―権」
そきゅうこう
そきゅうこう [2] 【遡及効】
法律の効力がその施行前にさかのぼって生ずること,または法律要件の効力がその成立前にさかのぼって生ずること。
そきょうでん
そきょうでん ソキヤウ― 【承香殿】
⇒しょうきょうでん(承香殿)
そぎ
そぎ [2] 【削ぎ・枌】
〔動詞「削ぐ」の連用形から。古くは「そき」〕
削(ソ)ぎ板。
そぎ
そぎ [1] 【素義】
素人(シロウト)義太夫,の意。昭和初期,同好会の名に多く用いた。
そぎあま
そぎあま 【削ぎ尼】
髪を肩のあたりで切りそろえた髪型の尼。「墨染の袈裟に変りし―姿/浄瑠璃・伊賀越道中双六」
そぎいた
そぎいた [0] 【削ぎ板・枌板】
〔古くは「そきいた」〕
そいで作った薄い木の板。屋根を葺(フ)くのに用いる。そぎ。
そぎえり
そぎえり [0] 【削ぎ襟】
「掛け襟」に同じ。
そぎおとす
そぎおと・す [0][4] 【削ぎ落(と)す】 (動サ五[四])
不要な部分をけずって取り去る。けずり落とす。「りんごの傷んだところを―・す」
[可能] そぎおとせる
そぎぎり
そぎぎり [0] 【削ぎ切り】
料理で,材料に包丁を斜めに当ててけずるように切ること。
そぎすつ
そぎす・つ 【削ぎ棄つ】 (動タ下二)
(1)省略する。簡単にする。「いみじく事ども―・てて,…省かせ給へど/源氏(若菜下)」
(2)髪を切る。また,出家する。「―・てまほしう思さるる御髪をかき出でて見給へば/源氏(夕霧)」
そぎそで
そぎそで [2][0] 【削ぎ袖】
丸みが大きく,そいだように見える形の袖。近世初期に流行。
そぎだけ
そぎだけ [2] 【削ぎ竹・殺ぎ竹】
先端を斜めにそいだ竹。
そぎつぎ
そぎつぎ [0] 【殺ぎ継ぎ】
継手の一種。木材の切り口を斜めに切って合わせ,釘あるいは接着剤などで止める方法。根太(ネダ)や垂木(タルキ)などに用いられる。滑り刃継ぎ。
そぎとる
そぎと・る [0][3] 【削ぎ取る・殺ぎ取る】 (動ラ五[四])
刃物でけずりとる。「かみそりで―・る」
[可能] そぎとれる
そぎぶき
そぎぶき [0] 【削ぎ葺き】
削ぎ板で屋根を葺くこと。また,その屋根。
そぎみ
そぎみ [2] 【削ぎ身】
包丁を寝かせるようにして削ぎ取った肉や魚。
そぎめつぎ
そぎめつぎ [3] 【削ぎ芽接ぎ】
接ぎ木で,芽接ぎの一。台木の側面をけずり,芽を含む接ぎ穂を密着させて,上からしばる方法。
そぎや
そぎや [2] 【殺ぎ屋】
売れ残り品・返品・不良品の類を安く仕入れ,特価品として露店商などに卸売する問屋。
そぎょう
そぎょう [0] 【礎業】
基礎となる事業。
そぎょう
そぎょう [1] 【祖業】
先祖が始めて,代々受け継いでいる事業・仕事。
そぎょう
そぎょう [0] 【素業】
平素の仕事。
そく
そ・く 【退く】
■一■ (動カ四)
離れる。遠ざかる。「大和へに西風吹き上げて雲離れ―・き居りとも我忘れめや/古事記(下)」
■二■ (動カ下二)
離す。しりぞける。とりさる。「夏草の刈り―・くれども生ひしくごとし/万葉 2769」
そく
そく [1] 【束】
(1)〔数〕
〔lattice〕
数学の代数系の一。ある集合の二つの元(ゲン)の間に二つの演算が定義され,それらが冪等律(ベキトウリツ)・交換律・結合律・吸収律の性質を満たすとき,この集合を束という。「ブール―」「モジュラー―」
(2)江戸時代,商人が用いた符牒。一・十・百・千などの数を表す。「―(=百両)と思つたその金も/歌舞伎・加賀鳶」
(3)ものを数えるときに用いる単位。
(ア)稲一〇把をいう。
(イ)半紙一〇帖(二〇〇枚)をいう。
(ウ)蟇目(ヒキメ)の矢二〇本をいう。
(エ)釣りで,一〇〇尾をいう。一束。「―釣り」
(4)矢の長さを表す単位。一握り分の長さを一束という。「十二―三つ伏せ」
そく
そく [1] 【触】
〔仏〕
(1)六根の一つである身根が感覚する対象。皮膚による接触などで感じるもの。
(2)感覚する器官である根,心のはたらきである識,対象である境の接する部分で成立している精神作用。十二因縁の一。
(3)けがれ。不浄。
そく
−そく【−足】
a pair of <boots> .
そく
そく [1] 【息】
(1)子息。むすこ。「君の処の―もはやく洋学をまなばせなせえ/安愚楽鍋(魯文)」
(2)利子。利息。「年に三分三分半の―/公議所日誌」
そく
そく [1][0] 【疎句】
(1)和歌で,一首が言葉の意味的な関連によらずに,情趣によって統一されているもの。
(2)連歌・俳諧の付合で,前句の姿や言葉にたよらず情趣によって付けること。またその付句。
⇔親句
そく
そく [1] 【側】
永字八法(エイジハツポウ)の第一筆の点。
→永字八法
そく
そく 【則】
■一■ [1] (名)
きまり。規則。
■二■ (接尾)
助数詞。法則・規定などを数えるのに用いる。「第五―」
そく
そく 【足】 (接尾)
助数詞。両足につける一対のものを数えるのに用いる。「靴一―」
そく
そく [1] 【�】
「乾漆(カンシツ){(2)}」に同じ。
そく
そく [1] 【即】
■一■ (名)
(1)現象的には対立している二つの事物が,実は同一であること。「煩悩(ボンノウ)―菩提」「生死(シヨウジ)―涅槃(ネハン)」
(2)天台宗で,真理認識の六つの段階のこと。
■二■ (接続)
前に挙げたこととあとに挙げることが同じであることを示す。とりもなおさず。つまり。すなわち。「反対者―過激分子ではない」
■三■ (副)
間をおかないですぐ続くさま。ただちに。「連絡あり次第―行動せよ」
そく
そく [1] 【仄】
仄韻(ソクイン)。また,仄韻の字。
⇔平(ヒヨウ)
そく
そく 【職】
〔「しょく」の直音表記〕
官職。職務。「さやうの事繁き―にはたへずなむとて/源氏(澪標)」
そく
−そく【−束】
a ream of <paper> .
そく=に立つ
――に立・つ
歌舞伎で,踵(カカト)をつけて両足でまっすぐに立つ。見得(ミエ)の一。
そくあつ
そくあつ [0] 【側圧】
擁壁・地下壁などの側面に加わる水圧・土圧。また,パイプの中を流体が流れるとき,その流線と垂直に,側面に加わる圧力。
そくい
そくい【即位】
accession to the throne.→英和
〜する accede to the throne.‖即位式 a coronation[an enthronement]ceremony.
そくい
そくい [1] 【即位】 (名)スル
(1)君主・天皇の位につくこと。「幼くして―する」
(2)「即位式」に同じ。
そくい
そくい [2] 【続飯】
〔「そくいい」の転〕
飯粒をへら状のもので押しつぶし練って作った糊(ノリ)。そっくい。
そくいい
そくいい 【続飯】
「そくい(続飯)」に同じ。[ヘボン]
そくいしき
そくいしき [3] 【即位式】
践祚(センソ)ののち,皇位についたことを万民に知らせる儀式。古くは践祚と即位の区別はなかったが,桓武天皇以来,日を隔てて行われることとなった。
そくいめし
そくいめし [2] 【続飯飯】
続飯にするための飯。「―しかられながら喰ひへらし/柳多留 7」
そくいん
そくいん [0] 【惻隠】
かわいそうに思うこと。あわれむこと。「―の情」
そくいん
そくいん [0] 【仄韻】
漢字の四声のうち,上声(ジヨウシヨウ)・去声(キヨシヨウ)・入声(ニツシヨウ)の三種の韻。
⇔平韻(ヒヨウイン)
そくう
そく・う ソクフ (動ハ四)
〔「そくい(続飯)」の動詞化〕
続飯をすり込んで,あかぎれを治療する。膏薬(コウヤク)であかぎれの手当てをする。また,裂け目などを継ぎ合わせる。「皸(アカガリ)を―・ふ続飯(ソクイ)に/仮名草子・仁勢物語」
そくえ
そくえ [1] 【触穢】
⇒しょくえ(触穢)
そくえい
そくえい [0] 【即詠】 (名)スル
「即吟」に同じ。「席題で―する」
そくえん
そくえん [0] 【測鉛】
綱の先に鉛の錘(オモリ)をつけたもの。海中に投げ入れて水深を測る。測錘。測深錘。
そくえん
そくえん [2][0] 【側円】
和算で,楕円のこと。
そくおい
そくおい [0] 【即追い】
取引で,前場と後場の相場が本証拠金の半額以上騰貴あるいは下落した時,売買当事者がその日のうちに納めなければならない追加証拠金。
そくおう
そくおう【即応する】
conform <to> ;→英和
adapt oneself <to> ;meet.→英和
…に〜して in conformity with…;in response to….
そくおう
そくおう [0] 【即応】 (名)スル
その場の状況・目的などにうまく合うこと。「変化に―した態勢をとる」
そくおこり
そくおこり [3] 【仄起(こ)り】
漢詩の絶句・律詩で,起句の第二字に仄字を用いること。また,その詩。仄起(ソツキ)。
⇔平(ヒヨウ)起こり
そくおん
そくおん [2][0] 【促音】
語中において,無声閉鎖音 k ・ t ・ p や無声摩擦音 s の前で一拍分だけ息をとめるものをいう。「かっぱ(河童)」「立った」「はっさく(八朔)」「バット」などのように「っ」「ッ」で表記する。つまる音。促声。
そくおん
そくおん【促音】
《音声》a double consonant (in Japanese).
そくおんき
そくおんき ソクヲン― [3] 【足温器】
足を温める電熱器具。両足先を入れるスリッパ状のものが多い。
そくおんき
そくおんき【足温器】
a foot-warmer.
そくおんびん
そくおんびん [3] 【促音便】
音便の一。発音の便宜のために,語中で,ある音が促音に転ずる現象。活用語の連用形語尾の「ち」「ひ」「り」が,「て」「たり」などに連なるとき促音に変化する,「勝ちて→勝って」「言ひて→言って」「ありて→あって」の類。これらのほか,「をひと→をっと(夫)」「さふそく→さっそく(早速)」「やはり→やっぱり」などもある。つまる音便。
→音便
そくかざん
そくかざん [3] 【側火山】
⇒そっかざん(側火山)
そくが
そくが [1] 【側芽】
茎軸の側方にできる芽。
⇔頂芽
そくが
そくが [1][0] 【側臥】 (名)スル
(1)体を横向きにして寝ること。
(2)傍らに寝ること。
そくがめん
そくがめん [3] 【側画面】
投影図において,水平におかれた面(平画面)と平画面に垂直で正面におかれた面(立画面)に垂直におかれた投影面。
そくぎん
そくぎん [0] 【即吟】 (名)スル
即座に詩歌を作ること。また,その詩歌。即詠。
そくげん
そくげん [0] 【塞源】 (名)スル
根源をふさいで害を断つこと。「抜本―」
そくさ
そくさ [0] 【側鎖】
鎖式化合物の分子構造で,最も長い炭素原子の連鎖(主鎖)から枝分かれしている部分。また,環式化合物の環に結合している鎖式炭化水素基。
そくさ
そくさ [0] 【測鎖】
距離を測るための器具。一定の長さの鉄棒を鎖状につないだもの。チェーン。測鏈(ソクレン)。
そくさい
そくさい [0][3] 【息災】 (名・形動)[文]ナリ
(1)何事もなく達者であること。また,そのさま。「無病―」「―に過ごす」
(2)(仏の力で)災害・病気など災いを除くこと。「いみじう易き―の祈ななり/枕草子 277」
そくさい
そくさい【息災】
⇒無事.
そくさいえんめい
そくさいえんめい [0] 【息災延命】
わざわいをなくし,無事に長生きをすること。
そくさいにち
そくさいにち [3] 【息災日】
万事に吉とされる日。春は巳(ミ)の日,夏は申(サル)の日,秋は辰(タツ)の日,冬は酉(トリ)の日。
そくさいほう
そくさいほう [3] 【息災法】
〔仏〕 災害や病気などの災厄を除いて,無事息災を祈るために行う密教の修法。
そくさく
そくさく [0] 【測索】
水深を測るための,先端に錘(オモリ)がついた綱。
そくさん
そくさん [0] 【測算】 (名)スル
はかりかぞえること。
そくさん
そくさん [0] 【速算】 (名)スル
すばやく算出すること。
そくざ
そくざ【即座の】
ready;→英和
prompt;→英和
extempore.→英和
〜に on the spot;→英和
instantly;→英和
promptly.→英和
そくざ
そくざ [1] 【即座】
その場。またその場ですぐ物事を行うこと。多く「即座に」の形で副詞的に用いる。「―に決定する」「―の機転」
そくし
そくし [0] 【即死】 (名)スル
事故や災難にあい,すぐその場で死ぬこと。「心臓を撃ち抜かれて―する」
そくし
そくし【即死】
instant(aneous) death.〜する be killed on the spot.→英和
そくし
そくし [1] 【足趾】
あしあと。足。
そくしつ
そくしつ [0] 【側室】
そばめ。めかけ。身分の高い人について使うことが多い。
⇔正室
⇔嫡室
そくしつき
そくしつき [4] 【足疾鬼】
羅刹(ラセツ)の異称。「もとより―とは足はやき鬼なれば/謡曲・舎利」
そくしゃ
そくしゃ [0] 【側車】
⇒サイド-カー
そくしゃ
そくしゃ【速写】
《写》 <take> a snapshot.→英和
そくしゃ
そくしゃ [0] 【速射】 (名)スル
銃砲をすばやく続けざまに発射すること。
そくしゃ
そくしゃ [0] 【速写】 (名)スル
すばやく写すこと。
そくしゃけい
そくしゃけい [0] 【測斜計】
⇒クリノメーター
そくしゃほう
そくしゃほう [0][3] 【速射砲】
弾丸の装填(ソウテン)を容易にし,連射速度を速くした中小口径砲。
そくしゃほう
そくしゃほう【速射砲】
a quick-firing gun;a quick-firer.
そくしゅ
そくしゅ [1] 【束手】
手を出さないこと。傍観。
そくしゅう
そくしゅう [0] 【束脩】
(1)昔,中国で家臣・弟子になるときに礼物に用いた干し肉の束。
(2)入門のときに師に贈る礼物や金銭。「―を納めて周策を保の門人とせむことを請うた/渋江抽斎(鴎外)」
そくしゅう
そくしゅう [0] ―シウ 【速修】 ・ ―シフ 【速習】 (名)スル
語学や技術などを,短期間で修得すること。「―講座」
そくしょくけい
そくしょくけい [0] 【測色計】
色を測定して数値で表す計器。色を三原色に分解しそれぞれを物理的数値で表す。色彩計。カラー-メーター。
そくしん
そくしん [0] 【測深】 (名)スル
水深を測ること。「鋼索―」
そくしん
そくしん【促進する】
quicken;→英和
step up;promote <foreign trade> .→英和
食欲を〜する stimulate one's appetite.‖…促進運動 a movement for the realization of….
そくしん
そくしん [0] 【促進】 (名)スル
物事が早く進むように力を加えること。「開発を―する」「販売―」
そくしん
そくしん【測深】
sounding.→英和
測深器 a sounder.
そくしんがっきゅう
そくしんがっきゅう [5] 【促進学級】
普通学級での学習が困難な障害児の学習促進のために設けられた学級。
そくしんき
そくしんき [3] 【測深器】
水深を測るための装置。ワイヤーに錘(オモリ)をつけたものと,超音波の反射を利用する音響測深器とがある。
そくしんじょうぶつ
そくしんじょうぶつ [5] 【即身成仏】 (名)スル
〔仏〕 現在の身体のままで仏となること。天台宗など諸宗派で説かれるが,特に真言宗では根本的教義とされ,大日如来の真実の姿と修行者が一体となることで即身成仏が実現されるとする。即身菩提(ボダイ)。
そくしんすい
そくしんすい [3] 【測深錘】
⇒測鉛(ソクエン)
そくしんぜぶつ
そくしんぜぶつ [5] 【即心是仏】
〔仏〕 主として禅宗で用いる語。仏の心は人間の心のほかにあるのではなく,迷いの多いこの心がそのまま仏の心であるという考え。即心即仏。是心是仏。
そくしんそくぶつ
そくしんそくぶつ [0] 【即心即仏】
「即心是仏(ゼブツ)」に同じ。
そくしんねんぶつ
そくしんねんぶつ [5] 【即心念仏】
〔仏〕 自分の心がそのまま仏であると観ずる立場において仏を念ずること。観心念仏。
そくしんぶつ
そくしんぶつ [3] 【即身仏】
人々を救済するため,土中に埋もれるなどして,瞑想状態のまま絶命した僧。また,そのようにして死んだ後,ミイラ化した身体。
そくしんぼだい
そくしんぼだい [5] 【即身菩提】
「即身成仏(ジヨウブツ)」に同じ。
そくしんらん
そくしんらん [3] 【束心蘭】
ユリ科の多年草。日あたりのよい山麓(サンロク)などに自生。線形の葉が多数根生し,その中心から高さ30センチメートルほどの花茎を一本出す。四,五月,小さな筒形の淡紅色の花が穂状に多数つく。
そくじ
そくじ [1] 【即時】
間をおかずにすぐすること。即刻。副詞的にも用いる。「―通話」「―の解決」「―撤去せよ」「―に手を伸べて,余処に接せり/読本・弓張月(拾遺)」
そくじ
そくじ【即時】
at once;without delay.‖即時払い(渡し) spot payment (delivery).即時通話 a direct dial line.
そくじ
そくじ [1] 【即事】
目の前のこと。また,その場の事柄や風景をよんだ詩歌。「寒夜の―をことば明らかに,五言の絶句にぞ作らせたまひける/太平記 12」
そくじ
そくじ [0] 【仄字】
仄韻の字。上声(ジヨウシヨウ)・去声(キヨシヨウ)・入声(ニツシヨウ)の漢字。
⇔平字(ヒヨウジ)
そくじ
そくじ [1] 【即自】
〔(ドイツ) an sich〕
〔哲〕 物の在り方が直接的で自足しており,無自覚で他者や否定の契機をもたないこと。へーゲル弁証法では,未だ対立の意識をもたない直接無媒介の状態とされ,この直接態が矛盾を生じ自と他の対立から反省を経て対自となり,さらに自他を止揚した即自かつ対自に至るとされる。これらは弁証法の正・反・合に対応している。アン-ジッヒ。
そくじかつたいじ
そくじかつたいじ 【即自且つ対自】
〔(ドイツ) an und für sich〕
ヘーゲル弁証法で,「即自(アン-ジッヒ)」と「対自(フュール-ジッヒ)」の統一。即自は自己発展により対自となり,さらにこの対立が否定されて即自かつ対自となる。アン-ウント-フュール-ジッヒ。
→対自
そくじき
そくじき [0] 【即敷】
相場の変動が激しいとき,売買の成立と同時に納入する証拠金。即。
そくじきょうせい
そくじきょうせい [4] 【即時強制】
急迫の障害を除き,行政上必要な状態を実現するため,国民にあらかじめ義務の履行を命ずることなく,行政機関がただちに国民の身体や財産に実力を加える作用。泥酔者の保護,伝染病患者の強制入院など。
そくじこうこく
そくじこうこく [4] 【即時抗告】 (名)スル
裁判上,迅速に確定されることが必要な決定について,期間を定めて認められる不服申し立て方法。
そくじしゅとく
そくじしゅとく [4] 【即時取得】
処分の権限のない動産の占有者を権利者と信じ,有効な取引に基づいて,平穏・公然に動産を譲り受けた者が,その動産について完全な権利を取得すること。善意取得。即時時効。
そくじつ
そくじつ【即日】
(on) the same day.
そくじつ
そくじつ [0] 【仄日】
傾いた太陽。夕日。
そくじつ
そくじつ [0] 【即日】
すぐその日のうち。当日。副詞的にも用いる。「―結果を発表する」「―開票」
そくじねんきん
そくじねんきん [4] 【即時年金】
掛け金の払い込みを終了すると同時に支払いが開始される年金。一定期間据え置く,据置年金に対していう。
そくじはん
そくじはん [3] 【即時犯】
犯罪およびそれによる法益の侵害が行為の遂行と同時に完成・終了する犯罪。殺人罪など。即成犯。
→継続犯
→状態犯
そくじばらい
そくじばらい [4] 【即時払い】
支払いの請求があったとき,すぐに現金で支払うこと。
そくじょ
そくじょ [1] 【息女】
身分ある人の娘。また,他人の娘を敬っていう語。「御―様」
そくじょう
そくじょう [0] 【速醸】
酒や味噌などを短時日で醸造すること。
そくじょう
そくじょう [0] 【触杖】
茶室の露地の砂雪隠に飾り置く篦(ヘラ)。本来は用便後に砂をかけ覆うためのもの。乾屎橛(カンシケツ)。
そくじわたし
そくじわたし [4] 【即時渡し】
売買の契約成立と同時に,商品を引き渡すこと。
そくす
そく・す [2] 【即す】
■一■ (動サ五)
〔サ変動詞「即する」の五段化〕
「即する」に同じ。「実情に―・さない」
■二■ (動サ変)
⇒そくする
そくすい
そくすい [0] 【測錘】
⇒測鉛(ソクエン)
そくする
そく・する [3] 【即する】 (動サ変)[文]サ変 そく・す
離れないで,ぴったりとつく。ぴったりとあてはまる。「事実に―・して考える」
そくする
そく・する [3] 【則する】 (動サ変)[文]サ変 そく・す
ある事を基準として,それに従う。手本にする。「前例に―・する」
そくする
そくする【即する】
agree <with> ;→英和
be adapted <to> ;be based <on> (基づく).…に即して in conformity with….
そくず
そくず [1][0] 【蒴藋】
スイカズラ科の多年草。原野に自生。茎は高さ約1.5メートルで,羽状複葉を対生。夏,茎頂に白色の小花を散房花序につける。果実は液果で赤く熟す。漢方で根と葉を神経痛などの薬にする。クサニワトコ。
蒴藋[図]
そくせい
そくせい [0] 【速成】 (名)スル
物事をはやく成しとげること。「通訳を―する」
そくせい
そくせい [0] 【即製】 (名)スル
ただちに作ること。その場で作ること。また,その作られたもの。「―品」
そくせい
そくせい【速成】
quick mastery.〜する train quickly;complete rapidly.‖速成科 an intensive course.
そくせい
そくせい [0] 【促成】 (名)スル
植物などを人工的に早く生長させること。
そくせい
そくせい [0] 【即成】
すぐその場でできあがること。
そくせい
そくせい [0] 【促声】
⇒促音(ソクオン)
そくせい
そくせい [0] 【側生】
植物の芽・花・根などが茎または根の主軸に対して側方に生ずること。側芽・側生花・側根など。
⇔頂生
そくせい
そくせい【促成栽培】
forcing culture.〜栽培の野菜 forced vegetables.〜栽培する force <strawberries> .→英和
そくせい
そくせい [0] 【仄声】
漢字の四声のうち,上声(ジヨウシヨウ)・去声(キヨシヨウ)・入声(ニツシヨウ)の総称。
⇔平声(ヒヨウシヨウ)
そくせい
そくせい [0] 【即世】 (名)スル
人の死ぬこと。逝世。「其業も全からずして―せり/蘭学事始」
そくせいさいばい
そくせいさいばい [5] 【促成栽培】 (名)スル
野菜や花を温室やフレームを利用して,普通栽培より短期間で収穫する栽培法。
⇔抑制栽培
そくせいどうぶつ
そくせいどうぶつ [5] 【側生動物】
海綿動物のこと。後生動物のうち,刺胞動物門・有櫛(ユウシツ)動物門以上のものと形態・発生などが根本的に異なるので,両者を区別して海綿動物を側生動物,その他を真正後生動物とよぶ。
→海綿動物
そくせいはん
そくせいはん [3] 【即成犯】
⇒即時犯(ソクジハン)
そくせき
そくせき【足跡】
a footprint.→英和
〜を印する travel.→英和
〜を残す leave one's mark <on> .
そくせき
そくせき [0] 【足蹠】
足の裏。あしうら。
そくせき
そくせき【即席の】
extempore;→英和
improvised;offhand;→英和
instant <mashed potatoes> .→英和
〜で on the spot;→英和
offhand.‖即席料理 fast food;(a) convenience food.
そくせき
そくせき [0] 【足跡】
(1)歩いたあとに残る足の形。また,通った道筋。「―をしるす」
(2)その人がなしとげてきた仕事・業績。「文学史上に輝かしい―を残す」
そくせき
そくせき [0] 【即席】
(1)あらかじめ準備をするのではなく,その場ですぐすること。多く「に」を伴って副詞的に用いる。「―に考えた趣向」
(2)手間のかからないこと。すぐ間に合うこと。「―ラーメン」
そくせん
そくせん [0] 【塞栓】
血管やリンパ管をふさぐこと。ふさぐものには血管内で生じたものと外部から流入した遊離物とがあり,脂肪・腫瘍・ガス・空気・細菌などの種類がある。栓塞。栓子。
そくせん
そくせん [0] 【側線】
(1)鉄道線路で,列車の運行に常時使用する本線以外の線路。編成の組み替え・貨物の積み降ろしなどに用いる。
(2)魚類・両生類の体側にあって,水圧・水流・振動のほかに,温度刺激や化学的刺激,イオン環境などを感じとる感覚器官。魚類では,体側の中央に並んだ鱗(ウロコ)に開口部がある。両生類では幼生期のみに見られる。
そくせん
そくせん【側線】
(1)《鉄道》a siding;→英和
a sidetrack.→英和
(2)[魚類の]a lateral line.
そくせんざい
そくせんざい [0][3] 【促染剤・速染剤】
染色で,染着を早めるために添加する助剤。硫酸・食塩・酢酸など。
そくせんしょう
そくせんしょう [0] 【塞栓症】
塞栓により,血流障害を起こす病症。血栓塞栓症・脂肪塞栓症・空気塞栓症など。
そくせんそっけつ
そくせんそっけつ【即戦即決戦法】
push-button tactics.
そくせんそっけつ
そくせんそっけつ [0] 【速戦即決】
戦いを長びかせず,短時日のうちに勝利をおさめようとすること。また,その戦法。また,短時間で物事の決着をつけること。
そくせんりょく
そくせんりょく [3] 【即戦力】
特に訓練をしなくても,そのまますぐに使える戦力。
そくぜん
そくぜん [0] 【惻然】 (ト|タル)[文]形動タリ
かわいそうに思うさま。同情するさま。惻惻。「先づ―として心を動かしぬ/天うつ浪(露伴)」
そくそく
そくそく [0] 【惻惻】 (ト|タル)[文]形動タリ
かわいそうに思うさま。あわれみ悲しむさま。しょくしょく。「哀情の―として身に迫るのを感じる/うづまき(敏)」
そくそく
そくそく [0] 【促促】 (ト|タル)[文]形動タリ
さし迫っていて心にゆとりがないさま。「―として塩町へ駈け出しぬ/浮世草子・風流曲三味線」
そくそく
そくそく [0] 【蔌蔌】 (形動タリ)
(1)木の葉などががさがさと音を立てるさま。「落葉―たり/日乗(荷風)」
(2)涙がはらはらと落ちるさま。
そくたい
そくたい [0][3] 【束帯】
〔石帯(セキタイ)で束ねる,の意〕
平安時代以降,男子の正式の朝服。天皇以下の文官武官が公事の際に着用した。冠・袍(ホウ)・半臂(ハンピ)・下襲(シタガサネ)・衵(アコメ)・単(ヒトエ)・表袴(ウエノハカマ)・大口・石帯・帖紙(タトウ)・笏(シヤク)・襪(シトウズ)・沓(クツ)などから成る。昼装束(ヒノシヨウゾク)。
→衣冠
束帯[図]
そくたいせき
そくたいせき [3] 【側堆石】
谷氷河の両側縁に沿って見られる岩屑(ガンセツ)。また,それでつくられる堤状の地形。
そくたう
そくた・う ソクタフ 【束帯ふ】 (動ハ四)
〔名詞「束帯」の動詞化〕
束帯を着用する。正式の礼服を身につける。「ハジメテ本々(ホンボン)ニ―・ウタガ/天草本平家 3」
そくたく
そくたく [0] 【測度】 (名)スル
おしはかること。推測。
そくたく
そくたく 【属託・嘱託】
(1)報酬を払って依頼すること。しょくたく。「語らふ所の悪党ども,賄賂―に耽りて/盛衰記 9」
(2)賞金を出して罪人をさがすこと。また,その賞金。「此の者を召し連れ,奉行所に行き,―取るべしと思ひ/咄本・私可多咄」
そくたつ
そくたつ [0] 【速達】 (名)スル
(1)早く届くこと。また早く届けること。「遠所に―するの足脚に代るの用を為さしめんとす/経国美談(竜渓)」
(2)「速達郵便」の略。
そくたつ
そくたつ【速達】
<米> special delivery; <英> express delivery.〜の手紙 a special delivery letter.〜で出す send <a letter> by express.‖速達郵便 <米> special delivery mail; <英> express delivery post.速達料 a special delivery fee.
そくたつゆうびん
そくたつゆうびん [5] 【速達郵便】
郵便物の特殊取扱の一。一般の郵便物に優先して,運送・配達する制度。また,その郵便物。速達。
そくたん
そくたん [0] 【側端】
物の,はしに近い所。
そくだい
そくだい [0] 【即題】
(1)その場で出して,答えさせる問題。
(2)その場で出される詩歌や文章の題。当座。
そくだく
そくだく [0] 【即諾】 (名)スル
その場ですぐ承諾すること。
そくだん
そくだん【速断する】
decide hastily;jump to a conclusion.→英和
そくだん
そくだん【即断を下す】
decide on the spot.→英和
そくだん
そくだん [0] 【速断】 (名)スル
(1)すばやく判断すること。
(2)はやまった判断・決断をすること。「此れが人間の堕(オ)ち沈み得られる果(ハテ)の果かと―したが/あめりか物語(荷風)」
そくだん
そくだん [0] 【即断】 (名)スル
すぐに,その場で決めること。「軽々しく―するわけにはいかない」
そくち
そくち [0] 【測地】 (名)スル
土地を測量すること。
そくち
そくち【測地】
land surveying.
そくちがく
そくちがく [3] 【測地学】
地球およびその表面の地物の位置・形状を測定し,その変化を追究するとともに,地球の内部の構造・状態をも研究する学問。
そくちせん
そくちせん [0] 【測地線】
曲面上で,二点間の最短距離を与える曲線。球面の場合には中心を通る平面で切ったときの切り口に現れる円(大円)の弧。測地曲線。
そくつう
そくつう [0] 【足痛】
足のいたみ。
そくつう
そくつう [0] 【促通】
神経系または神経筋の接合部に複数の刺激を加えると,その効果が単独の刺激の効果の和よりも大きくなる現象。
そくづめ
そくづめ [0] 【即詰め】
将棋で,王手王手の連続で相手の王将を詰めること。そくづみ。
→一手透(ス)き
そくてい
そくてい [0] 【測定】 (名)スル
長さ・重さ・速さなど種々の量を器具や装置を用いてはかること。直接行う方法と,理論によって間接的に行う方法とがある。また,広く自然や社会の現象を記述するため,一定の規則にしたがいその対象の量に数値をわりあてることをいう。「距離を―する」「民度を―する」「体力―」「―値」
そくてい
そくてい【測定】
measurement.→英和
〜する measure.→英和
⇒測量.
そくていき
そくていき [3] 【測程器】
航海中の船舶の速力および航走距離を測る機器。ログ。測程儀。
そくてん
そくてん [0] 【即点】
句会などで,その場で点をつけること。
そくてん
そくてん [0] 【側転】 (名)スル
〔「側方転回」の略〕
体操で,開脚して両腕を斜め上方に伸ばした姿勢から,側方に手をついて転回していくこと。
そくてん
そくてん [0] 【測点】
測量の基準とする点。
そくてんきょし
そくてんきょし [5] 【則天去私】
夏目漱石が晩年理想とした心境。我執を捨て,諦観(テイカン)にも似た調和的な世界に身をまかせること。「明暗」はその実践作とされる。
そくてんぶこう
そくてんぶこう 【則天武后】
(624-705) 中国,唐の高宗の皇后。姓は武。諡(オクリナ)は則天大聖皇后。高宗の死後,中宗・睿宗(エイソウ)を廃位させ,690年,国号を周(武周 690-705)と改め帝位につく。独裁政治を行なったが,人材を登用し治政に努めた。武后。武則天。
そくてんほう
そくてんほう [0] 【測天法】
⇒天文航法(テンモンコウホウ)
そくとう
そくとう [0] 【側頭】
頭の両側。側頭部。
そくとう
そくとう【即答】
an immediate[a ready]answer[reply].〜する give an immediate answer;reply at once.
そくとう
そくとう [0] 【即答】 (名)スル
すぐに,その場で答えること。「―を避ける」「―しかねる」
そくとう
そくとう [0] 【喞筒】
ポンプ。
そくとう
そくとう [0] 【速答】 (名)スル
素早く答えること。
そくとうこつ
そくとうこつ [3] 【側頭骨】
頭蓋の側面と頭蓋腔の底部の一部を形成する骨。左右一対あり,外側中央には外耳孔がある。内部に平衡聴覚器をおさめる。顳顬(シヨウジユ)骨。
そくとうよう
そくとうよう [3] 【側頭葉】
大脳半球の側面,外側溝の下方の部分。聴覚領・聴覚性言語中枢(ウェルニッケ中枢)などがある。
そくとくおうじょう
そくとくおうじょう [5] 【即得往生】
〔仏〕 阿弥陀仏を信じて念仏を唱えれば,生が終わるとき直ちに極楽に往生できるということ。真宗では信心を得たとき,往生が確定すること。浄土門の語。
そくど
そくど【速度】
(a) speed;→英和
(a) velocity;→英和
(a) rate.→英和
1時間800マイルの〜で at the rate of 800 miles an hour.→英和
〜を増す gather speed;speed up.〜を減じる reduce the speed;slow down.‖速度計 a speedometer.速度制限 a speed limit.
そくど
そくど [1] 【速度】
(1)物の進む速さ。「自動車の―」「最高―」
(2)物事の進み具合。「講義の―を早める」
(3)〔物〕
〔velocity〕
物体の単位時間あたりの位置変化。位置変化は距離だけでなく方向をも含めてベクトルで表されるので速度もベクトル量である。速度の大きさ(絶対値)を速さという。位置変化でない他の量の時間的変化の割合を表すにも速度という語を用いる。例えば,角速度・面積速度・反応速度など。
そくど
そくど [1] 【測度】
(1)度数をはかること。
(2)〔数〕
〔measure〕
長さ・面積・体積の概念の拡張として,一般の集合に対して定義される量。
→ルベーグ積分
そくどきごう
そくどきごう [4] 【速度記号】
楽曲の演奏速度を指示する記号。メトロノームを尺度として,単位音符の毎分あたりの拍数を標示する仕方(例,♩=112 など)と,速度標語(アレグロ・アンダンテなど)を用いて感覚的に標示する仕方とがある。
そくどく
そくどく [0] 【速読】 (名)スル
本などの文章を普通より速く読むこと。「―術」
そくどく
そくどく【速読】
rapid[quick,speed]reading.〜する read fast.
そくどけい
そくどけい [0][3] 【速度計】
速度を測定する計器の総称。一般には,自動車・電車・航空機などの直線的移動速度を対地速度または対気速度として測定するものをさす。スピード-メーター。
そくどひょうご
そくどひょうご [4] 【速度標語】
楽曲の演奏速度を感覚的に標示する語。アレグロ・アンダンテなど。イタリア語が多い。緩急記号。
→速度記号
→速度標語[表]
そくなう
そくな・う ソクナフ [3] 【損なう】 (動ワ五[ハ四])
「そこなう(損)」の転。「借り―・つたので,すぐ返した/三四郎(漱石)」
そくなん
そくなん [2] 【息男】
むすこ。子息。
そくねつ
そくねつ [0] 【足熱】
足を暖めること。足が暖かいこと。「頭寒―」
そくのう
そくのう [0] 【即納】 (名)スル
その場ですぐ納めること。「税金を―する」
そくは
そくは [1] 【側波】
⇒側波帯(ソクハタイ)
そくはい
そくはい [0] 【側背】
わきと後ろ。側面と背面。「―に迫る」
そくはい
そくはい [0] 【足背】
足の甲。
そくはく
そくはく [0] 【促迫】 (名)スル
(1)きびしくせまること。
(2)息がつまること。「母の気息の―してゐるのに気が附いて/渋江抽斎(鴎外)」
そくはたい
そくはたい [0] 【側波帯】
搬送波を信号波で変調したとき,搬送周波数を中心として高域・低域に生ずる周波数成分。側波。側帯波。
そくはつ
そくはつ [0] 【即発】 (名)スル
即座に爆発すること。「一触―」
そくはつ
そくはつ [0] 【束髪】
(1)髪を束ねて結うこと。また,その髪。
(2)明治初期から流行した,婦人の西洋風の髪の結い方。水油を用い,形も比較的自由で,西洋上げ巻・マーガレット・ひさし髪・耳かくし・二百三高地など種々の形と名称が生まれた。
そくはつ
そくはつ【束髪に結う】
bundle one's hairs.
そくばい
そくばい【即売】
a spot sale.〜する sell on the spot.→英和
‖展示即売会 an exhibition and spot sale.
そくばい
そくばい [0] 【即売】 (名)スル
展示会場などで,展示物をその場で売ること。「古書を―する」「―会」
そくばい
そくばい [0] 【即買】 (名)スル
その場で即座に買うこと。
そくばく
そくばく【束縛】
(a) restraint;→英和
(a) restriction;a yoke;→英和
fetters.〜する restrain;→英和
restrict;→英和
fetter;→英和
shackle.→英和
〜を受ける be placed under restraint.〜を脱する shake off the yoke <of> .仕事に〜される be tied down to a job.→英和
行動を〜される be restricted in one's movements.
そくばく
そくばく [0] 【若干・幾許】 (副)
「そこばく」に同じ。「―の金員貸附ありたしと/自由太刀余波鋭鋒(逍遥)」
そくばく
そくばく [0] 【束縛】 (名)スル
(1)しばること。捕らえること。
(2)行動に制限を加えて自由を奪うこと。「時間に―される」「紅塵(コウジン)深き処に―せられたる身の/日光山の奥(花袋)」
そくばくうんどう
そくばくうんどう [5] 【束縛運動】
外部の条件によって束縛された運動。例えば平面上のレールの上を走る物体の運動など。
そくばくじょうたい
そくばくじょうたい [5] 【束縛状態】
粒子が力の場による束縛を受け,自由に無限遠まで移動できない状態。原子や分子内に束縛された電子は,とびとびのエネルギー値しかとりえない。
そくばくでんし
そくばくでんし [5] 【束縛電子】
原子または分子に束縛され,自由に動くことのできない電子。
→自由電子
そくばくへんこう
そくばくへんこう [5] 【束縛変項】
〔bound variable〕
述語論理の論理式の中で量記号の作用を受けている変項。
そくひつ
そくひつ [0] 【側筆】
書画を書くとき,筆をやや寝かせて筆の腹を使って書くこと。
⇔直筆(チヨクヒツ)
そくひつ
そくひつ [0] 【速筆】
物を書くのが速いこと。
⇔遅筆
そくひにょいち
そくひにょいち 【即非如一】
(1616-1671) 江戸初期の黄檗(オウバク)宗の僧。1657年師の隠元に招かれて清から来日し,長崎の崇福寺に住む。豊前(ブゼン)小倉の福聚寺の開山。黄檗の三筆の一人。
そくび
そくび [1] 【素首】
くび。また,首をののしっていう語。そっくび。
そくびおとし
そくびおとし [4] 【素首落(と)し】
相撲で,相手の体が前に傾いたとき,首に手をかけて前へ引き落とす技。そっくびおとし。
そくびけい
そくびけい [0] 【測微計】
⇒マイクロメーター
そくびしゃく
そくびしゃく [3] 【測微尺】
⇒マイクロメーター
そくふうききゅう
そくふうききゅう [5] 【測風気球】
上空の風向・風速観測用のゴム気球。水素ガスまたはヘリウム-ガスを詰めて飛ばし,測風経緯儀によって追跡する。
そくぶ
そくぶ [1] 【足部】
足の部分。脚部。
そくぶつ
そくぶつ【即物的】
realistic;→英和
materialistic.
そくぶつてき
そくぶつてき [0] 【即物的】 (形動)
(1)物に即して考えるさま。主観を交えないで,事物そのものの本質を見きわめようとする態度。ザッハリッヒ。「―描写」
(2)物質的なものや金銭・利害などを重視するさま。「―な人」
そくぶん
そくぶん [0] 【仄聞・側聞】 (名)スル
うわさなどで,少し耳に入ること。人づてにちょっと聞くこと。「―するところによれば」
そくぶん
そくぶん【仄聞する】
happen to know[to hear,to be told].〜する所によれば from what I heard.
そくへい
そくへい [0] 【塞閉】 (名)スル
ふさぎ閉じること。閉塞。
そくへき
そくへき [0] 【側壁】
側面の壁。側面の仕切り。
そくへん
そくへん [0] 【側扁】 (名)スル
高さに比べて厚みが少ないこと。ひらたいこと。特に魚類などで,腹背の高さ(体高)に比べて左右の厚み(体幅)の少ない体形を表す語。横断面が上下に細長い楕円形ないし紡錘形をなす。タイ・マンボウなどの体形。
そくへん
そくへん [0] 【側辺】
かたわら。へり。そば。
そくほ
そくほ [1] 【速歩】
「はやあし(早足・速歩)」に同じ。
そくほう
そくほう [0] 【速報】 (名)スル
事故の発生などを素早く報道すること。また,その報道。「開票結果を―する」
そくほう
そくほう【速報】
<make> a prompt report.速報板 <米> a bulletin[ <英> notice]board;a newsboard.
そくほう
そくほう [0] 【側方】
左右の方向。前方・後方に対していう。「―宙返り」「―転回」
そくほうばん
そくほうばん [0] 【速報板】
速報のための掲示板。
そくみゃく
そくみゃく [0] 【側脈】
主脈から出て葉の縁(フチ)に向かう植物の葉脈。支脈。
そくみょう
そくみょう [0] 【即妙】
「当意(トウイ)即妙」に同じ。「―の返答」
そくめつ
そくめつ [0] 【熄滅】 (名)スル
消えてなくなること。やむこと。「火力全く―し/日本風景論(重昂)」
そくめつ
そくめつ [0] 【即滅】 (名)スル
即座に消えてなくなること。「七難―七福即生/御伽草子・蛤」
そくめん
そくめん【側面】
the side;→英和
<cover> the flank (軍隊の).→英和
〜から観察する take a side view <of> .〜から援助する give indirect aid <to> .‖側面図 a side view.
そくめん
そくめん [0][3] 【側面】
(1)物の横の面。また,上下・前後の面以外の面。
(2)〔数〕 立体の底面以外の面。
(3)脇。中心・正面からはずれた所。「―から援助する」
(4)種々な性質・特質のうちの一つ。一面。「スターの良き父親としての―を紹介する」
そくめんおん
そくめんおん [3] 【側面音】
〔lateral〕
呼気の通路の中央部をしっかりと閉鎖して,舌の両側または片側から呼気を通す調音法によって形成される言語音。両側から呼気を通す場合を両側音,片側の場合を片側音という。
そくめんかん
そくめんかん [3] 【側面観】
ある面から見て得た考え。一つの見方。「欲気のないのが取柄とは,外(ホカ)からの―で/青年(鴎外)」
そくめんこうげき
そくめんこうげき [5] 【側面攻撃】
敵の側面から攻撃すること。
そくめんず
そくめんず [3] 【側面図】
投影図法で,側画面へ投影して得た図。
そくめんせき
そくめんせき [3] 【側面積】
角柱・円柱・角錐・円錐・角錐台・円錐台などの底面以外の面の面積。側面の面積。
そくもく
そくもく [0] 【側目】 (名)スル
正視しないで,横目・伏し目で見ること。また,脇の方から見ること。「―怪訝すべき事にはあらねど/未来の夢(逍遥)」
そくもん
そくもん [0] 【足紋】
足の裏の細かな線状の紋理。
そくや
そくや [1] 【即夜】
その夜。当日の夜。
そくよく
そくよく [0] 【足浴】 (名)スル
物理療法の一。両足を温水・冷水の中に交互に入れて摩擦するもの。血行を促し,めまい・不眠などに効果がある。
そくら
そくら
けしかけること。おだてること。扇動。
そくら=をかう
――をか・う
けしかける。おだてる。扇動する。そくろをかう。「源三位毎夜―・いに来る/柳多留 12」
そくり
そくり [1] 【息利】
利子。利息。
そくりき
そくりき [0] 【足力】
(1)足の力。脚力。そくりょく。
(2)「足力按摩」に同じ。「―といふのを,遣らかして上げようか/滑稽本・七偏人」
そくりきあんま
そくりきあんま [5] 【足力按摩】
主に足で客の腰や脚を踏む按摩。
そくりょう
そくりょう [0] 【側稜】
角柱・角錐の側面の交線。
そくりょう
そくりょう [0] 【速了】
はやのみこみ。早合点。「彼等は―にも,余を以て色を舞姫の群に漁するものとしたり/舞姫(鴎外)」
そくりょう
そくりょう [0][2] 【測量】 (名)スル
(1)機器を用いて地表上の各点相互の距離・角度・高低差を測定し,形状や面積などを求め,これを数値や図面で表す技術。
(2)おしはかること。推測。「器械的に輿論を―する能はざるは勿論/花間鶯(鉄腸)」
そくりょう
そくりょう【測量】
measurement;→英和
survey(-ing) (土地の);→英和
sounding (水深の).→英和
〜する (make a) survey;sound.→英和
‖測量技師 a surveyor.測量図 a survey map.写真測量 a photo survey.
そくりょうきかい
そくりょうきかい [6][5] 【測量器械】
測量で使う器械。トランシット・レベルなど。
そくりょうし
そくりょうし [3] 【測量士】
測量法に基づき,測量に関する計画を作成し,実施する者。
そくりょうず
そくりょうず [3] 【測量図】
測量して作った地図。
そくりょうせん
そくりょうせん [0] 【測量船】
(1)海図作製のため,海上,沿岸陸地の形状,海洋・港湾の水深,海底の地形・地質,海流調査などの測量を行う船。
(2)書名(別項参照)。
そくりょうせん
そくりょうせん ソクリヤウセン 【測量船】
詩集。三好達治作。1930年(昭和5)刊。抒情詩のさまざまな可能性を探った昭和新詩の代表的詩集。
そくりょうひょう
そくりょうひょう [0] 【測量標】
測量のため,一定の地点に設けた標識。
そくりょうほう
そくりょうほう 【測量法】
土地の測量の実施基準,実施に必要な権能を定め,測量業の適正な運営を図るための法律。1949年(昭和24)制定。
そくりょく
そくりょく【速力】
(a) speed;→英和
(a) velocity;→英和
(a) rate.→英和
〜の速(遅)い fast (slow) in speed.〜を出す speed up.…の〜をもつ have a speed of….全〜で (at) full speed.全〜で走る go (at) full speed.⇒速度.
そくりょく
そくりょく [2] 【速力】
動く物,特に乗り物の進む速さ。単位時間当たりの移動距離で表す。単位時間を一時間としたものは時速,一秒としたものは秒速という。船舶は一時間で走る海里数をノットで表す。スピード。
そくろう
そくろう [0] 【側廊】
教会堂で,入り口から内陣までの中心部分(身廊(シンロウ))の左右に,柱で区切って設けられた細長い廊下のような部分。
→身廊(シンロウ)
→翼廊(ヨクロウ)
そくろう
そくろう [0] 【足労】
足をわずらわせること。多く「御足労」の形で,来ていただく意にいう。「御―をおかけする」「御―を願いたい」
そくわんしょう
そくわんしょう [0] 【側湾症・側彎症】
⇒脊柱(セキチユウ)側湾症
そくタイプ
そくタイプ [3] 【速―】
和文速記用のタイプライター。
そぐ
そぐ【殺ぐ】
reduce;→英和
diminish;→英和
lessen <one's interest> .→英和
そぐ
そぐ【削ぐ】
chip;→英和
slice off;cut aslant.
そぐ
そ・ぐ [1] 【削ぐ・殺ぐ】
■一■ (動ガ五[四])
〔古くは「そく」と清音〕
(1)先端や突き出た部分を,刃物で斜めに切り落とす。「竹を―・ぐ」「鼻を―・ぐ」
(2)先をとがらせる。「石筆ヲ―・グ/ヘボン」
(3)髪の先を切る。「髪を―・ぐ」
(4)勢いを弱くする。なくなるようにする。《殺》「興趣を―・がれる」「気勢を―・がれる」「力が―・がれる」
(5)省略する。節約する。「よろづを,―・がせ給ておはしましぬ/栄花(御裳着)」
〔「そげる」に対する他動詞〕
[可能] そげる
■二■ (動ガ下二)
⇒そげる
そぐう
そぐ・う ソグフ [2] (動ワ五[ハ四])
似合う。つりあう。多く否定の形で用いる。
→そぐわない
そぐなう
そぐな・う ソグナフ (動ハ四)
似合う。つり合う。そぐう。多く打ち消しの語を伴って用いる。「万一(モシ)身に―・はぬ事ならばと案じられまして/われから(一葉)」
そぐわ∘ない
そぐわ∘ない ソグハ― (連語)
〔動詞「そぐう」に打ち消しの助動詞「ない」の付いた語〕
似つかわしくない。つり合わない。「容姿に―∘ない優しい声」「現状に―∘ない計画」
そぐわしい
そぐわし・い ソグハシイ [4] (形)[文]シク そぐは・し
〔動詞「そぐう」の形容詞化〕
よく似合う。似つかわしい。ふさわしい。「初夏に―・い服装」
そぐわない
そぐわない
be unsuitable;be out of keeping with;be out of place.
そけい
そけい [0] 【粗景・麁景】
そまつな景品。商店などで出す景品を謙遜していう語。粗品。
そけい
そけい [0] 【祖型】
〔archetype〕
宗教学で,元型(ゲンケイ)のこと。M =エリアーデの用語。
そけい
そけい [0] 【素馨】
モクセイ科の常緑低木。インド原産。観賞用に栽培。ジャスミンの一種。葉は奇数羽状複葉。夏,高坏(タカツキ)形で先が四裂する香りのよい白花を集散花序につける。花から香油をとる。[季]夏。
そけい
そけい [0] 【鼠蹊・鼠径】
鼠蹊部。
そけい
そけい【鼠蹊】
《解》the groin.→英和
鼠蹊部 the inguinal region.
そけいかん
そけいかん [0] 【鼠蹊管】
鼠蹊部の靭帯(ジンタイ)の中を上方から前下方に向かって貫いている管。中を男子では精索,女子では子宮鼠蹊索が走る。この管がゆるむと鼠蹊ヘルニアの原因となる。
そけいぶ
そけいぶ [2] 【鼠蹊部】
下腹部のうち足に接する部分。恥骨部の両側にある三角形状の部分をいう。下方の境はももの付け根である。
そけいヘルニア
そけいヘルニア [4] 【鼠蹊―】
腹腔内の臓器が鼠蹊部に脱出し,腫瘤(シユリユウ)をなすもの。小児に多い。
→脱腸
そけいリンパにくがしゅしょう
そけいリンパにくがしゅしょう [10] 【鼠蹊―肉芽腫症】
性病の一。クラミジア感染により,鼠蹊リンパ節が化膿し,大きく腫(ハ)れ,つぶれて瘻孔(ロウコウ)を生ずる。のちに外陰部や肛門周囲にかたい潰瘍ができる。第四性病。
そけん
そけん [0][1] 【素絹】
(1)練らない生糸で織った,織文(シヨクモン)のない絹。
(2)「素絹の衣(コロモ)」の略。
そけん
そけん [0] 【訴権】
主として民事訴訟において,裁判所に訴えを提起し,裁判所の審判を求めることができる権利。判決請求権。
そけん
そけん [0] 【訴件】
「訴訟事件」の略。
そけん
そけん [0] 【素見】 (名)スル
⇒すけん(素見)
そけんのころも
そけんのころも 【素絹の衣】
無紋の絹の法衣。垂領(タリクビ)でひだのある襴がつく。丈の長い長素絹と短い半素絹があり,色は宗旨・階級によって異なる。
素絹の衣[図]
そげ
そげ [1][2] 【削げ・殺げ】
〔動詞「そげる」の連用形から〕
(1)竹や木の,薄くそげたもの。また,ささくれ。とげ。
(2)「削げ者」に同じ。「―めが頬(ツラ)は見たうもない/浄瑠璃・夏祭」
そげおちる
そげお・ちる [0][4] 【削げ落ちる】 (動タ上一)
けずりとったように,その部分がなくなる。「頬(ホオ)が―・ちる」
そげき
そげき【狙撃する】
shoot[fire] <at> .→英和
狙撃兵 a sniper.
そげき
そげき [0] 【狙撃】 (名)スル
ねらい撃つこと。「―手(シユ)」「―兵」「敵を―する」
そげたつ
そげた・つ (動タ四)
〔「そげだつ」とも〕
(1)元気がなくなる。しょんぼりする。「頼平―・つ顔振上げ/浄瑠璃・関八州繋馬」
(2)総毛立つ。「ぞつと―・つ露時雨/浄瑠璃・蘆屋道満」
そげだつ
そげだ・つ [3] 【削げ立つ】 (動タ五[四])
肉が落ちて骨張っている。「頬(ホオ)が―・った顔」
そげつ
そげつ [1] 【素月】
(1)白くさえた月。
(2)陰暦八月の異名。
そげもの
そげもの 【削げ者】
偏屈者。変人。そげ。「京中の―の寄合,さも有るべし/浮世草子・一代男 7」
そげる
そげる【削げる】
split;→英和
splinter.→英和
頬の削げた hollow-cheeked.
そげる
そ・げる [2] 【削げる・殺げる】 (動ガ下一)[文]ガ下二 そ・ぐ
(1)刃物で削り取られる。また,刃物で削り取られたような状態になる。「病気でほおの肉が―・げる」
(2)横道へそれる。普通と変わっている。「当世は歴々方の公達ほど,唐桟の広袖仕立なぞと,―・げた所を好み給ひ/滑稽本・指面草」
〔「そぐ」に対する自動詞〕
そげん
そげん 【祖元】
⇒無学(ムガク)祖元
そげん
そげん [0] 【粗言・麁言】
行きとどかない言葉。こまやかでない言葉。そごん。
そげん
そげん [0] 【遡源・溯源】 (名)スル
源にさかのぼること。根本をきわめること。さくげん。
そげんは
そげんは [2] 【素元波】
波面上の各点から出る球面波のこと。
→ホイヘンスの原理
そこ
そこ
that place.〜から from there.→英和
〜に(の) (over) there;in that place.〜へ there;to that place.
そこ
そこ [0] 【底】
(1)容器やくぼんだものの一番下の部分。「―を二重にする」「鍋の―に穴が開く」「川の―が見える」
(2)積み重なったものの一番下。また,下部。「―になった荷物」「地の―」
(3)物事が進んで,最後に行きつくところ。また,限界。「―知れぬ怪力」
(4)奥深くて,うかがい知れないところ。「心の―まで見透かされる」
(5)普段は表れない真の力量。「薄墨にも―はまさりてこそあるらめ/盛衰記 36」
(6)景気や株価の最低状態。谷。
⇔天井
「相場が―を突く」
そこ
そこ【底】
the bottom;→英和
the bed (川の);→英和
the sole <of a shoe> .→英和
〜知れぬ bottomless.→英和
(底の)〜まで to the bottom.心の〜から from the bottom of one's heart.心の〜では at (the) bottom.(値段が)〜をつく hit the bottom.財布の〜をはたく spend one's money to the last penny.靴の〜をはる resole shoes.
そこ
そこ [0] 【其処・其所】 (代)
〔「そ」は「それ」の意味の代名詞,「こ」は所の意〕
(1)中称の指示代名詞。
(ア)聞き手に比較的近いところ。「ここから―まで5メートルある」「―で待て」
(イ)今述べた場所。そのところ。「まっすぐ行くと薬屋があるから,―を右に曲がりなさい」
(ウ)今述べた場面。その場面。その時。「友達と話し込んでいると,―へ電話が掛かってきた」
(エ)今述べた点。その点。「今安全だといわれたが,実は―が問題なのだ」
(2)二人称。多く目下の聞き手をさしていう語。おまえ。そなた。「入道殿,この弟御に―は申されぬかと宣はせければ/大鏡(為光)」
そこ=が割れる
――が割・れる
話の結末や意図など,隠しておきたい事がすぐに知れる。すぐ見やぶられてしまう。
そこ=が堅(カタ)い
――が堅(カタ)・い
「底堅い」に同じ。
そこ=が浅い
――が浅・い
内容に深みがない。熟練度などが低い。
そこ=が知れ∘ない
――が知れ∘ない
「底知れない」に同じ。
そこ=とも知ら∘ず
――とも知ら∘ず
どこか知ることができない。「山里は秋の寝ざめぞ哀れなる―∘ぬ鹿の鳴く音に/続古今(秋下)」
そこ=と無(ナ)し
――と無(ナ)・し
取り立ててそこという訳ではない。一面に。全体に。「柳のかげも―・く霞みふけゆく春の夜の月/風雅(春中)」
そこ=へ持ってきて
――へ持ってきて
そういう状態のところへ,もう一つ加えて。前に述べた事態に加えて,さらに。その上。
そこ=へ行くと
――へ行くと
(前に述べたことを受けて)その点に関しては。そういう点から考えると。
そこ=も有り蓋(フタ)も有り
――も有り蓋(フタ)も有り
複雑な事情がある。
そこ=をはたく
――をはた・く
「底を叩(タタ)く」に同じ。「財布の―・く」
そこ=を入れる
――を入・れる
(1)「底を突く{(2)}」に同じ。
(2)十分に酒を飲む。「底ぬけは先―・れる/滑稽本・根無草後編」
そこ=を割る
――を割・る
(1)隠し事をしない。心の底を明かす。「―・って話す」
(2)取引で,底値と考えられていた値よりさらに下がる。
そこ=を叩(タタ)く
――を叩(タタ)・く
中にあるものを全部出しつくす。何もかもさらけだす。底を払う。底をはたく。「中間破の―・いてくはしく爰に記す/浮世草子・禁短気」
そこ=を打つ
――を打・つ
取引で,相場が底値になる。底を突く。
そこ=を払う
――を払・う
すべてを出しつくす。底をたたく。
そこ=を突く
――を突・く
(1)全部なくなる。空になる。「食糧も―・いた」「資金が―・く」
(2)取引で,相場が下がり切って,もう下がらない状態になる。底値になる。底を入れる。
⇔天井を打つ
そこあげ
そこあげ [0] 【底上げ】 (名)スル
一番低い部分を引き上げることによって全体の水準を高めること。「賃金を―する」
そこい
そこい 【底方】
きわまる所。はて。きわみ。限り。「天地の―の裏に我(ア)がごとく君に恋ふらむ/万葉 3750」
そこい
そこい [0][1] 【底意】
心の奥にもっている考え。本心。「―をはかりかねる」
そこい
そこい【底意】
a secret intention;a malicious intent (悪意).〜なく frankly.
そこい=も知ら∘ず
――も知ら∘ず
はてもなく深い。限りがない。「棹させど―∘ぬわたつみの深き心を君にみるかな/土左」
そこいじ
そこいじ [0] 【底意地】
その人のあらゆる言動の基本となっている心のあり方。「―が悪い」
そこいじ
そこいじ【底意地の悪い】
malicious;→英和
malignant;→英和
ill-natured.
そこいた
そこいた [0] 【底板】
底に張ってある板。
そこいたり
そこいたり 【底至り】
(1)外観はそれほどではないが,人目につかない部分に手間をかけ,ぜいたくにしてあること。「煙管・煙草入など―を好み/洒落本・寸南破良意」
(2)徹底していること。「此客―のいやみにて/洒落本・玉の幉」
そこいなし
そこいな・し ソコヒ― 【底方無し】 (形ク)
際限がない。はてしない。「―・き淵やは騒ぐ/古今(恋四)」
そこいら
そこいら [2]
■一■ (代)
中称の指示代名詞。その辺。そのあたり。「―を少し片付けてくれ」
■二■ (名)
数量を表す語の下に付いて,漠然とおしはかった数量や程度を表す。そのくらい。「二十(ハタチ)か―の青年」
そこいれ
そこいれ [0] 【底入れ】 (名)スル
景気や株価が底値になること。ボトム-アウト。
そこう
そこう [0] 【租貢】
年貢。貢租。
そこう
そこう [0] 【粗肴】
粗末なさかな。人に出す料理の謙称。「粗酒―」
そこう
そこう【遡行する】
go up <a river> ;go upstream.
そこう
そこう [1] 【狙猴】
猿のこと。
そこう
そこう [0] 【素行】
ふだんの生活状態。。平素のおこない。「―が悪い」
そこう
そこう [0] 【粗鋼】
製鋼炉から得られたままの,圧延や鍛造などの加工工程に回る前の鋼。鉄鋼生産高や経済評価の基準に用いる。
そこう
そこう [0] 【鼠口】
ネズミの口。
そこう
そこう [0] 【遡行・溯行】 (名)スル
流れをさかのぼって行くこと。「天竜川を―する」
そこう
そこう [0] 【粗鉱】
採掘したままの鉱石。
そこう
そこう [0] 【蘇香】
⇒蘇合香(ソゴウコウ)(4)
そこう
そこう [1] 【狙公】
猿を飼う者。また,猿回し。
そこう
そこう [0] 【遡江・溯江】 (名)スル
川をさかのぼること。特に,揚子江をさかのぼること。
そこう
そこう【素行】
behavior;→英和
conduct.→英和
〜が修まらない be dissolute in conduct.→英和
〜を改める mend one's ways.
そこう
そこう [1] 【祖考】
死んだ祖父。また,亡祖父と亡父。
そこう
そこう [0] 【遡航・溯航】 (名)スル
船で流れをさかのぼること。「川上の湖まで―する」
そこう=橡(トチ)を賦(クバ)る
――橡(トチ)を賦(クバ)る
「朝三暮四(チヨウサンボシ)」の故事をいう。
そこう=終(ツイ)に象牙(ゾウゲ)なし
――終(ツイ)に象牙(ゾウゲ)なし
つまらない人間が立派なことを言えるはずがないというたとえ。
そこうお
そこうお [0] 【底魚】
海底または海底に近い所にすむ魚。カレイ・ヒラメ・タラ・アンコウなど。底棲魚。沈み魚。
⇔表層魚
そこうけん
そこうけん ソクワウ― [2] 【租鉱権】
他人の鉱区または鉱床で鉱物を採取する権利。採掘権者との契約に基づき,当該官庁の認可を受け,登録して成立する。
そこうしょう
そこうしょう ソカウシヤウ [0] 【鼠咬症】
主に鼠(ネズミ)にかまれた傷から起こる疾患。病原体は鼠咬症スピロヘータ。咬傷部が腫(ハ)れて痛み,局所リンパ節の炎症,腕・胴などに赤色の発疹が見られ,回帰熱型の発熱を繰り返す。
そこうり
そこうり [0] 【底売り】
取引で,相場の一番安いところで売ること。
そこかしこ
そこかしこ [3] 【其処彼処】 (代)
そっちやあっち。あちらこちら。ほうぼう。「―でうわさがたつ」
そこがえり
そこがえり [3] 【底反り】
漢文訓読で,一字を二度読むこと。「未(イマダ…ズ)」「当(マサニ…ベシ)」と読む類。再読。
そこがたい
そこがた・い [4] 【底堅い】 (形)
取引で,相場が下がりそうな気配を見せながらも意外に下がらない。下げ足が止まっている状態をいう。底が堅い。
そこがため
そこがため [3] 【底固め】
相場が下がるだけ下がって,もうそれ以上下がる余地のなくなったところでもみ合っている状態。
そこがわ
そこがわ [0] 【底革】
(1)靴底にする厚くかたい革。
(2)底が革で作られていること。
そこきみ
そこきみ [0] 【底気味】
心の底にいつまでも残る(なんとなくいやな)感じ。「―が悪い」
そこきみ
そこきみ【底気味の悪い】
ominous;→英和
uncanny.→英和
そこきみわるい
そこきみわる・い [6] 【底気味悪い】 (形)[文]ク そこきみわる・し
何となく気味が悪い。「―・い家だ」
[派生] ――さ(名)
そこく
そこく [1] 【祖国】
(1)先祖から代々住み続け,自分もそこで生まれた国。
(2)(移住した民族などにとって)その民族の,もと住んでいた国。
そこく
そこく【祖国】
one's motherland[fatherland];one's mother country.祖国愛 love of one's country;patriotism.→英和
そこくあい
そこくあい [3] 【祖国愛】
祖国を愛する気持ち。愛国心。
そこくこうふくかい
そこくこうふくかい 【祖国光復会】
1936年5月,金日成らによって結成された朝鮮の抗日民族統一戦線組織。中国東北部を遊撃根拠地にして,朝鮮各地に組織を拡大。37年には甲山郡普天堡の駐在所や官庁を襲撃し,日本側に大きな打撃を与えた。
そこここ
そこここ [2] 【其処此処】 (代)
(1)そっちこっち。あちこち。「―に咲く野の花」
(2)そのところとこのところ。「天離る鄙としあれば―も同じ心そ/万葉 4189」
そこここに
そこここに
here and there;in places.
そこごころ
そこごころ [3] 【底心】
心の底。本当の心。底意。
そこさしあみ
そこさしあみ [3] 【底刺(し)網】
刺し網の一。海底近くに張り,カレイ・ヒラメなど底魚をとるもの。
→浮き刺し網
そこさむい
そこさむ・い [4] 【底寒い】 (形)
身体のしんまで冷えるように寒い。
[派生] ――さ(名)
そこしきあみ
そこしきあみ [3] 【底敷(き)網】
敷き網の一。海底あるいは海底近くに敷き広げて,その上に集まった魚をとるもの。
→浮き敷き網
そこしれ∘ない
そこしれ∘ない 【底知れない】 (連語)
深くてその底がわからない。程度がはなはだしい。底知れぬ。「―∘ない実力」「―∘ない気味悪さ」
そこしん
そこしん 【底心】
心の奥底。そこごころ。しんそこ。「頼信様に―から,命かけて思ふ故/浄瑠璃・関八州繋馬」
そこそ
そこそ (連語)
〔代名詞「そ」に係助詞「こそ」が付いた語〕
それこそ。そのことこそ。「―は世の常のこととて/源氏(蓬生)」
そこそこ
そこそこ [0][2] 【其処其処】 (代)
(1)どこどこ。どこそこ。「ただ今は―になどいひあへり/徒然 50」
(2)どこもそこも。そこにもここにも。なにもかも。「―気のつく職人の,金でかす気ぞ格別なる/浄瑠璃・氷の朔日(上)」
そこそこ
そこそこ
■一■ [0] (副)
(1)前の動作を終わるか終わらないかのうちに次の動作に移るさま。急いで,または簡略に物事をするさま。「挨拶も―にでかける」
(2)十分とはいえないが,一応満足できる程度であるさま。「注文も―来るようになった」「―の力をつける」
■二■ (接尾)
数量を表す語に付いて,その数量に達するか達しないかの程度であることを表す。「千円―の品」「五十―の人物」
そこそこ
そこそこ
only about.5分〜 about five minutes;five minutes or so.
そこそこに
そこそこに
hurriedly;in a hurry.→英和
朝飯も〜 <go out> taking a hasty breakfast.
そこだくみ
そこだくみ 【底企み・底巧み】
ひそかに腹の底で計画している陰謀。「同士討さする―/浄瑠璃・先代萩」
そこだめ
そこだめ [0] 【底溜め】
(1)物が底にたまること。また,たまったもの。
(2)懐妊。妊娠。懐胎。「腹に八月の―も,生まれぬ先の睦まじく/浄瑠璃・大職冠」
(3)上方の遊里で,歳暮などを持ってきた使いの者に与える心付け。
そこだら
そこだら [0] 【底鱈】
タラ目ソコダラ科の海魚の総称。全長30〜100センチメートル。体は細長く,尾部は糸状にのび,尾びれがない。肛門前方に発光バクテリアが共生する発光器がある。練り製品の材料。深海にすみ,日本近海にはトウジンヒゲ・ソコダラ・テナガダラほかが分布。
そこち
そこち [0] 【底地】
借地権の付いている土地。借地人が居住している宅地。
そこぢから
そこぢから [3][0] 【底力】
ふだんは目立たないが,いざというときに出る強い力。「―を発揮する」
そこぢから
そこぢから【底力のある】
powerful;→英和
energetic;→英和
deep <voice> .→英和
そこつ
そこつ [0] 【粗忽】 (名・形動)[文]ナリ
(1)軽はずみなこと。注意や思慮がゆきとどかないこと。また,そのさま。「―な人」
(2)不注意なために起こったあやまち。そそう。「―をわびる」
(3)失礼。無礼。「―ながら,その提灯の紋を見せて下さりませ/歌舞伎・助六」
[派生] ――さ(名)
そこつ
そこつ【粗忽】
carelessness.→英和
〜な heedless;→英和
inadvertent;→英和
absentminded;rash;→英和
imprudent.→英和
そこつ
そこつ 【底つ】 (連語)
〔「つ」は「の」の意の上代の格助詞〕
底の。底にある。
そこついわね
そこついわね 【底つ磐根】
地の底にある岩盤。「―に宮柱太しり/古事記(上訓)」
そこつざい
そこつざい [3] 【粗骨材】
コンクリート用骨材のうち,五ミリ篩(フルイ)に85パーセント以上とどまるもの。
そこつした
そこつした 【底つ下】
地の底。「―に豈に国無からむ/日本書紀(神代上訓)」
そこつち
そこつち [0] 【底土】
表土の下の土。下層の土。
そこつちけん
そこつちけん [4] 【底土権】
他人が小作・耕作の権利を有している土地の所有権。
→上土(ウワツチ)権
そこつねのくに
そこつねのくに 【底つ根の国】
地の底にある国。根(ネ)の国。「急(スミヤカ)に―に適(イ)ねと云ひて/日本書紀(神代上訓)」
そこつもの
そこつもの [0] 【粗忽者】
そそっかしい人。あわてもの。
そこづみ
そこづみ [0] 【底積み】
(1)何段にも積むとき,一番下に積むこと。また,その荷物。
(2)バラスト{(1)}に同じ。
そこづり
そこづり [0] 【底釣(り)】
カレイ・ヒラメ・コチなどの底物(ソコモノ)をねらって,海底までおもりを沈めて釣る方法。
そこで
そこで
[それから]then;→英和
thereupon;→英和
[それ故]accordingly;→英和
so.→英和
そこで
そこで [0] 【其処で】 (接続)
(1)前に述べた事柄が原因・前提となって,次に述べる事柄が起こることを表す。それで。そういうわけで。だから。「人数が増えて手狭になった。―新しい家を見つけたい」
(2)話題を変えるときの言葉。さて。「―本論に戻って」
そことり
そことり [4][0] 【底取】
茶道で,灰匙(ハイサジ)の一。炉や風炉の灰をすくい取るのに用いる。大小二個で一組。
そこどく
そこど・く 【底どく】 (動カ四)
底につく。「その底に沈み居たまひし時の名を―・くみ魂と謂ひ/古事記(上)」
そこどころ
そこどころ 【其処所】
■一■ (名)
〔下に打ち消しの表現を伴う〕
その程度(ではない)。それどころ。「ああ,もし��,お前のお頼みだが,―ぢやあござりませぬ/歌舞伎・四谷怪談」
■二■ (代)
指示代名詞。
(1)そのところ。「―ともなく,いみじく苦しくて/源氏(若菜下)」
(2)どこそこの所。「教へやらむも―とも覚えぬうちに/宇津保(俊蔭)」
そこな
そこな 【其処な】 (連体)
〔「そこなる」の転〕
そこにある。そこにいる。「のう,―人/狂言・今参(虎寛本)」
そこない
そこない ソコナヒ [0] 【損ない】
〔動詞「損なう」の連用形から。「ぞこない」とも〕
動詞の連用形の下に付いて,しそこなうことの意を表す。「死に―」「やり―」
そこなう
そこな・う ソコナフ [3] 【損なう・害う】 (動ワ五[ハ四])
(1)物をこわす。傷つける。「秘蔵の名器を―・う」
(2)悪い状態にする。害する。「機嫌を―・う」「健康を―・う」「友好関係を―・う」
(3)(動詞の連用形に付いて)
(ア)…するのに失敗する。「ボールをとり―・う」「書き―・う」
(イ)もう少しで…しそうになる。「死に―・うところだった」「おぼれ―・う」
(4)人を殺傷する。「盗人多くて人を―・ふなり/宇津保(俊蔭)」
そこなう
そこなう【損なう】
hurt <one's feelings> ;→英和
harm;→英和
injure;→英和
damage;→英和
spoil <beauty> .→英和
…し〜 fail <to do> ;→英和
miss <doing> ;→英和
come near <being killed> .
そこなし
そこなし [0] 【底無し】
(1)底がないこと。また,それほど深いこと。「―の沼」
(2)限度や際限のないこと。程度がはかり知れないこと。「―の大酒飲み」
そこなし
そこなし【底無しの】
bottomless <swamp> .→英和
そこなだれ
そこなだれ [3] 【底雪崩】
⇒全層雪崩(ゼンソウナダレ)
そこに
そこに【底荷】
ballast.→英和
そこに
そこに [0] 【底荷】
バラスト{(1)}に同じ。
そこぬ
そこ・ぬ 【損ぬ】 (動ナ下二)
⇒そこねる
そこぬけ
そこぬけ【底抜けの】
bottomless;→英和
extreme.→英和
〜騒ぎをする go on the spree.→英和
〜の大馬鹿者 a perfect idiot.
そこぬけ
そこぬけ [0] 【底抜け】
(1)容器などの底がとれて,ないこと。また,そのもの。「―の樽」
(2)程度のはなはだしいこと。あきれるほどひどいこと。「―のお人好し」
(3)しまりのないこと。だらしないこと。また,そのような人をののしっていう語。
(4)「底抜け上戸」の略。
(5)相場がとめどなく下落すること。底抜け相場。
そこぬけじょうご
そこぬけじょうご [5] 【底抜け上戸】
いくらでも酒を飲む人。きりのない大酒飲み。底抜け。
そこぬけやたい
そこぬけやたい [5] 【底抜け屋台】
江戸の山王祭・神田祭などに出た床のない踊り屋台。周囲の構えだけで,中にいる囃子方(ハヤシカタ)は地上を屋台と一緒に歩きながら鳴り物をならしてはやした。
そこね
そこね【底値】
the bottom price.
そこね
そこね [0][2] 【底値】
取引で,一定の期間中,相場が一番低いときの値段。
⇔天井値
そこねひゃくにち
そこねひゃくにち [5] 【底値百日】
相場で,よいときは短く,悪いときのほうが長いということ。「天井(テンジヨウ)三日,―」
そこねる
そこねる【損ねる】
⇒損なう.
そこねる
そこ・ねる [3] 【損ねる】 (動ナ下一)[文]ナ下二 そこ・ぬ
(1)健康状態を悪くする。そこなう。「健康を―・ねる」
(2)人の気持ち・気分を傷つける。そこなう。「御機嫌を―・ねる」
(3)こわれる。損傷する。「こけらぶきの屋根も―・ねぬうちに/浮世草子・胸算用 3」
(4)(動詞の連用形に付いて)
(ア)…するのに失敗する。そこなう。「字を書き―・ねる」
(イ)…する機会を失う。そこなう。「住所を聞き―・ねた」
そこのけ
そこのけ 【其処退け】 (接尾)
名詞に付いて,その道の人をしのぐほど立派なことを表す。…もかなわないほど。はだし。「本職―の腕前」
〔近世には名詞・形容動詞としても用いられた〕
そこはえなわ
そこはえなわ [3] 【底延縄】
海底に固定した延縄。海底近くを泳ぐスケソウダラ・タイなどをとる。
→浮き延縄
そこはかと
そこはかと (副)
(1)どこがどうであるとさしていえるほどに,場所や物事の明瞭なさま。はっきりと。分明に。「顔かたち,―いづこなむすぐれたる,あな清らと見ゆる所もなきが/源氏(匂宮)」「―思ひわくことはなきものから/源氏(橋姫)」
(2)何かはっきりしないさま。なんとなく。どうということなく。「―思ひつづけて来て見れば今年の今日も袖は濡れけり/新古今(哀傷)」
〔「其処(ソコ)は彼(カ)と」の意とされるが,「いづこをはかりとも覚えざりければ/伊勢 21」のような言い方もあるので,「はか」は「計(ハカ)り」と同源で,目当て・当てど,の意か〕
そこはかとない
そこはかとな・い [6] (形)[文]ク そこはかとな・し
(1)所在や理由がはっきりしないが全体的にそう感じられるさま。どこがどうということではない。「花が―・くにおう」「―・い懐かしさを感ずる」
(2)どうということはない。とりとめもない。「―・き物語しのびやかにして/堤中納言(このついで)」
(3)際限がない。無限である。「潮の満ちけるが,―・き藻屑どものゆられよりける中に/平家 2」
そこはかとなく
そこはかとなく
⇒そこはかとない(形)
そこば
そこば 【若干】 (副)
「そこばく」に同じ。「神がらや―貴き/万葉 3985」
そこばく
そこばく 【若干・幾許】 (副)
〔副詞「そこば」に「く」のついた語〕
(1)いくつか。いくらか。そくばく。そこらく。「―選ばれたる人々に劣らず/宇津保(吹上・下)」
(2)多数。多く。たいそう。はなはだ。そくばく。そこらく。「―集まりたりし万人さとこそ泣きて侍りしか/大鏡(昔物語)」
そこばなれ
そこばなれ [3] 【底離れ】 (名)スル
景気や株価が最低状態(谷あるいは底)を脱して,上向きに転じること。
→底入れ
→底割れ
そこひ
そこひ [0] 【底翳・内障】
角膜・前房・虹彩(コウサイ)に異常がないのに視力障害(くもり)が生ずる眼病の俗称。黒内障・白内障・緑内障などをさす。内障眼。
→上翳(ウワヒ)
そこひ
そこひ【底翳】
《医》cataract (白内障);→英和
glaucoma (緑内障).→英和
〜にかかった cataracted <eyes> .
そこびえ
そこびえ [0] 【底冷え】 (名)スル
身体のしんまでしみとおるほどきびしく冷え込むこと。また,そのようなきびしい寒さ。[季]冬。「今夜はひどく―する」
そこびえ
そこびえ【底冷えする】
be chilled to the bone.→英和
〜のする raw;→英和
very chilly.
そこびかり
そこびかり【底光りのする】
<eyes> with strange luster; <silk> with a quiet gloss.
そこびかり
そこびかり [3][0] 【底光り】 (名)スル
うわべだけの飾った輝きではなく,その物の本質に根ざした光。深みのある光。「磨き込んで―する格子」
そこびき
そこびき【底引き網】
a trawlnet (トロール網);a dragnet (地引き網).→英和
底引き網漁業 trawling[dragnet]fishery.
そこびきあみ
そこびきあみ [4] 【底引(き)網・底曳き網】
引き網の一。海底をさらうように引いて魚をとる網。また,その漁法。日本在来の打た瀬網・手繰り網や外来のトロールなど。
そこふかい
そこふか・い [4] 【底深い】 (形)
〔「そこぶかい」とも〕
底が深い。「両者の対立のもとは―・いものがある」
そこほど
そこほど 【其処程】 (代)
指示代名詞。その辺。そこらあたり。「このごろの人の家の―にてぞありけんと覚え/徒然 71」
そこぼん
そこぼん [0] 【底本】
〔「そこほん」とも〕
「ていほん(底本)」に同じ。「定本(テイホン)」と区別していう。
そこまめ
そこまめ [0] 【底豆】
足の裏にできるまめ。「両足共に夥(オビタダ)しく―を踏み出して/思出の記(蘆花)」
そこみず
そこみず [0] 【底水】
⇒デッド-ウオーター
そこもと
そこもと [2] 【其処許・其許】 (代)
(1)指示代名詞。その所。そこ。「―に紙の端にかきて,かくおしつく/蜻蛉(下)」
(2)二人称。武士が使った。そなた。お前。「―呼びに参つたは/浄瑠璃・博多小女郎(上)」
〔近世前期は軽い敬語。後期は目下に多く使った〕
そこもの
そこもの [0] 【底物】
海底にいる魚。底魚(ソコウオ)。ヒラメ・カレイ・コチなど。
そこゆえ
そこゆえ 【其処故】 (連語)
そこで。それゆえ。「語り放(サ)け見放(サ)くる人目ともしみと思ひし繁し,―に心和(ナ)ぐやと/万葉 4154」
そこら
そこら
about there;about that;…or so.〜中 all over the place.→英和
5マイルか〜 five miles or so;about five miles.どこか〜 somewhere about there.
そこら
そこら [2] 【其処ら】 (代)
中称の指示代名詞。
(1)その辺。そこいら。「―にあるのを持って行く」「そんじょ―」
(2)その程度。「―が彼の実力だろう」
そこら
そこら (副)
(1)数量の多いさま。それほどたくさん。「―の年比(トシゴロ),―の金(コガネ)給て/竹取」
(2)程度のはなはだしいさま。たいそう。「顔は―けさうじたりつれど/大鏡(藤氏物語)」
そこらあたり
そこらあたり [4] 【其処ら辺り】 (代)
中称の指示代名詞。
(1)そこら。その辺。そこら辺。「―にあるだろう」
(2)その程度。「まあ―が適当でしょう」
そこらく
そこらく (副)
十分に。幾度も。「このくしげ開くなゆめと―に堅めしことを/万葉 1740」
そこり
そこり 【底り】
〔動詞「底る」の連用形から〕
潮がひいて底があらわれること。潮干。「―でござりますから,大桟橋からめしまし/洒落本・客衆肝照子」
そこる
そこ・る 【底る】 (動ラ四)
〔「底」の動詞化〕
潮がひいて海底があらわれる。干上がる。「さす,ひく,―・る,にじる,程,深くさがせし辰巳の園/人情本・辰巳園(後)」
そこわれ
そこわれ [0] 【底割れ】 (名)スル
景気や株価の低迷が続き,一段落したと思われてから,さらに悪化すること。
→底入れ
→底離れ
そご
そご [1] 【齟齬】 (名)スル
物事がくいちがって,意図した通りに進まないこと。また,そのくいちがい。「両者の報道が―する」「内容に―をきたす」
そご
そご【齟齬】
inconsistency;→英和
disagreement;→英和
[失敗](a) failure;→英和
(a) miscarriage <of a plan> .→英和
〜する go wrong;disagree.→英和
そご
そご【祖語】
a parent language.
そご
そご [1] 【祖語】
(1)同系統のいくつかの言語の祖先にあたる言語。共通基語。基語。「印欧―」
(2)〔仏〕 祖師の言葉。
そごう
そごう [0] 【粗豪・疎豪】 (名・形動)[文]ナリ
あらっぽく,たけだけしい・こと(さま)。「同宿の―な二三子には読書をすゝめ/思出の記(蘆花)」
そごう
そごう [0] 【蘇合】
「蘇合香{(3)}」の略。「秋風楽三反,―皆つくして/十訓 10」
そごうこう
そごうこう [2] 【蘇合香】
(1)マンサク科の落葉高木。西アジア原産。フウに近縁で,高さは10メートルに達するが,生長は遅い。葉は掌状に五浅裂する。花は淡黄緑色の頭花。樹脂に芳香があって香料,皮膚病の薬とする。ソゴウ。
(2){(1)}から採取した半流動性の樹脂。芳香を有する。塗擦剤・香料に使用。蘇油。
(3)香の一種。{(2)}に沈香(ジンコウ)などを加えて作る。蘇合。[和名抄]
(4)雅楽曲の一。左方唐楽(管弦・舞楽)。盤渉(バンシキ)調。四個大曲(シカノタイキヨク)の一。六人舞。左方平舞(ヒラマイ)装束に{(1)}の葉をかたどった冠を着用。多く「そこう」と読む。蘇香。蘇合。
そごうびたい
そごうびたい ソガウビタヒ [4] 【十河額】
江戸前期に流行した,男子の額の剃(ソ)り方。生え際を剃り上げて,額を広く作る。
そごん
そごん [0] 【粗言・麁言】
⇒そげん(粗言)
そさい
そさい [0] 【粗細・麁細】
あらいこととこまかいこと。
そさい
そさい [0] 【蔬菜】
野菜。青もの。
そさい
そさい【蔬菜】
vegetables;greens.蔬菜園 a kitchen garden.
そさい
そさい [0] 【粗菜】
粗末な副食物。
そさいき
そさいき [2] 【咀砕機】
岩石・鉱石などを砕くのに用いる粉砕機。クラッシャー。
そさいるい
そさいるい [2] 【蔬菜類】
主として人の副食物に用いる草本植物。根菜類・茎菜類・葉菜類・果菜類・花菜類などに大別される。
そさま
そさま 【其様】 (代)
〔「そなたさま」の略〕
二人称。あなた。そなた。「わしが―を恋ひ病/浄瑠璃・反魂香」
そさん
そさん [0] 【素餐】
無為無能で,いたずらに禄を受けるだけであること。功労もなくて高位高官についていること。「隆季卿は―の家に生まるといへども/盛衰記 46」
そさん
そさん [0] 【粗餐】
粗末な食事。他人に出す食事をへりくだっていう語。粗飯。「―を差し上げたく存じます」
そさんさい
そさんさい [2] 【素三彩】
中国,明代後期に始められ,清代に多く作られた陶磁器。黒や白の地に,緑・黄・紫の三色で花鳥などの絵を描いたもの。
そざい
そざい [0] 【礎材】
土台にする材料。基礎材。
そざい
そざい [0] 【素材】
(1)もとになる材料。原料。「―の持ち味を生かす」
(2)芸術作品の題材となる自然や人事。「作者自身の体験を―としている」
(3)伐採し,適当に切断しただけの木材。原木。
そざい
そざい【素材】
a material;→英和
[小説の]a subject matter;a theme.→英和
そざいさんぎょう
そざいさんぎょう [4] 【素材産業】
(加工組立産業に対して)他産業に材料を供給する産業。鉄鋼・非鉄金属・化学・繊維・石油などの産業をいう。
そざいカンづめ
そざいカンづめ [4] 【素材缶詰(め)】
調理素材の缶詰のこと。水煮や油漬けにしたものなどがある。
そざつ
そざつ【粗雑な】
rough;→英和
coarse;→英和
crude;→英和
careless <way of thinking> .→英和
そざつ
そざつ [0] 【粗雑】 (名・形動)[文]ナリ
細かい点にまで注意がゆきとどかないこと。あらっぽくていいかげんなこと。また,そのさま。「―な塗り方」「―に扱う」
[派生] ――さ(名)
そし
そし [1] 【素志】
つね日ごろ抱いている望み。前々からもっていた気持ち。宿志。「―を遂げる」
そし
そし【阻止】
(an) obstruction;an impediment.→英和
〜する hinder;→英和
obstruct;→英和
prevent <a person from doing> ;→英和
check.→英和
そし
そし [1] 【素紙】
「生紙(キガミ){(2)}」に同じ。
⇔熟紙(ジユクシ)
そし
そし [1] 【阻止・沮止】 (名)スル
邪魔をして,相手のしたいようにさせないこと。妨げること。「侵入を―する」
そし
そし [1] 【祖師】
(1)一宗一派の開祖。日蓮宗の日蓮,浄土真宗の親鸞(シンラン),禅宗の達磨(ダルマ)など。
→御祖師様(オソシサマ)
(2)禅宗で,法を伝えた歴代の高僧の尊称。
(3)もと。はじめ。「昔は万事の―だから,能い事は能いのさ/滑稽本・浮世床(初)」
そし
そし [1] 【祖市】
源となった町。「ローマの―,ラティニウム」
そし
そし [1] 【粗糸】
紡績工程で,篠(シノ)をさらに引き伸ばしてわずかに撚(ヨ)りをかけ,初めて糸の形にしたもの。
そし
そし [1] 【素子】
装置・電子回路などの構成要素となる個々の部品で,独立した固有の機能をもっているもの。エネルギーの発生・変換などの機能をもつ能動素子(トランジスタ・圧電素子など)と,抵抗・コンデンサーなどの受動素子に分かれる。エレメント。最近は複雑な機能をもつ IC も素子とよばれる。
そし
そし [1] 【疎食・疏食】
粗末な食事。粗食。そしい。
そしえ
そしえ [2] 【祖師会】
⇒祖師忌(ソシキ)
そしき
そしき [1] 【組織】 (名)スル
(1)組み立てること。また,組み立てられたもの。「所謂劇を―する要素は何か/神秘的半獣主義(泡鳴)」
(2)特定の目的を達成するために,諸個人および諸集団に専門分化された役割を与え,その活動を統合・調整する仕組み。または,そうして構成された集団の全体。また,それを組み立てること。「会社―」「社会―」「組合を―する」「議会を―する」
(3)生物体を構成している単位の一つで,同一の機能と構造とをもつ細胞の集団。動物では,上皮組織・結合組織・筋肉組織・神経組織,植物では分裂組織・永久組織などに区別される。
(4)構成鉱物の大きさ・形・並び方などによる岩石の内部構造。石理。
(5)織物で経(タテ)糸と緯(ヨコ)糸を組み合わせること。また,その交錯のし方。「織物―」
そしき
そしき【組織】
(a) construction;→英和
(a) formation;→英和
an organization;→英和
(a) structure;→英和
(a) system;→英和
(a) tissue (生物の).→英和
〜する organize;→英和
form;→英和
compose;→英和
construct.→英和
〜されている be composed <of> ;consist <of> .→英和
〜だてる systematize.→英和
〜的 systematic;methodical;→英和
organized.‖組織化 systematization.組織票 block votes.組織力 organizing ability.組織労働者 organized workers[laborers].
そしき
そしき 【損色・麁色】
建物の修理についての見積もり。そんじき。「番匠―を出せり/太平記 36」
そしき
そしき [2] 【祖師忌】
祖師の忌日に報恩のために行う法会。日蓮宗のお会式(エシキ),真宗の報恩講,禅宗の達磨(ダルマ)忌,浄土宗の御忌など。祖師会。祖師講。
そしきえき
そしきえき [3] 【組織液】
動物の各組織の細胞間にある液体成分で,毛細血管から血漿が濾出したもの。細胞に栄養分を直接与え,また老廃物を受けとる。一部は血管に戻るが,大部分はリンパ管に入り,再び血管系に合流する。間質液。
そしきか
そしきか [0] 【組織化】 (名)スル
ばらばらの物や人を,一つの体系のもとにまとめること。「労働者を―する」
そしきかがく
そしきかがく [4] 【組織化学】
生化学の一分野。生体内組織中での物質の分布や生化学的性質を研究する。
そしきがく
そしきがく [3] 【組織学】
生物の組織の構造や機能を研究する学問。
そしききゅう
そしききゅう [0] 【組織球】
結合組織や臓器などの中に定着しているマクロファージ。異物や老廃細胞などを捕食する。
そしきけい
そしきけい [0] 【組織系】
互いに関連性のある生物体の組織の集まり。主に植物にいう。表皮系・維管束系など。
そしきしんがく
そしきしんがく [4] 【組織神学】
キリスト教の教義(特に神・啓示など)について体系的に研究する神学。
そしきだつ
そしきだ・つ [4] 【組織立つ】 (動タ五[四])
物事が一定の秩序をもってまとまる。「―・った考え方」
そしきちけい
そしきちけい [4] 【組織地形】
地表を構成する岩石の組織や構造を形態に反映した浸食地形。岩石の種類によって浸食の進む速さが異なるためにつくられる。ケスタ・メサなど。
⇔変動地形
そしきてき
そしきてき [0] 【組織的】 (形動)
一定の秩序や体系をもって全体が構成されているさま。「―な活動」
そしきてきごうこうげん
そしきてきごうこうげん [1][5][8] 【組織適合抗原】
生体の免疫系が非自己を認識する際の基準となる抗原。遺伝的に決定されている。
→ヒト白血球抗原
そしきてきごうせい
そしきてきごうせい [1] 【組織適合性】
組織の移植において,移植される側(宿主)と移植片との間に起こる拒絶反応の有無。
そしきばいよう
そしきばいよう [4] 【組織培養】
生物の組織や細胞群を無菌的に取り出し培養・増殖させること。取り出した一片を他の生物体に移して育てる生体内培養と,ガラスの器で育てるガラス器内培養があり,通常は後者をさす。発生学・病理学・生理学などの研究に広く利用される。
そしきひょう
そしきひょう [0][3] 【組織票】
選挙で,ある団体が団結して特定の政党や候補者に投ずる票。
そしきほう
そしきほう [0] 【組織法】
人の行為の基礎または手段となる組織に関して規律する法。商法総則・会社法など。
→行為法
そしきもう
そしきもう [3] 【組織網】
中央から末端まで広く,細かく整備されている組織。
そしきりょく
そしきりょく [3] 【組織力】
一つのまとまりに組織する能力。また,組織として団結することで発揮される大きな力。
そしきろうどうしゃ
そしきろうどうしゃ [6] 【組織労働者】
労働組合に加入している労働者。
そしきスラック
そしきスラック [5] 【組織―】
〔slack は「たるみ」の意〕
企業行動理論で,組織の余裕部分のこと。工程間在庫や内部留保,職務の重複や類似製品の並行開発などをいう。
そしこう
そしこう [2][0] 【祖師講】
「祖師忌(ソシキ)」に同じ。
そしし
そしし 【背宍】
〔「そじし」とも〕
背の肉。背筋(セスジ)の肉。[新撰字鏡]
そししのむなくに
そししのむなくに 【背宍の空国】
やせた土地。豊かでない土地。「―を頓丘(ヒタオ)から国まぎとほりて/日本書紀(神代下訓)」
そしせいらい
そしせいらい 【祖師西来】
禅宗で,初祖達磨(ダルマ)が西方のインドから中国に渡来して禅を伝えたこと。なお,その真意を示す「祖師西来意」という語は代表的な公案として用いられてきた。
そしぜん
そしぜん [2] 【祖師禅】
〔仏〕 達磨(ダルマ)の禅宗のこと。また,六祖の慧能(エノウ)の系統の禅(南宗禅)をいう。
⇔如来(ニヨライ)禅
そしたいよう
そしたいよう [1][0] 【麁枝大葉】
あらい枝と大きな葉。細かい法則にとらわれないで,自由に筆力をふるった文章のたとえ。
そしつ
そしつ [1][0] 【祖室】
〔仏〕
(1)禅宗で,師の室内。
(2)禅宗。
そしつ
そしつ [0] 【素質】
(1)持って生まれた性質。
(2)将来あるものになるのに必要な能力や性質。「恵まれた―の持ち主」
(3)〔「素」は白色の意〕
白色の地質。生地の白いこと。特に,女性の白い肌。「―は四徳と永く滅びたり/万葉(七九四詞)」
そしつ
そしつ【素質】
a nature;→英和
a gift;→英和
the making(s);→英和
a constitution (体質).→英和
そしつじきょう
そしつじきょう ソシツヂキヤウ 【蘇悉地経】
〔梵 Susiddhi-kara-mahātantra〕
密教経典の一。三巻。三部秘経の一。正式名,蘇悉地羯羅経。725年善無畏訳。台密で重んじられ,修行の成就に関する儀則を説く。
そして
そして
and;→英和
then;→英和
now.→英和
そして
そして [0] (接続)
「そうして」に同じ。
そしどう
そしどう [2] 【祖師堂】
各宗で,その祖師をまつった堂。特に,禅宗の祖師である達磨(ダルマ)大師の像を安置する堂。祖堂。
そしな
そしな [0][1] 【粗品】
粗末な品物。他人に贈る物をへりくだっていう語。そひん。「―贈呈」
そしな
そしな【粗品】
a small gift.
そしまり
そしまり 【蘇志摩利】
舞楽の一。右方高麗楽(ウホウコマガク)。高麗双調(ソウジヨウ)。舞人は蓑(ミノ)と笠(カサ)を着けて舞う。雨乞いの際に舞ったと言い伝えられる。長久楽。蘇尸茂利(ソシモリ)。
そしゃ
そしゃ [1] 【素車】
飾りのない白木の車。葬儀に用いる。
そしゃく
そしゃく [0] 【咀嚼】 (名)スル
(1)食物をかみ砕くこと。
(2)文章や言葉をよく考えて十分に理解し,味わうこと。「内容を―する」
そしゃく
そしゃく [0] 【租借】 (名)スル
他国の領土を借り受けること。
そしゃく
そしゃく【咀嚼】
chewing;digestion (物事の).→英和
〜する chew;→英和
digest.→英和
‖咀嚼力 digestive power.
そしゃく
そしゃく【租借(権)】
(a) lease.→英和
〜する lease.‖租借地 a leased territory.
そしゃくき
そしゃくき [3] 【咀嚼器】
(1)咀嚼に関与する動物の器官の総称。口・歯や,節足動物の口器など。
(2)ワムシ類の咽頭下部の嚢(ノウ)中にある器官。食物の破砕・捕捉をつかさどり,属・種によって固有の形態を示す。
そしゃくきん
そしゃくきん [0] 【咀嚼筋】
下顎(カガク)骨と側頭骨に付着し,顎関節を動かして咀嚼運動を行う筋肉。四種の筋肉から成り,すべて三叉神経の支配をうける。
そしゃくち
そしゃくち [3] 【租借地】
ある国が他国から租借した土地。領土権は残存するが,統治権は租借国に属する。
そしゅ
そしゅ [1] 【粗酒・麁酒】
粗末な酒。品質の劣る酒。人に酒を勧めたり贈ったりするときにへりくだっていう語。
そしゅう
そしゅう ソシウ 【蘇州】
中国,江蘇省南部の観光都市。春秋時代の呉の都。米・綿花の集散地。絹織物・刺繍(シシユウ)・細工物などを特産。近郊には寒山寺などの名勝・古跡が多い。スーチョウ。
蘇州(寒山寺)[カラー図版]
蘇州(拙政園)[カラー図版]
蘇州(雲岩寺塔)[カラー図版]
そしゅう
そしゅう [0] 【楚囚】
〔左氏伝(成公九年)〕
捕らえられた楚人。転じて,捕らえられて他国にある者。とりこ。楚俘(ソフ)。
そしゅう
そしゅう [0] 【素秋】
〔「素」は白の意。五行説で,白が秋にあたることから〕
秋の異名。
そしゅうにゅう
そしゅうにゅう [2] 【粗収入】
要した費用を差し引く前の,受け取ったままの収入。
そしゅうのし
そしゅうのし ソシウ― 【楚囚之詩】
自由律の長詩。北村透谷作。1889年(明治22)刊。政治犯として獄中にある「余」の孤独な思念を歌い,自由民権運動挫折後の透谷の内面的葛藤を投影した代表作。
そしゅんきん
そしゅんきん 【蘇舜欽】
(722-780) 中国北宋の詩人・文人。字(アザナ)は子美。中傷により失脚,蘇州に滄浪亭を作って隠棲。自然の景物に託して世俗を憤った豪放な詩を詠じた。欧陽修,梅尭臣とともに欧蘇・蘇梅と並称された。
そしょう
そしょう【訴訟】
a (law)suit;an action.→英和
〜する bring a lawsuit[an action] <against a person> ;→英和
sue <a person> .→英和
〜を起こす go to law (start a suit) <against> .‖訴訟事件 a legal case.訴訟手続(をとる) (take) legal proceedings.訴訟人 a plaintiff.
そしょう
そしょう [0] 【訴訟】 (名)スル
(1)訴える者と訴えられる者を当事者とし,裁判機関が第三者としての立場から裁判をなす手続き。「民事―」「―を起こす」
(2)不平・嘆き・希望などを人に言うこと。うったえること。「地下の人々―していはく/仮名草子・伊曾保物語」
そしょう
そしょう [0] 【粗鬆】 (名・形動)[文]ナリ
⇒そそう(粗鬆)
そしょういにん
そしょういにん [4] 【訴訟委任】
一定の民事事件について,人に訴訟代理権を与えて,訴訟行為を依頼すること。通常は弁護士に対してなされる。
そしょうきゅうじょ
そしょうきゅうじょ [4] 【訴訟救助】
民事訴訟において,勝訴の見込みがないとはいえない当事者が,資力が原因で訴訟を行えないことがないよう,裁判所が裁判費用の支払いを猶予する等の便宜を図ること。訴訟上の救助。
そしょうきろく
そしょうきろく [4] 【訴訟記録】
訴訟に関する訴状・準備書面・口頭弁論調書・裁判の原本など,裁判所で保存すべき一切の書類をつづった帳簿。
そしょうけいぞく
そしょうけいぞく [4] 【訴訟係属】
訴訟事件が裁判所の判決手続の対象となっている状態。
そしょうこうい
そしょうこうい [4] 【訴訟行為】
訴訟法上の効果を直接生じさせる訴訟関係者の行為。
そしょうこくち
そしょうこくち [4] 【訴訟告知】
民事訴訟において,当事者が訴訟参加のできる利害関係のある第三者に,訴訟係属の事実を通知すること。
そしょうさんか
そしょうさんか [4] 【訴訟参加】
民事訴訟法上,当事者以外の第三者が自己の権利・利益を擁護するために係属中の訴訟に参加すること。
そしょうしき
そしょうしき [4] 【訴訟指揮】
訴訟手続を主宰する裁判機関が訴訟の円滑な進行と審理の完全を期するためになす行為。
そしょうじけん
そしょうじけん [4] 【訴訟事件】
裁判所に訴えを提起された事件。訴件。
そしょうじょうけん
そしょうじょうけん [4] 【訴訟条件】
刑事訴訟法上,公訴が有効である条件。公訴が有効であれば,有罪・無罪の判決をなすための審理が行われるが,訴訟条件を欠く場合には審理を進めずに,管轄違い・公訴棄却・免訴の形式裁判により訴訟を終結しなければならない。民事訴訟法上は「訴訟要件」の語を用いる。
そしょうだいりにん
そしょうだいりにん [0] 【訴訟代理人】
訴訟当事者の委任を受け,または法令の規定により,本人に代わって訴訟行為をなす権限をもつ者。民事訴訟法上,弁護士のほか,支配人・船舶管理人・船長らを含む。
そしょうてつづき
そしょうてつづき [5] 【訴訟手続】
訴訟に関して,裁判所や当事者が行う法定の手続き。
そしょうとうじしゃ
そしょうとうじしゃ [6] 【訴訟当事者】
訴訟において,裁判所に対し裁判権の行使を求める者とその相手方。民事訴訟の原告と被告,刑事訴訟の検察官と被告人。
そしょうのうりょく
そしょうのうりょく [4] 【訴訟能力】
訴訟当事者として独立して訴訟行為をなし,また訴訟行為を受けるのに必要な能力。
そしょうはんけつ
そしょうはんけつ [4] 【訴訟判決】
民事訴訟法上において,訴訟要件が欠けていることを理由に,訴えまたは上訴を不適法として却下する判決。
→本案判決
そしょうひよう
そしょうひよう [4] 【訴訟費用】
訴訟のために当事者および裁判所が支出した費用のうち,法律で特に定めたもの。原則として,敗訴した当事者や被告人が負担する。
そしょうぶつ
そしょうぶつ [2] 【訴訟物】
民事訴訟において,審判の対象となる事項。原告が請求して,その存否を主張する権利関係。訴訟の目的。訴訟の客体。
そしょうほう
そしょうほう [0] 【訴訟法】
民事訴訟法・刑事訴訟法など,訴訟についての手続きと方法を定める法規の総称。手続法。形式法。
そしょうようけん
そしょうようけん [4] 【訴訟要件】
民事訴訟法上,裁判所が管轄権を有すること,当事者が当事者能力を有することなど,訴えが実質的な審判を受けるために必要な条件。訴訟条件。
そしょく
そしょく [1][0] 【組織】 (名)スル
「そしき(組織)」に同じ。「国民の輿望(ヨボウ)を以て政府を―する憲法は/新粧之佳人(南翠)」
そしょく
そしょく [0] 【素食】
(1)質素な食事。日常の食事。
(2)何もしないで禄を食(ハ)むこと。徒食。素餐(ソサン)。
(3)菜食。
そしょく
そしょく [0] 【疎植】 (名)スル
まばらに植えること。
⇔密植
そしょく
そしょく 【蘇軾】
(1036-1101) 中国,北宋の詩人・文学者。字(アザナ)は子瞻(シセン),号は東坡(トウバ)。父の蘇洵(ソジユン),弟の蘇轍(ソテツ)と合わせて三蘇と呼ばれる。王安石の新法に反対し,しばしば左遷された。黄州(湖北省)に左遷されたときに詠じた「赤壁賦」はその代表作。多才で,散文・韻文ともにすぐれ,散文では唐宋八大家の一人に数えられ,詩も宋代詩人中第一に位した。著作集「東坡全集」
そしょく
そしょく【粗食する】
live on simple diet;take plain food.
そしょく
そしょく [0] 【粗食・麁食】 (名)スル
粗末な食事。「粗衣―」
そしらぬ
そしらぬ【素知らぬふりをする】
pretend not to know;assume ignorance;cut a person (dead) (往来で会って).→英和
そしらぬ
そしらぬ [0][3] 【そ知らぬ】 (連体)
知っていても知らないふりをするさま。何も知らないような。「―ふり」「―顔」
そしらわし
そしらわ・し ソシラハシ 【謗らはし】 (形シク)
非難したくなるような様子である。「やせやせに御ぐし少ななるなどがかく―・しきなりけり/源氏(乙女)」
そしり
そしり [3] 【謗り・譏り・誹り】
そしること。非難。
そしり
そしり【謗り】
(a) slander;→英和
(a) libel;→英和
(a) blame;→英和
(a) censure.→英和
世の〜を招く bring public censure upon oneself.不正直の〜を免れない be open to the charge of being dishonest.
そしり=を免(マヌガ)れ∘ない
――を免(マヌガ)れ∘ない
非難されて当然である。「軽率の―∘ない」
そしりぐさ
そしりぐさ 【謗り種】
そしる材料。悪口のたね。「終に我が身のあだし草,世の―/浄瑠璃・鑓の権三(下)」
そしりぐち
そしりぐち [3] 【謗り口】
人をそしること。また,非難の言葉。悪口。
そしりはしり
そしりはしり
(1)物事の一部分。片端。「様々憂き目に逢はつしやる咄の―を聞き/浄瑠璃・夏祭」
(2)謗(ソシ)ること。悪口。陰口。「同じ女中達と寄りこぞつて,内の事を―さ/滑稽本・浮世風呂 3」
そしりょう
そしりょう [2] 【粗飼料】
繊維が多く,可消化養分の少ない飼料。生草・干し草・藁(ワラ)など。
⇔濃厚飼料
そしる
そしる【謗る】
blame[censure] <a person for> ;→英和
speak ill <of> ;slander;→英和
abuse;→英和
libel.→英和
そしる
そし・る [2] 【謗る・譏る・誹る】 (動ラ五[四])
(1)人を悪くいう。非難する。「陰で―・る」「けすさまじ,など―・る/枕草子 49」
(2)不平を言う。文句を言う。[日葡]「まんきなるものの心はいかりと―・る事おほし/こんてむつすむん地」
[可能] そしれる
そしん
そしん [1] 【祖神】
神としてまつる祖先。祖先である神。
そしん
そしん 【蘇秦】
(?-前317) 中国,戦国時代の縦横(ジユウオウ)家。字(アザナ)は季子。洛陽(ラクヨウ)の人。諸国を遊説して合従(ガツシヨウ)策を唱え,秦に対抗する六国の同盟に成功したが,張儀の連衡策に破られ,斉で暗殺された。
そしん
そしん [0] 【素心】
(1)ふだんの考え。本心。
(2)いつわりのない心。かざらない心。
そじ
そじ【素地】
(1)[基礎]a foundation;→英和
a ground(work);→英和
an elementary knowledge <of> .
(2)[傾向]an aptitude <for> ;→英和
an inclination <to> .→英和
そじ
そじ 【楚辞】
戦国時代末,楚国に行われた歌謡に基盤をもち,屈原の作品を主とし,その作風をつぐ弟子や後人の作を集めたもの。一六巻。前漢の劉向(リユウキヨウ)編とされ,のち後漢の王逸が自作を加えて一七巻とする。形式・特色は「詩経」とは全く趣を異にし,漢の賦(フ)に大きな影響を与えた。
そじ
そじ [1] 【素地】
(1)加工されていない自然のままの状態・材質。生地(キジ)。「―の美しさを生かす」
(2)もとからあった素質・素養。「―があるから後は稽古次第だ」
そじ
そじ [0][1] 【措辞】
詩歌・文章などの言葉の使い方。文字の使い方や句の配置の仕方。「巧みな―」
そじ
そじ 【十路】
み(三)・よ(四)・い(五)・む(六)・なな(七)・や(八)などに付いて,年齢を一〇歳単位に数える語。…十歳代。「み―の坂を越える」「よ―を迎える」
〔中古までは,物の数を数えるのにも用いられた〕
そじき
そじき 【粗食・麁食】
粗末な食事。そしょく。「―賜はすとも仕うまつりなむ/宇津保(藤原君)」
そじゅ
そじゅ [1] 【詛呪】
のろうこと。のろい。呪詛。
そじゅ
そじゅ [1] 【組綬】
玉佩(ギヨクハイ)・勲章・記章などを佩(オ)びるための組紐(クミヒモ)。
そじゅつ
そじゅつ [0] 【祖述】 (名)スル
先人の学説を受け継いで発展させること。「師の学説を―する」
そじゅん
そじゅん 【蘇洵】
(1009-1066) 中国,北宋の学者。字(アザナ)は明允(メイイン),号は老泉。文章にすぐれ,子の蘇軾(ソシヨク)・蘇轍(ソテツ)とともに三蘇と呼ばれ,唐宋八大家の一人に数えられる。老蘇。著「蘇老泉文集」「嘉祐集」
そじょう
そじょう [0] 【俎上】
まないたの上。
そじょう
そじょう【爼上に載せる】
take up <a subject> for discussion.
そじょう
そじょう [0] 【疏状】
言いわけの文書。弁明書。
そじょう
そじょう [0] 【訴状】
(1)民事訴訟において,訴えの提起に際し,当事者・法定代理人・請求の趣旨・請求の原因を記載し,第一審裁判所に提出する書面。
(2)中世,訴人が訴えの趣旨を記して提出した文書。
→陳状
そじょう
そじょう【訴状】
<present> a petition;→英和
<send> a written complaint.
そじょう
そじょう [0] 【遡上・溯上】 (名)スル
流れをさかのぼって行くこと。「鮭が産卵のために母川(ボセン)を―する」
そじょう=に載(ノ)せる
――に載(ノ)・せる
批評・議論・考察の対象として取り上げる。批判する。「話題作を―・せる」「新企画を―・せる」
そじょう=の魚(ウオ)
――の魚(ウオ)
運命が,相手の意のままであることのたとえ。まないたの鯉(コイ)。
そじょう=の魚(ウオ)江海(コウカイ)に移る
――の魚(ウオ)江海(コウカイ)に移る
危機を脱して安全な場所に移る。
そじょうばこ
そじょうばこ [2] 【訴状箱】
「目安(メヤス)箱」に同じ。
そす
そ・す 【過す】 (動サ四)
(動詞の連用形に付いて)十二分にする。…し過ぎるほどである。「かしづき―・し給ふ/落窪 1」
〔「そす(殺)」と同語源とする説もある〕
そす
そ・す 【蘇す・甦す】 (動サ変)
生きかえる。よみがえる。「其の―・するは霊魂の返るなり/日本開化小史(卯吉)」
そす
そ・す 【殂す】 (動サ変)
身分の高い人が,死ぬ。「ルウドヰヒ第二世は湖水に溺れて―・せられしに/うたかたの記(鴎外)」
そす
そ・す 【殺す】 (動サ四)
ころす。[名義抄]
そすい
そすい【疎水】
drainage;→英和
a canal (水路).→英和
疎水工事 canal works.
そすい
そすい [0] 【疎水・疏水】
(1)灌漑(カンガイ)・給水・舟運・発電などのために切り開いた水路。
(2)(「疎水」と書く)水になじみにくいこと。
⇔親水
そすいき
そすいき [2] 【疎水基】
極性が小さく,水分子との親和性が小さい基。有機化合物のメチル基・エチル基などのアルキル基やフェニル基など。親油基。
⇔親水基
そすいせい
そすいせい [0] 【疎水性】
水となじみにくいこと。物質・分子・原子団の水分子との親和力が小さいこと,およびその結果としてのさまざまの性質。
そすいコロイド
そすいコロイド [5] 【疎水―】
分散媒が水であるコロイド溶液のうち,コロイド粒子と水との間の親和性が小さいもの。
⇔親水コロイド
そすう
そすう [2] 【素数】
1 と自分自身以外には約数をもたない正の整数。1 は素数の中に含ませない。素数は 2 ,3 ,5 ,7 ,11,13 …など無限にあることがギリシャ時代から知られている。
⇔合成数
そすう
そすう【素数】
《数》a prime number.
そせい
そせい [0] 【塑性】
固体の性質の一。固体に,ある限界以上の力を加えると連続的に変形し,力を除いても変形したままで元に戻らない性質。可塑性。「―変形」
→脆性(ゼイセイ)
→弾性
そせい
そせい 【素性】
平安前期の僧・歌人。三十六歌仙の一人。俗名,良岑玄利(ヨシミネノハルトシ)。別称,良因朝臣(ヨシヨリノアソン)。遍昭の子。左近将監。父の命で出家,権律師となる。古今集以下の勅撰集に六一首入集。家集に「素性集」がある。生没年未詳。
そせい
そせい [0] 【粗製】
(1)つくり方が粗雑なこと。
(2)精製する前の状態。また,その物。
そせい
そせい [0] 【蘇生・甦生】 (名)スル
(1)呼吸の止まっていた人が息を吹き返すこと。気を失っていた人が,意識を取り戻すこと。生き返ること。よみがえること。「人工呼吸で―する」
(2)活気を失っていたものが,生き返ったように活気を取り戻すこと。「雨が降って草花が―する」「活力を失った組織を―させる」
そせい
そせい [0] 【素性】
(1)本来の性質。すじょう。
(2)〔言〕
〔feature〕
音的,統語的,あるいは意味的な単位を構成する部分的な特性。ある特性があることを+,ないことを−で表す。例えば,+round(円唇性),+N(名詞のこと)など。
そせい
そせい [0] 【組成】 (名)スル
(1)いくつかの要素・成分から一つの物を作り上げること。「全山塊は大概輝石安山岩より―す/日本風景論(重昂)」
(2)化学で,化合物を構成する元素の質量あるいは原子数の比。
そせい
そせい【粗製の】
coarse;→英和
crude;→英和
of inferior make.‖粗製品 crude articles.粗製乱造 quick and careless manufacture.
そせい
そせい【組成】
composition;→英和
formation.→英和
〜する constitute;→英和
compose;→英和
form.→英和
‖組成分 a component (part).
そせい
そせい【蘇生する】
revive;→英和
come to oneself;be restored to life.〜させる revive;→英和
bring <a person> back to life.〜の思いをする feel greatly relieved.
そせいしき
そせいしき [2] 【組成式】
化学式の一。物質を構成する原子の種類と,その原子数の最も簡単な整数比を示した式。分子の存在しない物質では,分子式のかわりに組成式が用いられる。例えば,塩化ナトリウムの組成式は NaCl 実験式。
そせいひん
そせいひん [0] 【粗製品】
(1)品質の悪い製品。
(2)精製していない半製品。
そせいらんぞう
そせいらんぞう [0] 【粗製濫造・粗製乱造】
雑な作り方で,数ばかりたくさん作ること。
そせき
そせき 【疎石】
⇒夢窓(ムソウ)疎石
そせき
そせき [0] 【疎斥】 (名)スル
うとんじしりぞけること。疎外。「倍々(マスマス)人に―せられ/花柳春話(純一郎)」
そせき
そせき【礎石】
<lay> a cornerstone;→英和
a foundation stone.
そせき
そせき [0] 【組積】
石,煉瓦(レンガ),コンクリート-ブロックなどの材料の間にモルタルを詰めて積み重ねること。
そせき
そせき [0] 【礎石】
(1)建造物の土台として据える石。基礎。いしずえ。「古代寺院の―」
(2)物事の土台。基礎。いしずえ。「民主政治の―となる」
そせきぞう
そせきぞう [3] 【組積造】
石・煉瓦(レンガ)・コンクリート-ブロックなどを積み重ねて建造物を造る方法。組積構造。
そせつ
そせつ [0] 【鼠窃】
こそどろ。鼠賊。
そせつ
そせつ [0] 【素雪】
白雪。「玄冬―の寒き夜は/平家(灌頂)」
そせん
そせん [1] 【祖先】
(1)一族・一家の初代にあたる人。また,初代以来,先代までの人々。先祖。
〔「先祖」よりも客観的な立場でいう語〕
(2)現在のものに発達してきた,もとのもの。「人類の―」
そせん
そせん【祖先】
an ancestor;→英和
forefathers.⇒先祖.
そせんすうはい
そせんすうはい [4] 【祖先崇拝】
特定の祖先をまつり,加護を祈ること。祖先を共有する集団の社会的連帯の維持と強化の契機にもなる。
そせんでんらい
そせんでんらい [1] 【祖先伝来】
代々伝わっていること。先祖伝来。
そぜい
そぜい [1][0] 【租税】
(1)国家または地方公共団体が,経費にあてるために国民や住民から強制的に徴収する金銭。国が徴収する国税と地方公共団体が徴収する地方税とがある。税。税金。
(2)租と税。田租とその他の庸・調などの税。
そぜい
そぜい【租税】
taxes;taxation (課税).→英和
⇒税.
そぜいかいひち
そぜいかいひち [6] 【租税回避地】
⇒タックス-ヘイブン
そぜいきゃくたい
そぜいきゃくたい [4] 【租税客体】
⇒課税物件(カゼイブツケン)
そぜいじょうやく
そぜいじょうやく [4] 【租税条約】
二国間での二重課税を回避し,また国際間の脱税を防止する目的で締結される条約。
→国際二重課税
そぜいとくべつそち
そぜいとくべつそち [8] 【租税特別措置】
特定の政策目標達成のための,租税の減免もしくは増徴措置。「―法」
そぜいはん
そぜいはん [2] 【租税犯】
租税の賦課・徴収・納付に関連する犯罪。脱税犯と租税危害犯とがある。
そぜいふたんりつ
そぜいふたんりつ [5] 【租税負担率】
一般に,国民所得に占める税額の割合。個人の所得に占める税金の割合をいう場合もある。
そぜいほう
そぜいほう 【租税法】
租税に関する法の総称。納税義務,租税の賦課・徴収などを規定する。国税通則法・国税徴収法・国税犯則取締法・地方税法などがある。税法。
そぜいほうりつしゅぎ
そぜいほうりつしゅぎ [8] 【租税法律主義】
租税の賦課・徴収は必ず法律の根拠に基づいて行われなければならないとする主義。
そぜん
そぜん [0] 【楚然】 (ト|タル)[文]形動タリ
あざやかに見えるさま。「―として織り出されたる女の顔は/草枕(漱石)」
そぜん
そぜん [0] 【疎髯】
まばらなひげ。
そぜん
そぜん [0] 【粗膳】
粗末な料理。粗末な膳部。人に食事を勧めるとき,その膳をへりくだっていう語。
そそ
そそ【楚々たる】
graceful;→英和
slim;→英和
slender;→英和
trim.→英和
そそ
そそ 【其其】 (感)
〔代名詞「そ」を重ねた語〕
人の注意をうながす語。それそれ。そらそら。「あなたに人の声すれば,―などのたまふに/蜻蛉(上)」
そそ
そそ [1] 【楚楚】 (ト|タル)[文]形動タリ
(1)清らかで美しいさま。多く若い女性についていう。「―とした美女」
(2)あざやかなさま。鮮明なさま。「暁の露うるふ時に―のころもをぬらし/本朝文粋」
そそ
そそ (副)
静かに風の吹くさま。また,かすかに物が動くさま。「萩の葉に風の―吹く夏しもぞ/続詞花集」
そそ
そそ [1]
女性の陰部の異名。
そそう
そそう [1] 【祖宗】
建国の祖と中興の祖。また,初代から先代までの代々の君主。「―の大業」
そそう
そそう [0] 【粗糙】 (名・形動)[文]ナリ
きめがあらく,ざらざらしている・こと(さま)。「―なる物」
そそう
そそう [0] 【粗鬆】 (名・形動)[文]ナリ
こまやかでないこと。大ざっぱであらいこと。また,そのさま。「―にしてしかも濃厚の処あり/獺祭書屋俳話(子規)」
そそう
そそう【意気阻喪する】
lose heart;be dejected;be depressed;be in low spirits.
そそう
そそう【粗相】
carelessness;→英和
heedlessness;a blunder.→英和
〜する make a careless mistake[blunder];wet the bed[oneself](子供が).→英和
そそう
そそう [1] 【粗相】
■一■ (名)スル
(1)不注意から起こす失敗。軽率なあやまち。しくじり。「―のないように気をつける」
(2)大小便をもらすこと。「寝床で―する」
■二■ (形動ナリ)
(1)粗末なさま。粗略なさま。「扇なども賜はせたらむは,―にぞあらむかし/栄花(若生え)」
(2)軽率なさま。軽はずみなさま。「あれには―に乗る。…舟に乗つたことがないと見えた/狂言・薩摩守」
そそう
そそう [0] 【阻喪・沮喪】 (名)スル
気力がくじけて,勢いがなくなること。「意気―する」「元気を―する」
そそうび
そそうび [2] 【粗相火】
過失で出した火事。失火。
そそかしい
そそかし・い [4] (形)[文]シク そそか・し
〔動詞「そそく」の形容詞化〕
考えや行動に落ち着きや慎重さが足りない。あわて者である。粗忽だ。そそっかしい。「―・い男」
そそきたつ
そそきた・つ (動タ四)
そわそわと急いで物事を行う。「―・ちて,二月つごもりにまゐり給ふ/栄花(輝く藤壺)」
そそぎこむ
そそぎこ・む [4] 【注ぎ込む】 (動マ五[四])
(1)流し入れる。「水を穴に―・む」
(2)ある目標に熱中する。それだけに心を傾ける。「情熱を―・む」
[可能] そそぎこめる
そそく
そそ・く (動カ四)
(1)いそがしく事をする。「初夜(ソヤ)おこなふとて,法師―・けば/蜻蛉(中)」
(2)そわそわする。「明日の事思ひ侍るに,今よりいとまなくて―・きはんべるぞ/堤中納言(貝あはせ)」
そそく
そそく [0] 【阻塞】 (名)スル
ふさぎとめること。
そそく
そそ・く
■一■ (動カ四)
「そそける」に同じ。「これかれ―・きはべらんもうるさきに/大鏡(道長)」
■二■ (動カ下二)
⇒そそける
そそくさ
そそくさ [1] (副)スル
落ち着かないさま。あわただしいさま。「―(と)帰る」「―(と)座を立つ」「―した男」
そそくさ
そそくさ
〜と in haste;in a hurry;→英和
hurriedly.
そそくさい
そそくさ・い (形)[文]ク そそくさ・し
そそっかしい。あわただしい。「―・い人」
そそくる
そそく・る (動ラ四)
(1)指先を動かして,あれこれいじる。もてあそぶ。「耳挟みして―・りつくろひ/源氏(横笛)」
(2)忙しく物事を行う。そそくさと…する。「おまし所の塵はらひ―・りて/落窪 1」
そそくる
そそく・る (動ラ下二)
⇒そそくれる
そそくれる
そそく・れる [4] (動ラ下一)[文]ラ下二 そそく・る
機会をのがす。しそびれる。転じて,いらいらする。「時刻違へば,敷居高く帰り―・れ/浮世草子・禁短気」「あのとき妙に―・れた気持で別れて以来の対面だつた/今年竹(弴)」
そそぐ
そそぐ【注ぐ】
flow[run]into (流入);[潅漑(かんがい)]water;→英和
irrigate;→英和
[掛ける]water;sprinkle;→英和
pour into (注入);[集中]concentrate <on> ;→英和
devote <to> .→英和
全力を〜 concentrate one's energies <on> .目を〜 fix one's eyes <on> .
そそぐ
そそ・ぐ [0][2] 【雪ぐ・濯ぐ】 (動ガ五[四])
〔「濯(スス)く」の転〕
(1)身に受けた汚名・冤罪(エンザイ)などを晴らし,名誉を挽回(バンカイ)する。「恥を―・ぐ」
(2)水などで汚れを除く。清める。「歓楽の酒の泌みた唇を―・ぎ/麒麟(潤一郎)」
[可能] そそげる
そそぐ
そそぐ【雪ぐ】
恥を〜 have one's revenge <on a person> .⇒汚名.
そそぐ
そそ・ぐ [0][2] 【注ぐ・灌ぐ】 (動ガ五[四])
〔室町頃まで「そそく」と清音〕
□一□(自動詞)
(1)水が流れ込む。「東京湾に―・ぐ川」
(2)雨・雪などが降りかかる。「竹の葉に―・ぐ雨」
□二□(他動詞)
(1)液体を容器などに流し込む。「田に水を―・ぐ」「椀(ワン)に汁を―・ぐ」
(2)上からふりかける。「甘茶を―・ぐ」「降り―・ぐ光」「痛き傷には辛塩を―・くちふがごとく/万葉 897」
(3)(涙を)流す。おとす。「花にも涙を―・ぐ」
(4)心・力などをそのほうに向ける。集中する。「愛情を―・ぐ」「完成に力を―・ぐ」「全員の視線が―・がれる」「心血を―・ぐ」
[可能] そそげる
[慣用] 朱を―・火に油を―
そそけ
そそけ [3]
髪などがそそけて乱れること。「鬢(ビン)の―」
そそけがみ
そそけがみ [3] 【そそけ髪】
乱れた髪。そそけた髪。ほつれ髪。
そそけだつ
そそけだ・つ [4] (動タ五[四])
(1)ほつれ乱れる。一面にけば立つ。そそける。「―・った布地」
(2)恐ろしくて身の毛がよだつ。総毛だつ。「怪談噺(バナシ)を聞いて―・つ」
そそける
そそ・ける [0][3] (動カ下一)[文]カ下二 そそ・く
(1)整っていたものが乱れる。ばらばらになる。「鬢(ビン)ガ―・ケタ/ヘボン」
(2)布・紙などがけば立つ。「―・けた畳」
そそけ髪
そそけがみ [3] 【そそけ髪】
乱れた髪。そそけた髪。ほつれ髪。
そそっかしい
そそっかしい
careless;→英和
hasty.→英和
〜事をする act thoughtlessly[carelessly].
そそっかしい
そそっかし・い [5] (形)[文]シク そそつか・し
〔「そそかし」の促音添加〕
「そそかしい」に同じ。「―・いが憎めない男」「―・い人」
[派生] ――さ(名)
そそなかす
そそなか・す 【唆す】 (動サ四)
「そそのかす」に同じ。「主の娘を―・すとは,道しらずめ/浄瑠璃・新版歌祭文」
そそのかす
そそのか・す [4] 【唆す・嗾す】 (動サ五[四])
(1)よくない行動をするように,おだてたり誘ったりする。「子供を―・す」
(2)その気になるように勧める。促す。「霧のいと深きあした,いたく―・され給ひて,ねぶたげなる気色に,うち嘆きつつ出で給ふを/源氏(夕顔)」
そそのかす
そそのかす【唆す】
tempt;→英和
seduce;→英和
instigate;→英和
stir up.
そそのわかす
そそのわか・す ソソノハカス 【唆す】 (動サ四)
「そそのかす」に同じ。「人の娘を―・し,懐胎までさす事とは言語道断不埒千万/浮世草子・侍婢気質」
そそばしる
そそばし・る 【遽走る】 (動ラ四)
あわただしく走る。「まろはましてふようなりとて,―・るなれば/狭衣 1」
そそめく
そそめ・く (動カ四)
(1)物音や話し声がして,ざわざわする。「滝口の弓鳴らし,沓の音し,―・き出づると/枕草子 56」
(2)落ち着かない。浮き立っている。「まづ景気の歌とて,姿・ことばの―・きたるが/毎月抄」
(3)低い声でいう。ひそひそと話す。「水も草もくはで―・く/沙石 7」
そそや
そそや (感)
(1)驚いたり,人の注意を引いたりするときに発する語。それそれ。「人々,―などおぢ騒げば/源氏(乙女)」
(2)相手の言葉に対する同意を表す語。「―,あな,うつくし/源氏(夢浮橋)」
そそやく
そそや・く (動カ四)
〔「そそやぐ」とも〕
ささやく。「ふと参りて―・き申して出でにけり/愚管 5」
そそり
そそり
〔動詞「そそる」の連用形から〕
(1)人の心を浮き立たせること。また,浮かれ騒ぎ。「下京の若手どもが―に眼覚めてみれば/浮世草子・諸艶大鑑 1」
(2)遊里を,浮かれ騒ぎながら,ひやかして歩くこと。また,その人。「夏になると―ばかり多くつて/洒落本・卯地臭意」
(3)歌舞伎で,千秋楽などに,配役や筋を変えて滑稽に演ずること。そそり狂言。そそり芝居。
(4)茶で,中等のもの。「年は経れども若森の姿は猶も―の茶/松の葉」
そそりあぐ
そそりあ・ぐ (動ガ下二)
(1)おだてあげる。あおり立てる。「あのたはけでは久しうはこたへまい。寄つて―・げて急にもみつぶせ/浮世草子・禁短気」
(2)座をにぎやかにする。浮き立たせる。「ゆすりあげよ,―・げ/神楽歌」「招かざるに集まり来たりて―・げ奉る/浮世草子・子息気質」
そそりうた
そそりうた [3] 【そそり歌】
「そそり節(ブシ)」に同じ。
そそりきょうげん
そそりきょうげん [4] 【そそり狂言】
「そそり{(3)}」に同じ。
そそりしばい
そそりしばい [4] 【そそり芝居】
「そそり{(3)}」に同じ。
そそりたつ
そそりた・つ [4] 【聳り立つ】 (動タ五[四])
(1)目立って高くそびえる。「―・つ摩天楼」
(2)心が浮かれる。「うかれうかされ大将・雑兵―・ち/浄瑠璃・本朝三国志」
そそりたてる
そそりた・てる [5] 【そそり立てる】 (動タ下一)[文]タ下二 そそりた・つ
(1)ある気持ちや感情を強く起こさせる。また,あおりたてる。「変に肉感と冒険心とを―・てて響いて来た/星座(武郎)」
(2)おだてあげる。「明神にお成りなさるる瑞相めでたしめでたしと,―・てれば/浄瑠璃・夏祭」
そそりだす
そそりだ・す (動サ四)
うかれはじめる。「此の親仁―・して,久六呼て/浮世草子・一代女 4」
そそりぶし
そそりぶし [0] 【そそり節】
遊郭をひやかして歩く客がうたう歌。ぞめきぶし。そそりうた。「鼻歌の―/たけくらべ(一葉)」
そそりもの
そそりもの 【そそり者】
浮かれ騒ぐ人。遊里をひやかして歩く人。「辰巳あがりの―,/人倫訓蒙図彙」
そそり歌
そそりうた [3] 【そそり歌】
「そそり節(ブシ)」に同じ。
そそり狂言
そそりきょうげん [4] 【そそり狂言】
「そそり{(3)}」に同じ。
そそり立てる
そそりた・てる [5] 【そそり立てる】 (動タ下一)[文]タ下二 そそりた・つ
(1)ある気持ちや感情を強く起こさせる。また,あおりたてる。「変に肉感と冒険心とを―・てて響いて来た/星座(武郎)」
(2)おだてあげる。「明神にお成りなさるる瑞相めでたしめでたしと,―・てれば/浄瑠璃・夏祭」
そそり節
そそりぶし [0] 【そそり節】
遊郭をひやかして歩く客がうたう歌。ぞめきぶし。そそりうた。「鼻歌の―/たけくらべ(一葉)」
そそり者
そそりもの 【そそり者】
浮かれ騒ぐ人。遊里をひやかして歩く人。「辰巳あがりの―,/人倫訓蒙図彙」
そそり芝居
そそりしばい [4] 【そそり芝居】
「そそり{(3)}」に同じ。
そそる
そそる【唆る】
excite;→英和
incite;→英和
tempt;→英和
arouse <curiosity> ;→英和
stir up <interest> ;whet <one's appetite> .→英和
そそる
そそ・る [0] (動ラ五[四])
(1)刺激を与えてある感情や行動を起こさせる。誘う。「好奇心を―・る」「食欲を―・る」「興味を―・る」
(2)心が浮き立つ。浮かれる。「まだ肌寒き川風を,酒に凌ぎて―・り行く/浄瑠璃・油地獄(上)」
(3)遊里などをひやかして歩く。「蒲団とおればかり置いて,廊下ばかり―・りやあがる/洒落本・辰巳之園」
(4)高くそびえる。
→あまそそる
(5)揺する。「―・り上げよ揺り上げ/神楽歌」
(6)揺すって選り分ける。[日葡]
そそろか
そそろか (形動ナリ)
〔「そそり立つ」などの「そそる」と同源〕
身の丈の高いこと。また,そのさま。「いと白うをかしげに,つぶつぶと肥えて―なる人の/源氏(空蝉)」
そぞう
そぞう [0] 【塑像】
粘土・油土・蝋(ロウ)などを肉付けして造った像。銅像などの原型としても造られる。
そぞう
そぞう【塑像】
a clay figure;a plastic image.
そぞう
そぞう [0] 【粗造】 (名・形動)[文]ナリ
粗雑な作り方。また,そのさま。粗雑に作ったものをもいう。粗製。「―な床(トコ)の間,紙表具の軸/破戒(藤村)」
そぞう
そぞう [0] 【塑造】
粘土・油土・蝋(ロウ)などで彫刻の原型を造ること。モデリング。
そぞく
そぞく [1] 【鼠賊】
こそどろ。こぬすびと。鼠盗。
そぞろ
そぞろ [0] 【漫ろ】
■一■ (形動)
□一□
(1)そわそわして落ち着かないさま。何かに気を取られて目前のことに集中できないさま。「夏休みが近いから,学生は気も―で勉強に身が入らない」
(2)これという理由もなく,自然にそうなるさま。知らず知らず。「―に昔がしのばれる」「他の一銭よりも吝(オシ)まざりし此美人の胆は,拾人の乗合をして―に寒心せしめたりき/義血侠血(鏡花)」
□二□
(1)何の考えもなくある行動をするさま。軽率。やたら。「(帝釈天ハ)―に長者が財を失はんとは何しに思しめさん/宇治拾遺 6」
(2)偶然であるさま。突然。「実に盗人も無ければ,障紙の―に倒れ懸りたりけるなりけりと思ひ得て/今昔 28」
(3)無関係なさま。「山門の大衆,六波羅へは寄せずして,―なる清水寺に押し寄せて/平家 1」
(4)つまらないさま。取るに足りないさま。「暑気などにや。さては―なる事を思すにこそあらめ/宇津保(国譲中)」
■二■ (副)
これという理由もなく,ある感情や心理がわき起こるさま。何となく。「故郷が―恋しい」「昔のことが―思い出される」
そぞろ
そぞろ【漫ろ(に)】
in spite of oneself;involuntarily.→英和
漫ろ歩き a stroll.→英和
そぞろあめ
そぞろあめ [4] 【漫ろ雨】
さして強くはないが,いつまでも止まずに降る雨。
そぞろあるき
そぞろあるき [4] 【漫ろ歩き】 (名)スル
特にこれという目的もなく,ぶらぶらと歩き回ること。散歩。すずろあるき。そぞろありき。「夏の夜の―」「満開の桜の下を―する」
そぞろうた
そぞろうた 【漫ろ歌】
とりとめもない歌。「―うたうて,閑々(シズシズ)と向の尾へ渡れば/太平記 17」
そぞろえみ
そぞろえみ [4] 【漫ろ笑み】
なんとなく笑むこと。また,その笑い。「―をもらす」
そぞろがまし
そぞろがま・し 【漫ろがまし】 (形シク)
いかにもそぞろなさまである。「高き木に―・しき秋蝉のこゑ/山家(秋)」
そぞろがみ
そぞろがみ 【漫ろ神】
人の心にとりついて漫然とした気分を起こさせる神。「―の物につきて心を狂はせ/奥の細道」
そぞろく
そぞろ・く 【漫ろく】 (動カ四)
そわそわする。すずろく。「兵仗を帯したる者どもも,みな―・いてぞ見えける/平家 2」
そぞろごころ
そぞろごころ [4] 【漫ろ心】
そわそわして落ち着かない心。うわついた心。すずろ心。
そぞろごと
そぞろごと 【漫ろ事】
つまらないこと。大した意味のないこと。「これは―なれば,言ふにも足らず/徒然 135」
そぞろごと
そぞろごと [0] 【漫ろ言】
とりとめのない話。くだらない話。すずろ言。
そぞろさむ
そぞろさむ [0] 【漫ろ寒】
なんとなく寒さを覚えること。気持ちの上で感じる晩秋の寒さ。[季]秋。《雲二つに割れて又集る―/原石鼎》
そぞろさむし
そぞろさむ・し 【漫ろ寒し】 (形ク)
(1)なんとなく寒い。「―・き夕の気色なり/源氏(葵)」
(2)(あまり美しいので)ぞっとするほどである。「今日は,又なき手を尽くしたる,入綾の程―・く,この世のこととも思えず/源氏(紅葉賀)」
そぞろわし
そぞろわ・し 【漫ろはし】 (形シク)
そわそわして落ち着かない。すずろわし。「…など待たると聞くも,―・しけれども/とはずがたり 4」
そたち
そたち [1] 【其達】 (代)
二人称。そなたたち。おまえたち。
そたん
そたん [0] 【粗炭】
泥炭・亜炭など,土質{(2)}を含んだ質の悪い石炭。
そたんしゅう
そたんしゅう 【曾丹集】
〔作者曾禰好忠が丹後掾だったことから〕
歌集。一巻。曾禰好忠作。平安末期頃成立か。五八六首。「毎月集」および源順(シタゴウ)との百首の往返などを収める。その大部分が連作および定数歌からなる。不遇を嘆く歌が多い。身近な題材,新奇な語の駆使は,源俊頼の新風和歌に影響を与えた。
そだ
そだ [0] 【粗朶・麁朶】
切り取った木の枝。薪などに用いる。
そだ
そだ【粗朶】
brushwood;→英和
a faggot.→英和
そだい
そだい [0] 【粗大】 (名・形動)[文]ナリ
(1)あらくて大まかなこと。大ざっぱなこと。また,そのさま。「―なやりくち」
(2)あらくて大きいこと。また,むやみに大きいさま。「時流(ナミ)外れに―なる布衣を着て/滝口入道(樗牛)」
そだい
そだい [0] 【措大】
(1)才学のすぐれた学生。
(2)貧乏な書生。また,書生をあざけっていう語。窮措大。
そだい
そだい【粗大な】
coarse;→英和
rough.→英和
‖粗大ごみ bulky[oversize]garbage[rubbish].
そだいごみ
そだいごみ [2] 【粗大塵】
家庭から廃品として出される,電気製品・家具・台所用品などの耐久消費財。
そだたく
そだた・く (動カ四)
しっかり抱きしめる。「栲綱(タクヅノ)の白き腕(タダムキ)沫雪の若やる胸を―・き/古事記(上)」
そだち
そだち【育ち】
upbringing;→英和
breeding;→英和
growth (成育).→英和
〜が良い(悪い) well-bred (ill-bred).都会(田舎)〜の town-bred (country-bred).
そだち
そだち [3] 【育ち】
(1)育つこと。また,成長のぐあい。「作物の―がよい」
(2)成長するときの環境。育ち方。育てられ方。「氏より―」「―がよい」
(3)他の語の下に付いて「…として育つ」「…で育つ」また「…として育った人」「…で育てられた人」の意を表す。「坊ちゃん―」「田舎―」
そだちがら
そだちがら [0] 【育ち柄】
育ち方。素性(スジヨウ)。
そだちざかり
そだちざかり [4] 【育ち盛り】
子供のからだがめざましく成長する時期。小学校高学年から中高生ぐらいの年頃。伸び盛り。
そだつ
そだつ【育つ】
grow (up);→英和
be brought up.母乳(人工栄養)で育った be breast-(bottle-)fed.
そだつ
そだ・つ [2] 【育つ】
■一■ (動タ五[四])
(1)生物が成熟に向かって進む。大きくなる。成長する。「立派な青年に―・つ」「親がなくとも子は―・つ」「稲が―・つ」「海辺で―・った」「みなし子の―・つ行方の無慙さよ/曾我 3」
(2)(技能などを身につけて)一人前になってゆく。「若手が―・つ」「後継者が―・たない」
(3)大きな規模にまで発展する。「愛情が―・つ」
〔「育てる」に対する自動詞〕
■二■ (動タ下二)
⇒そだてる
そだて
そだて【育ての親】
a foster parent[father,mother].
そだて
そだて [3] 【育て】
育てること。
そだてあげる
そだてあ・げる [5] 【育て上げる】 (動ガ下一)[文]ガ下二 そだてあ・ぐ
育てて,一人前にする。立派に成長させる。「女手一つで三人の子供を―・げる」
そだてのおや
そだてのおや [6] 【育ての親】
(1)実の親ではないが養育してくれた親。養父母。養い親。「生みの親より―」
(2)ある物事の育成に力のあった人。「両国友好関係の―」
そだてる
そだ・てる [3] 【育てる】 (動タ下一)[文]タ下二 そだ・つ
(1)生き物が成長するよう世話をする。「子供を―・てる」「雛(ヒナ)を―・てる」「稲を―・てる」「いかにもして―・てて人になして見せ給へ/平家 6」
(2)次第に大きくなるようにする。「みんなの力で会社をここまで―・ててきた」「愛情を―・てる」
(3)能力・資質をのばすように教え導く。一人前になるようにしこむ。「後継者を―・てる」「弟子を―・てる」
(4)おだててそそのかす。「強い男と―・つれ共/浄瑠璃・聖徳太子」
〔「育つ」に対する他動詞〕
そだてる
そだてる【育てる】
bring up;nurse;→英和
foster;→英和
train (教育する);→英和
[動・植物を]rear;→英和
raise;→英和
cultivate.→英和
そだる
そだ・る 【具足る】 (動ラ四)
十分にそなわる。具備する。「三十余(ミソチアマ)り二つの相(カタチ)八十種(ヤソクサ)と―・れる人の踏みし足跡どころ稀にもあるかも/仏足石歌」
そち
そち 【帥】
〔呉音〕
「そつ(帥)」に同じ。「しひて―になし奉りて/蜻蛉(中)」
そち
そち【措置】
<take> a <drastic> measure[step].→英和
そち
そち [1] 【措置】 (名)スル
(1)うまくとりはからって始末すること。処置。「―を講ずる」「適切に―する」
(2)社会福祉において,要援助者のために法上の施策を具体化する行政行為,およびその施策の総称。福祉の措置。
そち
そち [1] 【其方】 (代)
(1)中称の指示代名詞。そちら。そっち。「霰なす―より来れば/万葉 199」
(2)二人称。目下の者に対して用いる。なんじ。お前。「たとへ―の花なりとも,其やうにするものか/狂言・若市」
そちき
そちき 【帥記】
大宰権帥源経信の日記。1065年から88年までが現存する。院政初期の情勢を伝える貴重な史料。そつき。都記。経信卿記。
そちこち
そちこち [2][3] 【其方此方】
■一■ (代)
あちらこちら。ほうぼう。「―に花が咲く」
■二■ (副)
(1)かれこれ。あれこれ。「―しているうちに出発の時刻となった」
(2)だいたい。おおよそ。かれこれ。「―二時間ほどたった」
そちしゅう
そちしゅう 【其方衆】 (代)
二人称。お前たち。「―がなりは,京の町にあるおきやがりこぼしににたほどに/狂言六義・二人大名」
そちたち
そちたち [1][3] 【其方達】 (代)
二人称。目下の者たちを呼ぶのに用いる。お前たち。お前ら。
そちとら
そちとら [0][3] 【其方等】 (代)
二人称。複数・単数ともに用いる。お前たち。てめえら。お前。てめえ。「―,えらそうなこといって,文句でもつける気か」
そちにゅういん
そちにゅういん [3] 【措置入院】
精神保健法に基づき,自傷・他害のおそれのある精神障害者ないしその疑いのある者を,複数の精神衛生鑑定医の一致した認定によって都道府県知事が強制的に病院に収容すること。または,それによる入院。
そちのけ
そちのけ [0] 【其方退け】
「そっちのけ」に同じ。
そちのみこ
そちのみこ 【帥の皇子】
大宰帥(ダザイノソツ)である親王。帥の宮。
そちのみや
そちのみや 【帥の宮】
「帥の皇子(ミコ)」に同じ。
そちひ
そちひ [2] 【措置費】
各法律に基づく福祉の措置に要する経費。社会福祉施設処遇に必要な人件費・維持管理費等を内容とする事務費と,利用者の直接処遇に要する生活費などの事業費からなる。措置費単価は厚生大臣が決定。
そちゃ
そちゃ【粗茶ですが】
May I offer you a cup of tea?
そちゃ
そちゃ [1] 【粗茶】
粗末な茶。他人に勧める茶をへりくだっていう語。「―ですがどうぞ」
そちゅう
そちゅう [0] 【疏注・疏註】
注釈。また,前人の注釈にほどこした注釈。
そちゅうし
そちゅうし 【祖沖之】
(429-500) 中国,南北朝時代の数学者・天文学者。円周率の近似値を一一三分の三五五と計算。大明暦をつくったことでも知られる。
そちょう
そちょう 【租帳】
律令時代,一年間の田租の収納を記した帳簿。毎年諸国から民部省主税寮と中務省に納める。
そちょう
そちょう [1] 【蘇張】
(1)中国,戦国時代の縦横(ジユウオウ)家,蘇秦と張儀の併称。
(2)転じて,弁論のすぐれた人。
そちょうのべん
そちょうのべん 【蘇張の弁】
弁説が巧みなこと。非常に雄弁なこと。蘇張の舌。
そちら
そちら [0] 【其方】 (代)
〔「ら」は接尾語〕
(1)中称の指示代名詞。
(ア)聞き手に近い関係にある方角。その方向。「―へ玉を放る」
(イ)聞き手に近い場所。「―はもう雪が降っていることでしょう」
(ウ)聞き手の近くにあるもの。「―を見せて下さい」
(2)二人称。聞き手,また聞き手の側にいる人。「―さま」
〔「そっち」より丁寧な言い方〕
そちら
そちら
you;→英和
your family.
そちん
そちん [0] 【訴陳】
(1)中世,訴訟の際に訴人(原告)と論人(被告)とが互いに自己の主張を申し立てること。
(2)「訴陳状」の略。
そちん=に番(ツガ)う
――に番(ツガ)・う
中世,訴人と論人とが訴状・陳状を交換して自己の立場を主張弁護する。
そちんじょう
そちんじょう [0] 【訴陳状】
訴状と陳状。
そっか
そっか ソク― [1] 【足下】
■一■ (名)
(1)立っている足の下。足もと。「―に踏まえる」
(2)(相手の足もと・おそばの意)手紙の脇付の一。
■二■ (代)
二人称。自分と同等の地位または下位の相手を敬って,あるいはあらたまって呼ぶ語。貴殿。「―の意見を聞きたい」
そっか
そっか ソク― [1] 【即下】
すぐ下。すぐあと。「首尾よくかたがついた―であつた故かも知ぬ/思出の記(蘆花)」
そっかくき
そっかくき ソクカク― [4][3] 【測角器】
角度を測定する器具。分度器・角度定規や六分儀・経緯儀などがある。角度計。
そっかざん
そっかざん ソククワザン [3] 【側火山】
大きな火山の中腹や山麓(サンロク)に生じた小さな火山。寄生火山。
そっかてん
そっかてん ソク― [3] 【足下点】
⇒天底(テンテイ)
そっかん
そっかん ソク― [0] 【測桿】
測量の際の目標,また尺度として用いられる木製の棒。直径約3センチメートル,長さ2〜4メートルで,二〇あるいは30センチメートルごとに交互に赤白に塗りわけてある。ポール。
そっかん
そっかん ソク― [0] 【速乾】
すぐにかわくこと。「―性の修正液」
そっき
そっき ソク― [1] 【仄起】
「仄起(ソクオ)こり」に同じ。
そっき
そっき ソク― [0] 【速記】 (名)スル
(1)会議・講演などで話された言葉を,特別の符号を用いて書き取り,のちに普通の文字に書き直すこと。また,その技術。「―をとる」「講演を―する」「―法ノ事ヲ記ス/経国美談(竜渓)」
(2)速記録。
速記(1)=1[図]
速記(1)=2[図]
速記(1)=3[図]
そっき
そっき ソク― [1][0] 【測器】
気象観測・測量などに使用する計測機器の総称。
そっき
そっき【速記】
<take down in> shorthand.→英和
‖速記者 a stenographer.速記術 stenography.速記録 stenographic records.
そっきしゃ
そっきしゃ ソク― [3] 【速記者】
速記をする人。また,それを職業とする人。
そっきじゅつ
そっきじゅつ ソク― [3] 【速記術】
速記符号を使って話し言葉を記録する技術。
そっきふごう
そっきふごう ソク―ガウ [4] 【速記符号】
速記術のために使う符号。速記記号。
そっきぼん
そっきぼん ソク― [0] 【速記本】
落語や講談の速記を書物としたもの。1884年(明治17)刊,三遊亭円朝の「怪談牡丹灯籠」を嚆矢(コウシ)とする。
そっきゅう
そっきゅう ソクキウ [0] 【速球】
野球で,速度の非常にはやい投球。ファースト-ボール。スピード-ボール。
⇔緩球
そっきゅう
そっきゅう【速球(投手)】
《野》a fastball(-er).
そっきゅう
そっきゅう ソクキフ [0] 【速急・即急】 (形動)[文]ナリ
非常に急であること。また,そのさま。「―に弁明書を準備する」
そっきょ
そっきょ [1] 【卒去】 (名)スル
〔「しゅっきょ(卒去)」の慣用読み〕
高貴な人が死ぬこと。律令制では,四位・五位および王・女王の死去をいう。
そっきょう
そっきょう ソクキヤウ 【触境】
〔仏〕 五境・六境の一。身体で触れられて感覚される対象。
そっきょう
そっきょう ソク― [0] 【即興】
(1)その場の情景・出来事などに感じて起こった興味。
(2)興にのって,即座に詩歌・楽曲などを作ること。「―で和歌を作る」「―の句」
そっきょう
そっきょう ソクキヤウ 【即狂】
その場ですぐに作る狂歌。「この―が名人だてね/滑稽本・浮世風呂 3」
そっきょう
そっきょう【即興の】
impromptu;→英和
improvised;ad-lib.〜的に作る improvise.→英和
‖即興曲 an impromptu.即興詩人 an improvis(at)or.
そっきょうえんそう
そっきょうえんそう ソク― [5] 【即興演奏】
あらかじめ決められた譜面に頼ることなしに,即座に創作しながら演奏すること。インプロビゼーション。
そっきょうきょく
そっきょうきょく ソク― [3] 【即興曲】
一九世紀ロマン派のピアノ用性格小品の一つで,シューベルト・ショパンの作品が有名。アンプロンプテュ。
→即興曲/「即興曲集作品90」より第4番(シューベルト)[音声]
そっきょうげき
そっきょうげき ソク― [3] 【即興劇】
特に台本を定めず,即興的に演じられる劇。
そっきょうし
そっきょうし ソク― [3] 【即興詩】
その場で感興のわくままに作る詩歌。
そっきょうしじん
そっきょうしじん ソクキヨウ― 【即興詩人】
小説。アンデルセン作。森鴎外訳。詩人と薄幸な歌姫との悲恋を南欧を舞台に描く。翻訳は1892年から1901年にかけて「しからみ草紙」「めさまし草」に連載され,浪漫性豊かな訳として,次代の作家に影響を与えた。
そっきょうしじん
そっきょうしじん ソク― [5] 【即興詩人】
(1)昔,西欧の王侯の宴会などで,その雰囲気などに応じて即興的に詩を作り歌った詩人。
(2)書名(別項参照)。
そっきょうてき
そっきょうてき ソク― [0] 【即興的】 (形動)
その場その時の興にのって,即座に行うさま。「―に歌う」
そっきょぎ
そっきょぎ ソクキヨ― [3] 【測距儀】
目標物までの距離を測定する機器。ふつうは二つの視点による視差から三角法で距離を求める方式のものをいうが,レーザー光線や電波を利用するものもある。
そっきろく
そっきろく ソク― [3] 【速記録】
速記によって作られた記録。
そっきん
そっきん ソク― [0] 【即金】
物を買うとき,その場で代金を支払うこと。現金。「半分を―で,残りは三回払いにする」
そっきん
そっきん【即金】
cash (down);→英和
cash[immediate]payment (支払).〜で買う(売る) buy (sell) <a thing> for cash.〜で払う pay down.‖即金値段 a cash price;a spot price.
そっきん
そっきん ソク― [0] 【側近】
貴人や権力者に非常に近いところ。また,貴人・権力者の近くに仕える人。「首相の―」
そっきん
そっきん【側近(者)】
persons close to <the Premier> ;close associates[attendants].
そっきんせいじ
そっきんせいじ ソク―ヂ [5] 【側近政治】
権力者の側近の人たちによって行われる政治。
そっくい
そっくい [0] 【続飯】
「そくい(続飯)」の転。
そっくつ
そっくつ ソク― [0] 【側屈】 (名)スル
からだを横に曲げること。「体を―させる」
そっくび
そっくび [1][3] 【素っ首】
〔「そくび」の促音添加〕
首をののしっていう語。「きゃつの―をたたき切ってやる」
そっくり
そっくり
(1)[相似]just[exactly]like;as like as two peas.(2)[全部]altogether;→英和
all;→英和
entirely;→英和
wholly.→英和
(3)[そのまま] <leave> just as it is;intact.→英和
〜さん a double;→英和
a look-alike.
そっくり
そっくり [3]
■一■ (副)
(1)余すところがないさま。全部まとめてそうするさま。「―譲る」「―まねる」
(2)静かに。そっと。「封じの所を―と破らねえ様に引つぺがし/人情本・柳之横櫛」
■二■ (形動)
非常によく似ているさま。「母親に―な娘」
そっくり=其(ソ)の儘(ママ)
――其(ソ)の儘(ママ)
物事や状態などが,まったく同じであるさま。「一〇年前と―の状態」
そっくりかえる
そっくりかえ・る [5] 【反っくり返る】 (動ラ五[四])
〔「そりくりかえる」の転〕
(1)ひどくそる。そりかえる。「子供が―・って泣く」
(2)人を見下すように腹をつき出し,体を反らせる。えらそうな態度をとることにいう。
そっくりかえる
そっくりかえる【反っくり返る】
throw back one's head.反っくり返って歩く swagger along.
そっけ
そっけ [0][3] 【素っ気】
相手への思いやり・好意。多く「そっけがない」「そっけもない」の形で用いる。「何とも―がない」「―のない返事」
→素っ気ない
そっけつ
そっけつ ソク― [0] 【速決】 (名)スル
すばやく決めること。
そっけつ
そっけつ ソク― [0] 【即決】 (名)スル
その場ですぐにきめること。「採否を―する」
そっけつ
そっけつ【即決する】
decide on the spot.→英和
即決裁判 a summary trial.
そっけつさいばん
そっけつさいばん ソク― [5] 【即決裁判】
公開の法廷で,口頭主義に基づき,簡略な手続きにより即日審判する形式の裁判。交通事件即決裁判手続がその例。
そっけつのかん
そっけつのかん ソクケツ―クワン 【則闕の官】
〔適任者がいなければ欠員としたことから〕
太政大臣(ダイジヨウダイジン)の異名。
そっけない
そっけな・い [4] 【素っ気無い】 (形)[文]ク そつけな・し
〔「素気(スゲ)ない」から生じた語〕
思いやりがない。好意が感じられない。そっけがない。「―・く断られる」
[派生] ――さ(名)
そっけない
そっけない【素気ない】
cold <attitude> ;→英和
blunt <manners> ;→英和
laconic <answer> ;→英和
curt.→英和
素気なく断わる give a flat refusal.
そっけん
そっけん ソクケン 【息軒】
⇒安井(ヤスイ)息軒
そっこう
そっこう ソクカウ [0] 【即行】 (名)スル
その場ですぐに行うこと。
そっこう
そっこう ソククワウ [0] 【測光】
光の強さ(光度・輝度・照度など)を測定すること。「―器」
そっこう
そっこう【側溝】
a gutter.→英和
そっこう
そっこう【速攻】
<launch> a swift attack <on,against> .
そっこう
そっこう【即効】
<have,produce> an immediate effect.即効薬 a quick remedy.
そっこう
そっこう ソク― [0] 【測候】
気象を観測すること。
そっこう
そっこう ソク― [0] 【側溝】
道路や鉄道線路に沿って設ける排水溝。
そっこう
そっこう [0] ソクカウ 【即効】 ・ ソクコウ 【即功】
用いるとすぐに効果が現れること。「―を示す」
そっこう
そっこう ソクカウ [0] 【速効】
はやく効き目が現れること。
⇔遅効
そっこう
そっこう ソク― [0] 【速攻】 (名)スル
すばやく攻めること。「―して先取点をとる」
そっこうき
そっこうき ソクカウ― [3] 【測高器】
樹木や建物などの高さを測量する器具。
そっこうし
そっこうし ソク― [3] 【即功紙】
清涼剤・鎮痛剤を塗った紙。頭痛などのとき,患部に貼った。
そっこうじょ
そっこうじょ ソク― [0][5] 【測候所】
気象庁の地方機関。管区気象台の下部組織で,全国に約百か所ある。定時の地上観測のほか,地震観測や,場所によっては火山・潮位の観測,ラジオ-ゾンデなどによる高層気象の観測などを行う。
そっこうじょ
そっこうじょ【測候所】
a meteorological observatory.
そっこうせいひりょう
そっこうせいひりょう ソクカウ―ヒレウ [7] 【速効性肥料】
効果がはやく現れる肥料。硫安・過リン酸石灰などの無機肥料や水溶性肥料など。
→遅効性肥料
→緩効性肥料
そっこうやく
そっこうやく ソクカウ・ソクコウ― [3] 【即効薬】
すぐ効き目の現れる薬。
そっこく
そっこく ソク― [0] 【即刻】
間をおかないこと。すぐであること。多く,副詞的に用いる。即時。「―帰国せよ」
そっこく
そっこく【即刻】
at once;instantly;→英和
without delay.
そっこつ
そっこつ ソク― [0] 【足骨】
足首からつま先までの骨の総称。足根骨・中足骨・趾骨(シコツ)の三つの部分から成る。
そっこん
そっこん ソク― [0] 【側根】
主根から側方に出る根。支根(エダネ)。
そっこん
そっこん ソク― [0][1] 【即今】
ただいま。今。「願くは―臣が職務を免せよ/新聞雑誌 9」
そっこんこつ
そっこんこつ ソクコン― [3] 【足根骨】
下腿骨である脛骨と腓骨につながり足根部を形成する七個の骨の総称。距骨・踵骨・舟状骨・三つの楔状骨・立方骨をいう。跗骨(フコツ)。
そっす
そっ・す 【卒す】 (動サ変)
「しゅっす(卒)」に同じ。[書言字考節用集]
そっす
そっ・す 【率す】 (動サ変)
ひきいる。引き連れて行く。「数百騎の勢を―・して登山す/平家 6」
そっせん
そっせん【率先する】
take the lead <in doing> ;→英和
be the first <to do> ;→英和
set an example <to others> .→英和
そっせん
そっせん [0] 【率先・帥先】 (名)スル
人の先頭に立って物事を行うこと。「―して励行する」
そっせんきゅうこう
そっせんきゅうこう [0] 【率先躬行】
先に立って実践すること。
そっせんすいはん
そっせんすいはん [0] 【率先垂範】
先に立って模範を示すこと。
そったく
そったく [0] 【啐啄】
〔「そつ」は「啐(サイ)」の慣用音。雛(ヒナ)がかえろうとするとき,雛が内からつつくのを「啐」,母鳥が外からつつくのを「啄」という〕
(1)禅において,師家と修行者との呼吸がぴったり合うこと。機が熟して弟子が悟りを開こうとしているときにいう。
(2)得難いよい時機。「利家も内々かく思ひ寄りし事なれば―に同じ/太閤記」
そっち
そっち [3] 【其方】 (代)
〔「そち」の転〕
(1)中称の指示代名詞。「そちら{(1)}」のくだけた言い方。「―の水は苦いぞ」「―がいい」
(2)二人称。「そちら{(2)}」のくだけた言い方。「―の言い分もわからないではない」
そっち
そっち
that (それ);→英和
there (そこ).→英和
そっちこっち here and there.
そっちのけ
そっちのけ【そっち除けにする】
neglect;→英和
pay no attention <to> ;lay aside.
そっちのけ
そっちのけ [0] 【其方退け】
構わないでほうりっぱなしにしておくこと。相手にしないこと。そちのけ。「勉強―で遊ぶ」
そっちゅう
そっちゅう【卒中】
<an attack of> apoplexy.→英和
〜にかかる have[be seized with]a stroke of apoplexy.
そっちゅう
そっちゅう [0] 【卒中】
⇒脳卒中(ノウソツチユウ)
そっちょく
そっちょく [0] 【率直】 (名・形動)[文]ナリ
飾ったりつくろったりしないこと。また,そのさま。素直でありのままであるさま。「―に言う」「―な人柄」
[派生] ――さ(名)
そっちょく
そっちょく【率直な】
frank;→英和
outspoken;→英和
straightforward;→英和
openhearted.〜に honestly;→英和
frankly;straightforward.〜に言えば frankly speaking;to be frank <with you> .
そっち除けにする
そっちのけ【そっち除けにする】
neglect;→英和
pay no attention <to> ;lay aside.
そっと
そっと [1] 【率土】
「率土の浜(ヒン)」の略。「普天の下―の内/浄瑠璃・ひらかな盛衰記」
そっと
そっと
[静かに]quietly;→英和
softly;→英和
gently;[秘かに]secretly;→英和
stealthily.→英和
〜しておく leave <a thing> as it is.〜部屋を抜け出る steal[slip]out of the room.→英和
〜見る steal a glance <at> .→英和
そっと
そっと [0] (副)スル
〔「そと」の促音添加〕
(1)注意深く静かにするさま。「―なでてみる」
(2)触らないでおくさま。そのままにしておくさま。「この問題は当分―しておく」
(3)こっそりするさま。ひそかに。「―涙をふく」「裏口から―帰る」
(4)ちょっと。少し。「景清ほどこそあらずとも,―手並を見せんず/浄瑠璃・出世景清」
そっとう
そっとう【卒倒】
a faint;→英和
fainting;a swoon.→英和
〜する swoon;faint;fall down senseless.
そっとう
そっとう [0] 【卒倒】 (名)スル
脳貧血や衝撃で気を失い倒れること。「ショックを受けて―する」
そっとのひん
そっとのひん 【率土の浜】
陸地の果て。陸地の続く限り。領地の果て。国土。
そっとも
そっとも (副)
ちっとも。少しも。打ち消しを伴って用いる。「某(ソレガシ)はさやうの事を―ぞんぜぬ/狂言・鶏聟」
そっぱ
そっぱ [1] 【反っ歯】
〔「そりは」の転〕
前歯が普通より前に突き出ているもの。出っ歯。
そっぱ
そっぱ【反っ歯】
a projecting tooth;a bucktooth.→英和
そっぺい
そっぺい
〔「そっぱい」とも〕
(1)塩気。
(2)味わい。面白み。
そっぺい=が無い
――が無・い
味がない。愛想がない。そっけない。「客は二十五六の,そつぺいのなきいろ男にて/洒落本・傾城買二筋道」
そっぽ
そっぽ
〜を向く look away[aside];turn away.
そっぽ
そっぽ [1] 【外方】
〔「そっぽう」の転〕
横の方。よその方。ほかの方。
そっぽ=を向く
――を向・く
相手をまともに見ないで,よその方を見る。無視する。転じて,協調しない態度をとる。「住民から―・かれた」
そっぽう
そっぽう [1] 【外方】
(1)顔・頬(ホオ)を卑しめていう語。横っつら。「―はりまげて,がんといふめにあはせてくれらあ/滑稽本・浮世風呂 4」
(2)「そっぽ」に同じ。「姫松は小気味を悪がつて,―を向いて/多情多恨(紅葉)」
そっぽうめっぽう
そっぽうめっぽう 【そっぽう滅法】 (副)
〔「滅法」の音に似た「そっぽう」を添えて,「滅法」を強調した語〕
めったやたらに。めちゃくちゃに。「死ぬるとも一人死なうかと,―打ち立つる/浄瑠璃・博多小女郎(上)」
そっぽう滅法
そっぽうめっぽう 【そっぽう滅法】 (副)
〔「滅法」の音に似た「そっぽう」を添えて,「滅法」を強調した語〕
めったやたらに。めちゃくちゃに。「死ぬるとも一人死なうかと,―打ち立つる/浄瑠璃・博多小女郎(上)」
そつ
そつ [1] 【卒】
(1)下級の兵。武家では,御目見得以下の軽輩。雑兵。「上は将から下は―に至るまで」
(2)「卒族」に同じ。
(3)「卒業」の略。「高校―」「昭和四九年―」
(4)身分の高い人が死ぬこと。律令制では,四位・五位および王・女王の死去をいう。
そつ
そつ [0]
(1)手落ち。手ぬかり。「―なくこなす」
(2)無駄。「あくびも―にせまいとて口開きついでに念仏/浄瑠璃・薩摩歌」
そつ
そつ【高校卒】
a person with a high-school education.大学卒 a university graduate.
そつ
そつ [1] 【帥】
律令制で,大宰府の長官。従三位相当。弘仁年間(810-824)より,多く親王が任命された。そち。
そつ
そつ
〜がない be perfect;be faultless;be tactful (如才ない);be prudent.
そつ=がない
――がな・い
手ぬかりがない。抜け目がない。そつのない。「やることに―・い」「そつのない受け答え」
そつい
そつい [0] 【訴追】 (名)スル
(1)刑事事件につき検察官が公訴を提起し維持すること。
(2)裁判官や人事官の弾劾の申し立てをし,その罷免を求めること。
そついめんじょ
そついめんじょ [4] 【訴追免除】
⇒刑事免責(ケイジメンセキ)
そつう
そつう [0] 【疎通・疏通】 (名)スル
(1)支障なく通ずること。「河流の―して南に北に注入する/真善美日本人(雪嶺)」
(2)考えが相手に通ずること。「意思の―をはかる」
そつう
そつう【意志が疎通する】
understand each other.意志の疎通を図る promote a better understanding <between> .
そつえん
そつえん [0] 【卒園】 (名)スル
幼稚園・保育園を卒業すること。「―式」
そつぎょう
そつぎょう [0] 【卒業】 (名)スル
(1)学校の全教科または学科の課程を修了すること。[季]春。「今春―する」「―式」
(2)ある状態・段階を通過すること。「もうマンガ本は―した」
(3)一つの事業を完了すること。
そつぎょう
そつぎょう【卒業】
graduation;→英和
completion of a course <of study> .→英和
〜する complete a course;finish school;graduate from <a university, <米> high school> .中学を〜する complete the lower secondary school course.大学を〜したての fresh from college.‖卒業式 a graduation ceremony; <米> a commencement.卒業証書 a certificate;a diploma.卒業生 a graduate.卒業論文 a graduation thesis.
そつぎょうしょうしょ
そつぎょうしょうしょ [5] 【卒業証書】
その学校の所定の全課程を修了したことを証明する文書。
そつぎょうせい
そつぎょうせい [3] 【卒業生】
その学校を卒業した生徒・学生。
そつぎょうせいさく
そつぎょうせいさく [5] 【卒業制作】
卒業にあたって絵画や彫刻などの作品を作ること。また,その作品。芸術系大学では,卒業論文に相当するものとして提出する。
そつぎょうろんぶん
そつぎょうろんぶん [5] 【卒業論文】
大学を卒業しようとする者が提出して審査を受ける論文。卒論。
そつご
そつご [0] 【卒後】
学校を卒業したあと。卒業後。
そつご
そつご [1] 【卒伍】
(1)周代の人民の編制。五人一組を伍とし,百人一組を卒としたもの。
(2)身分の低い者。「身を―に起こす」
(3)兵卒。また,兵卒の隊伍。
そつじ
そつじ [0][1] 【卒爾・率爾】 (名・形動)[文]ナリ
(1)予期していないことが突然起こる・こと(さま)。にわか。「明日の御幸もあまり―に存じ候ふ/平家 9」
(2)注意や思慮を欠く・こと(さま)。軽率。「奥深き宗清の心をはからず―の雑言/浄瑠璃・平家女護島」
(3)失礼なおこないをする・こと(さま)。失礼。無礼。「客僧達に―申し,余りに面目もなく覚え候ふ程に/歌舞伎・勧進帳」
そつじながら
そつじながら 【卒爾ながら】 (連語)
人に声をかけたり,物を尋ねたりするときに言う語。突然で失礼だが。「―此者の申す通り/鉄仮面(涙香)」
そつじゅ
そつじゅ [1] 【卒寿】
〔「卒」の略体の「卆」が「九十」と分解できるところから〕
数え年の九〇歳。また,その祝い。
そつぜん
そつぜん [0] 【卒然・率然】 (ト|タル)[文]形動タリ
(1)だしぬけなさま。にわかなさま。突然。「―として悟りを開いた」
(2)あわてるさま。「襖の音に,女は―と蝶から眼を余の方に転じた/草枕(漱石)」
そつぞく
そつぞく [3] 【卒族】
明治初年の身分呼称の一。足軽以下の下級武士に相当する。1870年(明治3)から行われたが72年廃止,世襲の者は士族,一代抱えの者は平民に編入された。卒。
そつど
そつど [1] 【率土】
⇒そっと(率土)
そつどく
そつどく [0] 【卒読】 (名)スル
急いで,ざっと読むこと。また,読み終わること。「一夜にして―する」
そつなく
そつなく (連語)
ぬかりなく。要領よく。「―こなす」
→そつ(1)
そつひこまゆみ
そつひこまゆみ 【襲津彦真弓】
〔襲津彦は武内宿禰の子で,応神天皇の時の勇将〕
襲津彦が使ったような強い弓。また,その素材のマユミ。「葛城の―荒木にも頼めや君がわが名告りけむ/万葉 2639」
そつゆう
そつゆう [0] 【率由】 (名)スル
前例からはずれないようにすること。「むしろ穏健なる常識に―して/我邦現今の文芸界に於ける批評家の本務(樗牛)」
そつれい
そつれい [0] 【率励】
自ら先頭に立ち人々を励ますこと。
そつろん
そつろん [0] 【卒論】
「卒業論文」の略。
そてい
そてい [0] 【措定】 (名)スル
〔(ドイツ) Setzung; These〕
〔哲〕
(1)「 S は P である」「 A が存在する」というように,ある命題を端的に主張する働き。事物の存在を肯定したり,その内容を明瞭に示すこと。定立。
(2)推論の前提として,とりあえず肯定された,いまだ証明されていない命題。定立。
そていじえん
そていじえん 【祖庭事苑】
中国の事典。八巻。宋の睦庵善卿撰。元符年間(1098-1100)刊。各種の禅宗の書籍から取り出した故事・名数などの熟語二千四百余語について,その典拠を示し,注釈を加えたもの。
そてき
そてき 【祖逖】
(266-321) 中国,東晋の武将。字(アザナ)は士稚。范陽の人。元帝に仕え,北伐を行い後趙と戦って黄河以南を晋の領土に回復した。
そてつ
そてつ【蘇鉄】
《植》a cycad.→英和
そてつ
そてつ 【蘇轍】
(1039-1112) 中国,北宋の文人。字(アザナ)は子由,号は潁浜(エイヒン)・欒城(ランジヨウ)。蘇洵(ソジユン)の次男で,蘇軾(ソシヨク)の弟。兄とともに旧法党に属し,王安石らの新法党と対立した。父や兄とともに唐宋八大家の一人に数えられる。文集「欒城集」
そてつ
そてつ [0] 【蘇鉄】
ソテツ科の常緑低木。暖地の海岸付近に自生し,また観賞用に栽植される。幹は太く,単立し,高さ約3メートル。葉は大形の羽状複葉で,頂に群生する。雌雄異株。雄花は夏,幹頂につき,円柱形で鱗片が螺旋(ラセン)状につく。また,雌花は多数重なってつく。種子は球形で朱色に熟す。種子と髄に含まれるデンプンは有毒だが,よく晒(サラ)せば食用ともなる。池野成一郎によって精子が発見された。
〔「蘇鉄の花」は [季]夏〕
そてん
そてん [0] 【素点】
試験の点数で,段階評価や偏差値などに直す前のもの。
そで
そで【袖】
a sleeve.→英和
〜なしの sleeveless.→英和
〜にすがる cling to a person's sleeve;beg for mercy (比喩的).〜にする give the cold shoulder <to> .〜の下を使う bribe.→英和
〜ふり合うも他生の縁 Even a chance acquaintance is preordained.〜を引く pull <a person> by the sleeve.〜をまくる roll up one's sleeves.‖袖カバー a sleevelet.袖口 a cuff.
そで
そで [0] 【袖】
〔「衣(ソ)手」の意〕
(1)衣服の左右の腕をおおう部分。和服では,袂(タモト)を含めていう。「―が長すぎる」「―を翻す」
(2)鎧(ヨロイ)の付属具の一。肩から肘(ヒジ)を護るもの。
(3)本体に対して付属部分。物の左右に突き出た部分。わきの部分。
(ア)牛車(ギツシヤ)・輿などの出入り口の左右の張り出した部分。
(イ)机のわきの部分。また,そこにある引き出し。
(ウ)建造物・工作物の両脇の部分。
(エ)舞台の左右両端の部分。
そで=うち合わす
――うち合わ・す
(敬意を表すために)両袖を重ね合わせる。「塀のかたにうしろ押して,―・せて立ちたるこそをかしけれ/枕草子 76」
そで=に∘する
――に∘する
手を袖に入れたままで,何もしない。おろそかにする。冷淡にする。すげなくする。「―∘された腹いせ」
そで=にしぐる
――にしぐ・る
袖に時雨(シグレ)がふりかかる。袖に涙が落ちるたとえ。「われながら思ふかものをとばかりに―・るる庭の松風/新古今(雑中)」
そで=になす
――にな・す
「袖にする」に同じ。「わしがこなたにほだされてお主さまは―・し/浄瑠璃・五十年忌(中)」
そで=に湊(ミナト)の騒ぐ
――に湊(ミナト)の騒・ぐ
泣く声とともに袖に涙が落ちる。「思ほえず―・ぐかなもろこし舟の寄りしばかりに/伊勢 26」
そで=に縋(スガ)る
――に縋(スガ)・る
袖をとらえてひきとめる。同情をひいて助けを求める。哀願する。「先輩知人の―・って生きる」
そで=に露(ツユ)おく
――に露(ツユ)おく
袖に露がかかってぬれる。悲しみの涙で袖がぬれる。
そで=をひろぐ
――をひろ・ぐ
物乞いをする。「道路に―・げん事もさすがなれば思ひかねて/太平記 33」
そで=をふさぐ
――をふさ・ぐ
袖のわきあけを縫いふさぐ。近世,男女とも元服まではわきあけのある振袖を用いた。「袖などをふさぎて,世の人に惜しまるるも/浮世草子・一代男 2」
そで=を分かつ
――を分か・つ
人と別れる。関係をたつ。袂(タモト)を分かつ。
そで=を引く
――を引・く
(1)そっと注意を与える。
(2)人を誘う。
そで=を片敷く
――を片敷・く
「袖片敷く」に同じ。
そで=を絞る
――を絞・る
涙でぬれた袖を絞る。ひどく泣くさまをいう。「契りきなかたみに―・りつつ/後拾遺(恋四)」
そで=を詰める
――を詰・める
女子が成人または結婚して,振袖をやめて袖丈を短くする。袖を留める。
そで=を返す
――を返・す
「袖返す」に同じ。
そで=を通す
――を通・す
衣服,特に,新しい衣服を着る。「まだ一度も―・していない服」
そで=を連ねる
――を連・ねる
大勢が並んで行く。また,行動を共にする。
そで=交(カ)う
――交(カ)・う
男女が互いに衣の袖を敷きかわす。共寝する。「しきたへの―・へし君/万葉 195」
そで=別る
――別・る
袖を重ねて共寝をした男女が別れる。袂(タモト)をわかつ。「白たへの―・るべき日を近み/万葉 645」
そで=反(カエ)る
――反(カエ)・る
袖が翻る。「楽浪(ササナミ)の比良山風の海吹けば釣りする海人の―・る見ゆ/万葉 1715」
そで=振り合うも=多生(タシヨウ)
――振り合うも=多生(タシヨウ)(=他生)の縁(エン)
〔「振り合う」は「触り合う」とも〕
道で見知らぬ人と袖が触れ合うのも深い宿縁に基づくものだ。
そで=振る
――振・る
(1)袖をひらひらさせる。別れを惜しんだり,合図をするしぐさ。「野守は見ずや君が―・る/万葉 20」
(2)袖を振って舞う。「舞姫十人,綾綺殿にて―・るけしき/今鏡(すべらぎ下)」
そで=掻(カ)き合わす
――掻(カ)き合わ・す
両袖を重ね合わせる。身なりを整えてかしこまる。「問はれて,―・せて/徒然 90」
そで=片敷く
――片敷・く
(男女が互いの袖を敷きかわして共寝するのに)自分の衣だけを敷いて寝る。独り寝をする。「別れにし妹が着せてしなれ衣―・きてひとりかも寝む/万葉 3625」
そで=纏(マ)き干す
――纏(マ)き干・す
涙にぬれた袖を共寝の枕にして乾かす。「―・さむ人もあらなくに/万葉 2321」
そで=返す
――返・す
(1)袖を折り返して裏側を表に出す。こうして寝ると恋しい人を夢に見ると信じられていた。「しきたへの―・しつつ寝(ヌ)る夜落ちず夢には見れど/万葉 3978」
(2)(舞などで)袖を翻す。「のどかに―・す所をひとをれ気色ばかり舞ひ給へるに/源氏(花宴)」
そであみ
そであみ [0] 【袖網】
定置網類で,袋口の両端から八字形に張った網。魚群を袋網に誘導する。翼(ツバサ)網。
そでいし
そでいし [0] 【袖石】
石段の左右にある石。耳石。妻石。
そでうつし
そでうつし [3][5] 【袖移し】
自分の袖から相手の袖へ,他人にわからないようにこっそり渡すこと。
そでうら
そでうら [0] 【袖裏】
袖の裏。また,それに用いる布地。
そでおうぎ
そでおうぎ [3] 【袖扇】
江戸時代,奥女中の中老以上の者が用いた扇。長さ六寸七分(約20センチメートル),黒塗りの骨に鳥の子紙を貼った。
そでかがみ
そでかがみ [3] 【袖鑑】
袂(タモト)に入るほどの小形の案内書。
そでかぶり
そでかぶり 【袖被り】
死者を葬送するとき,婦人が着物の左袖をかぶること。白い袋や綿帽子をかぶることもある。つむりかけ。
そでかべ
そでかべ [2][0] 【袖壁】
(1)構造的・防火的な理由から,建物外部に突き出した壁。
(2)二階建て民家の,二階の軒下両側に張り出した壁。猫這(バ)い止め,火返しなどともよばれる。
そでかんばん
そでかんばん [3] 【袖看板】
建物から突き出した看板。主に店舗の所在を知らせる目的で設置される。突き出し看板。
そでがい
そでがい [2] 【袖貝】
(1)スイショウガイ科の巻貝の一群の総称。殻は円錐形で,殻長4〜15センチメートル。殻口の外唇が袖のような形に開く。マイノソデガイ・ベニソデガイなど。熱帯・亜熱帯のサンゴ礁に多い。
(2)海産の二枚貝シワロウバイ科のうち,殻が扁平で前方が丸く,後方が背側に反りかえった形の類の総称。ゲンロクソデガイ・フリソデガイなど。房総以南の浅海の砂底にすむ。
(3)アコヤガイの別名。「波洗ふ衣のうらの―を水際(ミギワ)に風の畳みおくかな/山家(雑)」
そでがうら
そでがうら 【袖ヶ浦】
千葉県中西部,東京湾に面する市。京葉工業地帯の南部に当たり,石油化学工業が発達。
そでがき
そでがき [0] 【袖書き】
(1)古く,文章の右端の余白に別筆で書き添えたこと。認否・指示などの文言をしるした。また,その文言。
(2)文書の書き手が追伸としてあるいは余白が不足したため右端の空白を用いてしるした文言。
そでがき
そでがき [2][0] 【袖垣】
建物などのわきに添えて造った幅の狭い垣根。
袖垣[図]
そでがさ
そでがさ [3] 【袖笠】
笠の代わりにかざした袖。
そでがさあめ
そでがさあめ 【袖笠雨】
袖を笠にしてしのぐほどのわずかの雨。「―の宿りにも,心留めぬ仮枕/浄瑠璃・五十年忌(下)」
そでがた
そでがた [0] 【袖型】
和裁で袖の丸みを作るときに用いる,固い紙製・金属製の型。
そでがらみ
そでがらみ [3][5] 【袖搦み】
江戸時代の捕り物用具の一。長い柄の先に多数の鉄鈎(テツカギ)をつけたもの。袖や袴(ハカマ)に搦ませて引き倒す。狼牙棒(ロウゲボウ)。捩(モジリ)。
→刺股(サスマタ)
→突棒(ツクボウ)
袖搦み[図]
そでがわら
そでがわら [3] 【袖瓦】
切妻屋根などの螻羽(ケラバ)に使用する瓦。けらばがわら。
そでぎちょう
そでぎちょう 【袖几帳】
袖をかかげて顔をおおい隠すこと。袖屏風(ソデビヨウブ)。「撒米(ウチマキ)をあやにくにすれば,御―の程もをかしく/栄花(楚王の夢)」
そでぐくみ
そでぐくみ 【袖含み】
袖でつつむようにすること。「火をただほのかに入れて,―に持たり/源氏(末摘花)」
そでぐくり
そでぐくり [3] 【袖括り】
狩衣・水干・直垂(ヒタタレ)などの袖口のくくりひも。袖口を絞って動きやすくするもの。のちには装飾になった。
そでぐち
そでぐち [0] 【袖口】
衣服の袖の先端。手が出る所。
そでぐり
そでぐり [0] 【袖刳り】
洋服の身頃の袖付け。また,そのくり方。アームホール。
そでぐるみ
そでぐるみ [3] 【袖包み】
「そでぶき(袖袘)」に同じ。
そでぐろづる
そでぐろづる [5] 【袖黒鶴】
ツル目ツル科の鳥。全体が白色で,風切り羽のみ黒い大形のツル。額から顔は赤い皮膚が露出する。シベリアから中国北部に分布し,南アジアで越冬する。日本には冬鳥としてまれに渡来。
そでごい
そでごい [0] 【袖乞い】 (名)スル
物をもらって歩くこと。また,その人。こじき。ものもらい。「往来の人に―する」
そでごうし
そでごうし [3] 【袖格子】
牛車(ギツシヤ)の袖の裏にある格子。
そでごうろ
そでごうろ [3] 【袖香炉】
(1)携帯用の小形の毬(マリ)香炉。中の火皿は常に水平を保つようになっている。袖。袖炉(シユウロ)。
(2)地歌の一。錺屋(カザリヤ)治郎兵衛作詞,峰崎勾当(コウトウ)作曲。1785年に没した師豊賀検校(ケンギヨウ)の追善曲。
そでしぐれ
そでしぐれ [3] 【袖時雨】
袖に涙がかかるのを時雨にたとえていう語。
そでした
そでした [0] 【袖下】
(1)和服で,袂(タモト)の下端。また,袖付けの下端から袖の下端までの部分。
(2)洋服で,一枚袖の縫い合わされたところ。
(3)「袖の下」に同じ。「かの―のいひかはし/浄瑠璃・薩摩歌」
そでしのうら
そでしのうら 【袖師浦】
(1)静岡県清水市袖師町の海浜。三保ノ松原を眺望する景勝地。
(2)島根県松江市馬潟町,中海に面する海岸。
〔歌枕としての「袖師浦」は(1)とも(2)ともいわれる。「から衣―のうつせ貝むなしき恋に年のへぬらむ/後拾遺(恋一)」〕
そでしょう
そでしょう [0] 【袖章】
制服の袖につけて階級などを表す記章。
そでじるし
そでじるし [3] 【袖標・袖印】
戦場で敵味方を見分けるために,鎧(ヨロイ)の袖につけた目印。
袖標[図]
そですり
そですり [0] 【袖摺り】
袖が触れて摺れること。また,袖が摺れるほど狭いこと。「―の長露地/浮世草子・椀久一世(下)」
そですりまつ
そですりまつ [4][5] 【袖摺り松】
着物の袖が触れて摺れるほどの小さい松。
そでずきん
そでずきん [3][4] 【袖頭巾】
着物の袖の形をした頭巾。袖口から顔を出してかぶる。髪の形を損なわないので主に女性が用いた。御高祖(オコソ)頭巾の原形。
そでたけ
そでたけ [2][0] 【袖丈】
衣服の袖の長さ。洋服では肩先から袖口まで,和服では袖山から袂(タモト)下端までの丈。
そでだたみ
そでだたみ [3][0] 【袖畳み】
和服の,間に合わせの畳み方。左右の肩山・袖山を合わせ,両袖を重ねて一方に折り,身頃を二つか三つに折る畳み方。
→本畳み
そでついじ
そでついじ [3] 【袖築地】
門の左右両側につけた築地。
そでつけ
そでつけ [2][0] 【袖付け】
衣服の身頃に袖を縫いつけること。また,身頃と袖を縫い合わせた部分。
そでつけごろも
そでつけごろも [5] 【袖付け衣】
(1)(袖のない肩衣(カタギヌ)に対して)袖のついている衣服。「結ひ幡(ハタ)の―着し我を/万葉 3791」
(2)狩衣(カリギヌ)・直衣(ノウシ)・袍(ホウ)など端袖(ハタソデ)のある衣。
そでつけのお
そでつけのお 【袖付けの緒】
鎧(ヨロイ)の綿上(ワタガミ)にある罠緒(ワナオ)。これに袖の懸緒(カケオ)・請緒(ウケオ)・執加緒(シツカノオ)を結びつける。
そでつま
そでつま [0] 【袖褄】
袖や褄。また,衣服。身なり。「―に付いてあるものではない/狂言記・仏師」
そでつま=を引く
――を引・く
何かと言い寄って,異性の気を引く。「娘子供が目を付けて,―・くに困り果て/歌舞伎・お染久松色読販」
そでつめ
そでつめ [0] 【袖詰め】
「袖止め」に同じ。
そでとめ
そでとめ [0] 【袖止め・袖留(め)】
(1)江戸時代,成人になった女子が,振袖を切って短くし,脇を縫い閉じたこと。袖詰め。「こりやおむす,―めでたい/咄本・鹿の子餅」
(2)江戸吉原で,新造女郎が袖丈を切って部屋持ち女郎になること。上方の遊里では「袖詰め」という。「此花魁も―ばかり二人くくされて/黄表紙・元利安売鋸商売」
そでどけい
そでどけい [3] 【袖時計】
袂(タモト)や懐(フトコロ)に入れる小型の時計。袂時計。懐中時計。明治初期に流行した。
そでない
そでな・い [3] (形)[文]ク そでな・し
〔「そうでない」の意から〕
(1)そっけない。つれない。冷淡だ。「此頃は往々(チヨイチヨイ)と―・い為方が見える/多情多恨(紅葉)」
(2)そうあるべきでない。いけない。悪い。「総じて己は人の使ひやうが―・い/狂言・清水(鷺流)」
そでなし
そでなし [0] 【袖無し】
(1)袖のない衣服。
(2)「ちゃんちゃんこ」の別名。[季]冬。
そでなしばおり
そでなしばおり [5] 【袖無し羽織】
袖のない丈の短い羽織。綿を入れて防寒用とするものが多い。
そでのあめ
そでのあめ 【袖の雨】
袖に落ちる涙を雨に見立てていう語。
そでのうみ
そでのうみ 【袖の海】
袖が涙にひどくぬれることを海にたとえていう語。
そでのうめ
そでのうめ 【袖の梅】
江戸時代,江戸の新吉原で売られた酔いざましの丸薬。
そでのうら
そでのうら 【袖の浦】
(1)山形県酒田市,最上川河口付近の海岸。((歌枕))「―たまらぬ玉のくだけつつ寄せても遠く帰る浪かな/建保名所百首」
(2)神奈川県鎌倉市稲村ヶ崎の西方の海岸。七里ヶ浜の異名。
そでのうら
そでのうら 【袖の浦】
涙にぬれた袖を浦に見立てていう語。「心にしみて―のひる時もなく/小大君集」
そでのお
そでのお [4] 【袖の緒】
鎧(ヨロイ)の袖の懸緒(カケオ)・請緒(ウケオ)・水呑(ミズノミ)の緒の総称。
そでのか
そでのか [4][0] 【袖の香】
袖にたきしめたかおり。
そでのかみ
そでのかみ 【袖の紙】
女性が袂(タモト)などに入れておく鼻紙。杉原紙の類。
そでのこ
そでのこ 【袖の子】
〔托鉢(タクハツ)僧が米を袖で乞い受けることからという〕
稲の異名。「うぢ山のすそ野のをだの苗代にいくらかまきし―の種/為忠百首(丹後守)」
そでのこおり
そでのこおり 【袖の氷】
袖をぬらした涙の凍ったもの。袖のつらら。「わが―は春も知らなくに/蜻蛉(下)」
そでのしがらみ
そでのしがらみ 【袖の柵】
涙を押さえる袖を,流れをせき止める柵に見立てた語。「涙川落つる水上早ければせきぞかねつる―/拾遺(恋四)」
そでのしぐれ
そでのしぐれ 【袖の時雨】
時雨のように袖を濡らす涙。「中宮の御―もながめがちにて/栄花(岩蔭)」
そでのしずく
そでのしずく 【袖の雫】
袖にかかる涙。「―さへあはれにめづらかなり/和泉式部日記」
そでのした
そでのした [5] 【袖の下】
(1)袂(タモト)に隠すようにしてそっと渡すもの。賄賂。また,心付け。そでした。「―を使う」
(2)人目をはばかって,内証で渡すこと。「茶など買うて飲めやといふて,―から二匁も遣る/浮世草子・新色五巻書」
そでのつゆ
そでのつゆ 【袖の露】
袖にかかる涙。「吹き結ぶ風は昔の秋ながらありしにも似ぬ―かな/新古今(秋上)」
そでのつらら
そでのつらら 【袖の氷柱】
「袖の氷」に同じ。「われらが中はしぐれつつ―もむすぼほれ/永久百首」
そでのはかぜ
そでのはかぜ 【袖の羽風】
袖を振るときに起こる風を鳥の羽風にたとえていう語。
そでのふち
そでのふち 【袖の淵】
袖に涙がたまったことを淵にたとえていう語。
そでのみなと
そでのみなと 【袖湊】
博多の入海の古称。唐舟の入港でにぎわった。
そでのみなと
そでのみなと 【袖の湊】
〔伊勢物語の「思ほえず袖に湊の騒ぐかなもろこし舟の寄りしばかりに」からできた語〕
港に打ち寄せる波を,泣き声とともに袖にかかる涙にたとえていう語。「海士小舟よる方もなしなみだ川―は名のみさわげど/続後撰(恋二)」
そでのわかれ
そでのわかれ 【袖の別れ】
共寝の重ね合わせた袖を解いて別れること。「白たへの―は惜しけども/万葉 3182」
そでのわたり
そでのわたり 【袖の渡り】
宮城県石巻市の北部,北上川にあった渡し場。((歌枕))「陸奥(ミチノク)の―の涙川心のうちにながれてぞすむ/相模集」
そではぎさいもん
そではぎさいもん 【袖萩祭文】
人形浄瑠璃「奥州安達原」三段目の通称。盲目となった安倍貞任の妻袖萩が,祭文にことよせて思いのたけを語る場面。安達三(アダサン)。
そではば
そではば [2] 【袖幅】
和服で,袖口から袖付けまでの長さ。洋服で,袖付け線のカーブの終わった所で測った横幅。または,その半分。
そではん
そではん [0] 【袖判】
古文書において,その右端に,認可のしるしに加えた書き判(花押)。
そでばしら
そでばしら [3] 【袖柱】
四脚門・両部鳥居などの本柱の前後に立てられる小柱。稚児(チゴ)柱。
→主柱(オモバシラ)
そでひきタバコ
そでひきタバコ 【袖引き―】
遊女などが客の気を引くために,吸いつけて差し出す火のついたタバコ。「―であなたのお足を無理にとどめた/人情本・娘節用」
そでびしゃ
そでびしゃ [0] 【袖飛車】
将棋で,振り飛車にした飛車をもとの位置から一路左に寄せて駒組みすること。
そでびょうぶ
そでびょうぶ [3] 【袖屏風】
「袖几帳(ソデギチヨウ)」に同じ。
そでふくりん
そでふくりん [4] 【袖覆輪】
袖口を別布でくるみ縫いにしたもの。黒繻子(クロジユス)などを用いた。袖口の切れるのを防ぎ,装飾をもかねた。
そでふりぐさ
そでふりぐさ [4] 【袖振り草】
ススキの異名。
そでふるやま
そでふるやま 【袖振山】
奈良県吉野町の勝手神社の裏手の山。大海人皇子(オオアマノオウジ)(後の天武天皇)が社前で琴を奏でたとき,天女が天降(アマクダ)って舞ったという伝説があり,五節(ゴセチ)の舞の起源とする。
そでぶき
そでぶき [0] 【袖袘】
着物の袖口の袘(フキ)。そでぐるみ。
そでべい
そでべい [0] 【袖塀】
門や建物の脇に設けられた低い塀。
そでほうが
そでほうが 【袖奉加】
人の袖にすがって金を乞うこと。また,その金。「一銭・二銭の―/浄瑠璃・双生隅田川」
そでぼそ
そでぼそ 【袖細】
直垂(ヒタタレ)の一種で,袖が細く,脇を縫いふさいだもの。室町時代,下級武士・庶民が着用。
そでまく
そでまく [0] 【袖幕】
舞台の左右の端に下げた幕。
そでまくら
そでまくら [3] 【袖枕】
着ている着物の袖を枕にして寝ること。「―霜おく床の苔の上/金槐(雑)」
そでまくり
そでまくり [3] 【袖捲り】 (名)スル
袖をまくって腕をあらわすこと。腕まくり。
そでみやげ
そでみやげ 【袖土産】
袂(タモト)に入るほどの手軽なみやげ。手みやげ。「ほんに忘れておりました,と扇三本―/浄瑠璃・菅原」
そでもぎさん
そでもぎさん 【袖もぎ様】
その前で転んだら,片袖をもいで手向(タム)けないと災いにあうといわれる神。中国・四国地方に多い。
そでやま
そでやま [0] 【袖山】
(1)和服で,袖の上端の折り目になる所。
(2)洋服で,型紙で袖幅を決める基礎線から上の山型になった部分。また,その頂点。
(3)演劇の大道具で,舞台の両端から袖のように張り出された背景の山。
そでんか
そでんか [2] 【素電荷】
⇒電気素量(デンキソリヨウ)
そでカバー
そでカバー [3] 【袖―】
「腕カバー」に同じ。
そでガッパ
そでガッパ [3] 【袖―】
袖をつけて着物仕立てにしたカッパ。
そと
そと (副)
(1)音を立てないように。静かに。人に知られないように。ひそかに。そっと。「若衆―起きて行き/咄本・醒睡笑」
(2)少し。ちょっと。「はるばるこれまで参りて候,―おん見せ候へ/謡曲・西行桜」
そと
そと [1] 【外】
(1)空間的・平面的に設定されたある範囲の外部。
⇔うち
⇔なか
(ア)囲みや仕切りの外部。「部屋の―からも話が聞こえる」「球がコートの―に出る」
(イ)建物の外部。屋外。「―へ出て遊びなさい」「―は日差しが強い」
(2)抽象的に設定されたある世界の外部。領域外。
⇔うち
「名利の―に身を置く」「関心の―」
(3)その人の所属する家庭・学校・会社などでない所。よそ。
⇔うち
「―で食事を済ませる」「秘密が―に漏れる」「―回り」
(4)表側に現れている部分。外部から見える側面。
⇔うち
「感情がすぐ―に出る」「―を飾りたがる人間」
〔古くは「と(外)」を使ったが,中世以降「そと」が多く用いられるようになった〕
そと
そと【外】
the outside (外部);→英和
the exterior (外面);→英和
out-of-doors (戸外).〜の outdoor;→英和
outside;outer;→英和
external.→英和
〜に[で]in the open (air);→英和
out of doors;outside.〜で食事をする dine out.〜へ出ない keep indoors.〜へ出す take out.
そと=が内(ウチ)
――が内(ウチ)
外を家とすること。外を内。「正月前のきはぎはに,旦那殿は―/浄瑠璃・重井筒(上)」
そと=を家(イエ)にする
――を家(イエ)にする
外出ばかりして,家にいない。
そとあげ
そとあげ [0] 【外揚(げ)】
衣服の縫い揚げを表側に出してしたもの。
そとあるき
そとあるき [3] 【外歩き】 (名)スル
外を歩くこと。外出。また,外勤。
そといわし
そといわし [3] 【外鰯】
カライワシ目の海魚。全長約90センチメートル。体は円筒状で,口は小さく下面に開く。目が大きい。発生の途中,ウナギの幼魚に似たレプトセファルス型幼魚期を経る。食用。地中海を除く暖海に分布。
そとう
そとう [0] 【鼠盗】
こそどろ。鼠賊。
そとう
そとう [0] 【租稲】
律令制で,租として収める稲。
そとう
そとう [0] 【俎豆】
〔「俎」はつくえ,「豆」はたかつき〕
中国古代の祭器の名。転じて,まつりあげること。また,礼法。
そとう
そとう [0] 【粗糖】
精製していない甘蔗糖。原料糖。
そとうば
そとうば 【蘇東坡】
蘇軾(ソシヨク)の号。
そとうば
そとうば ソタフバ [2] 【卒塔婆】
「そとば(卒塔婆)」に同じ。
そとうみ
そとうみ【外海】
the open sea.
そとうみ
そとうみ [0][3] 【外海】
(内海・湾などに対して)陸地から遠く離れた広い海。外洋。
⇔内海(ウチウミ)
そとおもて
そとおもて [3] 【外表】
表を外側にして,二枚の布や紙を重ねること。
⇔中表(ナカオモテ)
そとおりひめ
そとおりひめ ソトホリ― 【衣通姫】
記紀に登場する伝説上の女性。その名は,容姿が美しく,艶色が衣を通して光り輝いたことによるという。古事記の允恭天皇の皇女軽大郎女(カルノオオイラツメ),日本書紀の允恭天皇の皇后衣通郎女(ソトオリノイラツメ)(弟姫(オトヒメ))の別名とされる。後世,和歌三神の一人として和歌山市の玉津島神社にまつられる。
そとかべ
そとかべ [2][0] 【外壁】
建物の外に面している壁。がいへき。
そとがけ
そとがけ [0] 【外掛(け)】
相撲の決まり手の一。四つに組み,自分の左(または右)足を相手の右(または左)足の外側から掛け,強く引いて倒す技。
→内掛け
そとがこい
そとがこい [3] 【外囲い】
建築物・構築物の外側の囲い。また,最も外側にある囲い。
そとがはま
そとがはま 【外ヶ浜】
青森県の日本海側の大戸瀬崎辺から津軽半島および陸奥(ムツ)湾の沿岸一帯の地の古称。特に,津軽半島北部三厩(ミンマヤ)村の海岸をいう。善知鳥安方(ウトウヤスカタ)の伝説で名高い。
そとがま
そとがま [0] 【外罐・外釜】
浴槽から離れて風呂がまがあること。また,そのような風呂。
⇔内罐
そとがまえ
そとがまえ [3] 【外構え】
門・塀・垣など,建物の外側の造り・構造。また,門・塀など。
そとがまえ
そとがまえ【外構え】
outward structure;external appearance (外観).
そとがわ
そとがわ [0] 【外側】
仕切りの外の部分。また,一つの物の,外に面した側。
⇔中側
⇔内側
「この線から―に出たら負けだ」「箱の―に色を塗る」
そとがわ
そとがわ【外側】
the outer side;the outside[exterior].→英和
〜の outer;→英和
outside;external.→英和
〜から from without.
そとぎらい
そとぎらい [3] 【外嫌い】
外出が嫌いで家にばかりいること。また,その人。出ぎらい。
⇔内嫌い
そとぐるま
そとぐるま [3] 【外車】
外部にとりつけた車輪。
→がいしゃ(外車)(2)
そとぐるわ
そとぐるわ 【外郭・外曲輪】
城などの外のくるわ。また,一番外の囲い。がいかく。とぐるわ。
⇔内郭
そとごうし
そとごうし [3] 【外格子】
(1)外側へ上げるようになっている格子。
(2)家の外側にある格子。
⇔内格子
そとさぶらい
そとさぶらい 【外侍】
「遠侍(トオサブライ)」に同じ。
⇔内侍
そとじろ
そとじろ [0] 【外城】
(1)本丸に対して,外郭(ソトグルワ)の称。
(2)根城に対して,端城(ハジロ)の称。
そとすう
そとすう [3] 【外数】
ある統計量を,主要部分の数値と特別な部分の数値とで併記する場合,後者を前者に対して外数という。例えば大学入学者数の定員内人数に対する定員外の留学生数。
⇔内数(ウチスウ)
そとせん
そとせん [0] 【外鑯】
内側に湾曲した鉋(カンナ)。桶などの外側を削るのに用いる鉋(カンナ)。
⇔内鑯
そとぜい
そとぜい [2] 【外税】
表示される価額のほかに消費税が課されること。外税方式。
→内税
そとそで
そとそで [2] 【外袖】
和服や洋服の一枚袖では後面の袖,二枚袖では外側の大きい方の袖。
そとぞり
そとぞり [0] 【外反り】
日本刀のように,刀身が峰の方へ反りかえったもの。
そとづかい
そとづかい [3] 【外使い】
買い物など外の用をするために雇った人。また,その用事。「寄宿舎には小使がゐた。それを学生は―に使ふことが出来た/雁(鴎外)」
そとづら
そとづら【外面がよい】
be affable to everyone except one's family.
そとづら
そとづら [0] 【外面】
(1)外部の人と接するときの態度・顔つき。
⇔内面(ウチヅラ)
「―のいい人」
(2)外に向いた面。がいめん。
そとで
そとで [0] 【外出】 (名)スル
出かけること。がいしゅつ。「これまで,―するにも,薄化粧ばかりしてゐたが/浮雲(四迷)」
そととも
そととも [0] 【外艫】
船体後部に突出した和船特有の船尾構造の称。
そとどい
そとどい [0][2] 【外樋】
軒先や外壁の外側に取り付けた樋。
⇔内樋(ウチドイ)
そとながし
そとながし [3] 【外流し】
(1)家の外に設けた流し。
(2)芸人が,呼び入れられるのを待って往来を流して歩くこと。また,その人。
そとにしき
そとにしき 【外錦】
見えを張ること。世間体を繕うこと。「内裸でも―/浄瑠璃・天の網島(中)」
そとね
そとね [0] 【外寝】
暑さで寝苦しい夏の夜,戸外に寝ること。[季]夏。《―人目鼻もわかず布かむり/星野立子》
そとねこ
そとねこ [0] 【外猫】
飼い猫のように家の中で飼育せず,外で餌を与える猫。
⇔内猫(ウチネコ)
そとのり
そとのり【外法】
the outside measurement.
そとのり
そとのり [0] 【外法】
箱や管,または柱と柱の外側から外側までの寸法。外径。
⇔内法
そとはちもんじ
そとはちもんじ [5] 【外八文字】
踏み出す足の爪先(ツマサキ)をまず内側に向けたのち,外側に向けて足を運ぶこと。遊女が道中するときの歩き方。
⇔内八文字
そとば
そとば【卒塔婆】
a stupa.→英和
そとば
そとば [2][0] 【卒塔婆・卒都婆】
〔梵 stūpa〕
〔仏〕
(1)供養・報恩のため,仏舎利や遺物などを安置した建造物。浮図(フト)。塔婆。塔。そとうば。
→塔
(2)供養・追善のため,墓などに立てる細長い板。塔の形の切り込みがつけられ,梵字・経文などが記されている。板塔婆。塔婆。そとうば。
卒塔婆(2)[図]
そとばき
そとばき [0] 【外履き】
外歩き用の履物。
そとばこまち
そとばこまち 【卒都婆小町】
⇒そとわこまち(卒都婆小町)
そとばり
そとばり [0] 【外張(り)】
(1)物の外側に紙や布を張ること。また,その紙や布。
(2)陣営の外側の防備。
そとびき
そとびき [0] 【外引き】
三枚におろした魚の皮を下,尾を左にして尾の方から包丁を入れ,左手で皮の端を引きながら皮をはぐこと。
→内引き
そとびらき
そとびらき [3] 【外開き】
ドアや窓が室内から室外へ向かって開くこと。
⇔内開き
そとぶた
そとぶた [0] 【外蓋】
二重蓋の容器の,外側の蓋。
⇔内蓋
そとぶところ
そとぶところ [3] 【外懐】
一番上に着た着物の上前と下前との間にあるふところ。
⇔内懐
そとぶみ
そとぶみ 【外文】
⇒げぶん(外文)
そとぶろ
そとぶろ [0] 【外風呂】
屋外に設けられた入浴施設。また,自宅でわかす風呂に対して,もらい湯や銭湯をいう。
⇔内風呂
そとべ
そとべ [3] 【外方】
外の方。外側。「只在(トア)る人家の―に/こがね丸(小波)」
そとべい
そとべい [2] 【外塀】
家の外を囲む塀。また,最も外側の塀。
そとべり
そとべり [0] 【外耗】
穀物を搗(ツ)いたときの,減り高の残高に対する比。
⇔内耗(ウチベリ)
そとぼう
そとぼう 【外房】
千葉県南部,房総半島の太平洋に面する地域。
→内房(ウチボウ)
そとぼうせん
そとぼうせん 【外房線】
JR 東日本の鉄道線。千葉と大網・勝浦・安房鴨川間の93.3キロメートル。房総半島の太平洋側を通り,内房線と結んで半島を一周する。
そとぼり
そとぼり【外濠】
the outer moat.
そとぼり
そとぼり [0] 【外堀・外壕・外濠】
城の周囲を囲んでいる堀。堀が二重にあるときは,外側の堀。
⇔内堀
そとぼり=を埋める
――を埋・める
ある目的を達成するために,まず周辺にある障害から取り除く。
そとまご
そとまご [0] 【外孫】
嫁に行った娘や,養子に行った息子にできた子。がいそん。
⇔内孫
そとまた
そとまた [0] 【外股】
足のつま先が外側に向くような歩き方。そとわ。
⇔内股
そとまわり
そとまわり【外回り】
the (outside) circumference (周囲).〜の仕事 outside work.
そとまわり
そとまわり [3] 【外回り】 (名)スル
(1)家などの周囲。また,外側。「―を片付ける」
(2)円・円弧などの外側の周囲。器物の厚みの外側。
⇔内回り
(3)会社などで,販売や外部との交渉などで事務所の外に出てすること。また,そうしてする仕事。
そとみ
そとみ [0] 【外見】
外から見たようす。外観。外目(ソトメ)。うわべ。がいけん。「―はいいが内にまわると火の車だ」
そとみす
そとみす [0] 【外御簾】
近世の歌舞伎劇場で,東西の下桟敷の内御簾に続く六間。
⇔内御簾
そとむき
そとむき [0] 【外向き】
(1)外側に向かうこと。「車を―に並べる」
(2)家庭などで,外部に関係すること。「―の付き合い」
⇔内向き
→とむき
そとむそう
そとむそう [3] 【外無双】
相撲の決まり手の一。右四つ(または左四つ)に組んだ左(または右)の差し手を抜いて相手の右(または左)膝の外側に当ててひねって倒す技。
→内無双
そとめ
そとめ [0] 【外目】
他人が見たときの感じ。外見(ソトミ)。「―にも疲労がはっきりわかる」
そとも
そとも 【背面・外面】
〔「背(ソ)つ面(オモ)」の転〕
(1)山の,日の当たらない面。物の背面。裏手。また,北。
⇔影面(カゲトモ)
「耳梨の青菅山は―の大き御門/万葉 52」
(2)外側。外部。「―の笹戸を音信(オトズレ)し嵐の松かなど聞耳立つるに/浮世草子・武家義理物語 3」
そともうこ
そともうこ 【外蒙古】
⇒がいもうこ(外蒙古)
そとものみち
そとものみち 【山陰道】
山陰道(サンインドウ)の古名。「巨勢朝臣粟持を―の使者とす/日本書紀(天武下訓)」
⇔山陽道(カゲトモノミチ)
そともも
そともも [0] 【外股・外腿】
ももの外側。
⇔内股
そとやまぶし
そとやまぶし 【外山節】
岩手県の民謡で,岩手郡玉山村外山牧場の酒盛り唄。源流は旧南部領の盆踊り唄「なにゃとやら」
そとゆ
そとゆ [2] 【外湯】
温泉場で旅館の外に設けられた浴場。
⇔内湯
そとろじ
そとろじ [3] 【外露地】
茶室の露地のうち,中門または中潜(ナカクグ)りより外側の露地。野外の趣をもたせ,待合・下腹雪隠(シタバラセツチン)などを設ける。
→内露地
そとわ
そとわ [0] 【外輪】
(1)足の先が外側に向いていること。また,そのような歩き方。そとわに。
(2)外側の輪。
そとわく
そとわく [0] 【外枠】
外側の枠。
⇔内枠
そとわこまち
そとわこまち 【卒都婆小町】
能の一。四番目物。観阿弥作。年老いて乞食の姿でさまよう小野小町が,鳥羽のあたりで卒都婆(ソトバ)に腰を下ろしていると高野山の僧がとがめる。小町は禅問答のあげくに狂乱する。
そとわに
そとわに [0] 【外鰐】
鰐足の一。爪先が外側に向く歩き方。外股。そとわ。
⇔内鰐
そとわり
そとわり [0][4] 【外割】
(1)歩合高の,元高と歩合高との和に対する割合。
(2)「外耗(ソトベリ)」に同じ。
⇔内割
そとわりびき
そとわりびき 【外割引】
⇒真割引(シンワリビキ)
そどう
そどう ソダウ 【素堂】
⇒山口(ヤマグチ)素堂
そどう
そどう [1][0] 【祖堂】
(1)先祖をまつった廟(ビヨウ)。祖廟。
(2)祖師をまつった堂。祖師堂。開山堂。
そどう
そどう [1][0] 【祖道】
(1)道祖神をまつって旅行中の無事を祈ること。旅立つ人を,宴を設けて送ること。「―の宴」
(2)祖師の説いた教え。
そどう
そどう [0][1] 【粗銅】
銅の乾式製錬において,不純物のほとんどをスラグまたは揮発物として除去した半製品の銅。97〜99パーセントの銅を含む。
そどく
そどく [0] 【素読】 (名)スル
意味を考えないで,文字だけを声を出して読むこと。そよみ。すよみ。「論語を―する」
そな
そな (連体)
〔「そこな」の転〕
そこにいる。そこの。「いや,なに,―者,たとへ打負けたればとて力を落すな/浄瑠璃・彦山権現」
そない
そない (形動)
〔近世語〕
そのよう。そんな。「薑(ハジカミ)の食ひ合はせとやらで,―な事もおぢやろ/狂言記・胸突」「―におつしやつてくださりますと/歌舞伎・韓人漢文」
〔「そない」の形で副詞的にも用いられる。「―走つてつまづいたら/浄瑠璃・彦山権現」〕
そなう
そな・う ソナフ 【供ふ・備ふ・具ふ】 (動ハ下二)
⇒そなえる(供)
⇒そなえる(備・具)
そなえ
そなえ ソナヘ [3][2] 【備え】
〔動詞「備える」の連用形から〕
(1)あらかじめしておく用意。準備。「万全の―」
(2)守り。防備。また,軍の構えや隊列。「―を固める」
そなえ
そなえ ソナヘ [3][2] 【供え】
神仏に物を供えること。また,供えたもの。おそなえ。
そなえ
そなえ【備え】
readiness <for> ;preparation(s);→英和
defenses (防備).〜あれば憂いなし The readiness is all..
そなえ=あれば患(ウレイ)なし
――あれば患(ウレイ)なし
平生から準備ができていれば,万一の事が起こっても心配することはない。
そなえだて
そなえだて ソナヘ― [5][0] 【備え立て】
「陣立て」に同じ。
そなえつけ
そなえつけ ソナヘ― [0] 【備え付け】
そなえつけること。また,そのもの。「―の用紙」
そなえつける
そなえつ・ける ソナヘ― [5][0] 【備え付ける】 (動カ下一)[文]カ下二 そなへつ・く
必要な物をいつでも使えるように,きまった場所に置いておく。「消火器を―・ける」
そなえもち
そなえもち ソナヘ― [3] 【供え餅】
神仏に供える鏡餅。すわりもち。おそなえ。
そなえもの
そなえもの【供物】
<make> an offering <of fruits to> .→英和
そなえもの
そなえもの ソナヘ― [0][5] 【供え物】
神仏の前に供えるもの。おそなえ。供物(クモツ)。
そなえる
そな・える ソナヘル [3] 【備える・具える】 (動ア下一)[文]ハ下二そな・ふ
(1)将来おこると予想されることにうまく対処できるよう,前もって準備する。「台風に―・えて懐中電灯を買う」「商品を豊富に用意して新装開店に―・える」「朝庭を動かし傾けむとして兵を―・ふる時に/続紀(天平神護一宣命)」
(2)設備・備品として,物を置く。「火災報知機を―・えた部屋」
(3)生まれつき身につけて持つ。自然に持っている。「これだけの条件を―・えた物件はそうはありませんよ」「資質を―・える」「具体的な形を―・える」
〔「備わる」に対する自動詞〕
そなえる
そなえる【備える】
(1)[備え付ける]provide[equip] <a room with> ;→英和
install <a phone> ;fit;→英和
[具備]possess;→英和
have;→英和
be endowed <with talent> .
(2)[準備]prepare oneself <for> ;provide <for,against> .
威厳を〜 have dignity.万一に〜 prepare for the worst.→英和
老後に〜 provide for one's old age.
そなえる
そな・える ソナヘル [3] 【供える】 (動ア下一)[文]ハ下二 そな・ふ
〔「備(ソナ)える」と同源〕
(1)神仏・貴人などに,物をととのえてさしあげる。「さかきを―・える」「お団子を―・える」
(2)役立てる。供(キヨウ)する。「御覧ニ―・エル/ヘボン」
そなえる
そなえる【供える】
offer <flowers on the tomb> ;→英和
make an offering <to> .→英和
そながら
そながら 【其乍ら】 (連語)
〔代名詞「そ」に副助詞「ながら」が付いたもの〕
そうではあるが。そのままではあるが。「海とのみまどゐの中はなりぬめり―あらぬ影の見ゆれば/後撰(雑一)」
そなた
そなた [1][2] 【其方】 (代)
(1)中称の指示代名詞。そちら。そちらの方。「―にや参り来べき/蜻蛉(下)」
(2)二人称。あなた。お前。「―が頼うだ塩商の損銀/浄瑠璃・五十年忌(中)」
〔室町時代は軽い敬語,その後だんだん目下に使うようになった〕
そなたさま
そなたさま 【其方様】 (代)
二人称。主として女性語。あなた。あなたさま。「―の事ならばいかやうの御用なりともききまらせうと思ふに/狂言・泣尼(虎清本)」
そなたざま
そなたざま 【其方方】 (代)
中称の指示代名詞。そちらの方。「今日はなほ桂殿にとて,―におはしましぬ/源氏(松風)」
そなたしゅう
そなたしゅう 【其方衆】 (代)
二人称。対等,または目下の者に用いる。おまえたち。「―に逢うたれば胸の踊も静まつた/浄瑠璃・傾城酒呑童子」
そなる
そな・る 【磯馴る】 (動ラ下二)
〔「いそなる」の「い」の脱落した形〕
海岸に生えている松などが,風や波に順応して地をはうような形になってしっかり根をはっている。「荒磯の浪に―・れて這ふ松は/山家(雑)」
そなれ
そなれ [0] 【磯馴れ】
(1)海岸などの木が地をはうように傾いて生えること。「鷺のゐる―の松に見ぞまがへける/散木奇歌集」
(2)植物ハイビャクシンの別名。
そなれぎ
そなれぎ [3] 【磯馴れ木】
地面に傾き生えた木。「―のそなれそなれてむす苔の/千載(恋三)」
そなれまつ
そなれまつ [4][3] 【磯馴れ松】
潮風のために,樹木の幹や枝が低くなびき傾いている松。
そなれむぐら
そなれむぐら [4] 【磯馴葎】
アカネ科の常緑多年草。海岸の崖(ガケ)の上に生える。茎はよく分枝し,高さ10センチメートル内外。楕円形,肉質の葉を密に対生。八,九月,枝先と上方の葉腋(ヨウエキ)に白色の小花を一〜三個つける。
そなわる
そなわる【備わる】
[場所が主語]be furnished <with> ;[人が主語]be possessed <of> ;be endowed <with> .
そなわる
そなわ・る ソナハル [3] 【備わる・具わる】 (動ラ五[四])
(1)その人の人格の一部として能力・気品などがある。「彼女には気品が―・っている」「自然(オノズカラ)―・る威儀人品/いさなとり(露伴)」
(2)条件を満たしている。「受験資格が―・っている」「天分が身に―・る」
(3)設備・備品などが置かれている。「最新設備の―・った研究室」
(4)その地位に就く。「万乗の位に―・り給へり/平家 9」
〔「備える」に対する自動詞〕
そにどり
そにどり 【そに鳥・鴗】
カワセミの古名。
そにどりの
そにどりの 【そに鳥の】 (枕詞)
そに鳥の羽が青いことから,「青」にかかる。「―青き御衣をま具(ツブサ)に取り装ひ/古事記(上)」
そにん
そにん [0][1] 【訴人】 (名)スル
(1)訴え出た人。告訴した人。
(2)中世,訴訟の原告をいう。
→論人(ロンニン)
(3)訴え出ること。「おのれ少しの欲にめでて,よう―しをつたな/浄瑠璃・大経師(下)」
(4)めあかし。おかっぴき。
そに鳥
そにどり 【そに鳥・鴗】
カワセミの古名。
そに鳥の
そにどりの 【そに鳥の】 (枕詞)
そに鳥の羽が青いことから,「青」にかかる。「―青き御衣をま具(ツブサ)に取り装ひ/古事記(上)」
そね
そね 【确・埆】
石混じりのやせ地。「浅茅原小―を過ぎもも伝ふ鐸(ヌテ)ゆらくもよ置目来らしも/日本書紀(顕宗)」
そね
そね (連語)
禁止の意の終助詞「そ」に,あつらえのぞむ意の終助詞「ね」の付いたもの。つねに副詞「な」を上に伴って,「な…そね」の形で用いられる。…ないでほしい。「住吉の出見の浜の柴な刈り―/万葉 1274」
そね
そね 【曾禰】
姓氏の一。
そねざき
そねざき 【曾根崎】
大阪市北区,大阪駅南東の歓楽街。梅田およびその周辺の地に当たる。江戸時代は市街北郊の寒村で,蜆川(シジミガワ)(埋め立て)沿いに開かれた新地は遊郭として知られた。
そねざきしんじゅう
そねざきしんじゅう 【曾根崎心中】
人形浄瑠璃。世話物。近松門左衛門作。1703年初演。世話浄瑠璃の嚆矢(コウシ)。大坂北の新地天満屋の遊女お初と内本町の醤油屋平野屋の手代徳兵衛が,恋と男の面目のために曾根崎天神の森で心中した事件を脚色したもの。道行文は名文として名高い。
そねざきてんじん
そねざきてんじん 【曾根崎天神】
大阪市北区曾根崎町にある神社。祭神は菅原道真。もと郷社,露天神社。露の天神。お初天神。
そねのよしただ
そねのよしただ 【曾禰好忠】
平安中期の歌人。丹後掾であったところから曾丹後・曾丹などと呼ばれた。破格の用語を用いて時の人の嘲笑を買ったが,革新歌人として平安末期の歌人に大きな影響を与えた。「寛和二年内裏歌合」の詠者。家集に「曾丹集」がある。生没年未詳。
そねまし
そねま・し 【嫉まし・妬まし】 (形シク)
ねたましい。「いかなる者の,又かくはするやらんと―・しくおぼえければ/宇治拾遺 13」
そねみ
そねみ【嫉み】
jealousy;→英和
envy.→英和
そねみ
そねみ [3] 【嫉み】
そねむこと。ねたみ。嫉妬(シツト)。
そねむ
そねむ【嫉む】
be jealous <of> ;envy.→英和
そねむ
そね・む [2] 【嫉む・妬む・猜む】 (動マ五[四])
(1)嫉妬(シツト)する。ねたむ。「同僚の昇進を―・む」
(2)嫌う。にくむ。「天且つ―・み地復(マタ)にくみ/霊異記(上訓注)」
その
その
that;→英和
the same;→英和
the very.→英和
その
その [1] 【園・苑】
(1)庭。庭園。また,花・野菜・果樹を栽培する区域。「桜の―」
(2)(何かの行われる)場所。「学びの―」「女の―」
その
その 【園】
姓氏の一。
その
その [0] 【其の】
〔代名詞「そ」に格助詞「の」が付いた語〕
■一■ (連体)
(1)話し手からは離れていて,聞き手に近い関係にある物事をさし示す。「―本は君のですか」
(2)相手または自分がすぐ前に話したことや,お互いに了解している事柄であることを示す。「―事は何も聞いていない」「右に曲がると公園がある。―前にバス停がある」
(3)ばくぜんと物事をさし示す。「―あたりでやめておいたほうがいい」
■二■ (感)
言葉につまったり,言いよどんだりした時につなぎに発する語。そのう。「ええと,―,なんです」
その
その【園】
a garden.→英和
その=時は其の時
――時は其の時
そうなった場合には,その時に対策を考えればよい。先のことをあれこれ悩む必要はないということ。
その=足で
――足で
ある所へ行き,その場からまた,すぐ別の所に行くさまをいう。「医者に行った―薬屋に回る」
そのい
そのい (形動)
〔近世語〕
「そない」に同じ。「―なこと言はぬとも/狂言記・法師物狂」
そのう
そのう [2][0] 【園生】
庭園。木を植える庭。「竹の―」
そのう
そのう [0] 【嗉嚢】
鳥類・軟体動物・昆虫類・貧毛類の消化管の一部。食道に続く薄壁の膨らんだ部分で,食べ物を一時的に蓄えておく所。
そのうえ
そのうえ [0] 【其の上】 (接続)
(1)それに加えて。それだけでなく。さらに。「ごちそうになり,―お土産まで頂いて恐縮です」「道に迷い,―あたりは暗くなってきた」
(2)それ以上に。「もう遊びたいだけ遊んだのだから,―いうことはない」
そのうえ
そのうえ【その上】
besides;→英和
moreover;→英和
into the bargain;→英和
in addition <to that> ;on top of it.
そのうち
そのうち【その内に】
soon;→英和
before long;one of these days;by and by;in due course of time (時が来ると).
そのうち
そのうち [0] 【其の内】 (副)
近いうち。近日。「―また来ます」「―わかるだろう」
そのおもかげ
そのおもかげ 【其面影】
小説。二葉亭四迷作。1906年(明治39)「東京朝日新聞」連載。観念的な知識によって心をむしばまれた小野哲也の,養家の妻を捨て義妹小夜子に走る事件を通して,自己の立脚点を見いだし得ない知識人の苦悩を描く。
そのおり
そのおり [0] 【其の折】
その時。その当時。その節。
そのかた
そのかた [4][3] 【其の方】 (代)
三人称。相手側の人,また話題になっている人をさしていう。「その人」より敬意が高い。「―なら存じております」
そのかたざま
そのかたざま 【其の方様】
そちらに関係のある人。そちらの方。「少き者なんど引き具して,知らぬ傍(アタリ)にやすらはば,誰か落人の―と思はざらん/太平記 9」
そのかみ
そのかみ [3] 【其の上】
(1)過ぎ去ったその時。そのむかし。「―関白にならせ給へる二位中将殿と/平家 3」
(2)その時。「―塗籠に入りにけり/大和 103」
そのからかみ
そのからかみ 【園韓神】
平安京の宮内省の内にまつられた園の神と韓の神の称。平安遷都以前からこの地にあり,遷都に際してほかへ移そうとしたが,神勅があって皇室守護神としてまつられることになったという。
そのかわり
そのかわり [0] 【其の代(わ)り】 (接続)
それとひきかえに。「テレビ-ゲームをやってもいいが,―,終わったら勉強するんだよ」
そのかわり
そのかわり【その代り】
instead.→英和
そのかん
そのかん [3] 【其の間】
ある物事が行われているあいだ。そのあいだ。
そのき
そのき [0] 【其の気】
状況や人の言葉に同意する気持ち。そのような気持ち。「おだてられて―になる」
そのぎ
そのぎ [0][3] 【其の儀】
そのような事情。そのこと。「―に及ばぬ」
そのくせ
そのくせ
and yet;for all that;notwithstanding.→英和
そのくせ
そのくせ [0] 【其の癖】 (接続)
(1)上述の事柄をうけ,それとは相反する関係にあることを表す。それでいながら。それでいて。「えらそうなことを言って,―なにもできないんだ」
(2)その上。それに加えて。「わしも仲間の太々講で―講親といふものだから/滑稽本・膝栗毛 5」
そのくに
そのくに 【襲の国】
古代の九州南部の地名。記紀伝説の熊襲(クマソ)が居住した地の一部で,現在の鹿児島県曾於(ソオ)郡あたりの地と考えられる。
そのくらい
そのくらい【その位】
as[so]much[many].〜の such;→英和
so.→英和
そのこと
そのこと【その事なら】
as for that;about that matter.
そのこま
そのこま 【其駒】
神楽歌(カグラウタ)の一。宮中現行の御神楽の最終曲。
そのころ
そのころ【その頃】
about[at]that time;in those days.〜の of those days.
そのころ
そのころ [3] 【其の頃】
それと同じ時分。
そのご
そのご【その後】
after that;afterwards;later;→英和
ever since;from that time on.〜の later;→英和
subsequent.→英和
そのご
そのご [0] 【其の後】
それからあと。以後。そののち。副詞的にも用いる。「―彼とは会っていない」「―の消息」
そのごっさん
そのごっさん (代)
〔「其御所様」の転〕
二人称。摂家・清華家などで用いる敬称。あなたさま。
そのじつ
そのじつ [0] 【其の実】
実際のところ。本当のところ。副詞的にも用いる。「外からは景気よく見えてはいるが,―(は)火の車だ」
そのじょ
そのじょ ソノヂヨ 【園女】
(1664-1726)
〔「そのめ」とも〕
江戸前期の俳人。伊勢の人。医師であり俳人である斯波一有の妻。蕉門に入り,のち其角をたよって江戸に出る。著「菊の塵」「鶴の杖」など。
そのじょう
そのじょう 【其の定】
そのような次第。その儀。「―ならば,ただ出家して山林に入りぬべきぞ/栄花(初花)」
そのすじ
そのすじ [3] 【其の筋】
(1)その道。その方面。「―の専門家」
(2)そのことを取り扱う官庁。特に,警察のこと。おかみ。「―のお達し」
そのすじ
そのすじ【その筋(の命により)】
(by order of) the authorities (concerned).
そのせつ
そのせつ [2][3] 【其の節】
(1)過去のあの折。あの時。「―はお世話になりました」
(2)未来のその折。その時。「来月上京いたしますので,―はまたよろしく」
そのせつ
そのせつ【その節】
on that occasion;at that time;then.→英和
そのた
そのた【その他】
and so on[so forth];and others.
そのた
そのた [2] 【其の他】
それ以外。そのほか。「―大勢」
そのため
そのため【その為】
therefore;→英和
so;→英和
for that reason;consequently;→英和
accordingly.→英和
そのため
そのため [0] 【其の為】 (接続)
そういうわけで。だから。それゆえ。「今年は夏が寒かった。―米が不作で…」
そのだがくえんじょしだいがく
そのだがくえんじょしだいがく 【園田学園女子大学】
私立大学の一。1966年(昭和41)設立。本部は尼崎市。
そのだん
そのだん [3] 【其の段】
そのような事情。その儀。
そのつど
そのつど [3] 【其の都度】
そのたびごとに。「―注意をする」
そのつもり
そのつもり【その積りで】
for that purpose;with that intention.
そのつれ
そのつれ 【其の連れ】
そのようなこと。そんなこと。「おのれ―をいふて,ここを明ずはふみ破りてはいるが/狂言・鈍太郎(虎寛本)」
そのて
そのて【その手は食わないぞ】
None of your games[tricks];I know better.
そのて
そのて [3] 【其の手】
(1)そういう方法。そういう計略。「―にはもう乗らない」「―は食わぬ」
(2)そのような事柄。「―の事にはかかわりたくない」
そのて=は桑名(クワナ)の焼き蛤(ハマグリ)
――は桑名(クワナ)の焼き蛤(ハマグリ)
〔「食わない」と地名の「桑名」を言い掛けたもの。焼き蛤は桑名の名物〕
その計略にはだまされないぞ,の意を表す地口。
そのでん
そのでん [3] 【其の伝】
そのやり方。そういう考え方。
そのとうざ
そのとうざ [0] 【其の当座】
そのことがあってしばらく。
そのとおり
そのとおり【その通り】
[相手の言を肯定して]Just so./That's[You're]right./Exactly.
そのとき
そのとき【その時】
at that time;on that occasion;then.→英和
〜の of those days;the then <president> (当時).
そののかみ
そののかみ 【園の神】
平安京の宮内省に祀(マツ)られた神。
→園韓神(ソノカラカミ)
そのはず
そのはず [0] 【其の筈】
そうあって当然なこと。あたりまえ。もっとも。「断るのも―」
そのはち
そのはち 【薗八】
江戸中期の浄瑠璃太夫。宮古路薗八といい,薗八節の創始者。宮古路豊後掾(ミヤコジブンゴノジヨウ)の門弟で,享保(1716-1736)頃,京都で一流を開いた。生没年未詳。
そのはちぶし
そのはちぶし [0] 【薗八節】
上方浄瑠璃の一。薗八が享保(1716-1736)頃京都で語り始め,宮薗鸞鳳軒(ランボウケン)が宝暦(1751-1764)頃に大成した。曲風は情緒豊かで心中物が多い。宮薗節。
そのはら
そのはら 【園原】
長野県下伊那郡阿智村の地名。((歌枕))「―やふせ屋におふる帚木(ハハキギ)のありとはみえてあはぬ君かな/新古今(恋一)」
そのば
そのば【その場で】
then and there;on the spot.→英和
〜に居合わせた人々 those who happened to be there.〜限りの temporizing;makeshift.→英和
そのば
そのば [0] 【其の場】
(1)物事の行われた場所。また,物事の行われる所。「―に居合わせる」「―に臨む」
(2)(「その場で」の形で)その席上で。即座に。「―で解決する」
(3)各務支考(カガミシコウ)が唱えた俳諧の付合(ツケアイ)方法論「七名八体(シチミヨウハツタイ)」の八体の一。前句の場面を見定めて句を付けること。
そのばかぎり
そのばかぎり [4] 【其の場限り】
ただその場,その時だけであること。「―の話」
そのばしのぎ
そのばしのぎ [4] 【其の場凌ぎ】
「其の場逃れ」に同じ。「―の借金」
そのばのがれ
そのばのがれ [4] 【其の場逃れ】
一時的にその場だけをごまかしてのがれようとすること。一時のがれ。その場しのぎ。「―の答弁」
そのひ
そのひ【その日】
(on) that day.〜に限って on that particular day.〜暮しである live from hand to mouth.
そのひ
そのひ [3] 【其の日】
(1)その当日。
(2)今日現在。一日一日。「―をなりはひに送りけるに/浮世草子・永代蔵 3」
そのひかせぎ
そのひかせぎ [4] 【其の日稼ぎ】
職業が一定せず,その日その日に得た日当で暮らすこと。
そのひぐらし
そのひぐらし [4] 【其の日暮(ら)し】
(1)その日の収入でやっとその日を送ること。また,そのようなゆとりのない生活。
(2)将来に対する方針・計画もなく,ただその場その場をしのいでゆくことのたとえ。
そのひすぎ
そのひすぎ 【其の日過ぎ】
「其の日暮らし」に同じ。「妻子を持たず口ひとつを―にして/浮世草子・永代蔵 4」
そのひそのひ
そのひそのひ [3][3] 【其の日其の日】
毎日毎日。一日一日。その日ごと。「―の生活に追われる」
そのひと
そのひと【その人】
the person in question;the very man;no other than <Mr.A> .
そのひと
そのひと [4][2] 【其の人】
■一■ (代)
三人称。相手側の人,また,話題になっている人をさしていう。「そのかた」より敬意が低い。「―の名は知りません」
■二■ (名)
(1)他のだれでもなくその人自身。本人。当人。上の語と同格の関係にたち,その語を強める。「その時現れたのがほかならぬ社長―だった」
(2)(「その人あり」の形で)代表的人物。「財界に―ありと知られた人」
(3)名や素性を伏せていう語。
(ア)だれそれ。「その月,なにのをり,―のよみたるはいかに/枕草子 23」
(イ)例の人。「京に,―の御もとにとて,文書きてつく/伊勢 9」
(4)それに適した人。適任者。「左衛門督,―ならぬをたてまつりて,咎めありけれども/源氏(乙女)」
そのふ
そのふ 【園生】
⇒そのう(園生)
そのぶん
そのぶん [3] 【其の分】
(1)それに相当する程度。それだけ。「収入は増えたが,―責任が重くなった」
(2)その状態・ようす。そのままの状態。「―では外出は無理だ」「今度会ったら―にはおかん」
(3)そのとおり。そうした事情・わけ。「しかと―か/咄本・昨日は今日」
そのへん
そのへん【その辺】
about there.どこか〜 somewhere (about there).→英和
そのへん
そのへん [0] 【其の辺】
(1)そのあたり。「―まで御一緒しましょう」
(2)そのぐらい。その程度。「―で手を打とう」
(3)その事柄に関する方面。「―のいきさつがどうもよくわからない」
そのほう
そのほう【その方】
<in> that direction[way](方角);that (one) (物).→英和
そのほう
そのほう [3] 【其の方】 (代)
二人称。室町・江戸時代,武士・僧侶などが目下の者を呼ぶのに用いる。おまえ。「―よくも量り知つて,時政が家来を追退け,今の難義を救ふたるは/浄瑠璃・千本桜」
そのほか
そのほか [2] 【其の外】
それ以外。その他。
そのほか
そのほか【その外】
the rest[others].→英和
〜に besides;→英和
moreover.→英和
〜の other;→英和
additional.
そのまさぞう
そのまさぞう 【園正造】
(1886-1969) 数学者。京都大学教授。数論で環の抽象的理論を開拓。数理経済学の分野では「価格変動に伴う分離可能財の需給変動」などの論文を発表。
そのまま
そのまま [4] 【其の儘】
(1)今までの状態のとおり。あるがまま。「―動くな」「聞いたことを―話す」
(2)よく似ていること。そっくり。「本物―に作られた偽造品」
(3)間をおかずすぐに。「鞄(カバン)を置くなり―遊びに行った」
〔副詞的用法の場合,アクセントは [0]〕
そのまま
そのまま
as it is;as you find it;intact.→英和
〜にしておく leave <a thing> as it is.そっくり〜 just as it is.
そのみち
そのみち【その道】
the line <of business> ;→英和
the profession[trade];→英和
the art (芸道);→英和
the field (方面).→英和
〜の人 a specialist;→英和
an expert.→英和
そのみち
そのみち [0] 【其の道】
(1)ある専門の方面。「―の権威」「―に明るい人」
(2)好色の方面。色の道。
そのむかし
そのむかし [0] 【其の昔】
むかし。「むかし,むかし,―」
そのむき
そのむき【その向きの人】
the person concerned;someone in that line.
そのむき
そのむき [3] 【其の向き】
(1)その方面。その方向。「―の本」
(2)その方面を取り締まる役所。そのすじ。
そのむね
そのむね【その旨】
to that[this]effect.⇒旨.
そのもと
そのもと 【其の許】 (代)
二人称。やや目下の者に用いる。おまえ。そなた。君。「これさ若い人,そりや―の覚え違ひ/浄瑠璃・千本桜」
そのもの
そのもの [4][2] 【其の物・其の者】
(1)いま問題になっているもの。それ自体。当のもの。「―ずばり」
(2)他のなにものでもなく,まさしくそれ自身。上の語と同格の関係にたち,その語を強める。「計画―に無理があった」「まじめ―」
(3)とりたてていうほどのもの。「―ともなけれど,やどり木といふ名,いとあはれなり/枕草子 40」
そのもの
そのもの【その物】
the very thing; <bravery> itself.→英和
芸術〜を愛する love art for its own sake.健康〜だ be the picture of health.
そのゆきかげ
そのゆきかげ 【其雪影】
俳諧撰集。二冊。高井几董(キトウ)編。1772年刊。父几圭の一三回忌追善集。蕪村一門の作品を中心に集録。蕪村七部集の一。
そのよう
そのよう [3] 【其の様】 (形動)
そういうようす。そのとおり。「私は―に聞いています」「―なことはお引き受けできません」
そのような
そのような
such;→英和
like that.
そのわりに
そのわりに 【其の割に】 (連語)
聞いて予測された程度をやや超えているさま。割合に。「三日も寝込んだそうだが―(は)元気だった」
その上
そのうえ【その上】
besides;→英和
moreover;→英和
into the bargain;→英和
in addition <to that> ;on top of it.
その事なら
そのこと【その事なら】
as for that;about that matter.
その人
そのひと【その人】
the person in question;the very man;no other than <Mr.A> .
その他
そのた【その他】
and so on[so forth];and others.
その代り
そのかわり【その代り】
instead.→英和
その位
そのくらい【その位】
as[so]much[many].〜の such;→英和
so.→英和
その内に
そのうち【その内に】
soon;→英和
before long;one of these days;by and by;in due course of time (時が来ると).
その向きの人
そのむき【その向きの人】
the person concerned;someone in that line.
その場で
そのば【その場で】
then and there;on the spot.→英和
〜に居合わせた人々 those who happened to be there.〜限りの temporizing;makeshift.→英和
その外
そのほか【その外】
the rest[others].→英和
〜に besides;→英和
moreover.→英和
〜の other;→英和
additional.
その後
そのご【その後】
after that;afterwards;later;→英和
ever since;from that time on.〜の later;→英和
subsequent.→英和
その手は食わないぞ
そのて【その手は食わないぞ】
None of your games[tricks];I know better.
その方
そのほう【その方】
<in> that direction[way](方角);that (one) (物).→英和